浅尾慶一郎

あさおけいいちろう



当選回数回

浅尾慶一郎の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  質問に入る前に、総理、一言ちょっと伺いたいんですが、あす、この熟議の国会の中で初めての党首討論ということでありまして、この党首討論は、衆議院あるいは参議院いずれかの院で十名以上の国会議員を擁する会派の代表が党首討論に臨むというふうにな...全文を見る
○浅尾委員 ありがとうございます。  それでは、きょうの税、社会保障、マニフェストについて、質問に移らせていただきたいと思います。  実は私も、この三つのマニフェスト、四年前の参議院選挙のマニフェスト、おととしの衆議院選挙のマニフェスト、そして去年の参議院選挙のマニフェスト、...全文を見る
○浅尾委員 実は、一元化そのものはそんなに難しくないんです。二つのことをやれば一元化はできます。  一つは、いわゆる共通番号制度をつくる、所得を把握する。そしてもう一つは、後ほど議論させていただきますけれども、内国歳入庁というようなことで、旧社会保険庁と国税庁の機能を一緒にすれ...全文を見る
○浅尾委員 選挙で、政権をとるまで三回少なくとも一元化を掲げた。国民年金については後ほど議論させていただきますが、被用者年金だけとってもこれだけ不公平がある。その不公平を是正するために、政権をとって一年半の間に、具体的にどういうことをされたんですか。
○浅尾委員 少なくとも、ここの一元化については意思さえあればできるんです。その意思を示していない。いろいろなことを話したといっても、マニフェストで、少なくとも三回の国政選挙で一元化すると言っている。国民年金については後ほど議論しますが、被用者年金については意思さえ示せばそれができ...全文を見る
○浅尾委員 法人は保険料を納める義務があります。ところが、実は、厚生労働省が所管している昔の社会保険庁は、全国の法人数のデータを持っていません。国税庁は持っていますね。全国に三百万法人があって、申告しているのが大体約二百七十五万という数字ですけれども、そういう数字で間違いありませ...全文を見る
○浅尾委員 実は、厚生労働省に数字を聞いたら、法人数は持っていないと。持っているのは、法人というのは、本支店、支店がありますけれども、そういうのも合算した事業所の数はある、この事業所の数で厚生労働省が把握している数字は百七十五万と。つまり、大きな会社だといろいろな事業所があるけれ...全文を見る
○浅尾委員 テレビをごらんになっておられる方は言葉だけですとちょっとわかりづらいかもしれませんが、大きな会社を想像していただきますと、少なくとも、工場とかがあって、十ぐらい事業所がある、そういうものも平均して百七十五万ということは、厚生労働省が把握している法人の数は、恐らく、国税...全文を見る
○浅尾委員 改革はとるべき方向だと認識されていますという御答弁でした。  一方で、先ほど来申し上げていますように、政権をとられたのは一年半前です。では、この間で、歳入庁をつくるために何がネックになって、選挙で約束したわけですから、選挙の約束を守る、別にマニフェスト違反をするわけ...全文を見る
○浅尾委員 今の答弁ですと、番号制が導入されないと旧社会保険庁と国税庁の統合はできないということなんですが、私は、番号制と今の例えば事業所の数を把握するというのはまた別の話であって、これは全部被用者の中での話ですから、答弁になっていないんじゃないか。  その被用者の中での話で何...全文を見る
○浅尾委員 それでは、番号制について伺わせていただきたいと思いますが、これは、政権をとられてから具体的にどれぐらいの頻度で進めておられて、そして、どういうことになっているのか。  この共通番号制というのもマニフェストの中にしっかりとうたっておられるわけですね、それを導入するとい...全文を見る
○浅尾委員 マニフェストで言われたわけですから、検討する要素というのは、だって、書いてあるのは、導入すると書いてあるわけですよね。その何を検討されるんですかね。
○浅尾委員 今の大臣の答弁ですけれども、税と社会保障というふうにおっしゃいましたが、マニフェストには「税と社会保障制度共通の番号制度を導入する。」というふうに書かれているわけですから、少なくともそのことについて検討するというのは論理矛盾になると思いますが、いかがですか。
○浅尾委員 問題は、私はスピード感だと思うんですよ。  政権をとられて、年金の一元化ということは、少なくとも三回それを訴えられた。しかし、全然進んでいない。ましてや、この間の菅総理の答弁では、一元化が難しいという話でした。  ただし、この番号制度を導入し、先ほど話が出ましたよ...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○浅尾委員 本日は、菅内閣の基本姿勢ということでありますので、冒頭、この間、菅総理大臣がおっしゃってきたことについて、ちょっと通告はしておりませんけれども、わかりやすい話でありますので、質問をさせていただきたいと思います。  民主党は、マニフェストで国家公務員人件費二割カットと...全文を見る
○浅尾委員 自主的に返納するということですから、すぐにでもできると思いますので、それはさっさとおやりいただきたいということを申し上げたいと思います。  それでは、通告をしております質問に移らせていただきたいと思います。  前回の税と社会保障についての集中審議の際にも申し上げさ...全文を見る
○浅尾委員 同じように、これは御答弁をいただかなくても結構でございますけれども、もし違えば御答弁いただきたいと思いますが、健康保険も、別に、国民健康保険から協会けんぽに移ったとしても、一定割合の人が病気になられるということを考えると、国全体としての医療費の支出は変わらないという理...全文を見る
○浅尾委員 つまり、今確認をさせていただいたのは、仮に、厚生年金に未加入の法人に勤めておられる方が、本来の法律に定めているところであれば、すべての法人は厚生年金に加入しなければいけない、これは法律で決まっています。決まっていますが、五千三百八十八万四千人という給与所得者に対して、...全文を見る
○浅尾委員 まず、今おっしゃったところでいうと、先ほど申し上げましたように、この間、私の事務所も国税庁からの調査をいただきました。その中で、源泉徴収をされている者ということでお答えをさせていただきました。短期間のアルバイト、これは御案内のとおり、要するに、所得がそこまで達しないと...全文を見る
○浅尾委員 今のお話ですと、政治の決断ということになってくるのではないかと。私が申し上げているのは、歳入庁はみんなの党としてもつくるべきだという立場でありますが、なかなかこれは、民主党は二年前の衆議院選挙で、歳入庁をつくるということを公約で掲げておりますが、まだ進んでいない。進ん...全文を見る
○浅尾委員 そうだとすると、細川厚生労働大臣から、本当はこれは菅総理が両省庁の上にいらっしゃるから菅総理の決断で、全国の法人の住所と名前だけ厚労省に渡して、厚労省から年金機構に、そのデータを使って未加入法人のところには足を運んで加入してくださいと言えば済む話ですから、それぐらいや...全文を見る
○浅尾委員 帝国データバンクは民間ですよね。国税庁の持っているデータの方がちゃんとしたデータだと思います。しかも、私が申し上げているのは住所と法人名だけ。では、細川大臣、野田財務大臣にぜひ下さいとこの場でおっしゃればいいじゃないですか。
○浅尾委員 申し上げたいということは、先ほどの野田財務大臣の御答弁ですと、厚労省からそういう要求があった段階でそれを出せるか出せないか検討をするということでしたから、繰り返しになりますけれども、全国の法人の住所と名前をぜひ下さいという要求をされるのかどうか、その確認だけしたいと思...全文を見る
○浅尾委員 では、今の議論を踏まえて、菅総理、ぜひ総理大臣としても、財務省にそのデータを厚労省に渡すように指導していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○浅尾委員 時間が参りましたので終えますけれども、歳入庁ができるまでの間、共有できる情報は、当然のことでありますけれども、政府の各省の中で共有していただきますようにお願いをいたしまして、質問を終わります。
○浅尾委員 最後の質疑者でありますので、ぜひ端的にお答えいただきたいと思います。  まず最初に、先ほど、中井委員長の解任決議、本会議で採決をされました。私どもは賛成をさせていただきましたが否決をされましたけれども、民主党の中で会派離脱を表明された十六名のうち十五名がその決議を欠...全文を見る
○浅尾委員 それでは、会計法の少額随意契約、これは集中のところで質疑通告をさせていただいておりますので、その件で少し伺わせていただきたいと思います。  百六十万円以下の契約は随意契約ができるということが法律で決まっています。これは各省ごとに百六十万円ということなんですが、例えば...全文を見る
○浅尾委員 ちなみに、金曜日の段階で、各省ごとの少額随意契約の契約額をお出しくださいという通告をさせていただいておりますが、その数字はございますか。
○浅尾委員 少額といっても、月百六十万円というのは、一般でいうと余り少額じゃないと思うんですね。しかも、これは各省を足していくと結構な金額になる。  先ほども申し上げましたように、例えばクラフトテープなんというのは二三%割高とか、いろいろなものが民間のまとめ買いと比べてかなり割...全文を見る
○浅尾委員 もう一点。総理がよく、企業の内部留保が二百兆円ぐらいあって、それを使えばいいという発言を景気対策の中でされております。  私は企業の内部留保をどう企業が使うかは民間が判断すればいいと思いますが、しかしながら、今お手元に資料を配付させていただいておりますが、政府が株を...全文を見る
○浅尾委員 一つだけ申し上げておきますと、企業が内部留保をふやしているというのは、設備投資もしないし配当もしないということなので、お金を持っているんだったら、設備投資をしないんだったら配当をふやしたらどうかと。それは、配当性向が他の企業と一緒だからいいというのは理屈にならないとい...全文を見る
○浅尾委員 私は、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました政府提案の平成二十三年度予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を説明いたします。  平成二十三年度予算は、民主党政権となって二度目の予算であり、民主党が最初から編成を手がけた初めての予算で...全文を見る
○浅尾委員 私は、みんなの党を代表して、みんなの党提出の編成替え動議に賛成し、政府提出の平成二十三年度予算三案に対し、反対の討論を行います。  平成二十三年度予算の中身を見ると、二〇〇九年の民主党マニフェストで約束した二百兆円を超える国の総予算の組み替えによる財源捻出も果たせず...全文を見る
03月25日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○浅尾委員 冒頭、私からも、このたびの東北太平洋沖地震の被災者の皆様方に心から、亡くなられた方には御冥福をお祈りいたしまして、また、お見舞いを申し上げて、質問を始めさせていただきたいと思います。  まず初めに、今回の内閣府設置法の一部を改正する法律案につきまして、もう既にさまざ...全文を見る
○浅尾委員 ありがとうございます。  確かに、税源移譲については、先ほどもお話がございましたように、税源が比較的薄いというふうに申し上げた方がいいかもしれませんが、そういうところには移譲されてもなかなか難しいというのは、そのとおりかもしれません。  しかしながら、例えば、既存...全文を見る
○浅尾委員 おっしゃるように、本質的には、税を集めた自治体が税を使うというのが一番緊張関係も出ますし、責任が明確になるということだというふうに思いますので、目指すべき方向性としてはそういうことだと思いますが、すぐには、要するに、税源が豊かなところとそうでないところがあるというのが...全文を見る
○浅尾委員 当面、そういうことであれば、ぜひ基準財政需要の計算式も簡素化して、今おっしゃったようなわなにはまらないようなインセンティブを基準財政需要の計算式の中に入れていくべきなんだろうなというふうに思います。  そのことを申し上げて、次の質問に移らせていただきたいと思います。...全文を見る
○浅尾委員 私どもも、今の大臣と同じように、とても現地だけに、従来の割合で現地に負担させるということを主張するつもりはありませんし、それは無理だと思いますし、そうすべきでないと思います。  その上で、今回被災に遭った自治体の中でも財政力の格差というのがあるでしょうし、東北地方の...全文を見る
○浅尾委員 終わります。
04月13日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  最初に、福島第一原発の件について、幾つか技術的なこと、そして政策的なことを伺っていきたいと思います。  昨日、レベル5からレベル7に引き上げたということでありますが、まず、このことについての事実関係も含めた確認をさせていただきたいと...全文を見る
○浅尾委員 これは現在の事象についての話ですけれども、内閣委員会ということで、行政のあり方ということも考えますと、では、原子力保安院がどういう役割を果たしているのかなと。要するに、原子力安全基盤機構が数値を出しているのであれば、もう一つ屋上にいる意味というのがどういうところにある...全文を見る
○浅尾委員 この機構のあり方については、また別途やります。  次に、原子力安全委員会は六十三万テラベクレルという数字になっています。これは、要するに独自にデータを集めている。つまりは、原子力保安院の方は、原子力安全基盤機構が東京電力から生の数値をもらってそれを解析した、原子力安...全文を見る
○浅尾委員 これは、まずは科学技術の専門家に伺った方がいいのかもしれませんが、後で官房長官にも伺います。  テラというと片仮名ですけれども、京という数字なんですね。兆の上の京という数字で、その京という単位において倍近く違っているということが、普通の素人からすると、どっちの数字が...全文を見る
○浅尾委員 官房長官に伺う前に、もう一点、事実関係を聞いておきたいと思います。  この三十七万とか六十三万という数字は、何もきのうとかおとといに出てきたわけではなくて、少し前にはわかっていたということだと思いますが、それをきのうの段階で保安院として発表した理由は、どういう理由で...全文を見る
○浅尾委員 事実関係はそういうことだと思いますが、多分、二つ、一般の国民あるいは海外からも不安に思われることがあるんだと思います。  一つは、レベル5と言っていたのがレベル7だったと。要するに、悪かったのが少し下がるというのであれば印象としていいのですが、少し低い数字が上がると...全文を見る
○浅尾委員 一点だけ、最後に事務方に伺います。  六十三万という高い方の数字は外部で集積されたものからの推測、低い方は原子炉の状態からの推測ということなんですが、外部で積算されたものの方が高いということは、そもそも原子炉の状態が本当に見ているとおりなのかどうかという疑問を生じさ...全文を見る
○浅尾委員 聞いても同じなので。  国民に安心していただくためには、原子炉の状態は推測値が違うけれども大丈夫だというようなことをできれば説明していただいた方がよかったんじゃないかなというふうに思います。そのことを指摘だけさせていただきます。  それで、原子力安全委員会の担当大...全文を見る
○浅尾委員 では、次の質問に移らせていただきます。  自主避難というのがございました。二十キロ—三十キロの間の方は屋内退避あるいは自主避難ということになっておりましたけれども、これを今度、計画的避難区域と緊急時避難準備地域に定めたというふうに発表がありましたが、この発表そのもの...全文を見る
○浅尾委員 ですから、今、四段階、何にも避難しなくていいところも含めると五種類の地域があるということになりますが、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾委員 五つと言ったのは、二十キロから三十キロの中でも、計画的避難区域にもならず緊急時避難準備地域にもなっていないところがあって、そこは引き続き屋内退避だという理解ですけれども、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾委員 なぜこういうことをいろいろと聞いているかというと、まず、自主避難地域には、一時期、物資がなかなか入らないという問題もありました。あるいは、屋内退避だと言われて、では、どっちなんだということで、かなり住民の皆さんが混乱をされたということもありましたので、そうすると、今度...全文を見る
○浅尾委員 そこから次の質問に移ってまいります。  きょうは池口副大臣にもお越しいただいておりますけれども、まず、自主避難であったところになかなか物資が入らなかった。物資が入らないところについて、きのう、国土交通省からのレクでは、三十キロ地点に物資を置いてそこから自衛隊に運んで...全文を見る
○浅尾委員 事実関係の説明は池口副大臣のとおりかもしれませんが、形として、県の知事さん、あるいは市長さんが民間の事業者にお願いをする、依頼をするという形よりも、法律がありますから、その法律に基づいてやっていただく、その結果の責任は国がとりますという方がより安心度が高いのではないか...全文を見る
○浅尾委員 片山大臣に来ていただいておりますのは、大規模な災害、大規模でなくてもそうかもしれませんが、災害のときに実際に陣頭指揮を現場でとられるのは市長さんであり知事さんということになると思いますが、この道路運送法によりますと、その輸送命令が出せるのは大臣ということになっています...全文を見る
○浅尾委員 多分、私もそうだと思います。もっと言うと、例えば、どこにバス停を置くのかといったようなことも含めて、一番わかっているのは市長さんであり知事さんですから、平時からある程度、権限を持っている、その信頼関係の上で、いざというときの責任は市長あるいは知事がとる、あるいは行政と...全文を見る
○浅尾委員 終わります。
○浅尾委員 平成二十三年度の第一次補正予算がこれから議論されることになろうということでありますけれども、その第一次補正予算はもちろん震災復興ということでありますけれども、それと関連して税の議論も出てくるということで、与謝野大臣に幾つか伺っていきたいと思います。  まず、政府とし...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、震災からの経済的な影響がそう長くならずに、その後の復興によって力強く回復してもらいたいと私自身も願う一人でありますけれども、多分、震災からの回復のためのボトルネックといいますかネックは、一つは、その地域でつくられている部品がどう回復するかということ。東北地方でつ...全文を見る
○浅尾委員 今の一番最後に御答弁いただいたことについてちょっと確認をさせていただきたいんですが、大臣としては、この震災ということがあってもなくてもという言い方がいいのかどうかは別として、二十三年度中に、法律に書いてあるので、その準備をしたい、していく覚悟だということですか。  ...全文を見る
○浅尾委員 確認ですが、確かに法律にはそう書いてありますね。ただし、政治はもちろん、法律はその当時予見していなかったことも踏まえて動いていかなければいけない。当時、まさにこんな大きな震災があるということを予見していなかったわけですけれども、震災があっても、法律に書いてあるとおり、...全文を見る
○浅尾委員 終わります。
04月15日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  私の方から幾つか大臣に伺わせていただきたいと思います。  まず、我が国の犯罪収益の移転の実態ということで、時系列の比較、この数年ふえているのか減っているのかということと、国際的に見てどうなのかということについて、端的に伺いたいと思い...全文を見る
○浅尾委員 では、時系列で、例えば預貯金の不正譲渡で検挙した件数というのを、通告してあると思いますけれども、お答えいただけますか。
○浅尾委員 平成二十二年が八百件ということですが、前の年と比べてふえているのか減っているのか、件数で教えていただければと思います。
○浅尾委員 二十一、二十二年という二年間ということよりも、できれば五年ぐらいの単位でどう動いているかということがわかると、検挙件数ですから、その数字を読み上げていただければと思います。
○浅尾委員 検挙件数が五年前と比べると大分ふえているということは、捜査の体制が整ったというふうに考えるのか、犯罪がふえたからと考えるのか、その分析はなかなかわからないと思いますけれども、事実としてふえてきているということはわかりました。  次に、この法律について、犯罪収益移転防...全文を見る
○浅尾委員 多分、取り締まるべきは犯罪者であって、創意工夫をもって新たな事業をする人一般をその中で取り締まるというか、それに入れてしまうと、またそれはそれで副作用があるということだろうと思います。そこは何らかの形で工夫をしながらやっていただけると、まあ工夫というのはなかなか難しい...全文を見る
○浅尾委員 それでは、最後の質問に移りたいと思います。  これは法律論の話になりますが、この犯罪収益移転防止法の中で、法律の網がかかっている法人として日本銀行というものが、法律の網ではかかっています。しかし、一方で、十四条第四項で、立入検査は日銀は対象になっていないということで...全文を見る
○浅尾委員 この第二条の中の「特定事業者」に、明確に「振替機関とみなされる日本銀行を含む。」というふうに入っています。  そういうふうに入れるのであれば、それが実際に特定事業者としてとるべきことをやっているのかどうかという検査をすること自体は何ら日銀の独立性を害するものではない...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  通告していないんですが、今の塩川さんの話を伺っていて、ちょっと大臣の御認識を伺いたいなと思ったことが一つあります。  PFIというのは、そのメリットが二つあります。一つは、資金が大変逼迫している現在の国、地方において、当座の資金が小...全文を見る
○浅尾委員 今の話をもう一度別の角度から申し上げますと、普通に考えると、民間がやる場合には利益を上げなきゃいけない。なおかつ、民間が資金調達をして何か建物を建てた例でいいますと、国が調達するよりもコストはかかるわけですね。にもかかわらず民間の方が安くできるというのは、官が発注した...全文を見る
○浅尾委員 それでは、通告してある方の質問に移らせていただきたいと思います。  これは、行政刷新担当の大臣をされる前という数字になりますから、ふえていても全然お仕事の評価には関係ないという理解ですけれども、我が国のPFI事業の実態とその評価ということで、過去五年間の件数と事業費...全文を見る
○浅尾委員 それでは、次の質問に移ります。  PFI対象施設が拡大されております。本改正では、賃貸住宅、船舶、航空機、人工衛星等が追加されておりますけれども、こうした分野を対象としたことについての合理性そして適合性というのはどのように検証をされたのでしょうか。
○浅尾委員 では、次の質問に移ります。  今回、民間事業者の提案制度というものが入れられるということで、これは一つの大きな前進だと私自身は思いますが、同時に、当然、民間ですから利益を考える。その民間が考える利益というものが、その裏側に、公が求めていることとどの程度ずれがあるかと...全文を見る
○浅尾委員 今の点で、具体例を今御答弁を聞きながらちょっと考えてみたんですけれども、例えば、ある市の市長さんが、財政的な制約はあります、しかしいろいろな選挙公約をやっていると。では、PFIをいっぱいやって公約を充実させた結果、将来への負担が残るということは考えられるのかなというふ...全文を見る
○浅尾委員 もう一点、民間事業者が提案をした場合に、その提案内容が他の人に漏れないようにするということについてはどういう手だてがあるんでしょうか。
○浅尾委員 時間の関係で最後の質問になりますけれども、このPFI事業の今後の課題ということを少し伺いたいと思います。  今の質問の一個前の質疑の中でもさせていただきましたが、恐らく後年度にわたっての行政側の負債になるわけですよね。それを要するに各行政がしっかりとバランスシートに...全文を見る
○浅尾委員 終わります。
05月25日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○浅尾委員 想定外という言葉が随分とマスコミ等々でも報じられておりますし、官房長官も何回か想定外という言葉を使ってマスコミに対する会見で答えておられるというふうに認識をいたしておりますが、四月十日に、正確な日にちまでは覚えておられなくても結構ですけれども、東京にいられる外国のメデ...全文を見る
○浅尾委員 ここに、そのときに会見に応じられた対象の一社でありますニューヨーク・タイムズの記事があります。ニューヨーク・タイムズの記事ですけれども、記者会見自身は日本語でやっておられますよね、官房長官。
○浅尾委員 当然、通訳が入ってやられたんだろうというふうに思いますが、ニューヨーク・タイムズの記事を読みますと、これは記事は英語で書いてあるんですけれども、要するに、日本の政府の規制当局や東京電力が、この第一原発が非常に津波に対して弱いのではないかということに対して、官房長官が、...全文を見る
○浅尾委員 これは実はかなり重要な話でありまして、今後、賠償の議論をしていく中で、原子力賠償責任法は、御案内のとおり、第三条に「ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない。」と規定されております。  海外等のメディアにおい...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、その原稿というか、官邸側で持っている、日本語でお答えになられた部分についてお出しいただきますようにお願いしたいと思います。  後段の方が大事だと思いますが、後段というのは、国会で指摘をされながら想定をしていなかったと。これは、実は、当然、事業者である東京電力は...全文を見る
○浅尾委員 まず、今の話の中で、原子力賠償責任法の三条ただし書きを使うか使わないかの当面の解釈は政府の側にあると。そのとおりだと思います。ですから、最終的にはそれが裁判所の中に持ち込まれる可能性というのは否定はできないわけでありますけれども、その解釈は政府の側でできるというのは、...全文を見る
○浅尾委員 私の質問の仕方が悪かったのかもしれませんが、私は、政府としてどう責任をとられるのかと。多分、今のは政府としてどう対策を打つかという答弁だと思います。  もう少し具体的にお話しした方がわかりやすいかもしれませんが、責任のとり方はいろいろあると思います。東京電力の社長は...全文を見る
○浅尾委員 一般論としては、人事だから今申し上げるべきではないというのはよくわかります。しかしながら、政府として責任があるということをはっきりと言っておられて、政府の中で、まさに責任の当事者について申し上げるべきではないということについては、責任を具体的にどうとるか。  先ほど...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、国民にもわかりやすい形で政府としての責任ということをとらえていただくようにお願いして、私の質問を終わりたいと思います。
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○浅尾委員 まず総理に、原子力発電所の事故の責任について伺いたいと思いますが、私は、被災者に対しては、国と東京電力が連帯して責任を負うといった姿勢を示した方がはるかに被災者が安心できるというふうに思います。  しかしながら、どうも今までの答弁を伺っておりますと、一義的には東京電...全文を見る
○浅尾委員 責任ということになりますと、先般の内閣委員会で枝野官房長官にも質問をさせていただきました。  今般、枝野官房長官名で各省の幹部人事については凍結をする、しかしながら、経済産業省の事務次官は、まさに福島第一原発に対する津波が五メートルの高さで十分だということを決めたと...全文を見る
○浅尾委員 私は、今回の事故のときの津波の高さの基準を認めたということに原因があるということでありますから、その何代か後の経済産業大臣としてやめられるということであれば、それはそれで結構でありますけれども、その決めた当時の責任者については何ら責任がないというふうにおっしゃっている...全文を見る
○浅尾委員 心血を注いでおられる方が、まさにその責任者が自分が責任があってやめられるということで、今回の津波が原因だとするならば、その前のときの人が責任がないというのは私は矛盾があると思いますが、そのことを指摘させていただいて、次の質問に移りたいと思います。  きょうも話題にな...全文を見る
○浅尾委員 次に、福島第一原発の状況について保安院に伺っていきたいと思います。  私、今回、きょうも話題になりました海水注入も含めて、冷やすということは大事だと思いますが、同時に、メルトダウンをしているという中にあって、投入された水の量と現在把握している水の量が差があるというこ...全文を見る
○浅尾委員 当然、これは原子炉を冷やすために入れているわけでありますし、メルトダウンがあるということでありますから、放射性物質を含んだものがその水の中に溶け出しているということになると思いますけれども、この四千二百七十トンの水が、これは安全委員会に聞いた方がいいんでしょうか、政府...全文を見る
○浅尾委員 まず、ちょっと誤解がないように申し上げておきますと、原子炉にもともとあった水というのは二百七十トンなんですね。四千二百七十トンがすべて蒸発して消えるほどの熱量、エネルギーがその場にあるとは私はとても思えないわけであります。  私が伺ったのは、仮に高濃度のそういう水が...全文を見る
○浅尾委員 御質問にお答えいただけないようなので、ちょっと角度を変えて申し上げますけれども、今まで、注水した水を政府として把握をし、そして、現在そこにある水の量との差についてモニタリングはしてきたんですか。
○浅尾委員 なかなか御質問にお答えいただけないんですが、簡単な足し算、引き算なんですね。  これは、きのう資料請求して、すぐこの場でわかる計算でありますから、そういうことについてちゃんと計算をし、そして、こういう事故があったときには、できるだけ早く、いろいろな危険性について間違...全文を見る
○浅尾委員 その調べる主体というのは、実はきのう、いろいろとレクをするに当たって、政府が一義的に責任というふうにおっしゃっておりますけれども、基本的には東京電力の現地の方がやっておられるということなので、私はもっと政府が主体的に現地で調べるべきだと思いますけれども、そういう体制を...全文を見る
○浅尾委員 モニタリングという間接的なことを申し上げているわけではなくて、仮に四千二百七十トンもの、かなりの確度で高濃度で汚染されている水がどこにあるかわからないということであれば、それをしっかりと把握し、それが外に漏れ出ないようにする責任は政府にあるのではないですかということを...全文を見る
○浅尾委員 では、総理に伺いますけれども、今、私どもにもという、「も」という言葉を使っておられました。私、冒頭申し上げましたように、この件については、少なくとも被災者に対しては、東京電力ではなくて政府が責任を持ってやります、賠償も含めてやりますというふうにおっしゃっていただいた方...全文を見る
○浅尾委員 実態上、東京電力の現地の方が、あるいはその協力会社の方も含めてやっておられる。私は、現地の方が一生懸命やっておられることに対しては、敬意を表します。そのことを否定しているわけではなくて、責任をどっちがとるのかということを申し上げているわけでありまして、どうも、なかなか...全文を見る
○浅尾委員 海江田大臣は経済の専門家ですから、電気料収入の少ないところで同じ枠組みをしたら、それはうまく回らないということはよく御存じの上でお答えになっておられるというふうに思います。  では、総理に伺いますけれども、いろいろなことを今までおっしゃっておられます。おっしゃってお...全文を見る
○浅尾委員 時間が参りましたので終わりますけれども、ぜひ被災者に対しては政府が責任を持つという姿勢を示していただきたいと思います。
06月15日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  この法案は、議員による修正がなされております。この修正案については議員立法という形になりますけれども、ここでの論議が立法者の意図ということになりますので、修正案について、その立法者の意図を明確にさせていただく上で、幾つか質問をさせてい...全文を見る
○浅尾委員 そういたしますと、今後、この障害者基本法の改正に伴う関係法令の改正が行われる段階で、よりきめ細かく、一人一人が尊重される共生社会が実現されるという意味で入れられたということでよろしいでしょうか。
○浅尾委員 次に、今回、修正案では、精神障害の後に、括弧つきで発達障害が含まれるようになりました。  この発達障害は、現段階で、いわゆる障害者として認定がなされるものと、なかなかその認定が難しいものとがありますが、括弧つきで発達障害が入れられたことによって、その範囲が広がること...全文を見る
○浅尾委員 そういたしますと、立法者の意思としては、書いていないことを長々聞いてもしようがないんでしょうけれども、現段階では、精神障害の中に発達障害を確認の意味で含めるという趣旨で入れたという理解でよろしいでしょうか。
○浅尾委員 将来的には、他の関係する法律においても、この発達障害、現状そこを法律でカバーしていない部分もあろうかと思いますから、その議論が出てくるだろうというふうに思いますし、基本法の修正案を立法した立法者の意思としても、その議論を喚起したい意味で入れたということでよろしいですか...全文を見る
○浅尾委員 では、次の質問に移らせていただきたいと思います。  修正案第十六条で、「可能な限りその意向を尊重しなければならない。」というふうにありますが、「可能な限り」というといろいろと幅があろうかと思いますので、もし具体的に例示ができるのであれば、どのようなことを指しているの...全文を見る
○浅尾委員 現場現場でいろいろと考え方があるところもあろうかと思いますので、なかなか具体的な例示が難しいのかなというふうに思いますが、立法者としてはその中で可能な限り尊重するというふうに理解をさせていただきます。  では、最後の質問に移ります。  修正案第二十五条で、それまで...全文を見る
○浅尾委員 確認ですけれども、文化という言葉の中に文化芸術が含まれるだろうけれども、しかしながら、「芸術」ということを入れることによって、今御指摘がありましたような、例えば知的障害がある方がさまざま内面を発露する芸術活動をする、それが社会的にも評価されている、そのことに対して政府...全文を見る
○浅尾委員 確認したいことがすべて確認できましたので、時間より前でありますけれども、質問を終わらせていただきます。
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○浅尾委員 まず冒頭、我が国の電力価格について資料をお配りさせていただいておりますので、そのことに基づいて総理に伺いたいと思います。  OECDの主要各国との電力料金の比較をしますと、日本はやはり相当高い方なんです。特に私が注目いたしましたのは、お隣の韓国との比較でいいますと、...全文を見る
○浅尾委員 ぜひお願いしたいと思います。  今お渡しした数字はドルベースの数字でありますので、為替というのは、そこはもう含んだ数字でありますので、原料ももちろんドルベースでありますので、そのことを申し上げた上で、次の質問に入りたいと思います。  さて、この原子力損害賠償支援機...全文を見る
○浅尾委員 お役所の書かれた答弁を読んでおられるわけでありますけれども、三十七条を見ますと、これは、「次に掲げる者(これらの者であった者を含む。)」というふうに書いてありまして、これが負担をしていくと。この「(これらの者であった者を含む。)」というものの解釈は何かときのう政府の当...全文を見る
○浅尾委員 私の質問はそういうものではなくて、幾つも電力会社はあります、ある電力会社が、この際、原子力発電事業から我が社は撤退をしようということを決めて、そして、では、その使用済み燃料をどこかに持っていこうと。どこかといったら、これは再処理施設のあるところに持っていく以外に今、日...全文を見る
○浅尾委員 要は、原子力発電所をやめようというインセンティブが個別の電力会社に与えられていない法案だということを指摘したわけであります。  次に、菅総理は、私が初めて国会に当選をさせていただいたときに、当時の長銀、日債銀の特別公的管理ということがまさに言われているときの民主党の...全文を見る
○浅尾委員 電力の問題のリスクは、原子力発電所の問題と、あとは大規模停電の問題だと思いますので、そういったことにならないように、しっかりと債務者に対して保護をするという必要性があるだろうという意味で申し上げたわけでございます。  次に、きょうの委員会の中でも議論がございました。...全文を見る
○浅尾委員 今まさに、予測し切れなかったという御発言がございました。実は、予測し切れなかったということは、津波に対する堤防の高さを決めるということにあらわれているわけでありますが、福島第一原発の堤防の高さを決めた当時の保安院の院長、これは以前も海江田大臣に質問をさせていただきまし...全文を見る
○浅尾委員 保安院の院長として、それでいいということじゃなくて、その後それで認めてきたわけでしょう。そのことを申し上げているわけです。
○浅尾委員 では、事実関係を申し上げてまいりますけれども、保安院の院長であったことは間違いございませんね。
○浅尾委員 五メートルでいいということについて、その後も訂正していなかったということは、事実、間違いないわけですよね。
○浅尾委員 時間になりましたので終わりますけれども、現在の事務次官の方が、もし、単なる不作為ということではなくて、ある依頼があったにもかかわらず不作為だったということになれば、それは責任が大きいということを申し上げて、質問を終えたいと思います。
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  きょうは、震災からの復興について、増税によらずにやっていくべきだ、まずは自分たちの身を切る立場で、具体的な提案をさせていただきたいと思いますので、ぜひ前向きな答弁をお願い申し上げたいと思います。  その具体的な提案の中で一つだけ、き...全文を見る
○浅尾委員 いろいろ言っておられますけれども、具体的にこれから少しずつ提案をしていきたいと思います。  我々は、まず議員歳費も削減だということを申し上げております。その上で、きょうは、いただいた資料を見て私もびっくりしたんですが、今年度、平成二十三年度の予算ベースで国家公務員の...全文を見る
○浅尾委員 まず、自衛官は国家公務員の六割も占めません。三分の一ぐらいです。そこは事実として申し上げておきたいと思いますし、先ほど申し上げましたように、自衛官が安くなっているのは、任期つきの自衛官ということで、要するに定年まで勤める人が少ないから安くなっているという事実なので、こ...全文を見る
○浅尾委員 この職域加算というのが、二割、厚生年金の二階建てを押し上げているんです。それは事実ですから、そこはまず認めていただきたいと思います。  では、職域加算がなぜあるか。労働権の制約というのは実はうそでありまして、労働基本権の制約は人事院がその代替をしているので、これはそ...全文を見る
○浅尾委員 官民格差を是正するというか、官民格差を増長する制度だと私は思いますけれども、その理由を申し上げます。  今、二枚目のパネルで出しておりますけれども、民間と公務員の退職金、表面的に見ると、これは随分、同じように見えるんですね。二千九百八十万円、国家公務員二千九百六十万...全文を見る
○浅尾委員 職域加算分が入っているというふうにおっしゃいますけれども、実額でいえば、さっき申し上げた、これだけ差がある。なおかつ、二十年以上の勤務をしている人と比較しても、厚生年金は月額十一万七千百二十七円、共済年金は十六万二千八百三十六円と大きな違いがあるわけですよ。ですから、...全文を見る
○浅尾委員 質問に対する答えとしてよくわからないんですが、見ておられる国民の皆さんもよくわからないと思います。  要は、特別昇給という制度がかつてあって、これは六年に一回か七年に一回、従来の倍、全員が、全員というか持ち回りで昇給していたのを変えたからその原資があるということなの...全文を見る
11月10日第179回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○浅尾委員 総理に伺います。  当然のことでありますけれども、内閣がかわっても、あるいは政権がかわっても、閣議決定というものは、これを改廃しない限りは効力は残るというふうに私は理解しています。たまたま、委員長が拉致対策担当であったときに、拉致対策本部を改廃という形でやられました...全文を見る
○浅尾委員 ここに平成十八年四月二十八日の閣議決定がございます。この中身というのは何かといいますと、被用者年金、厚生年金と共済年金を一元化するということが書いてありまして、この閣議決定を読みますと、例えば、厚生年金にはない職域部分、これは平成二十二年には廃止するということが書いて...全文を見る
○浅尾委員 はっきりと平成二十二年中に職域加算をなくすと書いてあるんですよ。だから閣議決定は守られていないんです。だったら閣議決定をやり直すというのが正しい手順じゃないですかということを申し上げているわけでありまして、委員長が大臣のときはそれをやり直しているわけです。  では、...全文を見る
○浅尾委員 ということは、この閣議決定は守られていないけれどもそのまま生きているという理解でいいんですか。  閣議決定は守らなきゃいけないということですよね、さっきおっしゃったように。守られていないんだったら、直ちにつくっているからということで答えるべきじゃないですか。
○浅尾委員 ですから、私の質問は、廃止すると書いてあって廃止できていないんだから、少なくともそこを閣議決定で書きかえるというのは当たり前じゃないですか、できていないんですから。  では、総理、守れなかったことについてどういうふうに思われますか。
○浅尾委員 何かストレートにお答えいただいていないですね。職域加算は廃止すると書いてあります。  もっと言うと、現状、努力というか、その法案はまだ全然出ていないじゃないですか。もともと法案があるんですよ、平成十九年に出したこういう法案が。これをこのまま出せば済む話を、出していな...全文を見る
○浅尾委員 私が伺いたかったのは、閣議決定が守られなかったことを現総理大臣としてどう思われるかということの意見ですが、お答えいただけないと思いますので、そこは結構です。  その上で、今、積立金のお話を厚労大臣はされましたけれども、例えば国鉄の年金の場合は、厚生年金に移換したとき...全文を見る
○浅尾委員 いや、私が申し上げたのは、足りない場合は民間から出してもらっている、国鉄なんかそうじゃないですか。余っている場合は、山分けというのはおかしいんじゃないかということを申し上げているわけであります。しかも、二十兆というお金があります。その二十兆というのは、厚生年金を超えて...全文を見る
○浅尾委員 私の質問の趣旨は、法律がない状況であるとすれば、早く出した方がいいんじゃないですかと。いつ出すんですか、その法律。
○浅尾委員 これは、この国会に出さないとどういうことになるかというと、運用三号の通知がなくなった結果、今の空期間が認められない人は減額される、場合によっては年金をもらえない。一方で、運用三号で救われた方はその分も含めていただいている。今後、法律が出てくれば減額をされますけれども、...全文を見る
○浅尾委員 その中身については、今申し上げました、支給された分についてはどうするかとか、いろいろな問題はあるでしょう。それについては国会に出した中で議論をしていけばいいということだと思います。  今御答弁いただきましたけれども、総理としても、閣議決定の改廃の話とか、法律がないよ...全文を見る
○浅尾委員 終わります。
○浅尾委員 私は、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十三年度第三次補正予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その趣旨を説明いたします。  東日本大震災は、自然災害に原発事故が重なった人類史上初の災害であり、非常事態との認識のもと、従...全文を見る