秋葉忠利

あきばただとし



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秋葉忠利の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第126回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○秋葉委員 先日の科学技術庁長官の所信表明、さらに我が国が直面する科学技術上の幾つかの問題について質問をしたいと思います。  最初に、大変僭越でございますけれども、実は我が党社会党ではシャドーキャビネットというものをつくっております。これは国の制度上認められたものではありません...全文を見る
○秋葉委員 大変御親切な言葉をいただきまして、大変ありがとうございます。  今のお話の中でございました、これから十年先、二十年先、それ以上先の世界を頭に入れた上で科学技術政策が貢献をしていくのだ。そして今の私たちの生活も、実はこれまでの科学技術的な、またはそれ以外の努力の成果で...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  それで実は幾つかの例が挙がってきたわけですが、今お挙げになった各課題の中でもこれは起こることですし、それから今列挙された幾つかの項目同士で競合する場合もあるわけですけれども、こういった具体的な研究を実施するに当たって、当然有限の時間のうちに有限のお...全文を見る
○秋葉委員 何も簡単だと言った覚えはないので、非常に難しいことだと思います。  ただ問題は、やはり最終的に非常にだれにもわかるような形で、一対一とか十対一とかそういう形で、方針が出てこないにしろ、大まかなところというのは決定できると思いますし、それ以上に大事なことは、そういった...全文を見る
○秋葉委員 調整をしなくてはいけないということもわかりますし、科学技術庁がそれに対するたたき台を恐らくおつくりになっているんだろうということも、科学技術庁の任務として当然なわけですから、それはわかります。私が伺っているのは、そのたたき台をつくる段階で、これは大事じゃないか、これは...全文を見る
○秋葉委員 大事な点でどうもすれ違いがあるようですから、これは長官に伺いたいのですけれども、私が今申し上げた論理的なつながりについては御理解いただけたと思います。  全体として科学技術に対する投資を二倍にするのであれば、その一方で非常に重点的だと言われている分野が幾つかあるので...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。時間が残念ながらありませんので、この問題についてはまだ文教委員会その他で提起をさせていただきたいと思います。  今の問題に関連して、もう一点だけ。先ほどの川島委員の質問に関連して伺いたいと思うのですが、例えばこれからの将来のエネルギーの供給源...全文を見る
○秋葉委員 できたら、一つの意見としてではなくて、積極的に検討する課題としてお受け取りいただければ大変ありがたいと思います。  次の問題なんですが、例えば三つの目標の中にありました第一の問題、地球との共存、「地球と調和した人類の共存」ということですが、その面での研究に関連してO...全文を見る
○秋葉委員 研究のレベルでの、そして純学術的な研究というのも大事だと思うのですけれども、やはり途上国に対しては自立したといいますか、自助努力的なことが大事だというふうにおっしゃいましたけれども、経済的に効果のあるような、そういった方向での科学技術の貢献ということが大事になってくる...全文を見る
○秋葉委員 実は私がここで考えておりますのは、経済的な効果が上がるということは、南の側に属する国々、途上国と言っていいのかもしれませんけれども、その国々が例えば何か技術供与によって物がつくれるようになる、そういう場合に、その国がつくったものを今度はどこかに売らないといけない。もち...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。私の申し上げていることの一つは、やはり科学技術を考えていく上で、地球的な規模で考えていかなくてはいけないということです。それはあえて言うまでもないことだと思いますけれども。  それで、そういうコンテクストで科学技術を考える際に、今まで私たちが...全文を見る
○秋葉委員 現在、事故の起こった建屋というのはどういう状態になっているのですか。運転はもちろんとまっているんだろうと思いますけれども、それ以外の措置はとられているんでしょうか。
○秋葉委員 原因がある程度わかった段階で、できるだけ早くまた詳細についてお知らせいただけたらと思います。  安全性の問題、原子力に関連してのことでもう一つ最後に伺っておきたいのですけれども、先般のあかつき丸によるプルトニウムの輸送です。この安全性、それからそれに関連した情報公開...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、出せないものは出せないという判断であかつき丸という船名は最初は出さなかったけれども、出してもいいものはできるだけ出していいという方針で、途中からあかつき丸という船名を公開した。  それが統一された姿勢は変わっていないというのですけれども、どういうふうにそ...全文を見る
03月02日第126回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○秋葉委員 先日の川島委員の質問に継続する形で、何点かについて質問をしたいと思います。  それに先立って、先日、二十二日だったと思いますが、私、科学技術政策全体について質問をいたしました。その中で、例えば個々の政策について優先順位をつけるといったような形で、科学技術政策の全体像...全文を見る
○秋葉委員 一般論としては大変よくわかるんですけれども、まあ抽象的に今のお答えですと、どういうことをやっていても今のお答えの範疇の中に入ってしまう、そういう気がいたします。やはり重点をどこに置くのか、どこに焦点を置くのかということがある程度はっきりしないと政策そのものが見えてこな...全文を見る
○秋葉委員 それが重い問題であるという点については、昨年もそれは重い問題でしたし、一昨年も重い問題でした。昨年の研究交流促進法一部改正ですけれども、そこではその重い宿題のほんの一部が改善されたということが現実として起こりました。それはそれなりに評価できることだと思いますし、国際的...全文を見る
○秋葉委員 常日ごろ考えているとおっしゃっていますけれども、それでは常日ごろ考えている問題を全部列挙してください、科学技術政策上の問題。一日一人が持っている時間は二十四時間です。一年三百六十五日、寝る間もずっと考えていたとしても有限の時間です。その間ですべてのことを同時進行的に考...全文を見る
○秋葉委員 済みません。ハーモナイゼーションの問題というのは国際的な問題で、通常ハーモナイゼーション、そもそも英語が使われているというのはこれが国際的な問題だからで、バーモナイセLションというふうに言った場合には、端的に言ってしまえば、アメリカ式の先発明主義とそれから欧州や日本で...全文を見る
○秋葉委員 実は今の問題に関しては、非常に模範解答というのが存在するわけですけれども、その模範解答を申し上げますと、確かに二つの相矛盾する勧告は出ているけれども、どちらについても何もやっていないから、矛盾があってもなくても同じことだというのが模範解答として非常に説得力のある解答が...全文を見る
○秋葉委員 この意識調査ですけれども、これは実は第二回目ですね。第一回目が行われたのが一九八七年だと思います。昭和六十二年。昭和六十三年、一九八八年にはその報告書が出ています。私は、その一回目の調査の報告は見ていませんけれども、二回目の調査でそれに対して言及しているところを見ます...全文を見る
○秋葉委員 ということは、第一回の調査結果も、それから今回の第二回目の調査結果も、科学技術庁の責任ある立場におられる方が目にしていないというふうに考えてよろしいですね。というのは、実は非常に簡単な問題提起をしたいと思うのですが、精神衛生の問題というと非常に難しい問題、レベルの高い...全文を見る
○秋葉委員 恐らく生のデータといいますか、それはごらんになっていないのじゃないかと思います。見た、見ないというところが問題ではなくて、非難をする、見てないからけしからぬということではなくて、問題を認識していただくことが中心ですので申し上げたいのですが、実は私もこの問題については専...全文を見る
○秋葉委員 そうですね。一、二カ所では確かに、研究者の方が仕事の不満という点では差が出ています。それはおっしゃるとおりだと思います。ただ、問題の本質は、だからといって変わるものではないというところは御理解いただきたいと思います。  これはもう一つ伺いたいのですけれども、これまた...全文を見る
○秋葉委員 実はだんだん年をとってくるとこういうこととは縁遠くなってきますから、私も同じカテゴリーに入るのですが、若い研究者の場合、しかも独身の研究者あるいは技術者が多い場合には、こういうことで一番問題になるのはやはり結婚の問題だと思います。あるいは男女の交際といいますか、セック...全文を見る
○秋葉委員 大変前向きなお答えをいただきまして、ありがとうございます。  それで、実は筑波に関連しては、例えば先ほど申し上げました「科学技術ジャーナル」に一つの解決策というのが載っておりますので、ついでですから御紹介しておきますけれども、ここでこの共同通信の記者が提案しているの...全文を見る
○秋葉委員 それから、異分野研究者交流促進事業、それから研究協力者海外派遣事業というのがありますけれども、この二つをあわせて実は先日も問題提起いたしましたけれども、今までとはまるっきり視点を変えた研究あるいは共同研究の促進をするなどということが可能ではないかと思います。科学技術庁...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。今のお答えを伺って、百万人の味方を得たような気がいたします。  それでもう一度、国家公務員でさまざまな研究をしている立場の人、国立大学の教官というのは別にして、ちょっと考えたいのですけれども、少なくとも私がこの新技術事業団の所管に研究者を置く...全文を見る
○秋葉委員 何もやってないのじゃないかという印象を持ったのは特許権についてのことですから、研究交流とは違いますので、そこまで暴言を吐くつもりはございませんし、もしちょっと表現が過度になり過ぎて正確ではないところがありましたら、その点についてはおわび申し上げます。  今の国際学会...全文を見る
○秋葉委員 大変長い御説明をいただきましたけれども、ぜひこれは早期に改善をしていただく必要があることだと思います。  その理由は幾つかありますけれども、今おっしゃった国内の旅費の分については、要するに国内における研究旅費といいますか、そういったものをこっちに充当しろみたいなこと...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○秋葉分科員 社会党の広島一区選出の秋葉でございます。事によったら今度は川島議員の時間ですけれども、我々ちょっと都合がありまして、先ほど川島議員と順番を交代いたしましたので、恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。  広島そして長崎といえば、第二次世界大戦の末期に原爆によって...全文を見る
○秋葉分科員 もう少し私は大枠といいますか、総体的な把握状況を伺いたかったのですけれども、非常に細部にわたるところにすぐ目が行ってしまうという感じだったのですが、それでは質問の角度を変えて伺いたいと思うのです。  広島、長崎の被爆者、現在いろいろな問題を抱えながら、それを一つの...全文を見る
○秋葉分科員 今のお答え、いつも繰り返される点ですけれども、時間があれば各点についてすべて論破することができます。とりあえずきょうは時間がありませんので、その点については触れませんけれども、後日、そして近い将来、そういった点について国会の場できちんとした議論をぜひさせていただきた...全文を見る
○秋葉分科員 例えば、古いところになって申しわけありません、今覚えているのは、園田直外務大臣がかなり前におっしゃいまして、それから大平正芳総理大臣もおっしゃったと思います。
○秋葉分科員 それもちょっと。唯一の被爆国というのは非常に特定された意味を持っておりまして、まあこの点について論争しても今は仕方がありませんのでいたしませんけれども、唯一であって、例えば今の大臣のお答えですと、唯一というところには全く意味がない。戦争を起こしたくないというのは、別...全文を見る
○秋葉分科員 なぜそういうことをやっているのかというところの議論をぜひしたいのですけれども、またそれは後に譲ることにして、ともかく厚生省の肝いりでと私は言ってもいいと思いますけれども、北アメリカ、それからブラジルを中心にした南米における海外在住の被爆者のための健康診断、それからそ...全文を見る
○秋葉分科員 わかりました。  アジアで被爆者に手を差し伸べたのは在韓被爆者だけであるということだと思いますけれども、とりあえず朝鮮民主主義人民共和国、ここに在住する人たちに対しては、在住する被爆者に対してはどのような措置をとられたのか。
○秋葉分科員 国交があるかどうかが被爆者に対して、その国に住んでいる被爆者に対して手を差し伸べるための唯一の条件だというふうにおっしゃっているわけですね。
○秋葉分科員 それでは伺いますけれども、今援助をしているというふうにお答えになった各国において被爆者の実態調査をされたことがあるのかどうか、そして、その結果として、例えば、時間がありませんので詳しいことは結構ですから、それぞれの国において大体何名ぐらいの被爆者が住んでいるというふ...全文を見る
○秋葉分科員 そうしますと、人数の上で単純に計算しますと、韓国に約三千というふうに、二千数百と……(武藤説明員「二千八十五でございます」と呼ぶ)済みません。そうすると二千というふうに考えていいですね、概数として。アメリカに千ですね。その韓国の被爆者の医療その他のために四十億円を拠...全文を見る
○秋葉分科員 主権の及ばない我が国がというふうにおっしゃいましたけれども、その主権の及ばない我が国が四十億円を出したということをもとに私は伺っているのです。主権の及ばない韓国に対して被爆者援助という名目のもとに四十億円を拠出できたのだから、主権の及ばない例えばアメリカに対して、被...全文を見る
○秋葉分科員 最近の国会の審議を見ておりますと、我が党は検討するという答えには大変弱いようですので、私もその伝統に従いまして、よろしく御検討方お願いいたします。  それと、もう一つこれに関連してのお願いですけれども、今海外における実態調査はしないというふうにおっしゃいました。そ...全文を見る
○秋葉分科員 具体的な考えがないということですので、ぜひこれも検討していただきたい項目として厚生省にお願いしたいことですけれども、朝鮮民主主義人民共和国を含めて、韓国、それからアメリカ、ブラジル等の被爆者の実態調査、これは、その主体となるのは、例えば委託研究を行うというような形で...全文を見る
○秋葉分科員 実は今のお答えは少し、非常に謙虚に過ぎるのではないかと思います。日本に在住というのは、非常に長期的に在住というかあるいは短期的に在住というか、その両方あると思いますけれども、ともかく外国から日本に来られた被爆者に対してもそれなりの手が差し伸べられているということで、...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。
03月25日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○秋葉委員 田中委員の関連質問という形で私も短く何点かについて、田中委員から質問があった点について、少々視点を変えて、さらにより普遍的な問題について伺いたいと思います。  実は、この逓信委員会で何度か質問をいたしました。で、十分な、少なくとも私にとっては満足のいくお答えをいただ...全文を見る
○秋葉委員 実はちょっと質問と答えがずれているような気がするのですが、その点についてはまだ後で申し上げたいと思います。  より具体的な形として、例えば報道の現場にある取材記者が、取材対象、例えばインタビューをしたり、それからその人について記事を書いたりするその相手ですわ、典型的...全文を見る
○秋葉委員 いけないはずなんですけれども、少なくとも日本のジャーナリズムにおいては、取材対象者からおごってもらう、食べ物だけではなくて酒もおごってもらうというのはかなり一般化しております。これを私は個々のケースについて今問題にすることが適切な時期ではないと思いますけれども、原則と...全文を見る
○秋葉委員 その羽目を外さないというのをだれが実は判断をするかというところが、先ほどから申し上げているこのコンフリクト・オブ・インタレストの原則にかかわるわけです。それを本人が判断をするというのは非常に危ないというのが、アメリカのジャーナリズムでの一般的に認められた原則です。つま...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えでは十分ではないと思います。といいますのは、私が申し上げましたのは、取材者が具体的に取材対象者になってしまうという事例があるという前提のもとに申し上げております。その際に、取材者と取材対象者は一心同体なわけですから、その視点をどこでどういうふうに区別するかと...全文を見る
○秋葉委員 ムスタンをつくった方々も同じような立場からおつくりになったんじゃないのですか。あの番組をおつくりになっていた方は、まさかやらせをやるつもりでやっていたわけじゃないでしょう。今おっしゃったような形で、公正な、しかもうそを交えない報道をするという立場で、NHK全体としては...全文を見る
○秋葉委員 起こるべきでないことが起こっているのがムスタンなんですから。だから、起こるべきでないことは起こらないという答えでは、要するに答えにならないわけですよ。ですからそれを申し上げているので、ともかく、今のお答えの中では少なくとも検討してみようというような感じがうかがえました...全文を見る
○秋葉委員 ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  それから、これはNHKに特にお願いなんですけれども、先ほど番組審議会それから視聴者の会等でいろいろな意見を吸収しているというお話がありました。それも確かに大事なんですけれども、それ以外に、より独立性の強い、より第三者的な性格を...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  ただ、自律ができなかったからこれから自律ができるんだというのは論理的に破綻した答弁ですけれども、NHKの立場はそれなりに理解できます。ともかく、これからも提案をしていきたいと思いますので、今お願いした何点かについてはぜひ御検討をお願いいた...全文を見る
04月07日第126回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  森山大臣は日ごろからいろいろな面で尊敬している政治家ですが、初めて委員会で質問させていただきます。委員会の形式には制限もありますし、次第にも制限がありますので、自由濶達な議論というわけにはいかないかもしれませんが、できるだけ本質的な問題...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、法律解釈的に言うと、学部の改廃というのは法律を改正することによってきちんとしなくてはいけないけれども、教養部の改廃というのは法律的な手続が必要ではないというふうに解釈してよろしいわけですね。
○秋葉委員 ありがとうございました。  これもやはりテクニカルあるいは形式的な面なのですけれども、少しずつ本質的なところに関連があるような気がいたします。  それで、これは提案理由というのがございます。これは記録に残すために、たった二行ですからぜひもう一度文部省側でこの「理由...全文を見る
○秋葉委員 つまり「群馬大学ほか一大学に二学部を設置するとともに、奈良女子大学の家政学部を廃止し、同大学に生活環境学部を設置する」理由は、「群馬大学ほか一大学に二学部を設置するとともに、奈良女子大学の家政学部を廃止し、同大学に生活環境学部を設置する等の必要がある。」からだ。「必要...全文を見る
○秋葉委員 法改正の中身、それをなぜ行わなくてはいけないかというときに、またその法改正の中身を書いているというのは、これは論理的に言うとトートロジーといいます。同語反復ということです。これはあれですか、ほかの大学でも結構ですし、個人でも結構ですけれども、文部省が何か理由を提出せよ...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、文部省は、法律マターに関しては法御局の言うことを全部聞くということになりますね。そうではないのじゃないでしょうか。やはり、「理由」が幾ら簡潔であろうと、同語反復をしなくてはいけないという理由はどこにもない。しかも、仮にこれを四行にして、非常に簡潔に、設置基...全文を見る
○秋葉委員 またこれについては継続して議論をしていきたいと思っておりますけれども、はっきり申し上げて、こういった「理由」ではまず説得力が全くありません。トートロジーというのは「理由」にはならない。  それとともに、これが公式の文書として幾ら法制局の許可を得たものであろうと、大学...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えを好意的に再解釈いたしますと、というのは、非常に悪意に解釈すれば、非常に大きな問題があるから、問題解決になるかどうかわからないけれどもともかく新しいことはやりますというふうにとられかねないお答えだと思います。ただ、好意的に解釈をいたしますとこういうふうに整理...全文を見る
○秋葉委員 質問時間が短いので、できるだけ簡潔にお答えを伺いたいのですが、今のお答えの中で御指摘があったのは、一つには設置基準の大綱化ということにあってもその背景にはさまざまな努力があり、よい意図があり云々ということだったと思いますけれども、それは十分わかっています。議論があった...全文を見る
○秋葉委員 さまざまな大学があることはもちろんですけれども、そのさまざまな大学の中でいわゆる一般教育、教養を軽んじている大学というのは、少なくとも一流の総合大学の中にはないと言っても過言ではないと私は思います。ですから、いろいろな大学があるからといって、今おっしゃったような、それ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。今のお答え、実質的にはこういう形でしか柔軟な運用を行うことができないというお答えだというふうに解釈したいと思います。そうせざるを得ないような感じです。もし違うのでしたら、具体的に違うというふうに指摘していただければありがたいと思います。  それで、実は...全文を見る
○秋葉委員 今幾つかお挙げになった項目、目的としては、あるいは具体的な能力としては私も賛成するものですけれども、問題は、私が指摘しているのは、つまりそういうことがカリキュラムの中には盛られていないでしょうということを申し上げているわけです。つまり、今ディベート能力とおっしゃいまし...全文を見る
○秋葉委員 今おっしゃったのは、御自分でも矛盾にお気づきになっているわけですから改めて申し上げるまでもないのですけれども、ディベート能力を高めるためには授業のやり方だとおっしゃった。そして、それは古い枠組みでもできるとおっしゃった。しかしながら、それを具体的に実行に移していくため...全文を見る
○秋葉委員 私はちょっとかんしゃく持ちな方ですから、だんだん忍耐の限度に差しかかっているのですが、こんなことをここで説明しなくてはいけないとは思いませんでした。  非常に単純な例を申し上げます。  教師が一人しかいない学校で、学生が百人いたとします。現状ではそれを二つに分けて...全文を見る
○秋葉委員 今私が申し上げた一人の教師で百人というのは、これはシェネリックな例です。つまり、その特定な数が問題ではなくて、そこにあらわれている論理構造が問題なわけです。それに対してのお答えは当然できないはずですし、今おっしゃったことも現実を考えるともっと状況が悪い。一般教養に今ま...全文を見る
○秋葉委員 全然話にならない。さっきの一人の例で答えてください。小人数の教育を片方でやれば負担がふえなければ、もう片方ではたくさんの学生、今まで以上の学生を教えなくちゃ話にならないわけでしょう。そうでしょう。数学的な事実でしょう、それは。それを認めないで何で議論が先に進むんですか...全文を見る
○秋葉委員 多少じゃないでしょう。五十人が七十五人になって、五〇%の教育上の負担増というのは、とんでもない負担増ですよ。
○秋葉委員 さっきの、私は非常に簡単なシェネリックな例として一人の教員がいる場合だけということをお話いたしましたけれども、それは人数をふやしても同じなんです、問題としては。それ、答えてください。
○秋葉委員 今の御答弁ありがとうございました。先ほどの私の申し上げていたことを認めていただけたことだと思いますけれども、このことを確認するのにこれほど長く時間がかかったということを非常に残念に思います。  といいますのは、問題は、例えば教師の側の負担増がある、あるいは今までより...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  一般的な問題があるということについては恐らく反対をする人はいないのではないかと思うのですけれども、実はその問題の深刻さについて、必ずしも認識が一致しているとは言えないような気がいたします。最終的には大蔵省との話になると思うのですけれども、...全文を見る
○秋葉委員 この件について、では文部省としてはどういう対処を行ってきたのか。簡単で結構ですから、伺いたいと思います。
○秋葉委員 先ほど森山大臣もおっしゃいましたように、東大、それから北大も同じです。ここに今、これは「エルムのもりはいま」という北海道大学の教職員組合が出したカラーの特集ですけれども、この中にも大学の実験施設の非常に狭い、そして危険な状態というのが具体的な写真で示されております。東...全文を見る
○秋葉委員 努力は非常に大事だと思いますし、ぜひ重ねて努力をしていただきたいと思うのですけれども、今まで三年間の非常に短い間なんですけれども、政府側の答弁で、努力をするということは何もしませんということに等しい場合がしばしばございました。今回がそうだと言っているわけではありません...全文を見る
○秋葉委員 大体の目標ということも言っていただけないのでしょうか。つまり、緊急というのは、努力をしていることは認めます。努力をすることは大事です。これからも続けてお願いしたいと思いますし、そのことに私たちが協力することにもやぶさかではございません。ただし、やはり目標がないと、我々...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。  五年以内というのは、それより早まればもちろんすばらしいことだと思いますけれども、一応リーズナブルな目標だというふうに思います。その際に、例えば現在の理学部の研究施設で考えますと、大まかに言ってヨーロッパの半分程度、アメリカの五分の一、これは...全文を見る
○秋葉委員 そこで、大蔵に伺いたいのですが、大体そういう青写真といいますか、将来の計画を文部省の方では考えている。それから、先ほどの基礎教育、大学教育一般における、例えば小人数化、あるいはさまざまな機器を援用したり、非常勤講師を活用したり、常勤の教授陣も充実したり、その質を向上し...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので質問を終わりますけれども、今のお話では、初等中等教育と高等教育との間のゼロサムゲームだというようなことをおっしゃっておりますし、初等中等教育にはある意味では金のかけ過ぎだということをおっしゃっているのですが、生徒一人当た...全文を見る
04月16日第126回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  政治改革と言われる論議の方で、ようやっと与党と野党との間でいわば対等な関係で議論が始まりました。一方的に答えるだけではなく、一方的に質問するだけではなくて、両方で議論をするという形で、非常によい政治の形が始まったような気がいたしますが、...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。その点についてはまたこの後で問題提起をしたいと思うのですが、省令で設置場所その他については決めているけれども、それを省令に委託する事項が法律案件として書かれていない。つまり、法律によって委託されていない事項を省令によって定めているという問題がもう一点ござ...全文を見る
○秋葉委員 論理的に話をごちゃごちゃにしないでください。  確かに新しい電波法の中では、三十四条に場所についての規定がきちんとございます。一つは、その場所が機械の設置基準、技術的なスペックその他がどのようなものであろうとも、それが三十八条ですけれども、どのような機械であろうと、...全文を見る
○秋葉委員 法制局に今のことについてもう一つ追加して伺いますけれども、今の郵政省のお答えでは、要するに、実態的に何かちゃんと行われているというふうに認定すればそれでいいんだということですね。となれば、電波法を改正する必要なかったじゃないですか。  要するに、最近の設備ではこれこ...全文を見る
○秋葉委員 今、郵政とそれから法制局のお答えは明らかに違っていますね。要するに、実態と法律との間の乖離があってはいけないというのが法制のお答えでしたけれども、郵政のお答えは、実態と法律との間は直接関係ない、実態があれば法律はどうでもいいんだというお答えでしたから、それについて見解...全文を見る
○秋葉委員 柿澤外務政務次官からは非常に前向きなお答えをいただきまして大変ありがたいのですが、さらにもう一歩踏み込んで、湾岸戦争当時のように、外務省が自衛隊機を飛ばすことに一生懸命になってしまって、民間の努力とはまるっきり接触がなかったというような形にならないように、積極的に、自...全文を見る
04月22日第126回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○秋葉委員 本日は、二つの問題について問題提起をさせていただきたいと思います。この点について満足のいける、納得のいくお答えがいただければ大変ありがたいと思います。第一点は、これは原発ですけれども、柏崎刈羽地区の原子力発電所、その設置基盤に活断層があるという事実が確認されたのですけ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。もう少し具体的に問題を設定したいと思います。  仮に、まあこれは原発でもいいですし、ほかのものでも結構なんですが、何か建設をする、あるいはそれを運行するということについて、まあだれかということもまた問題になりますけれども、ある時点で安全だとい...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。どういう場合があるかということではなくて、しかも私は、だれかがということを申し上げて行政庁ということは申し上げておりませんでして、一般的な質問として、これは常識の範囲で私はまだ問題を設定しているのです。ということで、余り具体的じゃなかったのでお...全文を見る
○秋葉委員 だから、一般的な答えを聞いていると言っているじゃないですか。具体的な答えを出せなんて言ってないです。
○秋葉委員 一般的な質問には一般的なお答えで結構です。具体的な答えをしろなんということも一言も言っておりません。ですから、きちんと質問に答えていただきたい。  それでは、もう少し具体的に申し上げます。これもまた一般論の範囲ですけれども、仮に母親が子供に日常的に食べさせているもの...全文を見る
○秋葉委員 そういうふうにチャレンジされるとまたチャレンジについ乗ってしまいますので、これは言わずもがなの質問なんですが、局長の周囲には、母親の立場でいろいろとそういう役割をなさっている方は一人もいらっしゃらないのでしょうか、例えば局長のお母さんだったらどうするかということは当然...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えも、要するにそれが正しいかどうかというお考えを述べていただいたわけではなくて、そういうことをするかもしれない可能性としてのお答えでございました。  私は、可能性としての答えを聞いているんじゃないんです。具体的に安全性の問題について私たちが行動をとる、あるい...全文を見る
○秋葉委員 では、確認いたします。こういう問題があるという具体的な問題を提起すれば、それについては責任ある、しかも安全性の立場から、万人とは言わなくても、百人中九十九人には納得のいくような対応策を十分とっていただけるということですね。
○秋葉委員 済みませんけれども、それでは地震の問題に限らせていただきますけれども、問題があらわれてからでないと安全性についてどういう対応策をするかということが答えられない。それでは地震の対策なんかできないことになるじゃないですか。地震というのは、事前に予知できないものがほとんどで...全文を見る
○秋葉委員 問題を少し絞って伺いたいと思います。  原発を新たに建設する際に当然考慮すべき問題の一つとして、その地域、敷地内でも結構ですし、あるいはその周辺にある活断層の存在ということが非常に問題になる。当然活断層の上には原発を建てるべきではないし、その周囲においても、活断層の...全文を見る
○秋葉委員 二つ質問いたします。  その地区における一部の地元の研究者たちというふうにおっしゃいましたけれども、その民間のいわばボランティアですけれども、研究グループ、幾つおありになるというふうに把握なさっていますか。それが第一点です。  それからもう一つ。今お答えいただいた...全文を見る
○秋葉委員 地元の研究グループ、一つしかないんですね、はっきり言って。その一つのグループが研究をした結果、断層があるということをまさに発表しようとしている。論文をまとめた。ですから、それはやはり正確に言うべきじゃないんでしょうか。それは百も二百もそういった研究グループがあって、そ...全文を見る
○秋葉委員 紙を一枚見て、実際の断層も見ずに、何でどっちの結論が正しいかなんていう判定ができるんですか。それだったら、例えばコロンブスがアメリカに行ったかどうかを確定するのに、コロンブスがかいた地図と当時の法王庁がかいた地図とを見比べて、コロンブスが行ったのはインドだというのと同...全文を見る
○秋葉委員 リニアメントがあるかないかで活断層があるかないかということが確定できるんだったら、実際にトレンチなんか掘らなくたって、全部航空写真で全世界調べればそれで済む話じゃないですか。そうでしょう。リニアメントというのは、それはわかることもある。しかしながら、わからないものだっ...全文を見る
○秋葉委員 大変ありがとうございました。やはり事実を確認した上で、事実の上に立った政策というのが私は一番の基本ではないかと思いますので、今の検討してくださるというお約束、その検討の結果早急に調査団が派遣されて事実の確認がされることをお願いいたしまして、この件についてはとりあえず、...全文を見る
○秋葉委員 百八十度というのは、今の活断層の存在でも中粒砂がシルトになったりするのですから、百八十度が九十度くらいになっているかもしれませんけれども、それはおいておいて、それでは今回公開されたあかつき丸という船名、それから出港地、経路、それから輸送の、どの地点を大体いつごろ通るか...全文を見る
○秋葉委員 入港地、入港日時、それから荷揚げ状況、それも申し上げたつもりですけれども、じゃそれは公開したということですね。一言、確認してください。
○秋葉委員 プレスセンターを入港地に設けたというふうに聞いています。プレスセンターを設けることを少なくとも承認したのは、科学技術庁じゃないのですか。
○秋葉委員 ということは、マスコミで仮に報道されるにしろ、しかもこの際には事後的な報道だけではなくて、事前に例えば明日の何時ごろ入港するというような情報は、そのマスコミのセンターを通じて我々に報道されていた。したがって、事前の報道もなされていたわけですけれども、そのことを頭に置い...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。要するに、科学技術庁として情報を事前に公開しないという原則が大事だというふうにおっしゃいましたね。ところが、今回の場合には、事実としては事前にも情報が知れ渡ってしまった。それが今回実際起こったことです。実際起こったことに関しては、要するに問題はない。科学...全文を見る
○秋葉委員 どうもよくわからないのですが、そうすると、情報を公開しない目的というのは一体何なのでしょうか。つまり、情報を公開するしないということが、建前とかそういうことではなくて、あるいはお役所のメンツとか他国に対して申しわけが立たないとか申し開きができないとか、そういうレベルで...全文を見る
○秋葉委員 もう少し具体的に伺いたいと思うのですが、今のお話でも、やはりある程度自分たちが想定した範囲内におけるリスクだったら、何が起こっても一応責任を果たしたことになるけれども、それ以外のところ、つまりコントロールできるかできないかというところが問題であって、コントロールしたつ...全文を見る
○秋葉委員 周りの状況はいいですから、結論のところだけお願いしたいのですが、結論のところは言っていただけなかったのですけれども、だからそういう説明をされたような状況があるから、公海上におけるリスクの方が東海港におけるリスクよりも高い、比較するとそういうことになるわけですね。
○秋葉委員 そうすると、リスクについてははっきりとおっしゃってくださらない。リスクは全部、じゃ同じだということにしましょうか。公海上のリスクの方が高いから、だから公海では情報公開はしない。それから、リスクが低くなったところでは情報公開をしてもいいんだということであれば、先ほどから...全文を見る
○秋葉委員 それでは、また堂々めぐりになってしまうのですけれども、だったら公海上のリスクの方が高いから情報公開しなかったのでしょう、そういうことだったら。もしそうであるのなら、公海上のリスクというのはどういうことを想定されていたのですか。それと対比をして、東海港におけるリスクとい...全文を見る
○秋葉委員 済みません。東海港でのリスクというのも聞いたのですけれども。それから、リスクを大体列挙してくださいということをお願いしているので、それだけとりあえずお願いします。
○秋葉委員 時間がなくなってしまいましたので、これはまた次の機会に、しかも委員会以外のところでも続けて議論を重ねていきたいと思いますけれども、国際的なテロリストというのは、それは御心配なさっているのですから実際あるのでしょうけれども、具体的に放射性の廃棄物あるいは放射性物質、核物...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。
04月27日第126回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○秋葉委員 まず、これは委員長にお願いといいますか要望といいますか、そういうことを申し上げたい。  この二つの条約、委員長そして委員の皆さん、それから各省庁の皆さんも御存じのように、非常に大切な条約です。昨年のリオのいわゆる地球サミットにおいて中心となった条約のうちの二つと言っ...全文を見る
○秋葉委員 早期というところは重々理解いたしております。その点については確認いただきましたけれども、やはり条約審議に当たっての外務委員会の果たす役割といった点で、そのあたり根本的に考え直す必要があるのではないかという問題提起はお考えいただけるものと思います。  条約の内容に入り...全文を見る
○秋葉委員 もちろん技術によって協力することも大切だと思いますけれども、しかしより大きな問題は、やはり現状をどういうふうに認識しているのか、その解決策はどういった方向であるべきか、つまり、技術があるなしてはなく、その技術をどの目的のために使うのか、あるいはどの程度のコミットメント...全文を見る
○秋葉委員 後半に対してのお答えがないのですが……。
○秋葉委員 日本政府としても当然アメリカに比肩し得るような措置をとるべきではないかということを申し上げました。
○秋葉委員 実は、今お答えのあった二〇〇〇年までに一九九〇年のレベルに戻す約束、これはクリントンさんが言われたことですが、それから、生物の多様性条約に署名をする、調印する意向、これは一般的に重要な点で、いいのですけれども、しかしながら、今おっしゃった気候変動枠組条約の方だけとりあ...全文を見る
○秋葉委員 これはまた変な話なんですが、アメリカが八月までに具体的なプログラムをつくる、日本はもうできているからそれをちゃんとやればいいという話でしたけれども、そのできているという内容を今伺ってみると、例えば政府が低公害車を何台買うかという目標さえはっきりしない。そんな内容のプロ...全文を見る
○秋葉委員 何か小学校の児童会でもよくそういう人がいるのですけれども、自分では絶対に手を挙げないで、ほかの人が手を挙げていいことを言うのを聞いていて、最後になると先生が、何々君、こうやりなさいと言うと、はいわかりましたと、喜んで自分のお小遣いを全部吐き出して何かクラスのためにやっ...全文を見る
○秋葉委員 今のリーダーシップの定義は、恐らく永田町では通用するかもしれません。今までの政治に通用するリーダーシップの定義だと思いますけれども、そんなリーダーシップのとり方というのはないんじゃないですか。結果的にリーダーシップを発揮するなんというのはあり得ない話です。リーダーとい...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、これで質問を終わりますけれども、このジーンバンクあるいは遺伝子の保存、在来種の保護といった形で、工業化された農業に対するアンチテーゼとしてこういった生物多様性の考え方をもとにした農業をやはりきちんと確立していくことが非常に重要だと思います。そうい...全文を見る
05月20日第126回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  子どもの権利条約について、主に三つのテーマに絞って質問をさせていただきたいと思います。先週来幾つか重要な点が審議されましたけれども、そのフォローアップということに関連して二つ、それからもう一つは、これまではそれほど焦点が絞られなかった問...全文を見る
○秋葉委員 たくさん聞きたいことがあるので、できるだけ答えは短くお願いしたいと思います。  今、長く答えられましたけれども、質問には答えられてない。最善を尽くしたかどうか聞いたんじゃなくて、訂正する点があるかどうかを聞いたんです。訂正する必要はない、すなわち、今の訳文で誤りはな...全文を見る
○秋葉委員 今の大臣のお答えは、この五分先ぐらいに私が質問しようと思っていたことをお答えいただきましたので。  今のことはチャイルドだけですけれども、この条約、もっとたくさん条文があるわけですから、すべてに関して訂正の必要はないというふうに外務省としてはお考えになっているわけで...全文を見る
○秋葉委員 万一誤りがあったらどうなさいますか。
○秋葉委員 実は、誤っているところがあります。仮定の質問ではありません。その誤りを認めるかどうか。その誤りを認めるに当たっての基準を示してください。どういうことをきちんと示せば誤りだというふうに、そちらで内心では思っていても、内心では言いたくなくても、これは誤りだというふうに認め...全文を見る
○秋葉委員 法制局に伺いたいのですが、先日からの質問の中で、訳文の内容については国会での審議の対象にならない、簡単に言うとそういう解釈があるということを伺っています。今の外務省の態度はその反映だと思われますけれども、法制局としては本当にそういうふうに考えておられるのでしょうか。
○秋葉委員 訳が間違っていても訂正することは不可能で、その誤りを認めた上で、誤りを容認するということも含んで、要するにイエスあるいはノーという態度を示さなくちゃいけないということですね。誤りがあっても今の答弁は変わらないということですね。これもイエスかノーかで簡単に答えてください...全文を見る
○秋葉委員 今のは全然答弁になってない。一般論として、そういう原則があって当然でしょう。それともあれですか、日本政府は絶対に誤りを犯さないという原則がどこかであるのですか。そんな原則があるんだったら証明してください、法制局。
○秋葉委員 今ここで審議をしているのは、条約を批准するかどうかという話です。国会は批准権を持っている。ですから、締結するかどうかという話ではないと思います。法制局の答えとして、しかも今かなり技術的なお答えをなさった、その法制局がそういう誤りを犯すというのは、これはやはり政府も誤り...全文を見る
○秋葉委員 それでは御指摘申し上げます。  第三項の(c)、一番最後のところですけれども、まず日本語の訳から申し上げます。政府の訳では、これは(c)の真ん中あたりにありますけれども、「例外的な事情がある場合を除くほか、」という修飾句、修飾節ですか、それが真ん中についていて、その...全文を見る
○秋葉委員 この条約の審議について、そのプロセスを、これは外務省の方は御存じだと思いますけれども、記録に残すために改めて申し上げておきますと、この作業が始まったのは一九七〇年代の末です。より具体的には、これは国連の人権委員会、一九八七年、八八年、八六年ごろからやっているところもあ...全文を見る
○秋葉委員 お聞きの皆さん全部おわかりだと思いますけれども、この(a)、(b)、(c)その他を示しているということは、これは一つの概念としてまとまって、それについて議論をしているということなのです。その(a)、(b)、(c)というような符号が外れてしまったら、どこの部分がどこにか...全文を見る
○秋葉委員 根拠を全然示してくれないじゃないですか。小西さんが言えば、正しいことになるんですか。  私は根拠を示して、そうじゃないということを申し上げているのです。事実を申し上げた、審議の過程を申し上げた、さらにアメリカの大学で教 えている文法的な規則を説明して、これが誤りで...全文を見る
○秋葉委員 内容的にと言うと、もっとおかしくなります。というのは、それは条件節において二重否定をやることになっちゃうからです。  つまり、もう一つ条件がついているわけですよ。「アンレス」というので一つ条件がついているんです。それによって、前に言っていることについても条件をつけて...全文を見る
○秋葉委員 これはもう本当に耐えがたいほどの苦痛です。こんなに明らかに間違っていること、つまり、ワーキンググループにおいてどういう議論がされて、どういう文書が残っているということだけからも明らかなことじゃないですか。なぜそういうふうに言い張るのですか。孔子も言っているじゃないです...全文を見る
○秋葉委員 今、英語の質問と、それからそれの日本語の訳と両方を私が出して質問をいたしました。その質問にお答えいただきたい。
○秋葉委員 根拠が何もなくて正しい正しいと言い張るだけの方が、きちんと根拠を挙げて、しかもその議論の中においてどのような文書が残っているかということまで指摘した上で、文法的な注意も幾つか挙げて申し上げました。そういう根拠について、それはどこが間違っているから、だからおまえの言って...全文を見る
○秋葉委員 委員長の今のお言葉で、次の質問に移らせていただきます。  三十七条ですけれども、これについて留保がついています。留保をつけた理由を明確にしかも手短に述べていただきたい。
○秋葉委員 この点については実はもう少し議論をしたいところなんですが、時間が少し過ぎてしまいましたので、後日この点についてより詳細に議論をしたいと思います。  次の点に移りたいと思います。  先ほど外務大臣がお答えくださいました「チャイルド」という訳についてですけれども、やは...全文を見る
○秋葉委員 後半のお答えなんですけれども、御存じないというと失礼に当たるかもしれませんから、御存じの上であえてそういうお答えをなさった。つまり、虚偽の答弁をなさったというふうに私は断ぜざるを得ないと思うのですが、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約で、今小西さんがそん...全文を見る
○秋葉委員 今のはまた答えになってないじゃないですか。同じ条約の中で文脈が違ったら違う言葉を使う、そういうことはしないということに対して今言っているので、親子という関係がこの女子の差別撤廃条約の中にあるから、その条約の中で違った言葉を使う云々という話ではありません。全然見当違いの...全文を見る
○秋葉委員 もう一歩進めて、ぜひ理事会でも取り上げて御検討いただければ大変ありがたいと思いますので、再度の御検討をお願いいたしまして次の質問に移りたいと思います。  次の質問は、第二条に関連した質問なんですけれども、時間がだんだん少なくなってきましたので少々駆け足になってしまい...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えですと、合理的ということは要するに法律に決められているかどうかということによって判断する、そういうふうに聞こえますけれども、それでよろしいですね。合理的というのは要するに法律があるかどうかということだというふうに解釈せざるを得ない状況ですが、それでよろしいで...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、さっきの答弁と今の答弁、全然整合性がないのですけれども、整理してください。憲法は差別をするなと言っている、しかしながら、民法の九百条で差別しているじゃないですか。さっきの答えは民法を当然頭に入れて言っていたわけでしょう。それで、それが合理的な差別だからいい...全文を見る
○秋葉委員 済みません、今合理的な説明をするとおっしゃって、結局、今おっしゃったことは、法律があるから合理的だというトートロジーになっているのですが、なぜそれが合理的なのですか。その根拠を示してください。合理的という意味の言葉を再定義していただいても結構ですけれども。要するに、法...全文を見る
○秋葉委員 済みません、時間がありませんので。つまり、法律婚を維持するために婚外子差別をするという、簡単に言うとそういうことですね。差別というのは、要するに相続上の差があるということですが、法律婚をきちんと守っていくためであれば、法律婚をする立場にある人、その人たちに一体どういう...全文を見る
○秋葉委員 今の答弁の中で、要するにこの条約の精神というのは、子供を一人の人間として認めるということなのですよ。どういう状況がその子供の周りにあろうとも、一人の人間として生まれたからには人間としてとうとばれなければいけない、きちんとした権利があるということが大前提になっているわけ...全文を見る
○秋葉委員 質問の時間が終わりましたので、一言申し上げて終わりにしたいと思います。  今申し上げた必要という考え方そのものが二条の精神と相矛盾しているという点を指摘したいと思います。二条が言っていることは、身分とか地位とかそういったものに一切影響されない人権というものがあるのだ...全文を見る
05月21日第126回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○秋葉委員 昨日に続いて、昨日の継続の質問を幾つかしたいと思います。  まず最初に、三十七条の(c)の翻訳について、事実をもって、さらには幾つかの文法的規則、意味の上から等具体的な根拠を示して、きのう翻訳が誤りであることを指摘いたしましたけれども、少なくともその件に関しては昨夜...全文を見る
○秋葉委員 いや、それはわかっているからいいです。時間がありませんから結論だけ言ってください、直すのか直さないのか。
○秋葉委員 審議過程については議事録にありますからその議事録をきちんとお読みいただければ、これは公開された文書ですから、ジャーナリストの方も実際にこれを御自分の目で確かめていただければいいだけの話ですから、あえてここで繰り返していただく必要はないと思います。その議事録があるにもか...全文を見る
○秋葉委員 答えになってないじゃないか。そういう態度を今僕は問題にしているのに何だよ、それは。僕が質問したことにまるっきり答えてないじゃないですか。そういうことで議論ができるのかということを問題にしているわけでしょう。こんな議論の仕方で、しかも国会で審議をしたことにされてしまって...全文を見る
○秋葉委員 柿澤次官、きのうそれはさんざんやったのです。それで具体的にワーキンググループの議事録というのはここに持っていますけれども、これを読めばどっちが正しいかというのははっきりしているのです。それを申し上げていますからこれについてはこれ以上申しませんけれども、要するに、意見の...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。それで結構です。撤回するかどうかということを聞いたんですから、手短にそれだけについて答えていただければ結構です。  ちょっと言いますけれども、きのうさんざん聞いたじゃないですか。その答弁を皆さん聞いているわけでしょう。あれだって、答弁なっていないという...全文を見る
○秋葉委員 柿澤政務次官のお答えは、少なくともトートロジーではないというところ、安定的な結婚というような新しい別の視点からの価値を持ち込んでのお答えですから、私は外務省のきのうの答えよりは形式的には一歩前進だと思いますが、その内容についてはちょっと反対をしたいと思います。  と...全文を見る
○秋葉委員 これほど明白な規定はないのではないでしょうか。つまり、一九四八年の時点で採択された世界人権宣言の中に、もう既に人権の一部として、子供は、つまり自分が選択をして自分が責任を持てないような状況で子供というのは生まれてくるわけですから、その際に、生まれてきた子供という段階で...全文を見る
○秋葉委員 それでは、二十四条に関連してこういうことがございます。  この一般的意見というのは、実は規約人権委員会というのが年に三回、三週間ずつ開かれるのですけれども、ここでは、各国の人権規約についての遵守状況を調べるために、各国から報告を集めてその検討を行っている委員会です。...全文を見る
○秋葉委員 法務省、どうですか。
○秋葉委員 今のお答えは、後で質問しようと思ったことの答えですから、ちょうど時間的にはよかったのですけれども、ただ、私はこれでも学者の端くれですから、世論調査というのは物すごく難しい。世論調査というのは、質問の事項、やり方によってどうでも操作が簡単にできるのです。その世論調査の内...全文を見る
○秋葉委員 ということは、住民票においても、住民票の目的とするところを考えますと、当然この続柄についての記載を大幅に簡略化して、例えば国民健康保険、最低限社会保険と同じような記載にしても、いささかも実質的な効果において住民票の役割ということから考えると効果が薄れるということはない...全文を見る
○秋葉委員 この問題に関して、全国連合戸籍事務協議会においても、これは法務大臣がこういう事務方の苦労を表彰するというようなことも行われているところですけれども、例えばこういった協議会においても非嫡出子差別の撤廃に関する決議というようなものが継続審議になっている、こういった社会的な...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  今回の政府提案、それから自民党提案も同じなんですけれども、連立政権に参加するための前提条件として、社会党は決断力を持ってこの並立制、社会党もこれに参加をする、認めるという決定をしたわけでありますが、この評価を非常に高く買うという方々がた...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  その企業・団体献金という言葉がやはり金権腐敗政治一掃のための私は中心的なテーマになると思いますし、なるべきだというふうに考えております。  今、山花大臣の言葉では、企業・団体献金禁止への第一歩を踏み出したというふうにおっしゃいました。具...全文を見る
○秋葉委員 実はこれは、以下の議論は全面禁止すべきかどうかという前提を離れて、実際にこの法が運用された際にどのような実態が生じるかというその具体的な事実ということで、その法が何を規制しているのか、何を許しているのかといったところでの議論をさせていただきたいと思います。  それを...全文を見る
○秋葉委員 今のお話は、世論との絡みのところにおいてちょっと納得できないところがあるのですが、大事なところは、法律が、政党にお金が入って、それが個人に対して政党がお金を出してもいいということはきちんと認めているということが大事だと思います。それをどういうふうにやるか、これは別問題...全文を見る
○秋葉委員 五年後というのを仮に今のお答えを前提にして考えてみますと、ともかく五年後には見直して政党に対する献金も廃止するという方向だということはわかりました。まずその点を確認していただきたいと思うのですが、実は、と申しますのは、実態を見たときに、実際には五年間置いてみたら個人に...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  それで実は、そうするともう一つの提案なんですけれども、今、政府案では企業・団体献金を個人に対しては禁止する――さっき私は個人献金と言ったかもしれませんが、個人に対する献金という意味で使っておりました。ということを政府案の売り物として、目玉として掲げ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  私は、企業・団体献金を禁止した上で政党に対する公的助成があるということは、それが望ましい姿だというふうに思っているのですけれども、そうすると、企業・団体献金が廃止されないということであれば、公的助成の方もやはりそれに見合った額を、最低限必要な額を支...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  それで、いや実はもうちょっとPRをしていただきたいと思ったのですが、社会党所属の閣僚としてお二人とも、例えば憲法の問題その他に関して批判を受けるときは、一身に責任を持って自分だけでその批判に対して正面から答え、同時に、今のように手柄がある、何か功績...全文を見る
10月22日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。きょうは自民党案を中心に幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  私は、政治改革委員会は、海部内閣のときに政治改革の問題について委員の一人としていろいろ勉強いたしましたけれども、宮澤内閣のときにはほかの委員会に属しておりました。今回再...全文を見る
○秋葉委員 どうも、単純というのは何となく満たしたようなのですが、明快というところでいま一つわかりにくい。  だから、現実としてそういう案が出てきたということはわかります。しかし、原則として今お述べになったことは、一つは、あくまでも小選挙区制が中心なのだということですね。小選挙...全文を見る
○秋葉委員 そうしますと、今の御発言を私なりに整理いたしますと、自民党は、あくまでも小選挙区制度が一番いいと思っている、しかしながら、それでは民意が必ずしも十分に反映されない、その欠陥は認める、それを是正するために比例代表を加えてもいいけれども、しかしながら、まだまだ小選挙区制を...全文を見る
○秋葉委員 そうしますと、自民党の方々は、我々社会党所属の閣僚に対して非常に手厳しい、しかも虚実まぜたような感じに私には聞こえるのですが、批判をなさっています。その論点は何かというと、一方においてはきちんとした原理原則がありながら妥協をしていることがけしからぬということを皆さんお...全文を見る
○秋葉委員 今のお話ですけれども、実は選挙制度の話ですから、余り妥協のところに時間を使いたくないんですが、実は僕は……(伊吹議員「あなたがそうおっしゃったから」と呼ぶ)いや、ですから、それはお聞きいただければ、反省の気持ちを持ってお聞きいただけばよかった話なんで、一言申し上げます...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので手短に答えていただきたいのですが、それ以外の幾つかの基本的な欠陥、制度そのものでも結構ですし、私が前にも申し上げましたように、具体的にこれを使って選挙をやっている国々で生じている問題というところで、もしほかにも重要な欠陥だ、あるいは問題だという点が...全文を見る
○秋葉委員 済みません、百七時間も議論されているんですから、その制度についてやはりそれは長所、それから短所、両方きちんと、それは伊吹さんが熱意を持って何とかこの小選挙区制をやろうといった態度は非常によく伝わってくるのですが、それはその一方の態度であって、やはり小選挙区制に反対して...全文を見る
○秋葉委員 それは納得ができないという御意見を持たれるのは結構なんですが、法案を出されているのは、小選挙区制がいいというふうに主張されているのは、伊吹さんを初めとする自民党の方なんですから、疑問に対してはやはり説得力のある、しかも理由をきちんとつけた説明をしていただかないと、何も...全文を見る
○秋葉委員 私はちゃんと理由まで申し上げました。なぜ現職が有利になるかというその分析がちゃんとあると申し上げたじゃないですか。それは、利益誘導型の政治とそれから知名度です。それで現職が有利になるというふうに申し上げました。それがアメリカにおける現状だというふうに理解されているわけ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。それで結構です。  そういたしますと、実は非常に驚くべきことがたくさん出てくるのですけれども、そうするとこれまで、例えば自民党が政権を担当していた時代にあっても、我々から問題提起をした幾つかの問題がございますけれども、当然その当時は、事によったら、政権...全文を見る
○秋葉委員 それでは原理原則をきちんと確認したことにならないのです。事例ごとに態度が変わっちゃ困るから原理原則を最初に申し上げているんです。私が申し上げようとしている事例は政党の問題ではありません。しかしながら、例えばニュースの中で何らかの形で偏っている場合には、それは少なくとも...全文を見る
○秋葉委員 それでは、基本的な認識の違いは何かというと、私は、それは政権の座にあるから、ないから、国民の知る権利を無視してもいいんだ、いけないんだという議論になってしまいます。  そうではなくて、政権側であってもそうではなくても、やはり国民の知る立場というところからの問題提起を...全文を見る
○秋葉委員 私が今考えている件はテレビではありませんけれども、テレビも入っていますが、新聞、テレビ両方を含めての話です。  私がここで問題提起をしておきたいのは、第八次選挙制度審議会の委員の構成です。これは皆さん御存じだと思いますけれども、現在こういった並立制という制度が、ほか...全文を見る
○秋葉委員 それはそのとおりでして、社会党というのは、先ほどの自民党の委員の方の質問にもありましたように、非常に多様な意見、それから人間、考え方、そういったものを非常にうまいぐあいにこれまでは調整をしながら、そこから新しいクリエティビティーが生じ、エネルギーが生じ、そのことで日本...全文を見る
11月12日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  座長にちょっと一言、議事進行で伺いたいのですが、自民党の持ち時間が少し余っているのでしょうか。私の隣におられます葉梨委員も質問されたいというような感じでしたので、もし時間があるようでしたら……。
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  実は、葉梨委員と私は両方とも勉強いたしましたのが数学でございます。恐らく国会議員の中で数学科出身というのは葉梨委員と私と二人だけではないかと思うのですが、たまたま隣に座らせていただきました。今幾つかのことについて感想を交換いたしましたけ...全文を見る
○秋葉委員 選挙制度を変えるに当たって、こういう重要な問題については民意を問うために、例えば国民投票を行うとかあるいは国の責任で世論調査を行うとか、そういった方法も含めて民意を審議の過程で反映させるべきではないかということについてはどうお考えになりますか。
○秋葉委員 そうです。いろいろな可能性を全部含めてということです。
○秋葉委員 ありがとうございました。  それに関連して、実はもう一つ、自民党の陳述者の方々、公聴会のあり方について、例えば今の時点で公聴会を開く、しかも修正が同時に行われている、これは公聴会そのものの存在理由にかかわる問題であるという問題提起をされたわけですけれども、これは今、...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  実は、今私が伺ったのは、伺ったことについての直接のお答えがないのですけれども、多数党、単独多数で県政の場にあられるわけですから、例えば地方の場で、その要請があればというお話でしたけれども、こういった形で公聴会が開かれるということの重要性は皆さんもお...全文を見る
○秋葉委員 時間がなくなりましたので、これで私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○秋葉委員 本日は、非常に貴重な御意見、陳述者の皆さんありがとうございます。もちろん国会の中でも、それから周辺において、あるいは日本じゅう、かなりこの問題について議論をしているわけですけれども、こうして改めて違った視点から違った組み合わせで、それぞれ一貫性のある御意見を伺うという...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  現実はともかくとして、とりあえず私は原則論を伺ったつもりなんですが、現実はこうだからというお答えの方が圧倒的に多かったような気がいたします。実はそこのところが、現実と具体的な原理原則との間のきちんとした整理が必要ではないかという問題提起も...全文を見る
○秋葉委員 今の点についてはぜひ御相談をなさって、民意の反映の方でなお一層努力を続けていただければ大変ありがたいと思います。  最後の一点なんですけれども、これは先ほどの連立政権の組み方といったところにも関連があるのですけれども、これもやはりより大きな原則として皆さんのお考えを...全文を見る
○秋葉委員 とりあえず、時間がありませんから、古谷先生、お願いします。
○秋葉委員 ありがとうございました。  実は、この政治改革の後の課題として、例えば国会改革あるいは政府委員制度をなくすかどうかといったような問題がございます。そういったより大きな枠といいますか、あるいは次の課題の段階で、ぜひ今のような貴重な御意見を参考にさせていただきたいと思い...全文を見る