浅野勝人
あさのかつひと
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月11日 | 第145回国会 衆議院 逓信委員会 第5号 議事録を見る | ○浅野委員 四人の参考人の方々におかれましては、御多用の中を御出席くださいまして委員会審議に御協力を賜り、心から感謝を申し上げます。 我が国の放送は、BSやCATVの普及とデジタル技術の急速な進歩によって多チャンネル時代を迎え、放送の果たす役割や社会的な影響力がますます大きく...全文を見る |
○浅野委員 テレビ朝日が放送したダイオキシン問題の報道ですが、おくれがちなダイオキシン対策を急ぐよう行政を促そうとした番組の方向は間違っていないと思っております。評価するにやぶさかではありません。ところが、それを伝える内容がずさんきわまりない。三・八ピコグラムを示した農作物は製品...全文を見る | ||
○浅野委員 事前にせん茶だとは承知していなかったということですね。 そうすると、三・八ピコグラムは何から検出された数値だと思って報道したんですか。はっきりした調査対象があいまいなまま、何から検出された数値かは確認もしないでやみくもに放送してしまったということになりますか。 | ||
○浅野委員 この番組は、人々の生活に深いかかわりを持ち、価格の変動などの経済的要因に重大な影響を与える懸念のあるテーマを承知で扱ったはずであります。現に、莫大な損害を農家に与えてしまいました。もともと念には念を入れてつくるべきテーマだったと存じます。 にもかかわらず、キャスタ...全文を見る | ||
○浅野委員 報道界の方々から、取材の経験が乏しく現場を知らないので、ニュースの痛みがわからないから、ニュースの基本的な扱いについて間違いをしでかしてしまったという指摘が私のところに少なからず寄せられていることを、まことに残念ですけれども申し上げておきます。 伊藤社長は、二月二...全文を見る | ||
○浅野委員 ここに「環境行政改革フォーラムの目的と活動」という資料がございます。今回のダイオキシン報道のデータを提供し、番組の中で解説をした環境総合研究所の青山貞一所長が代表幹事として主宰をしていらっしゃるフォーラムです。環境問題と取り組んでおいでの研究者、大学の先生、ジャーナリ...全文を見る | ||
○浅野委員 このお二人あるいはどちらか一人がディレクターとして今回の番組制作に参加をしておいででございますか。 | ||
○浅野委員 もう一つ確認しておきたいことがございます。 画面に登場した女性がホウレンソウを振りかざして、はっきり言って私の家族は所沢のホウレンソウを食べていませんと言っております。この方も環境行政改革フォーラムのメンバーだという情報がありますが、事実でしょうか、間違いでしょう...全文を見る | ||
○浅野委員 結構でございます。 私は、この人がどんな立場の方かということにこだわっているのではありません。この人に言わせたのかどうかが疑わしい、そこが問題だと実は思っているんです。やらせと紙一重だからです。やらせとなると新たな問題が提起されることになりまして重大であります。御...全文を見る | ||
○浅野委員 私が拝見したのは二月一日の放送の中でのものでありました。 もう一点。「ニュースステーション」を制作している、キャスターの久米宏氏が所属しているオフィス・トゥー・ワンというんですか、その企画制作会社とテレビ朝日の契約はどんな内容のものなんでしょうか。巷間伝えられるう...全文を見る | ||
○浅野委員 編集権はテレビ朝日に厳然としてあるとおっしゃるのなら、テレビ朝日が自信を持って責任の所在を明らかにされたらいかがかと存じます。 なお、私は、せっかくおいでいただいたテレビ朝日の代表お二人を困らせようと意地悪を言っているわけではありません。マスコミが、権力を持ってい...全文を見る | ||
○浅野委員 放送から人権を守るBROの清水委員長、おいでいただきまして、ちょっと私御提案をさせていただきますが、委員の構成ですね。自然科学やスポーツ、芸能の、例えばそういう分野の学識経験者を加えるなど、委員を大幅に拡充をすること。それからもう一つは、当事者主義は貫く必要があると私...全文を見る | ||
○浅野委員 どうも清水委員長、ありがとうございました。 私は、自分の人生で取材し報道する側と取材され報道される側の両方を体験してまいりました。あのころは、きょう申し上げてきたようなたぐいのことを絶えず心の中で反すうしながら注意してやってきたつもりですが、報道される側になってみ...全文を見る | ||
03月15日 | 第145回国会 衆議院 逓信委員会 第6号 議事録を見る | ○浅野委員 先日、テレビ朝日のダイオキシン報道に関連して、民放連の代表に見解をただしましたので、NHKの会長に同じ質問をいたします。 一つは、映像の倫理規範を設けることについてです。例の放送で、ホウレンソウをふんだんに見せておいて、実は伝えたかったのは別のものでしたと言われて...全文を見る |
○浅野委員 どうもありがとうございます。 デジタル時代の放送界は、技術革新の急速な進展に伴い、放送と通信の融合など大きな転換点を迎えます。来年の暮れからですか、BSのデジタル放送が始まりますと、衛星放送は一段と普及することになるものと予測されます。 全国一律の情報の伝達に...全文を見る | ||
○浅野委員 国際放送の十一年度予算案ですが、ラジオは九十九億円余りで、政府からの交付金十九億七千万円が含まれております。テレビは三十二億円で、すべて受信料で賄われて、英語と日本語の二カ国語放送を中心に一日十八時間、十月から二十四時間、ほぼ全世界に向かって放送していると聞いておりま...全文を見る | ||
○浅野委員 終わります。 | ||
03月31日 | 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○浅野委員 新しい日米防衛協力のあり方につきましては、橋本内閣の久間防衛庁長官のもとで政務次官をさせていただいていた折に、アメリカ側との具体的な折衝に入り、その後、安全保障委員会で一年半ほどいわば事前審議の役割を果たしてまいりましたので、思い入れの深い法案であります。こうして特別...全文を見る |
○浅野委員 今回の立法は、三年前の日米安保共同宣言の中で、一九七八年の古いガイドラインの見直しを開始することで橋本、クリントン両首脳が一致し、日本周辺地域の事態に協力して対処することを確認したことがきっかけとなりました。同時に、この共同宣言は、冷戦後の安全保障のあり方について、防...全文を見る | ||
○浅野委員 結構でございます。 後方地域支援は、おおむね在日米軍基地を中心に日本の領域の中で米軍に協力するのが柱になるものと予想されますが、戦闘が行われていない公海とその上空でも輸送だけならできることになっています。特に、自衛隊の自主的な活動としては、公海での船舶検査活動をす...全文を見る | ||
○浅野委員 その両輪というのは原則として非常に重要なことだと思っておりますので、きちんと堅持していくことがこの法案の骨子にならなきゃならぬと考えて、受け取っております。 周辺事態は、日本の平和と安全に重要な影響があるかどうか、事態の中身に着目したものだというこの基本概念は理解...全文を見る | ||
○浅野委員 事態の中身に着目して、その内容におのずと制限があるのは当然ですけれども、あわせて、やはり地域ということは、地球の裏側まで行くわけではない、ペルシャ湾、インド洋は入る入らないということ自体がもう地理的な概念でして、地理的にもおのずと制限のあるものだということを改めて指摘...全文を見る | ||
○浅野委員 そこにおいでのお三方は、我が国防衛、外交のトップであることは言うまでもございません。総理はゴールド・ファイブ・スターズで、昔流で言うと大元帥でありますから、どうぞひとつ外交、防衛の最高責任者のお三方を先頭にあらゆるレベルで、この法案が成立した後も引き続き、聞き飽きた、...全文を見る | ||
○浅野委員 おっしゃるとおり、防衛出動が下令された場合を扱っている第一分類と第二分類は、総理が政治判断を下せばいつでも法制化できる状況にあるんじゃないですか。あわせて、今回の経験を踏まえて、各省庁にまたがる第三分類のいわゆるグレーゾーンを詰める指示を出す時期に参ってきているな、私...全文を見る | ||
○浅野委員 承りましたが、今のお話ですべて十分かどうか、私どももしっかりとさらに研究をさせていただきます。 人は石垣、人は城でございますから、どうかひとつお忘れなく、肝に銘じていただきたいと存じます。 少しく話題を変えます。 千歳のF15が日本一の訓練環境と言われるア...全文を見る | ||
○浅野委員 私が知りたいのは、F15がエレメンドルフに行くには、途中、セミア島のエリクソン米空軍基地で給油を受ける以外に方法はないのですよ。ゴー・ノーゴー・ポイントは、この給油地点のエリクソン基地よりその千二百マイルというのは北海道側にありますか、それともアラスカ寄りですか。結論...全文を見る | ||
○浅野委員 北海道寄りの二百五十マイルぐらいの計算になるのですね。 折り返し点がエリクソン基地の手前では、天候の急変ということを考慮すると、単独では危険過ぎる、無理だということになるかと思います。安全に行くには、途中、空中給油機から給油を受けるしかない。このことは、空中給油機...全文を見る | ||
○浅野委員 事ここに至って今の答弁では、私は物足りない。結論を出すということは、お察しはいたしますけれども、はっきり言ってください。 | ||
○浅野委員 十分理解をさせていただきました。結論の方向は相通ずるものがあると理解をさせていただきます。 時間が参りましたので、最後の質問になるかと思いますけれども、指摘だけさせていただきますが、半世紀ぶりに日米安保体制を見直し、アジア太平洋地域の平和と安定、なかんずく北東アジ...全文を見る | ||
05月13日 | 第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○浅野委員長代理 佐藤茂樹君。 |
○浅野委員長代理 西村眞悟君。 | ||
○浅野委員長代理 佐々木陸海君。 | ||
06月03日 | 第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号 議事録を見る | ○浅野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 自衛隊法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、適切な審査を経た上で自衛官の再就職を促進することが我が国防衛力の健全な人的...全文を見る |