青山二三

あおやまふみ



当選回数回

青山二三の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  質問に入ります前に、前回私が質問いたしました、臍帯血移植に保険の適用をということで大臣にお願いいたしておりましたけれども、小泉厚生大臣の強いリーダーシップによりまして保険の適用ができることになったということでございまして、...全文を見る
○青山(二)委員 新年度予算はまだ成立しておりませんけれども、財政構造改革法によりまして社会保障予算は大変な打撃を受けております。  先ほど来質問者も言っておりましたけれども、現在でも財政規模が格段に大きい上に、急速な少子化、高齢化に伴いまして、今後の伸びも最も高いと予想される...全文を見る
○青山(二)委員 何か、随分欠席が多くて、定数に達していないということでございますが……。  それでは、大臣、お言葉を返すようでございますけれども、小人症、身長が伸びないという難病がございます。この治療費のうち、患者支払い分は全額公費負担にしておりましたこの政策を、この二月から...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、児童扶養手当について質問をさせていただきたいと思います。  先ほども質問に出ておりましたけれども、この新年度予算案では、ことしの八月から、母子家庭に支給されている児童扶養手当の所得の基準が引き下げられるということになっております。  現在、母子二人...全文を見る
○青山(二)委員 今御答弁にございましたが、死別であろうと離婚であろうと母子家庭の生活が厳しいということは、これは前提にあるわけでございまして、児童扶養手当は母子家庭の大切な命綱ということになっております。ですから、今まで児童たちの健全な育成には大変大きな役割を果たしてきたと言え...全文を見る
○青山(二)委員 いろいろな施策を行っているということですけれども、例えば、ではホームヘルパーになる人がたくさん希望者がいるのか。全部ホームヘルパーを希望する人たちばかりではございません。小さな子供を抱えて、やはり経済的な援助が一番大切だと、切実に母子家庭の皆さんは思っていらっし...全文を見る
○青山(二)委員 それでは次に、この児童扶養手当の現行制度における問題点が幾つかございますけれども、その点につきまして質問をさせていただきたいと思います。  昭和六十年の法改正によりまして、離婚時の父の収入が一定額を超えている場合に児童扶養手当を受給することができないことになり...全文を見る
○青山(二)委員 じゃ、見直すということで受けとめさせていただいてもよろしいんですね。  次に、未婚の母の子が認知を受けた場合の取り扱いについてお伺いをしたいと思います。  これも再三指摘をされているところでございますが、未婚の母について、現行では子が認知を受けた場合に受給資...全文を見る
○青山(二)委員 認知をしていただきますと打ち切られる、打ち切られると生活が苦しくなる、子供のためには認知をしてほしいんだけれども、生活ができなくなるので認知はしないでおこう、そうなりますと、これは子供の人権にかかわるわけでございます。子供の将来にとってどちらがいいのか、そういう...全文を見る
○青山(二)委員 そういう経過があるにせよ、多子養育世帯に対する手当のあり方については、少子化対策という点でもやはり対応を考えていくべきであると思います。子供が少なくなっている市町村では二人目の子供に保育所は無料とか、それからもっと農村の方に行きますと三人目には百万を差し上げる、...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、時間がなくなってしまいました。  最後に、近年の離婚の増加、あるいは少子化が進んでいる、こういうことを考え合わせまして、やはりいろいろな改革が必要だと思いますけれども、最後に、今後の児童扶養手当制度のあり方について大臣のお考えを伺いまして、質問を終わ...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。以上で終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○青山(二)分科員 青山二三でございます。  大臣には、連日連夜、本当に御苦労さまでございます。私もきょうは教育問題について質問をさせていただきます。  もう既に何度も質問が出たかとは思いますけれども、去る一月二十八日、栃木県の黒磯市の中学校で、女性教師が一年生の男子生徒に刃...全文を見る
○青山(二)分科員 いろいろな要素が絡み合ってこうした事件が起こるのだということはよくわかりました。  今回の事件に対しまして、文部省は、学校での生徒に対する所持品検査を容認するという管理強化の方針を打ち出しまして、多くの中学校で所持品検査が実施をされております。正当な理由もな...全文を見る
○青山(二)分科員 大臣は、事件が続発いたしました三月十日、子供たちと保護者に対しまして、事件の再発防止を訴える緊急アピールを出されました。子供たちには、人を傷つけ、命を奪ってはならない、亡くなったり傷ついたりした人の家族の悲しみを知るべきだ、ナイフを持ち歩くことはやめよう、悩み...全文を見る
○青山(二)分科員 大臣のお気持ちは大変よくわかりました。ですから、今回のこの少年事件の続発は、なぜ子供たちが命を軽んずるのか、そういう問題として受けとめるべきであると私は考えます。  一時しのぎの対策ではなくて、子供たちの持つ多様な個性と能力を最大限に評価し伸ばしていく、人間...全文を見る
○青山(二)分科員 先月でございますけれども、栃木県鹿沼市の市立東中学校では、新年度から中間、期末の定期テストを廃止することを打ち出しました。こうした全国でも例がないと思われる新しい試みには賛否両論があるのはもちろんでございますが、先生たちが生徒のために、競争による評価だけの画一...全文を見る
○青山(二)分科員 栃木県の教育委員会は、あの事件を受けまして、児童生徒の保健室利用の実態調査を行いました。その結果によりますと、養護教諭が心の問題で継続的に相談に乗っている児童生徒の総数は三千八百四十三人と全体の一・四%、中学校だけを見ますと二・三%になっておりまして、これは、...全文を見る
○青山(二)分科員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきますが、今こそ、文部大臣、文部省、真に子供たちの幸せのために教育改革に全力を注いでいただきたい、このことをお願いいたしまして、終わらせていただきます。大変ありがとうございました。
04月03日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  大臣におかれましては、昨日は風邪をこじらせてダウンをされたということでございましたけれども、もうおよろしいのでございましょうか。命と健康を守る厚生省の大臣として、これからもくれぐれも健康には留意をされて頑張っていただきたい...全文を見る
○青山(二)委員 ただいま大臣の御答弁は、補正予算は聞いていない、しかしながら、そういう補正予算が組まれるのであれば社会保障費にも振り向けてもいいのではないか、このようにお伺いをしたわけでございますが、そのように、大変前向きに私たちはとらえさせていただきまして、しっかり、その補正...全文を見る
○青山(二)委員 審議会からそういう意見がたくさん出ている中でこういう案をまとめるということならば、審議会はなくてもいい、そういう方程式になろうかと思いますので、広く国民の意見を聞く、審議会の意見を聞くというのであれば、もっともっと声を聞いて案をまとめていただきたい、このように思...全文を見る
○青山(二)委員 しかし、厚生大臣は三月二十四日の記者会見で、二〇〇〇年の医療保険制度の抜本改革に向けた医療制度改革法案につきましては、拙速になるよりも時間をかけて十分議論すべきだと、今国会への提出を見送る可能性を示唆いたしております。圧力団体の反対や慎重意見が続出し、審議会での...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の強い御決意はわかりましたので、その方向に向かっていけるように、私たちもしっかり監視をしてまいりたいと思います。  次に、退職者の老人医療費拠出金の見直しについてお伺いしたいと思います。  この改正案によりますと、被用者保険が大幅な負担増へと移行すること...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、保険医療機関の病床の指定についてお伺いをしたいと思いますが、先ほど来種々質問が出ておりましたが、少し違った角度から質問をしてみたいと思います。  現在、医療法で、病床過剰地域において新たに病院の建設を行う場合、都道府県知事は勧告をもって開設を中止する...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、今回の病床規制によりまして、病床の増加の抑制、また、病床不足地域における整備を促進し、病床の適正配置を図ること、それからもう一点、医療費の増大の抑制を図ることをねらいとしているのではないかと理解をしているわけでございます。  過剰ベッド数については、...全文を見る
○青山(二)委員 この今回の改正案では、既存の過剰病床数の削減につきましては、医師や看護婦の数が医療法で定められた適正な医療を提供していない、保険医療機関として著しく不当なところがあると認めたとき、保険医療機関の指定を取り消すことができるとの規定を設けてはおりますけれども、これで...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、最後の質問になりますが、大臣にお伺いをしたいと思います。  今回の改正は、近年の老人医療費の急増が平成十二年の抜本改革を待てない状況にあるために、抜本改革までの暫定措置としておりますけれども、その将来像が不透明なままでございます。これでは、国民は安心...全文を見る
○青山(二)委員 たくさん質問が重複いたしましたので、通告はまだございましたけれども、時間も参りましたし、これで質問を終わらせていただきます。大臣、くれぐれもお体には気をつけて、頑張ってください。  ありがとうございました。
04月14日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  本日は、五人の参考人の皆様には大変お忙しい中を私たちのためにおいでいただきまして、また、いろいろと参考になる御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  今回の改正案でございますけれども、年々増加する医...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、池澤参考人にお伺いをしたいと思いますが、必要病床数の計算でございますけれども、必要病床数を上回れば過剰、下回りますと不足という、これが一つの考え方であるというような御意見でございます。  過剰病床数なんでございますが、厚生省が問題としておりますのは、...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、必要病床数の適正な出し方、そのあたりを重ねてお伺いしたいと思います。
○青山(二)委員 それでは、知事が、過剰病床数に対しましては保険適用しないというようなことをするわけなんですけれども、私たち国民あるいは患者といたしましては、たくさんの病院があって、病床があって、病気になったときには心配なく医者にかかれる、こういうことが大変よろしいわけでございま...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、阿部先生にお伺いしたいのでございますけれども、先生のお話は私たち国民の側に立ったお話のようでございまして、いろいろ問題提起をしていただきまして、なるほどなと思うことが随分ございました。本当に地域にたくさんの病院があって、いつでも病気になったときは心置き...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。時間になりましたので、終わらせていただきます。
04月24日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  大臣におかれましては、連日、本当にお疲れのことと思います。また、きょうは、早朝より御苦労さまでございました。  昨日来、テレビを通じてでございますけれども、大臣の行動と発言をじっと見守っておりましたが、本日、こうした結果...全文を見る
○青山(二)委員 大臣のそのような御答弁をいただきましたが、さらに、四月から診療報酬が実質一・五%引き上げられたことに伴いまして、健康保険で治療を受ける患者は多くの場合負担がふえる、そういう試算が厚生省より出されております。  モデルケースで見てみますと、風邪を引いて診療所に二...全文を見る
○青山(二)委員 この程度の一部負担でということでございますけれども、いずれにいたしましても、国民の負担が増大しているということは変わりはございません。  そういう中で、医療機関の不正請求が今大変横行いたしております。保険医療を悪用して、患者を食い物に多額の不正請求をした安田病...全文を見る
○青山(二)委員 このような事件を未然に防ぐために今回見直しをする箇所があるわけでございますが、取り消しの指定期間の延長、これは二年から五年、そして加算金の引き上げ、一〇%から四〇%ということで見直しをすることになるわけでございますけれども、診療報酬の不正請求防止がこれで本当にで...全文を見る
○青山(二)委員 今回の見直しで相当な効果を期待しているわけでございますけれども、先ほど山本委員の方からも指摘されておりましたが、本当にこの二年の指定取り消しを今までやったかということでちょっと調べてみますと、平成八年度では十件中六件が二年未満でございますね。平成七年は八件中三件...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、これまでにも指摘されておりますけれども、病院や診療所が健康保険組合などの保険者に請求した医療費のうち、過剰請求は九五年度で三千二百二十二億円に達したと言われております。過剰請求には、事務的なミスとかレセプトへの記入間違いなどもあり、すべてが不正請求とは...全文を見る
○青山(二)委員 それでは次の質問に移ります。  去る四月十八日の新聞報道によりますと、脳梗塞や脳出血などの病気の後遺症の治療薬で、医療現場では老人性痴呆症に広く使われている五種類の脳代謝改善剤について、製薬会社が効き目を調べ直す臨床試験を行ったところ、四種類の薬が効果が認めら...全文を見る
○青山(二)委員 経緯はわかりましたけれども、医療費のむだを排除しまして過剰請求をなくすということはこれは国民的な課題であります。このような認識は、厚生省は、もちろんだれよりも強く感じていることと思います。今回、有効性が疑問視されている四種類の薬について、十年間の売上総額は何と約...全文を見る
○青山(二)委員 いずれにいたしましても、この有効性が評価できないと言われる医薬品に、年間に換算いたしますと一千億円になりますが、巨額な医療費が投入されてきたということは、もうこれは医療費のむだの最たるものであると考えます。  今御答弁がございましたけれども、昨日、中央薬事審議...全文を見る
○青山(二)委員 重ね重ね早急の対応をお願いしておきます。  今回のこうした事態は、薬の安全性や有効性を重視していない厚生省の安易な姿勢が一部の製薬会社に莫大な利益をもたらし、それが医療費のむだ遣いにつながったものと思います。  また、その一方で、九〇年代初めに製薬会社から承...全文を見る
○青山(二)委員 さすが信頼する大臣の御答弁でございます。本当に、今国民に医療費の負担を求めているのですから、こういう、新聞に出ること自体が国民の気持ちを逆なですることになるわけでございますね。ですから、本当に今後ともそういう有効性に疑問のあるものはいち早く再評価をしていただきた...全文を見る
○青山(二)委員 やはりそのあたりの御答弁が大変お役所的な裁断である、このように言わざるを得ません。  確かに、一人の医師に貸し出すという、目的から外れた用途変更であるということはわかりますけれども、町の健康のために医師を置いて、少しでも住民の幸せのためにと頑張っていることで、...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、今後ともそういう観点からお話し合いを進めていただきたいと思います。  それでは、終わらせていただきます。大変ありがとうございました。
04月28日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  総理におかれましては、連日連夜、本当にお疲れさまでございます。  それでは早速、今回政府・与党が決めました財政構造改革法の改正案についてお伺いをしてまいりたいと思います。  ただいまも質問に出ましたけれども、財政構造改...全文を見る
○青山(二)委員 今回の財政構造改革法の改正につきましては、赤字国債増発の弾力化だけではなくて、目標年次の延長や社会保障の上限、いわゆるキャップを緩めるということに手をつけることになりましたが、総理がこれまで説明してきました必要最小限の改正の範囲を踏み出すことになったわけでござい...全文を見る
○青山(二)委員 私は、あの選挙のときにもし小泉厚生大臣が総理におなりになっておられたら、今ごろ少しはこの世の中が違っていたのではないか、こんなふうに時々思うわけでございます。  今回の社会保障予算は、財革法の名のもとに四苦八苦いたしまして、よくぞここまでと思うくらい節約に節約...全文を見る
○青山(二)委員 橋本総理が本当に弱い立場の方のために努力していこうというお考えがあれば、必ず小泉厚生大臣もその方向で努力していただけることと私は確信をいたしております。しっかりと、この点はよろしくお願いいたします。  今回のような小手先の見直しを行うよりも、本当に一日も早く医...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。
05月15日第142回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○青山(二)委員 青山二三でございます。本日は、長官の所信に対する質疑ということでございまして、平和・改革を代表いたしまして質問をさせていただきます。  大臣の所信が表明されましたのは四月二日、桜の花がそろそろ咲くころかな、こういうときでございましたが、季節は変わって、青葉若葉...全文を見る
○青山(二)委員 私は、このように大きく消費が落ち込んだということは、この不況が本当に私たちの生活を直撃しているからだと思っております。消費や設備投資が低迷するのは、消費税のアップ、そして医療費の個人負担のアップ、そして特別減税を打ち切った、こういうことで九兆円の国民負担増、こう...全文を見る
○青山(二)委員 長官、大変るる説明いただきまして、外国の状況も、また長期的に考えなければならないこともわかるのでございますけれども、今病人が死にかけている、それを助けないで長期的なことと言われましても、なかなか国民は納得をしないわけでございます。  そういうことで、この迷走す...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の御所見はよくわかりましたけれども、経企庁が月々に出す月例報告についてちょっとお伺いをしてみたいと思います。  経企庁は、二月の月例報告の総括判断で、景気への見方を「足踏み」から「停滞」へと、このように表現で一歩厳しく変えております。  しかし、このとき...全文を見る
○青山(二)委員 景気が大変低迷しております中で、昨年、一九九七年の自己破産の申し立て件数が七万一千二百九十九件と、九六年の五万六千四百九十四件を一万五千近くも上回っておりまして二年連続で史上最悪を更新しております。自己破産は近年増加傾向にありまして、特に最近は、多額のローンを組...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、時間も残り少なくなってしまいましたので、最後の質問、まとめてお伺いしたいと思います。  こういう不況のときに、一方ではマルチ商法やマルチまがい商法による被害がふえております。国民生活センターによりますと、一九九七年のマルチあるいはマルチまがい取引の相...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。これで終わらせていただきます。
05月27日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。早速質問に入らせていただきたいと思います。  明治三十年に制定されました伝染病予防法は、今日まで基本的に当初の形のまま百一年が経過をいたしました。その間、医学医療の進歩、そして国民の衛生意識の向上、人権の尊重などといった環境の...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、先ほど来質問に出ております過去に対する反省について伺いたいと思います。  伝染病予防法の廃止とともに、HIV患者への差別・偏見を助長するとして批判のあったエイズ予防法も廃止をされ、本法案に統合されることになりました。感染予防と患者管理に偏り過ぎて、基...全文を見る
○青山(二)委員 反省しながらこの法律を提出されたという大臣のただいまの御答弁でございましたけれども、先ほど来の質疑の中でも、橋本総理も謝罪したととらえてもよろしいというこんな大臣の答弁がありましたので、ぜひこの提案理由にきちっと示すべきである、このように思いますがいかがでしょう...全文を見る
○青山(二)委員 大変残念な御答弁でございましたが、大臣がそのようにおっしゃるなら、そのような気持ちでこの法律を我々は読んでいこうと思います。  それでは次に、感染症の患者の人権の尊重について伺いたいと思います。  今回の法案は、らい予防法やエイズ予防法の教訓を今後の感染症患...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の御答弁は同じようなものでございますから、これ以上質問はいたしませんので、次の質問に移らさせていただきます。  今、日本では、若い研究者のうちで病原・細菌学を専攻する後継者が極端に不足しているということでございます。抗菌剤への過信とその乱用が医師にも患者に...全文を見る
○青山(二)委員 御答弁いただきましたように、きちっと対応していただきたいと思います。  それでは、問題となる感染症が発生した場合に、機敏に対応できる体制の整備について伺いたいと思います。  感染症の突発的な発生による脅威を考えますときに、機敏に対応できる組織の構築が重要であ...全文を見る
○青山(二)委員 ぜひ大臣、よろしくお願いいたします。  それでは、体制の整備についてもう一点お伺いをしたいと思います。  年間一千七百万人近くが海外へ出かける時代になりまして、いつどのような形で新しい感染症があらわれるか予想ができず、また国内で発生した場合でもたちまち被害が...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、どんな事態にも迅速に対応するためには、その感染症対策の中核的機関となります保健所の足腰の強化が課題となってまいります。  現在、保健所は既に感染症部門を縮小して、もとに戻すのは容易でない状態になっていることが指摘をされております。それに加えまして、病...全文を見る
○青山(二)委員 その感染症対策で重要な役割を果たします保健所の数がまだ、先ほどちょっとお口から出ましたけれども、減らされているというようなことでございますけれども、ちなみに、平成三年度に八百五十二カ所全国にございました保健所の数が、何と平成十年では六百六十三に減っております。私...全文を見る
○青山(二)委員 先ほどから質疑の中で、その保健所の機能が大変重要だ、それから先ほどの御答弁の中では、保健所のドクターも重要な位置を占めているというような御答弁がございましたけれども、これだけ保健所を少なくして、そのような対応ができるのかと。  ちなみに、ただいま答弁がありまし...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、局長の御答弁を信じまして、私たちが不安にならないような、そんな体制ができる、このように安心をさせていただきます。  それでは次に、健康危機管理の観点から、高齢者のインフルエンザ予防接種について伺いたいと思います。  昨年、特別養護老人ホームに入所し...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の大変前向きな御答弁をいただきましたけれども、ぜひそのようにお願いをしたいと思います。  私の質問は午前午後に分かれてしまいましたので、午前の最後の質問ということで、国際協力体制の推進について伺って午前の質問を終わりたいと思います。  この一世紀の間に医...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  それでは、また午後もよろしくお願いをいたします。
○青山(二)委員 それでは、午前に引き続きまして、質問をさせていただきたいと思います。午後からは、今大変大きな問題になっております脳代謝改善薬についてお伺いしたいと思います。  先月、私は本委員会におきまして、有効性が疑われている脳代謝改善薬について質問いたしましたが、このたび...全文を見る
○青山(二)委員 大臣のそういう御答弁ではございますけれども、厚生省は、今回の再評価結果を発表いたしました際に、薬の薬理効果が否定されたのではありませんと、承認取り消しが決まった薬をあたかも擁護するような発言をされたとの新聞報道がございますが、この事実を確認したいと思います。また...全文を見る
○青山(二)委員 大変長い御答弁をいただきましたけれども、私がお聞きしたいのは、薬の薬理効果が果たす病気の改善でございます。薬理効果が問題になっているのではなくて、毒にも薬にもならない薬を効くということで、それを信じて飲み続けている患者さんがいる、そういうことを考えましたときに、...全文を見る
○青山(二)委員 以前にも、効果が疑問視されておりました抗がん剤が長年使用されまして、その有効性が否定されるまでに約一兆円もの医療費が使われてきたことがございました。そしてまた、今回も再評価の対象となった効かない薬に、大臣は効くか効かないかわからない、人によっては効くこともあるい...全文を見る
○青山(二)委員 ぜひそのようにしていただきたいと思います。  一九八八年に改められました現行の再評価制度で、有用性がないとして承認が取り消された医薬品はこれまでに十六品目あるということでございますが、現在保険が適用されている医薬品約一万三千品目については毒にも薬にもならないと...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の大変前向きな御答弁をいただきました。  これで午前と午後にわたります私の質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。
05月29日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
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○青山(二)委員 青山二三でございます。  きょうは、大変お忙しい中を参考人の皆様には本当にありがとうございます。いろいろな貴重な御意見を拝聴することができまして、大変参考になりました。短い時間でございますので、端的に質問をさせていただきたいと思いますが、ただいま早川参考人のお...全文を見る
○青山(二)委員 それでは続きまして、もう一度三人の参考人の方にお伺いしたいと思います。いろいろと御意見を伺いまして、本当に私もそのとおりだと思います。  先日行われました厚生委員会でこの法案の質疑をいたしますときに、私も質問をさせていただきました。この法案の目的条項に、患者の...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、光石参考人にお伺いしたいのでございますが、この法案の中の「基本理念」でございますが、この中に、「感染症の患者等の人権に配慮しつつ、」こういう文章が出てまいりますが、この配慮を尊重にしてほしい、こんな意見も随分委員の中から出ておりましたけれども、配慮そし...全文を見る
○青山(二)委員 ありがとうございました。  それでは、私も勉強してまいりまして、初めて恐ろしいことに気づきました。それは、明治四十一年のこの法律の題名が監獄法ということなんですね。あくまでも患者を入監せしめるのがその法律の根底にある、百年前のその法律の思想がここにあるというこ...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  時間が参りましたので、私の質問はこれで終わらせていただきます。
06月03日第142回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
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○青山(二)小委員 この委員会がこの日に行われるということはわかっておりましたし、十分報告を前もってペーパーなり何かでお知らせいただけるような日程を、あえて皆さんと協議してこの日を決めたわけでございます。何かペーパーのようなものをいただきたいと要求をさせていただきましたけれども、...全文を見る
○青山(二)小委員 いつごろになりますか。
○青山(二)小委員 では、なるべく早くということでお願いしたいと思います。
○青山(二)小委員 少しペーパーの中から質問させていただきたいと思います。  我が国の意見ということでいろいろお述べいただいておりますけれども、消費者団体から表示を求める要請が大変多いということはもちろんのこと、地方議会からの意見書、随分たくさんございまして、千四十一件、厚生大...全文を見る
○青山(二)小委員 今の六点ですか、お示しいただきましたけれども、では、あくまでもこれは、表示をするという前提のもとでの検討会、このように解釈してよろしいのですね。
09月08日第143回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  宮下大臣におかれましては、厚生大臣御就任、本当におめでとうございます。国民の生命と健康を守る厚生省の大臣として国民の期待にこたえていただきたいと心からお願いを申し上げます。  きょうは、社会保障制度や少子化対策について質...全文を見る
○青山(二)委員 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  それからもう一点は、集中豪雨に襲われた那須町や黒磯では、連日、泥まみれになりました家具とか、それから濁流で死亡しました家畜、そして家屋の残骸、そしてまた汚水が流出する産業廃棄物処理場など、大量の災害ごみの処理に...全文を見る
○青山(二)委員 大変な災害でございましたので、本当に迅速にお願いをしたいと思います。  それでは、年金・医療保険改革等について大臣にお伺いをしてまいりたいと思います。  今の日本経済は大混迷を続けております。金融不安といい、社会不安といい、これはともに将来への不安が最大の原...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の御決意に期待いたしております。  ところが、厚生省の進めているこの年金・医療保険制度の見直しは、両方とも、国民に新たな負担を強いる保険料負担の引き上げ、給付の抑制だけが今前面に出ております。そして、この改革の前提とした少子・高齢化の人口減少社会、また低成...全文を見る
○青山(二)委員 重ねてお尋ねをしたいのでございますけれども、超高齢化社会でも国民が負担に耐えられかつ必要なサービスが受けられる、このようにするためには、社会保障制度の再構築が今求められていると思います。そこで、社会保障の給付と負担の新しい将来ビジョンを示す必要があるのではないか...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の御答弁では、一つずつ地道に検討していくということですけれども、先ほどから他の委員も指摘いたしておりましたように、この医療、年金、介護という各制度につきましては、別々に対策を考えるのではなくて、総合的に調整しなければならないのではないかと思うわけでございます...全文を見る
○青山(二)委員 そうすると、具体的にそれが出るのはいつごろなのでしょうか。
○青山(二)委員 それでは大臣に、大変政策通として知られているということでもございまして、また、党の税制調査会の取りまとめ役として大変御活躍をされたというようなことでございますので、常に総合判断を大切にされる大臣だと伺っておりますので、ぜひとも今までの御答弁も含めて社会保障制度の...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、少子化問題について質問をさせていただきたいと思います。  二十一世紀の本格的な高齢社会では、経済を支える働き手として女性の役割が大変に高まってまいりますが、その反面、女性が職場進出をするということで、少子化が加速されるということもございます。また、一...全文を見る
○青山(二)委員 厚生大臣には、男性の意識改革の先導役として頑張っていただきたいと思います。  それは具体的に言いますと、男は外、女は内とされてきたこの性別役割分担という固定的な慣行の見直しでありまして、これが進まないことには少子化に歯どめがかかるとは思いません。  厚生省は...全文を見る
○青山(二)委員 ただいま御答弁ありましたように、本当にこの病気は、既往症によるものでもない、窒息による事故でもない、だれにも予想がつかない死、これがこの病気の特徴だということで、本当に一見して珍しい病気であると思われてきましたけれども、今御説明がありましたように、平成八年度では...全文を見る
○青山(二)委員 全国規模の実態調査をしていただきましたということなんですけれども、これは諸外国から比べますと、取り組みは大変遅過ぎる、こんな思いがいたしております。  例えば欧米では、一九八〇年代後半から、SIDSを少なくするために育児環境における喫煙あるいはうつ伏せ寝との関...全文を見る
○青山(二)委員 諸外国の例に見習って我が国も頑張っていただくということでございますけれども、本当にやっと国を挙げてキャンペーンを実施するという方針が明らかにされまして安堵はしておりますけれども、SIDSに関する十分な認識が浸透しているとはまだまだ言い切れないわけでございます。 ...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、参考までに申し上げますけれども、東京都では国に先駆けて取り組んでおりまして、今年度予算に一千万を計上いたしております。その中身は、意識調査の実施とか相談体制の整備、そして保健医療関係者の研修ということで、国が五百万の概算要求に対しまして、東京都はその倍...全文を見る
○青山(二)委員 この対策につきましては、先ほど少し御答弁がございましたけれども、厚生省といたしましては、いろいろな対応を実施するというようなことを明らかにしております。  まず、日本医師会や警察庁、消防庁、児童福祉施設から成るSIDS対策に関する連絡会議を開催し、情報の共有化...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、ただいま御答弁ございましたように、十分な活動ができますように期待をいたしますとともに、十分な予算措置もお願いをしたいと思います。  それでは、先ほども山本委員から質問が出ておりましたけれども、乳幼児の医療費の無料化について私からも質問をさせていただき...全文を見る
○青山(二)委員 地方では、こんなに地方で一生懸命やっているのにどうして国はやらないんだ、こんな声をいつもいつも聞くわけでございますので、どうか宮下大臣が厚生大臣のときにこれが実現できますようにお願いしたい、こんなふうにお願いをしておきます。  ただいまも厚生大臣から御答弁がご...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、財革法が凍結される方向で検討が行われておりますけれども、今言われました難病患者に対しましてはそれを復活させるべきではなかろうか、財革法の中でそういうふうに制限を加えられたわけでありますから、凍結されるという方向で進むのならば、それはやはり今まで加えた制...全文を見る
○青山(二)委員 御理解を賜りたいと言われましても、なかなか理解はできません。  これまで全額一律の公費負担制度の変更がこの財革法の中の核であった、私はこんなふうに見ておりましたので、財革法が凍結されるということになれば、やはり公費負担も全面復活するのが当然である、このように私...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、この難病対策関係予算、そして児童扶養手当の所得制限を強化したということで、弱者に対する予算の削減というふうに私は考えておりますけれども、どれぐらい国費を減らすことができましたのでしょうか。
○青山(二)委員 大変困っている方、また難病の方を優しく対応してあげるというのが私は厚生行政だと思っておりますけれども、本当にこういう大変困っている難病の方の自己負担の導入ということは、やはり難病患者の生活実態を全く理解しないお役所仕事のような気がしてなりません。  難病の症状...全文を見る
○青山(二)委員 よろしくお願いいたします。  終わります。ありがとうございました。
09月09日第143回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。大変短い時間でございますので、早速質問に入らせていただきますが、御答弁の方も明快に、簡潔にお願いしたいと思います。  この法案は、平成七年策定の障害者プランにおいて「「精神薄弱」用語の見直し」が明記されたことと、さらに、昨年の...全文を見る
○青山(二)委員 この知的障害という用語は、知的な発達に係る障害の実態を的確にあらわしていると言えるのかどうか、この辺が疑問が残るわけでございます。また、今、精神薄弱という言葉には人格全般を否定するような響きがあるという指摘でございましたけれども、それにかわる用語としてなぜ知的障...全文を見る
○青山(二)委員 ただいまの御答弁では、関係団体から知的障害とすべきであるという強い意見が出されたということでございますけれども、また一方で、知的障害では知的にハンディキャップを負う方々の人権は絶対に守れない、あるいは、障害という言葉自体が邪魔者とか取り除くべきものということを意...全文を見る
○青山(二)委員 いずれにいたしましても、障害者の方々の人権が守られるためには、何よりも障害を持つことを意識しないで生きていけるような、そんな社会をつくることが必要であると考えております。障害者である前に人間としての立場を尊重する第一歩として今回の改正が行われるべきであると考えま...全文を見る
○青山(二)委員 これを機会に障害者の福祉がしっかりと前進していけるようになりますことを心から願いまして、時間が参りましたので質問を終わらせていただきます。きょうは、大変にありがとうございました。
09月16日第143回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  法案に入ります前に、危機管理の観点からお伺いしておきたいことがございます。  去る七月、和歌山市内におきまして毒物カレー事件が起こり、その後新潟市ではアジ化ナトリウムがポットに入れられました事件、また東京都の中学生による...全文を見る
○青山(二)委員 一連のこの毒物混入事件を教訓にいたしまして、各自治体では対応マニュアルを作成したり、あるいは作成を検討しているということでございますが、これらの事件では行政側の対応のおくれというのが大変目立っております。  和歌山市の毒物カレー事件の場合は、最初は嘔吐や下痢症...全文を見る
○青山(二)委員 大変難しいということはよくわかるわけでございますけれども、国民に安心していただけるように頑張っていただきたいと思います。  さらに、毒物や薬物による事件が発生いたしましたときに、その種別を的確に検査できる専門家とかあるいは人材の育成も課題であると思います。 ...全文を見る
○青山(二)委員 アメリカでは、州と警察、民間医療機関が一体となって毒物検査に当たっておりまして、数時間で迅速な分析を行い治療に役立てている、こういうことが新聞報道されておりますので、ぜひ、厚生省、大臣、国民が今大変心配に思っている事件でございますので、積極的に取り組んでいただき...全文を見る
○青山(二)委員 この法案の過程でやはり一番問題となったのは、新たな感染症の侵入に備えまして、より効果的な危機管理に重点を置くのか、あるいは患者の人権を最優先に据えるのかというところではなかろうかと思います。私は、患者の人権の尊重には最大限の配慮がなされなければならないと考えてお...全文を見る
○青山(二)委員 大臣の御答弁は大変調和しているというようにおっしゃっておられますけれども、参議院で修正案が提出されました。患者の人権の尊重と適切な医療の提供について、政府原案よりは少し前進したとは思いますけれども、やはりそれもわずかなものにとどまっているような思いがいたします。...全文を見る
○青山(二)委員 このように、参議院の審議におきまして法全体を五年ごとに見直すという大きな修正がなされたわけでございますが、これは、らい予防法の見直しがおくれた反省も踏まえ、開かれた法規制のあり方を目指すものとして評価ができるものと私も思います。  そして、やはり忘れてならない...全文を見る
○青山(二)委員 そこで、一つの法律がどれだけ多くの被害を生んできたのか、その快然とさせられる実例が、一九五三年に制定され、一九九六年に廃止されましたらい予防法であります。  ハンセン病は、長い間不治の病とされていましたが、一九四三年ごろから有効な薬が次々に発見され、完治する病...全文を見る
○青山(二)委員 今の大臣の御答弁は、これまでにそういう検証がなされたかということとこれからどうするということが一体になった御答弁だったと思うのでございますけれども、またこれからのことにつきましては、もう少し詳しく質問をさせていただきたいと思っております。  このハンセン病対策...全文を見る
○青山(二)委員 大臣から明確に御答弁いただきましたけれども、らい予防法が廃止されたといっても、家族と引き離され、また断種や堕胎などをさせられました療養者の心身の傷はいまだにいえていないのが実情でございます。そして、療養者は平均年齢がもう七十二歳となっておりまして、高齢者が多く、...全文を見る
○青山(二)委員 ただいま御答弁いただきました中で、入所者に対しましては患者の給付金を継続するということでございますけれども、そうなりますと、退所者には患者給付金は支給されないと  いう前提なのでしょうか。
○青山(二)委員 そういたしますと、大臣の御答弁でございますと、支援の限度を、退所準備ということで百万円、それから社会生活支援ということで五十万、合計百五十万が上限になっておりまして患者給付金は打ち切られる、こういうことでございます。最初のそういう規定では百五十万、今大臣の御答弁...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、療養所を出て自立をしたいという元患者にはできる限りの支援をしていただきたい、このことを再度要望させていただきます。  それから、社会復帰支援と同時に、ハンセン病に対する偏見を解消するための啓発も大切でございます。ところが、この啓発運動は遅々として進ん...全文を見る
○青山(二)委員 それでは次に、ハンセン病療養所の入所者の国民健康保険の加入について伺いたいと思います。  らい予防法の廃止に関する法律により、国民健康保険法において国民健康保険の被保険者としない方の例示から、国立らい療養所の入所患者とあったのを削除しております。これによりまし...全文を見る
○青山(二)委員 ただいまの御答弁をわかりやすく解説いたしますと、適用除外になったので健康保険証はいただけるということになったけれども、それはやらないことになったのだ、こういうようなことでしょうか。そうなりますと、本来ならばいただけるべき健康保険証でございますけれども、いただいた...全文を見る
○青山(二)委員 すると、入所者には国民健康保険は差し上げられないということなんですね。もう一度お願いします。
○青山(二)委員 そのような御答弁ですけれどもやはり国民の権利として国民健康保険に加入したいという希望者も、少ないですけれどもいらっしゃるというようなことを聞いておりますので、その希望を聞いてあげることぐらいは、弾力的に法を解釈しまして対応することはできないのでしょうか、大臣の御...全文を見る
○青山(二)委員 では、次の質問に移らせていただきます。  本法案に戻りますけれども、今回の法改正は、伝染病予防法、性病予防法、エイズ予防法を廃止いたしまして、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に一本化しようとするものでございますが、今回の一元化によって不都合...全文を見る
○青山(二)委員 それでは次に、感染症患者に対しまして具体的な差別や偏見を排除するための対策について伺いたいと思います。  この点につきましては、厚生大臣が定めることになっている感染症の予防に関する基本指針の中で、感染症に関する啓発及び知識の普及及び感染症の患者等の人権の配慮に...全文を見る
○青山(二)委員 積極的によろしくお願いいたします。  かつてエイズパニックが起こり、またO157患者が続出いたしまして、国民の間に恐怖感が蔓延したことは周知の事実でございます。これはひとえに国民の感染症に対する正確な知識の欠如あるいは知識の不足から起きたものでございまして、そ...全文を見る
○青山(二)委員 そのように対応をよろしくお願いいたします。  そこで、もう一点懸念されますことは、この法案における入院措置等の考え方でございます。  この点は既に本委員会でも何度も指摘されておりますが、やはり強制的な健康診断、入院、移送等が本当に患者の人権に配慮されて行われ...全文を見る
○青山(二)委員 それでは次に、国際法との整合性という観点からお伺いをいたします。  感染症の問題は全地球的規模で考えるべき問題であることは前回の質問の際も指摘したところでございまして、この点につきましては大臣のお考えも同じだと思います。  そして、今回の法案は我が国の感染症...全文を見る
○青山(二)委員 これまでの審議の中におきましても、病名を特定した条項は差別を招くおそれがある、また人権上の問題を引き起こすと多くの委員が指摘をいたしました。また、今回の法案にある疾病分類は科学的でなくて医学的にも公衆衛生的にも何ら意味はない、こういう指摘もあるわけですけれども、...全文を見る
○青山(二)委員 また、WHOは、二十一世紀の健康に関する新戦略を策定いたしまして、人権の尊重と公衆衛生の目標達成は相補い合うものであるとして、各国政府が公衆衛生上の問題に対応する際に人権を尊重することを強調いたしております。  このようなWHOの対応を踏まえまして、先進諸国と...全文を見る
○青山(二)委員 今回の感染症の問題は、百年以上もかかってようやく改正されるわけでありますので、またこの法案に対する関係者の方々の期待も非常に大きいものがあると思います。また、らい予防法、エイズ予防法などで生じた社会的差別が患者を社会的に抹殺して人権侵害を生み出した、その反省に立...全文を見る
○青山(二)委員 時間もだんだんなくなりました。  最後に、同じ質問でございますが、大臣にその決意をお伺いして終わりたいと思います。十分な財政措置をしていただきたい、大臣の方からも御答弁いただきたいと思います。
○青山(二)委員 それでは、これで質問を終わらせていただきます。大変にありがとうございました。
09月25日第143回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○青山(二)委員 平和・改革の青山二三でございます。  私は栃木県内に住んでおりますけれども、比較的被害の少なかった県南の方に住んでおりますけれども、県内一帯に支持者もたくさんおりまして、被害もたくさん受けたということでございまして、こうして発言の機会をいただきました。心から感...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  そこで、栃木県では、今回の災害を教訓にいたしまして地域防災計画を見直しまして、住民への災害情報の強化策を検討するというようなことでございます。大雨を伴う台風が本当に次々に全国各地に被害をもたらしている昨今でもございますので、この...全文を見る
○青山(二)委員 これも早期にやっていただきたいと思います。  豪雨災害からはや一カ月になろうといたしております。栃木県では二名の方が行方不明のままで ございまして、大変心配をされております。県では連日百人態勢で捜索が行われ一それに消防団とか自衛隊も加わりまして必死の捜索活動...全文を見る
○青山(二)委員 家族あるいはいろいろな周りの方の心配を思いますと、やはりしっかりと継続をしていただきたいと思っております。  次に、もう時間もございませんので最後の質問になろうかと思いますけれども、阪神・淡路大震災のときには大変なボランティアの方々が活動されました。まだ記憶に...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。  黒磯市長さんからは何かすばらしい感謝のお手紙をいただいたということで感激しているようでございますので、そんなかた苦しいことではなくて、ちょっとした言葉、ちょっとしたお手紙、そういうことで御配慮いただければどんなにすばらしいかと思...全文を見る
10月15日第143回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
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○青山(二)小委員 御答弁に対しまして申し上げたいのでございますけれども、これだけ多くの国民が本当に遺伝子組み換え食品には表示をしてほしい、そう願っているその大きな理由がやはり安全なのだろうかということなんですね。今は企業が、数週間ネズミにそういう遺伝子組み換え食品を食べさせて、...全文を見る
○青山(二)小委員 では、ちょっと今の御答弁に対しまして、今厚生省さんが、慢性毒性とか安全性についての問題は、特別部会ではほぼこれでいいというようなことを言っているというような答弁でしたけれども、この特別部会の委員の方皆さんがそのようにおっしゃっているのかどうか、それをお聞きした...全文を見る
○青山(二)小委員 先ほどお話が少し出ましたけれども、スーパーレジスタンス計画ということで、実はきのうの読売新聞にこんなに大きく報道されております。今こうして、表示をすべきだ、すべきだという多くの消費者の皆さんのお声が強いときに、農水省は十三日に、遺伝子組み換え技術を使って害虫や...全文を見る
12月09日第144回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○青山(二)委員 公明党の青山二三でございます。  本日は、五人の参考人の皆様には大変お忙しい中をお越しいただきまして、ありがとうございます。  このたびの和歌山の保険金詐欺事件では、本当に多くの国民が、こうもやすやすと多額の保険金を手にすることができたのか、そして大変不思議...全文を見る
○青山(二)委員 それでは、そういうことでよろしくお願いをしたいと思います。  保険会社が営業職員に過重なノルマを課す、こういうことは今までもよく言われておりましたけれども、他人の名義を勝手に使って契約する作成契約というのが多いということも聞いているのでございますけれども、こう...全文を見る
○青山(二)委員 その本人確認の件なんですけれども、生保では大変巨額なお金が動くということでございますから、徹底的にこの確認はすべきであると思っております。  和歌山に参りましたときもお話をしたのでございますけれども、その本人確認のときに、例えば運転免許証あるいはパスポートで確...全文を見る
○青山(二)委員 ぜひ業界でこの点を御検討いただきたいと思います。  今回の和歌山の詐欺事件で特に問題になりましたのが第三者契約でございます。最初の契約のときは保険金の受取人を肉親にしておいて、そして途中から第三者に変更する、この方法が犯罪に利用されたわけでございますから、その...全文を見る
○青山(二)委員 いずれにいたしましても、今回の事件はここが一番大きな問題になっておるわけですから、それぞれに各業界とも御努力をお願いしたいと思います。  時間がなくなりまして、最後の質問になってしまいましたけれども、先ほど来参考人のお話の中で、保険に対する苦情が大変多い、そん...全文を見る
○青山(二)委員 大変ありがとうございました。時間でございます。終わらせていただきます。