秋葉忠利

あきばただとし



当選回数回

秋葉忠利の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○秋葉委員 最初に一言お断り申し上げたいのですが、私は新人委員でありまして、逓信委員会の会議の行い方その他について全く無知蒙昧であります。したがいまして、質問の準備に関しましても、昨夜遅くまで時間がかかりまして、具体的にどんな質問をすべきなのか、政府委員の皆さん、それから関係者の...全文を見る
○秋葉委員 今の理由、大体四つだと思いますが、そのうちで、結局この衛星機構法の一部を改正することによって具体的に対処できる問題というのは、受信装置が依然として高い、要するにお金の問題だというふうに理解できますけれども、その点について質問したいと思います。  例えば、放送衛星の故...全文を見る
○秋葉委員 現行で大体チューナーとアンテナ合わせて、工事費も含めて十万程度というところは、私の持っている数字でも大体同じですが、実は十二、三万するんじゃないか。そのあたりの差は些少ですので特に問題にいたしませんが、この価格が高い。したがって、難視聴地域にあってもこの衛星放送を受信...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えでは緊要性の部分についてまだよく理解できない点があるのですけれども、ともかく難視聴地域を解消するということ、今までテレビを見られなかった人がテレビを見られるようになるという点では確かに私もこういった助成を行うこと、そのこと自体意義のあることだというふうに思い...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。過去の分も将来の買いかえの際に考えるということで、それは十分理解できました。  もう一つ、一応現在の案ではこれから十年ほどかけて難視聴地域解消のためにこの基金を運営していくというふうに理解しておりますが、再び財政法二十九条に立ち返って、「特に緊要になっ...全文を見る
○秋葉委員 申請によってという部分は理解できるのですが、予算枠の制約があるからそれで緊要ではないということになる論理がよくわかりません。しかし、その点に関しては一応時間があれば後ほどもう一度質問をしたいと思います。  仮にこれが財政法二十九条と関連して全く問題がないと考え、さら...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えですと、十万、四十万の差というのは、つまり発信側から数えた難視聴地域というふうに理解していいのだと思いますが、すなわちHNKの地上波が届く範囲あるいは民放の地上波が届く範囲ということで、その両者の整合性はあるわけですけれども、この機構法改正における定義、その...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えを私なりに整理いたしますと、地上波が出ているかどうかという視点から考えると、難視聴世帯、NHKに関しては十万、それから民放に関しては四十万ということになります。しかしながら、地上波であるか衛星波であるかそのいかんを問わず、ともかく電波が出ているかどうかという...全文を見る
○秋葉委員 それでは、NHKとしてはこれまで全く行ってこなかった受信側の補助を行うということになるかもしれませんが、例えば国の支出を抑えるという観点から考えますと、次のようなことが可能ではないかと思います。例えば、今後十年間にわたって難視聴地域にある世帯が衛星放送を受信する装置を...全文を見る
○秋葉委員 それについておもしろい解釈も可能だと思いますが、時間があればまたその問題に移りたいと思います。  仮に現在のような形で助成を行う、例えば一世帯について地方自治体四分の一、それからこの基金から四分の一という支出をすることにしたと仮定いたしますが、その際助成の対象となる...全文を見る
○秋葉委員 その調査の結果、これは恐らく日本全国が対象になっていると思いますけれども、実はその統計の解釈に関して非常に大きな問題があります。というのは、対象がほとんど地上波の届いているところが大多数ですから、その地上波の届いているところを対象にして調査を行えば、地上波の届いている...全文を見る
○秋葉委員 民間放送は有料放送になるということですが、NHKも受信料を取るわけですからそれも有料放送の一部だというふうに私は考えますけれども、その点は本件とは関係ありませんのでまた別の機会に問題にしたいと思います。  ただいま申し上げたのは、チューナー、パラボラアンテナに加えて...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。つまり放送を普及するという放送法の精神にのっとってということだと思いますが、それはそれで放送法の精神にのっとっているわけですから問題はないと思うのですが、では放送法の精神にのっとってその放送を普及する。で、放送の最大の強み、そして特徴というのは、即時性、...全文を見る
○秋葉委員 衛星第一放送の内容については、確かに海外ニュースがありますが、ここにある番組表を私がここで改めて読む必要はないと思いますけれども、確かに海外放送は非常に時間が多いということは一目瞭然です。しかしながら、それに対して日本国内のニュースがほとんどカバーされておりません。そ...全文を見る
03月28日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○秋葉委員 まず、今、山下委員の取り上げておられました難視聴対策について御質問を申し上げたいと思います。  今の答弁の中で、島会長だったと思いますが、地上では見られないソフトの開発、これが衛星放送にとって非常に大事だということをおっしゃいました。そうかもしれませんが、しかしそれ...全文を見る
○秋葉委員 まず一つお願いがあるのですが、私たち社会党の新人議員でつくっている九〇会では、国会の中で議員を呼び合うのに先生と呼ばない、呼ばせないという運動をやっております。私も前職は大学の教師ですから学生には先生と呼ばれて不思議はないのですが、ここでは逓信委員として質問しておりま...全文を見る
○秋葉委員 確認なんですが、今の重要なニュースを編成して衛星第二で送るというのはこれからの方針ですか、あるいは現在もう既に実行されているということなんでしょうか。
○秋葉委員 ありがとうございました。それについてともかく何らかの形でニュースが流れているということだったので安心いたしました。  ただし、それについて私が意見を申し上げたのは、「グラフNHK」という刊行物に載っているNHKの衛星放送の番組表をもとにして私は意見を申し上げました。...全文を見る
○秋葉委員 それについてはわかりましたが、番組の内容が正確に伝わるようになるという上で、私が御指摘申し上げました「グラフNHK」その他のNHK自身による出版物においても、あるいはその他のメディアによる伝達方法でも同じことですが、正確な情報をお伝えいただくよう御努力をお願いしたいと...全文を見る
○秋葉委員 最終的に三百円という現在提案されている値上げの金額が決まるに当たって、国会の中で自民党の逓信部会と相談をして三百円という現在の数字が決まったという報道がありました。社会党の逓信部会には相談がなかったと私は理解しております。第一点は、この報道が正しいものかどうか。正しい...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、自民党の部会と相談をした、そしてその結果三百円という数字が決まったという新聞報道は誤りだと思いますが、当然それをごらんになっていると思います。手元にその新聞がございませんので具体的にお見せするわけにはいきませんが、その新聞報道に対して、これまで抗議なりある...全文を見る
○秋葉委員 私は今回の場合についてお伺いしたので、今回の場合はいかがなのでしょうか。
○秋葉委員 今のお答えの含むところは、この件に関しては今後も新聞記事を検討した上で不正確であれば抗議をする意思があるのかどうか不明確ですが、一応意思はないというふうに解釈してよろしいのでしょうか。
○秋葉委員 この件に関してということは恐らく、今後例えば新聞報道に、仮に、それが事実であるかどうかそれは問題にしないとして、社会党の部会とはNHKは相談したけれども、その結果何か具体的に決まったというような報道があった場合、それが事実と反する場合に、一応それについても迅速な抗議は...全文を見る
○秋葉委員 視聴者会議、それから視聴者懇談会、懇談会の方は二千回と今おっしゃいましたが、一回の会議に出てくる人の数が多くても百人といたしますと、約二十万ぐらいの人の意見を聴取したというふうに解釈してよろしいのでしょうか。
○秋葉委員 そうすると数は、大まかに言って数万の単位の視聴者の意見が反映されているというふうに考えてよろしいでしょうか。その内容については後回しにしたいと思います。  実は、昨日の受信料不払い者の内訳の中に、番組がおもしろくないからという理由で受信料を払わない人がおよそ三十四万...全文を見る
○秋葉委員 いろいろな案を考える際に、自分の考えていることが絶対的だという非常に大きな前提がない限り、できるだけ幅広く、自分の考え方とは違った考え方を持つ人あるいは団体なり、さまざまな形態を持ったそういう意見を聞くということが非常に大切だというふうに思います。それがある意味で民主...全文を見る
○秋葉委員 今、決まった後で理解を得るために行動を開始するとおっしゃいましたが、順序が逆なんじゃないでしょうか。つまり、受信料を値上げされることで一番影響を受けるのは受信者です。もちろん、その受信料を使って事業をするNHK側にも影響はありますけれども、払うのは受信者です。その払う...全文を見る
○秋葉委員 日常的な理解の部分は何回も伺いました。私が問題にしているのは、この三百円という受信料値上げ幅についてであります。その三百円が決定されない限り理解を求めることはできないとおっしゃいましたけれども、現に三百円という案が出てきているわけです。その案を出す段階で三百円ではなく...全文を見る
○秋葉委員 私は、例えば三十四万人というのは、そこには明らかに今回の受信料値上げに反対するであろう人たちがたくさん含まれている、そういうふうに考えて申し上げたわけですが、実はもっと広い層を考えても反対者がたくさんいるかもしれません。そういう人たちに値上げをするかどうか、仮に値上げ...全文を見る
○秋葉委員 今の点に関してもう一つ申し上げますと、編集して後で放映するということでしたけれども、確かに全然ないよりはその方が価値があると思いますが、受信料を値上げするかどうか、もうきょう、あすじゅうに決まるかもしれません。そういう非常に切迫した状況にある問題を、受信料値上げが仮に...全文を見る
○秋葉委員 国民生活に非常に重要な分野においては中継させていただきたいということでしたけれども、現在、受信料の値上げに関しては中継が行われておりません。ということは受信料値上げが国民生活に余り影響がないというふうにNHKはお考えになっていると解釈してよろしゅうございますね。
○秋葉委員 受信料の値上げについては時間があれば後でもう一度この点に戻っていきたいと思いますが、国際放送について伺いたいと思います。  国際放送について、NHKの責任で行う部分と国のいわゆる命令放送部分の費用の分担という問題もありますが、具体的にその国際放送を受信する人たち、こ...全文を見る
○秋葉委員 海外での国際放送の受信者の間には、このNHKの国際放送が国営放送であるという理解がかなり広く広まっているように思います。それで、その誤解を解くためにこれまでNHKとしては具体的にどういった方策をとられてきたのか、伺いたいと思います。
○秋葉委員 今の天安門事件について、私が直接中国人の北京大学の学生と話をした際の事情とは全く違った御意見を集められているようですけれども、確かにVOAはジャミングをかけられた、NHKはよく聞こえる。しかし、NHKの放送を聞いていたのでは何が起こっているのか全くわからない、あれは日...全文を見る
○秋葉委員 今おっしゃった中立、不偏不党、公正その他の抽象的な言葉ですけれども、それを判断するに当たって、具体的には先ほど島会長は政治に関与することについて心構えという言葉も使われましたけれども、すべてそれは頭の中にある概念です。中立とか心構えとか、そういったものをどういうふうに...全文を見る
○秋葉委員 実はそういった見識ということも頭の中の内容で、それを客観的に外から判断する基準がないというところを私は問題にしております。  したがって、例えば今おっしゃったようなことを制度的にどういうふうにきちんとつくっていくのか、あるいは明文化された基準としてきちんと採用すべき...全文を見る
○秋葉委員 NHKでは、これまでに例えば環境の問題に関してさまざまな番組を放映してこられたわけですけれども、その中で森林資源の保護が大切である、そういった報道も確かにありました。  それで伺いたいのですが、NHKという非常に大きな企業が使用する紙の量、非常に膨大なものになると思...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。できるだけ再生紙の使用について御協力いただければ、あるいは例えば割りばしを使わないというような運動もありますので、そういった点でも今後とも森林資源保護のために御協力いただければありがたいと思います。  最後に、受信者の権利というと大き過ぎると...全文を見る
○秋葉委員 関連ですので、この一問で終わらせていただきます。  特に受信者の意見をNHKの経営の中、さらに番組に反映させるために、例えば、現在経営委員会というのがありますが、その経営委員の中に公募あるいは抽せんによって受信者の代表を入れるお考えはおありになるでしょうか。
○秋葉委員 現在はそうだと思いますが、今後そのような形で経営委員の中に一般受信者の声を反映させること、その可能性を検討するお考えはおありでしょうか。
○秋葉委員 時間がありませんのでこれで終わります。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  主に二つの問題について伺いたいのですが、一つは教育の国際化ということ、もう一つはそれと全く無関係ではありませんが、私学の役割といった点、その二点について主に伺いたいと思います。  まず大臣に伺いたいのですが、臨時教育審議会の教育改革...全文を見る
○秋葉分科員 一応臨教審の答申を尊重して、その方針に従ってこれからの国際化あるいは価値観の多様化といった面に対応していくというお答えだと思いますが、その解釈が間違っていたら御指摘いただきたいと思います。  そういたしますと、私、この臨教審の緑の表紙の最終答申を持っておりますが、...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。  今私は後半の部分は伺わなかったわけですけれども、お答えの中に既に出てまいりましたので、文部省としては、確かに姿勢としては異なる価値観や文化を受け入れる姿勢が大切である、しかしながら、現実問題として文部省が行っていることはさまざまな問題が...全文を見る
○秋葉分科員 それを伺って大変うれしいのですが、私も高校時代にアメリカに留学いたしまして、アメリカの高校の単位が日本で認められなかったということで大変苦労いたしました。そういうことが現実の問題として処理されていって、国際化がかなり進んでいるということで意を強くしているのです。 ...全文を見る
○秋葉分科員 ただいまの文部大臣のお答えの中に、日本のこれまでの二千年の歴史という言葉がありましたが、その歴史の上に立ってこれからの教育を考える、大賛成です。二千年の歴史の中には、私たちにとって非常に誇りに思う時期もありましたし、あるいは後悔とともに深い反省の念を持って振り返らな...全文を見る
○秋葉分科員 これ以上の答弁はということなんですが、子供たちの教育に関する問題、子供たちのいじめの問題あるいは差別の問題は時を待ちません。私自身は待っても構わないのですけれども、現在、日々こういったことで問題が生じている、そういう現実がございます。ですから、あえてもう一問だけこれ...全文を見る
○秋葉分科員 管轄が違うことはわかるのですが、例えば、現在日本で教育を受けている少年たち、少女たち、子供たちがどの国の人間であれ、教育上の観点から差別を受けることは望ましくない、その観点から運輸省としてもぜひ協力をお願いしたいといったような要請なり、あるいはこういったことが我々の...全文を見る
○秋葉分科員 大変ありがとうございます。  実はその問題ともう一点、私学のことについて伺いたかったのですが、余り時間がありませんので結論の部分だけ一つ二つ伺いたいのです。  今私が申し上げてきた国際化の問題にしても、あるいは社会が非常に多様になっている、そういった現状から考え...全文を見る
○秋葉分科員 形としてはそういうことになっているかもしれませんが、例えば全日制の高校の場合、学校がどのくらいの収入をどこから得ているかという分析がございます。全国的な数字を見ますと、児と県によるばらつきは非常に少なくて、この五、六年ほど、全体として大体四七、八%から五〇%を生徒が...全文を見る
○秋葉分科員 時間がなくなりましたので、実はこれからもう少し詳しい数字を挙げて御質問するつもりだったのですが、できません。  最後に、一応私は、文部省が高校以下の私学の助成に関してもかなり大きな指導力を持って、日本全体に影響を与えているという前提で話をしておりますが、その前提の...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○秋葉分科員 私は社会党の秋葉でございます。主に二つの分野について質問をさせていただきたいと思います。この二つはほとんど関係がありませんが、まず最初に喫煙のことなんです。  私は、アメリカに住んでおりまして、アメリカにおけるたばこの扱いと現在日本におけるたばこの扱いに非常に大き...全文を見る
○秋葉分科員 おっしゃるとおり冗談を冗談として解釈していただきまして大変ありがとうございます。  それで、例えばアメリカの喫煙の害に対するさまざまな措置と現在日本で行われているさまざまな措置を比べた場合にいろいろなことが考えられます。例えばアメリカの例をとりますと、連邦政府の所...全文を見る
○秋葉分科員 そうですね、時間的に見てその努力を始められてからまだ時間が余りない、その間にかなり変化してきたというところは私もそのとおりだと思います。これまでのそういった御努力に関しては感謝をしたいと思います。  同時にもう一つこのことに関して伺っておきたいことは、国民的な理解...全文を見る
○秋葉分科員 わかりました。この件は時間がありませんので次の問題に移りたいのですが、実はアメリカの場合には必ずしも世論が先行して禁煙の方向に行ったわけではありません。先ほどお話がありましたサーシャンゼネラルですけれども、彼の場合にはある意味で喫煙の問題に関して大英断を振るったため...全文を見る
○秋葉分科員 大筋においてはそれほど違和感はないのです。例えばさまざまな大方針があるということはよくわかりますし、それから十年単位で非常に大きな福祉の総合青写真をつくらなくてはいけない、そういった時期に来ているとも思います。  そういった方向で進んでおられるというお答えだと思い...全文を見る
○秋葉分科員 大変前向きなお答えをいただきまして大変ありがたいのですが、その勉強についても実はやはり時間が非常に問題になってまいります。この小作業所の問題についても、十三年連続で請願が出ております。これから勉強されると言われると、これまでの十三年の請願の間一体何を やっておられ...全文を見る
05月30日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○秋葉委員 簡略に申し上げて円滑化法の審議をしているわけですが、この法案についての説明それから背景の資料その他、郵政省の方々とたくさん議論を重ねたわけですが、その中でやはり世界に冠たる日本の行政官であるという印象を非常に深くいたしました。皆さんが真摯に日本のこれからの通信あるいは...全文を見る
○秋葉委員 まず技術があって、技術が先導して社会を動かしていくといいますか、社会の中に浸透していくというお考えだと思いますが、その中で、やはりさまざまな人為的な介入が行われるわけですが、特にその中で大きいのは、企業による技術を開発し、それから利益を得ようとする努力だと思います。そ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  特に、今回の円滑化法が問題にしているのは通信・放送ということですけれども、今おっしゃったような動きで、仮に国であれ企業が動いていく、その中で、例えば特定の技術をかなり今回の場合には支援をする。その支援をする幾つかの技術のサンプルが挙がって...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。いつでもどこでもだれとでも通信できる、コミュニケーションができるというのは、キャッチフレーズとしても大変すばらしいものだと思います。  それに関して、大体二十一世紀、どのような技術が社会の中に恐らくあらわれているであろう、そういったお考えを伺っ...全文を見る
○秋葉委員 その中で特に、今のお答えは未来についてですけれども、例えば今日いわゆる情報化と言われる社会の中で一体どのような潜在的な需要があるのか、その辺についての、例えば市場分析であるとか需要予測であるとか、予測といっても非常に短期間、例えば一年の範囲内における需要予測とか、そう...全文を見る
○秋葉委員 済みません、これはどのような情報と言っても同じことなのですが、そういうお答えでも結構だったのですが、実はそれを伺っておりますのは、今回の法案についての説明の中、これは通信政策局でおつくりになった資料ですけれども、この一番最後の方に具体的な事業例の説明というのが出ており...全文を見る
○秋葉委員 その観点から、この資料にあります幾つかの具体的な技術といいますか事業の例について御説明いただきたいと思うのです。  実は私は、この事業例が出てきた理由というのは、郵政省の担当官の方がただ単に机上で想定しただけでこういった例が出てきたのではなくて、具体的にこういう事業...全文を見る
○秋葉委員 ここに挙げられた事業あるいは技術の応用例といいますか、それ以外に例えばこういったものが可能性としてあるんじゃないか、これは需要のあるなしにかかわらず、これまでのいろいろな経験から、具体的なイメージを描くために、もう幾つかの例を挙げていただけると大変ありがたいと思うので...全文を見る
○秋葉委員 今、それほど大規模ではないにしろ、アメリカでもう実用化された技術について言及されましたので、アメリカの例から幾つか伺いたいと思います。  例えば新しい技術、特に通信・放送の分野での新しい技術を用いて非常に高い評価を受けている事例がアメリカには幾つかあるのですが、その...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  それ以外にも、私の、例えば実際に見た範囲での需要を一つ二つ申し上げますと、聴覚障害といってもさまざまな程度があるわけですが、例えば補聴器を必要とされている方の数が、多分百万には満たないけれどもそれに近い数だというふうに私は理解しております...全文を見る
○秋葉委員 それから、ここに具体的に挙げられている事業例についてまた一、二伺いたいのですが、ローカルキャプテンが例として挙げられております。このキャプテンについてこれまでの利用状況、実績はどういうふうになっているのか、これからの発展条件はどういうふうになるのかその予測、両方伺いた...全文を見る
○秋葉委員 それから、ここで例えばファクシミリ放送ということが述べられているわけですが、それに関連して、どちらかというと同じ原理の簡単な応用例である音声多重放送の利用状況について、それから将来はどういうふうになるのか、その辺についてどういうふうに把握されているのか、伺いたいと思い...全文を見る
○秋葉委員 具体的な数字はそういうことだと思うのですが、先日郵政省からいただいた資料の中で非常に感銘を受けたのは、この字幕つき放送を使っているのだけれども、実は聴覚障害のある自分の伴侶がテレビドラマを見ることができてその貢献度が非常に大きいという新聞投書がありました。非常に感動的...全文を見る
○秋葉委員 データがないのが残念なんですが、となると、私たちの持っている印象をもとにこれからのことを考えなくてはならなくなりますが、少なくとも今まで伺った方すべて、こういう新技術を使っていく上で障害者用に技術を使っていくことに非常に大きな意味がある、しかも、それが社会的にとても高...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  今までの質問は、実は通信と放送、この両方が出てきておりますけれども、その通信と放送との境界といいますか、それにほとんど影響のない、両方とも一緒くたにして十分考えられるところだったのですが、実はこの法案、通信・放送という言葉があらわれてまい...全文を見る
○秋葉委員 一応の定義はわかりました。  定義としては一応完結性があるわけですが、技術というものが非常に大きく変わっています。その技術の変化に従って、それが現実を処理する上でうまく役立つ定義であるかどうかというところでいささか疑問を感じるのですが、例えば電話というのは今の定義だ...全文を見る
○秋葉委員 発信者側の意図ということですが、実はその意図というのは具体的にどういう技術を選択して、その技術によって自分の声を、あるいは自分の考えていることを相手に伝えるか、その技術の選択にも発信者の意図というのは反映されるものだと思います。自分の裸は絶対に見せたくないと思う人が何...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えでもまだいわゆる発信者とそれから受信者の関係というところに非常に力点を置かれているわけですけれども、ここで一つ、これは半分お願いなのですが、郵政省にぜひ一般の市民、圧倒的に電波を受け取る機会の方が多い市民の立場からその放送と通信ということを考えていただぎたい...全文を見る
○秋葉委員 この点については済みません、時間がございませんので、また別の機会にぜひもっと詳しい議論ができたら大変ありがたいと思います。  次の問題に移りたいと思います。  先ほど上田委員から提起された問題ですけれども、この円滑化法案の中、これを支援を行うのは通信・放送衛星機構...全文を見る
○秋葉委員 目的の変更をする必要がない、そういう慣例があるということですが、目的の変更をしないでも、例えば郵政省の皆さん方の頭の中あるいは郵政大臣の頭の中では、この第一条の機構の目的に照らして、このような業務を行うことに関していささかの知的とがめといいますか、クエスチョンマークと...全文を見る
○秋葉委員 時間が余りありませんので読みたくはないのですが、機構法の第一章の総則、第一条の目的、これをよくお読みいただきたいと思います。実はそれだけではなくて、この「通信・放送衛星機構」、これも郵政省から持ってきていただきましたが、ここの機構の概要の「機構の役割」というところにも...全文を見る
○秋葉委員 そういう目的を変えないで業務を追加した例もあるということで、そういう事実があるだろうということは理解いたしました。  ただ、それが具体的に三権分立を行っている国の政治のあり方として望ましいものかどうか、非常に大きな疑問を感じます。これはただ単に郵政省の問題だけではな...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。数量的な根拠、恐らくどこかにあるんだと思いますが、実は現在、これも行革審の答申によって非常に新しい人員が必要でもなかなかその補充ができないというようなケースもあるわけですけれども、そういう時代に、しかも政府の職員でない場合、例えば一般のビジネスの場合には...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんのであと一、二点について伺いたいと思います。  この円滑化法の中には、郵政大臣による実施指針の作成と公表、それから認定という部分があるわけですけれども、この実施指針は具体的にはどういった内容のものをどういう手続でつくるのか。さらに、現在その詳しい内容...全文を見る
○秋葉委員 今の問題についても実はまだ質問を続けたいのですが、時間がまいりましたので、また後日こういった問題についても継続してお尋ねしたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
06月13日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○秋葉委員 実は、この次の委員会で私は郵便局の職員の労働過重について質問することになっているのですが、今拝見しておりますと、質問する私たちの側は大変人数が多いのですが、大瀧局長は一人で御答弁になっていらっしゃいまして、声がちょっとかすれてきて、こちらもかなり労働過重になっているの...全文を見る
○秋葉委員 PRの点もよろしくお願いいたします。  ついでに申し上げますが、障害者用のさまざまな措置ということが、やはり郵政省というのは人間同士のコミュニケーションの分野に非常に大きくかかわっている省ですので、思いつきと言ってはちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、ただ、その...全文を見る
○秋葉委員 それは、念のためにもう一度伺いますが、民間放送についての難視聴対策というのは、例えば過疎部においても同じような措置をこれから考えていくという計画あるいはお考えでしょうか、その点を確認したいと思います。
○秋葉委員 この点についてはまた別の委員が後に質問すると思いますので、別の点に移りたいと思います。  主に、この改正によって郵政省で考えられているのはSHF、都市においてはSHF帯ということですけれども、具体的に二つのことを伺いたいと思います。  まず最初に、こういう都市型の...全文を見る
○秋葉委員 そうしますと、もう少し具体的に、例えば首都圏で三十六万あるいは東京都内で三十六万ということなのかもしれませんが、その受信障害、難視聴を解消するために、SHF局でしたら例えばどのくらいの規模の局を大体どのあたりに何局ぐらい、大小を組み合わせるとおっしゃいましたけれども、...全文を見る
○秋葉委員 次のこの点についてももう少し伺いたいのですが、余り時間がありませんので次の点。  これも大体のお考えを伺っておいて、また別の機会にもっと詳しい質問をしたいと思うのですが、今都市型の難視聴で非常に大切なのは、こういったことを事前に防止することである。そもそも障害という...全文を見る
○秋葉委員 共用技術については世界的にも非常にいろいろと議論があって、一体どうしたらいいのか、これは一定の、一つの決まった見方があるというわけではなくて、非常に議論をこれからしていかなくてはならないところだと思いますし、電波吸収技術についても、やはりアメリカでのスパイ爆撃機に使わ...全文を見る
○秋葉委員 その特定の関係というところなんですけれども、最終的に煮詰めてしまえば、そのいわば特定の関係という中に他者の入り込む余地がないということがその基準であるというふうに私は聞いておりますが、最終的にはそういった煮詰めた解釈でよろしいのでしょうか。
○秋葉委員 お答えを伺っているうちに、だんだん複雑になってわからなくなっていくのですが、私はあたかも、かつて天動説から地動説に移ったときのガリレイのような気持ちがしておるのです。つまり、天動説をとりますと、確かに太陽は動いているし、水星も金星も動いているのですが、その動き方につい...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。ぜひ検討していただきたいと思います。  それで、もう少し今の点について申し上げますと、実は私の理解している放送と通信の区別では、例えば現在問題になっております都市型の難視聴、その中のごく一部かもしれませんけれども、例えば高いビルの陰になってしま...全文を見る
○秋葉委員 不特定多数の母集団があって、その中の一部をとってもそれも不特定多数だ、だから建物の陰になっていてもそれは不特定多数なのだということですけれども、そういたしますと、例えば非常に大きな企業があったとして、その企業の社員全体に流す放送というのは、流す何か通信の特別な形があっ...全文を見る
○秋葉委員 実は、これは電波新聞だと思いますけれども、そこに「映像産業の未来を考える」という記事がありまして、郵政省の内部資料として、幾つかの通信と放送についての区別があるということを挙げた記事なんです。例えば、ニッケンサテライトという会社が工務店向けに建築関連情報を提供している...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、最後に一つだけ。  これはお答えが伺えなければそれで結構なんですが、今の通信と放送の境界領域あるいは分け方について、今のやりとりでこの議事録をごらんになる方あるいはお聞きになった方は、ともかく通信と放送との間が非常にあいまいである、解釈の違いに...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、それについてもまた別の機会に取り上げさせていただきたいと思います。  質問を終わります。
06月14日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第12号
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○秋葉委員 まず最初に、山下委員が時間を約十分譲ってくださいましたので、お礼を申し上げたいと思います。できたら少し詳細にわたって、主に、これは仮称ですが、ボランティア貯金について伺いたいと思います。  まず最初に、大臣から伺いたいのですが、山下委員の指摘にもありましたように、郵...全文を見る
○秋葉委員 大体の大枠はわかりました。私も、国際的に現在経済大国と言われている日本がさまざまな形での貢献をすることは非常に大切だと思います。  同時に、海外援助だけではなくて、国内にも国外にもさまざまな問題があるわけですけれども、このところ郵政省としては、例えば今回のこの新しい...全文を見る
○秋葉委員 今後ともその方向でさまざまな、かつ柔軟な企画あるいは実行をお願いしたいと思います。  このボランティア貯金について、もう少し具体的な内容について幾つか伺いたいと思うのです。  まず最初に、幾ら理念が立派であっても本当に需要があるのか。つまり、こういったボランティア...全文を見る
○秋葉委員 そのアンケートの結果について伺いたいのですが、約半分くらいの人が「何らかの特典があれば利用したい」という答えをしているということなんですが、「何らかの特典」というのは具体的にはどういうことなんでしょうか。逆に言いますと、ちょっとこれは必要条件と十分条件を混乱させて考え...全文を見る
○秋葉委員 これは具体的に実施される段階でぜひ――半数ほどの人がそういった答えをしているわけです。四六・八%ですから、いわば二月の総選挙で自民党が得た得票率と大体同じぐらいでございます。それは選挙の前には国民の大多数の意思というふうに解釈することができるほどの重みのあるパーセンテ...全文を見る
○秋葉委員 郵政省の態度としてはそういうことだと思うのですが、大蔵の立場としてはまた別の意見がおありなんでしょうか。大蔵省の方もお願いしているのですが、お答えいただければと思います。
○秋葉委員 税制上のさまざまな考え方というのはわかりますし、それなりの論理が当然あるわけですが、実は、やはりそれを伺っても幾つか問題があると思います。  まず一つは、今、赤い羽根の場合と比較をされましたけれども、赤い羽根の場合とこの場合で非常に大きな違いは何かというと、例えば、...全文を見る
○秋葉委員 一々のことに一応理屈があるというのは私もよくわかっております。今御説明があったことは十分わかった上で質問しているわけであります。  そういう制度上の問題があるけれども、具体的にお金を出している、寄附をする当事者、しかもある程度私は一応学歴もありますし、かなり複雑なこ...全文を見る
○秋葉委員 税金が世の中のためになっているということを理解してもらうためにも、子供が初めて自分の人生の中で遭遇する税制との機会というものがやはり非常に積極的な肯定的なものである必要があると思います。  今の場合、私が申し上げているのはまさにその点でして、自分がせっかく一生懸命た...全文を見る
○秋葉委員 制度の違いということはわかりますが、再びこれは利用者の立場、消費者の立場、その中でも例えば子供の立場から考えていただきたいのですが、同じお金をともかく海外援助のために使うという目的があるわけですが、そのために例えば安田信託銀行の場合ですと、幾つかの制限は確かにあります...全文を見る
○秋葉委員 先ほどのお話では、広くあまねく、ともかく郵便貯金をしている人は日本じゅうに過疎のところにもいるし、へんぴなところにも住んでいる人がいるし、非常に人数が多い。そういったことで、さらに国際協力もしなくてはいけない。それはよくわかるのですけれども、ただそれだけですと、例えば...全文を見る
○秋葉委員 例えば外務省、あるいは現在さまざまな省庁で行っている海外援助の制度について確かに非常に問題が指摘されています。恐らく他の省庁の批判的なことはおっしゃりにくいのだろうと思いますので、これは思い込みかもしれませんが、今のお答えの中にちらっと私が読み取った点を私なりにちょっ...全文を見る
○秋葉委員 実はもう一歩突っ込んだことを考えていただきたいと思っているわけです。先ほど申し上げましたODAにおいても税金を使ってこういった事業が行われているわけですけれども、御存じのように税金というものは税務署が、ということは、これは大蔵省の管轄ですけれども、大蔵省がその中心にな...全文を見る
○秋葉委員 今すぐさま決定をしてくれということを申し上げておるわけではありません。そういった具体的、直接的な参加の方法をぜひ、この制度を生かす上でそれこそ本当に郵政省でなくてはできないようなそういった貯金者の意思を反映する方法というのをぜひお考えいただきたいというふうに思います。...全文を見る
○秋葉委員 実はそれは仮定があるわけで、ほとんど説明をしなくてもこのボランティア貯金を利用したい人がたくさんいてともかく向こうから申し込んでくる、それまで待つという前提があるわけですが、先ほどのお話にも出てきましたように、国際協力をする、海外に援助をする、なぜそれが必要なのか、ど...全文を見る
○秋葉委員 それと委託金の割合なんですけれども、現在では利子すべてではなくてその二割というところから始める計画であると理解しております。二割というのは暫定的な措置で、自分の好きな額だけ寄附できるようにシステムを変更されるということですけれども、一体どのくらいたったら、つまり一年な...全文を見る
○秋葉委員 寄附額については当分二割程度で、それは常識的な線だと思いますので、できるだけ早くシステムの変更をお願いしたいと思います。  それから、国際ボランティア貯金の寄附金の利子課税部分は一般会計で補てんするというような報道もなされているのですけれども、これはどうなんでしよう...全文を見る
○秋葉委員 再び申し上げますと、そういう回りくどい方法をとるよりはいっそのこと最初から非課税にしてという方がすっきりしますし、説明をするにしても非常に理解しやすいというふうに思いますので、非課税の点については大蔵省、郵政省とも今後の方向で、ともかく非常にすっきりしてだれにでもわか...全文を見る
06月20日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
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○秋葉委員 簡易保険について幾つか質問をしたいのですが、まず最初に、せっかく郵政大臣がここにいらっしゃいますので、先ほどからいさきか時間をもてあましぎみのところもおありになるんじゃないかとそんたくいたしまして、まず最初に郵政省として、貯金もそうですけれども、この簡易保険もやはり社...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  中でも今の御趣旨に沿った生涯保障保険、この創設ということが今回の法改正の一つの目玉になっているというふうに理解しておりますが、一応三つのタイプに分けられていますけれども、そのおのおのについて概略の説明、どういった方針でこの三つのタイプを分...全文を見る
○秋葉委員 そうしますと、来年の四月一日から行われるというこの終身保険と終身年金保険、これは複合型の保険というふうに私は理解していますけれども、これについて伺いたいと思います。  しばしばいろいろな商品、保険も一つの商品というふうに考えた場合、商品を売る幾つかの戦略なりやり方と...全文を見る
○秋葉委員 満期の場合の差が六十歳の時点で生じますので、その三十年満期養老保険の分を定期保険、つまり掛け捨ての保険ということで代替した場合の数字はお持ちでしょうか。
○秋葉委員 実は、この生涯保障保険というのを見ましたときに、直観的に、これは私の必要性に非常にマッチしているんじゃないかと思いましたので、そのうちに入ろうかと思っております。それで、加入時が五十歳、私がこれから入るのに非常に現実的な数字を出していただいたんじゃないかと思いますが、...全文を見る
○秋葉委員 組み合わせた場合に大体安くなる、その差額も三十代の場合には千四百四円ですか。それで伺いたいわけですけれども、ぴったりと全く同じ組み合わせをつくるというのは非常に難しいわけですから、質問自体余り意味のないことかもしれませんけれども、セット商品として新しくできた生涯保障保...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  それともう一つ。簡保の競争相手というのは変かもしれませんが、一般の、民間の生命保険会社でも同様な組み合わせが可能だというふうに思いますが、例えばレインボープランといったものが考えられるわけですが、そういった場合の掛金の比較、優位性はどうなっているの...全文を見る
○秋葉委員 これは本当に性格上、民保の場合にはどちらかというと高額の保険を扱って、そこで競争力をつける、簡保の場合には小口の、本当に庶民の保険であるという性格から、かなり性格が違うわけですが、例えば死亡保険金が一千万、五十歳から六十歳までの保険ですと月額の保険料が一万三千円という...全文を見る
○秋葉委員 確認のための質問ですが、となると、今ここで出された数字で、女性の方の保険料が高いというのは、年金部分で女性の方が長生きである、そこのところの女性の掛金が高くなる分が、生命保険の分で女性の方が安くなる、その安い分よりもはるかに差額が大きいということでよろしいわけですね。
○秋葉委員 これもまたアメリカの保険料の場合ですが、アメリカの保険でもかつては男性に対する保険料とそれから女性に対する保険料、画然たる差がありました。はっきり言ってしまえば、女性の方が長生きをする、女性の方が死ににくいという点で、生命保険の場合にはできるだけ健康で長生きをした人に...全文を見る
○秋葉委員 そういたしますと、つまりどの程度生命を失う危険がある時点であるかということがその算定の基準ということなんですが、極端に言ってしまうと、実はそれを無視するから保険が成り立つというところがあるわけです。つまり、すべての人が同じ時期に死ぬのではなくて、ある人は長生きをする、...全文を見る
○秋葉委員 あまねくというところで幾つかのグループに存在する平均余命あるいは平均寿命の差というのを無視するということだとすると、やはりあまねくという中には男も女も入るというふうに考えた方が論理的だと思いますが、その点も含めて、あるいは喫煙の有無その他のさまざまなグループによる保険...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。  質問の時間がなくなりましたので、もう一つ、例えば今申し上げたこと、実は介護機能を持つ終身利用型加入者ホームというのがもう一つの、これは福祉事業団法の一部を改正する法案に関連して出てきているわけですけれども、そこでもやはり私は同じような問題が...全文を見る