浅野勝人

あさのかつひと



当選回数回

浅野勝人の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月04日第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○浅野勝人君 九・一一以来、テロの撲滅を国家の目標に据えたはずのアメリカで安保政策をめぐって世論が真っ二つに割れました。国のありようをめぐってアメリカの世論がこれほどはっきりと分断された大統領選挙は初めてだと多くのアメリカの人々が感じたといいます。安保政策はその国のあるべき姿を決...全文を見る
○浅野勝人君 その問題については更に詰めていきますけれども、もう一度確認します。  日本の基地を使って米軍が出動する地域に台湾とその周辺の海域が入っていますが、日本政府は、日中正常化の共同声明で、台湾は中国の領土の一部であることを理解し、尊重するということを明言しています。この...全文を見る
○浅野勝人君 先ほど外務大臣ちょっとおっしゃいましたけれども、もう一度議論を整理しておきますけれども、極東条項についてもう一つ重要な側面がありまして、極東条項は、基地の使用目的について定めた言わば制約ですよね。これは、在日米軍基地を使うことが許される米軍の活動範囲、言い換えれば出...全文を見る
○浅野勝人君 どういう場合に超えますか。
○浅野勝人君 つまり、米軍は、日本及び極東の防衛という目的達成のためなら在日米軍、在日米軍基地、とりわけ在沖米軍基地を使って極東の外、極東の周辺にも出動できるという御答弁だなと理解をいたしました。  外務大臣、極東の周辺ってどこまでですか。
○浅野勝人君 局長の御答弁は、在日米軍の行動範囲、つまり出動地域は攻撃又は脅威の性格いかんによって判断されるもので、必ずしも極東という区域に限定されるわけではないと、こういう答弁だなということで理解をしてよろしいですね。
○浅野勝人君 防衛庁長官、今の外務省の答弁、軍事的側面から見てこの解釈に付け加えることはございませんか。
○浅野勝人君 かつて大平外務大臣が、相模補給廠でNATO向けの戦車の修理をすることの可否を問われて、条約の趣旨からはみ出ていないと私は答弁することはできないと、らしい言い回しで答えておいででございます。当時はこれで明確でしたけれども、弾道ミサイルを始め攻撃手段が長距離化しているこ...全文を見る
○浅野勝人君 委員長。
○浅野勝人君 失礼しました。外務大臣お願いします。
○浅野勝人君 防衛庁長官、私は行け行けどんどんすべきだと言っているんじゃなくて、どうぞひとつ、そこは非常に危険性の伴う理論構成になるから、自らの自制ということをきちんとしてほしいんだという意味であることを念を押しておきます。  世界規模の米軍の再編は、ブッシュ大統領が再選されて...全文を見る
○浅野勝人君 八月下旬に大統領補佐官のライス女史から細田官房長官に電話があったという情報は本当ですか。外務大臣、聞いておいでですか。  実は、ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード記者が書いた「プラン・オブ・アタック」、「ブッシュのイラク戦争」というもう分厚いレポートですけれど...全文を見る
○浅野勝人君 正直な話、ありがとうございます。大変興味のある電話のやり取りではなかったのかなと想像をしたものですから、伺ってみました。  先ごろの政府の答弁書は、一週間ぐらい前のですか、社民党の沖縄の先生に出された答弁書は、今次の在日米軍の兵力構成の見直しが現行の日米安保条約及...全文を見る
○浅野勝人君 ちょっと話題変わりますけれども、国連の安保理事会の常任理事国入りをするについては集団的自衛権の行使について態度を明確にすべきだという見解があるそうですけれども、これでは常任理事国になるのなら憲法を改正せよと言っているのと同じことになります。それとこれとは混同すべきで...全文を見る
○浅野勝人君 日中問題について、一つ確認しておきたいことがあります。  旧日本軍が遺棄した毒ガス爆弾の件ですが、急がないと化学兵器禁止条約の延長期限の二〇一二年までに処理し切れません。  実は、去年八月、中日友好協会の招きで一人で北京に行った折、当時外務副大臣だった王毅さんと...全文を見る
○浅野勝人君 よく分かりました。  たまたまその折に東北地方で、恐らく黄爆弾だと思いますけれども、黄爆弾というのはびらんガスが漏れたんだと思いますけれども、ちょうどニュースでやっていまして、それに触れた方が首がこんなに、こんなに膨れ、足がもう大きなこぶのようになっている場面がニ...全文を見る
○浅野勝人君 そのときにぶつかったんだ。
○浅野勝人君 その文書というのは、そのことが起きたからなのか、たしかそれは八月ですから、その年の四月に文書を交わした、つまり処理方式について実務者同士の積み上げのことをこういう方法で処理しましょうという文書を交わしたというふうに私は理解したが、そうじゃないんですか。
○浅野勝人君 文書を交わした交わさないはさることながら、そういうお互いの実務者同士の協議で合意しているということであれば、その合意に従って、妙な政治的思惑や配慮は排除して、最も安全で最も効率のいい、そしてできるだけ短期間に、百数十万発とも二百万発とも言われるこの問題をやはりクリア...全文を見る
11月10日第161回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○浅野勝人君 憲法九条の改正について、政党、自民党とかかわりなく、自民党の見解、考え方とかかわりなく、自らが常に思っているその思いを述べさせていただきます。  私は、シビリアンコントロールの強化を前提に、自衛のための軍事力の存在、つまり自衛隊の存在位置をはっきりと明記をすべきだ...全文を見る