秋葉忠利

あきばただとし



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開催日 会議名 発言
02月14日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○秋葉委員 質問させていただきますが、冒頭に関谷郵政大臣それから大野政務次官、御就任おめでとうございます。それから逓信委員長、今いらっしゃいませんが、野中委員長にもおめでとうございますと申し上げて、あわせて、私はまだ経験が浅いものですから、いろいろと今後とも御指導いただきたいと思...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。そういった方向で、実は郵政省の管轄の事項幾つかについて、今まで少し気にかかっていたことを、この場で何点かについて伺わせていただきたいと思います。  まず最初に、これは主に電話のサービスに関してなんですが、NTTに代表される国内の電話サービス、...全文を見る
○秋葉委員 基本的には契約関係の考え方について意見は同じであるというふうに私は理解いたしましたが、今二点問題点をお挙げになりました。  最初の点ですけれども、すべての人にまだディジタル化が進んでいないので、すべての人に同じサービスを提供できないという現状があることはわかります。...全文を見る
○秋葉委員 今の二度目のお答えは最初のお答えよりもちょっと意味がずれているのです。つまり明細を請求した上でその通話相手先の明細についての情報をもらうというシステムではなくて、希望しなくても明細が利用者の方に返ってくる、その情報が自動的に返ってくるというのが原則たるべきではないかと...全文を見る
○秋葉委員 行政の立場でも当然これは、一応行政としてNTTに対して行政指導をする、あるいはさまざまな意見を開陳する、そういったことが可能なわけですから、私は行政の範囲内で行政としてのお答えをまず伺った上でNTTにこの点について質問したいと思っておりましたけれども、ただ、今再びプラ...全文を見る
○秋葉委員 また答えが、できるかできないかの議論になっちゃって、全然答えになっていないのです。僕は、できるところで、できるところがあるので、そこで具体的に原則としての契約関係というものをきちんと見直してやり直すべきじゃないですかということを言っているので、それに対して、できるかで...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。ディジタル化ができないことが状況をちょっとややこしくしているという程度であれば、一つのファクターとしてわかるのですけれども、先ほどのお答えでは意味が全然違っておりましたので。少しわかってまいりました。おっしゃるように、この問題についてもう一度考え直したい...全文を見る
○秋葉委員 その説明は、大体そうだろうという予想はつくのですけれども、それなりに納得のいく説明ではあるのですけれども、私が本当に伺っているのは、つまり、そういった計画あるいは予測、あるいは利用者がどちらを好むかといったような判断、そういったものは一体いつごろから考え始めたわけです...全文を見る
○秋葉委員 全体で何けたにするかというのは、それは国際的なあれなんですが、国際的に、外国から日本に電話をかけた場合に非常に日本のシステムがわかりにくいということを一点指摘しておきたいと思います。  アメリカの例だけ申し上げましたけれども、ヨーロッパの各国でも、市外局番のけた数と...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。ただ単にうわさであればそれにこしたことはありませんので、ともかく趣旨には私も賛成で、私も加入さしていただきましたし、それから毎週広島の地元で街頭演説をしておりますが、街頭演説の中にも国際ボランティア貯金に協力してくれということは言っております。...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。済みません、電話の方で随分時間をとってしまいましたので、あと余り時間がありませんので、国際ボランティア貯金についてはまた別の機会に伺いたいと思います。  湾岸戦争に関連して、実はテレビの放送自粛、これを郵政大臣がテレビ各社に申し入れたという新...全文を見る
○秋葉委員 今、検討はテレビ局に任せた、しかしながらある程度の協力が得られたということなんですが、実はエネルギーを節約するという目的のために、あるいは名目のために、もう一つ非常に重大な点でテレビ放映時間の短縮ということは大きな影響を与えていると思います。それは、やはり私たちが情報...全文を見る
○秋葉委員 それについても実は関連して申し上げたいことがあるのですが、時間がありませんので、また別の機会にこの件については継続していろいろと御意見を伺いたいと思います。私の質問はこれで終わらせていただきます。
03月06日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○秋葉委員 質問をさせていただきます。  この電気通信基盤充実臨時措置法案の内容については、いろいろと御説明をいただきまして、基本的には賛成したいと思っております。それに関して、法案の内容について、それからこれから行われようとしている事業の内容、その大枠をもう少し明確にするとい...全文を見る
○秋葉委員 事業そのものが社会的に意義のあることで、しかも今という時点でやっておかなくてはならないことである、そういった認識は私も持っておりますし、その点でやり方としては特殊法人といったものを使う以外にないということも十分理解できます。急を要するし臨時的な措置であるから十年間を限...全文を見る
○秋葉委員 いろいろな事情があることは十分お察し申し上げているわけなんですが、例えば、またこれは今国会での焦点の一つであった自衛隊機の海外派遣ということと並行して議論をしたいのですが、自衛隊機を派遣したいという気持ちを持つ背後、あるいはそれを自衛隊法百条の五の「等」という解釈を新...全文を見る
○秋葉委員 次の問題に移りたいのですが、最後にもう一度今のお答えに関連して、実は今私が伺ったことの直接的な答えにはなっていないような気がするのですが、今おっしゃったその現状の認識についてはそのとおりだと思います。実質的には法律にさまざまな業務が加えられ、そして目的も変わってきてい...全文を見る
○秋葉委員 それはぜひお願いしたいと思いますし、この次の法案がまた通信・放送衛星機構法に、あるいは機構に関連することですとまた同じような質問をせざるを得ない、そういった状態が起こらないようにぜひ御協力をいただきたいと思います。  実は、今のことと関連しているのですが、これは前回...全文を見る
○秋葉委員 去年の六月にこの法案が、円滑化法の方ですが通りました。それで附帯決議、今郵政大臣が答えられたような内容の附帯決議がつきました。まだ一年はたっておりませんが、半年以上たっております。郵政省としてはその附帯決議の精神を生かすために具体的にどういったことを行われたのか、その...全文を見る
○秋葉委員 この法律案を作成するに当たって、あるいはこれが出発点となって行われる事業計画を策定するに当たって、例えば高齢者あるいは心身障害者、その他いわゆる社会的弱者と言われている人たちが現在どのような社会的な問題を抱えているのか、社会的弱者から見て通信政策に一体どういう注文があ...全文を見る
○秋葉委員 勉強会は確かに結構だと思うのですが、その勉強会の成果、ここに「九〇年代の通信政策ビジョン」というのがございます。この中に、そういう勉強会が行われて、いわゆる社会的弱者と呼ばれている人たちのことも当然お考えになったというふうに私は常識では考えられると思うのですが、この「...全文を見る
○秋葉委員 今、まずインフラを整備してから、その上でどのように利用するかということを考える、そういうお答えの筋だったと思いますけれども、実は私が申し上げているのは、その順序を逆にする必要があるのではないか。少なくとも社会的弱者と言われるような人たちの社会的役割を考える上で、あるい...全文を見る
○秋葉委員 一応ほかの質問もあったのですが、この二つのことで大体時間が尽きましたので、いろいろと注文を申し上げましたけれども、やはりこの基盤の整備ということは緊急不可欠なことでありますし、人材の養成ということの重要性も私はわかっているつもりでございます。ですから、この本来の目的に...全文を見る
○秋葉委員 基本的にこの改正する法律案に賛成の立場から幾つか質問したいと思います。  まず、今同僚委員から質問があったのと同じ方向なんですけれども、限度が七十二万円から九十万円に上がったということですけれども、そもそもこの上限があるということの意味なんです。上限があることが大事...全文を見る
○秋葉委員 全体として、その金額を引き上げる必要があるだろう。上限があればそれ以上掛けられないわけですから、それを上に上げるというところでは社会的に大きな流れがあることは十分わかりますし、それはおっしゃるとおりなんですが、であれば上限がなくてもいいのではないか。お金のある人はたく...全文を見る
○秋葉委員 申しわけありません。これは、私が事前に郵政省の方に来ていただいて質問その他に ついていろいろとお教えいただいた中で、こういう質問をすると言ったことからちょっとずれた質問をしているので、フェアではないかもしれないのですが、私の前の山下議員の質問にあったその追加というこ...全文を見る
○秋葉委員 ぜひ勉強していただきたいと思いますし、私もいろいろわからないところがありますから一緒にぜひ勉強させていただきたいと思うのですが、この点について郵政省の方にもまたいろいろと御意見を伺って問題提起を続けていきたいと思います。  別の点について質問したいと思います。それは...全文を見る
○秋葉委員 そこで、これは単純な疑問だと思うのですが、簡保と民保とを比較した場合に月額の保険料、例といたしまして、例えば、男性、五十歳で契約して六十歳で払い込み満了、六十歳年金支払い開始、契約年金年額三十六万円、月ごとの保険料が一万八千九百七十二円というのが簡保の十年定期年金とい...全文を見る
○秋葉委員 その辺についてはさらに一層の努力をしていただくということをお願いして、必ずしも今のお答えに満足したわけではないのですが、実はもう少し別の理由があると思いますけれども、ちょっと時間がなくなりましたので、その次の質問に、関連したことですが移らせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○秋葉委員 私の理解しているところでは、その支払われる年金の額に関してはこういうふうに大きな偏りがある、つまり十二万から二十四万ということで簡保の利用者は月々例えば一万とか二万とかいうお金を受け取るそういった年金に加入している、民保の場合には五十万から百万のところが非常に多くなっ...全文を見る
○秋葉委員 この簡保の作文については、私も具体的にその作文の幾つかを読んだことがございますので、非常に意義のあることだと思います。続けていただきたいと思います。  それから、先日伺ったことですけれども、私は全然知りませんでしたが、ラジオ体操をそもそもつくって、そのラジオ体操とい...全文を見る
○秋葉委員 それからもう一つ伺いたいのですけれども、大体こういったいろいろな商品を考えるに当たって、さまざまな日本人の生き方というのがあるわけでしょうけれども、大体どういった老後ということを典型的なモデルとしてお考えになった上でこういった年金あるいは保険についての総合的な政策を考...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  ともかくそういうふうに、例えば今の女性の場合ですと二十五年保険を受け取る、あるいは年金を受け取る時期があるわけですが、全人生の三分の一とか四分の一、そういう非常に長い時期の経済的な基礎をつくるための大事な事業ですし、私はそういった意味でも...全文を見る
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  きょう私が質問したいことは、同和関連農家、いわゆる部落農家、より広くは部落農業について、幾つかの点について質問したいと思います。  もう大臣初め農水省の方々よく御存じのことですけれども、一九八五年の農業センサスによりまして、その統計...全文を見る
○秋葉分科員 まさにおっしゃるとおりだと思いますが、ともかくこういった問題があるということでは認識が同じだと思うのですけれども、その問題を解決していく上で、実はなぜそういった問題が生じているのか、原因について考える必要があると思います。  歴史的に、社会的に形成されてきた部落差...全文を見る
○秋葉分科員 その施策のうちの幾つかのものを具体的に挙げていただけたら大変ありがたいと思います。
○秋葉分科員 生活水準の向上、それから事業としての農業の安定ということを言われましたけれども、その目標について、もう少し具体的な、小目標といいますか、より具体的な目標というのを農水省は設定されているのでしょうか。例えば十年後にいわゆる部落農業がどういう形になっていることが望ましい...全文を見る
○秋葉分科員 鋭意努力をするということで大変心強い思いがするのですが、ただ、そういう努力をするというその結果の評価が非常に難しい。その努力をしている当事者にとっては物すごい努力なんだけれども、その結果が外の人からはまるっきりわからないというような事情がしばしば生じます。  例え...全文を見る
○秋葉分科員 国だけではなくて都道府県、地域地域の協力を得てということは大変すばらしいことだと思いますが、そういった努力が行われているにもかかわらず、例えば、先ほどの数字でいきますと、十年間かかって耕地面積の格差、ほかにもいろいろ問題がありますが、これが一番簡単に理解できることで...全文を見る
○秋葉分科員 何かだんだん質問と答えが堂々めぐりになってきたような感がするのですが、おっしゃっていることは非常によくわかります。その先のところを私は伺っているんで、その努力をするに当たって、今のようなことでずっと続けていっていただいても、また十年たって私がここに立って同じような質...全文を見る
○秋葉分科員 その決意を伺って少し安心いたしましたが、実は一言だけ申し上げておきたいのです。  確かに農水省の構造としては、いわゆるトップダウンではなくてボトムアップの形での事業が多いということで、私は、恐らくそれはそうだろうと思います。  ただ、問題によっては、特に今申し上...全文を見る
○秋葉分科員 アメリカの農業問題についての日本に自由化を迫る場合の一般的な議論というのは、例えばアメリカの雇用を守るために日本が貿易を自由化しなくてはいけない、その中にはやはり保護率の高い農業が入るといったようなことがあるわけです。  もうちょっと簡単に整理して言いますと、その...全文を見る
○秋葉分科員 アメリカ側から出てこないのは、恐らくそういった問題を取り上げればアメリカに不利な交渉になるからだというふうに私は思います。こういった点についても、ともかくアメリカがきちんと保護をしている例えば黒人の立場、雇用それから農業、工業、商業、そういった立場をよく把握した上で...全文を見る
○秋葉分科員 終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。一日じゅう分科会で皆さん大変お疲れだと思いますが、あと少々御辛抱いただきたいと思います。非常に大切な問題だと思いますので、あと少しお時間をいただいて、主に私はたばこ、喫煙の問題、特に青少年の喫煙の問題について、国民の健康を一番心配してさまざ...全文を見る
○秋葉分科員 とりあえず積極的な姿勢をとられるということで、実はもう少し踏み込んで、もっともっと積極的な施策をとってくださいというのが私の考えなんですが、それを幾つかの点について質問しながら、私の主張も交えて申し上げたいと思います。  まず、積極的な施策をとる上で、WHO、世界...全文を見る
○秋葉分科員 具体的なプランについて、それが決定されるのであればできるだけ早く知らせていただきたいと思いますし、広報の努力をしていただきたいと思います。  それから、未成年者の喫煙に関して特にやはり大きな問題になっておりますのがテレビその他のコマーシャル、つまりたばこを吸うこと...全文を見る
○秋葉分科員 厚生省からも同じ点について伺いたいのですが……。
○秋葉分科員 例えばその広報のために、今おっしゃたようなことはぜひすべて積極的にやっていただきたいと思うのですが、厚生省が、毎日ということは大変でしょうから、世界禁煙デーにちなんで、例えばその日に行われるたばこのコマーシャルに対応して、一本に対して厚生省が一本コマーシャルを出して...全文を見る
○秋葉分科員 ということは、現在の施策で十分青少年の健康が喫煙の害から守られているというふうに厚生省は考えていると判断してよろしいわけですか。
○秋葉分科員 私の質問に対して直接の答えになっていないのですが、努力をされていることはわかりますが、今のことで十分である、健康は守られている、大方それでいいというふうにお考えになっているというふうに私は解釈いたしますので、そうでなければなぜそうでないのか、一体どういうことをやれば...全文を見る
○秋葉分科員 白書は恐らく数年つくられないと思いますけれども、特に青少年の喫煙の実態について、あるいはその対策について白書の中で取り上げて、それを一項目として立てて、実態調査をした上で対策を考えるということはお約束いただけますでしょうか。
○秋葉分科員 私が申し上げているのは未成年の喫煙でございまして、そういうふうにはっきりと申し上げたはずでございますが、青少年の喫煙について、特にやはりこれが一番重大な問題であるということは先ほど厚生大臣もはっきりと認めていらっしゃるわけですし、WHOでもこのことははっきりと言われ...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。何らかの方法でともかくやっていただきたいというふうに思います。  この点について、なぜ喫煙がこれほど重大な問題であるのかということを実は改めて認識していただくために、私はあえてここで数字として幾つか申し上げて、ぜひ真剣に取り組んでいただきた...全文を見る
○秋葉分科員 今のお答えは、やはり事の緊急性についてまだ御認識が十分ではないような気がいたしますので、もう一つだけ数字を申し上げておきます。  先ほどアメリカで一年間でけん銃によって死んだ人の数ということで申し上げましたが、一九〇〇年から現在までアメリカの国内でけん銃によって死...全文を見る
○秋葉分科員 質問の趣旨とお答えが違うのです。つまり、アメリカ側は日本のたばこ市場を開放するためにすごい圧力をかけてきた。その交渉のいきさつはアメリカではかなり広範に報道されました。アメリカのたばこを日本に売りたいんだ、日本に輸出したいというアメリカ側の要求があった際に、その貿易...全文を見る
○秋葉分科員 結果として、要するにアメリカの要求に屈して、日本国民の健康を犠牲にしたという解釈も成り立つわけです。そこまで極端に言うこともないかもしれませんが、時間がございませんので、憲法に保障されている国民一人一人の健康で文化的な生活を守るために、今後とも、不十分な点はたくさん...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
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○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。私は、今回の湾岸紛争、それから湾岸危機に際して石油の値上げということが行われたわけですが、その背後にある石油政策といいますか、その中でも特に零細なガソリンスタンドに代表される小規模な流通小売業者の保護について通産省がどういうような政策を持っ...全文を見る
○秋葉分科員 それは結構なのですが、私がここで問題にしているのはその間に挟まった――つまり消費者側から考えれば、小売の段階で便乗値上げがあるということは必ずしもいい状況ではないと思います。それから、便乗値上げを大手というか元売の方で行うということもまたよくないわけでありますけれど...全文を見る
○秋葉分科員 例えば九月十七日の段階で公表された仕切り価格、大手の発表したものですと大体百十二円ぐらいになっているわけですけれども、通産省としては、例えばそういった価格が報道された場合にすべてのガソリンスタンド、すべての業者がまさかその値段できちんと売っているというふうにお考えに...全文を見る
○秋葉分科員 そうかもしれません。ただし、九月十七日という時点では、例えばこれがことしの二月という時点でしたらかなりの情報が流れているわけですけれども、九月の十七日という時点ではそれほど私は情報の力は大きいというふうには思えませんし、それから理解が進んでいたというのにはちょっと抵...全文を見る
○秋葉分科員 便乗値上げ防止その他、小売の場合には業界団体を通してということですけれども、そういった指導をする場合に、小売レベルでのマージン、大体幾らぐらいあれば適正であるとお考えになった上でそういった指導をしていらっしゃるわけですか。
○秋葉分科員 これは通産省の方から伺った数字ですけれども、石油の小売政策その他で一応小売レベルでのマージンというのは一リットル当たり二十円。その二十円というのでは実は四〇%の店に赤字が生じる、そういう値段であるということを伺ったのですが、それは誤りですか。
○秋葉分科員 そうすると、先ほどお答えになりましたそういった具体的な数字を持って指導しているわけではないというところは、お答えとしては撤回されるわけですね。
○秋葉分科員 十五円で四〇%、その値段が幾らでも構わないのですけれども、ともかくそういった数字が具体的にあり、それをもとにしてやはり最終的には石油政策を考えて、考えなければ具体的な最終指導はできないわけでありますから、算定基準というのがどこかで出てこなくてはいけない。便乗値上げか...全文を見る
○秋葉分科員 しかしながら、具体的に数字が出てこないと最終的にはその判断はできないわけですので、そこのところをどういうふうにつなげられるのか、非常に好奇心を持って今考えているところなんですが、ちょっと時間がありませんので、実は私、もう少し申し上げたいことがあるのです。  どうい...全文を見る
○秋葉分科員 そういった幾つかの対策があることはわかるのです。それは大切なことだと思いますが、ただ、それはすべての小売業に対して同じように援助を行う、あるいは底上げが同一に行われるということで、ですから、例えば大量の油を売ることになる系列化された特約店、それを一つのグループと見た...全文を見る
○秋葉分科員 創意工夫に期待するところもよくわかりますが、私が申し上げているのは、石油製品といいましても、例えばガソリンの場合に、その製品の優劣ということはもうほとんど問題にならないわけでして、最終的には売り値しかないというような商品だと思います。その場合に、では売り値を下げる、...全文を見る
○秋葉分科員 済みません、もう少し伺いたいことがあるのですが、時間が参りましたので、また時を改めていろいろと勉強させていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
03月15日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。幾つか、主に三つの分野にわたって質問をしたいのですが、まず、答弁されている方、朝からで、ちょうどお昼どきで、さぞお疲れのことと思いますが、今の時点では私も空腹でございますので、条件は同じですので、よろしくお願いいたします。  まず最初に質問...全文を見る
○秋葉委員 ほかに幾つか問題がありますので、ともかく改善の努力をお約束いただいたということで、とりあえず次の問題に移らしていただきたいと思います。  これは先日の質問でも触れたことなんですけれども、湾岸戦争について二つの質問をさしていただきたいと思います。  まず最初ですが、...全文を見る
○秋葉委員 その計算をしていただきましたけれども、ということは実質的に後で計算した結果で結構なんですが、まず最初にこういった知る権利といいますか、表現の自由に関連して私たち国民の知る権利ということが非常に大切だと思いますけれども、そういった民主主義に、本当に本質的な権利を制限する...全文を見る
○秋葉委員 実質的にエネルギーを得るためにお金が必要なわけですから、その換算は意味があることなんですけれども、その点についてもう一つ申し上げておきたいのですが、確かにエネルギーを節約することが大切だ、そのために放送時間を自粛するという方法があるということはわかります。  ただし...全文を見る
○秋葉委員 感想をというか、公正さということは、さまざまなはかり方があると私は思います。島会長は今、非常によかった、非常にがついたかどうかはちょっと覚えておりませんが、よかったとおっしゃいましたが、私は説得力を持つためにはただ単に感想では不十分だというふうに思っております。  ...全文を見る
○秋葉委員 今のは全然反論になっておりません。私は具体的に数字を申し上げました。これは具体的にはかった数字です。それに対して私の感じではというのは全く感じにしかすぎません。おっしゃったように感じというのは、個人の視点あるいは生活態度それから哲学、そういったさまざまのもので変わって...全文を見る
04月18日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  今、鈴木委員の方から、概要について、あるいはその背後にある科学技術の利用の態度についてといったような質問がありましたが、私の方は、そういう春風駘蕩といったぐあにはまいりませんで、少し細かな点についてお伺いしたいと思います。  主に、質...全文を見る
○秋葉委員 今の御説明で、幾つか私の質問の本旨とは関係のないところがありますので、そこは除きまして、直接お答えいただいた部分にだけ焦点を合わせて、その他の部分については後ほどの質問で触れさせていただきたいと思いますが、例えば機械をブリッジで操作するという規定になったということを、...全文を見る
○秋葉委員 確認いたします。  この法律の法律本文には設置場所についての規定はないというふうに理解いたします。三十四条がありますが、今おっしゃったようなブリッジに関して言及されてある場所はない。しかしながら、今のお答えでは、法律として規定がないにもかかわらずブリッジで操作をする...全文を見る
○秋葉委員 今の説明ですが、SOLAS条約についての言及は別のあれといたしますけれども、省令にそれを定めるということですが、旧法との対照において今のお答えは全く満足できません。  旧法においては、具体的に送話管、今送話管とおっしゃいましたけれども、ここに書いてあるのは、送話管も...全文を見る
○秋葉委員 まさにようやっと核心に触れていただきましたので、その点について申し上げますが、法制局と十分な打ち合わせをしているから、省令と法律の関係について我々がここで発言するのはおかしいんじゃないか、まさかそういうことをおっしゃっているわけではないと思いますが、まさにその点につい...全文を見る
○秋葉委員 そこのところですけれども、すべてのことを法律に書けと申し上げているわけではありません。機器の名前については省令で十分だと思います。その点については賛成します。  ですから、機器の名前を特定できないから場所について特定できないかというと、そういうことはありません、旧法...全文を見る
○秋葉委員 だんだん自家憧着して、さっきおっしゃったことと話が違ってきているのですけれども、それでは今の最後のお答えですけれども、機械が受けたメッセージを船長に伝えるためということは、人間関係の問題であって、電波法のかかわる問題ではないということをおっしゃっていますけれども、それ...全文を見る
○秋葉委員 全然問題は違うのではないでしょうか。三十三条の二項があれば、私は今のような質 問はしていません。三十三条の二項を今回の法律の改正では削除するということをはっきりとおっしゃっているから、今の質問をしているのです。今の質問は、それでは三十三条の二項というのは趣旨にも賛成...全文を見る
○秋葉委員 省令では不十分だということを再々申し上げているわけであります。しかも省令に委託する条文が非常に不明確であるということも申し上げました。それに対するお答えもございません。したがって、私の申し上げた意見に賛成していただけるのだと思うのですが、そういった不明確な形で、しかも...全文を見る
○秋葉委員 その実験をした結果、実験の結果はほとんど故障がなかったというふうに考えても、そういうふうに今のお答えでは聞き取れたわけですけれども、例えばインマルサットを使った場合の現在の国際間の通信において、回線の容量の問題というようなことがございます。  例えばこれは一例ですけ...全文を見る
○秋葉委員 その点についてはまだ十分に納得したわけではありません。例えばその具体的な措置としては、何チャンネルふえた際に例えばGMDSS用にどのくらいの容量を確保するのかとか、回線をきちんと特別なものをつくっておくとか、あるいは緊急時における通信の交通整理の問題とか、いろいろなや...全文を見る
○秋葉委員 実は、この電波法の旧法とそれから新法とを比べてみますと、その機器の設置場所に関して、これは三十四条の一ですけれども、「機械的原因、電気的原因その他の原因による妨害を受けることがない場所であること。」それから三ですね、「水、温度その他の環境の影響を受けない場所であること...全文を見る
○秋葉委員 その点についてもまだ質問したいことが幾つかあるのですが、時間がなくなってまいりましたので、もう一点、別の点について質問したいと思います。  GMDSSに移行するに従って船舶の方から、概略の位置に最終的にはなるかもしれませんけれども、これまで船舶の持っていた自分の位置...全文を見る
○秋葉委員 まだちょっと時間がございますので一つだけ、先ほどのGMDSSの本体をどこに設置するかということですけれども、常識的にはブリッジの部分が多いだろうということは私も十分理解しておりますし、先ほど申し上げたのは、そ れを法律の条文としてきちんと規定する必要があるという点で...全文を見る
○秋葉委員 これで質問を終わりますけれども、それはぜひやっていただきたいと思いますし、それと同時に、今お答えの中に欠けていたのは、実際に操作を行う人間、ですから船に乗っている人たちの立場を考えて、その人たちにとっても操作のしやすい、あるいは労働条件が悪くならないようなそういったこ...全文を見る
08月30日第121回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○秋葉委員 日本社会党の秋葉でございます。  三十分ほどこの借地・借家法の改正案について質問させていただきたいのですが、実はこの委員会に来まして、出席されている方の人数が非常に少ないのでこれはなぜなのかと今疑問に思っていたのですが、事によると、国会議員のほとんどは自分の持ち家を...全文を見る
○秋葉委員 ぜひそうあってほしいと思いますが、その点について私は異議がございます。抽象的な議論をしていても時間がありませんので、その異議についてはもう少し具体的な質問の中で証明、証明というのはおかしいですが、問題提起をしていきたいと思います。  まず、この問題に関してですけれど...全文を見る
○秋葉委員 その中には恐らくマンション、アパートのたぐいは入っていないと思いますが、それも加えた数字をお願いしたいのですが。
○秋葉委員 そういたしますと、大ざっぱに考えて一千万戸、人数にいたしまして二千万以上、約三千万近い人、ということは大体日本の人口の三分の一あるいは四分の一という人が借家に住んでいるということだろうと思います。実は、これは一般的な傾向としてもこれから自分の持ち家を持ちたいと思ってい...全文を見る
○秋葉委員 法律の建前を言われても仕方がないので、私は実態について把握をしているかどうかということを伺いました。その答えとしては実態については把握をしてないということですけれども、建設省はいかがですか、住宅政策の一環として、この住宅に関するトラブル、それについての実態を把握してい...全文を見る
○秋葉委員 私は寡聞にして政府のどの部局がこういった実態を把握すべきなのかわかりませんけれども、法務省、建設省でなければ、どの省庁がこういった居住権の侵害についての実態を把握し、それを法律案なりあるいは政策の中に反映させていくべき部局なのでしょうか。その点について御教授をいただけ...全文を見る
○秋葉委員 訴訟の件数でも結構ですから、大体のところをお教えいただきたい。  それから、その中でどういったトラブルが中心的なものになっているか。少なくともこちらにも資料があります。例えば東京借地借家人組合連合会というところで調査をしておりますけれども、その調査によりますと、一番...全文を見る
○秋葉委員 その数字が、日本の例えば訴訟事件の中で、民事の中でかなりの部分を占めているというふうに私は、かなりの部分というのは程度問題ですけれども、三千万人の借り手に対してそれだけの、例えば一万五千あるいは二万という数の訴訟があるということは、事を裁判によって決しないという非常に...全文を見る
○秋葉委員 最終的にはやはり個人の権利は個人で守らなくてはいけないというところは賛成いたします。  それで、実はまだ申し上げたいことがあるのですが、今おっしゃった自分たちの権利についてPRをして、借地人、借家人の方に自分たちの権利を十分理解してもらう、そういう努力をするとおっし...全文を見る
○秋葉委員 PRは、現在のレベルのPRのやり方、それから指導というのでは、少なくとも私の経験では十分ではないような気がいたします。と申しますのは、先ほども申し上げたような事例が具体的にあるわけですし、借地借家人組合等の資料によっても同じような問題が続発しております。最終的には訴訟...全文を見る
○秋葉委員 それではぜひお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
09月04日第121回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。三十分いただいておりますので、その間に今回の島前会長の国会におけるうそ答弁、それに関連した項目について何点か伺いたいと思います。  NHKは公共放送、その報道の存在価値というのは、放送法の三条にもありますように真実を伝えることにあるというふ...全文を見る
○秋葉委員 全然答えになっていません。具体的なデータを伺ったわけですから、データをお示しください。  それでは、もう少し具体的なことを伺います。  私は、ことしの三月十五日の委員会で私が調べた具体的なデータを申し上げました。NHKとして私の申し上げたデータが正しいのか間違って...全文を見る
○秋葉委員 この期間については独自の調査をしていない、ということは、私の調査が正しいというふうにお認めくださったことだというふうに思います。  そのときの反論として、より長期に考えるとこれは偏向生言えないのじゃないかということを言われました。私の調査した期間は二月六日から十一日...全文を見る
○秋葉委員 具体的な数量化する調査ができなかったとしても、世論調査その他客観的な情報だと信じるに足るような数字がたくさんございます。例えば、湾岸報道の偏りについてNHKは独自の世論調査を行ったのか、あるいはそういった世論調査の結果をまとめてNHK自身がどのような報道を行ったか、数...全文を見る
○秋葉委員 ところが、NHKは調査をしております。「放送研究と調査」という、これは一九九一年の五月号に、電話でございますけれども、世論調査をしております。例えば、一例を申し上げますと、不満な点として、戦争の悲惨さを伝える映像がなかった、五五%の人がそういうように答えている。イラク...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えをお聞きになって、これが誠実なNHKの対応だというふうにお思いになりますか。
○秋葉委員 まことに申しわけないのですが、そういうことをおっしゃられると、私も国会議員になってほやほやでして、例えばこういうことにもなれておりませんけれども、ただ我々の立場で違いますのは、それでも有権者に対してきちんとした責任のある仕事をしないと、我々すぐ落選いたします。それをか...全文を見る
○秋葉委員 ということは、この委員会で問題提起をしても、これまでのNHKはほとんどその事後のフォローをしてこなかったという結論を導かざるを得ないと思います。  我々の立場は、やはり視聴者の代表としてここでNHKのより健全な運営のために発言をしているわけですから、その点についてな...全文を見る
○秋葉委員 数量的でなくても結構ですから、この島会長の辞任の問題についての情報交換あるいは報告ということで自民党側、自民党の国会議員とはさまざまな接触をなされたという事実があるかないか、その点をお答えいただきたいと思います。
○秋葉委員 少なくとも私が個人で調査した結果では、自民党の方すべてではありませんけれども、自民党の議員の何人かにはNHKの方から連絡、報告その他が行っておりますが、社会党にはございません。ですから、先ほどおっしゃった各党に対して公平という原則は事実として存在しなかったということを...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  それで、これに関連して実はもう一つ問題を取り上げたいのですが、実は現在日本の社会で問題になっているマスコミ界の幾つかのケースがあります。それはNHKの前会長のうそ、虚偽発言だけではありません。例えば非常に大きな例として、TBSの今回の証券...全文を見る
○秋葉委員 私の質問したことと少々内容が違うのです。大変申しわけないのですが、私は郵政省が株式先物取引とかワラント債を使ってのこういった短期間に非常に大きな利益を上げる手法、そういった問題についてのエキスパートだとは思っておりません。ですから、その事実が本当に仮に利回り保証である...全文を見る
○秋葉委員 はい。最後に一つだけちょっと。  仮にそういった会が開かれたといたしまして、それをまとめて郵政省として長期的な、放送に関して、あるいは技術について、通信について、そういった長期的なビジョンをやはりどうしても描く必要があると思いますけれども、その辺について郵政大臣どん...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。質問を終わります。
09月11日第121回国会 衆議院 本会議 第7号
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○秋葉忠利君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、いわゆる政治改革関連三法案について、反対の立場から質問を行います。(拍手)  この三法案の中でも、特に公職選挙法改正案は、現代の世界に生きる人間にとって最も基本的な権利の一つである選挙権に大きな変更を加えようとするものでありま...全文を見る
10月03日第121回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○秋葉委員 前回の逓信委員会で、NHKそれからその他のマスコミの問題について触れさせていただきましたが今回、継続して同じ問題について質問をしたいと思います。  まず最初に、これは委員長並びに理事の皆さんにお願いしたいのですが実は前回の委員会で、構造的な問題について、逓信委員会と...全文を見る
○秋葉委員 前回の委員会で私が申し上げましたのは、少なくとも社会党の委員には全く接触がなかった。自民党の中にもなかった方はいらっしゃいますけれども、そういうことを申し上げました。今のお答えでは記憶がないそうですが私の方はきちんと人名を挙げることも可能です。私の言ったことが真実だと...全文を見る
○秋葉委員 記憶がないのと記録がないのとは、記憶を書きとめれば記録になるわけですから、要するに意思がないということだと思いますがいずれにしろ私の申し上げた野党に対しては一切接触がなかったということに関しては、具体的な証拠を出して反論していただかない限り私の言っていることが正しいわ...全文を見る
○秋葉委員 口ではそういうふうにおっしゃいますが幾つかの例を挙げて、そうではないかもしれないその可能性を挙げていきたいと思います。  まず第一に、この逓信委員会でNHKの予算を審議する場合ですけれども、まさにある意味でNHKが俎上に上るという形での委員会です。その委員会の模様を...全文を見る
○秋葉委員 つまり取材の対象になっている主体が取材を行ってその編集を行っているということは、これはちょっと極端な例になりますがいわば何らかの犯罪の疑いをかけられている人にその事件についての報道をする際に編集権を与えるということに論理的には――NHKがそういう悪いことをやっていると...全文を見る
○秋葉委員 答えになっていません。広報が編集をするのであっても報道の現場がするのであっても、NHKがやっていることには全く変わりありません。その点を私は申し上げているので、じゃ、広報と報道の現場はどう違うのか、広報だったらもっと悪いじゃないかという議論も成り立ちますけれども、ここ...全文を見る
○秋葉委員 ではお伺いしますが島会長は、会長在任中、直接、報道番組の制作に携わられていたわけですか。
○秋葉委員 しかしながら、そのNHKの前会長がうそを言ったということで、それがNHKの信頼――NHKの信頼ということは、我々別にNHKを一つの大きな企業体として評価しているわけではなくて、報道の主体として評価しているわけです。その信頼を損なったということはさっきおっしゃった。しか...全文を見る
○秋葉委員 しかも巷間では、例えばNHKの政治記者、私はこれはすべての人ではないと思いますし、恐らくこれが真実ではないことを願っているわけですが政治記者の多くは自民党の派閥と親密になることによってNHKの出世の階段を上るんだというようなうわささえございます。その真偽を私はぜひ知り...全文を見る
○秋葉委員 ただいま私が申し上げたのは人の問題ですので、お答えいただけませんでしたけれども、一応問題提起をしておきます、時間が最後に残りましたら、この問題に返りたいと思います。  今、番組の基準についておっしゃられたわけですが、湾岸戦争に関する報道について前回の逓信委員会で問題...全文を見る
○秋葉委員 具体的というのは私の場合定義がかなり違いまして、要するに個人の印象ではなくて、客観性のある、第三者がその意見に対してそれは本当なのかどうか、そういった事実があるのかどうか、ある程度検証ができるようなデータを私は具体的というふうに呼びたいと思います。今おっしゃったのは要...全文を見る
○秋葉委員 私はそういうことがあることは知っておりますが、なぜこれを伺っているかといいますと、公共放送にふさわしい行動をとるということをいわば監督者の立場で指導しなくてはいけなかった会長が国会でうそを言っているという事実があるわけです。それは私は、NHK全体の問題として、やはり自...全文を見る
○秋葉委員 我々視聴者もNHKの会長を信じておりました。それが、信じていても裏切られるということがあったわけですから今こういった問題提起をしておりますが、その辺のところが御理解いただけないようですので、また後日、もう少し具体的なレベルで、こういった問題について携っている方々と話し...全文を見る
10月17日第121回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○秋葉委員 私は社会党の秋葉忠利でございます。出身が広島一区、広島市を含む大体広島県の西部が選挙区でございますが、広島県全体としても今回の台風十九号による被害が大変大きかった、その事実を踏まえて幾つか質問をしたいと思います。  実は私も、先ほど質問いたしました細谷議員同様、地元...全文を見る
○秋葉委員 できるだけ早く手を尽くしたいという趣旨のお答えだったと思いますので、ぜひその点はよろしくお願いしたいと思いますが、具体的に今の時点で被害総額は大体どのくらいだというふうに把握されているのか。それから人手不足、資材不足ということがありましたけれども、当面、例えばことし、...全文を見る
○秋葉委員 財源が非常に難しいというお話なのですが、そういった事情があるのは理解できますけれども、これはやはり世界的な文化遺産だというふうに思います。したがって、必ずしも国家予算の中からだけ支出をする必要はない。例えば、募金であるとか世界的な寄附の呼びかけといったことも十分考えら...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。よろしく御検討をお願いしたいと思います。さらに、民間からのそういったボランティアとしての援助ということも当然必要だとは思いますけれども、国宝であり重要文化財です。しかも、先ほど申し上げましたように一世紀に何度あるかないかといった大災害であります...全文を見る
○秋葉委員 例えば共済制度ですけれども、カキの場合には余り加入率が高くないという理解をしておりますけれども、例えば、今後共済制度をもっと活用するように指導していくといったような考えをお持ちなのか。もしそうであれば、加入率を上げるためには、例えば今回の災害において共済制度に加入して...全文を見る
○秋葉委員 できるだけ弾力的な運用をお願いしたいと思います。  それからカキについてですけれども、カキはカキそのものが被害を受けたということもありますけれども、もう一つ非常に厄介な問題として、例えばカキはいかだを組んでそこにカキの貝をつるして養殖をするわけですけれども、風あるい...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。済みません。その点は十分に打ち合わせをしている時間がなかったのでこちらの方でも申しわけないと思いますが、そういった問題もございますので、こちらとしても水産庁の方に改めて申し上げたいと思いますけれども、この点についても、清掃についてもぜひ前向きに御検討いた...全文を見る
○秋葉委員 こういった広範囲の停電、一つには塩害というものに対しておりにも無防備だったのではないかというような批判もありますので、将来こういったことが起こらないようにぜひきちんとした対応をしていただくことをお願いいたします。  もう一点なんですが、この停電の状況に関してあるいは...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、最後に一つ伺いたいと思います。  今回の台風についてこのように非常に大きな被害があったわけですが、一つかなり効果が上がるであろうと思われることは、これを激甚災害としてその指定をしていただきたい、局地激甚災害の指定を含めてこの激甚災害に対処するた...全文を見る
○秋葉委員 最後にもう一度、できるだけ早く激甚災害の指定をしていただいて、できるだけ早くその他の措置についても柔軟かつ迅速に対応していただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
11月19日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  私は、昨年二月の選挙で初めて議員になりまして、総理大臣に直接質問、また外務大臣、防衛庁長官に直接こういった場で質問をできるということは初めてでございますので、大変光栄に思っておりますし、しかも、この問題が日本の行く末に非常に大きなかかわ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。その点に関して、今のお答えですと、国連が育つこと、すべての国の公正な利益代表になること、そして国連を大事に考えていくことというような内容でしたけれども、実は国連における我が国の行動を見てみますと、今おっしゃったような、例えば国連を本当に育てる方...全文を見る
○秋葉委員 今国連局長お答えになった数字の中で誤りがあると思いますので、私の方が誤りだったら訂正していただきたいのですが、インド洋の平和地帯決議、百三十七対四対十四、反対が四で、今日本が十四の棄権の中に入っているとおっしゃいましたが、私の理解では日本は、アメリカ、イギリス、フラン...全文を見る
○秋葉委員 それはちょっと、何年のです。ことしですね。私のは八九年の数字ですが……。
○秋葉委員 今の問題について広島出身の宮澤総理に、ぜひこの核兵器実験の全面禁止あるいは非核地帯についてお考えをお聞かせいただければと思います。
○秋葉委員 そういった考え方があることも十分わかりますが、少なくとも、日本は唯一の被爆国であるということを国連総会の演説で歴代の総理大臣が述べ、外務大臣が述べ、そして、日本国民の悲願として核兵器の全廃という目標を少なくとも暗黙裏のうちに掲げている日本政府が、それが即時であろうとあ...全文を見る
○秋葉委員 例えば為替レートと支払い期日の関係について、外務省の方から資料をいただきたいというふうに申し上げたのですが、きょうのところまでその資料をいただいておりませんので、後でその資料をいただいた上で、為替の変動と本当に支払い期日との間に有意な相関関係があるのかどうかということ...全文を見る
○秋葉委員 それから、金融界での金づくりにおいて、為替相場を張るということはかなりリスクが高いことだということになっております。現にアメリカに対して払った九十億ドル、そういった考慮をなさらないままに払ったために、為替変動による差額を出さなくてはいけないようなことになった。  そ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。ということは、例えばマスコミの報道では、その新たな拠出ということが為替の差損に原因しているというふうに言われておりますけれども、そのことについて外務省は正式に抗議を申し込み、例えば訂正記事を出すように各マスコミに求められるということでしょうか。
○秋葉委員 その点については、時間がありませんので別の機会に再び取り上げたいと思いますが、分担金以外に日本が国連に対してかなりの額を拠出しているということ、これもまた事実であります。こういった点について、応分の貢献をするという態度、それからそれなりの貢献をしているという点は認めた...全文を見る
○秋葉委員 昨日、外務省の方に伺ったところでは、三つ条件があるというお話でした。第一番目にはPKO活動に使うということ、二番目に、これは信託基金ですから、基金から一度借りてそれを使った後には、例えば分担金が入ってきた際に基金に返却を行う、三年以内で返却ができないときには事務総長と...全文を見る
○秋葉委員 奥歯に物の挟まったようなあれで大変申しわけないのですが、要するに、最終的には日本が例えば金額を提示して、その額でいいということになればそれだけの金を使うことができる、そういうことがなければ事務総長は金を使うことができない、そういうことですね。そうであればそれは承認以外...全文を見る
○秋葉委員 国連の規則の中にちゃんとそういうことがあって、同意という言葉が使われているにもかかわらず、ここでなぜそういう言葉がはっきり出てこないわけですか。それが承認であれば、それが許可であれば、同意であればそういうことですということは、あたかもそういった言葉が存在しない、こちら...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。拠出国の同意が必要だ、そういう規則があるかもしれません。しかしながら、その規則は、拠出国が必ずしもそういった条件をつけなくてはいけないという規則ではありません。つけてもいいということであります。  その際に、日本としては本当に国連の機能というものを重ん...全文を見る
○秋葉委員 国連中心主義ということ、それから事務総長の権限強化、こういったことは、私は、日本がこれから国際社会において平和的な貢献をする上で非常に重要な点だと思います。その点で、実は金だけではだめだから人を出すんだということが今回のPKO法案の提出における非常に大きな、いわば世論...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。積極的な御答弁をいただきましたので、この点についてはまだ別の機会に、もっと具体的なレベルでいろいろと問題提起をしていきたいと思います。  ただ、一つだけあえて言わせていただきますが、私は、これは金の出し方というふうにおっしゃいましたけれども、最...全文を見る
○秋葉委員 先日、ベーカー国務長官が来日されたわけですけれども、新聞報道によりますと、宮澤総理は英語に堪能でキッシンジャーさんとは英語で対談をしたということが大きく報じられましたけれども、ベーカー長官との会議では片方だけ通訳を使われたという報道がされておりますけれども、それは本当...全文を見る
○秋葉委員 それに関してはいろいろな可能性がありまして、両方通訳を使うということも可能でありまして、片方だけ通訳を使ったということに関しては、実は日米関係を非常によく象徴しているんだという解釈がございます。  すなわち、通常、通訳を使うメリットの一つというのは、相手が言った言葉...全文を見る
○秋葉委員 次の問題に移りたいと思います。  先ほどの日米関係はともかくとして、国連の問題にまた戻りたいと思いますけれども、実は、国連の関係者の間でPKOの評価というのは非常に高いということが私の今回の調査で非常によくわかりました。その理由はいろいろありますけれども、その一つは...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。ぜひ前向きにこういった点について、日本の貢献できる分野として積極的にお考えいただきたいと思います。  もう一つ具体的な例で、これは比較的簡単に実現可能だと思いますけれども、提案をさせていただきたいと思います。それは国際司法裁判所の活用です。 ...全文を見る
○秋葉委員 この問題は余り時間を使いたくなかったのですが、私の説明の仕方が十分でなかったと思いますので、つけ加えさせていただきます。  国際司法裁判所の活用の仕方というのは、八月二日以降翌年の、ことしの一月十七日ですか、具体的に戦争が始まるまでの間に、例えば事務総長に国際司法裁...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。特に難民問題の中でも、こういった今の地雷の探知、あるいは地雷を発見したらその近くに行かない、あるいはそれをきちんとしたところに報告する、あるいは場合によってはカンボジア市民の中で地雷の解体作業が行われる、あるいは処理作業ができるような訓練をできる...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。一つの可能性としては、例えば特定の地域に焦点を合わせるといったボランティア貯金の使い方もあるのではないか、そういった点についても御検討いただきたいと思います。  それをお願いいたしまして、時間がなくなってまいりましたので、PKO法案そのものに...全文を見る
○秋葉委員 今の外務省の答弁も宮澤総理の答弁も非常に非論理的で、具体的にどういうことが起こっているのか全く御理解なさっていないというふうに判断せざるを得ません。  このPKOの活動がどういうぐあいになっているのか。PKOに関しては、まず安保理事会が権限を事務総長に与える、そして...全文を見る
○秋葉委員 総理大臣にぜひお答えいただきたいと思いますけれども、今の話では、まさに木に竹を接いでいるだけの話ではありませんか。フィールドコマンダーの権限というのは、事務総長のコマンド、コマンドをこれを指図と呼ばれるんだったらそれでもいいですけれども、これは通常は指揮と訳している言...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えは全然話にならない。実施要領をつくって現場の指揮官の命令に従うということをおっしゃっているわけですね。ところが、その現場の指揮官は事務総長の命令に従うわけです。  数学の言葉で推移律というのがございます。AならばB、BならばCであればAならCということが言...全文を見る
○秋葉委員 済みません。次の質問をする前に、指図がコマンドだとおっしゃいました。じゃ、指揮というのは何という英語を使っているのですか、国連では。
○秋葉委員 これもまた大変申しわけないのですが、数学の言葉でここにも推移律が使えるのですが、AイコールB、BイコールCということになりますとAイコールCというのが、これが数学的真理でございます。今おっしゃいました言葉では、指図はコマンドである、そして指揮はコマンドである、というこ...全文を見る
○秋葉委員 肝心なところは全然答えていません。指図を選んだか指揮を選んだかという訳語の問題なんかどうでもいいことで、本当は。はっきりとしていることは、指揮イコール指図というところを私は確認いたしました。その点については答えられなかったけれども、当然認められたわけですね。  それ...全文を見る
○秋葉委員 そうではありません。国連のPKOに各国が参加をする際には、事務総長の指揮下に入るという条件を喜んで受けます、私たちは何も受ける義務は全くないのだけれども。その指揮下に入るという義務は全くないということも明確に国連の文書では言っています。しかしながら、各国が自発的に、自...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。それは恐らく自分の誤りを認めたくない、認めるについてはメンツもあるということだろうと思いますが、国連の事務総長の命令に従うように、それに沿うように実施要領を書くということは、またここで推移律を出して申しわけございませんけれども、最終的には国連の事務総長の...全文を見る
○秋葉委員 あのね、全然おかしい……。
○秋葉委員 今のお答えですと、全くまた前に戻ってしまいました。それで、実はこの問題についてこれを終わるのではなくて、私は留保をつけたいと思います。留保をつけるに当たって一言外務省にお聞きをしたい。  コマンドとコントロールというのが従前の意味とは違う、だから日本語では指図という...全文を見る
○秋葉委員 今の非常に技術的な点についてはお答えいただきましたが、注がついているか、ついていないかということは一つの例示として申し上げたので、コマンドという言葉を使っている、それが指揮である、そしてそれが指図であるという、したがって指図は指揮であるということがはっきりしたにもかか...全文を見る
11月27日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号
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○秋葉委員 実は私、十九日の本委員会での質問中にフィールドコマンダーという言葉を使いましたが、これはフォースコマンダーという言葉を使うべきでしたので、議事録の方の訂正をしていただきたいというふうにお願いしましたが、使用箇所が非常に多いということで、時間をかりてこの場で訂正をさせて...全文を見る
12月02日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第9号
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○秋葉委員 十九日に続いて質問をさせていただきますが、まず最初に、先月にもうなりましたが、二十七日、この委員会が大変大きな混乱に陥りました。私は、その責任を問うことも非常に大事だと思いますが、一体だれが、あるいは何が原因でああいった混乱が起きたのか、そのことについて、例えば今この...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。この件について、もしあれでしたら、理事会でそういったことをお諮りいただければ大変ありがたいと思います。  それから、委員長は被害者だという声がありましたけれども、確かに一番危険の多いところにおられたわけですから、おけががなくて、私たち、大変御同...全文を見る
○秋葉委員 残念ながら、その判断について私は総理と同じ考えではありませんけれども、一応私の申し上げた趣旨は御理解いただけたという感じがいたします。  それで実は、その二十七日の混乱ですけれども、どうも与党あるいは野党、野党の中でも特に社会党の動きを後でテレビで見ておりますと、反...全文を見る
○秋葉委員 私がまず反省すると言ったのは、社会党の方としてはやり方がまずかったなということを率直に申し上げたので、混乱の原因というのは、私はやはり委員会全体として負うべきものだと思います。特に自民党、社会党、その両方ともあるわけですけれども、委員会全体としての責任ということが私は...全文を見る
○秋葉委員 きちんとした訓練をするから、例えば指揮を行ってはいけないところでは絶対に指揮を行わない、そういうお答えだというふうに要約してよろしゅうございますか。
○秋葉委員 そのお答えは何度も伺っております。私が今伺っているのはその答えられたことではなくて、要するに前提を変えてくださいということを申し上げているわけです。それは起こらないことになっている、起こることを想定してはいないだろうけれども、可能性としては指揮官が具体的に撃て——それ...全文を見る
○秋葉委員 大変申しわけないのですが、私の質問に答えてください。私はあったはいい、いけないということを言っているのじゃないんです。前提をはっきり設けて言っているんです。前提は、指揮官が具体的にあってはならないことをやったときにどうなるかというふうに言っているわけですよ。人を殺して...全文を見る
○秋葉委員 指揮官が、小隊長でも結構です、小隊長がなしてはならない指揮をした場合に自衛隊法の何条が適用されるのですか。「罰則」の中で、百二十二条の防衛出動の場合ですか、それとも、それ以前の治安出動の場合ですか。そのどれが適用されるのかを条文を引用してお願いします。
○秋葉委員 それは科料あるいは懲役三年以下で すね、罰が。百二十二条の防衛出動の場合には懲役七年以下です。これは防衛出動の方が当然適用されるのじゃないですか。
○秋葉委員 そうすると、指揮をしてはいけないことになっている、それがPKOの原則です。なぜ指揮をしてはいけないのか。それは武力行使と武器使用ということについて憲法の九条に抵触するおそれがあるからだというふうに私は理解をしております。しかしながら、指揮官がそのPKOの取り決めあるい...全文を見る
○秋葉委員 ですから、答えられないことはわかっていますから総理大臣に伺ったわけです。要するに宮澤内閣の見解として、百二十二条を適用せずに百十九条を適用する、そして防衛出動の場合の規則違反よりはその罰則が軽いという判断でよろしいわけですね、宮澤内閣の憲法に対する意味づけというのはそ...全文を見る
○秋葉委員 それはわかっています。わかっていますから、その上で憲法九条を犯したそういう重大な、いわばそういったことが私は意図的に起こらないことを願っていますし、ここで質問しているのは現在の自衛隊の隊員の方々がそういうことをやるというようなことを念頭に置いているわけではありません、...全文を見る
○秋葉委員 大変申しわけないのですが答えになっていないんではないかと私は思うのですけれども、まだほかにも幾つか大切な質問がありますので、その点についてはまだ後で戻ってやっていきたいと思います。  一つは、もう一つこの点について、百十九条ということですけれども、懲役三年以下という...全文を見る
○秋葉委員 それ以外の件でも、私は、今の質問は百十九条適用で、指揮のことだけではありませんけれども。
○秋葉委員 要するに、指揮命令系統に関連したそういった問題はなかったというふうに理解してよろしいわけですね。  それで、実は私は、国連にこのPKO関連の調査に社会党のシャドーキャビネットを代表して行ってまいりました。いろいろな方と話をしてきましたけれども、軍事顧問のディビュアマ...全文を見る
○秋葉委員 この指揮命令系統について、実は日本には戦前非常に悪名高きといいますか有名な軍隊があった。そこでの海外における活動にやはり非常に大きな問題があったことは、沢藤委員その他我々が指摘してきましたし、これはもう十分理解されていることだと思いますけれども、その旧帝国陸軍、海軍に...全文を見る
○秋葉委員 具体的な事件で、これは歴史の時間にだれでも習うというわけではありませんけれども、かなりよく知られた事実がたくさんございます。非常に残念なことには、もう文部大臣いなくなっちゃいましたけれども、日本の歴史教育でこういったことがきちんと教えられていないというところも問題だと...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、その点については、懲戒権の問題、懲戒権にこだわって日本が国連のPKOに参加する場合に事務総長の指揮下に入らないということであれば、それは前回の質問の場合にも申し上げましたように国権の発動としての自衛隊の海外派遣であって、それは専守防衛という自民党...全文を見る
○秋葉委員 ただいま、PKOが華々しく海外に出ていく、しかもその任務の遂行中に不幸にしてその隊員が亡くなるというような場合に、非常に国民的な同情心といいますか、そういったものが高揚する可能性というのは十分考えられるわけですけれども、その際に、政府の対応として、同情心をうまく利用し...全文を見る
○秋葉委員 将来、この法案を改正するかどうか、自衛隊の海外における活動、その範囲を広くするかどうかということについてはお答えになりませんでしたけれども、お答えにならないということは、当然そのような可能性は考えているということですね。
○秋葉委員 お答えのコンテクストのとり方によって意味が二様あるいは三様にとれるようなお答えですので、これは大事な点ですのでもう一度確認いたします。  私はPKOの派遣についてだけ言っているのではなくて、万一このような法案が成立した暁に、そして自衛隊が海外に出ていく、人が死ぬ、そ...全文を見る
○秋葉委員 ということは、自衛隊法を改正すればもっといろいろなことができる、その可能性をお認めになっているわけですね。自衛隊法を将来改正してそのような方向に持っていくお考えはおありですか。
○秋葉委員 実は今のお答えは大変私が待ち望んでいた答えですが、実はその憲法が、ただ単に解釈によって、しかも五年を経ない間に、あるいは昨年以来の憲法解釈によってこんなに簡単に変わっているわけじゃないですか。そこのところを国民が憂慮している、あるいは我々が大きな危惧を持っているわけで...全文を見る
○秋葉委員 時間がございませんので、専守防衛についてここの委員会でも何度も問題になりましたけれども、その点についても実はまだ十分な理解とそれから決着がついていると思いませんので、これについても、機会があればまた続けて質問さしていただきたいと思います。  次の質問に移ります。 ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  その中で、それでは外務省の何回か行った支払いを見てみますと、これが一番いい例になるかと思いますけれども、一九八九年九月二十日に支払いを行っておりますが、そのときの為替レートを大体見てみますと、これが八九年の九月ですから、実はそれは今から振り返ってみ...全文を見る
○秋葉委員 大変申しわけないのですが、これ、後で参考資料としてマスコミの方にも国民の方にもお見せします。後になって、げすの後知恵という言葉があって我々には適用される言葉だと思いますが、聡明な外務省の方々が為替レートの動きを見ていて一番有利になるときを選んでやったにしては余りにも結...全文を見る
○秋葉委員 それから、ことしになりましても、九月二十四日にことしは国連に対する分担金を払っていますが、ことしも外務大臣は国連に行かれました。何日ですか。
○秋葉委員 今申し上げましたように、完済した期日をすべて取り出しているわけではなくて、およそ支払いの、三月の末というのは年度末ですから、これはある意味で理解できることなんですが、それ以外の支払い日の半分以上、外務大臣あるいは総理大臣が国連に行く直前を選んでいる、あるいはその近くを...全文を見る
○秋葉委員 それは完全に出す側の論理です。つまり、本当にお金がなくて、その中でも何とかやりくりをしている人たちの立場からすれば、そして一般的に例えば各国の反応を見ると、とてもそんな容易なことではありません。支払い時期というのは私はやはり非常に大切なことだと思います。やはり商取引の...全文を見る
○秋葉委員 私が伺ったのは、そういうことではございません。  まず、今の答えの中で非常におかしいのは、先日来のお答えでは、そういった一般的了解はもう国連との間でついているんだという話だったじゃないですか。それがなぜ、法案成立後交渉することになっちゃったんですか。その点、まず答え...全文を見る
○秋葉委員 答えになっていないと私は思いますが。  今のお答えの中ですと、PKO法案の範囲内である。それで、私たちの理解では、この法案が法律に仮になったという前提を設けて、これをきちんと施行するためにはこういった、今私が申し上げました三条件を協定の中に盛り込まなければ法律を守る...全文を見る
○秋葉委員 ただし、その本質的な、こういった原則、法律に盛られている原則についてはきちんと明文化をする、大事なものについては明文化をするということは御確認いただけますね。
○秋葉委員 協定というのはもちろん相手があるわけですが、協定というのは、相手の意見を聞いてこちらが相手の意見に態度を合わせることではありません。こちら側の主張があるわけでしょう。しかも、法律という形にそれをきちんとしようとしている。その原則を、国連を相手にして協定を結ぶときになぜ...全文を見る
○秋葉委員 全く私は、今のは答えになっていないと思います。なぜ答えになっていないのか。  私は、二国間の協定の結び方について、まずそれぞれの言い分があった上でそれのすり合わせをするということが大前提だと思います。そして、我が国の国民に対する責任というのは、例えば法律の中に決めら...全文を見る
○秋葉委員 最後に一言申し上げます。  その国益というものの定義が残念ながら非常に違っているのではないかということを私は現在感じております。  リンカーンが人民の人民による人民のための政治ということを言いましたけれども、このような重要な問題について、一番冒頭に私は委員長にお願...全文を見る