秋葉忠利

あきばただとし



当選回数回

秋葉忠利の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○秋葉委員 社会党の秋葉忠利でございます。  環境委員会は初めてでございますので、環境の問題が非常に大切な問題であるという認識はここに御出席の皆さんと全く同じだと思いますけれども、まだ勉強を始めたばかりでございます。ふだんは小杉委員長にもGLOBEといったような組織を通しまして...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  PKOについても、私は国連のより大きな役割の一部として改めてPKOの役割も考え直した上で、日本がそういった面でも、いろいろ形は違いますけれども、例えばPKFへの参加はやはりよろしくないというふうに私は思いますが、ともかく大筋では国際貢献が...全文を見る
○秋葉委員 行政の立場ということは確かにわかります。しかしながら、それは今の発言の中にも出てきたように、例えば法律的な責任あるいは政治的な責任といった立場での責任だと思います。私は、それを離れて、道義的な立場、倫理的な立場から国が行動をとることがあってもいいんではないかということ...全文を見る
○秋葉委員 この問題については、残念ながら四十五分で解決のつく問題ではないと思いますので、いずれもう少しじっくりと根本的なところにさかのぼって問題提起ができたらと思いますので、この水俣に関してもう一点伺いたいと思います。  それは、やはりこの水俣ということが現在日本の環境という...全文を見る
○秋葉委員 慎重にということも大事だと思いますが、環境庁ができてから二十年の間に随分多くの環境庁長官が生まれました。これから五十年、百年先になって、恐らくもっとたくさんの環境庁長官が生まれると思いますが、後世の時代、これから五十年、百年先の人たちが、その環境庁長官の中で一体何人の...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。ぜひ前向きの方向で御検討いただきたいと思います。  前向きの方向で努力をする幾つかの項目が所信表明の中にありましたが、その一つがUNCED、国連の環境会議ですけれども、環境会議の中で非常に重要な問題の一つとして取り上げられている温暖化の問題、...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。もちろん、微力ですけれども、私にできることがあれば何でもお手伝いいたします。  今までの日米首脳会談で何度もいろいろな話があったわけですけれども、海部さんとブッシュさんとも話があったと言われましたけれども、具体的に、例えば各回の会議の中で何分...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  実は、これはG7の会議なんですけれども、一九九〇年の会議ではかなり長時間にわたって環境の問題が討議されたけれども、次の年になるとたった十三分になってしまったというような例がございます。それと、やはりそういった首脳会議における環境の問題の取...全文を見る
○秋葉委員 発言の内容、日本の立場というのはわかるのですけれども、実は鯨の場合も日本の立場は正しかった、政府はそういうふうに考えているわけですけれども、世界的な日本の評価、鯨に関しては必ずしも日本政府、あるいはそれ以外の人もかなりいると思いますが、の考えているようなイメージができ...全文を見る
○秋葉委員 県を指導する、地方自治体の指導ということが特に非常に大事ではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。  これはきょうの朝日新聞ですけれども、私の県の隣の山口県の秋吉台で、県がみずからその秋吉台の五十五ヘクタールを牧草地改良工事のために破壊するということが報じ...全文を見る
03月03日第123回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
議事録を見る
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  今国会から科学技術委員会の委員の一人として皆さんの御指導を仰ぐことになったわけですが、きょうは、先日の長官の所信表明を受けて、それがいわゆる第十八号答申と言われているものに大体基礎を置いての所信表明だというふうに私は理解しておりますので...全文を見る
○秋葉委員 実質としては科学技術庁が主体になってやっているということで、それは理解できるのですが、今おっしゃったことを私流に解釈し直しますと、宮澤喜一総理大臣というのは科学技術会議の議長だけれども、要するに形式的なもので、余り意味がない、ただ単に名前だけで、実際には恐らく会議にも...全文を見る
○秋葉委員 それでは少し実質的なところの質問に移らせていただきます。  この中にまず三つの目標、これはやはり十一号答申にあった三つの目標、それが進化して今回十八号答申、三つの目標、「地球と調和した人類の共存」、それが第一、第二番目が「知的ストックの拡大」、第三番目が「安心して暮...全文を見る
○秋葉委員 私も大体その「潤いのある社会」というのは今おっしゃった心の方の問題だというふうに思っていますが、今おっしゃった幾つかの項目、この答申の三十五ページ以下に幾つか項目が並んでいるのですが、私の見る限り、これはどちらかというと「安心して暮らせる」という方には確かに関係がある...全文を見る
○秋葉委員 最初の点ですけれども、総務庁の資料によりますと、平成二年の統計、これが対国民総生産比約二・九九%というところで三%を一応達成したというふうに言っていらっしゃるのだと思いますけれども、二つ問題点があると思います。  一つは、ここで、科学技術会議で対象にしている分野とい...全文を見る
○秋葉委員 私の申し上げたことにはお答えいただいておりません。自然科学は九割として長期的目標が三・五というのが十一号答申です。ですから、長期的というのは十一号答申の段階であれば、例えば十年後ということを考えていたんだと思いますけれども、そうすると、当然比較すべき数字は三・五でなく...全文を見る
○秋葉委員 それではもう一つ伺いますけれども、これを「できるだけ早期に倍増するように努める。」ということですけれども、この「早期」というのは大体何年ぐらい先を目標にしていらっしゃるわけでしょうか。
○秋葉委員 ということは、倍増というと聞こえがいいですけれども、例えば実質的な経済成長率を何%に見るかによりますけれども、そんなに成長するかどうかはともかくとして、仮に三%台あるいはもうちょっと土として考えると、十年、十五年たつとほぼ倍増。ということは、微増していけば、それで成長...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、倍増というのはきちんとした目標ではなくて、要するに符号といいますか、言葉がないと困るからただ単に何となくつくったので、本当に倍増になったかどうかを評価する基準は当然お考えになっていないわけですね。ですから、何となくかけ声をかけて、各省庁に呼びかけて、少しは...全文を見る
○秋葉委員 マラソンの応援だったら私はそれでいいと思うのです、頑張れと言えばそれでいいわけですから。しかし、これは政府の施策ですから、しかもこれは国民の税金を使って、日本のこれからの将来について基本的な政策となるべき科学技術政策ですから、当然、目標を掲げるあるいは何か政策の基本と...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  ということは、これ以上言っていただけないのかもしれませんけれども、科学技術庁としては、今のお答えでは、この科学技術会議の答申を受けて各省庁と連絡調整を図りながら、例えば六カ月以内に、この「早期に倍増するように努める。」という「早期」というのは、現実...全文を見る
○秋葉委員 具体的なやり方としては幾つかあると思います。例えばその一つは、次年度はもう遅いのかもしれませんが、その次の会計年度において各省庁で大体どのくらいのことができるかという現実的な伸び率を勘案した上で、その上に立って、その次から、三年目あたりからさらに努力を加える。五年以内...全文を見る
○秋葉委員 これ以上はちょっとあれですので、またその点についてもぜひ積極的な御努力をいただいて、きちんとした数字を掲げての目標にしていただきたいというふうにお願いをしておきます。  この点に関して、実はもう一つ疑問があるのです。科学技術関連予算ですか、そういうふうにおっしゃった...全文を見る
○秋葉委員 実は今おっしゃった、例えば十六分野というのを見ますと、ほとんどすべての分野が網羅されているわけです。残念ながら私の専門の数学というのは入っていませんけれども、そちらの方も一応関連分野として入れることが可能だというふうに考えて、それはつまり今の目標は、何をやっても達成さ...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えを整理すると、幾つかの分野があるけれども、それは仮に幾つかの縦の分野があるとすると、横としては、基礎のところをその各分野において充実するという大方針があるというふうに理解していいんだろうと思いますけれども、基礎研究を充実する、それで国の費用をふやすということ...全文を見る
○秋葉委員 実はその総務庁の資料の中にあるのですけれども、残念ながら一番最近の、ということはこれは平成二年ということだと思いますが、これですと大学が四六%、五〇%を切ってしまっている、民間が三九%、研究機関が一四・六%という数字があるのですが、となると、ここで実は基礎研究の分野で...全文を見る
○秋葉委員 今のお答え、かなり矛盾するところがあるのですが、すなわち全体としては倍にするということをおっしゃっているわけですね、国の科学技術関連投資というものを。それで、しかしながら基礎研究の大部分が行われている国立大学、あるいは国立の研究所を入れても結構ですけれども、必ずしもそ...全文を見る
○秋葉委員 とられるものというのではちょっと困るので、私がここで確認をしておきたいのは、要するにそれはそうだと思います、ばらばらにした政策を考えているのじゃないというところは。私は本来科学技術政策というのは総合的に立案されるべきだと思いますから、その点については全く賛成なんですけ...全文を見る
○秋葉委員 それでは、とりあえず非常に前向きなお答えをいただきましたので、次のところに行きたいと思います。  この科学技術研究開発投資額というところでこれを倍増するというのと同時に、もう一つ倍増という数字が出てくるのですが、それは人員の確保、研究者の確保というところで倍というの...全文を見る
○秋葉委員 それでは、今の大学の内容はわかりましたけれども、全体として、こっちを先に聞くべきだったかもしれませんけれども、二十一世紀の早い時期に現在の倍の研究者が必要になってくるということが言われているわけですけれども、現在の研究者数がどのくらいなのか、そして二十一世紀の早期の時...全文を見る
○秋葉委員 ということは、二〇〇六年というのはもう二十年ないわけですけれども、それで今のその大学院の拡充計画ですと、これから約十年ぐらいかかって大学院の定数を倍にする。これはまあ一応みんな修士を通ってから博士にいくんだと思いますから、大学院の大体一学年の人数を押さえるには、修士の...全文を見る
○秋葉委員 女性の場合でも、つまり一流の研究者として貢献するためにはそれなりの教育を受けなくてはいけない。となると、当然修士課程ぐらいは出ていなくてはいけない。女性の場合には、それこそ若い人だったらこれからの分に入るでしょうけれども、例えば現在中年になっている人を大学院で迎えて、...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。非常に積極的なお答えですし、今回は別の法案も出ているようですので、そういったところで研究者の研究環境、それから給料も含めた、そういうところかぜひお願いしたいと思います。  実はSSCについて質問をするつもりで質問通告をしていたのですけれども、...全文を見る
○秋葉委員 この点についても、実は大学の研究システムその他でもっと時間をとって十分な議論をどこかで行いたいと思いますけれども、私の経験でいいますと、例えばアメリカの大学と日本の大学を比べて、日本の大学にはもうめちゃくちゃにくだらない規則が多過ぎます。本当にくだらない雑用をやってい...全文を見る
03月05日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
議事録を見る
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。本日は、通信・放送機構の改正について実は一言感謝を申し上げて、その機構のこれからの仕事についてある程度実質のある質問ができたらと思っておりましたけれども、実はけさの新聞を見て大変びっくりいたしました。現在、政治倫理の問題、政治腐敗の問題、非常...全文を見る
○秋葉委員 そういたしますと、この朝日新聞それから週刊文春、両方出ているわけですけれども、事実無根ということですと、やはりそれなりの例えば法的措置をおとりになるおつもりですか、名誉棄損あるいは少なくとも謝罪広告を出せという請求ぐらいはなさるおつもりなんですか。
○秋葉委員 実は二百万円以外にも幾つか問題点があります。これは週刊文春の報道です。うわさとしてではありますけれども、「「週刊文春」が渡辺郵政大臣の記事を掲載しなくなったのは、大臣が編集部に”記事差し止め”を申し入れたからだ。」ということが書かれております。実はこれは、郵政大臣とし...全文を見る
○秋葉委員 この問題は、今、個人の不徳の問題あるいはその個人の問題ということで解釈をされていますけれども、私は、実はそれ以上の問題を抱えていると思います。すなわち、郵政大臣という公の立場で、立場があるわけですから、その点から考えますと、そもそも郵政大臣に対してこういったうわさが流...全文を見る
○秋葉委員 私の申し上げているのは、今私としては別に衷情報をもっているわけでも何でもありません。事実を確認してそういうことはありますかとお聞きした以上、郵政大臣が言われることを私は全面的に信用しております。  そこで、ですからそういう事実がないということを前提として私は質問して...全文を見る
○秋葉委員 それでは、検討をお約束いただきましたから、次に移りたいと思います。  裏口入学の疑惑というのもございます。これに関して、裏口入学のあっせんをし、お金をその謝礼として受け取った事実があるのかどうかということをまず確認したいと思います。
○秋葉委員 予算委員会の質問に答えて、裏口入学のあっせんはしたことはないけれども、合否の発表以前にその合否を知らせるということはやったという意味のことをお答えをなさっているわけですけれども、その合否を事前に知らせるということはおやりになったわけですか。
○秋葉委員 今のお答えはちょっと常識的に考えて余り納得できないところがございます。お答えが善意だとしても、まず秘書とそれから政治家との関係ですけれども、秘書が個人として、つまり政治家の名前なしに個人的に行動をとって、例えば今おっしゃったようなことができるはずがありません。あるいは...全文を見る
○秋葉委員 今の最後の私の質問にはお答えいただけませんでしたけれども、それは庶民の感覚というのはそういうものだ、あるいは常識的に考えるとそういうことになるというのはおわかりいただけると思います。  それでもう一つ、その点はあれなんですが、現在の政治倫理あるいは腐敗の問題について...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えから逆に申し上げますと、今のお答えの中で、それでは私が申し上げた、例えば金銭の授受についての正確な記録を実はとっていなかったということを第一点はお認めになるということだと思います。それから第二点としては、秘書を、私の不徳のいたすところというふうにさっきおっし...全文を見る
○秋葉委員 最後に一言。私はあえてどういった責任をとれということは申し上げませんでしたけれども、今郵政大臣の方から御自分の言葉ではっきりと管理能力がない、それ以前の問題として、要するに人間のあるべき姿として、人間関係をつくる上でも不徳のいたすところという表現をお使いになりましたが...全文を見る
○秋葉委員 最後に一言、秘書の管理能力がなければ三十万の……(渡辺(秀)国務大臣「事務所の」と呼ぶ)事務所のですね。ですから、そういう非常に小さなところでの管理能力がない人が非常に大きな機構の管理能力があるかどうかというところは、例えばアメリカの大統領選挙では常に問題になるところ...全文を見る
○秋葉委員 結局、この機構の中で研究開発を行うということですけれども、例えばNHK、NTT、ほかの組織の中にも研究所がございますし、郵政省の中にも研究所もございます。そういった既存の研究所との仕事の役割分担といいますか、ただ屋上屋を重ねるということになってしまっては意味がないわけ...全文を見る
○秋葉委員 そんな消極的な理由でこういう研究ということをやっていただいていいのか、ちょっと今不安になってまいりました。いろいろな研究所がある、すき間がある、すき間を埋める。研究開発というのはすき間を埋めるためにやるものなんですか。
○秋葉委員 そこの、そうですね、橋渡しというのもよくわからないところがありますが、ただ、研究の分野それから研究者の数、そういったものがふえていく趨勢にあること、それから今後ともふやさなくてはいけないというところでは私は大筋では賛成ですので、あえて今のお答えに対して異を唱えませんけ...全文を見る
○秋葉委員 幾つか問題があると思いますが、一つは、今なかなか企業ではやりにくい、ほかのところでやっているかどうかわからないというお話なんですけれども、実はこの電気通信技術審議会答申を見てみますとこの三次元の話が出てまいります。八十八ページの三次元画像の符号化、それから処理技術とい...全文を見る
○秋葉委員 今のお答え、私が申し上げた企業でやっていない、やらないものというふうにおっしゃったけれども、実際、企業、ほかの研究所でやっているじゃないかということに対するお答えなわけですから。そういたしますと、結局、企業でやるかどうか、ほかのところでやっているかどうかというのは、一...全文を見る
○秋葉委員 残念ながら、それではテーマの話になりません。テーマというのは一体どういう分野の仕事をやるかということで、そこで方式が違ったらそれは違うテーマで、それで企業では扱っていないということにはならないと思います。今おっしゃっているのでは、要するに方式が違っていても、最初からだ...全文を見る
○秋葉委員 その線引きのところが非常にあいまいなんですけれども、今おっしゃったところでは、やはりホログラムというのはあるわけですし、それの高度化の一応基礎的な理論というのはもう既にかなりの部分あるわけです。ですから、それを実用のところに持ってくるというのは、いわゆる製品化するため...全文を見る
○秋葉委員 私は、将来仮にこれができても、本当に社会的に役立つような用途が恐らく見つけられないだろうということを申し上げているわけで、医療というのは、例えば人工知能の研究の初期にもそうでしたけれけども、目的がないときに医療というのはいつも上がってくるわけです。医療と言えば大体だれ...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  実は時間が三十分という限られた時間ですので、十分な質問それからお答えも残念ながらすることができないと思いますが、とりあえず何点かについて伺いたいと思います。  一つは東チモールの問題なんですけれども、御存じのように昨年の十一月十二日...全文を見る
○秋葉分科員 今の発言の中でおっしゃったことについて後でもう少し伺いたいと思いますけれども、実は政府の、これは海部総理大臣のときですけれども、ODAの四原則というものがございます。  改めてこのODAの四原則について申し上げる必要はないと思いますけれども、このODAの四原則につ...全文を見る
○秋葉分科員 最初のお答えの中で、インドネシア軍と、それから墓地にその以前に殺された二人の青年の墓参りに行った一般大衆とが衝突をしたと言われましたけれども、武器を持った軍隊とまるっきり武器を持たない民衆がどういうふうに衝突するのですか。しかも、そこに現場にいた第三者、アメリカその...全文を見る
○秋葉分科員 厳正なということはどうですか。軍の関係者は何人かということ。
○秋葉分科員 私の持っている資料では、七人のメンバーのうち四人が軍の退役あるいは現役の軍人です。五人目は軍の学校の関係者です。もう一人はスハルト大統領が直接任命した、要するにこれはポリティカルアポイントメントの人です。一番最後の人だけが違う。圧倒的な多数が軍の関係者である。その調...全文を見る
○秋葉分科員 それなりにというようないいかげんな基準で評価をされては、これは大虐殺ですから大変困ると思います。  それなりというのは非常に都合のいい言葉で、これがテレビのコマーシャルで使われたころにはそれなり美人ということで使われましたが、それなり美人ということになると、世の中...全文を見る
○秋葉分科員 それは自分たちが、オランダやデンマーク等は凍結をすると同時にインドネシア政府に対してきちんとした要求を突きつけているわけです。その要求をインドネシア政府が実行したから、それは約束に従って凍結を解いたわけじゃないですか。ですから、その最終的な結果だけを取り上げて、だか...全文を見る
○秋葉分科員 できたらそういった点についても具体的なデータをそろえていただければと思います。  実は、これも事実認識の問題なんです。東チモールの問題についても私は事実認識の問題として問題提起をしていますけれども、例えば在外公館におけるサービスの問題もやはりまず事実をどういうふう...全文を見る
○秋葉分科員 今おっしゃったようなやり方では本当の声は恐らく届かないのではないかということをまず申し上げます。  例えば指導チーム、さっき申し上げましたように、これは外務省の中の人ですね。しかも、外務省の中で人事がしょっちゅう変わるということは外国にいる日本人はよくわかっていま...全文を見る
○秋葉分科員 前向きの答弁ありがとうございました。  これで質問を終わります。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。主に二つの分野の問題について伺いたいと思います。  その前に、実は今の薮仲議員の質問を聞いていて感じたことがあるのです。私はアメリカの大学で教えていまして、医学部の進学のときに、学部の学生、二年間終えてから医学部に進学するというのがアメリ...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。  佐々木先生から私もいつも苦言を呈されておりまして、やはり非常に健全な社会党批判ということは真正面から受けとめて、できるだけ一日も早く社会党が政権を担当できるような能力をつけた上で、ともかく政策面で競争をしていきたいと思っておりますので、...全文を見る
○秋葉分科員 具体的にはどういうふうになるのか、これはやはりある程度細かい議論をしないとなかなか結論の出ないところだと思いますので、また改めて具体的な点については伺いたいと思いますけれども、大筋ではともかく基礎研究を振興するという方向でお答えをいただけたと思いますので、もう一つ、...全文を見る
○秋葉分科員 御指摘ありがとうございました。  それと大学審議会についても、私は約二十年間日本の生活にはブランクがありましてよく事情がわかりませんので、御教示いただきまして、そういう形で質量とも充実していくことが非常に大切だと思いますので、そういった積極的な努力については高く評...全文を見る
○秋葉分科員 私は、どちらかというと例えば科研費をもらう側で今までずっといろいろなことを考えてきたのですけれども、そういったものを実際に政策として考える立場になっていろいろと考えますと、やはりこれは税金から出るお金なわけですし、税金を払っている側から考えれば、確かに今大臣がおっし...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
議事録を見る
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  経済一般について実は幾つか伺いたいことがありますが、経済については余りよくわかりませんので、御丁寧にお答えいただければ大変ありがたいと思います。  まず最初に伺いたいのは、このところ大分景気後退がはっきりしてきた、実はもう昨年の暮れ...全文を見る
○秋葉分科員 大変御丁寧にいろいろお答えいただきまして、ありがとうございました。  大体そういうところだと思うのですが、経済企画庁がいわば古典力学のように事象を客観的な第三者として認識するだけで、その観察の結果が現実世界に全く影響を及ぼさないということであれば私は余り心配はしな...全文を見る
○秋葉分科員 確かにおっしゃるとおりで、私が申し上げたのは、一つの話としては風が吹けばおけ屋がもうかる式にそういった見方も可能であるという可能性を申し上げただけで、恐らくそこまで長期的に細かいところまでうまくいくというような、何か甘い考えを持って経済政策を立てていらっしゃる方はそ...全文を見る
○秋葉分科員 大変前向きな、しかも格調高いお答えをいただきまして、ありがとうございました。  実はそこで、例えばその審議会でも結構ですけれども、次のようなことができないのか。  それは、私は経済企画庁というのはいわば行政の中の、少なくとも経済の分野についてはブレーンが集まって...全文を見る
○秋葉分科員 そういうことをやっていらっしゃることを伺っておりました。その努力は大変高く評価したいと思います。  ただ、あえてお願いをさせていただきますと、その程度のことは実は市民団体でもできる。例えばグリーンピースあたりでも、そちらで出された結果を一つ一つ自分たちのつくったモ...全文を見る
03月26日第123回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
議事録を見る
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  改正案について何点か質問したいわけですけれども、まずこの中に、例えば科学技術に対する基本的な態度あるいは科学的であるとはどういったことかといった観点からの質問をしたいと思いをする。  実はその点を明確にするために、この委員会は科学技術...全文を見る
○秋葉委員 どうも御協力ありがとうございました。――他の方には今お見えにならなかったと思いますので、改めて説明をしたいんですが、今長官が一番重いというふうにお感じになったマッチ箱の中には十円玉がこういうふうに三枚入っております。それから、その次に重い、それよりは軽いというふうにお...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  一般的な認識としては、私も同じようなことは確かに感じております。ただ、今のお話の中にもありましたように、それをもう少し具体的に詳細に幾つかの点について吟味をしていきたいと思いますし、この際ですので、昭和六十一年、一九八六年のこの委員会にお...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えでは、実はもう少し具体的に私は質問したつもりですけれども、六年前のその促進法そのものの審議の際には、例えばこういった問題は出てきていないわけでありますから、そうしますと、問題そのものがこの六年の間に生じたというふうに考えるのが自然だと思います。この六年の間に...全文を見る
○秋葉委員 もう少し具体的なお答えが欲しいと思うのですが、つまり、例えば研究プロジェクトにおいて具体的に外国の研究所なりあるいは企業なり、あるいは外国の政府なりが共同研究に参加したいという明確な意思があり、さらに、しかしながらその意思を実現するためには、最終的な研究の成果であるそ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。事前の御説明ではもう少し詳しい点を伺っております。例えば通産省と科学技術庁との政策の違い。通産省の方がこういった問題について門戸が開かれている。同じ政府が行うことでやはり一貫性があった方がいいし、例えばこういった点で柔軟性があればそれに参加できるといった...全文を見る
○秋葉委員 それでは、その調査はしていなくても、具体的に何らかの研究機関なり、国の機関でも結構ですけれども、調査をした結果、それを解釈することによって、こういった制度の改編が必要だという結論を得るに至った、その基礎となるデータというのはどこかに存在するんでしょうか。
○秋葉委員 実は、先ほどの、マッチを長官にお持ちいただいて実験をいたしましたのはまさにその点でございまして、今いろいろな話を聞かれたというふうにおっしゃいますが、それは非常に定性的な、要するに感触だということだと思います。  研究者にも研究者なりの利害関係というのがございます。...全文を見る
○秋葉委員 私がこれを伺っているのは、ただ単に抽象的な、英語で言いますと、これはアカデミックと言いますが、つまり、学問的な興味だけで実質的な応用のない空理空論を申し上げているわけではございません。  これに関連して、実績の面で一つ伺いたいと思いますけれども、研究交流促進法の第九...全文を見る
○秋葉委員 六年前に法律を新たにつくった。私は、法律をつくるということは非常に重要な国の事項だと思っております。ですから、それをつくるに当たって、やはりきちんとした必要性がある、ただ制度的に形を整えればいいというだけではなくて、やはり具体的な社会的な必要性があるということも非常に...全文を見る
○秋葉委員 今おっしゃったことは、恐らくそういうお答えになるだろうという想像はついたのですが、実はこの研究交流促進法案、六年前に出されたときも当然同じような、調査と言われますけれども、同じような現状把握ということは行われていたのだと思います。今の改正案を出すに至った準備と同様、あ...全文を見る
○秋葉委員 実は、この点は余りこれほど深く質問する予定ではなかったのですが、いろいろと問題点が出てまいりましたので、質問通告の中にはありませんが、何点か申し上げたいと思います。  まず、今のお答えではありませんでしたけれども、六年という間で時間が短いからまだ周知徹底が行われてい...全文を見る
○秋葉委員 手続的なところははっきり言って枝葉末節な問題だと私は思います。  今、ニーズの調査をやっていらっしゃるというお話でしたが、それじゃ、その調査の結果をここで公表してください。
○秋葉委員 ありがとうございました。  実は私は九条を読んでみて、例えば今の最初の防災科学の降雨実験装置、恐らくこれは九条を少し拡張解釈といいますか、柔軟に運用することでその施設を使うことは可能だというふうに思います。しかしながら今の御説明で、ともかくそういう必要性がある、使え...全文を見る
○秋葉委員 ということは、私はその六年間の間にどういう客観的な情勢の変化があったのか、それを示していただきたいという質問をしたわけですが、それに対するお答えはありませんので、科学技術庁としては、それは少し変化があったかもしれないけれども客観情勢はそれほど大きく変化はしていないとい...全文を見る
○秋葉委員 ますます私は頭がこんがらかってきているのですけれども、非常勤というのはちゃんとした研究員じゃないのでしょうか。それから、前の法律におきましても客員研究員制度というのは、お答えの中にも入っております。客員研究員というのはちゃんとした研究員ではないのでしょうか。私はそんな...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  これはまた私の不満を申し上げますと、最初からそういうことを言っていただければ何分か時間が節約できましたし、それから私も、別に不愉快なことを言いたくはありません。何度も繰り返すようですけれども、こういったお答えが出てくれば次の質問に移れるわ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。その点について、実は先ほどの調査もそうですし、今回の調査もそうなんですけれども、実はきょう、先ほどの降雨実験装置については御説明をいただいているうちにこれは御教示いただいたものですけれども、今の任期つきの場合の調査をされたということは、事によったらどこか...全文を見る
○秋葉委員 私はこれはかなり重大な問題だというふうに思っております。三月四日にいただいた資料では、基礎研究ただ乗り論、そういった意見もあるしということではなく、これはかぎ括弧つきで強調されて、基礎研究ただ乗り論というのがここに書かれているわけでございます。活字のポイントが落ちてい...全文を見る
○秋葉委員 ただ、それはおわび申し上げるというふうにおっしゃいましたが、なぜそれが問題なのかということを認識なさっているのかどうか、ちょっと私わかりませんので、これは蛇足になるかもしれませんが、申し上げておきたいと思います。  科学技術庁は本当にその知的貢献あるいは知的所有権の...全文を見る
○秋葉委員 私は資料づくりのことだけ言っているのじゃありません。科学技術政策全般です。この改正案をつくるに当たっての態度も、やはり同じように知的な貢献ということ、科学的な貢献のその本質が何であるかということを本当におわかりになっているのかどうかということを私は確認したいんですけれ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。  そういったことは数字としてはあるんですけれども、ただ、例えば研究費の問題、それから交流の問題についても、これは基礎研究についての評価と考えるか、あるいはそれ以外の要素の反映だというふうに考えるか、微妙に分かれるところだと思います。例えば、ア...全文を見る
○秋葉委員 数量的ではなくてもいいですけれども、もう少し感触でも結構ですから、せひお答えを聞きたいと思います。  というのは、誇大広告というのがありますけれども、科学技術庁というのはやはり科学技術の政策をつくるところですから、そこが実質的に誇大広告をやる、つまり事実に却さないP...全文を見る
○秋葉委員 それに関連してもう一つ伺いたいと思いますけれども、雇用の形態というのはどうなっているのでしょうか。つまり期限つきのフルタイムのスタッフとしての雇用が交流の際にどの程度行われているのか、外国人と日本人との場合で結構ですけれども。それからさらに、国際交流が大事だということ...全文を見る
○秋葉委員 その中で、制度としてはいろいろなものをおつくりになっているようですけれども、具体的な政策として、より優秀な外国人の研究者を日本に招聘して日本の研究活動に参加してもらうという、より積極的な努力ということはどういうものをされているのでしょうか。制度として何とか員制度という...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  今の数字、一非常に少ないと思います。その認識は同じだろうと思いますけれども、この少ない数字のうちで、特に日本に住んでいる外国人、かなりたくさんいますけれども、その中で一番大きなグループというのはやはり在日韓国・朝鮮人の方々だろうと思います...全文を見る
○秋葉委員 わからなければ後で詳しく教えていただ。ければ結構なんですが、その中でいわゆる在日と言われている方、二世、三世の方というのはどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
○秋葉委員 ありがとうございました。  私は、外国からの文化を日本の社会の中に反映させて、これはやはり多様性というところで、非常に多様な文化が日本の自然科学研究の中にも反映される必要があるというふうに思います。これは、例えば湯川秀樹さんですとか数学の岡潔さん、そういった自然科学...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えについて二つ申し上げたいことがあるのですけれども、一つは、研究実績がある人を登用することにはやぶさかではない、積極的にやるというお話でしたが、そういうことをやるから基礎研究ただ乗り論ということを言われるわけじゃないですか。  そもそも、研究者を育てるという...全文を見る
○秋葉委員 で、伺いたいのですけれども、今回の法律の改正によって、例えば今お答えの中にありました、限定された形でのSDIの研究あるいは、もう一つ新しいプロジェクトがこのところ話題になっていますけれども、SSCの研究といったところに、日本政府が委託研究を、出際共同チームでもコンソー...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。可能性としては、少なくとも法律的な障害はなくなったというふうに考えますけれども、その辺の認識はいかがですか。つまり、日本が、すべてではなくていいですけれどもSDI関連研究のうちの一部を切り離して、恐らく切り離しは簡単にできると思いますけれども、それに対し...全文を見る
○秋葉委員 政府が委託するというところが実は大事なんですけれども、それに対しての障害がなくなったというふうに私は考えますけれども、その点についてはどうなんでしょうか。  それと、ついでに、ついでにというか、さっきも申し上げましたけれどもお答えの中になかったSSCについても全く同...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。時間がありませんので、もう少し詳細について議論をしたいところなんですができませんので、とりあえず今のお答えの中からそれを少し要約いたしますと、別にこの法律の改正案がなくても日本政府が金を出そうと思えば出せるんだというお答えだと思います。それに対して、今の...全文を見る
○秋葉委員 実はこの改正案の通過について科学技術庁は非常に急いでおられるわけですけれども、こういうげすの勘ぐりというのはやりたくないのですけれども、事によったら早く通さないとどうしても困る事情がどこかに隠れているのかもしれないというところから伺いたいのですが、例えば防衛庁の研究予...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。今後もぜひ持たないように御努力いただきたいと思います。  時間がありませんので、実はもう一つ、これから本論に入る予定だったんですが、特許権等に関連いたしまして幾つか非常に重要な問題があると思います。  それは、一つは国が委託をする、受託をす...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。すべて私の言うことが正しいと言っているわけではありませんで、幾つかの問題提起について御検討いただくことが、私は日本の科学技術――我々すべてある意味では科学技術庁の応援団だというふうに思っておりますので、その観点からぜひこれからも日本が平和な世界...全文を見る
04月02日第123回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
議事録を見る
○秋葉委員 先日に続いて、この法案について何点か質問をさせていただきます。  やはり基本的な部分は、科学技術研究をどのように行うのか、あるいはその科学技術研究を行うに当たっての基本的な原則となるべきものはどのようなものか、そういった点について、研究の第一線で活躍をされている方々...全文を見る
○秋葉委員 確認をしたいのですけれども、さまざまな制約があって、その制約を外すということが少なくとも国研、全部で幾つあるのでしょうか、百以上の国研があるわけですけれども、その研究者のいわばこれは平均的な意見だというふうに考えていいと思うのですが、その意見の集約の仕方、どういう形で...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  大体幾つかの問題を挙げられましたので、特にそういった点についてはまだ個々に伺いたいと思いますけれども、そういった問題があって、今挙げられた点については、例えば人事院あるいは科学技術庁その他関係省庁にいわば、陳情というと言葉が悪いわけですけ...全文を見る
○秋葉委員 私も実は、道はまだ遠いというところでは同じですけれども、同時に、科学技術庁初め各省庁の努力、それから積極的なイニシアチブがあったというところは私も同様に理解しておりますので、いわば向いているところは同じだけれども具体的にステップを踏むに当たってはなかなか問題が多いとい...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。ともかく、いわば枠と言われている、研究の中心を担う研究者の数がそもそも少ない上に、傾向としてはそれがますます削減される傾向があって、その点に抜本的な対策がまず必要であるというのが一点と、そういう状況の中で、さらに今度は、あくまでも臨時的といいますか助っ人...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。給与の面でもかなり問題がある。趣旨としては、結局、研究交流を促進するということで、その点については私も含めてここにいらっしゃる方々ほとんど、ぜひもっともっと交流を促進すべきだという点では一致していると思います。  そのためにこの法案が出てきた...全文を見る
○秋葉委員 そうしますと、今おっしゃったオーバードクター等の関係ですけれども、本来であればその定員枠内で任期がなくて、いわば終身雇用の形で、当然研究の本務といいますか中心になって働く研究員として採用されなくてはいけないような人が、実は現在の定員が少ないために、あるいはその条件がよ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  今この法案で取り扱っているケースというのは、民間から国立の研究所に一時的に研究員がやってくるということですけれども、国研同士の交流あるいは学会等への参加、それから国立あるいは私立の大学との交流といったことももちろん交流の中で非常に重要な位置を占めて...全文を見る
○秋葉委員 その点については私も、全く私自身の経験からも今の御意見、大変重要な点を指摘されているというふうに思います。  それからそのほかにも、先ほど御指摘がありました研究の助成ということですけれども、例えば、これは国立大学では奨学寄附金制度、そういった制度があって、それで産学...全文を見る
○秋葉委員 閣議決定だけで国の研究の方針といいますか国研のあり方がこれほど大きく、しかも昭和二十三年といいますと一九四八年、戦後すぐの状態で、現在とは国際環境もそれから研究の占める位置というところも非常に大きく違っていると思います。当然、閣議決定で行ったことであれば閣議決定でその...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。どうもありがとうございました。  今のお話を伺っておりますと、国の政策の原則として、国は例えば、簡単に言ってしまえば、金は出すけれども口は出さない、研究者のかなりの自由に任せる。もっとも研究者の方では、お金の使い道は自由だけれども透明に、まあ当然公開さ...全文を見る
○秋葉委員 実は、こういった問題の認識については、恐らく科学技術庁それから総務庁その他の官庁の方々も同じではないかというふうに思います。問題があるということは皆さん恐らく当然御理解されていると思うのですけれども、それに対する対策、現実的な難しさというのはいろいろあるわけですから、...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えについて、科学技術庁のお答えですけれども、ちょっと論理構成に異議があります。  今の研究者側のその問題点はよく理解できるけれども、国民の税金を使うのであり、公務員は全体への奉仕であるから、それと現実に存在する問題との間のバランスをとらなくてはいけないという...全文を見る
○秋葉委員 それで、全体的な論理構成はそれでいいですけれども、難しさは確かに私もわかります。それは直研連の方々、具体的に国研で研究をしている研究者個々の方々にも十分おわかりのことだと思います。  問題は、そういう困難さがあるけれども、研究者としては当然研究をする際にこういった方...全文を見る
○秋葉委員 大変前向きなお答えをいただきまして、ありがとうございます。私たちも基礎研究の推進、科学技術の推進というところでは方向は同じでございますので、障害が取り除かれるように微力ながら一緒に協力をさせていただきたいというふうに思います。  時間が残り少なくなったのですけれども...全文を見る
○秋葉委員 今のは委託の研究の場合だけで、受託の場合には、これは特許法の二十九条でいいのでしょうか、ともかく発明者が特許権を持つというのが受託の場合。それは法的根拠があるわけです。ですから、国が受託をした場合にはそれはそれでわかるわけですけれども、委託の場合には今の特許法の原則を...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  特にこの際、たまたまミノルタの特許権に関連してのハネウエル社との和解ということが先日ございました。この点について、やはりこういったケースが今後世界的にもふえると思いますし、これは特許庁の方に伺いたいと思いますけれども、このミノルタのケース...全文を見る
○秋葉委員 実はこの点についてもう少し、何点か問題提起をしたいところがあるのですが、時間がありませんので具体的なその運用について一点だけ伺いたいと思います。  この改正案の中に盛られている特例、国際共同研究の際には特例を設けるということですが、その運用に当たって相互主義を原則に...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、例えば今度はフランスが入っている場合には、それは研究実施者であるので、そのフランスの研究所がチームの中に入っている場合にはフランス側に特許権が行くということでよろしいのでしょうか。
○秋葉委員 実は非常に大きな問題点があるので、ちょっと時間が来ましたのであれですけれども、例えば各国がそれぞれの問題に関して、それぞれの実施者に対して例外規定を設けている。その場合に例外規定の適用が、実はアメリカの場合にも対外国企業の場合、すべて国ということではなくてかなり柔軟性...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。最後の点については原則としては理解できますけれども、そういたしますと、大多数の受託者というのは実は国内、国際共同研究ではなくて日本国内だけの研究ということになるわけで、そういったいわば日本政府が一番最初に考えて当然である日本の研究者あるいは法人といった場...全文を見る
04月03日第123回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○秋葉委員 窒素酸化物の削減、これを低減するということに関して、今回出されております法案は確かに一歩前進だというふうに思います。ともかく、非常にいろいろな方面の協力を得なくてはならない問題ですので、その中でこういった形での法案がまとまり、恐らくこの方向で具体的な施策がより強力に推...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  今御指摘の、いろいろな新しい視点といいますか、例えば環境の仕事もそうですけれども、それ以外の、はっきり言ってしまえば、具体的に自分の利益にならない、ある意味で利益になるんだけれども、それが直接的な形ですぐ利益があるということがなかなか認識...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  それで、この法案が通過して、具体的にこれが運用された暁に、最終的にどの程度の削減が可能なのか、いつごろまでに環境基準を達成することができるのか、ある程度具体的な見通しというのをお持ちだと思いますけれども、それについて、総量削減基本方針とか...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。おおむね二〇〇〇年ということなんですけれども、実はそれは少し評価としては甘いのじゃないかという意見もございます。  実はそれに関して、というよりは少し視点を変えてこの問題を考えたいと私は思っておりますので、その点について少し話を具体的に変えて伺いたいと...全文を見る
○秋葉委員 そこのところは十分理解しているつもりなんですが、私が申し上げているのは、確かに問題はそこにあるのだけれども、その問題に対する解決策というのは、実は全国でも実施できることである。全国で実施することにそれほど大きな障害はないのだからついでに一緒にやったらどうですか、その結...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。  それは十分理解できるところなんですが、ただ幾つかの私は前提があると思うのです。最初に哲学と申しますかそういうのを伺ったのは、実はその辺を整理してから問題を提起したいと思ったのですけれども、順序が逆になりましたけれども、私が考えておりますのは...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。ぜひそういった方向でのいろいろな検討をお願いしたいと思います。  実はそれに関連して、ついでと言ってはあれなんですけれども、話がそういう方向に行きましたので、よりいい抜本的な環境の問題のアプローチといいますか、そういう観点から幾つか提案をした...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  実は今のお答えも十分理解できるのですが、ある意味で、今長官がおっしゃったのは、ミクロ経済のレベルでのさまざまな要素があってそれを重視することが大切であって、それ以上のことをするのは難しいし現実的でもない、その点は確かによくわかるのですけれ...全文を見る
○秋葉委員 この流入規制に関しては、また同僚の委員の方からより詳しい質問があると思いますけれども、私は、基本的なところで少し、アプローチの仕方といいますか、この問題の考え方が違うのかなという気がいたします。  私が考えているこの問題については、確かに罰則を設けて規制をしなくちゃ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  最低限そのぐらいのことはしていただきたいと思うんですけが、これは衆議院の環境委員会の調査室の資料を読ましていただいて、いろいろな関係諸団体から、現実的なものであれば協力をしようというような発言もあったということを読んでうれしく思っているん...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  時間ですので、これで質問を終わります。