河野義博

かわのよしひろ

比例代表選出
公明党
当選回数2回

河野義博の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○河野義博君 公明党の河野義博でございます。  まずは、補正予算の早期執行の必要性に関しまして伺います。  安倍総理は、一月四日の国会召集と同時にこの補正予算案を国会に提出されました。予算案は、アベノミクス新三本の矢を一刻も早く実現させるために必要な、バランスの取れた予算案と...全文を見る
○河野義博君 早期かつ着実な執行をお願いいたします。  次に、財政健全化との関係についてお伺いします。  補正予算の財源は、景気回復などによる税収の増加や前年度剰余金を充てようとしております。あわせて、国債の発行も減額する内容となっており、二〇二〇年度のプライマリーバランス黒...全文を見る
○河野義博君 次に、福祉臨時給付金に関して伺います。  安倍内閣の掲げる一億総活躍社会は、国民全てが輝ける社会の実現を目指すものです。現役で働いている方はもちろん、高齢者の方や低年金受給者の方も全てがアベノミクスの成果を受けなければなりません。  今回計上された年金生活者等支...全文を見る
○河野義博君 マクロ的にもミクロ的にも正しい政策であるというふうな御説明をいただきました。  最後に、復旧復興、防災・減災の観点から伺います。  東日本大震災の発生から間もなく五年がたとうとしています。被災地では、復旧復興はまだ道半ばというのが実情です。補正予算案では、東日本...全文を見る
○河野義博君 公明党の河野義博です。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十七年度補正予算二案に対し、賛成の立場から討論を行います。  賛成の第一の理由は、一億総活躍社会の実現に向けた力強い施策が盛り込まれている点であります。  本補正予算...全文を見る
02月10日第190回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  昨年秋のTPP大筋合意を経まして、今月、署名式が行われたわけなんですけれども、まだまだ国民的な理解が、内容の理解が深まっていないために、交渉の過程でたらればで引き起こされた不安というのがまだ根強く残っているのではないかなというのが実情だと...全文を見る
○河野義博君 ISDSに関しましては、想定しているケースというのは、やはり本邦企業が海外に投資を行う際に投資を受け入れる相手国の制度がころころ変わったり、また恣意的に制度がゆがめられるようなことがあってはならないと、投資家をしっかり保護するんだという観点から手続が定められておりま...全文を見る
○河野義博君 濫訴防止条項を入れていただいた点、また、従来ISDS条項に慎重だったフィリピンやオーストラリアも合意をさせたという点で非常に評価できる内容だったんじゃないかなというふうに私は思っております。  続きまして、医療保険制度に関して厚労省に伺います。  同様に、TPP...全文を見る
○河野義博君 何ら現状を変更するものではありませんし、逆に透明性を高める取組が進んでいくのではないかと期待をしているわけでございますが、薬価決定の過程でアメリカの医薬品メーカーが介入をしてくるようになるといった、そういった具体的な不安もあるわけですが、その件に関して所見をお聞かせ...全文を見る
○河野義博君 国民皆保険制度の変更は一切ないということを確認できました。  ありがとうございました。
02月24日第190回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○河野義博君 公明党の河野義博でございます。  三人の先生方、今日は大変ありがとうございました。  まず、平田参考人にお伺いをいたします。二つ質問いたします。  脱炭素化社会へということで御提言をいただきました。低炭素化社会ではなく脱炭素化社会というのを興味深く拝見させてい...全文を見る
○河野義博君 ほかにもたくさん質問したかったんですけれども、時間が来ましたのでこれで終わります。──じゃ、済みません。  最後、簡潔に勝間参考人に伺います。  人間の安全保障の観点から、グローバルガバナンスの再構築が大事だというふうな御提言をいただいております。具体例として国...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございました。
03月08日第190回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  ここ数年、振り込め詐欺などの特殊詐欺被害が深刻化しております。昨年の被害は、認知された件数だけで一万四千件、被害総額は四百八十億円と、大きな社会問題になっております。  資料一を御覧ください。  警視庁の調べによりますと、特殊詐欺や闇...全文を見る
○河野義博君 短期間の利用にメリットを見出しておられるという政府の答弁でございましたけれども、平成二十年、携帯電話不正利用防止法が改正をされました。その附帯決議では、政府はレンタル業者の実態を把握することを求めています。また、決議文におきましては、不正利用の情報提供や犯罪被害の未...全文を見る
○河野義博君 更なる強化、やれるところをしっかりとやっていくという御答弁をいただきました。現行法の枠内で進めていかれるということだろうと思います。  一方で、レンタル携帯電話事業そのものが規制になっていないという点が私自身気になっておりまして、すなわち、資料二に戻っていただきま...全文を見る
○河野義博君 引き続き御検討いただけるということでございました。レンタル事業は、許可若しくは届出制にする必要があると私は思っております。立法府の立場からも支援していきたいと思っておりますので、是非とも今後ともよろしくお願いをいたします。  次に、再生可能エネルギー発電の推進に関...全文を見る
○河野義博君 現在の目標をまずは達成に向けて頑張るんだというお話をいただきました。  今の日本の目標、二二ないし二四という目標は、野心的というよりは割と控えめな目標じゃないかなと私は思っておりまして、本当に増やす気があるのかなという声も聞かれるわけでございます。  再エネ適地...全文を見る
○河野義博君 火力発電所で十五万キロといえば、二十五万世帯の年間の発電量を賄える大規模な発電所なわけでございます。しかも、石炭火力はCO2の排出係数が非常に高い。一方で、風車一万キロといいますと風車四本です。風車四本が一万キロでアセスの対象になって、四年も五年も発電が、開発が進ま...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございます。  調査が終わって、そしてゾーニングができたらいよいよ建設というふうになるわけですけれども、残念ながら我が国には現在、洋上風力を建てる船がございません。  国交大臣に伺います。  建設や保守に必要な船舶、そして開発拠点となる港の整備が今後...全文を見る
○河野義博君 なかなか民間が大きな投資をして船を造るというのは、今時点では、現時点では現実的ではありませんので、しっかりサポートをお願いしたいと思っております。  最後に、官房長官に伺います。  これまでの議論でもお分かりのように、再エネ導入に向けては複数省庁にまたがる課題が...全文を見る
○河野義博君 終わります。ありがとうございました。
03月10日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  私は、まずタクシー業界を取り巻く環境に関して質問いたします。  タクシーの供給過剰の解消は現在も十分に進んでおらず、運転手の長時間低賃金労働、また高齢化、全体を取り巻く担い手不足など、様々な労働環境面での問題が生じております。供給過剰の...全文を見る
○河野義博君 改めて、今回の特区法改正によって新たに認められる自家用自動車の活用内容、そして自家用車を用いる、自家用車ですから様々規制を設けておくべきなんですけれども、その際の規制、また責任の所在というのをいま一度お願いいたします。
○河野義博君 現行制度のあくまで枠内ですということでした。車検もちゃんとやらせます、整備管理の責任者も置きます、かつ、主体はあくまで自治体かNPOで民間にはやらせません、従来どおりですということでございます。また、それによって責任の所在も明確になりますし、保険も現行のタクシーと同...全文を見る
○河野義博君 バスやタクシーの利用が困難な場合に限りという明確な御答弁をいただきました。  このほかにも、ライドシェアのほかにも懸念は、いわゆる今ネットでは相乗りサービスというのが注目を浴びておりまして、旅行や帰省、高速道路を使って長時間車に乗る際に、自家用車の空き席ですね、空...全文を見る
○河野義博君 大臣のお言葉にもありました。造船所の多くは地方に存在をしておりまして、多数の雇用を支えていただいている、地方創生にも大きく貢献する産業でございます。しっかり技術面での下支えを引き続きお願いしたいと思っております。  また、昨年審査をいたしましたけれども、独法改革の...全文を見る
○河野義博君 様々、施策御説明をいただきました。私も、唐津の高校、高校生で内航船員を養成する学校も視察をさせていただきました。定員の二倍を超えておりまして、大変人気と聞いております。クラスを一遍に増やすことは難しいかもしれませんけれども、長期的な課題でございまして、若い人たち育て...全文を見る
○河野義博君 平成十三年から十五年近く取り組んでいただいていて、実績積み上がっているというのは承知をしているんですが、残念ながら箱物が多いと。PFIというよりは延べ払い、割賦販売といった事業がメーンで、ここはひとつ残念じゃないかなというふうに思っておりまして、下水、空港、道路など...全文を見る
○河野義博君 是非とも進めていただきたいと思いますし、何か事業をやるときに、これ民間の知恵と資金が入られないのか、まずPFIでやれないのかという、そもそも全てをPFIチェックのようなものを掛けていただく必要もあるんじゃないかなというふうに個人的には考えておりまして、関連するんです...全文を見る
○河野義博君 命名権でございますが、数十万といったことはないだろうと私は思っていまして、一日十何万台通る道路で命名権やりますよと、年間十万円しか集まらない、そんなことはないわけで、それはやりようでございますので、しっかり民間にも協力をしていただいて進めていけばやりようはあるんでは...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○河野義博君 公明党の河野義博でございます。  まずは、河野大臣に消費者行政に関連をしてお伺いをいたします。  来月から電力の小売自由化がスタートをいたしまして、明治以来の大改革でありまして、地域独占をやめて消費者が自由に電力会社を選べる時代がようやく到来をすることになります...全文を見る
○河野義博君 大臣の御答弁の中に大変重要なキーワードが出てきまして、様々な視点から選べるというのが大事だと思うんですね。比較サイトを幾つか私も見ていますけれども、ほぼ価格です。河野大臣が従来御主張されておりました原発ゼロの電力会社を選べるかというと、そういうふうにはなっていない。...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございました。  公共事業と企業誘致がもう限界に来ているというのは、御認識のとおりだと思っております。  一方で、そうやって地域独自の取組を推進していく、地方に考えさせるということと、もう一つ大事なことは、私は、やっぱりグローバル企業、大企業が本店を地...全文を見る
03月28日第190回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○河野義博君 公明党の河野義博でございます。  まずは、待機児童解消に向けた取組に関して伺います。  政府は、平成二十五年より、待機児童解消加速化プランを実行して保育の受皿を拡大し、目標を上回る実績を上げてきましたが、依然として待機児童は二万人を超えると言われておりまして、行...全文を見る
○河野義博君 しっかり十分な財源を投入して計画的に施設と保育士を増やしていく、これが基本でございますし、しっかりとやっていただきたい。総理に御答弁いただきましたとおり、今やれることも全てやっていくという御決意も頂戴しました。  一方で、目下、喫緊に差し迫った課題としては、四月に...全文を見る
○河野義博君 総理始め政府一体となったリーダーシップを期待しておりますので、是非ともよろしくお願いいたします。  次に、難病対策に対して伺います。  パネルの一枚目を御覧ください。(資料提示)  平成二十六年に成立したいわゆる難病関連二法によりまして、これまで法的根拠を持た...全文を見る
○河野義博君 二十八年度中をめどに検討を行うということでございました。  昨年の予算委員会でも難病問題取り上げをさせていただきまして、難病患者の就労支援ですとか支える家族のサポートをお願いいたしました。これからも是非、患者と家族に寄り添って、しっかりとしたお取組をお願いしたいと...全文を見る
○河野義博君 政府系金融機関は、ガイドラインが出る前と後では明らかに無保証の貸出しが伸びているというのが分かります。課題は、民間の金融機関だと思っております。  パネルの二枚目を御覧ください。  金融庁の融資先企業に対するヒアリングの報告では、ガイドラインについて、約半数の企...全文を見る
○河野義博君 政府系十万件、民間金融機関の実績二十二万件ということですが、実際に私も金融機関や事業主に聞いてみたんですけれども、ガイドラインが出た後に無保証貸出しが増えたかというと、そういう状況ではないんだろうというふうにまだまだ感じています。  今回、民間に関しては初めてデー...全文を見る
○河野義博君 認知度向上を始めとした様々な支援、お言葉をいただきました。  食品ロス六百四十万トンに対して、フードバンクで年間活用されているのは僅か四千五百トン、〇・〇七%でありまして、しっかりと行政サイドの後押しも今後必要だというふうに考えております。  先日、地元のNPO...全文を見る
○河野義博君 フードバンクに関しては、消費者庁、農水省、経産省、環境省、様々な省庁を横断する課題でございますので、是非とも善意の食品提供者を保護するような措置を制度として設けていただくよう引き続き検討をお願いしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月31日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  まずは、踏切道改良促進法の改正に関しまして伺います。  昭和二十年代後半から三十年代前半にかけまして急激な都市化が進み、モータリゼーションの進展、また鉄道運転が高密度化する、こういったことが相まって、踏切事故や踏切による交通渋滞が多発し...全文を見る
○河野義博君 大臣、今後一千か所ということで、かなりのハイペースの指定になっていくと思います。また、協議が調わない場合には助言また指導、さらには大臣勧告という御説明もございました。従来から大臣勧告というのは項目に設けられておりますけれども、実施に至ったケースはない中で、やっぱり助...全文を見る
○河野義博君 従来の許可制から協議に移ったということで、一歩前進ないい取組だと思います。従来、自治体の行政の判断によってまちまちで、民間としてはオープンカフェ、レンタルサイクルやりたいんだけれどもなかなか進まないという事情もございましたので、円滑に進むようになるということを期待し...全文を見る
○河野義博君 自転車やバイクの例ですと必要な手続だと私も思うんですけれども、明らかに道路の邪魔をしている捨て缶なんかを撤去したから告示しなきゃいけないのかというのは、そもそもやや私は疑問が残っておりまして、これは引き続き弾力的に検討いただけるということでしたので、引き続きの御検討...全文を見る
○河野義博君 道路整備、通路の整備とまた開発ニーズに応えるという、これは国有財産を活用する非常に大きな取組だと私高く評価をします。  都心の利便性の高いところでは再開発の推進の牽引役にもなり得ると思いますし、非常に関心が高いわけですが。  そこで、そもそもこの区分地上権、具体...全文を見る
○河野義博君 期限などは今後の検討課題ということでございましたので、特に駅前の一等地なんかは非常にニーズも高いと思いますので、よく意見を聞きながら速やかに決めていただくことを希望いたします。  次に、関連しまして、自転車の活用を促す取組に関して伺います。  自転車走行空間の整...全文を見る
○河野義博君 最後になりますけれども、自転車に関連しまして、レンタルサイクル、シェアサイクルに関してでございます。  多くの実証実験から、コンパクトシティーづくりの大きな施策と位置付けられております。今回の道路法改正にもシェアサイクル設備を造りやすくするような制度の創設もうたわ...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございました。  設備に関しては国費が導入されております。ランニングに関しては様々制度面でのサポート、それをまた横展開というふうに承りました。これからもしっかりとよろしくお願いします。  ありがとうございました。
04月05日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  まずは、スキーバス事故に関連をいたしましてお伺いします。  スキーシーズン真っただ中の一月十五日未明、長野県軽井沢町の国道でスキーバスがガードレールを突き破って崖の下に転落をいたしました。乗員乗客合わせて十五人が亡くなるという痛ましい事...全文を見る
○河野義博君 夏の最終取りまとめに向けて活用していただけるということでございました。  当局にお伺いをいたしますけれども、この具体的な申入れ、五項目、大臣の方から御紹介がありましたので私の方からは割愛をいたしますけれども、現在の対応状況、いかがでしょうか、お聞かせください。
○河野義博君 具体的なお取組を御紹介をいただきましたけれども、項目の二番目で、まずはできること、シートベルトの着用、これ徹底させましょうというふうにお願いをしておるわけでございます。  私、よく高速バスを使って移動するんですが、事故直後、やはりバスの運転手さんから非常に強いアナ...全文を見る
○河野義博君 実際に運輸支局長が高校を訪問して自動車整備士の魅力を説明していただくと、これを昨年度、平成二十七年度、六百四十二校やっていただいたと。実際に訪問して生の声を聞くというのは非常にいい機会だと思っておりまして、このお取組、引き続き是非続けていただきたいなと思いますし、パ...全文を見る
○河野義博君 代行業者に車検をお願いした人の半数がこれは認証工場だと勘違いしているという調査結果も明らかになっておりますので、これ引き続きの周知徹底が必要だと思っています。  無車検車、無保険車の調査に関しましても、昨年度に引き続いて今年度も、わざわざカメラを設置して、そこで何...全文を見る
○河野義博君 個人情報は確かに大事だと思います。一方で、無車検車、無保険車が高速道路を走っているという状況を看過していいのかと。しかも、データはあると。システム改修が必要だということであれば、システム変えれば使えるわけで、引き続き前向きな検討を是非お願いしたいと。各地でわざわざカ...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございました。  全てやってくださいと言うつもりもなくて、局長おっしゃるとおり費用対効果も非常に大事な観点でございますので、平成三十一年に向けて引き続き検討を進めていただきたいというふうに思っております。  テーマを変えまして、航空機事故に関して今度は...全文を見る
○河野義博君 実態としてはほとんど加入しているんだけれども、制度上義務化されていないというのが自家用でございます。それが、小規模な飛行場というのは往々にして住宅地に近いケースがある、近傍を飛んでいるというのは非常に今不安に思う、私もその一人なわけですが。  事業用と同じく十分な...全文を見る
○河野義博君 非常に前向きな答弁をいただきました。感謝申し上げます。  国管理空港はしっかりやっていきますと、同様の措置を県その他の管理空港にも求めていきますということでありました。  保険の内容、航空機に関しては多岐にわたると思います。物損、それから人のけがや死亡保険、そし...全文を見る
04月20日第190回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  まずは、先週発生をいたしました熊本を震源とする大規模な地震に際しまして、犠牲となられました方々に心よりお悔やみを申し上げます。私もすぐに被災地に入らせていただきました。九州を活動基盤に置く議員として、早期の復旧復興に全力を注いでいくことを...全文を見る
○河野義博君 太陽光発電を電源にモニタリングをするということで、発想としてはいいんじゃないかなと思うんですが、太陽光ですからずっと発電できないということは誰にも分かっている話で、計算が間違っていましたとか、置く場所が陰になっていて発電できなかったから、しかも設置した二十五か所でそ...全文を見る
○河野義博君 一つは業界の自主的な取組を期待するということですが、電力自由化になりまして様々な発電事業者が現れますので、なかなか一概に言うことを聞けと、自主的にやれといっても、その実効性がどう担保されていくかというのはおっしゃるとおり引き続きしっかり見ていく必要があると思っており...全文を見る
○河野義博君 アセスメントの短縮化、従来取り組んでいただいておりまして、これは感謝申し上げるところでございますが、やはり、二酸化炭素の排出係数が非常に高い石炭火力発電所が十五万キロまでアセスが要らないのに、排出係数ゼロの風力が、開発面積同じとはいいますけれども、そこが同じ基準で見...全文を見る
○河野義博君 十五万キロワット未満の火力発電所が小規模かと言われると、私はそうではないと思っておりまして、発電規模が、ちょっと委員の皆様にもイメージつかんでいただいた方がいいと思うんですが、法アセス対象未満となる発電規模の要件をそれぞれ比較してみたいと思いますが、火力発電所十五万...全文を見る
○河野義博君 火力発電が二十八万世帯を賄える規模の発電所なんですね。同じ物差しで考えている風力発電所は僅か五千世帯です。  先ほど御答弁いただきました火力発電所、十五万キロ未満の開発というのは二百四十万キロワットですから、先ほどと同じ数字で換算してみますと、十五万キロで二十八万...全文を見る
○河野義博君 まとめますと、太陽光発電には法アセスが適用されません。火力発電所は十五万キロです。太陽光以外の中小再エネの発電に向けては、実質的に大規模火力発電所と同じレベルのアセスが求められているわけです。  石炭火力発電所の開発はアセス対象とならないように十五万キロ以下で開発...全文を見る
○河野義博君 問題提起はさせていただけたかと思いますので、引き続きの御検討をお願いしたいと思っております。  ちなみに、風車はもう従来より大型化しておりまして、一万キロといえばもう風車三本一万キロの世界でございますので、五ヘクタールが必要であるとは到底思えません。環境影響評価を...全文を見る
○河野義博君 二十ヘルツ以下の低周波音、いわゆる超低周波音については人が、感知レベルではなかったという結果が出ましたことを喜ばしく思っております。感謝を申し上げるところであります。  続いて、時間の許す限り会計検査院に伺います。  平成二十六年度の決算検査報告書におきまして、...全文を見る
○河野義博君 主要検査先は四二%前後で横ばいです。しっかりと予算確保していかなければなりませんので、我々の方もしっかりと後押ししていく決意ではありますけれども、より専門性の高い案件が増えてきていると思います。特に、昨今、官民ファンドなんかもできました。物すごく複雑なスキームの中で...全文を見る
04月28日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  冒頭、熊本県、大分県を中心に大きな被害を出しました大地震の犠牲者の御冥福をお祈りいたしますとともに、被害に遭われた全ての方々、そして御家族の皆様にお見舞いを申し上げます。  発災直後、大分県に入らせていただきました。今週は熊本県に入らせ...全文を見る
○河野義博君 平成十七年当初の見込みからすれば、それぞれ件数、二百八十九件、百十二件というのはやや実績は控えめなものになっているんではないかなというふうに承知をしております。  特に、中小企業での活用が思ったほど進まなかったという指摘もなされておりますけれども、今回の改正により...全文を見る
○河野義博君 長時間労働に対応するために中継輸送を増やしていく、長距離で何日も家を空けるよりは、その日に家に帰って過ごせるような働き方に変えていくという大変重要な取組だと思っております。  また、準中型免許、これは大変大事な取組で、十八歳から取得できるようになる。昨年六月に法律...全文を見る
○河野義博君 従来は倉庫を造るときの支援だったわけですが、それを超えて、二以上の者が連携して効率化をする場合には様々な支援ができるようになりますという、大きな法改正だと思っております。効率化がやっぱりキーワードになるんだろうなというふうに、法律のタイトルそのものでありますけれども...全文を見る
○河野義博君 この協議会の中に厚労省に入っていただいたというのがやはり画期的な取組なんだろうというふうに思います。労働法制を所管する、荷主に対して強制力のある厚労省が中に入っていただいたという点、感謝を申し上げますし、まだまだ議論始まったばかりではありますが、第三回でようやく適正...全文を見る
○河野義博君 回答した事業者の約八割は何らかの業務を下請に下ろしているということでした。下請に下ろすことが必ずしも悪いとは私思いません。一方で、四次、五次にまで至るケースが見られるというのは、これはやっぱり何らかの改善策が必要なのではないかなと思います。まずは、実態把握ができたと...全文を見る
○河野義博君 建設業で言うところの公共事業に対する法定福利費、これは別建てで見積りを出すようになっていますけれども、こういった取組がトラック運送の世界でも必要になっていくんではないかなというふうに思います。いわゆる義務的な経費というのは別建てで勘定してくださいと言える環境整備も必...全文を見る
○河野義博君 五両未満の小規模法人に対して安全基準をしっかり確保してもらうというのは大事な取組だと思いますし、引き続きの安全指導を求めていくわけですが、実態として、そこに人員が十分に割けるのかといった現実的な課題もあろうかと思います。事業者が増え過ぎた結果の一つではないかなという...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  本法案はクルーズ船の寄港回数増加に伴う訪日外国人の受入れ環境の改善、また港湾における洋上風力施設などの導入円滑化に向けた占用手続の創設でありまして、その内容には賛成でございます。その上で、一点お願いをした上で質問に入りたいと思っております...全文を見る
○河野義博君 趣旨としてはよく分かります。あくまで公共の利益の増進を図るために再生可能エネルギー、特定する定義がないためにFIT法を引いてきたということだろうと理解をいたしましたし、FIT法がなくなったからといって、占用手続が認められなくなるようなことではないというふうに理解をし...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございました。  法案の内容に関してもう一点、三十七条の三の四項におきまして、有効期間ですね、認定の有効期間は二十年を超えないものというふうに規定をされております。例えば、洋上風力発電施設の場合ですと、有効期間開始後に初めて実際の風況調査をやり、また環境...全文を見る
○河野義博君 港湾計画との整合性を取らなければならないというような事情もよく分かります。一方で、今御答弁いただいた運用指針が非常に大事だと思っておりまして、基本的に当初の事業計画が担保されているような指針になっていないと、余計なファイナンスの条件とか付けられて事業者が困ったという...全文を見る
○河野義博君 二十八年度中には何らかの方向性を示していただけるというふうに聞き及んでおりますので、しっかりとお願いをしたいと思っております。  一般海域もそうなんですけれども、最終的にはEEZも含めてどの海域でどこでやれるんだと、どこでやっていきましょうということを強く国がリー...全文を見る
○河野義博君 現在、導入量がない中で、基礎的な条件を固めて推進をしていただく、これはごもっともなことだと思っております。  イギリスでは、二〇〇七年にイギリス政府が三千三百万キロワットの洋上風力を開発するという目標をばんと掲げたわけですね。三千三百万キロワットといいますと、原子...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○河野義博君 公明党、河野義博です。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十八年度補正予算二案に対し、賛成の立場から討論を行います。  まず、熊本地震の犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。  被災地では、四月...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  再生可能エネルギー電力を普及促進していくということはもう国是でございまして、これは異論がない、論をまたないところでございます。一方で、国民負担がどこまでも増加していいかというと、それはそうでもないという中で、再エネの推進というのは非常にか...全文を見る
○河野義博君 FIT制度開始以来三年で倍増、年間三三%の割合で増やしてきた、その一定の役割というのは確かにこの法律によって果たせているんじゃないかなというふうに考えております。  一方で、経産省がリーダーシップを発揮していただいて中核となって推進をしていただいているんですけれど...全文を見る
○河野義博君 非常に前向きな御答弁をいただきまして、感謝を申し上げます。  各省の実務者レベルでいつまでに何をやらなきゃいけないんだということが共有できているということが大切だと思いますので、引き続きのリーダーシップをお願いしたいと思います。  次に、続いては、個別の内容に入...全文を見る
○河野義博君 地域間連系線を含む基幹系統のハード面、ソフト面での整備が充実をいたしました。従来、北本連系線、北海道、東北を結ぶ線というのは計画をされておったわけですが、新たに東京と東北を結ぶ線、また東京、中部を結ぶ線も増強していただけるということになった。また、透明性を確保して三...全文を見る
○河野義博君 無制限の出力制限という言葉が独り歩きをして、想定していた以上の急ブレーキになってしまったという状況かなと認識をしております。出力制御ルールも、今御答弁いただいたように、まず火力で、その次は全国大で融通をする、地域を越えて融通をして、それでも駄目だったら再エネ止めます...全文を見る
○河野義博君 既存の電力会社と新規参入者の間で不公平のないように、しっかりとイコールフッティングがなされているようにチェックをお願いしたいと思っております。  続きまして、FIT期間が終わった後の話で伺いたいと思っております。  住宅用の太陽光発電、これは余剰買取り制度が適用...全文を見る
○河野義博君 御対応いただけるということで安心をいたしました。  住宅用以外にも、FIT法施行前にあった再エネ電源、これ既設案件もFIT制度に移行している案件もありまして、そろそろ大型の案件も、事業者がやっているような案件もFIT期間が終わっていく時代が参りますので、その後どう...全文を見る
○河野義博君 よく分かりました。ありがとうございます。  続いて、複数年のFIT価格提示に関して伺います。  開発期間が長期にわたる発電では、やっぱり予見性を高めておくということが導入促進する一番の鍵なんだろうと思います。巨額の開発費を投じます一方でFIT価格は毎年変わるとい...全文を見る
○河野義博君 再エネ増やす、一方で価格を下げるという大変重要なかじ取りを担われますので、よく事業者側の意見も聴いていただきながら決めていただきたいなというふうに思います。  続きまして、ちょっとペースアップをします。洋上風力発電用の建設設置船の導入に向けた取組を伺います。  ...全文を見る
○河野義博君 これは喫緊の課題でありますので、早急に是非とも手を打っていただきたいなというふうに思います。  続きまして、賦課金減免制度であります。  電力多消費産業にとって賦課金減免制度というのは非常に重要な制度でありまして、我が国の産業力の国際競争力をしっかりと維持してい...全文を見る
○河野義博君 電炉メーカーからお話を伺わせていただきましたけれども、原単位としては既に世界最先端の取組を行っているところが多い。一方で、御案内のように、中国で生産が非常に増えておりまして、競争力が下がっている、電炉メーカーはみんな傷んでいるという中で、新たに炉を変えるような取組が...全文を見る
○河野義博君 東日本大震災以降、法アセス逃れとも取られかねない小規模な火力発電所の建設が進んでおりまして、今この十五万キロ未満の火力発電というのは二百四十万キロワットのこれは開発が進んでいるんですね。これ、非常に大きな規模です。また、土地の改変面積と申しますが、火力十五万キロ造ろ...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございました。
05月25日第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
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○河野義博君 公明党の河野義博でございます。  復旧復興に向けて、まず第一歩は瓦れきの撤去でございます。半壊以上の場合は公費が助成をされまして、公費助成で瓦れき撤去が行えるということが決まったわけですけれども、現場ではまだやや混乱を来しております。  周知の意味も踏まえて、瓦...全文を見る
○河野義博君 半壊まで含めるということをスピード感を持って対応していただいたと思っております。感謝申し上げます。  その上で、二つお願いしたいことがありまして、一つは職員ですね。例えば、益城町ですと全半壊四千棟あります。瓦れき撤去を二年間でやろうとすると、一日六十軒。そうすると...全文を見る
○河野義博君 引き続きのフォローをお願いします。  続いて、崖崩れ対策です。  熊本県からの緊急要望第二弾、五月九日に行われましたけれども、その中で崖崩れ対策の関連事業に関しましてこれ要件緩和、特例措置が申し込まれています。特に、従来、自然斜面のみこれ適用された事業なんですけ...全文を見る
○河野義博君 特例措置ですが、過去の震災でも特例措置、三件ないし四件適用されておりまして、その地震よりもはるかに被害が大きいという状況もあります。要望からもう二週間もたっておりますので、早期に要件緩和に向けて取組をお願いしたいというふうに思います。  続きまして、復興に向けて、...全文を見る
○河野義博君 非常に残念な答弁でありまして、質問のレクをして以来、こういう状況をお伝えしているわけです。返ってくる回答は、自治体同士が連携をしています、足りないところは担当している自治体が責任を持って人を出しているから大丈夫ですというお答えなんですね。  状況を聞いてくださいと...全文を見る
○河野義博君 カウンターパート方式がうまくいっていないケースが実際に起きているわけですね。しっかり状況を把握して、人を出したら終わりじゃなくて、人がちゃんと有機的に働けるようにするまで、そこまでがやっぱり支援だと私思うんですが、いかがですか。
○河野義博君 まずはしっかり実態把握をお願いしたいと思います。また改めて何かの機会で聞かせていただきたいと思っております。  みなし仮設住宅に関して伺います。  熊本市の例でございますが、みなし仮設、家賃の上限が一か月当たり六万円、五人以上の世帯ですと九万円になるんですが、こ...全文を見る
○河野義博君 引き続きの御検討をお願いいたします。是非使い勝手のいい制度にしていただきたい。やれることは何でもやるというのが政府の方針と承知しておりますので、あと一押しお願いしたいと思います。  続いて、観光対策でございます。  ゴールデンウイーク、五十万件とも六十万件とも言...全文を見る
○河野義博君 補正予算も付きましたので、是非速やかな決定で、前倒しで、夏休みに向けてこういうキャンペーン張っています、国がやっぱり全面的に打ち出していただくということは観光産業にとっては非常に有り難い話だと思いますので。  また、使い勝手のいいクーポン券にしていただきたいなと。...全文を見る
○河野義博君 前向きな御答弁をいただきました。  地元は今、田植のシーズンでもありまして、田んぼの用水路が壊れた、土手が壊れた、これ修理したいんだけどグループ補助金使えるんでしょうかというようなお言葉もあります。是非とも使い勝手のいい制度で適用していただきたいというふうに思いま...全文を見る
05月26日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○河野義博君 公明党の河野義博でございます。  本改正案でございますが、既存建物の流通促進のためインスペクションを導入する。また、不動産の買主の利益保護のために営業保証金、弁済業務保証金による弁済の対象から宅建業者を外す。また、一昨年の宅建業法改正におきまして宅地建物取引主任者...全文を見る
○河野義博君 建築士であって、かつ一定の講習を受けた方を想定されているということでありました。しっかりと適正性が確保されるように引き続きのお取組をお願いしたいと思います。  既存物件に関しましては、築年数だけでなくてメンテナンスとか省エネ性能、こういった点もしっかりと評価をして...全文を見る
○河野義博君 市場の好循環に取り組んでいただくという御答弁をいただきました。  好循環に欠かせないのは両輪だと思っておりまして、適正に値段が付いていくということ、もう一つ大切なのは、やっぱり融資が付く、銀行でローンが借りられるということが大事だと思っております。既存建物に対して...全文を見る
○河野義博君 様々な場面を通じて金融機関に働きかけというのは是非とも引き続きやっていただきたいというふうに思っております。  インスペクションの話に戻ります。  検査の対象は、構造上、主要な部分、又は雨水の浸入を防止する部分というふうになっているんですが、省エネとか音の環境、...全文を見る
○河野義博君 第一歩という御答弁をいただきました。引き続きフォローしていただきたいと思います。  宅建業者がインスペクション調査結果を買主に説明する義務を負うということになっております、法案の中では。宅建業者ですから建築の専門家ではありません。専門知識がないままに買主に向けて説...全文を見る
○河野義博君 私、二十年前に宅建受けまして、一応通りました。二十年前は重要事項説明ってそんなになかったんですけど、二十年たつともう山のようにありまして、業者の負担というのは非常に大きいんだろうなと思っております。丁寧な周知をされるということでしたので、引き続きフォローしていただき...全文を見る
○河野義博君 インスペクション済みであれば瑕疵保険に入る際に書類審査のみでいけますよという、こういったことでしっかりと実効性を高めていくという御答弁をいただきました。  続きまして、一昨年の議員立法による法改正で宅地建物取引主任者が宅地建物取引士に変わりまして、私の免許は今未登...全文を見る
○河野義博君 省庁連携が必要な課題でございますし、また自治体、それから民間業者、様々な関係者との調整が、御苦労かと思いますが、しっかり検討していただきたいと思います。  最後に、簡潔に、民泊に関して対応状況をお伺いしたいと思います。  様々不安の声が上がっております。国交省と...全文を見る
○河野義博君 ありがとうございました。     ─────────────
11月16日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第5号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  TPP協定、世界のGDPの約四割、人口八億人という自由で公正な巨大市場をつくる議論でありました。日本は途中から参加したわけでありますが、にもかかわらず、議論を大きくリードする形で最終的には合意にこぎ着けたこと、これは非常に意義深いことであ...全文を見る
○河野義博君 関税を下げる、そしてフェアなルールを作ることによって輸出が拡大する、必然でありまして、しっかりと政府としても後押しを引き続きいただきたいと思っております。  具体的な話に移ります。  コンテンツ産業、具体的にはテレビや映画、音楽、アニメ、ゲーム、世界市場における...全文を見る
○河野義博君 発効後、本当にこれが実効力を持って各国で履行されているかという確認も不断に行っていく必要があるんだろうと思います。  二〇一四年時点で、日本由来コンテンツの売上げは海外の、全世界の市場規模の僅か二・五%という推計でございました。項目別に見ていきますと、漫画、ゲーム...全文を見る
○河野義博君 知財戦略ということで、知財を、売り方がもっとうまく、日本の会社が知財をうまくビジネスにつなげられるような支援をしていただきたいなと思っております。  また、さらっとありましたが、コンテンツのローカライズ支援という、聞くと難しいんですが、翻訳して字幕付けるということ...全文を見る
○河野義博君 家計所得に置き換えられる計算可能な価値だけでも、TPPで家計所得は年間十四万円の収入増につながるという御答弁でありまして、大企業だけが得するのかと言われると、そうじゃありませんよ、中小企業もちゃんともうかるし、家計も収入が十四万円つながるんですという御答弁だと承知を...全文を見る
○河野義博君 様々な御説明をいただきました。海外展開に資する数多くのルールが盛り込まれまして、関税撤廃、原産地規則、完全累積制度の採用、また、投資、サービスの自由化、関税手続円滑化、模倣品・海賊版対策、様々メリットがあるという御説明だったんですが、こういった規定が具体的にどのよう...全文を見る
○河野義博君 通関手続については控えめな御答弁をいただいたんですが、六時間に短縮するというのは非常に大きな意義があると思います。工業製品のみならず農業製品に関しても、生鮮食料品輸出したいんだけど、実質的に通関手続を遅らされて輸出ができないという国もありますので、しっかりこういった...全文を見る
○河野義博君 ワンストップサービス、非常に重要だと思います。従来、ワンストップサービスをやりますというところがたくさんあってワンストップになっていなかったという側面があったんですが、今回、省庁縦割りを廃して、みんなで集まって真の意味でワンストップやりましょうと、大変喜ばしいことだ...全文を見る
○河野義博君 投資を受け入れる際にもメリットがあるということでございます。もちろんそのとおりで、本当にそのとおりだと思います。  外国の投資家がISDS手続を利用して、我が国の様々な制度、国民皆保険とか医療保険とか、これが何か変わってしまうかのような議論が行っておられますけど、...全文を見る
○河野義博君 明確な、明快な御答弁をいただきました。  内外無差別であれば、環境規定、健康に関する条項というのは日本は規制をしていいというふうに書かれているわけであります。例えば、海外の投資家が持っている日本の発電所があります、隣に我が国の企業が持っている発電所がありますと。同...全文を見る
○河野義博君 引き続きよろしくお願いします。  政府は、我が国の国際訴訟に関する体制について、国際的な紛争を解決するための政府の体制も改善、強化していくことが重要であり、関係省庁において体制強化に努めると、こういう御説明を過去いただいているわけですが、現在どのような体制、人員で...全文を見る
○河野義博君 政府としても、今年四月に国際紛争処理室を設置して万全の体制を整えているということでありました。  最後に、大分時間も押してまいりましたが、原産地規則に関して時間が許す限り伺おうと思っております。  原産地規則において、TPP参加国内で統一されたルール及び完全累積...全文を見る
○河野義博君 本件によって短期的に製造業国内回帰になるというのはなかなか難しいんだろうと思いますが、長期的な視点に立てば、こういったサプライチェーンも十分構築し得るんだろうなというふうに理解をいたします。  一方で、輸出品が相手国の税関で関税優遇の適用を受けるためには、その資格...全文を見る
○河野義博君 終わります。
11月17日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  言うまでもなく、国の柱は人材であります。人材育成の中核を担うのが学校教育であり、直接教育の担い手たる教員の資質、能力の向上は国としても最重要な課題であると認識をしております。今回の法改正は、教員の資質向上に関する指標の全国的整備や十年研修...全文を見る
○河野義博君 まさに教員をどのように育てていくのか、ビジョンを共有することが大きなポイントだという御説明をいただきました。  今までの研修計画、各都道府県が独自にやっておりまして、必要な研修が歯抜けになっていたりばらばらだったところをしっかりと全国規模でならして、体系的な研修計...全文を見る
○河野義博君 先生方のキャリアステージに応じた研修というのは非常に大事な視点だろうというふうに思います。  先生方にも学び続けていただく、キャリアアップをし続けていただくからには、教員の処遇改善というのも大事な論点なんだろうと思います。教育公務員には崇高な使命感が求められます。...全文を見る
○河野義博君 十分な処遇を是非とも手当てできるように共に頑張っていきたいというふうに思っております。  海外の先生方、教員と比較しても、我が国の教員の長時間労働というのは長らく指摘されているわけであります。また、一クラスの児童生徒数も海外に比べて多いことは明らかです。  ある...全文を見る
○河野義博君 問題意識は共有できているかと思いますので、その対応が必要だと思います。  多忙化対策の一つとして、業務の効率改善というのも大きな課題だと思っております。政府は学校現場における業務改善のためのガイドラインを作成して様々な効率化を進めている点は、率直に評価できる点であ...全文を見る
○河野義博君 生徒さんと向き合う時間を是非増やせるように、共々に頑張っていきたいと思っております。  一方で、やはり人数も増やしていかなきゃいけないというのが率直なところだろうと思います。基礎定数化に関する問題です。  加配定数増は教員定数増に貢献しているわけではありますけれ...全文を見る
○河野義博君 力強い御決意をいただきました。十年というスパンではなく、できることであればもっと前倒しで完成ができるようなことが望ましいのではないかと思っておりますので、微力ではございますが、引き続き応援をさせていただきたいと思っております。  次に、海外での子女教育の充実に向け...全文を見る
○河野義博君 ここも予算の問題ですけれども、しっかり確保していきたいというふうに思います。  海外で学ぶということは児童にとっても非常に大きな経験でありますし、先生方にとってもいい経験になると思います。また、私、前職、商社で海外駐在しておりましたが、働く側にとっても、やっぱり家...全文を見る
○河野義博君 がん患者百万人に対して医師養成二千三百人余りという御答弁でございました。  引き続き力を入れていかなければならない分野であり、かつ教育の方も、がんというのはこういうものなんだと、適切に処理すれば死亡率も下がるということも明らかになっておりますので、教育の現場でもが...全文を見る
11月28日第192回国会 参議院 本会議 第14号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  ただいま議題となりました平成二十七年度決算について、党を代表して質問をします。  決算審査の意義は、国の予算の執行状況を審査することにより、翌年度の予算編成や政策遂行において、財政の無駄を減らし、民主的コントロールを徹底させることにあり...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第14号
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○河野義博君 公明党の河野義博です。  充実した議論が参議院では進んできたと承知をしております。改めまして、TPP協定、世界の人口の八億人、またGDPの約四割を占める自由で公正な大きな巨大な市場をつくる議論を、日本はこのTPP協定の交渉参加、遅れて参加はしましたけれども、実質的...全文を見る
○河野義博君 WTOも自由貿易のルールであります。一歩進んだ、進化したルールという意味で、TPPは非常に重要な意義があると私も思います。  当初、日本が交渉に参加する前はアメリカ対その他の国というふうな交渉の構図であったわけですが、日本が交渉参加して以来、全体を見てバランスの取...全文を見る
○河野義博君 まさに二十一世紀のスタンダードになっていくような協定ではないかというふうに思っております。  食の安全に関するテーマに議論を移したいと思っております。パネルの一枚目を御覧ください。(資料提示)  委員会審議におきまして、食の安全、様々議論がありました。検疫体制、...全文を見る
○河野義博君 明快に御答弁をいただきました。TPP協定とは別の文脈で食の安全というのはしっかり議論されていいものだというふうに思っております。  不安の声が上がっておりますので、その点に関してはしっかりと政府側の答弁を求めていきたいと思いますけれども、検疫体制の拡充、肥育ホルモ...全文を見る
○河野義博君 各省連携をして万全を期すという御答弁でありましたので、引き続きよろしくお願いいたします。  次に、農林水産品の輸出拡大に向けて質問したいと思います。パネルの二枚目を御覧ください。  先日改訂された政府の農林水産業・地域活力創造プランにおきまして、農林水産物・食品...全文を見る
○河野義博君 その大きなチャンスを生かしていきたいというふうに思います。  日本の農林水産品・食品が高品質であるということは疑いの余地はないんだろうと思いますが、従来輸出が余り注目されておりませんで、ここ数年しっかり輸出を取り組んでいきましょうということになったんだろうというふ...全文を見る
○河野義博君 是非、実態把握はすぐやっていただいて、募集、マッチングに速やかに移行できるようにお願いをしたいと思います。  生産拡大とともに両輪を成すのが販路拡大であります。昨年の輸出額は御覧のように七千五百億円ですから、三年間であと二千五百億増やす、三割増やす。具体的な商談、...全文を見る
○河野義博君 輸出のサポートを、従来、自治体がやっておりましたり農協がやったり、商工会、ジェトロ、それぞれがワンストップサービスを提供して、ワンストップになっていなかった。一つに是非ともおまとめいただいて、ここに行けば輸出のサポートを受けられるんだということをより一層明確に知らし...全文を見る
○河野義博君 具体的な施設整備を御答弁いただきました。ありがとうございます。しっかりと引き続きサポートをお願いしたいと思います。  最後の質問になりますけれども、冒頭申し上げましたとおり、農林水産品・食品輸出のために、今件に限りませんけれども、日本の基準、認証、この枠組み自体を...全文を見る
○河野義博君 世界中で、JASが認定していれば安心、安全、おいしいものなんだというふうな、ブランド力を高めていくのは非常に大事だと思っております。  例えば、ウールマークといえばもう日本では九割以上の認知をされておりますけれども、元々はイギリスの羊毛組合が独自に作ったマークであ...全文を見る