朝日俊弘

あさひとしひろ



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朝日俊弘の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○朝日俊弘君 おはようございます。  民主党・新緑風会の朝日でございます。  いよいよ障害者雇用促進法の審議ということで、今日はまず法案の具体的な中身に入る前に、障害者の雇用の促進を図るためにはより広範な障害者施策の推進、これが前提というか基盤にあって、その上に雇用の促進をど...全文を見る
○朝日俊弘君 今、この間の実施状況なり、到達点について一定の評価を、概略をお伺いしたわけですが、正直言って、中身を見ると相当程度進んでいるところもあれば、かなりまだ遅れているなというところもある。つまり、かなり凸凹があるというふうに今私は受け止めていまして、しかもかれこれ十年間経...全文を見る
○朝日俊弘君 今、両省から是非平成十五年度からの新しい計画あるいは新しいプランに向けて取り組んでいくという力強い御返事をいただきました。是非これから十五年度に向けて十分なる評価、分析を経た上で新しい計画と新しいプランをよりよいものに作り上げていただきたいと、こう思うわけですが。 ...全文を見る
○朝日俊弘君 今お答えいただきましたのでそれでよろしいんですが、なお蛇足ながらお願いを申し上げたいと思います。  というのは、従来あった審議会が中央省庁の再編成に伴って廃止されたということもあり、障害者の皆さん自身の意見を反映させていく場が単純に言えばなくなってしまったんではな...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、簡単に説明するのは難しいのかもしれませんが、ちょっと分かりにくいんですね。それは多分これまで行われてきていた福祉施策としての現行の幾つかの制度が、さっきも申し上げたように、生まれ育ちも違うものだから、実施主体が市町村であったり、片っ方はセンターであったりと、こ...全文を見る
○朝日俊弘君 是非丁寧な配慮が必要だと思うんですが。  そこで、ちょっとここは大臣にお伺いしたいんですが、当面、現行制度を前提としてより連携を取った形であるいは体系的に進めていくように配慮をするということで取り組んでいただくわけですが、その実施状況を見据えつつ、私はやっぱりある...全文を見る
○朝日俊弘君 確かに、今おっしゃったように、教育の方の問題もありますから、どこでどういう枠組みを作ったらいいのかというのは大変難しい点があるかと思います。  そこは十分承知しつつ、私の問題意識からすれば、まずは旧厚生省と労働省が一つの省になったその壁を十分に取り払っていただきた...全文を見る
○朝日俊弘君 今も御説明あったように、一方で精神障害を克服した上で自ら就業を求められる方が随分増えてきている。こういう人たちに対して是非支援を他の障害と同様にやっていこう、こういう趣旨はそれはそれで率直に評価をしたいと思うんですが、ただ、今の御説明の中にもありましたけれども、なか...全文を見る
○朝日俊弘君 そのことと関連してちょっと、是非お配りした資料をごらんいただきたいと思います。二種類ございますが、一枚目のグラフ、図表になったものがございます。  これはもう改めて私から申し上げるまでもなく、完全失業率と自殺者の数を併せてグラフにしてみたものでありまして、しかも男...全文を見る
○朝日俊弘君 今、幾つか具体的な対策、御努力をいただいているという御説明がありました。是非この問題は、特にメンタルヘルスの問題になりますと、必ずその当人や家族の方が余り人に知られたくないというところが先に立って、えてして、やみからやみへと言うと変ですけれども、なかなかオープンに相...全文を見る
○朝日俊弘君 今、大臣のお考えをお聞きしまして、是非、私のこだわっていた点、御理解いただけたと思いますので、十分そんなことを念頭に置きながら今後の施策について御配慮いただければと思います。  それではちょっと、最後になりますが、時間がなくなってきましたので二つの質問をまとめて副...全文を見る
○朝日俊弘君 積極的に受け止めていただいてありがとうございます。是非、そのような方向で今後のきめ細かな施策を推進をお願いしたいと思います。  最後に、もう時間がなくなってきましたので、私の方からPRをさせていただいて、終わりたいと思います。  皆さんのお手元に資料を配らせてい...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は五人の参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。御協力ありがとうございました。  思う存分意見をお伺いしたいと思いつつ、限られた時間でございます。お許しをいただいて、三名の方に絞って私の方からお尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○朝日俊弘君 はい、分かりました。
○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。僣越ながらトリを務めさせていただきます。  法案審査もいよいよ大詰めでございます。今日は是非、大臣あるいは副大臣から確認的な意味を込めて御答弁をいただきたい、こんなふうに思っております。  さてそこで、まず最初に大臣にお伺いし...全文を見る
○朝日俊弘君 法律の提案理由説明というのは、大体今まで、必ずしも問題の指摘をきちっとしない形でさらっと書くのが普通のようでありますが、私はむしろ、これからはなぜこの法律を提出するのか、その理由をできるだけ国民の皆さんに明確に訴えるという書き方を是非していくべきではないか、そんなこ...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、ここはひとつ余りあちこちへ配慮し過ぎないで、言うべきことはきちっと言うということでお願いをしたいと思います。  さて、その次に、国民の皆さんに国の方針、需給計画、あるいは献血推進計画にのっとって採血を順調に進めていきたい、実施していきたい、こういうことであり...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  じゃ次に、今日、午前中の参考人質疑のときにもお伺いをしました。そのときに、皆さん方に厚生労働省からの資料で薬事・食品衛生審議会の組織図というのを配らせていただきました。私は、今回の法改正の中で随分多くの項目が審議会の検討事項にゆだねられ...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、ちょっと繰り返しになりますが、多分、今、過渡期なんだと思うんですね。中央省庁を再編成して、それ自体もなかなかうまくいくかどうかという議論も一方ではありますし、審議会等の再編成も、やや我々も含めて戸惑っているところがあるのが実態ですから、そういう中で今回、ある...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっと確認させていただきたいんですが、血液事業部会の下に常設の運営委員会を設置するということと、現在ある安全技術調査会、適正使用調査会に加えて需給計画の調査会を設置すると、こういう理解でよろしいですか。
○朝日俊弘君 そうすると、最終的な姿はまだ今日の段階ではお示しいただけないようですが、いずれにしても、今御説明のあった運営委員会と需給計画調査会については設置するということについては間違いないですね。はい、分かりました。そのように受け止めておきます。また姿が見えてきたところで御説...全文を見る
○朝日俊弘君 次に進みます、若干ブーイングがありますが。  次の質問は血液製剤による健康被害、もう少し広く言えば生物由来製品による健康被害、それから採血による献血者の健康被害、両方の健康被害が、起こってはならないこととはいえ、想定をした救済のための施策が検討されていかなければい...全文を見る
○朝日俊弘君 後段のところ、日赤任せにしないで、きちんと国もどう共同で対策を講じていくかというスタンスで是非考えていただきたい。これは要請をしておきます。  さて、今のお答えと関連してその次にお尋ねしたい点は、これは念のため確認ですが、今も御説明があった今年の三月に取りまとめら...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。是非、変なところで概念の食い違いが起こらないように、結構これは、対象範囲をどう見定めるかというのは重要な問題ですので、ここはきっちり押さえておいていただきたいなというふうに思います。  さて、その次に、生物由来製品の場合、特に留意すべき問題として、ウ...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、できるだけこれは改正法の施行と同時ぐらいに、できればこうしたい、あるいはこうすべきだというふうに明確に出してほしいなと思いますが、いずれにしてもできるだけ早期に検討結果を取りまとめていただきたい、このことを強調しておきます。  それでは次に、午前中、日赤の方...全文を見る
○朝日俊弘君 検討するんじゃなくて、具体的に講ずるというお答えと理解してよろしいですね。何か前半、検討したいなんというお答えがありましたが、検討ではなくて講じたいということでよろしいですね。
○朝日俊弘君 分かりました。  それで、今もちょっと申し上げましたが、実は午前中、日本赤十字の方からの資料をいただいて、改めてその再確認をしているんですが、結局、遺伝子組換え製剤というのは基本的には生物由来なんですよ。たまたまある会社はその培養液に人の血漿たんぱくを使っている会...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、だから、そういう認識の下に、より正確にリスク分析、リスク評価をして、リスクが感じられるものについては当然今回の改正事項の中に規定されている特定生物由来製品として指定するというふうに考えてよろしいねということをお尋ねしたわけです。
○朝日俊弘君 次に、これも先日やり取りがあったことですから簡単に触れたいと思います。  これまでにも様々な形で血液製剤の適正使用に関する取組が行われてきて、ある程度というか一定程度の成果が上がってきているような御報告がございました。しかし、先ほど来のフィブリノゲンのやり取りを聞...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ最後に、要望だけ申し上げて終わります。  最後の質問は、もう何人かの同僚委員から十分に御質疑がありましたので、私の方から質問は省略をします。フィブリノゲンによるC型肝炎等の問題であります。ただ、一点留意しておいてほしいのは、C型肝炎だけではありませんで、そ...全文を見る
○朝日俊弘君 私は、ただいま議題となっております薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)及び社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします...全文を見る
07月03日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○朝日参議院議員 薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律案に対する参議院の修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  本修正は、参議院厚生労働委員会での審議を踏まえ、薬事・食品衛生審議会の機能強化、必要な事項の早期施行、血液製剤の国内自給...全文を見る
07月11日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。ようやく出番が回ってまいりました。同僚の櫻井委員に引き続いて、今日はせっかくの機会をいただきましたから、医療事故に関連する課題を中心に、限られた時間ですが、質問をさせていただきます。  質問に入ります前に、今日冒頭、午前中三人の...全文を見る
○朝日俊弘君 現時点ではそういう検討の方向をお聞きするにとどまるのかなと思いますが、ただ、今の御説明に関連して、ちょっと一つあえて質問を追加したいと思うんですが、東京女子医大病院の報告を聞きますと、あそこはそれなりに安全管理委員会もきちんと設置されていて、ところが、それが必ずしも...全文を見る
○朝日俊弘君 今日はこれ以上問い詰めませんけれども、ただ、確かに院内における独自の安全管理委員会というのはこれはこれで必要だと私も思います。ただ、それがうまく機能しなかった場合のことをどうするかということは、ちょっと別途の問題として問題意識を片隅に置いて検討を進めていただければと...全文を見る
○朝日俊弘君 気持ちというか思いは分からぬでもないんですけれども、私の意見は、実際にチェックしようがなくて実効が上がらないような事細かなものは作らない方がよろしいというふうに思っているんです。例えば似たようなので、褥瘡対策をちゃんとやっているかどうかでこれまた減算するというのがあ...全文を見る
○朝日俊弘君 基本的なお考えは分かったんですが、ただちょっと、例えば今二次医療圏という言葉が出てきましたけれども、二次医療圏というのは分かりにくいんですよ。地域の住民の皆さんに二次医療圏に一か所と言ったって、全然説明通じないんですね。都道府県に一か所とかいうのは分かりやすいです。...全文を見る
○朝日俊弘君 かなり、これもどこまで実効性あるものができるのか、いささか心配というか、危惧をしていますが、是非地域においてそういう相談、支援できる場所が必要だということについては私も同意見ですので、来年度予算に向けて、より具体的な検討を進めていただきたいと思うんですが、ただ、ここ...全文を見る
○朝日俊弘君 私も臨床現場にいたことがありますから、実務的にいろいろ考えると、大変難しい場面があることは十分想定できます。  つい先日も、自治体病院協議会の精神病院部会では、精神病の患者さんに対する電気ショック療法についてのインフォームドコンセントが十分に取れていない、半数ぐら...全文を見る
○朝日俊弘君 是非これは取組を進めていただきたいと思いますが、私は余り全体の個人情報保護法の話にとらわれないで、それはそれでいろいろあると思いますけれども、ちょっと置いておいて、個人情報には私はかなりセンシティビティーの度合いが違うだろうと。かなり、例えばこれからどんどん遺伝子分...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
07月16日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日でございます。  まず冒頭に、大変悪天候の中を御出席いただきました三人の参考人の皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。とりわけ、高知から台風を東京に連れてきておいでいただいた甲田先生には心から感謝を申し上げたいと思い...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、具体的なモデル事業の結果を正確に御報告いただければと思うんですが、あと一点だけ、ちょっと気になったのでお尋ねします。  実際的には、地域保健の側がというか、メンバーがかなり産業保健の方に入ってくるというか、力をおかりするというか、そういうことに、形になりがち...全文を見る
07月18日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は、貴重な時間を是非健康増進法に絞ってお尋ねをしたいと思います。  あえてこの健康増進法に絞って御質問させていただきますのは、たまたま今回健康保険法とこの健康増進法とがセットで提案をされてきておりまして、部分的に健康増...全文を見る
○朝日俊弘君 随分素直にお認めになるのでちょっと話が続けにくいんですが、私は、せっかく作るんなら健康政策に関する基本法みたいなものを是非作ってほしかったと思うんですね。  そういう観点で、ちょっと非常に期待が大きいものですから、その期待の大きさに比例して、中身を見るとがっかりす...全文を見る
○朝日俊弘君 大臣のお答えになるようなことがこの法律を読んでいてもちょっと読み取れないんですね。ですからこれは、今おっしゃったような問題意識をお持ちでしたら、例えばこれから基本指針などをお定めになるようですから、十分伝わるようにお願いしたいなと。それは、法律に書くとこういう書きぶ...全文を見る
○朝日俊弘君 私の議論を変にねじ曲げないで、答弁しないでください。  私は、もうあえて論争はしませんが、個人の健康を増進し、あるいは健康を守り、育てていくためには、やっぱり本人がその気にならなきゃいけない。しばしば、健診データに基づいてお説教をされればされるほどやる気がなくなる...全文を見る
○朝日俊弘君 何か、さっき私が申し上げたような基本的な三つの構造の部分に突如、受動喫煙の話が入ってきたりという、何か不自然さがぬぐえないんですよ。例えば、喫煙の問題でいうと、今日の午前中にも議論がありましたけれども、もっときちんと、受動喫煙の問題だけじゃなくて、きっちり喫煙に関す...全文を見る
○朝日俊弘君 念のため確認させてください。それは大体いつごろをめどに作られる予定ですか。仮にこの法律が成立をしたとすれば、いつごろをめどに出される予定ですか。
○朝日俊弘君 相当に、また後でも関連した質問をしますが、随分とその発想というか手法というかノウハウというか、あるいは置かれた立場というか、違う人たちが連携、協力するわけですから、これは日本人の最も苦手とする部分でありますから、是非そこのところを十分踏まえた指針をお願いしたいなと思...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、確認ですが、これは神戸市からすこやか手帳というのをいただいてきましたが、こういう個人が持つ健康手帳にデータなりあるいは診療記録なりを書き込んで本人が保有することはあっても、その個人の健康情報、診療情報をどこかにデータベース化する考えはないということですか...全文を見る
○朝日俊弘君 じゃ、今回の健康増進法に基づく健診の実施にかかわる指針についてはデータベース化までは考えていない、あくまでデータは個人が、例えば個人の持つ健康手帳などに記載して保持するということしか考えていないということは確認させてください。  その上で、しかしどうも、もう少し研...全文を見る
○朝日俊弘君 つまり、今後、いろんな検討がされるんでしょうが、少なくとも現段階で考えると、幾つかの資格職種にかかわる守秘義務の規定で辛うじて担保されているというか、プライバシー保護に対する配慮がされているというにとどまるということですね、国レベルでは。  じゃ、もう一つは、自治...全文を見る
○朝日俊弘君 こだわりますのは、八月五日から住民基本台帳のシステムが動くという話も一方であるわけですね。ですから、国レベルだけではなくて、自治体レベルでこういう情報がどう扱われていくのかということは、かなり丁寧に配慮をしないと思ってもみない使われ方になりかねないので、そういう周辺...全文を見る
○朝日俊弘君 ということは、あれですか、がん登録事業は疫学研究ではないということですか。  つまり、これ読んでみますと、「がん登録事業については、本指針は適用されないが、実施主体での運用に資するよう、」公表することとする、「実施主体の判断で本指針の全部又は一部を準用することが望...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと時間がなくなってきたので、後できちんと説明を聞かせてください。  いずれにしても、私は、準用していただくとか、判断は実施主体にしていただくとか、いささか無責任ではないかと。いつまでもこのままでは良くないのではないかという気がします。  そこで、最後に大臣...全文を見る
○朝日俊弘君 私が丁寧に個人健康情報、個人診療情報と言っているのは、個人が特定できる情報ということで表現しています。
08月28日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○朝日俊弘君 おはようございます。  閉会中の省庁別の審査ということで、大変御苦労さまでございます。  今回、私、主として地方財政の問題、そして後半、郵政三事業の問題というふうに大きく二つに分けて、やや基本的な問題についてせっかくの機会ですのでお伺いをし、大臣のお考えをお尋ね...全文を見る
○朝日俊弘君 税財源の移譲問題については後でもう少し詳しくお伺いしたいと思いますが、そこで、こんなふうに地方財政が悪化の一途をたどってきている、一体なぜかという問題だと思います。  今、大臣はサービスが過剰なのかというようなこともおっしゃいましたけれども、私はこの間ずっと見てみ...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ、どうやら基本的な認識についてはほぼ同じお考えに立っておいでだと思いますから、もう少し具体的な問題について入っていきたいと思います。  もう御存じのとおり、地方の借入金、借金の中身は大きく分けて地方債とそれから交付税特別会計からの借入金、この二つが一番大き...全文を見る
○朝日俊弘君 まず、地方債の分だけでも今御指摘があったように百六十数兆円、こういうことであります。  それで、支障がないようにいろいろ手当てをしていると、こうおっしゃるわけですが、借金は後で申し上げるようにこれだけじゃなくてほかにも幾つかありますから、そういうのを含めていくと、...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっとそれじゃそこのところのもう少し確認したいんですけれども、そうすると、一つは、普通会計に関して平成十三年度から臨時財政対策債によって補てんをする分というのは、激変緩和措置、二分の一、四分の一と来たけれども、今度からはなくなるというふうに理解していいんですかね。...全文を見る
○朝日俊弘君 最大限の努力をするということは、まだ来年度の予算をきちんと組んでみないと分からないと、そういう含みでございますか。
○朝日俊弘君 おっしゃる点は分からないわけではないんですが、どうももう少し分かりやすくしてほしいなというふうに思います。  ですから、具体的な来年度予算の中でどのような検討がなされるのか、その時点でまた改めてお尋ねしたいと思いますが、せっかく十三年度から、これはもう、交付税特会...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ、この点は後でちょっと総括的に大臣にお伺いしますから、その辺どうするのかということも含めてお答えを御準備いただければと思います。  次に、先ほど来話が出ていますように、平成十三年度から臨時財政対策債というものを立てて、従来からの特会からの借入金というのはや...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、今後の位置付けについてちょっと重ねてお尋ねしたいんですが、この臨時財政対策債も、従来から積み上がってきている地方債の一部としてあるいは一つとして位置付けられて、これから償還の対象になっていくという理解でいいんですか。それとは別枠のものというふうに考えてい...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、結局、何か私、いろいろ話を聞いていると、こちら、つまり特会からの借入金はやらないんだけれども、また別の形態の借金を立てて、そちらから借り入れるようにしようというだけのことであって、何か基本的には全然解決付いていないなというふうに思うんですが、それはもう重々承...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。ちょっと更に踏み込んだ御答弁をいただきましたが。  基本的に私は、片山大臣が出されたプラン、試みの案、是非政府の中できちんと議論してほしいなというふうに思っているんですよね。そういう意味では、例えば所得税と消費税に着目をして、国から地方への...全文を見る
○朝日俊弘君 先ほども申し上げたように、大臣の試案については私自身も一定の評価をしておりますので。ただ、あえて申し上げれば、何か三位一体という言葉は大臣自身が言い始めた言葉だというお話ですが、多分、これから道筋を付けていく中で三位一体という表現をどう具体的な表現にしていくかという...全文を見る
○朝日俊弘君 今、現状なり問題点なり、あるいは指針を示して対応していると、こういうお話、御説明がございましたが、そこでこの点についてちょっと大臣にもお考えをお尋ねしたいんですが、さてさて、そういう状況にある第三セクターについて、しかも破綻に瀕しているセクターが少なからずあるという...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、ある時期に一定の考え方を改めてお示しをいただいた方がいいかなというふうに思います。よろしくお願いします。  以上で地方財政にかかわる課題については一区切りをしまして、次に、残された時間、郵政事業についての質問に入らせていただきます。  郵政三事業についての...全文を見る
○朝日俊弘君 概要を今御説明をいただいたわけですが、その後の新聞報道などを見ますと、一体これで本当に一件落着なのと、余りにも身内に甘いんじゃないのという指摘が実は新聞報道などではされているわけですね。  そこで、関連して、今後どうするかということも含めて幾つかお尋ねしておきたい...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと説明が長い。  その内部監察の在り方そのものについて批判も向けられているわけですから、ちょっとそこのところは、弁解に終始するのではなくて、今後どうするのかというところで明確に対応を出していただきたいなと、こんなふうに思います。  そこで、こういうことがあ...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ関連して、この件について会計検査院にお伺いしたいと思います。  平成十二年度の決算検査報告に特別検査対象として「郵政官署における渡切費制度について」という報告が掲載されております。  まず、この検査の経過なりあるいはその内容について概要を御説明ください。
○朝日俊弘君 それで、平成十二年度の決算検査報告に今御説明があったような内容で御報告があったわけですが、私の印象では、それでこの問題一件落着というか、問題点、十分に解明をされ、また具体的な対応策が示されているというふうにには理解できないんですね。ですから、例えば平成十三年度の下半...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、フォローアップ等、必要に応じて再度の報告をいただければというふうに思います。  それでは、この渡切費の問題について最後に大臣の所見を伺いたいと思うんですが、結局、今ずっと御説明をいただいているんですが、率直な印象はいまいちすっきりしてないなという感じがあるん...全文を見る
○朝日俊弘君 是非お願いをしたいと思います。  じゃ最後に、時間も大分なくなってきましたので、ちょっと予定した質問を全部こなし切れないかもしれませんが、郵政三事業に係る問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  昨日、今日の新聞を見ますと、郵政の公社化のその先をどうするか...全文を見る
○朝日俊弘君 細かい点については触れる時間がなかったと思いますけれども、相当コスト削減に向けて頑張られたというか、無理をなさったというか、そんな感じがしてならないんですが。  さて、そこで、御存じのとおり、平成十五年度から公社に移行しますが、今年度、平成十四年の収支見通しも見て...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  時間がなくなってきましたので、ちょっとあとの質問は幾つか省略、取りまとめて質問します。  次にお伺いしたかったのは、郵貯の事業そして簡保の事業、それぞれにお伺いをしたかったんですが、それぞれにお伺いするのは省略をしまして、郵貯と簡保に...全文を見る
○朝日俊弘君 時間がなくなりましたので、最後に、十五年、公社化に向けて大臣の御決意を伺いたいと思います。  もちろん、経営の効率化を図っていくという、同時に、やっぱりサービスの質の確保というか、大変難しい課題を背負っての公社化だと思います。想定される問題なども含めて決意を最後に...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。
10月02日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  午前中に引き続き、平成十一年度、十二年度決算にかかわる質問を幾つかさせていただきますが、質問に入ります前に、私からも冒頭、坂口厚生労働大臣、引き続き厚生労働行政の責任者として留任をされました。午前中も既に、医療保険制度改革あ...全文を見る
○朝日俊弘君 是非頑張っていただきたいと思います。  さて今日は、私もいろいろお尋ねしたいことがあるんですが、決算委員会における決算の審査ということにこだわりながら幾つかこれからの社会保障制度、とりわけ社会保険の在り方について、決算の結果等あるいは指摘事項等を踏まえながら考えて...全文を見る
○朝日俊弘君 今、会計検査院の方からごく概要をかいつまんで御説明をいただきましたが、特にその中で、やはり私は、後でも御報告をいただきますけれども、やっぱり常勤の正規職員以外の方、いわゆるパート労働者等の皆さんについての社会保険の適用の在り方とその保険料の徴収の在り方については今後...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、少なくとも十一年、十二年の指摘を受けて一定の改善に向けての取組をされて、一〇〇%とはいかないまでも一定の改善を見ているというふうにお聞きしてよろしいですか。
○朝日俊弘君 今の部分は、結局、今の制度上の定めに従って当然社会保険の適用になるべき人からの保険料の徴収ができていなかったので、それをどうきちんと徴収できるようにするかと、こういう問題点でありました。  そこで、これからの問題を考えるに当たってちょうどいい資料が出ましたので、そ...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  ほんの一部分を抜粋的に御説明いただいたと思うんですが、少なくとも、非常に数が増えてきているということと、働く者自身の考え方が相当に多様化しているということが指摘できると思いますが、しかし、それに対して社会保障、社会保険の在り方がかなり制...全文を見る
○朝日俊弘君 方向性については基本的に同じような考え方をしていただいているかなというふうに思いました。もちろん、クリアすべき課題が幾つかあることはもう私も重々承知していますし、当然そのことともう一つ裏腹というか連動して考えなきゃいけないことは、社会保険の個人単位化の問題とか、どう...全文を見る
○朝日俊弘君 御指摘のとおりで、事業団は解散をした、その事業団が行ってきた事業の大半は運用基金が引き継ぐ。しかし、それがある意味では運用基金のお荷物というかマイナス要因になってはいけないと、おっしゃるとおりだと思います。  そこで、そんな指摘もなされたということを踏まえて厚生労...全文を見る
○朝日俊弘君 いろいろ御努力をいただいているようですからこれ以上事細かにあれこれは申し上げませんけれども、是非、本体の運用基金の業務に余りお荷物になったり、ましてや圧迫するようなことがないように、これは是非、一定の方向を決められているわけですから、十七年ですか、に向けて御努力をい...全文を見る
○朝日俊弘君 結局、去年、年金福祉事業団が解散をしたと、それで一区切り付いたかのように思われていますけれども、どっこい中身は継承されたところで引き続き問題は抱えているという状況ですから、それが何かどんどん悪い方向に転がっていくようなことがないように、少なくとも本来の業務を圧迫する...全文を見る
○朝日俊弘君 今御説明いただいたように、いろいろ収納対策を講じていると、こういうことでございますが、いつの新聞だったか忘れましたけれども、最近、悪質滞納者については強制徴収もあり得るというような新聞記事がありましたよね。これ一体どうするんだろうなというふうに、ちょっとある種驚きと...全文を見る
○朝日俊弘君 多分、現実問題としてやろうとすると結構いろいろな問題が出てくるのではないかなというふうに私自身は思います。そういう意味では、先ほどおっしゃったような原則的なというかきめ細かなというか、未納対策をきちんとやる。とりわけ、事務の移管がいよいよ始まるわけですから、それで何...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、少なくとも次回年金制度改正の中でぐちゃぐちゃになってしまうようなことがないように、これは前回改正のときの約束事でありますから、それに向けて、大臣おっしゃるとおり、そろそろ明確に、少なくとも政府の中でも議論を起こしていただきたい、その上で大いに議論をし、一定の結...全文を見る
○朝日俊弘君 言わば、どういう表現をしたらいいのか、ある種、事業主が保険対象逃れをするというような実態。結局、そうすると、そこに働いている職員、労働者は自ら例えば健康保険でいえば国保に入るのか、そして年金でいえば国民年金に入るのかと、こういうことにも迫られてくるということになりま...全文を見る
○朝日俊弘君 もうあれこれ申し上げませんが、社会保険庁、何やっているんだということは言われないように、ここはひとつきちっと頑張ってください、そういうふうにお願いをしておきます。  それでは、最後の課題に大急ぎで入りたいと思います。時間がなくなってきましたので、予定どおりの質問が...全文を見る
○朝日俊弘君 今後どうするお考えかは一番最後にちょっと大臣からまとめてお答えをいただくとして、時間がありませんので、最後に一問に絞ってお尋ねします。  さて、今お伺いしたように、雇用保険財政が相当にやりくり厳しい、場合によっては再度保険料の引上げもと、こういう状況であります。し...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
10月16日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  いよいよ決算委員会も締めくくり総括質疑ということで、与えられた時間の範囲内で、私はまず、これまでに質問させていただいた中で、時間等の関係で十分にお答えいただかなかった点を幾つかピックアップしてお尋ねをした後、新たな課題につい...全文を見る
○朝日俊弘君 是非努力をお願いしたいわけですが、ただ、今のお答えの中で一つ気になりますのは、実は十月の二日のときにも、せっかく厚生労働省として一つまとまったんだから、雇用保険の方と社会保険の方ともう少しきちっと連携を取ってやったらどうか、こういうお尋ねをし、またお願いもしました。...全文を見る
○朝日俊弘君 是非工夫をしていただきたいし、私からのお願いは、是非もう少し分かりやすくしてほしいと。何か会計検査院の報告書は、どうもプロ意識でがちがちに固まっているようなところがあって、素人が読むとなかなか分かりづらいところがあるんですね。  だから、ここはひとつ、また一番最後...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  この問題については、それなりに的確な対応をされているというふうにお聞きをしましたが、まだ現在は裁判も続いているようでありますから、その結果を見ながらということもまだ課題として残っているのかなと思います。  頭から疑って掛かるというのは...全文を見る
○朝日俊弘君 近々、結果をおまとめになるということですから、今日の時点ではこれ以上お尋ねをしませんが、この二つの事案について、私あえて個別の事例についてお尋ねをしましたのは、さっきもちょっと触れましたけれども、やはりこれから臨時国会、通常国会通じてかなり雇用確保のための様々なきめ...全文を見る
○朝日俊弘君 今のお話で、十一月末までには全体的な取りまとめをなされるということですから、改めての議論はそのときにまたさせていただきたいと思いますが、一点だけ指摘しますと、某新聞に、この十月十日の案を評してセーフティーネットの強化と財政両立の苦肉の策という指摘がありました。  ...全文を見る
○朝日俊弘君 誠にごもっともな御説明だったと思うんですが、ところが、今度は会計検査院にお尋ねします。  サイクル開発機構がスタートしたのが平成十年です。そして、平成十二年度の決算において、会計検査院が特定検査によってこの核燃料サイクル開発機構の東海事業所等における数点にわたる不...全文を見る
○朝日俊弘君 じゃ、今御説明いただいた案件について監督省庁である旧科学技術庁、現文部科学省がどんな措置を取られたのか、この点について御説明をいただきたいと思います。
○朝日俊弘君 この件について関係者に対する処分はなされましたか。
○朝日俊弘君 ちょっと時間が迫ってまいりましたので質問を幾つか省略をして、大臣にお伺いします。  実は、この後もう一つ同様の不適正経理問題について指摘をしたかったんですが、今年の七月に同開発機構の今度は敦賀事業所においてほぼ同様の不適正経理問題が報道されております。  特に、...全文を見る
○朝日俊弘君 本当はもう少し丁寧にやりたかったんですが、申し訳ございません。また機会があればというふうに思います。  そこで最後に、是非これは会計検査院長に一言お伺いして私の質問を終わりたいと思うんですが、質問は一つにまとめます。  会計検査情報という資料を見せていただきまし...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。質問時間が十分でなくて申し訳ございません。  是非、何か最近の風潮は、あたかも内部告発をひたすら待つがごとき風潮があって必ずしも感心した状況ではないなと。やっぱり制度化されたチェックシステムをちゃんと働かせるということが重要だというふうに思...全文を見る
10月23日第155回国会 参議院 本会議 第3号
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○朝日俊弘君 私は、民主党・新緑風会を代表し、先日行われました小泉総理の所信表明演説に関連して、主として社会保障制度にかかわる課題に絞って、総理及び関係大臣に質問いたしたいと考えておりますが、本題に入ります前に、今朝ほどマスコミ各紙が一斉に報じております金融分野緊急対応戦略プロジ...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日です。  同僚の山本議員の質問に続いて、私はちょっと各論的に幾つか御質問をさせていただきたいと、こう思っております。    〔委員長退席、理事中島眞人君着席〕  まず、前半の質問は、社会保険診療報酬支払基金法の改正につ...全文を見る
○朝日俊弘君 どうもまだよく分からない。何か同じことを別の言い方で言っているだけのような気がしてならないんですね。  それで、例えば、この昭和五十八年の臨調の中では、さっきちょっと読み上げましたけれども、その事業が制度的に独占されておらずというふうに書いてあるんだけれども、実態...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、国の関与をできるだけ小さく少なくしようということなんですが、さりとてこれは独立行政法人でもないし株式会社でもないと。独立行政法人であれば評価委員会がいろいろ評価をしてということになる。株式会社であれば株主総会を開いてどうだということになる。国のこの民間法...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと分かったような分からないところがあるんですが、ちょっと整理していただけませんかね、現状がどうなっていて今度どうなりますかというところを。  やっぱり何かブラックボックスになっちゃいけないですし、とりわけ社会保険診療報酬の支払というのは相当な額になるわけです...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと詰めてください。  いずれにしても、さっき申し上げたように相当な金額を取り扱うことになるわけですし、この後の質問にも関連しますけれども、議会なりあるいは第三者なりあるいは一般の人たちからチェックする機能、そして透明性の確保が保たれない限りこれは様々な議論を...全文を見る
○朝日俊弘君 そういうことは考えておりませんということですが、法律上は参入することは可能な仕組みになっているんじゃないですか。例えば、保険者がダイレクトに医療機関と契約を結ぶということだって法律上は可能ですよね。だから、大臣は今回の改正によってストレートにこの分野に民間の企業が参...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。現時点ではこれ以上突っ込むのはやめておきます。少なくとも今回の改正でそういうことを意図しているものではないということだけは確認をさせていただきますが、そのことと、じゃ裏腹の問題なんですが、もう一つ大臣に質問します。これは、今後の医療保険の保険者の再編統...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。  ただ、私の理解では、恐らく、今後の保険者の全体の再編成をどう進めていくのかという言わば制度論が煮詰まってくると、それとの関連で組織論も出てくるのかなという予感はしていますが、少なくとも取りあえず今回の法改正がそのことと直接にかかわるものではないと...全文を見る
○朝日俊弘君 違う。
○朝日俊弘君 改めて質問し直します。  確かに、説明を聞くと、医薬品の副作用救済制度と同じような仕組みを作ったから、だから今回こういう中に提案してきたんだという説明はもう百回も聞きました。しかし、たとえそうであっても、生物由来製品という定義を決めたのは、ついこの間の国会での薬事...全文を見る
○朝日俊弘君 納得できない。答弁になっていない。
○朝日俊弘君 さっきも言いましたけれども、制度上、医薬品副作用被害救済制度と似たような構造を取ったから一本にまとめて提案をしましたということは、それはそれで理解できないわけではないんですが、しかし新たな政策判断、新たな制度をこの中に盛り込んだことは事実ですよね。だったら、四十六本...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、ちょっと出し方について十分協議をしてください。  私は、率直に言って出し方が非常にまずかったし、あくまでもやっぱり役人の論理で処理し過ぎたというふうに思えてなりません。むしろ、大いに皆さん期待をしていたわけですよ。特に、医薬品被害を受けた人たちは、その研究会...全文を見る
○朝日俊弘君 この部分は坂口大臣に是非やっていただきたいと思う部分でありますから、早急に結論をまとめたいということで、その言葉どおり受け止めたいと思いますが。  念のため、めどというか、を確認しておきたいんですが、この法改正の施行については、あるいはそれに関する政省令については...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは、その次に、これはある意味ではさきの国会の復習になるかもしれませんが、新たな生物由来製品による健康被害救済制度の内容については、平成十四年三月、今年の三月にまとめられた報告書、ヒト細胞組織等に由来する医薬品等による健康被害の救済問題に関する研究会、この報告書...全文を見る
○朝日俊弘君 基本的なところについては今、大臣の方からお答えをいただきましたから、じゃ、その後の言わば法施行に向けての準備過程について、ちょっと幾つか念のためお尋ねしておきたい点がありますので、お答えください。  今も議論がありましたが、新たな薬事法の中で新たに生物由来製品とい...全文を見る
○朝日俊弘君 続いて、これも準備作業中だと思いますが、生物由来製品の各段階における安全確保対策、これについても、これは薬事法及び新たに制定された血液法の中でそれぞれにどういう安全確保対策をどこが実施するのかという基本的な方向は示されていると思いますが、詳細については今後検討される...全文を見る
○朝日俊弘君 その今の御説明は、もうあれですか、ペーパーにしてきちんと説明できるものですか、それともまだ検討作業中で詰めが残っているということであればいつごろできるのか。  といいますのは、本来でしたら、この独立行政法人医薬品機構がこういう制度を担います、しかし安全確保対策につ...全文を見る
○朝日俊弘君 もう昼の時間になっていますからもうやめますが、ひとつもう一ラウンドちゃんと時間をもらってこの問題については詰めたいと思いますので、今日は幾つかの課題を事前にお願いをした数項目残しておりますが、この段階では終わりにしたいと思いますが。  一言申し上げれば、結局、今も...全文を見る
12月02日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は、参考人の皆さん、大変ありがとうございました。大変限られた時間ですので、課題を絞って、しかも限られた参考人の方に質問させていただくことをお許しいただきたいと思います。  実は私、この法案について、そもそもこの法案は特...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。
12月03日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  ちょっと出席が悪いようですが、委員会は始まったと理解をして、質問をさせていただきます。  十一月の二十八日、前回の委員会における審議の中で、二、三宿題が残りましたので、まずはその宿題の部分から今日は入らせていただきます。 ...全文を見る
○朝日俊弘君 今、率直な御答弁をいただきました。経緯についてはまだ言いたいこともございますが、率直なお答えをいただきましたので、これ以上は申し上げませんが。  ただ、一つだけ私の意見として指摘しておきたいのは、確かに薬事法改正のときに、附則で、生物由来製品に係る被害救済制度を早...全文を見る
○朝日俊弘君 以上のお答えで分かりましたが、いずれにしても、前回も私の方からも指摘をしましたが、民間法人化されたからといって、その運営なり会計なりの在り方が不透明になるような話では困りますし、必要に応じてきちんとチェックを掛けるということも是非しなければいけないし、場合によっては...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、今の説明でいうと、この今度新しく独立行政法人となる機構はその審査にかかわる資料なり情報を集めて、判断をするところは厚生労働省の医薬局が判断をする、つまり国が責任を持って判断をするというふうに理解してよろしいですか。
○朝日俊弘君 分かりました。  その次、安全確保対策、特に生物由来製品については、市販後の感染症の発生情報などをどれだけ的確に集めて、しかもその集めた情報をどれだけ正確にリスク評価をし、そしてその評価に基づいて対応策、例えば回収命令を出すとか出さないとかいうことが求められると思...全文を見る
○朝日俊弘君 すると、機構に情報が集まるでしょう。これはリアルタイムで医薬局安全対策課に来るわけでしょう。そうしたら、機構はただ通るだけ、意味がないんじゃないの。  つまり、情報というのは、まずはリアルタイムできちんと確保し、しかもどう評価するかというのが大事だから、機構は適切...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。  ちょっとしつこいですが、そうすると、情報の中でリアルタイムで厚生省の方にすぐに送るものとそうではないものと情報を区別するわけですよね。区別するというのは、そこに判断が入るわけですよね。そうすると、機構の判断によって誤った整理がされるということもあ...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、その中で情報の意味というか価値というか、重さというか、というのを判断するのは、じゃ厚生労働省がやったらいいじゃないですか。その全部の情報来るわけだから。何も機構にやらせることないじゃないですか。
○朝日俊弘君 そうすると、私は、国の責任とこの機構の責任がどうなのかということを明確にしておきたいんですよ。最終的にはもちろん国がどうなのかという責任を問われることになるんだろうけれども、情報の振り分け方によってその判断を部分的にでも機構がするとすれば、機構の部分で情報の振り分け...全文を見る
○朝日俊弘君 説明は分からぬでもないんですけれども、結局、私、こだわっていますのは、これは生物由来製品というのは、ある意味ではこれから未知のウイルス等の感染も含めて、あるいは今まで日本ではなかったものも含めて、ちょうどエイズのようにあり得ると思うんですね。  そうすると、この情...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっとここ、宿題にしましょう。考え方は分かっていただいていると思うんですけれども、その各論がどうも、もう少し詰めて、幸い木曜日もあるようですから、ここはもう一遍改めてどういうふうに整理するか、あと聞きたいことがたくさんあるので、ちょっと宿題にしておきます。  次...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、少なくとも一番大事な被害の認定といいますか、健康被害の状態を把握をしアセスメントをし判断をするという仕事は国が行うということに理解していいですね。その場合、どこがやりますか。
○朝日俊弘君 分かりました。  それじゃその次に、今個々の説明でも幾つか出てきましたけれども、生物由来製品の承認審査、安全確保対策、そして被害救済、各段階において審議会という言葉が何度か出てきましたが、ちょっと整理をして、一体どの審議会のどの部分がどの業務を担うのか、少しまとめ...全文を見る
○朝日俊弘君 何かちょっとまとめて聞いても、どこに何がどうなるのかよく分からないところがあるので、また一覧表にでもしていただければと思うんですが。  ただ一点、ちょっと追加して聞きたいんですけれども、私は、医薬品副作用の被害判定の問題というかレベルと、生物由来製品に係る感染症を...全文を見る
○朝日俊弘君 恐らく専門分野も違えば、何というか、発想というかアンテナも大分違うと思うんですね。ですから、ここはひとつ従来の組織なりメンバーに固定せずに、もっと敏感なアンテナを張れるような形を是非検討してほしいと思います。  大分時間が使っちゃいましたので、あとちょっと幾つか質...全文を見る
○朝日俊弘君 早速に対応していただいているということで、その点は評価をしたいと思いますが、新しい制度をうまく動かしていくために、やっぱりユーザーというか被害者というか、そういう立場の率直な意見を最大限受け止める仕組みというか、あるいは運用、運営を是非考えていただきたいなと、こんな...全文を見る
○朝日俊弘君 本来でしたら、やっぱり昨日の、たしか濱参考人もおっしゃっていましたけれども、確かにむしろオーファンドラッグなどの開発など、むしろそういうところにやってもらった方がいいような部分もあるんじゃないかと。  しかし、特に私は、BSEの問題もあり、あるいは原子力発電所の問...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
12月10日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  午前中の同僚議員の質問に引き続いて、独立行政法人国立病院機構について幾つかのお話をさせていただき、また御質問もさせていただきたいと思います。  まず最初の段階では、独立行政法人の法律案に至る前段の話として、午前中にもいろい...全文を見る
○朝日俊弘君 その後の問題をどうするかというのはまた後でお伺いしますが、その前に、今御説明いただいた中で、特に地元の自治体へ経営移譲した事例がどれぐらいあって、それはどういう形態、例えば自治体が自治体病院として直に引き受ける形になったのか、それとも、自治体が引き受けるけれども実際...全文を見る
○朝日俊弘君 いずれにしても、自治体がお引き受けになるわけですから、地方公営企業ということで形は運営されていっていると思いますが、さて、経営移譲を受けて後の実態はどうなっているんだろうかというのが心配しているわけであります。個別には、私も、その後非常にうまくいっているし、市民にも...全文を見る
○朝日俊弘君 今のお話でかなり赤字を抱えて苦労されているというところも見て取れると思うんですが、いずれにしても経過がまだ余りたっていないところが多いと思いますから、是非それはそれで自治体の御努力をお願いしながら、一定の気配りを持ってフォローをしていただきたいなと思うんですが、さて...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと今もお話が出ましたけれども、私の理解では、実は私も元々が自治体病院出身でございますから、従来の議論はどちらかというと地方公営企業法の一部適用から全部適用へと、こういう話が主たる議論で、それに向けて賛否両論と、こういう話が多かったわけですが、今お話があったよう...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと念のため確認をさせていただきたいんですが、今検討中で年内にも結論が取りまとめられると、こういうことですが、そうすると、その結論が取りまとめられたその後のステップとしては法改正に着手すると、こういうことと理解していいのかどうか。その場合に、どういう法律の改正が...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、いつまでにとかいう段階は今の段階ではまだ明確にお答えできないようですが、いずれにしても検討作業は進められて、どういう名前になるのか、地方版独立行政法人というのが仕組みができて、その中で、現在ある自治体病院もその中に位置付けられてくることもあり得べしと、こ...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、一つの節目節目でその在り方については当然に検討を加えられていくものというふうに理解をしたいと思うんですが。  さて、今日はその先の話はちょっとおいておきます。  二つ目の問題として、今回の独立行政法人の中に含められなかった、つまり今までどおり国立機関...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、まだこれからできるやつもあって六か所ということのようですが、今の説明でそれなりに位置付けというのは分からぬでもないんですが、それじゃ、それと、ちょっと追加の質問になって失礼ですが、このナショナルセンターと、これから百四十四まとまっていく独立行政法人国立病...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、後で触れますが、いわゆる政策医療ネットワークのそれぞれのかなめ、それぞれのセンター的役割を担うと、こういうことで理解をさせていただきたいと思いますが、それじゃ、もう一つのグループ、ハンセン病の療養所についてお伺いしたいと思うんです。  私の理解では、今...全文を見る
○朝日俊弘君 今日は細かい点までは一つ一つお尋ねしませんけれども、是非、国の機関として残されたハンセン病の療養所、よりきめ細かなニーズへの対応に向けて御努力をお願いしたいというふうに思います。ついつい従来どおりということに流れがちですけれども、やっぱり年齢の変化なり、あるいは思い...全文を見る
○朝日俊弘君 やっぱり聞いても分からないですね。  ちょっと違った側面から、時々大臣にお尋ねすると非常にクリアな説明をされるから、今度は大臣にお尋ねしましょう。  今度のこの法改正で、要するに国立病院・療養所が国立病院機構になるということで、国民の皆さん、利用者の皆さんから見...全文を見る
○朝日俊弘君 お二人ともどちらかというと期待感を込めてお答えになったというふうに思うんですが、ただ私もサービスが変わったというふうになってほしいと思います。思うんですが、じゃそのための条件があるのかなということで、ちょっと次の質問に移ります。  お許しをいただいて皆さんのお手元...全文を見る
○朝日俊弘君 手に持っている資料は同じなわけですよね。どうしてそういう説明ができるのか理解できない。  もちろんこれは統計ですから、だからそれはピンからキリまであると言ったらそのとおりです。だけれども、ピンからキリまであるのを一定の統計で平均値を取るのもまた意味があるわけですか...全文を見る
○朝日俊弘君 もう水掛け論はやめます。ただ、もう少し、二点だけ指摘しておきます。もうお答えはいいです。  一つは、資格を持たない人の数が多いから医療水準が悪いという言い方はやめた方がいいです。かなりのベテランの方がある意味では非常に親切なサービスを提供しているということがよくあ...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと、もうちょっとはっきり言ってください。療養病床を申請する考えはない、すべて一般病床として申請するつもりだと、こうお答えください。違いますか。
○朝日俊弘君 終わります。
12月11日第155回国会 参議院 本会議 第13号
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○朝日俊弘君 ただいま議題となりました精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案並びに裁判所法の一部を改正する法律案及び検察庁法の一部を改正する法律案の趣旨を説明いたします。  二十一世紀の我が国における重要な課題の一つは、障害者と共に生きる街づくり、すなわち...全文を見る