浅尾慶一郎

あさおけいいちろう



当選回数回

浅尾慶一郎の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○浅尾慶一郎君 今の櫻井議員の質問で一件だけ。  アドバック・インターナショナルとの関係で、先ほど支払不能になったという話がありますが、これは落札金額とあなたが借りておられる金額との差があるはずなんですが、そのときに自己破産はされましたですか。
○浅尾慶一郎君 ということは、一般的には競売に掛かってもそれで足りなければ更に払わなければいけないと、そうなれば自己破産ということですが、特殊な対応を受けたという認識は持っておられますか。
○浅尾慶一郎君 特殊な対応を受けたんではないかというふうに推測させていただきます。  次に、株式会社国際外交研究所とはどういう組織ですか。
○浅尾慶一郎君 秋山参考人はそこの会社の代表取締役をされておられましたですね。
○浅尾慶一郎君 日米平和文化振興会はかつて株式会社国際外交研究所に委託をしております。そのときは代表取締役をされておりましたか。
○浅尾慶一郎君 その後、同じ事業なんですが、委託先が安全保障研究所に変わっております。安全保障研究所はこれは恐らく任意団体だと思いますが、どうして株式会社から任意団体に委託先を変えられたんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 そうです。
○浅尾慶一郎君 手元に、平成十一、十二年までの日米文化振興会の収支計算書があります。ここには国際外交研究所に対して日米文化振興会から五百万円の支出、助成金支出というのがあります。翌年の収支計算書を見ると、同額五百万円が日米文化振興会の附属機関とおっしゃる安全保障研究所に変わってい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 株式会社国際外交研究所と、現在、北陸アイン株式会社と名前が変わっておりますが、そことはどういう取引がございましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 守秘義務というのは、その国際外交研究所との間の守秘義務という理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 ということは、この国際外交研究所は今も存続する会社ということでよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 存じ上げてないということは守秘義務も存在しないということじゃないでしょうか。
○浅尾慶一郎君 私は、多分、この国際外交研究所は今ないものというふうに思っております。かつて代表取締役をされていた方が、今どうあるか分からないというのも非常に疑問だということは申し上げておきたいと思います。  次、続きまして、このアドバック・インターナショナル・コーポレーション...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ということは、これはその段階では公正証書等原本不実記載ということになりますが、その認識、持っておられましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 いや、法律上の話を伺っておりまして、亡くなった方を代表取締役として日本の支店登記をするのは私はこれは公正証書等不実記載になるんではないかということを伺っておるんですが、そういう認識は持っておられなかったということですか。
○浅尾慶一郎君 ちなみに、現在、そのアドバック・インターナショナルの役員に御子息は就いておられますか。
○浅尾慶一郎君 その不実記載の話に戻しますが、じゃ、事実と異なると認識をしてから正そうと思ったのはいつでございますか。
○浅尾慶一郎君 はい。
○浅尾慶一郎君 今申し上げましたように、亡くなった方が随分長い間代表取締役として登記をされているというのは基本的にはこれはおかしいことだというふうに思いますが、それは考えたことがないということもちょっと理解ができないことだなというふうに思います。  次に、日米平和・文化交流協会...全文を見る
○浅尾慶一郎君 もう一度確認しますが、役所が非常勤の専務理事であった秋山参考人に対して、千二十万円の報酬はおかしいと、定款上非常勤の人は無報酬だと書いてあると。しかし、あなたはそれはもらっていないというふうにお答えになっていますが、もらっていないということでよろしいんですね。
○浅尾慶一郎君 確認ですが、じゃ、そのお金はもらっていない、税務申告もしていないということでよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 いや、私の質問は、その千二十万円を含めた申告はされていないという理解でよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 そうだとすると、先ほど役所から、外務省からの強い要請があって異議は申し立てなかったということですが、役所が千二十万円の所得があるということも認定しているわけですよ。それに対しても異議申立てをしなかったという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 今申し上げているのは同じ是正命令の中に入っていますよね。じゃ、その千二十万円については異議申立てをされたということですか。
○浅尾慶一郎君 というと、公的には千二十万円の所得があったことになりますので、秋山参考人は税務修正申告をしなければいけないという理解になりますが、その点はいかがでしょうか。
○浅尾慶一郎君 では、是非、税務の修正申告をしていただきたいと思います。  続きまして、この外交防衛委員会におきまして、前の防衛省の事務次官でありました守屋氏は、久間元大臣、そして宮崎氏と秋山さんと宴席をしたという証言をしておりますが、そういう記憶はありますか。
○浅尾慶一郎君 ということは、守屋氏は、証人喚問、偽証罪が掛かる中でそういう発言をしておりますが、偽証をしたというふうにおっしゃっておられるわけですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、久間氏と宮崎氏と宴席をともにしたことはございますよね。
○浅尾慶一郎君 次に、久間氏と秋山参考人とそして山田洋行以外の軍需関係の製品を造っている会社の経営者と宴席をともにしたこともございますよね。
○浅尾慶一郎君 会合、宴席といったときの定義は、例えばその会社が持っている保養所等で、そこの会社の経営者とそしてそこの会社の防衛関係の責任者とそしてあなたと久間さんとがその保養所で食事をされたというようなことはございますよね。
○浅尾慶一郎君 幾つぐらいの、何社ぐらいの会社の、そういう企業の経営者とそうした久間大臣と一緒に夜食事をともにされたことございますか。
○浅尾慶一郎君 それでは次に、この安全保障議員協議会の理事でもありましたけれども、額賀元防衛庁長官と秋山参考人と防衛関係企業の経営者と宴席をともにされたことはございますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 具体的にはどういった関係の方と御一緒されておりますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 はい。
○浅尾慶一郎君 それから、この外交防衛委員会でも一部質疑がされまして、通常の五月に多分ワシントンで国際交流基金の助成事業としての議員交流というのがございますが、それとは別に、平成十七年の十一月十九日ごろ、米国のジャクソンビルに石破現防衛大臣と御一緒に出張されておられますが、それは...全文を見る
○浅尾慶一郎君 何日間ぐらいその出張は行かれておられますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 また、今の総理大臣であります福田総理は、一度だけですかね、アメリカの議員交流の会合に御一緒されたというふうに、この予算委員会だったと思いますけれども、御答弁されておりますが、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 では、次の質問に移らさせていただきたいと思います。  苅田港の毒ガス処理で先ほど櫻井議員からも質問させていただきましたが、実は、化学兵器禁止条約の批准前は海外、海外って、海底には化学兵器を投棄することが許可されておりまして、ヨーロッパでは海底に投棄されている化学...全文を見る
○浅尾慶一郎君 しかしながら、より安全を考えて苅田港についてはあえて引揚げをして処理をするという報告書を出されたという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 ということは、OPCWでは海外は海底投棄をされているものについては処理をしないという報告があった。しかし、役所がそうではなくて処理をするべきだというオーダーを直接出されたという理解でよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 ということは、苅田港については役所の方から処理をするようにという前提で報告書を出せという依頼があったということですね。
○浅尾慶一郎君 続きまして、本日の新聞にも出ておりますが、先ほどちょっと申し上げました北陸アインという会社の社長が、秋山参考人からの依頼でかつてアドバックという防音壁の製品を受注、採用を東京外環道のために働き掛けをしたので、瓦元防衛庁長官に対して秋山参考人から働き掛けの依頼をし、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 名誉にかかわることだということでありますから、そうだとすると、この報道されております北海道新聞さんを名誉毀損で訴えられる御予定はございますか。
○浅尾慶一郎君 そのほか、先ほど委員長からも御指摘がございました山田洋行との関係の裏金と言われているものについても名誉にかかわることだと思いますが、そういうことについてはもう既に御存じだと思いますが、今日現在に至るまで特段の法的措置をとっておられない理由はどういうところにございま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 続きまして、苅田港の遺棄化学兵器の処理を最終的に元請で受注したのは神戸製鋼ということでございますが、当時、神戸製鋼の監査役であった緒方重威さんという方を御存じでいらっしゃいますか。
○浅尾慶一郎君 それでは、神戸製鋼さんが中国の遺棄化学兵器の処理のために特定目的会社ということで設立をされたエルネックという会社については御存じですか。
○浅尾慶一郎君 ということは、中国の遺棄化学兵器については秋山参考人は関心を持っていないという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、次の質問に移らさせていただきたいと思いますが。  秋山参考人の日米平和・文化交流会はBMDの普及に随分と力を入れておられると、あるいはその考え方に力を入れておられるということだと思いますが、秋山参考人は、そのBMDの普及についてどういう役割を自分が果た...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ミサイル防衛については、当然ですけど米国の方がその発祥のところでありまして、米国の方に先ほどの毒ガス処理と同じように知見が集積をしていると。秋山参考人が米国の方々と、何というんですかね、交流を持つきっかけを多分つくったんではないかと言われておりますジョン・カーボさ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 フレデリック・ワイズマンという方は、しかし防衛関係ではございませんですよね。ジョン・カーボさんというのは防衛関係のロビイストという理解でよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 済みません、私の質問が分かりにくかったかもしれませんが、ジョン・カーボ氏の専門分野は防衛にどちらかというと特化されたロビイストであり、フレデリック・ワイズマンさんというのはビジネスマンでトヨタのディーラーさんだったというふうに理解していますが、そういう理解でよろし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ジョン・カーボ氏はどうなりましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 まあ時間の関係で最後の質問に移らしていただきたいと思いますが、日米平和・文化交流協会、これは社団法人でありますが、それとは別に日本福祉教育科学財団というのがございますが、そこの理事長印を不正に使用してモスフードサービス株を現金化しようとしたと高等裁判所が認定してお...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、その裁判について、秋山参考人はしかし最高裁に控訴されておりますでしょうか、それともそのままその判決を受け入れられたということでございますか。
○浅尾慶一郎君 終わります。
○浅尾慶一郎君 アフガニスタンにおいての現状認識と法案提出の意図をお答えさせていただきたいと思いますが、アフガニスタンにおいては、平成十三年の同時多発テロに対応してアメリカ等の諸外国が行った武力行使及びこれに引き続く治安活動にかかわらず、頻発するタリバンの残党による抗争やテロ行為...全文を見る
○浅尾慶一郎君 テロの資金源となる違法麻薬の栽培あるいはテロリストに人材供給が行われているという点におきまして、現在のアフガニスタン、ケシの栽培は、約既に世界の栽培の九三%程度をアフガニスタンで栽培されていると言われているようなことが報道されておりますが、そうした現状を考えますと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、浜田委員の御指摘でございますけれども、我が党の案は、かなり要綱をまとめるのにも、相当識者あるいはNGOの方、現場の方などの声も聞いて、もちろん省庁からもヒアリングを行って要綱をまとめてまいりました。  その後、要綱を踏まえて院の法制局を打合せをしながら法案を...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今申し上げましたように、政府案あるいは民主党案を修正する考えはないかというお尋ねでございますけれども、政府案と民主党案の中に基本的な中身と思想が大きく異なっているところがありますので、この中身と思想が合致するのであれば当然可能でありますが、合致ができないということ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 国連の安保理決議も、政府案で一三六八というふうに、一三六八、一三七三というふうにおっしゃっておられたと思います。  私どもは一六五九という国連決議をまず挙げておりますが、この一六五九というのは、もう委員御承知のとおりだと思いますが、あえて申し上げさせていただきま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ちょっと御質問にお答えする前に、今官房長官の御答弁で少し審議のために補足をさしていただきたいと思うんですが、全く何もしないということではなくて、この法で書いてあります治安分野改革についてはこれは今でももちろんやっていくということと、それから抗争停止に対して働き掛け...全文を見る
○浅尾慶一郎君 国連の精神として、要請ということについては、委員の御指摘も理解をしないわけではございません。  しかしながら、累次この委員会の中で議論をいたしてまいりました。ここは委員と認識が異なるところかもしれませんが、実際の活動が非常に私どもとしては説明責任において、あえて...全文を見る
○浅尾慶一郎君 まず、現在のアフガニスタンにおける地域のことについてお答えする前に、多分認識については委員と共通の認識だと思いますが、現状のアフガニスタンは、いわゆる二次被害ですね、コラテラルダメージと言われる二次被害の発生が結果として負の連鎖につながっているという認識を私ども持...全文を見る
01月10日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○浅尾慶一郎君 佐藤委員の御質問にお答えいたします。  法律の施行後半年以内に行う活動は何かということでありますが、今委員御指摘のとおり、この法律の中におきましては治安分野改革支援活動というものと人道復興支援活動という大きな二つのメニューがございます。加えまして、抗争停止合意に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほど委員がメニュー法であるという御指摘をいただきました。このメニューを実現するために一定の条件を設けているというのが、その条件の中に外交努力が入っているということでありまして、その外交努力だけを取り出して法律になじむかといえば御指摘の点もありますが、しかしメニュ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 これも繰り返しになるかもしれません。治安分野の改革ということだけを切り出していえばそれは法律として定めなくてもできますが、しかしそのメニューの中の一つとして治安分野を入れていく、あるいは人道復興支援活動を入れていくと、幾つかメニューの中の一つとして法律の中に定めて...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほどの御答弁と繰り返しになるかもしれませんが、先ほど申し上げました治安分野改革で我が国が成果を上げたDDRというものがございます。しかしながら、これは北部同盟の武装解除が中心であるというふうに私どもは認識をしておりまして、旧北部同盟というふうに申し上げた方がいい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 繰り返しの答弁になりますが、DIAGを実効性のあるものにしていくためには、今カルザイ政権とタリバンとの間には、先ほども憲法論議がありましたが、いわゆるタリバンをどういう組織と認定するかという問題は別として戦闘状態にある、あるいは武力の行使が行われているという状況で...全文を見る
○浅尾慶一郎君 DIAGについて申し上げますと、現在カブールの日本大使館で担当されておられる方は、専門の担当官ということではなくて兼任という形で約二名ということでやっておられるということでありまして、私どもは、先ほど申し上げましたように、今のアフガニスタンの状況を考えたらこのDI...全文を見る
○浅尾慶一郎君 自衛隊による人道復興支援活動ということでございますが、この法の第四条第五項において、自衛隊が実施するアフガニスタン復興支援活動については人道復興支援活動に限るというふうにしております。今、隊ということを強調いたしましたのは、先ほどのDIAGは武装解除ですから、武器...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ISAF、当然他国の軍隊が行っている治安維持活動だということだと思いますが、その治安部隊との関係については、今後実現する抗争停止合意の内容あるいはそのときのアフガニスタンの治安状況、国連安保理決議によって他国の治安部隊に与えられた任務などによって、様々な要素を勘案...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私どもはこの法律の中で抗争停止ということを定めておりますが、当然のこととして、抗争停止が実現をした暁には、現在のISAFの基礎となっている安保理決議一三八六に加えて、その延長線上かもしれませんが、新たな安保理決議が出てくるものだというふうに理解をしておりまして、法...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほど来御答弁させていただいておりますように、抗争停止ということをまず目指すということでありまして、この抗争停止が実現した暁には当然アフガニスタンの現状は変わりますから、変わるということを前提に、一三八六というものに加えて累次の安全保障理事会決議が出てきておりまし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 委員御案内のとおり、この法律は特別措置法ということになっております。その中で、先ほど申し上げました様々なまず前提の中で外交努力をした上で、まず付言をいたしておきますと、私どもは自衛隊を出すこと自体を目的としている法律ではないということを是非御理解をしていただきたい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 小沢代表がそういう発言をしたということでこの対案を作ったという認識は、私は持っておりません。そういった発言について私は承知をしていないということでありますので、なおかつその先ほどの御指摘の記事は、何か雑誌の中で個別の対案について指摘をしたということではないというふ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほど申し上げましたように、この対案について与党が到底同意できないような対案を作れという指示があったということはございません。  更に申し上げるならば、この対案については、先般もこの委員会の中で御答弁をさせていただいたかもしれませんが、かなりの多数の専門家の方々...全文を見る
○浅尾慶一郎君 委員御案内のとおり、国連の集団安全保障活動については、あるいは国連が定めた決議において例えばその集団安全保障活動的な行為をする場合には定期的に安全保障理事会に対して報告が義務付けられております。  一方で、今、浜田委員御指摘の一三六八、一三七三等の決議によります...全文を見る
○浅尾慶一郎君 実態面に基づいての御答弁でありますし、加えまして、先ほど来議論をさしていただいておりますが、仮に自衛隊が派遣される条件が満たされた場合には、この法の第四条第五項において、国際連合安全保障理事会一三八六号及びこれに関連する同理事会決議一五一〇号その他政令で定めるとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 我が国の自衛隊の海外における活動について民主党が定めました政権政策の基本方針という中においては、その七章授権の集団安全保障というものにおいて、海外でこれはその自衛権とは別であるという書き方をしております。その他の活動については、やはりかなり武力の行使ということ、つ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 従来の政府解釈によるいわゆる武力の行使と民主党がその政権政策の基本方針で定めております集団安全保障活動に伴う武力の行使とは、これは性格を異にするということをまず申し上げた上で、武力の行使がない、今委員の御質問は武力の行使がない場合であっても自衛隊は海外に出ていかな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 法律の第三条をお読みいただきたいと思いますが、アフガニスタンにおける武装集団が行っている武器を用いた不法な抗争という形になっておりまして、アルカイダが行っている武器を用いた抗争は不法なものだというふうに認識をいたしております。  一方で、タリバンすべてを掃討する...全文を見る
○浅尾慶一郎君 御質問でございますので、プットオプションというものは、株価、株をある一定の価格で売る権利を買う商品だというふうに認識をいたしております。  今の御質問の趣旨は、九・一一の前に、九・一一以降にそのユナイテッドないしアメリカンという航空会社の株価を、当然その事故が起...全文を見る
○浅尾慶一郎君 山本委員の御質問でございますが、一言でというとなかなか難しいんですが、なるだけ短く説明をさせていただきたいと思いますが、私ども、テロを根絶をしていきたいという思いは強く持っております。そして、テロの根絶のために何が必要かという観点からこの法案を出したと。インド洋で...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほどこの法案ができても何もできないという御指摘がありましたが、まず、この法律の中で、治安分野改革ということについては直ちに今でも行えるということでございます。そしてまた、この抗争停止の合意も法律施行後すぐに取り掛かると。  午前中の審議の中で、それを法律にする...全文を見る
○浅尾慶一郎君 まず、前段のカルザイ政権とタリバンとの和解はできないという御指摘がございましたが、御案内のとおりだと思いますが、既にカルザイ政権自身が恩赦法という法律を制定をしておりまして、タリバンとの和解をカルザイ政権自らが呼び掛けていると、恩赦法の枠組みの中で呼び掛けておりま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 抗争停止ということあるいは二次的に民間人に対して被害が生じないということをまず前提条件に設けましたのは、現在のアフガニスタンにおいて行われている活動、それがたとえISAFの治安維持活動であっても、結果として民間人、これは直接タリバンないしはテロリストと関係ない民間...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今法律がなくてもできるんじゃないかという御指摘がございました。しかし、今までやっているということもその事実として私どもも認識をいたしております。  しかし、先ほどDDR、今行っているDIAGについては、DDRのときはかなり人数が多かったんですが、今の行っているD...全文を見る
02月05日第169回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○浅尾慶一郎君 平野委員に続きまして質問をさせていただきます。  まず、道路特別会計、いろいろと話題になっておりますが、その道路特別会計でいろんな本来関係ないものが買われているというお話をさせていただきたいと思いますが、現在道路特会で持っております工事車両以外のいわゆる送迎用の...全文を見る
○浅尾慶一郎君 実は私、平成十六年の十二月に、いわゆる工事用車両以外の車が何台あるかと、あるいはレクリエーションで、後ほど質問しますけれども、バットとかミットとかテニスラケットとか買っていないかという質問主意書を出しまして、当時の小泉総理大臣のお名前で御答弁いただいているんです。...全文を見る
○浅尾慶一郎君 小泉政権を引き継いでおられるのは福田総理大臣です。総理大臣の名前で出した、しかも文書で質問したものに対して文書で回答すると、その数値が違うということを今みたいな答弁でもって訂正するというのは、私はこれは問題があると思うんです。少なくとも総理大臣が国民に対して謝罪を...全文を見る
○浅尾慶一郎君 総理に伺っています。
○浅尾慶一郎君 ということは、再度閣議決定をして、国民に対してこの数字が間違っていたということを福田総理の名前で謝罪する閣議決定をされるという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 謝罪はしないけれども訂正をするということですか。
○浅尾慶一郎君 いやいや、閣議決定をして決めた文書を委員会の場で単に大臣がお答えされるというのは、各内閣全体で決めた話ですから、それを閣議決定なしで変更するというのはおかしいということを私は申し上げているんで、閣議決定をされて、やはり総理大臣の名前で、さっき謝罪するかどうかは別と...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、別に私自身にということよりも、先ほど来申し上げておりますが、質問主意書というのは文書で返ってくる回答でありますし、それは広く国民に伝わるわけでありますから、その数値が違っているということの重みを少なくとも受け止めたその文書での回答をしていただきたいと思います...全文を見る
○浅尾慶一郎君 繰り返し申し上げておきますが、質問主意書というのは内閣総理大臣の名前で出てくるものでありますし、なおかつ、それは広く国民に伝わるものでありますから、国民に対しておわびをするべきだと思いますが、そういう認識を持たれるか持たれないかだけお答えください。
○浅尾慶一郎君 それじゃ、自動車。大体直近で年間何台ぐらい工事用車両以外のを買われていて、幾らぐらい使っておられるか、お答えいただけますか。
○浅尾慶一郎君 見ますと、ハイブリッドミニバンとかいろんな、RVとか、余り道路工事と関係ない車を買っておられるようなんですが、本当にこういうものが必要なのかどうか是非精査をしていただきたいと思いますが。  次に、平成十七年度以降に完成した、道路特別会計で完成した宿舎と、平成十九...全文を見る
○浅尾慶一郎君 実は私、これ各特別会計を所管している大臣の方に伺いますが、特別会計にそれぞれ職員がいられます。特別会計で面倒を見ている職員の数、それに対応する宿舎という数もあるんですが、圧倒的に道路特会のその比率が高いんです。  ほかの、じゃ農水大臣から、農水大臣が所管されてお...全文を見る
○浅尾慶一郎君 実は、農林大臣が所管されている特別会計は比較的宿舎に入っておられる職員の数の割合が高いところなんですね。  どちらかというと低い方を伺っていきますと、厚生労働大臣、厚生労働省所管の特別会計。
○浅尾慶一郎君 それでは、ほかのを聞くといろいろあれしますから、道路特会の数値お答えいただけますか。
○浅尾慶一郎君 まず数字で、平成十九年度になりますと七千九百二十七人が道路特会で見ている人員ではございませんか。
○浅尾慶一郎君 これ国交省からいただいた数字なんです。それを読み上げているんですが、国交省からいただいた数字ですと七千九百二十七人で、それに対応する戸数は八千九十五戸という説明を昨日のレクではいただいておって、いただいたこの国交省が出した数字で言うと一〇二%という数字になるんです...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、私がこの数字を伺ったのは、それぞれの特会ごとに特会単体で面倒を見ている人数と戸数で比較したら分かりやすいんじゃないかということで、昨日も質問通告しているわけですよ。その中に北海道の人数入れたらその分母が大きくなるから数値が小さくなる、ですから、それは意図的に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確認しますが、特会、特別会計で面倒見ているのが八千九十五戸ですね。
○浅尾慶一郎君 数値を、特別会計で給与を払っている定員と戸数の数値をじゃお答えいただけますか、北海道を除いて。
○浅尾慶一郎君 数字がころころ変わるんで、この点についてはしっかりとまたやっていきますが、実はこの特別会計でカラオケセット買っておられませんか。
○浅尾慶一郎君 ちなみに、マッサージチェアはどれぐらい買っていますか。
○浅尾慶一郎君 関東地方整備局でカラオケセット、平成九年、九十七万四千九百九十八円で買っておられるということであります。  私は、今まさにおっしゃいました社会保険庁が問題になって、平成十六年、十七年に通達を出してそれを買うのをやめるというのは余りに少しこそくなんじゃないかなと思...全文を見る
○浅尾慶一郎君 カラオケ、マッサージチェアは十七年以降買っておられないということですけれども、先ほど申し上げましたテニスのボール、ラケット、卓球ボール、ピンポン玉、ユニホーム等は、私が平成十六年に出した質問主意書の段階では、これは道路建設のために必要なんだと、そういう答弁が返って...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私、平成十六年の十二月に質問主意書を出しまして、そのときは道路特別会計についてそれほど注目を浴びていなかったので、引き続きバット、グラブ等は買っておられるわけですよ。なぜ急に変えられたのかということを伺っているわけでありまして、世の中が注目するようになったから変え...全文を見る
○浅尾慶一郎君 福田総理に伺います。  当時の小泉総理大臣は問題ないんだということを文書で回答している。最近になって急遽変えられたということについてどのような感想を持たれますか。
○浅尾慶一郎君 私は、質問主意書を出した時点でやめておられれば筋の通る話だということを申し上げているわけであって、世の中がこのことを取り上げるようになったら急遽やめるというのは余りにいかがかなということだけ指摘をさせていただきたいと思います。  今、宿舎は必要だという話をされま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ちなみに、今の方針は特別会計も縛る方針ですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、冬柴国土交通大臣、特別会計も縛るということですが、今後は道路特会では宿舎は建設しないというか、確約はできますか。
○浅尾慶一郎君 凍結ということは、やめるということではないわけですか。
○浅尾慶一郎君 道路特別会計は道路を造るためということを言っておられますが、先ほどのカラオケセットも含めて、全く道路と関係ないものもかなり使われてきたわけでありまして、そういうものについては厳に使用を考えていくというのが筋だというふうに思います。  その上で、次に先ほど来出てお...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ちなみに、国の五というのは約二兆五千億という数字になりますか、本年度、来年度予算で。
○浅尾慶一郎君 二兆七千億ということですが、そうすると財投は一兆円、五対二ということですから一兆円ちょっとという数字になりますよね。
○浅尾慶一郎君 私、これ今後十年間、約一兆円ずつ入っていくということになりますと、どうやって返していくのかなという素朴な疑問がありまして、要するに今の高速道路というのは高速道路保有機構がリース料を払っているわけですよ、に対してですね。一兆円増えていったらどうやって返すんですか。
○浅尾慶一郎君 いやいや、一兆円というか、十年間で十兆円増える借金でも十分返せるという、そういう使用料の設計になっているのかどうかを伺っているんです。
○浅尾慶一郎君 国会での答弁でそういうふうになっていたという記憶をしておりませんが。  次に、この二兆七千億というのは三%のシーリングが掛かる数字ですね。
○浅尾慶一郎君 いやいや、掛かるか掛からないか、どちらですか。
○浅尾慶一郎君 いや、私が伺っているのは国費分には掛かりますかという質問です。国費の二兆七千億円にはシーリング掛かりますかという質問です。
○浅尾慶一郎君 お手持ちの資料を御覧いただきますと、仮に三%ずっと掛けていくと、国費分にしか掛けませんが、四十九兆円になるんですよ、五十九兆が。ですから、年間でいうと一兆円浮くんです。一兆円浮くとなると、今回の暫定税率廃止した場合の国費分というのは大体一兆円なんで、そこで十分、間...全文を見る
○浅尾慶一郎君 終わります。
02月28日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○浅尾慶一郎君 防衛大臣にまず伺いたいと思いますが、今、最後の犬塚議員の質問の中で勝浦漁協の皆さんに対する補償の話が出ておりました。  私どもも勝浦漁港にお邪魔をしたときに、漁協の方々が言っておられたのは、日ごろから自衛艦は漁船をよけることはないというような話をされておられまし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 では、似たような言葉は聞かれましたですか。
○浅尾慶一郎君 次に、漁協の皆さんはこれは必死の捜索をされたんだと思いますが、どれぐらいの漁船がかかわっているか御存じですか。
○浅尾慶一郎君 今朝から漁が再開されたと聞いておりますけれども、漁に出れなかった日は何日ということになりますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 これは一般論で結構ですけれども、行政に一〇〇%責任がある場合の漁業補償、例えばこれは九州防衛局とか防衛省のそれぞれのホームページを見ると漁業補償というのが出ておりますが、行政に一〇〇%責任がある場合の漁業補償であれば、今の延べ二百隻ということ、どのぐらいの金額にな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 これは私どもの事務所が防衛省にレクを求めたときに出た言葉でありますが、大変遺憾な言葉かなというふうに思いますが、そのとおり読み上げますと、今回は自ら進んで漁を休んだのだから、損害賠償の義務が一義的に発生するということではないというふうに考えているという見解もあるん...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次の質問に移りますが、大学の論文のような考え方を持っておられる方が省の中にいるということは事実だということだと思いますし、それは大臣御自身もそういう認識を持っておられるということだというふうに思います。  次の質問に移りますが、十九日の午前中、先ほど出ました航海...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その報告というのは、直接航海長から聴いたのは二分前に認識をしていたということですね。
○浅尾慶一郎君 その場に航海長もいたということでよろしいわけですね。
○浅尾慶一郎君 私は、この航海長が二分前だというふうに認識をしていたということは、非常に実はある種重要なことだというふうに思っておりまして、航海長というのは、つまりその事故が起きる直前の運航の責任者、運航の責任者が二分前までにしかその漁船を認識していないということは、船としては漁...全文を見る
○浅尾慶一郎君 当直、衝突の前の当直だったというのはそのとおりだと思いますが、四時で替わっているということでありますから、午前四時でその当直替わっていますよね。ですから、そうすると、その十二分前というのは当然その四時の前の時間ですから、彼の責任の範囲においては認識をしていなかった...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次に、その後に、先ほどの御説明では、「あたご」に乗艦をしていた護衛艦隊幕僚長からの報告で十二分前ということが後に分かるわけでありますが、そのことが、大臣が認識されたのは先ほどの議論でも十九日の夜ということでありますが、その時点については間違いございませんね。
○浅尾慶一郎君 その後、そのことを大臣が発表、他の人々に発表された最初は自民党の国防部会であったということでよろしいですか、防衛省以外の方に対して。
○浅尾慶一郎君 本日、報道官もお越しでありますが、報道官は自民党の国防部会と同じ時刻に記者会見をしておりますが、二分前ということを言っておられます。なぜ同じ時刻、認識をしていたのは、十二分前ではなくて、引き続き二分前だという発表をされておりますが、なぜ同じ時刻に記者会見の段階では...全文を見る
○浅尾慶一郎君 二分前も持っていなかったですか。十二分前ということを申し上げておるんですが、十二分前に触れていないという理解でよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 二分前は別に新しい情報ではないから手元に持っていたということでよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 二分前の話は私どもも当日の午前中に聞いておりますから、報道官が御存じないということはあり得ないと思いますよ。  二十日の話をしているんですよ。(発言する者あり)誤解している。
○浅尾慶一郎君 二十日のその同じ自民党の国防部会が開かれているときと同じような時刻に、記者から質問を受けたことはございませんか。
○浅尾慶一郎君 十九日の五時の段階では二分前の情報も持っておられなかったということですか、報道官は。
○浅尾慶一郎君 それでは、大臣、伺いますが、防衛省の中で世間に情報を発するタイミングというのがあると思いますが、報道官に情報が渡るタイミングというのはどういう、大臣に情報が入ってから発表すべきものとして入るものがどのタイミングで報道官に入るんですか、どれぐらいのずれがあるものなの...全文を見る
○浅尾慶一郎君 報道官は、十二分前ということを世間に発表していいかどうかということについて大臣と打合せをして、当日の夜九時ぐらいですか、会議が終わった後打合せをしたというふうに聞いておりますが、そういう事実はございますか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、報道官に発表していいという情報は、報道官の方にはどういう経由で来ることになっておるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 次の質問に移りますが、大臣は、今まで航海長から聴取を行ってきたことについて発表してきませんでした。衆議院の予算委員会では、乗組員には接触していないという旨の答弁を、これは二月二十五日の予算委員会の答弁で行っておりますが、なぜその航海長に会ったということについて発表...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今大臣自身が航海長から聴くべきだというふうに必要性を判断されたということですが、これは防衛省に航海長が、先ほどの説明ですと、海上幕僚長が呼んだということを知ってすぐに、じゃ私にも聴かせろというふうにおっしゃったんですか。
○浅尾慶一郎君 一方で、先ほど申し上げましたように、衆議院の予算委員会では、現在のところ私どもとして「あたご」の艦長以下の乗組員に接触するということは、捜査の厳正公平を確保する観点からいたしておりませんというふうに御自身で答弁されておるわけでありまして、そうすると、この答弁はまさ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 しかし、それであれば、なぜ、この予算委員会のときに、その後海上保安庁との打合せによって直接接触をしないという決定をしたと、しかし海上保安庁との打合せの前にこういう事実があったということをなぜ言われなかったんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 私は何もその航海長から聴くなということを言っているわけではありません。むしろその点について、大臣が言われるように、それは当然その組織として把握しておかなければいけない事実を把握をし、そして世間にそのことについてむしろ公表するべきだというふうに思っておりますが、なぜ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 まあ水掛け論になりますが、私が申し上げたいのはそんな難しい話ではなくて、当初、初動においてこういうことで航海長から聴きました、現在は海上保安庁からの申出があってそれに従っていると言えば済む話で、こういう形で事実が後から後から出てくると、そのことをもってして安全保障...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ということで、事後の説明ということでありますが、防衛大臣としては事前にもそういうものがあったというふうに期待をしているということなのか信用したいということなのか、その点について確認をしたいと思います。
○浅尾慶一郎君 海上保安庁長官と防衛大臣との発言が違うわけでありますが、これは政府の中でできるだけこういうことがないようにしていった方がいいと思いますが、国土交通省としては防衛省に対して何らかこの点について働きかけをする意思があるかないか、伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 次に、大臣にもう一つ、この航海長から直接話を、航海長がいる場でいろいろと報告を受けたという観点から話を伺っていきたいと思いますが、大臣はその話について、先ほどもちょっと触れておられましたが、非常に鮮明にその報告の中身を御記憶のようでありますが、昨晩、次官は、航海長...全文を見る
○浅尾慶一郎君 内容は二分前が核心だということでありますが、その後、護衛艦隊司令部の幕僚長が乗られていろいろと精査をしたら違う事実が出てきたと。違う事実を聞かれたときの大臣は、こんなに違うのかというふうに思われたのか、それとも、なるほど随分補足されてこういうふうに精緻なものになっ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間の関係で最後の幾つかの質問に移りますが、大臣は二十二日の衆議院の安全保障委員会で、防衛省・自衛隊による情報の隠ぺいや操作があったとしたら大臣として責任を取るというふうに答弁しておりますが、まずその認識に変わりはないでしょうか。
○浅尾慶一郎君 先ほどの点については水掛け論になりますから、私の方からは意見だけ申し上げさせていただきたいと思いますが、航海長から話を聴いていたということ自体が実は公表すべきことなのではないかなというふうに私自身は思っておりますということだけ申し上げさせていただきたいと思います。...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私も、なぜ起こったのか、どうしたらこういうことが起きないのかということをまずやっていくべきだというふうに思います。しかし、その上で、現場の責任者がそれに非があるのだとするならば、それは責任を取るべきだというふうに思いますし、しかし、現場だけではなくて、組織全体とし...全文を見る
03月24日第169回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○浅尾慶一郎君 外交防衛の集中審議で質問をさせていただきます。  まず初めに、ちょっと国の基本であります憲法の問題について総理に伺いたいと思いますが、憲法第九十九条は、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と書いてあ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 衆議院と参議院との両院の関係ということでありますが、国会議員でもあり、なおかつその中で選ばれた最高の、総理大臣がどう解釈するかということでありまして、決めるのは多分両院の関係あるいは衆議院の方で決めるということでしょうけれども、総理がどう考えておられるかというのが...全文を見る
○浅尾慶一郎君 総理大臣がどう考えておられるかです。
○浅尾慶一郎君 いやいや、趣旨は、先ほど申し上げましたように、憲法第九十九条は、国務大臣、当然総理大臣も含みます、憲法を擁護する義務を負っていると。擁護するということは、憲法に書いてあることを守らなければいけないと。今申し上げましたように、衆議院と参議院とが異なる議決をするかとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、憲法九十九条との関係で、国務大臣、もちろん当然総理大臣も含みますが、擁護する義務を負っているわけです。これは否定しようのない事実だと思います。その上で、何が擁護したかしていないかというのは個々の解釈になりますが、国会が決めたら自動的に憲法を擁護したとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 擁護する義務は負っているけれども、何をもって擁護するかどうか今の段階では決まらないというふうにお答えを受け止めさせていただきました。  その上で、これは内閣法制局に聞いても同じ答えになると思いますが、まず、参議院の法制局長官、これはどういうふうに解釈されておりま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 同じ院の法制局長官に余り厳しい質問をするつもりはないんですが、法制局というのは議員立法をサポートする立場だと思います。そうすると、ある議員立法をしたときに、これが衆議院で出ておる法案と異なるかもしれませんよという質問が出たと、あるいはそれは異なるかどうかと解釈を聞...全文を見る
○浅尾慶一郎君 衆議院の法制局長官にもお越しいただいております。法制局長官におかれましては、仮に、今の一連の流れの中で、参議院に提出されました議員立法が可決された場合に、五十九条二項の異なる議決の要件が満たされるというふうに衆議院の法制局として解釈されるかどうか、伺いたいと思いま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 最後に、法制局長官それぞれお時間があるということでありますんで、最後に衆議院の法制局長官に質問させていただきたいと思いますが、そうなりますと、その時々の院の多数派の解釈によって憲法解釈が異なることもあり得るというふうに今の御答弁承りましたが、そういう理解でよろしい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 判断する人がいない中で憲法解釈が行われるという。まあ、判断するのは最終的には衆議院の多数派だということだと思います。そのことの是非については、多数派が異なれば解釈が異なってくるというふうに理解をさせていただきます。  次の質問に移らさせていただきます。  まず...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、次の質問。  米軍に確保されているこの米兵に対する事情聴取の要請というのをいつから行うかということについても、具体的にはお答えいただけないということですか。
○浅尾慶一郎君 この米兵は、実は脱走兵というふうになっておりますが、脱走兵というものが非常に定義があいまいなようでありまして、実は日本には脱走兵と行方不明の米兵と二種類存在しているということだそうであります。  先ほど警察庁からいただいた資料によりますと、脱走兵は日本国政府に対...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確認いたします。  そうすると、今回の米兵は脱走兵ではなくて行方不明の兵士ということですか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、今回の米兵も含めて二名が逮捕、確保されて、二名が国内で行方不明になっているということでよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 このことをるる質問している理由も後々明らかにしてまいりますが、まず、米軍からの脱走兵に関する通報制度があるというふうに聞いておりますが、その通報制度を受ける根拠法令と現在までの実績について、事務方で結構ですからお答えいただけますか。
○浅尾慶一郎君 米軍の統一軍法典、これは日本語に仮訳したものを読みますと、第八十五条に脱走罪というのが規定されておりまして、その脱走罪の構成要件というか、何をもって脱走罪となるかということでありますが、読み上げますと、権限なく所属する部隊、組織又は任地から、ここから先が問題で、永...全文を見る
○浅尾慶一郎君 実は、日米地位協定によりますと、米兵は日本に入るときに入管の手続も必要でありませんし、外国人登録も要らないことになっています。したがって、無許可で基地からいなくなってしまった瞬間に、分からないと。脱走という形で通報されれば分かるわけですけれども、今回のように無許可...全文を見る
○浅尾慶一郎君 併せて御要請を申し上げたいと思いますが、いわゆる無許可欠勤の米兵が、今回仮にその人間が犯人であったとした場合に、その人間も含めてどれぐらい過去にそうした米兵が犯罪を起こしているかの統計を取っておられるかどうか。取っておられないとすれば、それは早急に取って、そのこと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 統計取っていないということですが、これは政府全体の話ですので総理に伺いたいと思いますが、脱走にかかわらず様々残念な事件も含めて起きておりますので、そうしたことについて日本政府としても把握すべきだと思いますが、福田総理はいかが考えられますか。
○浅尾慶一郎君 少なくとも、米側と折衝の前に、日本として持てる情報は整理をしておいた方がいいと思いますが、その点の意識、認識はどのように考えておられますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 なかなか議論がかみ合ってないようですけど、私の質問の趣旨だけ申し上げさせていただいて、御答弁結構ですから、申し上げさせていただいて次の質問に移りたいと思いますが、日米地位協定によれば、米軍の軍人は日本に入るときに特に日本の当局の把握することなくそれぞれの人間が日本...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次に、イージス艦衝突事故中間報告書と危機管理体制についての質問に移らさせていただきたいと思います。  まず、この中間報告書の配付された対象と、それから配付された時間についてお答えいただきたいと思います。国会議員に対してですね。
○浅尾慶一郎君 私はその時間がということよりも、一番の問題は、実は与党の方には所属委員会の関係議員の方々に配られている。野党の所属委員会には配られてないんです。野党は予算委員会の所属委員のみにしか配られてないと。そこに差を設けられた理由というのはどういうところにあるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 いやいや、私の質問は、例えば参議院でいえば外交防衛委員会という委員会がございます。外交防衛委員会の与党議員には配られている、野党議員には配られていないと、そこに差を設けた理由はどういうところにあるんですかということです。
○浅尾慶一郎君 委員会に所属している議員ぐらいは差を設けずに配っていただきたいということだけは申し上げさせていただきたいと思います。  次に、この事故の後、石破大臣に対する連絡が大分遅れたということが直後から報道され、大臣自身も、それは大変遺憾だというふうにおっしゃっておられま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 五時四十分に連絡を受けられて、大臣室に入られたのは七時二十分なんです。五時四十分に連絡受けられて、大臣室に入られたのは七時二十分。大臣専用車の運行記録を見ますと、六時三十分に車庫を出ているんですね、出庫されていると。六時三十分に車庫を出ているにもかかわらず、七時二...全文を見る
○浅尾慶一郎君 大臣車で登庁していないということですけれども、私は別に何車で登庁されても構わないと思うんです。要は、一番の問題は、大臣の専用の運転手さんでないと登庁できないということだとすると、これは問題だと思うんですね。その大臣の専用の運転手さんが仮にどこかで病気になっておられ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私、これは、警護官云々という話は、危機管理における優先順位の問題だと思うんですね。警護官が必要だというのは一般論で認識いたします。しかし、警護官がいなくて仮にタクシーで行ったときの危険性と、その現場に早めに着いておくときの利便性、公益、便益とをどちらを、比較考量し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは伺いますが、大臣、そういう中で、運転の専用車ではなくて、その運転手さんの私有車で登庁されたということですよね。そんなに急いで行く必要がないということであれば、なおかつ防衛省と九段宿舎って近いわけですよ。わざわざ私有車じゃなくて専用車で行けばよかったんですが...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私、一番の問題点を端的に指摘させていただきますと、これは夜間等の緊急時に大臣が登庁する手段を確保してないということなんですよ。特定の運転手さんの特定の車でしか大臣が行けないというのは突発事態に対応できないということだと思いますが、じゃ今、防衛省に緊急時に大臣が登庁...全文を見る
○浅尾慶一郎君 やはり安全保障、大臣はミサイル防衛などにも非常に関心を持っておられますが、ミサイル防衛のような事態になったときに、三宿の運転手さんの宿舎から車が来るのを待って一時間半も掛かっていたらもう間に合わないわけですから、そうした即応ドライバーをプールするような体制をつくっ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私が申し上げているのは、大臣、副大臣、政務官も含めて緊急時に登庁できるような体制のマニュアルを作ったらどうですかということなんです。それに対してお答えください。
○浅尾慶一郎君 ちなみに、今、大臣、副大臣、政務官ということを申し上げましたが、今日は江渡副大臣、寺田政務官、秋元政務官、お越しです。事故から何時間後に防衛省に登庁したか、時間だけで結構ですからお答えください。
○浅尾慶一郎君 大臣はシビルコントロールということをおっしゃっておられて、そのシビルコントロールというのは選挙で洗礼を受けた人間がコントロールをするんだというようなことで言っておられるんだと思いますが、こういうこともありますんで、是非マニュアルを作っていただきたいということを申し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 この池田訓練企画室長が最初に統幕から連絡を受けて、じゃ、読み上げさせていただきますと、五時十分に彼は連絡を受けておりますが、その間、五時十分から五時三十九分までの間に自分の同僚に全部連絡をしていまして、同僚ないしは横のラインですね、縦の大臣に連絡したのは三十分後に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今、大変重要な発言をされたんですね。つまり、ハワイ沖に訓練、ミサイルの迎撃訓練に行って、一緒に同行していたというふうに理解しておりますが、その訓練中の事故とそれから戻ってきたところで所管が違うからどこが所管だというやり合いをして三十分時間が費やされたということであ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 この事故があって、防衛会議というものを大臣は招集されていますか。
○浅尾慶一郎君 このことを指摘をさせていただいているのは、事故があってすぐに実は海上自衛隊において事故調査委員会が立ち上がりました。しかし、海上自衛隊は、ある意味事故の当事者です。事故の当事者が事故調査委員会をつくるよりは、防衛会議というのは四年前に、大臣が長官時代に防衛会議を招...全文を見る
○浅尾慶一郎君 御自身が四年前につくられた会議で、今申し上げましたように、重要事態に当たって大臣を助言、補佐し、迅速的確に対応するために開催する会議の制度をつくられたわけですから、おっしゃったように、それをつくっておかれたらよかったんじゃないかなと思います。  私がいろいろとこ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうすると、一点確認させていただきますが、最終報告の後にはまた別途処分が下るということで、別途責任を取られるということでよろしいですか。処分が下る、別途責任を取るということでよろしいですか。中間報告に伴って処分も、例えば大臣も給与、大臣給与の分三十万円ほど返納され...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私がこの中間報告の中でこの事故について一つ、幾つも気になる点があるんですが、一番気になった点は、確認させていただきますが、イージス艦というのはレーダーの塊ですけれども、イージス艦はレーダーが、非常に機能が高いレーダーを積んでいるということで理解をしておりますけれど...全文を見る
○浅尾慶一郎君 この中間報告書、読み上げます。  七ページに、「また、これまでの調査では、当直員が、レーダ指示機で「清徳丸」を認識していたとの情報は得られていない。」と書いてあるんです。  したがって、目では見れてるけれどもレーダーで見ていなかったとすると、これは非常に重大な...全文を見る
○浅尾慶一郎君 中間報告には全く認識していなかったというふうに言っているわけですから、そうであれば、聴取できていない人間もいるけれどもその範囲でと書くべきだと思います。  その上で、私、この中間報告の一番の問題点、今回の処分の一番の問題点は何かといえば、実はこの「あたご」と清徳...全文を見る
○浅尾慶一郎君 一般的に考えると、何か不祥事が会社であった場合に、三つの不祥事があって同時に処分するというのはおかしいんですよ。三つあったら一つ一つ、こういう理由でこれは問題だった、それはそれで発表する、その次のことについてはこういう理由でこれが問題で、これはこういう理由でこの人...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、ですから、報告書の中身は別々なんですよ。中身は別々なものをホッチキスで留めて同じ日に発表するのがおかしいということを申し上げているのであって、それは少なくとも別々に報告をするべきだというふうに思います。同じ日になること自体が私は不自然だというふうに思います。...全文を見る
○浅尾慶一郎君 総理は今の議論を聞いて、瓦元長官のそういう発言あるいは考え方、辞任されたという事実についてはどのように考えられますか。
○浅尾慶一郎君 次の質問に移りますが、石破大臣の三月八日付けの関係指揮官等会議の訓示が手元にございまして、これを読み上げさせていただきますと、私はここで言っておられること自体に反対ということではありません。  サイレントネイビーと言いますが、私は物を言わないことが正しいと思わな...全文を見る
○浅尾慶一郎君 国会が決めることということは、最終的にはもちろん国会が決めることですけれども、大臣がどういうふうに考えておられるかということを私は伺ったわけでありまして、多分お答えになられないと思いますが。  私は、制服の方にも国会に来ていただいて、当然必要に応じて議論に参加し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 教えていただければということですが、これは防衛省の提出されていただいている資料でありますが、平成十七年度になりますが、電気料金が一億四千五百万円ということでありまして、これを単純に戸数で割った数字でそういうことになります。
○浅尾慶一郎君 今おっしゃったように、一億四千五百万に対して四百五十五戸ということが政府側からいただいた数字でありますから、それに基づいて質問をさせていただいているわけでありまして、相模原でなくても、例えば池子とか針尾住宅地区でも大体二十五万円掛かっているんですね、一戸当たり。そ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 外務省が調査しない。まあ、どこかはやはり調査するべきだと思うんですね、これ、一般的に光熱水費、電気料金使い過ぎだということもよく言われていますから。実際に数字で見てみても高いんで、米軍の居住面積が広いから電気料金が高いのか、いろんな理由があると思うんですが、いずれ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 非常に高いものだということだけ申し上げさせていただきたいと思います。  残り一分なので、申し上げさせていただいて、答えられれば、国土交通大臣いらっしゃるんで、一言だけ申し上げさせていただきますと、道路特会でマッサージチェアとかいろいろ買っておりますが、その他の特...全文を見る
04月22日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○浅尾慶一郎君 いわゆる思いやり予算にかかわる質疑をさせていただきたいと思いますが、まず第一点に、本論に入る前に、先般、名古屋高裁で航空自衛隊のイラクでの活動が違憲であるという判決が出ました。これに絡みまして、会計検査院法第二十条では会計経理の適正ということが書かれておりますが、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確認いたしますが、そうすると、確定判決の判決理由で示された予算執行に対する違法判断というのはその判断の基準に含まれるということでよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 続いて、財務省に伺います。  会計法第四十六条には予算執行の適正ということが書かれております。今回の航空自衛隊のイラクでの活動というのは、まさにその活動自体が予算を執行するということになるわけでありますが、予算執行の適正の定義はどのようなものかお答えいただきたい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、この名古屋高裁の判決は五月二日に確定するということでありますが、確定判決の判決理由で予算の支出を伴う政府の活動が違法、違憲とされた場合、会計検査院法に言う適正な会計経理と言えるかどうか、その点、会計検査院にお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 財務省に伺いますが、会計法上適正な予算執行と言えるか、その点について、あるいは今後、併せてどういう方針を取っていくかということも含めてお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 昨日、私の事務所と財務省の方とのやり取りでは、イラクの件も、今言った個別のケースが適正かどうかというのは、この本件については最高裁ではなくて高裁レベルで確定しているということであってなかなか政府として対応が難しいところもあろうかと思いますが、しかしながら、確定した...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、何らかの措置というよりかは、法務省、防衛省と協議するかどうかという。
○浅尾慶一郎君 長の判断に従って協議をする方向だということで確認させていただきます。
○浅尾慶一郎君 この質問をさせていただいているのは、この判決そのものについていろいろ政府の中からも意見が出ておりますが、政府が異なる立場を取るということであればそれは何か明示的に示していかないといけないのではないか、つまり、法律においては確定判決も予算執行の適正の中で十分判断基準...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その答弁は答弁として受け入れますが、私の質問の趣旨は、会計法が、個別のことではなくて、確定判決で含まれたものについては傍論であってもそれは参考にするということになるんだと思います。そうだとすると、何らか政府の立場を、繰り返しになりますが、高裁のレベルの傍論の判決で...全文を見る
○浅尾慶一郎君 繰り返しになりますけれども、最後に意見だけ申し上げて、この質問については、次に移りたいと思いますが。  要するに、確定判決と会計法、会計検査院法が定めている適正との関係で今エアポケットに落ちたような状況になるんじゃないかなというふうに思いますので、その点について...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次の質問に移りますが、バグダッド空港は非戦闘地域ということでありますが、バグダッドについて、そのものについて戦闘地域か非戦闘地域かという判断はされておりますか、政府としては。
○浅尾慶一郎君 では、戦闘地域と非戦闘地域を分かつ判断基準というものはどういうものでしょうか。
○浅尾慶一郎君 バグダッド空港は民間の航空機が就航しているので非戦闘地域だというような御答弁もありますが、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 これは分からないのかもしれませんが、バグダッドに就航している民間航空機の保険金のレベルというのはお分かりになりますか。
○浅尾慶一郎君 それじゃ次の質問に移ります。  横須賀のタクシー運転手強盗殺人事件の対応についてですが、先般の予算委員会で、脱走兵以外の行方不明になっている人も含めて米側と協議をしてそういったことを確認をしていくということでありましたが、その後どうなっておるか、外務省に伺いたい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今の御答弁はそのとおりなんだと思いますが、先般私が指摘をさせていただきまして高村外務大臣もそれも含めて検討するというふうにおっしゃっていただいたのは、実は脱走兵というのと行方不明の兵という二種類のカテゴリーというか存在がいて、脱走というのは未来永劫その所属の部隊に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 では、確認のために、行方不明についてできていないということでありますが、今回殺人事件の容疑で逮捕されたウグボグ容疑者はいつ脱走兵になったのか。その殺害を起こした時点では私の認識では行方不明だったということだと思うんですけれども、そういう認識でよろしいかどうか伺いた...全文を見る
○浅尾慶一郎君 三月十日に脱走兵となったけれども、通報は日本側に来てなかったということですか。
○浅尾慶一郎君 それでは、いずれにしても行方不明の方が概念が広いということと、それから、御案内のとおり、地位協定上、米軍の人間は一切入管の手続を経ないで日本国内に入れることになっておりますので、引き続き行方不明の者についても何らか情報共有をしていただく努力をしていただきたいと思い...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次に、脱走として日本側に通報があった者の氏名や年齢、顔写真などの情報は一般国民に明らかにされているのかどうか、現状と今後について伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 次に、今までに脱走兵に関する逮捕要請、通報の状況と過去の逮捕、身柄確保の経緯はどういうふうになっているか、警察庁に伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 私の理解では、警察には現段階では顔写真などの情報は来ていないということですが、そういう中で、情報、立ち回り先だけでよく逮捕ができたなというのを率直に思うんですが、今後は顔写真等ももらえるという理解でよろしいわけですよね。
○浅尾慶一郎君 次に、現在行方不明の一名の脱走兵の氏名や年齢、階級や所属はお分かりになりますか。──これは通告してありますから、外務省か警察庁かどちらか。
○浅尾慶一郎君 公開をしていないということですが、先ほどの木村副大臣の御答弁もありましたが、いろんな公開することのメリット、デメリットもあろうかと思います。  ただ、横須賀のタクシーの運転手の殺人事件等々もあって、いろんな国民の不安を解消するということも含めて、日本法の罪では脱...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次の質問に移りますが、駐留軍労働者への労働法の適用について、駐留軍労働者には労働基準法が適用されるというふうに思いますが、されるとすると、現在は労働基準法の違反の状況ではないか。その点について厚生労働副大臣に伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 あわせて、労働安全衛生法の違反もございますか。
○浅尾慶一郎君 次に、今は法律違反の状況なんだと思いますが、地位協定十二条五項に定める別段の合意というのは日本側と米側で解釈が異なっているというふうに伺っておりますが、どのように異なっているか伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 今おっしゃったその解釈の相違というのはいつごろから生じているんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 いわゆる駐留軍労働者に係る基本労務契約等を締結する際に、地位協定上の扱いについて日米合同委員会で確認はしてこなかったのでしょうか。  確認してこなかったということであれば、なぜ確認してこなかったか、その理由も伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 これ、結構重要な問題でありまして、二国間の条約で、条約の文言の解釈が締約国間で異なる事例というのはないはずなんです。その確認ですが、ほかにないということでよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 指摘をさせていただいたのは、ほかに例がないわけですね、解釈が異なる。地位協定についてはこれ解釈異なるということでありまして、そうだとすると、労働条件の改善ということは行ってきているのは承知しておりますが、別段の合意の解釈についてこれは調整した方がいいんじゃないかと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 いや、私の申し上げていることは、労働基準の改善はもちろんでありますけれども、労働条件の改善というのは当然でありますけれども、日本の法令に反しているわけですから。そうではなくて、その解釈そのものを日米でそごがないように調整すべきじゃないかということでありまして、もし...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ちょっと繰り返しになりますが、いわゆる労働基準法違反がずっと放置されている状況というのは、まさにその解釈が異なるから放置されているわけでありまして、労働基準法違反にならないように鋭意個別の労働条件について改定を求めているということは、その点はそういうことなんだろう...全文を見る
○浅尾慶一郎君 交渉だからということになるんでしょうけれども、それであれば、いつごろまでに米側に日本側の立場を認めさせられるかどうか、その点について伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 それは相手があることですから、それはそういうことなのかもしれませんが、しかし一方で、明白に日本の労働基準法という法律に違反している状況がずっと続いているというのは、余り法律の施行の上では健全な状況ではないということだと思います。その理由が条約の解釈の相違にあるとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 是非最善の努力は尽くしていただきたいと思いますし、他に条約の文言の解釈に違う例がないということであれば、条約自体、地位協定自体についても、是非その解釈が一致できるように早急にその不正常な状況は是正していただくようにお願いしたいと思います。
○浅尾慶一郎君 それじゃ、次の質問に移らさせていただきたいと思いますが、自衛隊員による米軍基地娯楽施設の利用について伺わせていただきたいと思いますが、米軍基地内のゴルフ場はどこにあるか、まずお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 過去には、米軍のゴルフ場のいわゆる会員証というものが防衛省、当時防衛庁の職員が所持しているものが、これは平成四年の質問主意書に関しての答弁で約三百枚あったというふうに答弁がありますが、現在どのような利用をされているか伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 そうすると、過去にあったその三百枚というのはすべて返却されたということでよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 現在ゴルフをやっている者はいるのかいないのか、それはいないと言い切れるのか、それとも調査した範囲ではいないということなのか、その点について伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 一千四百名の防衛省職員が年間で利用したということでよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 これはいろんな考え方があるんだと思いますが、米軍のゴルフ場を防衛省職員が利用することの、これかなり一般よりは安いゴルフ場なのかもしれませんが、どういうふうに大臣として考えておられるか。その是非というか、是非やりなさいという意味の是非ということじゃなくて、利用するこ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 情報交換という趣旨で利用するということであればそれは理解できるということの趣旨の御答弁なんだろうと思います。逆に、そうではなくて、なかなか一般の国民が利用できないところを特権的に利用するということであればそこは是正するという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 それじゃ、次の質問に移らさせていただきたいと思いますが、先般予算委員会で、米軍の、今回のこの特別協定にかかわることですが、住宅一戸当たりの光熱水費が高いことについて指摘をさせていただきました。そのことについて、その後何らか調査をされているかどうか伺いたいと思います...全文を見る
○浅尾慶一郎君 御案内のとおり、一人当たりのエネルギー使用量はアメリカ人の方がはるかに日本人より多いんです。しかし、それは彼らのライフスタイルということでありまして、そのライフスタイルも含めて特別協定で本当にそこまで日本側が負担すべきなのか、あるいはアメリカの方が、アメリカ人がア...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間の関係で最後の質問になりますが、特別協定全般について外務大臣、防衛大臣に伺っていきたいと思いますが。  この例えがいいかどうかは別として、近来、ODAに対して様々納税者から、日本も財政上厳しいにもかかわらずどうなんだろうかという意見は出ているのは事実だと思い...全文を見る
○浅尾慶一郎君 終わります。
○理事(浅尾慶一郎君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、牧野たかお君が委員を辞任され、その補欠として長谷川大紋君が選任されました。     ─────────────
04月25日第169回国会 参議院 本会議 第15号
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○浅尾慶一郎君 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件の両院協議会の経過及び結果に...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○浅尾慶一郎君 宮崎証人は、山田洋行に入社されてから、当時はその山田洋行という会社は大変防衛商社としてはそれほど大きな会社ではなかったということだと思いますが、累次の営業、そして様々なことに取り組む中で防衛商社として実質山田洋行を育てたというふうに私は聞いておりますが、御本人もそ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 海外に人脈ということでありますが、私が聞いているところによりますと、GEの代理店を三井物産から山田洋行に移ったころぐらい、その後、直後か少し後かもしれませんが、元の国務副長官でありますアーミテージさんと山田洋行はコンサルティング契約を結ぶようになったと。そのころぐ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 商売のことについて頼んでいるということは聞いておりません。ただ、そのころにそういう形で人脈が広がっていったというふうに聞いております。  私が不思議なのは、山田正志オーナーというのは代表取締役でありますが、常勤で会社にいられたわけではないというふうに聞いておりま...全文を見る
○浅尾慶一郎君 不動産の方の山田地建あるいは弥生不動産にそうした様々な不動産案件、まあこれ債権という形でもあるかもしれません、を紹介した主な方の一人に三井住友の西川さんはいらっしゃいましたでしょうか。
○浅尾慶一郎君 次の質問に移りますが、その不良債権四十六億の処理というのは、なかなか債務放棄に応じないというのが普通だと思いますが、なぜ応じたか。そこに政治家かあるいは銀行のアドバイスがあったということは聞かれていますか。
○浅尾慶一郎君 四十六億円の債権放棄に応じるというのはなかなか珍しいことだと思いますが、どうしてそういうふうになったというふうに聞かれておりますでしょうか。
○浅尾慶一郎君 それでは次の質問に移りますが、先ほどアメリカのいろんな方と人脈を広げることによって商権を拡大していったというお話がありました。  秋山直紀さんは、私の聞いているところでは、宮崎さんほどアメリカに本来は人脈がなかった、アメリカにそんなに人脈がなかった方だというふう...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その秋山さんを山田洋行あるいは宮崎証人に最初に紹介された方はどなたですか。
○浅尾慶一郎君 今、仕事の面では苅田港で秋山さんにお世話になったということをおっしゃいました。  いきなり直接、仕事の面でお世話になるために電話をされたんですか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、どういう情報に基づいて秋山さんに直接電話をして苅田港の、まあ先ほど、地元対策費ということだと思いますが、お世話になろうということになったんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、そのいわゆる安保研という組織に山田洋行が会員になられたのは、苅田港の毒ガス処理の事案の後というふうに理解すればよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 秋山さんが実質的な責任者を務める安保研の会員には前からなっておられたけれども、秋山さんと会ったことはないということでよろしいんですか。
○浅尾慶一郎君 確認ですけれども、最初は直接面識がないけれども電話をされたと、それは苅田港の地元対策の、あるいは苅田港の毒ガス処理の事業に参加をしたいということで電話をされたということでよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 その後、秋山氏と久間衆議院議員が大変親しいということを知るようになるということですが、久間氏、守屋氏、秋山氏、宮崎さんで会食、宴席を持ったようなことというのは何回かございますか。
○浅尾慶一郎君 久間さんとの関係で、この委員会で守屋前防衛事務次官が証言をされている中で、彼が、守屋氏が防衛省を辞めるときに、君には言っていなかったけれども、航空機課長をパリに派遣したんだという話をされておりました。  宮崎証人は、久間当時の大臣が、日本ミライズができたときに、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 具体的にそういうような気持ちというのは、久間大臣が宮崎証人の側ではなくて山田正志オーナー並びに山田洋行側に立っているという印象を持っているということですね。
○浅尾慶一郎君 山田オーナーと久間衆議院議員を接点を持たせたのは秋山直紀さんだというふうに思っておられますか。
○浅尾慶一郎君 質問の角度を変えます。  山田オーナーと久間衆議院議員は元々お付き合いがあったんですか、それとも秋山さんを介して付き合うようになって、結果として先ほどおっしゃったように宮崎証人が独立をされたときに山田オーナー側に立つようになったのかどうかという質問です。
○浅尾慶一郎君 では、その付き合いの深さということで言えば、秋山さんと久間大臣の方が、宮崎証人と久間衆議院議員あるいは山田オーナーと久間衆議院議員よりも深いという理解を宮崎証人も持っておられますか。
○浅尾慶一郎君 それで、もう一度。  宮崎証人が独立する際に、久間当時の大臣が反対というか、山田オーナー側、山田洋行側に付いたという印象を持ったというふうに先ほどおっしゃっていましたが、具体的に防衛省の官僚も使って何か妨害をされたという印象を持っておられるのか、あるいは後から、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 かなりいろんな形でその現職の大臣が関与していたということだと思います。  次の質問に移りますが、もう一人、守屋前事務次官がここに来られたときに証言でおっしゃっていたのは、宮崎証人、そして守屋さん、そして額賀現財務大臣と一緒に宴席を共にしたということでありますが、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 というときかどうかは別としてですね。三人でも……
○浅尾慶一郎君 いえ、三人──もう一度。  新聞紙上でということではなくて、守屋さんがここでおっしゃったのは、あなたとそして額賀大臣とそして守屋さんとあと複数の人で宴席を共にしたことがあるという話をしていましたので、まずそういう機会があったかどうかということです、具体的にジェー...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ちなみに、それはどういう会合ですか。
○浅尾慶一郎君 最後に、額賀さんが山田洋行さんの会社に行かれていろいろとお願いをされたことはありますか。  もう少し具体的に言うと、二〇〇〇年ごろ少しお金に困っていることがあったということでお願いをされたというような話もちょっと伺ったことがあるものですから、そういった事実がある...全文を見る
10月17日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○浅尾参議院議員 お答えいたします。  民主党の安全保障につきましては、政権政策のマグナカルタというところでまとめておりまして、その中では、自衛権の行使と集団安全保障というものを分けております。国連憲章に定めております集団安全保障と自衛権とを分けているというのが民主党の立場であ...全文を見る
○浅尾参議院議員 国連決議イコール必ずしも自衛隊を派遣するという形で政権政策のマグナカルタをまとめているわけではありません。集団安全保障を認める国連決議が出た場合に、我が国が主体的判断のもと、また、「民主的統制」というのは国会の関与のもと、判断をするという形になっております。
○浅尾参議院議員 繰り返しのお答えになりますけれども、民主党の政権政策のマグナカルタにおきましては、自衛権の行使と集団安全保障というのを分けて考えている。したがいまして、集団安全保障に属する活動については自衛権の行使とは性格を異にするというのが政権政策のマグナカルタに明記されてい...全文を見る
○浅尾参議院議員 PKOにつきましては御案内のとおりでありますが、その他の集団安全保障の活動につきましては、先ほど申し上げましたとおり、国連の要請に基づき我が国の主体的判断、すなわち国連の要請があったからすぐに行くということではなくて、主体的判断をした上で、国会が関与をした上で決...全文を見る
○浅尾参議院議員 お答えをしておると思うんですが、憲法が定めております自衛権の行使と集団安全保障とは性格を異にするというのが政権政策のマグナカルタに書いてあるとおりであります。
○浅尾参議院議員 先ほど来、政権政策の基本方針、政策マグナカルタというところの「外交・安保政策」というところ、これは基本方針でありますから、そこを正確に読み上げさせていただきたいと思いますが、「国連平和活動への積極参加」。   国連は二度に亘る大戦の反省に基づき創設された人類の...全文を見る
○浅尾参議院議員 ですから、先ほど来申し上げておりますように、自衛権の行使と集団安全保障とは性格を異にするということでありまして、その上で、我が国の主体的判断と民主的統制のもとに、国連の決議があるから自動的に出るということではありませんが、国益に基づいてそれが必要であるとなれば参...全文を見る
○浅尾参議院議員 今回提出をさせていただいておりますテロ根絶法の中では、憲法解釈は、これは特措法でありますから、変えている形にはなっておりません。  しかし、そのテロ根絶法の中で、集団安全保障のものも含めて恒久法を制定すると。その法律を制定する中で、憲法というか、私どもの考え方...全文を見る
○浅尾参議院議員 現在提出をさせていただいておりますのは特別措置法ということでありますので、特別措置法の中でその新たな考え方を盛り込むのは法律の構成上いかがかという観点でありますので、特別措置法の中で新たな憲法解釈、従来の憲法解釈を超えるものは入っておりません。
○浅尾参議院議員 事前に憲法審査会についての御質問の通告がなかったものですから。  憲法審査会については、国会の定めに従ってそれは粛々と進めていくべきものだというふうに私も理解をいたしております。  ただ、国会の場においてどういう手続で進めるかは、それぞれの委員会ないしは審査...全文を見る
○浅尾参議院議員 まず、抗争停止という概念を入れた経緯から御説明をさせていただきたいと思います。  現在のアフガニスタンにおきますさまざまな国籍の軍隊の活動がいわゆる二次被害、コラテラルダメージというものを惹起しております結果、結果としてアフガニスタンの治安状況がよくなっていな...全文を見る
○浅尾参議院議員 この法案、出しておりますテロ根絶法案の二つの柱というのは、一つは治安分野改革、それは外交の支援によって、カルザイ政権とタリバンその他の抗争停止合意を取りつけるための外交支援というものが入っておりまして、それに我が国政府が努力をする、それに努力をした上で抗争停止が...全文を見る
○浅尾参議院議員 この間、インド洋での給油活動をずっと継続してまいりましたけれども、アフガニスタン、これは内陸国であります、インド洋からは離れております内陸にある国でありますが、アフガニスタンの状況が改善されたというふうには私どもは理解をしておりません。むしろ、アフガニスタンの状...全文を見る
○浅尾参議院議員 民主党として、給油活動あるいは旧法が憲法違反だというふうに整理をしたということではございません。  しかしながら、その後、給油をされた油がイラクの戦争に転用されたという可能性がさまざま国会の中で指摘をされておりまして、それは、委員御案内のとおり、イラク戦争に使...全文を見る
○浅尾参議院議員 今の犬塚委員の答弁につけ加えさせていただきますと、今までの政府、内閣法制局の解釈においても、国または国準に対する武器の使用が武力の行使に当たるので、これは憲法違反であるということでありまして、先ほど御答弁にありましたように、抗争停止合意のところには国または国準に...全文を見る
○浅尾参議院議員 武器の使用について修正に応じる用意があるかどうかということでありますが、提出されております政府側からそうした修正案を出されるかどうか、出された上でその協議をしていくということになろうかと思います。
○浅尾参議院議員 お答えいたします。  海賊行為は、御案内のとおり、人類共通の敵というふうに認識しておりまして、海賊行為に対しては積極的に対応していくべきものだというふうに考えております。  今提出をされております政府案のいわゆるテロ新法は、海賊行為そのものを対象にした法律で...全文を見る
○浅尾参議院議員 繰り返しになりますが、まず、現在提出されております政府案の方からお話をさせていただきますと、政府案そのもので海賊に対して直接的な対策をするものではない。つまり、それはテロリストに対するものであるということでありますし、給油を支援するということでありまして、海賊対...全文を見る
○浅尾参議院議員 午前中も中谷委員から同じような質問をいただきまして、御答弁をさせていただいたところでありますけれども、旧法で定めた法律の枠組みそのものをもってして、民主党として、党として憲法違反ということを結論づけたわけではございません。したがいまして、派遣の承認に賛成をしたと...全文を見る
○浅尾参議院議員 今申し上げたことと重なるわけでありますけれども、イラク作戦へ転用される、それが武力の行使と一体化されるということであれば、それは憲法上の疑義があるということでありまして、特段違うことを申し上げているわけではないと思います。
○浅尾参議院議員 法の枠組み自体がということ、論文ということでありますけれども、今申し上げましたとおり、イラク作戦へ転用されている、これは二十万ガロンだった部分が八十万ガロンであるということはもう御案内のとおりでありますので、そうだとすれば、武力行使と一体化されるということであり...全文を見る
○浅尾参議院議員 冒頭お答えしましたとおり、旧法の枠組みについて民主党が派遣の承認に賛成したということは御指摘のとおりでありますので、したがって、旧法の法律の枠組みということについて憲法違反かどうかということであれば、そうではないという判断のもとで派遣の承認をした。しかしながら、...全文を見る
○浅尾参議院議員 旧法と同様の趣旨の法律の枠組みということであれば、旧法以降と変わりがないということだというふうに認識をいたしております。しかしながら、繰り返しになりますが、仮に転用があれば、それは憲法上の疑義があるところです。
○浅尾参議院議員 小沢代表の論文をこの場で議論するという、小沢代表が代表として書かれたものでありますが、党として出したものではないということを申し上げておきます。(発言する者あり)
○浅尾参議院議員 長島委員にお答えいたします。  民主党提案の二十八条に記載しているところでありますけれども、今御指摘がありました海賊行為、これは、先ほど午前中もお話をさせていただきましたけれども、現在の日本の法律でも取り締まれる部分がある程度ある。しかし、法律的に取り締まれる...全文を見る
10月20日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○浅尾参議院議員 お答えいたします。  金曜日の議論と重ならないように、一部重なる部分もあろうかと思いますけれども、答弁をさせていただきたいと思います。  まず、テロに対して、私どもも、しっかりとそれは対策をとっていくということについては、今回提出をさせていただきましたテロ根...全文を見る
○浅尾参議院議員 先般、政権政策の基本方針でお答えさせていただきました。武力の行使、自衛権と集団安全保障とは性格が異なるというお答えをさせていただきましたので、集団安全保障の活動というものは自衛権とは性格を異にするということを政権政策の基本方針の中でまとめさせていただいております...全文を見る
○浅尾参議院議員 国連憲章の四十一条、四十二条によるものというふうに理解をしております。
○浅尾参議院議員 国連憲章第七章四十一条並びに四十二条のところですけれども、「安全保障理事会は、その決定を実施するために、兵力の使用を伴わないいかなる措置を使用すべきかを決定することができ、且つ、この措置を適用するように国際連合加盟国に要請することができる。この措置は、経済関係及...全文を見る
○浅尾参議院議員 この委員会でも金曜日にも御答弁させていただいておりますが、自衛権の行使段階と、国連が定める集団安全保障とは別段階であるというのは国際法が認めているところでありまして、したがいまして、自衛権の行使と国連憲章に定める四十一条、四十二条とは異なるということでございます...全文を見る
○浅尾参議院議員 今援用されました安保理決議一七七六の御指摘の部分というのは、あくまでも前文の部分でありまして、海上阻止の要素を含む各国の活動に対して前文の中で述べられたものというふうに認識をしておりまして、主文はISAFの延長というふうに理解をいたしております。  当面、我が...全文を見る
○浅尾参議院議員 金曜日もお答えをさせていただいたところでありますけれども、旧給油支援法というんですか、旧法に基づく給油の支援については、その油の利用がイラク戦争へと転用されていた疑いが濃厚である。当初二十万ガロンという報告があったものが八十万ガロンであったというようなこともわか...全文を見る
○浅尾参議院議員 今、旧法の枠組みの話と、それから転用の話とございました。武力の行使ということもございました。  小沢代表の論文、今引用された部分でいえば、武力の行使と一体とされている部分であれば、それは違憲であるということでありまして、今申し上げましたように、イラクの戦争に流...全文を見る
○浅尾参議院議員 民主党の公式見解としてなぜ違憲でないかという御質問でございますが、公式見解は、先ほど来申し上げていますとおり、イラクの戦争に転用されているという疑いが濃厚であるということであれば、これは憲法上の疑義があるというのが公式見解でございます。  そのことについて、小...全文を見る
○浅尾参議院議員 御指摘のとおり、OEFの枠組みはまさにアフガンの戦争でありますし、旧法もアフガンを対象につくられたものというふうに理解をいたしております。  しかしながら、給油艦ペコスの話が、昨年も随分させていただきましたが、当初、防衛省・自衛隊は、二十万ガロン自衛艦からの補...全文を見る
○浅尾参議院議員 実態上そういうものがないという仮定、私どもは、先ほど来申し上げておりますように、イラクの戦争に流用されているというふうに、少なくとも、されていないということで証明をしていただいたわけではないということでありますので、憲法上の疑いがあるということを申し上げているわ...全文を見る
○浅尾参議院議員 民主党の公式見解と小沢代表のその論文とはそごがないというふうに考えております。  その理由は、該当の箇所を申し上げさせていただきますが、民主党の公式見解は、まず、国連憲章四十一条、四十二条によるものも含めまして、それに参加するということは、午前中の議論で申し上...全文を見る
○浅尾参議院議員 憲法論としては、民主党の政権政策の基本方針も小沢代表の論文も一緒であります。  その上で、今申し上げたいことは、国連の決議があったら自動的に参加するかというような誤解があるかもしれませんが、そうではなくて、国連の決議を踏まえて、その上で政府が判断をし、なおかつ...全文を見る
○浅尾参議院議員 多分同じ論文を読んでいるんだと思います。その同じ論文の百五十二ページの下段のところだと思いますが、「国連の決議があっても、実際に日本がその活動に参加するかしないか、あるいはどの分野にどれだけ参加するかは、その時の政府が総合的に政治判断することです。それは政治のイ...全文を見る
○浅尾参議院議員 先ほど来同じところで申し上げますが、そこをもう一度繰り返し読ませていただきますと、「前述したように、私の主張は、国連の決議に基づいて参加する活動は日本国憲法に抵触しないということですが、合憲なら何でもやるということではありません。国連の決議があっても、実際に日本...全文を見る
10月28日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  麻生総理が外務大臣をやっておられたときはさんざん質問をさせていただきましたが、総理になられて初めての質問でございますので、どうぞいろいろと真摯な御答弁をお願いしたいと思います。また、申すまでもありませんが、外交は内政の延長と...全文を見る
○浅尾慶一郎君 少し政治姿勢にかかわるところも伺わせていただきたいと思いますが、先般、九州新幹線の建設に関して、総理との関係がある会社だと思いますが、株式会社麻生がコンクリートパネル等を納入されたんだと思いますが、若干不具合があって問題があったということでありますが、その九州新幹...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今申し上げましたとおり、実は、六千二百九十億円が建設費ですが、六千二百六十三億円、ほとんど税金で造られている九州新幹線、そこに御関係の会社が物を納入されているというところですけれども、ここにパネルを用意させていただきましたが、(資料提示)その御関係の会社から随分と...全文を見る
○浅尾慶一郎君 経理に関与していないというのはそのとおりだと思います。  ただ、今申し上げました九州新幹線の工事はほとんど税金で造られていると。そこに、物品幾らになるかとこれお聞きしたんですけど、納入の額が分からないけれども、大部分は株式会社麻生さんがコンクリートに関しては納め...全文を見る
○浅尾慶一郎君 もう一点だけ内政絡みの質問をさせていただいて終えたいと思いますが、実は先般、私の事務所に、今話題の年金の話について相談がございました。  その相談というのは、御本人が生きているんだけれども、あるとき突然年金がもらえなくなってしまったと。なぜそういうことになるんだ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 事務ミスということなんですけれども、事務の流れを本当は徹底的に洗っていかないといけないと。つまり、死亡通知はそれぞれの町役場あるいは市役所等から社会保険庁に行くという形をいかに担保していくかということをつくっていくことが必要だと思いますけれども、内政の問題最後とい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 御答弁は結構ですが、若干テレビ見ておられる方が混乱するといけないので経緯だけ御説明いたしますと、ある方が年金について御相談をしましたと。その方が相談した人の名前を社会保険庁で書いていて、次の相談が掛かってきたときに、仮に死亡したときにはどうなるんだという相談があっ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 特別警備隊の事故は大変な事故だと思いますし、これは場合によっては犯罪に当たるものだというふうに認識をしておりますが、私の方で調べたら、自衛隊には自衛隊の中で起きた犯罪を捕まえる警務隊という組織がありまして、これが年間に捕まえる件数というのが、ある件数になります。具...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今〇・二七という数字をおっしゃいました。〇・一というのは、自衛隊の中の警務隊が捕まえたのが〇・一、外で本物の、本物というか警察が捕まえたのが加えると〇・二七ということの数字になるようでありますが、こちらにある数字だと、年によって例えば〇・四とかそういう数字にもなっ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 確かにちょっと高いかもしれないという答弁ですけれども、一般に、例えば大手企業、一万人ぐらいの企業、経済の麻生という総理ですから、大手、一万人ぐらいの企業で〇・四%というと、何ですか、四十人。そんなに、よくコマーシャル打っている会社で四十人も捕まったらその会社の社長...全文を見る
○浅尾慶一郎君 社会の風潮というふうにおっしゃいましたけど、先ほど国民全体が〇・二七という数字を言いました。平成十九年で〇・四です。国民全体よりも高いんですね。だから、社会全体の風潮よりも悪い、それについてどういうふうに考えているかという質問なんです。
○浅尾慶一郎君 私は、一つの理由は、若干身内に甘いところが結果として犯罪が多いんじゃないかなというふうに思います。  具体的な例で申し上げた方が分かりやすいと思いますが、去年さんざん話題になりました山田洋行という会社、これは、この会社には自衛隊ないしは防衛省のOBも天下りをして...全文を見る
○浅尾慶一郎君 昨年から事案の全体像の確認しているんですが、全体像の確認にどれぐらい時間が掛かるんですか。
○浅尾慶一郎君 これね、全体像の確認なんてそんなに時間掛からないんですよ。全体像を確認しなくても、例えば私文書偽造という犯罪があります。  私文書偽造という犯罪はどういう犯罪かというと、刑法百五十九条ですね。偽造した他人の印章若しくは署名を使用して権利、義務若しくは事実証明に関...全文を見る
○浅尾慶一郎君 水増しというのは偽造なんですね。偽造なんです。水増しの請求というのは偽造なんです。だから、それはもう完全に犯罪の要件に当たっているんじゃないですか。なぜ、じゃ、当たっていないと言うなら、どこが当たっていないか、お答えいただきたい。
○浅尾慶一郎君 そんなに難しいことを聞いているつもりはないんです。  水増しをしたということは文書を偽造したということなんですね。文書を偽造したということは私文書偽造に当たるんです。それで、なぜ当たらないのかということを、何をこの際それ以上に精査する必要があるのか。じゃ、その点...全文を見る
○浅尾慶一郎君 全体像というのは、詐欺に当たるかどうかという次の犯罪なんだと思うんですね。詐欺の前に私文書偽造というのが一つの別の犯罪なんです。私文書偽造には、水増しをすると、本来あるべきインボイスを変えたということで、もうそれで私文書偽造になるんです。それ以上に何を調べないと私...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほど、この質問をしている意味は、防衛省・自衛隊が身内ないしは身内が行ったところに甘いんじゃないかと。どう見てもこれは私文書偽造なんだと思うんですよ。  私文書偽造だということがあって、なおかつ公務員は告発の義務があって、なぜ告発しないんですかと言ったら、全体像...全文を見る
○浅尾慶一郎君 では、ちなみに伺いますが、防衛省として水増し、過大請求があったと認定しているわけですよね。それ認定していないんですか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、水増しがあって、それは偽造でなくて水増しがあった可能性があるということですか。文書を偽造しないで水増しした可能性があるということですか。
○浅尾慶一郎君 だから、偽造があったというのは事実で、なぜ告発しないんですか。
○浅尾慶一郎君 では、是非後日の委員会でしっかりと、なぜ告発しないのかということも含めて早急に、これはやはり犯罪ですから、身内ないしは身内の延長線上にいる人にも厳しくやるということを御指摘をさせていただいて次の質問に移りたいと思いますが、アフガニスタンの情勢について質問をさせてい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 この調査報告書というのは、実はいろんな意味で重要なものでありまして、是非、委員長に申し上げますが、委員会に提出していただくようにお取り計らいをお願いしたいと思います。
○浅尾慶一郎君 先般この委員会で河村官房長官が御答弁いただいたことは、非常に難しい、まあ論理的におかしいんじゃないかなと思うようなことがありまして、国際法上は、現在OEFが行っている活動は武力の行使に当たらないんですと。(資料提示)ですから、バツというのが周りに付いております。し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 武力の行使が国際法と憲法と異なるんだという御答弁でありますが、実は、平成十四年二月五日に、衆議院議員金田誠一議員提出の質問主意書に対する答弁書では、本質的には同一のものをいうという答えになったんです。国際法上の武力の行使と憲法上の武力の行使とは本質的には同一のもの...全文を見る
○浅尾慶一郎君 もう少し具体的にアフガニスタンの例で言いますと、政府は、アフガニスタンで現在OEF並びにISAFが行っている活動は自衛権の発動ではないと、したがって武力の行使ではないという答弁をされております。そういう状況は、もうカルザイ政権がこの武力の行使を、治安維持活動を、ア...全文を見る
○浅尾慶一郎君 別の角度から私の質問をしますと、憲法九条をまあ言わば言い訳にして外国に使っているところがあるんじゃないかなと。実際、武力の行使が行われていないと、国際法上武力の行使が行われていないと言いつつも、しかし自衛隊を派遣するときに、いや日本は特別な国だから、憲法があるから...全文を見る
○浅尾慶一郎君 総理のおじいさまの吉田元総理が憲法の基本を作って、軽武装、経済発展という形でそういう外交をずっとやってきたというのはそのとおりだと思います。  私の質問は、憲法上の話でいうと、例えば今までの政府の解釈でいえば、国又は国に準ずる相手に対する武力の行使は憲法違反だと...全文を見る
○浅尾慶一郎君 国に準ずる組織が、要するにタリバンは国に準ずる組織であって、アフガニスタン全体を言わば実効的に支配しているという解釈をされているということですか。
○浅尾慶一郎君 時間の関係で、今の関連で海上警備行動ということ、いわゆる海賊対策、これは本当に憲法に、そういう御答弁になってくると海上警備行動は憲法に抵触するという可能性も出てくるという理解になるかもしれませんが、私が調べた観点でいうと、海上保安庁が一応どういう船を対象にできるか...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それで、今の海上警備行動と、言わば治安維持活動ですね。そこで行うものは、じゃなぜ、先ほどの治安維持活動では憲法に抵触するものがあるけれども、こういうものは憲法に抵触しないんだということが言えるかどうか、お答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 では、もう少し具体的に言いますと、じゃ、海賊が先ほど国に準ずるかもしれないテロリスト、タリバンだったとすると、その場合にはそれは憲法に抵触すると言わないと論理矛盾になるんじゃないですか。
○浅尾慶一郎君 時間をオーバーしているので終えますけれども、私の質問の趣旨は、陸上であれ海上であれ、まず憲法のところがどうも解釈がかなり御都合主義なんじゃないかなということなので、ここをしっかりと整理をしていくと。その上で、海上については、これは今でもできるということであれば整理...全文を見る
○理事(浅尾慶一郎君) 浜田昌良君。
10月30日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○理事(浅尾慶一郎君) 速記止めてください。    〔速記中止〕    〔理事浅尾慶一郎君退席、委員長着席〕
11月05日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○理事(浅尾慶一郎君) どなたからお聞きになられますか。
11月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○浅尾慶一郎君 民主党・新緑風会の浅尾慶一郎です。  冒頭、二、三参考人に伺いたいと思いますので、事実関係ですので簡潔にお答えいただきたいと思いますが、いわゆるアパの論文につきまして、二百三十五件の応募のうち九十四件が自衛官だということが判明しておりますが、参考人は記者会見で、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 次に、参考人はアパの代表であります元谷氏と様々個人的な関係もあるというふうに報道されておりますが、私が調べましたところ、参考人の公用車運行記録、都外、自衛隊の施設所在地以外というところで、本年の六月二日、アパグループ会長元谷氏の出版記念行事に行かれておりますが、こ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今朝、防衛省からは代休を取っておられるという説明があったものですから、ちょっとその点を明らかにしたいと思いますが、防衛省、分かりますか。
○浅尾慶一郎君 代休を取ったときに公用車を使うのがいいのかどうかと、これは非常に不適切ではないかなということだけは指摘をさせていただきたいと思います。  次に、アパとの関係で、出版記念パーティーで、あるいはその他のときに車代等の授受はございますか。
○浅尾慶一郎君 すなわち、一切資金提供その他便宜を受けて、提供を受けているということはないということでよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 次に、防衛省に伺いますが、防衛大臣は、今回の田母神参考人の論文が自衛隊法第四十六条の懲戒処分の規定にある隊員たるにふさわしくない行為について、それの疑義があると、しかし定年との関係で疑義があるので、審理の時間がないので審理はしなかったというふうに答えておられますが...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私の質問は、まず政府見解と異なるものを発表したので人事上の措置として空幕長の職を解いたと、その次に、まあ過去にも国会の委員会の中で懲戒処分はしないのかという質問に対して、時間がないというお答えであったので、懲戒処分に当たる自衛隊法第四十六条に規定する隊員たるにふさ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 だから、長く答えていただく必要はないんです。その疑いがあったけれども、時間が、審理の時間が取れなかったので定年退職という措置をとったということで間違いないかどうか、間違いがないかどうかだけお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 私は、まず、審理に時間が掛かるということであっても、その述べられていることの中身を争っても、そんなにこれは集中的にやれば時間が掛かるものではないと思いますので、その判断は間違っているというふうに思います、もしその懲戒ということでやっていこうというのであればですね。...全文を見る
○浅尾慶一郎君 簡潔にお答えいただきたいんですが、自衛隊法施行規則の第七十二条の二項、「任命権者は、規律違反の疑がある隊員をみだりに退職させてはならない。」、みだりに退職させてはならない。どういう場合は、じゃ、みだりに退職させて、今回みだりに退職させたのではないというのであれば、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 手続において時間が掛かるからということですが、過去の平均日数というのは五十四日ということなので、十分来年の一月までであれば時間があったということだと思いますので、私は、その時間を取らなかったのはみだりに当たると、ですから任命権者として自衛隊法施行規則に反するという...全文を見る
○浅尾慶一郎君 その「鵬友」に寄稿されたときに、何らか内局等から注意はございましたか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、昨年の五月の段階では全く問題がなかったことが今年になって問題になってきているというのは、マスコミが本件を大きく取り上げたから問題になったというふうに田母神参考人は思っておられますか。  別の聞き方をいたしますと、内局としては、昨年五月では同じことを認...全文を見る
○浅尾慶一郎君 では防衛大臣に伺いますが、なぜ昨年五月の段階では全く注意がなかったんですか、全く同じ内容で。
○浅尾慶一郎君 「鵬友」が部内誌というのは、これは任意のサークルが作っているということを承っておりますし、国会図書館にも出されている資料でありますし、しかも大臣のところには百冊ぐらい内局に届けられていると。したがって、部内誌だからいいと、部内誌であれば政府の見解と異なることを発表...全文を見る
○浅尾慶一郎君 じゃ、なぜ、今回はチェックをしたから航空幕僚長の職を解いたんですか。
○浅尾慶一郎君 確認いたしますが、政府見解と異なることを発表しても通知があればいいと、あるいは政府見解と異なることを申し上げても気付かなければいいということですか。
○浅尾慶一郎君 私の質問は、「鵬友」という雑誌に同じ内容のことを載せられたということを御本人が認めておられるわけです。そのときには一切注意もなかったと。その「鵬友」という雑誌は、航空自衛隊の方を中心に自衛隊の中がよく読んでおられる雑誌だというふうに理解しております。ということは、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私の質問は、チェックをしなかったことについての責任はどうなんですかということです。
○浅尾慶一郎君 その責任というのはどなたが取ることになるんですか。
○浅尾慶一郎君 そのときは航空幕僚長でありましたので、昨年の五月の段階は。したがって、官房長がその責任があるという理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 そうすると、官房長に対して何らか見逃したということで処分を下されるんですか。
○浅尾慶一郎君 私、これ非常に大きな問題だと思っていまして、つまり中の雑誌であれ、これはいろんな人が読まれることであって、そこに書いていることは、そのときは全く問題がないと、まあ多分問題視もされなかったんだと思うんですが、それが今度外に発表した段階で問題になっていること自体が実は...全文を見る
○浅尾慶一郎君 石破防衛大臣からそういう注意を受けたときには、かなり内容が異なることを東大の五月祭では、内容が異なるというか、御自身の意見としてではなくて、世間でこういうことが言われている的な発言をされていると。今回のアパのときにはかなり御自身の意見として言っておられるんですが、...全文を見る
○浅尾慶一郎君 防衛大臣に伺います。  石破大臣から注意をされたときにはかなりその大臣の注意であったので、それを受けて、それに従って発言をしたと、東大の講演のときはですね。今回については、口頭ではあったけれども、中江官房長に対してアパの論文に応募するということを田母神参考人も言...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私の質問は、もう出す前に事前に読んでおられるというお答えだったんですが、そういうまず事前に論文を、田母神参考人ではなくて、九十四人のうちの小松基地に所属しておられる方の部分については事前に読んでおられるということですから、まず事実関係について、事前に読んでいるとい...全文を見る
○浅尾慶一郎君 今朝の話では少し提出があったということだったんですが、そういうことではなくて、要するに、小松基地においては提出期限を延ばして取りまとめて全部まとめて出したということであるので、その段階で読んでいるという御発言だったんですけれども、そうではないんですか。
○浅尾慶一郎君 ある基地において論文を取りまとめて、まとめて出すというのはかなり異例だと思いますが、加えて、先ほどお話がありました教育課長が懸賞論文を、あるよということを通知するファクスを全部隊に送っていると。その教育課長に伝えたのは田母神参考人だということでありますが、こうした...全文を見る
○浅尾慶一郎君 論文に応募すること自体、私は問題があると言っているわけではありませんが、特定の企業が主催している懸賞論文を勧めるというのはやはり異例だということは認められるわけですね。
○浅尾慶一郎君 教育課長の行為というのは、自衛隊法第四十六条の隊員たるにふさわしくない行為ではないんですか、あるんですか。
○浅尾慶一郎君 田母神参考人に伺いますが、参考人は論文の中で集団自衛権や武器の使用について見解を述べておられます。これは現行の政府解釈とは異なることをおっしゃっておられますが、その政府解釈を変えた方がいい、あるいは憲法を改正した方がいいという気持ちを持って、そういう世論を喚起しよ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 要するに、集団的自衛権の行使を認めるべきだという趣旨で書かれたのではないということですか。
○浅尾慶一郎君 私が読んだ限りにおいては、そういうものがなくてなかなか大変だというふうなことを書かれているような気がいたしますが、そうすると、少し書いたときと気持ちが変わったということですか。
○浅尾慶一郎君 憲法を改正するべきだというふうに思っているという理解でよろしいですね。
○浅尾慶一郎君 自衛隊法の第六十一条の政治的行為の制限についての解釈でありますけれども、政治の方向に影響を与える意図というのは、例えば憲法を変えるということも含まれるのかもしれませんが、そこについてどのような、意見を言うのは構わないという理解なのか、それとも、そこの解釈はどういう...全文を見る
○浅尾慶一郎君 したがって、自衛隊法の八十七条、政治的目的のために官職、職権その他公私の影響力を利用することに当たる可能性があるというふうに理解していいんですか、本件については。
○浅尾慶一郎君 本件については、先ほども申し上げましたけれども、過去に、過去にというか一年前に「鵬友」という雑誌に全く同じことを書いていると、そのときは全く問題になっていない。アパの懸賞論文では問題になっているということは、そもそもその防衛省の中の基準が非常にあいまいであるという...全文を見る
○浅尾慶一郎君 田母神参考人は、今の議論で、過去は問題になっていない、「鵬友」の記事については問題になっていないけれども今回問題になったことについて、そして空幕長を更迭されたことについて簡潔に、なぜそうなったのか御自身の感想を伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 いや、私の質問は、一年前は全く問題なかったと、で、今回問題になったことについて、どういう趣旨で今回は問題になって、一年前は問題にならなかったというふうに理解されているかという質問ですが。
12月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○浅尾慶一郎君 テロ対策の締めくくりということで、この委員会の中で議論をさせていただきましたことの最終の総括という形で質問をさせていただきたいと思います。  まず、アフガニスタンにおける現在の状況は、国際法上では武力の行使という状況ではないという御答弁をいただいておりますが、我...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、二に書きました国又は国に準ずる組織の掃討作戦に赴く部隊に燃料や飲食等を提供するということも一体化というふうに解釈されておるかどうか、伺いたいと思います。
○浅尾慶一郎君 三番目の、そうだとすると、兵士を輸送した場合も武力の行使と一体化というふうに解釈されるんでしょうか。
○浅尾慶一郎君 それでは、いわゆる国又は国に準ずる組織ではない武装した盗賊集団の警戒、取締りに赴く某国戦車部隊又は航空機部隊に弾薬を提供、補給する場合は、これは憲法九条に抵触しないと解してよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 五番は、また燃料ということでありますし、燃料あるいは飲食ということでありますが、これも同じふうに解釈して、まさにこのテロ新法は五番に当たるわけでありますが、こういう理解でよろしいわけですね。
○浅尾慶一郎君 六番も同じ答えだと思いますので、七番の武装した盗賊集団の警戒、取締りに、自衛隊のですね、これちょっとミスプリがありますが、戦車、航空機若しくは艦船が参加し、反撃する盗賊集団に自衛権発動の三要件を満たさない状況で発砲して損害を与えた場合は、これは憲法第九条に抵触する...全文を見る
○浅尾慶一郎君 私がこの類型で申し上げているのは、まずその類型で判断した上で実際にものに当てはめていくのが多分適切なやり方だろうというふうに思っていまして、実際のものがないとなかなか答えられないというのは、ややちょっとおかしいのかなというふうに思います。  そういうふうに御答弁...全文を見る
○浅尾慶一郎君 そうだとすると、現在アフガニスタンで米国あるいはNATO軍が行っておりますテロリスト掃討作戦、これは武装した盗賊集団の警戒、取締りということとほぼ同値だということだと思いますが、これを仮に自衛隊が行った場合に憲法九条に抵触しないという解釈でよろしいですか。具体的に...全文を見る
○浅尾慶一郎君 先ほどの御答弁と異なって、タリバンについては国に準ずる組織かどうかまだ判断をしていないということでよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 政府は公式には認めておりませんが、米国は自衛隊のヘリを使っての輸送ということを日本に対して求めているということで、実は米国の政府関係者は私のところにもそういう要請をしたということをはっきりと言っておりますので、その判断をしていないということは、言わば、その要請に対...全文を見る
○浅尾慶一郎君 タリバンが国に準ずる組織かどうか判断をしていないということでありますが、判断をしないその理由をお答えいただきたいと思います。
○浅尾慶一郎君 先ほども申し上げましたけれども、だから米国からそういう要請があったこと自体も公式に認められないということだと思います。要請があったのは、これは間違いなく事実であります。  私は、国の立場として、国に準ずる組織なので憲法に抵触するから行けないという答えは一つの答え...全文を見る
○浅尾慶一郎君 これは今、アメリカでオバマ政権が今度誕生いたしますが、オバマ政権はイラクからは撤退しますが、アフガニスタンについては引き続きこれは注力を、イラク撤退の方向ということでありますが、アフガニスタンについては力を入れていくという方向であります。  そういう中で、国が別...全文を見る
○浅尾慶一郎君 ですから、どういう協力をするかどうかの前提に憲法に関しての判断をしなければいけないと。判断をすることを放棄しながら協力をしていくことを検討するというのは、私は手続、その検討の手続としておかしいんではないかということを申し上げているわけであります。  まあこれ以上...全文を見る
○浅尾慶一郎君 海賊については、これはいわゆる国際法の、あるいは条約も含めて確立した定義があり、海賊という行為を行う者は国に準ずる者でないという定義をしているんで、多分ここは答えやすいんだと思うんです。ところが、盗賊、まあ軍閥と言ってもいいかもしれません、についてはそうした確定し...全文を見る
○浅尾慶一郎君 類型で質問すると、なかなか具体的でないと答えられないというようなお答えを出されるんですが、例えばスーダンのダルフール、今自衛官、隊は行っていません、官が行っていますが、自衛隊をPKOという形で派遣して、ダルフールで反政府組織に対して自衛隊が発砲した場合はどういうこ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 自衛隊が部隊として行っていないのは私も承知しております。しかし、連絡で二名ですか、たしか自衛官が行っているということでありますが、その先、部隊として行った場合にどうなるかということの質問であります。
○浅尾慶一郎君 いわゆるこの話をさせていただくのは、いろんな形で将来、ダルフールにPKOの部隊を派遣することもあり得るかもしれないと、そのときに、今のPKO法に基づく武器使用だとなかなかそういうことは想定できないかもしれませんが、例えば保護する責任という概念に基づいて任務遂行のた...全文を見る
○浅尾慶一郎君 それでは、海賊対策の質問に移らさせていただきたいと思いますが、海上警備行動に携わる自衛官には司法警察権がないと承知しておりますけれども、現行犯逮捕は可能だというふうに認識しておりますが、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾慶一郎君 その逮捕した海賊犯を日本まで移送することは可能ですか。
○浅尾慶一郎君 次に、海上保安官は司法警察権を有するというふうに理解しておりますが、海上警備行動に携わる自衛艦に海上保安官が乗り組んで、その司法警察権を行使することは可能ですか。
○浅尾慶一郎君 時間の関係で文民統制の質問に移らさせていただきたいと思いますが、政府において、これは言葉狩りをするという意味ではありませんけれども、大東亜戦争あるいは支那事変という用語を政府関係者が対外的に使用するということはどのように考えておりますか。
○浅尾慶一郎君 一般に政府として使用しないという言葉であります。また、支那事変という言葉も一般には使わないということでありますが、お配りいたしました「鵬友」の平成十八年三月号、これは田母神さんの後任の航空幕僚長になりました人でありますが、大東亜戦争という言葉を使っております。それ...全文を見る
○浅尾慶一郎君 個人個人ということではなくて、この「陸戦学会」は先ほど申し上げました自衛隊富士学校の教科書として使われているということでありますので、一般に政府が使わない言葉を教科書として「陸戦学会」が使っていると。そのことが、私の質問の趣旨は、政府が一般に使わないものと自衛隊の...全文を見る
○浅尾慶一郎君 時間になりましたので、繰り返しになりますけれども、言葉が悪いとかいいとかということではなくて、それは統一をした方がいいんではないかと。もし政府として使わない言葉であれば自衛隊の中でも使わない方がいいんではないかと。そうでなければその言葉を使えるように、先ほどおっし...全文を見る
12月16日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○理事(浅尾慶一郎君) 速記止めてください。    〔速記中止〕
○理事(浅尾慶一郎君) 速記起こしてください。