秋山肇

あきやまはじめ



当選回数回

秋山肇の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第112回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○秋山肇君 最後に御質問させていただきますが、皆さんと同様時間が限られておりますから、政府委員の方々にお答えをいただこうと思って細かく通告をしておきましたけれども、総括的に大臣からお答えをいただきたいと思うわけでございます。  昨年の九月十七日の委員会で私は、群馬県伊勢崎の固定...全文を見る
03月26日第112回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○秋山肇君 昨今東京では一点集中是正が叫ばれていて、遷都論が盛んに議論されているわけであります。現在各自治体でいろいろな博覧会やイベント等が計画、開催されているわけですが、それだけでなく、地方活性化のためには長期的な視点に立った計画が必要と思います。  日本は政治と経済が密接に...全文を見る
○秋山肇君 東京にすべてが集中して土地が値上がりをする、人が住めないような状態になってしまうことを皆が望んでいるわけではないと思います。多少家が遠くなったにしても、新幹線やリニアモーターカー等の交通網を整備し通勤しやすいようにしてあげることが必要であると思います。今は新幹線で通勤...全文を見る
○秋山肇君 これに対して、今までに例がないわけですけれども、国土庁長官、外からの交通の問題、土地の鎮静化ということもあると思うんですが、運輸大臣の方のお考えと同時に外からまた応援をしていただかないといけないと思うんですが、この点についていかがでしょうか。
○秋山肇君 大蔵大臣、お伺いしますが、この問題について、補助金は大蔵大臣の御所管だと思いますが、お考えを聞かせてくださいませんか。
○秋山肇君 これから東京都からも再三要望、お願いが来ると思いますけれども、大蔵大臣を初めとして各省庁連携をしていただいてこの実現に御協力をお願い申し上げたいと思います。  昨年から地価監視制度が厳しくなったわけですが、これは売買する土地の値段が高過ぎる場合行政側が指導価格を出す...全文を見る
○秋山肇君 この問題は、人件費がふえてしまうわけですし、税金のむだ遣いにつながるわけですから、ぜひひとつこの指導徹底というのをお願い申し上げたいと思います。  本来、続いて建設大臣にお聞きをしたいんですが、建設大臣は一時からという御出席をお願いしていますので、ちょっと質問が違う...全文を見る
○秋山肇君 現行の分割基準はどのようになっていますか。
○秋山肇君 今御答弁にあったんですが、分割基準は従業員の数となっていますが、従業員の数については、資本金等が一億円以上の法人の本社従業員数を二分の一とするということになっているわけです。ということは、東京の場合、各企業の本社が集中していることもあり、この適用を多く受けているわけで...全文を見る
○秋山肇君 現在東京都が富裕であるという東京富裕論が聞かれているわけです。これは地方税収の地域的格差が拡大し、東京都に税収がますます集中しているという主張をその論拠としているわけです。  しかし、私の調べたのによりますと、人口一人当たり租税負担額は、昭和六十年度の各都道府県の決...全文を見る
○秋山肇君 今大臣から御答弁いただきましたけれども、私が問題だと感じるのは、法人事業税というのは事業活動と公共サービスとの受益関係に着目して課せられるものであり、このような性格を有する事業税の分割基準については関係都道府県ごとの事業の活動量及び受益の程度等を適切に反映することが求...全文を見る
○秋山肇君 大臣に一時からでよろしいという約束をしていましたから……。質問の時間が早まっていますので質問がちょっとあちこちにいっちゃっいますけれども、違った質問に入ります。  先日の予算委員会で、私どもの野末委員から宗教法人について質問を行いました。文部大臣ほか、いろいろの御答...全文を見る
○秋山肇君 学校法人は出さなくていいといっても、私学助成の関係でやはり経理の内容をきちっとしていなければ助成の対象にならないわけですから、宗教法人とおのずから違うと思うんですが、じゃ宗教法人の経理の把握はどのようにして行っていますか。
○秋山肇君 随分、何というんですか、我々の税金を捕捉することからすると、またほかの法人のところからすると差があり過ぎるように思うんですが、ほかの公益法人の収支報告、経理の把握はどうなっていますか。
○秋山肇君 そうすると、宗教法人の資金量、資産というのは全く把握できていないということになります。  ここで、宗教法人の主な収入について簡単に説明していただきたいと思います。非課税部門と、そうでない、今の説明の部分ですね。
○秋山肇君 宗教活動による収入といったって、何と何が宗教活動だかわからないわけですよ。それから公益事業は何であるか、収益事業による収入は何であるか、その具体例で、例えば戒名料はどこに行くのかとか、その辺でずっとやってください。
○秋山肇君 今私の言ったのは例えば例として言ったので、あと宗教活動による収入にはそのほかに何があるか、公益事業による収入は具体的には何があるか、収益事業による収入は何があるか、それぞれ言ってくださいよ。皆さんわからないんだよ、何がどこに入るのか。
○秋山肇君 今東京では墓地が不足しているんですけれども、霊園、墓地の経営というのはこれはどっちに入りますか。
○秋山肇君 そうですか。これは私が調べたのでは、宗教活動による収入に霊園が入っているけど。
○秋山肇君 ちょっとそれは納得できないんですよね。お寺さんがあちこちにやっているものもあるんですが、それは言ってもなかなか答えが出ないんだと思いますけれども、そのように宗教活動の収入というのはちょっとわからない、戒名料にしてもつかめていないということで、今結構戒名料というのは二百...全文を見る
○秋山肇君 その檀信徒の、確かに自分の気持ちで出すものだと言いますけれども、お寺さんによればこれだけ持ってこなきゃということを言うわけですよ。皆さんそれを経験されているわけですよね。そういう実情があるわけですけれども、それではこの戒名料、大蔵大臣にお聞きしますが、相続税の申告のと...全文を見る
○秋山肇君 今、税務署の調査はうるさくて領収書がなかったらなかなか、何でも認めてくれないでしょう、普通ね。だけれども、それについては認めるということ、これただ一つじゃないですか。その点どうですか。普通の税金の申告とも一緒に兼ね合わせて答えてください。
○秋山肇君 何かゴルフで一番ホールからスタートしたのに二番に飛んでいったり、また一番ホールに戻ってきたような質問でありますから、建設大臣はその一番ホール、私がどういうドライバーショットを打ったかおわかりにはならないと思いますが、真ん中へ飛んでいっていますから、そのつもりでお考えを...全文を見る
○秋山肇君 不動産業者の地方での土地売買は地方での地価上昇の大きな原因になるというふうに思いますが、建設省のお考えはいかがですか。
○秋山肇君 ぜひ東京の二の舞を地方の都市に及ぼさないようにお願いをしたいと思います。  次に、都市における農地のあり方についてお尋ねをいたします。  インフラ整備のなされた介在農地が宅地化されずに残存することについて、建設省はどのようにお考えでしょうか。
○秋山肇君 そうすると、今の大臣のお答えで逆線引きということもお考えになっているということですが、現在、市街化区域農地の宅地並み課税についての建設省のお考えはいかがですか。
○秋山肇君 なかなか難しい問題だと思うんですね。それで、今お答えにもあったけれども、長期営農継続制度は恒久的な固定資産税制と位置づけられているわけですから、これに合った都市計画制度ですね、区画整理をやったところというのは住宅にするつもりで区画整理をしているわけですから、そういうと...全文を見る
○秋山肇君 理想的には、それは調整区域に行くということはわかるんですけれども、やはり二十三区の中からそれじゃ調整のところに行くということじゃなくて、今大臣のお考えも、私は逆線引きは逆に二十三区内の、あるいは市街化区域の中での交換をして逆線引きというのは無理なんじゃないかなと思うん...全文を見る
○秋山肇君 今のお答えでわかるんですけれども、やはり二十三区の完全な市街化区域の中で緑地として残していく、生産緑地として残していくという中で交換という手法にみんなが乗ってくるかというと、実際の腹は高くなったら売りたいとか、相続があったら売らなきゃいけないという問題があるからなかな...全文を見る
○秋山肇君 それに関連してというわけじゃないんですが、用途、容積の見直しが今行われていますね。それで、都市計画で道路のセットバック等が決まっているところに限ってこの緩和を認めると。前から大臣とやっていますけれども、私の質問が舌足らずなのか、大臣の方がのみ込んでいただけないのか、ち...全文を見る
○秋山肇君 土地問題はやはり今のそういう住民の協力、農地の問題、それから遊休地の利用をしていくということで、この間公述人の伊藤先生もおっしゃっていましたけれども、これは勇断をもってやらないとなかなかできないというふうに思います。ぜひひとつ建設大臣のお骨折りをお願いして、この関連に...全文を見る
○秋山肇君 一般から見るとおかしいわけですけれども、それと、宗教法人がいろいろな名目で集めて銀行など金融機関に預けた現金の利子配当等が税金がかからないという点であります。  これは所得税法第十一条「公共法人等及び公益信託に係る非課税」が法的根拠となり、宗教法人が集めた現金を銀行...全文を見る
○秋山肇君 東京国税局では毎年宗教法人に対する源泉所得税の調査を実施していると聞いております。昭和五十八年の調査結果を見ますと、三百七件の宗教法人を調査し、その結果、九一・九%に当たる二百八十二の宗教法人の幹部が脱税をしていたということです。このときはたしか、住職などの給与の額が...全文を見る
○秋山肇君 そのように多いわけですけれども、過去三年間の宗教法人の大口調査事例があると伺っておりますが、課税漏れの額、追徴税額はどのくらいになるんでしょうか。
○秋山肇君 ここに私資料を持っているんですけれども、その源泉を払う原資があるわけですね。ですから、その課税漏れ給与の資金源の主なもの、それから課税漏れの給与の使途の主なものを幾つか挙げてください。
○秋山肇君 今それの四番目の順位になっているのをちょっと言ってください。言いにくいでしょうけれども、これははっきり言ってください。
○秋山肇君 全国で十八万三千というんですから、これはそのうちの一部の法人だと思うんですけれども、やはりこの辺、氷山の一角だと思いたいんですが、そうではないような気がするんですが、その点はどういうお感じを持っていますか。
○秋山肇君 私がさっきからお聞きをしているのは、一般の税金を払っている人のことからすると本当にルーズだなというふうに思いますし、今課税漏れ給与の資金源と課税漏れ給与の使途ということで四つずつ出たわけですけれども、こういう現実があるということを御認識いただきたいというふうに思うわけ...全文を見る
○秋山肇君 一万八千三百、一〇%にすると言うんですが、それで今の御説明ですと、収益事業の方を重点的にするということだと、先ほどの説明で収益事業をやっているのは三%しかないわけですよ。だから、これでは意味がないと思うんですが、その点どうですか。
○秋山肇君 それは文化庁さんね、やはり調査をするということからいったらば、宗教法人の一番の目的というのは宗教活動による収入ですね、これが一番でしょう。それで、公益事業による収入を得ているのは一四%だとさっき説明なさったわけですね。それから、収益事業をやっているのは三%だと。今あな...全文を見る
○秋山肇君 それは、だから最初の答えが十八万三千ある、一〇%で一万八千三百について調査活動をすると言っていながら、今の答えじゃなくて言っているわけでしょう。収益事業から入りますと言っていたわけです、あなたの答えは。だから、そうじゃないと思うんですよ。一万八千三百やるならやるで、全...全文を見る
○秋山肇君 国民の皆さんが税金を払うというのは血と汗で稼ぎ出したものですよね。ですから、それがやはり納められたものを使われたところが、行方というものがきちっとしていなきゃいけない。そういうことからすると、私がきょう聞いている問題もその点について聞いているんですから、文化庁もその点...全文を見る
○秋山肇君 自治省にお聞きしますけれども、全国の固定資産税の非課税地の面積、非課税地というか、課税されている面積と非課税とどのくらいあるか教えてください。
○秋山肇君 このうち、非課税の中で宗教法人、学校法人等の所有主体別の非課税面積を把握していますか。
○秋山肇君 そうしますと、日本の国土は三十七万か八万平方キロですか、そうすると十六万平方キロしか課税されていないというとその割合は、税金を取っているところというのは日本の国土の幾らでもないということになるんですが、その点はどうですか。
○秋山肇君 やはり、全国でじゃなくて、逆に言うと固定資産税がことしは評価がえになって上がっていくわけでしょう。そうすると、この課税されている部分が十六万平方キロだということになると随分少ないわけですけれども、その非課税のところを取れという意味じゃなくて、私はその辺をきちっと、どこ...全文を見る
○秋山肇君 税務当局だけでは無理かもしれませんが、この点はそれぞれの省庁で連絡を取り合ってきちっとした方がいいというふうに思うんです。  というのは、国税、地方税それぞれの観点から見ますと、宗教法人の職員、例えば僧侶にしても一応源泉税を払っているわけですが、固定資産税に関しては...全文を見る
○秋山肇君 そうしますと、大蔵省にお聞きしますけれども、源泉税も取らない方がいいんじゃないですか。
○秋山肇君 すると、自治省と大蔵省とおかしいんじゃないですか。宗教活動をしていれば何でもただでいい、片方は個人の生活をしている部分については当然源泉は取らなきゃいけないということだったらおかしいでしょう。ちょっとその辺整合して答えてください。
○秋山肇君 理解できないけれども、先へ行きます。  それで、私は別にお寺さんをいじめようと思っているわけじゃないんですが、実は私、先日私の友人の奥さんが突然四十五歳で亡くなったんです。宗派は曹洞宗の方でしたが、北海道出身でしたので、川崎ですけれども、近くに知っているお寺がないか...全文を見る
03月31日第112回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○秋山肇君 私はまず軽油引取税についてお聞きをしたいと思います。  三月二十九日の新聞に「関西の石油ブローカーグループが、九州や北海道で石油販売会社をつくったり経営難の会社を利用して軽油を売買し、九州だけでも約三十億円に上る軽油引取税を脱税していた」ということが出ていますが、こ...全文を見る
○秋山肇君 記事によりますと洗浄剤と偽って申告していたということですが、洗浄剤にしたら地方税法上どういう取り扱いになるわけですか。
○秋山肇君 この新聞に出ていますように、一般的な軽油の流通形態として、元売業者があって特約業者、それから消費者に行く、また販売店を経由して消費者に行く。そして特約業者が都道府県税事務所に軽油引取税を払う、この形でいいわけなんでしょう。
○秋山肇君 この新聞に書かれている業者は、脱税がばれ追及を受けるとなると会社を解散、倒産させていたということで、かなり悪質だと思うんですね。この問題について、通産省と自治省では早速脱税についての防止策をまとめたというふうに聞いておりますけれども、その詳細というのは具体的に何か、簡...全文を見る
○秋山肇君 当然この防止策と同時に徴収制度の見直しというものも出てくると思うんですが、六十三年度の予算で調定見込み額を六千三百八十四億円というふうにしていますね。このうち年度内収入見込み額を徴収歩合九八%として六千二百五十六億円としてありますけれども、九八%というのはどういう理由...全文を見る
○秋山肇君 当然滞納があるんだと思うんですが、その下に、前年度からの滞納繰越見込み額の九〇%を徴収し得るものとして百二十五億円、こう書いてあるんですね。今の三十億というのはこの百二十五億円の何%になるのか、大変なパーセントになるんですが、この辺について、この問題は総予算とすれば大...全文を見る
○秋山肇君 私の言いたいのは、それはもうよくわかるんですけれども、この三十億というのも、脱税はこれだけじゃないと思うんです。新聞に出ておるからこれが表に出てきているけれども、脱税をしている額というのはほかにどのくらいを見込んでいるというか、まあ脱税を見込んでいるということはないで...全文を見る
○秋山肇君 だんだん細かい点に入りますけれども、次に移る前に、軽油引取税は新聞によるとリッター二十四円三十銭、これは間違いないですか。
○秋山肇君 目的税ですから、そういうことできちっとしたものを国民も負担をしているということですよね。そういう中でこの脱税というものは、悪い考え方をすればこれは本当に氷山の一角じゃないかなという感じがするわけですね。ですからぜひひとつこの脱税の問題についてはいろいろな角度で、先ほど...全文を見る
○秋山肇君 いや、私が聞いているのは、それじゃ逆に言うと、ゴルフ場は九百八十四億円見ていますが、これは徴収歩合をどの程度見ているんですか。これも九八%ですか。そうしたらおかしいんですよ。
○秋山肇君 そうすると、ゴルフ場、パチンコ場、その他とあって、全部平均して全体で九八%なんだと。私が言うのは、お客さんから預かっているものを払っていない、納めていないというのはおかしい、これは九八というのはおかしいと思うんですよ。だから、ほかのところとの関連で九八になっているんで...全文を見る
○秋山肇君 それはお答えはよくわかるんですよ。それは予算を組むんですからわかるんですけれども、我々みんなプレーに行ったら千五百円なり千八百円なり払うわけでしょう。それを、まして紳士のスポーツだと言われているゴルフ場の経営者が九八ということは許せないと思うんです、これは代行している...全文を見る
○秋山肇君 私は答弁が悪いと言っているわけじゃなくて、それは今の渡辺さんの答えでいいんですけれども、片方は九〇%見れてこっちは二五%しか見れないということはやはりおかしいんですよ。それはさっきあった税の徴収システムの問題ということになるのかもしれませんけれども、我々とすれば、自分...全文を見る
○秋山肇君 別に私も、一〇〇%なければいけないと目くじら立てて重箱の隅をつつくようなことを言っているのではないんですが、それじゃ次の料理飲食等消費税はどうなのか。今度は年度内の収入見込み額の徴収歩合が九三%で五%下がってきているんですよ。この辺はどうなんですか。
○秋山肇君 私が何でこれをこう比較して言っているかというと、それは今あなたの答えているぐらいのことはわかっているんですが、それじゃ業界がいいかげんだから最初から収入は少なく見込んでいるんだと、そうなったら、今度は逆に、二千五百円を超えたら一〇%の料理飲食税を取られる一般の消費者は...全文を見る
○秋山肇君 もう時間がなくなったんですけれども、それは私もそう思っているんですよ。別にこの九三で悪いとか何がいけないというのじゃないんだけれども、逆に言うと、収入見込み額を九三%から一〇〇%により近づけていくという努力をそれぞれの県当局で当然してもらわなきゃいけないわけでしょう。...全文を見る
○秋山肇君 終わります。
○秋山肇君 今度の六十三年度予算の中で、固定資産税と都市計画税ですが、今論議しております負担調整率によって土地の減額は幾らですか。
○秋山肇君 家屋では新築住宅に係る軽減というので、木造と非木造、たしか木造が三年であったと思うんですが、非木造の方は何年で、どのくらいの軽減見込みがありますか。
○秋山肇君 それで、土地の方が総額二兆一千三百七十二億円、家屋の方が一兆九千四百三十七億円で、これは前年度対比何%の伸びになっていますか。
○秋山肇君 そういうことですが、私は何でこんな回りくどい質問から入っていくかというと、土地は値上がりをしてきて大変皆さん方の負担が多くなるということで負担調整率で軽減をされているわけですね。ですけれども、総額で見ますと土地と家では二千三百億ぐらいの差しかないんです。  それで家...全文を見る
○秋山肇君 今御説明のあった自治省の定めた固定資産評価基準に照らして再建築価格を算出して、経過年数に応じた減価分を差し引いて評価額を決定する、これでよろしいわけでしょう。こういうのが基本なんですね。  それではその再建築価格の算出については基準があるわけですけれども、この辺の出...全文を見る
○秋山肇君 今の御説明、どのぐらいの厚さか知りませんけれども、相当厚いものだと思うんですね。それを実際に評価の実務に携わる人たちが読みこなして適正な評価ができているというふうに思いますか。
○秋山肇君 それじゃ、平均するとどのぐらい研修をやられて実務に入っているんですか。これは専門職ですか。
○秋山肇君 だけど建築様式もいろいろ変わってくるわけでしょう。ですから、ここにも一例が出ているんですけども、例えば日本がわら特上で一平米当たり二万四千五百八十円、次は特で一万八千七百三十円というようなことで、屋根のかわらを見てこれは特上か特か並みかというのがわかるというのは、相当...全文を見る
○秋山肇君 大変難しいと思うんですね。  それで何でそんなことを私はしつこく言っているかというと、逆に言うと、家を建てる、工場を建てるというようなときに、見積もりをアイミツで入札させてやった場合、私は例も知っているんですけれども、自分の建てた金額より固定資産税評価の方が高く出て...全文を見る
○秋山肇君 今度はその逆があるわけですね。それじゃ、今不公平の最たるものの中の、土地を売った人がすごい家を建てた。屋根がわらは特上を使っている、最高のものを使っている、そのような例えば八千万も一億もかけているような家をきちっと見抜けてこの基準に合った家屋の評価ができているかどうか...全文を見る
○秋山肇君 ですから両方言ったのは、安くつくって評価額が高くくれば必ず文句が出てくるわけでしょう。それで今度仮に一億円で建てたけど五千万の評価しか見てくれなかったら、これはその人はもうかったということでいるわけですね。ですから税の公平不公平というのは、午前中にも申し上げたんですけ...全文を見る
○秋山肇君 まあそれは私がだめだと言ったってそういう決まりなんですが、それじゃそのお答えでいきますと、普通、売買をするときに家の値段というのは固定資産税の評価額ということじゃないと思うんですよ。時価といいますか、それが使えるか使えないかということによって決まるんですよね。それで相...全文を見る
○秋山肇君 確かに固定資産税の決め方の基準というのは難しいと思うんですが、私は、今だんだん内需拡大で皆さんが建てかえをしている、戦後建てた家でももう三十年ぐらいたっているから建てかえるということになると、その時価といいますか、という方式というのを取得価格を基準にするということが必...全文を見る
○秋山肇君 皆さん方お聞きになっていてどうお考えになるかわかりませんけれども、私はちょっとやっぱりおかしいんじゃないかなというふうに思 うんですよ。  大臣の選挙区ではないんですが、茨城県の筑波学園都市のあの辺へ行きますと、農家の人たちの土地の固定資産税は、何町歩か持っている...全文を見る
04月05日第112回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○秋山肇君 私は教育問題に関連して、二、三質問いたしたいと思います。  さきの三月三十日に国立大学協会は来春の国立大学入試の方式について公表したわけですが、これを見ましても、毎年のように変わる入試方式、戸惑うのは学校の先生だけではなく、やはり受験生とその親御さんではないかと思い...全文を見る
○秋山肇君 ぜひ頑張っていただきたいと思うわけでございます。  これまでの臨教審の幾つかの答申、改善案を見ましても、それに対応する予算措置がとれるかというとなかなか疑問なわけです。国家予算の絡みから見ても、制度の改革、いろいろな教育システムの導入に伴う費用等、実行に移すだけの実...全文を見る
○秋山肇君 お金をつければいいということでもないし、やはり教員の資質の向上というのが大事なことだと思うんですが、この点についても、ただ教育関係の大学を出て教員になるということだけが果たしていいのかどうかということを提言しておきたいと思います。  今、文部大臣の机の前に何冊かの本...全文を見る
○秋山肇君 今お答えがあったわけですが、かなり多くの雑誌が出回っているわけで、これらの雑誌は一般の書店やコンビニエンスストア等でも堂堂と置かれております。簡単に少年少女の目に触れるような状況にあるわけですけれども、これらの雑誌が少年少女に及ぼす影響を文部省としてはどのようにお考え...全文を見る
04月20日第112回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○秋山肇君 昨年の十二月に千葉県東方沖地震があり、また、ことしの三月十八日未明に東京に直下型の地震があったわけですが、まず大臣にちょっとお伺いしたいんです。遷都論その他いろいろ出て、大臣ともいろいろ意見を交わしたことが予算委員会でございますけれども、まず東京というのは地盤的に言っ...全文を見る
○秋山肇君 そうしますと、基盤層としては東京というのは高層ビルが建っていっても大丈夫だという御認識でよろしゅうございますね。
○秋山肇君 現在、そういうことで東京というのが国際都市東京ということで高層ビルが建ってきておるわけでして、そして高度情報化社会として発展しているわけでありますし、その情報伝達機能は電話だけではなくて、ファクシミリであるとかパソコン通信等の発達により、ここ数年で飛躍的に進んできてお...全文を見る
○秋山肇君 四月十九日の新聞に、都心にまたのっぽ情報化ビルというような記事が出ておりますし、そういうことでこれからの都市のあり方を考えた場合に、いろいろな高度の情報機能を備えたビルの需要がますますふえていくんだと思うんです。  そこで、建設省にお尋ねをもう一回いたしますが、この...全文を見る
○秋山肇君 災害があった場合、今のお話でよくわかるんですが、一次災害はそれほど大きくなくとも被害の対象範囲が時間とともに拡大していくという二次災害、三次災害を引き起こす可能性があります。例えば昭和六十一年三月二十三日に首都圏で大雪が降りましてかなりの被害が出ました。このときは車の...全文を見る
○秋山肇君 ここに太陽工業の会長の能村さんがサンケイ新聞で対談しているんですが、今のお話で、「何事も人柱が必要」だと。人柱、古い言葉ですが、瀬戸大橋にしてもこれは紫雲丸事故があったからだ、青函トンネルは洞爺丸事件があった。  この能村さんが言われるのは、今三木さんが言っていまし...全文を見る
○秋山肇君 そういうことで、一度災害でストップする、今大臣のお話の中にありました世田谷のあの電話局の事件なんというのはまさにそのとおりなんですが、これだけ集中して設備投資をしたものがもしストップしたらば、これに対しての今度は損害といいますか、被害といいますか、それぞれの受ける額と...全文を見る
04月21日第112回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
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○秋山肇君 私も今の試験方法の問題からお聞きをしたいと思うんです。  私は今の神谷先生のと反対で、大勢の方々が試験を受けて資格を持った方が何も知らない学生アルバイトがスタンドでガソリンを入れているよりはいいのじゃないかなというふうに思うんですが、まずこの試験の受験者はどのくらい...全文を見る
○秋山肇君 三百三十二万人という大変な数の人がいるわけですけれども、それにさらに、聞くところによりますと乙種の危険物取扱者試験には工業高校の在校生を実地経験なしで受験資格を与えようということでしょうか。
○秋山肇君 そういうことでより多くの資格を持った人が、特に町のスタンドは住宅に近接したところにあるわけですから、そういうところに働く人たちが何も資格を持っていないよりも大勢資格を持っている人がいた方が、これは店主だけではなくて従業員の人々あるいはアルバイトをする子供さんにしても、...全文を見る
○秋山肇君 三千二百十四ありまして、これは一施設当たりの平均面積はどのくらいですか。
○秋山肇君 大臣もお戻りになりましたけれども、スタンドというのは大体前の道路が広いところですね。そんな入り組んだところにスタンドというのは許可にもならないしできてないわけです。それで東京の土地問題というのは、最近の新聞では土地の値段が安定してきた、高値安定だというふうに言われてお...全文を見る
○秋山肇君 スタンドというのは安全だと、これは商売をやっている方のお話でも、また消防庁のいろんな点検もかなり厳しいんですけれども、住民の意識調査をしますと、自分の町で一番危険なものは何かというとガソリンスタンドだという答えが出てくるんですよ。そうしますと私は逆に上階利用というもの...全文を見る
○秋山肇君 それは積極的に消防研究所等で、ガソリンの漏えい事故とかガスが下に蔓延しているというような問題の処理等の研究を進めていただきたいと思うんですね。  それで最近、先日も東京で直下型地震があったり昨年の十二月には千葉の東方沖地震があったんですが、地震によるガソリンスタンド...全文を見る
○秋山肇君 そういうことでかなり災害にも強いんだと思うんですよ。  それで火災事故と漏えい事故の六十年と六十一年の資料をいただいていますけれども、先ほどもちょっとお話があったかと思いますが、火災原因では確認不十分というのが一番で、漏えいの方でも確認不十分というのが一番なんですよ...全文を見る
○秋山肇君 それで安全対策で監察を十分するということになると、午前中の質問で大臣も御答弁に困ったというふうなお話もあったんですが、私はやはり消防と警察というような直接安全にタッチする職業というのは、私どもも行政改革を一番最重要課題としておりますけれども、人がやらなければならないも...全文を見る
○秋山肇君 この試験制度の改革をするということ、それから消防法の改正をするということは、消防に直接携わる人をそこで余計採らなければできないということであってはならないと思うんです、行政の効率からいけば。先ほど神谷先生はほ かの業者の人にやらせていたのではだめだというお話ですが、...全文を見る
04月28日第112回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
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○秋山肇君 公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正については賛成の立場で質問をしたいと思うんですが、この公拡法が施行をされたのは昭和四十七年ですか。
○秋山肇君 四十七年というのは列島改造ブームで土地が値上がりをしてきたころだと思うんですが、東京近郊における公有地の拡大の実績はどの程度上がっているか、また上がっている具体的な事例があればちょっと説明していただきたいと思います。
○秋山肇君 公拡法というのは国土法上の届け出が出されてそれに対して公有地を拡大するために指導するわけですけれども、六十一年度が東京で一・五%、全国平均で〇・三、この数字というのは実際に期待していた実績が上がっておるという数字なんですか。
○秋山肇君 それは確かに財政の限度もあるわけですが、実際には、東京の土地の値上がりという中で公共用地を取得するということは何物にもかえがたい、早く先行取得していかなければいけないわけですけれども、先ほども同僚委員の質問にありましたように、民間との競り合いに負けてしまって買い切れな...全文を見る
○秋山肇君 今のお話にありました区なんかも開発公社をつくって先行取得をしてきているんですけれども、やはり土地の高騰ということでなかなか買えなかった、また買えない状況があるわけです。これに対して、これは土地問題にも関連するんですが、公有地拡大に対する一つの方法として私の私案というと...全文を見る
○秋山肇君 先ほど用途、容積を変えていくと民間の業者に利益がいくというようなお話もありましたけれども、そうじゃなくてやはりお互いに土地は公的なものだという観点からすれば、協力していただいた方に対してのプラスアルファ、それ以上のものについては公的な利用をするというような何か接点を考...全文を見る
○秋山肇君 今まで私が言ってきたのはなかなか実効が上がらないという面ですけれども、ここに一つの例として、福岡市の東隣に久山町というところがありますが、ここは十数年土地が値上がりをしていないと言われています。久山町は昭和四十五年都市計画法による線引きで面積の九六%を市街化調整区域に...全文を見る
○秋山肇君 さっき私が言ったことですね、大臣はなかなか私権とのあれで難しいということですが、これは参考になることだというふうに思うので、ぜひひとつお考えをいただきたいなと思ったわけでございます。  またもう一つ神戸の宮崎市長、この方は大変なアイデアマンでありますけれども、海上を...全文を見る
05月09日第112回国会 参議院 社会労働委員会,地方行政委員会連合審査会 第1号
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○秋山肇君 先ほど来議論が続いておるわけですが、私も、今度の国保の改革のねらいについては、お互いが努力をし合っていくということで大変大事なことであるし必要なことであるなという認識をしているわけでございます。そういう中で、各先生方の質問の中にもありましたけれどももう一つ、どこに原因...全文を見る
○秋山肇君 先ほど柳澤先生もおっしゃっていましたけれども、正直者がばかを見るという政治であってはならないわけですし、今のお答えにもありましたけれども、お医者さんという社会的地位の高い人が、九割を超す人が脱税をしておるというのはちょっとやっぱりおかしいんじゃないかなというふうに思い...全文を見る
○秋山肇君 そういう中でまじめにやっているお医者さんももちろんあるわけですね。その人たちはぬれぎぬを着せられているわけですね。新聞にも書かれています。  ですから、この問題について私は病院や医院で領収書を必ず発行するということを義務づけてはどうかなというふうに思うんですが、この...全文を見る
○秋山肇君 税金の確定申告をするときに医療費控除を出しますよね。そのときに領収書がなければ税務署は認めてくれないわけですよ。  ですから、やはりこういうことは、今の手不足であるとかいうことはOA化が進んでいる中で十分対応できると思うんですね。普通の自営業をやっている人たちよりは...全文を見る
○秋山肇君 きょうは別に税金の論議をしようと思ったんじゃないんですが、何か税の話になって肝心の本題の方が後になっていますから、ちょっと時間がもうなくなっておりますけれども、ひとつせっかく厚生大臣、私は初めて厚生大臣に質問すると思いますので、時間を過ぎてもお答えをいただきたいと思う...全文を見る
○秋山肇君 どうもありがとうございました。
05月12日第112回国会 参議院 地方行政委員会 第9号
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○秋山肇君 先ほど財政局長の答弁の中に、財政力指数の格差が昭和三十九年から四十一年度東京の一に対して東京以外の道府県が〇・三九四、四十九年から五十一年は東京が一でその他のところが〇・四〇〇、五十九年から六十一年が東京が一でその他が〇・三八八というお答えがあったんですが、四十九年か...全文を見る
○秋山肇君 しかし、別にそれは答弁がいいとか悪いじゃなくて今のお答えでよろしいんですが、先ほど来大臣からも例示がされましたサッポロビールのところ、大臣の試算ですと土地を時価に評価すると三千六百億円でその税金が二千二百五十億だとおっしゃっておられたと思うんですが、こういうようなこと...全文を見る
○秋山肇君 そういうことで、私が思うのに、東京が膨張してきたというのはいろいろな国際的な問題等もあるわけですが、これはもう我々の中年太りの腹に脂肪がたまったのと同じで、この目方を減らしていくのに大宅壮一さんのようにコンニャクばっかり食べていれば栄養失調になってしまうわけですから、...全文を見る
○秋山肇君 地方交付税でバランスをとるということが決して悪いことであるということを言っているわけじゃありませんけれども、ぜひひとつそういう点も考えてもらいたいというように思うんです。  それでは住民税の関係について少しお聞きしておきたいと思いますが、サラリーマンの人の場合は毎月...全文を見る
○秋山肇君 今のお答えにもありましたように地域社会の費用を住民が広く負担するための税と言われているわけですけれども、その性格が最も端的にあらわれているのが均等割ではないかと思います。そこで個人住民税の税額計算の基本ですね、それと均等割の税率について現在どのようになっているか、簡単...全文を見る
○秋山肇君 今御説明をいただきましたが、やはり住民意識を高める、まして最近は選挙の投票率も低いということが言われているわけですから、そういうことからするとこの均等割の問題というのはこれから見直していかなきゃいけないのじゃないか。先ほど来大臣のお答えの中にありましたが、私も税をふや...全文を見る
○秋山肇君 この制限税率というのは、例えば人口五十万以上の市は二千五百円で制限税率は年三千二百円、最高ここまでのあれで、その次が二千円で二千六百円、最後の千五百円のところが二千円、そういうことでしょうか。
○秋山肇君 超過課税をやっているのはどのくらいありますか。
○秋山肇君 それでこれは低所得の方にしても、さっきの美濃部都政の話に戻りますけれども、企業収益が伸びてどんどん税収が伸びているときに、水と空気はただなんだからということで水道料金までただにしようということを言ったわけですね。水というのは群馬県、栃木県といった水源地からいただいてそ...全文を見る
○秋山肇君 この住民税を滞納した場合に延滞金というのがつくわけですけれども、ここでおもしろい具体例があります。  ある人、仮にAさんとしますが、そのAさんが失業してそれに伴い住民税がまとまって請求が来たわけです。納税しようにも失業している上まとめて納税することが困難だったAさん...全文を見る
○秋山肇君 それは確かに法令的にいえばそうかもしれませんけれども、これは通知書が来ていて故意に払わないでいるということとはまた違うわけですよ。この二人は両方ともわざわざ役所に行ってそういう状況を話をしているわけですね。ですから、滞納している人たちに対しては当然厳しくやる、それは今...全文を見る
○秋山肇君 それは局長のお答えがわからないわけではないんですが、そういうのが片方の関西の方の市ではよくて関東の首都圏の市ではそれがそういう形であったということになると、やはり行政というのは公平に扱われなきゃいけないというふうに思うのでちょっとこれからの指導というのにはお含みをいた...全文を見る
○秋山肇君 尼崎市が交付団体であるか不交付団体であるか私ちょっと調べてないんですが、こういうことをやって、まして市の職員が四十数人適用を受けているということなんですが、一般の納税者にはこういうことは周知徹底していないと思うんですね。前から言っている固定資産税を取り過ぎていた問題等...全文を見る
○秋山肇君 終わります。
05月17日第112回国会 参議院 地方行政委員会 第10号
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○秋山肇君 先日もこの委員会で兵庫県尼崎市の退職金減免規定の悪用についての質問を行ったわけですが、その後あちこちから反響があり、私が予想していたより関東の新聞には出てこなかったんですが大阪の新聞では大きく取り上げられているということで、この問題について行政の原点だろうと思いますの...全文を見る
○秋山肇君 ぜひ調査はきちっとしていただいて、その結果というのもわかったらば後で教えていただきたいと思います。  もう一点問題ではないかと思うことがあるんですが、この減免規定の市民へのPRについてであります。尼崎市としてはこの規定について毎年の確定申告時に出す広報紙、税の特集号...全文を見る
○秋山肇君 今広報に載せているという調査報告だというんですけれども、私の方で調べたのではそれには触れられていないということです。基本としては、行政というのはもっとPRの仕方ということも、今お答えの中にもありましたけれどもしっかり考えていただくということが重要だろうというふうに思う...全文を見る
○秋山肇君 自治権の確立からすれば、それは自治省から、上からいろいろなチェックがされるということがあっては本来ならないわけでしょう。それを今我々はいろいろ大臣とも論議をしているわけですが、それなのにこういうことをやるとなると、我々としてもそれじゃ自治省はどうするんだということを言...全文を見る
05月18日第112回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第5号
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○秋山肇君 昨日閣議決定されて国会に提出されました国土利用計画白書に関しまして、昨日の新聞はそれぞれの取り上げ方、受け取り方をして書かれているわけですが、私は夕刊を読んで、本書の方をきょう読ませていただきまして大変興味があったわけでございます。率直に言って、役所の報告書にしてはよ...全文を見る
○秋山肇君 今のお答えで、確かに住民の意識を変えていかなければいけないし、いろいろな問題がありますよね。  それで、昨日発表されて最初に申し上げた各紙の取り上げ方ですが、これは重要なポイントをこのままぽっと渡して、各記者がこれを読んだのでは、それぞれの受り取り方が違うと思うんで...全文を見る
○秋山肇君 事前レクがあったということですけれども、それにしてもこれだけ受け取り方にばらつきがあるわけですよね。ですから、この土地の問題については、この委員会だけで論議したところで進んでいくわけはないんで、こういう土地利用白書のときにマスコミの皆さん方にさらに徹底したレクチャーを...全文を見る
○秋山肇君 私も東京にこれ以上人口が集まっていいということで今お話しし、質問しているんじゃなくて、今の大臣のお答えのとおりだと思うんですが、さっきから言っているように、発表の仕方あるいは対応の仕方によっては東京にますます集中をしていっていいんじゃないかなということも考えてしまう人...全文を見る
○秋山肇君 今のお答えで一万六千八百二十ポイントであるということで、都市計画区域の中で一平方キロ一ポイントということですけれども、このポイントで果たして正しい土地の値段というのが出されているというふうに思われますか。
○秋山肇君 特に、今まで、路線価が触れているところと、倍率方式というのは御存じでしょうけれども、固定資産税評価額に何倍掛けるかというところと、市街化区域の中にだってあるわけですね。そういうところで、先ほど来問題になっている、土地を所有している者としていない者の格差ということが言わ...全文を見る
○秋山肇君 長官、今高値安定になってきて、東京は落ちついたということを言われているけれども、地方都市への波及を食いとめるためにも地価対策というのは重要なことですよね。  それで、今私が意地悪みたいに何回もしつこく言っていますけれども、こういう問題、公平地点の問題等も、特に地方で...全文を見る
○秋山肇君 どうもありがとうございました。
05月19日第112回国会 参議院 地方行政委員会 第11号
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○秋山肇君 地方公務員等共済組合法第七十四条の二においては消費者物価指数が五%を超えて変動した場合に年金額を改定することとされているわけですが、先ほど来論議がされていますけれども、今回は消費者物価指数が対前年上昇率〇・一%である。五%を下回っているにもかかわらず年金改定等を行うの...全文を見る
○秋山肇君 そうしますと、正確な数はともかくとして、民間に再就職をされるとかという例はかなりの数あるのじゃないかなというふうに私は思うんですね。これも先ほど論議をされましたけれども、ほかの年金が年六回支給でこの地方公務員等共済年金は年四回だと、先ほどのお答えの中でこれを六回にして...全文を見る
○秋山肇君 今私が言った民間に再就職した場合のことですけれども、先日私が尼崎の退職金の問題を言いましたね。あれで市の退職者に対して一般の人たちに説明する以上に市が二月、三月に講習会を開いているという例がありましたが、これはやはり、そう言ったらあれですけれども、公的なところに勤めて...全文を見る
05月20日第112回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○秋山肇君 九州の大雨による被害について、田代先生それから勝木先生からも質問がありまして、先ほど熊本県の農業過疎地帯に対しての救済の問題等については、本当に私も身につまされる思いがしているわけであります。ぜひひとつ御努力をお願いしたいというふうに思います。  資料をいただきまし...全文を見る
○秋山肇君 いろいろ御手配をお願いしたいと思います。  次に、この被害の大きな原因として大手川の改修問題があると思うんです。この改修、大雨ごとに被害が出ていますからこの問題が取り上げられてきているそうですけれども、一部の住民が改修計画に反対しているというようなことで、今でも測量...全文を見る
○秋山肇君 早いところいろいろな処置をしておかないと、今のお話にあったように、結果としては被害が出てしまう。せっかくの御努力がむだになってしまうわけです。  もう一つ最後に、国の指定を受けている島原藩の薬園跡に隣接する小山町にはかなりの雨水が流れ込んできて被害があったわけです。...全文を見る
○秋山肇君 どうもありがとうございました。
07月28日第113回国会 参議院 運輸委員会,内閣委員会連合審査会 第1号
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○秋山肇君 私も、今回の痛ましい事故に遭われました方々、御遺族の方々に対しまして謹んで哀悼の意を表するところでございます。  今までに、各委員の方々から原因の究明という問題について御質問がありましたけれども、私は角度を変えて一つだけ総理にお聞きをいたしたいと思います。  先ほ...全文を見る
○秋山肇君 どうもありがとうございました。
○秋山肇君 最初に、石原大臣にお聞きいたしますが、大臣は、この事故当日の午前だと思いますが、テレビ朝日の「海を語る」という番組の中で、過密の危険について、自動車なら初心者マークをつけるという方法もあるが、船舶にはそれもないし、危険の恐ろしさは数多く潜んでいると発言しておられました...全文を見る
○秋山肇君 次に、瓦長官にお伺いいたしますけれども、長官は事故発生以来、御自分の責任という問題で悩まれておられるでしょうし、いろいろ新聞に報道されているわけですけれども、先ほど来ずっと皆さんの論議を聞いておりまして、私自身も感じていることは、今度の潜水艦のとった行動というものは、...全文を見る
08月26日第113回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○秋山肇君 私も八月四日と五日の二日間、各委員の方々と広島と島根の被災地を視察をしてまいりました。亡くなられた方々に弔慰を申し上げると同時に、被災をされた方々にお見舞いを申し上げるわけでございます。  先ほど青木委員から報告があった報告書にも書かれておりますけれども、私からもぜ...全文を見る
○秋山肇君 災害があるたびに視察をして感じますけれども、土石流の大変なあの力というのは、私の背丈ほどある大きな石が下の方まで押し流されてくるというような想像のできない力を持っているわけですが、そういう中で、この間視察をした落合橋というのが落ちておりましたけれども、あの現場を見てお...全文を見る
○秋山肇君 ダムを今のくし型にして流木をとめるとか、それも大事でしょうけれども、やはり雨が降った、こういう大雨のときは効果があるかないか、これはちょっとあれですが、我々の認識では、山に木があるというのが洪水を調節するのだというふうに子供のころから教えられているわけですけれども、そ...全文を見る
○秋山肇君 ぜひ、ダムをつくるお金というのは相当多額な費用がかかるわけですから、それぞれの自治体等を含めてそういう山の管理に対して何らかの方策というのはこれからとるべきじゃないかなというふうに思いますので、これからの御努力をお願いをしておきたいと思います。  次に、災害が出たと...全文を見る
○秋山肇君 五十八年、六十年、今度というふうに続いて災害があった中で、亡くなられた方がだんだん少なくなったといったら失礼な言い方なんですが、死者がないということは一番のことなんであります。これはやはり防災体制が整備ができたおかげで住民の皆さん方に早く避難命令が出せたというようなこ...全文を見る
○秋山肇君 ぜひ人命ということから充実を、そ の地区に合った施設の整備をお願いをしたいというふうに思います。  それから、たしか加計町だったと思うのですが、がけ崩れの災害視察をした反対側のところにも小さながけ崩れが幾つか見えておりまして、このときに町長さんの説明で、あそこにも...全文を見る
○秋山肇君 地域によっていろいろな関連があるかと思いますけれども、災害が起こってはならないわけでありますから、この辺の説得方といいますか、説明をぜひひとつお願いをして、早目にそういう施設ができることをお願いしたいというふうに思います。  最後に、国土庁長官にお伺いいたしますが、...全文を見る
10月21日第113回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○秋山肇君 私も先日、小川委員長のお供をして福島、宮城、岩手に行ってまいりました。災害の実情というのを目の当たりに見て、農家の皆さん方の御努力に対して本当に感謝し、また感激をしたわけでございます。そういう中でずっと現地を見ますと、一生懸命やっておられる方々の年齢、年代というのはも...全文を見る
○秋山肇君 ぜひひとつ今の大臣の御答弁、東北の方々また全国で農業を後継者としてやっていこうとしている人たちの励みになるようにこれからもよろしく御指導をお願い申し上げたいと思います。  それでは自治省にお伺いしますが、今回の大冷 害によって各県では既にいろいろな対策に取り組んで...全文を見る
○秋山肇君 次に、土づくり、一生懸命、私どもも見せていただいた精農家の方々の田んぼというのは堆厩肥がつぎ込まれていて地力のある水田であった。それにもかかわらず今度の気象で成果が出なかったということでありますけれども、こういうことを契機にして逆に手抜きな農業、稲づくりというのは土づ...全文を見る
○秋山肇君 それから、この間の視察でも現地で説明を受けた一つに、低温に対抗するためというか稲のかん水ですね、水を深水にして管理をしたというお話。また、あぜから水が逃げないようにビニールシートを張って水を一定のなるべく温度を下がらないようにしたとか、夜中でも水温計を持って用水を歩い...全文を見る
○秋山肇君 それから、品種構成の問題ですけれども、細かく質問している時間がありませんから、それぞれの、わせ、なかて、おくて、組み合わせをすればいいのでしょうけれども、価格差の問題でササニシキにいってしまうというようなことがあったわけですけれども、この問題についてはいかがですか。
○秋山肇君 今回の冷害で農家が経済的に大打撃を受けるわけで、先ほど来各委員から融資また税の問題についてそれぞれ質問があったわけですが、重複を避けまして、私は農家が農業用の肥料だとか資材、農機具等を農協から借り入れを起こして購入しているのが多いと思うのですが、減収したことにより借金...全文を見る
○秋山肇君 最後に要望しておきますが、最近の週刊誌等によれば、米が東北でとれなくても国民の食う米は大丈夫なんだ、在庫調整ができるからむしろよかったのではないかというような書かれ方までされているわけです。ところが、今現地に行ってみれば一俵とれるかとれないかのようなことで、今までそれ...全文を見る
11月22日第113回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○秋山肇君 各委員から質問がありましたけれども、共通しているのは土曜閉庁方式を導入する上で行政サービスの低下があってはならないということだと思います。私自身もそのとおりだと思うわけですが、総務庁がことし五月に行ったさわやか行政サービスに関する行政相談報告書が八月に出されました。 ...全文を見る
○秋山肇君 今御答弁にもありましたけれども、いろいろOA化によって行政サービスの向上を図っていくということは最も大事だし、人員の補充ということがままならないときにおいてそういうことの効率化ということを図るべきだと思うんですが、そういう中でカードシステムというのがもっと徹底をしてい...全文を見る
○秋山肇君 民間は週休二日ということについて事務の合理化や生産性の向上等、努力をしてきているわけですが、先ほどもちょっと御答弁がありましたけれども、逆に休みのときに行政に行ってサービスを受けたいということが多いと思うんです。そういう中で、これに先駆けて、先ほどもありましたけれども...全文を見る
12月17日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第13号
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○秋山肇君 本日は、お忙しいところを参考人の皆さん方に御出席をいただき、それぞれのお立場で御意見をお出しいただいたわけですが、本当にありがとうございました。  共通している皆さん方の御意見の中で、私も感じております三%の消費税が、皆さん方が御負担をされたものが完全に政府の方に納...全文を見る
○秋山肇君 恐らくそういうくせというのは、それぞれ皆さん方も余りお持ちになっていないと思います。  そうしますと、今度の消費税の問題は、それぞれの消費をされる方々が三%というものを負担しながら、これが国庫に入っていかない、途中で何か消えてしまうような感じが私も強いのでありますけ...全文を見る
○秋山肇君 そんなことで、それぞれの皆さんというのはそういうくせがない。そうしますと、この問題、委員会でも論議がされているわけですけれども、ひとつ皆さん方、そういう関心を今度の機会にぜひお持ちをいただきたいなということを私から要望をしておきますし、それぞれの皆さん方の会合の機会に...全文を見る
○秋山肇君 参考人の皆さん方、暮れのお忙しいところを御出席いただき、それぞれの御意見をお聞かせいただきましてまことにありがとうございました。  最初に、本間参考人にお聞きをいたします。  先ほど来、料飲税の話が出ております。消費税で実施をされておりますものとしては料飲税が一番...全文を見る
○秋山肇君 徴収義務者の皆さん方の良心に任せる、今度の消費税導入によって、税金をお客様から預かりながらそれを払わなくてもいいという形で税金太りがあったのでは公平の原則に一番反するわけでありますし、ぜひひとつその辺はそれぞれの業界の皆さん方にもお働きかけをいただきたいというふうに思...全文を見る