赤松正雄

あかまつまさお



当選回数回

赤松正雄の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  まず、野田総理、佐藤内閣、もう今から四十五年前でしょうか、三木内閣、三十六年前でしょうか、それ以来守り続けてきた武器輸出三原則等、これをついに変更、見直しをする、こういうことを野田総理大臣はやってのけた、これは一体どうしてでし...全文を見る
○赤松(正)委員 総理、私ども公明党も、自由民主党との間で約十年間、政権を組んでやってまいりました。その間、この武器輸出三原則等、そしてもちろん非核三原則、この二つの原理原則というのは、まさに我が国の憲法第九条にかかわる規範、原理、非常に大事なシンボル、そんなふうに捉えてきました...全文を見る
○赤松(正)委員 今おっしゃった多面的な議論を経ているというのは、政府部内、まあ与党も含めましょう、政府部内のことであって、今申されたようなことが国民的な議論の場に供されていない、そのことを私は指摘をしたいわけです。  私は、この問題について三つの角度があると思うんですね。きの...全文を見る
○赤松(正)委員 総理大臣の側に立てば、既に煮詰まって、随分冷ましてずっと放置していたものを、もう時間だからそろそろいいだろう、こういうふうに出したとしか思えないと思います。  総理大臣、私が繰り返し言っているのは、これは日本の国是、非常に平和主義の象徴的位置づけをされてきた。...全文を見る
○赤松(正)委員 経産大臣、今おっしゃったことは公式どおりの答弁なんでしょうけれども、要するに、厳格な管理とか平和主義の理念に基づいてということを頭に置いて、そして、運用に当たっては、アメリカ及び我が国と安全保障面での協力関係にある国との共同開発、要するにアメリカとその仲間たち、...全文を見る
○赤松(正)委員 防衛大臣、先ほど申し上げました佐藤内閣と三木内閣、この二つの内閣で、今問題にしております武器輸出三原則、そして三木内閣のときの三原則等という格好で、非常に厳しい歯どめ、枠組みが決まったんですが、実はその二つの内閣の間に田中内閣が存在していたわけですね。大臣の岳父...全文を見る
○赤松(正)委員 今言われたのは、PKOの活動に参画した我が国の自衛隊員が、行った地域において使ったさまざまな防衛装備品をそこに供与していこう、こういうことだろうと。大臣は非常にその問題にこだわっておられるようですが、それはいい側面ではあろうと思うんですね。  それではなくて、...全文を見る
○赤松(正)委員 外務大臣、その答弁は不誠実ですよ。要するに、文書として残っているか残っていないかということの大事さを指摘しているんです。言葉で言うなんというのは、それは誰だって言います。  私が重大だと思うのは、日本の国民向けには基地負担の軽減ということを使っているけれども、...全文を見る
○赤松(正)委員 それは、松本さんは非常に真摯ですよ。自分はそのような交渉過程の中で、実際に交渉に当たった役人、官僚がやったんでしょう、アメリカとの交渉の中で負けたんですよ、それについて、自分の非力さを恥じる、わびる、こう言いました。この姿勢は非常に謙虚だと私は思うんです。  ...全文を見る
○赤松(正)委員 私は、今申し上げていることは、要するに、TPP、環太平洋経済連携協定の問題を考えるに当たっても、日本国の今の外交力というものがしっかりとしたものでないと、TPPなんて幾らやったってうまくいくわけがない、そんなふうに思っているんです。  私、地元で、TPPについ...全文を見る
○赤松(正)委員 それぞれがそれぞれの場面で自分の考えられたことを発信するというのは悪いことじゃないと思うんですが、しっかりと連携をとって発信していくという姿勢が大事だ、そんなふうに思うんです。  総理大臣、私は、今、日本が直面している、非常に重要な歴史の分岐点ともいうべきこの...全文を見る
○赤松(正)委員 この分野の共同開発、日本が非常に大事な役割を果たすと思います。具体的には、違った角度ですけれども、放射性廃棄物の管理における国際協力のさらなる強化、こういう問題とか、あるいは事故発生に伴う緊急時対応の制度の拡充、さらには原子炉を廃炉にする際の国際協力、こういった...全文を見る
○赤松(正)委員 野田総理大臣、要するに、私が言いたかったことはおわかりと思いますけれども、先ほど来、平和主義の理念に基づいたように運用していくから大丈夫ですと言われたけれども、信用できない、民主党の今までの外交交渉力では信用できない、こういうふうに言っているということをしっかり...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。
02月23日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  今、先ほど来のきょうのこの審査会の議論を聞いておりまして、日本人特有の、過ぎたことは水に流すということがあるので、余り、ここでまた再び言うのはどうかなと思ったんですが、若干、ちょっと気になる言葉が交わされたので、少しコメントを...全文を見る
○赤松(正)委員 はい。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。  きょう、私は、厚生労働省の予算にかかわる問題で、まず小児がんの対策について取り上げたい、その後で、肝炎の全般の問題について、小宮山大臣、また辻厚生労働副大臣に御答弁をお願いしたい、そんなふうに今思います。...全文を見る
○赤松(正)分科員 今、全体像を、考えておられるようなことを述べられたわけですけれども、私がまず思いますことは、後半で申し上げますけれども、私の地元であります兵庫、神戸でも、小児がん拠点病院の指定を受けたいという名乗りを早い段階で上げているわけです。そういう問題は後に回すといたし...全文を見る
○赤松(正)分科員 患者の皆さんは、要するに、ようやく緒についたということで、固唾をのんでこれからの厚生労働省の取り組みに非常に期待をされている側面があると思います。そういう点で、スピードアップも必要です。質的、そして量的、またスピード感、こういうものを持って取り組んでいただきた...全文を見る
○赤松(正)分科員 今の答弁でいいんですか、健康局長。
○赤松(正)分科員 済みませんね、健康局長。そういうふうにしっかりとフォローアップしていっていただかないといけないと思うんですね。  今の四つの項目等含めて、去年のたしか十二月に、私ども神戸の市長が、大臣や副大臣に会いに行って、ぜひとも神戸に拠点病院をつくるべく努力をしているの...全文を見る
○赤松(正)分科員 検討がどの役所でも多いんですけれども、この問題についてももちろんこれからいろいろな角度でそれこそ検討されるんだと思いますが、先ほど申し上げたように、神戸が非常に有力なそうした背景を持っているということをしっかり念頭に置いていただいて、今申し上げた拠点病院それか...全文を見る
○赤松(正)分科員 今の健康局長の御答弁は、公式的な答弁であろうかと思うんですね。もちろん、患者団体の皆さんもそういうことはわかった上で、政治的な判断といいますか、大きな判断を下してほしい、こういう要望があるわけでございます。  そういう点で、患者の皆さんに対する、先ほど最後の...全文を見る
○赤松(正)分科員 先ほど来の答弁の雰囲気を見ていますと、健康局長に大臣は牛耳られているんじゃないのかという、健康局長も余り詳しそうではないなという感じもするんですが、いずれにしても、大臣、厚生労働官僚に余りいいようにされないように、大臣としての政治的判断というものをしっかり持っ...全文を見る
○赤松(正)分科員 これは、今も岡田さんの話にあったように、まだ歴史が浅い、スタートしたばかりという側面があるということがありますね。そういう点で、劇的に転換できるように、早急にしっかりと検討を加えられて、そのあたり、患者の皆さんの要望に少しでも応えられるようにしていっていただき...全文を見る
○赤松(正)分科員 一番最後に言われたことは大事な点ですので、安全性をきちっと踏まえた上で、大胆に、スピード感を持って多くの悩んでいる患者さんに対する対応というものをしていただきたい、このように申し上げておきたいと思います。  最後に、大臣、いわゆる薬事法の改正に向けての民主党...全文を見る
○赤松(正)分科員 今、大臣、重要なことをおっしゃったんですが、審議会をつくるということはスクラップ・アンド・ビルドの対象だ云々ということがありました。しかし、いわゆる通常の審議会とこれは違うと思うんですね。ですから、そういう審議会と同じ扱いでこういうものをつくるのは閣議決定もあ...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。  きょうは、まず大学改革の問題、それからその後は、理化学研究所が神戸とまた西播磨に持つ播磨科学公園都市、この二つの世界に誇るべき施設の利用方について、政府の考え方、取り組み姿勢、そしてこちらの御要望、地元のさまざまな要望を聞い...全文を見る
○赤松(正)分科員 そういう総論的な姿勢としては全く異論がないわけですけれども、今おっしゃったようなことは、かなり前から文科大臣がいろいろ言を駆使しながら言っておられるわけで、しかし、実態はなかなか進んでいない。もちろん、昔とは違った大学のありようというものがまた今展開していると...全文を見る
○赤松(正)分科員 今の大臣の御意見に全く私も共感を覚えます。  ちょっと聞いてみますが、中嶋嶺雄先生と会われたり、あるいは秋田国際教養大学に行かれたことはありますか。
○赤松(正)分科員 名前を聞かれた程度では困ります。  この人は、もともとは中国論の第一人者で、日本じゅうが中国文化大革命を礼賛していたときに、たった一人と言ってもいいんですが、中国文化大革命を厳しく批判した、そういう人物で、大変骨のある人だと思います。  大学改革についても...全文を見る
○赤松(正)分科員 大臣が言われたこと、大事なことであります。ぜひとも一番を目指して、あらゆる分野でしっかりとバックアップしていただきたいと思います。  ところで、先ほど来申し上げております理化学研究所の神戸におけるスーパーコンピューター「京」、これは紛れもなく今世界一というこ...全文を見る
○赤松(正)分科員 事前に、どういうものがありますかとは質問通告を出していなかったのであれですけれども、今、全体的に、日本沈没と言われたり、あるいは日本崩壊と言われたり、さまざまなことが指摘されて、特に科学技術の分野でも、これはちょっと直接関係ないかもしれませんが、東大の位置が低...全文を見る
○赤松(正)分科員 その点、そうした予算拡充について強く御要望しておきたいと思います。  あわせて、産業利用に配慮した利用環境を構築するために、セキュリティーを確保した利用者の作業用個室をアクセスポイントとして設置するに当たって、きょう三月五日まで、二月十三日からずっと文科省は...全文を見る
○赤松(正)分科員 今、吉田局長が言われましたようなことも含めて、この「京」については、防災、減災に資する研究とか、あるいは医療の分野、さまざまなこういった分野についての研究成果を社会や生活に還元する、そういう仕組みの構築というものが非常に大事であるというふうに思います。  さ...全文を見る
○赤松(正)分科員 先ほど来申し上げております京速コンピューター「京」とエックス線自由電子レーザーSACLA、世界一のこの二つを、神戸と姫路のこの二つを結ぶ高速ネットワークの整備が非常に大事だ、こういう指摘があるわけで、兵庫県もあるいは神戸市も強くそのことを要望しているわけです。...全文を見る
○赤松(正)分科員 先ほど来申し上げてきております、今元気がいまいち出ないと言われている日本にあって、本当に大きな、世界に誇るべきものがあるこの兵庫の二つの施設について、あらゆる角度での支援が必要だということを先ほど来申し上げているつもりなんですが、播磨科学公園都市、大臣、行った...全文を見る
○赤松(正)分科員 当然、長い年数がたっているので、行かれたと思います。  この播磨科学公園都市は、実は、できたとき、すばらしき新世界がそこにできる、そういうふれ込みで、まさに私たちも期待を持ったし、多くの関係者もそういう期待を持ったんですが、行かれて感じられたと思いますが、極...全文を見る
○赤松(正)分科員 今のお話、非常に大事です。今までは、どちらかというと、そういう住環境というような部分は兵庫県任せにしていた傾向が強いと思うんです。そうじゃなくて、しっかり国を挙げてバックアップする姿勢を持ってもらいたいということを強く強調いたしまして、終わります。  ありが...全文を見る
04月05日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○赤松(正)委員 先ほどから聞いておりましたら、何か発言しなくちゃいけないなという気分にはなっておりました。  先ほど橘部長の方から私の発言等の引用がありましたが、幾つかの点があるんですけれども、一つは、憲法改正をめぐる議論というのが、やはり戦後長きにわたって特定の政党の間でか...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど、中谷会長代理からの御質問と、それから、私も小沢幹事からの発言に対して少し申し上げたいことがありますので、二点ほどについて。  まず、私どもが申し上げておりました諮問的、予備的云々という話につきましては、先ほども申し上げましたように、あくまで憲法改正にか...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○赤松(正)委員 きょうから憲法の各章ごとの検証が始まることに、私、深い感慨を抱きます。  実は、今から四年ほど前の特別委員会で採決された、いわゆる憲法改正手続法によって、実際に憲法草案が提出されて議論に供されるまでの間の準備期間に、私どもは二つのことがなされるべきだと考えてい...全文を見る
○赤松(正)委員 若干蛇足かなという感じもするんですが、先ほど来交わされているこの憲法審査会の進め方について、幾つかの意見が出たのを踏まえて、若干改めて申し上げさせていただきたいと思います。  先ほど来出たお話の中で、私は、辻委員が言われたことと全く同じだと思うんです。今の憲法...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  公明党の第二章戦争の放棄に関する基本的な考え方を申し上げさせていただきます。  現行憲法、なかんずくこの第九条は、さきの大戦での日本の敗戦、国家破綻の所産として生まれたものであります。簡潔な表記の中に色濃くその時点での日本の...全文を見る
○赤松(正)委員 二つ目のテーマの日米安保条約また在日米軍基地の話に入る前に、今、辻元さんがおっしゃった最初のお話、これは私どもも大事だと思います。イラク戦争の総括をすべきだと。実は、政党でやったのは公明党だけ、恐らくそのことは皆さん御存じないだろうと思うんですけれども。大変苦労...全文を見る
○赤松(正)委員 国際協力について少し申し上げます。  ことしはPKO法が成立してからちょうど二十年になるわけです。二十年前、当時のことを思い起こしますと、国際平和維持活動に対して、日本からこれに参画をするということについては、大変に大騒ぎになった、大論争が巻き起こっていたわけ...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第7号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  国民の権利及び義務に関する第三章をめぐっての、公明党の、過去における中間報告を経て、今日の時点での検証作業状況を申し上げます。  結論から申し上げますと、国民の権利と公共の福祉とのかかわりを論じたところや国民の義務を定めた条...全文を見る
06月11日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  今、平委員がおっしゃったことと私が始めようと思うこととちょうどつながるんですが、実は私は、石原現東京都知事が国会で辞任の弁を述べられた、今から十七年前ですか、私は平成五年に初当選いたしましたので、当選してほぼ直後に石原さんの演...全文を見る
○赤松(正)委員 大変に貴重なお話をありがとうございました。  今お話を聞きながら、さっき私もちらっと申し上げましたが、半藤一利氏が日本社会四十年変換説ということを言っていて、四十年ごとに日本は大きく変化をしてきている、こういう話をして、私も大変に共鳴するところがあるんです。 ...全文を見る
○赤松(正)委員 石原知事、ありがとうございました。  では、次に山田参考人に少しお話をお伺いしたいと思います。  去る五月十五日、十六日、二日間にわたって日中海洋協議が行われました。一連の日中間の、石原都知事の尖閣購入発言とか、さまざま、中国の少数民族問題の関連とかがあって...全文を見る
○赤松(正)委員 引き続き山田参考人にお聞きしますが、中国における五つの竜、「五龍」ですね、この動きというのがいろいろな意味で、尖閣の問題を考える際、あるいはまた南シナ海の状況を考える際に大事だというんですけれども、この捉え方といいますか、五つの竜というところの問題について簡単に...全文を見る
○赤松(正)委員 もう一点、山田先生にお聞きしたいんですが、いわゆる津軽海峡を初め日本の五つの海峡に公海部分が残っておりますね。この政策判断、一貫して日本の外務省がとってきている、海峡を自由航行させる、公海部分を残す、この政策判断について先生はどのように考えておられますか。
○赤松(正)委員 この問題はなかなか表には出てきていないんですけれども、外務省の本音というのは、遮断をしてしまうと、アメリカの核搭載艦、そういうものを一々チェックしなくちゃいけない、あるいはまたロシアにしても、あるいは、これからさらに公海部分をなくしてしまうと、中国のそういう航行...全文を見る
○赤松(正)委員 石垣市長にちょっとお尋ねいたします。  私も、今から九年ほど前に、先ほど来お話があったような船ではなくて、いわゆるヘリコプターで上空から尖閣をつぶさに見させていただいて、また海上保安庁の船に乗って近くまで行って、遠くから視察をしたという経験があります。  そ...全文を見る
○赤松(正)委員 ありがとうございました。  横畑先生には聞く時間がもう一分しかありませんので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月15日第180回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  まず、大臣に、福島県選出の大臣、これは外務委員会とは直接関係ないかもしれませんが、福島第一原発をめぐる話、原子力発電所問題について若干お聞きしたいと思います。  実は、私どもの山口那津男代表を初めとして、私は残念ながら参加で...全文を見る
○赤松(正)委員 さて、渡辺副大臣、お越しいただきました。  先ほど同僚委員が政務官に若干その経緯を聞かれておりましたが、まず、渡辺副大臣、このオスプレー、実はきょうのこの質問を考えようと思っていたのは、モロッコの事件に端を発して、聞こうと思っていたら、きのうになったらまた落ち...全文を見る
○赤松(正)委員 渡辺さん、要するに、私に言わせると、アメリカ本土できのう落ちたという以前の話。それが落ちたから大変じゃないんですね。  実は、これもたまたまきのう、防衛省は、「MV—22オスプレイ 米海兵隊の最新鋭の航空機」という、パンフレットというんでしょうか小冊子というん...全文を見る
○赤松(正)委員 副大臣、「機体の安全性に何ら問題はない。」こう断定するというのは、アメリカが断定しているというふうには、この文章を読んで、見えないんですよ。いいですか。  これは私に言わせれば、これに時間をそんなにかけられないので言いますが、機体の安全性に何ら問題はないと見ら...全文を見る
○赤松(正)委員 副大臣の元読売新聞記者としての受けとめ方で、それが大事なので、こういうのはしっかり見てもらいたい。  そして、これはまさに、氷山の一角という言い方が適切じゃないぐらいの、今まで、事ここに至るまで、今回、文字どおりきょうの委員会の直前に落ちたという、非常に象徴的...全文を見る
○赤松(正)委員 森本さんは私も知らない仲じゃなくて、前政権時代から、いろいろな角度で教えていただいたり、こちらからもお話をしたりしました。ですから、かなり肩に力が入っていて、要するに日米関係というものをしっかりさせなくちゃいけないということがある。  私に言わせれば、後で言う...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣は正直に真情を吐露されましたけれども、まずは、さっき丁寧にと言われましたか、沖縄の県民に対して丁寧に何を説明するのかといったら、これを配備させてほしいということを説明することになるというふうに聞こえますよ。  だから、要するに、アメリカが言うところの安全と...全文を見る
○赤松(正)委員 私は、沖縄の人々、琉球民族、もとを正せば琉球人と言われる人たちが日本人ではないと言っているわけじゃないんです。幅広く日本民族というふうに言われるという向きもあるかもしれません。だから、何も、ここを琉球民族と書けと言うつもりはない。ただし、そこはしっかりと、今私が...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひそのときの表現、それこそ丁寧な、きちっとした、琉球民族というものを包み込む格好でお願いしたいと思います。  さて、先ほど来、尖閣をめぐる問題、そして丹羽大使の発言の問題、いろいろと仲間の委員の皆さんが取り上げられました。  実は私、先日、衆議院決算行政監...全文を見る
○赤松(正)委員 それって、普通でいうと不当で不法じゃないんですかね。  そうすると、北方領土、竹島、この問題について、ロシア、韓国の主張は不当、不法ですか。
○赤松(正)委員 そうすると、中国は違うと。  そのことについては、先ほどの発言では、いわゆる自分の言葉の使い方ではふだん使わない言葉になると慎重に考えるんだと言われましたね。ということは、まだここでは答えが出ないというふうな理解にしておきます。(玄葉国務大臣「委員長」と呼ぶ)...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど、同僚委員の中での、浅野さんだったかしら、要するに、伝統的な日本の外交というものを見たときに、例えばこの尖閣の問題というのは冷静な外交の知恵だという表現を使っておられたような気がしますけれども、冷静な外交の知恵と見るか、それとも、今言った事なかれ主義という...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。  冒頭、野田総理、先ほど来テレビを見ておりましても、随時、九州・熊本、大分方面の大変な大雨による災害、死者、行方不明も出ている、また、数万世帯に避難命令が出た、こういう事態が起きています。亡くなられた方あるいはまた被災された皆さ...全文を見る
○赤松(正)委員 昨年の三・一一の直後、要するに、この今の時代は巨大災害の時代、このような位置づけ、規定づけ、そういう時代に私たちは突入しているんだ、こういうことを科学者、いろいろな方々から指摘を受けます。最近の、今申し上げたようなそういう大雨についても、やはり、甘く考えないで厳...全文を見る
○赤松(正)委員 この党綱領なるもの、党綱領がないと言うと、あると、総理はいろいろな場面でおっしゃっています。ついこの間も、参議院の自由民主党の議員からの指摘に対して、いや、党綱領は事実として言えばあるんです、こういう言い方をされておりました。  しかし、これは、しっかりと拝見...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、いろいろ言われましたけれども、この間の答弁、川口順子さんの質問に対して、しっかりした考え方を共有しながら物事を進めてこなかった、そういう趣旨の発言をされています。  私は、こういう政党に政権を託さざるを得なかったという日本国民は本当に不幸だ、そう言わざる...全文を見る
○赤松(正)委員 大体、政党で、政党自体にそういう政党の戦略がない、そういう集団が国家戦略なんておこがましい、そんなふうに思います。今の話を聞いていても、総理直属で、司令塔の役割で、さまざまな政策に対して指示を出す、こうおっしゃいましたけれども、そういうふうなことをやっているよう...全文を見る
○赤松(正)委員 私、去年の十二月に、衆議院外務委員会で野田さんに質問しましたね。たくさんのメンバーからの質疑をやっておられるので覚えておられないと思いますが、今まで、私だけじゃなくて、当院あるいはまた参議院においても、原子力発電あるいはエネルギーに関することを聞いたら、必ずと言...全文を見る
○赤松(正)委員 要するに、キックオフなんですよ、総理大臣。  要するに、古川さんが先ほど来言っておりますけれども、参議院で情報提起がないじゃないかと言われたことに対して、古川大臣も、また、今、野田総理大臣もある種同じことを言った。つまり、総合エネルギー調とか原子力委員会とか、...全文を見る
○赤松(正)委員 枝野大臣、今、三つのシナリオということを言われましたけれども、この三つのシナリオが提示されているのは知っています。何で三つのシナリオなんですか。
○赤松(正)委員 いや、全然答えになっていないんですよ、枝野大臣。  要するに、なぜ三つなのかというのは、私は、大ざっぱに言えば四つだと思いますよ。つまり、先ほどの自民党委員とのやりとりの中で、政府があらかじめ予見を持って提示するのではないんだとおっしゃいましたよね。そうなんで...全文を見る
○赤松(正)委員 そういうのを含めてさまざまな議論をいただきたいといっても、そちらが言うところの三シナリオという形で提示されたら、なかなかそれは難しいですよ。  それから、まず私が申し上げたいのは、再生可能エネルギー導入への力点が弱過ぎるということですよ。再生可能エネルギーとい...全文を見る
○赤松(正)委員 先ほど来の話を聞いて私は不思議な感じがするのは、要するに、いろいろ意見を言ってくださいとおっしゃっていますよね。私に言わせれば、その六月末、三シナリオを決める前にそういうふうなことをすべきであった、あるいは、国民に提示する前に、言ってみれば、今そういうことをやる...全文を見る
○赤松(正)委員 いや、だから、さっきの繰り返しになりますけれども、そんなことを今言っているんじゃだめだということなんですよ、枝野さん。英邁なる枝野大臣が、大分苦労したということをおっしゃったということは、私は大変な情報開示だと思いますけれどもね。  枝野大臣、私が言っているよ...全文を見る
○赤松(正)委員 何だかよくわからない話を言っておられましたね。  あと、原発の四十年廃炉ルールをどうするのかとか、あるいは大飯原発の再稼働、これは本当に、大変重要な問題でしたよ。野田総理大臣が国論を二分しているというあのときの、大飯原発の問題について、現実な観点に立ったら再稼...全文を見る
○赤松(正)委員 二五%の目標をどうするのかということを全く触れられませんでしたけれども、どうなんですか。それを聞いているんです。
○赤松(正)委員 ですから、ここでも時間軸というものが大事になってくるんですよね。だから、そういう点で、今回の、国民の皆さんに七月一日から提示をして国民的大議論を受けるというものの中身というのは、至って情報開示がいいかげん、そんなふうに私は断定せざるを得ないと思います。  要す...全文を見る
○赤松(正)委員 だめですよ。要するに、さっき言っているようなことがいろいろ指摘をされている、そういうことがあるのに、今言われたのは、八月に決める、国民的議論を一応やったという形をとるのはだめ。  総理大臣、要するに、総理大臣が、先ほど私の提言に対して、考えるというふうな意味合...全文を見る
○赤松(正)委員 大事なことを総理大臣は言っておられたと思います。  ですから、この問題は七月、八月で決着をつけるなんという問題じゃないと思うんですよ。大きな、壮大な日本の方向性を決めるわけですから、ドイツみたく、いろいろなものをひっくるめて二十年かけてやった、ここまではいかな...全文を見る
○赤松(正)委員 ぜひ、そういう複数の視点、さっき齋藤さんが指摘されたような点も一つの軸になるんですね、コスト軸というんでしょうか、そういう部分もあっていいと思います。  さて、防衛大臣、済みません、お待たせをいたしました。最後に、残された時間、オスプレーの配備の問題について質...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、グアムに一旦寄るんですよね。  今、岩国あるいは沖縄、日本全体がこのオスプレー配備の問題について深い関心を持っています。私は先ほど、沖縄県知事、仲井真さんと、私どもの代表、山口代表、副代表たちと一緒に会いました。本当に切々と、こんなにしばしば落ちるオスプ...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、私は、今回の問題は大いに森本大臣にも責任があると思いますよ。要するに、沖縄の人たち、岩国の人たちも含めて、どこの国の大臣だとみんな思っているんですよ。  私は、「MV—22オスプレイ」という防衛省が出したパンフに注文をつけたのを御存じですか。知っておられ...全文を見る
○赤松(正)委員 ごめんなさい。  最後に総理大臣に聞きたい。  今の件は、過去に例があるんです。一九六四年に初めて米海軍の原子力潜水艦が日本に寄港した際に、米海軍が提供する原子炉の安全性を日本の原子力委員会が検証したという過去の例があるんです。  総理大臣、最後に、今の日...全文を見る
○赤松(正)委員 委員長、ありがとうございました。
08月01日第180回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。  きょうは、在外公館名称位置給与法一部改正案ですけれども、これに関連をいたしまして、つい最近のある総合雑誌で、民主党の失敗の本質を探るというふうなテーマでたくさんの識者がいろいろな見解を述べていた。大変におも...全文を見る
○赤松(正)委員 全体のバランスの中で、距離であるとか、今おっしゃったような判断基準というのはあったわけですが、そういう観点で、アメリカにおいてはポートランドは要らなくてマイアミは要る、こういう判断をされているというふうに今聞いたわけです。  では、そういう意味では、韓国の済州...全文を見る
○赤松(正)委員 余りぴんとこない御回答でございました。マイアミにしても済州にしても、いわゆる一般的な印象として観光客が多い、こういうふうなことがあって置いているのかな。余り総領事館の改廃について明確なる基準があるように思えないということを指摘しておきたいと思います。  それか...全文を見る
○赤松(正)委員 きのう、資料要求でいろいろ、遅くまで外務省の皆さんの手を煩わせたんですが、その五回の丹羽さんの帰国の中身というのは掌握しておられるでしょうか。
○赤松(正)委員 帰国、五回それぞれがどういう理由で帰ってきたのかということまではきょう質問するとは言っていなかったので、そういう用意がされていないのは、まあ、いいかと思いますが、五回目の、つい直近の丹羽さんが帰ってこられたということについて、その中身、やりとり、これを端的におっ...全文を見る
○赤松(正)委員 さっき私は、中身について一つ一つを明かせられないのはやむを得ないような言い方をしましたが、どうでしょう、過去、その一回を除いて四回、いずれも玄葉大臣が担当しておられた時期ではないんですが、ほかの大臣と丹羽さんがいろいろ協議したということはあるんでしょうか。帰って...全文を見る
○赤松(正)委員 今大臣おっしゃった二つの点の前半部分、つまり、彼が中国全域を回っているという評価をされているんですか。現実に、彼は回れていない、自分は思っていたんだけれども、実質にはほとんど果たし得ていないというふうにおっしゃっていると思いますが、その辺はどうなんですか。
○赤松(正)委員 最近では、例の王子製紙の問題が中国の中で大変に大きな話題になり、かつ、私たちも大変いろいろな意味で気をもんでいるわけですが、この問題についての大使の大臣への報告というのは、どういう形でなされておるでしょうか。
○赤松(正)委員 私は、今、短い時間の中でいろいろ聞いてきたんですけれども、要するに、この丹羽大使の大使としての行動というのは、いろいろな意味で、御本人も極めて不満なところがあると思われるんですけれども、不発の部分が強いと思うんですね。  そういうことを私が言うのは、一つは、五...全文を見る
○赤松(正)委員 大臣、戸田ギリシャ大使も一回も回っていないんですよ、二回帰ってきておられますけれども。  二回、彼が赴任してから日本に帰ってきているんですけれども、ほかの大使は、二回帰ってきたら一回行っていたり、あるいは、一回帰ってきたら一回行ったりしているんですが、ある種の...全文を見る
○赤松(正)委員 外交青書に書かれていることで、私が外務省の方針としてなかなかいいなと思ったのは、外部識者と外務省の側との相互協議をしっかりやっていこう、識者の意見をいっぱい聞いて、そしてそれを政策に反映させていこう、こういうくだりがあるんですね。  さっき冒頭で申し上げました...全文を見る
○赤松(正)委員 終わります。