赤城徳彦

あかぎのりひこ



当選回数回

赤城徳彦の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月03日第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○赤城委員 おはようございます。  大臣、まずは御就任おめでとうございます。大臣が最初に農水大臣になられたとき、私は農林省のまだ駆け出しでおりまして、その後、国会に籍を置くようになって、自民党政権のもと、大臣にはいろいろ御指導をいただきながら農政の勉強をしてまいりました。きょう...全文を見る
○赤城委員 大臣のお答えの中で、前段の方ですけれども、歴史にもしというのはないと思いますので、立場が逆だったらどうだったかということは議論しても仕方ないことだとは思います。しかし、政権交代して、あのとき細川総理が総理になられた日本新党の政策はどうであったか、あるいはあのウルグアイ...全文を見る
○赤城委員 今のお答えのように、八十万トンという数字、これは新潟県一県分くらいの面積に当たる。大変大きなものでありますし、国内消費量の八%に当たる。そうしますと、カロリーベース自給率、今は四六ですか、そのうちの過半、大体六割くらいは米が占めていますし、穀物自給率でいえば、九割方は...全文を見る
○赤城委員 その予算委員会での議論がどこかの場で、大臣が、自給率を維持強化したい、こう言われたというふうに伺っていたのですけれども、今のお答えですと、低下傾向に歯どめということで、大分ニュアンスが変わってきた。今までは自給力を、あるいは自給率と前ははっきり言っていたと思うのですけ...全文を見る
○赤城委員 まさに七年間の長い経緯の中で、自民党政権にあって、大臣の今言われたような趣旨でこの農業を守っていかなければいけないんだ、まさに日本の生命線にかかわるんだということを、もうつかみ合いのような、そういう厳しい雰囲気の中で主張を通してきたんですよ、自民党政権のときに。ところ...全文を見る
○赤城委員 政府として、あるいは大臣として、これは承認してもらうしかないということだと思うのですけれども、国会承認されなかったらどういうことになるのか、なぜその承認をされなければいけないのか、ちょっと簡単に教えてください。
○赤城委員 今のお話を総合しますと、署名をしました、条約文はもう確定しています、承認するかどうかについて、これはもう一括の承認しかありません、承認しなかったらどうなるか、大臣、身のものよだつ事態になると。これじゃ何のために国会の議論をするのか、何のために承認をするのか全くわからな...全文を見る
○赤城委員 その非貿易的関心事項という言葉はもう大変な苦労をして盛り込んだわけですけれども、盛り込んだんだけれども今回の結果には反映しなかったんだと思うのです。それはウルグアイ・ラウンドという場でやっている限り、やはり全体のその十三分野の中で、経済効率あるいは市場原理という全体の...全文を見る
○赤城委員 政府側で今検討をお願いしている、農政審で検討している。具体的な中身については農政審の結論を待ってということでもいいのかもしれませんけれども、私どもとしては、この国会、国権の最高機関としてここでの議論で組み立てていただきたいと思うのであります。  具体的な中身について...全文を見る
○赤城委員 今私、ちょっと米価のことについて一物四価だということで触れたのは、さっきお話しした農政に対する基本的な方向性が端的にそこに集約されていろいろな混乱が、米価のあるいは流通の混乱や何かがそこに集約されているのじゃないか。それが、生産者がちゃんと再生産できる、農業を維持でき...全文を見る
○赤城委員 最後の、ミニマムアクセスを受け入れても減反を強化しないというところはちょっと改めて伺いたいと思うのです、どうやったらそれができるのかなと。というのは、今申し上げたのですけれども、減反しなきゃならないのはもう百も承知で、しかしそういう負担はできるだけなくしていきたい、何...全文を見る
○赤城委員 これは減反政策を考える上での出発点だと思いますので、また改めて検討していただきたいと思うのです。  時間がありませんので、最後になると思いますけれども、ミニマムアクセスを入れても減反強化しないでやるということの関連で、ミニマムアクセスというのは基本的には義務だ、その...全文を見る
○赤城委員 マークアップをかけてなお義務だ、そこら辺はちょっと疑問を感じるのですけれども、まだまだ伺いたいのですが、時間がありませんのでまたの機会に譲りたいと思います。ありがとうございました。
06月03日第129回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○赤城委員 高年齢者雇用安定法改正案に対する賛成討論を行います。  私は、自由民主党を代表し、政府提出の高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、賛成の立場で討論を行います。  高齢化社会を迎え、我が国経済社会の活力を維持していくためには、雇用を...全文を見る
06月06日第129回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○赤城委員 引き続いて、雇用保険法の改正について質問させていただきたいと思いますが、その前に、ちょっと総括的な話について二、三伺いたいと思います。  それは、これからの雇用とか労働のあり方がどういうふうになっていくのかということで、先般も中期雇用ビジョンというのが出まして拝見い...全文を見る
○赤城委員 今大臣のお答えになったとおり、規制緩和に長期的には雇用創出効果があるけれども、短期的にはなかなか厳しい。今議論をされている方策は、そのミスマッチをどううまくバランスするかということなんですけれども、現時点で失業が出る、将来は雇用が二百万、三百万出ますよ、しかし、幾ら将...全文を見る
○赤城委員 まさにプル型の労働移動をするためにということですね、いろんな方法があると思います。財政出動をする、あるいは今の所得税減税とか金利とか、一連の中で、そういう規制緩和の面からもプル型の、つまり雇用創出型の方法というのもぜひ考えていただきたいと思います。  それから、労働...全文を見る
○赤城委員 私は、長期雇用というのが、これはいい慣行、日本型のいいところだと思うのですけれども、幾つか日本型のものをこれから変えなきゃいけないんだ、こう一言で議論されるのですが、その中には、本当に変えるべきところと、今のがいい部分とあると思いますし、それから変わらざるを得ない部分...全文を見る
○赤城委員 法案の審議の前にちょっと大上段の話をさせていただいたのですけれども、それは、こう言ってはなんですが、労働行政、失業なきことがよきことだというふうに、需給バランスとかそういうところに重点が置かれてきたのじゃないか、むしろこれからは、雇用、働き方というのはこうなんだ、人生...全文を見る
○赤城委員 いろいろ対策をとられていることについては繰り返しませんけれども、一点、もうことしはだめだとあきらめて就職浪人している方、あるいは大学でさらに勉強して様子を見ようという方にとっては、次のチャンスが本当に来るのかどうか。次の、来春の採用ももうほとんど手控えているというふう...全文を見る
○赤城委員 それでは、法案の方に入らせていただきます。  この雇用保険制度、今回の改正に係る部分ですけれども、従来雇用保険というのは、どちらかというと失業している人に対する給付が中心であった。今回は、雇用が継続している人、高齢者とかあるいは育児で休業している人、そういう人に対し...全文を見る
○赤城委員 与党委員がそろわなくてしばらく中断しましたけれども、そういうこともあってちょっと質問をはしょらせていただきます。  この雇用保険法の改正、これはきのうきよう起こった議論ではないと思います。どういう経緯でこの議論が起こり、ここに至ったかというのをちょっと簡単に説明して...全文を見る
○赤城委員 中央職業安定審議会雇用保険部会、二年にわたる審議を経ている。つまりこれは、自民党政権のもとで検討が始まって、この法案というのはまさに自民党の法案である。そういう意味では、与党の方が余り熱心になられないのもこれはやむを得ないことだとは思いますけれども、雇用継続給付につい...全文を見る
○赤城委員 最後に雇用保険制度、これからいろいろな役割が期待されてくると思います。産業構造がこれから大きく転換する中での雇用調整とか失業給付とかにプラス今回の高齢者の雇用の継続とか、あるいは女性の社会進出をバックアップしていくとか、いろいろな役割が期待されると思います。今後の雇用...全文を見る
○赤城委員 終わります。ありがとうございました。
06月10日第129回国会 衆議院 労働委員会 第5号
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○赤城委員 おはようございます。障害者の雇用の促進等に関する法律に関しまして御質問させていただきます。  まず、障害者の雇用の現状でございますが、先般の法案の趣旨説明にもございましたけれども、法定雇用率一・六%に対して実雇用率一・四一%、まだまだということでございます。この一・...全文を見る
○赤城委員 全体として法定雇用率にどのくらい近づいているかというのは一つの政策目標であるのですけれども、やはり大事なのはその中身で、どういう障害者にどの程度雇用が進んでいるかということになると思うのです。  さらに、その中身を検証してみますと、重度の身体障害者の就業率が大体三三...全文を見る
○赤城委員 細かく見ていきますといろいろ問題が出てくるのですけれども、もう一つは企業の規模別でありまして、千人以上の大企業で見ますと雇用率一・三%、中堅というのですか中小で、六十三人から九十九人の規模で二・二%。ですから、本来でしたら、その社会的責任から見て、企業の規模が大きくな...全文を見る
○赤城委員 法定雇用率一・六の半分にも達していないところという基準ですから、そのぐらいの数になるのかと思うのですけれども、実際には、一・六に対して例えば大企業で言うと一・三だ、まだまだおくれているとか、そういうところが一番問題なところで、本当に悪いところもさることながら、あともう...全文を見る
○赤城委員 今までいろいろな側面からこの一・四一の中身を見てきたのですけれども、やはり障害者の雇用を促進する、これを法定雇用率まで引っ張っていくというのは施策の目標であって、実際にどのぐらい雇用の目的が達成されたかというのは、いろいろなところから光を当ててみなければいけない。 ...全文を見る
○赤城委員 そういうわけで、特にきめ細かく対応していかなければいけない、それがまさに今回の法律改正の趣旨になってくると思うのであります。  そこで、障害者雇用支援センターを市町村単位に設けてそういったきめ細かい対応をしよう、こういうことでありますけれども、しかし、市町村 単位...全文を見る
○赤城委員 今までは県の職業センターがございましたけれども、やはり県庁所在地にしかないということではなかなか、特に障害者の方にとっても負担でありますので、きめ細かく各地区、重点的にこの支援センター、これから設置していただきたいと思います。  そこで、これからのいろいろな対策、こ...全文を見る
○赤城委員 福祉施設に対しても助成する、あるいは通勤や住宅の方ですね、これも団体に対しても助成していくということで、相当な充実が見込める、望めると思います。  もう一つは、障害者の処遇の改善または雇用の継続を図るために行う配置転換、職種転換、これを新しく十八条の二の三、要するに...全文を見る
○赤城委員 これは法律の立て方の問題だと思うのですけれども、要するに障害者を雇用する、そのために必要な、例えば機械についても障害者が扱いやすいように改良しなければならない、そのために必要な助成をします、こういうのが、この関連の十八条の条項の趣旨だと思います。  ということは、今...全文を見る
○赤城委員 それから先ほどの御答弁の中にもありましたけれども、この支援センターは特にボランティアというものに焦点を当てていこう、こういうことでございます。確かに、障害者の雇用を促進するためにボランティアに負うところというのは非常に大きいと思います。  ところで、今回の法改正の中...全文を見る
○赤城委員 このボランティアという言葉、これは自発的な、ボランタリーなということだと思うのです。だからボランティアの方の自主性でやっていただくのであって、行政がそれに対していろいろ財政的に援助してしまってはボランティアにならないんだというふうな議論がほかのところでもあるのですね。...全文を見る
○赤城委員 このノーマライゼーションという考え方、考えれば考えるほど難しい問題でありまして、これはあるいは今まで、例えば障害者の方、物理的に一緒の職場では働けないというようなことが、あるいは生活の面でも、例えば階段があってどうしてもそこに行けなかった、あそこには行けなかった、そう...全文を見る
○赤城委員 ぜひ今回のこの法改正を契機に、大臣が今おっしゃられたような新しい方向、障害者雇用がさらに前進しますよう御努力をお願い申し上げて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月17日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第3号
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○赤城委員 自由民主党の赤城徳彦でございます。田中議員に引き続きまして、特に農業問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほどの議論の中にも出ておりましたが、このWTO協定、これは全体として大変意義の大きいものだ、物の貿易だけではなくサービス貿易、知的所有権また紛争解決問...全文を見る
○赤城委員 実は私、六月の三日、農水の委員会でこのことについて質問させていただきまして、当時自民党は野党で、そのときの農水大臣は加藤六月先生でございました。で、私は、この協定にはこういう問題がありますということを申し上げて、これは何とか再交渉するなり、一部修正とか留保できませんか...全文を見る
○赤城委員 ぜひこれは、もう六年間あっという間でございますので、各国と連携を深めながら、この我が国の主張というか、これは我が国の主張ではなくて農業を大事に考える、あるいは食糧で、人間にとって不可欠な食糧というものを考えたときに世界共通の課題であると思いますので、よろしくお願いいた...全文を見る
○赤城委員 なかなか、米という基礎的な食糧を国が管理して、国同士の約束ですから、これはどうしても入れなきゃならないという事情は私もよくわかりますのであればなおのこと、今大臣言われたように、この処理をどうするかということは重々御配慮いただきたいと思います。  今農家では、こんなに...全文を見る
○赤城委員 私は殊さらに上げろ、こういうことを言っているわけではありませんで、きちっと減反に協力していただくためにはどういう価格が適正かということで、通常は価格を上げますと生産を刺激するということになりますが、今度の場合は価格を上げますと減反に参加する農家がふえるということであり...全文を見る
○赤城委員 これは、具体的な算定方式は今後の課題だと思いますけれども、今申し上げましたように、根本的に政府米の性格がそもそも変わっているということは、ぜひこれから考えていかなければならない問題だと思いますので、この点もよろしくお願いしたいと思います。  さて、先ほどの話に戻りま...全文を見る
○赤城委員 これは最後に総理にお願いしますが、この国内対策は、農業の分野、農家のためだけではなくて、いろいろな各省のものを全部含めて地域対策をどうやっていくかという課題でもあります。このことは緊急農業農村対策にも書かれておりますので、各省をぜひ指揮をして、村山内閣挙げてこの地域対...全文を見る