秋葉忠利

あきばただとし



当選回数回

秋葉忠利の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第129回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  子どもの権利条約、政府訳では児童の権利条約ということになっておりますが、この件については、百二十六国会において、私たちかなりの時間を割いて質疑をいたしてまいりました。それ以前にも実に三年以上、このことについて八十人以上の国会議員がさまざ...全文を見る
○秋葉委員 その点について一、二申し上げたいことがあるわけですが、百二十六国会においては、外務省の態度は、外務省で作成をした訳がベストであるということをおっしゃっておりました。そのベストであるという意味をパラフレーズしていただきたいなというのが一点。しかしながら、同時に、ベストで...全文を見る
○秋葉委員 全然答えになっていないと私は思います。最善を尽くしたからというだけではなくて、その訳の内容がベストだということをはっきりと外務省がおっしゃっている。あえて議事録は読みませんけれども、それだけの自信を持ってお出しになっている。万一のことがあったらどうするんだということま...全文を見る
○秋葉委員 この点についてはこれ以上触れないことにいたしますけれども、恐らく傍聴をされている方々の中では、なぜこの点について私がこだわっているのかよくおわかりにならない方がいらっしゃると思いますので、一言説明をしておきますと、これは条約の審議権、条約の解釈について、だれがその解釈...全文を見る
○秋葉委員 少なくとも委員会をつくって、そこでチェックをきちんとするということには私も賛成ですから、ただ、余り作業が冗長にならないように、効率的にやっていただきたいと思います。  しかしながら、実は、この今回の何カ所かの誤訳について、外務省の中でそういったチェック機構を持たなく...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  大臣から謙虚にという言葉が聞けて、私は、国民の一人として外務省のこれからの方針に大変自信を持てたような気がいたします。それはやはり永田町にいると、私も国会議員の一人として、多くの市民の方々が考えているような現実から離れてしまうということを...全文を見る
○秋葉委員 それをパラフレーズすると誤訳ということに私の頭ではなるのですが、この際、神学的な言葉の問題で争っている時点ではないと思いますので……。  それから外務大臣、先ほどのお答えも、子供と児童の使用についても非常に真摯なお答えだというふうに私は受けとめております。ですから、...全文を見る
○秋葉委員 それは朝日新聞の調査だと思いますけれども、出典も明らかにしていただいた方がより正確でよかったと思います。  文部省としては、これとは別に、現状の把握をなさっておりますでしょうか。
○秋葉委員 現在の時点ではその条約そのものがまだ批准をされていないわけですから、批准をしてから努力を始めるんだということで、その認知度が低くてもまあ仕方がないという説明はある程度納得がいくのですが、問題はこれからだと思います。  今もおっしゃいましたように、これからどのような方...全文を見る
○秋葉委員 より具体的なお答えが欲しいのですけれども、例えば文部省はより具体的なPRの方法というのをお考えになっているのでしょうか。
○秋葉委員 より具体的な方策というのがこの委員会で出てくることを私は期待していたのですけれども、現在進行中あるいは私が子供たちの代表といいますか、何人かの人たちから聞いたようなアイデアについて、例えばこういったことができるということを御参考までにまず申し上げておきたいと思います。...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  今、説明だけを聞いておりますと、何も問題はないような気もいたしますけれども、実は法務省の子供の人権オンブズパーソンについて、そもそも人権擁護委員会制度そのものに疑問があるといった意見もございます。このような新しい制度をつくるに当たっても、...全文を見る
○秋葉委員 時間がございませんので、今の件については、後刻また文部省の方と詳しいお話をさせていただければと思います。  そして、もう一つこの子どもの権利条約の中で私たちが注目をしておりましたのは、第二条の関係のことでございます。  特に婚外子差別について、私たちは例えば民法の...全文を見る
○秋葉委員 そういった状況の変化に対応して、例えば今後法制審議会においてこの婚外子差別の問題について、特に民法九百条を改正するといったような議論が出てくると思いますけれども、法制審議会のそういった活動を法務省としては激励をし、そして子どもの権利条約二条あるいはその他の国際的なさま...全文を見る
○秋葉委員 その法制審議会における結論が、例えば民法九百条例外規定、これは四号でしたか、民法九百条について特に婚外子差別についての条項は変更するようにというような、あるいはその方向の結論が出た場合には、当然それを遵守する、尊重する決意だというふうに解釈いたしますが、それでよろしい...全文を見る
○秋葉委員 この問題に関連してもう一つ、住民票における続柄の記載の問題がございますが、この点についても、実は百二十六国会でも、私も含めて何人かが質問をいたしております。  それで、この住民票の記載の問題に関してもその後の変化もございますので、民法九百条というのはただ単に民法だけ...全文を見る
○秋葉委員 その点については、実は今回のお答えが前回のお答えよりも後退している印象がどうしても出てきてしまうのですけれども、その戸籍とは一応独立した形で住民票の続柄記載をすることが可能であるという見解もございます。  それから、昨年の秋には全国連合戸籍事務協議会の総会が開催され...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○秋葉委員 きょうは一日じゅう、外務大臣は本会議でも答弁されまして、かなりお疲れだと思いますが、大事な問題ですので、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。  何点かについて伺いたいと思うのですが、私は、特に、広島と長崎の被爆体験を現代の社会、それから今後の社会にどう生か...全文を見る
○秋葉委員 今の答弁を外務大臣、それから外務省、きちんと忘れずに、誠実に忠実に履行していっていただきたいというふうに思います。  今申し上げましたように、広島の立場というのは、この憲法の裏打ちとしてといいますか、憲法がこういう平和主義をとっているその理由の一つとして、それはさま...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えを伺っていまして、連立政権に入っていた時代の社会党の執行部の説明とぴったり同じだなという印象を受けました。これから政界再編がありますから、事によったら、我々の新しいどこかの、A党、B党というのがあるみたいですが、柿澤さんにそういうところのリーダーになっていた...全文を見る
○秋葉委員 世界が雪解けの時期を迎えて、核軍縮についてもさまざまな大きな前向きの変化が起こっていることは確かなのですが、非常にその中で残念なのは、日本という国が、あるいは外務省が先頭に立ってそういった世界の大きな変化をもたらしたわけではないという点です。もっとももっと大きな働きが...全文を見る
○秋葉委員 ぜひもう少し積極的な役割を果たしていただきたいというふうに思います。そのことを重ねて申し上げたいと思います。  状況は確かに難しい。状況が難しいから、それでは受け身の姿勢に徹すればいいじゃないかというのが実は今までの日本の外交でした。その日本の外交を積極的に変えよう...全文を見る
○秋葉委員 その点について、また慎重に事実を見きわめながら対応をしていただきたいと思います。  時間が参りましたので、これで私の質問は終わります。ありがとうございました。
06月03日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。大蔵委員会では初めて質問をさせていただきます。  今、私の前の自民党の金子委員の質問、私の持っている問題意識と共通点がたくさんありますし、方向としては大体同じような方向を向いているんじゃないか、そういう気がいたしましたけれども、藤井大蔵大臣...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、来年度減税が行われなければ、今度は、来年度はこのような措置は必要ではないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○秋葉委員 すべてが減税のためではないにしろ、減税もするというところが理由の一つになっているというところは、それは確認していただけますか。
○秋葉委員 そうすると、仮の話ですが、今回の所得税減税が全くゼロだということでもこの法律案はこの委員会に出てきた、全く同額で出てきたというふうに理解してよろしいものなんでしょうか。
○秋葉委員 わかりました。その点については理解あるいは解釈の違うところがあるんですけれども、それはそれで置いておきまして、実はこういった問題を考えるに当たって、来年のことはわからないというふうにおっしゃいましたけれども、やはり財政の中で非常に大事な一面というのは、長期的な展望、長...全文を見る
○秋葉委員 定量的な数字を出して議論の資料にするということが目的だというふうに今のお答え受けとめましたけれども、そうすると、議論をする際には、まず、簡単に言ってしまえば幾つかの選択肢がある。その選択肢を選ぶために、例えば定量的な数字が必要だということになるわけですけれども、ここに...全文を見る
○秋葉委員 済みません、機械的というところは強調していただかなくても結構でございます。計算は大体機械的に行うものです。  ですから、問題は、機械的だというところで、それを強調することによって実はその背後にあった選択肢が狭められている。これだけしかオプションがないんだというところ...全文を見る
○秋葉委員 その前提について、私、改めて申し上げますが、今その三つの前提について議論しているとちょっと時間がありませんので、結果だけに焦点を合わせて申し上げたいと思います。  それで、三つの前提があるというところが非常に大事だというふうにお考えのようですけれども、新聞を見て、消...全文を見る
○秋葉委員 私の質問にお答えいただいていないんですが、要するに世間的に、意図はどうあれ、マスコミが、それは事実をびん曲げたかどうか知りません。しかしながら、結果として国民の頭の中に非常に強い印象として残ったのは、一〇%だったらいいけれども、それ以下だったらだめだという印象が強烈に...全文を見る
○秋葉委員 あと、実はもう五分ぐらいいいということで、これに関連したことだけもう一つ伺いたいのです。  この機械的試算ということは、具体的には、要するに機械が計算をした試算ということですけれども、ということはコンピューターでボタンを一つか二つ押せばこれはできてしまうということな...全文を見る
○秋葉委員 それでは、機械的計算であるから政策意図は何もないというふうにおっしゃいました。機械的計算ということは、要するに、だれでも常識的に考えて誤りのないような数字を数式に従ってはじき出すというふうに理解いたしますと、その七%というような数字が出てくる際には、最低限そのくらいの...全文を見る
○秋葉委員 実は、これは総理だけの問題ではありませんで、これは内閣としての方針ですから、当然主管大臣である大蔵大臣もその責任の一端を担っていらっしゃるわけですから、私はその責任についても一緒に問題にしているつもりです。  そうすると、ともかくその時点では何らかの計算があった。そ...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  そうすると、細川さんは二〇〇〇年といったった五、六年先のことは全く考えに入れずに、この二、三年だけあるいは一年だけということで七%、その際には収支のバランスは大丈夫だけれども、二〇〇〇年になると赤字が出てくる、こういう計算がどこかにあって、その結果...全文を見る
○秋葉委員 済みません。だんだん重要なところになってきたのですが、本会議が始まるようですので、私は午後も継続してやらせていただきますので、一時中断して、またよろしくお願いしたいと思います。
○秋葉委員 本会議にも大臣は答弁をされていて、お昼を食べるくらいの時間がおありだったでしょうか。非人間的なスケジュールになって大変申しわけないと思いますが、しばらくおつき合いいただければと思います。  先ほどの機械的試算についてですけれども、また時間があれば最後に触れたいと思い...全文を見る
○秋葉委員 今おっしゃっていることがよくわからないのですが……。  収入のない人、例えば平均的なところで言えば高年齢層、収入のない人たちのさまざまな生活を、手っ取り早い言葉で言ってしまえば収入のある人が支えるというのが原則ですよね。そうすると、今おっしゃった中には、ですから収入...全文を見る
○秋葉委員 もう少しはっきり言っていただくと、要するに子供の教育ということが非常に重くここには出てきているわけですね。平たく言うと、所得も多いけれども、支出の中で子供の養育費その他にもかかるからそういうことにも配慮しましょうということですね。そうであればわかります。それでよろしい...全文を見る
○秋葉委員 何を言っているかというのは図を見れば一目瞭然だから、説明は必要ありません。  私が申し上げたのはそのことではなくて、データをつくる際に何をして何をとるかということがやはり論理的に一貫してなくちゃおかしいということを言っているのです。大きなシステムをデザインしているの...全文を見る
○秋葉委員 大変前向きのお答えをいただきまして、ありがとうございました。  ここで私が申し上げているのは、ここで私が使っているデータが絶対に誤りがなくて、これは正しいんだということを申し上げているんではありません。こういった試算もあって、それがおおむね私たちの常識とかなり一致し...全文を見る
○秋葉委員 数字をもう一度言ってください。
○秋葉委員 ありがとうございました。  それを合わせると四千億ですね。これは決して少ない数字ではありません。  それから、これは随分粗っぽい方法かもしれませんけれども、大蔵からいただいた資料で免税事業者数、それから二千万とか三千万とかいう区分がありますが、その中間点をとって〇...全文を見る
○秋葉委員 ちょっと外務委員会でも質問することになっていますので、あと五分ぐらいで質問を終わらせていただきたいと思いますが、一つには、私が考えているのは、「徴税コストの比較」という資料があります。これは「租税研究」と税調の資料から抜き取ったものですが、日本とアメリカとを比較いたし...全文を見る
○秋葉委員 ただ、それは条件がありまして、消費税の税率も上げよう、それで納税者番号もつくって税の捕捉率もよくしようなんてことを申し上げているのではないので、やはり消費税、間接税というものに非常に大きな疑問を持っている立場から私は申し上げております。  それと、長期的にはそういっ...全文を見る
○秋葉委員 まだ反論したいのですが、時間がありませんので、また後ほど時を改めて勉強させていただければと思います。  どうもありがとうございました。
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  実はかなり前のことになりますが、江田島の第一術科学校におけるリンチ事件というのがありました。私の選挙区のすぐ近くなもんですから、関心を持ちまして、いろいろと調べて、そのことをきょうは伺いたいと思うんですけれども、その前に、長官に一つ伺...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。  非核三原則を堅持する。もっともそのうちの一つはかなり危うくなっているという一般的な理解がございますので、そこのところも考えに入れると、非核三原則を守ると言いながら、一つもう危うくなってしまっている、それを一体どうすれば守ったことになるの...全文を見る
○秋葉分科員 済みません。前半のところの核が使われないという、それは前提ですか。それとも具体的な事実認識として核は使われないということをおっしゃったんでしょうか。
○秋葉分科員 核は使われるべきではないというお立場だと思います。  そうすると、これはそういった国際的な常識がいわば国際法の基礎にあるわけですから、どちらかというと長官のお考えでは、核の使用というのは国際法違反に近い、少なくとも、違反とは言わなくても違反に近いというお考えだとい...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。いっか機会をとらえて、公式の場ではなく、長官の率直な個人的な見解をお聞かせいただければ大変ありがたいと思いますので、きょうはこの問題についてはそれだけにしたいと思います。  江田島の自衛隊の第一術科学校における、これは通称ですけれども、リン...全文を見る
○秋葉分科員 今のお答え、私半分唖然として伺っておりました。これが本当によくあるものの一つとして自衛隊としては処理をなさったわけですね。今おっしゃったように、これはほかの学校においても起こっているいじめと全く同じだという認識しかお持ちになっていない。その舌の根が乾かないうちに自衛...全文を見る
○秋葉分科員 ほかの学校と同じように若い人を預かっている教育機関だという認識があって、その点においてほかのところと変わらないということをおっしゃいました。  それでは伺います。  その術科学校の担当教官であった「ますだ」二等海曹ですけれども、教育に関して、若い人の特にこういっ...全文を見る
○秋葉分科員 「ますだ」二等海曹に対して行われたその後の処置はどういうものであったかお答えください。
○秋葉分科員 名前はどうでもいいのです。実質的にどういうことが行われたかということが問題で、しかもこのリンチ事件が起こったのは学校の教室内ではありません。いわゆる生徒部と言われているところですから、これは寮です、はっきり言って。それで、寮の担当をしていたのがこの「ますだ」二曹じゃ...全文を見る
○秋葉分科員 具体的にリクルートをされた生徒がそのことに不満を持っているわけですから、それを今申し上げているわけで、そこのところはやはりきちんと聞いていただかなくては困ると思います。  そういうことはやらないはずになっているからそういった例が存在しないということは、この被害者の...全文を見る
○秋葉分科員 それともう一つ問題提起をしておきたいのですが、自衛隊の、少なくとも私が聞いた限りでは、少し親切な表現をしたとしても、誇大広告をして人を集めている、こういう実態があるわけですけれども、にもかかわらず、自衛隊の質の低下といいますか、新入隊員あるいは教育を受ける人たちの質...全文を見る
○秋葉分科員 時間が参りましたのでこれで質問を終了いたしますけれども、この問題、さっきも申し上げましたけれども、ここで一応総括をして、それなりの満足のいく対応ができて余り問題がないという形で一件落着というふうに私は考えていたのですけれども、今のお答えを伺いまして、実は問題はもっと...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。大臣を初め、大変長い一日でございますので、大変お疲れだと思いますが、問題はどれも非常に重要な問題ですので、関係者を初め非常に関心を持っているところですので、しばらくおつき合いをいただければと思います。  きょうは、ソーシャルワーカー、MS...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。  では、きょう私が質問したい本題に入らせていただきたいのですが、ざっと私の頭の中の理解では三つの異なった分野と言ったらいいのでしょうか、その資格化というふうに分けられるかもしれないのですが、非常に問題として共通しているところがありますので...全文を見る
○秋葉分科員 そうすると、厚生省の立場としては、具体的に何か提案をひつ提げてこういった関係団体について説得を行うという立場ではなくて、どちらかというと、その関係者の間での話し合いを促進してもらうという方向で、働きかけるとしたら話し合いをすることを働きかける、その結果を待って、厚生...全文を見る
○秋葉分科員 それはそれで、非常に関係者の主体性を重んずるという立場からは理解できるのですが、それと同時に、各病院において、病院のリストラといいますか、そういったことが全国的に起こっているという事実もございます。その中で、病院に勤めるソーシャルワーカーの地位が実際の雇用の問題とし...全文を見る
○秋葉分科員 現在のこういったものの一つの資格として社会福祉士という制度がもう既に存在しているというふうに理解しておりますけれども、残念ながら、その旧制度でも、現在長い間病院でソーシャルワーカーとして働いている人たちにこの資格を取るための試験を受ける資格もない、こういう現状がある...全文を見る
○秋葉分科員 今のはちょっと質問と答えがずれているような気がするのですが、時間がありませんので、次の問題に移らせていただきます。  PSW、これは精神医療福祉士という名称になるかと思うのですが、その資格化について研究班が五月中にスタートするというお話を以前伺いました。その研究班...全文を見る
○秋葉分科員 そうしますと、ことしじゅうに何らかの報告書なりなんなりが出るんだと思いますけれども、その結果としてPSWを切り離して資格化することが望ましいというような結論が出た場合には、そちらの方向で進むというふうに理解してよろしいんだと思うんですけれども、報告書の結論を今からそ...全文を見る
○秋葉分科員 時間がありませんので一点確認しておきたいのですが、ではその報告書が出たということだけで、例えば先ほど挙げられました三つの協会があるわけですが、そちらの方の、例えば一つの団体が非常に強硬にこの問題について、MSWの方の関係の団体ではあるけれどもPSWを切り離すには非常...全文を見る
○秋葉分科員 済みません、たくさん聞きたいことがあるものですから、細切れになってしまって大変申しわけないのですが、STについて、医療言語聴覚療法士の資格化について伺いたいのですけれども、こちらの方の資格化、現状はどういったところにあるのか、御説明いただければありがたいと思います。
○秋葉分科員 先日いただいた資料ですと、主に三つの団体、今おっしゃった推進協議会とそれから言語療法士協会、それに聴能言語士協会ですか、この三つの団体の間に意見の相違があるということでしたけれども、今のお話を伺っておりますと、厚生省は一と二の方の意見に従って動いているということで、...全文を見る
○秋葉分科員 これは厚生省でいただいた資料についての質問なのですけれども、STの意識調査というものが行われております。これは推進協議会、今の資格化について一方の立場をとっている方々の団体ですけれども、だからすべてが悪いということにはもちろんなりません、それぞれ意見があるわけですか...全文を見る
○秋葉分科員 僕が伺ったのは、そういう調査はだれがやったかわかっているのです。だから、対立する意見があるわけでしょう。それで、その間の主体的な話を待つというのであれば、厚生省がいわばその仲裁役として、行司として軍配を握っているときに、軍配の裏側に片方の団体がやった調査をぺたっと張...全文を見る
○秋葉分科員 それはぜひお願いしますし、それ以外のいろいろな問題点も私も指摘させていただきますので、ぜひこれから聞いていただきたいと思うのです。  実は、私がいろいろと御意見を伺った関係者の方々の間には、相矛盾するような立場の方がいらっしゃるのです。ですから、さっき申し上げたよ...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。
06月08日第129回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○秋葉委員 引き続き国際司法裁判所に対する我が国の態度について質問をいたします。  今最後に外務大臣、その実定法上の解釈だけが我が国の態度ではないというふうにおっしゃいましたが、もう少し正確に問題を把握するところから始めたいと思います。  「裁判所の勧告的意見が求められている...全文を見る
○秋葉委員 それでは答えにならないので、ここに出されている命題は国際法違反になるかどうかということです。今おっしゃったことは、要するに国際法上の義務に違反する、つまり国際法違反とまでは言えないということですね。ですから、違反と言えるかどうかということに関してはノーという答えだとい...全文を見る
○秋葉委員 全然答えになっていないのです。つまり、イエスと答えた後、しかしながらそれは、これこれこういう理由ですとか、ノーと答えた後、それについて説明するということじゃなくちゃいけないわけでしょう。  結局ここで求められていることは、イエスかノーなんですよ。それに対してはっきり...全文を見る
○秋葉委員 そうしますと、実定法上の問題と精神の問題があるのですけれども、国際法上、実定法というところとそれから精神のところの線引きというところをお聞きしたいのですけれども、実定法の中に入るものはどういうものですか。
○秋葉委員 済みません。私が伺ったのは、私は国際法の素人ですから、専門家である外務省のお役人に伺っているのは、実定法とは何を指し、精神という範疇に属するのはどういうものを指すのかということを言っているわけです。  実定法の中には、恐らく条約が入るでしょう。それから国連決議も入る...全文を見る
○秋葉委員 お答えの途中で大変申しわけないのですが、私が伺っているのは個々の条約のことではなくて、実定法とそれから精神との境界の、抽象的といいますか、理論的な線引きの基準といいますか、そこを伺っているのです。  ですから、条約とか明文化されたものは実定法という範囲に入るけれども...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、国連憲章も精神ですか。
○秋葉委員 別の観点から伺いますけれども、実定法というものの定義をこの場ではきちんとおできにならないようですから、線引きをどこにするのか明確にしていただきたい。これは、我が国の核兵器使用に対する態度を決める上で非常に重要な問題ですから、そこをあいまいにしておいては、これは話になり...全文を見る
○秋葉委員 それはもう結構です。PKOについて答えてください。
○秋葉委員 一方において、実定法上の規定がないPKOについては非常に熱心にこれに協力するあるいは推進をするという態度をとっておきながら、我が国にとって非常に関心のある、そして我が国の国民にとっても非常に重大な問題である核兵器の使用という問題については、実定法というあえて非常に抽象...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。それで結構です。  そうしますと、今のお答えですと核兵器を持つことは実定法によって禁止をされている。外務省の解釈によりますと、ところが、この実定法という基準を当てはめると、持つことは悪いけれども、しかしながらそれを使って大量に、例えば広島や長崎...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  私の申し上げたことをそのまま、より法律的な観点からパラフレーズしていただきましたけれども、となると本当に非常におかしなことになるのです。  現在国際的に問題になっている北朝鮮の場合を考えてみていただきたい。今北朝鮮が核を持つかどうかとい...全文を見る
○秋葉委員 そのお考えは何度も伺っておりますけれども、ここで私が申し上げているのは、その理由づけとは別に、今申し上げたように核を持つことについては、これは実定法上の規定があって、だからそれはだめだ、国際法上だめだ。しかしながら、使うことについては国際法違反ではないよということを足...全文を見る
○秋葉委員 それで、今回のこの国際司法裁判所への陳述を準備するに当たって、外務省は、例えば広島や長崎の被爆者の声を改めて聞くということをおやりになっていますか。
○秋葉委員 要望があったというのは事実です。私も参りました。ですから、要望があったということは事実ですが、問題は、それを本当に謙虚に聞いて、どういうふうに反映したかということです。答えの中には反映されていないじゃないですか。  実定法上の問題で国際法違反ではないというところが、...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。これで終わります。
06月22日第129回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○秋葉委員 今前原さんが大変いい質問をされましたので、それに継続してちょっと別の観点から質問をしたいと思います。私の立場は前原さんとは正反対なのですが、ただ、どのような視点からもたえ得るような強力な主張を外務省の皆さんはお持ちだと思いますから大丈夫だと思います。  今の観点で、...全文を見る
○秋葉委員 最初に申し上げるべきでしたけれども、柿澤外務大臣、このところ大変多忙だと思いまして、きょうやはり少しお疲れになっているのじゃないかという気がいたしました。しかし、大事な問題ですからもうちょっと我慢をしておつき合いいただきたいと思います。  今の点ですが、実は大臣にお...全文を見る
○秋葉委員 それでは答弁の中にそもそも核抑止力なんという言葉が入ってくるのはおかしいじゃないですか。関係ないことだったら関係のないこととして一切捨象して答えればいいことじゃない ですか。それが、なぜ核抑止力なんという言葉が入ってくるわけですか。この点はそれほど大事な点ではありま...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。大変よくわかりました。  それで、具体的に例を挙げますと、例えばこれは略称ですが部分核停条約というのは、そうすると実定法ですね。
○秋葉委員 その部分核停条約では核実験、これは実験ということですけれども、地下核実験を除いて大気中あるいは宇宙それから海洋における核実験を禁止している条約、そういう単純な条約でよろしいのでしょうか。
○秋葉委員 そこで伺いますけれども、そうすると核兵器の実験と核兵器の使用との差を、これもまた属性によってお示しいただきたい。どういうことが実験でどういうことが使用であるのか。その差について明確にお答えいただきたい。
○秋葉委員 そうすると、例えばイラクとか北朝鮮に核爆弾があるかどうかということが今疑問視されていますけれども、そのいずれの国をとっても、あるいは発展途上国その他の国の中で技術的にそれほどレベルの高くない国が非常に原始的な形の爆弾をつくったといたします。  それで、それは例えばア...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、目的によって実験か使用かということが決まるわけですね。戦争の際に相手に対して、仮に国際法があったとして、核兵器の使用は禁止するという条約があったとして、その中には今のような明白な規定がないとして、それだけがあったとする。  そうすると、これを使いましたけ...全文を見る
○秋葉委員 広島と長崎に落とされた原爆は実験であるという説がありますけれども、その実験であるという目的が明確にある程度されれば、あれは実験であって使用ではないというふうにお考え  になっておるわけですね。
○秋葉委員 そうじゃないんじゃないですか。例えば実験を完全に、完璧にコントロールできるということであればそれはそうかもしれませんけれども、その規定をすべて満足するようなことばかりやっておれば禁止条約なんて必要ないのですよ。だから、それ以外のことが起こり得るからそれに対して制限をつ...全文を見る
○秋葉委員 通常の意味における実験とおっしゃいましたけれども、その実験と使用というのは明 確に区別できない概念なのですよ。だから、幾らそれを明確に区別しようと思ってもできないのが当たり前なので、今のお答えだって、実験というのは要するに普通の意味で言う実験だというトートロジーにな...全文を見る
○秋葉委員 ただ、この問題について意見の違いがあるということは当然だと思いますし、先日も申し上げましたように、特に被爆者の間にはやはり核兵器の使用ということは国際法上非常に大きな違反行為であるという気持ちが強くあります。  それを、その国民の気持ち、被爆者の気持ちを政治の中ある...全文を見る
○秋葉委員 撤回していただくのは大変結構だと思いますし、二度と繰り返さないようにぜひその方針を貫いていただきたいと思います。  ただ、言葉というのは安いものですから、口では何でも言えるというふうに言うとちょっと失礼になりますけれども、事実、頭が悪いというのも口だけかもしれません...全文を見る
○秋葉委員 八月までどうなるのか神のみぞ知るような感じですけれども、ともかく外務大臣でいらっしゃるうちに、長期内閣になれば何度でもぜひ広島に来ていただきたいというふうに思います。  先ほどの国際司法裁判所に対する陳述書の問題に戻ります。  日本政府が国際司法裁判所に対して陳述...全文を見る
○秋葉委員 差し控えられているというのが現状だと思います。  それから、差し控えるように国際司法裁判所の方で要求を出しているということですが、実は、アメリカを通して私が調べた限りではそういうことは一切ありませんし、事実二つのことを混同されているように思いますので、そこを指摘した...全文を見る
○秋葉委員 それが日本政府の解釈だというふうに思います。  実定というのはどういうことを指すのかいまだによくわからないところがあるのですが、実は今回の陳述書について、非常にたくさんの国が陳述書を出しています。もしこれがおっしゃるように国際司法裁判所がやっちゃいけないと言っている...全文を見る
○秋葉委員 そのうちの少なくとも九カ国は核兵器の使用が国際法違反だということを言っているという情報を持っています。恐らくその数はふえていると思いますけれども、その辺のところもより正確な数字がおわかりでしたら教えていただきたい。  それともう一点。広島、長崎の両市長からの要請があ...全文を見る
○秋葉委員 口頭というのも結構なのですが、できたらこの際やはり外務省の誠意を示すために、誠意を示すためというとちょっとおこがましいのですけれども、やはり人のことを頭が悪いなんて言った後はそのくらいのことはやってもいいのじゃないかと思うのでお願いしているのです。  書面できちんと...全文を見る
○秋葉委員 大変ありがとうございます。  別の問題に移りたいと思うのですけれども、先ほどもここで取り上げられました日本の安全保障理事会の常任理事国入りについてなのです。  今までの議論の仕方を見ていますと、どうもこれを公開の、ある程度組織化されたといいますか系統化された国民的...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えですと非常に受け身の形で外務省が動いているというような感じなのですけれども、どうも外から見ているとそうは見えない。外務省が方針をがっちりと固めて、そしてそれに役立つようなところでいろいろと、先走ったというのは言い過ぎかもしれませんけれども、非常に積極的に発言...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えですと非常に消極的な役割を果たそうとしているようにしか見えない。これは一方に、積極平和外交というような言葉が私は今ちょっと頭に浮かんだのですけれども、それに対峙して消極現状追認外交といいますかそういうような形にしかとれないような気がするのです。  日本が仮...全文を見る
○秋葉委員 そうはおっしゃっても現実の動きというのはそれとは正反対のベクトルを示しているような気がいたします。  アメリカの上院の決議ですけれども、日本が安保理の常任理事国になるについては国内法上の制約を撤廃して、国連のPKO軍事活動に参加できるようにならなくてはだめだというこ...全文を見る
○秋葉委員 日本が世界的にもっと積極的に平和外交を推し進めるべきだという主張をいろいろな面からしているつもりですけれども、今おっしゃった安全保障ということは確かに非常に大きな問題だと思いますが、ごく基本的なところでいわば平和外交というものを日本がやる気があるのかどうか、それさえ疑...全文を見る
○秋葉委員 全然やっていないというふうには言いませんけれども、しかしながら、私も長い間アメリカに住んでおりましたので私の経験を言わせていただきますと、日本に帰ってきてからも外務省に何度もこの点についてはお願いをしてけられた経験があります。外国に行くときに、外国の友人たちに日本国憲...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  ですから、やはり最低限の義務としてもっと広報に力を入れていただきたいと思います。  それからもう一つ。被爆の実相について、例えば広島、長崎の原爆被害のさまざまな資料がございます。そういったものについても在外公館にはほとんど資料を取りそろ...全文を見る
○秋葉委員 それで、実はもう一つその点に関連して申し上げたいのですけれども、少なくともこれまでのところでは、別に外務省が積極平和外交をやるとまだおっしゃっていないわけですから、押しつけがましくて申しわけございませんが、ぜひ積極的な外交をやっていただきたい。その点については御賛成い...全文を見る
○秋葉委員 大変前向きなお答えをいただいたところで私の質問時間が終了いたしましたので、ぜひその方向で頑張っていただきたいと思いますし、私たちも微力ながらその方向で一生懸命応援させていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
11月24日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号
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○秋葉委員 まず冒頭に、これは半分お願いなんですけれども、河野外務大臣、副総理という立場でお願いをしておきたいのです。  特に、昨日問題になりました農業問題についての国内対策予算ですけれども、これが枠内なのか枠外なのか、枠内なのか外なのかというところで、いろいろと少々ニュアンス...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  きょう伺いたい幾つかの点ですけれども、実は非常に膨大な協定内容ですし、書類からいいましても厚さが一メートルもあるというような状況でございます。とてもその内容全体を読むだけの時間がありません。もともと原文は英語の部...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  もう一つ、あえて五十年後というところで、これは農業のところで出てまいりましたので、きょうは余り農業の面は割愛して質問したいと思っていたのですけれども、五十年先には例えば世界の人口が百億を超える、これは悲観的な方の予測ですが、そういった予測...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。私も、橋本通産大臣の御説にかなり賛成の部分がございますので、もう一度大蔵大臣になっていただいてその辺をやっていただくのがいいかもしれません。  それはともかくとして、もう一つやはりWTOに関連して非常に重要な問題は、アジアという地域の問題だと...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  本当にまだたくさん伺いたいことがあるのですが、少し分野を変えまして、検疫とそれから衛生の問題について伺いたいと思います。  このWTOの中で一つ非常に大きく変わる分野が、まさにこの検疫それから衛生の問題であるわけですけれども、次のような...全文を見る
○秋葉委員 もう少し具体的なところを伺いたいと思うのですけれども、現在我が国で基準のある、残留基準値の定めがある農業の数が大体百ぐらいというふうに理解しております。世界的には全部で七百種類ぐらい使われている。ということになりますと、日本では基準のない農業に関してはフリーパスで入っ...全文を見る
○秋葉委員 つまり、これまでの基準の決め方は十分科学的な根拠があるものであって、科学的根拠があるものを、協定があるからといってその科学性について新たな立場をとるつもりはないということだというふうに理解をいたします。  厚生大臣もぜひ御確認をお願いしたいと思います。
○秋葉委員 ありがとうございました。  最後に、もう一点、時間がなくなりましたので伺いたいのですが、実はWTO、これが仮にできても、そのことによって世界の貿易のルールというものが不動のものになって、これから何世紀も動かないものとして定まってしまうというわけではないと思います。農...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  時間が参りましたので、これで私の質問を終わらせていただきます。
11月28日第131回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○秋葉委員 今国会で初めて質問することができまして、もっと質疑の時間がたくさんとれるようにお互い努力をしたいと思いますが、何点かについて質問させていただきます。  まず第一に、先週、これは大きなニュースになりましたけれども、一九四一年の真珠湾攻撃に関する対米通告がおくれた問題に...全文を見る
○秋葉委員 第二次世界大戦中の日本の外交官の振る舞いについては、問題になっているのはこれだけではありません。例えば、昨年アメリカでつくられました「シンドラーのリスト」という映画がありますけれども、日本のシンドラーというふうに呼ばれる場合もある杉原千畝さんの場合には、非常に人道的な...全文を見る
○秋葉委員 この問題について遺憾に思われているというところは私は評価できますし、当然そうあらなくてはならないと思うんですが、ただ、いわゆる、まあ英語で言えばスニークアタックというようなもの、あるいはルーズベルト大統領がこの日本の奇襲攻撃に対して、これは本来は奇襲ではなかったわけで...全文を見る
○秋葉委員 究極的な核廃絶ということには反対はできません。しかしながら同時に、国際司法裁判所に対して核兵器の使用が国際法違反であるかどうか、その判断を求めるという決議案に対しては、日本は他の核保有国と、アメリカを初めとするその核保有国と同一歩調の棄権をしているではありませんか。や...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、きょうはこの問題についての問題提起だけにしたいと思いますけれども、ともかく放影研というのは長い歴史がございます。その初期においてはABCCという形でアメリカが一方的にこの機関をつくったわけですけれども、その時点でも非常に大きな批判が上がったのは、...全文を見る
12月01日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。広島が私の選挙区でございます。広島の立場から、もう余り時間がありませんけれども三十分時間をいただきまして、いろいろな皆さんの御配慮をいただきまして質問をさせていただきます。昨日の公聴会、広島の声をお聞きいただきましたし、本日もまた広島からの発...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  二つの案が出ているわけですけれども、政府案、それから改革案、広島でも長崎でも、関係者の皆さんはその内容の違いについて十分認識をされているところだと思います。それも大切なんですけれども、広く多くの市民の皆さんに、一体何が問題で二つの案が出て...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。健康診断、定期的な健康診断とあわせて非常に前向きな厚生省のお答えを伺って、安心いたしました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、今度は三条に関連してのお願いですけれども、これは三条のところには、被爆者に関連しての原子爆弾被爆者医療...全文を見る
○秋葉委員 そのとおりなんですが、それは被爆者として入っているわけではなくて、ほかの資格で入っている方がたまたま被爆体験があるということで、実はこの問題も、例えば医療の問題についてもこれがそのまま今の時点で当てはまるというふうには申し上げませんけれども、戦後非常に長い間、放射能障...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。この点もよろしくお願いしたいと思います。  それから四十条についても一つお願いがありましたけれども、これは放影研の柔軟な運営の仕方ということで外務委員会の方で既に質問をいたしましたので、それでかなり前向きのお答えをこの点についてもいただきまし...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。ぜひ広島市、長崎市、あるいは両県その他と綿密に相談をしながら、意見を交換しながらお願いしたいと思います。  時間が余りありませんので、きのうの公聴会でも広島、長崎両市でこの政府案あるいは改革案について、その違いあるいは不満といった点についても意...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  私は、ここにおられるほとんどすべての方あるいはほとんどすべての国会議員は、意図としては、今厚生大臣がおっしゃったことと同じように考えているというふうに確信を持っております。ただ、その意図のあらわし方が少しずつ違っているのかなという気がするのですけれ...全文を見る
○秋葉委員 本当はここで意見を言いたいところですが、意見は申し上げません。  改革案はいかがですか。改革案の特別給付金に相当するものを渡すときに、まあ仮にこれが法律になったという話ですけれども、その際に「安らかに眠って下さい」という言葉をつけ加えるのは、これはふさわしいとお思い...全文を見る
○秋葉委員 それはそうだろうと思うのですが、この言葉を書き連ねることが、「安らかに眠って下さい」ということを書き添えることがふさわしいかどうかということを伺っているのですが、それについてはいかがでしょうか。
○秋葉委員 ありがとうございました。私は、改革の提案について大きな誤解をしていたような気がいたしております。  政府案、改革案、両方とも、このお金については、気持ちとしては「安らかに眠って下さい」という気持ちがあるけれども、それを表立ってきちんと「安らかに眠って下さい」という形...全文を見る
○秋葉委員 最近の国連における日本政府の積極的な態度というものは、高く評価したいと思います。  今の点について、改革の側にも伺いたいと思います。援護法の背後には、こういった、より大きな非核の願いということがあるわけですけれども、改革側は、そのうちに新・新党として党の旗上げをされ...全文を見る
○秋葉委員 大変ありがとうございました。この点についても私は少々誤解をしていた嫌いがございます。  少なくとも政府の提案に関しては、常任理事国入りその他についての具体的なこれまでのステップ並びにこれからの姿勢が示されましたけれども、改革の側からは前文にある一般論だけだというふう...全文を見る