浅野勝人
あさのかつひと
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月16日 | 第151回国会 衆議院 総務委員会 第8号 議事録を見る | ○浅野委員 私は、これからの時代の方向を、奪い合った二十世紀から分かち合う二十一世紀への転換と表現をしています。最近の日米同時株安に見られるように、人類は、経済を初め人口、エネルギー、環境といった世界的な課題を共有する時代を迎えております。 NHKは、公共放送としてこれらの問...全文を見る |
○浅野委員 放送と通信の融合が本格化するにつれて、ユーザーが情報を手に入れる手段がこれまで以上に多様化してきております。先ほどから渡海、阪上両委員も指摘をしておりましたけれども、中でも飛躍的な伸びを示しているのがインターネットです。多量の情報を扱う放送事業者にとっても無視できない...全文を見る | ||
○浅野委員 NHKは放送法で規定された業務を行う特殊法人ですから、通信事業者が扱うインターネットの展開について、当然放送法の制約を受けます。 そこで、さまざまな制約を受ける状態のままで、NHKが果たしてマルチメディア時代の中で本来の公共性を十分果たしていけると思っているのか。...全文を見る | ||
○浅野委員 景山政務官の歯切れのいい答弁で、私が何となく、これは避けて通れない問題であると同時に、かなりのさまざまな分野のメディアから議論を呼ぶことになるだろうなと思っていたことを、政府がきちんと認識をしておられるということがよくわかりました。 BSデジタル放送が去年の十二月...全文を見る | ||
○浅野委員 方向がはっきりわかりましたけれども、これは私どもが大学生、ウン十年昔からの課題であって、それがやっとデジタル化の機会に実現の方向だということのようでありますけれども、総務省、政府は、今回はそれは間違いないでしょうね。 | ||
○浅野委員 ぜひ実現に向けて努力をお願いしたいと存じます。 それでは、これで終わります。 | ||
03月28日 | 第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○浅野委員 公共事業の見直しについて質疑を進めさせていただきます。 全国およそ二万件と言われる国土交通省所管の公共事業のうち、与党三党の合意に伴う見直し基準、つまり、事業の採択が決まってから五年以上たっているのにまだ着工していないもの、完成予定を二十年以上オーバーしているもの...全文を見る |
○浅野委員 見直しの対象となった百九十七件の公共事業のうち、中止ないしは休止することとしたダムの件数は何件含まれていますか。 | ||
○浅野委員 それを長野県に当てはめるとどういう数字になりますか。 | ||
○浅野委員 そうすると、十四件のうち見直しが一件あった、こういうことになりますか。そういうことですね。 全国的に見て、十四件のうち見直しが一件というのは、他府県に比べて中止ないしは休止の率が極めて低い。なぜだろうかと推測しますと、長野県は山岳地で、もともと水源が多い地形ですね...全文を見る | ||
○浅野委員 自然保護は国土保全の重要な柱です。環境を一層重視する社会現象の中で、いわゆる公共事業を見直して、押しなべて中止ないしは削減をするという長野県の田中知事の政策選択は時代の求める一つの見識だと思います。 私は、その認識の上に立って、先ごろ田中知事が発表した脱ダム宣言を...全文を見る | ||
○浅野委員 もっと問題なのは、脱ダム宣言が下諏訪ダムの建設中止を発表したことなんです。もともとこの下諏訪ダムというのは、下諏訪町を流れる砥川の流域に密集する三千百戸を水害から守ることを目的に計画されたのですけれども、もう一つ、地元の人たちには差し迫った事情があるのです。実は、隣接...全文を見る | ||
○浅野委員 今の二百八十億円ですか、この中には、二百世帯と言いましたね、二百世帯の立ち退きその他も一切含めて二百八十億ですか。 | ||
○浅野委員 金目でいうとこういうことになるんでしょうが、流域の二百世帯ないしはそれに伴う住宅の立ち退きですね、現実問題としてそんなことができるんですか。 | ||
○浅野委員 そうだろうと想像できます。 これは県営事業といっても国の補助事業ですから、国が八〇%持つんですよ。ダムにかわる公共事業としてむしろ問題の多い代替案を認めるんですか、副大臣。その種のものに補助金を出すのは問題ですよ。このケースに見られるような合理性を欠いたものは認め...全文を見る | ||
○浅野委員 問題点がこれだけはっきりしている懸案に対して、やるのかやらないのか、認めるのか認めないのかはっきりしないような答弁じゃだめですよ。コストの面でも住民のサイドでも、一体何がより大切なのかということをしっかり踏まえて、副大臣、もう一遍答弁願います。 | ||
○浅野委員 内容を踏まえた誠意のある答弁をありがとうございました。率直に言って、脱ダム宣言は、変えるとか人々のためという言葉の陰に生活者の顔を埋没させてしまっている典型的な例に思えてならないんです。人々の生活が情緒的な理念の犠牲になりはしないかと懸念せざるを得ないことを強く指摘し...全文を見る | ||
10月24日 | 第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○浅野委員 自治労、全日本自治団体労働組合に関連する幾つかの問題点について、政府の見解をただしたいと存じます。 まず、自治労の組合員と単組の数、それから組織率はどのくらいですか。 |
○浅野委員 五〇・七%という組織率は、日教組の三一・八などと比べてみますと、価値観が多様化している今の社会状況の中で高い数字だな、さすがに日本最大の産別労組だと思います。 ところで、組合費の平均は幾らですか。 | ||
○浅野委員 そうすると、全国の百万組合員、四千六百十三単組が自治労本部に納めている組合費は、その数だけ単純に計算しますと、年間五十八億円余りになるということになります。 もう一度伺いますが、組合員一人当たりの組合費の平均は幾らですか。 | ||
○浅野委員 民間労組の平均が四千三百円で、官公労を足して平均すると五千円、そういう意味ですか。そうすると、仮に自治労が月平均五千円ぐらいとすると、組合費だけで年間およそ六百億円集まるという計算になりまして、途方もなく大きな組織だなという認識を持って質疑を進めたいと存じます。 ...全文を見る | ||
○浅野委員 まあ、そういう御答弁だろうと予測しておりました。一般論として重要な関心を持っていると受け取っておきます。 エイシンは、八七年秋ごろ、自治労の山田財政局長が、この人はもう亡くなっておられますけれども、出入りの業者を集めて、退職した自治労の元役員の処遇などを目的につく...全文を見る | ||
○浅野委員 私が申し上げたことを一般論としてコメントしただけですから、それ以上答弁の中身を推量することはできませんけれども、実質所得者課税の原則を見据えて精査していると受け取ってよろしいですか。 | ||
○浅野委員 それ以上、同じことの繰り返しになると思います。それなりに重い言葉と受け取っておきます。 北海道にもエイシンと同じようなダミー会社があるという情報が私の手元に寄せられていますが、政府はキャッチしていますか。 | ||
○浅野委員 自治労には簿外口座、言いかえると裏金をプールしている裏口座が十六あります。財政局長が管理しているのが十二、事業本部が四つ、この合計十六の裏口座の中の残高は七億七千万円余りと、報告書はみずから明らかにしております。 実は、その財政局長が管理している十二の中に、自治労...全文を見る | ||
○浅野委員 問題提起として受けとめていただければ十分であります。 幾つかの県の調査でわかったことですが、都道府県の本部は自治労本部に組合費の一定の額を上納しています。これは労働組合に限らず、上部組織の活動費として一定の資金を上部団体に提供するのは、組織を維持し、活動を続けてい...全文を見る | ||
○浅野委員 今の御答弁は労働組合法五条について解説をしたのだと思いますけれども、労働組合法五条は民間労組を対象にして、官公労は対象外のはずですね。そしてこれは、公認会計士のチェックを受けて年に一回、労働委員会に提出するということを労働組合として認める際に確認しておればそれでよくて...全文を見る |