浅野勝人

あさのかつひと



当選回数回

浅野勝人の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
議事録を見る
○浅野勝人君 去年の臨時国会最後の委員会で、大麻事件で黒星続きの中で防衛施設庁の善戦が目立っているんです、在日米軍施設と区域の返還にかなりの成果を上げており、交渉中の佐世保の一部返還が実現しますと、今年になってから六十ヘクタール余りの返還が決まりますと発言しながら、実は経験則から...全文を見る
○浅野勝人君 今回の事案は、防衛施設の建設工事を所掌している建設部で起きた組織ぐるみの官製談合事件の様相を見せています。既に容疑の対象になっているもののほか、例えば岩国、佐世保の土木建設工事は建設部の所管でしょうが、例えば在沖米海軍の病院を移転するため新たに病院を建設するのは、施...全文を見る
○浅野勝人君 建設部は、建設本部という独立した組織で発足した役所としての生い立ちからも、内局はおろか、他の部門との人事交流を拒んで技官グループで固めた聖域になっていました。それを許してきた反省は、長官、ありませんか。
○浅野勝人君 二人とも長官ですな。防衛庁長官。
○浅野勝人君 自衛隊法に基づき、長官の承認を得て防衛施設庁と契約関係にある企業又は契約関係にあった企業に再就職した人は何社何人ですか。それから併せて、退職者の平均年齢は、内局、施設庁、各幕、それぞれ何歳ですか。
○浅野勝人君 再就職、いわゆる天下りの実態にメスを入れることが再発防止の重要な側面だと考えます。天下り先を確保するために談合をして工事を発注すると、工事を配分発注して天下り先を確保するという悪循環を断ち切る必要が極めて重要だと存じます。  同時に、さはさりながら、今の六十歳、ほ...全文を見る
○浅野勝人君 もう一つの側面ですけれどもね、OBの受入れ人数や年収などの待遇ぶりを点数にして、持ち点を基準に配分表を作って、それに基づいて工事を発注すると。これでは、そののりを越えているどころか、よくまあ今まで捕まらなかったもんだと思います。契約行為を透明かつ公正にさせる手だてを...全文を見る
○浅野勝人君 たまたま外局を統合して防衛省に昇格させるという考え方が、まあ、議論の対象になっている折でもあり、これをきっかけに長官のおっしゃる防衛施設庁の解体・統合案を私も支持します。  この国会に提出して、来年、統合しますか。
○浅野勝人君 翻訳すると、来年の通常国会に法案を出して十九年度にはこれを統合すると、こういう理解、そうおっしゃったわけですね。
○浅野勝人君 終わります。
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○浅野勝人君 外務大臣、二月の最終日曜日に高倉健の日中合作映画「単騎、千里を走る。」を見にいらっしゃった報道がございます。この報道によると、優れた映画芸術は政治に勝ると、なかなかの感想を述べて絶賛していると伝えられています。何か心境の変化があったんですか。
○浅野勝人君 外務大臣就任の記者会見で、事柄によっては自らの思いと公の立場での見解とが食い違うことはあり得る、靖国参拝については適切に判断すると述べて、以来、一貫して適切に判断するとおっしゃっておいでです。公の立場とは国益を優先する立場と置き換えても差し支えないと存じます。  ...全文を見る
○浅野勝人君 参議院は政府の途上国援助に強い関心がございまして、ODA特別委員会を設置いたしました。外務省も、政府系金融機関の整理統合の機会にODAのありようを考え直すことにしていると承知していますが、何をどう変えるんですか。外務大臣。
○浅野勝人君 話があっちこっち飛びましたが、JICAへの一元化が柱だという説明と受け止めました。  政府開発援助の実施機関について、JICAの主務大臣は引き続き外務大臣とする、ただし、円借款に係る財務・会計の主務大臣は財務大臣とすると。こんな言い方をするものだから話が込み入って...全文を見る
○浅野勝人君 大変明快で、私の思ったとおりでした。  ここに外務報道官が二月二十七日付けである週刊誌にあてた抗議文があります。スマトラ沖地震とインド洋の津波の被害に伴うインドネシアに対する無償資金協力の扱いについて、事実を意図的に歪曲し誹謗中傷している、外務省としては看過できな...全文を見る
○浅野勝人君 ここに津波支援案件の一覧表、これはもう外務省のホームページに出ている資料ですけれども、この一覧表の中で、総額の三分の一を占める、西部の海岸という意味ですかね、西岸道路緊急復旧工事に関連して、施工業者に届くはずのブルドーザー、ダンプカー、コンプレッサーなど五十九台のう...全文を見る
○浅野勝人君 五十九台じゃなくて実は七十台だと。そのうち五十九、問題の五十九台は去年のうちに届いているというわけね。
○浅野勝人君 これはまあ大変だ。いい加減なことというのは割合あるけど、ちょっとひどい。  じゃ、もう一つ。国営テレビ局のTVRIの支局に納入したノートパソコン十台の価格が六百四十万円。十台で六百四十万円というと一台六十四万円の勘定になるんですね。ちょっとジャカルタの電気店などで...全文を見る
○浅野勝人君 だから、パソコン一台幾らよ。
○浅野勝人君 そうはいっても、パッケージで幾らだから中身を決めていくんじゃなくて、それぞれの放送資材とかパソコンとか様々なものを積み立てると幾らになったというのが普通じゃないですか。
○浅野勝人君 まあ私が答えを教えてもおかしいけれども、恐らく積み上げていくのに、局長、あなたの答弁が、まあ大体十万円前後、個々の金額を言うと恐らくは競争入札の弊害になるから言えないんでしょう。だから、そういう説明をきちんとして、まあおおむね十万円前後のもので、そう常識外のことはな...全文を見る
○浅野勝人君 まあおきましょう。おいおいまた議論になるでしょう。  昨日、公明党の木庭健太郎議員が触れましたが、海上自衛隊のマル秘文書を含む膨大な業務用データがインターネット上に流出していた問題について、事情をつまびらかにしたいと存じます。  情報が流出したのはファイル交換ソ...全文を見る
○浅野勝人君 困ったことに、どこからそのデータをもらってきたのか分からないのがウィニーの特徴です。陸海空の自衛官何人からどれほどの資料が漏れているのか、実態がつかめない。本当のところは分からないんじゃないんですか。よその国の情報機関やテロ組織にとって宝の山というような嫌な指摘を聞...全文を見る
○浅野勝人君 文化庁に確かめておきますが、ウィニーを使って映画や音楽をただでダウンロードさせるのは著作権の侵害、著作権法違反になりませんか。
○浅野勝人君 分かりやすい。今の説明だと、ウィニーを使って映画や音楽をただでもらってくるのは私的複製で合法だけれども、持っていっていいですよとアップロードするのは著作権法に違反するということですね。  ところが、だれが公開しているのか分からないんですよ。違法行為をしている人が一...全文を見る
○浅野勝人君 正直な答弁です。そう思います。全く手を焼いて、手を焼いてて困ったもんだなと思っているという答弁ですよね。世界じゅうそうだから、文化庁で解決できる問題ではない。これからの課題として指摘をしておきますし、取り組む、考えているという答弁だと理解しました。  長官、四十一...全文を見る
○浅野勝人君 局長、もう一つは、恐らくDVD—RAMかUSBメモリーで業務用データを自宅へ持ち帰ってパソコンに落としたんだと思いますよね。で、ウイルスにはやられないと決め込んでいたのは軽率ではないでしょうか。そもそも、業務用データを無断で自宅へ持ち帰ること自体、服務規程か何かの違...全文を見る
○浅野勝人君 局長と言いました。官房長、ごめんなさい。前の局長のイメージがあって、ごめんなさい。
○浅野勝人君 インターネット上にみんなで書き込んで作る百科事典、ウィキペディアというサイトがあります。このサイトをそっくり信用しているわけではありませんけれども、このウィキペディアでウィニーについて調べてみたら、こういうふうに書いてあるんですよ。二〇〇四年三月ごろからウィニーを使...全文を見る
○浅野勝人君 これではマル秘データを気楽に扱っていると批判されても反論できないですよ。緊張感に欠けるのは、官から支給しているパソコンの絶対数が足らないもんだから私用のパソコンで補っている事情が背景にあると私は懸念しています。だから、官側は厳しく言いにくい、私の側には自分の物という...全文を見る
○浅野勝人君 長官、精神条項はそれでいいと思いますけれども、私用パソコンにいつまで頼っているんですか。
○浅野勝人君 六万台、私用パソコンが。
○浅野勝人君 予算があるとかないとか言っていられる状況ではないと、そういう感じがします。  次、十年前に防衛庁が三菱電機に発注した将来SAMの研究試作に関するマル秘データが朝鮮総連傘下の在日本朝鮮人科学技術協会と関連があるソフトウエア会社に漏れ、結果として北朝鮮に流出したと見ら...全文を見る
○浅野勝人君 問題のソフトウエア会社を報告書はX社と呼んでいますが、なぜ社名を公表しないんですか。
○浅野勝人君 三月二日付けで防衛庁作成の将来SAM関連情報の流出事案に関する報告、その別紙2、委員の先生方には資料をお配りさせていただきましたけれども、X社に流出した将来SAMのこの資料です。  上の図表は要撃範囲を示しています。要撃範囲とは、飛来する弾道ミサイルを将来SAMで...全文を見る
○浅野勝人君 ここから先で信じ難いことが起きているんですよ。  上の図で三か所、下の図も三か所、秘数値と書いた囲みがありますね。防衛庁は、マル秘数字、つまり秘数値を伏せた報告書を作り、三菱電機の特定の少数の人には囲みの中の記号を照らし合わせると秘数値が分かる別の表を用意しました...全文を見る
○浅野勝人君 十年前のデータとはいえ、日本の地対空ミサイルシステムの性能が北朝鮮に十分示唆したことになるんですね。自衛隊が平成十五年から順次配備している中距離SAMは、北朝鮮の巡航ミサイルや航空機に対して裸の王様になってしまっているんじゃないか。納得のいく説明を期待します。
○浅野勝人君 似て非なるものじゃなくて、全く違うということですな。
○浅野勝人君 元々、この件については防衛庁には落ち度があるわけではございませんけれども、ほっとする一面、更にこの種の大事な軍事機密情報については管理に徹底を期していただきたい、そういう思いがいたします。  情報が命の外務省にとっては、上海総領事館のスパイ強要事件や中国残留孤児二...全文を見る
○浅野勝人君 同僚の秋元議員にバトンタッチする約束にあと一分ありますから、これまでの質疑と関係ありませんけれども、以前から一度外務省に聞いてみたいなと思っていたことがあるんです。国連の分担金のことです。  日本は一九・五%を負担していますから、ずっと一人で五分の一しょってきたこ...全文を見る
○浅野勝人君 ありがとうございました。  同僚にバトンタッチいたします。
03月28日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○浅野勝人君 私は、自民党、公明党を代表して、在日米軍の駐留経費を負担する特別協定について、賛成の立場から討論を行います。  この協定は、在日米軍基地の従業員の労務費と、在日米軍が公用のため調達する電気、ガスなどの光熱費、水道料、並びに我が国の要請に基づいて在日米軍が訓練の場所...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
議事録を見る
○浅野勝人君 我が国の原子力政策は核燃料サイクルを基本にしていますから、原子力発電で生じた使用済核燃料の再処理が不可欠となります。プルサーマル発電は再処理の過程で発生するプルトニウムとウラン238を加工して燃料にしますから、これまでの再処理にプラス加工が必要になります。  この...全文を見る
○浅野勝人君 普通、プルトニウムは八キログラムで核爆弾が一個できると言われています。日本がイギリスとフランスに委託したこれまでの再処理によって、単純に計算しますと三十七トン、プルトニウムがヨーロッパで保管されている勘定になります。半端な数字じゃありません。しかもこれからどんどん増...全文を見る
○浅野勝人君 金田副大臣は先週、中国を公式訪問されました。外務大臣の特命を帯びてこの時期に行く必要があった理由と目的をお聞かせください。
○浅野勝人君 李肇星外務大臣と会談したと伝えられていますが、間違いありませんか。
○浅野勝人君 北朝鮮にちょっと触れておきたいと思いますけれども、北朝鮮の財政制度は二重構造になっています。財務省が二つある。一つは国家の財政を担当するまともな役所ですが、もう一つは金正日個人の懐へ入る資金を管理する役所です。平壌で三十九号と呼ばれる建物がその役所です。金正日は言わ...全文を見る
○浅野勝人君 いや、それ以上の答弁はありません。  気分の良くなったところで終わります。
○理事(浅野勝人君) ただいまの件につきましては、後刻理事会においてその取扱いを協議いたしたいと存じます。
○理事(浅野勝人君) 犬塚君、タイムアップです。
○理事(浅野勝人君) 答弁はどなた。外務大臣。
○理事(浅野勝人君) 麻生大臣、簡単にお答えください。
○理事(浅野勝人君) 緒方靖夫君、あと一問です。
05月18日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
議事録を見る
○浅野勝人君 今、守屋次官の講演について、米軍再編関連経費については、これから米国との間で事務的に細部を調整し、我が国が負担すべき経費の内容の詳細をきちんと精査していくことになります、このような段階で既に積み上げた数字があるかのように受け止められたことは遺憾でありますと、長官、発...全文を見る
○浅野勝人君 まあここですっぱり受け止められたことは遺憾でありますと長官おっしゃっているわけですから、潔い答弁をなさった方が今後に余り尾を引かないのかなと、そんな思いがいたします。  今回の日米折衝について、様々な困難な課題を解決して決着にこぎ着けた外務大臣、防衛庁長官の御努力...全文を見る
○浅野勝人君 今回の再編は、地元負担の軽減と米軍の抑止力を低下させないという、相反する二つのキーワードを軸に進められています。  まず、負担の軽減について伺います。  沖縄はよく在日米軍基地の七五%を占めていると言われます。今回の再編が予定どおり完了した場合、沖縄県の負担はど...全文を見る
○浅野勝人君 面積の問題だけでは長官なくて、危険度が軽減されるとか、あるいは騒音の問題がかなり解消されるとか、様々なメリットはあるんだろうと思うんですね。それを計数化することは困難だとは思いますけれども、その辺り、きめの細かい、何というんですか、検討を今から防衛庁で、施設庁でよく...全文を見る
○浅野勝人君 グアムは日米地位協定外の地域ですから、地位協定外のグアムへの手当てには新しい協定が要るんじゃないかと。それから、地方自治体の協力を政府がお願いをしていく立場から、振興策などに十分配慮していく必要が出てくると思われます。  その場合、特措法、特別措置法みたいな法律が...全文を見る
○浅野勝人君 これから考えるとおっしゃいますけれども、ロードマップを着実に進めていく上には、すべてお金の要ることであります。国民の税金をまた、通常ホスト・ネーション・サポートで六千億円という大金を使っている上に、沖縄の負担軽減が目的とはいえ莫大なお金をまた使わせていただくわけです...全文を見る
○浅野勝人君 終わります。
08月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○浅野勝人君 安保政策については、日米間のガイドラインに沿って、周辺事態、有事対応、イラク派遣、テロ対策等、着実に法制化を進めてまいりました。勢い、自衛隊の活動の範囲が広がり、海外へ出ていく頻度も増えてまいります。そろそろ自衛隊の海外派遣にかかわる一般恒久法があってもいいのかなと...全文を見る
○浅野勝人君 額賀長官、実はジョージタウン大学の修士課程で東アジアの安全保障政策を専攻している学生がCSISの推薦でやってまいりまして、レポート作成に手をかせというわけなんですよ。  実によく勉強して知っておりまして、陸は撤収しても空の活動は充実させて多国籍軍の兵士の輸送が中心...全文を見る
○浅野勝人君 大変懇切丁寧な、そこまで説明をしてやれば、あの女の子も理解をしてくれたのかなと思いました。  イラクの治安情勢について、アメリカの上院軍事委員会でペース統合参謀本部長が内戦に発展する可能性があると発言しています。イギリスのイラク駐在のペイティー大使も、内戦と分裂に...全文を見る
○浅野勝人君 靖国にかかわる麻生提案ですが、靖国神社を宗教法人ではない国の追悼施設に形を変えて、総理大臣を含めあらゆる人々が安んじて参拝できるようにする、そうすれば行くとか行かないとか議論しなくて済みますから根本的な解決になる、私はこのように理解していますが、間違いありませんか。
○浅野勝人君 そうすると、かつて廃案になった靖国の国家護持法とどこが違いますか。
○浅野勝人君 靖国神社が麻生提案を拒否すれば分祀論と同じように絵そらごとに終わる、靖国神社が賛同してくれれば、新政権の手で、早ければ秋の臨時国会ででも実現できます。勝算あっての提案と推測しますが、この点について差し支えのない範囲でお話しいただけることがありますか。
○浅野勝人君 総裁候補が三人おそろいになる貴重な機会はめったにございません。  先日、官房長官の著書「美しい国へ」を精読いたしました。時代を見直す感性と洞察力に富んでいて大変良く書けておりました。ただ、著者を麻生太郎と置き換えても全文まるで違和感がない、いささか妙な感に打たれま...全文を見る
○浅野勝人君 総裁選挙は君子の争いであってほしい、重ねて要請をしておきます。  委員会で党内の話で終わっちゃちょっと具合悪いんで。  今日の理事会で、政府からBMDの共同開発を開始するに当たって武器の供与に関する取決めについて報告がありました。国会承認条約にかかわる行政取決め...全文を見る
○浅野勝人君 終わります。
10月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
議事録を見る
○浅野副大臣 外務副大臣の浅野勝人でございます。  我が国の繁栄と安全を確保するため、麻生大臣を補佐して、外交、安保政策等、真剣に取り組んでまいります。  木村委員長初め委員の先生方に厳しい御叱責と温かい御指導を賜りますようお願いを申し上げて、就任のごあいさつとさせていただき...全文を見る
10月17日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 外務副大臣の浅野勝人でございます。  このたび、座り心地の良かった筆頭理事の席から縁があってこちらへ席を移させていただくことになりました。  麻生大臣を補佐して、外交・安全保障政策と真剣に取り組んでまいります。二年間一緒に切磋琢磨させていただいた仲間の...全文を見る
10月18日第165回国会 衆議院 外務委員会 第1号
議事録を見る
○浅野副大臣 外務副大臣の浅野勝人でございます。  我が国の繁栄と安全を確保するため、麻生大臣を補佐して、外交の諸課題と懸命に取り組んでまいります。  山口委員長初め委員の先生方の厳しい御叱責と温かい御指導を賜りますようお願い申し上げて、就任のごあいさつといたします。  あ...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) アメリカは、北朝鮮が六者会合に無条件に復帰すればその枠組みの中で米朝二国間の対話には応じてもよいと、そうした対話の中であれば、どんなテーマであれ二国間の問題について話し合うことができるとこれまで一貫して主張してきております。したがって、アメリカが北朝鮮との...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) アフガンの現地の日本大使館は、日本NGOとの定例の会合の機会を通じて現地の治安に関する情報を細かく今提供を、きめ細かく提供をしております。それから、具体的な脅威情報があれば、在留邦人の連絡網を使って随時安否の確認を行っております。  御指摘の活動中に亡く...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 三年前、私はオマーンの沖合で現場を見てきておりますので、今、両大臣の答弁、身にしみて同感いたします。
○副大臣(浅野勝人君) 元々、ODAを有効に活用して紛争の平和的解決とか開発途上国の安定した経済成長だとか貧困対策とかイスラム穏健派との関係強化とか、様々な課題と積極的に取り組んでいくのがテロとの戦いの基本だとは思いますけれども、岡田議員指摘の、日本はキリスト教社会ともイスラム教...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 北朝鮮籍と思われる船舶が三隻、対馬海峡へ向かったとの報道は、これは承知していませんが、別に、北朝鮮の核実験実施発表以降、四隻の北朝鮮船籍船が韓国領海の済州海峡を、チェジュですね、海峡を通過したという報道があることは承知しています。  ただ、この報道も韓国...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) タリバンの詳細な勢力規模は不明でございまして、その勢力の拡大について明確なことを申し上げる情報とデータを持ち合わせておりませんが、例えば、タリバンの司令官の一人は、今年五月、アフガン南部の四県で一万二千人の兵力が指揮下にあると、自分一人の指揮下にあると述べ...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 安保理の決議は様々な分野でいろんな形で引用をされまして、各種の国内措置がとられてまいります。したがって、広い分野に具体的な影響が及び得ることも踏まえて決議の和文の訳語を確定していくわけでありますけれども、例えば同じ用語、語彙でも、過去の決議案との整合性その...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 例えば、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関する決議案、これは一六九五でございましたけれども、二十三作業日、作業日というのは土日祝日を除いて二十三日、作業日、テロ行為への資金供与防止に関する決議案一三七三は十四作業日、大量破壊兵器の不拡散に関する決議案一五四〇号は...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘の点、私も同感の部分がございまして、督励をいたします。
○副大臣(浅野勝人君) 遠山議員の指摘どおりに既に頑張っており、これからも踏ん張ります。  御指摘のように、ICC加盟国の分担率は国連における通常分担率を基本として決められておりまして、通常分担率には、遠山委員おっしゃるとおり二二%のシーリングが設けられているわけですね。で、国...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) サハリン1のコンソーシアムとCNPC、今先生御指摘の中国石油天然気集団公司との間で天然ガスの売買契約に向けた覚書が作成され、今後正式な売買契約の締結を目指して交渉を進めるということになったと承知をしております。  ところが一方で、コンソーシアムの交渉責任...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 実は、麻生大臣が自ら電話でラブロフ外務大臣と掛け合っておるものですから、麻生大臣がお答えする方がいいかと存じますが、私が細かく聞いておりますので、私から御報告をさせていただきます。  委員おっしゃるように、我が国の企業が参画、関与四五%という非常に大きな...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) しっかり大臣のねじを巻いてまいります。
○副大臣(浅野勝人君) これまで、御指摘のとおりアフガニスタンには、アフガニスタンをテロと麻薬の温床にしないという決意の下に、約、合わせて十五億ドルの支援をプレッジして、既に十一億ドルぐらい実施しております。委員の指摘どおりであります。  そこで、貧困克服対策にそのうち幾らくら...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘のように、アフガニスタンでの今年のあへんの生産は前の年に比べて五〇%増えておりまして、その他、今、遠山委員の指摘した数字、驚異的な数字は私どももすべて承知している数字でありますので、麻薬をめぐる状況は依然厳しいものと認識をしております。  これらの...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 六百五十万ドル支出をしてまいりましたが、それに加えて今年六月に開催されたアフガニスタンからの麻薬取引ルートに関する国際会議で、アフガン政府が目指す麻薬管理戦略の実施を支援するために、麻薬対策信託基金に新たに五百万ドル拠出をしております。さらに、アフガンの各...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) アフガンでは、大田委員おっしゃるように、長い間の内戦と干ばつで農業インフラが破壊されていて、深刻な状況にあるのは御指摘のとおりのようであります。就労人口の七〇%以上が農業に従事しているということでありますから、農業の再生はアフガンの安定化に不可欠だと同感い...全文を見る
10月31日第165回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○浅野副大臣 本委員会は、沖縄及び北方四島と関連する問題と取り組む極めて重要な委員会と認識をしております。  麻生大臣を補佐して懸命に努めてまいりますので、安住委員長を初め委員の先生方の御指導をよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。(拍手)
11月01日第165回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 本委員会は、沖縄問題及び北方四島と関連する様々な課題と取り組む極めて重要な委員会だと認識をしております。麻生大臣を補佐して懸命に務めてまいりますので、黒岩委員長を始め委員の先生方の御指導をよろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。
11月10日第165回国会 衆議院 外務委員会 第6号
議事録を見る
○浅野副大臣 麻生外務大臣は、非核三原則は堅持するとたびたび明言しています。その上、原子力基本法、NPT加盟国としての立場から、法的にも核兵器の保有は許されないことを重ねて述べています。一般論として、隣の国が核実験をしたという新たな国際情勢を踏まえて、安全保障政策について議論をす...全文を見る
○浅野副大臣 委員長、一言よろしいですか。
○浅野副大臣 重ねての御指摘でございますが、日本政府は、あわせて麻生外務大臣は、非核三原則は堅持するということを明確に内外に向かって繰り返していることを改めて申し上げておきます。
11月15日第165回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 開発途上国での技術協力というのは、個々のプロジェクトによって進行の途中で積算がやむなく変更されるようなケースが間々あることは確かではありますけれども、今委員の御指摘のような話を聞くことが少なくありません。  したがって、事業を始めるその事前に積算を更には...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 先ほど申し上げましたように、事業の事前評価表とそれから実施計画書の作成を制度化いたしまして、事業費積算の精度を向上させるための事業管理支援システムを立ち上げておりますので、今の御指摘をこの制度にきちんとはめながらやってまいります。
○副大臣(浅野勝人君) そのように聞いております。  わずか七件にすぎなかった。残りのものがいずれもこの制度改革の前のものだから許されるとは思っておりません。思っておりませんけれども、それらを踏まえて、せっかく制度改革をスタートさせておりますので、今後同じ指摘をいただかないよう...全文を見る
11月27日第165回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 山下委員御指摘のとおりでございまして、例えば中国に対しましては、北京オリンピックまでに円借款、円ローンについては整理をする方針でございますけれども、例えば環境問題とか緊急な人道問題については無償の範囲で事柄を進めることはできないだろうか。そのほか、世界様々...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘は、例えば地球温暖化への国際的な取組などについて実態はどうなのかというような意味合いを含んでおいでだと思います。  アメリカのほか、中国、インドなど、主な排出国に対して最大限の削減努力を促していくことなどは日本政府にとって最も重要な役割の一つと思っ...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) アンタイド化と実際のODA援助の効果の関連性というようなことを十分考えながら進めなさいよという御指摘と受け止めました。  アンタイド化については一九七〇年代以降進めてまいっておりまして、ODA全体におけるアンタイドの比率は二〇〇四年実績で九五・四%に達し...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) ODAを使って、開発途上国の農林水産分野に対する協力を既に実施をしてきております。これは、主として開発途上国の食料が安定的に生産されることを目的にしておりますけれども、同時に日本の食料の安定輸入にもつながるであろうというねらいがございます。平成十六年の実績...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) このダムはスリランカの電力事情の逼迫を緩和するために、首都のコロンボの南東百六十キロのワラウエ川上流に建設され、最大百二十メガワットの発電を行うことを目的に円借款を供与しました。九一年の六月に試験湛水を開始したところ、ダムの下流の右岸から水漏れが発生しまし...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) その改修作業を終えて、当初の予定どおりと聞いております。
○副大臣(浅野勝人君) 当初は百四十五億と承知をしております。この事業を含め、スリランカの債務全般については、遅延等の償還にかかわる問題は現在のところ生じておりません。
○副大臣(浅野勝人君) 委員指摘の点は、こういう水漏れみたいなことを事前の調査で予見できなかったかというようなことも含めて御指摘かと存じますけれども、現場の地下の地質の構造が予想以上に複雑で特殊なものであったことが原因のようでありまして、予見は当時困難であったのかなと考えておりま...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 前回の決算委員会でも委員から御指摘のあった点だと理解をしております。  八ページはちょっと、六億円のプロジェクトでわずか八ページというのは木で鼻くくったようなことじゃないかと、もうちょっときちんとした中身をという御指摘だと思いますけれども、先ほど局長が答...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 無償資金協力の事前調査は、去年十二月にコスト削減目標を発表した無償資金協力の本体事業とは違いまして、技術協力としてJICAの運営費交付金で実施されています。JICAは、十五年十月から十九年三月までの中期計画において、事業単価の縮減の観点から、業務の質の向上...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 今、今週中というような約束をして、もし来週にずれ込んだ場合はこれはうそをついたことになりますから、この場でできるだけ早くということで御了解を賜ります。
○副大臣(浅野勝人君) それは、一部ございます。独立行政法人、それから政府系金融機関、財団法人の職員の転職の状況については、職務を離れた個人に関する情報になりますので、直接政府が、直接ただすわけにはまいりませんから、有権的にお答えすることはできません。ただ、JICA、JBIC、J...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘のODAに関する情報開示、どこまでできるか引き続き努力をさしていただきます。  一点、先ほどJICA、JBICから転職した、あるいは建設会社、コンサルタント会社から来た者の社名をと、相互の社名をということでありましたけれども、実はJICAでいうと定...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 今カザフスタンの例が出ましたけれども、ODA以外では中央アジアプラス日本というフレームの対話をしておりますし、もちろん二国間対話もございます。これらを通じてJBIC、それからジェトロ、民間の日本カザフスタン経済委員会の活動を連携しながら投資環境の整備をうま...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) JICSは、国際的な調達に関する知識や実績があるだけではなくて、日本で唯一の中立かつ公的な調達専門機関であります。これまでも、JICSが被援助国政府を代行してこれらの業務を実施することによって、日本の二国間無償資金協力事業の適正な実施が確保されております。...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 参議院ODAの調査団がコタパンジャンを訪問した折に、デモに対する警備がまず第一に不十分であったため、調査団の円滑な調査活動に支障を生じたと度々指摘をいただいておりまして、事前の在外公館、それに関連する者たちの心構え、対応が十分ではなかったと認識をしておりま...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) フィリピンにおける人権の状況については日本政府としても大きな関心を持って見守っております。これは、例えば十一月十日、在京フィリピン大使がお見えになった折、私からも治安状況について、そしてこれらの問題について、しっかりした治安対策、それと住民への十分な配慮が...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 十一月十日と申しましたのは、外務省南東アジア第二課長がシアゾン在京フィリピン大使を訪問して申入れをしたと、ちょっと訂正をさせていただきます。  私のところへは、日にちは改めて申し上げますが、就任の関連でおいでになったときに、それらの問題について話をさせて...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) そのときに限らず、私が得ている情報では、この問題については五月十六日の件も九月七日の件も捜査当局が、フィリピンの捜査当局が鋭意捜査をしているということではありますけれども、捜査に新たな進展があったという情報には残念ながら接しておりません。  したがいまし...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 今、福島委員の個々の御指摘について必ずしも事実関係を掌握しておりませんので、一般論としてお答えをさせていただくことになりますけれども、繰り返しますが、ODAの現場、その周辺、治安の維持と住民の生活の安定ということに十分の配慮をいただきませんと、せっかくのプ...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) そういう気持ちも含めて対応してまいりたいと存じます。
○副大臣(浅野勝人君) 先ほどからの私の答弁はそういう意味合いを含めているつもりでございます。
12月05日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘のとおり、かねて榛葉委員とともに私もこの問題の解決について政府に対策を求める側にございました。縁あって今回それを受け止めさせていただく立場にあります。したがいまして、被害者、御遺族の思いについては、私は人後に落ちない理解をさせていただいているつもりで...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘の方の事件が時効が間近だという認識を政府は持っております。  榛葉委員おっしゃるとおり、仮に、仮に早急に犯罪人引渡条約が締結されたとしても、このブラジルの場合には、ブラジルに帰化する以前に犯した犯罪若しくは麻薬取引に関与した場合を除いては自国民を引...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 政府は、犯罪対策閣僚会議をせっかく立ち上げております。今の御指摘を踏まえながら、外国の関係機関との間における国際的な犯罪にかかわる情報交換とか国際捜査の協力のありようについて検討を始めております。御指摘を踏まえ、さらに適切な対処をやってまいります。
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘のとおりでございまして、フィリピン側は特にフィリピン人看護師、それから介護福祉士の海外への送り出しに積極的で、日本側がこれをどのような形でどのぐらいの規模で受け入れるかということに強い関心が表明されておりました。日本側からは、日本の国家資格の取得が条...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘のスリーRイニシアティブというのは、リデュース、リユース、リサイクルを通じて環境型社会の構築を目指すものと理解をしております。廃棄物のうち、環境上適正に再利用したり再使用できるものについては、それを活用することが経済的にも環境的にも有益と存じます。 ...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○浅野副大臣 鈴木委員の御指摘に従いまして、当面、まず一本一本を全部さかのぼって、いつ購入して、幾らだったかということを八千本全部洗い出すというのは、この国会中にやることは困難でございますので、毎年の購入総数と本数はできるだけ早くお答えをさせていただきます。  ただし、この国会...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 六者会合の再開の具体的な日程については今のところ全く不明でございます。決定されておりません。先ごろ北京で行われたアメリカ、中国、北朝鮮の協議では、さきのAPECの機会に日米韓三か国で議論した北朝鮮を非核化させるための具体的な措置についてアメリカから説明をい...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) その情報について御本人ないしはその周辺から確認を今の時点でしておりませんので具体的な言及は差し控えますけれども、我が国としては、あらゆる手段、あらゆるルートを使って六者会合の協議が実りあるものになっていくということを期待をいたしております。
○副大臣(浅野勝人君) 日米両国は、普遍的な価値観と共通の利益を持っている極めて強固な同盟関係を築いております。この日米関係の重要性については、共和党であれ民主党であれ、共通の認識が存在していると我々は確信をしておりますので、アメリカの中間選挙の結果が日米関係に直接影響を及ぼすも...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 2プラス2の次回の会合の開催につきましては、今、日米間で調整をしておりますけれども、時期や議題を含めて決定はされておりません。  日米安保体制については、先ごろの日米首脳会談で、今委員御指摘のミサイル防衛に関する日米協力をもっと強化し、加速させていこうと...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 今回の法案では、防衛省となっても所掌事務や組織などは現行のものと基本的に同じでございまして、日本の防衛力の質や量が増大するわけではありません。専ら専守防衛の基本方針に変更はないということを既にこれまで機会を見ては近隣諸国中心に説明をしてきてはおりますけれど...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) もちろん、麻生大臣が各国訪問をし、あるいは麻生大臣を訪ねておいでになった各国のそれぞれの方々との様々な論議の中で、日本の防衛問題、自衛隊の在り方について議論が及んだ折に、具体的に省に昇格することについて懸念の表明にあったことはないというのが麻生大臣の答弁の...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) これは、このことについてアジアの諸国で世論調査をしてみるとか、そういう具体的な調査、世論調査をしたことはありませんけれども、在外公館は日常の報道について相当細かく情報収集をして、毎日山のように報告をしてまいっております。それらを踏まえて、明確な懸念を表明し...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 重ねて申し上げますけれども、防衛省にこの法案が成立してなった場合にも、所掌事務や組織などは現行のものと基本的に同じでございまして、日本の防衛力の質や量に変化はない、専ら専守防衛の基本方針に変更がないことを引き続き関係各国に説明をしてまいります。
○副大臣(浅野勝人君) 麻生大臣が国会で答弁している意味合いは、先ほど申し上げましたように、訪問した際、あるいは各国の要人がお見えになった折など、政府間での懸念の表明はないということであります。  二〇〇〇年三月のただいまの指摘、数年前になりますけれども、こういう指摘を更に十分...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 先ほど申し上げましたように、繰り返しになりますけれども、麻生外務大臣のその国会答弁は、政府間での、政府間での接触の中で懸念の表明を、明らかな懸念の表明をした国はないという趣旨を申し上げております。改めて、改めて各種の報道、それは世論の一つの表明であることは...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 麻生外務大臣のその発言は、重ねて申し上げますが、自らが接触した範囲での政府間の交流の中では懸念の表明を具体的に示されたことはないということを申し上げております。
○副大臣(浅野勝人君) もう一度正確に申し上げますと、外交ルートを通じて懸念の表明があったというケース、及び訪問をした際ないしは訪問を受けた際に懸念の表明を麻生大臣自らが接したことはないという意味でございます。
○副大臣(浅野勝人君) 白委員の御指摘に対して、それを具体的に説明をすると外交ルートを通じて政府間のという意味合いであるということを申し上げておりまして、この麻生答弁はそのように御理解を賜ります。
○副大臣(浅野勝人君) 副大臣の私が今重ねて説明を申し上げており、このことは議事録に掲載をされますので、それをもって御了解を賜ります。
○副大臣(浅野勝人君) 日米地位協定の解釈や実施に関することについては外務省が所管しておりまして、防衛庁が防衛省に変更しても所管が変わることはありません。ちなみに、外務省設置法四条の五項にそのことが明記されております。
○副大臣(浅野勝人君) 犬塚委員御指摘のとおり、二つのケースは、コソボ空爆についてはその根拠となるような武力行使を容認する安保決議がありませんでしたね。イラクに対する武力行使については、根拠となる武力行使を容認する安保理決議が存在した違いが御指摘のとおりありました。それは、それに...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 国連憲章の下では、一般的に武力の行使は禁止されていますが、例外として、憲章第七章の下での安保理の決定に基づく場合と、憲章第五十一条の自衛権の行使の要件を満たす場合に武力の行使が認められることとされているという意味で、犬塚委員の指摘はそのとおりでございます。
○副大臣(浅野勝人君) イラクに対するアメリカの行動、多国籍軍の武力行動は国連決議に基づくものでございます。
○副大臣(浅野勝人君) 保護に対する責任。
○副大臣(浅野勝人君) 安全保障政策の基本は、御指摘のとおり、適切な防衛力の整備に努めるとともに、日米安保体制を堅持して、アジアを含む国際環境の安全を確保するための外交努力をすることと自覚をしております。  したがいまして、外交政策を担当する外務当局と防衛政策を担当する自衛隊の...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) そのとおりでございます。
○副大臣(浅野勝人君) アメリカは二〇〇一年十月に開始したアフガニスタンへの軍事行動に関して、十月七日付けの安保理議長あての書簡の中で、国連憲章第五十一条に基づく自衛権の行使として行動を開始したと報告したものと承知をしております。
○副大臣(浅野勝人君) 確かに、今委員御指摘のアメリカの国家安全保障戦略ではそういう指摘がありますが、同時に、脅威に対して先制的に対処するために必ず武力を行使するというわけではないんだと、さらに、先制攻撃を侵略のための口実にしてはならないということも明記をしておりまして、自衛のた...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) コロンビア大使館勤務の経験を持っておいでの中南米の専門家に釈迦に説法ですけれども、一応お答えをさせていただきます。  中南米では、際立った貧富の格差が長いこと社会的な特徴でございました。近ごろ、民主化の進展により、社会の大多数を占める低所得者層の利益を重...全文を見る
12月13日第165回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 北方領土問題に関しましては、今日なお日ロ双方の主張が平行線をたどっているのは事実でございます。  こうした現状をいつまでも続けることは、日ロ双方の利益に合致しません。このことを踏まえ、日ロ間では、従来から、北方領土問題に関してこれまでの様々な合意や文書に...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) ハノイでの日ロ首脳会談及び外相会談では、日ロ双方が日ロ行動計画を基礎として共通の戦略的利益に基づくパートナーシップを構築していく、そのために幅広い分野で協力を進めていくことを確認し合っております。  先ほど委員から具体的ないろんな案が提案されているという...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 今政府参考人がお答えしましたように、ロシア側に対し、今後日本漁船に対する銃撃・拿捕が繰り返されないように、自重と抑制を求めております。  その際、特に国境警備局を含めて現地の現場、現場に十分な指示が行き渡るように、それでないとどうしても後追いになってしま...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘の八月に発生した第三十一吉進丸の銃撃・拿捕事件は、日本固有の領土である北方四島の領海内で起こったものでありますから、我が国の領土問題に関する立場からしても容認できるものではありません。また、ロシア側の銃撃によって日本人の船員の方が一名亡くなっているゆ...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) そのとおりでございます。
○副大臣(浅野勝人君) その内容、結果によっては当然御指摘のようなことを考えてまいります。
○副大臣(浅野勝人君) 委員御指摘のように、北方四島周辺水域での漁業協力の枠組みを定めている北方四島周辺水域操業枠組み協定、これは日ロ両政府が日本漁船の操業、それから生物物資の保全、合理的な利用、更には再生産のために協力することを定めていることは委員御承知のとおりであります。 ...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
議事録を見る
○副大臣(浅野勝人君) 御指摘のように、有事の際における共同統合運用調整所の具体的な運用要綱につきましては、日米両国の間で今後更に詰めていくことにしております。  その中で、共同統合運用調整所は、防空や弾道ミサイル防衛に関する日米の司令部間の調整を図るとともに、防衛庁の統合幕僚...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) イギリス空軍機のVC10が今年十月、補給のため嘉手納飛行場を使用しております。
○副大臣(浅野勝人君) これは、国連軍地位協定に基づきまして、嘉手納飛行場を一時的に使用したものでございます。
○副大臣(浅野勝人君) 補給などの目的でございます。
○副大臣(浅野勝人君) 先ごろの北朝鮮による核実験実施の発表を受け、日本としては、関係各国とも連絡を取りながら、事実関係、いろいろ努めておるのは御承知のとおりであります。  イギリス空軍機のVC10は大気の採取の能力を備えたものであるということは承知をしておりますけれども、他国...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) VC10については、実は採取はできておりませんでした。  しかし、そういうことについて関係国との間で発表の調整を終えて発表することは適当だと思いますけれども、今、白議員の熱意にほだされてついしゃべっちゃいましたけれども、国益に沿う中身のものについては発表...全文を見る
○副大臣(浅野勝人君) 趣旨はよく承知をいたしました。だから、今一番肝心なところを申し上げてしまいました。