赤松正雄

あかまつまさお



当選回数回

赤松正雄の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第174回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、内外が非常に注目をしているクエスチョンタイム、私どもの山口那津男代表が十分間質問をするという貴重な機会を前にした大事な時間、一時間十五分をいただきました。うちの代表は今の総理大臣を相手にしますが、私は、次の、あるいは...全文を見る
○赤松(正)委員 今、皆さんのお手元にも配らせていただいている、一と書いた「いわゆる「密約」問題に関する調査命令について」という、大臣から薮中事務次官に出された調査命令の中身としての四つの密約を御説明いただいたわけですけれども、密約の定義は難しいと言われて、密約というのは何なのか...全文を見る
○赤松(正)委員 今の大臣の答弁を聞いていますと、これが密約で、それの基準に合わせてこういう密約であるというようなことではない、この歴史的経緯の中で必然的に絞られていった四つということなのかなという受けとめ方をいたしました。  この四つについては性格が微妙に違っていて、四つ目の...全文を見る
○赤松(正)委員 では、大臣、今のお話だと、まずアメリカとの関係においては、アメリカに、アメリカの中におけるこの調査機関というか、そういうものにゆだねているということですか。それで、日本として、先ほどはっきり聞き取れなかったんですが、何か定期的に連携をとって、こっちから行くとか、...全文を見る
○赤松(正)委員 今の大臣の御発言の中で、後でもうちょっと突っ込んでやりたいと思うんですが、アメリカが異を唱えない、今の行われている政策に不都合がなければ異を唱えないというのは、ちょっとこれはおかしいなと思うんですね。つまり、密約の対象としての、先ほど言った事前協議の対象云々とい...全文を見る
○赤松(正)委員 今のお話を聞いていると、主舞台は財務省だなという感じもいたします。  きのう結審を見た、沖縄密約訴訟結審、これはきょうの新聞で報道されていますけれども、これによると、国側は、改めて文書は保有していない、こういうふうな主張をして、要するに文書はない、こういうふう...全文を見る
○赤松(正)委員 では、外務大臣、この問題について今訴訟中であるから述べられないということですが、言ってみれば、今このテーマは、菅財務大臣の方の捜す資料が大半であるということですか。それとも、外務省マターも、対象としての資料はあるはずで、それが見つからない、こう言っていることでし...全文を見る
○赤松(正)委員 そうすると、外務大臣、ちょっと私がおかしいなと思うのは、先ほど、省内の調査は終わったとおっしゃっていましたね。終わった、そして今は有識者の人たちによる検証をやっているところだと言いながら、一方で、まだ訴訟中また係争中というか、争っているものがある。これは、その部...全文を見る
○赤松(正)委員 ただ、四月九日に判決だということですから、当初の予定から大幅にずれていて、当初は年内とかあるいは一月中旬とか言っていたのが、今、二月の中旬になってまだ出ない。判決が四月九日。先ほどの御答弁では、判決に左右されるような話、どっちが左右するのかは知りませんけれども、...全文を見る
○赤松(正)委員 これは、政権交代の成果を宣伝するために密約問題を利用しちゃいけないということを強く思っているわけです。  今思いますことは、今大臣がおっしゃった、検証しているところだという話ですが、この今進めている検証というのは、密約の背景としての核政策、当時の時代背景を含め...全文を見る
○赤松(正)委員 核抑止というのは、要するにあいまいさをもって旨とするという部分があるということで、明確にはっきりさせないというところに意義があるという側面も、やはりこの五十年の歴史の中でそういう意味の評価というものもあったと私は思います。  先ほど前半戦で申し上げましたけれど...全文を見る
○赤松(正)委員 いや、それは非常に紋切り型の答弁でございまして、非核三原則を堅持するということは、大臣、総理大臣もおっしゃっている、それはよくわかっています。  では、それだけで、その非核三原則堅持という核政策だけですか。もう少し周辺の核政策、核にまつわるさまざまなテーマにつ...全文を見る
○赤松(正)委員 今おっしゃった二つのテーマを関係各国間で協議する、これが今の岡田外務大臣の私の質問に対する答えということなんですが、では、それを違う角度で少しお尋ねしたいと思うんです。  私どもの仲間で浜田という参議院議員がいまして、先般というか去年の暮れに大臣とかなり激しく...全文を見る
○赤松(正)委員 正直に、まだ事態は変わっていないとおっしゃいました。これは大変厳しい現実だろうと思います。岡田さんをもってしてもなかなかそういう事態を変えられない。いつまでもこういう状態を続けていいというわけではないと思うんですね。  やはり、外務省の中での議論、あるいは政権...全文を見る
○赤松(正)委員 よくわからないですね。外務省の中で全部岡田さんのもとに統一されているというのは、それはにわかに信じがたいと思うんですが、それとあわせて、では、今言われている、防衛大臣のもとにおられる防衛政務官なんかがおっしゃっているところの二・五原則といいますか、つまり彼、彼と...全文を見る
○赤松(正)委員 なかなか悠長な話だなというふうに思うんですが、では、岡田さんはこれからどれぐらい外務大臣をやっておられるか知らないけれども、その外務大臣期間中にしっかりと議論をして、今回のこの問題の決着も見ながらその後いろいろと協議をしていく、そういう協議をしながら自分たちの核...全文を見る
○赤松(正)委員 それはぜひとも、今言われた三月の中旬というのを……(岡田国務大臣「中旬じゃない。三月の中間です」と呼ぶ)その辺のところを言うと、また時間がずれるということなんでしょうけれども、ともかく早く決着をつけられた方がいい。  政府を挙げて取り組んでほしいということで、...全文を見る
○赤松(正)委員 非核三原則を堅持しながら拡大核抑止をどう運用していくか、いわゆる核の傘のもとにい続けるかどうか。当面は、核の傘というもの、拡大核抑止に依存するというのは、方針として変わらないということだろうと思うんですね。  そういう流れの中で、私は、昨年の外務委員会で大臣に...全文を見る
○赤松(正)委員 では、沖縄の普天間の問題について、今のお話の延長線上でちょっと聞きたいんです。  要するに、今の普天間の問題、当初、きょう十七日は、政府の中で連立与党から政策を、政策というか新しい場所についての提案とかを持ち寄ってやるという話が、延期になったというふうに報道を...全文を見る
○赤松(正)委員 今の大臣の御発言を聞いていると、要するに、先ほど私の言った、アメリカがやはり日本の立場をわかってくれて、どこまでもそのアメリカの立場を押しつけてくるということはない、そういうふうに理解しておられるということでよろしいですか。
○赤松(正)委員 検証がいつまでかかるか、総理言うところの五月ということまで延びているということで、どうぞごゆっくりとしか言いようがないんですが。  防衛大臣、名護の市長選挙の結果、いろいろな見方があると思うんですが、ほとんど僅少差である。落選された市長との票差というのは、僕は...全文を見る
○赤松(正)委員 防衛大臣、重い役割を果たしていただきたいと思います。  岡田外務大臣、どうぞ公務がおありなので。では、この一連の外交に関する核密約の話は以上にいたします。  厚生労働大臣、済みません、長い間お待たせしまして。また、文科大臣も済みません。次に、厚生労働省そして...全文を見る
○赤松(正)委員 今の緩和ケアについては、要するに、さっき大臣もおっしゃったように、いわゆる終末医療というか、死を目前に控えた人たちに対するさまざまなケアというふうにとらえられがちだけれども、違うということをぜひとも強調するべく、この緩和ケアの進捗状況を進めていっていただきたいと...全文を見る
○赤松(正)委員 ありがとうございました。  防衛大臣、結構でございます。済みません。  最後に、小児脳腫瘍の話について厚生労働大臣と少しやりとりをしたいと思います。  まず、今から取り上げます小児脳腫瘍、小児がんの中で白血病に次いで大変に最近その病にかかる子供たちがふえて...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣は私と同じものを見て問題意識を持っておられるということはわかりました。  今起きている事態は、今大臣がチーム云々と言われましたけれども、なかなかそういうことが実現しているところは少ないんじゃないかなという感じがします。起きている事態は、ただ右往左往するのみ...全文を見る
○赤松(正)委員 もう大事な時間がなくなってまいりましたので最後にしますけれども、要するに、厚生労働省の若いメンバーとも少し議論したんですが、こうした疾患を抑えて適切な対応をしていくための研究を行って、小児慢性疾患に対する研究に三千九百万円ほど出しているわけですけれども、専門家の...全文を見る
○赤松(正)委員 ありがとうございました。以上で終わります。
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、赤松大臣に初めて質問をさせていただきます。  昨年八月、台風九号は、日本各地に豪雨による被害をもたらしたわけです。私の地元、兵庫県佐用郡佐用町、あるいは宍粟市、また朝来市、こういった各市各町で多大な被害があったわ...全文を見る
○赤松(正)分科員 十一月十三日から復旧事業に着手した。私が行ったところはまだ全くそういう雰囲気さえなかったんですが、今おっしゃったときから一カ月、二カ月、三カ月とたっているわけですが、農水省、林野庁としては、もう既に事態は復旧に向かって動いているという認識でおられるんですか。現...全文を見る
○赤松(正)分科員 ということであるならば、私が行ったところは佐用町の水根という一番奥のところなんですが、私が心配するのは、自然災害ですから、いつ何どき大雨がまた降るか知れない。この冬の時期というのは余り大雨がないということがあるんでしょうけれども、極めて、事態がいつ何どき変化す...全文を見る
○赤松(正)分科員 大臣、今私がこうやって質問しているのは、先ほど申し上げた内閣府、消防庁、国交省は、いずれも災害に対する避難という観点の検討委員会なんですね。だから、農水省、林野庁は、そういう角度の検討は必要ないと私も思います。ただ、農水省、林野庁という角度から独自にぜひ検討し...全文を見る
○赤松(正)分科員 今農水大臣がおっしゃったこと、近未来における対策と中長期的な対策、二つの大きな側面があるんだと思うんです。  私は一貫して、この予算委員会の分科会でこの手の問題を質問するのは今回で三回目なんですが、要するに、戦後の日本のいわゆる杉、ヒノキを中心とした針葉樹林...全文を見る
○赤松(正)分科員 今のお話では、そういうこともわかっているけれども、いろいろな指摘もあるので、研究を進めながら取り組んでいきたい、こういうことなんだろうと思うんですが、事態はかなり風雲急を告げておりますので、しっかりとこの取り組み姿勢を強めていっていただきたいと思うんですね。 ...全文を見る
○赤松(正)分科員 大臣、野生動物と人間、そして森、これはなかなか大事な関係でありまして、私も随分前からこの場面で歴代の農水大臣に質問してまいりましたけれども、皆さん一様にやはり認識の度合いが低くて、何、クマ、そんなものは森と余り関係ないんじゃないというふうな感じの受けとめ方をさ...全文を見る
○赤松(正)分科員 最後に、ともかく今回の水害で亡くなられた人たちの命を無駄にしないためにも、ぜひとも、冒頭で申し上げました、立ち木が流木になってしまったということの調査、これを林野庁としてもしっかり取り組んで、先ほど私が言ったところはまだ全く工事の手がつけられていなかったという...全文を見る
03月10日第174回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  岡田外務大臣には、二月十七日に、昨日公表されましたいわゆる核密約に関する有識者懇というんでしょうか、調査等についての質問をしましたが、その問題について、また、きょう朝、自由民主党の皆さんからの質問も踏まえて、若干、まず冒頭、確...全文を見る
○赤松(正)委員 そこで、先ほどの小野寺委員と大臣とのやりとりの混乱というのは、そこから起こってきていると私は思うんですね。  今回の岡田さんのやられたことに対する一般の国民の受けとめ方、いろいろな評価があろうかと思うんですが、若干その点について、より多くの国民の皆さんにこの核...全文を見る
○赤松(正)委員 改めて、ここでおっしゃられたことの確認ですが、アメリカの核政策が変わったというのは、どのように変わったということでしょうか。
○赤松(正)委員 九一年、九四年にアメリカが戦術核について核を搭載しない、こういう政策の転換があったということに対して、その後も日本政府がそういうのに対応する変更をしなかったことの指摘というものを述べられたということだと思うんですね。  そこで、私が思いますのは、そういう岡田外...全文を見る
○赤松(正)委員 今の認識の中で私が思いますのは、やはり九一年あるいは九四年の段階で、それ以前の段階と、核搭載の艦船が寄港する可能性が、岡田さんいうところの、今のとらえ方でいうと、なくなったということはあるにせよ、それを含めて、全くアメリカの核政策というものが、変動限りないといい...全文を見る
○赤松(正)委員 それは九九%、それを認めます。ただ、一%の可能性ということはあり得るのではないかな。具体的な根拠を示せという話でありますが、具体的な根拠はありません。  その上に立って、私自身が新たに外務大臣に聞きたいんですが、では、結果として、日本の核政策というのはどのよう...全文を見る
○赤松(正)委員 その点は、ぜひとも、ただ口だけで、あるいは各国との外務大臣との交渉の中でそういうものを確認し合うというだけではなくて、大きな流れ、うねりをつくって、そして先ほど言われたようなアメリカの核政策が逆転、反流するようなことがないように、それはないという認識は私も、ない...全文を見る
○赤松(正)委員 今、事務レベルで五回という話がありましたが、それを称して先方は、決して消極的ではないんだ、事務レベルでそれなりにやっているんだということを言いたい、こんなふうに今思っているという認識でいいですか。
○赤松(正)委員 中国と各国との国境、今、この東シナ海ガス田の話も一つの大きなテーマでありますが、中国大使館のホームページを見ますと、要するに、陸上における国境の画定という問題について、十四カ国と国境を接しているけれども、現時点で十二カ国との国境画定が成ったという表現があります。...全文を見る
○赤松(正)委員 非常に慎重な物言いを、事の中身からいってそうならざるを得ないんでしょうけれども、中国の場合、南沙諸島あるいは西沙諸島で領有権の問題が生じて、今日までなかなか画定できない、こういう状態にあります。  一方、日本をとってみても、日本は、尖閣諸島というのは日本の固有...全文を見る
○赤松(正)委員 日本の立場はそういう立場でありますが、先方は違うということだと思うんですね。  私が今なぜそれを言ったかといいますと、陸上においてもインドとブータンにおいて引き続き画定の交渉が続いている。それ以外のところでも、一たん画定はしたといっても、いつ何どきどうなるかは...全文を見る
○赤松(正)委員 そういう積み重ねが非常に大事だろうと思うんですね。  今、言われた現地において中国単独の開発工事にまつわるそういう動き、直接にせよ間接にせよ、外務大臣が先方と会談された以降、それはまだあるんでしょうか。
○赤松(正)委員 先ほど平沢委員からの質問にありましたが、今回の全人代での発表によると、中国は軍事費について若干伸びがおさまったというふうな報道があり、先ほど御答弁でも岡田外務大臣は、そういう数字だけではなくて、透明性の問題についてしっかり留意をしていきたい、そういう透明性をめぐ...全文を見る
○赤松(正)委員 最後に、普天間の問題について触れたいと思います。  この普天間の問題をめぐって、いろいろな学者というか関係者、評論家の皆さんでさまざまな議論があって、そういうものは一般国民の皆さんがよく見る機会が多いわけですが、私もこのところ幾つかのそういう議論を見ていて、岡...全文を見る
○赤松(正)委員 最後にまた確認しますが、五月までにと言われましたけれども、まだ三月、四月があるわけで、この三月と四月というこの二カ月間にどういうことを期待すればいいんでしょうか。
○赤松(正)委員 そういう確たる方向へ行けばいいなという期待を述べて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月12日第174回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  まず冒頭に、直接的にはこういう質問をするとは言っていないんですが、当然御承知のことだと思いますので、お聞きします。  十三日から、大西洋クロマグロをめぐる、絶滅のおそれがある野生生物、こういうふうに指定するかどうかを検討する...全文を見る
○赤松(正)委員 今の副大臣のお話では、要するに、今の場面で全体がどのような状況になっているのかわからない、新聞等がかなり先行して報道している、こういうふうに今聞きました。後で、表向きはそうだけれどもどうかということがもしあったら言っていただきたいんですが。  そういう状況を受...全文を見る
○赤松(正)委員 その結果としての、現状はもうあしたから、日本時間との関係はあるでしょうけれども、手ごたえ、成算といいますか、見通しというか、それはどうなんでしょう。
○赤松(正)委員 今のお話の中で、アメリカ、EU、これが日本とは反対の立場ということですが、アメリカとは、この問題に関して、要するに日本の立場をしっかり説明する、このあたりの交渉はされたんでしょうか。
○赤松(正)委員 政権がかわって、後でも申し上げますけれども、岡田外務大臣を先頭にして、いろいろ新しい日本外交の展開というものに苦慮しておられるというか努力をしておられる、これはよくわかるんですけれども、過去、岡田外務大臣に三回ほど御質問する機会があったわけですけれども、そういう...全文を見る
○赤松(正)委員 今の大臣の御発言、そして先ほどの武正副大臣の御発言等踏まえて、最後の最後までしっかりと外交的努力、交渉を続けていただきたい、結果として失敗してうまくいかなかったというふうなことにならないようにお願いしたい、そんなふうに思います。  次に、在外公館をめぐる問題で...全文を見る
○赤松(正)委員 この問題も、きのう質問すると言ってあるんですから、しっかりと掌握をしておいていただきたいと思いますね。  実は、この論文の一番最後に、こういうくだりがございます。  日露戦争時、南アジアで唯一の独立国といってよかったシャム(現・タイ)国に設けられていたわが国...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、私がきょう質問するということについて、ちょうど外務省に広い意味でまつわる資料についての保存、それに対する姿勢というものを聞いてみようという気がして、急遽、朝お知らせしたわけですけれども、要するに、こういうそれなりに大きな影響力のある雑誌に書かれたこ...全文を見る
○赤松(正)委員 要するに、私が、事実関係として調べるのについて、朝言って今、それはわかります、急であるということ。ただ、こういう問題について敏感でなくちゃいけないということを言ったわけで、つまり、それも時間ですね、時間だからこれ以上言いませんが、こういうことに対して敏感であって...全文を見る
○赤松(正)委員 そういう意味では、しっかりと早急にそういう大使館のありようというものについて戦略を組み立てると考えておられるというふうに理解いたします。  最後に、領事ボランティアという問題につきまして、公明党は、外部人材を積極的に活用して、平和・人権外交の基礎になる在外公館...全文を見る
○赤松(正)委員 インターネット等を見まして、取り組んでおられる皆さんの本当に喜びの声がありますので、現状は少し先細りみたいな感じになっていると思いますので、ぜひとも取り組みをしっかり強めていただきたいと申し上げさせていただきまして、終わります。
03月17日第174回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。  政権が交代して、外交は岡田外務大臣が担当ということで、新しい局面になったわけですけれども、きょう朝も、いわゆる密約の問題、そういうテーマ、あるいはまた今もお話があった沖縄の普天間の問題、いろいろな意味で日本...全文を見る
○赤松(正)委員 今、現行法のもとでもできることがある、さまざまな検討を行っているところだというお話がございましたが、これは、岡田さんになられてから半年ぐらいですけれども、もう随分前から、前政権からの引き継ぎという部分を合わせれば相当前からいろいろ検討はされてきているわけですね。...全文を見る
○赤松(正)委員 どこか明らかにできない、それはそれ以上こだわりません。  要するに、PKO法をつくったとき、我が党、私の先輩なんかが大変に尽力をして、当事者間の合意、同意、中立、そして携帯武器は必要最小限、さらに、紛争に巻き込まれればいわゆる雨宿りをする、回避する、避ける、こ...全文を見る
○赤松(正)委員 今、あらゆる部分で、冒頭に申し上げましたように、いいも悪いもという言い方は適切じゃないかもしれませんが、新しい段階になって、岡田さんが、さまざまな問題、いっぱいあるので優先順位をつけなきゃいけないというようなこともおっしゃっておりますけれども、そういう中でこの問...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣が先ほど二つの答弁で答えられた方針に基づいて、御自分の考えをしっかり前へ出されて、外務省の中の議論を取りまとめていっていただきたい、そんなふうに思います。  次に、今のことと関連をして、私ども、この二十年間のいわゆる広い意味における国際平和協力活動というも...全文を見る
○赤松(正)委員 今、政務官がおっしゃったことは、要するに、統幕学校の中にいわゆるPKOに従事する自衛隊の皆さんの訓練を意味するものをつくる。これって、もともと発想した私なんかの発想とは違うんですね。  つまり、先ほども言いましたように、日本が世界に向けて取り組んできたというか...全文を見る
○赤松(正)委員 今ちょっと外務大臣にしては珍しく、私の言ったことと取り違えておられるというか、それは外務省が考えている平和構築のための人材育成の仕組みですね。私も昔から、公明党はその平和構築の人材育成ということに一生懸命取り組んできました。それとまた別なんですよ。それはそれとし...全文を見る
○赤松(正)委員 決してそういう意味で言ったわけではなくて、ちょっと時間がなかったので整理し切れませんでしたけれども、つまり、私どもの考えを、防衛省だけに任せるということになるとどうしてもそういう方向に行っちゃいますよということを言いたかったわけで、政府全体がしっかりとした全体観...全文を見る
03月19日第174回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様、大変にお忙しいところ、貴重な御発言、御主張をしていただきまして、大変にありがとうございます。  鈴木委員長も含めて、戦後日本史、とりわけ近過去の日本の外交をめぐって大変重要な役割を果たされたとい...全文を見る
○赤松(正)委員 今、斉藤参考人が、一つのキーワードというか、キーイヤーとしての九一年ということをおっしゃいました。その九一年以降、アメリカのいわゆる戦術核をめぐる、とりわけそれまでの政策の方針に大きな転換があったからその必要はなくなったんだというふうに思うとおっしゃいました。 ...全文を見る
○赤松(正)委員 東郷参考人にお伺いします。  東郷参考人がお書きになられた、赤いファイルはどこへ行ったかというのも読ませていただきました。先ほど来のお話も聞かせていただきました。そういう流れの中で、今、河野委員から、八つの大事だと思われるファイルの中身についても少し詳しく質問...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、確認ですが、先ほどのお話では高橋さんとマウラさんのいわゆる会議のメモ云々もありましたけれども、一九六〇年の時点で、東郷参考人がいろいろな資料をごらんになられて、明らかに、その時点、ほとんど日米安保条約改定の時点から、言ってみれば、先ほど来強調してお...全文を見る
○赤松(正)委員 ありがとうございます。  東郷参考人、ちょっと視点を変えますが、御自分の後の条約局長が谷内さん、その重要なパートナーとしての北米局長が藤崎さん。私、御両人ともよく知っているんですが、このお二人に引き継がれたからといって、この二人があたかも破棄にかかわっていると...全文を見る
○赤松(正)委員 次に、西山参考人にお伺いします。  先ほどの冒頭でのお話、あるいはまた委員とのやりとりの中で、いわゆる旧大蔵省、今の財務省の今回の調査は非常に真摯な取り組みがうかがえるという意味合いのことをおっしゃいました。  実は、私、ことしの予算委員会で岡田外務大臣並び...全文を見る
○赤松(正)委員 今、西山参考人が言われたことは、私もかねて思っていたことと全く一致するなという思いです。つまり、外務省発でいっていて、先の方が分かれていっちゃっている、全体をとらえていないという感じが強くいたします。  西山参考人に最後にお聞きしたいのは、冒頭におっしゃったこ...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。ありがとうございました。
03月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、条約、協定の審議でありますが、それに入ります前に、ちょうど一週間前のきょう、同じこの場所で、いわゆる密約問題に関する参考人質疑がございました。その参考人質疑で出た幾つかの問題について、岡田外務大臣の見解を聞きたいと思...全文を見る
○赤松(正)委員 今、大臣は食い違いという言い方をされましたが、それはつまり、質的、量的、両方の側面ということかどうかということの確認と、それから、第三者を入れたチームをつくってと言われましたが、ここで言う第三者というのはどういう人を指すのか、そしてそのチームはもう既にできたのか...全文を見る
○赤松(正)委員 その残りの六点の行方を、先ほどの同僚、自由民主党の皆さんとの討論の中で、新聞は事実を報道しない、こういうふうな言い回しがあり、かつ、その後の竹島の問題を見て、岡田さん特有の粘りというのはなかなかだなと思って聞いておりましたけれども、恐らく新聞がいろいろ報ずるのを...全文を見る
○赤松(正)委員 そういうことだと思うんですね。だから、後に続く担当の皆さんに対する調査をしっかりするべきだ、こういうふうに思います。  二点目は、私と西山参考人との間で交わされた話でありますが、これは日にちは忘れましたが、ことしの衆議院予算委員会の一般質疑の場で岡田大臣ともお...全文を見る
○赤松(正)委員 そういうことだろうと思います。  ただ、このテーマの冒頭で申し上げましたように、私はやはり、でき得べくんば、岡田外務チームそれから菅財務チーム、この両方を全体で覆う形で有識者懇のようなものがあって、トータルに、いわゆる密約について、それをしっかりと調査分析する...全文を見る
○赤松(正)委員 蒸し返しになりますが、それは現時点であって、現時点というのは、きょう、ただいまであって、これは非常に極端な例ですが、この政権の中にあってもアメリカの核政策は変わるかもしれないということからすれば、私が言いたいのは、要するに、日本の基本というよりも、アメリカの核政...全文を見る
○赤松(正)委員 まだ引き続き、このテーマについては後の機会にしたいと思います。  そこで、きょうの本題の条約、協定でありますが、忙しいところを中井国家公安委員長に来ていただいております。  まず、日本・EUの刑事共助協定、この問題でありますけれども、これは先ほど同僚委員から...全文を見る
○赤松(正)委員 その経緯はわかりました。  そこで、ちょっと今、中井国家公安委員長にお聞きしたいこと、この件とは別にございます。やはりこうやって国会に出てきていただいたからには御本人のお話を聞きたいという思いが急速に高まってまいりましたので、記者会見等をされたり、私も昨日、週...全文を見る
○赤松(正)委員 今、官房長官におわびをされたとかという話がありましたけれども、これはひとえに国民におわびをされないといけない、そう思います。  今、ふっと中井さんとの間のエピソードを思い出しました。いつぞや、それこそ宿舎の前でお会いしたときに、私が、警察をめぐる小説が今際立っ...全文を見る
○赤松(正)委員 別に今の私の話でこの問題が終わったというわけじゃなくて、自由民主党の某委員は強く辞任を求めるという声があります。そういうことも含めて、これからしっかりとこの問題を議論するということが必要になってくる場面があろうかと思います。  次に、日・タイ受刑者移送条約につ...全文を見る
○赤松(正)委員 〇三年に日本がCE条約に加入してから去年の末までの受入移送実績は、二〇〇六年にアメリカが一人、七年に韓国が一人の合計二人だけとなっています。  CE条約加入のときの議論の際、当時の外務省領事移住部長は、移送を行うために必要な受刑者の意思確認、それから判決等の関...全文を見る
○赤松(正)委員 何かよくわからない答弁ですが、要するに引き続きしっかり努力をするということで理解したいと思います。  外務省副大臣にお伺いします。  受刑者移送条約について、中国とのこの条約の締結交渉の進捗状況、海外で我が国の受刑者が最も多く服役している国でありますけれども...全文を見る
○赤松(正)委員 この三条約のうち、一協定ですが、日ロの観点につきましては、これも外務省副大臣にお伺いしますけれども、鳩山さんが本年二月に、国際結婚破綻、国際結婚トラブルに伴って子供の連れ去り問題の解決のルールを定めたハーグ条約の早期批准に向けた準備を進めるんだという意欲を示した...全文を見る
○赤松(正)委員 法務省としての何か見解はありますか。
○赤松(正)委員 大体、見通しとして、法務、外務両方のめどというのはいつごろと考えているんでしょうか、努力目標で。
○赤松(正)委員 では、これで終わります。ありがとうございました。
04月02日第174回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様、お忙しいところ、また、大事な御意見を述べていただきまして、本当にありがとうございます。  引き続きでございますが、既に同僚の委員が三人質問をされました、幾分重なるところもあろうかと思いますけれど...全文を見る
○赤松(正)委員 春名参考人に引き続きお聞きしたいんですが、先ほどの冒頭の御発言の中で、文書の破棄のされ方について、短期的な意図ですか、正確な言葉はちょっとあれしましたけれども、短期的という言葉をつけられましたけれども、これはどういう意味なのか、少し詳しくお願いしたいと思います。
○赤松(正)委員 それでは、坂元参考人に、先ほど申し上げました「見つかった文書の見つかり方」というくだりと、それから、例の東郷和彦さんの三つのファイル、これは赤いファイル以外のものについては今回のことに当面関係がないわけですけれども、そのまますべてはあったのかどうか、ロシア関係あ...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど河野委員あるいはほかの委員からも似たような発言がありましたが、今回の調査を踏まえて、先ほど来いろいろな問題点も提起されているわけですが、今委員長が理事会で検討するという話に引き取られましたけれども、皆さんにお聞きしたいんですが、今後、仮に第二段階として調査...全文を見る
○赤松(正)委員 時間がないので、では、携わられた坂元先生と春名先生はあれにして、新原先生、今の同じ、第二段階で行われるとしたら、どういう観点を望まれるか。
○赤松(正)委員 我部参考人にお聞きしたいんですが、先般、当外務委員会の理事、委員長を先頭に、沖縄に行ってまいりました。沖縄の例の普天間基地の移設の問題をテーマに行ってきたんです。そのときに、私も、いろいろな方々と、もちろん短い時間でしたからすべてを尽くしているわけじゃないんです...全文を見る
○赤松(正)委員 ありがとうございました。
04月07日第174回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  私は、先ほど同僚委員からも一、二、質問がございましたけれども、先般、鈴木委員長を先頭に沖縄に行ってまいりました。沖縄で、各地で、実情の調査、さまざまな御意見を聞くという機会があったわけですけれども、そのことを通じて、非常に私自...全文を見る
○赤松(正)委員 いやいや、それは違う。では、後で議事録を見ていただいたら。言葉として、一言もということを今言われたから言うんですよ。言葉として、関与していないと言われましたよ。後でぜひ見ていただきたいと思います。  背景の意思は今言われたようなことがあるかもしれぬ。ただ、私が...全文を見る
○赤松(正)委員 私は、対米交渉というのが自分の役割だとおっしゃったから。  その中身について言えない、あるんだけれども言えない、こういう理解ですか。
○赤松(正)委員 それは何か判じ物ですね。要するに、両方にとれますね。いっぱいいろいろなことをやってきたんだけれども、おまえにはそれは言えないという意味と、もう一方で、全くそういうことは今の時点ではやっていない。これはどっちなのかな、こう思うんです。当たり前過ぎる質問をしていると...全文を見る
○赤松(正)委員 ああ、そういう意味ですか。  私が今、きょういただいた時間でぜひ岡田大臣にお聞きしたいと思うのは、要するに日米地位協定の話です。  私は先ほど冒頭で、鈴木委員長を先頭に行ったときの話を申し上げましたけれども、私は目の覚めるような思いがしたというのは、改めて、...全文を見る
○赤松(正)委員 それは一貫しておられるんですよ。一貫しておられる。ただ、外務大臣、要するに、まず移転先の問題に決着をつけて、その後地位協定の問題、こういう段取り的な、そういう取り組みの姿勢をいろいろな場面でおっしゃっている。それはよくわかっています。  だから、それが私に言わ...全文を見る
○赤松(正)委員 だから、それはわかっているんですよ。そういう野党時代、三党の意見をまとめ、いろいろ時の政府、自公政権に対して要求されたりされた。それはわかっているんです。そういうことがあったからこそ沖縄の期待も高まった。そして政権をとられた。  政権をとってからのこの半年間に...全文を見る
○赤松(正)委員 お任せいただきたいという大見えを切られたわけですけれども、大臣、副大臣でもいいんですけれども、この言葉遣いというのはどう理解したらいいんでしょうか。「日米地位協定の改定を提起し、」。「改定を提起し、」という言葉の持つ意味というのは、要するに、改定の中身を世の中に...全文を見る
○赤松(正)委員 それは、例えばこの沖縄ビジョンの中に挙げられている、八項目ほど挙げられていますが、在日米軍基地、地位協定改定案という格好で八項目やられていますけれども、こういうものを含むんですね。こういうものを意味するんですね。
○赤松(正)委員 であるがゆえに、私は、先ほど冒頭に戦略が誤っておられると言ったのは、私風に言わせれば、今言われたのを四年間のスパンでやるというふうなことであるがゆえに、なかなか沖縄の県民の皆さんの大変高揚している現民主党政権に対する失望感と怒りというものは、もちろん前政権にもあ...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。ありがとうございました。
04月09日第174回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、四つの租税条約、協定に関する質疑でありますが、今日までのこの外務委員会の中で、外務大臣との議論の中で、若干積み残した問題があるんです。これをきょうやるということを事前に言っていないので、全部御記憶にあると思いますが、...全文を見る
○赤松(正)委員 わかりました。  二点目ですけれども、この租税条約、協定のメリットという点でありますが、OECDは、去年の四月に、税に関する情報交換のOECD基準の実施状況についての進捗状況をめぐる報告書を公表いたしました。シンガポール、マレーシア、ベルギー、ルクセンブルクは...全文を見る
○赤松(正)委員 今回の改正によって、OECD標準の情報交換規定に改正するということで、銀行秘密に抵触する場合においても情報の提供を拒否することはできないということになるわけですが、特に、国策として、金融サービス業に重点を置いて、銀行の顧客情報を厳格に守るというスタンスを持ってい...全文を見る
○赤松(正)委員 実効性が担保されると確信しているという話でありますが、追ってしっかりと見ていきたい、そんなふうに思います。  次に、今回の各租税条約・協定改正議定書は、営業上、事業上、産業上、商業上もしくは職業上の秘密である場合、情報交換義務が解除される旨、規定してあるわけで...全文を見る
○赤松(正)委員 引き続いて国税庁に質問するんですが、我が国の税務当局及び租税条約の締結相手国の税務当局が、情報交換により収集した情報に基づいて正しく取引を把握し、課税の公平性が保たれるということは、納税者にとっても歓迎すべきものですね。だが一方で、税務当局が収集した情報を用いて...全文を見る
○赤松(正)委員 では、冒頭申し上げた積み残しの問題、あるいはそのほかの問題に話題を移したいと思います。  まず、いわゆる密約の問題について、外務大臣が、前回でしたか、どなたかの質問に答えられて、四人でチームを組んでこの問題について当たる、こういうふうにおっしゃっておりました。...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど冒頭で言いました、メンバーについてはいかがですか。
○赤松(正)委員 大臣、先ほどの件、いわゆる廃棄処分等をする場合に、文書課長、今は総務課長と言うんでしょうか、その目を通るというのは当然なわけですね。
○赤松(正)委員 その点はわかりました。  次に、積み残しでありますが、一つ目は、私がこの公文書の問題について、松村正義さんという元外務省の役人であった方で、この方が、「法学研究」の中で「日露戦争における日本在外公館の「外国新聞操縦」」という論文を書かれた。この人が一生懸命研究...全文を見る
○赤松(正)委員 わかりました。  大臣、その次に、前回の当外務委員会で、私と大臣との間で少しやりとりをやりました。沖縄のいわゆる普天間基地移転の問題で、私があのとき申し上げたのは、大臣が平沢委員の質問に対してこう答えられたんですね。今、議事録を持ってまいりました。「閣僚間で役...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、もう少し柔軟な姿勢を持ってもらいたいんですよ。原理原則をゆがめろなんて言っていませんよ。要するに、事実として関与していないと明確に言われたんだから、そういう言い方をしたかもしれませんというようなことぐらい言うべきなんですよ。あのときに、私は全く関与していな...全文を見る
○赤松(正)委員 でも、平沢委員とやりとりを聞いていて、役割分担で、どこの基地に移転するかについては関与をしていない、こう言われたから、当然、私を初めとして聞いている、その場にはここにいらっしゃる人、あるいはまた議事録を通じて多くの国民が見た場合に、それは誤解を招くから言ったわけ...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひそうあってほしいと思います。
04月14日第174回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、まず冒頭に、ポーランドの大統領が、ロシアの西部、カチンの森事件の追悼式に向かわれているときに飛行機が墜落をして亡くなられるという大変痛ましい事故がございました。深く哀悼の意を表するものでございます。  さらに、タイ...全文を見る
○赤松(正)委員 現時点ではそういう段階にはないという御認識のことは理解いたしますが、しっかりと注視をしていく中で、何らかの形で、直接どうこうでなくても、さまざまな関心を持って、タイの安定に向けて講じるべき手だてがあるならば即座にやっていただきたいということを要望申し上げておきま...全文を見る
○赤松(正)委員 私も事前に調べて、その二カ国が参加をしていない。アメリカが主催する会議でありますので、さまざまな両国関係の経緯、いろいろなことがあって招請には至らなかったのか、あるいは当該国が参加を拒否したのか、その辺、つまびらかではございませんけれども、いずれにしても、一番あ...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひ次回の、韓国・ソウルで行われるようですけれども、そういうところにはそうした国も参加をさせるように日本もしっかりと働きかけをするべきである、このように申し上げておきたいと思います。  次に、核をめぐる問題でありますが、私、きょうのこの委員会の質問の前に、岡田...全文を見る
○赤松(正)委員 そうすると、要するに私の受けとめ方は、何か、でき上がった一つの、言ってみれば、核廃絶に向けてのそれなりのロードマップというんでしょうか、それに至る過程の大きな構想というのではなくて、当面する課題をめぐっての解決への手順というか糸口、どっちかというと後者なんでしょ...全文を見る
○赤松(正)委員 寡聞にして、今大臣が言われた、NPT以外の枠組みというか、そういうものを考えているということをちらっとおっしゃいましたけれども、そういうものも含めて、今大臣が考えておられる構想は、構想の形成途上にある、そういう理解でよろしいですね。
○赤松(正)委員 それで、今国会、あるいは前臨時国会でもそうですが、核をめぐる問題、核不拡散また核軍縮というテーマで、言ってみれば、大臣の方から、あるいはまた質問に答える形でも、常におっしゃっているフレーズというのは、要するに、「核兵器のない世界を実現するための第一歩となる具体的...全文を見る
○赤松(正)委員 文字どおり第一歩をしるしたということで、先ほど外務大臣は、我々の起こした行動というものが意味を持ったのかなという、何というか、半信半疑のようなところがありましたが、自信を持ってこれから進めていっていただきたいと思います。  最後に、岡田大臣、ちょっと確認をした...全文を見る
○赤松(正)委員 まだ不十分でありますが、時間が来ましたので、また引き続きやりたいと思います。  以上です。
04月21日第174回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。私が最後でございますので、お疲れでしょうが、おつき合いいただきたいと思います。  今、何人かの委員が沖縄の基地の問題を取り上げられましたので、私も少しそれに関して触れさせていただきたいと思います。  過去、岡田外務大臣との間で、...全文を見る
○赤松(正)委員 今、なかなか言いづらそうにしておられましたけれども、関係閣僚で、あるいはまた事務方も含めていろいろ議論をしている、今、幅という言い方をされましたけれども、そういうさまざまな含みのある案というものについて、それはルースさんに投げている、こういうことでよろしいですね...全文を見る
○赤松(正)委員 岡田外務大臣の発言を聞いている限り、私も人がいい方なので、かなり安心をするわけで、しっかりとこれからリーダーシップをとって進めていっていただきたい、きょうのところはそういうことにとどめておきたいと思います。  本題というか、きょうの条約、協定に入らせていただき...全文を見る
○赤松(正)委員 では、引き続き、国税庁からケイマン税務当局に対して情報提供の要請を行う予定はあるのかということが一つと、もう一つは、ケイマン諸島のほか、タックスヘイブンが自主的に国内法を制定または改正して外国税務当局からの要請に基づいて情報提供を行っているという事例はあるのか、...全文を見る
○赤松(正)委員 わかりました。  日本では、これまで、租税条約に基づき税に関する情報交換が行われているということですけれども、租税条約実施特例法という国内法によって、租税条約の締結相手国から情報提供の要請があった場合には、税務職員が納税者等の関係者を調査できる質問検査権や、あ...全文を見る
○赤松(正)委員 では、続きまして、カザフスタンとの原子力協定に関連する質問をさせていただきたいと思います。  先ほども、冒頭で同僚委員の方から、日本における原子力事故の話がございました。日本には原子力事故の損害賠償に関する国内法として原子力損害の賠償に関する法律等があって、被...全文を見る
○赤松(正)委員 先般、岡田外務大臣と当時の外務大臣の高村先生との二年前のやりとりを非常に印象深く読ませていただいたという話をしましたけれども、実はあの二年前のインドの取り扱いというのは極めて重要な一つの分水嶺だったなという感じがして、さまざまな思いを持つわけです。  インドは...全文を見る
○赤松(正)委員 なかなか微妙な言い回しをしていただきました。  そういうことなんだろうなという感じはするわけですが、去年の予算委員会の分科会で、答弁されたのは外務大臣なのか、平成二十一年二月ですから自民党政権ですね。外務省が将来的にインドとの原子力協定をどうするのかということ...全文を見る
○赤松(正)委員 これで最後にしますけれども、先般行われた核セキュリティーサミットにおいて、鳩山総理のナショナルステートメントでは、核セキュリティー確保のための人材育成が国際協力という観点で必要だ、そういう発言が随所にあったと認識しております。  原子力発電所の運転や安全に従事...全文を見る
○赤松(正)委員 私ども公明党は、いわゆる非核三原則、核をつくらず、持たず、持ち込ませずという非核三原則を日本が国是として掲げている、これはこれでいい、もちろん大賛成をするわけです。ただ、日本がみずからを縛る、そういう意味合いの原則ですね、非核三原則というのは。我が国は、つくらず...全文を見る
○赤松(正)委員 ありがとうございました。終わります。
04月28日第174回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  大臣は、きょう夜から出発をされるという大変ハードなスケジュールの少し前の時間帯でございますが、また引き続き沖縄の問題、私は、日米地位協定の問題に限定した形で質問をさせていただきたいと思います。  参議院あるいは当委員会、また...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、鈴木委員長の質問の中に「「裁判権密約」については、先に外務省において有識者委員会が結成され、調査が行われていた四つの密約の件が片付いてから対処の仕方を検討する旨の答弁がなされていた。」という質問のくだりがあり、その答弁として、「調査の結果の公表後、...全文を見る
○赤松(正)委員 今、この問題、日米地位協定にかかわる、これは適切かどうかわかりませんが、いわゆる広義の意味における密約というふうに言ってもいいかと思いますが、これは先ほど来お話があったように、沖縄の県民、また私自身もこの委員会で何回も言ってまいりましたように、基地をどこに移転し...全文を見る
○赤松(正)委員 それは、今言われた環境条項を入れるということについては、私どもも強い関心とそういうふうにすべきだと思っているわけですけれども、きょうだけではなくて、ずっと大臣は同趣旨の答弁をされていて、今、基地の移転の問題をめぐって議論しているときにこの地位協定の問題を出すと、...全文を見る
○赤松(正)委員 私の方も繰り返しになるんですが、やはり沖縄県民の関心の強さということがあるがゆえに、真正面から地位協定改定というものを持ち出して提起をする議論というのは、先ほどから出ているように、後でもいいにせよ、小出しというか、その状況というか、その周辺の問題については、さま...全文を見る
○赤松(正)委員 大きい意味で、大枠として、先ほど私が、外務省の担当あるいは米側の担当、それが反論するというか、そういうことの意味はわからぬではない、先ほど大臣の答弁にもそういう趣旨の意味合いの言葉がありました。  しかし、日本とアメリカを同列に論じることはできないなという感じ...全文を見る
○赤松(正)委員 では、終わります。
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、国民生活に深いかかわりがあるといいますか、多くの国民の皆さんが悩んでおられる二つのテーマ、一つは、いわゆる骨粗鬆症、大腿骨を骨折するとか、そういったことで寝たきりを強いられて、大変に厳しい状況になって痴呆症を併発し...全文を見る
○赤松(正)分科員 大変に幸せな方だなと思いました。  私の周辺には、骨粗鬆症で、あの人がという人が倒れて寝たきりになったというケースがあまたありますし、実は、腰痛については、私自身、大学を出て職場についた瞬間、机を持ち上げて、それでぎっくり腰になって以来、六十歳で厚生労働副大...全文を見る
○赤松(正)分科員 今、大臣は広島大の話をされましたけれども、もちろんそれがどうこうと言うつもりはありませんが、要するに、ボーンライトは御存じないわけですね。  私も別に、大臣に私の少々の知識を偉そうに披瀝することは本意ではありませんけれども、この国際科学誌オステオポロシスで紹...全文を見る
○赤松(正)分科員 大臣、しつこいようですが、今おっしゃったことを、はいそうですかで引き下がりますと、大変たくさんのお仕事を抱えておられる、そういう現場の医学の世界における研究、研さんを待ってそれに対応するということでは、やはり私は先行きの見通しが非常に暗い、こんなふうに思います...全文を見る
○赤松(正)分科員 ぜひとも、しっかりと腰を落として前向きの、前向きのという言葉は非常に通俗的ですけれども、しっかり具体化に向けての検討を進めていっていただきたいと思います。  では次に、二つ目の課題といたしまして、カイロプラクティック療法。  統合医療については、鳩山総理大...全文を見る
○赤松(正)分科員 後で質問しようと思ったことも今答えていただいたわけですが、要するに、今御自身が、ある意味で、私の腰の症状と足立さんの症状というのはかなりレベルが違うと。だから、自分の体にカイロプラクティックのような療法をやると非常にまずい結果になるということを端的に言われたわ...全文を見る
○赤松(正)分科員 今、さすが御自身の御経験と、そしてまた医療の世界に携わってこられた人らしい答弁だったと思います。  ただし、今、非常に難しいと言われた、私は、恐らくその難しいという御発言の流れの中で、やはりすべての医療類似行為についてしっかりと見られたわけではないと思うんで...全文を見る
○赤松(正)分科員 先ほどの確認でありますが、そういう意味で、こちらが申し上げたような、厚生労働省として、行政の一環として、今まで出た三浦レポートについて検証しろと言われても難しいというお答えだったわけです。  ただ、三浦レポートなるものを採用されたのは厚生労働省ですよね。です...全文を見る
○赤松(正)分科員 時間が参りましたので、もうこれ以上、残念ながら続けられないんですが、きょうは第一段階として、第一段階のお話の締めくくりに、長妻厚生労働大臣、今の議論を聞いていて、御自身は御経験がないという幸せなお立場でありますが、このカイロプラクティックについて、ぜひ御見解を...全文を見る
○赤松(正)分科員 終わります。ありがとうございました。
05月19日第174回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  先ほどから赤松さんという名前が飛び交っておりますが、この問題に関して私の考えを申し上げさせていただきますと、先ほど来、小野寺委員と岡田外務大臣との間でなかなか聞きごたえのあるやりとりが行われたと思いますが、実は、この口蹄疫の問...全文を見る
○赤松(正)委員 そうすると、確認でありますけれども、最も価値の高いというか優先度の高いものは、先ほど羅列したものの中でいえば、日豪のこの合意文書といいますか、日豪共同で提案したもの、これがあとう限り盛り込まれることが最も望ましい、こういうことでよろしいんでしょうか。
○赤松(正)委員 今、そういう本格的な議論の流れの中で、きょうの新聞報道、きのうあたりから、イランの核開発をめぐっての関係各国、とりわけアメリカを中心とした国々のイランに対する制裁、この動きが急展開をしているという報道がなされております。中ロの間でイラン制裁に対する合意も見たとい...全文を見る
○赤松(正)委員 さらに、先ほども申し上げましたけれども、一部で、この種の問題をめぐっては、外務省の中で軍備管理軍縮課のメンバーは非常に懸命に取り組んでいるけれども、それ以外のいわば各方面というか、各地域ごとの、各国、グループ、アジア、南アジアあるいは中東、こういった地域を担当し...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひ日本全体の総力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  先ほど来外務大臣が二度ほど発言されました、つまり、あさってクリントン国務長官が日本にやってくる、そのときのテーマは、大きいテーマは二つある、一つは韓国の哨戒艇が沈没をした事件であり、もう一つがイラ...全文を見る
○赤松(正)委員 今九・一一の例を引きながらおっしゃいましたけれども、似て非なるところがありまして、ここは本当に腰を落としてしっかり対応していかないと、事は極めて重大な問題に発展し得る可能性もあるということで、しっかり対応していただきたいと思います。  最後は、残された時間は、...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、素直に、ホームページに書かれているようなテーマが両方から見て重要であった、こういう認識でいいんだなというふうに思っておくことにします。後で何かあれば言ってください。  私、実は新聞報道で出る前に岡田さんにぜひ聞きたいと思っていたのは、さっきも話が...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど、時間が短いから、この問題は大事なんだけれども、なかなか話が突っ込んでできなかったということを同僚委員の答弁の中でおっしゃっていました。ぜひ、やはり日中、日韓は大事な関係でありますので、いろいろな機会を通じてしっかり突っ込んだ議論をしていただきたいと思いま...全文を見る
05月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、まず最初に、もう既にこれまでの委員の皆さんが触れてこられた件でありますが、日本とアイルランドの社会保障協定のことを先に少し取り上げさせていただいて、その後、マカオの問題に入った後、少し沖縄の問題についても質問をさせて...全文を見る
○赤松(正)委員 ありがとうございました。  そういうアイルランド、先ほど申し上げたような位置、また、イギリスとアイルランドの関係というのは、しばしば日本と韓国、朝鮮半島との関係に匹敵するというふうな指摘もあって、注目に値する国家であり、もちろん、アイルランドは、数多くのアメリ...全文を見る
○赤松(正)委員 今、アイルランドとの社会保障協定の中に通算規定を盛り込んである云々の話がありましたが、韓国のケース、平成十七年、今から五年前、アジアの中では唯一、韓国と社会保障協定を結んだわけですけれども、その協定には、ある意味一番大事なポイントという年金加入期間の通算規定が盛...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひ、韓国に対する働きかけを強めていっていただきたいと思います。  次に、マカオとの航空協定ですが、いろいろ先ほど来出ておりますので、一点だけに絞りまして御質問いたします。  従来の航空協定では、例えば日本・サウジアラビア航空協定の場合、運賃は、適当な国際的...全文を見る
○赤松(正)委員 せっかく国土交通省の航空局長に来てもらっているので、若干、補足することがあったらしてください。
○赤松(正)委員 では、大臣、沖縄の問題につきまして、先ほど来なかなか聞きごたえのある平沢委員、小野寺委員の質問があって、大臣の考え方、スタンスはわかったわけですけれども、また、実際、日米合意案を見てからという大臣の基本的、あなたも見てからにしてほしいという部分もおありだろうと思...全文を見る
○赤松(正)委員 今、二回行った、そして政府としても努力をしてきた、こうおっしゃいましたが、私たちが委員長を中心に沖縄に行ったときに、あれは名護市と、名護市では住民の皆さんの意見を聞いたわけじゃありませんが、あそこは石川市ですか、あるいは県知事、あるいは県議会議員の皆さんと懇談し...全文を見る
○赤松(正)委員 負担軽減という言葉の認識ギャップというものがあって、これからも恐らく大変に苦労されるんだろうと私は思います。  さっき岡田外務大臣は、要するに、この日米合意を起点にして、これから沖縄県民に対する理解を得ていくための努力をしていきたい、その前に地元の皆さんに対し...全文を見る
○赤松(正)委員 なかなか先行き困難なことが多いですね。  私たち公明党は自由民主党と十年政権を組んできて、ある意味で、形だけ見ると、民主党と社民党、もちろん国民新党という政党は入っているわけですけれども、この政党はちょっと違う性格を持った政党なので度外視しますと、民主、社民と...全文を見る
○赤松(正)委員 では、また引き続き委員会でやります。ありがとうございました。
10月27日第176回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄です。  質問する側もされる側も、気分を変えて取り組みたいと思います。  きょうは、午前中から、民主党また自民党の皆さんの方から、尖閣諸島をめぐる問題についての非常に示唆に富んだ質問がいろいろございました。私もこの問題を取り上げたいと思います...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、平成二十二年になって特に、非常に多いという数字が、今お聞きして改めてわかったわけですけれども、体制を強めようとしていたやさき、こうおっしゃいました。  それで、重なるかもしれませんが、今回のようなこういういわゆる公務執行妨害に至るような事態が起き...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣は、国土交通大臣をなさって海上保安庁を指揮しておられたわけですけれども、先ほど来のような、恐らく大臣が任務についておられた国土交通大臣は平成二十一年の夏から平成二十二年の先般まで、だから、かなりふえてきたときに大臣をしておられたわけです。  先ほどの長官の...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、それなりの事態を想定しての訓練をしていたということだと理解いたします。  私がちょっとこだわっていますのは、外務大臣の記者会見の中で、それ以外の、委員会の答弁というのは正確に全部追っかけてないので、そういうことを言われたか、あるいは修正されたかも...全文を見る
○赤松(正)委員 これは、仙谷官房長官の柳腰という言葉をここで持ち出すのはなぜかというと、彼は、彼の人となりも私はよく知っていて大いに買っている一人でありますけれども、ただ、柳腰という言葉の使い方、要するに言葉そのものの意味を間違えている。  大臣も、失礼ながら、そうやって変わ...全文を見る
○赤松(正)委員 だから、私風に言わせますと、若干言葉の使い方に正確性を欠いている、偶発的なというふうなことの方がいいんじゃないかと。後に尾を引くという部分は、私は、これは後に尾を引いていくというふうに思っていますので、正確ではないんじゃないかなという気がいたしました。  私は...全文を見る
○赤松(正)委員 つまり、これは、政権が前の政権であるにせよ、外交の主軸をなしてきたのは外務省の役人の皆さんですから、特に官僚、外務事務次官が日中戦略対話の場で、今大臣が言われたように、近過去、この十回目の会合でそういうことをしたことはない。多分、恐らく、さかのぼって全十回もそう...全文を見る
○赤松(正)委員 暗黙の了解とか明示的なもの、明示的というとこれは暗黙を超えていますから、言わずもがなというのはそこまで行きませんから、そういうあうんの呼吸というのもありますし、そういう次元のことであろうと私は思います。過去のことはいいです。  過去のことはいいですが、きょうの...全文を見る
○赤松(正)委員 直接的には私の質問には答弁はなかったですが、それはそういうふうに見られていいということだと理解していいですね。  では、もう時間が大分あれしましたので、一個目の問題の、実効支配をどのように強めていくかということについて少しだけお話をしたいと思います。  きょ...全文を見る
○赤松(正)委員 今言われたようなこと、双方に言い分があるんだろうと思いますけれども、私は、今回のこの事案を受けて、先ほど外務大臣は、外務大臣として国土交通大臣時代の海上保安庁の対応というものに対しての満足の意を表明される、今、教訓は何かというふうなことを、どう受けとめておられる...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひ、今言われた方向で取り組んでいただきたいと思います。  次に、二つ目のテーマ、もう時間があと十分になりましたけれども、日中外交の新展開。  先ほど確認をいたしましたように、今回の事案というものは、日本社会全体に与える影響が非常に大きい。今、それこそ、床屋...全文を見る
○赤松(正)委員 それはちょっと不満ですね。それは、前原外務大臣としては、前の岡田外務大臣を想起させるような、非常にガードのかたいというか、融通性がきかない御答弁で、もうちょっと色のある答弁を前原さんならしてくれるかと思ったのですが。  結局、今回は、要するに経済カードを中国が...全文を見る
○赤松(正)委員 今の大臣の御発言、対中外交というのは、一方に偏するやり方ではなくて、さまざまな発信をしながら、めり張りをつけて、あるときは強く、あるときは優しく、弱くというふうに、いろいろな手法を点検しながらしていくものであるというふうに私も思います。  冒頭で言いました、中...全文を見る
11月01日第176回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  菅政権のスタートから四カ月余り、一言で言えば、菅政権、菅民主党政権は迷走を続けている、このようにも断言せざるを得ない、そんなふうに思います。何を総理がしたいのか、全く伝わってこない。  先ほど、午前中の最後の同僚委員の質問に...全文を見る
○赤松(正)委員 総理大臣、それは違うんですよ。おのずと、民主党全体が今言われたそういう五つのことを念頭に置くというのはいいでしょう。しかし、総理大臣菅直人が目指すべきテーマ、原点、これはさっき言った二つ。これは、副総理大臣、前の総理大臣から受け継いだその副総理大臣としての宿命の...全文を見る
○赤松(正)委員 総理大臣、岡田幹事長が非常に苦渋に満ちた記者会見をしていましたよ、会いたいと言っても会ってもらえないんだと。会う必要があればって、今こそ会う必要があるんですよ。何言っているんですか。必要があれば会うって、今必要なんです。  補正予算の問題にしてもあるいは中国の...全文を見る
○赤松(正)委員 私が言っているのは、あなたは質問に対して揚げ足をとられましたけれども、要するに、はれものにさわる、はれものにさわらないかのごとく、やはりこの国をどうしていくのかという問題を含めて、小沢元代表としっかりと語り合うことができないということを私たちは不思議に思っている...全文を見る
○赤松(正)委員 前原外務大臣の答弁は、非常に率直な考え方を述べられたと思います。やはりそういう受けとめ方をされている、こういうことをしっかりと銘記された方がいい、そんなふうに思います。  大体、菅総理大臣は、総理大臣に就任されるときに、金にまみれたこの日本の政治というものを変...全文を見る
○赤松(正)委員 議論をしているうちに菅さんの運命は終わってしまうかもしれませんよ。  先ほど民主党の政策の展開について自民党の例を挙げられた、これは国民の皆さんが聞いておられて本当にがっかりする答弁だと思います。自民党との違いというものをはっきり出して、民主党らしさを出してく...全文を見る
○赤松(正)委員 総理大臣は、中国の問題になると冷静になられる。ふだんはいらいらとされるのに、中国の問題にはいらいらされないように聞こえますね。  今、私が聞いた戦略的互恵関係についての答弁がありませんでした。では、角度を変えます。戦略的互恵という関係を中国はどれぐらいの国と結...全文を見る
○赤松(正)委員 いや、外務大臣、この間私が外務委員会で質問したときに資料を出したんですね。済みません、総理大臣には資料を出していなかった。  私が何を言いたいかというと、戦略的互恵という、この中国が使う言葉というのは、今現在、私が承知している限りでは、日本を含めて三十六カ国あ...全文を見る
○赤松(正)委員 今の総理大臣の、日本の方の国境観というものがかえって珍しいというふうな言い方をされたのは、私が先ほど言った、中国の国境観というものの異常性というものをすりかえる答弁だと思います。総理大臣、そのような甘いことを言っていると、非常に厳しい事態が起きてきます。  今...全文を見る
○赤松(正)委員 時間がもうなくなってまいりましたので、三点目の問題に移ります。B型肝炎の患者の問題であります。  これは、同僚委員、自民党の委員が午前中に質問されましたので、私は一点だけに絞りたいと思います。  総理大臣は朝の答弁の中で、お金がかかるから、救済をするには国民...全文を見る
○赤松(正)委員 ポイントは原点に立ち返って人に会うこと、これを申し上げて私の質問を終わります。
11月05日第176回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  冒頭、大臣、最近よく寝られるでしょうか。
○赤松(正)委員 冒頭、何でこんな話からスタートしたかといいますと、もういろいろなところで言われているから大臣も耳にしておられるかもしれませんが、「太平の眠りを覚ます上喜撰 たった四杯で夜も眠れず」、明治の維新のときの狂歌ですね。  私、この黒船来航で日本が江戸幕府の時代から明...全文を見る
○赤松(正)委員 今、外務大臣述べられました、そういう経済という部分で、多くの国民が日本の今の状況に対して大きなる不安を感じているという状況が随分前から続いてきた、失われた二十年。私はよく言うんですが、当選してからほぼ二十年で、その間ずっと失われていたというのは本当に悔しいという...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、非常に大事なことで、要するに、前回の委員会でも、中国に対して前原大臣は、ある意味で初めて正面切ってまさに領土をめぐってけんかをしようという姿勢を示した、今のところ言葉だけでありますけれども。同時にロシアに対しても、先ほど来のやりとりを通じて、近過去の、少し...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣の言葉じりをつかまえるわけじゃありませんが、外交は時にけんかをする必要があります。それは、今、日中、日ロの関係を見ていて、国民の皆さんは多く、私たちもそうなんですけれども、けんかをしなくちゃいけない場面で、しなきゃいけないのにしないというのが映ってくるんです...全文を見る
○赤松(正)委員 この問題は、やはりもう少しスピーディーな対応が必要だった、そんなふうに思います。  それから、もう一点は、この間、予算委員会で、菅総理大臣、横に前原外務大臣もいらっしゃいましたけれども、その中で、いわゆる日中首脳会談がなぜ実現しなかったか。要するに、原点に立ち...全文を見る
○赤松(正)委員 そういう今の言い方を聞いていますと、要するに怒らなくちゃいけないときに怒っておられないんですよ。いわゆる前原、菅の関係じゃないですよ。まさに、私から見ていると、中国の北朝鮮化といいますか、従来の北朝鮮のさまざまな言動に似たような、非常に無体な表現を次々と連ねて、...全文を見る
○赤松(正)委員 前原さんが学生時代、日本の外交は対中位負け外交という言い方をする識者がいました。決してそうならないように頑張ってほしいということを強く申し上げて、質問を終わります。
11月12日第176回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、四条約の審議でありますが、それも含めまして、まず初めに尖閣諸島事案、あるいはまた対ロシア外交等の質問をさせていただいた後、条約の質疑をさせていただきたい、そんなふうに思います。  まず、尖閣の問題については、過去、...全文を見る
○赤松(正)委員 それは厳密に言えばそうですが、その海上保安庁長官をしっかりと統括する立場にあるのは国土交通大臣。それで、海上保安庁長官と国土交通大臣は綿密な連絡をとっていたはず。  では、そういうふうなおっしゃり方をするということは、海上保安庁長官が逮捕を決めるということにつ...全文を見る
○赤松(正)委員 直接的には海上保安庁長官が逮捕を決めた、その相談を逐次受けたということなんだと。(前原国務大臣「長官じゃないです、海上保安庁」と呼ぶ)海上保安庁が決めた。その相談に乗って、いいだろうと。いや、それはだめだというふうには言わないで、了解を、どういう言葉を御自身が使...全文を見る
○赤松(正)委員 国交大臣の、このビデオを見た、極めて悪質である、この報道は、当時、その報道に接した人間にとって非常に強いインパクトを受けたニュースであったわけです。私もそういう受けとめ方をいたしました。  そのとき、まさに悪質な云々ということを、現外務大臣、当時国交大臣が思わ...全文を見る
○赤松(正)委員 いや、大臣、今、正確に言うと私の質問に答えておられないんですね。思ったか思わなかったかを聞いているんです。その後の処置を聞いているんじゃなくて、そのビデオを見たときに、これは、このビデオを公開しないと、要するに、船長逮捕の正当性について理解が得られないんじゃない...全文を見る
○赤松(正)委員 今、私が最初に思うなぞというのは、現外務大臣は私の指摘に対して、そこまでは考えなかった、こう言われたんですが、聡明なる前原現外務大臣なら、当然、そのビデオを見て、そのことのもたらす影響、さまざまなことを考える、その前に、先ほど来申し上げていますように、一目瞭然、...全文を見る
○赤松(正)委員 今のことをさらに言うとまた押し問答になるんですけれども、私は、その検察の判断が来る前に、当時国交大臣個人の思いの中に、ビデオを出すことによって事態のそういうさまざまなる誤解を招くことを防ぐことができる、このように思われたに違いないと思うんですけれども、しかし、そ...全文を見る
○赤松(正)委員 今の大臣の御発言だと、そのビデオを見た、検察に任せた、そうしたら、検察がビデオを見れば、おのずとその行く末ははっきりするというふうに言われた。その行く末というのは、後に処分保留のまま釈放する、こういうことにつながっていっていいんですか。
○赤松(正)委員 いや、絵を描くどうこうではなくて、そういう結論について大臣はどう思ったかということを聞いているわけです。
○赤松(正)委員 今、先ほど来の大臣とのやりとりで私は大変に失望するわけですけれども、日ごろの前原大臣の言動とはこのくだりは余りふさわしくなくて、政治の決断というものをしない、検察任せにする、こういうことが、今日、極めてねじれたというか、先ほど冒頭で申し上げましたような、よくわか...全文を見る
○赤松(正)委員 今、存在しない、存在してはならない、こう言われましたけれども、直接確認されたんでしょうか。  要するに、先ほどどなたかの質問に対してお答えになられた中に、厳重に管理されていたと思う、こんなふうな発言をされました。大臣、九月八日に逮捕がなされて、そしてその後、海...全文を見る
○赤松(正)委員 ということは、事件が起きてから約四十日間の日数がたっているわけです。四十日間がたって、厳重管理を時の国土交通大臣が指示するというのはおかしいじゃないですか。
○赤松(正)委員 その当たり前だと思っていることが行われなかったということだと思うんですね。要するに、約四十日間の間に、では、私は今この場で、実際にその場を見ていない人間と、当時大臣であったけれども、大臣がどのように、その現場を知っていたかということは別だと思うので、これはおのず...全文を見る
○赤松(正)委員 私は、外務大臣として、今指摘をさせていただきましたこの重要な国際事件についての政治的な判断というものを示されるというのが外務大臣としての見識だ、こんなふうに思うということを指摘させていただきまして、この問題についてはこれぐらいにいたしておきます。  これに関連...全文を見る
○赤松(正)委員 この場合、あの人がそういうビデオを流出した時点で、だれもが閲覧できる状態で、私たちもそれを、直接ではないにせよ、編集したビデオであるにせよ見ていた、こういう状態で、むしろあの保安官は国民の知る権利にこたえたのではないか、こういう意見、指摘もありますけれども、これ...全文を見る
○赤松(正)委員 この問題は、これから捜査の流れの中ではっきりしていくと同時に、果たしてこれで起訴できるのかどうか大いな疑問がわいてくるわけですけれども、これからさまざまなこの問題をめぐる議論というものがなされていく、私たちも強い関心を持って見守っていきたい、こんなふうに思います...全文を見る
○赤松(正)委員 それは、やっている場合もやっていない場合にもどちらにもとれる答弁でありますが、ぜひとも一本化ということを早急に考えるべきだということを、改めて、再度主張しておきたいと思います。  その実効支配に絡むわけですけれども、きょうは安住防衛副大臣に来ていただいておりま...全文を見る
○赤松(正)委員 それは、一部報道では、与那国島に二百人とか三百人とか、そういう数字まで取り上げられて書かれておりましたけれども、そのあたりは、今言われたように、副大臣個人のお考えということなのか、それとも、防衛計画大綱の議論の中で具体的な固まりを見せてきているものなのかどうか、...全文を見る
○赤松(正)委員 この問題について、副大臣のその発言でわかりました。  次に、外務大臣、ロシアの大使、河野さんがいっとき帰ってこられて、またロシアへ戻られたということでありますけれども、中国大使については、この大きな尖閣の事案が起こってきて、そしてさまざまな両国間の問題、いろい...全文を見る
○赤松(正)委員 丹羽さんはいつまでいらっしゃるんでしょうか。私どもと会うというような機会をとれるだけの時間的余裕はあるのかどうか。
○赤松(正)委員 丹羽大使は、赴任される前、私ども外務委員会の理事会で、理事との懇談に出られて、いろいろな機会にお互いに意見を交換しましょうと言っておられましたし、また、菅総理大臣御自身が、国民外交、国民をベースにした外交というふうなこともしばしばおっしゃっておりますし、国民から...全文を見る
○赤松(正)委員 今おっしゃったような方向で、ぜひとも実効ある外交を展開していっていただきたいと思います。  まだ質問したいことはあるんですけれども、きょうの条約の審議に入りたいと思います。  今回の四つの条約のうち、日本・ヨルダンの原子力協定、それからオーストラリアとの日豪...全文を見る
○赤松(正)委員 書かれたものを一生懸命読まれましたけれども、先ほど来申し上げたことに加えて、今、政府の方で、例の新安防懇の問題提起、提言を受けて、さまざまな検討がなされている。そういう状況の中で、この武器輸出三原則についても見直しをという声がある。  別にそれと符牒を合わせた...全文を見る
○赤松(正)委員 今申し上げた二点は、まさに日本の平和外交の基本になる問題で、悪い方向のターニングポイントにならないようにしっかりと心がけて取り組んでいただきたい、こう申し上げまして、時間が参りましたので、租税条約については一言も触れられませんでしたけれども、終わりたいと思います...全文を見る