浅尾慶一郎

あさおけいいちろう



当選回数回

浅尾慶一郎の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月07日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号
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○浅尾慶一郎君 民主党の浅尾慶一郎でございます。  小宮山議員の質問に関連させていただきまして、数点質問をさせていただきます。  まず初めに、現在の金融のいろいろな問題につきまして、歴史的経緯も含めまして若干質問させていただきたいんです。  九五年の九月に大和銀行のニューヨ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 大和銀行ニューヨーク支店については、時間の関係もありますので、次に進めさせていただきます。  その次に、昨年の十一月に三洋証券、あるいは北海道拓殖銀行、山一証券、徳陽シティ銀行と、四社ほど倒産、破綻をしております。その中で、本日お忙しい中、日銀総裁にもお越しいた...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が質問させていただいた趣旨は、具体的な名前は申し上げませんけれども、多分その信用金庫さんは、金融当局がインターバンク市場では破綻を起こさせませんと言った言葉を信用して三洋証券に対して短期の資金を出した。ところが、破綻してしまった後、きょうに至るまで返してもらって...全文を見る
○浅尾慶一郎君 若干ストレートにお答えいただいていないんではないかなと思いますけれども、時間の関係もありますので次に進ませていただきます。  今、更生法ということを日銀総裁おっしゃいましたけれども、ことしの三月に日本長期信用銀行に対して整理回収銀行から劣後ローンが四百六十六億円...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そこで、具体的なケースで申し上げた方がいいかと思いますけれども、今議論をされております長銀の問題で御質問をさせていただきます。  長銀の場合は、先ほど宮澤大蔵大臣は、恐らく特別公的管理で今のままのスキームでいくのだろうというふうに御答弁なされました。その後に、枝...全文を見る
○浅尾慶一郎君 わかりました。  それでは、もう一度確認のために枝野議員に、簡潔で結構でございますので、先ほどの答弁、もう一度同じ趣旨で求めさせていただきます。
○浅尾慶一郎君 今の枝野議員の答弁につきまして宮澤大蔵大臣に御質問させていただきますが、今の答弁を要約いたしますと、法律上は恐らく本日提案された新しいスキームでも対応は可能である、しかし一方で、党首会談その他で十三兆円に類したものは使わないという合意があるということだと思います。...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、先ほどの更生法に関する件で質問させていただきます。  今度の日本長期信用銀行に関しましては特別公的管理銀行に移行するということでございますが、この場合は先ほどの会社更生法でも破産の事由にも当たりません。したがって、政府が引き受けました劣後債務あるいは民...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、提案者のどちらでも結構でございます。
○浅尾慶一郎君 ここで、今劣後債のお話をさせていただきましたので、関連させていただいて、実は整理回収銀行は日本長期信用銀行の優先株を引き受けさせていただいておるようでございます。その臨時報告書によりますと、一千三百億円分の優先株を引き受けているんですけれども、このうちの六百五十億...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今の御答弁に関連してでありますけれども、質問させていただきますと、通常、普通株式と優先株式がある場合には、それぞれ権利義務関係が別にあるわけでございますから、優先株式の方が優先されるのではないか。言葉どおり優先と書いてありますから優先されるはずだと私は思うわけでご...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が指摘させていただいているのは、その中で、普通株式と優先株式との関係において優先株式の方が有利な取り扱い、換言いたしますと、減資その他の場合において最初に普通株式が減資されますよという規定を設けるべきだったのではないかということなのでございます。  ないものを...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そんなに難しい話を私はさせていただいているわけではなくて、公的資金あるいは後から入るお金、優先株ということで議決権がないわけですから、会社のコントロールは当然持てないわけです。そうだとするならば、普通の会社のコントロールを持っている、経営を持っている人たちよりも、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そんなに難しいことを質問しているつもりはないんですけれども、時間の関係で次に移らせていただきます。  本日、日銀の速水総裁にお越しいただいていますので、せっかくの機会でございますので、ニューヨーク・タイムズが報じました記事の件について若干質問させていただきたいと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 どうも報道とその後のお話が違うようでございますけれども、今のお話を伺っていますと、四%あってティア2が倍、同額だけ組み入れられるから十分だというような御答弁のように聞こえます。この点についてこれ以上追及させていただいてもやはり多分同じような答えになってしまうんじゃ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 多分、時間の関係で最後の質問になると思いますが、金融再生法案の中で、株価算定委員会というものが株価を算定するということが決められております。その中で、先ほどの質問の趣旨と関連いたしますが、優先株というものも株価を算定していかなければいけないのではないか。言いかえま...全文を見る
12月17日第144回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の同僚の佐藤委員の質問に関連させていただいて質問をさせていただきます。  まず、先ほど佐藤委員の方から御質問させていただきましたが、先般の日本債券信用銀行の法の第三十六条に基づく特別公的管理移行に関しまして、私も今回の、午前中宮澤大蔵大臣の方から...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今の質問に関連してではありますけれども、実は二千百七億円を民間に要請した、あるいは日銀が八百億円増資に応じたということでございますが、その結果二千百七億円あるいは足して二千九百七億円が全部価値がなくなってしまったということなんです。  実は先般、この第一委員会室...全文を見る
○浅尾慶一郎君 実は私が求めておりました答弁は、仮に破綻した場合であっても、特別公的管理になればすべての債権債務は、貸し手にとっては債権ですね、保証されるということでございますから、それをただ一言明言いただければということであったのでございますが、御担当の柳沢委員長の方にお伺いさ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ありがとうございます。  続きまして、この日債銀絡みであと二点ほど伺わせていただきたいんですが、ことしの三月に六百億円の優先株の引き受けがなされております。実は三月末時点で既に債務超過であったということでございますが、多分三月に資本注入をした段階ではそれがわから...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、日債銀関連で最後とさせていただきますけれども、巷間、違法配当、要するに債務超過であったにもかかわらず配当がされておるということで、違法配当ではないかというような商法上の問題なども指摘されておりますけれども、金融再生法の趣旨にのっとりまして、五十条ですか、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ありがとうございました。  それではちょっと質問を変えまして、今の経済状況を見た段階で、大変厳しい経済状況を考えますと、特に私が住んでおります神奈川県といったようなところは大変財政状況も税収が落ち込んでいる状況でございます。特に景気が悪いわけですから当然地方の税...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私がお願いしておりますのは、住所が神奈川県の方で東京都に勤めておられる方も随分といらっしゃると思いますが、そういったような方の納税額をお願いしたいということでございます。
○浅尾慶一郎君 今の御答弁を伺っておりますと、仮にですけれども、所得が一定金額以下の方の場合に、二カ所で働いておった場合には、それは国税としては把握ができないということですか。イエスかノーかだけで結構です。
○浅尾慶一郎君 お答えを伺っておりますと、一年おくれではデータがとれるということに聞こえるんですけれども、多分それでもなかなか難しいとか、いろいろおっしゃるんだと思います。  ここで、ちょっと哲学的なことを大臣に伺わせていただきたいと思いますが、私は、今後税の財源も含めて地方に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私の質問は、現行の制度は後で、この時間の外で伺わせていただければと思うんですけれども、そういうことではなくて、そういうデータがあることが大事なのではないかということでございます。  もう一度申し上げさせていただきますと、たまたま私は神奈川県鎌倉市というところに住...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ぜひ各市町村においてとれるようにしておいていただきたいというふうにお願いを申し上げまして、次の方に移らせていただきます。  さて、ベースのデータがない段階でございますけれども、今度は自治省の方に伺わせていただきます。それでは今度、国庫からの還元額という観点から伺...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ようやく片方のデータが出てきたわけでございますから、繰り返しになりますけれども、それに対して幾ら鎌倉市に住んでいる人あるいは神奈川県に住んでいる人が納めているかということをとれるようにしておいていただきたいと要請をさせていただいて、次の質問に移らせていただきたいと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 若干関連させていただいてまたお願いしたいなと思っておるのでございますが、それは何かと申しますと、今、努力された自治体が報われるような形にしていきたいとおっしゃっておられたと思いますが、将来の方向性として努力された自治体が税率が安くなるという、今の現状ですとなかなか...全文を見る
○浅尾慶一郎君 最後に政務次官に一言伺いたいんですが、先ほどの議論の中で、大蔵大臣からも御答弁いただいたんですけれども、ベースとなる一つのデータとして交付税のもとの一部と申し上げた方がいいのかもしれませんが、地域における住民の所得税納税額というデータがあった方がいろいろな議論がし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ありがとうございました。  その関連で最後に私の意見だけ申し上げさせていただきたいと思いますが、可能でない場合はぜひ可能とするようにしていただきたいというのが意見でございます。  若干話を変えさせていただきまして、今、景気対策ということでさまざまな公共事業が行...全文を見る
○浅尾慶一郎君 関連で伺わせていただきますが、そういたしますと、これから行われる新しい事業についても尺度を持って評価をしてそれを実施した方がいいのかどうかということを行っておられる、これは経企庁さんがやられる仕事ではなくて、むしろ予算当局なのかなという気もいたしますが、お答えいた...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ありがとうございます。  せっかく日本銀行総裁がいらっしゃるので、質問通告をさせていただいておりましてまだ質問させていただいていない最後の質問の方に移らせていただきます。  先ほど、国内の流動性の問題については、金融再生法その他の成立によって理論的には回避され...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ちょっと時間がオーバーしてしまいまして、せっかく日本銀行の総裁がいらしておりますので、最後の質問とさせていただきます。  先般、日本経済新聞の報道によりますと、日本銀行さんとしても邦銀の外貨の資金繰りを助けることを考えて、邦銀のスワップの、いわゆるドル円スワップ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 どうもありがとうございました。