赤城徳彦

あかぎのりひこ



当選回数回

赤城徳彦の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
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○赤城委員 自由民主党の赤城徳彦でございます。  早速質問させていただきたいと思いますが、冒頭、二十三、二十四日にかけての不審船の事案につきましてお尋ねをいたします。  この件につきましては、新聞、テレビ等で細かく報道されておりましたが、新潟県沖に二隻の不審な船、日本の船のよ...全文を見る
○赤城委員 この二隻の不審船が一体何をしようとしていたのか、これは私ども大変関心のあるところでございますので、この点についてはさらに調査をしていただきたい、こう思います。  また、大臣が御指摘のように、我が国が平和と安全を守るために法律にのっとって断固たる対応をとる、そういう決...全文を見る
○赤城委員 それでは、時間がなくなりますので、ガイドライン関連法の方の質疑に移らせていただきます。  これまで何度も議論がされてきたわけでありまして、改めての繰り返しになりますけれども、冷戦構造が終わってから、地域紛争がかえって多発をし、またミサイルや核などの大量破壊兵器が拡散...全文を見る
○赤城委員 それでは、その周辺事態というのはどういう事態なのか、さらに伺いたいと思います。  周辺事態というのは、我が国の周辺地域において我が国の平和と安全に重要な影響を与えるような事態でありますと。そこで、周辺地域というのはどこまでなのか、こういうことがよく言われるわけですけ...全文を見る
○赤城委員 原因よりも、結果として我が国の平和と安全にどういう影響があるのか、こういうことでございました。その具体的な影響が、軍事的な影響なのか、そのほかの影響なのか、その点もちょっとあると思います。  それから、影響といったときに、避難民が来る、そういう直接的な、物理的な影響...全文を見る
○赤城委員 今回の、最初に申し上げた不審船の事案を見ましても、迅速な決定、対処が必要であります。まして、そういう周辺事態、政治的にもあるいは実態的にも微妙な事態を、国会で、これが周辺事態に当たるのか当たらないのか、こういう議論をするというのはなかなか難しい、内閣の責任において、き...全文を見る
○赤城委員 その点については、ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、時間も押してまいりましたので、次に移ります。  実施区域の指定や変更の問題でありますけれども、周辺事態に米軍が対処行動をとります。我が国は、それに対しての通信や医療や輸送や後方支援活動をします。後方支援...全文を見る
○赤城委員 武力の行使と一体化しないように幾重にも厳重な対応をとる、これはこれで結構なんですが、では、それでも相手方が攻撃をしてきた場合に、よく外務大臣の言葉で、それは不法に不法を重ねることだ、こういうふうに言われていますが、そうしますと、相手方がそういう不法な行為をしてきたのに...全文を見る
○赤城委員 九十五条というのは、武器等防護あるいは正当防衛や緊急避難の場合にも武器使用ができるのだと思いますが、この法律案の中では、十一条で、武器の使用は後方支援については規定されていません。少なくとも、そういう攻撃を受けた場合に、自己または自己とともにその職務に従事する者の生命...全文を見る
○赤城委員 それでは、次の質問に移ります。  地方自治体等の協力についてでありますが、政治的な理由で協力しないというのは、これは何とも申しようがないことでありまして、我が国が危険に脅かされているときに国を挙げて協力をしていくというのは当然のことではないかな、こう思いますが、正当...全文を見る
○赤城委員 いずれにしても、今申し上げたように、我が国の平和と安全が脅かされるという事態でありますから、その点を十分踏まえて、義務ではない、強制ではないといっても、これは当然、地方自治体、民間も含めて、国を挙げてこれに対して対処していくということではないかと思いますので、よろしく...全文を見る
04月15日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○赤城委員 自由民主党の赤城徳彦でございます。きょうはお忙しい中、ありがとうございました。私は、室本先生に、専門的なお立場から一点御意見を伺いたいと思います。  それは、後方地域支援活動をしていた場合に、もし不測の事態が起こったらどうするのかということについてであります。  ...全文を見る
○赤城委員 ありがとうございました。以上で終わります。
○赤城委員 それでは、お許しをいただいて、さらに太田先生に伺いたいと思います。  先ほどおっしゃられた、国際的な新たな連帯や共生の枠組みをつくれ、一つの大きな卓見だ、こういうふうに承りました。  一方で、現実のいろいろな危機に対してどう対処していくかということも、これは議論し...全文を見る
04月21日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○赤城委員長代理 次に、達増拓也君。
○赤城委員長代理 次に、佐々木陸海君。
○赤城委員長代理 次に、辻元清美君。
05月10日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(赤城徳彦君) お答えいたします。  今般、周辺事態安全確保法案の修正案におきまして、自衛隊の部隊等が行う後方地域支援及び後方地域捜索救助活動の二つの活動につきまして、原則国会の事前承認を、緊急時には事後承認を要する、こういう修正をいたしたところでございます。  ...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) お答えいたします。  先生の御質問、御指摘は、基本計画のうち実力部隊たる自衛隊の活動の可否、そこに限って承認にかからしめているのか、こういうことでございます。  この二つの活動の承認にかかるのはその実施に限ってと、こういうことでございますが、これは...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) お答えいたします。  これは実際の具体的な場合によってどういうふうなことが起こるかということにもかかわってくるかと思いますけれども、基本的には、周辺事態が起こって、それの認定行為、政府がこれを認定し基本計画を閣議決定する、そういうことが当然あることと...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) お答えいたします。  これまた国会での実際の審議のことでございますし、この法案の趣旨からしますと、我が国の平和と安全に重要な影響が及ぶ、そういう場面で、私ども国会議員の責務としては、可及的速やかにこれを審議し承認の可否を決するということが大事かと思い...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) お答えいたします。  国会の事前承認を得ることができないような緊急の必要がある場合といいますのは、その時点における諸般の状況を総合的に勘案した上で判断すべきものであろうかと思います。  ただいま防衛庁長官から答弁申し上げました国会が閉会中あるいは衆...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) お答えいたします。  修正案では、国会が不承認の議決をした場合、速やかに活動を終了しなければならないということにされております。  この早さといいますか、時間的な切迫性をあらわす言葉にさまざまございます。「直ちに」とか「速やかに」は、いずれも時間的...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(赤城徳彦君) ただいま総理からも御答弁があったところでございますが、「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等」、このように修正いたしましたのは、我が国の平和と安全に重要な影響があるということを具体的、例示的、丁寧に示したものでございま...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 今回の修正で、日米安保条約の効果的な運用に寄与する、こういう文言を加えておりますが、これは本法案が我が国及び極東の平和と安全の維持を目的とする日米安保条約の効果的な運用に資する、こういうことを意味しておりまして、そういう意味で日米安保条約の目的の枠内で...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) ただいまの御指摘の点でございますが、議論の経過でそれぞれ各党、各議員のいろいろな思い、また議論はあったところでございますが、今回のこの修文の意味するところ、これにつきましては、日米安保条約が我が国及び極東の平和と安全を維持することを目的としております。...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) ただいま御指摘の修正部分でございますが、日米安保条約の効果的な運用に寄与しと申しますのは、本法案が我が国及び極東の平和と安全の維持を目的とする日米安保条約の効果的な運用に資するということを明確にするために設けたものでございます。    〔理事竹山裕君...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) この法律は、これまでも再三議論になっていますように、憲法の枠内で日本の平和と安全をいかに確保するか、こういうことから、武力の行使や武力と一体となることを行わない、そうした一定の要件の中でこの法案を策定したものでございますから、日米安保条約で一定の条約上...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 重ねてのお答えになりますが、日米安保条約の効果的な運用に寄与し、この文言を加えた趣旨は、我が国及び極東の平和と安全の維持を目的とする日米安保条約と、我が国の平和と安全の確保を目的とするこの法案、この法案が日米安保条約のそのような意味で枠内である、目的に...全文を見る
05月14日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
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○衆議院議員(赤城徳彦君) 今回、国会の承認を設けた理由は、自衛隊という組織が活動するという、しかも新しい活動であるということにかんがみて設けたものでございますが、その趣旨は一般的なそのほかの国会承認の場合と同様でございまして、ただいま事務方が答弁しましたように両院の承認と、こう...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 先ほど申し上げましたように、これは本来、この法律に基づく措置は、武力の行使を行うものでもありませんし、またそれと一体となるものでもない、国民の権利義務を制約するものでもない、緊急性を要する事態であると。そうした理由から私どもは、自由民主党としてはでござ...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) この国会承認は原則として事前、あくまで原則事前でございますので、どういう場合に事後になるかというその判断は、国会の手続を経ていては我が国の平和と安全を確保することが十分できないというところにその判断基準がございまして、あくまで原則として、例えば衆議院が...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(赤城徳彦君) ただいま両大臣がおっしゃるとおりだと思いますが、今般議論していますこの法律も我が国の平和と安全の確保を目的としております。これまた国益の大変重要な部分であると思います。  我が国の平和と安全、すなわち我が国の国土、国民の命と財産、さらには経済的なもの...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 先生御指摘のように、外交政策、防衛政策、まさに基本的な我が国の基盤となる政策でありますから、それがくるくる変わるということになりますと、それ自体が非常な混乱を生むあるいは不利益を生むのではないか。基本政策は一貫しているということが基本的に大事なことだ、...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 先生これまで御指摘いただきましたように、この法案は、国益という多義的なものの中でも我が国の平和と安全という一番根元的なものを実現する、そういう法律でございますから、先生御指摘のように、できるだけ広い国民的な合意、各党の合意の上で成立をする、こういうこと...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 先生の御質問にお答えする前に、先ほど私が申し上げたところがちょっと不正確でしたので訂正させていただきたいと思います。  自由民主党としては基本的に原案がベストと、こう考えておりましたが、自由党との与党協議の中で、先ほど東議員から申し上げましたようなこ...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) アメリカの戦争権限法に基づく仕組み、先生の大変深い見識を承りまして勉強させていただきましたが、この法律は戦争を行うわけではございませんので必ずしもその例が参考になるわけではない、こう思っております。  そもそもこの法律は、武力を行使するものでもありま...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) ただいま申し上げましたように、原則として事前の国会承認を得るということでございまして、その際には、その周辺事態がどのようなものであるのか、それに対しての基本計画が閣議決定されますので、どのようなものを行うのか、そういった政府の判断、そうしたものも示され...全文を見る
05月21日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
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○衆議院議員(赤城徳彦君) 先生御指摘のように、この場合の国会承認は、当然両院の承認の議決が必要になると考えております。
○衆議院議員(赤城徳彦君) 両院の結論が異なる場合についてでございますが、国会法の八十七条によりまして、先議の議院が承認を求める案件を可決し後議の議院が否決した場合において、案件の返付を受けた先議の議院が両院協議会を求めることができる、このようになってございますので、両院協議会で...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 国会の不承認の議決があった場合には、速やかに活動を終了するということでございます。
○衆議院議員(赤城徳彦君) 速やかにとございますのは、時間的即時性が強く求められている場合を示す文言でございまして、同様の文言に、直ちに、あるいは遅滞なくということがございまして、直ちにが一番即時性が強く、その次が速やかに、そして遅滞なく、このようなことになっておりますが、実際の...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 法律的な用語の使い方としましては先ほど申し上げましたようなことでございまして、具体的にそれぞれの文言が何日以内とか何時間以内とか、そういうふうな具体的な規定があるというふうには承知しておりませんので、事柄の性質に応じて速やかにということだと存じておりま...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 先生御指摘の点は事後の国会承認を速やかにという点だと存じますが、これにつきましても、いずれにしても、速やかにというのが何日以内という規定はございませんので、本来事前承認にかからしめるべきものでございますけれども、緊急のためやむを得ず事後承認とする場合で...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 緊急の場合には事後承認ということになるわけですが、いかなる場合を緊急の場合と判断するかについては、その時点における諸般の状況を総合的に勘案した上で行われるべきものであり、具体的になかなか申し上げるのは困難でありますけれども、一般的には周辺事態への対応措...全文を見る
○衆議院議員(赤城徳彦君) 先ほど申し上げましたように、その基準となるのは、国会承認の手続を経ていては我が国の平和と安全の確保を十分に図ることができないと判断されるような時間的余裕がないような場合ということでございますので、そのときの緊急性、事態の態様によって判断するべきものであ...全文を見る