赤松正雄

あかまつまさお



当選回数回

赤松正雄の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○赤松(正)委員 おはようございます。新党平和の赤松正雄でございます。  まず冒頭に、大蔵大臣に政治姿勢という観点からひとつお聞きをしたいと思います。  この国会、本会議また予算委員会と補正予算をめぐる論議が展開をしているわけですけれども、そこにおける論議を聞きながら、私は強...全文を見る
○赤松(正)委員 危機管理あるいはこの深刻な状態を一日も早く脱するために法案の成立を、こういう言葉だけを聞いていますと、国民の皆さんは錯覚をするというか、そういう感じになるわけですけれども、やはりここで、危機管理をどうしていくかということについて、正確な現状認識というものが大事に...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣にお答え願う前に、要するに消費税の駆け込み需要あるいはまたさまざまな点で見通しを誤ったということを今おっしゃったのだろうと思うのですけれども、やはり景気の回復力が十分ではない。確かに若干の上向き状況にあったのだろうと思いますけれども、まだまだ弱くて、バブルの...全文を見る
○赤松(正)委員 私が先ほど指摘した点に加えて、より根本的な問題として、私は、バブルの崩壊に対する政府の認識の誤りというものがいまだに尾を引いているんだというふうなことを強く感じます。非常に大局的なお話になって恐縮ですけれども、ただ、非常に重要なポイントだと思うので申し述べるわけ...全文を見る
○赤松(正)委員 反省をこれからの政策の中に生かすというお言葉はいいんですけれども、若干さらに追加的に申し上げます。  例えば、一つは九七年の経済白書。こだわりまずけれども、これはお答えいただかなくてもいいんですけれども、九七年経済白書の中にも、やはり依然として在庫調整の要因だ...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど来申し上げた点にもう一つ加えて、私は基本的な問題点を指摘したいと思います。  先ほど冒頭でも言いましたが、政策運営を誤った理由を野党の側から指摘されて、総理は、アジアの通貨危機のいわば際どさ、危うさというものを予測し得なかったということを再三再四述べてお...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣に最後にお答えいただく前に、今そういった非常に厳しい経済、金融状況の中で、あろうことか、元大蔵官僚のまさに非常に重要な元金融検査部長という立場にあった方が、本当に、まさに言うも恥ずかしい、聞くも恥ずかしい、情けない事件を起こされた。このことについて私は、単純...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
02月05日第142回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○赤松(正)委員 平和・改革の赤松正雄でございます。  今日、大蔵官僚に対する金融業界の過剰接待という問題は、私は、官僚そして財界の癒着構造というものを改めて私たちの前に明らかにした、こう思います。  ただ、問題は、官財の癒着というよりも、その根っこのところに、政治家、政党、...全文を見る
○赤松(正)委員 今総理は、私が聞きました、要するにどれぐらいもらっているかということには直接お答えいただきませんでしたけれども、おわかりにならない。(橋本内閣総理大臣「知らない」と呼ぶ)じゃ、今知らないとおっしゃいましたが、総理は、要するに平成八年に自由民主党の総裁になっておら...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、普通の、いわゆる人間の通常世間の常識からしますと、人様からお金をもらったということに対して、幾らもらったかというのを覚えているというのが私は常識だと思います。  今、私は、総理が総裁になられた平成八年ということに限って言っておるわけでございます。ぜひその...全文を見る
○赤松(正)委員 今総理から、数字を出せというなら後刻党の方からとおっしゃいましたが、私は、普通の考えでいくと、全体の総括責任者という立場にあられる方は、少なくとも総裁になられた一年間について、大体どれぐらいかというのをお知りになっているのじゃないかと思って聞いたわけであります。...全文を見る
○赤松(正)委員 私の要求がそんなにおかしなことでしょうか。公表されているものをまとめて、どこからどこまでかがわからない、ですから、それを整理した形で提示していただきたい、御報告いただきたい、こんなふうに……(発言する者あり)ですから、疑惑とかなんとかじゃななくて、今これだけ国民...全文を見る
○赤松(正)委員 委員長、この問題はぜひ理事会で諮っていただきたいと思います。
○赤松(正)委員 総理、先ほど総理は、自粛するということをおっしゃいました。この自粛ということにつきましては、従来からも、平成八年の秋の選挙の直前あたりにも自粛という話がありました。今も自粛とおっしゃり、先ほどの本会議でもおっしゃいました。  自粛ということについては、どういう...全文を見る
○赤松(正)委員 要するに、よくわかりませんでしたが、ゼロにするということじゃないのですね。  それで、いつまでそれを続けられるのか。何か、今お聞きしていますと、借り入れされたお金を先に返す、充当する部分をやっているんだと。政治献金の話は関係ないということですか。政治献金につい...全文を見る
○赤松(正)委員 今重ねてお聞きしましたけれども、総理がおっしゃったのは、都銀とおっしゃいましたけれども、現実にこう金額が出ているわけです。そうすると、総理のおっしゃる自粛というのは、要するに金額を少し減らす、こういうことですか。  我々が受けとめる自粛というのは、一切、私は、...全文を見る
○赤松(正)委員 自粛にそんなに定義があると思えないとおっしゃいましたけれども、私は、自粛という言葉をお聞きしたら、多くの国民は、これはもう今の状況からかんがみて、過去の、今から三年ぐらい前はまだ今のような状況じゃなかったです。それは総理が一番よくおわかりだと思うのです。そういう...全文を見る
○赤松(正)委員 総理の自粛が、私たちが、多くの人間が求めているゼロではない。単に、これは想像になってしまいますけれども、金額を少し減らすということだろう、そういうふうに理解いたします。  では、最後に全銀協の佐伯前会長にお聞きしたいと思います。自民党に対して献金をこれからされ...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
02月07日第142回国会 衆議院 本会議 第10号
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○赤松正雄君 私は、会派平和・改革を代表し、ただいま議題となりました内閣提出の金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案に反対し、内閣提出の預金保険法の一部を改正する法律案と民友連提出の修正案双方に賛成する立場から見解を述べ、討論をいたします。(拍手)  このたびの一連の大...全文を見る
03月12日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。  きょうは、午前中、お三方とも、両大臣に日米ガイドラインの周辺事態の問題をめぐって質疑が展開されました。私も聞いておりまして、きょうの質疑だけではなくて、前百四十一国会における日米ガイドラインをめぐる質疑の質問並びに答弁をそれ...全文を見る
○赤松(正)委員 今の北米局長のお答えですと、要するに日米安保条約で言うところの五条、六条、いわゆる日本有事、極東有事、あえて地域でいえば日本並びに極東というこの二つの地域に関する安保条約の規定を変えたわけじゃないわけですから、地域的な概念でいけばそれは従来どおり。  ただ、中...全文を見る
○赤松(正)委員 今度のガイドラインの見直しによって、二十年来の日米の間における防衛協力を円滑に行うために、いわばできることとできないことをはっきりさせようというふうなことであろうと私は理解をいたしておりますけれども、できないことというのは、もちろん憲法第九条が規定していますよう...全文を見る
○赤松(正)委員 それで、先ほど来申し上げております後方支援活動の中身を形成する地域の考え方ですけれども、戦闘地域と一線を画された地域というのは具体的にどういう地域を指すのでしょう。
○赤松(正)委員 今の防衛局長の答弁の中に、通常予測されない地域、そういうことがありましたが、去年の六月十日の当委員会においての質疑のやりとりの中で、通常予測されない事態が万一起こったらどうするのかという質問に対して、当時の防衛局長、今の次官だと思いますが、通常起こり得ないことが...全文を見る
○赤松(正)委員 今言った、通常起こり得ないことが起こらない地域を何とか探したいという、この答弁はどうなんですかと聞いているのです。
○赤松(正)委員 これは相手があることでございますから、こちらが戦闘地域と一線を画された地域だというふうに思っていても、相手方がそういうふうに思わないで攻撃をしかけてくるということが仮に起こったとすると、当然、それに対してこちらが戦闘行為をして仕返すというふうなことが起こってくる...全文を見る
○赤松(正)委員 今議論をしてきましたガイドラインについては、日米間の防衛協力ということであるわけですけれども、もう一つ大事な問題として、いわゆる集団的安全保障の考え方というかテーマがあります。  あの湾岸戦争のときに、いわば日本が湾岸の状態に対してどう対応するか、まさに日本の...全文を見る
○赤松(正)委員 今回のイギリスとの共同行為の中における決議、これは外交交渉の中における努力ということで、私も評価するのにやぶさかではございませんけれども、先ほど申し上げましたいわゆるPKOの現状、さっき言った湾岸戦争の経緯の中からPKOに対して日本が取り組むということが発生をし...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、現状についてどういう感想を持っておられるかということを聞かせていただきたいと思います。
○赤松(正)委員 そこで、日米ガイドラインをめぐる議論といろいろなところでの議論が少し錯綜する場合があるのですけれども、例えばイラクのようなケース、今回のイラクをめぐる状況について、今現在は小康状態を保っておりますけれども、仮にアメリカがイラクに対して武力介入をする、武力攻撃をす...全文を見る
○赤松(正)委員 そういうことを聞いているのではなくて、米軍がイラクに対して武力介入をする、それに対して、アメリカから日本に対する支援要請があった場合、どういう対応をとるかということを聞いているわけでございます。  それについては、既に先国会の中で総理とさまざまな議員との間のや...全文を見る
○赤松(正)委員 今局長おっしゃった最後のくだりですけれども、要するに、ガイドラインとは別にということは、先ほど来私が言っていますような、集団的安全保障における日本の貢献、かかわり方という側面から例えばイラクという問題が起きてくる、こういうふうに私は理解しているのですけれども、同...全文を見る
○赤松(正)委員 次の問題に移ります。  日ロ関係についてでありますけれども、先ほども同僚委員から質問がございましたが、昨年のクラスノヤルスク会談以降、日ロ関係に明るい展望が開けてきたというふうな指摘があります。先ほども外務大臣からその辺のことについてのお話がございました。 ...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひそのような努力を期待したいと思います。  もう一点、ロシアの問題ですけれども、これは防衛庁長官のテーマかと思いますが、日本の海上自衛隊がロシアとの間で共同訓練をするという報道がなされておりますけれども、これは現実にそうなのでしょうか。その目的はどこにあって...全文を見る
○赤松(正)委員 これは、もし仮に訓練が行われるとしますと、その法的根拠というのはどこにあるのか。要するに、ロシアと日本が海上で共同訓練する法的根拠は何かということが一つ。それから、仮にやるとしたら、その予算はどこからどういう名目で出るのでしょうか。
○赤松(正)委員 ロシアとの共同訓練、これから細かいことは、中身については検討されるのでしょうけれども、先ほどの防衛庁長官のお話を聞いていましても、いわばロシアとの信頼醸成の形成の一環ということなんだろうと思うのですが、私が最近強く思いますのは、ロシアの現実というのはなかなかそう...全文を見る
○赤松(正)委員 最後に、中期防整備計画の見直しについて、時間がもうありませんので二点だけお聞きしたいと思います。  今回の中期防衛力整備計画の見直しの中で、九千二百億円削減ということでございますが、陸上自衛隊で九〇式戦車六両とか、輸送ヘリコプター三機、装甲車十一両、海上自衛隊...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
03月18日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○赤松(正)委員 私の方からは、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきます。  まず、この法案審議に関連をいたしまして、当委員会でも今日までにたびたび取り上げられてきたことかとは思いますけれども、まず関税率審議会のあり方ということにつきましてお聞きを...全文を見る
○赤松(正)委員 今お答えの中で省庁出身の数についてお話がなかったですけれども、いただいているペーパーを見ましてもどなたが大蔵省出身であるかよくわからないのですが、三十五名中、大蔵省出身の方は現在のこの審議会の委員の中で何人いらっしゃるのでしょうか。
○赤松(正)委員 前任者は大蔵省の事務次官であった竹内道雄氏だったということで、今は会長ではなくて、現在の会長はフランス文学者の木村尚三郎東京大学名誉教授だということをお聞きいたしておりますけれども、その委員の中に大蔵省出身のメンバーが五人いらっしゃる。これはちょっと私はいかがか...全文を見る
○赤松(正)委員 いや、要するに所轄官庁の出身者は委員に任命しないという原則がある、それに違う形で五人もメンバーが入っているという事実があるにもかかわらず、その閣議決定にそぐわないことはないというのはおかしな言い方だと思いますね。どうしてこの閣議決定を守ろうとされないのかというこ...全文を見る
○赤松(正)委員 大蔵省だからいけないというふうな言い方に聞こえておられるのかもしれませんが、今、日本全体で取りざたされている問題というのは、後ほども申し上げますけれども、関税局という立場で、日本の関税、通関行政というものに携わっている人たちが主宰するこの関税率審議会の中に大蔵省...全文を見る
○赤松(正)委員 今の大臣の御答弁は、非常に私は大事なことをおっしゃったと思います。個人的だけれどもと断られましたけれども、ぜひ大蔵大臣として在籍されている間に、今おっしゃったような点を大胆に実行に移していただきたい、そんなふうな感じを持ちます。  先ほどの大臣の御答弁にもあり...全文を見る
○赤松(正)委員 今局長がおっしゃったことは、私が事前に課長から聞いていることとかなり違うんです。といいますのは、今回のこの関税率審議会において、要するに特恵関税のありようというものについてかなり幅広い議論が展開をされたというふうに理解をいたしております。  それは非常に重要な...全文を見る
○赤松(正)委員 ですから、ぜひそういう中身についても公開をきちっとしていただきたい、こういうふうに強く要望をしておきたいと思います。せっかく関税率審議会の中身について公開をしてきているという流れが、このような形で途絶えるというのはまずいというふうに思います。  そこで、私は具...全文を見る
○赤松(正)委員 この通関のスピードということにつきましては、先ほど来申し上げている関税率審議会の中にも何カ所か出てきますね。  例えばこの委員の中でも私が指摘をしたようなことを言っている方がいて、大変な時間とコストがかかっているのは現実だけれども、政府全体としても一段の努力を...全文を見る
○赤松(正)委員 御自分たちのところで出しておられるペーパーなんですから、しっかり熟知しておいていただきたいなというふうに思います。  このくだりについては、私は事前にお話ししなかったということがあってそういうことなのかなという気はしますから、あえてこれ以上言いませんけれども、...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○赤松(正)分科員 新党平和の赤松正雄でございます。私は、きょうは、まず冒頭、文化財保護に関する問題を文化庁にお聞きし、その後、教育の問題について文部大臣に御質問をしたい、こんなふうに思います。  まず冒頭、文化財保護行政のことでございますけれども、今、全国いろいろなところで発...全文を見る
○赤松(正)分科員 一万二千もの発掘調査が行われている。現在、裁判の状態になっているのは三件ということでありますけれども、やはり事前の事業者との交渉段階で、費用の見積額をめぐって、現実には事業者の協力を得ることは難しいとか、あるいは、最悪の場合に、事業者が見切り発車的に工事を強行...全文を見る
○赤松(正)分科員 今後幅広く検討されるということですが、ぜひその検討を積極的に進めていただきたい、こう思います。  あわせて、現在、文化財保護の重要性を社会に対して強くアピールするということが私は大事だと思います。事業者の協力を得るためにも、そうした強いアピールが大事である。...全文を見る
○赤松(正)分科員 文化財保護の問題につきましては、今のような御答弁も踏まえまして、こちらも積極的にいろいろとお話をしていきたい、そういうふうに思います。  次に一文部大臣に、育英奨学金の問題と、また私立の幼稚園の問題、あるいはまた薬物乱用防止対策事業の増額、こういった三点の問...全文を見る
○赤松(正)分科員 今の文部大臣の御答弁でそのお気持ちはよくわかりますけれども、日本の大学、特に都市部に集中して、生活費の増大ということが並々ならない状況にあるということは、もう大臣もよく御存じだろうと思います。大学に至るまでの教育の負担は相当な額に上るわけでございますので、ぜひ...全文を見る
○赤松(正)分科員 ぜひ、私立高校への貸与枠については、改善、拡大を検討していただきたい、こんなふうに思います。  次に、予約採用制という問題ですけれども、日本育英会の奨学生の採用方法としては、大学学部等への進学前に奨学金の支給をあらかじめ予約して、進学後四月から奨学金の支給を...全文を見る
○赤松(正)分科員 現実には、今申されたようなさまざまな難しい問題もあろうかと思いますけれども、ぜひ、この予約採用制の拡大について努力をしていただきたい、こんなふうに思います。  次に、幼稚園の問題です。  幼稚園の園児の数というのは九年連続減少している。少子化の流れを受けて...全文を見る
○赤松(正)分科員 今日、今局長が申されたような状況の中で、私立の幼稚園が果たした役割というものも結構大きなものがある。三年児就園推進に貢献をしてきた私立幼稚園に対する行政の側の配慮というものはどういうふうな状況になっているのでしょうか。
○赤松(正)分科員 この問題に関して最後に大臣にお聞きしたいのです。  公立と私立の保育料に格差があり過ぎるということで、地域によって、近くにいい公立の幼稚園があれば問題ないですけれども、近くにない、したがって私立の幼稚園に通わざるを得ないというふうな状況がいろいろなところであ...全文を見る
○赤松(正)分科員 ぜひともよろしくお願いいたします。  最後に、薬物乱用防止対策事業ということでございます。  今、町村文部大臣、日本の歴史始まって以来というふうな、若い、小学生、中学生、そういった子供たちの中におけるナイフを主軸とした暴力の問題で大変な御苦労をされていると...全文を見る
○赤松(正)分科員 終わります。
04月02日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。  日本の防衛力の役割というのは、大きく分けて三つあるだろうと思うのです。今冨沢委員からも話がありました直接的な日本の防衛にかかわる問題、いわゆる日米安保条約を中核とした日本有事あるいは日本周辺有事の問題に関する日本の防衛という...全文を見る
○赤松(正)委員 今長官がおっしゃった、陸海空それぞれが、言葉は適切かどうかあれですけれども、ばらばらであるよりは統合してやったらいい、これは、今日三年たった時点でお伺いすれば、なるほどそういうことだろうなとは思うのですけれども、あの時点で、一括して三自衛隊について統合する機能を...全文を見る
○赤松(正)委員 今おっしゃったのは、国際緊急援助隊、直接伊丹のいわゆる中部方面隊のところではない、もう少し広範囲な部分を後に活用したというお話をあわせて太田局長はおっしゃったような気がするのですが。  あの時点で、待機部隊として、九五年一月から三月までということで、言ってみれ...全文を見る
○赤松(正)委員 今、太田局長、いろいろ言われましたけれども、私は、先ほども申し上げましたけれども、統合幕僚会議でもって三つを調整するといっても、具体的なあの三年前のケースの時点では、既に実質的にその三つが統合された形になっているチームさえきちっと運用できなかったという事実がある...全文を見る
○赤松(正)委員 あの四県についてはどうですか。
○赤松(正)委員 先ほど、太田局長あるいは伊藤参事官の方から、旧の防衛計画大綱に比べても決してあれではない、深まっているというお話がありました。その例として、この新しい防衛計画の大綱の中で「大規模災害等各種の事態への対応」という項を立てているというお話がありましたけれども、私は、...全文を見る
04月07日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○赤松(正)委員 新党平和に所属をいたしております赤松正雄でございます。  本日は、皆様大変お忙しいところをこの委員会に御出席願いまして、まことにありがとうございます。  日本を代表する九つもの銀行の頭取に対しまして参考意見を聞かせていただくということもめったにない機会でござ...全文を見る
○赤松(正)委員 今、三銀行の頭取にそれぞれお話を伺いましたけれども、やはり大変長い間に培われてきた、まさに慣行というか企業体質というか、もう骨の髄までしみついた、そういったものを大きく変えていくということは大変なことだろうと思います。きょうから二十一世紀まであと千日ということで...全文を見る
○赤松(正)委員 今おっしゃったように、それは、バブル時期のときのいわば貸し過ぎの反動で今貸し渋りというかそういう状況が起きているわけで、幾ら公的資金が導入されたからといって、何でもかんでもありとあらゆるもののすべてというふうなことを言っているわけじゃありませんけれども、やはり先...全文を見る
○赤松(正)委員 要するに、それぞれが自由にやった結果、偶然に一千億になった、こういうことですか。まあ、ちょっと信じがたいお話ですけれども、そういうことであるということなんで、これ以上言いません。  次に、東京三菱の岸頭取にお伺いしたいのですが、さっき社民党の濱田委員の方からも...全文を見る
○赤松(正)委員 次に、リストラについてお伺いしたいのですが、金融危機管理審査委員会が公的資金投入の代償として出した経営リストラ要求に対して、先ほど来、皆さんの方からさまざまなリストラ計画のお話がありました。役員、従業員とかの給与の引き下げあるいは支店の削減とかそういうふうなお話...全文を見る
○赤松(正)委員 今、富士銀行山本頭取がおっしゃったことともまた関係するのですが、要するに、これから本格的な金融ビッグバンの時代を迎えるに当たって一般的に指摘をされていることであり、また私自身も、昨年、この衆議院の税制改革特別委員会のいわゆる海外視察でアメリカとかイギリスへ行かせ...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
04月17日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。  政府、防衛庁は、周辺事態、日本周辺有事に備えた法案を準備される一方で、防衛庁長官が十四日の閣議決定後の記者会見で、有事法制について、立法を前提に作業に着手する意向を表明されました。  このような、私などから見まして、いわば...全文を見る
○赤松(正)委員 局長、今、七章に書かれている国連軍とは違ったものとおっしゃいますが、その場合、多国籍軍というものを考えていいのか、それを指しているのかどうかについてお答えがないのですけれども。  あわせて言いますと、九〇年代初めに、湾岸戦争当時に提出をされました国連平和協力法...全文を見る
○赤松(正)委員 今私が取り上げましたものは、日米の二国間におけるところの防衛協力、日米防衛協力というものの、まあアウトライン、ガイドラインをこれから見直そうという話の中に、どうして国連安保理決議に基づく集団安全保障措置という、いわば多国間の、二国間よりも大きな枠組みのものがここ...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、日米関係を主軸とした日米防衛協力の指針、そのガイドラインの枠のもちろん中でしょうけれども、そこから派生してくる行動として、国連の安保理決議があった場合のみ船舶の臨検をする、こういうことですね。
○赤松(正)委員 その場合、第一義的に言いまして、国際の平和と安全の維持を目的とする経済制裁の実効性を確保するための活動ということですから、臨検をするこちらの船というものにおける武器のありようというか、船そのものの中における武器の存在の形態といいますか、どういうふうな船でもってそ...全文を見る
○赤松(正)委員 今長官がおっしゃった、臨検の場合に乗り組む自衛隊のメンバーが武器を携帯する、それが一つ。その船そのものも、もちろんいわゆる砲艦というものになるわけですね。
○赤松(正)委員 その場合、今長官おっしゃった、自衛隊のメンバーが武器を持って臨検に当たるという場合の武器使用のありようというのは、私たちが今知っている範囲でいいますと、現行PKO法における武器の使用という部分がございますが、その現行PKO法における隊員の皆さんの武器使用というも...全文を見る
○赤松(正)委員 繰り返しになるかもしれませんが、現在のPKO法におけるところの武器の使用というのは、自己保存のための自然権駒措置ということで、いわゆる任務の遂行のためということは入っておりません。そういう状態がそのままこれから考えようとされておられるガイドライン法関連のものの中...全文を見る
○赤松(正)委員 船舶に対します臨検というのは、たとえ相手が商船であっても——大分設定が違うかもしれませんけれども、せんだってNHKテレビで、キューバ危機の十三日間という非常に興味のあるテレビ、ケネディ元アメリカ大統領がキューバ危機をいかにして闘い抜いたかというのを克明に放送して...全文を見る
○赤松(正)委員 その後で大臣がおっしゃっているのは、「対象船舶があくまで検査等を無視しあるいは逃走するケースは極めて例外的な場合」。ということは、極めて例外的で、逃げちゃったらもうしょうがない、こういうことなのですね。
○赤松(正)委員 そこでもう一つ、これは直接は防衛庁長官が、長官だから答えていただけると思いますが、現行PKO法は、PKFのいわゆる本体業務の部分、巡回でありますとか武装解除といった部分が凍結になっております。  先ほどの臨検という場面というのは、まさにPKFの本体業務と際立っ...全文を見る
○赤松(正)委員 ともあれ、冒頭の局長との話にもありましたように、今まで日本が取り組んだことのない、国連安保理決議に基づくとはいえ、集団的安全保障措置という行動に参画をする初めてのケースが出てくるわけでございますので、重々、日本が持っておる平和憲法の枠ということをしっかりと踏まえ...全文を見る
○赤松(正)委員 素直に見てほしいというお話がありましたが、私は非常に素直な人間だと思っておるのですけれども、素直に見まして、今の長官のお話ぶりというのは、もちろん私は日米関係を非常にいいかげんにしていいなんと言っているつもりは全くありませんで、日米関係は非常に大事だと思っており...全文を見る
○赤松(正)委員 今のお話では、お聞きしていて、正確なる実態がわからないということだろうと思うのですが、これは大変な事故が起こってからでは遅過ぎるわけで、今いろいろな場面でそういう警告というかシグナルが発せられているわけですから、これはやはりしっかりと受けとめていただきたいと思い...全文を見る
○赤松(正)委員 種々なレベルで日米間においていろいろな協議をなさっているということでございますので、そこのところは、先ほど申し上げましたように、事故につながらないようにしっかりと言っていただきたい、強調して交渉に当たっていただきたいと思いますし、防衛施設庁の方もそういう実態とい...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、要するに、従来あるものに新しくつけ加えたわけではないということですね。
○赤松(正)委員 その点については、若干私は食い違いがあるように思うので、実際にきちっと調べたい、さらに調べたい、そんなふうに思います。  いずれにしましても、日米関係というものは、日米安全保障体制の円滑かつ効率的な運用に資するためということが大きな目標であろうと思うのですけれ...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号
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○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。  二十七日、昨日ですが、大蔵省の元金融証券検査官室長の宮川被告、また元金融検査部管理課長補佐兼金融証券検査官の谷内被告の初公判が東京地裁で開かれ、同時に、先ほど来議論されております百人を超える大蔵省内の処分が発表されました。ま...全文を見る
○赤松(正)委員 重く受けとめて反省したいということでありますが、私、きのう見せていただいた大蔵省の一連のこの調査及び処分についての書類を見ておりまして、非常にわかりづらいというものを感じます。  ちょっと具体的にお聞きしたいのですが、まず、杉井審議官については過去五年間に民間...全文を見る
○赤松(正)委員 今官房長がおっしゃった中で、特定の銀行の名前を挙げられない。これは全部掌握をしておられるということですね。しているのだけれども言えないということだろうと理解をします。  先ほど大臣が同僚委員の質問に対してお答えになられた中で私がちょっと気になるのは、要するに、...全文を見る
○赤松(正)委員 私が知る範囲というか、私の関係、いろいろな銀行の関係者に聞いた感じでは、大蔵省の問い合わせに対して的確にきちっと金融機関が答えたということについては大いに疑わしいというような判断を私はいたしております。ぜひ、どの金融機関にどういう問い合わせをしたのかというそうい...全文を見る
○赤松(正)委員 一つの基準として九五年の綱紀保持通達あるいは九六年の職員倫理規程というものがあるんだということはわかりますけれども、大臣のお話を聞いておりますと、要するに、私たちは決してその以降に今日問題になっておる過剰接待が全部起こったとはもちろん思っていないのですけれども、...全文を見る
○赤松(正)委員 そういう側面は今の大臣のお話でわかりました。  あわせて、私は非常に思いますことは、その九五年の中島、田谷事件というものの教訓といいますか、何ゆえにこういう事件が起こったのかということについての詳細な報告書といいますか、あの事件というものが起きて先ほど来あるよ...全文を見る
○赤松(正)委員 この問題については、先ほど来大臣も、その事件の前後、私の主張、その後ろの部分については余りない、例外的なものを除いて、ないというお話もありました。そういう点では、ある意味で、今の大臣のお話をまともに受けますと、今回のことよりもむしろ中島、田谷事件の方が重要であっ...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひそれを考えてくださいと言っているわけですよ。要するに、反省しますとか、こういうことを踏まえてこういう規程をつくりました、皆十分反省していますということは、それは当然です。わかっています。  ただし、我々のもとに一細かいことを聞くと、それは公表できない、はっ...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣がおっしゃっていることは、私は、やはりこれは非常に閉鎖的な社会としての大蔵省の中で対症療法的に、その起こった事件についてどうしょうかということをされてきた経緯にすぎないというふうに思うのですよ。  例えば、さっき浜田委員もおっしゃっていましたけれども、ちょ...全文を見る
○赤松(正)委員 それは、大蔵大臣が就任をされたのはまだそんなに日がたたない、四カ月ほどですから、先ほど冒頭におっしゃった、私の知らないところだというのはそうですけれども、私が言っているのは、要するに今日に至るまでさまざまな問題点が、それこそ今に始まったことではなくて指摘をされて...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひそれは言葉だけに終わらせていただきたくないと思います。強く進めていっていただきたいと思います。  もう一点、今は若い人の話をしましたけれども、これはOBの方の問題です。これもいろいろな場面で既に指摘をされていることですけれども、例えば、今回さまざまな人がい...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
04月30日第142回国会 衆議院 本会議 第34号
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○赤松正雄君 新党平和の赤松正雄でございます。会派平和・改革を代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出の国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆるPKO法改正案につきまして、総理大臣ほか関連大臣に質問をいたします。  ただ、今も石井...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。  きょうのこのPKO法案に入ります前に、あした大臣の方から報告があるやに聞いておるんですけれども、私はあした質問いたしませんので、一日早いんですけれども。  久間防衛庁長官が、この休日の間に日中防衛交流の一環として中国へいら...全文を見る
○赤松(正)委員 言葉の遊びをするわけじゃありませんが、今長官は中国海軍の近代化とおっしゃいましたけれども、何か特別な意図を持って近代化とおりしゃったんでしょうか。普通、近代化というのは、現代化よりはおくれた過去の段階のことを指すのであって、つい最近では中国の四つの現代化というこ...全文を見る
○赤松(正)委員 PKOの方の問題に入りますが、まず冒頭で概括的なことをお伺いしたいというか、私の感想も含めて申し上げたいと思います。  せんだって四月三十日の衆議院本会議におきましても、私、質問に際しまして若干触れさせていただきましたけれども、このPKO法成立から今日この時点...全文を見る
○赤松(正)委員 世論調査の結果を挙げられて、PKOに対する国民の理解は深まっているという指摘があったわけです。  さらに、では具体的にこの法案の中身について、せんだっての本会議で御質問をいたしましたけれども、答弁の方がいささかあっさりし過ぎている答弁をなさった大臣もいらっしゃ...全文を見る
○赤松(正)委員 今、茂田事務局長のお話で、最後に、感得された、そういうふうに感じ取れたというお言葉がありましたように、実際に自衛官の方が個人の判断で、そういう場面に遭遇して実体験としてそれがあったというのではなくて、現実にPKOの展開する現場の場面の中で、日本で机上で考えている...全文を見る
○赤松(正)委員 そこで、今までの個人の判断という格好での武器の使用というものが上官の指揮命令のもとでの判断ということになった場合、過去に具体的にはそういうケースはなかったわけですけれども、これからいわば想定されることでございますけれども、そういう上官の判断ということになると、単...全文を見る
○赤松(正)委員 今いみじくも大臣おっしゃいましたように、場所。ですから、大状況としての、どういうPKOに参画するかというPKO全体の場所もありますし、また、参加したPKOの中でも個別の場所という問題があると思うのですね。後ほどまた議論の中で出しますけれども。  普通、こういう...全文を見る
○赤松(正)委員 それこそ個別の小説の中身というよりも、しっかり読まれると、これはある意味で現在の防衛庁、自衛隊が非常に抗議しなくてはいけないぐらいの中身だと私は思ってもいるのですけれども、今長官がおっしゃったような、そういう現場の具体的な対応というものについてしっかりと対応して...全文を見る
○赤松(正)委員 なし崩しという言葉が非常に刺激的な言葉だからそういうふうなお答えが返ってくるのだろうと思いますが、今お話を聞いていると、微調整をしたということなのかなという感じがいたします。  次に、今凍結をされているPKF本体業務ということにつきまして、まず、改めてここで、...全文を見る
○赤松(正)委員 参議院側の修正でそうなったということですけれども、さらにもう少しその点について詳しくお聞きしたいのです。  これは防衛庁長官に答弁をお願いしたいと思うのですが、先般も総理大臣にお尋ねしたのですが、いわゆるPKF本体業務の凍結を解除したとしても、他の国のPKFと...全文を見る
○赤松(正)委員 今、ある意味で非常に重要なことを長官はおっしゃいました。  今回の法改正については、際立って限定された形での提起がなされているわけですけれども、今の長官の発言にありましたように、この法そのものが抱えている体系というのは、非常に複雑なものを持っているわけだと思う...全文を見る
○赤松(正)委員 次に、官房長官にお聞きしたいのですけれども、停戦合意につきまして、先般四月三十日の本会議におきまして、私は、いわばカンボジア派遣の際、特に第二次隊の場合に、現地におけるその後に派生じた状況の変化で、行く前と行ってからとで見解が分かれた場面があったということで指摘...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど防衛庁長官のお話の中に、日本の国内世論において着実にPKOについてのいわば意識というものが国民の間に定着をしてきているというようなお話がございました。  私、日本のPKO協力につきまして常々思っていることは、PKO法成立の過程に照らしてみても、あの湾岸戦...全文を見る
○赤松(正)委員 官房長官、際立って紋切り型の御答弁をいただいたのですけれども、先ほどの質問をさらに言いかえますと、こういうことなんです。  いわば集団的安全保障の補完としてのPKO、こういう位置づけができると思うのですが、そういう集団的安全保障の補完としてのPKOに参加をする...全文を見る
○赤松(正)委員 今の長官と同じ考えに私も立つわけですけれども、なおさら、そういう重要な役割を持つPKOであるからこそ、今、日本の場合は、PKOの活動というものが自衛隊としてのいわば付随的な任務、それこそ自衛隊の本体業務ではなくて付随的な業務に位置づけられているということについて...全文を見る
○赤松(正)委員 新しい防衛計画の大綱でも、「大規模災害等各種の事態への対応」ということで、「等」の中にひっくるめられて非常につつましい位置づけがされているわけです。  今長官は当面そういう考えはないということでございましたけれども、冒頭述べましたように、何回か本会議だとかある...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
05月12日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○赤松(正)委員 私も、法案の審議あるいは法案周辺のお話の前に、質問通告していないのですけれども、きょうの朝のニュース報道を見て驚いたりしました、また、先ほど石井委員の方から官房長官に質問があったようですけれども、冒頭、インドの地下核実験という問題について、主に防衛庁長官に若干お...全文を見る
○赤松(正)委員 私は、世界で唯一の被爆国の一員としまして、あらゆる国の核使用はもちろんのこと、核実験反対という立場を前提の上で若干防衛庁長官にお聞きしたいのです。  恐らく、詳しい内容は知りませんが、従来、日本の抗議に対して、日本の抗議を受けた場合に、中国なんかが言い返してい...全文を見る
○赤松(正)委員 これもちょっと関連でお聞きしたいのですが、ガイドラインにおける周辺事態、この周辺事態をめぐる議論は既にこの関連法が提出される前にもこの委員会あるいはいろいろな場面で議論されているのですが、今回、このインドという国の自己主張を聞いて改めて感じたのですが、仮にインド...全文を見る
○赤松(正)委員 これは事務方、国際平和協力本部の方にお聞きしたいのですが、いわゆる中央アジアというのでしょうか、インド、パキスタン周辺において現在展開されているPKOはあるのでしょうか。
○赤松(正)委員 インド、パキスタン停戦監視のためのPKOはある。これは現在もなお発動しているPKOですね、過去にあって終わったというのではなくて。
○赤松(正)委員 そこに日本に参加してほしいというふうな要請はかつて全くなかったのでしょうか。
○赤松(正)委員 今のインド、パキスタンとの関係も含めまして、このPKO法そのものには直結はしないのですが、その周辺としてのPKO、現在世界に展開されている国連PKOをめぐる問題について若干質問をしたいと思います。  まず、PKOにつきましては、先週ですか、第一回目の質問でも申...全文を見る
○赤松(正)委員 そうしますと、今言っていただいたPKO分担率の推移というのは、ソ連からロシアに際立って国家の形態が変わったロシアは別にしまして、日本を除くすべての国がほとんど横ばい状態というのはどういう理由だと認識しておられますか。
○赤松(正)委員 経済状態を反映しているということを言われますけれども、要するに、十年前の日本は、具体的に人的な部分のPKOの参画がほとんどなかったということは関係ないということですか。  中国もあるいはアメリカも、常任理事国の中でPKOに人的貢献をしている国というのは余りない...全文を見る
○赤松(正)委員 それはわかりました。  ちなみに、その人数について、先ほど常任理事国並びに日本、ドイツという話をしましたが、この七カ国のPKOに対する参加人数、これは現時点で日本は四十五人ということですが、それ以外の国はどういうふうになっているのか、これはちょっと参考のために...全文を見る
○赤松(正)委員 そうしますと、先ほどのお話だと、日本のGDPの比率との関係でいきますと、これから日本がますまずふえるということもあるわけですね。
○赤松(正)委員 最近、滞納する国あるいは未払い国というものが非常にふえているということを聞きますけれども、その現状というのはどういうふうになっているのか。
○赤松(正)委員 私は、今お聞きした感じの中で、日本が国連の場において、もう既になされているとは思いますけれども、先ほど来の数字を見てもわかりますように、この十年の中で分担率の部分での貢献の度合いが非常に強い、これは経済的な背景があるわけですけれども、そういったこともしっかりと、...全文を見る
○赤松(正)委員 今、PKO法の場合と周辺事態法の場合とでは、自然権的権利を行使するという意味では同じだとおっしゃいましたけれども、これは、船舶の検査に自衛隊員が行って職務を実行しようというその行為は個人だから同じでしょうけれども、明らかにPKO法のときと違って、船舶の検査に当た...全文を見る
○赤松(正)委員 長官、それでいいですか。(久間国務大臣「はい」と呼ぶ)  先ほど言ったことに関係するのですが、同じく私が質問したときに、長官は実弾の使用を伴う措置は考えていないということをおっしゃいました。個人の正当防衛と同様、船舶そのものに対する攻撃がなされた場合、万が一の...全文を見る
○赤松(正)委員 背景は何回か聞いているので、わかるのです。  要するに、最後に言いました「想定されません。」ではなくて、物の考え方として、そういう事態は起こり得るということは認められますね。想定されないと言うと、そういうことはおよそ考えられないことだということになりますが。
○赤松(正)委員 PKO法における国会の承認、報告の問題、これはもう時間もありませんので、既にこの法律の中に記されておりますので聞かなくてもいいですけれども、周辺事態法との関連というか、これも先ほど冒頭で申し上げましたように、全くわからない人間からして、いわゆるテクニカルタームと...全文を見る
○赤松(正)委員 これについての詳しい議論は、また本番のときにしますけれども。  ただ、この間、新聞報道を見て、おやと思ったのですが、長官が中国でこの周辺事態をめぐる国会報告を承認にするかどうかについて柔軟な対応があり得るというふうなことをおっしゃったかのごとき報道に接したので...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
05月13日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。  金融ビッグバンにかかわる金融システム関連四法案の質疑に具体的に入ります前に、二点ほど大蔵大臣に、ここのところ大蔵省をめぐる重要な問題が幾つかありますので、その辺について、ちょっと時間をとっていただいてお話をお伺いしたい、こう...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、先般、たしか同僚議員、河合議員だったと思いますが、宮澤元総理の昨年末の衆議院予算委員会での議論を引き合いに出して、いわゆるインターバンク市場におけるところの日銀と各銀行との関係、つまり、わかりやすく言いますと、貸し渋りには二段階があって、銀行といわば中小企...全文を見る
○赤松(正)委員 その点、よくわかりました。  二点目は、大蔵不祥事をめぐる学識者の懇談会ということについて、先般も取り上げたのですが、その後も二回目の会合が開かれたということですね。その二回目の会合、一回目の会合、あわせていろいろなことが指摘をされたのだろうと思うのです。例え...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひそういうふうな毎度でいってもらいたいと思いますが、今までも多くの大蔵大臣が出られたわけで、松永大蔵大臣も永遠にされるわけではないわけですから、これからの新しい大蔵省のまさに礎を築く、そういう思いでこれから先にもずっと永続していく形でやっていただきたい。学識経...全文を見る
○赤松(正)委員 率直なお話を聞きました。  それで、この報告書の中で、私も当時は、まさに蒼蠅驥尾に付すという感じで、大先輩の後にくっついていっていろいろなお話を聞かせていただいたという側面が強いのですが、今振り返ってみますと、今の銀行局長のお話とも関連するのですが、実は、アメ...全文を見る
○赤松(正)委員 もちろん、こっちもそれだけだとは言わないのですが、一つは、今申し上げた点。だれとは申しませんが、いわば専門家に言わせますと、一つの指摘は、一九八〇年に行われた外国為替管理法改正時における今申し上げたような点。二つ目は、一九八四年の日米円・ドル委員会時において、ア...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、従来型のシステム、特に新たにこの場面に対応してスクラップ・アンド・ビルド的なもので、壊して何か特別なものをつくるということはないということですね。
○赤松(正)委員 その総合調整のことが、文字どおり、言葉どおり、字義どおりの役割を果たすようにしっかりと考えていっていただきたいと思います。  具体的な問題に入ります。  実は、昨日も同僚委員がこの問題を取り上げられたので重なることになるんですが、ちょっとまた少し違った角度で...全文を見る
○赤松(正)委員 今の運輸省大野課長のこの問題に対する指摘は、私はそのとおりだろうと思います。これは大臣と課長と並んで答弁をしていただくのは申しわけないのですけれども、ぜひ大臣もしっかり銘記をしておいていただきたいという感じがいたします。  算定会料率の遵守義務撤廃という問題は...全文を見る
○赤松(正)委員 過渡的な形態としてそういうことをしているということなんだろうと理解をします。  先日、この問題と絡むのですが、保険業に携わる方を対象にして、私の事務所の方で、インターネット上を通じましてビッグバンに関連するアンケート、狭い小さなうちの事務所ですから、そんなにた...全文を見る
○赤松(正)委員 今も保険部長から自己責任という言葉があり、先ほど同僚委員の質問に対して山本証券局長心得の方からも、この法案の中に、いわゆるさまざまな契約をめぐる問題について説明をしっかりするような、そういう説明の充実といったことも盛り込んでいます、こういうふうなお話がありました...全文を見る
○赤松(正)委員 最後に大蔵大臣に、今の問題について、教育という分野でありまずけれども、大蔵大臣としての概括的なお考えを一つ。それからあと、さっきも出た問題ですが、金融検査官について、大臣は、現状について十分ではない、増員をお願いしている、こういうふうなお話、ただアメリカとの比較...全文を見る
05月27日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○赤松(正)委員 新党平和の赤松でございます。  きょうは、私は、大別しまして、インドネシアにおける暴動事件に関連しての邦人救出の問題それから朝も議論されました防衛庁の不祥事といいますか決算に関する問題について、この二点をお聞きしたいと思います。  まず最初に、インドネシアの...全文を見る
○赤松(正)委員 当時のカンボジア大使が、今外務省で領事移住部長をされているということであります。  今非常に簡単におっしゃいましたけれども、当時、カンボジアの事件に関して、一般的に私たちが耳にしたり目にした、いわは政府のとった対応についての批判としては、非常に対応が遅かった、...全文を見る
○赤松(正)委員 今回のインドネシアにおける政府の対応については、比較的、カンボジアの場合に比べて非常に対応はうまくいった。いわば遅いというふうな批判があちこちに見られるのですけれども、私はそういう理解はしておらなくて、インドネシアのケースは、カンボジアの当時の大使が今領事移住部...全文を見る
○赤松(正)委員 今の御答弁の中で、外務大臣から防衛庁長官に依頼をした、こういう話がありましたが、当初、防衛庁長官はいわゆる待機出動はしない、こういうふうに言われておったという報道に接しております。十五日の時点で、待機出動はせず、そういうふうな発言をされておったと理解をしておりま...全文を見る
○赤松(正)委員 今回は海上保安庁の巡視船が派遣されておりますけれども、これについてはどういうふうな経緯だったのでしょうか。
○赤松(正)委員 それはありがとうございます。  海上保安庁の巡視船をこういったケースに派遣するというのは今回もちろん初めてなわけです−が、先ほど岡田委員からも指摘があった自衛隊法一部改正の中に自衛隊が所有する船舶の活用が入っておるわけですが、現在、それがまだ法的に成立していな...全文を見る
○赤松(正)委員 今、海上保安庁法の話がありました。外務大臣の要請によりということですが、自衛隊法の百一条「海上保安庁等との関係」の中に、防衛庁長官は、「自衛隊の任務遂行上特に必要があると認める場合には、海上保安庁等に対し協力を求めることができる。」こういうくだりがありますが、こ...全文を見る
○赤松(正)委員 今回のインドネシアにおける対応については、先ほど申し上げましたように、あずかって領事移住部長の力が大きかったのではないのかと私は申し上げておるわけです。  実は、このインドネシアのケースに限ってこういうふうなことがあった、これはまさに非常にレアケースで、前回の...全文を見る
○赤松(正)委員 インドネシアの場合はそういう経緯を踏まえて非常にうまくいった。いろいろ反省する材料はあるでしょうけれども、対応がうまくいったのは、先ほど来申し上げたようなことがあずかって力があったのだろうと私は思います。ぜひとも、この経験を全体に敷衍させるというか、今回だけの特...全文を見る
○赤松(正)委員 もう一点、武器の使用について。百条の八の第三項に、外国における邦人を救出する際に、輸送の船舶の所在する場所あるいは航空機に乗る場所、そこに至るまでの経路において、いわば危険に際しての対応として武器の使用ということが挙げてあるわけです。  私が思いますのは、冒頭...全文を見る
○赤松(正)委員 時間が少なくなってまいりましたので、二点目の防衛庁の不祥事の問題についてお聞きしたいと思います。  午前の石井委員のお話、大臣とのやりとりを聞いておりまして、幾つか感じたことがございます。  まず、私が非常に思いますことは、一般確定契約、それから中途確定契約...全文を見る
○赤松(正)委員 今正直におっしゃったと思うのですが、先ほどの一般確定契約、中途確定契約の問題にしましても、私は、聞いておりましたり、あるいは決算委員会の議事録を見まして、ちょっと大臣らしからぬ、率直性がないなという感じがしたわけですよ。  やはり国民全体から見て、先ほどの話に...全文を見る
○赤松(正)委員 この問題は、また改めて別の機会にさせていただきます。  以上で終わります。
09月10日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤松(正)委員 北朝鮮の弾道ミサイル発射事件やら、あるいは、今回の防衛庁の装備品調達をめぐる不祥事件などで世間の注目がまさに防衛庁、自衛隊に集まっている間につい忘れられがちになっている問題が一つあります。それは、八月二十五日に起こったF1支援戦闘機二機の墜落事故であります。この...全文を見る
○赤松(正)委員 調査中ということですけれども、こういった事故は従来からいって極めて珍しい事故なのか、それとも残念ながらしばしば起こっているのか。また、今後、再発防止に向けてのどういう措置がとられようとしているのか。この辺について簡単にお聞かせ願いたいと思います。
○赤松(正)委員 早急にきちっとした調査報告を提出していただきたいと思います。  一方で、国の防衛のために命をかけて取り組み、不断の訓練に余念がない、こういった自衛隊員がいる一方で、防衛庁中央では、先ほど来の議論の展開にありましたように、防衛産業による過大請求の精算を再就職、天...全文を見る
○赤松(正)委員 企業がある意味で確信を持ってごまかそうとするようなことだったら、見抜けないということであってはやはりまずいというふうに思うのですね。今おっしゃったような、会計検査院として今後こういった形をきちっとチェックできるように、国民の信頼にこたえ得るような、そういう会計検...全文を見る
○赤松(正)委員 長官、私かねがね疑問に思っておりますのは、かつて決算委員会で、いわゆる今回いろいろ取りざたされている防衛産業の方に自衛隊員としてどれだけ天下り、いわゆる再就職をされたのか、そういった実態というものを公表してほしい、そういう要求を決算委員会で同僚委員がしました。そ...全文を見る
○赤松(正)委員 まさに私もそう思います。むしろ企業のイメージアップにつながる問題である。その辺を防衛庁がはっきりさせられないから、かえっておかしなことになっている、こういうふうに指摘をしておきたいと思います。  あと残された時間で一つお伺いしたいことは、防衛庁の関連予算の問題...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど申し上げましたように、時代状況は大きく変わっているということを踏まえて、ぜひ長官、念頭に置くというふうには言っていただけたわけですけれども、閣議等で総理等に提案をしていただきたい、そんなふうに思いまして、私の質問を終わります。
○赤松(正)委員 日本じゅうが金融の問題で国会の審議に注目をしているときに、先ほど来お話にあったような、昨日の、北朝鮮の弾道ミサイルが日本列島上空を越えて三陸沖に着弾したという話が巻き起こってまいりました。  多くの国民がこの事態に対して非常に心配をしているというか、日本の危機...全文を見る
○赤松(正)委員 高村大臣に先ほどの質問をもう一遍お聞きしたいのですが、やめてほしいということを数回にわたって言った、これだけじゃ聞いていて非常に寂しい思いがします。どういうルートを使ってどういうふうな角度で言われたのかということについて、大臣の方から。
○赤松(正)委員 課長が言ったということですね、課長級が言った。  先ほど防衛庁長官、また防衛局長が、八月中旬から今日に至るまで、昨日までの経緯で、かなりの情報を聞いていたというお話をされましたけれども、そういうことを踏まえた上で、昨日のいわゆる第一報と深夜十一時過ぎですか、お...全文を見る
○赤松(正)委員 正確な情報自体をつかむのに時間がかかったというふうにお聞きしましたけれども。  私は、昨夜の二回目の、いわゆる審議官の会見を見ておりまして、非常にわかりづらい、事が事だけにそう明快にすぱっといくわけにはいかないのだろうということはよくわかりますけれども、多くの...全文を見る
○赤松(正)委員 絶対今の部分は大事なところだと思いますよ。要するに、政治家が官僚任せにしているということがありありとわかってしまう、こういう典型的な事態だったと私は思います。  さっき防衛庁長官は、同僚委員とのやりとりの中で、今回のこの事態が突然でゆゆしき事態だ、こういうお話...全文を見る
○赤松(正)委員 今防衛白書のくだり、非常に認識が甘いということについてお話がなかったのですが、私は防衛白書だけを指摘するのではなくて、例えば防衛研究所から出ている東アジア戦略概観の中には、防衛白書よりもはるかに突っ込んだ見方がなされています。今回の、テポドン一号と言われる、ノド...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
09月18日第143回国会 衆議院 本会議 第12号
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○赤松正雄君 新党平和の赤松正雄でございます。  会派平和・改革を代表いたしまして、先ほど来問題になっております防衛庁最高幹部による装備品購入をめぐる背任並びに証拠隠滅問題を中心に、総理並びに防衛庁長官に問題点をただしたい、こういうふうに考えます。  北朝鮮の危険きわまりない...全文を見る
09月28日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤松(正)委員 冒頭に、外務大臣に、アメリカの臨界前核実験についてのことでお聞きをいたしたいと思います。  四回目の臨界前核実験をアメリカがこのほどやったというニュースが流れました。私どもは、全世界の核兵器の廃絶、核軍縮の大きな流れに逆行する出来事である、暴挙である、こんなふ...全文を見る
○赤松(正)委員 今外務大臣のお答えの中に、包括的核実験禁止条約、CTBTに違反するものではない、国際的な常識であるというふうなお話がございました。小渕総理大臣も、新聞等で拝見しますと、CTBTに違反するものではないと国際社会では理解をされている、こういうふうな前段があって、その...全文を見る
○赤松(正)委員 ですから、大臣のおっしゃり方というのは、要するにまだCTBTそのものにアメリカが賛同していない。それは現実はそうなのでしょうけれども、だからこそ、むしろその根幹の部分に対する発言があってしかるべきだという意味のことを言っておるだけでございます。もともと、CTBT...全文を見る
○赤松(正)委員 次に、防衛庁長官にお聞きしたいのですが、いろいろ聞きたいことがあるのですけれども、まず冒頭に、過去二回、この委員会におきまして、長官の方から報告がございましたですね。調達実施本部の一連の水増し請求問題について政府として、防衛庁としてどういう態度で臨むかということ...全文を見る
○赤松(正)委員 私がなぜ今のような聞き方をしたかといいますと、実は私は、先般、新聞を見て驚いたのですが、これは新聞の報道ですから、その新聞社の傾向性というか姿勢というものが反映しているので、大いに大臣の方から反論があるかもしれませんが、ちょっとこのことに触れたいと思います。 ...全文を見る
○赤松(正)委員 それは非常に重大なことで、大臣、私なんかが繰り返し言っていましたけれども、前久間防衛庁長官なんかは、要するに今までの防衛庁の姿勢というのは間違っていないという姿勢でずっと来られて、その基本線上に大臣はおられた。だから、先般、この九月二十五日の自民党の国防三部会で...全文を見る
○赤松(正)委員 どうしてそういうことをきょうの冒頭でも報告をされないのですかね。ぜひ私はしてほしかったと思います。  私は、九月十八日の本会議で実は質問をさせていただきました。  調達実施本部の不祥事に調達実施本部が当たるのじゃ、全然それは本当の意味の調査にはならないじゃな...全文を見る
○赤松(正)委員 事が重大な問題であるだけに、私は、二回にわたる報告というのは、中身についてはともかくとして、その姿勢を評価しておりましたけれども、今回なかったことについては極めて遺憾であるということを繰り返し申し上げておきます。  先ほども藤田委員から質問がありましたけれども...全文を見る
○赤松(正)委員 これはまさに防衛庁の中における姿勢というか、この問題に対する取り組みというものが、あとうべくんば世の中に知られたくない、公表されたくない、そのままにしておきたいというふうなことであったのだろうと思わざるを得ないのですね。  ちなみに、この問題について、当時の防...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほどの私の質問は、当時、防衛庁の中においてこの責任をはっきりさせたのか、あるいは石川防衛庁長官に報告は上がったのか、このあたりについて、わかっていることがあれば答えてください。
○赤松(正)委員 改めて調査をして言うということですね。  先ほども話がありましたが、NECについては、二年間の取引停止ということがそのときにNECに対する処分としてはあった、こういうふうなお話でありますが、二年間終わって、立ち上がるというか取引が再開されるに当たって、何かがあ...全文を見る
○赤松(正)委員 取引停止は二カ月ということですね。局長、そうですね。  今回のNECの水増し請求疑惑に関しても、そういうNECに対するいわば取引停止という話が出ているようですけれども、過去の平成二年のこの事件と同様に、結局、わずかの期間だけで事足れりとしてまたもとへ戻すという...全文を見る
○赤松(正)委員 BMDにつきまして、防衛庁長官にお聞きしたいと思います。  先ほどもこの問題についてのお話がありました、アメリカとの間に共同で技術研究を実施するという方向で意見の一致を見られたと。これからは政府内部の調整だということで理解しておるわけですけれども、具体的に政府...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど、偵察衛星の問題とBMDの問題と、両方比較しての議論がございましたけれども、政府は、大きい、包括した概念としてのBMDという言葉を使っておられるようですけれども、BMDについてアメリカとの一定の方向性の一致を見たと。  それで、偵察衛星に関しては、アメリ...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど防衛庁長官のお話の中にもありましたが、現時点では、アメリカのランドサットですか、それからフランスのSPOT、この二つの米仏の商用衛星から画像を購入されている。それで、さらにそれにつけ加えてアメリカのイコノス、この商用衛星から購入する予定で、もう既に百六十一...全文を見る
○赤松(正)委員 という科学技術庁が進めているALOSと、今一連の北朝鮮の問題以降議論の対象になっている多目的衛星とは、全く別のものというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○赤松(正)委員 そうしますと、厳密に言うと、科学技術庁が使っている多目的衛星というのと今政府が検討にかかっている多目的衛星というのは、本当を言えば違う呼称にした方がいいのでしょうね。まあ、これは答えは結構ですけれども。  もう一つ、ここでちょっとお聞きしておきたいのですが、先...全文を見る
○赤松(正)委員 一方的に、BMD論議だとかあるいは偵察衛星という方向に行ってしまっているだけなので、あえて、今言ったような情報科学技術の分野における対応というものも大事じゃないのかということを指摘したわけでございます。  次に、対人地雷条約について若干お聞きしたいと思います。...全文を見る
○赤松(正)委員 胸を張ってという部分が、何か下を向いて、余り胸を張っておられなかったようですけれども。  私がNPOの皆さんとかいろいろな皆さんとお話をしている、あるいはそれなりに勉強をした結果、どうも外務省、防衛庁、特に防衛庁はお立場からいってそうなのでしょうけれども、この...全文を見る
○赤松(正)委員 この代替兵器、指向性散弾というものにめどがついたというか、そういう代替兵器を導入ができる、対人地雷にかわり得る代替兵器というものがはっきりできるのだというふうに確信が持てたのはいつなのですか。
○赤松(正)委員 いつごろからというお答えはなかったのですけれども、対人地雷を新たな指向性散弾という代替兵器にかえるということは、日本の陸上防衛の戦略構想そのものに変化をもたらすものではないと。従来からの流れ、対人地雷を使っているときと、それからそれを代替兵器にかえてからと、先ほ...全文を見る
○赤松(正)委員 最後に、在日米軍基地、沖縄とかあるいは横須賀におきますところのPCB汚染という問題が今大変に問題になっているということでございますので、若干この問題についてお聞きをいたしたいと思います。  横須賀もそうですけれども、とりわけ沖縄におけるところのPCB汚染という...全文を見る
○赤松(正)委員 事の発端というか、一番の起源というのは相当古いということであるのでしょうけれども、詳しい調査結果を待たなくてはいけませんけれども、現実に今もなおこうしたPCB汚染というものの不当な垂れ流しというのでしょうか、という状況があるという危険性が指摘をされています。将来...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
12月02日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第3号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  私は、ちょっと観点を変えて、財政構造改革法の問題に入る前に、冒頭、若干宮澤大蔵大臣にお聞きをしたいことがございます。それは、今、参議院も含めてこの三日間ですか、代表質問で、大変に各党党首級からの議論の中で話題になっております自...全文を見る
○赤松(正)委員 宮澤大蔵大臣、大変含みのある言い方をされましたけれども。  そこで、もう一つこの問題についてお聞きしたいのですが、防衛庁長官が、総理のこの問題に関する言い回しの中で、従来、憲法の枠内でという言い方をしていたのを、憲法の理念に基づきというふうな形で小渕総理はおっ...全文を見る
○赤松(正)委員 次に、もう一つの問題としての消費税の問題でありますけれども、総理は本会議場におきまして昨日も、消費税下げという問題について否定的な見解を示しておられます。  ただ一方で、自由党の代表質問の中には、消費税の時限的減税という言葉を使われて、これも、消費税の時限的減...全文を見る
○赤松(正)委員 では、この財政構造改革法について、私も公明党の立場から御質問いたします。  先ほど来、民主党の先輩方、また同僚議員から厳しい指摘がありました。私、聞いておりまして、私も一年前の当委員会に所属をしておりまして、この財政構造改革法というものに対して厳しく反対の論を...全文を見る
○赤松(正)委員 そういう御答弁を当時の橋本総理にしていただきたかったなという感じがいたします。  また、大蔵大臣は、八月十九日の予算委員会で、まさに、これは新聞報道を見て私は知ったのですけれども、凍結をするのか、場合によっては廃止をするのか、年末までに検討したい、こういうふう...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど来のお話を聞いていますと、私は実はこの委員会に、もう少し宮澤大蔵大臣は日本の財政をよくしていくために強い意思とビジョンをお持ちだと思って臨んだのですけれども、どうも先ほど来のお二人の仲間の質問を聞いておりますと、いつの日かとか、何か随分、いつの日か日本の財...全文を見る
○赤松(正)委員 まさに、二兎を追うべきではない、今は景気対策、景気の浮揚に最大の力を注ぐべきだということを、一年前もあるいは半年前にも我々は主張してきたわけで、まさに先ほど来のお話にありますように、ちょっと本当にそういう気になられるのが遅過ぎたなという感じがいたします。  同...全文を見る
○赤松(正)委員 景気はもちろん大事でありますけれども、そういった部分も国民は非常にしっかりとした目で見ておりますので、財政構造改革に向けてのそれこそ大蔵大臣の魂、精神というものも同時に示す、そうした姿勢を示してもらいたい、こんなふうに思います。  先ほど大臣は、あらゆることを...全文を見る
○赤松(正)委員 今お二人の大臣から、地域振興に大きな役割を果たすというお話がございました。経企庁長官、冒頭におっしゃった高度の政治判断ということは余り強調されないで、後半の地域振興に役立つというところを強調していただきたいなと思いますね。  厚生大臣に来ていただきながら、時間...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
12月08日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第5号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  先週、宮澤大蔵大臣を初めとする三閣僚の皆さんにお聞きしましたので、きょうは、総理大臣に、この財政構造改革法について、これからの財政構造改革をどう進められるのかということについて絞って、それから後半で、ちょっと角度の違う問題です...全文を見る
○赤松(正)委員 余り反省されていないような印象で聞かざるを得ません。  あの五月の時点の直前、むしろ自民党の中には、小渕総理と総理の座を争われた、総裁の座を争われた方の中に、もっと直裁に現状というものを認識されて、その時点の橋本内閣の政策というものを厳しく反省する発言があった...全文を見る
○赤松(正)委員 早い時期を期待したい、それはそうだろうと思いますが、ただ期待をしているというだけではならないというふうに私は思うのですね。  それで、総理は、当面の緊急の課題としての景気浮揚ということに対して全力を挙げたいということで、明年一年かけ、平成十二年には安定した形に...全文を見る
○赤松(正)委員 今、決意を述べられたわけですが、この間宮澤大蔵大臣は、この財政構造改革法をそれだったらもう廃止したらどうかという意見に対しまして、思想、精神を残しておきたいんだというお話がございました。思想というものが思想だけに終わるのじゃなくて、今の総理の決意が決意だけで終わ...全文を見る
○赤松(正)委員 私は、総理のお口から、総理がおっしゃっているバーチャルエージェンシーという考え方の中に、こうした財政構造改革についてずっと一貫して考えていく、そういった機構というものもこういう物の考え方の中に取り込んでいくんだというふうなお話が聞けるんじゃないかと思いましたけれ...全文を見る
○赤松(正)委員 小渕総理はもう十分御承知のことだろうと思いますけれども、私はここで確認をしておきたいのは、PKO法には五原則がビルトインされている。PKO法の第六条の「実施計画」の中の第七項に、法の全体の中にちりばめてある五つの原則というものが規定をされているわけですけれども、...全文を見る
○赤松(正)委員 私は、日本の国際安全保障に対する立場というのは、PKOといわゆる集団的安全保障という二つの柱で日本の国際安全保障というものはあると思うのですけれども、その中で、国連平和維持活動、PKOについて、やはりしっかりと五原則を生かす形での貢献というものが非常に重要だろう...全文を見る
12月18日第144回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。私、主にイラク情勢を中心に、外務大臣を中心にお伺いをいたします。  私どもの党も、今日までに至るイラクの態度をもちろん是認するものではありませんし、また、日本がアメリカとの完全な形ではないにせよ軍事的な同盟関係にある、いわゆる日米...全文を見る
○赤松(正)委員 皆さん集まられて相談をされてああいうコメントを出されたということですが、実は、きのうの安全保障委員会の塩田委員長を中心とする理事懇談会の場に内閣総理大臣のコメントが出されておるわけですけれども、ここのペーパーの中に、上に「中近東第二課」と書いて入っているのですね...全文を見る
○赤松(正)委員 これは文字どおり、要するに中近東第二課の方がつくったんだということを想像するに十分な資料だと思うのですね。私は、これにそう長く時間をかけて触れるつもりはありませんけれども、極めて不用意ではないのかな。要するに、総理大臣が世界に向かって発表するペーパーにこういうも...全文を見る
○赤松(正)委員 このペーパーの中の二つ目、三つ目で、この四番目の結論「我が国としては、上記のような経緯に鑑み、今回のアメリカ及びイギリスによる行動を支持する。」という、この四番目の結論を持ってくるために二番目と三番目があるわけですけれども、私これを読ませていただいて、きょうの委...全文を見る
○赤松(正)委員 このあたり中近東がどういうふうにそのことを受け取っているのかということについては、なかなか複雑な、イラクとイランの関係でありますとか、サウジアラビアあるいはまたトルコ、さまざまな国の置かれる位置づけというものがあるので、そう簡単には出てこないと思いますけれども、...全文を見る
○赤松(正)委員 今外務大臣はそうおっしゃいました。私がなぜこういうふうにこのペーパーにこだわるかといいますと、やはり三月二日のあの国連安保理採択の警告決議を日本が、当時小渕外務大臣ですけれども、イギリスと一緒に共同で提出をされた。その「いかなる違反もイラクにとって最も深刻な結果...全文を見る
○赤松(正)委員 今の御発言はそれでまあいいんですけれども、その前半の部分、いわゆる三月二日の日英の共同で出したあの警告決議におけるところの日本のスタンスというのは、要するに私なんかの今言ったような受けとめ方は間違っているわけですか。要するに、武力行使に直結しない、武力行使を容認...全文を見る
○赤松(正)委員 今の総合政策局長の答弁は、もう既に三月に同じ趣旨のことを繰り返されておるんで、ちょっと私の意図したこととは違う答弁でありますけれども。  先ほど来申し上げておりますことは、冒頭に申し上げましたように、要するに中近東第二課、事務方の皆さんが考えられたもの、もちろ...全文を見る