朝日俊弘

あさひとしひろ



当選回数回

朝日俊弘の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○朝日俊弘君 予算委員会派遣第二班の調査につきまして御報告いたします。  第二班は、尾辻理事を団長とする八名で編成され、二月十八日から同月二十日までの三日間、大阪、兵庫両府県を訪れ、近畿地方の産業経済の動向及び両府県の財政・経済状況等について概況説明を聴取したほか、大阪府におい...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。今日はお二人の公述人、今日はありがとうございました。  限られた時間ですので、幾つか用意した質問もあるんですが、実は井堀公述人のあの最初の問題提起を聞いていまして、びっくりしたというか、大変興味深いけれどもにわかには理解し難いな...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、全体の大きな流れの中で、主としてその増収策を消費税の引上げに求めたらこうなるという数字だというふうに理解してよろしいですか。
○朝日俊弘君 年金の話はまたちょっと後でお尋ねしますが、その次の項目で、住民税の均等割を大幅に引き上げるということで、例えば五千円を五万円程度にというのでちょっとびっくりしたんですが、こういうことを提案されている点について、もう少し御説明をいただけますか。
○朝日俊弘君 そうしますと、今の話と関連してくると思うんですが、十ページのところに財政構造改革ということで、「地方分権 交付税制度を抜本的にスリム化し、」という項目がございますね。今、いわゆる三位一体改革の問題で、昨日も随分議論になりまして、ホットな議論をやっている最中なんですが...全文を見る
○朝日俊弘君 確かに交付税に依存しない形でその財源を確保していくというのは方向としては正しいと思うんですけれども、ただ、じゃ、その際の財源の確保を何に求めるか、あるいは今格差が余りないんだとおっしゃったけれども、私は随分あるような気がするんですが、その地域間格差をどうしていくのか...全文を見る
○朝日俊弘君 それで、今併せてお尋ねした、主として自治体、地域の財源は何に求めていくべきだとお考えですか。
○朝日俊弘君 そうすると、所得税を地方に移譲するという考え方については余り賛成できない。
○朝日俊弘君 じゃ、あともう一つ。  先ほど、ちょっと議論になっていました年金制度のところ、先生のレジュメで言うと十ページですね。公的年金は基礎年金のみとして、二階部分は段階的に個人勘定に移行する、この二行ですが、一つは、その場合の基礎年金の財源はどうお考えなのか。現行の制度を...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  時間が残り少なくなってしまいましたけれども、紺谷公述人に一、二点お尋ねします。  先ほどのお話では必ずしも詳しく御説明なかったんですけれども、私たちが今心配しているのは、雇用形態が非常に多様化して、いわゆるフリーターという人たちが四百...全文を見る
03月26日第159回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  いよいよ、予算も締めくくりの質疑の段階に入りました。今日は、この予算委員会における幾つかの質疑と一部重複する部分もあるかもしれませんが、再確認ということも含めて、私の方から何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、その監察をきちっとやっていただくということを含めて、国家公安委員会あるいは都道府県の公安委員会がちゃんと機能しなければ、またぞろ一体何だという議論になりますから、ここはひとつきちんとやっていただきたいし、私どもも、この予算委員会としては一区切り付きますけれども...全文を見る
○朝日俊弘君 丁寧に御説明いただいたようですけれども、どうも最後の方になるとよく分からないんですね。  それで、ここは少なくとも、大臣は一巡目、二巡目という言葉をお使いになって、私は一次的、二次的という言葉を使いましたが、少なくともパターンとして、ストレートに伝播したタイプと、...全文を見る
○朝日俊弘君 そうしますと、最終的な結論というか、専門家の判断も、それは今後しかるべき時期に出されると思いますが、政策的には、そうすると、こういうことだと思うんです。  一応、今全頭検査をしていますから流通には問題がないとはいえ、感染経路によっては、そして感染の仕方によっては、...全文を見る
○朝日俊弘君 食の安全の問題でもう一つ、鳥インフルエンザの発生の問題であります。  これは、今、ようやくその後の処理に向けて落ち着き始めているかと思うんですが、これ、昔は家禽ペストというふうに呼ばれた、大変その専門家の中では恐れられた病気でありまして、今後もこれで終わりというわ...全文を見る
○朝日俊弘君 今お話しのように、法律としてはきちんとそういう根拠があるということですので、もちろん都道府県の皆さんにしっかり頑張っていただくことは当然としても、状況によっては、今回でも京都、兵庫、大阪とまたがっているわけですし、そういう状況に合わせて国がもっと積極的に支援をし関与...全文を見る
○朝日俊弘君 大ざっぱ過ぎるんですよ。  それなり、例えば、もう御承知のとおりで、全国知事会からは九兆円ないし十兆円の税源移譲ということが出されているんですね。それはそれで知事会の方でいろいろと根拠を積算されて、それなりの数字、根拠を持って求められている。それから、先ほども申し...全文を見る
○朝日俊弘君 どうも余り明快な根拠が示されたとは思いません。結局、総理の四兆円という提示はそんな大ざっぱな話だったのかと、改めてがっかりをいたしました。  もう一つ聞きます。その上で、平成十六年度における補助金の削減額を一兆円と示されました。この一兆円を示された理由及び根拠をお...全文を見る
○朝日俊弘君 自ら大ざっぱに政治決断とおっしゃいましたから、余り根拠はないんですね、そうすると。情けない、これ以上質問を進める元気がなくなってきましたが。  気持ちを取り直して、全体で四兆円、平成十六年で一兆円。だから、あと残りは三兆円ということになりますか。年末から今年の初め...全文を見る
○朝日俊弘君 さて、それで、なぜ削減額だけがはっきり決まって、その三位一体といいつつ、そのもう一つの二つの要素、交付税のところと財源移譲のところがなぜはっきりしないのか。これでは三位一体ではなくて、まず初めに補助金削減があって、その次に地方交付税の削減があって、結局、一番肝心な税...全文を見る
○朝日俊弘君 何か都合のいいところだけつまみ食いしているようで……
○朝日俊弘君 最終的にちゃんと見合う額をとおっしゃいましたので、その言葉を忘れないでください。下手をすると、移譲部分を少しずつ減らして全然見合わない額に結果としてなりはせぬかという心配をしていますので、今の言葉を忘れないでください。  それじゃもう一点。  今回、三位一体改革...全文を見る
○朝日俊弘君 ある程度問題意識を共有していただけたのかなと思いますが、そこで、その今回の一つはやり方、手順の問題ももう一つ非常に反発を生んだというふうに私は思っているんです。  つまり、私の出身の兵庫県の但馬地方の幾つかの市町村からもたくさん要望書が届きまして、それを見ますと、...全文を見る
○朝日俊弘君 一つは、是非これまで以上に丁寧な対話をやってほしいんです、一方的な会議の説明ではなくて。対話を是非やってほしいと思います。それから、やっぱり仕組みの問題は、これは今すぐにイエスとかノーとかということではなくて、もう少しこれからもっともっと地方分権、地域主権が進んでい...全文を見る
○朝日俊弘君 いろいろ課題があるということで、慎重な検討が必要なことは私も認めますが、ちょっと再確認したいんですが、そうすると、基本的に高齢者の皆さんからの保険料及び自己負担の水準については、少なくとも今よりも軽くなるようなことは余り考えられなくて、今程度か若しくはそれよりも重い...全文を見る
○朝日俊弘君 何か鶏か卵かみたいな話になってきましたけれども、今の段階でなかなか具体的な数字までお示しいただけることは難しいと思いますが、それでは、そのこととも密接に関連してくると思いますが、医療保険制度改正のことについて、ここはちょっとひとつ質問を二つに分けてお尋ねします。 ...全文を見る
○朝日俊弘君 できるだけ早く、少なくとも考え方なり骨格なりをお示しいただきたいと思うんですが、そこで、その中で一番年金制度とも深くかかわってくる話は、新しい高齢者医療制度を作ると。その中では、一体、高齢者自身の保険料負担はどうなるのか、そして自己負担はどうなるのかということが、こ...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと、念のため確認をさせてください。  先ほどちょっと言いました日経新聞ですが、三月の二十三日、一人当たり年五万三千円というのは、これはどういう数字ですか。もしあれでしたら、政府参考人の方でも結構ですが。
○朝日俊弘君 ちょっと再確認。  確かに、高齢の方で保険料負担をされている方もあるけれども、家族で保険、負担されていない方もありますよね。それ全部平均しての数、額ですか。
○朝日俊弘君 すると、少なくとも現実の制度の下で負担されている方の平均を仮に取ってみると五万三千円という程度ということだと思いますが、いずれにしても、これからの新しい高齢者医療制度で高齢者自身の保険料負担あるいは自己負担というのは、どの水準にするかは今後の課題としても、一定程度お...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと両大臣のお答えは期待するような中身になっていないので、もっと議論したいのですが、ちょっと時間の関係もありますので、今後じっくり年金制度改正の中でやらせていただくということで、次の問題に移ります。  年金の制度設計をするに当たって、私の理解は、保険原理として...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっと別の聞き方をしますと、その負担と給付のバランスが約束どおり果たせなくなって、例えば拠出の方は一八・三〇に上限固定をしました。それでも、なおかつ給付水準の最低水準はここまでをお約束しますと書いてあるわけですね。附則に書くわけですね、法律に。この約束...全文を見る
○朝日俊弘君 今のお答えは、要は政府の責任でやりますというお答えのようですが、そもそも子供を産み育てる話を政府が約束するなんというのはできっこない話でして、そういう要素を含めたところでお約束をするというのはどだい無理な約束じゃないかと私は思うんですね。  それで、もう一遍聞きま...全文を見る
○朝日俊弘君 どうもなかなかはっきりとお答えいただけないんですが、今のお答えと関連するので、次の質問に移ります。  今回、政府案では、いわゆるマクロ経済スライド方式を採用して、ある意味では自動的にずっと行くようにビルトインされているという御説明なんですが、そうしますと、これまで...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと正確に言ってくださいよ。今の制度は五年ごとの見直しが法律で規定されているわけです。で、今度は、そうではなくて、私の聞いた説明は、今後も五年ごとにその一応財政の計算はしましょうということまでは書いてあるけれども、そこで必ず国会で制度改正の議論をしなきゃいけない...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
04月15日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は、まず冒頭に、議題に入ります前に、どうしても大臣の御所見をお伺いしておかねばならない問題がございます。  もう既に皆さんも御承知のとおり、今日のマスコミ各紙で、中医協の委員らに係る贈収賄事件につい...全文を見る
○朝日俊弘君 御指摘のとおりで、私も、この問題は、もちろん今後の捜査の状況を注意深く見守らなければいけないという前提で申し上げますが、中医協という舞台で行われたということが非常に重大であるというふうに思っているわけです。  今大臣は、公開でやっているんだからというようなお話でし...全文を見る
○朝日俊弘君 問題意識はお持ちいただいていると思いますから、今後、是非十分な検討をお願いしたいんですが、私の理解は、やっぱり今、大臣もちょっとおっしゃいましたけれども、診療報酬の決定プロセスに、診療者側と支払側とそれから公益側という三者構成で成っているんだけれども、実は、一番大事...全文を見る
○朝日俊弘君 今、委員長の方から御検討いただくということですので、この問題については今日はこの程度にとどめます。是非、根本的な背景の問題も含めてお互いに十分議論を尽くしていきたいというふうに思います。  さて、本題に入りますが、今回提出されている医薬基盤研究所法案、この各論に入...全文を見る
○朝日俊弘君 まとめて御説明をいただいたんですが、実は私、この質問を作るときに、随分どこに質問したらいいのか実は困ったんですね。たどり着いたところが、内閣府にある総合科学技術会議というところがあって、そこでいろいろ戦略を考えているんだと、こういう御説明でしたんで、今内閣府の方から...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、そういうことを、ちょっと確認ですが、どこが担っておられるんですか。内閣府の総合科学技術会議というところが担っているんですか、それともそうではないのか、ちょっとその担っているところ。
○朝日俊弘君 今のその戦略会議でいろいろ検討がされているということでありますので、是非そこでの十分なる検討をお願いしたいんですが、私は、大きく言って三つの壁というかバリアがあると思うんですね。  一つは、官と民のバリアが一つありそうだと。そこを何とか突破しようという努力は最近か...全文を見る
○朝日俊弘君 十分留意すべき、配慮すべき事項の第一が情報の積極的な公開、提供であります。  二つ目の留意点は、個人情報の取扱いの問題です。これは、特に私、これからどんなふうに展開していくのかかなり心配をしている面もあって、特にゲノム分析、あるいはゲノムに基づく遺伝子情報が相当解...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと念のためお尋ねするんですが、確かにクローンの問題なども含めて慎重に検討しなきゃいかぬということはおっしゃるとおりで、調査会を設けて議論されているというのはそれでいいんですけれども、ところで一方で、現実の実験というか研究はどんどん進みよるんですよね。特にゲノム...全文を見る
○朝日俊弘君 現在進行中の実験、研究開発についてはその倫理指針に沿ってということで、それはそれで理解をしましたが、逆に言えば、あくまでも倫理指針でありますから、どうなんでしょうか、これはどなたにお尋ねしたらいいのか。個別法の制定というところまではまだ視野に入っていないんでしょうか...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、今、隣でぶつぶつ言っていますけれども、間に合うんでしょうかという心配があります。いいです、いいです、お答え。  今おっしゃったように、十七年の四月までに何らかの方向を具体的に示さなきゃいけないわけですから、その割には検討が、これから検討の場を作るというのは、...全文を見る
○朝日俊弘君 これ結構、研究あるいは実験というのはやり始めるとどんどんどんどんのめり込んでいくところがありますから、特にこのクローンも含め、あるいは遺伝子操作も含め、非常に倫理面での配慮を十分にしておかないといけないというのはつくづく感じますので、言わば基本原則のようなことと、そ...全文を見る
○朝日俊弘君 幸い、臍帯血の移植の実施状況については比較的順調に進んでいるようであります。多分、テレビのコマーシャルも含めて、それなりの御理解をいただいているのかというふうに思うんですが。  さて、その臍帯血移植のシステムというかネットワークが一つありまして、そのシステムから一...全文を見る
○朝日俊弘君 念のため確認ですが、その提供者の個人とここにある材料とは結び付けられないように匿名化はちゃんとされていますか。
○朝日俊弘君 関連して、ちょっと厚生労働省に、通告していなかったんで申し訳ないんですけれども、十四日、昨日、再生医療でヒト由来細胞を増殖させるのに用いるフィーダー細胞の取扱いなどについての指針を決めたというニュースがありますが、これ分かりますか。分からない。もし分かったらお答えい...全文を見る
○朝日俊弘君 結構です。分かりますか。関連するかなと思ったものですから。  つまり、今文部科学省の方で御説明いただいた再生医療に関する幾つかの倫理規定などを設けているというお話と、昨日厚生労働省がお決めになった再生医療でヒト由来細胞を増殖させるのに用いるフィーダー細胞の取扱いに...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。  また後で御説明いただきますが、あえて聞いたのは、どうもやっぱり厚生労働省と文部科学省との間でもう少し、コラボレーションというのか、協力があっていいんじゃないかということをちょっと感じているんですよ。  一定のやっぱりルールというのは共有していな...全文を見る
04月20日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  同僚の山本委員の質問を受けながら、できるだけ重複を避けて質問をさせていただきたいと思います。  私は、山本委員のように詳しく調べておりませんし、よく知らないことが多いものですから、改めて基礎編といいますか、入門編を一から時間の限り...全文を見る
○朝日俊弘君 念のため確認をしておきますが、日本歯科医師会の方は厚生労働省が所管をし、大臣が認可をするという立場ですから、当然、そうすると、その公益法人に対して取消しも含めて何らかの権限を持っているというふうに理解をしていいかどうか、念のため確認をしたい。  それから、総務省の...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  実態的にはかなり重なっているとは思うんですけれども、法律上の位置付けなり所管省庁の対応は明確に違うということだけは確認させていただかなければいけないかなとお聞きしました。  それでは次に、今回のいわゆる中医協を舞台とした贈収賄事件と、...全文を見る
○朝日俊弘君 今、基本的な点は法律、社会保険医療協議会法という法律に基づいているという御説明がありました。念のため確認をしておきますが、これは昭和二十五年に制定された法律のことですね。
○朝日俊弘君 今の御説明に加えて、もう少し具体的に、じゃお尋ねしたいと思います。  支払側八人、診療側八人、公益側四人というのは確かにこの法律の第三条に書いてあります。  ただ、じゃ、まず支払側のメンバーの八人ですね。今の御説明ですと、それぞれの団体から御推薦をいただくと、こ...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと不思議なんですが、一つは、今の点でちょっと疑問があるので聞きたいんですけれども、今日なお、当初のいきさつはそれなりに分かるんですけれども、船員組合のところが別格に位置付けられているのは、今日でもなお位置付けられているのは何でかというのがよく分からない。それが...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと、推測じゃ困る。今、あなた担当なんだから、推測じゃ困るんだ。
○朝日俊弘君 この問題だけやるつもりはありませんけれども、やっぱり再検討した方がいいんじゃないかという印象を持ちませんか。私はそう思います。是非、そういう課題があるということをここでは指摘しておきたいと思います。  じゃ、もう一点。診療側八人ということになっていますが、この診療...全文を見る
○朝日俊弘君 そこがよく分からないんですね。診療側を代表するメンバーとして、確かに三師会と言うぐらい重要な役割を担っているプロ集団であることは間違いありません。  ただ、診療はこの三者だけでやっているわけでは決してないわけで、そういう意味では、何でこの診療側をこの三師会の代表の...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、比率としては慣例と、医師、歯科医師、薬剤師に限ったのは、ほかの従事者がすべてそういう人たちに雇われているからと、こういう御説明ですが、本当にそれで正しいですか。
○朝日俊弘君 それも説明に無理があるね。  例えば、それじゃ訪問看護ステーションはどうなる。
○朝日俊弘君 支払側の構成についても改めて再検討を要するという意見があると思いますが、この点については何かお考えがありますか。
○朝日俊弘君 大臣に伺います。  中医協の構成メンバーあるいは構成の在り方そのものについてこういう意見があるんですね。  どうもこの組立て方は、個人の開業医さん中心の時代を背景にして組み立てられているのではないか。しかし今日では、もう御存じのとおり病院医療が相当中心を占めてい...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、今すぐどうこうしろということよりも、いずれ来年、遅くとも再来年には医療制度の抜本改革が具体的に提案されてくるというふうに承知していますから、そういう大きな制度改正の中でこの問題もやはり大きな課題の一つであるという位置付けを是非していただきたいなと思うんですね。...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、そういう問題意識で取り組んでいただきたいと思いますが。  そこで、今大臣の方からもお話がありましたんで、二、三用意した質問を飛ばしまして、これからのやはり診療報酬改定の決定のプロセスというか、どういう手順で、どういう場で、どんなふうに決めていくのかというのは...全文を見る
○朝日俊弘君 参考までに、介護保険制度における介護報酬の改定のプロセスについて御説明ください。  今御説明のあった医療に関する、健康保険に関する診療報酬の決定のプロセスとどんなふうに違っているかということも留意しながら御説明ください。
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  あえて介護保険のお話を聞かせていただいたのは、今の診療報酬の決定の仕組みが必ずしも唯一のものではなくて、幾つかの考え方はあり得るという一つの例として示しました。ですから、私たちは、改めてそういうことも含めてこれからの在り方を考えるべきだ...全文を見る
○朝日俊弘君 正に正論でして、私、多少歴史をひもときながら、中医協が中医協としての役割をよりよく果たすためにも、むしろ少し離れたところからきちっとボールを投げて検討していただくというようなこともあっていいんじゃないか。過去の歴史上はそういう方法、手法を取ろうとしたこともあったんで...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは、その中医協の事務局はどこが担っているんでしょうか。具体的にその事務局があの電話帳と言われる分厚い点数表を作成するのだと思いますが、その実質的な事務局はどこが担っていますか。
○朝日俊弘君 先ほどの議論と少し反する議論になるかもしれないんですが、中医協は独立した組織なんだから、厚生行政を担う部分とは別枠で独立した事務局を作ってほしいという意見がありますが、これについてはどう思いますか。
○朝日俊弘君 ただ、昨今、いろんな行政分野で様々な、具体的な監視指導をする部門とあるいは開発促進する部門とを分けろとか、いろいろ議論があるでしょう。つまり、行政の役割をブレーキとアクセルとをちゃんと区分けをして作ろうじゃないか、その場合に、行政から少し距離を置いた形での事務局とい...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございます。  中医協について、さらに一、二確認しておきます。  今お話があったように、中医協で実質的にはほぼ点数に関する物事は決めていくんだと。その中医協における最終決定というのは、私の理解では、総会の場で皆さんにお諮りをして、まあよろしいというふう...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ほぼ総会の場で合意を得てということなんですが、ただ、どうなんでしょうね、あの電話帳を一ページ一ページ全部見ていただいて、これはようござんすねといって一つ一つ確認していくとはちょっと実は思えないんですよね。あれを一つ一つやっていったら、それこそとてつもなく...全文を見る
○朝日俊弘君 まあ、説明するとすればそういう説明になるのかもしれませんが、私は、例えば今公開とおっしゃいましたけれども、あれ非常に限られた公開ですよね、だれでも参加できる公開になっていませんよね。主としてマスコミ関係者の皆さん中心にいついつというお知らせがあって、例えばだれでも参...全文を見る
○朝日俊弘君 残念ながら時間になりましたので、今日はこれで終わります。  それで、是非、委員長にお願いがございます。  一つは、この問題に関連して是非とも出していただきたい資料を全部項目を上げてみたら十二項目ほどありましたので、一枚のペーパーにして用意をしましたから、是非、関...全文を見る
○朝日俊弘君 もう一点、今の大臣のお話からもありましたように、やはり中医協における運営についてもいろいろとお尋ねしたい点が多々ありますので、私からも、中医協の会長、そして、あえて日本歯科医師会、健保連、連合、それぞれを代表する方若しくはそれに代わり得る方をお呼びして、参考人として...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
04月22日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日です。  既に藤井委員の方から幾つかの背景、ポイントを含めて御質問がありましたが、私なりに、今回の法改正に当たって、幾つかのバックグラウンドと法改正の中身とそれから今後の対応についてお尋ねをしておきたいと思います。   ...全文を見る
○朝日俊弘君 まず、話の流れで、今皆さんにお配りをしておりますグラフ、「結核死亡率の年次推移 各国の比較」というのをまずごらんいただきたいと思います。  ちょっと質問の順序を変えます。  先ほど藤井委員は、特にアジア地域における我が国のリーダーシップを求めるという御意見があり...全文を見る
○朝日俊弘君 今御説明があったような状況でして、そういう意味では、先ほどWHOの表現を引用しましたけれども、私はまだ結核改善足踏み国だというふうに認識すべきだと思うんですね。  そういう基本的な認識の上に立って、さあどうしたらいいかということなわけですが、まず、その具体的な対策...全文を見る
○朝日俊弘君 今の御説明でなるほどと思ったんですが、ちょっと念のため伺いますが、あれですか、かつて若いころに感染した方がそれなりに治療を受けて治ったというか状態になっていて、ずっと比較的問題ない状態が続いていたのに、高齢期になって、例えば体力が落ちるとか免疫力が落ちるとかいう状態...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。多分、そういう方たちが知らず知らずのうちに再び病状が悪化をし、それがまた新たな感染源になると、こういうことにもつながるということで、そこをどう食い止めるかという課題があるということだというふうに思います。  次に、先ほども御質問があってある程度お答え...全文を見る
○朝日俊弘君 今のお答えでちょっと満足はできませんけれども、むしろこれはこれから都道府県でちゃんと計画を作ってもらうということになっているようですから、それぞれの地域ごとの特徴についてはきちんと分析をし、対策を計画立てると、こういうことになるんだと思います。  三つ目の特徴点で...全文を見る
○朝日俊弘君 非常に重症化するという意味で、数はそれほど多いわけではないけれども、大変問題があると。  どういうところから感染が想定されますか。例えば、もしかすると病院ですか。それとも、どうやら、まだゼロ歳から四歳ですからほとんど家庭が中心だと思う。家庭内感染が考えられるか。ど...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、推測の域を出ないんですけれども、かなり、先ほどの説明と併せて考えると、家庭に高齢の方がおいでになって、元から持っていたのが悪くなっていて知らず知らずのうちにお孫さんに感染させているということが考えられるのかなというふうに推測をするんですが、そういう意味で...全文を見る
○朝日俊弘君 すぐに対策の話に行かないで、これどこから見付かったんですか、この事例は。今の御説明だと、感染源となったであろう女性講師からその塾に通う小学生に感染したのではないかと、こういうふうに新聞にも出ていますが、そもそもこの感染、集団感染を疑われた最初の発端はどこからですか。...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、その感染源となったであろう講師の方が自ら受診されて分かったと、こういうことのようですね、はい。  それで、私は、これからの対策の一つのポイントは、小グループにおける集団感染をどう食い止めていくかということが一つのポイントだろうと思うんです。そういう意味...全文を見る
○朝日俊弘君 もう少しきちんと分析した方がいいんじゃないかと私は思うんですね。でないと、具体的なそういう小集団における集団感染をどう食い止めるかという具体策につながってこないと思いますから、これは是非作業をお願いしたいと思いますが。  そこで、私が気になりますのは、その中に毎年...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、そう言っちゃえば、いろいろありますということなんです。それで済むのかな、済まないんじゃないか。院内感染の場合は院内感染の場合でどうするか、それからそうでなくて医療従事者への感染であればそれをどうするか、幾つかタイプに分けてどうするのかということを対応策を取らな...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっともう少し、いろいろあるというのは確かにそうなんだろうけれども、私はこう思う、ちょっと推測なんですがこう思うんですよ。医療機関に油断があると思うんです。意外と医療従事者の意識に結核という意識が薄れてきているんだと思う。だから、かつてのように十分注意していればも...全文を見る
○朝日俊弘君 是非やってください。それで、そのマニュアルを作って、その結果、一定期間たって果たしてどれだけ実効が上がったかという評価もきちんとして、それで不十分ならば更に第二弾、第三弾とやるというのが当たり前でしょう。是非これは、まずは結核の集団感染、たとえ小グループであってもそ...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、新聞の報道のしぶりについてはやや問題があるというか疑義があるということのようですが、しかし、ちょっと確認したいんですが、そうすると集団感染ではなくて、あるいは入所してからの感染ではなくて、その時点で健診をしたらたまたま見付かった人が百九十三人いたと、こう...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、集団感染ではなくて健康診査で確認された数ということですね。今ちょっと表現が。
○朝日俊弘君 それはそれでそういうふうに正確に理解をしたいと思いますが、それにしても、この行刑施設に少なからぬ結核の患者さんがおいでになると。今御説明があったように、当然閉ざされた空間でありますから、そういう方たちの定期の健康診断とか、あるいは治療とか、さらには入院治療も必要にな...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。  一つちょっと確認ですが、そうすると、拘置所にあるいは刑務所に、いわゆる行刑施設に入所されている方にも結核予防法はきちんと適用されると、こういう理解でよろしいですか。
○朝日俊弘君 今日はこの程度にとどめます。というのは、以前から行刑施設における医療の体制の在り方についてはいろいろ検討会を設けて対応されているということも承知していますので、是非また別の機会に行刑施設における医療の在り方については御質問させていただきたいと思いますが、今日は結核予...全文を見る
○朝日俊弘君 今回、何が何でもというつもりではありませんから、是非そういうことを視野に置きながら検討をお願いしたいと思いますが、同じことについて、健康局長、何かありますか、御意見。
○朝日俊弘君 それはそれで理解をいたしますが、私は、例えば、先ほども大臣からもお話ありましたけれども、多分エイズと結核とが合併をする事例とかあると思うんですね。ですから、当面それぞれの法律に基づいて施策を進めるとしても、逆にそれが、何というか、障害になって、壁になっちゃいけないと...全文を見る
○朝日俊弘君 確かに、そういう意味では二通りの、そういう意味では後者はハイリスク可能性グループだというふうに思いますが、そういうグループについては、何か具体的な告示とか何かでこういうところを想定してという一覧表みたいなものを作られるんですか、それともその都度適宜判断されるんですか...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。是非その二つのグループというか考え方を少し整理しながら、政令が示された時点でまた御説明をいただければと思います。  次に、先ほども藤井委員から御指摘がありました、今回ツベルクリン反応を廃止してBCG直接接種に切り替えると、こういうことを打ち出されまし...全文を見る
○朝日俊弘君 もう少し分かりやすい説明が欲しかったんですが。特に私は、やっぱり今おっしゃったように安全性は十分判断をしておかないといけないと思うんですね。同時に、有効性それから効率性も判断しなきゃいけないと思いますが、是非これは、具体的に実施に移す段階で十分理解を得るような説明と...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。その辺も含めて是非十分皆さんに周知いただけるような努力をお願いしたいと思います。  さてその次に、これも先ほど藤井委員から指摘のあった点で、今回の改正法の二十五条、二十六条にわざわざ、例えば家庭訪問指導の項目では、保健所長が保健師等に家庭を訪問させて...全文を見る
○朝日俊弘君 分からぬのですね。  インフォームド・コンセントをちゃんと徹底してほしいということを、これは医療全般にわたって強調されていますよね。私の理解は、インフォームド・コンセントというのは正に患者さんに、もしか中断しちゃったら多剤耐性菌ができるかもしれないし、自らが感染源...全文を見る
○朝日俊弘君 これ厚生科学審議会感染症分科会結核部会報告の中にも載っているんですが、こういう書き方しているんですよ。DOTSじゃなくてDOT、直接服薬確認治療、こんな訳が当たっているのかどうか怪しいと思うんですけれども、「(直接服薬確認治療)を中心とした結核患者の治療を公的に支援...全文を見る
○朝日俊弘君 そんなことは聞いていない。それは次に聞こうと思っている。今聞いているのは、DOTというのはどうやら目の前で服薬を確認する方法ですよということらしいと、そこまでは分かった。で、DOTSというのはそのことも含めて患者さんに総合的な支援をするための戦略なんだということをW...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと立法者のセンスを疑うですね。  視点を変えて聞きます。  そうすると、先ほどお答えになっちゃったけれども、この法律によって、それに違反した場合に、保健所長とか保健師さんとか医師が何らかの罰則を、ペナルティーを受けることになるのか、また、指示に従わなかった...全文を見る
○朝日俊弘君 大臣、ちょっと眠そうな顔していますけれども、今の議論聞いていてどう思いますか。  私は、私は、そもそもこの二十五条、二十六条にこういうふうに書くことが、WHOが言っているDOTSの総合戦略性を表現しているとどうしても思えないんです。むしろ、こういう書き方をするんじ...全文を見る
○朝日俊弘君 もうやめますけれども、どうもここのところはすとんと落ちません。先ほどから何度も申し上げているように、WHOが言っている趣旨は、むしろ患者さんの治療を支援するための総合戦略を打ち出しなさい、その中で服薬について確実に進めていく方法が具体的な方法論としてはかなり有効です...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、心配したとおり、保健所については相当統廃合も進んでいるし、保健師さんの数も、そう大きくはないにしても減ってきている。一方、市町村については、市町村保健センターの整備を含めて保健師さんも相当数確保されてきている、これはこれで理解をするんです。地域保健を、体制を...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日です。山本委員の質問を受けて、特に今一番最後に御指摘があった点について絞って伺いたいと思っています。  つまり、今回の贈収賄事件という問題は中医協というところを舞台に起こったと。その中医協という舞台で、主として診療報酬の配...全文を見る
○朝日俊弘君 ある意味では率直な御意見をいただいたと思いますが、問題意識は次の質問とも関連しますので、もう一つ質問させてください。  先日、私の方から資料要求をいたしまして、この中医協の各委員の皆さんの出席状況というか実働日数というか、それといつごろから委員になっておられるかと...全文を見る
○朝日俊弘君 大変善意の解釈で、そういう受け止め方もあるのかなと思いますが、ただ私は、正直言って、例えば再選は何回までにとどめるという規定も含めて考えた方がいいんじゃないかと。つまり、八年、九年と同じ人が同じ立場で同じ委員をされているということは、やはりどうしてもその本人及び周り...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  実は、昭和二十五年、一九五〇年、中医協がスタートしたときは、その構成は保険者、被保険者、事業主、医療担当者、それぞれ区分けして代表を出していただいたんですね。それが三十六年のときに今の三者構成に変わった。  もうこの話をするとまた大変...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  既に三人の同僚委員からもうこの法案に関する幾つかの基本的な問題、質問を出されております。私もできるだけ重複を避けて幾つか考える材料を皆さんに提供しながら質問をさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事武見敬三君着席〕...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ、その中で幾つか興味深いデータが出ているんですが、私が関心を抱いた点、三つないし四つの点に絞ってもう少し詳しく御説明をいただきたいと思いますが、やっぱり医薬分業が進んできているということで、しかし、本来目指した方向に進んできているのかどうか、やや私は疑問を感...全文を見る
○朝日俊弘君 そうなんですよね。実は、余り人のことは言えなくて、私も近くの薬局に行っていることがあるんで、多分そうなっちゃうんだろうと、今ね。だから、そういうことと裏腹のことなんだと思いますけれども、案外、利用者、患者さんたちは、この院外処方について余り積極的な評価というか、好感...全文を見る
○朝日俊弘君 ちゃんとメモにして書いて渡してあるんで、見ておいてください。  このレポートでは、もちろんそういう設問の前に幾つかあるんですけれども、今回の受診で院外処方だった人が、余りいい、良くないというふうに感じた点、その第一は、要するに二度手間だと。要するに、お医者様に行く...全文を見る
○朝日俊弘君 是非適切な指導をしてほしいんですが。ただ、あちこち回りますと、正直言って、かなり離れたところに病院がぽつんとあって、病院の前に薬局が三つもずらっと並んでいてという、ある種異様な光景が時々見られるんですね。これは本来医薬分業の目指した姿じゃないだろうと。  だから、...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃもう一点、先ほど疑義照会のことについてはもう御質問と御答弁がありましたので省略をしますが、たまたま平成十四年度、会計検査院の方で、決算報告の中で調剤薬局の調剤基本料のことについて改善の指摘がされております。ちょっと分かりにくいかもしれませんけれども、まず、会...全文を見る
○朝日俊弘君 今、会計検査院の方から指摘事項とそれに対して厚生労働省が取った措置について御説明がありましたが、ちょっと厚生労働省の方に伺います。  会計検査院からこういう指摘を受けて、本年四月にも診療報酬の改定もございましたので、どういう対応策を取られたのか。まだ実績というか効...全文を見る
○朝日俊弘君 それはそれで対応策を取っておられるということなんですが、今一番最後におっしゃったように、私は、そもそも調剤基本料のその指標というのか、区分の基本的な考え方を変えた方がいいんじゃないかと私は思っているんですね。  それで、ちょっとこの辺は、つまりどういうことかという...全文を見る
○朝日俊弘君 是非お願いします。  というのは、そういうことの中で、これから薬学教育が六年に延びて、より優秀な人材がどんどん薬剤師さんとして出てこられる、そういう人たちが活躍できる場がまた一方で確保される、こういうことになるわけで、せっかくそういう言わば活躍の場を用意しないまま...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ、もう少し詳しくお尋ねをしたいと思いますが、まず、先ほどもやり取りがありました薬剤師法に基づく疑義照会ですね、この場合は医療機関の中における疑義照会だというふうに理解していいと思います。先ほどの御説明があった二・三八%という数字は、これは院外処方せんの薬局か...全文を見る
○朝日俊弘君 ですから、今お聞きになったように、まず疑義照会の件数が一・〇%と、調剤件数の一・〇%と非常に低い数値である。私は病院に勤務した経験もあるんですが、もっともっとやっぱり病院、医療機関の中でも薬剤師による疑義照会の件数が増えてしかるべきだと思っているんですが、なかなかそ...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、数はそんなに多くないけれども、こんなことが国立医療機関であってどうなんだろうかという事例が指摘をされております。  次に、医薬品の管理あるいは輸液、輸血の業務、それから投薬業務、それぞれ項目が違いますが、ひょっとすれば医療事故につながりかねないというふうに...全文を見る
○朝日俊弘君 今お聞きいただいたように、もしかすると医療事故につながってもおかしくはない、そういう可能性の非常に強い事例について幾つか御指摘がありました。  これは後で、こういう勧告を受けて厚生労働省としてどういう対応を取ったのかお尋ねしたいと思っているんですが、例えば、今例と...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  さて、そういう勧告を受けて厚生労働省、これはもしかすると文部科学省にもお尋ねした方がよかったのかもしれませんが、厚生労働省としてどういう対応策を講じられたのか、あるいは今後どういうお取り組みをされていくのか、御説明ください。
○朝日俊弘君 今、まだ対応準備中のところもあるようですが、例えば、ちょっと今の御説明で概要は分かったんですが、例えば非常に具体的に名前を間違えそうなやつについては、これは注意を喚起するというのは分かるんですけれども、そもそも名前をもう少し工夫するとか容器を変えるとか、そういうこと...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、現場の皆さんに注意をしてほしいというのも当然だけれども、もっと言えば、もう見た目明らかに違うというふうに変えちゃえばこれは随分と違うわけだから、名前を変えるなり、あるいは全然、容器とか装丁を全然変えるなり、工夫の余地はあり得るんじゃないかと思うんですね。もち...全文を見る
○朝日俊弘君 実は最後にお尋ねしようと思った点を今お答えいただきましたんでこれで終わりますが、やっぱり病院、医療機関の中の薬剤師さんが担う機能と役割をもう一遍きちっともう少し積極的に位置付け直して、場合によっては組織的にも少し機構改革をして、病棟なりあるいは薬剤管理なり、さらに、...全文を見る
05月25日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  同僚の森委員のあとの時間をいただきまして、ちょっと基礎的な質問から始めたいと思います。  三月の二十六日に予算委員会で坂口大臣にもお尋ねした件ですけれども、いまだに私、今提出されている法律ですとんと落ちていないところがありまして、...全文を見る
○朝日俊弘君 違う、答弁が違いますよ、大臣。三月二十六日、大臣は、どちらが中心かといえば拠出の方が中心になっているというふうにお答えになっているんですよ。  だから、私は、そのお答えを聞いて、なるほど現在は給付建ての制度になっているけれども、今度はむしろ保険料の方を固定をして掛...全文を見る
○朝日俊弘君 これはちょっと重大ですよ。これ予算委員会で総理も御出席の下での締めくくり総括のときの質疑ですよ。そう簡単にあのときのお答えはということでは、私ちょっと納得できないです。もう一遍きちっとお答えいただきたい。  私が指摘しているのは、保険料の方をここまでしか上げません...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっとこれは議事録をきちっと調べて、どういうふうにお答えいただくか、答弁を改めていただきたいと思うんですよ。私が手元に持っている議事録では、ここまでは許容範囲という、五〇・二というその額を決定いたしましたと。その後に、続いて、だからどちらが中心かといえば、それは拠...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと、調べて答えを下さい。それでないとその後の質問ができません。
○朝日俊弘君 理解できない。  そうしたら、今の制度はどうなっているんですか、今の制度、現行の制度。現行の制度、私の理解は、現行の制度は一定程度の給付水準を保つということがあって、それに必要な保険料を算定してこれだけの御負担をいただきますという形でやってきたはずなんですよ。だか...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、そのことはちゃんと附則に書いてあるんですよ。だから、一番、給付水準の下限を決めましょうと、その二に、もしかしてそれを下回るようなことが予想される場合には調整期間を含めてちょっと検討し直しましょうというのが書いてあるわけですよ。  だから、結局は、そうすると...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、選択肢は三つなんですよね。下回るようなことが予想されるような事態になった場合には、保険料を一八・三を超えて上げざるを得ないと判断するか、国から更にお金を投入するか、あるいは積立金を使うか、もう打ち出の小づちはないわけですから、この三つしかないわけですよ。三つ...全文を見る
○朝日俊弘君 ということで、だから私は、今回提案されている法律案の中で、あたかも保険料は保険料で一八・三〇で上限固定しますよ、給付水準は給付水準で、代替率で五〇・二%を保証しますよという、両方のお約束をあたかもしているかのように出されていますけれども、しかし、決してそれは確たる約...全文を見る
○朝日俊弘君 おかしいな。そうすると、ここの部分は生きてくるわけですよ。どちらが中心かといえば、それは拠出の方が中心になっているというふうにお答え申し上げると。これでいいんですね。
○朝日俊弘君 どっちが先かじゃないんです。中心と答えているんです。  だから、このとおりに理解すると、拠出の方を中心に考えるから五〇・二%の方を変えざるを得ないというふうに読めるんです、中心と答えているから。軸足をそちらに置いているというお答えですよ、これは。それでいいんですか...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっとこの問題は、今の答弁では納得できません。予算委員会の答弁をそのまま読めば、私はどう考えても拠出中心に考えますという答えに読める。ですから、ここは宿題にしておきましょう。ちょっと検討してみてください。  というのは、この問題が物すごく大事なんですよ。公的年金...全文を見る
○朝日俊弘君 現行制度も、現在提案されている制度も、基本的には賦課方式だというふうに理解をしていいということだと思います。ただ、必ずしも現行制度のスタートは最初から賦課方式を想定していたのではなくて、積立方式を想定した部分がありますけれども、徐々に、良く言えば修正を加えてきて賦課...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、今の額そのものを維持する、あるいはもっと多くするということは必要はなかろうが、一定程度の準備資金的な意味も含めて積立金は必要であろうと。そうすると、現在の額のことも考えながら、今後どうやって積立金を運用していくのかというのは大変、大きな資金を持った形で動...全文を見る
○朝日俊弘君 次に、若干話題を変えまして、先ほど同僚の森委員からも質問がございました項目ですが、この間、保険料水準を段階的に上げていって、一八・三〇で固定をする、厚生年金受給のモデル世帯については五〇%を下回らないという議論がるるありました。その五〇%も、場合によっては五〇という...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと、もう一遍説明してくれる。私、厚生年金の中の基礎年金部分についてお尋ねしたんじゃないんですよ。国民の多くは国民年金だけなんですよ。だから、何かこれから水準がどうなるかという議論は、厚生年金の部分も必要だけれども、一方で国民年金の水準はどうなるのかという議論も...全文を見る
○朝日俊弘君 時間がなくなってきたので、ちょっと、きちっと分かりやすい資料を作ってもらえませんか。  恐らく、言いたいことは、この附則に書いてある基礎年金部分のところをスライドして考えてもらったら分かるはずですと言いたいんだろうけど、それじゃ分からないから、国民年金だけもらって...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、今分かりにくい説明をくどくどしろと言ったつもりはないんです。この図、この図の書き方見て、ああ、最終保険料は一万六千九百円だなと普通思うでしょうということを言っている。ここはもっと、しかも、その上は厚生年金の保険料率で、ずっと行くと一八・三〇%、最終保険料だ。だ...全文を見る
○朝日俊弘君 もう時間ないから、だから、これでは誤解を生ずるし、あえて言えばうまくごまかそうとしているとしか思えないので、きちっと正確に書き直しませんかということを聞いているの。
○朝日俊弘君 もう終わりますが、それではちょっと理解不十分。つまり、括弧平成十六年度価格ということじゃなくて、例えばここの部分は物価なり賃金なりの上昇によって変動するとかというふうにはっきり書くべきだ。それで、十六年価格で計算すると一万六千九百円ですというふうに表現すべきだ。そう...全文を見る
06月03日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  質問に入ります前に一言申し上げたいと思います。  今日の委員会の持ち方、私どもが求めていたような形ではなくて、委員長の御判断でという形で開かれたことについて、極めて残念であります。  是非、委員長にお願いしたいわけですが...全文を見る
○朝日俊弘君 審議をしたいことは山ほどありますから、早速質疑に入ります。  前回、私の質疑、もう入口で止まっちゃいましたから、もう全部残っていますので、今日はまずそこから一つ一つ片付けていきたいと思います。大臣の方も、ぶれないで、よく考えてお答えをいただきたいと思います。  ...全文を見る
○朝日俊弘君 本則のところで見ると、今お答えいただいたように明らかに制度は大転換をしているんです。そのことははっきりおっしゃるべきだし、我々もはっきり受け止めるべきだというふうに思っています。  ただ、附則が付いたのは、恐らく、その法律を策定する経過を心理的に分析しますと、本当...全文を見る
○朝日俊弘君 今日はかなりよく考えてお答えをいただいたと思います。  給付と負担の全般にわたる見直しを行うことになるわけであります。もちろんその中に幾つかの選択肢はありますけれども、給付と負担の全般にわたる見直しを行うことになるということは確認しておきたいと思います。  さて...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと後段の説明は余分だったんですが、結局、まずこの図を見ると、厚生年金の初めていただくときの額というのはほぼ横ばいなんですよね。それで、年数がたつに従って、今度は既裁定者になっていくとじわじわと実質価値が下がっていくと、こういうことなんですよ。  だから、正直...全文を見る
○朝日俊弘君 それで、確かに説明は付け加えていただいたんですけれども、結局、もちろん、今後の賃金上昇がどのぐらいあるかというのは、これは確定できない。だけれども、例えば、一方で、労働者の皆さんは当然賃金を上げてほしいということで要求をされる。例えば二%程度上がればそのときには幾ら...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、認識はかなり一致していると思うんですよね。  ただ、今のお答えだと、厚生労働大臣としての範囲の中で考えると一定の考える範囲があるというようなお答えに聞こえたんですが、もうちょっと思い出していただいたらお分かりだと思うんですが、地方分権推進一括法案を作るとき...全文を見る
○朝日俊弘君 来年になるか再来年になるか、医療保険制度の再編成、統合の問題、その中では政管健保をどうするかという課題も当然出てくるわけでありまして、そういう意味では、附則に書いたとおりの事態、年金制度が変わる、医療保険制度が変わる、そういう中で社会保険庁の在り方どうすべきか、どう...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
07月30日第160回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○朝日俊弘君 私は、委員長に沓掛哲男君を推薦することの動議を提出いたします。
10月12日第161回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○朝日俊弘君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月15日第161回国会 参議院 本会議 第3号
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○朝日俊弘君 私は、民主党・新緑風会を代表して、当面する数多くの課題の中でも、とりわけ年金問題を中心に、介護、福祉、そして医療問題を含めた社会保障制度に焦点を絞って、私なりの切り口から、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、私の議論の出発点は、何といってもさきの参議院選...全文を見る
11月11日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は社会保障及び労働問題等に関する調査ということで、ちょっと話が幾つかあちこち行きますが、お尋ねをしたいと思います。  まず最初に、労働問題として国鉄の労働者の問題について幾つかお尋ねをします。  御存じのとおり、国鉄...全文を見る
○朝日俊弘君 何かそっけない返事ですけれども。  それで、私も是非、この問題も含めてILOの条約あるいは勧告については是非真摯に守っていただきたいということを改めて申し上げながら、さて、先ほど申し上げたJR不採用問題についての現状がどうなっているのか、改めて参考までにその概要に...全文を見る
○朝日俊弘君 ILOも日本政府がこの間取り組んできたことについては重々承知はしていると思うんですね。その上で、今指摘された昨年十二月の最高裁判決をも踏まえた上で、こういうふうに勧告していると思うんですよ。多くの労働者が被っている深刻な社会的、経済的な影響を考慮し、政治的、人道的見...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、注視するだけではなくて御努力をいただきたいというふうに申し上げたわけで、そこのところは是非お受け止めをいただきたいと思います。  それでは、がらっと話題を変えます。  昨年の七月に、新しい先生方は御存じないかもしれませんが、精神障害者の犯罪にかかわって、い...全文を見る
○朝日俊弘君 私は、何が何でも来年の七月に実施せよと言っているわけではありません。そうではなくて、問題が問題だけに、そしてまた、今お話があった指定入院医療機関の整備というのは、極めて、住民の皆さんとの話合いや、あるいは病院の現場の職員の皆さんとの話合いや、あるいは当該の都道府県の...全文を見る
○朝日俊弘君 今御説明があったように、この法律は、特に国会での審議を踏まえて社会復帰を目指すんだと、こういうことで何度も議論があったことは承知のとおりです。  ところが、名古屋市の東尾張病院、これは独立行政法人の一つだと思いますが、実は私、実家が名古屋ですので名古屋の新聞も手に...全文を見る
○朝日俊弘君 自分で説明していておかしいと思いません。  少なくとも、私は一番恐れていたのは、この治療施設をあるいは収容施設を併設することによって、しかもそこに高さ二メートル、三メートルの塀を取り囲むことによって、かえってそこの病院に入院しているすべての精神科の患者さんが危ない...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと納得できませんが、次に移ります。  ただし、これ、大臣、ちょっと頭の中にテークノートしておいてください。つまり、さっきも申し上げたように、この種の施設を引き受けようとする場合には、都道府県の皆さんとか、あるいは施設に、運営に携わっている職員の皆さんとか、そ...全文を見る
○朝日俊弘君 一つは、三十床規模を十五床規模にすると人の配置をそれで半分にするということでは困るんですね。つまり、小さくなっても最低限必要な人数というのはあるわけだから、最小運営基礎人数というのはあるわけだから、単純に、三十床分を十五床に減らしたから人数も半分に減らすということを...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、だから、同じ考え方で単純に半分にするつもりじゃないだろうねと聞いているんです。
○朝日俊弘君 是非、単純に人数を半減したら済むということではないということは頭に入れておいてください。  それと、大臣、これもちょっと頭に入れておいてください。都道府県立精神病院が、三十床規模ではちょっと人数が、規模が大きいと。下手をするというか、現実問題として、ほかの県の対象...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。是非、きちんと検討し直してもらってください。  繰り返しになりますけれども、今大臣もおっしゃったように、政府原案があった、それに対して様々な議論があって、特に、精神障害者が再び同様の行為を起こすおそれがあるかどうかということが最初はっきり書いてあった...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと何点か確認の質問をします。  今の御説明でいくと、いつから十年になるんですかね。体系ができて動き始めてから十年ですか。ひとつそこをちょっと確認させてください。
○朝日俊弘君 今、図らずもおっしゃったように、十年十年と言って既に三年ほどたっているんです。ですからもう十三年たっちゃっているという、そういう意味ではね。だから、ここはひとつ、いつからきちっとこういう形でやるんだということはもうそろそろはっきりさせていただかなきゃいけない。  ...全文を見る
○朝日俊弘君 もう一つ確認させてください。  精神保健福祉法の改正はどうなりますか。
○朝日俊弘君 今の説明だとこうなりますか。精神障害者の福祉については、新たに共通して作られる障害福祉サービス法、仮称、の中にくくり込まれる形になるであろうと。そうすると、残る法律は精神保健法になるという理解でいいんですか。
○朝日俊弘君 分かりました。相談してください。  ただ、私の意見は、むしろすっきり、すっきり精神保健福祉法から精神保健医療法に変えた方がいいと。で、福祉は共通する基盤で構築した方がいいというふうに思っていることを参考までに申し上げておきます。  それでは次に、今までの話でも時...全文を見る
○朝日俊弘君 基本的な考え方は分かりましたが、かなり当事者の皆さんはその辺が一番リアルに気にもなり、心配にもなりということだと思うので、是非ここは十分当該の関係団体の皆さんとも意見交換をしながら、具体的な区分け、振り分けについて検討を進めていただきたいなと、これはお願いであります...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、繰り返し申し上げますが、サービスを利用する立場に立つであろう皆さんとの意見交換を十分にやっていただきたいと思います。相当不信感持たれていますので、そこはひとつきちっと腹据えてやっていただかないとこの話はとんざすると思いますので、是非そこはお願いをしておきます。...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、精一杯知恵を絞っていただきたいと思います。そうしないと、ますます不信感が募ってしまって、今さっき議論になっている様々な法制度改正がとんざすることにもつながりかねないという意味でここは一つ大きなハードルだと思いますから、今非常にはっきりお答えをいただきましたので...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
11月25日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は、児童福祉法の改正について、今回、主として児童虐待に対応するためにという改正であるというふうに理解をしておりますが、児童虐待にかかわる質問の前に、もう一つの柱として小児慢性特定疾患の対策に係る項目が...全文を見る
○朝日俊弘君 公式にはそういう答弁になるんでしょうが、私がお聞きしたのは、法的根拠を求めることについては異議はないと、しかし児童福祉法に求めたことによって逆に使いにくさが出てくるという問題が出てこないかということで、その理由をお尋ねしたんですけれども、もう一遍後で問いますから、次...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、幾つか具体的なことをお尋ねしていきたいと思いますが、小児慢性疾患の対象であった子供が成人して、二十歳を過ぎて、なお同じ疾患で苦労されているという事例があると思うんですね。例えば、ある種の糖尿病のタイプなども含めてそういう事例があるというふうに思います。 ...全文を見る
○朝日俊弘君 それが問題なんですよ。後でまた聞きますけれども、小児慢性の特定疾患対策と年齢を限定しない特定疾患対策とがあって、たまたま小児慢性については児童に限定しているから二十歳になったら後は知らないと、これでいいのかと。だから、多分、厚生労働省の中でも所管としては、子供の方は...全文を見る
○朝日俊弘君 是非相談してほしいんですがね。  例えば、それじゃ次の質問に行きますよ。じゃ、現実にそういう事例があるということは、詳細に把握していないということは今お答えになったけれども、現実にそういう事例があるということは承知していますか。そういう事例があった場合には、じゃ、...全文を見る
○朝日俊弘君 この後大臣に聞きますから、よく今のやり取りを聞いていてください。  それで、結局、私は、児童福祉法に根拠を求めると、どうしてもそこで切れるというふうな仕組みにならざるを得ないと。だからこそ、この法的根拠を求めるのを、もう少し違った法律あるいは仕組みを考えて、そこに...全文を見る
○朝日俊弘君 大臣、今ちょっとやり取りをお聞きになっていて、何かこう、やっぱり両方を見据えた実態の把握と、それにしかるべく対応する法体系の作り方というのは改めて見直す必要があるんじゃないかという気がするんです。何か、従来から小児慢性事業はずっと児童家庭局でやってきたから、何かこう...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、最初の質問にはお答えいただいた。きっちり検討してみる必要がある。是非検討してほしいんですが、それまでに経過的には何らか考える余地はないんですか。
○朝日俊弘君 前もってちゃんと文書で質問を出しておりますから理解していただけてないのは残念ですが、本来であればここで止めてもいいんですけれども、そういう話ではないからやめますが。  実は、これはお金の問題だけじゃなくて、疾患に、疾病にかかわる情報とか、その後の経過あるいは予後含...全文を見る
○朝日俊弘君 それじゃ、ある時点でまたお答えをいただきますので、よろしく。  次に、児童虐待にかかわって、児童相談所のことについて絞ってお尋ねします。  資料をできれば配付してください。    〔資料配付〕
○朝日俊弘君 実は私、数年間、児童相談所の嘱託をしておりまして、そういう意味では、改めて児童相談所の現状などについて思い起こしながらこれからの対応について考えていきたいということで、児童相談所問題に絞ってお尋ねします。  今、資料を配付させていただいておりますが、児童相談所とい...全文を見る
○朝日俊弘君 そんなこと聞いてない。今回の改正に伴ってなんて聞いてないじゃない。
○朝日俊弘君 今の説明にちょっと追加して説明をしてください。  障害相談がグラフで見ると平成十四年、十五年でがくっと下がっていますが、これはどういうふうに読んだらいいんですか。
○朝日俊弘君 そうすると、市町村が対応した件数は把握していますか。
○朝日俊弘君 児童相談所における受付件数のグラフですからこうなるわけですけれども、今の御説明でいくと、市町村で相談に応じた件数が本来であればここにオンされないといけないということになりますね、件数の実態把握とすれば。だから、そこはちょっと資料作ってください。あるいは調べてください...全文を見る
○朝日俊弘君 そこで、これはお願いですけれども、是非これからは、児童相談所における受付件数の実数把握と推移と同時に、市町村での実数把握もできるようにしてほしいと思うんですけれども、それはできるような仕組みになりますか。ちょっと念のため確認をしておきますが、件数は厚生労働省の方に集...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、従来は専ら児童相談所が一手に引き受けていたんですよね。それが今度、市町村と共同してやるということですと、実数というか、実態は両方からデータを集計しないとつかめませんから、これは検討していただきたいと思います。  さて、それでは次に、先日、東京都の児童相談セン...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、今後は、児童虐待の事例にかかわって、例えば家庭裁判所との関係なども出てくるわけですから、やはり今までのスタッフに加えて、法律の専門家である弁護士、しかも、弁護士さんとすれば、一方で子供の権利といいますかね、も考えながら、一方で親の権利ということもどう兼ね合わせ...全文を見る
○朝日俊弘君 参考までに、今後の医師の配置についてはどんなふうに厚生労働省としては指導していくつもりですか。
○朝日俊弘君 それじゃ次に、歯科のことについて伺います。  皆さんのお手元に三枚目の資料、色刷りの資料を配付させていただきました。これは東京都が平成十五年度に児童虐待に関する調査の一環として歯科の診察状況等について調査をした調査報告書からの抜粋なんですが、ちょっと表の一を見てい...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、それぞれの地域によって事情があるでしょうから一律にとはいかないかもしれませんけれども、こういうせっかくの調査結果もあるわけですから、こういう結果を活用できるような体制作りに向けて、いろいろ例えば予算面での配慮も必要になってくると思いますので、検討をお願いしたい...全文を見る