浅尾慶一郎

あさおけいいちろう



当選回数回

浅尾慶一郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第154回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  最近、いろいろと我が国の将来に対する不安が言われておりますが、その中で私は先般一つ驚くべき数字を聞きました。我が国は今、高齢化が進んでいると言われておりますが、実はOECD諸国の中で唯一人口の社会減、すなわち日本から出ていく...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そのとき、鈴木さんが怒っている、大変なことになる、会議に出席できなくなるというような発言をされましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 実は私、昨日、大西さんとお話をさせていただきました。そのとき大西さんははっきりと、十九日の十六時ちょっと前、重家さんから電話があって、鈴木さんが怒っている、会議に出席できなくなると言われたと。で、そのときに、鈴木さんとはどなたですかと言われて、宗男さんのことですと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 では、別な観点から伺いますが、仮に外務省が問題としているんであれば、その直後になぜ緒方貞子さんに大西さんを会わせたんですか。
○浅尾慶一郎君 外務省が問題にしている人をなぜ緒方貞子さんに会わせたのかということだと伺っているんです。
○浅尾慶一郎君 じゃ、何が外務省として問題だったんですか。
○浅尾慶一郎君 信頼関係を損なわれた人をなぜ共同議長に会わせたんですか。
○浅尾慶一郎君 アレンジしてほしい人が信頼関係を損ねている人なんです。なぜアレンジしたんですか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、緒方さんと大西さんが会ったときは既に外務省との信頼関係は損ねられていたという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 大西さんの電話では、じゃ、信頼関係を損ねているからどうしてほしいと言ったんですか。
○浅尾慶一郎君 じゃ、そのときに辞退してほしいとお願いしたんですか、電話で。
○浅尾慶一郎君 余りお答えいただけない。別な観点から伺います。  信頼関係は崩れました。その信頼関係が崩れた大西さんが、鈴木さんの圧力があって参加できないという記者発表をしました。その後、うその発表をした人が、したとするならば、なぜ信頼関係がないまま大西さんの参加を認めたんです...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、信頼関係がないけれども、大臣に言われて嫌々参加を認めたということですか。
○浅尾慶一郎君 常識で考えてください。信頼関係がないといって断った、その人が仮にうその記者会見をした。もっと信頼関係は壊れるんじゃないですか。
○浅尾慶一郎君 要するに、大西さんが言っていることがうそだというわけですね。鈴木さんの圧力はなかった。うその発表を既にその段階、仮にそれが本当だとすれば、うその発表をしていると。うその発表をした人は、普通に考えればもっと信頼関係なくなるじゃないですか。どうやってその信頼関係を修復...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、外務省としては正しい判断をし、断ったのは正しい判断だということですか。
○浅尾慶一郎君 信頼関係が崩れた。信頼関係をどうやって再構築したんですか。
○浅尾慶一郎君 もう一度伺います。  信頼関係が崩れたから来ないでいいと言ったわけですね。その人が鈴木宗男さんから圧力があったと記者発表をしました。それがうそだといえば、通常考えたら信頼関係が更に壊れるんじゃないですか。そういうふうには考えないんですか。
○浅尾慶一郎君 では、田中大臣が信頼関係が崩れた人を呼べと言ったから呼んだという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、当初断った判断は間違っていなかったということですか。
○浅尾慶一郎君 信頼関係が壊れたら、当初の判断は間違っていないじゃないですか。なぜ反省すべきところが多いんですか。
○浅尾慶一郎君 じゃ、重家局長に伺います。  大西さんは、私は直接大西さんと話をしましたが、すべて言っていることはうそだということですか。
○浅尾慶一郎君 では、大西さんとの電話で鈴木さんのことを言ったことはありませんか。
○浅尾慶一郎君 外務省が主体的に考えればいい話のどこに鈴木さんが関係あるんですか。
○浅尾慶一郎君 外務省と大西さんの信頼関係が崩れた、そこになぜ鈴木さんが関係あるんですか。
○浅尾慶一郎君 外務省と大西さんとの信頼関係が崩れました。そこで、なぜ鈴木さんが関係あるんですか。それだけ鈴木さんは外務省に対して影響力が強いんですか。
○浅尾慶一郎君 では伺いますが、省外の人間である鈴木宗男さんは、そこでどういう関係があるんですか。
○浅尾慶一郎君 もう一度伺いますけれども、なぜ省外の鈴木宗男さん、その人がじゃNGO予算を全部牛耳っているんですか、外務省の。今の説明だとそういうことになりますよ。
○浅尾慶一郎君 今回のNGOの参加、不参加と関係ない人のところに、なぜ鈴木宗男さんのところに行きなさいと言うんですか。(発言する者あり)
○浅尾慶一郎君 そうすると、NGOに外務省の予算が行っていますと、自民党のODA関係の予算の担当者である鈴木さんのところに、外務省が主体的に判断したことであっても、一応説明しに行きなさいということになりますよ。
○浅尾慶一郎君 さっきから同じことを聞かせないでください。  外務省が主体的に判断をしました、そこに鈴木宗男さんが全然関係ないと言っておられるんでしょう。なぜ、どういう関係があるか分からない、なぜ、じゃ関係ないんじゃ、なぜ説明しに行かないか、答えていただきたいという話です。
○浅尾慶一郎君 参加、不参加の問題と関係ないときに、その大西さんに電話をされたときに、なぜ、そして参加、不参加が問題になっているときに鈴木宗男さんの名前を出されたんですか。
○浅尾慶一郎君 それでは逆の観点から伺いますが、大西さんが鈴木宗男さんのところに行っていたら信頼関係が回復して参加できるようになったんですか。
○浅尾慶一郎君 私が昨日電話で話をさせていただきました大西さんは、参加、不参加の問題で大変鈴木先生が怒っている、鈴木さんが怒っている、だから鈴木さんのところに行ってくれというふうにあなたから言われたと言っているんです。どっちかがうそをついているんです。それをこの場で明らかにしない...全文を見る
○浅尾慶一郎君 我々は大西さんの参考人を当委員会に要求いたしました。しかし、なぜかそれがかなっておりません。これはだれかがうそをついているということであります。  この問題、この場に大西さんがいない段階でやっても進みませんから、更に別の観点から話をさせていただきますが、もし、そ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 大西さんは鈴木さんから圧力が掛かって参加できなくなっていると、それがうそだとおっしゃるなら、大西さんに対してうそのことを言わないでくれというアプローチを外務省しましたか。
○浅尾慶一郎君 それは聞いていない。
○浅尾慶一郎君 今後、NGOとの関係をしっかりやっていくという御答弁をいただきました。その中で、仮にそのNGOの方がうそをついているということであれば、何らかの措置を取るのが当然じゃないですか。なぜ取らないんですか。
○浅尾慶一郎君 うそをついている人とどうして信頼関係が築けるんですか。
○浅尾慶一郎君 鈴木宗男さんの圧力がなかった、それはうそなんですね。
○浅尾慶一郎君 鈴木さんは、マスコミ等、新聞記者会見をして、あったと言っています。もし仮に、大西さんはあったと言っています。大西さんがそこでうそをついているとするならば、なぜそこで信頼関係が築けるのかというのが私の質問であります。
○浅尾慶一郎君 それでは別の観点から伺いますけれども、先ほど私どもにも反省すべきところがあったと。どういうところが反省すべきところですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、総理に伺いますが、総理に伺いますけれども、今日のこの委員会の場における質疑においても、まだ大西さんが言っておられることとそして外務省が言っておられることは食い違っています。私は、それはだれかがそれはうそを言っているということだと思いますが、その参考人招致...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、だれが、先ほども申し上げました、冒頭申し上げました、この国の将来に対する不信、それは政治に対する不信というものが少しあると思う。それはもしかしたら政治家がうそをついているという部分もあるのではないかと思います。  今日の委員会の質疑においてもまだまだ釈...全文を見る
○浅尾慶一郎君 もう一点。  先ほど外務省は、今後鈴木宗男さんの影響力を排除する、外務大臣としておっしゃいました。(発言する者あり)少なくする。今日、新聞を配らさせていただきました。(発言する者あり)
○浅尾慶一郎君 総理の発言は、外務省に対する鈴木宗男さんの影響力が格段に少なくなるという発言でありました。私はそれを解して、それを主体的に解せば影響力を排除するということなんで、そういうふうに申し上げたんです。(発言する者あり)
○浅尾慶一郎君 本日配付をさしていただきました二〇〇〇年十二月十五日付けの朝日新聞及び同十六日付けの毎日新聞の記事に基づいて質問をさしていただきますが、外務省、伺いますけれども、我が国の軍縮外交というもの、これを出版を準備しておりましたか。
○浅尾慶一郎君 この記事にありますように、自民党の外交部会で鈴木宗男さんの一喝により出版を取りやめたというのは本当ですか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、この当該記事は間違っているという理解でよろしいんですか。
○浅尾慶一郎君 外務省としては、我が国の軍縮外交というものを出版したいと思っておられますか。
○浅尾慶一郎君 二〇〇〇年の話でありますが、見直した結果出版はされましたか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、出版をしたいという理解でよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 それでは、次の質問に移らさしていただきたいと思います。  配らさしていただきました三番目の資料でありますけれども、先般破綻をいたしましたマイカルについてでありますけれども、このマイカルに対しまして旧長銀、新生銀行が債権を持っておりました。それを、破綻いたしました...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いろいろな企業が破綻をいたしますと、それがこのマイカルのケースであれば、約二年前は政府もまあ正常先でいいだろうと、そして購入したリップルウッドグループも正常先でいいだろうという理解で売却、新生銀行の債権として売却をされたわけでありますが、それが二年ぐらいの間で相当...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私は、決してマイカルグループだけが特殊なものではないというふうに思っております。つまり、二年間の間で、当初正常先というふうに思われていたところが、債権が劣化しているケースはかなりあるんではないかなと。したがって、まだまだ金融不安というものが実際マーケットにおいては...全文を見る
○浅尾慶一郎君 大臣の御努力はもちろんでありますけれども、今日は日銀総裁、お越しいただいております。  銀行間のお互いの信用、あるいは疑心暗鬼になっているんではないかなという側面が若干、もちろん低金利が続いているということはありますが、インターバンクのオーバーナイト市場の、これ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今いろいろな金融の問題、経済の問題ございますけれども、一番の問題は金融緩和をしても結局インターバンク市場でお金が回っていっていないことなんではないかなというふうに思うわけでありますが、今の日銀の御答弁を受けて、より回るようにするためにはどうしたらいいかということを...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その金融機関におけます不良債権の処理ということでありますが、金融機関の経営者によっては、不良債権の処理は業務純益の範囲内でやるんですというような発言も行われています。  その点について、業務純益の範囲内で行うということになると、スピード感としてはどうしてもそれに...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その業務純益と密接に絡むことでありますけれども、金融機関によっては、業務純益が不良債権処理で使われてしまう結果として政府が持っております優先株に対する配当ができない、したがって法定準備金を取り崩して配当するというところも出てきております。  私は、ここで問題にな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その際、優先株、優先株主は種類株主と定義されますが、種類株主の種類株主総会が必要であるかどうか、必要でない場合に開いてはいけないかどうか、その点について伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 法律上、種類株主が手当てを法律上はできないということでありますが、金融担当大臣御存じのとおり、銀行の法定準備金には政府が取得した公的資金によるお金が積まれております。それが取り崩されて配当に回されると。法律上何らの手当てはできないにしても、政府として行政指導の観点...全文を見る
○浅尾慶一郎君 二点お伺いさせていただきたいと思いますが、一点目は確認でありますけれども、持ち株会社であっても資本金と同額の法定準備金を、これは法律上規制されていないけれども、金融担当大臣としてはそれを要求していきたいという理解でよろしゅうございますか。一点目です。
○浅尾慶一郎君 二点目は、私の理解では、持ち株会社ではない銀行で法定準備金を、これは株主総会の決議を経て取り崩すということでありますけれども、これもその資本金までの部分しか取崩しをしないという理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 それでは、時間も参ってまいりましたので、デフレあるいは現下の経済状況について伺ってまいりたいと思いますが、日銀総裁にお伺いいたしますが、現在のデフレの原因について、その八〇%は輸入物の衣料品、衣料品とそれから輸入の加工食品で説明できるという説がありますが、そのよう...全文を見る
○浅尾慶一郎君 竹中経済担当大臣にお伺いいたしますが、今、我が国はどちらかといえば円安方向に為替が動いております。この円安になることによって結果として物価がかなり上がるという側面もあろうかというふうに思いますが、昨年の平均の為替レベルと比べまして、現在の例えば百三十五円といったよ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 日銀におきましては、そのような何か調査といったようなものはありますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 デフレの原因、いろいろあろうかと思いますが、円安がある面、消費者物価を押し上げるという効果はあるんではないかなというふうに思っておりまして、為替のレベルについて論評を求めますとお答えいただけない部分もあろうかと思いますが、竹中大臣、今程度の円安について、経済に対し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、次の質問に移らさせていただきたいと思いますが、これは財務大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  本日、財政金融委員会におきまして、今回の補正予算にかかわりまして、NTT株の売却収入の活用に係る法案について質疑をさせていただきましたが、この法案の...全文を見る
○浅尾慶一郎君 お伺いいたしますが、十・一兆円全部使われたという理解でよろしいんですか。
○浅尾慶一郎君 参議院の法制局に来ていただいておりますが、例えば権限を移譲する場合は、これは法律上、権限の一部と書く場合と、そして全部の場合は全部又は一部と書いて全部移譲するということでありまして、一部と法律上書いてある場合にはやはり一部なんではないかなというふうに思いますが、参...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今おっしゃいましたように、ほぼ全部であって全部ではないという理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 そのようなケースはほかにございますでしょうか。内閣法制局でも結構です。
○浅尾慶一郎君 今回の法律に関して言えば一部ということで全額を使われたということを理解さしていただいて、最後の質問に移らさしていただきますが、今回の補正予算の乗数効果、実質と名目をお答えいただけますか。
○浅尾慶一郎君 実質の方が名目よりも低くなっている理由はどういうところでしょうか。
○浅尾慶一郎君 別の言い方をいたしますと、既設の、既にある施設の稼働率を上げると結果として名目の方が高くなるという理解でよろしいでしょうか。
○浅尾慶一郎君 別の観点から質問をさしていただきますが、今回のような補正予算ではなくて、投資減税のような、つまり政府が支出する金額の実効税率がありますから、倍ぐらい使われるような形の財政支出の方が経済に対する影響力が高いんではないかなと、そうしたような本当の意味での改革の予算にな...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○浅尾慶一郎君 総務委員会沖縄県委員派遣報告。  当委員会が行いました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、田村公平委員長、景山俊太郎理事、世耕弘成理事、谷川秀善理事、魚住裕一郎委員、八田ひろ子委員、渡辺秀央委員及び私、浅尾慶一郎の八名で、去る一...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○浅尾慶一郎君 本日は、また一部、引き続き、鈴木宗男さんの新たな疑惑も出てまいりましたので、質問をさせていただきたいと思います。  先ほどエレベーターの中で御一緒させていただきました官房長官も、まだまだ出てくる可能性があるというふうにおっしゃっておられましたが、正にそのとおりに...全文を見る
○浅尾慶一郎君 平成八年ということは今から六年前でございますが、その当時表に出せなかったものが今出せるようになった理由というのは何かあるんでしょうか。これは、暴行というのはかなりこれ重大なことだと思うんですが、なぜ当時表に出なかったのか。その点について、外務大臣、御説明いただけま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非、外務大臣にはこの事実について更に御調査いただきますように、御要請させていただきたいと思います。  次に、昨日来あるいはここ数日話題になっております私設秘書のムルアカ氏の偽造旅券ということが、コンゴ政府に対して問い合わせをしたところ明らかになったということで...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは次に、全く新しい鈴木宗男さんの疑惑について質問をさせていただきたいと思います。  平成十一年の第一・四半期のGDPの数字が発表前に漏れたという話がありますが、これはどういう経緯で漏れたのか。そして、当時の経済企画庁が事前にレクをしていた当時の政府・与党の...全文を見る
○浅尾慶一郎君 鈴木内閣官房副長官、鈴木宗男さん、当時官房副長官でございましたが、当日、六月十日だったと思いますが、何時ごろ御説明をされたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 実は、当日の株価及び国債の先物指数というものが、マーケットが閉まるのが午後三時、三時前に大変な値動きを示しておりました。そして、私が、当時、マーケット関係者から聞いた話といたしまして、一部の金融機関が政治家からこの情報を事前にもらって、そして莫大な利益を上げたとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、今日、金融担当大臣、その当時の、あるいは金融庁の方に値動きというものを伺いたいと思いますが、今申し上げましたように、日本の国債の先物が非常に大きな当日値段が動いております。国債の先物、九月限月の、六月十日の終値とあるいは六月、その翌日ですね、六月十一日の...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それではもう一度伺いますが、その前日の六月十日と六月九日との値段の動きの違いを教えていただけますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 委員長、先ほども申し上げましたけれども、前日の値動きというのは、二十七銭、そして当日、その発表のあった日は二円、十倍近く動いているわけであります。そして、マーケットではその当時から、政治家から情報をもらって、そして莫大な利益が上がったというようなことが言われており...全文を見る
○浅尾慶一郎君 もう少し御説明をさせていただきます。  私も、なぜその外資系の証券会社の方と日本の政治家とが結び付くのか、当時疑問に思った覚えがあります。そこで、判明したこととして、当時、今もそうかもしれませんが、日本の不良債権を大量に購入している中に外資系の証券会社があると。...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、福田官房長官に伺わさしていただきたいと思いますが、GDPの数字を仮に事前に漏らしていたとした場合には、これは大臣規範に反する、すなわち政治家として、大臣あるいは官房副長官として知り得た情報を漏らすということは大臣規範に反すると思いますが、そうした理解でよ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 発表する時間が決まっているわけでありますから、その発表する時間の前にそうした数字を漏らすということは明らかに、しかも、かなり限定された方にしかその数字は教えておられないということが先ほど明らかになったわけですから、それを事前に漏らすというのは大臣等規範に反すると私...全文を見る
○浅尾慶一郎君 外為法におきましては、代理、すなわち本来の送金人が鈴木宗男氏であれば、それが代理であるということの証明をした上で送金をしなければいけないというふうに定められておりまして、それでは、そのお金を受け取った野川さんは委任状を預かりましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 財務省、伺いますけれども、そうしたことで外為法の手続は正当なものとされますか。
○浅尾慶一郎君 代理人が送金をする場合の手続を御説明いただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 私の質問は、仮に代理が明らかな場合には、委任状を持っていかないと外為法違反になるんじゃないですかという質問であります。
○浅尾慶一郎君 ですから、今回は鈴木宗男さんが御本人なんですから、どうやってそれを確認したんですか、その資料がありますかという質問であります。
○浅尾慶一郎君 そのフロム・ミスター・ムネオ・スズキということが送金依頼書に書いてあるのは私も承知しておりますが、通常そういう場合には、私の質問は、通常そういう場合には、本当に正当に代理しているかどうかという委任状を取らないといけないんではないですかという質問です。
○浅尾慶一郎君 委任状を取る必要がないということであれば、どうやって送金した人がその当事者であるということが分かるんですか。
○浅尾慶一郎君 送金した人は鈴木宗男さんなんですね。
○浅尾慶一郎君 確認させていただきますと、そうすると、全く関係ない人に、じゃ代理で送金してくださいと言って、そこにちょこちょこっとフロム・ミスター・ムネオ・スズキと書けば、それで手続上いいということになりますが、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 そうした場合には、その送金された御本人が、送金者として取り扱うんじゃないですか。
○浅尾慶一郎君 私が伺っているのは、銀行側の責務の話ではありません。送った人が、そうした場合に代理送金として外為法上は認められないんではないですかという質問であります。
○浅尾慶一郎君 本来、鈴木議員名で送金されるということであれば、それを満たすための要件をお答えいただきたいです。
○浅尾慶一郎君 しなくてもいいんですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、別の角度から伺わさせていただきますけれども、当然、その送金ということに関して、これは報告書が財務省に対して出される。その報告書にはだれの送金かということが書いてあります。今回の予算委員会の鈴木さんの証人喚問では、自分の送金だというふうに言っておられまして...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それは、確認しますが、鈴木宗男さんが送金人であって、報告書が外務省職員の名前で出ていても外為法違反にならないんですか。
○浅尾慶一郎君 ですから、今の尾辻副大臣の御答弁を考えますと、送金人は外務省の職員になります。しかし、予算委員会の証言では鈴木宗男さん自身の送金だと言っておられる。そして、外為法では、御自身の送金の場合にはこれは代理送金で認められておりますが、代理であるという委任状を取って、そし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、今後、マネーロンダリングとかいろんな議論が出てまいりますが、代理人が勝手に送金したらチェックできないことになりますよ。
○浅尾慶一郎君 それでは、本件のその送金にかかわる報告書というものがありますが、その御提出を財務省に求めたいと思います。
○浅尾慶一郎君 外為法上の報告の義務違反の時効は何年ですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、副大臣に伺いますが、その報告義務違反の要件、構成要件をお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 今のケースに戻して伺わさせていただきますが、本当の送金人が鈴木宗男さんであって、そして報告には外務省の職員の名前が出ていたら、これは虚偽の報告に当たるんではないですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、別途この資料、請求させていただきたいと思いますが、この報告書の明細というのが送金をされた銀行に残っているはずでありまして、通常、銀行は、これ保存年限七年で残っていると思いますので、そうした資料を要求させていただきたいと思います。  あるいは、これ、御答...全文を見る
○浅尾慶一郎君 何となくその代理人送金がすごく自由にできるようなので、先ほど来の副大臣の御答弁、納得できないんですが、次に進まさせていただきたいと思います。  先般、二月一日であったと思いますが、当委員会におきまして、我が国の軍縮外交ということで外務省がかつて準備をいたしました...全文を見る
○浅尾慶一郎君 元々のその我が国の軍縮外交というのを、参考のために、是非資料として提出をしていただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 次に、先般明らかになりました有本恵子さん等拉致の関係について質問に入らさせていただきたいと思いますが、私実は、横田めぐみさんの御両親に先般会わさせていただきました。大変、いろいろな思いがあるんでしょうけれども、理性的に話しておられて、立派な方だなというふうな感想を...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その有本恵子さんの拉致について国家公安委員長に伺わさせていただきますが、その経緯は昨日当委員会でも質問が出ましたが、特に、この拉致と認定するに至るまでの過程において、御本人の御両親が留学先のイギリスやあるいはその拉致をされた最終的な現場であるデンマークのコペンハー...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、今の、現在準備されております様々なテロに対する我が国の対策に関して伺わさせていただきたいと思いますが、まず事実関係で、拉致はこれテロに当たりますでしょうか、定義上。
○浅尾慶一郎君 法務省にお伺いさせていただきますが、「公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律案の概要」、この第一条に「誘拐」ということで、それも入っているという理解ですか。そういう理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 公安委員長、どうぞ。  この拉致の話について引き続き伺わせていただきたいと思いますが、拉致あるいはその先のテロ資金凍結といった観点から質問させていただきたいと思いますが、米国は、御案内のとおりに悪の枢軸三国家ということで、ブッシュ大統領の演説の中でも北朝鮮という...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そして、先ほどの話で、テロというものの確立された国際法上の定義はないということでありましたけれども、私は本人の意思に反してある国家的な組織が誘拐をするというのは、これは明らかにテロであるというふうに思うわけでありまして、これをテロでないという方がおかしいんじゃない...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が申し上げたいのは、主権国家としてもちろん地域の問題とかいろいろ考慮はしなければいけないと思いますが、片方でアフガニスタン、九月十一日のテロというのも大変けしからぬ話だと思いますが、同じく日本国内で起きているものも含めた、あるいはヨーロッパで起きたものも含めて毅...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、次のテロ資金凍結に関する法律案について伺ってまいりたいと思いますが、この法律ではテロを行う団体等々について規定をしていくことになると思いますが、国といったもの、あるいは国を実効支配する組織等は対象になると考えられるかどうか、その点をお伺いしたいと思います...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確認をさせていただきますが、国家機関は、そうすると指定を、現行の外為法上でも凍結先として指定ができるという理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 先ほど米支援のことについて伺わさせていただきましたが、金融の関係で、幾つか我が国にあります朝銀信用組合というものが破綻をいたしておりまして、現行法上その預金者を保護するために公的資金が使われるということでありますが、その中には不正な送金等にかかわるものもあったんで...全文を見る
○浅尾慶一郎君 財務大臣に伺わさせて、外為法を所管されておられます財務大臣に伺わさせていただきますが、我が国は非常に外交のカードが限られておりますが、その中で一つ持っておるカードは資金の流れに対する我が国のコントロールということだと思いますが、今、副大臣の御答弁にありましたように...全文を見る
○浅尾慶一郎君 最後に、このテロ資金関係に関してもう一点だけ確認の質問をさせていただきますが、先ほど、外為法上は代理人であってもその旨送金依頼書に書いてあればいいというような御答弁をいただきました。しかし、全く普通の人が、言葉は悪いですが、アルバイトでお金を預かって、しかもムネオ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 大変法律の枠組みとしては緩いものだなと思います。  次の質問に入らさせていただきます。  柳澤金融担当大臣に伺わさせていただきますが、最近、金融の不安とともに三月、今年の四月一日からのペイオフ解禁に向けて、いわゆる不振企業に関していろいろ様々な対策が取られてお...全文を見る
○浅尾慶一郎君 例えば、百億ある会社にお金を貸していたとする。それを株式に換えたと。百億が破綻懸念先であるとすれば七割なりの引当金を積まなければいけないんですが、百億を株式にしてしまえばその時価になるということなんで、要は引当金不足対策にもなるんではないかなという素朴な質問であり...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その価値の実態に関してもう一点伺わさしていただきますが、株式の債務、債務の株式化と同時に減資ということがよく行われておりますが、実は減資も、その株数を減らさないと新たにその債務を株式化した金融機関にとっては余り魅力的な形ではないんではないかなと。要するに、資本だけ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、竹中経済財政担当大臣に伺わさしていただきますが、まず今回の予算の中の投資的経費の名目と実質の乗数効果、お答えいただけますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 それでは、これは財務大臣に伺わさしていただきたいと思いますが、様々な投資的な事業を今回の予算でも行っておられるというふうに思いますが、その中で、今、竹中大臣がお答えになられました乗数効果というものを一つの尺度として予算の査定をするべきではないかと私は前々から思って...全文を見る
○浅尾慶一郎君 重要な判断材料であれば、具体的にどういうふうに使っておられますか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、公共事業について今回の予算で使われましたですか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、必ずしも今の竹中大臣がお答えになられた乗数効果ということではなくて、財務省が持っておられる費用対効果分析の尺度にのっとって査定をしたという理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 経済財政諮問会議で、大枠の予算を決めると言うと塩川財務大臣と目が合いまして、ちょっと御異論があるかもしれませんが、決めるということになっておると思いますが、その中で、今のおっしゃった乗数効果ということに着目して、統一した尺度というものを入れていった方がいいんではな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 引き続き竹中大臣に伺わさせていただきますが、先般、当委員会におきまして、大臣の論文でも書かれたということではございましたが、デフレのときには減税よりも、減税が余り効かないというような論文を書かれたというような御答弁をいただいたわけであります。  私も、一般的には...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私の質問は乗数効果ということではなくて、今申し上げましたように、例えば投資減税であれば実効税率で割り戻した分のお金が動くわけでありますから、実際に市場で動くお金は政府が出す。減収、要するに減税による減収額と政府の財政支出が同じであった場合に、市場で動くお金は投資減...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今のデフレの一つの大きな原因は、私はマーケットでお金が動いていないということが一つ大きな理由でありまして、それはもう竹中大臣御存じのように、例えば日本の名目GDPで現在市場に流通している貨幣の量を割ってやるとその値が昔と比べて三倍になっているということですから、逆...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、基地関係の質問に移らさせていただきたいと思いますが、昨日から神奈川県の厚木基地でいわゆるNLP、夜間連続離着陸訓練が行われておりますが、今回の訓練は、いつ、どんな形で日本側に連絡がございましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 米側からの連絡は、あれですか、文書で来ていますか、それとも口頭ですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、私の理解では、日米両国の政府の了解事項において、基本的には、大変な騒音を伴うものですし、厚木基地の周りは住宅の密集地でもございますから、硫黄島にNLPは移設していただくということであったと思いますが、そうした中で、今回の訓練は、厚木基地を使うという今回の...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、私が申し上げましたこの了解事項というのは、日米間の了解事項でございますが、この了解事項は、いつ、どこで、日本側のだれと米側のだれとの間の了解事項でございますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 その参加当事者すべてがその文書に署名をしたという了解事項であるというふうに理解してよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 そうした了解事項はやはり文書に残していくべきであるというふうに思いますので、是非今後の日米交渉の中でその了解事項を文書化するようにお願いをしたいと思います。  そこで、これは文書ではないんですけれども、この了解事項の法的拘束力について、外交交渉の御担当であります...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、私の方からも要請させていただきましたけれども、法的拘束力を持つものにしていかないと、住民、先ほども申し上げました大変な住宅密集地でありますが、その上で騒音というものも夜間起きているということでありますので、これを法的拘束力の持つものにしていただけますでしょうか...全文を見る
○浅尾慶一郎君 別な観点から伺いますが、外務大臣は厚木基地の周辺でNLPの状況をごらんになったことございますか。
○浅尾慶一郎君 先ほど来申し上げておりますが、これは厚木といいますが、大和と綾瀬の間にありまして、住宅の密集地でございます。そこで仮に事故があった場合には、私はこれは日米関係にも重大な影響を与える可能性があるものだというふうに思っていますので、基地そのものの移転の可能性について外...全文を見る
○浅尾慶一郎君 まあ米軍にも少し非公式に聞いてみましたところ、彼らは、硫黄島での訓練というのは大変厚木基地からも遠いということがありまして、必ずしも厚木という場所にそれほどこだわっているわけではないと、日本側がその代替の場所を探すことができればそこに移ることはやぶさかではないとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 財務省としてはこの基地交付金、調整交付金をいわゆる迷惑料的に考えている側面もあるというふうに聞いておりますが、そうした御認識でしょうか。
○浅尾慶一郎君 その上で伺わさせていただきますけれども、先ほど来申し上げておりますように、是非、大変な住宅密集地であるからこれは移転した方がいいと私は思いますが、それができない段階においては、やや迷惑、迷惑料と言うとちょっと言葉は余り良くないんですが、要するに全体としては持ってお...全文を見る
○浅尾慶一郎君 最後の質問に入らさせていただきます。  医療費の抑制の理由としてよく使われる日本の医療費が高いということなんですが、これは例えばOECD諸国のGDPに占める医療費の割合について、日本は何か国中何番目でございますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 現段階で決してOECDの中で突出して高いというわけではないということになるんだと思います。  しかし、現段階でそれを取り上げるのは、これは今後予想される急速な高齢化を踏まえて今のうちから考えておこうということなんではないかなというふうに思いますが、だとすると、人...全文を見る
○浅尾慶一郎君 終わります。
03月26日第154回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  今日は、まずこの地方税法の改正あるいは交付税法等の改正案について、総論的なところからお話を伺っていきたいというふうに思いますが、最近、与党の事前審査制について様々報道もなされております。  そこで、今回提案されております地...全文を見る
○浅尾慶一郎君 最後の税制調査会、地方税法改正案について法案の事前審査はなかったということですが、通常の税制調査会の中では議論はされたんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 それでは大臣にお伺いいたしますが、小泉総理は事前審査制の廃止について積極的と報じられておりますが、大臣のお考えはいかがでございましょうか。
○浅尾慶一郎君 それでは、今回の地方交付税法の改正、地方税の改正について小泉内閣が掲げておられます構造改革との関連で質問をさせていただきたいと思いますが、今回の改正によって具体的にどういう形で構造改革が進むと考えておられるのか、その点を伺っていきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 それじゃ、今後のことについて伺っていきたいと思いますが、今後、税制についてもいろいろと改革ということが言われていますが、その中で地方税の改革、改正、あるいは交付税制度の改革について大臣が描かれる、何というか、グランドデザインというか考え方、ビジョンについてお伺いし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非、今、大臣が御答弁いただきましたせめて一対一にするというような方向で早急に改革をしていただきたいと。そのときにも交付税が残るという部分は私も理解いたしますが、少なくとも地方の比率が高まるように、引き続き努力をしていただければと、このように思います。  そこで...全文を見る
○浅尾慶一郎君 借金をどこでされても結果としては国の借金であるということですから、三十兆円ということを、今、大臣の御答弁にもありましたけれども、とらわれなければ国の部分については、そこは今までの、去年やられたような形でできたんではないかなと。地方についても、確かに財政力の弱い自治...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、一応確認のために大臣に、確認答弁ということで、政府あるいは総務大臣の意思として、十五年度からは決して隠れ借金、いわゆる隠れ借金という形は取らないという御決意をもう一度御答弁いただけますか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、今までの交付税特会での借金を、じゃ、どうやって返していくかという形で議論を移していかなければいけないと思いますが、借金の返し方は当然、交付税、五税ですか、が景気が回復して飛躍的に伸びるか、あるいは今交付税として法定で割り当てている部分を増やすか、そうで...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そこで、じゃ、景気が飛躍的に回復することがもちろん望ましいわけでありますけれども、今ある交付税特会の借金を返すほど早急に回復するかというのは、なかなか見込めないだろうなと。二、三%の成長では今ある部分を早急に返せるということには私はなかなかならないと思いますので、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非、単独事業あるいは補助事業についても見直しをして、地方財政計画の不必要な部分については圧縮をしていただければと思いますが、もう一つお伺いしていきたいと思いますけれども、四十七都道府県ありまして、地域によっては、例えば県庁がその地域の、企業というわけではないんで...全文を見る
○浅尾慶一郎君 国家公務員準拠というのはそれはそうかもしれませんが、ただ、先ほど申し上げましたように、四十七都道府県あるいは三千三百の自治体の中でそれぞれの賃金水準、給与水準というのがあるんだと思うんですね。そこは仮に、論評を避けて申し上げますが、賃金水準、所得の低いところで国家...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非、これは議論に二段階あると思います。都道府県の給与委員会ですかの勧告は、それはそれぞれの自治体がそれを踏まえて給与を改正するというのは当然のことだと思いますが、その議論とは別に、地方財政計画の中に盛り込むべき給与水準ということにおいて、それぞれの地域の実態、平...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非、交付税制度の見直しの中で更にいろいろと考えていただければというふうに思うわけであります。  次に、地方財政のことについて伺おうと思っておりましたけれども、官房副長官お越しでございまして、先に、官房副長官のお時間があるということなので、そちらの方の有事法制絡...全文を見る
○浅尾慶一郎君 地方自治体が、その結果として、検討の結果、何らかの事務を負担される場合、財政面での措置というのは当然なされると思いますが、そうした理解でよろしいでしょうか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、私の理解では、例えば周辺事態法においても地方公共団体が様々な責務を、役割を分担するということがあった場合に、これは仮に財政的な措置が必要になった場合に、これは予備費で対応するということがたしか決まっておると思いますが、周辺事態法においては。今度の有事法...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうしたら、この有事法制絡みについては以上でございますが、関連して、防衛庁の方来られておりますので、防衛庁の方に少し伺っていきたいというふうに思いますが。  有事法制との関連で、基地を抱える自治体に対して、基地交付金とか調整交付金というものも重要性が高まるという...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、大変重要な御答弁をいただきまして、つまり、基地というものを固定資産税と、基地があるからそういう財政需要があるんであって、それを固定資産税で比較するというものではないと。つまり、基地があることに対する対価として払うべきだというふうに御答弁いただいたというふうに理...全文を見る
○浅尾慶一郎君 所要額というと幅が広いと思うんですが、先般の予算委員会の中で対比の数字として申し上げさせていただいたのは、電源対策費がたしか千五百億円ぐらいあったと思います。電力の発電所と基地とどっちが国にとって大事かというのは、両方大事なのは当たり前の話でありまして、住民に対し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 仮にそうなった場合には、住民としてはどういった措置を取れるんでしょうか。先般改正されました地方、住民訴訟の中でそれを取り込んでいくことができるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○浅尾慶一郎君 じゃ、具体的に総務省として取っておられる対策について伺ってまいりたいと思いますが、地方自治体に対して一番安心なのは預金に対する担保を取りなさいということなんだと思いまして、その担保を取れと指導をされておるというふうに伺っておりますが、具体的にはどのような担保を考え...全文を見る
○浅尾慶一郎君 具体的には、自治体から、自治体、金融機関から自治体への証書貸付けとの相殺とか、自治体が発行する債券を担保に入れるといったようなことが具体的な形では考えられると思いますが、一方で、地方財政白書によりますと、地方債の引受先としては政府債が半分以上あるわけでありまして、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ごめんなさい。後段の方は、質問の後段の方は、一方で、実際の地方債の引受先として政府のいわゆる資金運用部が引き受けているものも半分以上あるわけでありまして、本来、それは過去の割と高金利のときに資金運用部が引き受けたものがあって、それを現在の低金利のものに借り換えるこ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、過去に資金運用部が引き受けたものについて、たしか平成十二年以降のものについては借換えが可能ですが、その前のものはできないというふうに伺っておりまして、その過去のものの、今政府が持っているものをむしろ民間に放出することによってペイオフ対策にもなるんではないかと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、それは、おっしゃるのは、過去の高い金利、逆にその政府の資金運用部の立場に立てば、せっかく高い金利での債券を期限より前に償還されちゃったら入ってくる利子が足りなくなって困ってしまうからと、平易な言葉で言えばそういうことなんだと思いますが、だからできませんという...全文を見る
○浅尾慶一郎君 総務大臣にもお伺いをさせていただきたいと思いますが、これは論点としては、債権ですから正確な表現ではないんですが借り手と貸し手がいますと。貸し手にとってみれば高い金利が入ってくる方が当然いいわけでありまして、借り手は低い方がいいという論点が一つと、それからもう一つは...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非その点についての検討、研究をお願いいたしたいと思います。特に、今後自主運用が増えてくるとなると、中身が総務省の中での議論にもなってくる可能性があると思いますので、是非御検討をお願いしたいと思います。  次に、外形標準課税についてお伺いをさせていただきたいと思...全文を見る
○浅尾慶一郎君 見送った中でその反対の声も多いということでありましたけれども、政府税調ではどういった御意見でしたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 早期に導入すべきであるというふうに政府税調では記されていたということだと思いますが、それでは、先ほどの話でいいますと、事前審査との関係で与党税調、自民党税調ではどのような意見が得られていたんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 この外形標準課税については、赤字法人にも税金を払っていただくということから、逆に言うと、今の構造改革の議論の中で、頑張った、頑張って収益を上げた人はかえって税負担が低くなって赤字のところは税負担が重くなるという議論もありまして、もっと突き詰めると、その結果構造改革...全文を見る
○浅尾慶一郎君 外形標準の仕組みはよく分かるんですが、導入することによって、例えば、何というんですか、税金を納めている法人に対しては実効税率、法人事業税の実効税率が下がるという側面もあるんではないかなと思いますが、それはそういう理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 では、外形標準の具体的な中身について、今検討されている外形標準課税の具体的な中身について伺わせていただきたいと思いますが、以前も、たしか地方行政・警察委員会だったと思いますが、の中の議論で質問させていただいたと思いますけれども、外形標準の、以前、旧自治省が検討され...全文を見る
○浅尾慶一郎君 特にこれは政策的な議論になってくると思いますが、例えば弱い立場の方を政策的に雇用を増やしていこうという議論があります。障害者の方を積極的に雇用していこうというような政策もあるわけでありますが、そうした中で、少なくとも障害者の方とか、あるいは育児や介護休暇中の、休業...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、この外形標準課税について最後の質問とさせていただきたいと思いますが、十五年度導入ということで今考えておられると思いますが、大臣の再度御決意を伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 それでは、午前中の質疑の最後の項目であります地方税法の今回の改正について伺ってまいりたいと思います。  今回の改正が、まず、都道府県あるいは市町村の自治体財政に与える影響というのは、マクロで見るとどのようなものになりますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 では、個別の地方税法の改正の項目について伺っていきたいと思いますが、特別土地保有税の徴税猶予制度の拡充について、その改正理由と税収への影響を伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 次に、不動産取得税の中の住宅用地に係る税額減額特例の改正について、改正理由と税収への影響を伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 住宅の新築に関してもう一点伺いますが、新築住宅に係る固定資産税の軽減措置の適用期限の延長について、これも当然住宅の新築を促進するということだと思いますが、税収への影響はどれぐらいですか。
○浅尾慶一郎君 次に、個人住民税における土地等の譲渡益に対する九%税率の廃止についての改正理由と税収への影響を伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 特に住民生活で一番関心の高い部分かもしれませんが、固定資産税について今回情報開示を推進されるようにされたということを伺っておりまして、これはいいことだと思いますが、改正の理由と、なぜ今回それを行うことにしたのかと。理由と、なぜ今回というところを特にお答えいただきた...全文を見る
○浅尾慶一郎君 済みません、ちょっと後段の、今までも多分こうした改正はやればよかったんだと思いますが、なぜ今回になったのかという部分について、もし、もう少しお答えいただければと思いますが。
○浅尾慶一郎君 もう一点、今回の改正で、なぜ今回に盛り込んだのかという関連で質問させていただきたいと思いますが、金融証券関連税制についても今回改正が入っております。昨年の臨時国会で措置をしないでなぜ今回になってしまったのかと。本来、まとめて改正した方がよかったんじゃないかなと思い...全文を見る
○浅尾慶一郎君 午前中最後の質問にさせていただきます。  個人住民税の所得割の非課税限度額を引き上げておられますが、その改正理由と税収への影響と、そしてなぜ四万円の引上げなのかということも含めてお答えいただければと思います。
○浅尾慶一郎君 本日、東京都の銀行に対する外形標準課税に関しての東京地裁における訴訟の判決が言い渡されまして、東京都に地裁レベルでは銀行税の課税取消しの命令が下され、という判決が下されました。もちろん、地裁の判決でありますが。  まず、総務大臣にお伺いしたいのは、東京都が今回の...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうした話し合いを持たれた後にだと思いますが、平成十二年二月二十二日に閣議口頭了解ということで、今回の東京都の銀行業等に対する外形標準課税について閣議において口頭了解をされておられますが、その口頭了解の趣旨はどのようなものであったでしょうか。
○浅尾慶一郎君 五点の問題点があるということで、東京都に対して慎重な対応を求めたいという趣旨の閣議口頭了解をされたんだと思いますが、その後、東京都でかかる銀行等に対する標準課税が導入された。導入されたんですが、今回、東京地裁においてその取消しの判決が下りた。政府の閣議口頭了解と同...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○浅尾慶一郎君 私は、ただいま承認すべきものと決定いたしました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出...全文を見る
03月29日第154回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○浅尾慶一郎君 金融の三月危機に関連して幾つかお伺いをさせていただきたいというふうに思いますが、銀行が破綻する場合には、資本不足の場合、これはどちらかというと金融庁の御担当だと思いますが、の場合と、それから資金繰りによって突然倒れてしまうという場合と二通りあると思いますが、まず、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、その資本不足、つまり金融庁御担当の方についてお伺いさせていただきたいと思いますが、資本不足で破綻する銀行というのは石川銀行あるいは最近の中部銀行ですかで、もう今日が三月最終日でございまして、営業日ベースでは。来週の月曜日からはペイオフ解禁に正になるわけで...全文を見る
○浅尾慶一郎君 特別検査というものも行っておられると思いますが、特別検査を行っているということから考えると、もしかすると引当金が十分積んでいないと、したがって、債務超過になるかどうかは別として、資本不足になるということも考えられるんではないかなと、理論上は考えられるんではないかな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確かに、銀行側は昨年の十一月発表の中間決算のときにこの当三月末の処理予想というのを発表しておりますが、それがそもそも、大体そのとおりになるだろうということであれば、余り検査をする意味がないんではないかなというふうに思いますが、しかし、今までの対応で大体そのようにな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今日は、竹中大臣もこの場にお越しでいらっしゃいますんで、経済財政諮問会議の立場から金融の問題についてもいろいろと御発言をされておられますが、今の検査について、大臣の御発言ではなくて、むしろこれは小泉総理の御発言ですが、銀行の体力を気にしないで検査しろという発言があ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それじゃ、柳澤大臣にお伺いしますが、総理の銀行の体力を気にせず検査しろという発言は、裏を返すと、今まで銀行の体力を気にしていたんではないかというふうにも多分取れるというか、普通はそう取ると思うんですね。今まで検査が厳格に体力気にせずにやっていたら、そういう発言にな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が今御質問させていただいたのは、金融というのは、私が申すまでもありませんが、ベースは信用だと思います。信用は、当局に対する信用というのも含まれると思うわけでありまして、その当局に対する信用を、ある面、疑いを持たせるような発言、御発言だったんじゃないかなと。それが...全文を見る
○浅尾慶一郎君 では、次の質問に移りますが、資金繰りによる破綻については、どちらかというと、どちらかとというか、日銀の御担当だというふうに認識しておりますが、まず、日銀総裁お越しでございますので、四月一日ペイオフ解禁以降、資金繰りによる破綻は日銀としてもないという認識に立っておら...全文を見る
○浅尾慶一郎君 資金繰りによる破綻は、私が申すまでもなく、日銀が無制限、無期限に流動性を付ければ、これは資金繰り破綻というのは起きないと思います。  ただ、その前提は、バランスシート上は健全であるという前提がないと日銀としてもそういった行動には出れないというふうに思いますが、そ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、もう少し細かい話で伺ってまいりますが、コール市場で流動性を付けていくということもあるんだと。流動性を付けられるということであれば、コール市場でのデフォルトというのはかつてあったわけでありますが、今後は起きない、起こさせない。まずは、起きないかと言うと起き...全文を見る
○浅尾慶一郎君 収益力を強化するというのはもちろんそのとおりなんだと思いますが、恐らく、二つの当局、つまり金融庁と日銀という二つの当局がもう少しお互いに連携を取っていただくなり信用をしていただいて、つまり、仮に日銀の考査ということが補完的な形でしか行われないという前提で申し上げま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ところが、配当原資を気にしてそこから逆算して不良債権処理をするという計算でいきますと、年間の多分銀行の業務純益は三兆円ぐらいだと思いますから、十年間掛けて三十兆円処理できると。それは、バブル崩壊してからもずっとかなりの業務純益の範囲内では処理をしてきたというのは現...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その配当可能利益が問題になるのは、特に政府が取得している優先株との関係で、優先株の議決権が復活するからということだと思いますが、私は、そこは今大臣がおっしゃるように粛々とやると。やった上で優先株の議決権も復活をさせて、そして配当ができなかったというのは経営責任があ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 後段の方が多分一番問題になると思うんですね。つまり、経営者の責任というのは恐らく取るという形になると思いますが、後段のその普通株主の減資を先に優先株に先じてするべきだということは、議論は再三大臣とさせていただいておるんですが、私は、これは当然普通株主というのは一般...全文を見る
○浅尾慶一郎君 訴訟リスクというのは両方ありまして、普通株主からの訴訟ということもありますし、国民からの訴訟というのも当然あるはずであるというふうに申し述べさせていただきたいと思います。  次に移らさせていただきたいと思いますが、日本の金融機関は十五兆円のセーフティーネットがあ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 しかし、普通に考えると、十五兆円というのは、これはもう税金になるわけです。それから、前に入れたのもそこで毀損する可能性もあるわけですね、優先株で入れた。そこはもう完全に納税者の負担になると。納税者に負担を強いていながら、それよりも責任が重い普通株主に負担を強いない...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私、そこの部分は大臣と大分違った意見を持っております。つまり、そこはやはり責任を明確にしていかないと同じ過ちを繰り返してしまうんじゃないかなというふうに思います。  今日実は、かつて、二〇〇〇年の九月ですから二年前ほどに文芸春秋に載せさせていただいた、まあタイト...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今日お配りいただきました資料の中でも、国内の貸出し状況の増減のところだったと思いますが、新生銀行だけが、八百四十八ページだと思いますが、突出して債権の回収に走っていることが明らかになっております。  私は、その彼らの経営の中身について批判をするつもりはありません...全文を見る
○浅尾慶一郎君 議論してもそこの部分は出てこないかもしれませんが、やっぱり一言だけ申し上げさせていただきますと、一つの考え方、それは護送船団から変えていくんだけれども、急には変えないという考え方で恐らく金融庁の行政をやっておられると。しかし、そこに新生銀行という全然違う理屈で動く...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それで、今日はあと外為法について少し質問させていただきたいと思いますけれども、先般、予算委員会でも質問をさせていただきました。  鈴木宗男さんの送金について、これは外為法で言うところの報告の義務にかかわる問題であると思いますが、まず、一般論として、ある人からお金...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、これはちょっと別の銀行、大和銀行の証書でありますが、送金依頼人というところに本当は、そこの、何というんですかね、鈴木宗男さんのお名前が入った形でないと報告はできないと思いますが、鈴木宗男さんの場合は、送金依頼書は外務省の職員のお名前で書かれております。...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、別の質問をさせていただきますが、仮に私がある人から預かって、代理でやるということで窓口に行った場合に、本人の確認と代理人の確認の手続はどのような手続でございましょうか。
○浅尾慶一郎君 外為法上の規定はそうだと思いますが、その下の政省令あるいは通達のレベルではどのように確認をされておりますか。
○浅尾慶一郎君 それでは、まず、今後マネーロンダリング等々の法律が出てくるわけでありますから、その代理人が送金を行う場合の確認ということについて、政省令、通達でどのように改めていくおつもりでしょうか。
○浅尾慶一郎君 鈴木さんの送金の場合は、さっきおっしゃったように、もし仮にその支払等報告書に送金をした人の名前が鈴木さん本人の名前でない場合は、これは外為法の七十一条二号の罪に当たるというふうに思いますが、そうした理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 時間が参りましたので終わりますが、今おっしゃった外為法の七十一条にかかわる部分の保存期間、報告書の保存期間は一年でありますが時効は三年であります。したがって、時効の方が長いと。したがって、一年たっちゃうと罪があったのかなかったのか分からなくなってしまうという、非常...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○浅尾慶一郎君 電波法の改正の質疑に入ります前に、先般、地方交付税の件について質疑をさせていただきまして、若干こちらの意図した答えと答弁とがかみ合っていなかったので、再度確認をさせていただきたいと思います。  まず、住民税の恒久的な減税によって減収があるわけでありますが、その減...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次の質問は、正にその地方交付税の不交付団体に対して国による補てんされている額が幾らかという質問でございます。
○浅尾慶一郎君 そうすると、総額で結構でございますけれども、地方交付税の不交付団体について、住民税の恒久的減税による減税があって、国庫による補てんというのがありますので、その差額というものが幾らあるかということについてお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 そうすると、減税補てん債が将来全額地方交付税で見てもらえるというためには、その当該団体が交付団体にならないと多分見てもらえないということなんだというふうに思います。  実は先般、ある不交付団体、鎌倉市の市長さんと話をしたところ、面白いと言うと語弊がありますが、分...全文を見る
○浅尾慶一郎君 各自治体がそれぞれ努力をされて不交付団体になったと。なったら減税補てん債の財源の面倒が見てもらえなくなるというのは、やはり制度的にそこに問題があると思いますので、引き続き是非御検討をしていただければと思います。  そこで、本日の委員会の本論であります電波法につい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 最後の部分のをもう一度伺いますけれども、インターネットあるいはモバイルが伸びそうだというような予測というのは、やはりなかなか総務省として持てなかったということですか。つまり、計画的に割り当てるところを超えてインターネット、モバイルが伸びてしまったというのが現状だと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 じゃ、具体的に法律の内容について伺ってまいりますが、改正法の二十六条の二第一項では、総務大臣に電波の利用状況を調査を行う権限が付与されていますが、その具体的な内容については省令にゆだねられております。だれにどんな調査を行うのでしょうか。
○浅尾慶一郎君 同じ二十六条の第四項では、調査及び評価の概要を公表することになっていますが、その内容についても省令にゆだねられています。どこまで情報が公開されるのでしょうか。その中で、現在の免許人が不利益を被らないように、具体的にはどういった政策配慮がなされているんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 進ませていただいて、例えば結果として免許人が周波数の変更を強いられる場合、現行の電波法の七十一条で、免許を受けている場合には補償があるということなんですけれども、受けている場合と受けていない場合でいろんな差があるわけですけれども、まず免許人が周波数の変更を強いられ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 例えば、今後のアナ・アナ変換の中ででも、携帯電話の利用者が、電波利用料を使ってそれを進めていくというような議論もありますので、いろんな方策が、それがいいということを申し上げているわけではありませんけれども、いろんな方策が考えられるんではないかなというふうに思います...全文を見る
○浅尾慶一郎君 半分以上の局が赤字なわけでありますが、そうしたコミュニティーFM放送局を支援する事業はどういったものがございますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 基本的には、コミュニティーFMに対する支援というのは財投、つまり融資のみであるということなんだと思いますが、これとの対比の意味で、ケーブルテレビに対する支援事業について、その具体的な中身と予算についてお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 使う設備が電波であるかケーブルであるかという違いはもちろんあるんですが、それぞれその地域の情報化という役割を担っているということにおいては変わりがないと思います。なおかつ、電波であっても、今後、技術革新の中でいろんな情報を電波の上に乗せていくことも恐らく可能になっ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確認をさせていただきたいと思いますけれども、ケーブルはいろいろと、ブロードバンドといったような形で着目もされているし、それの重要性も私もよく認識をいたしております。  ただ、FM放送であっても今後の技術発展によってはある程度インターネットということも、その上に乗...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは是非、引き続きその点について御検討いただければというふうに思います。  次の質問の方に移らさせていただきたいと思いますが、今回の電波法の改正は、先ほど幾つか質問させていただいた中にも出てまいりましたけれども、重要な事柄が省令に委任されております。  省...全文を見る
○浅尾慶一郎君 少なくとも透明性、公平かどうか、公正かどうかというのはまたいろいろな議論があるんですが、透明性ということに関して言えば、パブリックコメントはホームページ上で公開されていると思いますので、それに対応する省令が結果としてこのようになりましたということを公開されるのがい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、私が申し上げたのは、結果として出た省令がそれぞれのパブリックコメントに対してこういう形で対応していますよということをもう一度ホームページ上で公開されるのがいいんではないかなと思いますが、その点についてのお考えを伺いたい。
○浅尾慶一郎君 時間の関係で次の質問に移らさしていただきたいと思いますが、この法案は予算が計上されておりません。実際に、次年度以降、調査や評価をするとなると予算や人員の拡大というものも予想されるわけでありますが、一方で、総務省というのは国の人員についても所管をされておられるという...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、最後の質問に移らさしていただきたいと思いますが、電波法の改正というのがほぼ毎年のように議論をされておるというようなふうに私も理解をしておるんですけれども、そうした中で、できれば中長期にわたった電波行政のビジョンといったようなものを明らかにお示し、総務省と...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間が参りましたので終わりますけれども、民主党としても是非とも中長期的な電波ビジョンというものも考えていきたいというふうに思っておりますので、是非、総務省からも中長期的なビジョンをお示しいただきたいと思います。  終わります。
05月17日第154回国会 参議院 本会議 第24号
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○浅尾慶一郎君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出、政策金融機関に対する検査の権限の委任のための関係法律の整備に関する法律案に関して、関係大臣に対する質疑を行わさせていただきます。  まず、本法律を提出された小泉内閣、昨年の四月に華やかに船出をされて一年がたち、実績はこ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 財務大臣及び経済財政担当大臣にお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  先ほど、民間金融機関が機能を十分に発揮すれば政策金融機関は民間とすみ分けをしながら不要になってくるというような御答弁をいただいたわけでありますが、私は、その機能を十分に発揮するとい...全文を見る
07月05日第154回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号
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○浅尾慶一郎君 今日は破綻金融機関の処理ということでございますので、先ほど柳澤大臣の方からペイオフ部分解禁というようなお言葉もありましたが、今年の四月一日以降と今までと、日銀と破綻金融機関との関係というのが若干変わってくるのではないかなというふうに思っていますので、その観点からま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 少なくとも日銀としても当初は山一が債務超過ではないと、つまり貸したお金は、特融という形で貸したお金は全額返ってくるという認識でお金を貸されたわけでありますが、全額は少なくとも山一からは返ってこないという状況になったわけであります。  つまり、判断を間違えたと、日...全文を見る
○浅尾慶一郎君 特融を実施した後、資産が劣化された可能性があるというようなお話を、今総裁の方から御答弁いただきました。特融実施後に日銀として、山一の資産が劣化しないようなそういう検査あるいは考査というようなことは山一証券に関して、限って実施をされましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 私の質問の趣旨は、今総裁がおっしゃったように、資産を売却をしていく中で、いわゆる投げ売りというようなことが行われていたということだと思うんですね、総裁の御答弁のとおり。それは、売られる人の立場からすれば、それは山一の社員の方が売っておられたんだと思いますが、それが...全文を見る
○浅尾慶一郎君 数字を総裁の方からもさっきおっしゃっていましたけれども、千五百億円ぐらい今特融残高が残っていると。今、山一の破産財団に残っている帰属先が分からない債権等の多分総額で五十億円ぐらいしかないわけですから、千四百五十億円は穴が空いているという状況なんだと思うんですね。 ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が伺っておるのは、先ほども申し上げました、現段階でいうと約千五百億円ぐらい最終的にだれかがその穴を埋めなければいけないということになるわけでありますが、その前提として、入口の債務超過ではないという間違った認定をしてしまったと、間違えたことは間違えたことなんだと思...全文を見る
○浅尾慶一郎君 責任認めないんですかと言うと、いろいろ答えられないので、違う角度から聞きますが、これ最終的に千五百億円ぐらい今残っているわけでありますが、日銀総裁としてはこれどうやって返していただこうというふうに思っておられるんですか。投資者保護基金と財政の出動、合わせ技によって...全文を見る
○浅尾慶一郎君 返ってくるべきものというのはそのとおりだと思いますが、だれが返されるんですかというのが質問で、投資者保護基金とそれから財政からの穴埋めという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 千五百億円、千四百六十四億円というのは、多分千五百億円マイナス現段階で残っている帰属先の不明の債権ということなんだと思いますが、約千五百億円の穴が空いていると。それは大蔵大臣が、当時の三塚大蔵大臣ですか、そして宮澤大蔵大臣も過去の委員会答弁において、今おっしゃった...全文を見る
○浅尾慶一郎君 じゃ、伺いますが、今後の進展というのは、千五百億円の特融が残っていて、あと破産財団に残っている資産というのは総額は決まっているわけですから、そうすると、どういう進展があるんですか。
○浅尾慶一郎君 残っている資産が突然増えて全額返るというふうに理解されておるということですか。
○浅尾慶一郎君 一部に、投資者保護基金というものを使ってこの千五百億円を返そうと。投資者保護基金というのは、御案内のとおり、まずこの性格を伺ってまいりたいと思いますが、証券会社が預かっているいろんな資産、ありますね、株券とか債権。これが分別管理が本来されていなければいけないんです...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほど、いろいろな検査をした結果、簿外の債務が多分山一証券としては債務超過になった最大の理由でありまして、預かり資産を流用していたというようなことが理由ではないと思いますが、その点の確認、そういう理解でよろしいでしょうか。
○浅尾慶一郎君 その点はよく分かっておるんですが、私が伺っておるのは、そもそもその投資者保護基金の目的というのは、証券会社というのはいろんな方から、債券や株券の売買をやってそれを保護預かりをされると、それを目的外に流用したときに、それで破綻してしまったら困るから作られたわけであり...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それではもう少しその点について詳しく伺っていきますが、その附則の中では、内閣総理大臣及び財務大臣は、認可基金に対し、前項の規定による債権の譲受けを行うことを要請することができると書いてありまして、要請したことに対して、それを総会で議決をするわけですが、議決をして否...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ちょっと、もう少し分かりやすい聞き方をいたしますと、山一証券の場合は、自主廃業が決まった後、しかし債務超過ではないと当時の大蔵省が発表をしました。自主廃業を発表された後、これは転換社債、山一証券が出した転換社債というのが市中で流通していましたが、大変暴落をいたしま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうした転換社債を一部の投資家の方は、もう政府が債務超過でないと言っているんだから、五十円でも幾らでもいいですけれども、買われて、当然繰上償還の百円で返してもらっていると。莫大な利益を上げている人も、これは資本主義の社会ですから当然ですけれども、上げられたわけであ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が申し上げたいのは、結果から見れば確かにそういうことなんだからやむを得ないんだという言い方もあろうかと思いますが、千五百億円というのは結構かなり大きな金額でありますから、そこはやはり責任を明確にしていかないと同じ過ちを起こすんではないかなということを申し上げたい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 債務超過であれば、分かっていれば貸さないというのはそのとおりなんですが、先ほど、山一の場合も、当初は分からなかったわけです、結果として債務超過になってしまった。  今、先ほどのペイオフ部分解禁ということになった状況において、仮に、金融機関に対して特融を実施すると...全文を見る
○浅尾慶一郎君 余りお答えいただけないんで、次の質問に移ります。  金融機関の財務の健全性ということを考えた場合に、現在、繰延税金資産というものがバランスシート上認められておるわけでありますが、そもそもその税効果というものが出てくるのは、金融機関が間接償却をしようとしたものにつ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私の質問は、金融庁としてあるいは金融担当大臣として、財務当局、税務当局にそういうそごが生じないように要請したらどうですかという質問なんですが。
○浅尾慶一郎君 何でこういうことを申し上げるかというと、金融庁あるいは柳澤大臣はオフバランス化を推進しようと言っておられるわけです。オフバランス化すればこれは税の問題は解決するということなんですが、オフバランス化をするということは、場合によっては企業をつぶすということにもつながる...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今日は、経済にお詳しい竹中経済財政担当大臣もお越しですので、ちょっとこれ質問通告していないんですが、金融不良債権とか金融の問題について、諸外国の例とか考えた場合に、その一番の問題は、銀行が不良債権に対して十分な手当てをしていないんじゃないかという不安が一番の問題で...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間が参りましたので終わりますけれども、間接償却の意味というのはかなりあると思いますので、是非、税務との整合性を取っていただきますように御要請したいと思います。
07月16日第154回国会 参議院 総務委員会 第20号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  法案について質問をさせていただこうというふうに思っておるわけでありますが、少し、官房副長官の到着がまだでございますので、質問の順番を変えさせていただきたいというふうに思っております。  まず、信書便法案について伺ってまいり...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、告示ということになりますが、ガイドラインの法的性格について伺ってまいりますが、いわゆる解釈を示すものであるから法規に当たるという理解でよろしいんでしょうか。つまり、国民に権利義務を課す法規になるというものになるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 いや、何でこういうことを伺っているかといいますと、ガイドラインをせっかく作りましたと、作りましたが、例えば信書便法案に違反した場合には犯罪ということになるわけでありますが、ガイドラインに違反しただけでは恐らく犯罪の構成要件ということにならないというふうになるんだと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そこは分かっておるんですが、つまり、作ったガイドラインがありますと、ガイドラインに、逆の聞き方をした方がいいかもしれません、書いてあるとおりにやった場合でも、ガイドラインは法規ではないから、もしかして後に犯罪に問われる可能性があるということになるかもしれないので、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 信書の具体的な中身をガイドラインで示していくということでありますが、そもそもガイドラインを作るということ自体はこの法案に書いていないわけでありまして、その示したものが、先ほども御答弁でありますように、具体的なその解釈を示すものであると。したがって、ガイドラインでは...全文を見る
○浅尾慶一郎君 少し分かりやすくその具体例に沿って伺ってまいりますけれども、今度この信書に反するものがあった場合の取締りというものは、これは警察官が行うんでしょうか、それとも公社に置かれる郵政監察官が行うんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、最終的な取締りは、現在は郵政監察官が郵便法違反を取り締まっていますが、今度の信書便法になると警察官が取り締まるという理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 確認いたしますが、先ほどの御答弁では、最終的な刑事事件になった場合の取締りは警察官になるという御答弁だったんですが、それはそれでよろしいわけですよね。
○浅尾慶一郎君 まだ決まっていないということですね。  この法案が可決する前に、是非その経緯の結果を委員会に御報告していただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 先ほど来ちょっとガイドラインということを伺っておりますが、最終的に今度、警察ということになってまいった場合に、当然犯罪というのは、御案内のとおり、刑法で構成要件という規定が必要になってくると。信書というのが非常に、先ほど、午前中のこの委員会の議論でも、それこそ定義...全文を見る
○浅尾慶一郎君 信書の定義は、午前中、他の委員の御質疑でも、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書をいう。」と書いてありまして、そういう意味では決まっているんだと思いますが、しかし、よく分かりにくいと。  それから、時代の変遷とともに変わってきている...全文を見る
○浅尾慶一郎君 申し上げておるのは、解釈はしっかりと示していただいて、それに従って通常の活動を国民ができるようにするというのが、予測可能性も高まるし、安心した行動が取れるということなので、それはしっかりとやっていただければと思うんですが、逆に、じゃそのガイドラインに反しているとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ですから、ガイドラインを信じて国民としては行動したいということが一つあると思います。それに定めたわけですから、それに反して信書を取り扱ったら告発するというのは流れとしてはよく分かるんだと思いますが、一つそこで問題になるのが、ガイドラインというのは告示であると。した...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、官房副長官いらっしゃいましたので、午前中の質疑でも少し出てまいりましたが、小泉総理の私的懇談会がいろいろと郵政のあるいは公社の民営化について議論をしているという点についていろんな質疑が出てまいりましたけれども、私、特にこの点でやや問題かなと思っております...全文を見る
○浅尾慶一郎君 細かい点ですけれども、この懇談会の費用はどこから出ているんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 機密費ということではないわけですよね。
○浅尾慶一郎君 それで、報道されたような郵政公社化法案について問題点を指摘しているということはそのとおりでよろしいんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、こうした報道が出てきた経緯というのはどういうところにあると思われますか。
○浅尾慶一郎君 有識者だけの勉強会にも費用は内閣官房の一般行政経費が持っているという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 官房副長官、大体経緯はよく分かりましたが、最後に、官房副長官に対しての質問としては最後に、確かに有識者だけの勉強会も必要だと思いますし、当然そうした経緯の中でいろんなことを自由闊達に議論するのはいいことだというふうに思っております。ただ、報道されたような内容ですと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、信書便の関連の質疑に戻らさせていただきたいと思いますが、先ほどちょっと罪刑法定主義のことを伺ってまいりましたが、例えば具体的にガイドラインですね、中でどういうふうに考えていったらいいのかと、信書の定義をどういうふうに考えていったらいいのかという観点から伺...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、一般の人にも、何というんですかね、来ていただける、何というか、人が話す方の講演会の場合は信書性がないという理解でよろしいんですか。
○浅尾慶一郎君 次に、例えばフリーペーパーというものがあります。これは各家庭のポストの中に投げ込みで入っているチラシに類するようなものですが、これは当然信書に該当しないという理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 まあ非常に、やはりこれからの国民生活を考えた場合には、今伺っただけでも解釈が非常に難しいと。難しいということになると、いろいろな方々の活動、行動がそこで制約を受けるというか、よく、予測可能性が低くなってしまうわけですから、そこはしっかりとガイドラインを是非作ってい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 これは、なぜ役員は特別職にされたんですか。
○浅尾慶一郎君 今までの決め方をそのまま援用されたということだと思いますが、もう少し、何というんですかね、特別職にすると公社の運営、経営上利点があるという、何か御説明をいただけると分かりやすいと思いますが。
○浅尾慶一郎君 それでは、経営に責任を持つ公社の役員ですね、総裁、副総裁、理事ということなんですが、先ほど、総裁については民間から適当な方がいれば是非紹介をしてほしいというような御答弁がございました。しかし、適当な方がいない場合は官僚出身者がなるということもあり得るのかどうか。あ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 総理が、特殊法人のトップ人事については天下りを排除するようというふうに指示しているというふうに報道がなされております。特殊法人じゃない、公社のトップについてはその対象になるのかならないのか、その点について伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 それでは、総裁や理事の給与についてはどのように考えておられますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 参考のために伺ってまいりますが、公社の発足に合わせて廃止される簡保事業団の理事長の年収はいかほどでしょうか。
○浅尾慶一郎君 伺ったのは年収でございます。賞与も含めた年収だけを数字でお答えいただけますか。
○浅尾慶一郎君 ちなみに、郵政事業庁長官の現在の年収は、年収だけの数字だけで結構でございますが、いかほどでございましょうか。
○浅尾慶一郎君 細かい年収の話を伺っておるのは、先ほど、まだ今度できる公社の総裁の年収が幾らになるか決まっていないと。経営の成果に応じて連動するんだからそれで仕方がないということなのかもしれませんが、スタート時点では、行政改革ということも考えた場合には、今の郵政事業庁長官よりも少...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、私は下げろと申し上げているわけではなくて、経営が良ければ賞与でその分反映されるというのがそもそも法律に書かれているわけですから、ベースを低くして、その分経営が良ければ良くなるというのが法の趣旨ではないですか。その点についてのお考えはどうですかということを伺っ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、時間になりましたので、午前中の質疑はここでやめさせていただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 先ほど、午前中に簡保事業団の理事長の退職金の規程については伺いましたが、額はお幾らでしょうか。
○浅尾慶一郎君 額だけでいいです。
○浅尾慶一郎君 なぜ伺っておるかといいますと、先日発表された三事業の決算によりますと、簡保資金のうちの簡保事業団の運用委託分、指定単と言われる部分だと思いますが、五兆円を超える含み損が発生しております。こういう五兆円を超える含み損が出ても満額退職金を払われるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 それでは、公社の役員について伺ってまいりますが、経営の成績に連動する給与だというようなことが午前中お答えいただきましたけれども、例えば資金の運用損が出た場合には、給与が減らされるとか退職金が減額されるというようなことは公社において考えられますか。
○浅尾慶一郎君 それでは、この簡保事業団は二千人ほど職員がいますが、廃止に伴って郵政公社で選考採用されるというふうに伺っておりますが、そういう理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 職員が簡保事業団が廃止になって職場がなくなるので公社で一般職の国家公務員になるということは、ある程度理解はできるわけでありますが、一般職の国家公務員になるに当たって、勤続年数が同じ公務員と給与が一緒になってくると。大体ある程度郵便局の内勤の方と同じような形で給与を...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次に、国家公務員としての公社の職員の身分について伺っていきたいと思いますが、これは独立採算制で企業会計原則を採用しておるということでありまして、経営の状況が職員の給与に反映してくるということになっております。更に総務大臣は、先般の参議院の本会議で、この公社は民間と...全文を見る
○浅尾慶一郎君 では、人事院の総裁に、国家公務員法九十六条の所管でありますので、なぜ民間と堂々と争う国家公務員がいても大丈夫なのかということの観点からお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 具体的に伺ってまいりますが、例えば、営業成績が上がればボーナスが増えてくるという形に多分なってくるんだと思います。公社の経営としてはそうすべきだと思いますが、例えば、郵便貯金の残高を増やしたら営業成績が上がって手当が増えるとか、簡保の契約を取ってくれば手当が増える...全文を見る
○浅尾慶一郎君 総務大臣、お願いいたします。
○浅尾慶一郎君 この辺の整理を是非していただければというふうに思います。公社でもって経営をしていくということの趣旨はよく理解いたしますので、是非その国家公務員法の全体の奉仕者との整理をしていただきますように御要請を申し上げたいと思います。  次に、修正案が出ておりますので、その...全文を見る
○浅尾慶一郎君 民間の銀行と比較して過少資本であると、比較すれば多分そういうことになるんだと思いますが、一方で、新しくできる公社は破綻する可能性というのはあるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 いや、私が伺った趣旨は、破綻する可能性のある民間の金融機関は確かに四%ぐらい積まなきゃいけないでしょう。しかし、破綻する可能性がないんであれば、なぜそういう理屈を取られるんですかという趣旨で伺ったんですが、後段、預金保険料の部分をお答えいただきましたが、まず破綻す...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、私は、過少資本であるということでないということを申し上げるつもりはないんですが、申し上げたいのは、ただ、一方で国が全額、郵便貯金にしても簡保にしても保証をしておるわけでありますから、まず破綻する可能性はないと。そうなると、単純にそこで民間比較をするのはおかし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 民間並みでもし四%でやっていくということになるんであれば最初は積み立てなければいけないということかもしれませんが、将来的には、当然、郵便貯金にかかわるこれは国の保証が付いているわけですから、保証料相当、民間で言えば預金保険料相当を払ったらどうかという議論になってく...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私の趣旨は、要するに民間と比較するんであれば最終的に積立金が積み上がった段階で預金保険料相当を払っていくというのが筋ではないかという趣旨で申し上げております。  次に、同じように積立金を、資本金を積み立てていくということで、当面公社については国税、地方税というも...全文を見る
○浅尾慶一郎君 過少資本の解消ということの考え方でいかれるんであれば、それが終わった段階では、繰り返しになりますが、預金保険料相当額、あるいは国税、地方税ということについても考えていかざるを得ないんではないかなというふうに思います。  次に、出資規定ということを提案されておられ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 じゃ、そのうちの日本郵便逓送という会社について伺ってまいりますが、まず、役員の人数とそのうち天下りの方の人数はどれぐらいでしょうか。
○浅尾慶一郎君 この日本郵便逓送という会社の売上げと、そのうち郵便関係の割合、あるいは郵政事業庁から支払われている金額の割合をお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 今度郵政公社ができますと、企業会計原則を導入されることになってくると思いますが、この日本郵便逓送というのは連結対象になりますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 先ほどそれで、民間に委託していることについて、拘束時間が大変長くなって郵政事業庁あるいは今度の公社そのものでやるとなかなか難しいというような趣旨の御答弁があったわけでありますが、今度公社ができますと、そもそもいろんな職種を公社の経営の自由度という観点から作っていく...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私は、端的にお答えいただきたいんですが、公社を作った場合に職種いろいろ作っていけるわけでありますから、勤務時間が長い方でもその公社本体でやれるんではないか。その点についてはどのようにお考えになりますか。
○浅尾慶一郎君 別の観点から伺いますが、公社は固定資産税が相当額これが半額になると。そして、法人税は免税でございます。そうすると、出資ができるようになっておりますけれども、普通に考えますと、税金を払わなくていい会社で、しかも職種はいろいろ作れるわけですから、そこで郵便関連の事業を...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、申し上げているのは、株式会社というのは当然営利企業になりますから利益が上がれば半分は税金で取られるわけであります。公社そのものでやれば、当面過少資本であるということですから、税金、国庫納付金もないと。ですから、利益が上がるところにしか当然理屈の上からいえば出...全文を見る
○浅尾慶一郎君 一応これは、法案を提案されているわけですから提案者でありまして、役所については国会の改革がありまして御答弁は基本的にいただかないということでありますので、提案者に責任を持って御答弁いただくという趣旨であります。  そこで、今おっしゃったことを平らに申し上げますと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間が参りましたので、最後の質問という形にさせていただきますけれども、今の出資の問題については、再三申し上げておりますが、出資というのは当然民間株式会社ということになれば利益を上げなければいけないわけでありますから、なお、一方で公社は当分の間、資本金、過少資本だと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 終わります。
11月21日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  今日は、参考人の皆様方、大変ありがとうございました。時間の関係で二点になると思いますが、皆さんに伺っていきたいと思います。  一つは、今話が出ました養育費についてです。  私はある程度国が関与するべきではないかなと。それ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ありがとうございました。  養育費については、先国会に私どもは民法の改正案、提出させていただきました。今議論がありましたように、恐らく、これは養育費とは関係ありませんが、手形訴訟的な、公権力がその回収、徴収に簡単に参加できるような枠組みも作っていくべきだというふ...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  ただいま議題となりました九本の法案につきまして質問をさせていただきます。  今回の九本の法案は、特殊法人を独立行政法人へと切り替えていくという観点から、一定程度評価ができるものだというふうに思っております。しかし、分からな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 具体的に再編に伴う数字ということで伺ってまいりたいと思いますが、私がいただきました数字は、いわゆる合併に伴って、間接部門というふうになるのかどうか分かりませんが、とにかく再編に伴う合理化は六十九名の減だというふうに伺っておりますが、その数字に間違いございませんか。
○浅尾慶一郎君 六十九人の内訳は、いわゆる内部部局、つまりここが一番間接部門が、多分それぞれのところで抱えておると思いますが、多いと思いますが、それが四十七名、施設・機関が十六名、地方支分部局が五名、外局が一名というふうに承っておりまして、大臣官房で二十四名というふうに承っており...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、合併に伴う合理化効果は約十万名の職員のうちの六十九名ということになってくるのかなと思いますが、その人数の減少によって人件費がどのぐらい節約できたのか、この点を伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 六十九人の削減で約五億円の効果があったというお答えをいただいたわけでありますが、職員数が大体十万人で六十九人、あるいは人件費の予算額に対して五億円というのは、パーセンテージで言うと何%ぐらいになりますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 今、政務官がお答えいただいた数字というのは、恐らく毎年八百人から九百人ぐらい計画的に削減されている数字に一方で増員されるものを足して差額を加えたものだというふうに思いますが、合理化という観点からいうと、多分先ほどの六十九人というのがある程度の数字なのかなというふう...全文を見る
○浅尾慶一郎君 点数、御自身で付けづらいというのはそうかもしれませんが、先ほど申し上げましたように、直接的な数字で出てくる合理化というのは、今、大臣もいみじくもおっしゃったように、まだ道半ばなのかなというふうに思います。  合理化も必要だと思いますが、同時に国民に対するサービス...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほど申し上げましたように、ハローワークが込んでいるということは今の景気の現状あるいは失業者の多い現状を表しているというふうに思うわけでありますが、全国的に大体どれぐらい来ているのかということぐらいは厚生労働省として把握をすべきだというふうに思います。  例えば...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、副大臣おっしゃいました平成十三年以降に導入されたパソコンというのは、全体に占める割合というのは、ちなみにどれぐらいございますか。
○浅尾慶一郎君 半数あれば、その概算、ハローワークの込みようというのは日々、それこそパソコンですから機械で分かるわけなんで、日々取ってということは恐らく、少しでも、趣旨としては、失業されて大変困っておられる方が多いと思うわけですから、そうした方がせめて仕事を探す利便性を高めるとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 パソコンですから、御案内のとおり、これはインターネットで検索をすれば例えば自宅でも見れるはずなんだと思いますが、現在は自宅で検索すると事業者名が隠された、ハローワークに行けば全部情報が見れるけれども、自宅で自分のパソコンの画面で見ると一部情報が見れないといったよう...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほど申し上げましたように、ただ、ハローワークは大変込んでいて一人三十分と制限されていると、なおかつハローワークに、後段の求人企業の意向というのは、行けば見れる情報を自宅では見れなくするというのは余り合理的ではないのかなと。別に秘匿しなければいけない理由がそこにあ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、副大臣の方から、できるだけ早いうちに自宅あるいはハローワークに行かなくてもそうした情報が見れるようにしよう、していこうと検討している最中だという御発言をいただいて非常に有り難く思っておるんですが、是非早急にやっていただきたいと思います。  これ区別する合理的...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非早急にやっていただければと思います。  サービスの向上ということ、それから厚生労働省が独立行政法人化する法人を引き続き所管するという観点から、もう一点だけ厚生労働省レベルの点について伺わしていただきたいと思いますが。  今ハローワークのお話をさせていただき...全文を見る
○浅尾慶一郎君 例えば、私が住んでおります神奈川県、例えば私住んでおります鎌倉市ですけれども、鎌倉市の人が、事業主が新たに人を雇おうとして労働関係の手続を当然しなきゃいけないわけですけれども、その場合には、まず藤沢にあります監督署に労災の届出をします。しかし、労災の届出をして、そ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 もちろん鎌倉のことも是非やっていただきたいと思いますけれども、全国で同じ敷地の中に建物が二つあって、そこに行こうと思ったら行けないというのはどう考えてもこれはおかしいと思いますので、大臣、その点について全国的に見直すという御答弁いただけないでしょうか。
○浅尾慶一郎君 ありがとうございます。  それでは、特殊法人の関連九法案について、親元ではなくて個別の法案について伺っていきたいと思いますが、まず、来年度解散して独法に移行する法人のうちで法人の職員数はどのように変化いたしますか。
○浅尾慶一郎君 確かに、その職員数はそれぞれの法人の長が決めるということが、ある面、独法の趣旨なのかもしれませんが、一方で国庫が負担する人件費というものもございます。  少なくとも、じゃ国庫が負担する人件費についてはどのように変わるのか、法人ごとに伺えますか。
○浅尾慶一郎君 数字の上では先ほどの厚生省と労働省が一緒になったときと同じで、スタートのところでは余り減っていないのかなと。合理化効果というのは余りないのかなというふうに思いますが、今、正に副大臣がおっしゃったように、中期目標に基づいて独立法人が中期計画を作成してそれを大臣が認可...全文を見る
○浅尾慶一郎君 国庫が負担する、先ほど交付金というお話、それが実質は人件費になったりするわけですけれども、そうしたものについて枠というか概算、具体的な数字というのは示せるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 なるたけ早急にそうした数字は示していただきたいと思いますが、独立行政法人に移行後は企業会計原則が採用されるということになっております。また、財務諸表等も公表されるということになりますが、経営の透明性が高まるわけでありますけれども、肝心の経営者に当たる法人の役員につ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 トップの方は何人が国家公務員でしょうか。
○浅尾慶一郎君 もちろん国家公務員の方にも優秀な方が大変多いというふうに思いますが、一方で、新しい考え方、企業会計原則に基づいて独立行政法人として活動していくという観点に立つと、民間人を、あるいは民間の知識を入れていくという観点もあっていいんではないかなというふうに思います。 ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 特殊法人の問題としてよくその子会社や子法人、子公益法人と言うんですか、特殊法人が出資している公益法人や株式会社があって、そこが更に孫下りというか、天下りの後にもう一回行く先になっているといったようなことも言われておりますが、今回の法案の対象となっております九特殊法...全文を見る
○浅尾慶一郎君 雇用・能力開発機構については、これはございますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 情報処理振興事業協会というところに出資をされておるというふうに伺っておりますが、そこに天下っておられる方が厚生労働省の方ではないということで外されておるのかもしれませんが、多分そこも入って、出資しているという観点からは入っているんではないかなと、こういうふうに思い...全文を見る
○浅尾慶一郎君 現状、先ほどお答えいただいたものが出資されているということですけれども、労働福祉事業団の財団法人労働福祉共済会というのは、今お答えいただきましたように、共済病院における売店の運営というのは、果たして本当に労働福祉事業団がやらなきゃいけないものなのかなというふうに思...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そういたしますと、今申し上げました労災病院の部分については、今度できます独立行政法人のトップが考えるということなのかもしれませんが、そこについてやはりいかがなものかなと思われる部分もあるので、その点について大臣の所見を伺えればと思います。
○浅尾慶一郎君 売店等は本当に民間でできる業務でありますから、できるだけ民間に任せてしまうのがいいんではないかなと、こんなふうに思います。  それから、独立行政法人の事業実績については独立行政法人評価委員会が評価することとなっているわけでありますが、現状の委員の方、平成十四年四...全文を見る
○浅尾慶一郎君 独立行政法人化に伴ってどういった合理化効果とサービスの向上が見込まれるのかという、これは両方、車の両輪ですから両方やらなきゃいけないと思いますが、その点について、厚生労働省の統合を例に合理化効果とサービスの向上ということについても伺ってまいりましたし、特殊法人の合...全文を見る
○浅尾慶一郎君 合理化をして節約すべきところはきちんと節約をして、本当に必要なところにはきちんと予算の手当てをしていくというのがサービスの向上につながることだと思います。  その観点で、最後に雇用対策関係の予算について伺っていきたいと思いますが、今日の新聞によりますと、雇用保険...全文を見る
○浅尾慶一郎君 終わります。
12月03日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  ただいま提出者の方からお話がありましたこの法案の中身について伺わさせていただきたいと思いますが、法案はその目的の第一条におきまして、今回の拉致につきまして「未曾有の国家的犯罪」というふうに認定をいたしております。私も、平穏に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 未曾有の国家的犯罪という、これも提出者に伺いますけれども、国家的犯罪と言うからには、一部の妄動主義者あるいは冒険主義者の行為ということではなくて、もう少し幅広い北朝鮮の関与を認めているという理解、私もそのとおりだと思いますが、そういう理解で提出者、よろしゅうござい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 もう一回確認いたしますが、金正日氏の述べていることは一部の妄動主義ということでありますが、未曾有の国家的犯罪と。正に今回のは未曾有の国家的犯罪ですから、一部の妄動主義者、冒険主義者ということではなくて、もう少し国家的な関与のある犯罪というふうに提出者は認識しておる...全文を見る
○浅尾慶一郎君 正に一部の妄動主義、冒険主義ではなくて、国家的な犯罪だというふうに、この法案が衆議院及び参議院を通ると立法府の意思として認識するということで、提出者、理解、確認ですけれども、よろしいですね。
○浅尾慶一郎君 それでは、安倍官房副長官に伺います。  そういたしますと、金正日氏が日朝首脳会談で申した一部の責任ということではなくて、立法府の意思としてはこれは国家的な犯罪だというふうな認識になるということだと思いますが、今後の交渉の中で、そのことも踏まえて交渉されるというふ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先方は一部ということで責任逃れをしているということでありますが、我が国の立法府の意思として、本日この法案間違いなく可決されるものと思いますが、委員会で可決し、本会議で可決した際には、国家的な犯罪、一部ではなくて国家ぐるみの犯罪という、立法府は少なくともそういう意思...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、現段階で北朝鮮側に引渡しを求めている犯人は何名おりますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 辛光洙とよど号に絡む人という理解でよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 大変多くの方が拉致をされているということでありますから、今後ますますいろんな実行犯及び首謀者というものが明らかになってくると思いますし、明らかにしていかなければいけないというふうに思いますが、そうしたすべての人の引渡しを求めていくべきではないかというふうに思います...全文を見る
○浅尾慶一郎君 日本の当局の方で犯人であるという認定をしていかなければ要求はできないわけでありますが、具体的に考えれば、今お話の出た二人だけでとてもあれだけ多くの人を拉致することはできないわけでありまして、既に報道されておる中でも、日本に帰国をされている五人の方々も複数の人に取り...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほども申し上げましたが、実行犯の引渡しということもそうでありますが、例えて言いますと、例えば地下鉄サリン事件のときに、今裁判をされておりますオウム真理教の教祖である麻原彰晃は、実行犯でありませんが首謀者ということで裁判にかかっているということから考えますと、未曾...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今の未曾有の国家的犯罪であるということが認定されたわけでありまして、首謀者が二名だけということになると、金正日の説明どおり一部の盲動主義、冒険主義者が行った犯罪ということで先ほどの議論と矛盾をしてまいるというふうに思うわけでありますので、引き続き首謀者ということの...全文を見る
○浅尾慶一郎君 事実関係が解明されていないのはそうかもしれませんが、法案で、未曾有の国家的犯罪というふうに立法府はこれから断定をすることになるわけでありまして、そうだとすると、先ほど来申し上げていますとおり、一部の盲動主義者の犯行ではないと少なくとも日本の三権の一つである立法府は...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうだとすると、少なくとも、現在政府として氏名も含めて認定をしております、先ほど警察庁の方から御答弁いただきました二名の方の引渡しがなされない限り正常化はないという理解でよろしゅうございますね。
○浅尾慶一郎君 確かに、日朝間で犯罪引渡条約といったようなものはございません。しかし、私の理解では、任意に自首をされる人を我が国の捜査当局が逮捕するということを妨げる、そうした条約がないことによって妨げるものではないというふうに理解しておりますが、そうであれば法的な整備は必要ない...全文を見る
○浅尾慶一郎君 申し上げたいのは、現在既にその二人の引渡しを求めているということであります。それは別に新たな法整備というものがなされているわけではないという理解ですけれども、その点の確認を、どなたかお答えいただける方、答えていただけますか。
○浅尾慶一郎君 警察庁に伺いますが、警察庁の理解は、先方に義務が、今の段階で条約がないということであれば義務がないということですけれども、当然我が国の主権として求めているということでよろしゅうございますか。
○浅尾慶一郎君 それでは、法案の中で政府の責務を定めておる部分がありますけれども、政府の責務として、本来、この未曾有の国家的犯罪の被害者は個々人でありますけれども、個々人がそうした犯罪によって被った様々な損害に対する損害賠償ということを今後求めていくということになってくると思いま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 まず、前段の損害賠償については、この法案にかかわらず、政府として拉致被害者が北朝鮮に対して損害賠償を求めていくということを支援していくべきだと思いますが、その点について安倍官房副長官、どのように考えておりますか。
○浅尾慶一郎君 二十四年間、拉致によって自由を奪われていたということは当然損害賠償の対象になると普通考えればなるわけですから、これは別に拉致という犯罪でなくても国内における犯罪においても損害賠償の対象になるわけですから、先ほど申し上げましたように、国対個人ということになるとなかな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 事実関係の調査を踏まえてというふうにおっしゃいましたが、事実関係の調査が普通あって未曾有の国家的犯罪ということを法案の中で書き込むはずなんです。それがない段階で書き込むというのはおかしいと。私はこれは未曾有の国家的犯罪だと思いますけれども、だからこそ、とりあえず政...全文を見る
○浅尾慶一郎君 北朝鮮に対して当然いろいろと求めていかなければいけないと思いますが、我が国としても、その求めるに当たって外交カードを作っていかなければいけないと思います。  現行の外為法では、我が国独自の判断で我が国の安全保障上の理由によって外国送金を止めることができない仕組み...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間が参りましたので終わりますが、今の御答弁ですと、北朝鮮という国家がテロリストという認定をすれば我が国として送金を停止できるというふうに御答弁されたという理解でよろしいですね。
12月05日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  医薬品医療機器総合法案の質疑についてはまた後日に譲らさせていただきまして、私はその他の法案について質問をさせていただきたいと、こういうふうに思っております。  まず、今回の特殊法人等改革関連法案については様々な問題点が指摘...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それじゃ、今後独立行政法人化して債券を発行するのはどの法人でしょうか。
○浅尾慶一郎君 今お話がありました中で、独立行政法人労働者健康福祉機構、労働福祉事業団ということになると思いますが、ここは今までも債券を発行していなかった。そして、この委員会の質疑の中で明らかになっておりますように、今後労災病院は増やしていかないということなんだと思います。にもか...全文を見る
○浅尾慶一郎君 結構です、労働者健康福祉機構の方だけで。
○浅尾慶一郎君 一般的に考えますと、借入れというのは金額は小さくてもできると思うんですけれども、債券をあえて発行しようとすると、発行の手間とか掛かりますから、改築あるいは医療機器の購入程度では債券を発行する必要性はないんではないかなというふうに思います。  なおかつ、今までの労...全文を見る
○浅尾慶一郎君 二十億、三十億ということでございますが、ちなみに実際に債券を発行しております社会福祉・医療事業団、一回の発行単位が大体百億円なんですね。ですから、二、三十億ということであれば債券を発行する必要性というのが私はないというふうに思います。ですから、元々あった定義をその...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今度、独立行政法人化された後は、大臣の認可に当たって、今の御答弁に加えて債券の償還計画を作るようになっているわけでございますが、そこで大臣にお伺いいたしますけれども、具体的にどんな償還計画を作れば認可されるおつもりでしょうか。
○浅尾慶一郎君 今お伺いしたのは具体的な償還計画、どんなものを作ればということなんですが、収益があるかないかというのは当然のことなんだと思いますが、今後政令レベルにおいてもう少し具体的で明確な基準を作られた方がいいんではないかと思いますが、大臣の御答弁をお願いいたします。
○浅尾慶一郎君 次に、今回の独立行政法人化も基本的には行政サービスの向上ということを念頭に、一部念頭に置いてやっておられると思いますが、その観点から、行政サービスの向上という観点から、また別の角度から質問をさしていただきたいと思いますが。  実は、私は今民主党で青年局長というこ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 百九十三万人のフリーターという数も相当多いと思いますし、また今御答弁いただきました失業率が十五歳から二十四歳で八・八%、二十五歳から二十九歳で七・七%という数字も、非常に実は高い数字なんじゃないかなと、こういうふうに思っております。  様々フリーターになる方には...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非、少しその千件という件数を充実、よりよい数字になるようにカウンセリングとか様々な方策を考えていただければと思います。  また、同じくその若年層対策として、若年者トライアル雇用事業というのが今年度から始まっておりますが、九十五億三千二百万円の予算で五万人を目標...全文を見る
○浅尾慶一郎君 このトライアル雇用事業というのは、一人につき三か月間ですけれども、トライアル雇用期間に、トライアル雇用をした企業に対して一か月五万円を支給するという制度で、企業の側にとってみても、どういう方か実際に働いてみないと分からない中で、非常に使いようによっては非常に使い勝...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が伺ったのは、全体の求人数の中で求人開拓による求人がどのぐらいあるかということです。
○浅尾慶一郎君 全体の三割ということですけれども、まだ少ないんじゃないかなというふうに思います。  また、今御答弁いただきました平成十三年度の数字、確かに平成十二年度の新規求人数に対する求人開拓数という比率から言うと、二六・三%から三〇・七%へと上昇いたしておりますが、今年度は...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ありがとうございます。  申すまでもありませんけれども、今の経済の状況の中で雇用の問題というのが非常に重要な問題であります。私は、多分これからますます雇用の問題というのは重要な問題になってくるだろうというふうに思っていますので、今大臣の御答弁いただいた方向で引き...全文を見る
○浅尾慶一郎君 このヤング・ジョブ・スポットというのは雇用・能力開発機構を使った事業というふうに聞いておりますので、今回の独立行政法人化の改革の成果に期待したいところであります。  今、お話がありましたように、若い人たちが集まるところ、私の神奈川県でいえば横浜とか川崎といったよ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今日、独立行政法人の様々な問題について質問をさせていただきました。債券発行の問題については先ほど質疑の中で指摘をさせていただいたとおりだと思いますが、特に、全く債券の発行の実績が労働福祉事業団の時代からなかったにもかかわらず引き続き債券を発行できるようにしていると...全文を見る
12月12日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○浅尾慶一郎君 ただいま議題となりました独立行政法人国立病院機構法案について質問をさせていただきます。  今回の法案は、平成十年六月の中央省庁等改革基本法に基づいて、医療政策を効率的、効果的に実施するという観点から提出されたもので、評価できる部分もあるんですが、その中でもう少し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 この額はここ数年、一般会計から国立病院の方に投入されております額がずっと減っておるんですけれども、今年度の、概算要求の段階ではありますけれども、四十六億円ほど増えているということでありますが、なぜ今年は増えることになったんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、今の御答弁ですと、増えている部分は今度独立行政法人化されるところではなくて、ナショナルセンターに残る部分で増えているという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 国立病院は、現在、民間病院に比べて様々な優遇的な措置も受けていると。例えば、固定資産税等が掛からないといった優遇措置もあるわけですけれども、課税されないことになる税金の推定額というのを教えていただけますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 今、先ほどお話しいただきました一般会計からの繰入れに加えて、千二百六十八億円の一般会計からの投入に加えて、この百五十八億円というものが、プラス、利益を上げればその税金ということもあるんでしょうけれども、が実質的な政策に掛かる経費というふうにも考えられるんだと思うん...全文を見る
○浅尾慶一郎君 具体的な人数等々は予算の話ということになるのかもしれませんが、先ほどの質疑でも明らかになりましたように、現在も、平成十五年もかなりの額の国費が入っている、なおかつ固定資産税等は免除されているということを考えると、できる限り目標を持って、予算があるから人数を採ってい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、ゼロになるということは、その人たちは全員独立行政法人に行くのか、あるいはその他、厚生労働省の中で他で人が足りない部署に移るのか、その点についてはどういうふうに考えておられますか。
○浅尾慶一郎君 今のお答えは次の質問に対する答えなんだと思うんですけれども。  伺っているのは、二百八十一人が地方厚生局の職員で、現在の職員で、その人たちは独法化すると担当するものがなくなると。そうした人たちはそのまま独立行政法人の中で同じ業務に従事するのか、あるいは少し減らし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 本部の職員は先ほど新しく独法の理事長になる人が決めるというふうにおっしゃっておられましたが、ある程度厚生労働省としても目標というのは当然立てられるんだと思います。  ちなみに、職員数で、今度できる独立行政法人の国立病院機構と、ある面比較ができるのが日本赤十字社だ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 日赤との比較はできないということであれば、何らかの本部職員というものの数というものに対して比較する対象というのがあってしかるべきだと思うんですが、そういうものは全くなしでどうやって職員の数等の目標を立てられるおつもりですか。
○浅尾慶一郎君 確かに新しい理事長が、独立行政法人化された後、機構を経営するということでしょうけれども、そもそもの独立行政法人の目標といったようなことは当然現段階で考えていかなければいけない、考え始めなければいけないことですから、それを新しい理事長がいるからその人に任せればいいん...全文を見る
○浅尾慶一郎君 中期目標というものを立てるのであれば、現在を単に下回るということじゃなくて、具体的な目標があってしかるべきだというふうに思います。  その点について御答弁を求めても多分同じような形になると思いますから、次の質問に移りますが、じゃ今度、国立病院の中で、現在の国立病...全文を見る
○浅尾慶一郎君 病院を経営移譲される場合に、その病院を例えば元々建てるとき、あるいは土地を買うときに、それなりに費用が掛かっている、それに伴って借金もあるんではないかなというふうに思いますが、その病院に係る負債というものはどのようにされるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 伺いたかったのは、例えば国立横須賀病院の場合、六億一千八百万円ということですけれども、それを造るに当たっての借金は多分六億円以上掛かっているんではないかなというふうに思います。それが全国でそういう形で移譲されていくと、それはそれで政策的な意味合い、地域医療という観...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確認ですけれども、そうすると、売却益の方が、当該幾つかの病院を売却して得た売却益というか、売却収入というふうに言った方がいいのかと思いますが、その収入の方が、幾つかの病院を建設あるいは運営するに当たって借り入れた金額よりも多いので問題ないという御答弁ですか。
○浅尾慶一郎君 それじゃ、全体のお話で伺っていきますが、現在の特別会計における借入れと、そして独法移行時の独法分の借入れの金額をお答えいただけますか。
○浅尾慶一郎君 八千四百億が今度独法に移行したときに独法が引き継ぐ借金、負債という理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 その八千四百億というものはどこからの借入れでしょうか。
○浅尾慶一郎君 今後は、そうすると、独立行政法人化された後はどこから借りるおつもりでしょうか。
○浅尾慶一郎君 この法案の第十七条において、政府は法人に対して、今御指摘のありましたように、債務保証を予算の範囲内で、国会の議決の範囲内でするというふうに書いてあるわけでありますが、国立病院機構の借入金あるいは債権に対しては債務保証が付くんですが、同じく厚生労働省管轄であります労...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、私の質問の趣旨は、今までのことじゃなくて、今度独立行政法人化すると同じ独立行政法人になるわけですから、その片っ方は、今の御説明ですと、国立病院機構の方は政策的な意味合いがあるんで政府保証を付けます、片っ方の労災病院については政策的意味合いが薄いんで付いていま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 財源を、労災保険があるんでいいということなんだと思いますが、そこは余り安易に労災保険に頼らない方がいいんではないかなと、こういうふうに私は思います。  次の質問に移らさせていただきますが、国立病院機構が対応するのは政策医療であるということで、そのために交付金をも...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今の御答弁ですと、がんですと五年生存率を二〇%改善しましょう、心筋梗塞や脳卒中の死亡率を二五%減らしましょうというのが国全体の目標ということなんだと思いますが、国立病院機構は当然政策医療をやるということですから、国立病院機構においての例えばがんの五年生存率は、当然...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、当然、がんや心筋梗塞や脳卒中という、メディカル・フロンティア戦略ですかで定められた計画を国立病院機構としては上回る実績を目指していくというふうに理解をさせていただいて、それを上回る実績と国立病院機構の目標あるいは国全体の目標との間に乖離があった場合には...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、次の質問に移らさせていただきますが、がんや心筋梗塞や脳卒中以外で、先ほど十九項目政策医療というようなお話もおっしゃっておられましたけれども、その政策医療の対象とされる疾患、例えば肝疾患や腎疾患、免疫異常などについて、治療成績の向上の観点から、できれば具体...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確かに、難病などなかなか目標の設定しにくいのがあるというのも分かりますが、例えば、原因も非常に幅広いというふうにおっしゃればそういうことかもしれませんが、肝疾患とか今おっしゃった糖尿病といったものについては死亡率の統計はあるわけでありますから、そうした大くくりの中...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、その次の質問に移らさせていただきたいと思いますが、今の疾患別の政策医療という観点とはまた変わって、例えば救急医療とか小児医療といった、なかなかその地域の中で是非とも必要であるけれども十分でないといったことが言われるようなものについて、国立病院において現状...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、副大臣の御答弁の中でもありましたけれども、救急の輪番に参加しているのは大体三割ということでありましたけれども、特に、恐らく、救急で小児も大人も分けるというのもいかがかと思いますが、特に小児救急というものが全国的に整備が後れているというふうに言われておりますが、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確かに、療養所はなかなか入れづらいという御答弁は分からなくもないんですけれども、少なくとも療養所は別にするとするならば、病院については全部入るのが私は国民に分かりやすい政策医療ではないかというふうに思いますが、その点について、すぐにできないということであれば、例え...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非、今御指摘ありました人の配置には少し時間が掛かるというのは理解いたしますので、人の配置も含めてそういう体制が取れるようにしていただきますように改めてお願いを申し上げたいと思います。  次の質問に移らさせていただきたいと思いますが、当委員会においても労災病院に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 実際のその現場の病院の統合というのはなかなか難しいのはよく理解いたします。しかし、せめて医療政策を企画立案する本省の部局については、これは一元化した方がいいんではないか。その方がかえって幅広く見れるんではないかというふうに思いますので、そういう観点から、例えば国立...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間が参りましたので、終わります。
○浅尾慶一郎君 私は、ただいま可決されました独立行政法人国立病院機構法案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各会派並びに国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の西川君共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私は、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各会派並びに国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の西川君共同提案による独立行政法人医薬品医療機器総合機構の在り方に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私は、ただいま可決されました独立行政法人医薬品医療機器総合機構法案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各会派並びに国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の西川君共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたし...全文を見る