朝日俊弘

あさひとしひろ



当選回数回

朝日俊弘の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第156回国会 参議院 本会議 第6号
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○朝日俊弘君 私は、民主党・新緑風会を代表して、先日行われました小泉総理の施政方針演説に関連して、総理及び関係大臣に質問いたします。  冒頭、小泉総理に一つお願いがございます。  どうも元気がないのか、早口で原稿の棒読みの答弁が多くて、これを聞いている国民の皆さんは一体何を答...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○朝日俊弘君 おはようございます。  民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日はいよいよ予算委員会も中盤に入ってきたということで、まだ終盤じゃありません、中盤に入ってきたというところで、主として刑務所の問題と、それから医療保険制度改革の問題、これを前半と後半に分けて、絞っ...全文を見る
○朝日俊弘君 通告はしていませんが、今、大臣の方からお答えがありました。ちょっとどういう事情だったのか、矯正局長、お答えください。
○朝日俊弘君 いや、今のぐだぐだぐだぐだという弁解はちょっと通用しませんよ。この問題はちょっとこれ以上追及しませんが、これからどうします。その点だけちょっと聞かせてください。
○朝日俊弘君 大臣、これからどうされます。
○朝日俊弘君 是非、徹底的にやっていただきたいと思うんですが、ここで一つ委員長にお願いがあります。  既に入手されている方もあると思いますが、衆議院の方で提出された死亡帳に関する資料について、我々も是非いただきたいと思いますし、また、この問題について、どういう形になるか、是非も...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは次に、名古屋刑務所における一連の事件、事案について、ちょっとさかのぼりますが、三月五日の段階で法務大臣が指示を出されました。実はその指示という文書を拝見しまして、私は実はちょっとがっかりしたというか、びっくりしたんです。まずは現場職員の徹底した意識改革が必要...全文を見る
○朝日俊弘君 一足飛びに法改正の話まで行かないでください。もう少し前に幾つかお尋ねをしなければいけないというふうに思っています。  同じ三月五日の大臣の指示の文書の中にもう一点、私は大変いぶかしく思う項目がありました。こんなふうに書いてあります。まずはその刑務所と外部の接触が不...全文を見る
○朝日俊弘君 何かちょっと、今の話を聞いているとがっかりしますね。  PFIというのは、手法として、確かに結果として従来、公設、公営でやってきた施設を言わば民間の皆さんと一緒に運営するということの中で多少の交流は図られるということはあるかもしれません。しかし、これは契約でどこ、...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、十分にこの間の経緯を踏まえながら、慎重にかつ、こつこつと着実に作業に着手する必要があるというふうに私も思いますので、ここはひとつ、この後の質問とも関連してきますけれども、是非そういう問題意識をお持ちいただきたいと思います。  さて、そこでちょっと具体的な話に...全文を見る
○朝日俊弘君 この数字を見て、私、実はびっくりしたんですよ。話がちょっと飛びますけれども、病院の看護婦さんの配置基準が、ついこの間まで看護婦さん一人に対して入院患者が四人だったんですね。何かぴったり一致するんですよ。逆に、OECD各国の病院の看護配置数を見ると、もっともっと進んで...全文を見る
○朝日俊弘君 今、来年の予算の中で増員を認めていただいていると、こういう話でしたが、たしか新しく刑務所を作る計画もあるわけですよね。ですから、トータルで言うと、ちょっともう今日細かい数字はいいですけれども、一人当たりが何人見ているかというのはそう急激に改善するとは思えないので、こ...全文を見る
○朝日俊弘君 昨日ちゃんと調べてくれと頼んだんですよ。それで、多分OECD加盟各国ではないだろうと。ないならないというところをはっきり言ってくれと言ったはずですよ。何かこう、確たる数字がと言ったらどっちでもあり得るようなふうに聞こえるじゃないですか。そんなうそ言ったらいけません。...全文を見る
○朝日俊弘君 急に質問をしたわけじゃないので、昨日の段階で、かくかくしかじかということで、私が知っている国はこれこれですよという話もしているわけでして、それがここでの質問になるとそういう答弁になるというのは全然理解できない。ちゃんとここが事実を、数字が、制度の中身なんだから、きち...全文を見る
○朝日俊弘君 質問をもう一遍丁寧に聞いてください。  OECD加盟各国の中で、刑務官、括弧、刑事施設に働く職員の団結権を認めていない国はありますかと。
○朝日俊弘君 きちっと調べて、それじゃリストにして出してください。  要するに、結論は、OECD加盟各国はほとんどが団結権を認めているんですよ。幾つかの発展途上国若しくはそれに近い国しか認めていない国はないんですよ。だから当然に、日本はOECDの加盟国の中でも言わば主要な立場に...全文を見る
○朝日俊弘君 全然逆ですよ、それは。国際スタンダードを日本の皆さんが余りにも理解していないんですよ。だから、日本の状況をILOに理解していただくのではなくて、ILOが勧告している中身を我々がもっと理解しなきゃいかぬのですよ。全然逆です、それは。  この問題は、さっきも言いました...全文を見る
○朝日俊弘君 そうなんですよね。  だから、結局、明治四十一年から全然変わっていないんですよね、基本的には。明治四十一年の当時の医療のレベルと今のレベルとは、とてもじゃないけれども比較できないですよね。まず、それはそういうことであるということを、事実を確認しておきます。  そ...全文を見る
○朝日俊弘君 まとめて聞いてもよく理解できないんで、ちょっと調べてもらえませんか。要するに、どこの部分が適用されて、どこの部分が適用除外なのか。どうも私が見るところでは原則適用除外のような気がするんですけれども、しかし何か部分的にここのところだけは適用になっていますというのがある...全文を見る
○朝日俊弘君 それで、あと幾つかお尋ねしたいところがありましたけれども、今ちょっと整理をしてもらうということになりましたから、その整理をしていただいたものを踏まえて、これからまた別の機会に丁寧にお尋ねしていきたいと思います。  ただ、一言だけ言っておきます。  明治の時代の医...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ、衆議院の皆さんが手ぐすね引いて待っているようですから、法務大臣以下法務省関係の皆さん、結構でございます。ありがとうございました。向こうで十分もまれてください。  それじゃ、話題をがらっと変えます。医療費の三割負担凍結法案について。  三月の十四日に、私...全文を見る
○朝日俊弘君 何だかもう一つはっきりよく分からないんですが、次の質問とも関連しますから次の質問に入ります。  今、お話があったように、抜本改革については三月末、もうあと二週間しかありませんが、お示しをしますということで、この間の代表質問の答弁もいただきました。そろそろ、そういう...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。そうすると、まだ今の段階でかくかくしかじかという形ではっきり基本方針の中身をお示しする段階にはなっていないと。しかし、あと二週間ぐらいしかありませんよね。ぎりぎり、今経過のような御説明がありましたけれども、ぎりぎりこの三月中に、これは閣議決定が要るんで...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは、今、大臣の方から、医療保険制度の再編成あるいは統合、あるいは高齢者医療制度に関する部分については状況なり経過の報告がありましたから、ちょっと幾つかの各論的なところについては質問をはしょります。  それで、今回おまとめになる中で、もう一つの大きな課題として...全文を見る
○朝日俊弘君 診療報酬の基本的な枠組みについては、中医協にすべてお任せするということではなくて、むしろ基本的なところは厚生労働省として決めさせていただきたいと、こういうお話で、それはそれで賛成しますが、その枠組みを決めていくと同時に、その枠組みの中で具体的に決めていく作業、それぞ...全文を見る
○朝日俊弘君 この医療費、診療報酬というのは言わばサービスの価格をネゴシエーションで決めていくというプロセスだと思うわけで、当然、そうなるとサービスを受ける側がそのネゴシエーションの中に入らないのはおかしい、ルールとして。一気にいかないかもしれませんが、是非そういう問題意識を持っ...全文を見る
04月01日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。御苦労さまです。  冒頭に、非常にタイミング良く医療制度改革問題についての集中的な審議を行う機会を作っていただきましたことを心からお礼を申し上げたいと思います。  三月の二十八日に閣議決定されましたこれからの医療保険制度改革の...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、それで、新聞の報道についての事実関係というか真偽のほど、説明は今の、どう考えているかということは今お話があったんだけれども、新聞の記事についてはコメントないんですか。これは、例えばやや伝え方が正確ではないとか正しいとか、コメントなしですか。
○朝日俊弘君 分かりました。  この問題にこだわるつもりはありませんが、ただ私の思いだけをお伝えしますと、私が卒業したときにインターン制度がなくなったんです。私はだからインターン制度も経験なし、それから今の研修医制度も経験なし、何もない時代に臨床医としてスタートしたということが...全文を見る
○朝日俊弘君 大臣の決意としては承りましたが、むしろ、だからこれからどういう手順でやっていくのかがかなり重要だと思うんですね。  少なくとも、私たちはここ二回ほどやるぞと言って決めて、何かビジョンを打ち出して、どこかで止まっちゃって、知らない間にうやむやになって、また医療費の引...全文を見る
○朝日俊弘君 今お話しにならなかった点で診療報酬の体系の問題は、これは法律改正ということよりは具体的な診療報酬改定の作業を通じて順次やっていくという理解でよろしいですか。
○朝日俊弘君 今まとめて説明を伺いまして、結構いろんな課題があっていろんなところで法改正が必要になってくるのかなというふうに思いました。それを例えば二年後なら二年後に一気にやっていくのかどうか、法改正の中身によっても時期を考える必要があるのかなというふうにもお聞きしました。  ...全文を見る
○朝日俊弘君 そういうつもりでありまして、もう後で知らなかったと言わせないようにきちっとしていただきたいと思います。  それじゃ総論的にはその程度にしまして、ちょっと各論的に幾つかお尋ねしたい点が山ほどあるんですが、中心的な課題について改めての御説明なりお考えをお聞きしたいと、...全文を見る
○朝日俊弘君 今、保険者の再編統合の必要性についてという部分と、もう一つはその再編統合を進めるに当たってなぜ都道府県単位かと、こういうことで御説明をいただきましたが、私なりの意見を追加すれば、保険者機能の強化というときに、やっぱり保険者がもっと被保険者の声を十分に受け止める努力も...全文を見る
○朝日俊弘君 ある意味で非常に重要なポイントをお話しいただいたと思うんですが。だから多分、新しい高齢者の保険制度を作るにしても、公費の負担割合はどうするかという話も一方で出てくるでしょうし、そういう意味で、とにかく都道府県にやってくださいという言わば押し付けるような話だけでは駄目...全文を見る
○朝日俊弘君 じゃ、是非お願いをしておきます。  ここのところは十分に都道府県の皆さんと市町村の皆さんとの御理解をいただかないと、どういう形であっても、後で変にいがみ合ったり反発し合ったりするようなことがあっては大変まずいので、十分に地方三団体ないしは六団体の皆さんの御意見も踏...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと議論を先に行き過ぎているところがあるのでもう一遍戻しますけれども、そうすると、こう考えたらいいんですか。  新しい高齢者医療制度は六十五歳以上を対象としますと。その中で六十五歳から七十五歳未満までの前期高齢者については制度Aという仕組みを作ります。それから...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと分からなくなってきましたね。  今ちょうど後で質問しようとした項目に関連する御答弁があったんで、もう一遍お尋ねしますけれども、その国保の枠の中でというのがどうもよく分からぬのですよ。  つまり、先日予算委員会のときにもお尋ねしましたら、新しい高齢者医療制...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、健康保険にいた人たちで、七十五歳になった人たちはどうなるんですか。
○朝日俊弘君 ちょっと私の理解とは大分違っていて、やや驚いているんですが、ちょっとその議論のやり取りをする前に、もう少し各論のところに行ってもう一遍戻りたいと思います。  もう一遍先ほどお尋ねした点を繰り返してお聞きしますが、そうすると、六十五歳以上ということになって、それぞれ...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、これはほとんど御存じないですよ、そういうこと。もっときちっとこういうふうに考えているということを出して、それこそパブリックコメントを求めてくださいよ。かなりこれは、ちょっと私自身の理解も不十分だったし、ええっ、そういうことになるのという感じが正直言ってします。...全文を見る
○朝日俊弘君 もちろん、だから介護保険制度と全く同じものだというふうに、ただ制度設計の基本的な考え方として同じような発想があるんですかということをお聞きしたわけですよ。  それで、今のお答えでいうと同じような考え方で設計をしていると。しかし、保険者をどうするかということについて...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、もう一つ確認しておきます。  現行の健康保険にしろ国保にしろ、健康保険は世帯単位ですよね、基本は。ところが、その現行の世帯単位の健康保険制度はそのままにしておいて、高齢者のところだけ個人単位にするんですか。
○朝日俊弘君 どうしても分からないんです、そこが、国保の枠内でというのが。ちょっともう少し説明してくれますか。  私の理解は、基本的に今の健康保険と国民健康保険は世帯単位になっていると僕は思っているんですよ。個人単位になっていないと思うんですよ。ところが、これから導入する高齢者...全文を見る
○朝日俊弘君 まだこれからの課題があるようですけれども、例えば年金受給者であっても随分とその額はピンからキリまであるわけですから、年金をもらっているからいただきましょうという、単純にはいかない問題があると思うんです。  そこで、じゃ関連してきますから次の質問に移ります。  七...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、確かにそれは年金とも関係してきますよ。だから、それはそれで今後の年金制度改革の中での議論とも関連した議論があり得ると思うんですけれども、私は今の時点でそれくらいの資料がさっと出せないのがおかしいと思っているんです。  つまり、七十五歳で切ったら一対二の比にな...全文を見る
○朝日俊弘君 どうも、坂口私案ですか、そうすると、範疇の中で考えたいというのは。何か違うような気がするんです。今の御答弁は両方、要するに外に置く場合と中に置く場合と両方考えておられませんか。だから、坂口大臣は国保の範疇の中に収めてもらいたいとはっきりおっしゃっておられる。これ、ち...全文を見る
○朝日俊弘君 現時点ではこれ以上お尋ねしませんが、いずれにしてもちょっと分かりにくいというか、少なくとも私の理解間違っていました。私はそれなりにこの問題についてはかなり関心を持って検討してきたつもりですので、ちょっと今日のやり取りは意外な面が幾つかありました。もう一遍改めて整理を...全文を見る
○朝日俊弘君 といいますのは、御存じのとおり、第四次の医療法改正で一般病床と療養病床の病床区分がされて、それのどちらを選ぶかという届出のタイムリミットは今年の八月末なんですね。これは一般病床と療養病床の問題だけじゃなくて、医療法に基づいてこれからの医療機関の機能分化と役割分担こう...全文を見る
○朝日俊弘君 確認しておきますが、当然私は一定の条件を整えてから届け出るんだろうと思うんですけれども、今のお話ですと必ずしも整っていなくても届出していただくことが大事だと、こういうお話ですが、仮に届け出なかった場合はどうなるのかということと、仮に条件が整っていない状態で届け出た場...全文を見る
○朝日俊弘君 もう一遍確認します。  そうすると、届出の段階では二分の一以下で二年間は猶予されるということですか、条件が整っていなくても。届出さえすれば、条件が整っていなくても、つまり今おっしゃったお話の二条件ですか、二分の一以下で二年間はできるということですか。これは何のため...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ、もう一つ関連して別の質問をします。  回復期リハビリ病棟というのが診療報酬上の一つの項目として認められていますが、これはちょっと私もよく理解できないところがあるんですが、非常に大事な機能だとは思うんでそのこと自体はおかしいと言うつもりはないんですけれども...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、この回復期リハビリ機能という中に、どうも詳細を見ますと、どちらかというと身体障害というか理学療法的リハビリテーションを想定した中身になっているようなんですけれども、リハビリ計画表の中を見ますと、例えば失行とか失認とか、前々回ですか、この委員会でも御質問が...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと是非今後も検討を進めていただきたいと思うんですが、前回西川議員もお尋ねになりましたように、最近いわゆる高次脳機能障害、身体的な障害はそれほど重篤ないしは目立ちはしないけれども、記憶の障害とか認識の障害とか行動の障害とか、そういうことで早期にリハビリテーション...全文を見る
○朝日俊弘君 以上で終わりますが、改めて大臣にお願いをしておきます。  医療制度改革は、一方の柱はやはり保険制度をどうするかという柱、もう一方の柱は提供体制をどう改革していくかという柱、その両方をどううまくつなげるのかが診療報酬と、こういう仕組みになっているんだと思うんですね。...全文を見る
05月06日第156回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○委員以外の議員(朝日俊弘君) ただいま議題となりました精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案並びに裁判所法の一部を改正する法律案及び検察庁法の一部を改正する法律案の趣旨を説明いたします。  二十一世紀の我が国における重要課題の一つは、「障害者と共に生きる...全文を見る
05月13日第156回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  お二人の先生、今日は参考人ということで御苦労さまでございます。  限られた時間ですので、まず菊田参考人に。  実は先生のお書きになった「日本の刑務所」という新書版の本を改めて読ませていただきました。いろいろイラスト入りで...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  私も、予算委員会でこんなふうに申し上げたんですね。従来、二度ほど壁にぶち当たっているいわゆる代用監獄制度の恒久化の問題、これをすぐに絡ませるから話がややこしくなるので、その問題とは別途に、あるいはその問題は横に置きつつ根本の監獄法の改正...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、両面があって、一概にこっちだというわけにはいかず、今の医療刑務所は医療刑務所としての拡充、充実を図らなきゃいかぬと、こういう御意見だと思うんですが、さっき私が申し上げたのは、確かに形式上は医療刑務所は病院として医療法に基づく規定を受けているんですね。とこ...全文を見る
○朝日俊弘君 あともう一点、先生の領域の一番専門的な部分になると思うんですが、多分刑務所でも医療刑務所でもその処遇の原則というのは監獄法ですから、例えばある精神障害の方を保護しなければいけないとか、あるいは逆に保護を解除してもっと適切なケアをしなきゃいけないとかいう場合に、精神保...全文を見る
○朝日俊弘君 実態はそうなのかなと思いますが、私は、仮にその部分が精神保健福祉法の適用を免除というか除外されているとしても、一般の精神病院におけるデュープロセスがこう定められている以上、それに準じた規則なりルールは、それは医療刑務所の中でそれなりにきちんと作るべきだと私は思うんで...全文を見る
○朝日俊弘君 その内容はほぼ精神保健福祉法の手順に沿っています。
○朝日俊弘君 ありがとうございました。
○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  三人の参考人の皆さん、御苦労さまです。限られた時間ですので、私は、大変失礼をお許しいただいて、伊賀参考人と浦田参考人に絞って御質問をさせていただきます。  まず、伊賀参考人には二つ。  一つは、衆議院に提出された政府原案...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。今後の審議の中で明らかにしていきたいと思いますが。  次に、浦田参考人に二点に絞って、三点ですね。  一つは、参考人も意見陳述の前半でおっしゃいました、患者さんがある意味ではきちんと裁判を受ける権利というのを求めているんじゃないかと。確か...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。
05月15日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は、食品安全基本法と関連して、食品衛生法及び健康増進法の改正について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、今回の改正の中身に入る前に、是非ちょっと大臣から国民の皆さんにメッセージをいた...全文を見る
○朝日俊弘君 栄養改善法。
○朝日俊弘君 何かもうちょっと迫力というか、必ずしも的確じゃないなと思うんですね。  私は、やっぱりこの機会に改めて生活習慣病をみんなで克服しましょうというキャンペーンをやらなきゃいけないんじゃないかと。従来、母子保健から学校保健、そして企業における職域保健、そして老人保健と、...全文を見る
○朝日俊弘君 今、概要を御説明いただいたわけですが、是非ここで二点、検討していただきたいというか要望を申し上げておきたいと思います。そのお答えはまたしかるべき時期にお答えいただいたらいいと思うので、今日はお聞きいただきたいと思うんですが、一点は、個人情報保護法と関連します。  ...全文を見る
○朝日俊弘君 説明は全くお役人的説明で納得できませんが、そこでちょっとここは大臣にお尋ねします。  私は、食品といっても、例えば医食同源という言葉があるし、それから薬ぜんという言葉もあるし、病院で出されているいわゆる治療食以外にも、コンビニでも治療食が売っているという、こういう...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、一度きちんと原点に立ち戻って、しかもあえて注文を付ければ、そのための法律はどの法律を適用したらいいのかということも含めて整理をし直していただきたい。  ある一定のめどを立てて検討結果をおまとめになるんでしたかね。念のため、予定ちょっと聞かせてください。
○朝日俊弘君 そういう日程のようですから、まだ多少時間もありますので、私は拙速を避けてきちんと原点に戻った検討を是非やってほしいと思います。要望しておきます。  それでは次に、食品衛生法の関係についてお尋ねをします。  食品衛生法改正についての前半の質問は、食品安全基本法との...全文を見る
○朝日俊弘君 そうなんですよ。  で、例えば農薬でもいいです。ある物質が純粋にその物質として人体に与えたらどういう影響を与えるかという話は、これは実験、動物実験等で出るわけですよね。しかも、それはまあある意味では、一定の問題意識さえ持っていれば、つまりその問題がやばいんじゃない...全文を見る
○朝日俊弘君 そこが分からないんですよね。実際に、じゃ、ある評価をしましたと、で、この評価に基づいてこの物質についてはこういう点についてきちんとリスク管理してくださいよというふうに管理機関にお願いをする、勧告をすると。で、勧告を受けた管理機関は今度は、その物質が例えばAという食品...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ある物質について具体的な基準値を管理機関で決めた、その決めた数値が甘いんじゃないかとかいう場合には安全委員会は何らかの勧告をするんですか。
○朝日俊弘君 しかし、その管理機関が、リスク管理を担う機関がそれなりのいろんな現実的な状況を踏まえて基準を設定した、安全委員会はそういう具体的なところまでは十分に検討できなくて、むしろ非常に絶対量としてどうだというようなことを決めるということだと具体的なところまでチェックするノウ...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、食品安全委員会は一体何をやるところで、どれだけの力量を持ったところなのかというのが分からなくなってくる。  ちょっと、食品安全委員会と、それからそれを基に設置される評価チーム、そのメンバー構成、どんなふうに考えているのか、まずその点聞かせてください。
○朝日俊弘君 幾つかの、何かお聞きするとトータル二百人近い形になるという話ですが、その人材はどこから確保されるんでしょうか。もちろん研究機関とか大学とかいうところもあるんでしょうが、結局かなりの数、現在の厚生労働省と農林水産省の関連機関からメンバーを入ってもらうことになるんじゃな...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと弁解がましい御答弁があったのは、結局そういうエキスパートというのはそんな多くないんですよね、実際は。もうよく分かっているんです。だから、ついこの間まである県の研究所にいる人をちょっとこっちの方に入ってくれみたいな話もあるわけですよ。そうすると、リスク管理を請...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、形は作ったけれども魂入れずでは話になりませんので、ここでもやっぱり人材確保というか人づくりというか、という点が非常に重要であるということを指摘しておきます。  さて、そこで今度はそのリスク管理の部分について、ある意味では、具体的な安全基準というようなものも含...全文を見る
○朝日俊弘君 その具体的なリスク管理機関の体制のことについてはこの後ちょっともう少し具体的にお尋ねしますが。  さて、そこで食品安全委員会は、その各厚生労働、農林水産に属するリスク管理機関によって担われるわけですが、マネジメントの方は、その食品安全委員会が勧告を行う、勧告内容に...全文を見る
○朝日俊弘君 そうしますと、その安全委員会というのは、七人の常任委員がいて、あと約二百名の専門チームがあってということなんだけれども、それだけではなくて、つまり検討する、デスクワークだけじゃなくてちゃんとリスク管理機関においてきちんとした検査がされているかとか、本当にこの具体論で...全文を見る
○朝日俊弘君 予算を確保してそういう能力を持った調査研究機関に委託をするというお話ですが、私は、あなたには答弁はまた求めませんけれども、本来は食品安全委員会がそれ相応の能力を持っていないと、検査研究能力を持っていないと駄目だと思っているんですよ。そういう意味では、今後の検討課題と...全文を見る
○朝日俊弘君 例えば、保健所の数がこの十年間ぐらいで、約八百五十くらいあったのが五百九十あるいは五百八十ということになってきて、非常に数が少なくなってきているんですね。これは従来、保健所というのがいわゆる食品衛生、環境衛生等の分野と、それから地域保健の分野と両方担っていた時代があ...全文を見る
○朝日俊弘君 それは半分は次の質問の答えじゃないですか。  次に質問しようと思ったのは、監視指導をするとその結果がどうなんでしょうかと。まずは住民、地域の皆さんに知ってもらう、公表が必要でしょう。監視結果の公表について、どんな方法でどの程度まで実施しようとされているのか、これに...全文を見る
○朝日俊弘君 今回の法改正の一つの大きなポイントがリスクコミュニケーションですから、そういう意味では、是非積極的な方法で可能な限り広い範囲の結果を公表するということで検討を詰めていただきたいと思うんですが、いつごろこれは明確にできますか。ちょっと念のため聞いておきます。
○朝日俊弘君 次に、輸入食品の問題について、先ほども関連した御質問がありましたが、これは今回の改正で直接国が監視指導計画を作成すると、こういうことになって、より国の責任が重要というふうに思います。  ところが、資料を見せていただきますと、モニタリング調査といいますか、検査率が、...全文を見る
○朝日俊弘君 何とかせめて一割程度はというお話で、それはそう思います。是非御努力をお願いしたいと思います。  さて、今は輸入食品に対する検疫体制の問題ですが、さっきの質問と関連しますが、つまり、都道府県段階における食品衛生監視指導業務と関連しますが、もう一方で検査体制も重要であ...全文を見る
○朝日俊弘君 今日の質問の冒頭に健康増進法の話もさせていただきました。今回、食品衛生法の改正ということで、ある意味では公衆衛生、地域保健の分野の非常に大きな法制度改正が行われた時期ですから、この期にやはり現状を改めて点検、検討いただいて、どう実質的に充実強化ができるか、是非取組を...全文を見る
○朝日俊弘君 以上、主として食品の安全というところをどう担保するのかというところで、いろんなその体制の整備等についてもあるいは行政の側の対応についても聞いてまいりましたが、私は、もう一つ大事なことは、これは最後に大臣にお伺いしますが、やっぱり安全の確保と同時に安心が大事だ、消費者...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
05月20日第156回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  三人の参考人の皆さん、大変御苦労さまです。  短い時間で言い足りなかった点が多々あるんじゃないかと思いますが、私の持ち時間も十五分ですので、できるだけ問題を絞ってお尋ねしたいと思います。  藤丸参考人には、先ほどのお話の...全文を見る
○朝日俊弘君 ディスカッションしたいんですが、次に移ります。  高木参考人に。一つは、衆議院で修正案が提案されて、その修正案の中でこの法律の対象者の要件として、「再び対象行為を行うおそれ」という部分が同様の行為を行うことなく、社会復帰を促進するための医療を受けさせる必要というふ...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは、最後に蟻塚参考人にお尋ねします。二点お尋ねします。  一つは、高木参考人と同じ質問で、政府の原案がありました。それに対して修正案が出されました。内容についてはある程度御存じだと思いますが、私は今も申し上げたように基本的に本質的に、この修正案でも本質は変わ...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  もうあと時間がありませんから、一点だけ私の意見を蟻塚参考人のお答えに付け加えさせていただきますと、社会復帰の支援というのは様々な形で、例えば精神保健福祉センターがあるし、保健所があるし、市町村もあるし、これからは市町村も精神障害者の福祉...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は、この関連する法案について連合審査会を設けていただきました。ただ、今日は余り十分時間が取られていないようで、ようやく始まったところですので、是非、連合審査の時間も十分に今後取っていただきたい、こんな思いを最初に申し上げ...全文を見る
○朝日俊弘君 今、調査をしました、平成十四年度とおっしゃいましたね。
○朝日俊弘君 十四。毎日新聞の調査は二〇〇一年度に少なくとも二百九十七件あったというふうな報道になっていますから、そこと合わせた報告をいただかないと、どっちが本当なのか私はにわかには信じ難いんですが、その二〇〇一年度、つまり平成で言うと十三年度ですか、その調査はなさいました。
○朝日俊弘君 いや、もう先週の金曜日にこの問題をお尋ねしますと通告してありますから、この記事読んだら、調査するんだったらちゃんと二〇〇一年度をやってくれないと話が合わないじゃないですか。何で違う年度をやっているんですか。
○朝日俊弘君 全然理解できません。  ここで止めてもいいんだけれども、そういうやり方はあえてしないで、こうしましょう。この問題は、大変この法案の審議にかかわって入口のところで極めて重要です。ですから、毎日新聞の報道が事実ではないとすれば、それをきちっと反論する証拠というか、調査...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、だから了解できないと言っているんだ、それでは。これにきちっと反論するんなら、年度を合わせてちゃんと調査をしてどうですかとやらないと議論にならぬでしょう。当たり前の議論でしょう、これ。何で十四年度やっているの。  この新聞記事見ているでしょう。じゃ、何で十三年...全文を見る
○朝日俊弘君 全然分かりません。  まず、一つの区切り方の問題なんだから、区切って調査すればできるはずじゃないですか。何でできないんですか。  もういいですよ。ちゃんと調査をして、ここに、この委員会、できればこの連合審査会に、もしそれができなければ法務委員会にきちっと調査の報...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは理解できません。
○朝日俊弘君 それは十三年度は入っているの、それじゃ。あなたは十四年度についてはとおっしゃったでしょう。
○朝日俊弘君 もうこのやり取りをしていると時間がもったいないんでね、委員長、ちょっとお願いしますよ。必要なら、先ほども申し上げたように、毎日新聞の方を参考に来ていただくということも含めて、こういう事実があったのかどうか、あるとすれば今度の法律でどうなるのかということはきちんと議論...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは、私の方からも警察庁には、きちんと調査をし、新聞報道に誤りがあるのであればきちんと誤りがあるということを示す調査結果を出してください。そうする義務があると私は思います。それができなければ、皆さん方が一体これまで何をやってきたのかということを言わざるを得ません...全文を見る
○朝日俊弘君 それだけ。ちょっと、現行の精神保健福祉法の措置入院制度も含めて所管をしているのは厚生労働省のおたくでしょう。  それで、何ですか、今の答えで十分だったと思いますか。
○朝日俊弘君 いや、その研究の結果は結果できちっとペーパーで示してもらいたいと思うけれども、私が聞いているのは、この毎日新聞の報道で、このような、本来であればこの今審議中の本法に基づいて対象となるであろう事例が、警察段階で措置入院制度で入院していたという事例がこれだけありますよと...全文を見る
○朝日俊弘君 それは、その部分的説明としてはそれでいいかもしれないけれども、私が聞いているのは、結局、そうするとこういうことですか、精神保健福祉法に基づく措置入院制度のその後のフォローアップは全然やっていないと、だから分からないと、この調査の結果は。こういうこともあるかもしれない...全文を見る
○朝日俊弘君 それで、この新聞記事の中では、例えば措置入院の鑑定申請があって、あるいは入院をしている事例の中にも証拠不十分で送検できなかったり、通報後に送検された事例もあるがということで書いてあるわけですよ。そういうフォローアップは全然やっていないということですか、そうすると、厚...全文を見る
○朝日俊弘君 そこまでは分かった。その後。
○朝日俊弘君 それが実態なんですね。  そうすると、これはちょっと精神保健課にも宿題を出さなきゃいけませんね。一体ちょっとこれ、どうなっているのか調べてくださいよ。そして、警察庁の方の調べと突き合わせてくださいよ。それをやらないと、この問題、毎日新聞の報道についてのきちっとした...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、そうしたら、いや多分そうだと思うんだけれども、今の法律の仕組みからいうと。そうしたら、この報道に対して、彼らは彼らなりに調査をしてこういう報道をしているわけだ、これに対して反論できないじゃない、皆さん。反論できないとすればこれ、認めざるを得ないじゃない、という...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、審議の経過がどうなるか分かりませんけれども、この審議に間に合うように調査結果を知らせていただかないとこの法案の審議が進みません、と思います。  それでは、大臣の方からそういうお答えがありましたので、是非、警察庁の方にもお願いしたことと厚生労働省にお願いしたこ...全文を見る
○朝日俊弘君 今、御説明の中にあった、実はこのマリリンさんと一緒に全日本手をつなぐ育成会の方もおいでになって、今あちこちで権利擁護セミナーということで犯罪被害から知的障害のある人をどう守るか、こういうキャンペーンに取り組んでおられます。そういう意味では、是非、そういう皆さんからの...全文を見る
○朝日俊弘君 答弁は予想しておりましたが、弁護士さんから、どうもこれじゃやりにくいと、あるいはやれないと。要するに、何で裁判のときに刑事手続における弁護人と同等の権利を与えてくれないのだというふうに強く求められているんです。何とかここだけでも修正してほしいと、こうおっしゃっている...全文を見る
○朝日俊弘君 ここは溝が詰まりません。相手は弁護人ですからね、プライバシーをばっと広げる話と違うわけですから、十分に弁護するに十分な資料提供をされるのが当たり前であって、むしろ本人の表現能力や意思能力が多少とも劣っているとすれば余計そういうことが必要だと、逆だと私は思う。ちょっと...全文を見る
○朝日俊弘君 もう時間になっちゃいましたので、四番の二番で止めます。四番の二番以降はこれからやらせていただきます。  ただ、一つだけお願いします。  この審議とも非常にかかわりのある研究報告ですから、できるだけ早急に公表していただけませんか。その点だけお伺いして、私の質問を終...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
○朝日俊弘君 御質問いただきまして、ありがとうございます。  先生御指摘のとおり、現在の精神保健福祉法による措置入院制度については、まず掛かった費用の全体について保険優先をします。その人が入っている保険を利かした上で、その残る部分について公費負担をします。その公費負担の割合は、...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  同僚の堀議員の質問が若干食い込みましたので、私の質問もちょっとはしょって質問をさせていただくことを御了解いただきたいと思います。  質問に入ります前に、先ほど大臣からいわゆるSARSの対策について当面の対応についての御説明...全文を見る
○朝日俊弘君 今御説明があったように、日本の精神病床数の八割強が日本精神科病院協会に所属する病院のベッド数だと。これは大変すごい数字であります。  さて、すごいというのは、その団体がどういう精神医療政策を持つかということが非常に全体の精神医療をどう動かすかということと密接不可分...全文を見る
○朝日俊弘君 つまり、いろいろ各団体から少しでも基準を引き上げてほしいと、こういういろんな要望があって、私どももその当時一生懸命働き掛けた記憶がありますが、結果としては、結果としては日本精神病院協会の皆さんがおっしゃっている水準とほとんど同じ経過措置になってしまった。  私は、...全文を見る
○朝日俊弘君 それ、経過はそうですよね。それで副大臣はどう思いますかと聞いているんです。
○朝日俊弘君 経過の説明を聞いているわけじゃないんですが、いいです。次へ進みます。  昨年末に社会保障審議会障害者部会精神障害分会で一つの報告書が取りまとめられました。まず、この報告書の概要といいますか、この時期に取りまとめた意味も含めて、厚生労働省の方から御説明ください。
○朝日俊弘君 そういう意味では、これからの、場合によっちゃ五年間、十年間の精神障害者福祉のプランにかかわる言わば大変重要なレポート、報告だったというふうに思います。  そこで、しばしば質問の中でも出てくるんですが、そこで七万二千人の社会的入院の社会復帰という、七万二千という数字...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりません。七万二千人退院していただくとして、それじゃ空いたベッドはそのまま置いておいてまた入ってもらおうということですか。もう一遍説明してください、そこのところだけ。
○朝日俊弘君 全然分かりません。皆さんはこの報告書を、あるいは新しく作った障害者プランをもって七万二千人の社会復帰に積極的に臨むんだということを一生懸命PRされています。片方で、いやいや、それはベッド減につながりませんから安心してくださいというような話をしている。まるで二枚舌です...全文を見る
○朝日俊弘君 全然話にならないですね。話合いをすること自体は私けしからぬと言っていませんよ。大いにやってください。問題は中身ですよ。  しかも、我々には七万二千人社会復帰させますってあちこちで言っておいて、こっちの方では、いや、あれは直ちにつながりませんからと言っているわけじゃ...全文を見る
○朝日俊弘君 もう時間がなくなりましたから、委員長に一つお願いがあります。  衆議院の方でも連合審査の場に日本精神病院協会から参考人で御出席をいただいたというふうに伺っています。是非、今朝の法務委員会の方でもそんな要望があったとお聞きしていますので、できれば連合審査の場で日本精...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
05月29日第156回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。同僚の千葉議員に続いて、私の方からも幾つか質問をさせていただきます。  質問に入る前に、委員長にお願いが二つあります。委員長、二つお願いがあります。  一つは、今週の月曜日に連合審査を行いました。そのときに、私の方から毎日新聞の報道に...全文を見る
○朝日俊弘君 よろしくお願いします。  それで、今日の私の質問は、月曜日の連合審査のときの宿題から、残った質問の部分からもう一度始めたいと思っています。  前回の連合審査のときに、私の方から平成十四年度の厚生科学研究、「責任能力鑑定における精神医学的評価に関する研究」という、...全文を見る
○朝日俊弘君 ああ、そうか。分かりました。  じゃ、今日の段階でまだ出されていませんので、引き続き、この審議に関係するので、是非早い段階での公表を改めてお願いをしたいと思います。  そこで、その詳しい中身については言いませんが、この報告書は、一つは、現在行われているいわゆる起...全文を見る
○朝日俊弘君 確かに、私たちも、最高裁判所と最高検察庁のそれぞれに司法鑑定支援センターを作るという仕組み方が一番いい形なのかどうなのか、必ずしもこれしかないというふうには思っていません。ただ、我々野党の立場からすると、何らかの法律表現でこういうものを作ろうというふうにしないと明確...全文を見る
○朝日俊弘君 そうしますと、ちょっとこれ、更に説明をいただけると有り難いんですが、今おっしゃったように、心神喪失等の判断はあくまでも裁判官が法律的に基づいて判断をすると。  そうすると、その中には精神医学的な、診断名からいうと随分といろんな診断名の事例が入ってもおかしくないと。...全文を見る
○朝日俊弘君 なぜそのことをくどくど聞きますかというと、同じ精神科医の仲間と議論をしていますと、じゃこういう診断は入るのか入らないのかとか、すぐそういう診断名の話になるんですよ。で、いやこれは司法上の判断なんですよということで説明をしているわけですが、そういうこともありますのであ...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。  その次に、その重大な他害行為、対象行為を行ったどうかの事実確認の段階から、今お話があったように、弁護士が付添人として様々な形で援助することはできるという規定があるというのは理解できたんですが、ここでお尋ねしたいのは、弁護士、つまり付添人以外に、例...全文を見る
○朝日俊弘君 それで、その根拠はどこに書いてあります。
○朝日俊弘君 じゃ、今の御答弁でそういうことはできるというふうに理解をしたいと思いますが、本当ならこれどこかに書くべきじゃないですかね。意外とこういう場合が多いんじゃないかと私は思うんですよ。  例えば、ある取調べ、事実をいろいろ話を聞くときにも、急に黙ってしまって何もしゃべれ...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、法律上、裁判官と精神保健審判員が合議してという形にはなっているけれども、かなり、心神喪失かどうかという判断あるいは対象となる行為を行ったかどうかの判断など、裁判官が判断すべき部分というのが相当大きいというか重いというか、ということだなというふうに理解をい...全文を見る
○朝日俊弘君 ごめんなさい。  じゃ、大臣からの御答弁は次に残しておきます。楽しみにしております。  それで、一点だけは確認させてください。  そうすると、おっしゃっているのは、「同様の行為」というのは政府案で言っている「再び対象行為」と言っている対象行為のことだと理解して...全文を見る
○朝日俊弘君 時間ですからやめますが、また引き続き。
06月02日第156回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第2号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  前回に引き続き、前回はようやくほんの入口しかできませんでしたので、そろそろ本論に向けて入りたいと思いますが、本題に入ります前に、実は私、是非、日本精神科病院協会の会長においでいただいて、参考人として御出席いただきたいと、こう...全文を見る
○朝日俊弘君 森山法務大臣の答弁は、全然ちょっと的を得ていないというか、とんちんかんですよ。  私は、医療と刑罰と両方もうちょっと、どっちかどっちかにせいというようなことを言っているつもりはない。今、新しく作ろうとしている法律は、精神障害者が不幸にしてある事件のいわゆる他害行為...全文を見る
○朝日俊弘君 全然ちょっとまだ的を得ていないんですよ。  それで、私が言いたいのは、これは平成十三年度の数字を挙げてもらっていますから、ずっと後を追い掛けてみないとどうなるか分からないという問題はありますよ。ありますけれども、ありますけれども、この一時点で切ってみても、通報数が...全文を見る
○朝日俊弘君 今の答弁、本当ですかね。すべてといったら全数ということですね。  こういうふうに考えていいんですか。じゃ、その警察庁の方から出していただいた平成十三年度中のやつは、通報数が百七十八あって、送致されたのが百四十で、捜査中が二十二、不送致十六とありますが、こういうこと...全文を見る
○朝日俊弘君 今の一番最後の言葉をもう一遍言って。聞こえない。
○朝日俊弘君 そうすると、この数字は、平成十三年度中に殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害、傷害致死事件について、精神保健福祉法に基づく警察官が通報した件数というふうにあるけれども、それにのっとって、通報したけれども犯罪として成立しなかったというふうに警察の段階で判断をした...全文を見る
○朝日俊弘君 警察庁と法務省のけんかにくみするつもりはないんですけれども、私が言いたかったのは、こういう数字をきちんと事前に特別調査会、委員会でも作って調査をして、本当にある事件で精神障害者がかかわっていた場合に、どこで通報されたらどういう流れになるのか、どこで、どういう判断を受...全文を見る
○朝日俊弘君 確かに、私が思うには、極めて立案過程の検討は不十分だったと言わざるを得ない。  例えば、例の大阪の池田小学校の事件を起こした某被告にしても、以前に措置入院の経験があるんですよね。そのときの経緯などを、そして今回のあの悲惨な事件に至った経緯などを丁寧にケーススタディ...全文を見る
○朝日俊弘君 分からないんですよ。  もう一遍聞きます。私は、修正案によってかえって概念は不明確化されたと思っているんですよ。だから、だからしつこく伺っているんです。  別に、私は政府案がよろしいというふうに言っているわけじゃ全然ないんだけれども、法律の組立て方としては、目的...全文を見る
○朝日俊弘君 押し問答になっちゃいますから、大事ですから、ちょっと坂口大臣の答弁も求めておきたいと思います。  ただ、一つ指摘しておかなければいけないのは、確かに修正案は様々な批判に一つの形でおこたえになったことは事実だと、それは認めます。だけれども、目的は変えずに表現だけうま...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、ちょっと納得いかないですね。おっしゃるように、再犯の防止というよりも再犯を予防するということが大前提だという言葉を使っておられます。  そうすると、どういうふうに私は理解したらいいんでしょうか。もう一遍お尋ねしたいんですが、その六月時点の答弁と、それから修正...全文を見る
○朝日俊弘君 もう時間ですから、もう一遍だけ。大事な点なんで、もう一遍。  確かに、医療を中心的にというふうにおっしゃるのは分かるんだけれども、にもかかわらず、再び同様の行為を行うおそれという要件の一項目は変わっていないと私は思っているんです、にもかかわらず。だから、医療に重点...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと今の坂口大臣の理解と全然違う理解もありまして、ある弁護士さんは、これでかえって対象は広がったじゃないかという御意見もありますから、ここは一つ問題として残しておきます。  あえて私、最後に一言言いたいことは、今日幾つかやった質問のやり取りだけでも随分と実態の...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  江田議員に続いて、私は昨日の連合審査でできなかった質問から始めていきたいと思いますが、その前に、また一言申し上げなければいけません。  委員長及び理事の皆さんにも御努力をいただいて、昨日もお願いをしましたし、今日も是非、参考人とし...全文を見る
○朝日俊弘君 是非お願いをしたいと思います。  さてそこで、今日の質問は、昨日、この政府原案とそれから修正されたこととを踏まえながら、この対象者の入院を判断する要件として、再び重大な犯罪を起こすおそれがあるかないかという予測の問題が引き続き要件として残っているんではないかという...全文を見る
○朝日俊弘君 一〇〇%ありませんか。
○朝日俊弘君 それが一%なのか何%なのか、それはそれぞれの御意見があるでしょうが、仮に一%でもあるとすれば、そういう方たちが結果として非常に長期にわたって入院させられてしまったということがあった場合にどう考えるかという質問ですよ、私の質問は。一人でもあったらどうしますか。  な...全文を見る
○朝日俊弘君 全然それでは納得できません。  現在の精神病院の実態なり、あるいは一方で刑務所の実態なり考えると、最善の努力をいたしますと言っても空々しい。この問題については全然納得できるお答えではなかったということで次に移ります。  そもそも、この法律に基づく強制的な医療を受...全文を見る
○朝日俊弘君 非常にその性格があいまいなんですよね。従来の、きちんと裁判を受けて判決だというならそれはそれで分かる、一方、行政の方で知事が命令する、これも分かる。ところが、何か、だから司法的処分としか言いようがない。非常に分かりにくいというか、少し性格があいまいな制度だというふう...全文を見る
○朝日俊弘君 高等裁判所は全国に何か所ありましたっけ。
○朝日俊弘君 そうすると、精神保健福祉法に基づく措置入院制度では、一つは地方裁判所に不服申立てができる、もう一つは精神医療審査会に処遇改善要求ができるということで都道府県レベルでできることになりますが、この制度による決定を抗告する場合は高裁まで行かなきゃできないと、こういう仕組み...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、ちょっとはっきりさせておきましょう。  抗告は高裁じゃなきゃ駄目なんでしょう。入退院、入院の継続の判断とかについて、いや退院させてほしいとかいう要求は地方裁判所の合議体に出すことができると、こういうことじゃないですか。抗告も地裁にできるんですか。それはおかし...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、申し上げたかったことは、この決定そのものに不服であるという場合に高裁まで行って申し立てなきゃいけないというところについては、非常に訴える側の立場からするとやや不利な立場に置かれているなというふうに言わざるを得ません。  ちょっとついでに聞いておきます。措置...全文を見る
○朝日俊弘君 ますます遠くなるんじゃないんですか。高裁だったら全国に八か所ありますよね。この入院中の処遇改善要求は厚生大臣に、国に申し立てるわけですか。そうすると、国が社会保障審議会を開いて、そこでその処遇改善について判断をすると、こういう御説明ですよね。社会保障審議会は地方の精...全文を見る
○朝日俊弘君 ただ単にでき上がったものを報告しただけでしょう。そうでしょう。答えてください、ただ単にでき上がったものを報告しただけでしょうって聞いているんです。
○朝日俊弘君 その仕組みは分かっています。  結局は、私がおかしいなと思うのは、この法律そのものについて、それなりに報告をし、あるいは意見を求め、また練り直すという作業があった上で入院中の処遇改善については社会保障審議会でちゃんと受け止めてやりましょうという話になるのが当たり前...全文を見る
○朝日俊弘君 望ましいと考えておりますと。だから、どういう体制でやりますかということを聞いているんですよ。できないんじゃないですかと聞いているんですよ、私は。  そもそも、ちょっと聞いていてくださいよ。そもそも社会保障審議会にそういう機能は予定されていないんですよ。だから、今回...全文を見る
○朝日俊弘君 じゃ、改めて聞きます。  精神保健福祉法に定める精神医療審査会については、その組織構成を含めた原則が法律に明記されていますよね。入院中の処遇改善要求について精神医療審査会は主として審査をし、場合によっては改善命令を出すんですよね。それと同じような機能を担うわけです...全文を見る
○朝日俊弘君 法律の説明を聞いているんじゃないんです。  私は、もう一遍言いますよ。精神保健福祉法に定める精神医療審査会は法律の中でそれなりにきちんと書いてあるじゃないですか。それを受けて精神医療審査会が設置されているじゃないですか。それと同様の、ある意味ではもっと重要な難しい...全文を見る
○朝日俊弘君 分からないじゃないですか。今までの、もういいよ、もう。今までの答弁では。ちゃんと答弁できるの。
○朝日俊弘君 やっぱり駄目だ。今の答弁じゃ駄目です。  私が繰り返し言っているじゃないですか。現在の措置入院制度における入院の処遇改善についてさえ精神医療審査会についてこれだけの定めがありますよと、法律で。新しい法制度では、もっとそういう意味では深刻な問題を抱えた人たちが入院を...全文を見る
○朝日俊弘君 はい。
○朝日俊弘君 よろしい、もう。  次に、もう少し実務的な話を聞きますから、お答えください。  さて、指定入院医療機関は、ちゃんと聞いてくださいよ、指定入院医療機関は原則として医療法及び精神保健福祉法の適用を受けるというふうに私は理解するんですが、例えば施設基準、人員配置基準及...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと今の説明でよく分からないんですが、そうすると、施設基準、人員配置基準等については医療法の適用を受ける、で、入院そのものの手続が精神保健福祉法と違うから、その部分については片方で精神保健福祉法をにらみながらこの法律の中にちゃんと書いてあると、こういうことですか...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと、それは努力ですか。
○朝日俊弘君 一々引っ掛かる御答弁で……。  それじゃ、残された時間でちょっとやり切れるかどうか分かりませんが、いわゆる精神病質あるいは人格障害の問題について改めて法務省のお考えをお聞きしておきたいと思います。  私の理解では、少なくとも現段階で正式な診断名として精神病質とい...全文を見る
○朝日俊弘君 じゃ、逆にお尋ねしますが、そもそもこの法律はいわゆる精神病質あるいは人格障害による累犯、非常に犯罪を重ねて行う傾向のある人を対象とした法律ではないんですか。
○朝日俊弘君 そうすると、今の最初のお答えのように、原則としてというか、多くの場合、いわゆる精神病質あるいは人格障害と言われる人たちは当然に責任能力ありということで心神喪失状態ではないというふうに判断されることが多いであろうと、こういう理解だというふうに受け止めておきますが、さて...全文を見る
○朝日俊弘君 何か一番最後、刑務所において必要な医療がとさらっとおっしゃったけれども、本当にそういう体制があるのかどうか、今後の課題にしておきましょう。  それで、確認をしたいんですが、そうすると、場合によっては、すべてとは言いません、場合によっては刑の執行が優先されてしまって...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、そういう場合には、手厚い医療と確実な社会復帰のためのこの法律の適用が受けられないと、こういうことになりますね。そのことを指摘して、終わります。
06月10日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日でございます。  まず、冒頭に、今日こういう形で精神保健福祉の在り方に関する件について集中的に審議をする時間を作っていただいたことを委員長にお礼を申し上げたいと思います。  ただ、経過からすれば、私は本当は、今日用意させ...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは、質問に入ります。  まず第一番目は、六月三日の法務委員会における質問の残りといいますか、この点について改めて大臣にお尋ねをしたいと思うんです。  若干説明をしますと、六月三日の法務委員会の場で私はこういうお尋ねをしました。新しい法律、心神喪失者等医療観...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、今のお話は、私が今ちょっと申し上げた精神保健福祉法の中に定められている精神医療審査会とある意味では似たようなというか同様の機能というか、を果たさなければいけないという意味で、その精神医療審査会の在り方を念頭に置き...全文を見る
○朝日俊弘君 もう一つ確認したいんですが、社会保障審議会は中央に一つしかありません。先ほど申し上げた精神医療審査会は都道府県に少なくとも一つはあって、しかも必要ならばチームを複数作るということになっています。  この問題で、例えば措置入院の患者さんよりは例数は少ないとは思います...全文を見る
○朝日俊弘君 ある意味では当然でして、きちんと対応をできるような形で複数のチームを作るということは是非検討をしていただきたいと思いますが、ただ、今、大臣、ちょっと気になることを言われたんで、ちょっとその部分について念のため確認をさせてください。  この制度に基づく指定入院医療機...全文を見る
○朝日俊弘君 くれぐれもこれ、どんどん増やせばいい施設ではないんでして、むしろ非常に対象というのは厳正な手続で限定的に運用しなければいけないというふうに私、基本的に思っていますから、一般的な医療施設あるいは精神科病院で、しかも一定の条件を整った病院だからどんどん都道府県単位で作っ...全文を見る
○朝日俊弘君 今極めて簡潔に御説明をいただきましたけれども、こういうことなんです。  もうその当時のことを一々振り返りませんけれども、やっぱり精神病院というのはどうしても閉鎖構造にある。閉鎖的構造の中に入院させられている、あるいは入院している患者さんは、閉鎖構造、密室であるがゆ...全文を見る
○朝日俊弘君 今るる御説明をいただいたのは、是非大臣も念頭に置いていただきたいんですが、これから新しく作られる審査会機能を持った組織について検討するに当たって、この精神医療審査会の運用状況というか実効性というか、こういうところは十分に参考にしながら仕組みを作っていただきたい、こう...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、例えば検討会なり研究班を作るなりということも含めて、これは是非検討していただきたい。そのことによって、言わば硬い制度とは違うソフトな制度、仕組みが一定程度有効に働くだろうというふうに私確信しておりますので、是非検討をお願いしたいと思います。  さて、時間がど...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、だから、新聞報道はそのとおりでございますということですね。新聞報道に間違いはないですね。
○朝日俊弘君 ちょっとひどいじゃないですか。  一つは、私はこれ厚生労働省の担当部局だけを責めるわけにはいかないと思っている節があるんですけれども、というのは、全体の保健衛生施設等施設整備費補助金と、こういう大きな枠があるのであなた一人をいじめるつもりはないんですけれども、ただ...全文を見る
○朝日俊弘君 質問は終わりますが、是非改めて要望しておきたいと思います。  当然推察されることですが、それぞれのいろんなグループ、団体がある種そういう予定でいろいろの準備をしてきているわけであります。ところが、甘かったといえば甘かったのかもしれませんが、前年度あるいは前々年度の...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日でございます。  まず冒頭に、今日こういう形で連合審査をするという機会を作っていただきましたことをお礼を申し上げたいと思います。さらに、衆議院の方から提案者の皆さんおいでいただきました。ありがとうございました。余り嫌がらず...全文を見る
○朝日俊弘君 基本的な問題意識は御理解をいただいていると思うんですが、やや、何といいますか、力点の置き方というか、温度差があるなという感じをいたします。これ以上お尋ねしませんが、是非、余りに声高に叫び過ぎることによって生ずる問題点を十分留意した形で取組をして進めていただきたい。こ...全文を見る
○朝日俊弘君 今の御説明で、特に少子化社会対策という概念はかなり広い概念だと、こういう御説明があったんですが、そうしますと、次に衆議院の提案者に再度お尋ねしますが、提案されている法律案の法律の名前も少子化社会対策基本法、そして前文の中で使われている言葉も「少子化社会において講ぜら...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと今の説明は分かりにくいですね。もう繰り返しませんけれども、どうもやっぱり私、危惧の念を払拭できないんですよ。  私が冒頭申し上げたように、子育て支援をより積極的にやっていこうじゃないか、もし今の制度や社会的条件の中で産みたくても産めない人がいたらそれは何と...全文を見る
○朝日俊弘君 もうこれ以上この点については申し上げませんが、衆議院の方でも前文のところで修正をいただいたということですから、その点については十分提案者の皆さんにも御理解をいただいていると思いますが、ただ、あえて申し上げておくと、一足飛びに、ある時代の人口政策の復活になりはしないか...全文を見る
○朝日俊弘君 この図は厚生労働省の皆さんに作っていただいたものですから、私が作ったものじゃありませんので。  それでもう少し、残った時間、この厚生労働省から提出されている次世代育成支援対策法について少し細かく聞いていきたいと思いますが、私はこの法律、非常に奇妙な法律だなと思って...全文を見る
○朝日俊弘君 もう時間も余りありませんから、お願い、要望だけしておきます。  さっきちょっと幾つか申し上げましたけれども、随分と自治体は計画作りにあれこれ国の方から御指示があって、少々、少々というか相当持て余しているというか、しんどい状況にあって、これからいろいろ市町村合併が進...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。    〔委員長退席、厚生労働委員長金田勝年君着席〕
09月10日第156回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○朝日俊弘君 派遣報告を申し上げます。  去る七月三十日、福本委員長、森下理事、日笠理事、魚住委員、三浦委員、木村委員、本田議員、大沢委員、そして私、朝日の九名は、平成十五年七月梅雨前線豪雨による被害状況等の実情を調査してまいりました。その概要を御報告申し上げます。  なお、...全文を見る
10月09日第157回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。同僚の櫻井議員の後を受けて、ちょっと視点を変えて幾つか質問をさせていただきます。  今回の感染症法等の改正は、衆議院の議論を聞いていましても専ら、先ほどの櫻井議員の議論もSARSを念頭に置いた議論で、先日、大臣からの提案理由説明...全文を見る
○朝日俊弘君 実は、大臣も御記憶にあると思いますけれども、二年前、予防接種法の改正のときに、私も既にそのときから、感染症法には天然痘というのは落ちていますよと、どうするんですかという質問をさせていただいたら、いやそれは何とか必要な場合には指定感染症と位置付けて対応できるんだと、こ...全文を見る
○朝日俊弘君 私は、やっぱり今の部分についても明らかに説明不足だと思うんですよ。提案のところできちっと言っていないし、今回、多分政令事項でどうするという部分もあるから一々条文の中に事細かに書いていない部分があるのかもしれませんが、しかし、やっぱり天然痘を始めとして、バイオテロ対策...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。そのことも含めて、今回新たにそういう対応をきちっとまとめてやりましたということは理解をいたしました。  さてそこで、ただ、すとんと落ちないのは、このバイオテロに基づく感染症の流行というか発生というのは、もちろん、実際にテロ行為があってやられてしまって...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと、総括的に説明をいただくと今のようになるのかもしれませんが、既にそれぞれの関係部署で御理解をいただいているような御説明だったと思うんですが、私は、一つは、こういう事態を想定したときの総括的な法整備の必要性ありやなしや、そのときの指揮命令系統がどういう形なのか...全文を見る
○朝日俊弘君 結局、今年のSARSの流行のように、あるいは今先ほど議論のあったバイオテロのような場合には、確かに都道府県のレベルだけでは対応し切れないという課題があると。だから、そこは国が国としての責任できちんとやりましょう、こういう規定に変えていくということについては賛成です。...全文を見る