秋葉忠利

あきばただとし



当選回数回

秋葉忠利の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第136回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○秋葉委員 本日は、主に人権関連の問題を何点か伺いたいと思います。  まず最初に沖縄ですけれども、これは人権の視点からということになるかどうかちょっとわかりませんが、非常に深い関連のあるところだと思いますので、伺いたいと思います。  これは、昨年九月のアメリカ兵による少女暴行...全文を見る
○秋葉委員 アメリカ側の陳謝の意向を本人あるいは家族に届けることと、御本人あるいは家族の名前とか住所を公表することとは全く別問題だと思います。公表しないと届けられないのですか。
○秋葉委員 ほかの問題に移りたいのでこれ以上申し上げませんけれども、伝わっているだろうから何も言わないでいいというのは、いわばアジア的な礼儀というところから考えても、やはり非常に大きな問題があるのではないかと思います。今までそういっ.たことをしてこなかったというのは、前回私が伺っ...全文を見る
○秋葉委員 現在服役中とされている魏京生氏の状態ですけれども、例えば、その刑務所の中には、少なくとも彼の周りには暖房施設がない、以前はあったものが取り除かれてしまって、健康上にも非常に大きな問題があるといった報道もなされておりますけれども、魏京生氏の問題について、特に中国政府に対...全文を見る
○秋葉委員 それに関連して、実はASEMでもこの人権の問題が話題になっております。ヨーロッパ側は、人権宣言なり人権についての態度表明といいますか、そういったものを議長声明に盛り込むように要求したという報道がなされております。最終的には個別の問題については触れないということだと思い...全文を見る
○秋葉委員 今おっしゃったことはもう既に報道もされていますし、わかっていることだったから聞かなかったのですが、聞かないことに答えられても話が全然違うので、時間がありませんから後できちんと申し上げますけれども、具体的な提案をしたのですから、それは検討をして、前向きに取り計らってくだ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  時間が来てしまいましたので、実はもう一つ、子どもの権利条約について質問したかったのですが、大変申しわけありません、文部省の方にもせっかく来ていただいて。別の機会に子どもの権利条約については質問したいと思います。  これで質問を終わります...全文を見る
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○秋葉分科員 今山本議員の質問されたことに関連がありますが、原発の安全性、特に、昨年九月に出されました原子力施設耐震安全検討会報告書、これについて私が質問主意書を提出いたしましたが、その答弁書にかなりの疑問点がありますので、それを中心に質問したいと思います。  まず最初に、実は...全文を見る
○秋葉分科員 大変建設的な方向だと思いますし、そういったやり方について資する議論をこれからもしていきたいと思いますし、建設的な結果が生まれるように私も長官と一緒になって努力をしていきたいと思います。  その方向で、この検討会の報告書について、さらには私の提出した質問主意書の答え...全文を見る
○秋葉分科員 そうしますと、具体的に、数値的に安全指針ができている中で、数値を具体的に示しているような事柄について、その基礎となる式というのは大崎の方法以外に具体的には幾つあるのか。そして、そういったものについても同じように今回検討の対象にしなかったのか。仮に大崎の方法をしないと...全文を見る
○秋葉分科員 今おっしゃった大崎の式の評価については、全く正当性を欠く説明だということだけ申し上げておきたいと思います。  それでは、科学技術庁が主催した、あるいはほかのところで主催をした際に科学技術庁が提出をした幾つかのパンフレット、チラシの類がありますけれども、そこに書かれ...全文を見る
○秋葉分科員 その大崎の方法を使って得られたスペクトルを示して、実際の神戸大学で観測された地震動の応答スペクトルを比較して、だから科学技術庁あるいは安全委員会でつくっているこの安全指針は大丈夫なのだよという説得方法をとっているわけですけれども、そもそも、では大崎の方法あるいは式そ...全文を見る
○秋葉分科員 ですから、その指針の基礎になっているのが大崎の式、式というふうにおっしゃっていますが、これは一つの式だけでよろしいのでしょうか。答弁書には「大崎の方法」と書かれていますけれども、違いがあるのだったらそれはきちんと整理をした上でお答えいただきたいのですが。  そもそ...全文を見る
○秋葉分科員 今、世間に認められている、それから数多くの地震によって検証されたというふうにおっしゃいましたけれども、それでは伺いますが、大崎の方法によると震源の深さはMが大きいほど大きくなる。要するに比例関係にあるという結論が導かれますけれども、今まで起こった地震、数多くあります...全文を見る
○秋葉分科員 問題がなかったとおっしゃいますが、例えば、ここにたまたま私の仲間が計算をしたものがあります。一九三〇年、大聖寺付近の地震、これは震源の深さがゼロキロメートルですけれども、大崎の方法によると二・七あるいは六・二キロメートル、これは違った時間ですけれども、そういうふうに...全文を見る
○秋葉分科員 余裕があるというのは、震源の深さが百キロというのを大崎の式を使うと七・二キロになつちゃうのが、これが差がたくさんあるから余裕を持ったというような、非常に皮肉な言い方をすればそうかもしれないけれども、要するにめちゃくちゃなことをやっているというだけじゃないですか。今の...全文を見る
○秋葉分科員 その弾性波の速度ですけれども、神戸大学における岩盤の横波速度、それから松村組技術研究所におけるその数値、さらには、日本の各地で原発が設置されていますけれども、その中でも、例えば柏崎、浜岡あるいは福島といったところでのこの横波速度ということを示していただきたい。
○秋葉分科員 質問通告で、きちんとこのことは申し上げているはずです。それを、今言われてすぐ出せないというのは、本当に無責任じゃないですか。原子力安全局がそういう無責任な態度をとっていること自体、安全局が原発の安全性について云々する資格がないと言われてもしようがないと思いますけれど...全文を見る
○秋葉分科員 ということは、先ほどの〇・七という数値と比較をすると、それよりも小さいわけですから、解放基盤面ではないということになります。  そうすると、この答弁書と比較をすると、とんでもない結論になってくる。つまり、この答弁書には、大崎の方法を評価する上で、神戸大学の観測値と...全文を見る
○秋葉分科員 何か、言っていることがめちゃくちゃですね。  一方、神戸大学の観測値を使わないという理由には、要するに、地震計の置かれているところが解放基盤面よりもかなり離れているところにあるから使わないんだということを言っておいて、今度は、原発を設置する話になると、解放基盤面上...全文を見る
03月13日第136回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○秋葉委員 外務大臣の臨時代理として橋本総理にこの外務委員会に出席していただいたことを、私も外務委員の一人としてまことに光栄に存じます。  せっかくの機会ですし、それから、きょうの質問のほかの問題とも関連があります——関連については後で申し上げますが、住専の問題も実は国際問題の...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  選択肢の一つとしてさまざまなことを考えなくてはいけない、今おっしゃったとおりですけれども、その時期が来たと御判断なさった際にはぜひ積極的にお取り上げいただきたいと思います。  次の質問に移りますけれども、これは中国そして台湾の問題です。...全文を見る
○秋葉委員 今の各国が持っている懸念を中国に伝えるという点は非常に重要な点だと思います。御指摘のとおりだと思います。  昨年の夏に外務委員会で東ヨーロッパの視察を行いましたけれども、例えばこれはチェコの大統領の補佐官だったと思いますけれども、やはり中国の問題について非常に大きな...全文を見る
○秋葉委員 これは要請をしておきたいと思いますけれども、やはり力に対して力で対応するということに最低限日本政府として表明できるのは、非常に大きな懸念を持っているということぐらいは、例えばアメリカが空母その他を台湾の近海に派遣をするという際に直ちに表明してもいいことではないかと思い...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたので質問を終わりますけれども、最後に改めて橋本総理に、住専の問題もそれから外交の問題も、ぜひ橋本総理個人としてのより強いリーダーシップを発揮していただくことが日本の政治をより希望に満ちたものにする方向であるということを申し上げて、そのお願いをいたしまし...全文を見る
05月22日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第8号
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○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  まず、二人の参考人、内橋先生それから正村先生、実は私は以前からお二人の著作を読ませていただいたことがありまして、実はアメリカに長い間住んでいたのですが、「匠の時代」、それから正村先生はお子さんのことをお書きになった本がありますが、そうい...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  私が伺いたかったのは、その議論のやり方について、今のようなお二方の議論ということではなくて、今新聞紙上をにぎわしているような、事実に基づかないうそや、それからデマによって議論が進んでしまって、事実の確認とかあるいは論理性といったことについ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  これで私の質問を終わらせていただきますけれども、規制緩和の問題、例えば書籍等のあるいは新聞の再販価格維持制度問題だけを取り上げても非常にたくさんの議論をしなくてはならないということは皆さんおわかりいただけたと思いますし、委員長と理事の皆さ...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○秋葉委員 まず最初に、冒頭説明のありました北朝鮮の科学者の亡命事件について、簡単に事実関係について再度確認をしたいのです。  冒頭の説明では何が何だかよくわからない状況でありまして、具体的に、在京の日本大使館に北朝鮮の科学者が接触をしたのかどうか、あるいはその他の地で、日本の...全文を見る
○秋葉委員 それでは何もない、何も起こっていませんというのと同じことで、ですから、もしそういうことがないのであれば、一体どういうことがあってそのようなニュースが流れる根拠になったのか。それなりの御理解は外務省としてお持ちだと思いますので、事によったら差しさわりがあるのかもしれない...全文を見る
○秋葉委員 造船それから商標の方も大事な問題ですので、この問題についてはこれ以上伺いませんけれども、お願いがございます。  それは、外務委員会は長い間非常にすばらしい伝統がございました。それは、週二回の定例日のうちの半分は一般質疑に充てる、もう半分は条約の審議に充てるという伝統...全文を見る
○秋葉委員 私の伺っているのは、なぜアメリカの国内でこの条約承認について手間取っているのかということを伺ったのですけれども、今の御説明では、アメリカに対して各国が大変な譲歩をしたというふうに聞こえます。譲歩をしたにもかかわらず、なぜアメリカでそれほど手続に手間取っているのか、私の...全文を見る
○秋葉委員 ということは、アメリカの国内におけるこの承認の手続において遅滞はないというのが外務省のお考えだというふうに理解いたしますが、ほかの国が、例えばノルウェーそれからドイツ、EC諸国その他、今までの署各国の状況を見ますと、かなり早く署名をしている。それに比較をしてアメリカが...全文を見る
○秋葉委員 都合の悪いところは全部ネグリジブルだというふうに言ってしまうと答弁としては大変簡単に済むのですけれども、現実の世界はそうではありませんで、そういう態度で例えば自然科学を今まで進めてきたとしたらこんなに進歩はなかったというのが世界の歴史ではっきりとわかります。  アメ...全文を見る
○秋葉委員 努力をされていることは今の御答弁でわかりましたけれども、やはりこの問題については、アメリカ側も、ネグリジブルだったら原則を曲げて本当にいいんでしょうか。そこのところが私は大いに引っかかるところでありまして、例えば日本の自動車市場におけるアメリカ車のマーケットシェアとい...全文を見る
○秋葉委員 これで質問を終わりますけれども、私の質問の趣旨は商標権の保護ではなくて、その商標を付したものを買って使う消費者の立場からの、その公平さを期するという意味での国際ルールをつくるべきではないかという趣旨の発言ですので、お答えは商標権を守るという正反対の立場からのお答えでし...全文を見る
○秋葉委員 ただいまの佐藤議員の質問に継続をして、何点か伺いたいと思います。  まず最初に、これは手続的な問題なんですが、物品あるいは役務を提供する際の具体的な手続。  これは双務的な約束ですから、日本あるいはアメリカ、どちらの場合もあるのでしょうけれども、どちらでもいいので...全文を見る
○秋葉委員 そういたしますと、ほぼ形式的な審査といいますか、形式的な部分だけで、例えば武器技術共同委員会のような日米両方の機関の協議会があるとか、あるいはそれの一部としての日本側の委員部があるといったような形はとらないというふうに理解をしてよろしいでしょうか。
○秋葉委員 そういたしますと、これは一九九〇年だと思いますけれども、自衛隊の補給艦が米国の要請を受け入れて、アメリカの、米国の武器弾薬その他を輸送するような事態になった場合に、積み荷については我が方として、日本としても自主的にチェックをしたいということを中山外務大臣が当時おっしゃ...全文を見る
○秋葉委員 要するに、今私が伺ったことの答弁にはなっていないように思うのですが、中山外務大臣は、米国との間の輸送に関して、我が国が積み荷については自主的にチェックをするという言明をしていますけれども、今のお話では、形式的に、自動的に、相手から要請があった場合にはそれに応ずるという...全文を見る
○秋葉委員 この点について、済みません、もうちょっと考えていただいても結構ですが、関連がありますので、先の質問をしながら、あわせてお答えいただければと思います。  それではもう一件、先ほどの佐藤議員の質問に関連して、例えば朝鮮半島の情勢が緊迫をした場合に、アメリカ軍が、ここで共...全文を見る
○秋葉委員 午前中の安倍委員の質問にもありましたように、中国が今回中台間の緊迫した情勢をつくったその原因は中国側の演習という口実によってでありました。戦闘行為を想定した上でのいろいろな条件をつくるということが念頭にあるわけですから、一方においてそういうことが行われているという現実...全文を見る
○秋葉委員 今、外務大臣のおっしゃったこと、私は外務大臣を個人的によく存じ上げておりますので、個人としての発言であれば何の異存もございませんけれども、残念ながらこれはシステムとして動いている部門でございます。システムとして考える際には、残念ながら個人のコントロールがきかない場合が...全文を見る
○秋葉委員 いや、そこの線引きを明確に伺いたい。例えば、ここにわざわざ軍用と書いてあるから疑念が生じてしまうのですが、要するに飛行機というのは飛べばいいわけですから、それが軍用機と呼ばれる場合には、これは機関銃を持っているとか爆弾を落とせるとか、そういう機能があるから軍用になるの...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、今おっしゃったような定義をあえて掲げた上で、官房長官発言の実はこれは武器禁輸三原則にいうところの武器が含まれる可能性があるというようなことを言われること自体、全くおかしな話になってくるわけです。  つまり、武器禁輸三原則を適用するに当たっての武器というの...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたので私の質問は終わらざるを得ないのですけれども、今の問題について、これは非常に重要な問題ですし、私が提起した問題については何一つ明確な、論理的矛盾のないお答えをいただいておりません。大変残念ですけれども、そう言わざるを得ない状況です。したがって、これは...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第1号
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○秋葉分科員 きょうは公正取引委員会の役割について、中立性それから公正さ等を要求される大変なお仕事なわけですけれども、具体的な例を挙げて、公正取引委員会の仕事の状況について、消費者の立場、市民の立場から伺っていきたいと思います。  まず最初に確認をしたいのですけれども、いわゆる...全文を見る
○秋葉分科員 それで、今委員長がおっしゃったようなことに抵触する違反行為があった際に、例えば一市民がそのことを摘発するということはできない、その権限を持つのは公正取引委員会だけだというふうに理解をしておりますけれども、それで正しいのでしょうか。
○秋葉分科員 ただいまの申告の位置づけですけれども、平たい言葉で言ってしまえば、公正取引委員会に対する垂れ込みというふうに申告をとっていらっしゃるというふうに理解をしておりますが、残念ながら世の中の大方の考え方はそうではありません。公正取引委員会は単なる調査委員会ではなくて、そこ...全文を見る
○秋葉分科員 措置をとらない場合にも非常に丁寧に通知をされているということを事実をもって知っておりますので、今のお答えは少し謙虚におっしゃったのかなという気がいたしますが、私たちの社会の常識としては、何かの問題について問題を提起する側がいた場合に、その問題について調査をする人間あ...全文を見る
○秋葉分科員 それでは伺いますが、その調査の内容については公表されていらっしゃいますか。
○秋葉分科員 それと、匿名での垂れ込みがあるというふうにおっしゃいましたけれども、例えば刑事事件でも匿名の垂れ込みがありますけれども、だからといって、裁判において原告、被告両方の意見を聞かないでいいということにはなっておりません。そこのところは全く何の説明にもなっていないというと...全文を見る
○秋葉分科員 あなたがそういうふうに言ったからそこの部分を反論したので、関係ないことだったら言わないでくださいよ。  ともかく申告者の側の意見は聞かないという前例があると思います。それに関して申告者の側の意見は聞かない。しかしながら、問題提起をされて、この場合多くはメーカーです...全文を見る
○秋葉分科員 そういうふうに都合のいい断片だけをとり出されておっしゃると、そこだけを聞いている人には何の問題もないというふうに聞こえるわけですけれども、私は、きちんとコンテキストを申し上げております。  それで、一般消費者の立場からあるいは市民の立場から問題提起をした人の意見は...全文を見る
○秋葉分科員 済みませんが、警察官とか裁判所の職員にそういうことを言ってください。裁判所の職員が一つの問題について、係争中の問題について、休み中だからといってそれで仕事に出かけていって、それで社会通念上これは許される範囲だからといって被告側からお金をもらったら、これはとんでもない...全文を見る
○秋葉分科員 不本意なのは結構なのですけれども、要するに我々は調査の内容について、幾ら弁じられてもその内容を知ることができないわけです。そうでしょう。だから、そういうふうにおっしゃられると、私たちは悪いことはやっていませんよというお話ですけれども、本当にそうなのかどうかという判断...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○秋葉委員 社民党の秋葉忠利でございます。  これは半分お願いなんですけれども。今まで何度も申し上げてきたことですけれども、新聞あるいは書籍が文化の担い手である、本当にそのとおりだと思います。その文化の担い手である新聞やあるいは書籍の再販価格制度の議論に当たっては、その担い手で...全文を見る
12月12日第139回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  社民党の中では、党としての選挙の評価、総括というのはまだまとめておりませんけれども、衆議院の方は特に人数が少なくなりましたので、全員でフリーディスカッションをして、その中で挙がってきた何点かを皆さんに御報告したいと思います。  し...全文を見る
○秋葉委員 議論をもうちょっと鮮明にするために、いわゆる小選挙区比例代表並立制というふうに言われていますけれども、その中にも幾つかの選択肢があるというところから問題提起をしておきたいと思うのです。  日本は小選挙区は多数当選式でやっております。多数というのは単純多数で、一番票の...全文を見る
○秋葉委員 重複立候補について、最初の発言で山花議員がおっしゃったところがとても大事だと思うのですが、論理的に整理をすると、これは飯島議員も指摘されたところですけれども、小選挙区とそれから比例とは別の選挙であるというふうに解釈をしないと、なかなかつじつまが合わない。  と申しま...全文を見る
○秋葉委員 一点だけ。  今の重複立候補のところについて、議論をちょっと整理するために言いますと、今日本でやっている制度はある意味で拘束名簿なんですけれども、惜敗率を入れたためにその部分では非拘束になっているんです。  実は、比例の選挙を考える場合に、名簿を拘束名簿にするのか...全文を見る
○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  まず最初に、先ほども申し上げましたように、我が党大変人数が少なくなって、現在非常に大切な委員会が並行して開かれております。そこで、物理学の大原則である、同じ人間が同一時間に二つの場所に存在することはできないという原則がございますので...全文を見る
○秋葉委員 私の方で持っております四百四十万票というのがかるんですが、済みません、そこを。
○秋葉委員 その無効票、もちろん意図的に白票を投じたのも無効票になるわけですけれども、書き違いあるいは読み違い等の問題が大きな原因であるというふうに認識をしております。この無効票の数を減らすための一つの方法としては、自書式投票をやめて機械投票にす。一つにはコンピューターを使って、...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えにもありましたけれども、今回は、特に比例とそれから小選挙区両方の開票作業があったわけですけれども、前回の中選挙区制の選挙では、大体全国で六十二万人の事務要員が必要だったという数がありますけれども、大ざっぱで結構ですが、今回の開票作業に大体どのくらいの人員、人...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。そうすると、開票の時間が従来の選挙よりも長くかかった。事実、私の場合も、零時を過ぎてから、前の晩の十二時を何時間も過ぎてからわかったという事情がありますけれども、開票時間そのものについてはかなり長時間になったか、認識をお聞かせいただきたいと思います。
○秋葉委員 ということで、人手が同じだとすると時間がかかるということは当然のことなんですけれども、その開票事務、選挙の事務を担当している全国市区選挙管理委員会連合会から毎回いろいろな要望が出されておりますけれども、この問題について、電子式あるいは機械式の投票制度に改めるべきではな...全文を見る
○秋葉委員 毎回出されているわけで、ぜひこれを、そのまますぐということにはならないと思いますので、この委員会の中で、この点についても事実を把握した上でぜひ議論を重ねていっていただきたいと思います。  そのための幾つかのデータを確認していきたいと思いますけれども、まず日本では、現...全文を見る
○秋葉委員 フィリピンは本年の九月の地方選挙から自書式を改めましたから、ということは、正確には現時点では日本一カ国だけが自書式の投票制度を採用しているというふうに理解していいんだと思いますけれども、この自書式の制度を変えて機械式にする、電子投票式にするということは、ある意味で世界...全文を見る
○秋葉委員 これは、財団としてのどの程度公的な判断かというところは私もよくわかりませんけれども、この財団の専務理事に相当する人の証言だということで、秘密投票ではない。その理由というのは、日本の投票所、ブースにはカーテンがありません、ですから、隣のブースの人が何を書いているのか簡単...全文を見る
○秋葉委員 今後ともこの秘密投票、それから自書式の投票制度を維持するかどうかについて、さまざまな調査を恐らくされる機会があると思いますので、その調査の中にこういった項目も含めて、ぜひ調査をお願いしたいと思います。  それからもう一つ、若い人が投票に行かない理由として、例えば学生...全文を見る
○秋葉委員 今の点に関しても、人員の確保という点、それから開票時間が長くなる、事務の時間が長くなるという、両点とも、自書式投票をやめて機械式投票を導入することによって、人手はゼロにはなりませんけれども、その二つの障害がほとんど問題なくなるという利点もございます。その観点から、やは...全文を見る