浅野勝人
あさのかつひと
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月22日 | 第174回国会 参議院 法務委員会 第12号 議事録を見る | ○浅野勝人君 今、今野議員から行政と取り組む者の大事な心構えについて重要な指摘があったと。私も今重い気持ちでやり取りを聞かせていただいておりました。法務行政というのはあらゆるところで人権とのかかわりの裏表にある現場ですから、今の指摘重く受け止めていただきたいなと私からも申し上げて...全文を見る |
○浅野勝人君 受刑者移送条約、CE条約も、今回締結した日・タイ条約も、刑の定義について、有期又は無期の自由の剥奪を伴うものと規定しています。したがって、死刑は対象外と読めます。仮に、将来日本と中国の間で同じ内容の条約が結ばれて、移送法改正案の今回の改正によって適用を受けたからとい...全文を見る | ||
○浅野勝人君 そうですね。 今回締結した日・タイ条約を含めて、なぜそれでは条約の締結に伴ってこの関連国内法の改正が必要か、改めて確認をしておきます。 | ||
○浅野勝人君 そうすると、今回締結した日・タイ条約を含めて、今後日本政府が締結するバイ及びマルチのすべての条約をこの国内関連法の対象とするために現行の移送法を一行変えるのがこの改正案だということですから、反対をする理由が見付かりませんね。全部対象にしようというだけですから、悪いこ...全文を見る | ||
○浅野勝人君 百六十九人の二人では、送り出す人数と受入れの人数がひどくバランスが欠いているなと。一体これどういう意味があるだろうと思いますけれども。 じゃ、ちょっと念のため、日本の受刑者の数、それから条約締結国で刑に服している日本人の数、つまり百六十九人とそれから二人の分母で...全文を見る | ||
○浅野勝人君 なるほど、分母が全く違いますから、三百八十九人のうちの百六十九人と四十八人のうちの二人というのは、ちょっと今、僕は数学が弱いんですぱっと比率が出ませんけれども、そう違わないのかなと。そういう意味ではバランスが欠けているというのには理由がないわけではないとは思いますけ...全文を見る | ||
○浅野勝人君 大臣、今とても大事なことをおっしゃったんですけれども、だとすると、私ちょっと気が付いたことがあるんですが、CE条約と日・タイ条約とで微妙な違いがあるのに気付いたんですよ。 それはどういうことかというと、受刑者に対する条約の内容の、今大臣の言っていた通知の問題なん...全文を見る | ||
○浅野勝人君 政府の仲間として外務省を一生懸命かばった今の大臣の思いやり発言は是とします。 じゃ、次に、念のため、国籍別の数字のことは、大臣、そんな数を知っているわけありませんから、こういうことを聞きますよという通知はさせていただいておりますので、国籍別の外国人受刑者数を教え...全文を見る | ||
○浅野勝人君 中国籍が断トツで、次いでブラジル、イランがこれ御三家だということが分かりました。直感ですけれども、日本が受け入れている外国人労働者の数とおおむね比例するのかなと今感じました。 上位三か国はいずれもEC条約に加盟していない、締結していませんから、受刑者移送の対象に...全文を見る | ||
○浅野勝人君 そうすると、今の御答弁、日中政府間で協議中と理解してよろしいんですか。 | ||
○浅野勝人君 分かりました。いい御答弁いただけました。 実は、二十八日から、民主党の大石先生が団長で、私ども野党からも参加して北京で日中議員協議がありまして、幾つかのアジェンダがありますから、その中に一つ加えさせてもらおうかなと、今そんなふうに思いました。 それから、外国...全文を見る | ||
○浅野勝人君 受刑者の移送手続というのは簡単ではなかろうとは思います。相手国との制度上の調整とか関係書類のやり取りなどというのは、一週間で来るところと、返事が来るのに半年も掛かる国もありましょうから、外務省でいろいろ、政府側でかかわった経験から、従来の経験からしてもばらばらですか...全文を見る | ||
○浅野勝人君 無理無理質問をつくってただして終わっちゃったんですが、まだ七、八分あると。やっぱり時間は埋めぬと務めとしていけませんから。 本当は、大臣、これから僕は議論したいことは枝野大臣とか仙谷大臣と議論すべきで、法務大臣と議論するのは、質疑するのはいかがかなと思うんですけ...全文を見る | ||
○浅野勝人君 だろうと思います。 そこで、事業仕分というのはどのような法的根拠に基づく権限によって行われると法務大臣はお考えになっておりますか。特に、これに参加する国会議員の場合は、院内での発言は一切罪に問われない旨憲法が保障していますが、事業仕分の現場での発言はどういう扱い...全文を見る | ||
○浅野勝人君 終わります。これは真剣に議論を、この辺りの一体、事業仕分に伴うその団体の損害の発生とか個人の名誉とか様々な問題に対する担保がどうなるかというふうな議論を始めたら、一時間も二時間も枝野さん、仙谷さんとやるテーマですから、ここでやるテーマでは主体的にはないと思っています...全文を見る |