秋葉忠利

あきばただとし



当選回数回

秋葉忠利の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  限られた時間ですので一つのことに集中して伺いたいのですが、実は今回の行財政改革、マスコミを通して非常に大きく取り上げられておりますけれども、その結果として、これまで余りこういった国の財政の問題にそれほど注意を払ってこなかった市民とい...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  ということは、これは西暦に直すと、一九六五年二千億、それで一九九五年、六年、七年と二百兆を超えているわけですから、倍数にいたしますと一千倍以上になっている。その間の、例えばGNPの伸びとかあるいは個人所得の増加とか国の資産というところも勘...全文を見る
○秋葉委員 別に顕微鏡下の、あるいはナノセカンドの単位での数字を伺っているわけではございません。非常に大ざっぱな趨勢、傾向というのを伺っているわけでして、それを大体大ざっぱに見てみますと非常におもしろい傾向が見えます。  それを申し上げておきたいと思うのですけれども、実は、各内...全文を見る
○秋葉委員 確かにそういう方向で機能していただきたいと思っているのですけれども、残念ながら、なかなかその意図とか効果性について一般的な理解が得られていないような気がいたします。それは、メンバーが悪いとか努力が足りないとかそういう意味ではなくて、構造的に問題がある。それで、そういっ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。
02月17日第140回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  時間が一時間、伺いたいこと、あるいはここで本来であれば議論をさせていただきたいことがたくさんありますので、ほんの入り口だけになるかもしれませんが、何点か伺いたいと思います。  最初に、先日来問題になっております劣化ウラン焼夷弾につ...全文を見る
○秋葉委員 化学物質としての毒性も伺ったのですけれども、それは科学技術庁は御存じないのですか。
○秋葉委員 済みません。今の御説明では全く答えになっていないのです。  私が伺っているのは、毒性、それから放射線、それはほとんどのものは体に触れるか体内に入らない限り問題はないので、ESPとかそういうことで人の体に害がつくというのはちょっと超科学的なので、そういうことを伺ってい...全文を見る
○秋葉委員 原子力をやっているから放射能のことしか頭にないのかもしれませんが、化学毒性は、それでは申し上げます。  劣化ウランの半致死量は、一キログラム当たり約六ミリグラム。それに対して、青酸カリの場合には一キログラム当たり十ミリグラム。半致死量というのは、これを例えば注射する...全文を見る
○秋葉委員 持っていないから性能がわからないというのは、大変申しわけないんですが、自衛隊としての責任を果たしていることにならないんじゃないでしょうか。
○秋葉委員 私の質問の内容を誤解されていらっしゃるんでもう一度説明いたしますが、我が国の自衛隊が劣化ウラン弾を持っていなくても、アメリカ軍は持っています。そして、アメリカ軍以外の世界各国の軍隊が劣化ウラン弾を使っていないという証拠をお見せいただければそれで、まあアメリカと戦争する...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  自衛隊の方も、もはや最新技術の飛行機を使っていらっしゃるということで、劣化ウランはバランスウエートとしては使っていない、マスバランスとしては使っていないというお答えをいただきましたので、それについては省略をいたしますけれども、先ほど申し上...全文を見る
○秋葉委員 その結果が米軍側の調査の結果を確認することになることを期待しておりますが、できるだけ早期にお願いいたします。  同時に、劣化ウランが使われているといいますか、その存在は米軍の弾薬だけではないというふうに理解しております。現在、我が国にはどのくらいの量の劣化ウランが、...全文を見る
○秋葉委員 五千トンというふうに大まかに考えてみますと、グラムに直すと五十億グラムということでよろしいのでしょうか。けた数が違っていたら訂正していただきたいのですが、先ほど申し上げましたように、大体半致死量で考えますと一グラム一人。それが五十億グラムということは、五十億人の人間が...全文を見る
○秋葉委員 今申し上げましたように、五十億人分というのは、これはとんでもない数ですから、やはり慎重の上には慎重を期す必要があるのではないかと思います。詳細についてはまた科学技術庁の方ときちんとお話をしたいと思いますけれども、とりあえず、いかに厳重な管理が必要なのかという点について...全文を見る
○秋葉委員 実は、そこでもう一歩踏み込んで、干拓をするという事実を既定事実として認める報告ではなくて、その点も含めた、より根本までさかのぼった形での報告をぜひ出していただきたいというふうに考えておりますけれども、今おっしゃった方向というのは、これまでのやり方に比べると確かに一歩前...全文を見る
○秋葉委員 泉井官房長は九六年に、あるいはその前後に……(発言する者あり)失礼しました。つい、似ている名前で、両方とも水に関係があって似ていて、間違えました。大変失礼いたしました。おわびいたします。涌井官房長は査察部長をされていたということですが、それは何年何月から何年何月までの...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。  それで、実は今の大蔵大臣のお答えの中でもう少し具体的に私は伺いたいところがあるのですが、さほど親しくない人間から絵画を受け取った、それから、絵画が値段の判然としないものである、やはりこれはこういった点が非常に問題だと思うのですけれども、そも...全文を見る
○秋葉委員 その過去出された通達でも結構ですし、新たな倫理綱領でも結構なんですけれども、その中に、例えば税務調査その他の関連で、こういったケースは、例えば贈り物なり、あるいはもちろんお金はだめでしょうけれども、そういったものを受け取るべきではない、そういった基準が明示的に示されて...全文を見る
○秋葉委員 国税は違った組織だということですが、これもまた具体例として、官房長御自身の経歴を引用することがわかりやすいのでそうさせていただきますが、これはほかの方でも結構なんですが、大蔵省の官僚の皆さんは、大体二十八、九歳ぐらいですか、三十前に地方の税務署長として赴任されることが...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、地方の税務署に赴任をする際、当然大蔵省の幹部としての教育を受けることになると思いますけれども、その際に、税務署長でいる間は慎重にするけれども、その後はどうでもいいんだよ、そういうことはないんでしょうけれども、そういった教育も一緒に受けるということでしょうか...全文を見る
○秋葉委員 それでは、その点はおいでおいで、実はもう一点、先ほどの大臣の御答弁の中に、返したからそれでいいじゃないか、そういう判断をした時期があったというようなニュアンスのことをおっしゃられましたけれども、それでは、その服務基準の中に、今の場合は金品を受け取る受け取らないという話...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、今のお話ですと、返した際には大蔵官僚としての立場がかなりの重みを持って返したということですが、受け取った場合にはそれは個人として、ある意味では大蔵官僚として受け取ったのではないというような解釈になるのでしょうか。  それを伺っていますのは、実はこういった...全文を見る
○秋葉委員 基準づくり、私たちは社民党として公務員倫理法、それから政治家も縛る、政治家も特別公務員ですから、公務員倫理法が必要だというふうに思っております。  そういった方向でぜひ御協力をいただきたいと思いますが、その中心になるのは、実は先日大蔵委員会でも申し上げましたけれども...全文を見る
○秋葉委員 それでは大蔵省のほかの方でも結構ですけれども、訴訟の事実と、それから、その中の一人あるいは何人かがどうもアメリカの大学に留学したらしいということについて事実を把握されているかどうか、お教えいただきたいと思います。
○秋葉委員 訴訟の対象になっているのは飛鳥新社ですが、そこの弁護人並びにインタビューをしたテリー伊藤氏の言によると、これは実在の人物であるということがわかっております。  それだけではなくて、スキャンダルがあると、それが大きな問題になる前に日本の官僚の皆さんは、どうもアメリカに...全文を見る
○秋葉委員 公式のお答えとしてはそういうお答えになると思いますけれども、それだけでは余りにもタイミングがよ過ぎる、というふうに言わせていただきますが、形で何人の方が、それで名前を出すことは差し控えさせていただきます。やはりこの場はそういうふうに個人を糾弾するということではなくて、...全文を見る
○秋葉委員 基準がすべて守られているのだったら、最近のこういった官僚の、大蔵省だけではありませんけれども、不祥事はそもそも生じていないわけで、たがが緩んでいるわけですから、その点について問題提起をさせていただいております。  裁判の場でのことはきちんと裁判の場で決着をするという...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えは教科書の検定に関する意味での歴史の事実の認定ですけれども、私が伺っているのは、高等教育機関、大学その他で、例えば歴史学会としてどのような事実の認定の手続が踏まれているのか、それについて当然文部大臣としても、そのことについて文部省が指導する云々という立場では...全文を見る
○秋葉委員 お答えはあくまでも文部省の検定に限られてしまって大変残念なのですが、検定の問題についてはまた後日問題提起をさせていただきますけれども、小杉文部大臣も環境の面については、例えば環境上のさまざまな論争がどういう形で決着されるかということは十分御存じなはずですので、また後日...全文を見る
○秋葉委員 今の、過去の教訓が残念ながら生かされなかったという点については多くの皆さんが指摘しているところで、それをまず認めるところから始めるという姿勢には大変共感をいたします。  結局、二十五年間という日時があったわけですから、技術的な開発その他さまざまな手が打てたと思います...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  まず最初に、今四人の方、大変お忙しい中、一日私どもにおつき合いいただきまして大変ありがたいと思うのですけれども、一言、これは恐らくはかの委員の皆さんの気持ちを代弁するというのも僭越なのですが、ちょっと我々と認識の微妙なずれがあるのかなと...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  先ほど申し上げたように、日本社会ではコンフリクト・オブ・インタレストという概念そのものが定着していないというように私は考えているのですが、今の大新聞の論説委員レベルの方の意見を、日本社会の理解度、浸透度の典型的な例としてこれから引用させて...全文を見る
○秋葉委員 電子式投票あるいは機械的な投票制度についてまだ質問が出ていないようでしたらしたいんですけれども、実は、現在世界じゅうで自書式、自分で候補者の名前を書いて投票する制度になっているのは日本だけで、大体記号式あるいは進んだところでは機械的なものあるいは電子的、つまりコンピュ...全文を見る
○秋葉委員 恐らく、棄権というボタンをつくるかどうか、その処理にもよると思うのですけれども、意図的に白票を入れるというのは、それを許すとすればそんなに減らないかもしれませんけれども、誤記とか、つまり田中と書いたのか田村と書いたのかわからないとか、そういう判定ですごく時間がかかって...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○秋葉委員 社民党の秋葉です。  今の外務省の答弁、松本議員の質問に対する答弁で、実際に弾を積んだ人間が劣化ウラン弾かどうかを知っていたかということに対して、わからないというふうな返事をなさいましたが、我が党がアメリカ大使館に抗議に出かけた際に、安全保障の担当官から、現場で弾薬...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。大分はっきりしてまいりましたが、今出てこなかった点についてもぜひ遺憾の意を表していただきたいということで、これは科技庁の方に伺いますけれども、原子力基本法並びに核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の定義に従うと、劣化ウランはどういう物質だと...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、その使用については、原子力基本法並びに今申し上げた核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律によってその使用目的が制限されている。特に大事な点を申し上げれば、平和利用以外の目的にはこれを使ってはならないということですから、当然この原子力基本法並びに...全文を見る
○秋葉委員 等と申し上げたのは、原子力基本法だけを見るのではなくて、関連法もすべて見た上で言ってくださいということなんです。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の第一条で平和目的にその利用が限られているのは、原子エネルギーだけですか。
○秋葉委員 全然答えになっていないじゃない。原子力のことを言っているのじゃなくて、今最初の答えは、これは劣化ウランといえどもウランなんだから、これは核燃料物質とおっしゃいましたね。核燃料物質の使用については、僕は原子力基本法だけを言っているのではなくて、法律の名前までちゃんと挙げ...全文を見る
○秋葉委員 そういうことを言うと、原爆も使用目的によってはいいことになってしまうのですよ。そんなばかな話はないので、これは包括的に、要するに原子力関連の物質を武器をつくるために使ってはいけないということが明確に述べられている。原子力基本法とそれから原子炉規制法の両方をあわせるとそ...全文を見る
○秋葉委員 非核三原則と原子力基本法が表裏一体の関係にある、その成立の過程からいっても、さらに原子爆弾その他の性能等からいっても、それが表裏一体の関係にあるということが理解できるかどうか、それを前提として考えるかどうかというところで答えが変わってくるのかもしれませんけれども、池田...全文を見る
○秋葉委員 今の答弁は、まさに沖縄戦における日本軍と全く同じ姿勢を現在の自衛隊も持ち続けているということの証拠だと思います。  劣化ウラン弾が非常に大きな被害をもたらすというのは、その貫通力、要するに、軍事的な性能だけではなくて、先ほどからお話がありますように、もうこれはかなり...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○秋葉委員 短時間の質問ですので、基本的なことを幾つか伺いたいと思います。  まず最初に、財政再建ということが非常に大きな緊急課題として取り上げられているわけですけれども、常識的に考えるとなかなか納得できない。  例えば二百四十兆円以上の国債残高がある。もろもろの借金、地方の...全文を見る
○秋葉委員 減ったから、それは少しはいいんでしょうけれども、やはり説得力というところで、もっともっと大胆なことをしなくてはいけないのではないかと思いますし、特に、今度は支出の面で問題のある支出が非常に多いというところでもやはり説得力がない、それが一因になっているというふうに思いま...全文を見る
○秋葉委員 今条件につけられたことは、新しい財源、新規の大幅な増収というところにどうつながっているのか余りよくわかりませんけれども、新たな財源が見つかった範囲内でということを最初におっしゃいましたけれども、これだけ多額の借金を抱えているのであれば、新規の事業を始めるのではなくて、...全文を見る
○秋葉委員 同じことを二度言うと真実になるという法則が大蔵省では何か通用しているみたいな感じの御答弁ですけれども、最後に一質問時間これで終わりですので、今の点について、大蔵大臣、一言お願いいたします。
○秋葉委員 終わります。
○秋葉委員 酒税法、それから租税特別措置法並びに阪神・淡路大震災の被災者関連の国税関係法の臨時特例について、一、二質問をさせていただきたいと思います。  与えられている時間が毎回十分、もうちょっとまとめて時間をいただけると、きちんとした内容の質問ができると思うのですが、今回の場...全文を見る
○秋葉委員 最後の点が一番気にかかるところなんです。  確認をしておきたいのですが、つまりアメリカ側には、例えばEUとの関係等があって、今国会でこの法律を審議、成立の方向で政府は提案をしているのだということについてはきちんと伝達してあり、公式にせよ非公式にせよ、アメリカ側からは...全文を見る
○秋葉委員 両国にとって満足のできるような最終結論が出ることを期待しておりますが、この酒税法に関連して、しょうちゅうの乙類のメーカーは売り上げが恐らくかなり落ちるであろうということはだれしも予想するところですけれども、そのメーカーに対して何らかの形での援助策がある、これまた当然だ...全文を見る
○秋葉委員 この場ではなくても結構ですけれども、大体どのくらいの規模になるのかお教えいただきたいと思います。  それから、阪神・淡路大震災の被災者が住宅を再建する場合に、国税についての特別な措置を導入していただきまして、これは昨年我が党が皆さんにお願いをして、阪神・淡路大震災の...全文を見る
○秋葉委員 実は、その後で、景気をどの程度刺激するのかといったところに論を持っていきたかったのですが、時間が参りましたので、これは継続してまた別の機会に伺いたいと思います。どうもありがとうございました。
02月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○秋葉委員 きょうは、趣の大分異なる二つの分野について質問させていただきたいと思います。  今国会、それから今年度の政治課題のうち中心的なものの一つ、ずばりそのものだと言ってしまっても過言ではないと思いますが、行政改革がございます。行政改革というのは何なんだ。省庁の権限をいろい...全文を見る
○秋葉委員 公安委員会の職務についてもう少し詳しい議論ができればと思うのですが、時間がありませんのでそれは後日に譲ることにして、次の問題に移らせていただきます。  次の問題は、劣化ウラン弾の問題ですけれども、先日来この予算委員会でも質問いたしましたし、外務委員会でも質問してまい...全文を見る
○秋葉委員 最初に質問したときにそういうふうに答えていただければ随分時間が節約できたんですが、確認いたしますと、劣化ウランを使って砲弾あるいは銃弾といいますか、そういったものを軍隊が使用する目的で製造、保有、貯蔵、運搬、使用、これはできない、その理由は、結局劣化ウランが核燃料物質...全文を見る
○秋葉委員 そもそもそういう法律があること自体、これは核燃料物質が放射能によって人体その他に非常に大きなマイナスの影響を与える可能性があるからというところを確認していただかないと話が前に進みませんが、そこのところはおわかりになっていて、またあと何回か質問すると同じようなことが出て...全文を見る
○秋葉委員 政府の調査結果もまだ十分ではないという科学界の評価がございます。いろいろな例を申し上げることで具体的に指摘いたしますけれども、時間がありませんので一つだけ申し上げておきます。  例えば、アメリカにオペレーション‘デザートシールド・デザートストーム・アソシエーションと...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えでは、自衛隊が持っていない武器についての性能はわからない、知らない、それでいいんだというふうに聞こえますが、例えば化学兵器。自衛隊は化学兵器を持っていないわけですけれども、化学兵器に対するそれなりの防除策は持っている。それがどういう影響を与えるかということに...全文を見る
○秋葉委員 目をつぶれば放射能が存在しなくなるというような前提があるのでしたら今のお答えは正確でいいのですが、主目的が何であろうと放射能があることには変わりないのです。その影響をやはり考えなくてはいけないというのが私の立場ですから、主目的というふうに話をごまかさないでください。副...全文を見る
○秋葉委員 はい。ベテランズ・オブ・フォーリン・ウォーズの政治的な考え方には反対ですが、この点については私はこの二団体の考え方に賛成いたします。ぜひその点を御検討いただきたい。一言。
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○秋葉分科員 済みません、名前がなかなか舌をかむような名前でして、私もニュースキャスターをやっているときに一番苦労したのは、実は自分の名前を正確に発言するということですので、子供にはもう少し発言しやすい名前をつけました。  社民党の秋葉ですが、大臣初め、主に河川行政、公共事業等...全文を見る
○秋葉分科員 今のお話を聞いていますと、それほど御自分では意味のある言葉として発言した覚えはないということなんですが、それほど意味がなければ簡単に撤回してください。それが一番穏当なところだと思います。  もう一つ、この際ですから申し上げておきますけれども、それが事実であれ、他人...全文を見る
○秋葉分科員 それに関して非常に前向きの調査をする、あってはならないことというお答えをいただきまして、その線でぜひきちんとした調査をしていただきたいのです。  それに関連して二つ申し上げたいのですが、一つは、今電車のある間ということを大臣言われました。ほかの省庁等でも事情は同じ...全文を見る
○秋葉分科員 財政再建については非常に大きな期待が寄せられているわけですが、事建設省所管の予算になると、ほかの省庁がどういうふうにやるか横並びで見て、亀井大臣も、鶏口となるよりは午後となる道もあえて辞さないというようなお答えにとれましたけれども、やはり建設省に対する期待は非常に大...全文を見る
○秋葉分科員 アメリカの例ですけれども、もうダムは要らないんだということを、例えばビアードさんという河川政策の責任者が世界じゅうで言って歩いていたり、あるいは、グレンキャニオンダムその他幾つかのダムで、実際にダムの放流が行われたり、あるいはダムの工事がとまったりしていることもあり...全文を見る
○秋葉分科員 実は今、その方向で河川法の改正というふうにおっしゃいましたけれども、残念ながら、今申し上げた例えばノルトライン・ヴェストファーレン州の手続と比べると、改正が提案されている河川法ですね、仮に改正されたとしても、その中には、例えば河川整備の基本方針の策定に当たって住民の...全文を見る
○秋葉分科員 今の御答弁の中、かなり不正確な部分がたくさんありますので反論したいのですけれども、もう質問時間が終わりましたので、これは継続して、河川行政をもっと透明にして、客観的な基準によって住民の意思による決定が行われる方向で議論を続けさせていただきたいと思います。  これで...全文を見る
03月12日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  今回のこの二案件に関して、世界銀行あるいは世銀グループが世界的に非常に重要な役割を果たしている、その役割をさらに充実させるために、また世界的により広範な支持を得るためには、例えば環境に対する取り組み、人権、あるいはその他途上国の立場...全文を見る
○秋葉委員 積極的に取り組んでいくという肯定的なお答えをいただきまして、大変心強い思いがいたします。  NGOの活動、もう少し具体的に伺いたいと思いますが、それにどうしても欠かせないのがやはり情報公開ということだと思います。NGOが果たす役割のうち、例えば、世銀ではあるいは各国...全文を見る
○秋葉委員 情報公開についてもあるいはNGOの対応についても前向きに対応していきたいという姿勢は、NGO側から考えると大変歓迎すべきことですし、今後の世銀その他の活動に関しても、内容がより充実する方向に貢献できることだと思います。  しかしながら、これまでの、世銀あるいは世銀グ...全文を見る
○秋葉委員 今すぐアメリカ的にしろというのは無理にしても、幾つかの分野から、例えば民間からの登用などということもぜひ御検討いただければというふうに思います。  これまたアメリカの例で申しわけないんですが、例えば環境の問題についてあるいは人権等の問題について、出身が民間であろうと...全文を見る
○秋葉委員 一応、一般論としての姿勢、私たち、特にNGOが印象として持っていたものよりも、大蔵省は随分前向きに変わっているなという感じがいたします。  歓迎すべきことなのですが、そのあたりをより具体的に示していただきたいと思いまして、一九九五年、これは融資が最終的には環境に対す...全文を見る
○秋葉委員 実は世銀の最終的な決定は正しかったわけですから、今おっしゃることはそのとおりなんですが、せっかく大蔵省の方でも前向きな姿勢をとるとおっしゃってくださっているので、そこでお願いなんですけれども、例えばUSAID、これは開発の担当のお役所ですけれども、プロジェクトが中止に...全文を見る
○秋葉委員 大変ありがとうございます。NGOにとっても活動に弾みがつくことになると思いますから、建設的にそういった機会をつくって生かしていきたいと思います。  それと同時に、今度はアジアに目を向けますと、この五月に福岡でアジア開発銀行、ADBの総会が開かれます。このADBの総会...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  明確に、どういう基準があって、その基準を撤廃するとか適用するとかいったレベルできちんと議論ができるということが実は非常に大事だと思います。そういう意味で、基準の一つを明確にしてくださったこと、それからそれ以上に、それは適用しないという決定...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  この中東・北アフリカ開発銀行の支援についても、環境の面、それからNGOとの協力等、これまでお願いしてきたことを十分に配慮をして進められることをお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。     —————————...全文を見る
03月18日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○秋葉委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     中東・北アフリカ経済協力開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案及び国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協...全文を見る
03月18日第140回国会 衆議院 本会議 第18号
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○秋葉忠利君 ただいま議題になりました臓器の移植に関する法律案に対して、慎重論の立場から、基本的な何点かについて質問いたします。  まず最初に、人間の生死にかかわる問題をたったの五分で論じるという本会議の設定は、余りにも乱暴だと思います。後世から不明のそしりを受けても、説得力の...全文を見る
03月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○秋葉委員 昨日の本会議での質問に続いて、何点かフォローアップの質問をさせていただきたいと思います。  まず、インフォームド・コンセントに関してですけれども、きのうの本会議の提案者のお答えは、日本社会では必ずしも浸透し切っているとは言えない、ある程度これから改善の余地があるとい...全文を見る
○秋葉委員 まだなかなかよくわからないところがありますが、承諾のない臓器を無断で摘出してはいけない、そうあってはならないというお考えは大変よくわかりました。私もそのとおりだと思います。  しかし、現実が示しているのは、そのあるべき姿がなかなか医師の側からも守られていないというこ...全文を見る
○秋葉委員 その所見を書くのは摘出を行う医師だと思います。その医師がそもそも、例えば許可を得ていない臓器を摘出した際に、それを正直に家族に伝えることができるのかどうか、そういった点で私は非常に大きな疑問を持っております。第三者の介在がどうしても必要だというふうに考えられるゆえんで...全文を見る
○秋葉委員 私は、医師すべてが信用できない人間であるなどという極端なことを申し上げているのではございません。  具体的に、関西医大で摘出してはいけない摘出をした医師がいた。これは新聞報道を信ずればの話ですけれども。あるいは、これは誤りだったかもしれない。誤りであれ意図的であれ、...全文を見る
○秋葉委員 報道によりますと、中国の場合には、その意思の確認が必ずしも十分行われているとは言えない状況だと理解しております。となると、例えばアジアのこういったドナーのネットワークの中で、中国とのネットワークをつくるということは非常に慎重にならざるを得ないというふうに考えますが、そ...全文を見る
○秋葉委員 まだ何点か伺いたいことがありますが、時間が参りましたので、また継続して議論を続けさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。      ――――◇―――――
○秋葉委員 短い時間ですので二つ三つ伺いたいのですが、その前に、今の被爆者援護法に関連いたしまして、給付を受けた被爆者が少ない理由の一つに、海外における被爆者に対する給付が行われていないという事実がございます。数は少ないのですけれども、十万円をもらうために、例えば十万円、二十万円...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、これは、戦中ということで考えますと、その戦中には、現在日本国籍を持ってはいないけれども戦争中には日本国民であった、そのことのよしあしは別として、事実として日本国民であった多くの人たちが当然含まれるわけですけれども、その戦中の国民生活の中に、現在、韓国あるい...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんから、最後に小泉厚生大臣に伺いたいのですが、この歴史的事実ということが強調されている平和祈念館ですが、当然、その歴史的な事実の重みということを考えて、戦争中に日本国民であった、しかしながら現在は日本国籍を持っていない皆さんの労苦にかかわる資料もきちんと...全文を見る
○秋葉委員 何人かの閣僚の方の発言に比較をすると、大変公平な公正な立場での御答弁だと思います。その姿勢をぜひ保っていただいて、事実にのっとった立場からこの平和祈念館の資料の収集、そして展示ということを行うことを再度要望いたしまして、私の質問を終わります。
04月01日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○秋葉委員 先日の委員会に続いて、何点か、短い時間ですが、質問をさせていただきます。  私も、昨日ですけれども、金田誠一議員、山本孝史議員等と一緒に、脳死を人の死としないという立場で臓器移植法案を提出させていただきました。この二つの法案、共通点もありますし違っている点もあります...全文を見る
○秋葉委員 それでもう結構です。質問に答えていただきたい。私は、心臓移植の水準をどう上げるかということを聞いているので、カキの実はおいしいですかということを聞いたときに、私はリンゴはおいしいですというのは答えには……
○秋葉委員 今のお答えは、心臓移植に関しては希望的観測ですね。事実ではなくて、努力をしますからその結果はよくなるでしようというお答えでした。  それから、私が伺った、医療水準が上がるまでに不幸な結果を迎えられるような方が当然出てくるはずだけれども、そういう方についてはどうお考え...全文を見る
○秋葉委員 今心臓百件とおっしゃいましたか。(自見議員「心臓の手術ですね。普通の心臓を百以上している」と呼ぶ)普通の心臓手術ですね。心臓のトランスプラントではなくてですね。わかりました。  アメリカの例ですけれども、これはエバンズという人が中心になって行った調査が一つございます...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えを聞いていますと、今のお答えは、整理をいたしますと、実質的にはセカンドオピニオンの以前のファーストオピニオンをどういうふうにつくるかという御説明です。ただ、最後のお答えを聞いていますと、セカンドオピニオンというのは、一人で決定しないで二人で決定すればセカンド...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。
04月02日第140回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○秋葉委員 本日審議されている条約は、南極条約環境議定書、それからアジア=太平洋郵便連合憲章ですが、その条約についての質問に入る前に、時期的に非常に重要な政治課題がありますので、それについて何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、沖縄に駐留しているアメリカの海...全文を見る
○秋葉委員 そういう答えが出てくると思ったので、例えば空軍とどこが違うのかということを最初に質問の中で申し上げたつもりなんですが、今のお答えだと、空軍でも海軍でも陸軍でも全く同じ任務を持っていると言っても通る話で、そういう答えを望んでいるわけではありません。  海兵隊の任務は非...全文を見る
○秋葉委員 とりあえずそれが海兵隊の役割ですが、現在沖縄に駐屯しているアメリカの海兵隊を、これは仮にの話ですけれども、沖縄周辺あるいは日本周辺の他地域、日本国内を含めてもいいですけれども、それよりは少し視野を広げて、例えば朝鮮半島に米海兵隊を移す、あるいはその他の地域に米海兵隊、...全文を見る
○秋葉委員 その評価にはちょっと意見がありますが、それはおいておいて、今自己完結的というふうにおっしゃいました。自己完結的というのは、実は海兵隊なら海兵隊の部隊そのもので完結しているということですから、それをそのままどこかほかのところに移せば自己完結性も一緒に移るはずなので、そう...全文を見る
○秋葉委員 海兵隊が使う船は強襲揚陸艦というふうに呼ばれますけれども、通常はそれにヘリコプターが搭載されております。今おっしゃったヘリコプターというのはそれに附属しているヘリコプターだと思いますけれども、沖縄にはその強襲揚陸艦が一隻もないというお答えですね、今のは。
○秋葉委員 だから、沖縄にはないですね。ないと言ってください。
○秋葉委員 佐世保にあるんだったら、沖縄にあるはずないじゃないですか、一隻の船がいっときに二カ所にということはないわけですから。  それで、佐世保にある、あるというふうに随分自慢げにおっしゃいますが、それだけでは米海兵隊の強襲揚陸艦すべて装備を満たしているとは言えません。サンデ...全文を見る
○秋葉委員 これは公開資料で恐らく御存じだと思いますが、サンディエゴには最低三隻ございます。それから、その他の強襲艦というのがありますから、ともかく佐世保にある、しかも沖縄にはない、その佐世保にある海兵隊が使用できる艦船というのは、本来の、この規模の海兵隊であれば当然持つべき手段...全文を見る
○秋葉委員 大体そのとおりなんですけれども、もうちょっと詳しく議論の内容を読んでみますと、大体決議案の案文とほとんど同じような言葉で日米安保の重要性並びに沖縄に対する感謝という言葉が出てくるのに対して、ホスト・ネーション・サポート、要するに日本がお金を出してくれるというところにつ...全文を見る
○秋葉委員 要するに、アメリカの飛行機だったら全部公用だというふうに考えるということだと思いますけれども、それについては少し別の問題提起をしたいと思いますが、それでは、それによって大体どの程度の損失があるのか。例えば広島西飛行場の場合、どのくらいの頻度で飛行機が飛んできているのか...全文を見る
○秋葉委員 先にそれを言っていただくと非常によくわかるのですけれども、つまり、仮にここで空港使用料を取ったとしても、公の目的かどうかを判断するためには当然人手がかかるわけですし、それで、そういう煩雑な事務を行って一年間に数万円の空港使用料を取る、それは経済的にコストとして合わない...全文を見る
○秋葉委員 私が提案をしておりますのは、確かに適切なことをやっていただくのは結構なんですが、やはりどこかで日本の存在感というものをもうちょっとPRする必要があるのではないか。南極における例えば観光といったようなところで、それほどこれは大きな国際的な紛争になる問題でもありませんけれ...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたので、これで質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月08日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  外為法の関連につきまして少し勉強しようと思ったのですが、特措法の問題などという重要問題も我が党は抱えておりまして、ですから、きょうの委員会では、専門家の大蔵省の皆さんに主にインテリジェントレイマンといいますか、インテリジェントと自分...全文を見る
○秋葉委員 余り人数が多くないのですが、統計のとり方を少し御説明いただけるとありがたいのです。これは外為法が中心になって検察に送られてきたケース、だから、それと一緒に例えば軽犯罪法違反も犯しているような場合もあるけれども、主たる犯罪の構成要件が外為法である、あるいは貿易管理令違反...全文を見る
○秋葉委員 別のところからの私の理解ですと、大体そういう形で統計はとっているということですので、必ずしも今の数字が外為法違反全体の姿であるということにはならないと思いますけれども、しかし、件数として非常に少ないということは事実だと思います。  そうすると、今回の改正案、個人の立...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  違反件数が少ないというのは、違反したいという意思がたくさんあるのに捕まえられなかったということではなくて、法律は非常によく守られていた、特に、企業レベルでそういった外貨両替というようないろいろな仕事をするというのは銀行とかあるいはホテルとかそういう...全文を見る
○秋葉委員 ということですので、今回この外貨両替の自由化ということが行われると、例えば密輸という罪に加えて外為法の罪がほとんどの場合には加わるというふうに私は理解しているのですけれども、密輸犯が捕まえられても外貨の方では今度は罪が加重されない。だから、実質的には密輸等の犯罪におい...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  その他にも直接送金等も可能になるわけですけれども、そういったところにおいても、事後報告制によって把握をした上で、例えば経済制裁をする際にはそういったところにも許可を得るように指導するといいますか、銀行以外のところについてもそういったきちんとした把握...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  その際に、事後報告義務というのがあるわけですけれども、それに違反した場合の罰則は余り重くない。以前の個人の外貨両替、これに違反をした場合の三年以下の懲役、百万円以下の罰金と比べてかなり軽いような気がするのですけれども、そこはいかがお考えでしょうか。
○秋葉委員 わかりました。  そこのところはちょっと懸念がありますけれども、具体的に状況を見た上での判断がまた必要になるかもしれないと思いますが、次のトピックに移りたいと思います。  先ほど来お話が出ておりますけれども、やはりこの自由化によって日本国内の空洞化状況がつくられる...全文を見る
○秋葉委員 言わずもがなかもしれないのですけれども、今のお話を伺って、為替の動きについての非常に正確な判断というのが必要だと、その必要性を強調されたわけです。以前、外務省に国連の分担金の支払いが遅いではないかという質問をしたときに、外務省としては、いやそれは為替の変動を見て日本国...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  それと同時に、日本の場合には、今回持ち株会社の解禁が行われます。これはある意味で空洞化とは逆の方向になるわけですけれども、持ち株会 社が解禁になり、原則として外為法の大改正によって自由化が行われるということで、外国からの日本に対する投資がふえると...全文を見る
○秋葉委員 国籍にこだわらない立場はわかるのですが、国籍にこだわらないということであれば、何も東京にこだわることはないので、ロンドンとかニューヨークの市場を活発に使えばいいという議論も成り立ちますから、そこのところはまた議論をさせていただきます。  確かに市場の自由ということに...全文を見る
04月11日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○秋葉委員 ただいまの質問に続いて、主に野村にかかわる証券スキャンダル、そのより大きな背景等について何点か伺いたいと思います。  まず最初に、今回の事件において証券取引等監視委員会、どういった役割を果たしてきたのか。監視委員会のこれまでの仕事といいますか、日本版のSECであると...全文を見る
○秋葉委員 今のお話を伺いますと、野村事件の今回の第一発見者が監視委員会であるというふうに聞こえました。そういう重要な役割を果たすということも大事ですけれども、先ほど証券局長のお話にもありましたように、これから再発をどう防止するかというところも大事な点であります。  実は、そち...全文を見る
○秋葉委員 その監視活動の中で、いわゆるVIP口座と呼ばれているもの、これは野村だけではなくて、各証券会社が名前は違っても同じような種類のものをつくっているということは常識だと言われておりますけれども、その監視体制はどういうふうになっているのか。あるいは、これが健全な証券市場を形...全文を見る
○秋葉委員 少し認識が甘いような気がいたします。例えば今回の事件で非常にはっきりしたのは、今おっしゃったように、VIP口座の存在そのものが隠れみのになって、その中に何か悪いものがまざっていると問題だというふうにおっしゃいましたけれども、やり方は実は逆で、こういったものがあることに...全文を見る
○秋葉委員 おかりました。  時間が参りましたので、また続けて別の機会に質問をさしていただきます。ありがとうございました。     ―――――――――――――
04月15日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
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○秋葉議員 お答えいたします。  ただいまの御質問の中心点は、法律によって死を定義づける、あるいは法律的な位置づけを死に与えるかどうかというところが中心的なポイントになっております。  その点について申し上げますと、私たちの提出いたしました法案では、法律によって人の死を定義す...全文を見る
○秋葉議員 お答えいたします。  条件という場合に非常に技術的なことが羅列されておりますけれども、今委員も御指摘のように、私たちの提出いたしました法案は臓器提供法案でございます。しかも、脳死状態というのは私たちは人格を持った生きた人間であるという法的な解釈をいたしておりますので...全文を見る
○秋葉議員 先ほども安楽死、尊厳死と比較する上での同趣旨の御質問がございましたけれども、私たちは、安楽死や尊厳死とこの脳死状態における臓器摘出の結果生ずる死というものは別の種類のものだというふうに考えております。  その理由はいろいろありますけれども、最大のものは、恐らく、脳死...全文を見る
○秋葉議員 医の倫理という観点から、あるいは二つの生命の選択をすることは医師としてはできないといった趣旨の御質問だと私は受けとめました。  その点について、まず最初に私が申し上げたいのは、仮に、脳死を人の死と呼ぼうと、あるいは人の死ではないと呼ぼうと、臓器摘出において医師の方が...全文を見る
○秋葉議員 いずれにしろ、医師が臓器移植をした場合に、生きている人間を殺した、生きている人間から臓器をとってその結果死に至らしめたというようなことを言われるのはたまらないというお話ですけれども、それだとすると、五島委員等の皆さんがお出しになっている法案の背景として、脳死は人の死で...全文を見る
○秋葉議員 私たちの法案は、脳死を人の死としないということを明文化してうたっているわけではございません。それについては、人の死については、今までの日本社会に定着した考え方を基本にそれを踏襲するという、非常にある意味で保守的な考え方をとっております。したがいまして、社会的、文化的あ...全文を見る
○秋葉議員 竹内基準の判定に関しましては、先ほど同僚の山本議員の方から説明をしたところですけれども、現場の皆さんの経験ともあわせて考えてみますと、竹内基準の判定そのものについては、ある程度の臨床の経験があればそれほど難しい検査をするわけではない、余り大きく意見が変わるところではな...全文を見る
○秋葉委員 中山案の提案者の方々に御質問いたします。  中山案と金田案の最大の違いは、もちろん、脳死を人の死と認めるかどうかというところであります。この両案とも、人の死には脳死もあり、心臓死、これまでの三徴候死もあるというところでは一致しているわけですけれども、その最大の違いは...全文を見る
○秋葉委員 お言葉を返すようで恐縮ですが、対立する概念として、九九%の死は心臓死であり、一%が脳死であるということをおっしゃったのは提案者の側が先でございまして、私はそのことを引用して、それをベースにして質問をしておりますので、今の御説明は提案者の中でまずきちんとやっていただけれ...全文を見る
○秋葉委員 その点は十分理解しているつもりでございます。  もう一度整理をさせていただきますと、中山案にある生前の意思の表示ということですけれども、我々の場合には、生前という意味ではありませんので、事前の意思表示ですけれども、これは臓器移植をする、しないという、表面上はその意思...全文を見る
○秋葉委員 矛盾があることもよくわかりました。  いずれにしろ、臓器移植の意思表示をしない限り脳死判定は行われないということですから、これは、脳死判定と臓器移植に対する意思とは表裏一体の意思表示であるという結論に論理的にはなるということを御確認いただけたと思います。  もう一...全文を見る
○秋葉委員 質問時間が終わりました。終わります。
○秋葉議員 非常に重要な点についての御質問だと思います。  ドナー並びにその家族にとってということですけれども、私たちの法案では、脳死状態にある、それはまだ人間として法律的には生きている、それから、個人個人、あるいは家族単位でも違いがあるかもしれませんが、死んでいるか生きている...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  このアセス法案ですけれども、八一年、鯨岡兵輔環境庁長官のときに御努力が始まったというふうに理解をしております。ようやく法案が出てきたかという思いがあって、一方ではよかったという思いがあるのですけれども、同時に、欧米の水準には達してい...全文を見る
○秋葉委員 現実の社会の中では、おっしゃるように持続可能な開発、その中に環境と開発との調和ある妥協点といいますか、あるいはその調和する姿を具体的に探索するというのが、もちろん一応の筋を通した表現の方法だと思います。しかし、現実問題として、環境の考え方とそれから開発という考え方が、...全文を見る
○秋葉委員 今の例にしても、大変深い意味を持つ例だと思います。  その具体的な例のもう一つなんですが、アセスをしてもしなくても、事後的にやはり問題があるというようなことが生じるケースがございます。  私が現在考えておりますのは、例えば諫早湾の干拓の問題なんですけれども、ムツゴ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。資料等もお届けいたしますので、よろしく御検討のほどお願いいたします。  質問を終わります。
○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。大臣初め皆さん大変長時間の審議でお疲れだと思いますけれども、やはり非常に大切な法案であること、私が申し上げるまでもありません。ぜひ、最後の質問になりましたけれども、こちらも一生懸命質問いたしますので、どうか最後までおつき合いいただきたいと思い...全文を見る
○秋葉委員 非常に詳細にお答えいただきましたけれども、結局のところ、代替案は出さないでもいいという結論だと思いますが、そこのところは非常に大きな問題があると私は思います。  環境影響評価で大切な点はたくさんありますけれども、これはやはり国民全体が、この環境影響評価、その調査の結...全文を見る
○秋葉委員 そういった事例をごらんになって、環境を守る上で事業を中止しなくてはならなかった、あるいは逆に考えますと、非常に重要な事業だからこそ計画があるわけですけれども、その重要な事業を中止しても環境を守るという環境の立場に立った姿勢が貫かれているというふうに私は感じるのです。そ...全文を見る
○秋葉委員 それを聞いて大変安心いたしました。最終的には、事業中止というような諸外国で行われている一番極端なケースに至っても、環境を守るためにはそれが最善の選択肢であるという決定を下す用意がある、そのことを聞いて大変安心をいたしました。  しかし、残念ながら時は常に動いておりま...全文を見る
○秋葉委員 では、例えば活断層が、事業が始まって、ダムの建設が始まってから見つかったようなケースについては、環境行政の中でどういうやり方が担保されているのですか。
○秋葉委員 それは、このアセス法ができると、日本の環境庁は神様みたいに優秀だから絶対に誤りは犯さないということを宣言して、だから、あとは何もやらなくていいという意味なのか。あるいは、そういった誤りを発見して、例えばアセスの段階では見つからなかった活断層が見つかった、仮にそういうこ...全文を見る
○秋葉委員 それで十分であればこの法案だって要らないことになるわけですよ。だから、環境庁が既に万全の注意を払っていて、その場その場で最も適切な行動がとれるというのであれば、アセス法案がなくても環境庁は全くそれと同じことができるわけですから。にもかかわらず、アセス法案をつくったとい...全文を見る
○秋葉委員 一点だけ、では伺います。  そういったさまざまな努力をする中で、活断層の上にダムがあったというような場合、当然事業の中止ということも可能ですね。
○秋葉委員 地殻の問題、言葉の遊びではないので、要するに、所管が違うと我々は知りませんというお答えになりますね、そうすると。非常に無責任。やはりすべての環境に関する項目についてきちんとした対応をしていただくのが環境庁だというふうに思っておりましたけれども、そういったあしき官僚制度...全文を見る
○秋葉委員 環境庁のどなたか、例えばアメリカの議会における公聴会、実際にごらんになったことがおありでしょうか。
○秋葉委員 日本のさまざまな事業についての、官庁、これは自治体も含めて、お役所が開くいわゆる説明会とアメリカの議会の公聴会とは、どちらも言葉を使ってだれかが説明をして聞く、あるいは質問があるというようなところは似ていますけれども、その実質においてまるっきり性質が異なっております。...全文を見る
○秋葉委員 自発的に公聴会を開く都道府県があってもそれは特にとめはしないよぐらいの消極的な意味を持つかもしれませんけれども、それと、環境庁がアセス法を推進するに当たって、環境庁が主体になってきちんとした公聴会を開く、それを義務づける、そういった立場とは非常に距離があります。そこの...全文を見る
○秋葉委員 それはあれですか、ノルトライン・ウェストファーレン州でどういうぐあいにこれが行われているかということを具体的に調べた上で、それはどうもなじまないという結論を下されたんでしょうか。
○秋葉委員 これは、別にここだけでやっている特別な方法ではなくて、世界的にかなり標準的にこういったことが行われているというふうに私は理解しております。ですから、最終的にどのような選択になろうと、やはりきちんとした調査を行った上で、仮に選択をしない場合には、なぜこういった例えば数値...全文を見る
○秋葉委員 その以前の段階で、この評価書というのでしょうか、それを最終的に、これが評価の結論ですという決定を下すのは事業者ですか。
○秋葉委員 その事業者のところに、やはりぜひ民の代表といいますか、専門家あるいは公平な第三者を最終決断の段階で加えるということが、私はこの環境影響評価を公平、公正に行う上で非常に大切だと思いますけれども、その点についてはいかがお考えでしょう。
○秋葉委員 次の質問に移ります。  スクリーニングにおける評価規模についてです。第一種事業、これは無条件で行われるようですけれども、さらに、第二種事業、一定規模以上。この規模は政令で定めるということになっていますけれども、大体どの程度のものになるか。余りこの規模が大き過ぎるとほ...全文を見る
○秋葉委員 そういたしますと、例えば事例を挙げますけれども、廃棄物処分場の場合には、アセスの対象となる事業規模というのは三十ヘクタール以上ということですね。それで現在、これは環境影響評価制度総合研究会の報告資料をもとに計算をしてもらった結果なのですけれども、平均事業規模というのが...全文を見る
○秋葉委員 もう一つ例を挙げますけれども、埋め立て、干拓、これは対象になるのが五十ヘクタール以上、平均事業規模三・五ヘクタール、アセスの対象になるのは件数でいって〇・四%。国の基準とそれから地方自治体の基準とは違うということですけれども、それでは今の二つの件数について、地方自治体...全文を見る
○秋葉委員 現在の日本の政治の仕組みから常識的に考えると、国でつくった基準以上、少なくとも今まで自治体で横出しあるいは上積みということをやる例というのはほとんどありません。仮に行われたとしても、これが、オーダーが変わるというような形で、突出した形での別基準をつくって調査を行う、評...全文を見る
○秋葉委員 そういう危険性は確かに存在すると思いますけれども、それと同時に、ぜひ伺いたいのは、環境庁の考え方では事業者は善意の人たちばかりでうそをつかない、あるいは事業を行う上でまずこういった生物の環境を守ることを第一義にしている、そういったふうにお考えになっていらっしゃるのでし...全文を見る
○秋葉委員 今いろいろな危険性があるから公表できない部分があると言って、そのすぐ後で公表しているから大丈夫ですという答えは、ちょっと両方一緒には受け取れないのですが、奥只見の場合ですと、仮に事業者の方が善意であっても、やはりこれは人間のやることですから、調査漏れがあったり、具体的...全文を見る
○秋葉委員 検討をするということは大変重要だと思います。ぜひやっていただきたいと思います。  もう一点、事業者がこういった調査をすることについての問題点を申し上げておきます。  例えば、ノスリの場合、これは湯之谷揚水発電計画の中ですけれども、ある地点にあるブナの木にノスリの営...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えを一言で言うと、このアセス法が成立すれば、今私が指摘したような問題は起こらないということだととってよろしいのでしょうか。
○秋葉委員 現行法よりもアセス法の方が厳しいという立場だと思いますけれども、となると、別の問題が生じてくる。  これは新潟県で多くの市民たちの間の疑惑としてささやかれていることですけれども、今回のこの湯之谷あるいは大鳥といった場所、どうもこのアセス法ができる前に、法律が厳しくな...全文を見る
○秋葉委員 最後に、検討期間について伺いたいと思います。  附則七条、ここで検討時期として「施行後十年」というふうになっておりますけれども、ただいま私が提起いたしました問題、それから多くの委員が指摘してまいりましたさまざまな問題、もう既にこの法律ができる以前からいろいろな問題の...全文を見る
○秋葉委員 最後の御答弁、そういった考え方で、私たちもこの法案ができるだけよい運用がなされるように協力をしたいと思いますし、改善をするためにも皆さんと一緒になって頑張っていくという気持ちでございます。  大変いい御答弁をいただいた段階で、あと二、三分時間が残っていますけれども、...全文を見る
04月25日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。日銀法の改正案について、あるいはそれに関連した点について何点か質問したいと思います。質問通告のときの順序等と少し変わるかもしれませんけれども、基本的なことを何点か伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最初に、現行法との比較と...全文を見る
○秋葉委員 それが常識的な解釈だと思いますが、昭和十七年の解釈とそれから戦後の解釈とは非常に大きく変わっているということも、ただいまの御答弁の中ではっきりとしているわけです。  法律との関係で伺いたいのですけれども、そういった解釈を変更する、当然解釈が変更されているわけですが、...全文を見る
○秋葉委員 実態としてはそれでいいのかもしれませんが、法律がまずあって、その法律に従って業務を行うというのが通常の形だと思いますけれども、今の御答弁ですと、設置されたその政策委員会がいわば独立に日銀の業務内容を決定した、その決定の結果が結局は法律の趣旨の解釈に適用されたというよう...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えの方がはっきりわかったような気がいたします。  それで、先に進みますけれども、今回の日銀法の改正は、そもそも改正が必要であるという意思が、日本社会、特に日銀も含めて大蔵周辺に起こってきたわけですけれども、その理由の一つとして、先ほどの渡辺委員の質問にもあり...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  その上で、今お答えの中にありましたように日銀の独立性、それから透明性を高める、それが今回の法改正の主目的だということですけれども、具体的な内容を見ますと、独立性の部分、さまざまな制度的な変更によってその独立性を保つという目的を達成することになってお...全文を見る
○秋葉委員 それと同時に、これはまた日銀法改正とは別の考え方から出てきていると思いますけれども、日銀総裁の給与の問題ですね。これが総理大臣よりも高給ではないかというような指摘等あり、最終的には日銀総裁の給与も引き下げられるということだと思います。  そうなると、当然理事の給与も...全文を見る
○秋葉委員 そういたしますと、非常にへんてこなことになる。今まで役員集会というのが定款上定められていた。それが廃止され、そしてそこでの業務は実は政策委員会に移るというのが、これは一般的な理解でありますけれども、役員集会は何ら有益な役割を果たしていなかった、そしてそこに出席をしてい...全文を見る
○秋葉委員 すぐれた経験と見識を有する方、今 までもそういった方を選んでいたということですが、分野を限ったために業界の代表になってしまったというような批判もあったわけです。  その当否は別として、今の御答弁ですと、分野を限らない、広い分野から人材を求めるということが一つ。それ...全文を見る
○秋葉委員 そこのところは評価の分かれるところだと思いますけれども、具体的にどういうつもりで選人できたということよりも、ここは事実によってきちんとした判断をすべきところだと思います。この日銀法改正案についてはまだ審議が行われますので、その中できちんとしたデータを提出していただきた...全文を見る
○秋葉委員 何か官僚の天下りがだめだと言うと有能な人材の集合が物すごく小さくなってしまうというようなお答えで、それは官僚の皆さんにとっては心地よい評価かもしれませんけれども、官僚以外の人間にとっては大変不本意な評価だと私は思います。  狭くなってしまうといけないというところがあ...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたので、今回あと連休明けにまた三十分ぐらい質問させていただきますけれども、その間にできれば現在の会員権についても、それではどの地域のどういうクラブなのかといったこと、それから先ほど申し上げました ような天下り大事についてのデータがございましたら、これを...全文を見る
05月09日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  参考人の皆さんには、お忙しいところ、御貴重な御意見をお聞かせいただきまして本当にありがとうございます。御説はいろいろなところできちんと読ませていただいておりますけれども、改めてこの場でお話を伺って、やはり直接お話を伺うことがいかに大...全文を見る
○秋葉委員 時間が余りありませんので、もう一点だけ。これは実は簡単に例えることではないのですけれども、佐伯参考人に伺いたいと思うのですが、この三つの柱の中にフリー、フェア、グローバルということがございます。そのグローバルという観点に対して、これから二十一世紀を迎えるに当たって、特...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  福川参考人にはいろいろお聞きしたいこともあったのですけれども、また機会を改めましてお願いいたします。どうもありがとうございました。
○秋葉委員 先日に引き続いて、何点か質問をさせていただきたいと思います。  実は、けさの参考人の皆さんの御意見を伺っておりまして、その御提言の中で、何点がやはり確認をしておきたい点がございますので、それについて最初に伺いたいと思います。  この改正案の中の十六条に政策委員の定...全文を見る
○秋葉委員 実は、今のお答えの中に、恐らく意識されていない部分だと思いますけれども、非常に重大な発言がございます。ただいまの審議という言葉について権限を制限することはないというお答えに対しての疑問を呈さざるを得ない。  今おっしゃったお答えの中で、六人の外部からの委員はとおっし...全文を見る
○秋葉委員 済みません、その説明では全然納得がいきません。  総裁、副総裁以外の委員ということであれば、日本の法律においては冗長な言葉を使うことに何らのちゅうちょをしていないわけですから、正確にそう言えばいいじゃないですか。それをあえて審議委員という言葉をつくった上に、今おっし...全文を見る
○秋葉委員 ですから、総裁、副総裁は内部の人間、それ以外の人たちは外部の人間。内部、外部というのは日銀の内部、外部ということですから、外部というのは日銀の中には実際には入らないということの表明だとしかとれません。今のお言葉ですと、内部に入っていただくということであれば、そもそも外...全文を見る
○秋葉委員 総裁の任期は何年ですか。
○秋葉委員 政策委員の任期は何年でしょうか。
○秋葉委員 任命に当たってはスタガー制をとるということを理解いたしております。そういたしますと、新たに日銀の総裁が任命される際に、既に政策委員六名のうちの何名かはそれ以前から政策委員であった可能性がございます。そうすると、その際には当然総裁が外部の人間という定義づけになると思いま...全文を見る
○秋葉委員 それは任命されてから後の話で、先ほどのお話ではあたかも総裁、副総裁というのは常に存在をしていて、新たに五年という任期がたっても何の身分の変更もないというような感じでおっしゃっていますけれども、これが何年か先になりますと、政策委員は既にその場にもう存在している、日銀の役...全文を見る
○秋葉委員 例えばアメリカの例で言いますと、大統領の任期が切れてから、大体、在職中にその大統領にかかわった図書館ができ、同時に大統領経験者が自分のメモワールを書いて、政治的な経験あるいは自分のやり残した仕事を後世に託すということが伝統的に行われております。  大統領の場合と日銀...全文を見る
○秋葉委員 これも問題提起の段階で、また別の機会に議論を続けたいと思います。  次に五十四条、アカウンタビリティーの問題に触れたいと思います。  アカウンタビリティーというのは、これは独立性、さらには開かれた存在というところから導かれてくる非常に重要な問題だと思いますけれども...全文を見る
○秋葉委員 もう一点確認したいのですけれども、通常のといいますか、法律で想定をしているルートとしては大蔵大臣経由で国会ということですけれども、この五十四条があるために、例えば日銀総裁が独自に国会に報告書を提出したいというふうに考えた場合に、その直接国会に報告書を提出することを妨げ...全文を見る
○秋葉委員 会計検査院の場合には少々違っておりまして、これは憲法上の規定ですけれども、内閣を経由することが決められていますけれども、そのことに制限されるわけではないという解釈が一般的です。日銀の場合にも同様に、大蔵大臣を経由しての報告書、そういった出し方もあるけれども、直接国会に...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  国会の方からの要求があれば直接報告書を提出することができるということであれば、それはそれで結構ですが、もう一つ、アカウンタビリティーという言葉の解釈が、ややもすれば非常に甘口の解釈が行われております。  説明責任という言葉がマスコミでは通常使われ...全文を見る
○秋葉委員 責任を明確にするというところがよくわからないのですが、じゃ、もう少し具体的な形で伺いますけれども、仮に政策上の非常に大きな過ちがあった、そのことが明確になれば、それで責任を果たしたというふうに今のお答えでは聞こえるのですけれども、例えばニュージーランドではその結果とし...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。国会との関係での責任のとり方について、また別の機会に伺いたいと思います。  実は、バブル期の反省として日銀法改正、その一つの要因となったわけですけれども、それに関連して、バブル期の反省、いろいろな問題がありますが、その一つとして、組織暴力とそれから金融...全文を見る
○秋葉委員 それと、具体的な数字として、できれば七〇年代の列島改造計画があったころのデータと比較ができればいいのですけれども、なければ、最近の傾向について、具体的なその検挙数等がありましたらお教えいただきたい。
○秋葉委員 実は、これは検挙件数ですから、具体的には、検挙に至らない非常に多くのケースがこのほかにあるというふうに私は理解をしております。  こういった形で、バブルに付随したいわばやみの部分の問題というのが存在しているわけですけれども、やはりこれを放置しておくということは日本の...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたので、提起しました問題については、今後も継続して議論をさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
05月16日第140回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○秋葉委員 南極の環境についての条約の国内法整備ということで今回の法案が提出されているわけですが、さまざまな環境関連の条約についての国内法整備、今までにも行われてまいりました。その中でも、やはり私は、今回の法案について審議するに当たっても、環境庁としてこれまでどういった実績がある...全文を見る
○秋葉委員 私がまだ質問していないところまでお答えをいただきまして、環境庁として、今回の干潟が干上がってしまうことについて、やはり内心じくじたるところがあるからこそ、そういった質問していない点にまでお答えいただいて、環境庁が一生懸命やっているというところを示したい、そういうお気持...全文を見る
○秋葉委員 登録する状況にないというふうに簡単におっしゃいますが、環境庁長官、現地を訪れたことはおありにならないわけですね。
○秋葉委員 この委員会も含めてですが、国会ではさまざまな委員会が日本国内の現地視察をしたり、高いお金を使って海外にまで視察を行います。それはやはり現地を見ることが大事だというふうに国会で考えている、私たちも考えているというふうに思いますが、現地を訪れるということの重要性、国会の委...全文を見る
○秋葉委員 現地に行かなくても現状の把握はできるというお考えのようですが、となると、国会の各委員会が海外視察を行うことは廃止すべきであるということを閣議で御提案になりますか。
○秋葉委員 どうも現地に行かれることに非常に抵抗を持っていらっしゃるようですが、現地に行くことに関して、何か環境庁長官は現地に行くとまずいような事情でもあるのでしょうか。まず見ていただいて、この環境委員会の委員長の佐藤謙一郎さん、現地に参りました。私も、環境委員長からぜひ行くべき...全文を見る
○秋葉委員 現地視察の件については、またこれからの長官の勇気ある行動を見守っていきたいと思います。  先ほど登録の件について申し上げましたけれども、実はラムサール条約の内容は、登録をしていないものについてもきちんと管理をする、保護をする、そういった努力をする必要があるということ...全文を見る
○秋葉委員 その保全を行うことになっているんですよね。ところが、ゲートが締まっていると、干潟は今月中いっぱいで死滅する。死滅することが保全することと矛盾するというのをあえて私が申し上げるまでもないと思うんですが、そうすると、その義務を果たしていないということに結論としてはなってし...全文を見る
○秋葉委員 その指定をするのはだれですか。
○秋葉委員 本当に保全をしたがったら、環境庁の責任において指定をすることができる。その結果として、保護をしなくてはならない義務が生ずる。保護をしてないじゃないかという問題提起に対して、指定がされていないからというふうに答えるのは、まさに絵にかいた官僚答弁であって、自分の責任を放棄...全文を見る
○秋葉委員 環境庁が設置された主たる目的は、地元との調整を行うことでしょうか。
○秋葉委員 地元の利害関係については、例えば知事であるとかあるいは市長、その地方自治体の議会等、その利害関係をきちんと代表する地方自治の制度というのは、憲法にも描かれておりますように、そういったシステムをきちんと持っております。  環境庁が設置されたのは、そういった地方自治体の...全文を見る
○秋葉委員 重要な問題であれば、責任者がもう一方の当事者の責任者と直接に話をする、これはクリントン・橋本会談、日米会談でも通常行われていることですから、今のお答えの中で、調整が大事だ、環境を保全するという目的以上に調整が大事だというようなことをおっしゃっているんですから、当然その...全文を見る
○秋葉委員 今、長々とお述べになったのは、農水省がこの堰を締めた、あるいはそれ以前に防潮堤をつくった理由であって、上げられない理由とは、これは全く次元の違う問題であります。  事実、四月十四日にこの堰が締められるまでは、人によっては、これはギロチンが落ちたというふうに表現される...全文を見る
○秋葉委員 過去一年あるいは過去数年でもいいですけれども、それを聞いているので、ゲートを締めたから状況がよくなったとおっしゃいますけれども、過去数年間でもその状況はそんなに変わりていないんですよ。しかも、今冠水の程度が少ないというふうにおっしゃいましたけれども、その部分もポンプを...全文を見る
○秋葉委員 先日はこの衆議院では環境のアセス法案審議をいたしました。その審議の中でも何度となく指摘されたことは、法案として、法案が提起をしているアセスのやり方についていろいろと問題がある。問題があっても環境庁が本当にしっかりとした仕事をするのであれば、そういった問題は余り私たちと...全文を見る
05月28日第140回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号
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○秋葉委員 私も大体時間の範囲内で何点か質問をしたいと思います。  まず、きょうの参考人の皆さんの御意見、それから質疑を伺っていて感慨を持ったのですが、こういった議論が現在の制度が導入される以前にもっときちんと広範に行われていれば、制度の導入された後で、あれは私は熱に浮かされて...全文を見る
○秋葉委員 ちょっと私の質問の仕方が余りよくなかったのかもしれないんですが、私はどちらかといいますと、理想の選挙制度、完璧な選挙制度という意味でのよい悪いということを伺ったのではなくて、現実の選挙制度にはかなり欠陥が、どれを見たって大体欠陥があるんです。その上で伺いたかったのは、...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。
○秋葉委員 投票率に関連して、日本の投票の方式を改善すると投票率も、ほんのちょっぴりかもしれないけれども上がるのじゃないかという議論がございます。それは自書式ですね、自分で候補者の名前を書く投票制度をとっている国というのは日本だけと言ってもいいのだと思います。  ですから、例え...全文を見る
○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  午前中の参考人の皆さんにも同じようなことを申し上げましたので、最初同じようなことをちょっと繰り返させていただきます。  午前中もそうでしたけれども、参考人の皆さんの御意見を伺っていて、やはりこうした冷静な議論がきちんと行われているとい...全文を見る
○秋葉委員 私も、大体そのあたりから始めたらいいのかなというような気がしているのですけれども。  そこで、国民投票の役割を国の政治の中にこれからも徐々にではあっても入れていくべきだということを考えますと、北岡参考人もおっしゃいましたように、実は、北岡参考人がずっと主張してこられ...全文を見る
○秋葉委員 先ほどの質問にちょっと関連するのですが、住委員がおっしゃったことを私はもうちょっと極端に考えているので、どちらかというとこれもまた穏やかならぬ表現になるのですけれども、政党というのは、やはりかなりあいまいな存在といいますか、うさん臭い存在というか、政党法ができても恐ら...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 文教委員会 第17号
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○秋葉議員 確かにおっしゃるとおり、今回のこの法案では、特に高齢化進展の中で障害者や高齢者に着目をした上での弱者の立場、人の心の痛みの理解の促進をねらって、ここに絞って考えていこうということをうたっております。これはボランティア活動の重要性を否定するつもりではなく、まず出発点とし...全文を見る
○秋葉議員 お答えいたします。  私は大学の教師でもありますので、その立場からもお答えできると思うんですけれども。  これまで文部省等とも協議を重ねて、そういった形で大学が積極的に関与をしてくださるようにいろいろと議論をしてきておりますけれども、おっしゃるように、大学教育の内...全文を見る
○秋葉議員 おっしゃるように、当委員会で公聴会を開いて学生の意見を聞くということはやっておりませんけれども、法案作成、あるいは考える段階で、中心になった田中眞紀子議員を初めとして、私たち、学生の意見も大変聞いております。反応はおおむね好意的でございました。  それともう一つ、大...全文を見る
○秋葉議員 お答えいたします。  制度として法律あるいは省令に定めて、これこれこういう手だてをとるべきであるということは、現在のこの法案の中には入っておりませんけれども、今おっしゃったような、実際に介護の研修を受ける学生の心の問題については、これは問題が生じる以前から、例えば大...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 文教委員会 第17号
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○衆議院議員(秋葉忠利君) おっしゃるとおりだと思います。  研修というフォーマルな形をとるかどうかは別として、やはり事前にほとんど知識がない学生ということを前提にしておりますので、どういった状況の中で自分がどういう役割を果たせばいいのかということを、例えば一つには、最初から完...全文を見る
○衆議院議員(秋葉忠利君) 最初の点について答えさせていただきますけれども、まず最初に、この法案について全体的に非常に配慮のきいた評価をしていただいたことを感謝したいと思います。  短期大学の学生についてですけれども、御指摘のように、二年間という短い期間に教育実習を初めその他さ...全文を見る
○衆議院議員(秋葉忠利君) 日本ではありませんけれども、アメリカで何度か介護その他の体験があります。それから、今家族の中に老人がおりますので、現実問題として取り組んでおります。
○衆議院議員(秋葉忠利君) 簡単に補足いたします。  これは教育プログラムの一環ですから、レポートを出す出さないというのは学生を送り出す大学側の責任です。その責任において、例えば個々の指導教官なりあるいは大学としての方針を適正な教育が行われるようにきちんとやってくださるものと期...全文を見る
06月17日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第22号
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○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  きょうは、主に証券市場について何点か基本的なことについて伺いたいと思うのです。  まず、兜町ではいろいろなうわさが流れるのだそうですが、最近といいましても、もうことしに入ってからずっとなんですが、よく聞いてみますと、昨年から、あるいは...全文を見る
○秋葉委員 大蔵の方はこれについて調査をしているのか、あるいはどの程度の情報を把握しているのか、教えていただきたいと思います。
○秋葉委員 事の深刻さが余りよく伝わっていないような気がいたしますので、幾つかの銘柄について具体的な値動きを申し上げたいと思います。  これは企業名を出してもいいのですけれども、大蔵委員会でどうも不穏な動きがあるということで企業名が出たということになると、その企業に悪影響が出る...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えの中で、要するに、きちんとした情報が検察当局に届けば、つまり告発の形できちんとした問題提起がなされれば検察としても動く、そういった情報がなければ動かないということでよろしいのでしょうか。
○秋葉委員 つまり、今のお話で伺うと、監視委員会も、どうも人手が足りないということだと思いますけれども、年間二百銘柄、そうすると、今申し上げたような問題はその網から漏れてしまう。大蔵は、自分たちは管轄外であると言う。そして検察当局も、これはきちんとした問題提起があればということは...全文を見る
○秋葉委員 質問時間がもうありませんが、今のその御認識は、私が大蔵省の皆さんに具体的にかなり詳しく申し上げたことが局長まで伝わっていないような感じなんですけれども、情報開示されていないんですよ。私が調べたのは、要するに一投資家として調べるという手段で調べました。その結果として出て...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。
06月17日第140回国会 衆議院 本会議 第47号
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○秋葉忠利君 ただいま議題になりました臓器の移植に関する法律案に対する修正案、俗称で言わせていただきますが、これについて反対討論を行います。  まず、この修正案について、私どもいわゆる金田案提出者は大変困惑しております。  テレビのコマーシャルで話題になったのがあるのですが、...全文を見る
10月21日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  大変長い一日で、お答えになる橋本総理初め皆さんも大変だと思いますが、委員の皆さんも御苦労さまですが、三十分という時間で一つ二つ問題提起をさせていただきたいと思います。  この法案、それからその背後にある考え方、財政構造改革というこ...全文を見る
○秋葉委員 そういった思慮深い方向で、ぜひ一人一人の子供たちの立場というところから考えていただきたいと思うんですが、実は、学校に非常に大きな構造的な問題があります。これをずっと指摘してきたのが日本数学会とか日本数学教育学会とかで、私は日本数学会の会員なんですが、その視点から、実は...全文を見る
○秋葉委員 本当に残念だと思うのですが、それを改善するためにいろいろ考えなくてはいけないのですが、その原因を究明する必要があると思うのです。  そこで伺いたいのですけれども、その前に、中学校一年の数学というのは、実は世界的に非常に難しくなります。小学校のうちは、四則計算、たかだ...全文を見る
○秋葉委員 そこの認識が実はかなり違います。  文部省でつくっていただいた、調べていただいた資料によって見ますと、例えばドイツは百六十六時間、これは年間、中学一年生の授業時間です。日本ではこれによると百五時間、五〇%以上違う。六〇%もドイツの方が多いのです。  それから、私は...全文を見る
○秋葉委員 これは文部省からいただいた資料ですが、今の数字、三十二・九人というところで、これは単式学級の場合にすると三十四・八人、大体三十五人です。ですから、フランス、ドイツと比べると、イギリスとは十五人ぐらいですが、フランス、ドイツと比べても一クラス当たりの生徒数が十人多い。こ...全文を見る
○秋葉委員 今は忙しいときだと思いますから、すぐとは申しませんが、十二月には京都でCOP3、温暖化防止のための環境会議が開かれます。全世界からやはり環境に対して関心を持っている人が来られるわけですから、その会場で、議長さんは、ところで世界的に問題になっている諌早に行かれたのですか...全文を見る
○秋葉委員 WWFで算出をした一四・八%ですが、これの算出の根拠というのは大体四つあるのです。つまり政府の、これは通産省の試算だと思いますけれども、それに加えること大体四つの部門があるのですが、その四つの部門を見ても、それは確かに努力は必要なところですけれども、それほど過重な負担...全文を見る
○秋葉委員 この環境の問題については私は、かつて橋本総理が、大蔵大臣のときだったと思います、大蔵委員会の質問だったと思いますが、どなたかの質問に答えて、二十一世紀の世界で一番大事な問題は何かというような話になったのですが、そのときに環境の問題だということをおっしゃって、原稿も見ず...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  積み上げた数字であることは私も存じておりますけれども、その積み上げ方、一つ一つのステップが、さっき申し上げましたように金太郎あめの切り方がちょっと方向が違っているような気もいたしますので、ここも重ねて議論をぜひ続けさせていただきたいと思い...全文を見る
10月23日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
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○秋葉委員 先日の質問で十分カバーできなかった何点か、引き続いて伺いたいと思います。  建設それから運輸、お二人の大臣に来ていただいておりますので、最初に、もう大分遅いですから、最初に一問だけですので、その質問を伺って、後はゆっくりと、農水の問題についてはゆっくりとお願いしたい...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  従来のやり方を余り変えるおつもりはないようなんですけれども、やはり、非常に大きな問題があるときには、視点を変えて考えることが大事なんではないかと思います。そういう意味で一つ提案をさせていただきましたけれども、同じような視点から、食糧それか...全文を見る
○秋葉委員 これから伺おうと思っていたことをたくさんお答えいただいてしまいまして、ちょっと困っているのですが、一つには、確かに世界の人口が非常に多くなる。それで、現在、飢餓の状態とは言えないまでも、栄養不足の人口が非常にある。  実は、プラス、マイナスをしますと、現在の時点では...全文を見る
○秋葉委員 御配慮ありがとうございます。  そうすると、難しい問題があるということはわかりますけれども、現在三百七十万トンある日本の余剰米がこれからふえるのか減るのか、それと、三百七十万トンあるものがいわば使い道がないわけですから、その三百七十万トンの行方はどういうふうになるの...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございます。  土地改良によって米以外のものができるようになった、ということは、だから米の生産量が減るということで結構なんですけれども、これから米の余っているものはふえるという予測の方が常識的ですね。例えば、これから豊作が続けば三百七十万トンが五百万ぐらい...全文を見る
○秋葉委員 何度聞いても、その余った米、結局米の主要目的は食べることなんですが、我々の口に入らない米がどうなるのかというのはお答えいただけないんですが、やはりこれは秘密にしておかなくちゃいけない何か理由があるんですか。何か錬金術みたいなのがあって、どこかで金に変わっているとか、そ...全文を見る
○秋葉委員 米の援助の場合には、これは最近勉強した結果わかったのですけれども、米を直接送るということではなくて、米の金額に相当するお金を出して、例えばFAOがそのお金を使ってお米を買って、それで被援助国に渡すというようなことが行われているらしいんですけれども、それだと日本に備蓄さ...全文を見る
○秋葉委員 備蓄と余剰米についてもう少し議論をしたいんですが、ちょっとほかの問題もありますので、時間がありませんので、とりあえずこの問題についてはこのくらいにして。  ただ、備蓄政策は、生産調整で全部うまくいくほど簡単ではないと思います。それは識者が既に言っていることですし、そ...全文を見る
○秋葉委員 積極的にいろいろなことをお考えになって実行されていること、大変うれしく思います。  せっかくですので、特に今の日本の農業の姿というのは、やはり農家の高齢化ということが進んで、後継者がいない。そういう状況で、後継者づくりに般立つとは思いませんけれども、少なくとも若い働...全文を見る
○秋葉委員 六月に、私たち五人の国会議員で質問主意書を提出いたしました。  その中に、この諌早の工事費についての詳細を教えてもらいたいという項目があるのです。一つ  一つ、例えば堤防をつくるのに幾らかかったか、あるいは地元対策費というのもありますけれども、項目を挙げて大体十項...全文を見る
○秋葉委員 地元の要望があるかどうかというのは全然伺っていないのですけれども、それから、雨の話も全然していないのですが、先に言っていただきましたからお見せします。これは、ちょっと済みません、上田議員のようにもうちょっと大きなパネルにすればよかったのですが、諌早で雨が降ったときの写...全文を見る
○秋葉委員 済みません、一言だけ言わせてください。  今、手紙をお読みになりました。私は、ここに写真を持ってきております。それぞれ言っていることが違います。こういうふうに、それも第三者、島村大臣と私ではなくて第三者が、片方はいいと言い、片方は悪いと言っている。そういうときにどう...全文を見る
10月30日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第11号
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○秋葉委員 参考人の皆さん、長時間、貴重な御意見を大変ありがとうございます。時間が十分ですので、基本的なことを一、二、確認をさせていただきたいと思います。  主に財政再建と景気の関係について伺いたいのですけれども、まず石参考人にお願いしたいのですが、先ほどのお話、簡単に景気とそ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  それと非常に対照的な御提案を財部参考人から伺ったのですが、対照的といいますか、非常に具体的かつ効果というところに焦点を当てたようなところで、先ほど少しお話しになり始めて時間が足りなくて、数字を恐らくお持ちなんだろうと思いますが、銀行の貸し...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、ほかの点についてはまたいうか数字をお教えいただければ大変ありがたいと思うのですが。  小野参考人にこの景気のところで一つ伺いたいのですが、これは時間がなくて、御準備いただいた資料の三ページのところに経済対策ということで景気の面が触れてあります。...全文を見る
○秋葉委員 吉田参考人に伺いたいのですが、やはり景気と財政再建のところなんですが、非常に広い範囲にいろいろ御著作を物にされているので幾つか読ませていただきました。そういった関係から、少し幅広い、例えば行革といったような関連までも、あるいはそれ以上の社会的なさまざまな変革ということ...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  時間ですので終わります。
11月12日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  今回の金融持ち株会社解禁に伴う金融関係法の整備に関する法律案について、初歩的なところだと思いますが、基本的なことを何点か質問させていただきたいと思います。  第一番目なんですが、独占禁止法の中には、金融持ち株会社を解禁するに当たって、...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。説明の方がもっと難しくてよくわからないようなところもあるのですが、常識的に考えた線の解釈でいいようですので、次の質問をさせていただきたいと思います。  今回の銀行法の改正の部分に関連してなんですけれども、銀行持ち株会社、金融持ち株会社、その子...全文を見る
○秋葉委員 ですから、もう少し具体的に、詳細にわたってどのような規制がかかることになるのか。これは、例えば政令というような形で規制をかけることになると思うのですけれども、できればその政令のより具体的な内容について御説明いただきたいと思うのです。
○秋葉委員 それは説明としてはわかりますけれども、ただ、それなりの客観的な基準がないと、一体どういう基準によって不正であるかどうかということの判断をしているかの判断が外側からはつかないことになりますね。それについて、例えば今までの慣行とか、それから具体的な今までのさまざまな不正事...全文を見る
○秋葉委員 そこは非常に優秀な皆さんがそろっている大蔵省のことですから、一つ一つの事例を列挙するのではなくて、一般的な形での基準をつくることはそれほど難しくないと思いますので、御検討をお願いしたいと思うのです。  なぜこのことが心配かといいますと、例えば第  一勧銀、これは新...全文を見る
○秋葉委員 その点について関連して伺いたいのですけれども、持ち株会社ができてもできなくても、持ち株会社という形をとってもとらなくてもできる犯罪というのはあるわけですが、持ち株会社の形態をとることによって、今まではできなかった、あるいは今までやることが難しかったけれどもできるように...全文を見る
○秋葉委員 実は、このところ起こっている不祥事のほとんどは、今おっしゃった前提、企業のトップのモラルがしっかりしていれば問題はない。その企業のトップのモラルが非常におかしいということがこれほど明々白々にわかってきたわけですから、その前提ではなくて、仮にトップがおかしいモラルの持ち...全文を見る
○秋葉委員 それに関連してですけれども、そうすると、その地域の区割り、例えば県単位なのか、あるいは衆議院の選挙のブロック単位ぐらいなのか、あるいは市町村なのか、そのあたりの線引きというのはもう既に大体想定されているのか。それとも、ここは過度の集中があるのではないかという、これから...全文を見る
○秋葉委員 それに関連して、それは具体的な事例が出てきてからでも十分間に合う話だと思いますけれども、持ち株会社の形態の一つで、ちょっと概念整理が混乱していてよくわからない例があるのです。  例えば、自分の会社の事業部、三事業部を独立させて持ち株会社にする、後に、その持ち株会社が...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。  これで質問を終わります。
11月25日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。議題になりました罰則の整備のための金融関係法律の一部を改正する法律案について、また関連事項について、何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、大蔵大臣に伺いたいのですけれども、この関係法案を整備するに当たって幾つか非常に...全文を見る
○秋葉委員 きょうの質問をするに際して大蔵省の方と話をしているうちに、一つ確認をしておきたい事項が出てまいりましたので、改めて一点だけ、これは質問通告をしたことになるのかどうかわかりませんが、通告の中で出てきたことですので、改めて御準備をいただくまでもないと思うので確認をしたいと...全文を見る
○秋葉委員 わかりました。それが調査の内容だということがわかりましたが、それは、当時主計局に属していたすべての官僚の方に対して、直接  一問一答といいますか、そういう形で調査をして、その中にテリー伊藤氏のインタビューに応じた人はいなかったということになるわけですね。そういう結論...全文を見る
○秋葉委員 その調査はいつ行われたのでしょうか。
○秋葉委員 その後というのはいつの時点でしょうか。わかれば教えてください。
○秋葉委員 これについて、現在これは係争中ですけれども、飛鳥新社側の弁護人の言によりますと、これはテリー伊藤氏と直接話をした上、それから飛鳥新社側も、これは本をつくった当事者ですから、そちら側の言い分によりますと、これは実在の人物であるということになります。それと今の大蔵省のお答...全文を見る
○秋葉委員 海外にいる人についても事情聴取をしたということですね。いや、一人一人直接顔を合わせて話を聞いたということを伺いましたので、となると、わざわざ海外に出かけて事情聴取したのか、その辺がちょっとよくわかりませんので。
○秋葉委員 わかりました。ありがとうございました。  大蔵省側で調査をされた内容についてはそれで一応つじつまが合いますので、次の質問に移りたいと思います。  実は、この一連の質問は法務委員会で我が党の保坂議員が質問をしてきた点でありますけれども、時間が十分でなかったり、あるい...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  こういう情報を最初に法務委員会で保坂議員が質問をしたときに一緒に言っていただければ、恐らく不必要な手間をかけることもなかったわけですし、それから五万円、十万円、これは清算すればいいのかという別の問題が出てきますけれども、例えば今お話しいた...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えの中には直接出てきませんでしたけれども、要するに、ほかの銀行については調査を行っていないという結論でよろしいんでしょうか。しかも、その調査をするかどうかの基準というのは、何らかのスキャンダルが生じた場合には調査をするけれども、それ以外の場合には調査はしないと...全文を見る
○秋葉委員 済みません。何度も同じことになって申しわけないのですが、調査はやっていないと一言おっしゃっていただければもうそれでいいのですが、調査をしていないということを言うのがそれほど難しいことなんでしょうか。今の論理的な結論はそうなりますから、あえてそれほど難しいことであれば言...全文を見る
○秋葉委員 していないのですね。ちょっと時間がもったいないですから、それはまた別のところで続けたいと思います。  同じような、これは今度は文芸春秋の十一月号なんですが、ここでは、田谷元主計局総務課長、今やめられているわけですが、この田谷氏が泉井被告の全額負担で接待を受けた回数が...全文を見る
○秋葉委員 そこも大変おかしな話で、田谷元総務課長が、これが全く大蔵省と関係のない人で接待を受けたのだったら大蔵が調査をしないということはわかります。接待を受けた時点では、大蔵省のれっきとした総務課長であった。そのことが問題になって、そのことが大蔵省の信頼を失わせている。そういう...全文を見る
○秋葉委員 そこの認識は少し違うと思います。繰り返しになりますけれども、失墜したのは、それは田谷さん個人ということもあるかもしれませんが、大蔵省が信頼されていないということです。それが現在の、現下の日本の世界的な評価ともつながっている。だから、大蔵省としてはきちんとした事実調査を...全文を見る
○秋葉委員 自粛していくというのが大体中心的な考え方のようなんですが、そこで実は先ほど来の質問と関連してまいります。  不祥事が起こった際に、例えば大蔵省としてきちんとした調査が行われて、その事実関係がすべて公開される。そのことが当たり前になっている社会であれば、例えば今おっし...全文を見る
11月26日第141回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  一、二点について伺いたいのですが、まず最初に、国連において十月の三十一日、マレーシアなど四十五カ国によって、核兵器禁止条約の早期締結につながる交渉を一九九八年に開始することを求める決議案が提出されました。  この決議案に対して日本...全文を見る
○秋葉委員 その件については改めて伺いますが、まず一般論として、やはり核兵器の禁止、核兵器の廃絶ということについては、日本政府としては、唯一の被爆国ということまでしばしばおっしゃっているわけですから、これについては当然、禁止それから核兵器の廃絶ということで賛成であるということは言...全文を見る
○秋葉委員 ここのところについては決議案云々の話ではなくて、一般的な原則として、核兵器に対するどういうことを考えているのかということを伺っているので、決議案についてはまた一つずつ伺ってまいります。  では、決議案についてですけれども、私の理解するところでは、四回に分けて投票が行...全文を見る
○秋葉委員 棄権をされたわけですね。今の話を伺いますと、反対してもよかったんじゃないかという説明ですが、棄権で、なぜ反対ではなかったのですか。
○秋葉委員 済みません、賛成して具体性がないという議論を展開されるのはわかるのですが、要するに、賛成すれば、そういう具体的な時間枠組みができて交渉が始まるわけでしょう。それに賛成しないでおいて、現実的に枠組みをつくることには具体性がありませんというのは、おかしな論理ですね。だから...全文を見る
○秋葉委員 さっきの第十段落との差のところがよくわからないのですが、交渉を誠実に行い、完了させる義務がある。前の第十段落は、開始する必要性を強調。始めることと会議を完了させる義務があるというのを考えると、先ほどおっしゃった現実性、それから具体性というところからいいますと、開始をす...全文を見る
○秋葉委員 今のことでちょっと、西側諸国それからその他核保有国云々とおっしゃいましたが、それらの国の中で被爆をした、被爆経験を持つ国というのはあるのでしょうか。済みません、皮肉で申しわけありませんが、答えてください。
○秋葉委員 だからこそ日本の態度が、そういった国々と異なった明確な態度をとっても全くおかしくない。それが国際世論の指し示す方向ではないですか。そこの独自性を何も主張せずに、西側の諸国がとか核保有国がということが出てくる、それについて日本国民、特に広島や長崎の被爆者たちはいつも歯が...全文を見る
○秋葉委員 先ほどの第十段落は時間枠ですね。今度の主文の第二段落というのはつながる。これが一九九八年に開始、でも、これは開始をするということを言っているだけで、完了させる義務があるなんというのは書いていないわけですね。  完了させる義務があるというところに賛成したら、それはどこ...全文を見る
○秋葉委員 カットオフ条約の大事なところは、何か選挙だと名前が大事なのですが、カットオフ条約という名前が決議案の中に出てくることがそんなに大事なのですか。  実質的には、この決議案の中に入っているのは、「核兵器の開発、生産、実験、配備、貯蔵、威嚇及び使用を禁止し、」カットオフ条...全文を見る
○秋葉委員 いや、それはわかっています。わかっているから聞かなかったので、聞いたことに答えてください。
○秋葉委員 全然答えになっていません。  ですから、カットオフ条約の交渉を進めることと、この決議案に賛成することは全く何らの矛盾もない。カットオフ条約もより大きな軍縮交渉の一環としてとらえて、日本がそれこそリーダーシップを発揮して、カットオフ条約が大事であるという認識は、これは...全文を見る
○秋葉委員 ということは、このマレーシア決議案、総会では賛成に回ってくれるということも含めて積極的に考えるということですね。
○秋葉委員 ともかく、ちょっと条件つきですけれども、検討するというお答えをいただきましたので、何もマレーシアの決議案、変えなくてもいいのですよ。要するに、皆さんの柔軟な頭をもうちょっと柔軟にして解釈を変えればそれで済む話なのですから。それで、まだ時間がありますので、私も非公式に皆...全文を見る
11月26日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○秋葉委員 与党の立場から、何点か質問をさせていただきます。  しばらく前のことなんですが、一年ぐらいの単位でお考えいただければいいんですが、さる有名な作家が、毎朝新聞を見るのが憂うつだ、最近の新聞は逮捕新聞になっている、毎朝新聞を見ると、だれか偉い人が逮捕されてとんでもない話...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  その結論を得るべしというところで、もうちょっと具体的なことを後ほど伺いたいと思いますが、市民的に、あるいは世論の立場から、実は危機感が十分伝わっていない感がいたします。そのことを何点か例を引いて申し上げたいと思うんですけれども、いろいろマ...全文を見る
○秋葉委員 今のお答えを聞いていますと、深刻さは大蔵省の皆さんはそれほど感じていらっしゃらないのかなと。産みの苦しみというのは、子供を産むというのは病気の中には入らないわけですから、そういう意味では、ある意味では危険はあるにしろ通常の出来事であるというふうにおとりになっていらっし...全文を見る
○秋葉委員 それに関連して二つ申し上げたいのですが、一つは、結局、現在注目されている事柄の一つは公的資金の導入ですけれども、これも結局預金者保護という大義名分があるわけですが、そのテクニカルな意味での是非というのは一方においてありますけれども、世論の立場を考えると、やはり住専の処...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、大蔵省は、いろいろ注文をつけてはいますけれどもやはり頑張っていただかなくてはいけないわけですから、国民一体になって、大蔵省が先導してこの危機を乗り越えるということでぜひ頑張っていただきたい。そのことをお願いいたしまして、質...全文を見る
11月27日第141回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  時間が余りありませんので、いろいろと伺いたいこと、提案したいことがあるのですが、一点だけ。選挙権を海外において取得する際の条件ですが、日本に帰国をして日本に住む意思がなくてはいけない。ちょっと長ったらしいあれですので、日本に帰国の意思が...全文を見る
○秋葉委員 では結構です。法制局。
○秋葉委員 時間が短いので、憲法のどこに書いてあるかだけ言ってください。
○秋葉委員 一般的な話ではなくて憲法の話です。
○秋葉委員 憲法では、日本国民は選挙権があると書いてあるんです。関心度が高ければ選挙権を与える、低ければ与えないというようなことはどこにも書いてない。それが第一点です。では、仮に譲って、それは外国の場合だから、関心度の高い人に優先的に与えようという議論は成り立つかもしれない。 ...全文を見る
○秋葉委員 答えられないのでしょうか。そういう相関関係はない。これは要するに自治省、今選挙部長はうなずかれましたね、そこのところははっきりと記録に残しておいていただきたいと思います。  つまり、国政への関心度があるなしで投票権を持たせるかどうかというのを決めるという判断基準をと...全文を見る
○秋葉委員 それも投票率が五割を切っているような選挙が毎年のように行われている。その人たちに対して、棄権をした人たちに対して、今のようなことを自信を持っておっしゃれるのですか。だとしたら、投票率が低くても、今おっしゃったような日本国民すべて日本国内に住んでいることによって政治への...全文を見る
○秋葉委員 となると、国内に住んでいる人と国外に住んでいる人に対しては、これは二重基準を設けている。ダブルスタンダードですね。そこのところがもう一つの問題になってまいります。  この理由のところは、もう最初の二点で十分理由として納得できないものであるということは御理解いただけた...全文を見る
○秋葉委員 それを聞いたのじゃなくて、それはわかっています。それは客観的じゃないですね。うそをついてもわからないですね。
○秋葉委員 そもそも、憲法で保障され、しかも私たち民主主義を支える上での一番大事な制度である選挙制度について、しかも選挙権を与えないという重大な規則を設けるに当たって、客観性がまるっきりないうそをついてもそれで通ってしまうような条項を設けるということは、大問題だと思います。こんな...全文を見る
○秋葉委員 要するに、余り意味のない条件をつけて、つじつま合わせのための理由をくっつけたので、その理由を正当化するために削除という項目が必要になっただけであって、実情にも全く合っていない、憲法の精神にも全く合っていないということで、これは削除すべきであるということがだんだんおわか...全文を見る
○秋葉委員 いや、一般論として伺っているので、アメリカでということではありません。  当然、自治省にお入りになる際にも、あるいはその前に大学でも試験を受けているわけですから、試験を受けるということ、その結果を尊重するというのは、読み書きもその一部になっている能力についての客観的...全文を見る
○秋葉委員 質問を終わります。
11月27日第141回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第5号
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○秋葉委員 参考人の皆さん、長時間大変御苦労さまでございます。最後になりましたけれども、十五分間、主に事実関係について何点か確認をしたいことがございます。  それで、私の立場を申し上げたいのですが、私は約二十年間アメリカに住んでおりました。アメリカには、御存じのように、新聞にも...全文を見る
○秋葉委員 それは事実と少々違います。東京、大阪は少なくとも朝刊、夕刊がございます。広島は夕刊がございません、全国紙は。中国新聞だけ夕刊があります。  それで、広島の朝刊に出るのは、朝刊に載った分とそれから夕刊に載った分、その一番早いところですね。それをあわせて一緒に載せて、で...全文を見る
○秋葉委員 いや、原因は再販じゃなくてもいいのですが、日本で百十円で普通に新聞を買っている。ワシントンで二十五セントだ。やはりこれは余りにもギャップが大き過ぎるのだと思います。  再販でないのだったら、じゃ、なぜこれほど高いのか。しかも、広告料だって世界一高いわけですから。これ...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、お二人からいただいたお答えですと、非常に建設的な方向で議論ができそうですので、これは結論をそのうち出さなくてはいけない問題ではありますけれども、十分な議論をした上で、ただ単に結果だけではなくて、議論のプロセスでさまざまな建...全文を見る
12月03日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○秋葉委員 金融不安の解消のためにも預金保険法の成立が必要だという認識でようやっと審議が始まったことを歓迎するものですが、まず最初に、けさの報道にもありましたように、このところ再びジャパン・プレミアムの最高値がつく、あるいは円安の動向も一時百二十九円値がつくというようなことがあっ...全文を見る
○秋葉委員 預金保険法の内容に入りたいと思いますけれども、社会民主党では、この金融不安に対応する措置として、公的資金の導入ということは避けられないだろうという判断をいたしております。  ただ、公的資金、手っ取り早く言えば税金というふうに考えた方が国民的にはわかりやすいと思います...全文を見る
○秋葉委員 そこのところは別の観点からもう一点伺いたいのですが、その前に、この制度を生かすためにあるいは金融不安を解消するために、透明性の確保、ディスクロージャーということが非常に重要になっているわけですけれども、この預金保険制度に関連してのみではなくて、より一般的に、例えば不良...全文を見る
○秋葉委員 きょうは証券局はお願いしていなかったので、飛ばし、それから簿外債務、これは証券関係ですけれども、それについての今後の調査というのは、どなたか、もしお答えいただければ。
○秋葉委員 そういったところもぜひ厳重に、今後の課題になるわけですけれども、きちんと総体としての不良債権のあり方、あるいはそれ以外に、今おっしゃったような、要するに正規のディスクロージャーの範嗜には入らないけれども、それ以外の分野でも金融不安をつくり出している諸要因についての十分...全文を見る
○秋葉委員 そういう趣旨で預金保険法の改正をするということは納得がいくのですけれども、その際に大事なのは、こういった制度があって、経営的には行き詰まっているけれども、純粋な意味で破綻以前の金融機関が複数集まって新しい出発をするということ、そのあっせんを大蔵省がするという形になって...全文を見る
○秋葉委員 最後に一つですけれども、公的資金の導入。これは、預金保険機構の財政状況が大分苦しくなってくれば公的資金ということにだれでも頭がいくわけですけれども、ある意味で、公的資金を実質的には出さないで、しかも預金保険機構の活動を担保する最大といいますか最も有効な方法というのは、...全文を見る
○秋葉委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
12月04日第141回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  参考人の皆さんには、きょう大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。お礼を申し上げたいと思います。  特に、金井参考人につきましては、日本とアメリカの間を行き来していらっしゃるということを伺いましたけれども、...全文を見る
○秋葉委員 時間がありませんので、今の金井参考人の御発言、前からの御発言も含めまして、この日本に戻って住所を定める意思があるかどうかという項目、条件にこだわっている議員をお持ちの会派の皆さんにお願いいたしますが、これは自治省もそうなのですが、こういった条件をつけることが、ただ単に...全文を見る
12月11日第141回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号
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○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  今までも同趣旨の質問が重なっておりますが、大事な制度ですので、やはり同じような重要な点に質問が集中するということでお許しいただきたいと思います。  今回の法案、目的の一つは、投票率を向上するということになっておりますが、一般の理解...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。  いろいろな可能性をきちんと検討した上で、可能なものから採用していくという方針だと思いますが、私はそれはそれで大変結構なことだと思います。  先ほどから指摘されているような、政治そのものをよくするということが一番大切なことであるという条件...全文を見る
○秋葉委員 今のは大変御謙遜のお答えだと思いますけれども、常識的に考えると、障害を多くすれば投票率は下がるわけですね。そこのところは御理解いただけると思います。  例えば、アメリカの選挙制度を参考にして考えますと、障害の一つに登録制というのがあります。アメリカの投票率を考えます...全文を見る
○秋葉委員 常識的に考えると、そういう面倒くさいことがあれば、大体投票率は下がるのが常識だと思います。  今の投票率向上のための時間延長というのは、先ほどのお話では何億、何十億という単位のお金がかかる、あるいはそれ以上のお金がかかる。それだけの努力をして、しかも社会的には、本当...全文を見る
○秋葉委員 私の言わんとしているところは、そういう技術的な、経過の問題ではなくて、憲法との関連において申し上げました。この点については、また別の機会にさらに議論を続けたいと思います。  投票率向上のもう一つの方法として、これも在外邦人の選挙権ということでかかわりが出てきますけれ...全文を見る
○秋葉委員 郵便投票といいますと、郵便を使うわけですから、当然これは郵政省がかかわってくると思うのですが、郵便を実際に扱っている郵便局の立場、あるいは郵政省の立場から、昭和二十六年といえばもうかなり昔ですから、そのころからの教訓を生かすためのいろいろなノウハウというようなものもあ...全文を見る
○秋葉委員 今の質問は郵政省に親切に聞いたつもりなんです。郵便事業を国営化するかどうかという議論がありまして、郵便局を国営化にしなくてはいけないという郵政省側の意見の一つで、信書の秘密を守れるのは郵便局だけであるという議論がありました。それに加えて、郵政省が、郵便投票制度をきちん...全文を見る
○秋葉委員 投票率を上げるための一つの方法として、ともかく可能性としては十分意味のある制度だと思いますので、ぜひ調査それから検討をおった問題についての情報を一緒に探して御協力をぜひしたいと思っております。  それに関連して、投票率を上げるため、それから開票の迅速化というところか...全文を見る
○秋葉委員 電子投票あるいは記号投票に移行する際の非常に大きな抵抗というのがその辺にあるという認識は共有しているようなんですが、そのハードルをどういうふうに乗り越えるかというところでもいろいろと知恵を出していただければというふうに思います。そのハードルを乗り越えると、電子投票に移...全文を見る
○秋葉委員 そうですね、単独のシステムをつくるのは確かに非常にお金がかかるわけですが、その解決方法の一つとしては、新しい、日本版の情報ハイウェーといいますか、そういったものを構築するということが可能だと思うのです。  それに関連して、当然頭に浮かぶのは、例えば郵便局というのは、...全文を見る