浅野貴博

あさのたかひろ



当選回数回

浅野貴博の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○浅野分科員 新党大地の浅野貴博でございます。  本日は、三十分という質問の時間をいただきました。まことにありがとうございます。  まず、取り調べの可視化につきまして、小川副大臣に御質問したいと思います。  一昨年の第四十五回衆議院総選挙におきまして、民主党はマニフェストの...全文を見る
○浅野分科員 一昨日の新聞記事にございますが、厚労省の村木元局長にまつわる郵便割引制度悪用事件で、村木元局長が逮捕され、無罪判決が出されました。その過程で一連の、大阪地検特捜部前田元検事の証拠改ざん等、検察官自身によるさまざまな悪行といいますか不正が明らかになってまいりました。そ...全文を見る
○浅野分科員 我が新党大地といたしまして、昨年九月、我が党の代表鈴木宗男の上告が棄却され、衆議院議員を失職し、それから取り調べの全過程の可視化を求める署名活動というものを独自に行ってまいりました。  先日、二月九日、江田五月法務大臣、中野寛成国家公安委員会委員長に、合計で七万、...全文を見る
○浅野分科員 ありがとうございます。  取り調べの可視化で冤罪を防ぐということは、まさに、国民生活第一、国民の目線に立った政治を行う、それを掲げた民主党が政権をとった、政権交代をなし遂げた最たるあかしになるものだと私も思っております。  その過程で、民主党としては、野党時代に...全文を見る
○浅野分科員 可視化の究極の目的は、冤罪をなくす、同時に社会正義を実現することに尽きると思います。  可視化によって起こり得るデメリットがあるとすれば、それは十分な検討が必要かと私も考えます。ただ、従来の捜査手法を変えたくない、何かそういう面倒くさいことが起きるのをなるべく避け...全文を見る
○浅野分科員 交渉の手のうちをさらさないというのは私も十分理解できます。  前原大臣に一つ確認したい点がございます。  要するに、四島を日本に返還する、四島を取り戻すという意味では、前原大臣も鳩山前総理も、もちろん私自身も、日本政府としてその思いに何ら変わりはないと思います。...全文を見る
○浅野分科員 先ほど前原大臣が、答弁いただきました質問主意書にも書かれておりました鳩山前総理の見解は必ずしも政府の見解とは一致していないと考えると。今、前原大臣から、二島プラスアルファ、これが政府の方針と違うというお話をいただきました。  確かに、二島プラスアルファだけですと、...全文を見る
○浅野分科員 私の質問の趣旨は、鳩山前総理、今でもロシアに対していろいろな人脈をお持ちで、日本外交にとっては重要な影響力をお持ちの方だと思います。北方領土問題、日本国民の悲願であるこの問題を解決する上で、もちろん今先頭に立たれているのが前原大臣でいらっしゃいますけれども、鳩山前総...全文を見る
○浅野分科員 いずれにいたしましても、外務省が用意した文言ではなかったということを今の前原大臣の答弁で私も理解しました。以前、民主党の外務部門会議でも岡野ロシア課長もそうおっしゃっていましたので、菅総理のアドリブだったことは私も承知しております。  要するに、この許しがたい暴挙...全文を見る
○浅野分科員 ありがとうございます。  外交におきまして、私が申すまでもありませんが、どういった言葉を使うか、交渉に当たりどういう雰囲気をつくるかという、非常に重要な意味を持つものだと思います。  少なくとも、北海道におきましては、北方領土問題に最前線で日々、三百六十五日取り...全文を見る
○浅野分科員 今大臣がおっしゃった一九九八年のいわゆる安全操業の漁業の協定、これは、我が党の代表鈴木宗男も私も以前から考えておりましたが、海で日ロの双方の法的立場を害さない、いわゆるあいまいな形で今そういう漁業の交流というものがなされております。海でできることが陸でできないことは...全文を見る
○浅野分科員 ありがとうございます。  私も、北海道を代表する国会議員の一人として、前原大臣の交渉を後押しできるような活動をしてまいりたいと思いますので、裂帛の気合いで北方四島を取り返すべく交渉に臨まれることを期待しております。よろしくお願いします。  ありがとうございました...全文を見る
03月23日第177回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○浅野委員 新党大地の浅野貴博でございます。  三月十一日に東日本大震災が発生いたしまして、既に阪神・淡路大震災を超える死者が出ております。今なお、二千六百余りの方々が負傷され、一万二千人を超える方々の行方がわかっておりません。一日も早く行方のわからない方々の消息が明らかになる...全文を見る
○浅野委員 今回の震災を受け、世界各地から非常に温かい、心温まる支援、そして連帯の、激励のメッセージが来ていると私も承知しております。ロシアからも、サハリンの天然ガスを日本に供給する等の実質的な支援がなされているとも聞いております。また、昨日の新聞報道では、ロシアの大衆紙で、慈善...全文を見る
○浅野委員 いずれにいたしましても、航空自衛機が出動したということは事実でございます。何か、日本国民、ロシア国民、地震を契機としてと言えば語弊があるかもしれませんが、この国難に際してようやく両国の気持ちが近づきつつあるこのときに、ロシア政府として疑念を抱かせるような対応をとらない...全文を見る
○浅野委員 ありがとうございます。  今大臣おっしゃったように、今何よりも最優先されるべきは被災された皆さんの救助、復興でございますが、同時に、外交というものは三百六十五日、二十四時間休みがないものと承知しております。我が北海道、原点の地である北方領土問題につきましても、引き続...全文を見る
04月21日第177回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○浅野委員 新党大地の浅野貴博でございます。  我が党の代表鈴木宗男の議席を引き継ぎまして、半年半が過ぎました。未熟者ではございますが、安全保障委員会の理事の役職をいただき、本日、質問する機会を賜りました。まだ未熟者ではございますが、鈴木宗男秘書を通じ、国会議員として最も大事な...全文を見る
○浅野委員 以前から当委員会でも、また他の委員会でも質疑がなされてきたと思いますが、被災地で復興作業に当たられている隊員の方々、十分な睡眠、休養、または食事、なるべく可能な限り快適な環境で作業を行える、そういう環境は政府としてきちっと整えておられますでしょうか。
○浅野委員 以前、北澤大臣もおっしゃっておりましたが、大変劣悪な環境の中でも、我が国の自衛官の方々は非常に士気が高く、休むべきところを休まないで作業をしたいとおっしゃる方も多いと思います。ただ、命を救うために被災地に行かれている自衛官の方々が、決して命を落とされることがあってはな...全文を見る
○浅野委員 東電の方が二百九名、関連、下請の方が百名から二百名、保安院の方が三名という答弁をいただきましたが、例えば保安院の方は国家公務員という身分があると思うんです。東電の方、またさらにその下請、関連の方も大変劣悪な状況に置かれていると思います。健康に被害が生じ得る量の放射線も...全文を見る
○浅野委員 福島第一原発で冷却作業に当たられている方は、まさに日本国家の命運をかけて最も過酷な作業に当たられている、日本国民を救う救世主となり得る方々だと私は思っております。東京電力の方もそうですが、その下請関連企業の方々、どちらかといえば弱い立場に置かれている方々、その方々が安...全文を見る
○浅野委員 このたびの汚染水放出により周辺海域はどの程度汚染され、それは、特に漁業関係者に対してどのような影響が生じているのか、政府として正確な状況を把握しておられますでしょうか。
○浅野委員 我が地元の北海道、特に根室市の方では、このたび根室市でとれるサンマがベトナム等海外で大変な評価を受けて、海外に向けた輸出の体制をようやく整えたところでございました。その中で、福島第一原発の汚染水放出、それが海流に乗って汚されているんじゃないかということで、海外から突然...全文を見る
○浅野委員 実際に、もう既に風評被害というものが生じております。先日、根室市の市役所関係者の方も来られた際に、もし仮に汚染が日本国全域に広まり、風評被害を超えて実際に汚染が確認され、一切の輸出ができなくなった、そういう場合に政府としてどのような補償をとるのか。そういった最悪の事態...全文を見る
○浅野委員 私が質問を申し上げたのは、実際に日本の水産物がすべて汚染されて、国内外での消費ができなくなる事態が仮に生じた場合の、一番最悪の事態への備えができているかという質問でございます。
○浅野委員 最悪の事態に備えることがまさに安全保障の要諦であると私も考えますので、その点、政府各位におかれましては抜かりなく準備に当たっていただきたいと思います。  続きまして、福島第一原発事故に対する外国知見の活用の状況についてお伺いしたいと思います。  私の手元に、これは...全文を見る
○浅野委員 今、松本大臣、データの一部とおっしゃいましたが、それを今回の原発事故、我が国の原発事故のこれからの対応に活用していく考えはありますでしょうか。
○浅野委員 例えば、今回の震災に関しましては、米軍の本当に心温まる支援は日本国民ひとしく感謝しているところだと思います。同時に、チェルノブイリ事故を経験している旧ソ連、ロシアとウクライナ、この知見も十分に活用すべきだと私も考えます。  ロシアに、かつて首相を務められたキリエンコ...全文を見る
○浅野委員 我が国のかつてない国難を打開するために、我が国自身が全力を尽くすことはもちろんでございますが、友好関係にあるさまざまな国等の知見を存分に活用していただきたいと思います。  最後に、このたびの東日本大震災、世界各地から大変温かい連帯の気持ち、協力が寄せられました。それ...全文を見る
○浅野委員 今大臣、ワールドワイド版とおっしゃいましたが、やはり一カ国一カ国に対して、その国の言語で感謝広告、感謝と同時に、このたびの福島第一原発で大変な心配をかけていることに対する率直な謝罪の広告を出すべきだと思っております。  予算に限りがあるのは承知しておりますが、各国大...全文を見る
○浅野委員 報償費をわけのわからない私的なものに使われるのであれば、我が国の謝意と謝罪の意を掲載する広告に使うことは国民のだれもが理解することと私は思います。  第一次湾岸戦争で我が国が百三十億ドルもの拠出金を多国籍軍に出しながら、クウェート政府の感謝広告に日本の国名が出なかっ...全文を見る
06月01日第177回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○浅野委員 民主党会派に所属しております新党大地の浅野貴博でございます。  先月二十九日をもちまして、我が党の代表鈴木宗男の議席を引き継ぎ、私も八カ月が経過いたしました。  この沖縄及び北方領土問題、鈴木宗男が政治使命をかけて取り組んできた問題でございます。議席を引き継いだ者...全文を見る
○浅野委員 今回、韓国の国会議員が、日ロでない第三国の国会議員が国後島を訪問したことにより、北方領土交渉における我が国の立場が不利になったと外務大臣は認識しておられますでしょうか。
○浅野委員 わかりました。  今回の韓国の国会議員の訪問もさることながら、つい先日、五月十五日、ロシアのイワノフ副首相が、他の閣僚を引き連れて同じく北方四島を訪問しております。ロシアの閣僚による北方四島の訪問は、先日のこのイワノフ副首相にとどまらず、昨年十一月一日のメドベージェ...全文を見る
○浅野委員 本年五月十六日、前日のイワノフ副首相の北方領土訪問を踏まえ、伴野副大臣が記者会見に臨まれております。その場で、共同通信の斎藤記者さんからの、現在ロシア側が提案している共同開発の問題については、とりあえず現在は慎重に検討しているという理解でよろしいですかという質問に対し...全文を見る
○浅野委員 北方四島における日ロ経済協力、慎重ではあっても、現在も日ロ双方の事務方で検討作業、協議は行われていると理解してよろしいでしょうか。
○浅野委員 日ロ関係全体を踏まえた上での検討作業は、現在、具体的にどのような進捗状況にあるのか。例えば、一九九八年二月にいわゆる安全操業と言われる漁業の枠組みができております。これも我が党の代表鈴木宗男が尽力をしたものであると私は承知しておりますが、そのようなものをモデルにしてい...全文を見る
○浅野委員 具体的に、何年の何月ぐらいまでをめどに、とりあえず中間報告なり中間的な取りまとめをしよう、そういった話し合いはなされておりますでしょうか。
○浅野委員 外交交渉は、もちろんいろいろなさまざまな背景、要因を受けて行われるものだと思いますので、なかなか、いつごろまでにとこの場で明言できないのは私なりに理解できるところでございますが、ただ、北海道、特に、きょう根室市東京事務所の伊倉所長も来られておりますけれども、道東、北方...全文を見る
○浅野委員 私が申すまでもなく、この問題は、北海道、道東地域のみならず日本国家全体の国家主権にかかわる問題である、日本国民の誇りの問題であると考えております。ぜひとも、松本大臣、外務省の皆様、政府の皆様には、裂帛の気合いで解決に向けて具体的な成果を出し、最終的に四島が返ってくる、...全文を見る
○浅野委員 決して私も、もちろん鈴木宗男代表も、ロシアの管轄権に服せということで申し上げているのではないことを申し伝えたいと思います。この閣議了解を、なくすというよりも、むしろ発展させる形で、日本人が、日本国民が固有の領土である北方四島により自由に入っていける、繰り返し述べますが...全文を見る
○浅野委員 しっかりと取り組んでいただき、一日も早い解決を実現してくださいますよう心からお願い申し上げまして、私の質疑を終えさせていただきます。  ありがとうございました。
07月27日第177回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○浅野委員 民主党会派、新党大地の浅野貴博でございます。  本日は、なかなか内閣、政治の情勢が安定しない中で、日々外交の最前線で体を張って我が国の国益を守られている松本大臣に敬意を表しながら、国家主権にかかわる領土問題について質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いい...全文を見る
○浅野委員 外務省職員を除く他の府省庁職員はその対象とはなっていないという理解でよろしいでしょうか、再度確認を求めます。
○浅野委員 外務省職員のみが大韓航空機を公務のときに利用しないという通達を受け、他の政府職員がその対象外である、こういう措置がとられた理由は何でありますでしょうか。
○浅野委員 それでは、通達が出されました七月十八日以降、外務省以外の政府職員が公務で大韓航空機を利用したという事例はありますでしょうか、松本大臣として把握されておられますでしょうか。
○浅野委員 ロシアの国営ラジオ、ロシアの声というものがございます。そのホームページ、日本語版が我が国でも拝見できるんですが、そこに七月十九日付で、この外務省による通達に関するコメントが書かれております。  文章が長いので全文は省きますが、要するに、なぜ今回、外務省として、外務省...全文を見る
○浅野委員 今回の通達が、我が国として絶対に譲ることのできない国家主権に対する断固たる姿勢を示す、そういう趣旨のものであるということは私も理解はできます。ただ、そうであるならば、外務省職員のみというだけでなく、幾ら領土問題、外交交渉が外務省の所管であるとしても、すべての政府職員に...全文を見る
○浅野委員 適当な措置ではあっても、十分な措置ではないと私は考えております。これは、外務省、松本大臣が決められることではないかもしれませんが、政府一体となった取り組みを今後期待してまいりたいと思います。  続きまして、北方領土問題について質問をさせていただきます。  これは、...全文を見る
○浅野委員 今、私の手元に、中央公論新社から出ました、元外務審議官丹波實氏が上梓されました「わが外交人生」という著書がございます。松本大臣、この著書はもうごらんになりましたでしょうか。もしごらんになっていれば、その感想というか、大まかな評価をお聞かせいただきたいと思います。
○浅野委員 松本大臣には、ぜひこの本をお読みいただきたいと思います。私は丹波氏にこのPRを頼まれたわけでも何でもないんですが、我が国の国益にかかわる、はっきり申し上げれば、我が国の国益を害する記述が随所になされております。外務省として、外務大臣として決して看過してはならない、評価...全文を見る
○浅野委員 著書の一つ一つに反応するというのもなかなか大変な作業かと思うんですが、これはひとえに我が国の領土問題、国家主権にかかわる問題でございます。こちらから提案してきたものを、その辺の外交好きな、政治好きな一般の人が例えば居酒屋で酒を飲みながら談義をするとかそういったものでは...全文を見る
○浅野委員 それでは、松本大臣として、外務省として、この丹波氏本人、もしくはこの出版元である中央公論新社に対し、これは事実と違いますよと、そういったコメントや意見を伝える考えは今後もないということでしょうか。
○浅野委員 私は、できれば外務省からこの出版元に対し、今後この本が仮に売り上げが上がり、重版がかかる場合は、この辺の事実関係を正確な記述にしてほしい、訂正を求める、そういった措置をとっていただきたいと思っております。一つ一つの小さな事象であっても、それがちりも積もればで積み重なり...全文を見る
○浅野委員 ロシアとの協議の内容を明らかにしろということであれば、相手の国との関係もあり、なかなかつまびらかにできないというのは理解ができるんです。ただ、我が国国内における外務省と地方の自治体との連携のあり方、それを例えば今後どのようにしていくか、いろいろなアイデアがあると思うん...全文を見る
○浅野委員 七月の七日から十一日まで、ビザなし交流に参加して、国後と択捉島を私も初めてこの目で見ることができました。  その前の晩、出発の前の日に、地元の千島歯舞居住者連盟青年部の方と懇談した際に、これまでたくさん外務大臣また北方担当大臣が来られた、それに随行する形で外務省職員...全文を見る
○浅野委員 ありがとうございました。終わります。
08月03日第177回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○浅野委員 新党大地の浅野貴博でございます。  本日は、長谷川根室市長、脇羅臼町長、小泉理事長、舘下さんと、尊敬してやまない、根室管内で北方領土問題に最前線で取り組まれている皆様をお招きした当委員会におきまして質問する機会を賜りましたことを心から感謝申し上げ、質問に入らせていた...全文を見る
○浅野委員 ありがとうございました。  この四島の経済交流は、停滞する一方の北方四島返還交渉を打開する唯一と言っていい切り札であると私は考えております。何よりも、この問題に最前線で向き合われておられます地域の皆様、元島民の皆様の声が反映されるような枠組みをつくるよう、今後とも外...全文を見る
○浅野委員 ありがとうございました。  大変重いお言葉を、今、私も国会議員の一人として承ったと考えております。  最後に、これは、きょう参考人で来られた方ではなく、北村委員長にお伺いしたいことがございます。  今私の手元に、六月二十七日付の北海道新聞の記事の写しがございます...全文を見る
○浅野委員 ありがとうございました。  当委員会は、北方領土交渉に臨む上での世論の形成を図るという大きな使命を負っているものと思います。私も、所属する委員として、今後とも自覚を持ち取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
12月09日第179回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○浅野委員 新党大地の浅野貴博でございます。民主会派の時間三十分の枠をいただきました。  本来であるならば、与野党そろって、この日本・ペルーEPA、そして日本・メキシコEPA改正議定書の審議がなされるべきでございますが、長安筆頭理事初め、大変理事の皆様御苦労なされ、そして田中委...全文を見る
○浅野委員 当EPAにおいて関税撤廃の対象とならない、いわゆる保護される品目には何がありますでしょうか。並びに、この当EPAにおける自由化率というのは何%になりますでしょうか。
○浅野委員 これは質問通告をしておりませんでしたが、政府はしきりに、このEPAも、そして与野党間で大変な議論を巻き起こしましたTPPに関し、質の高い経済連携という用語を使われておりました。当EPA、自由化率にして約八七%、質の高い経済連携に該当すると山口副大臣はお考えでしょうか。
○浅野委員 今回承認がなされれば、日本とペルーのEPAが発効するわけでございますが、今、我が国としてTPP交渉参加の前段階としての事前協議を始める、そういう段階にあると承知しております。  言うまでもなく、ペルーは、現在TPP交渉を進めております九カ国の中の一カ国でございます。...全文を見る
○浅野委員 日・ペルーEPAにおいて自由化の対象外とされた一三%の約千九十品目ですか、済みません、これも質問通告をしておりませんでしたが、なぜ関税撤廃の対象とならなかったのでしょうか。
○浅野委員 我が国の国益を考えて、先ほど副大臣がおっしゃった米、麦、牛肉、雑豆、でん粉等の品目が保護の対象となったのだと思います。  我が国の国益のためにTPPを進めるという言い方を野田総理もされておりますが、一方で、国益を考えて保護した品目をまた自由化の対象にしてしまうTPP...全文を見る
○浅野委員 この両マニフェストの中で、TPPという文言が一度でも使われたことはありましたでしょうか。
○浅野委員 今、副大臣に御説明いただきましたマニフェストの内容、私も質問主意書を出させていただいたので、その文言を、答弁書の中身を今持っておるんですが、アジア太平洋諸国を初めとして世界の国々との投資、貿易を活発化させる交渉を積極的に推進する、これは大いに必要なことだと思っておりま...全文を見る
○浅野委員 私は、民主党所属の議員ではなく、民主党会派に所属をしている議員ですので、この間、TPPに関する議論を一歩離れた形で見させていただきまして、私も意見を述べさせていただきましたが、やはり民意を問う選挙において一言も言及がなされなかったこと、その後閣議決定をなされたというこ...全文を見る
○浅野委員 それでは、事前協議の場において、そしてその後、交渉に参加した場合において、我が国としてさまざまな品目がございます。そして、農業にかかわらず、いろいろなルール、仕組みがあります。これだけは絶対守るんだと守るべきものの優先順位をつけて、最低限ここまでは守る、それが聞き入れ...全文を見る
○浅野委員 今、山口副大臣から具体的な品目の種類も挙げてお話をいただきましたけれども、はっきり言って、そのようなお話をもっと政府が国民に、国民の代表たる我々にもっと示してくだされば、TPPに対する不安というものも解消できていくと思うんです。  私は、仮にTPPにどんな戦略を持っ...全文を見る
○浅野委員 この選挙結果について、例えばアメリカのクリントン国務長官は、ドイツのボンで記者会見した際に、選挙管理のあり方に深刻な疑念を抱いていると。アメリカの外務大臣がロシアの国政選挙の結果について疑問を呈したわけでございます。ほかにも、欧州の、ヨーロッパの議会の監視団は、完全に...全文を見る
○浅野委員 では、技術的な問題は見受けられたにせよ、堂々と不正があったんじゃないかという欧米がしている見方とは我が国は違うということですか。再度確認を求めます。
○浅野委員 わかりました。ありがとうございます。  時間も迫ってまいりました。では最後に、十一月二十六日、民主党国際局長の任につかれています渡辺浩一郎代議士がモスクワを訪れまして、プーチン首相に、野田総理というよりも野田民主党代表の親書を渡されていると思います。その親書の内容及...全文を見る
○浅野委員 来年の大統領選挙でプーチン首相が大統領に返り咲くことはほぼ確実視されているというのが、国際的な大勢の見方だと思っております。その意味で、このことについても日本国内でいろいろな見方があると思います。プーチンさんが大統領になれば北方領土の問題が進むんじゃないか、いや、プー...全文を見る
○浅野委員 ありがとうございます。  山口副大臣は外交官の出身であられますし、外交交渉の機微の部分というのを十分御承知されていることと思います。TPPの問題、そして北方領土の問題、まさに我が国の国益をかけた、国民生活にかかわる問題でございますので、裂帛の気合いを持って交渉に当た...全文を見る