浅尾慶一郎

あさおけいいちろう



当選回数回

浅尾慶一郎の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○浅尾委員 時間が短いので、基本的に一問だけになりますけれども、エネルギー外交について質問をさせていただきたいと思います。  まず、野田総理の施政方針演説の中に、エネルギーについて一段落ぐらい触れておられるんですが、その中で一点だけ、私ちょっと違和感を持ったところがありまして、...全文を見る
○浅尾委員 私の問題意識は、実際にはガスと原油というものは最終の需要というのが違うんですね。原油の最終需要というのはいろいろなものがあるんです。プラスチックになったり、あるいはガソリンとして車を動かしたりというような形で、いろいろな形で使える。多分一番多い需要は、ガソリンとして車...全文を見る
○浅尾委員 特にことしの夏、電力が大変厳しい状況になるという中で、電力の値上げを防ぐという観点からも、ぜひそういう問題意識を持っていただきたいと思います。  その中で、今申し上げましたように、日本の価格というのは原油に連動しておりますけれども、アメリカ、北米で最初にこの輸出許可...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、政府もバックアップをして、共同購入をすれば、我が国が輸入している量というのは相当の量になるはずですから、それはお願いしたいと思います。  同時に、今の電力の価格決定のメカニズムで、燃料費が上がると電力代金が上がるというところを、努力して安い燃料を入れた場合は企...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、それは検討していただきたいと思うんですね。  というのは、これは別に御答弁いただかなくても結構ですが、オバマ大統領が、三十七基だったと思いますが、原子力発電所の建設の許可を出しておりますが、実は進んでいません。  進んでいない理由というのは、別に福島のことを...全文を見る
○浅尾委員 時間になりますので終えますけれども、ぜひ価格面も、北米で安い値段のガスが出ている、そういうものを輸入する手だてをとりながら、その延長線上でロシアとの外交も進めていただきますようにお願いを申し上げまして、質問を終えさせていただきたいと思います。
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○浅尾委員 私の方は、税と社会保障改革について、社会保障を中心に質問させていただきたいと思います。  まず、先日の代表質問で、累次の御答弁でもありましたけれども、いわゆる年金の一元化をしても、答弁のところを読み上げますと、二〇一五年度の段階において、現行制度による場合と比較して...全文を見る
○浅尾委員 ちょっと私、よく理解できないんですね。  つまり、今は保険料を、学生さんも、免除になっておられる方もいらっしゃいますけれども、自営業者の奥さんで働いていない方、収入がない方は払っておられます。そういう方たちは保険料を払わなくていいわけですね、基礎年金の。  しかも...全文を見る
○浅尾委員 ちょっとよくわからないですね。  どのように制度設計されるかによるというんですけれども、では、保険料を払わなくていい人が出るんじゃないですか。出ないんですか。
○浅尾委員 なぜ高い人は高くなるんですか。
○浅尾委員 報酬比例年金は、報酬に比例して払う。ということは、例えば厚生年金、今、報酬比例になっていないですね。千九百九十二万円を超える報酬には保険料がかからないですね。それを変えるんですか。
○浅尾委員 そんなに難しいことを言っているつもりはないんですよ。ですから、今、国民年金の少なくとも保険料を払っておられる方、いわゆる基礎年金部分については保険料が入らなくなるんじゃないですかと。そういう設計でしょう。基礎年金部分のうちで税でない部分、二分の一税でやるとしても、半分...全文を見る
○浅尾委員 ですから、私が申し上げているのは、代表質問で、野田総理の答弁を読み上げますよ。二〇一五年度の段階において、現行制度による場合と比較して大きな追加財源が必要になるものではないというふうに言っておられるので、制度設計によってはあるかもしれないといったら、この答弁自体がうそ...全文を見る
○浅尾委員 よくわからないんですね。だって、保険料を払わなくてよくなる人がいるのは認めておられるわけでしょう。国民年金の保険料の収入がなくなるわけじゃないですか。ですから、この分だけの保険料がなくなるといったら、どこかでふやさない限りはその分のお金がなくなるんじゃないですか。 ...全文を見る
○浅尾委員 ということは、例えば厚生年金の保険料、今、上限があるということを申し上げました。これは、試算で、厚生年金の保険料の上限を取っ払うと二兆一千億円ぐらいふえるんですよ、収入は。でも、それは、そういうことをやると決めたのかどうか。決めていないけれども、保険料を払わない人が出...全文を見る
○浅尾委員 国民年金だけの世界で考えてみましょうか。  そうすると、国民年金の中で定額で払っていられるということは、所得の低い方からすると、これは逆進的なんですよ、今の制度というのは。その国民年金の世界の方に、制度設計次第によっては今よりも多く負担していただくということで、ちゃ...全文を見る
○浅尾委員 では、別の角度から聞きますよ。  そうしたら、現行制度による場合と比較して大きな追加財源が必要になるものではないと思われるぐらいに言わないと、うそになるじゃないですか、計算していないんだから。
○浅尾委員 では、これは時間がなくなりますから委員長にお願いしますけれども、いわゆる現行制度で言われている基礎年金部分の保険料収入が、特に国民年金の定額の部分がなくなるわけですから、その試算と、そうでない、国民年金に加入している方の分の、ふえる部分の数字を出していただきたいと思い...全文を見る
○浅尾委員 次の質問に移らせていただきたいと思いますが、一方で、民主党はマニフェストで、歳入庁をつくるということでありました。  これも、マニフェスト二〇〇九では、年金保険料の問題に取り組むとの観点から、社会保険庁と国税庁を統合して歳入庁を創設するとしておりましたが、二〇一〇年...全文を見る
○浅尾委員 実は、この歳入庁というものの最大のメリットは、今パネルに出しましたけれども、国税庁というのは全国に一体どれぐらいの法人があるかという情報を全部持っているんです。なぜ持っているかというと、法務局に登記した情報が全て国税庁に行っているので、その情報を持っている。  結果...全文を見る
○浅尾委員 今の岡田大臣の答弁は一つ問題があると私は思います。財政的にたえられるかどうかという話と、じゃ、法律違反を大臣として放置していいかどうかという話は、別の次元の話なんじゃないかなと。  つまりは、加入する義務もありますし、今でも、日本年金機構は職権で加入を命じられるんで...全文を見る
○浅尾委員 実は、会社が税務署に申告するときに、五百万円以上については、いわゆる個人の住民票のデータも含めて税務署に出します。五百万円以下の人については何人という人数を出しますが、それは月額報酬八万八千円以上の人ということになっています。そして、厚生年金の対象というのは九万八千円...全文を見る
○浅尾委員 もう一点だけ指摘をさせていただきたいと思いますが、これは指摘だけで御答弁は結構ですけれども、歳入庁をつくったときに、実は、企業側は大変な行政サービスの向上になります。三カ所に納付していたのが一カ所になるということで、非常に書類も減るという面でメリットがあるということだ...全文を見る
○浅尾委員 それで、今回、消費税増税ということを野田政権としてはおっしゃる。そういう中にあって、民間と比べて倍の雇用者報酬というところに私はやはりメスを入れていくべきだろうと。我々としては、二割削減ということを言っております。  その中で、一つ、被用者年金の一元化ということを考...全文を見る
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  きょうは、きょうもと言った方がいいかもしれません、社会保障の問題について中心的にお話をさせていただきたいというふうに思いますが、たまたまきょう発売の月刊誌の文芸春秋に、私が書きました、年金制度改革あるいは社会保障改革によって、消費税増...全文を見る
○浅尾委員 前回も申し上げましたが、私の試算は衆議院の調査室にやっていただいております。ですので、政府は政府として、こっちは立法府として、立法府の調査室にお願いした数字で十二兆ぐらいの数字が出てきておりますから、そういうふうにおっしゃるのであれば、政府が前提を置いて数字を出してい...全文を見る
○浅尾委員 ですから、今、岡田さんが言われたことは私どももちゃんと計算しています。パート労働者の分を除去した数字というのもここに持っています。それは衆議院の調査室にやっていただきました。ですから、ここで細かい数字の議論をするというよりは、そういうふうにおっしゃるのであれば、政府の...全文を見る
○浅尾委員 繰り返しになりますけれども、先ほど申し上げたように、もともとの法人数に大きな差がある。法人数の差があるんだったら、法人数を持っていないのであるから、それに基づいて試算をしていただいたらどうですかということでありますし、あえて申し上げるとするならば、国民健康保険は国費負...全文を見る
○浅尾委員 それは、お金に実は色がないわけでありまして、社会保障というのは保険料と税金で賄っているわけですから、保険料がふえることによって……(岡田国務大臣「違う」と呼ぶ)そういうことですよ。賦課方式ですからそういうわけでありまして、保険料と税金で賄っているのが今の年金の賦課方式...全文を見る
○浅尾委員 まず、健康保険について申し上げますと、国民健康保険は、五割は税金が投入されております。協会けんぽは一六・八%ですから、協会けんぽの方がふえるということは、国保に投入される税金の量がその分だけ減るという計算にもなります。  それから、年金の方について言えば、まさに今徴...全文を見る
○浅尾委員 共済年金は、もちろんそれは関係ありません。  しかしながら、国民年金の収入増になるかどうかということについては、繰り返しになりますけれども、厚生年金の収入増というのがそのまま年金会計の中で反映されますし、加えて申し上げますと、そもそも国民年金の未納率というのが四一%...全文を見る
○浅尾委員 議論が平行線ですけれども、例えば国民年金が一番わかりやすいと思います。  百人いらしたら、五十九人の方しか現在払っていない、四十一人の方は払っていないという状況でありますが、この四十一人、払っていない方のうちの一部が厚生年金に移行すれば、自動的に払う、それは基礎年金...全文を見る
○浅尾委員 今おっしゃっておられるのは、最初の一番大きな数のときの数字のことをおっしゃっておられると思いますが、その後、衆議院の調査室で幾つか詳細に微修正をさせていただいております。その中では、国民年金の未納の部分も入れて調整をしております。  ここでいっぱい時間を使って議論を...全文を見る
○浅尾委員 いろいろ御説明いただいているんですけれども、今、この数字の規模を申し上げます。  普通の厚生年金というのは、こういう追加費用はありません。したがって、給料から一万円天引きされると一万円を負担して、それが現在の受給者のところに行くというのが賦課方式の厚生年金の制度であ...全文を見る
○浅尾委員 今、半分ぐらいは恩給期間のときに就職をされたということをおっしゃっておられるんですが、しかし、就職している期間のうちの三分の一ぐらいが実は恩給期間で、三分の二がそれを経過した後の方というのは、一体何年に生まれたお幾つぐらいの方かなというふうに計算すると、国だと八十九歳...全文を見る
○浅尾委員 いずれにしても、とても大きな金額なんです、国と地方を合わせて一兆数千億というのは。しかも毎年ですから。その結果が、先ほど申し上げました、積立金の超過額の二十兆にも反映されているわけでありまして、過去の運用云々というお話をされると思いますが、その過去の運用云々があるんだ...全文を見る
○浅尾委員 繰り返しになりますけれども、では、民間でもしこういう積み立て不足があったときにこういうことができますかというと、できる会社はありませんよ。それから、この間、枝野大臣、東電の企業年金を減額するということをおっしゃいました。いろいろなことがあったときにそういうことをやるわ...全文を見る
○浅尾委員 時間が来たから終えますけれども、そうであれば、東京電力とかの企業年金に対しても、それは別というような発言はできないんじゃないか。私としては、身を切る改革、しかも民間だったらできないことをやっているんだったら、そこを示すべきだということを申し上げて、質問を終えたいと思い...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  冒頭、岡田大臣に一つお願いがございます。  先般、この予算委員会の中で、私が衆議院の調査室に依頼して調査をさせていただいた社会保険料の徴収漏れの話、大臣は調査室に直接御依頼をされたということでありますけれども、何かこの国会の仕組みの...全文を見る
○浅尾委員 それでは、お時間の都合のいいときに私、お伺いさせていただいて、説明をさせていただきたいと思います。金額の大きい話ですから、ぜひよろしくお願いします。  質問に移らせていただきたいと思います。  まず第一に、きょうの予算委員会の中で公明党の石井議員からも議論がなされ...全文を見る
○浅尾委員 いや、私の質問の趣旨は、一五%という数字は政府としても閣議決定されておられるわけであります。しかし、実際は一五%では、遺族年金や障害年金はその分のお金が、制度を変えた瞬間になくなるわけですから、一八%必要だというふうに大臣も言っておられたわけで、なぜ低い方の数字で閣議...全文を見る
○浅尾委員 今の答弁はわかります、具体的な制度設計ができていない。だけれども、制度を移行した瞬間に、今障害年金や遺族年金を受給されている人の分のお金が、一五%では足りないということがわかっているわけですから、その設計がないから入れないというのは、少し、あるいはかなりミスリーディン...全文を見る
○浅尾委員 それは、よく制度を御存じの方は、そうなると思いますよ。だけれども、一般の、私も勉強して老齢年金と遺族年金、障害年金というのがわかるようになりましたけれども、しかし、そうでない方は、一五%だと言えば、一五%だというふうに思うのが筋だと思います。  では、一五%、一八%...全文を見る
○浅尾委員 今、せっかく私が提案したものをというふうにおっしゃいましたが、少しそこは誤解があります。  私が提案して来年度から実現がされるのは、法務局に登記された法人のデータが日本年金機構に行くだけですから、それは法人の数があるということがわかっているだけで、そこに勤務している...全文を見る
○浅尾委員 私が尊敬申し上げる古川大臣にしては、ちょっとミスリーディングな御答弁だったと思います。  マイナンバーは導入されても、そのマイナンバーの下には収入は入らないんです。マイナンバーの下に収入が入るのは国税庁だけなんですね。ですから、日本年金機構は番号しか持っていない。 ...全文を見る
○浅尾委員 ですから、今御答弁いただきましたが、マイナンバーをつくることは決まっているけれども、その番号のもとに収入までぶら下がるのは、国税庁にしかないのです、その情報は。歳入庁という形で日本年金機構と国税庁を統合しない限り、その制度設計によっては、日本年金機構側に収入が行かない...全文を見る
○浅尾委員 それでは確認をさせていただきたいんですが、今のは、私は歳入庁をつくった方がいいと思っていますし、民主党もマニフェストでは歳入庁をつくるということをおっしゃっていました。その上で、二つの選択肢、一つは、国税庁と日本年金機構を統合して歳入庁をつくるという選択肢と、そうでな...全文を見る
○浅尾委員 少なくとも情報共有をしない限りは正確な収入の把握ができない。正確な収入の把握ができなければ、もし意図的に自分の収入が少ないということで日本年金機構に申告された方については、言葉は悪いですけれども、ただ乗りになってしまう制度だということだけは指摘をさせていただきたいと思...全文を見る
○浅尾委員 私の事務所は、事務所で働いていただいている者の税金はもちろんでありますが、別途、社会保険事務所、いわゆる日本年金機構の事務所と、それから雇用保険の事務所に加入をいたしております。結果として、事務を考えると、税務署には一月と七月、年二回、源泉徴収納税手続というのを出さな...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、効率化の観点それから負担の公平化の観点からも、そのことについて取り組んでいただきたいということを申し上げたいと思います。  次に、先ほども議論がございました、年金、健康保険料の三十時間から二十時間への適用拡大について伺っていきたいと思います。  私は、この委...全文を見る
○浅尾委員 一点、では、未適用への拡大、先ほどせっかく小宮山大臣が指摘をしていただきました。来年度から、法務省が持っている企業情報が日本年金機構に行くようになりますけれども、これをどういうふうな形で使われる予定ですか。  私は、これは提案として申し上げておきたいと思いますが、こ...全文を見る
○浅尾委員 次に、この未適用の問題から移って、実は健康保険に顕著でありますが、協会けんぽの方と例えば国家公務員の方を比較しますと、同じ三十万円でも、月々三十万円のその方のお給料から引かれる額が四千円ほど中小企業中心の協会けんぽの方の方が多いということなので、これは保険料率を統一す...全文を見る
○浅尾委員 先ほど、阿部委員の質問の中で逆進性が高いという指摘もありました。実は、これも余り知られていないことでありますが、私も調べてびっくりしたんですが、健康保険でいうと、年収一千九百九十二万円を超える部分については、そこから幾ら収入がふえても保険料はかかりません。したがって、...全文を見る
○浅尾委員 年収のところは検討されるというふうにおっしゃいました。  料率のところは、個別の組合健保が自助努力をすることによって抑えられるトータルの医療費がどれぐらいなのかということと、一方で、公的保険ですから、お互い支え合う。たまたま自分が属している集団が若い人が多くて余り病...全文を見る
○浅尾委員 次の質問に移りますが、一言だけ。  年金は一元化するということであれば、本来は健康保険も、要は価格は決まっているわけなので、これも一元化してもいいんじゃないか、要するに料率を統一してもいいんじゃないかと私自身は思いますということを申し上げて、最後、余り時間がありませ...全文を見る
○浅尾委員 時間が参りましたので終わりますけれども、今、前向きの御答弁をいただいたことは、ぜひその方向でやっていただきたいと思います。
03月07日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  冒頭、先ほど委員会での質疑の中で岡田副総理が私の名前を出していただいたので、前々からお願いをさせていただいている、お願いをする筋の話でもないんですが、こちらが出した試算について説明に伺うということになっておりまして、残念ながら、その日...全文を見る
○浅尾委員 続いて、質疑の順番としては一番最後になりますが、きょうは平委員がもう質問をされておりました公務員の新卒採用の四割減についてです。  私、これは、もし人数を減らすということであれば、まず最初にやるべきなのは仕事を減らすということでしょうし、仕事を減らした上で、それは民...全文を見る
○浅尾委員 私の質問は、今回採用を減らせる人数と同程度の総定員の減が既に決まっているのか、それは決まっていないのかということを伺っています。
○浅尾委員 川端地域主権担当大臣、総務大臣でもありますので、総務省として、これは今後検討する余地があるのか、全くまだ検討に入っていないのかだけ、ちょっと伺いたいと思います。
○浅尾委員 ですから、申し上げたいことは、総定員を減らさないで新人の採用をそれ以上に減らすとどういうことになるかというと、定年延長をするか、あるいは再雇用をするかということになって、総人件費はかえってふえるということになりますし、それ以上に問題なのは、若い人の方がと言うと語弊があ...全文を見る
○浅尾委員 せめて、新人の採用を減らすということであれば、それとあわせて定員を同人数減らさないと、そういう今の問題が出るということを指摘させていただきたいと思います。  続いて、質問通告の順番で質疑をさせていただきたいと思います。  今回の大臣所信で、川端地域主権担当特命大臣...全文を見る
○浅尾委員 多分そう言われると思ったので、私の質問をちょっと角度を変えて、地域のことは地域に住む住民が責任を持って決められるようにするという中に、例えば、府に与えられている権限と市に与えられている権限をその府の中で再編するというのは、まさにその地域の人が決めたら、それを後押しする...全文を見る
○浅尾委員 別に我々の案をということではないんですが、議論してもなかなかお答えいただけないようなので、次の質問に移らせていただきたいと思います。  岡田副総理は、行政改革は車の両輪であるというようなことを言っておられまして、社会保障と税の一体改革とともに、車の両輪として進めてい...全文を見る
○浅尾委員 ちょっと今御答弁で理解できなかったところがあるんですが、国税徴収の対象になるのは高所得者だけではなくて、先ほど申し上げましたように、企業に勤めている人は給料に対して所得税というのがかかって、それは五百万を超えるもののみ個々人の情報が会社から地方の自治体に行くということ...全文を見る
○浅尾委員 そもそも、何度も予算委員会でも申し上げておりますけれども、会社と名のつくところは全て厚生年金に加入をしなきゃいけないんですが、会社がどこに所在しているかという情報自体を日本年金機構は持っていないわけです。国税は全部持っていますから、それを一カ所でやれば、しかも、書類が...全文を見る
○浅尾委員 逆に、地方分一・五四%に該当するようなものというのは、一・五四というと大体四兆円ぐらいなんですか、この中であるんですか。
○浅尾委員 申し上げたいのは、こういう点で充実しますという数字が出されています。そうすると、これは約束になりますよね、当然。約束になって、実は、国の歳出の部分が多くなるということになると、国に入ってくる三・四六%よりも多く支出しちゃうということになってくると、これは結果として、増...全文を見る
○浅尾委員 地方の方は、実はこれは地方消費税と地方交付税なので、本来の趣旨からいうと、国が使い方を決めちゃうということ自体が地方消費税や地方交付税の趣旨に反するんじゃないかなと思いますが、その点、川端大臣、いかがお考えですか。
○浅尾委員 もう一点。今回、税と社会保障一体改革で、消費税の五%分の増収が十三兆五千億というふうに出ております。  ところが、過去、平成十年からことし、二十四年の予算までずっと見ても、消費税四%で十兆円内外なんですね。ですから、一%が二兆五千億なんです。五%でいうと十二兆五千億...全文を見る
○浅尾委員 過去十年以上にわたって、さっき申し上げましたように、一番高いところで十兆六千億、これは四%に対して十兆六千億、一番低いところでは九兆五千億くらいなんですよ。ですから、そこからさらに一兆円近くふえる、一兆円というか、四%ですから八千、七千五百億円ぐらいふえるというのは、...全文を見る
○浅尾委員 もっとわかりやすい説明をしますと、地方税というのは翌年にかかるんです。所得税は当年の収入。ところが、もし最低保障年金とかということを、民主党の提案のをやられるとすれば、当然、その当年の収入に対して保険料をかけないと数値としておかしくなってしまう。地方の自治体からその情...全文を見る
○浅尾委員 時間が参りましたから終えますけれども、どうせマイナンバー制度という新しいものを入れるのだったら、そして最低保障年金には国税の情報がなきゃだめだということであれば、最初からそれに対応した法律をつくっておいた方がいいんじゃないかということだけ申し上げて、時間が参りましたの...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  きょうは不正アクセス防止法について幾つか伺わせていただきたいと思いますが、基本的な考え方について伺っていきたいと思います。  この委員会でも他の委員も多く御指摘をされておりますけれども、インターネットは国境がないということで、海外と...全文を見る
○浅尾委員 多分、我が国と同じ考え方で取り締まりに協力しようという国もある一方で、先ほど遠山委員からの指摘もありましたように、全く違う考え方で現行、推移しているというところがあろうかと思います。難しいのは、同じ考え方のところは協調してやればいいわけですが、考え方が違うというところ...全文を見る
○浅尾委員 今の点をもう少し掘り下げて伺っていきたいと思いますが、価値を共有できない国から行われる攻撃の中には多分二つぐらい類型があるんだろうと。一つは、純粋に経済的な利益を得るためにされるものと、もう一つは、先ほども指摘されておりましたけれども、いわゆる第五の戦場というような形...全文を見る
○浅尾委員 私の申し上げたいポイントは、米国あるいは国際社会がこれをテロだというふうに認識するというのは、その認識を共有しなければいけないだろうと思いますが、それに対処する主体をさまざま実効性のある対処ができるような形にしていかないといけないだろう、そういう意味では、政府の中で、...全文を見る
○浅尾委員 その観点で、そちらに答弁書があるかどうかわかりませんが、犯罪を行った者が一人という場合ではなくて、先ほど申し上げましたように組織的に行った場合に、その組織のトップも含めて、これは時効が中断しているという理解でいいかどうか伺いたいと思います。
○浅尾委員 先ほど北朝鮮の例も申し上げましたけれども、国が全体として行った場合は、当然、トップに対してもその責任が及ぶという理解をしておいた方がいろいろな面でいいのではないかというふうに思います。  これについて、大臣として御答弁いただけることがあれば伺いたいと思います。
○浅尾委員 もう一点、海外関係で申し上げたいと思いますが、先ほども出ておりましたけれども、IPAといったような民間の団体、これは非営利法人だと思いますけれども、そういったような団体に依存してさまざま現状は調査をしているというところがありますけれども、これをもっと活用しなければいけ...全文を見る
○浅尾委員 では、次の質問項目に移らせていただきたいと思いますが、今回の改正案の中には、アクセス制御機能の高度化を図る団体への支援というものが入っております。  この支援の具体的な中身について、まず教えていただけますでしょうか。
○浅尾委員 その情報の提供の中には、あるいはもう既に民間の企業でやっているところもあるというふうに聞いておりますけれども、特定の、仕事と直接関係のないようなインターネットのサイトは会社のパソコンからは見られないようになっているというような企業も幾つかあるというふうに聞いております...全文を見る
○浅尾委員 きょうは齋藤官房副長官にもお越しいただいております。  お越しいただいている理由は、警察が情報提供する、あるいは啓蒙活動する対象が、今の団体、そして市町村、都道府県ということでありまして、中央官庁そのものは警察の所管ではないというふうに伺っております。  一方で、...全文を見る
○浅尾委員 時間が大分迫ってまいりましたので、具体的なことでぜひその御見解を伺いたいと思います。  先ほど申し上げましたように、民間の割と比較的情報対処が進んでいる会社では、本来の業務と関係ないようなサイトは閲覧制限があるといったようなものがあるそうであります。そういったことも...全文を見る
○浅尾委員 終わります。
03月28日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  基本的にこの法案には賛成でありますけれども、幾つか技術的に確認をさせていただきたいことがございますので、質疑をさせていただきたいと思います。  質疑をする中身が、今、塩川さんが取り上げたところとかなりかぶっているところもありますけれ...全文を見る
○浅尾委員 ここで例示があるようなんですね。組織、日本銀行とか日本赤十字社とか日本放送協会その他はいいんですけれども、あるいは、新型インフルエンザということで、医療、医薬品あるいは医療機器というところもわかるわけですが、要は、法が守ろうとしている利益というのは多くの人が来る場所と...全文を見る
○浅尾委員 要するに、いろいろな人が集まるところは感染のリスクがあるから指定をするという、多分、哲学になるんだろうなというところもあると思います。  そのときに、一方で、指定を受ける側からすると、受ける結果、いろいろな責務が生じる。責務というのは、結果として、指定を受けた企業な...全文を見る
○浅尾委員 今例示されていない公共機関で、仮に有識者からの指摘があって、それを政令で含めるというふうになる前には、多分パブリックコメント等々も求められるのではないかなというふうに思いますが、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾委員 次の質問に移らせていただきたいと思います。  法律の二十条第一項で、政府対策本部長は、「指定行政機関、都道府県及び指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策に関する総合調整を行うことができる。」とされております。  この総合調整という言葉も、多分、それはいろい...全文を見る
○浅尾委員 この総合調整は、先ほども条文を読み上げましたけれども、三十三条一項では、総合調整に基づく所要の措置が実施されない場合であって、新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときに、指定公共機関に対して必要な指示をすることができるというふうになっ...全文を見る
○浅尾委員 具体的にどんな内容かということで伺っているので、できれば具体例を出していただきたかったんですけれども、こちらで具体例を出しますから、お答えいただきたいと思います。  例えば、指定公共機関である電鉄会社が、外出自粛が出ているので、少し輸送量をふだんより間引きをするよう...全文を見る
○浅尾委員 守るべき法益というものがあるでしょうから、決して、今申し上げた例がだめだということではありませんが、そうなると、かなりいろいろな方の利便性その他も制限するということになるので、繰り返しになりますけれども、基準自体は事前にわかりやすい内容で決めていただきたいということを...全文を見る
○浅尾委員 それでは次の質問に移らせていただきますが、三十二条の一項で、新型インフルエンザ等緊急事態宣言をする際には緊急事態措置を実施すべき期間を公示するというふうになっておりまして、その期間は二年を超えてはならないというふうに書かれております。  私は医学は全く素人なのであり...全文を見る
○浅尾委員 私権の制限的な要素も入っている法律ですので、できるだけ実態に合わせた形で緊急事態宣言は出していただければというふうに思います。  その上で、緊急事態措置を実施すべき期間というのは、一年の延長というのが三十二条の三項、四項で可能になっております。  これはちょっと対...全文を見る
○浅尾委員 ありがとうございます。  それでは、新型インフルエンザからちょっと離れまして、中川大臣が新しい公共も御担当されているということなので、ちょっと一つだけ質問させていただきたいというふうに思います。  たまたま私の事務所にというか、これはインターネット上で常に政策の提...全文を見る
○浅尾委員 時間が残っていますけれども、大変前向きな答えをいただいたので、これで質問を終わりたいと思います。
04月18日第180回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○浅尾委員 民主党の代表としての野田総理に伺いたいと思います。  先ほども話題になっておりました鳩山元総理のイランの訪問は、客観的に見ると、今の野田政権の外交の姿勢とは反するというふうに思います。鳩山元総理は民主党の外交担当の最高顧問であるというふうに思いますが、その点について...全文を見る
○浅尾委員 時間がないので、次の質問に移ります。  北朝鮮のミサイル発射の問題に移らせていただきたいと思います。  今、イランのことを伺ったのは、イランも同じように国際社会の中でさまざまな懸念を持たれております。そのイランに対しては、関係当事国の中で一番、これも私の見方、恐ら...全文を見る
○浅尾委員 もう一度正確に申し上げますと、制裁を国連が正式に発動するのであればそれは効果的だ、しかし、今まで具体的な制裁が実効的に発動されていないということも多分客観的な事実なんだろうと。まあ、非難声明等々あります。  そのときに、先ほどイスラエルの例を出したのは、イスラエルが...全文を見る
○浅尾委員 見解が生きているということと、現在あるPAC3では実際に配備されているノドンには多分対応し切れない数が実戦配備されているということの延長線上で、何か政府として考えていることはあるんでしょうか。
○浅尾委員 今、田中大臣は、ひょっとしたら余り意識をされないで重要な発言をされたかもしれません。SM3というのは今の策源地攻撃とは全く能力的には関係ないことでありますが、その先にあることをこれから検討されるという理解でよろしいですね。
○浅尾委員 それは、私自身はそういう議論をしていくことは重要だと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  次に、質問通告の最後の質疑でありますけれども、東京都が尖閣諸島を購入する計画が発表されておりますが、仮に、尖閣諸島の所有者となった東京都が島の状況を調査したいと...全文を見る
○浅尾委員 では、法的な解釈を伺いたいと思います。島の所有者が島に上陸することを政府として法的にとめることはできるんですか。
○浅尾委員 現在の所有者も自分は上陸できるという理解でよろしいんですね。
○浅尾委員 ですから、私が冒頭申し上げたのは、所有者がかわった場合に、所有者が上陸したいという場合には、それは政府として法的にとめる手だてはないという理解でよろしいかどうかを伺って、時間でありますので、質問を終わりたいと思います。
05月23日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  質問通告をいたしておりませんが、午前中の茂木委員と安住財務大臣の質疑、特にインフレターゲットに関して聞いておりまして、一点、思ったこと、そして提案もさせていただきたいので、聞いていただきたいと思います。  日本の税収が過去最高だった...全文を見る
○浅尾委員 それでは、通告した質問に移らせていただきたいと思います。  まず総理に、社会保障の財源であります社会保険というものの性格について伺いたいと思います。きょうはテレビが入っておりますので、わかりやすくお答えいただきたいと思います。  例えば自動車保険というと、自賠責保...全文を見る
○浅尾委員 なぜそういうことを伺ったかといいますと、実は自賠責保険というのは、事故を起こそうと起こすまいと価格は一緒なんです。要は値段は一緒。任意保険は、事故を起こすと値段が高くなる、使ったらその分上がるということなんですが、実は社会保険、厚生年金にしても健康保険にしても、これは...全文を見る
○浅尾委員 それは全く違う話だと思いますよ。  まず、国民年金というのは、今の単純な話で、保険料プラス税金は、お一人お一人がどれぐらい払っているかわかりませんけれども、単純にみんなで払っているということでいえば、払った保険料プラス税金も同じだけ払っているというふうに考えれば、そ...全文を見る
○浅尾委員 岡田副総理がおっしゃっている、高齢者、今年金を受給されている方が今の日本の繁栄の基礎をつくったということは、私もそのとおりだと思う。ですから、若い世代の方が払った保険料、これは本人が払ったものというふうに言えばそれ以上もらえますけれども、労使折半の使用主が払っているも...全文を見る
○浅尾委員 現在は別々になっています。  ですから、私が申し上げたいのは、冒頭申し上げましたように、強制加入の保険なんですよ。任意加入じゃないんです。ですから、収入の多い人たちだけで保険をつくって料率を安くする、これが果たして公平なのかどうかという哲学の話を申し上げているわけで...全文を見る
○浅尾委員 自賠責の例を挙げたのは、受ける便益と関係なく、要するに事故を起こさない人は自賠責を使わないわけですよ。事故を起こさないけれども払わなきゃいけないという意味で定額になっているということなので、では、特に健康保険、年金もありますけれども、健康保険は健康な人は使わないんです...全文を見る
○浅尾委員 なかなかお答えいただけないので、総理、いかがですか。
○浅尾委員 要は、加入する健康保険、あるいは、年金も実は官と民と保険料率が違うんですけれども、その違いというものを統一することによってふえる保険料収入がある、あるいは月収の上限があるということは、やはりここは考えるべきだ。社会保障の改革ということであれば、入りの分の改革もぜひやっ...全文を見る
○浅尾委員 冒頭、先ほどの質問のときに申し上げましたように、実は大部分の、大部分というか、厚生年金や健康保険については、少なくとも被用者の部分は雇い主側が代行して天引きをしていますから、制度を簡潔にして、年収の上限を取っ払ったり、月収の上限を取っ払ったり、保険料率を統一して、なお...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  今回の消費税の増税の話は、基本的には、財政再建のためではなくて社会保障の充実のためという説明がされておりますが、同時に、マスコミにおいては、財政再建待ったなしだというような報道もされているわけです。  では、日本の国を会社に例えた場...全文を見る
○浅尾委員 そうなんです。土地の値段や株の値段は含まれていないんです。  そうすると、では、土地の値段、株の値段を、一九九〇年の年末と二〇一〇年の年末、つまり、今の一・五倍税収があったときと比較をするとどうなるのかというのがもう一つの資料であります。  年度末ですから、日付で...全文を見る
○浅尾委員 私が申し上げたいのは、冒頭申し上げましたように、実質の経済の規模は九〇年と比べても今の方が大きい。これは、結果として、土地とか株等を除いた物価も落ちたので、例えば、九〇年当時は町で一杯コーヒーを飲めば三百円だったのが、今は安いところに行けば百円とか百二十円で飲めるよう...全文を見る
○浅尾委員 現行の日銀法では物価ということになりますので今のお答えのとおりだと思いますが、政府として、税収というものと名目プラス資産価格を入れた何らかの経済全体の大きさというものを考えた場合に、現状の、先ほど古川大臣にお答えいただきました、デフレーターには資産性価格の変動というの...全文を見る
○浅尾委員 地価がGDP全体に与える影響というよりは、土地の値段や株の値段が税収に与える影響の方が大きいということだと思いますので、そのことをぜひ踏まえて検討していただければと思います。  日銀の総裁、お時間があると思いますから、最後に一点だけ。  先ほど、株価や土地の値段も...全文を見る
○浅尾委員 最後の質問と言ったんですけれども、今為替のことをおっしゃったので、もう一点だけ。  多分、多分というか、間違いなく、日本銀行が金融緩和をしてバランスシートを大きくした場合には、その分だけ相対的に、例えばFRBのバランスシートの伸びと日本銀行のバランスシートの伸びによ...全文を見る
○浅尾委員 次に、国の保有する資産について、では、どの程度これが資産、負債両建てで落としていくことができるのか。日本の国が一千兆円を超える借金を抱えているということでありますけれども、同時に、かなりの資産も持っているということであります。  例えば、日本の国が両建てで持っている...全文を見る
○浅尾委員 丁寧にというのは、私の質問は、もし丁寧におっしゃっていただくのであればそれはそれで、要するに、借金が百三十兆ぐらいですか、それから積立金が二十兆ぐらいというので百五十五兆というような数字だと思いますが、そういう理解でよろしいですか。
○浅尾委員 私の質問は、政府資産の中で両建てで持っているもの、資産と負債両建てで持っている特別会計で一番大きいのは外国為替資金特別会計ではありませんかと。一千兆円を超える我が国の負債に対して、一番大きな負債というのが外国為替資金特会のこの数字ではないですかという質問です。
○浅尾委員 一千兆円の借金のうち百二十兆ぐらいが外国為替特会の借金。これは、例えてというか、事実でいうと、日本の政府が国民から短期のお金を借りて、これを借りかえ借りかえして百二十兆になっていますが、その借りかえて得た円を使ってドルやユーロを買って、そのドルやユーロはドル債で運用さ...全文を見る
○浅尾委員 ですから、私が申し上げているのは、形の上で、日本の国民からお金を借りてアメリカの政府に貸し付けている、この形というのが、それは円高対策とかなんとかということの政策効果は別にして、ちょっとおかしいんじゃないか。  もし、円高対策という政策効果ということでいうと、では、...全文を見る
○浅尾委員 次に、我が国が持っております特別会計の資産、負債で、私が規模が大きいなと思いつつ着目をしておりますのが、いわゆる地方公共団体向けの貸付金でありまして、これは平成二十四年度の末の予定額でいうと五十三兆円ぐらいになるということだと思います。  これは、何を私が注目してい...全文を見る
○浅尾委員 地方共同債というような考え方、地方自治体が共同で発行して行うという考え方もあると思います。  申し上げたいのは、むしろ、具体的な施策としてはそういうことができると思いますが、哲学として、国が安い金利で調達をして、財政力がそれほど、国ほどない地方自治体にそのままの金利...全文を見る
○浅尾委員 そういう主張はされるだろうなと思いつつ、一方で、地方の方が国と比べてプライマリーバランスの度合いがいいんだということも言っておられるのは、若干矛盾しておられるんじゃないかなと。これは指摘だけにさせていただきたいと思いますが、そのことは指摘をさせていただきたいと思います...全文を見る
○浅尾委員 いや、別に道路、橋を売れと言っているつもりは全くありません。宿舎とか庁舎の中で、例えば地方の出先機関をなくしていくということであれば、その庁舎の土地は要らなくなるでしょうし、宿舎だって、これは減らしていくという方向であれば、その部分がどれぐらいになるかというのはやはり...全文を見る
○浅尾委員 台帳の国有資産価格と実際の取引ベースとは大分違うので、そういうのも計算をしていただければと思いますが、それができないということであれば、私の方で少し時間をかけながら計算をしてみたいというふうに思います。  次に、歳出削減の方に移らせていただきたいと思いますが、国の制...全文を見る
○浅尾委員 いろいろと御説明いただきまして、下の方の評価に強制的に割り振るのは公務に適切でないということをいろいろおっしゃっているんだと思います。  では、率直に伺いますが、なぜ、普通の人よりも倍上がる人は強制的に割り振るんですか。なぜ、普通の人の一・五倍上がる人は二〇%割り振...全文を見る
○浅尾委員 何か余り説明になっていないんですが。  ちなみに伺いますが、従来はなかった制度で、従来よりも昇給額が倍になる人が五%、従来の一・五倍になる人が二〇%、全勤務者の中でいるわけですね。その予算の原資はどうやって出しているんですか。どんどんどんどん人件費がふえちゃうじゃな...全文を見る
○浅尾委員 私の質問は、従来なかった制度を入れられましたと。その中で、従来よりも昇給額が倍になる人が五%いますね、一・五倍になる人が二〇%いますね、その昇給の原資はどこから出てきたんですかという質問です。
○浅尾委員 今のお答えだと、要するに、何ゆえ上がる方だけ強制的に割り振っているのかということについて、別に私はマイナスだけつけろと言っているわけではないですよ、上がる方も絶対評価の中で強制的に割り振っているのはおかしいんじゃないですかということを伺っているんですけれども、その点に...全文を見る
○浅尾委員 時間が参りましたので終えたいと思いますけれども、特別昇給をやめて五%なり二〇%の割り振りをしているというところを、それが順番になっているのであれば同じことだということを指摘させていただいて、質問を終えたいと思います。
06月14日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  私の方からは、この法案の改正のもとになる考え方あるいは背景といったようなことを含めて、質問をさせていただきたいと思います。  もとになる考え方としては、今まで、さまざまな省において宇宙開発というもの、あるいはそれに関連する予算といっ...全文を見る
○浅尾委員 今回の法案では一元化しないというのはよくわかっているんです。将来的な方向性として、古川大臣は一元化する方がよりよいと思うのか、そうでないと思うのかということを伺っているんですが、その点についてはどのように思われますか。
○浅尾委員 それでは、きょう、文部科学副大臣、経済産業副大臣、国土交通副大臣そして防衛政務官にお越しいただいておりますが、まだ来年度の概算要求はもちろん始まっておりませんけれども、宇宙政策の一元化に伴って、それぞれの省の予算の中で少し内閣府に予算を移管する部分がありそうかどうか、...全文を見る
○浅尾委員 時間もありますので、牧野経済産業副大臣に伺いたいと思いますけれども、変化がありそうか、なさそうかぐらいちょっとお答えいただけるとありがたいと思います。
○浅尾委員 多分、同じような答弁になると思いますが、せっかくお越しいただいておりますので、国土交通副大臣そして防衛政務官、お答えいただければと思います。
○浅尾委員 予算については今お答えいただいたとおりなんですけれども、先ほど大臣が、全体の戦略は一元化するんだというふうにお答えいただいていました。  この全体の戦略を一元化する中で、それぞれ各省の副大臣、政務官、お越しいただいておりますが、この部分は内閣府に移管したら適当だろう...全文を見る
○浅尾委員 というよりか、私の質問の趣旨は、全体の戦略を内閣府で一元化するということであるとすれば、現在、文部科学省が担っている戦略のうちで、この部分は切り出して内閣府に渡すものがあるのかどうかということを伺っているんです。
○浅尾委員 古川大臣、全体の戦略は内閣府でやるということになっていますけれども、文部科学省からは、具体的にここの戦略を切り離すというのはないという答弁でありました。  要するに、文部科学省はそのまま従来どおりやっていて、内閣府でも全体の戦略を立てるということになると、何か屋上屋...全文を見る
○浅尾委員 いや、ですから、総合的な司令塔を内閣府が担うようになるということでございます。そこは従来と違うというふうに理解をしております。ですから、従来なかった機能というのができるというふうに判断をしております。そういう意味で、従来、各省がやっていた部分のうちどの部分が移るのかと...全文を見る
○浅尾委員 全体を統括する戦略を立てるようになるということだと思います。従来なかったものを行うということだろうと思いますけれども、それぞれ従来あった部分の機能の重複があると二重になってしまうので、そこはぜひそうならないようにしていただきたいと思います。  次に、もう一つ従来との...全文を見る
○浅尾委員 時間になりましたので終えたいと思いますけれども、具体的に、今の、その研究開発と実用化との関連性がこの法案によってどの程度高まりそうかということをお答えいただいて、質問を終えたいと思います。
○浅尾委員 終わります。
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○浅尾委員 最後の質問ですから、ぜひおつき合いいただければと思います。  きょう一日の質疑を聞いておりまして、一つ私の印象に残ったことがございます。  それは、これは質問通告をしておりませんが、民主党代表の野田総理に伺いますが、どうも消費税の増税法案の採決以降、あるいはその前...全文を見る
○浅尾委員 もう一点、通告がないことで恐縮でございますが、今、服部さんからもお話がありました。このオスプレーの配備は、万が一事故があったときには、これは沖縄の米軍基地というのがそのまま継続できるかどうかわからないということでありますが、そのことを決めると。例えば、例えがいいかどう...全文を見る
○浅尾委員 これは、総理、大変重要な安全保障上の問題であります。原子力発電所も、事故が起きないということでありましたけれども、起きました。しかも、今回は、事故が起きるかもしれないという中で、さまざまな声がある。そこで配備をするということは、そうした場合には基地が危なくなる可能性も...全文を見る
○浅尾委員 それでは、きょう累次の質問が出ております国会事故調査委員会の報告書について質問させていただきたいと思います。  私は、今回の報告書の中で一番根本的で、そして本質的なところは、この事故調査委員会が指摘をしております、規制のとりこというんですかね、ここの部分にあるのでは...全文を見る
○浅尾委員 一つだけ、参考になるかどうかわかりませんが、申し上げておきたいことがあります。  かつて、金融機関の検査というのはプロパーの職員が、プロパーというのは最初から当時の大蔵省内に入った人が検査をしておりました。しかし最近は、金融庁が実際にさまざまな高度な金融取引をしてい...全文を見る
○浅尾委員 では、次の質問に移らせていただきます。  今回、社会保障の改革については、国民会議の議論に先送りされました。  私、社会保障の改革の中で一番必要なのは、これは前にもこの委員会でも指摘をさせていただきましたけれども、今の年金というのは、例えば、ことし生まれたお子さん...全文を見る
○浅尾委員 キャッシュフローの数字というのは、今申し上げましたように、現在価値の数字しか出ていなくて、将来どういう形になるかというのは出ておりません。これはまた事務方ともやらせていただきますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。  最後の質問に移らせていただきたいと思いますが...全文を見る
07月20日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  基本的にはこの法案については賛成でありますので、簡潔に、幾つか確認だけさせていただきたいことを伺ってまいりたいと思います。  特に、きょうの今の質疑の中でもありました、暴力団のありようが変わってきているということを含めて、そもそも論...全文を見る
○浅尾委員 この事業者というのは、今、定義の中で「事業を行う者」というふうになっておりますけれども、この事業者というのは、法人、いわゆる公益法人も含めて、あるいは独法等も含めて入るのかどうか、その点を確認させていただきたいと思います。
○浅尾委員 ということは、行政の外郭団体であるようなものも入るという理解でよろしいですか。
○浅尾委員 では、次の質問に移りますが、同じく改正案の第三十二条の二に、「事業者は、不当要求による被害を防止するために必要な第十四条第一項に規定する措置を講ずるよう努めるほか、その事業活動を通じて暴力団員に不当な利益を得させることがないよう努めなければならない。」ということであり...全文を見る
○浅尾委員 各事業者において社会通念に従ってということでありますが、中には、今までずっとこの値段でこういうものを買っていた、ただ、ほかから買ったことがないから適当な値段がわからないというような場合もあり得るのかなというふうに思います。そういったことについての対応というのは、一つは...全文を見る
○浅尾委員 なかなか難しいところもあるのかなというふうに思いますけれども、せっかく事業者に努力規定を入れられたということでありますので、その努力の中身は自分で考えてくださいということだと、それに対応できるだけの体力がある大企業は当然もう既に対応しているでしょうし、こういった規定が...全文を見る
○浅尾委員 確認すべきことが終わりましたので、時間前ですが終わります。
07月25日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○浅尾委員 岡田副総理には、累次にわたって税と社会保障の問題について質疑をさせていただきました。きょうは、五十分にはこの委員会を出られなければいけないということで、先に岡田副総理、そして関連いたしますので藤田副大臣にも幾つか質問をさせていただいて、四十五分には退室いただけるように...全文を見る
○浅尾委員 まあ、税と名前が違うということだと私は認識しております。保険料だから払わなくてもいいということであるとすると、これは車で言うところの任意保険みたいなものになってしまうということでありまして、皆保険ということであれば、これはやはり今おっしゃったように払っていただかなけれ...全文を見る
○浅尾委員 ぜひなるべく早く出していただきたいんですけれども、そもそも論で言いますと、追加費用というのは、今申し上げましたように、恩給期間に該当する費用として毎年予算にも計上されております。計上されているのは、本来であれば、恩給期間に該当する個々の人の足し上げで計上されていないと...全文を見る
○浅尾委員 これは委員長の方にお願いいたしますが、要するに、総額として、国だと二千億ぐらいですか、地方で一兆円というのが恩給期間に該当する金額ですよというのが出ていて、しかし、総額の算出が個別を足し上げてなくても出るという仕組みについて、別途、委員会に、これもあわせて御報告いただ...全文を見る
○浅尾委員 なぜこのことを申し上げているかというと、先ほど申し上げましたように、保険料という制度だとするとやはりこれは公平でないといけない。要するに、本来は強制的に徴収させていただく制度だとすると、制度自体が公平でないといけない。  追加費用があってはいけないということ、一〇〇...全文を見る
○浅尾委員 もう質問はいたしませんので御退席いただいて結構ですが、ぜひ、先ほど来申し上げておりますように、保険というものも、これは強制徴収ということを考えれば、しっかりと徴収できる体制、そして、なおかつ給与にかかる所得税を考えても源泉徴収というのは非常に、そのことの是非は別として...全文を見る
○浅尾委員 個別でいうとミクロということかどうかは、私は、もう少しマクロの計算に当たっては個々の消費者側の消費性向も見ないといけないということだと思いますので、どの世帯にどういう影響があるのか、あるいは、サプライサイドでいうと、どの産業にどういう影響があるのかということを産業別で...全文を見る
○浅尾委員 繰り返しになりますけれども、マクロは全体というのはそのとおりですけれども、一つ一つの積み重ねということも必要だろうという意味で申し上げています。  その上で、ぜひ、モデルをつくった場合に、どういう計算根拠に基づいたモデルなのかを、当然のことだと思いますが、増税の前に...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、要するに変数の部分、これを変数としていますといったような、そこに税率を上げるとこういうふうになるといったような計算式について、つくったものの御開示をお願いしたいということを申し上げて、質問を終えたいと思います。
07月27日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○浅尾委員 初めに、構造改革特別区域法の一部改正について質問をさせていただきたいと思います。  今回、延長ということでございますけれども、この延長でどの程度、追加、新たな申請を見込んでおられるのか、その点について伺いたいと思います。
○浅尾委員 少し今の延長のことについて細かいことを伺わせていただきたいと思いますが、具体的に政府の方で、申請をしそうだという卵というのはどの段階で把握するような仕組みになっているのか、わかる範囲でお答えいただければというふうに思います。
○浅尾委員 ぜひ、きめ細かく把握をしながら、政府の方でもできるだけ後押しをしていただければというふうに思います。  その後押しという観点、申請をさらに促していくための施策というものについて、具体的にどのようなことを考えておられるのか伺いたいと思います。
○浅尾委員 今おっしゃったような活動をぜひ続けていただきたいと思いますし、あわせて、これはどれをもっておもしろいと言うかは別として、いろいろなメディアに、大臣の方からも、認定をした段階で積極的に取り上げていただくような活動をしていただけると、さらにいろいろな地域が申請をするのでは...全文を見る
○浅尾委員 その観点で、今回、小水力発電の水利使用の許可手続について、国土交通大臣の認可等を不要とする手続の簡素化、迅速化というのが出ております。  特に、今、電力については国民の一般的な関心も非常に高い分野だというふうに思っておりますので、この点について、例えばこういう申請が...全文を見る
○浅尾委員 今二件というふうにおっしゃいました。ぜひ、この法案が通った段階で、その二件、できるだけ早くに認可をしていただいて、それをまた発信していただきたいと思うんですが、そういう御決意でよろしいでしょうか。
○浅尾委員 次に、地域再生法の一部を改正する法律案については、法律の中身というよりかは、きのう数字をいただいて、なるほどなと思ったんですが、地域というものの考え方について大臣のお考えを伺いたいというふうに思います。  実は、日本は人口が減り始めておりますが、各四十七都道府県の平...全文を見る
○浅尾委員 これはなかなか難しい話だろう。それぞれの方の意思というものはもちろん大事だと思いますし、もともと生まれ育ったところに住みたいという方は、それは尊重しなければいけないだろうと思います。  一方で、ナショナルミニマムを全国画一的にどこでも維持しようとすると、いろいろな、...全文を見る
○浅尾委員 それでは、時間の関係で最後の質問になると思いますが、地域再生制度を活用した具体的な事業のイメージというものをお答えいただいて、私の質問を終えたいと思います。
○浅尾委員 時間が参りましたので、終わります。
08月09日第180回国会 衆議院 本会議 第33号
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○浅尾慶一郎君 みんなの党の浅尾慶一郎です。  野田内閣不信任決議案に賛成の討論をいたします。(拍手)  野田総理、増税の前にやるべきことがある、これは聞き飽きた言葉ですか。もうやるべきことは十分やっているけれども、財政の状況がひどいので増税をするとおっしゃりたいのでしょう。...全文を見る
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  きょうは、尖閣諸島をめぐる課題、そして竹島をめぐる問題について伺わせていただきますが、冒頭、きょうの玄葉大臣の言葉を使えば、尖閣は有効的に支配している、竹島は不法占拠されているという前提で、これはそういう理解のもとで整理をした方がいい...全文を見る
○浅尾委員 結構大事なことをおっしゃったわけでありまして、今までは、所有者が望まないのでということを前提条件としてつけておられましたが、当然、所有者が売るということになれば、その前提条件は崩れることになるんだろうというふうに思いますけれども、その前提条件が崩れても賃借人としての政...全文を見る
○浅尾委員 この賃貸借契約の期限はいつでございますか。
○浅尾委員 所有者の方で政府として判断してくださいと。所有者としては、直接東京都に売りたいというふうに、私はテレビを通してしか見ておりませんが、そういう発言もされている。仮に、政府として、賃借人として、民法上の権利として上陸を認めないということをおっしゃるということになったときに...全文を見る
○浅尾委員 ごめんなさい。  そのことを申し上げたのは、今までは、東京都という具体的な購入したいという人が出てきたわけではありませんし、売りたいという話が出てきたわけではないんですが、今は具体にそういう話が出ている中で、政府として判断をしてくださいというふうに所有者が判断、げた...全文を見る
○浅尾委員 そうすると、買いたいという人がいて、その買いたいという人は賃貸借契約においては第三者になりますが、その人が民法上の権利で見たいと言って、最終的には裁判所ということになるのかもしれませんが、そのことについては特段、これは最高裁とか呼んでいないので判例とかも調べていないん...全文を見る
○浅尾委員 最後に、この尖閣の問題について伺いたいのは、今政府にげたを預けているという中で、いや、政府がだめだと言ったときに、やはり自分としては売りたいと。これは当然、日本の国民の所有物でありますから、誰に売ろうとそれは自由なんだろうと思いますが、売りたいと言ったときに、買いたい...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ、冒頭申し上げましたように、有効的に支配している土地について法律の特例をつくるということは、かえってその有効的支配を弱めるということになると思いますので、そこはしっかりとした法律の対応をしていただくようにお願いしたいと思います。  次に、竹島への李明博大統領の上...全文を見る
○浅尾委員 八月十日に李明博大統領が上陸をされた、竹島の領土問題に関する会議が八月二十日、関係がない、上陸とは関係ないということですが、上陸があったからまさにその会議を開いているわけでありまして、そうでなければ開いていなかったんではないか。  なぜこういうことを申し上げるかとい...全文を見る
○浅尾委員 先ほども申し上げましたように、竹島へ李明博大統領が上陸したということが全てのことのきっかけですから、やはり、税と社会保障改革の委員会があったとか、あるいは国会があったということは別として、もし関係の局長の会議だったら別に国会は関係ないわけですから、なぜすぐに開かなかっ...全文を見る
○浅尾委員 対策会議で特に決まったことがないというふうに聞いております。対策会議は開いたけれども、何をするかは決まっていない。  申し上げたいのは、これは外交にかかわることなので、具体的に何をするかということを対外的に発表するということと何かを決めるということとは別問題なんだろ...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○浅尾委員 みんなの党の浅尾慶一郎です。  きょうは、先般の当委員会におきまして、前原大臣そして岡田大臣のそれぞれの所信的発言に基づいて質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、前原国家戦略担当大臣に伺わせていただきたいと思いますけれども、先般の御発言の中でこう...全文を見る
○浅尾委員 今の御説明で、ちょっと例で伺ってまいりますけれども、例えば、予算編成を財務省主計局がやるという前提でいうと、各省ごとのシーリングというものが決まって、その中でマイナス何%なりなんなりということになるんだと思いますが、そのシーリングを決めるのは財務省あるいは財務大臣とい...全文を見る
○浅尾委員 私の基本的な考え方としては、先ほど申し上げましたように内閣全体でやるべきなので、国家戦略担当大臣が、例えば今の例で言うと、二・四兆円どこを圧縮するかということも含めて主体的に予算の編成をやるのか。それは党と相談しながらということかもしれませんが。それとも、主体的にやる...全文を見る
○浅尾委員 ちょっと質問の角度を変えて伺いますが、では、今の政府・与党の会議、この間ちょっと新聞でも報道されておりましたけれども、これの事務局は財務省にあるんでしょうか。
○浅尾委員 そうすると、比較感、多分、政権交代の中で、予算のつくり方も含めて変えてほしいという思いも国民のある部分には間違いなくあったんじゃないかなというふうに思いますが、前の自公政権時代と違う部分というのは、決め方において違う部分はここだというのは、どこが変わったんでしょうか。
○浅尾委員 少し観点を変えて伺ってまいりたいと思いますけれども、例えば、グリーン、ライフ、農林漁業というふうに具体的に例示をされております。この分野ごとの、それぞれ、しかもいろいろな省庁にまたがって予算がつけられるんだと思いますけれども、どこの省庁にどれぐらいの額をつけるかという...全文を見る
○浅尾委員 削ったものの四倍とか二倍ということを決められたのは、その責任者はどなたでしょうか。
○浅尾委員 そういう意味では、従来とそこは違うと言い切れるのか。従来であればそれは経済財政諮問会議で決めていたということが、少し決める枠組みが変わっただけであって、決めている仕方自体はそう大きく違わないと思われるのか。経済財政諮問会議があった場合とない場合とで、どういうふうに思わ...全文を見る
○浅尾委員 いい意味での政治主導というのは私はどんどんやっていくべきだという趣旨でこの質問をさせていただいておりますので、では、観点を変えて申し上げますと、今後さらに、こういう部分はいい意味での政治主導で予算編成においても反映させていきたいというような分野がおありだと思いますので...全文を見る
○浅尾委員 そうすると、今の御答弁ですと、政治主導の主体としてはむしろ党の政調会長が今の仕組みでは予算の、党が予算を編成するというような形の発言も多分されていたと思いますけれども、ボールの投げ手だという理解でいいんですか。
○浅尾委員 そういう意味では、政府の方が主体であって党がバックアップという理解でいいわけですね。そこは、今のお話でいうと、野田政権になってから党の役割が多少、あるいは大分というふうに言った方がいいかもしれませんが、強くなったということなんだろうと思います。  この点で、一点、副...全文を見る
○浅尾委員 もう一点だけ、予算編成の基本方針に関して前原大臣に伺いたいと思います。  予算編成の基本方針を策定し、政策資源を重点的に投入するというふうにおっしゃっておられる。この大臣としての発言と、ちょっと嫌らしい質問ですけれども、野田総理は年内に解散するんじゃないかというふう...全文を見る
○浅尾委員 では、次の質問に移らせていただきますが、同じこの発言の中で、「先般の予備費使用決定に引き続き、遅くとも今月中を目途に経済対策を策定し、デフレからの早期脱却と経済の活性化に向けた取り組みを加速させてまいります。」という発言がございます。  まず、この予備費使用決定とい...全文を見る
○浅尾委員 本来は、国会が開会していますから、予備費というよりかはしっかりと国会に出せる形の補正の方が私は個人的にはいいんだろうなというふうには思います。  そのことを申し上げた上で、今月中を目途に策定される経済政策というのは、補正予算の編成というのはまるっきり排除されるのかど...全文を見る
○浅尾委員 今、補正という話がありました。経済対策ということであれば、まあ、国会の政局の動きを考えた答弁なんだと思いますけれども、当然、補正というのも一つの経済対策の手段である、それをやるかどうかは別として。  仮に補正をやるとすると、時間はどれぐらい編成にかかるんでしょうか。
○浅尾委員 ちょっと期間を、積極的な経済対策という意味での期間を伺いたかったわけであります。  巷間言われているのは、これは私自身は本末転倒だと思いますけれども、来年の消費税の増税の閣議決定に向けて、経済が落ち込んでいるから補正をやらなきゃいけないなどという発言があります。これ...全文を見る
○浅尾委員 では、この補正以外にどういう対策があるのか。  想定できるのは規制改革。しかし、規制改革が芽を出すのは、そうすぐの目先に芽を出すということではなかなかないんだろうなというふうに思います。それ以外に、金融政策については、先般、大臣と城島大臣そして日銀総裁との間でお互い...全文を見る
○浅尾委員 今、経営者の実感からいっても景気が相当落ち込んでいるというのは事実だと思いますし、特に世界的に米国以外の主要なプレーヤーの景気の落ち込み、あるいは減速というのが顕著になってきている中ですので、経済対策というのは、先ほど申し上げました増税環境整備の経済対策というのはむし...全文を見る
○浅尾委員 ぜひ具体的な対策を早急にやっていただく。それは、補正のみならず、規制改革やあるいは金融政策、さらには税制も踏み込んだ具体的な対策を出していただければと思いますし、私どもは私どもとして具体的な提案をしてまいりたいというふうに思いますので、それには聞く耳を持っていただけれ...全文を見る
○浅尾委員 例えば、マイナンバーは当然法人にも付番されるわけでありまして、法人の情報を日本年金機構が見に行くことができて、そこに勤めている個人の保険料も見られるようにすれば、多分リアルタイムでわかるんじゃないか。そういう制度設計になっているか、どういうふうになっているんでしょうか...全文を見る
○浅尾委員 繰り返しになりますけれども、マイナンバーは我々としてはぜひやっていくべきだというふうに考えています。  マイナンバーあるいは番号というものに対する反対論としては、プライバシーがそれによって侵されるという議論がよくありますが、私は、プライバシーが侵されるというよりかは...全文を見る
○浅尾委員 もう一点だけ申し上げて質問を終えたいと思いますけれども、同じ発言の中で、社会保障制度改革国民会議の立ち上げ、消費税の価格転嫁等対策推進など残された課題に引き続き取り組んでまいりますということですが、この消費税との関係でも、複数税率をもし仮に入れるということであるとすれ...全文を見る
○浅尾委員 幾つか課題についても、法案審議に入りましたら指摘をさせていただきたいと思います。  終わります。