朝日俊弘

あさひとしひろ



当選回数回

朝日俊弘の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第164回国会 参議院 懲罰委員会 第1号
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○委員長(朝日俊弘君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  少し遅れましたが、昨年の九月二十六日、当委員会の委員長に選任されました朝日俊弘でございます。  委員の皆さんの御指導、御協力を賜りまして、本委...全文を見る
○委員長(朝日俊弘君) 委員の異動について御報告いたします。  本日までに、野村哲郎君、二之湯智君、森ゆうこさん、山下八洲夫君、西田吉宏君及び柳田稔君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君、私、朝日俊弘、千葉景子さん、佐藤泰三君、若林正俊君及び藤末健三君が選任されました。...全文を見る
○委員長(朝日俊弘君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(朝日俊弘君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に佐藤泰三君及び千葉景子さんを指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十六分散会
03月16日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  フレッシュな円議員と違って、厚生労働委員会、古ダヌキでございます。五十分ほどの時間をいただきましたので、あえて大臣が所信の中で一言も触れられなかった問題に絞って質問をしたいと思います。少々残念でありました。  一つのテーマは、去年...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと御説明から抜けたんじゃないかと思うんで確認しますが、申立てが二百一件で、先ほどお話しいただいた審判の決定をいただいたのが百二十九件ですから、そうすると残る七十二件はどういう状況なんでしょうか。
○朝日俊弘君 そうすると、まあいろんな処遇の形が想定されますけど、一応、鑑定入院なりなんなりしている数がおよそ七十二名というふうに受け止めてよろしいですか。
○朝日俊弘君 それじゃ次に、そういう決定を受けてですね、約七十二名の方が鑑定のための入院をされているようだと。で、既に審判の決定を受けた百二十九件のうち八十二件が入院決定をされているということですが、この八十二件の方について何人くらいがどこに入院をされているのか。お手元に資料を配...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと通告しておりませんでしたが、今お示しいただいた指定入院医療機関は五つの医療機関名が挙がってます。これトータルすると約百二十床分は既に整備されてるというふうにこの表から読み取れます。  しかし、先ほどの法務省のお話からいくと、七十二名程度の方が鑑定入院をされ...全文を見る
○朝日俊弘君 それでは次に、実はまだ法律の施行に入って半年ちょっとということで、必ずしも詳しいデータというか資料が手に入っていないんですけれど、私のところには現段階でもう既に幾つかこんな例があるけどもどうなんだという問い合わせが来ているわけです。そこで、幾つか、必ずしも正しい情報...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、可能な限りでなくて、それを判断をするためには基礎的な資料が欲しいんですよね。だから、今すぐ出せというつもりではありませんけど、この法律の対象者としてどういう方が、まあ間違いなくというか、きちんと判断されているのかどうかを検証したいわけです。ですから、一定時期、...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、考える材料というか検証すべきデータ、素材を提供していただきたいと思います。  そのことを前提にしてあと幾つか伺いたいんですが、例えばですね、今回の制度に基づいて鑑定のための入院になったと。ところが、そもそも該当する行為をしたかどうかのところで認定が正しくなか...全文を見る
○朝日俊弘君 そのことは承知してるんだけども、その国家賠償法に基づく手だて以外には想定していないのかどうか、念のため確認します。
○朝日俊弘君 本来こういうことがあってはならないわけですけど、既に先ほどの御報告でも四例ほど却下という例があったわけで、これ詳しくどういう理由で却下になったのか検討してみないといけませんけれども、少なくともその一番物事の最初の対象行為そのものの判断が間違っていたというような場合に...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、だから、確かに共管で、共同してというのでは分かるんですがね。  そうしたらちょっと、もうちょっと具体的に聞きましょう。二つあります。一つは、指定入院機関においては様々なその入院治療に関するガイドラインや患者処遇の原則も含めて一定のものが作られているわけですね...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと確認です。じゃ、厚生労働省と協議をしてきちっとした文書で既に示しているという今の回答でしたが、そういう理解でいいんですか。
○朝日俊弘君 いや、だから、私が求めているのは、通常の精神医療においては精神保健福祉法の適用を受けてそれに基づく処遇の原則とかあるいは治療のガイドラインとかが一応定められていて、指定入院医療機関についてもそれに準じた形でそれぞれ定めがある、作られていると。ところが、どうも鑑定入院...全文を見る
○朝日俊弘君 厚生労働大臣。
○朝日俊弘君 私は、確かに、もちろん協議は必要ですし、協力必要ですし、通常の精神保健福祉法上の言わばレベルを確保してればという説明は、それはそれで分かるんですけど、鑑定入院というのは、ある意味では鑑定という作業とそれから入院治療という作業を並行しなければいけませんし、しかも一番最...全文を見る
○朝日俊弘君 もう一つ具体例。今、医療のレベルの話をしていましたが、もう一つは、鑑定入院中の入院している患者さんの生活費。当然、家族がいたり自分で財産を持ってればそれはそれでいいんだけれども、しばしばこういう形で入院になった人は、言わば行路病者のような形で着のみ着のままで入院とい...全文を見る
○朝日俊弘君 一般的なお答えとしてはそうなるのかもしれませんけど、よく考えてください。この法律の一番対象は、心神喪失若しくは心神耗弱状態の方で、しかも重大な犯罪を起こしたという方が対象なんですよね。だから、そういう意味でいうと、本人の財産というか、金銭が原則というような原則をあえ...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、これ大分、文化が違うというか基礎的発想が違うというか、法務省と厚生労働省、ある意味では司法精神医学というのはある種まだ日本では非常に未熟な分野なんですよ。だからこそ、私はこの法律そのものに必ずしも全面的に賛成をするものではありませんが、せっかくスタートしたんな...全文を見る
○朝日俊弘君 さてそこで、十年の計画を立てようということになっているんですけど、いつから十年なのかがどうも今まではっきりしなくて、ビジョンができたのは今御説明いただいたように二〇〇四年の九月ですから、当然まあ素直に受け止めると二〇〇四年からの十年と、それの前半の五年が第一期で後半...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ビジョンを策定したのは二〇〇四年の九月、計画のスタートは二〇〇五年からですと、こういうお話であります。ビジョンの中にある程度いつごろまでに移行しますというのが書いてあるので、今日はずっとお聞きしようと思ったんですけど、時間が足りませんから一点だけ聞いて終...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
04月14日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  今日は四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。限られた時間ですので、早速質問に入らせていただきます。  最初の質問は、井村参考人と海老原参考人に同じ質問をしたいと思います。  一つは、先ほど参考人の方からも御指摘が...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  時間の関係で次進みますけど、是非、井村参考人には法律の書き方のところをちょっと見直してみてほしいんですよ。一般医薬品の区分の中に第一分類、第二分類、第三分類というのが書いてあるんですけど、第一がいろいろ詳しく書いてあって、第二は一を除く...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  時間がなくなっちゃって申し訳ありません、花井参考人に。  先ほど七点にわたって意見を述べられました。特に幾つかこだわっておられた点があったと思いますが、この法改正に当たってどうしてもここはもう一遍強調しておきたいという点がございました...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。
04月18日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  引き続き、この今回の法改正に当たって、どちらかというと、今まで少し議論十分し切れてなかった部分に焦点を絞って質問をしていきたいと思います。  質問を進めていくに当たっての参考資料を今お手元に配付をしております。    〔資料配付...全文を見る
○朝日俊弘君 私の方で、ドラッグストアにどんなものが並んでいるのかなということを頭に思い浮かべて、それがどういう分類になるのかな、できればこういうふうに分かりやすく分類してほしいなと、陳列もそうしてほしいなと思いながら図を作ってみました。  また後で、これ未定稿でありまして、も...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。  そうすると、私が作った図をもう少し内容的には三分類ぐらいすると丁寧になると、こういうことだと理解いたしました。  そこで、今お話の中にもありましたが、最近になって二度ほどになりますか、医薬品というところから医薬部外品というところにカテゴリーが移...全文を見る
○朝日俊弘君 相当まあ多くの部分、医薬品から医薬部外品へと移行していったということであります。  ただ、私はその流れそのものを否定するつもりはありませんけれども、どうしても医薬部外品へ移した中にも副作用を懸念するようなものが幾つか入っているように思えてなりません。状況によっては...全文を見る
○朝日俊弘君 定義をされたことは是とするんですが、何か場所がどうも変だなという気がしてなりませんが、これは指摘しておきます。  そこで、一般用医薬品が今範囲も含めて法律の条文上明記されたということなんですが、片方、医療用医薬品については、ずっと調べてみたんですけれども、全然どこ...全文を見る
○朝日俊弘君 説明としては了としますが、せっかくならちゃんと定義を明確にして書いた方が分かりやすいんじゃないかなと思います。これは今後の課題として宿題にしておきたいと思います。  一問飛ばします。  先日、参考人の方々に来ていただいて、審議会における報告書の取りまとめの概要を...全文を見る
○朝日俊弘君 多分そういう説明になるんだろうなと思っていたんですけど。私の問題意識は受け止めていただいたと思うんですけど、要するに、表現の仕方からすると、検討会の報告書の方が非常に素直に読めると。法律にすると何かかえって分かりにくくなったような、あるいは第三類のところはもうリスク...全文を見る
○朝日俊弘君 仕組みは分かりました。  是非、これは私の意見で、先日、参考人の方にも申し上げましたけれども、ややこの三分類が、一が極めて少なくて二、三に数が非常に多いという結果はやや不自然というか、特に第二のところに幾つかもう少し細かい分類があってしかるべきではないかという意見...全文を見る
○朝日俊弘君 それなりに問題意識を持ってリスク評価をされたというふうにお聞きしましたが、問題は、結構、通院していて薬をもらっていて、そこへもってきて自分がドラッグストアへ行ってまた買ってということがしばしばあるんですね。だから、一般医薬品だけでの配合の問題じゃなくて、その一般医薬...全文を見る
○朝日俊弘君 法律に副作用等の報告を義務付けるだけじゃなくて、それが実効あるようにするための手だてを是非丁寧に講じていく必要があると、そうしないと絵にかいたもちになりかねないということを指摘しておきたいと思います。  さて、様々な資格を持った方から報告を厚生労働大臣にされると。...全文を見る
○朝日俊弘君 今、御説明をいただきましたけども、ちょっと委員長、検討してほしいんですが、あえて今、私が申し上げたように、平成十四年、当委員会において決議をして、医薬品の副作用についてきちっとした体制をつくれと、こういうことで決議をしました。その後、今取組の状況についてるる御報告を...全文を見る
○朝日俊弘君 よろしくお願いします。私の不勉強のせいかもしれませんが、今聞いたような説明について必ずしもこの委員会できちっと受け止めてはいないんじゃないかと思いますので、あえてお願いをいたしました。  そこで、大臣、この前半の課題の締めくくりでお答えをいただきたいと思いますが、...全文を見る
○朝日俊弘君 是非よろしくお願いします。  世の中全体が規制改革、規制改革という流れで、それはそれで一定の必要性を認めながらも、特にこの薬の安全の問題は従来も言わば惨々たる結果が歴史としてあるんですね。しかも、それがまだ今日克服し切れていないという状況があって、今後更に同じよう...全文を見る
○朝日俊弘君 それで、経緯は分かったけれども、今回の改正で、いわゆる脱法ドラッグという呼び方はしないよということをはっきり示すということだと私は理解しているんですけれども、それでいいですか、ちょっと念のために確認しておきます。
○朝日俊弘君 それじゃ、幾つか飛ばしまして、今日は内閣府にも来ていただいております。内閣府に政府の薬物乱用対策推進本部が設置をされておりまして、最近では平成十五年ですか、薬物乱用防止新五か年戦略というのを打ち出しておられます。  今日は、その新五か年戦略の概要、それからそれの実...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  それで、今の御説明の中にあった新五か年戦略の中にも、目標の第四というところで触れられております柱が、薬物依存・中毒者に対する治療とかあるいは社会復帰の支援、そして再び乱用を防止すること、さらには薬物依存・中毒者の家族への支援、こういうこ...全文を見る
○朝日俊弘君 この領域は、いわゆるサービス提供側がどういうサービスを提供するかということと同時に、セルフヘルプグループというか、自分たちでどう立ち直るのか、あるいはどう立ち直ることを支援するのかということが非常に大事なんですね。ですから、必ずしも狭い意味での医療の枠に引き込んでど...全文を見る
○朝日俊弘君 今日は十分時間が取れなくてお尋ねすることができませんけれども、例の心身喪失者等医療観察法の審議のときに、関連して医療刑務所等にも視察に行かせていただきました。やっぱり、刑事施設に入所、拘禁されている方たちに、単に精神的な問題だけじゃなくて、医療を適切に提供できる体制...全文を見る
○朝日俊弘君 終わります。
05月30日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  厚生労働委員会は、次々とやんなきゃいけない課題があって大変なんですが、今審議されている問題も大変重要な課題でありますから、この問題、集中的にこれから質問をさせていただきたいと思っています。  まず最初に、大臣に問題意識を幾...全文を見る
○朝日俊弘君 これから今のお答えを一つ一つ検証していきたいと思いますが、その前にちょっとさかのぼって、平成十五年三月二十八日に医療制度抜本改革に関する基本方針というものを閣議決定されております。そのときには、高齢者医療制度についての基本的な方向としてこういうふうに明記されています...全文を見る
○朝日俊弘君 基本方針のとおり社会保険方式を維持するという考え方であるというお答えでした。  しつこいですが、もう一つお尋ねします。  平成十七年十月十九日に厚生労働省が改革試案、試みの案を出されました。そこの中では、ちょっと要約をしますが、後期高齢者医療制度について、地域保...全文を見る
○朝日俊弘君 大臣の方からは言いにくいでしょうが、私は、明確な制度設計が政治的妥協によってあいまいなものにされたというふうに言わざるを得ません。その点を今後も引き続き追及していきたいと思いますが。  さて、私は今回の質疑を通して、特に、現行の老人保健法から新しい高齢者の医療の確...全文を見る
○朝日俊弘君 念のため確認しておきますが、そうすると、この新しい高齢者の医療の確保に関する法律のそのスタートは老人保健法が施行されたときのスタートになるんですか。
○朝日俊弘君 第二ラウンドにちょっと宿題として残しておきます。私の趣旨はというか、老人保健法の理解の仕方が今の説明では全然納得できないんですね。宿題として残しておきます。  それでは、皆さんのお手元に三枚の資料を厚生労働省の方にお願いをして出していただきましたので、これに基づい...全文を見る
○朝日俊弘君 説明に納得はいきませんが、次に行きます。  提出していただいた資料の二枚目、資料二です。これについて御説明をいただきたいと思います。  まず、皆さんも十分御理解いただいていると思いますが、今回の制度改正で現役世代から三種類の連帯のための支援金を出すということにな...全文を見る
○朝日俊弘君 それは今の制度を説明しただけで、私の質問に答えていないんですよね。要するに、その三つの言葉はどう違っていて、どう一緒、どこが一緒なのか。  今の説明聞いていると、要するに健保組合、あるいは政管健保、今後全国健保になるらしいですが、その側から見ると負担金という意味で...全文を見る
○朝日俊弘君 物事の性格が一つが明らかになりました。  それでは、その負担金について、特に健康保険組合、あるいは政管健保の負担増が問題になってきます。そのことをある程度見通すという意味で、この資料二の表を作っていただきました。後期高齢者支援金が二十年、二十三年、二十七年でどれく...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、結局、保険料として徴収するのに、こっちは基本保険料で、こっちは特定保険料だというふうに分けるわけにはいかないわけですから、結局、健康保険組合の財政そのものがどううまく回っていくのかというところに問題が帰着するわけで、そのときにしかるべき対応はそれはそれで...全文を見る
○朝日俊弘君 すり替えの議論の典型だと思うんですけど。それじゃ、提出いただいた資料の三枚目、色刷りの資料があります。退職者医療制度についてお伺いします。  私は、どうも何で今回退職者医療制度を経過措置とはいえ存続させるのか、納得がいかないんですが、いろいろ聞いてみたら、何か二〇...全文を見る
○朝日俊弘君 以上、三つの資料を出していただきました。是非、同僚委員各位にも今後の審議の中で役立てていただければと思います。  さて、それではいよいよ本題に入りまして、提案されています老人保健法の一部改正、全部改正について、一つ一つお尋ねしていきます。  私は、結論的に言うと...全文を見る
○朝日俊弘君 お答えですけれども、全然納得できません。健康増進法はですね、あれはできの悪い法律なんですよ。ちょっと勉強してみてください。要するに、何をどうするかって項目だけ並べてあって、具体的に予算とか何か何も付いてない。まあ唯一評価できるのは、受動喫煙を公共の場所でやめましょう...全文を見る
○朝日俊弘君 今のお答えで一定程度御理解をいただけると思いますが、ただ実は、いつごろだったかちょっと忘れましたけど、イギリスでも高齢者の人工透析はもう要らないとか制限するとか、社会的ステータスのある人だけやるとか、そういうばかげたことをやったことがあるんですよ。だから、そのことが...全文を見る
○朝日俊弘君 今の説明でちょっと納得できないんですけど、老人保健法に基づく老人保健事業という事業はなくなるんですかと聞いているんです。
○朝日俊弘君 そうすると、老人保健事業を実施するための実施計画、五年ごとの、例えば保健師さんを何人増やすとか、そういう計画を作ってやってきましたよね。今、第四次ぐらいになっていますかね。その計画もパアになるんですか。なくなるんですか。
○朝日俊弘君 今の、答えになってない。これも宿題にしますから、ちょっともう少しきちっと答えられるようにしてください。  私、先ほど健康増進法のことについて言いましたけど、あれは具体的な予算措置を講ずるような法律じゃないんですよ。そこのところは、あなた、よく知っているはずじゃない...全文を見る
○朝日俊弘君 それだったら法律の居場所というか書き方をもう少し考えた方がいいんじゃないですかね。医療費の適正化というのは、素直に使えばいろんな分野で必要だと思うんですよね。何も高齢期だけではない。私の専門としていた精神医療の分野でもそのこと言えるでしょう。だから、高齢者の医療の確...全文を見る
○朝日俊弘君 今の質問に関連して、一つ忘れていました。ここで、大臣が意見を聞いた上で診療報酬を定めるように努めると、こういう診療報酬の中身というか範囲ですが、この十三条に続いて十四条では都道府県の特例というのがあるんですが、この十三条の診療報酬上の対応と十四条で書いてある都道府県...全文を見る
○朝日俊弘君 おかしくないですか。都道府県が大臣に意見を出すことができると。それは診療報酬全体の改定にかかわる部分だと。一方、都道府県で他の都道府県とは異なる診療報酬を認めることができると。これは都道府県からの意見書ではなくて、大臣が知事と協議をして定めると。ちょっと納得いかない...全文を見る
○朝日俊弘君 出直してきてください、きちっと答えを持って。今日はたまたま時間ですから、この後に大臣の答弁も求めていたんですけれども、今のところの答弁がきちんとできないようではこれは話にならないので、ペンディングにしますから、私の質問をこれで終わります。
06月06日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  時間がもったいないので、早速質問に入ります。  まず、前回の宿題から始めます。  私が今中心的に質問しているのは老人保健法、全部改正されて高齢者の医療の確保に関する法律案について順次質問させていただいているんですが、これ全部で百...全文を見る
○朝日俊弘君 前回よりも一歩前進はしたと思うんですけど、ただ、私、午前中の武見委員の考え方とはちょっと違いまして、むしろ都道府県レベルの特例というのは積極的に設けてもいいんじゃないかと思っているんです。その場合に、高齢者の医療費の適正化という適正化の中身が問題になる。例えば、長期...全文を見る
○朝日俊弘君 私も流れそのものは否定するつもりは全くない。むしろ、先ほども申し上げたように、都道府県がもっと両面にわたって力を発揮できるようにすべきだと思ってますから。  ただ、そうすると、例えば、繰り返し答弁は求めませんけど、十四条でいけば、この特例についても都道府県から発議...全文を見る
○朝日俊弘君 まだ不十分ですね。要するに、制度がかなり大きく変わるんだから、特に今までそれぞれの市町村、現場で営々と積み上げてこられた人たちに対して、これからこう変わるからこういうことをやってほしいと、もっと明確に示さなきゃ駄目ですよ。  是非これは、今ちょっと答えていただいて...全文を見る
○朝日俊弘君 検討してください。老人保健事業という言葉が入っているんですよ、基本指針の中に。老人保健事業はなくなるんでしょう。だったら、当然変えなきゃいけないじゃないですか。当たり前のことをちゃんとやっていないで提案なんかしなさんな。  次、職場における健康づくり。  今回の...全文を見る
○朝日俊弘君 それだけですか。まだあるよね。
○朝日俊弘君 そうすると、少なくとも被用者本人は労働安全衛生法に基づく事業主健診が優先すると。しかし、項目的に十分でない場合とか、あるいは特に追加してやる場合とか、さらには被用者本人の家族については保険者の責任でそれぞれやっていただくと、こういうことだと思いますが、ただ、一つ不思...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、家族については地域で国保にお願いをする、委託をするのかな。もちろん実質的には市町村におられる保健師さん等の力をかりながらやると、こういうことになるという理解でよろしいですか。
○朝日俊弘君 アウトソーシングの話はまた後で触れます。  資料を配ってください。    〔資料配付〕
○朝日俊弘君 次の質問は、実はややっこしいんですが、今のは労働安全衛生法との関係だと。今度は介護保険法との関係が出てくる。  去年の介護保険法の改正によって給付の面でも介護予防、それから地域支援事業の中で介護予防にかかわる様々な活動が介護保険法によって実施されるということになる...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりやすい図をかいてくれと言ったのに今の説明は分かりにくいですね。それで、分かりにくいということが言いたかったんですよ。  大臣、今回、老人保健法を改正して高齢者の医療の確保に関する法律というのを作ると。その中で適正化計画が作られ、あるいは特定健診が義務付けられ...全文を見る
○朝日俊弘君 是非検討をお願いします。  次に移ります。  ようやく第二章第二節第十八条まで来ました。特定健康診査等基本指針に関する条文がここから始まるんですが、まず最初にお尋ねしたいのは、今回、健康診査について、その範囲を「政令で定める生活習慣病に関する健康診査」というふう...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっとその問題と関連して、一番最後の質問に飛びます、いったん。  今御説明で、内臓脂肪症候群、これは最近はやりのメタボリックシンドロームということとイコールかどうか。私が調べたんでは、内臓脂肪症候群というのは英語で言うとビセラルファットシンドロームと...全文を見る
○朝日俊弘君 大臣に意見求めているのに、読んじゃ駄目ですよ。あえて医療に素人の大臣に率直な御意見をと思ったんで。  ちょっと検討してほしいんです。学会レベルであるいは研究レベルではいろいろと言われているのは知っています。私も幾つか勉強してみました。先日も同僚の足立委員からもいろ...全文を見る
○朝日俊弘君 そしたら、四十歳以上の受診者と四十歳未満の受診者とを同等に費用負担も含めて扱っていただけるんですか。その四十歳未満は、何でしたっけ、できるように努めなきゃいけない、違った、できるという、で、四十歳以上は義務付けると。年齢によって扱いが違うわけですか、対応が違うわけで...全文を見る
○朝日俊弘君 いずれにしても、老人保健事業の総括をきちっと踏まえて新しい政策を展開してほしかったというふうに思います。そういう点では、どういう事情があったのかよく分かりませんけど、四十歳以上と相変わらずの決め方をしたことについては極めて不満です。  さて次に、二つ三つ飛ばしまし...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、質の確保というか精度管理がちゃんとできるような取組をしてほしいんですが、そこで、ちょっと最後になりますが、大臣に聞きます。  今の件と関連して、日本経団連が、さすがに四月十八日段階で、我々がまだ審議してない段階で要望書を出しているんです。日本経団連の中にヘル...全文を見る
○朝日俊弘君 もう終わりますが、是非、健診にしろあるいは保健指導にしろ、提供されるサービスの質というかレベルというか、それが大変重要だと思いますし、それが相互にある程度比較できるようにならなきゃいけないんですね。こっちの健診のデータとこっちの健診のデータと違うようじゃ話にならない...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。  三度目の機会をいただきました。ありがとうございます。  引き続き、老人保健法の全部改正、高齢者の医療の確保に関する法律について逐次お尋ねをしていきたいと思います。  ただ、宿題が幾つか残っておりましたから、先に宿題を片付けます。...全文を見る
○朝日俊弘君 法律解釈上はそうなるのらしいんですが、結局、基本的な認識の違いは、あなたは老人保健法の一部改正だと主張する、私は、全然変わっているじゃないか、だから全部改正だと言っている、この違いなんですね。  もうこれ以上追及しませんけれども、私は今回、老人保健法から高齢者の医...全文を見る
○朝日俊弘君 よろしくお願いします。  大臣、一言追加しておきますと、健康問題については何か、一つは今回高齢者の医療法で定める、もう一つは介護保険法で定める、もう一つは労働安全衛生法で定めるというふうに、こればらばらに切られちゃっているんですよ。そうじゃなくて、健康増進あるいは...全文を見る
○朝日俊弘君 少し分かったんですけど、それでもどうしても嫌だとかあるいはできないとかなったらどうするんですか。
○朝日俊弘君 そんなこともあろうと思って、総務省に来ていただいていますので、後でお尋ねします。  それで、一つ飛ばして、もう一つの納得できないという理由が、高齢者の医療の事務を処理するため、これが、この書きぶりが全く無責任。この法案の質問の最初のときに後期高齢者医療制度というの...全文を見る
○朝日俊弘君 保険者であることが明確であると、何かどこかで書いてありますか。それとも何かで示しますか。ちょっとしつこいようですけれども、あなたたちは保険者ですよというふうにちゃんと言ってほしいんですよ。明確にどこかで書くか示すかしてほしいんですよ。ここに書かなくてもいいとおっしゃ...全文を見る
○朝日俊弘君 違う、違う。そんなことを聞いているんじゃなくて、保険者機能を遺憾なく発揮してくださいということを書いてほしいと言っているんです。
○朝日俊弘君 何によって。
○朝日俊弘君 どうも、私がしつこくこだわるのは、どこかでやっぱり妥協したんじゃないか、どこかであいまいに、うまく持っていきたいんじゃないか、そんな気持ちがあるんじゃないかという気がしてなりませんので、はっきりと後期高齢者医療の運営を担う広域連合は保険者なんだよと、だから保険者機能...全文を見る
○朝日俊弘君 念のため確認ですけれども、少なくとも、今回提案されているように、すべての自治体が都道府県ごとに参加してそれを全国すべての県につくるというような例はないですね。
○朝日俊弘君 いやいや、今私が言ったのは、都道府県ごとにすべてまとめて、それが四十七都道府県に全部できるという意味です。
○朝日俊弘君 次に、もう一つ勉強させてください。  広域連合、これは一般的な規定ぶりの説明で結構ですが、広域連合ということになると、その運営の仕組みあるいは政策決定の範囲とかプロセスとか最終的な責任の所在とか、制度上どういう規定ぶりになっているのか、ちょっと御説明ください。
○朝日俊弘君 おおよそどういうものかというのが、御説明いただいたわけですが、それであるとすると、多分この法律を提出する前に厚生労働省から総務省の方に事前の御相談があって、こういうふうにしようと思うがどうかという相談があったと思うんですね。そのときに総務省は何でこんな法律を認めたの...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、説明していただいたのは分かったんです。当然説明あってしかるべき、何でオーケーと言ったのかというのが分からぬと。  あくまでも地方自治法に定める、一部事務組合というのもあるし広域連合というのもある、それはより広域的にやった方がうまくいくだろうと市町村が判断した...全文を見る
○朝日俊弘君 今度、ちょっと別の機会に大臣と一遍やり取りやってみようと思います。どうも今の答えでは納得いかない。  それで、次に移ります。  幾つかの質問をすっ飛ばしまして、療養型の転換の話に話を一気に持っていきます。  法律の中では、一番最後の附則というところに病床転換助...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、時限立法ではないと、まず。しかし、ずっと続くということを想定しているのではなくて、適正化計画の五年ごとに言わば見直していくというか、そういう位置付けのものだと、こういう理解でいいんですね。  そうしたら、その次に、今の問題の説明をもう少し詳しくしてほし...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、もうちょっと質問してから聞きます。  今の介護療養病床と関連するんですが、従来、診療報酬上の枠組みだったと思いますけど、精神病床の中に老人性痴呆疾患治療病棟とか療養病棟とかというのがありました。まあ今日的に言うと高齢者認知症治療病棟というのかな。この中...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、こういうことですかね。従来、精神病床の中の一部で認知症の療養病床を引き受けていたんだけれども、既に医療保険の適用からは外れて今は介護の保険の適用を受けているけれども、それも廃止すると。そうすると、両方ともなくなるので認知症の療養病床はもう要らないと、こう...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、そうすると認知症の療養病床はなくなると。そういう方たちはどこでケアするんですか。どこでケアするの。なくなっちゃうんでしょう。制度上なくすんだから、そしたらどうするという答えがなきゃ。
○朝日俊弘君 おおよそそのことで影響を受ける数についてはつかんでいますか。
○朝日俊弘君 これはちょっとどこまで関係者の皆さんと十分お詰めいただいたのか、やや不信感が残りますが、少し改めてこの問題については、きちっと御説明をいただける資料を作って、関係者の皆さんにも見ていただけるようなものを作っていただきたいと思います。少なくとも一万、二万程度の数の対象...全文を見る
○朝日俊弘君 ありがとうございました。  いろいろ取組されているということを御説明いただきましたが、一つ苦言を呈すれば、宣伝が下手というか、PRが必ずしも十分できていないのではないかと。だから、利用される方たちに届いていないのではないかという気がしますのと、それから、せっかく厚...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、現在ある審議会とは別途検討会を設けるという理解でいいですか。そこまで決めてない。
○朝日俊弘君 それではその次に、課題のその三は、在宅あるいはグループホームとかケアハウスとか、いわゆる入所施設型ではない地域の様々な居住されている方たちに対して、一つは在宅の、居宅介護サービスの充実と、もう一つは訪問看護などの医療関連サービスを多様化し豊富化すると。そのことによっ...全文を見る
○朝日俊弘君 今、ざっと三つの領域に分けて、私なりに克服すべき課題について整理をしてみましたが、以上の話、やり取りをお聞きになって大臣から総括的にコメントいただきたいと思うんですが、繰り返しますけれども、私は方向としては是とします。しかし、そのことを進めていくに当たっては、いわゆ...全文を見る
○朝日俊弘君 それで、あと残された時間が少なくなりましたから、ちょっとかいつまんで、改めての御説明をお願いしたいと思いますが、要するに、医療療養型の方は、病床転換に際して、今回の法律に定めた規定に基づいて、例えば国からの交付金とか、あるいは病床転換支援金とか、そういうもので支援を...全文を見る
○朝日俊弘君 大臣、ちょっと二つのスキームが違うんですよね、お金の出どころが。これでいいんですかね。私は基本的には保険財源を使うことについては反対なんですが、やるんならちゃんと国と都道府県と市町村でやれと言いたいわけですけれども、どうですか、最後に大臣に。
○朝日俊弘君 終わります。
11月14日第165回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。一番眠くなる時間帯ですけれども、頑張って質問をさせていただきます。  実は私、こんなところに座っているんですが、内閣委員会で質問するのは初めてであります。そこで、ちょっと今日は幾つか初歩的な質問になってしまって、ベテランの先生方...全文を見る
○朝日俊弘君 私も基本的にこの中央省庁再編成で目指そうとした方向、このこと自体は必要だと思うし是とするんですが、ただ、ここ約五年間の経過を見ていると、果たしてこれでいいのかと思う場面が幾つかあり、どちらかというと、強引というか乱暴というか粗雑な手法が横行して丁寧さに欠ける感じがあ...全文を見る
○朝日俊弘君 今率直にお認めいただいた部分もあり、少なくともきちんと検証するということなわけですが、そういう意味では従来どおりの線上でタウンミーティングをどんどんやっていったらいいという問題意識ではないということは確認できたと思うんですが。  ただ、ちょっと今のお答えに関連して...全文を見る
○朝日俊弘君 分かりました。是非それを含めて検証してください。  ところで、おおよそいつごろまでにその作業は終わりますか。
○朝日俊弘君 いや、もちろん私はすべてを否定するつもりはない。タウンミーティングとか何かこう、ライブ・トーク官邸とか、片仮名を使われるのはやや、いささか引っ掛かるんだけれども、対話は重要だ、これはおっしゃるとおりです。  ですから、我々も、ちょっともう少し各委員会における大臣の...全文を見る
○朝日俊弘君 その今御説明があったうち、一番最後におっしゃった総合科学技術会議のみ国会の同意人事となっていると、こういうことなんですが、その理由がよく分からないんですね。もちろん、総合科学技術会議も重要な政策の言わば議論をするし、意見を取りまとめる場になるんだと思うんですが、私に...全文を見る
○朝日俊弘君 その説明が分からないと言っている。  じゃ、同じように同意が要らない男女共同参画なり防災会議も中立性がなくていいのかと。そんなわけないでしょう。だから、私は、ぶっちゃけて言えば、従来のあれを引きずっているだけだと私は思うんですよ。だから、改めて内閣府が所管する、所...全文を見る
○朝日俊弘君 だから、私が言っているのは、そのそれぞれの根拠法も違うので、その根拠の位置付け方も含めて何か随分と便宜的にそういう形で構成されているような気がするから、改めてここできちっと議論をしてその位置付け直しをしたらどうですかということを言いたいわけ。  少なくともさっきの...全文を見る
○朝日俊弘君 ですから、ちょっとそこは問題意識を共有していただければ有り難いと思うんですが。  私は、その同意人事があればいいというふうに必ずしも思っていなくて、今の同意人事の在り方そのものにもちょっと問題があると思いますから、今後の私たちの検討をしていく課題の一つとしてこの問...全文を見る
○朝日俊弘君 おっしゃるとおり、特に議員立法に基づくものは我々もフォローアップしなきゃいけないし、必要があれば見直しを提案しなければいけない、そういうことだと思います。ですから、こちらの、私たちの作業も当然に伴うと思うんですが、是非それはそれで可能な限り、一度資料を提出していただ...全文を見る
○朝日俊弘君 税調の根拠は税制調査会令、政令なんですね。その政令の中に第八条で、「調査会の庶務は、」ということで書いてある。だから、そういう点ではおっしゃるとおりなんだけど、ただ、この時期にこの場所を移して、しかも非公開でということを新聞報道で見ると、何か意図があるのではないかと...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、最初の質問に戻るけれども、国民との、直接の声を聞く、対話を重視するという観点からして非公開とか密室とかいう話はちょっと時代後れも甚だしいので、たまたま新聞報道ではそこのところが大きく報道されているけれども、決してそういうことではないという、そういう運営を是非求...全文を見る
○朝日俊弘君 はい。
○朝日俊弘君 それで、この幾つかの一連の質問の最後に、要するにある一つの思いというか方向性を持って中央省庁再編が取り組まれて、それから新しい仕組みになってかれこれ五年が経過していると。そういう中で、幾つかその運用の在り方等をめぐってちょっとこれはいかがなものかというような面も出て...全文を見る
○朝日俊弘君 今日、幾つかの点について、主として問題意識を共有したいというスタンスでお尋ねをしました。今後、いろんな機会をとらえて、私なりの意見も含めていろいろ意見交換をしたいと、こう思っていますので、よろしくお願いします。  それでは、今日、幾つかお話をさせていただいた中で、...全文を見る
○朝日俊弘君 是非、具体的に基本法も動き始めたところですから、これからの問題が多いと思いますけれども、是非着実な取組の積み重ねをお願いしたいと思うんですが。  それで、先日、十一月の七日に、何か、さっきの話につながりますけど、自殺総合対策会議が設置されたと、何か会長は官房長官で...全文を見る
○朝日俊弘君 十九年の六月とおっしゃいましたですね。そうすると、もう一年ないわけですけど、そういう様々な施策を組み立てていくに当たって一番基本となるのが実態把握、要するにどういう実態になっているのかということだと思うんです。  そこで、今日、余り先々の議論に入る前に、一体、自殺...全文を見る
○朝日俊弘君 少なくとも、今のところでは警察庁が取りまとめられている自殺統計というのが一番基本になっている数字だと思いますから、その統計の取り方について、是非、より実態を正確に把握できるような工夫をしていただきたいと、これはお願いをするわけですが。  ただ、その際に、今もちょっ...全文を見る
○朝日俊弘君 後でまたお尋ねするかもしれませんが、かなり、従来の手法からすると、考え方にしろ具体的な統計の取り方にしろ警察庁とは別の枠組みというか、に基づいて統計を取っているということだと思いますが。  だから、今後の課題としては、もう少しここのところを共通してできる部分を増や...全文を見る
○朝日俊弘君 改めて今後検討していきたいと、こういうことですので、その検討の中身に期待をしたいわけですが、要するに現状というか、実態をできるだけ正確に把握しなきゃいかぬと。  今、例えば先ほど百五名の児童の自殺があったと、しかしいじめの項目はゼロだったと。ちょっと自殺の、まあ百...全文を見る
○朝日俊弘君 やっぱりその区分の組立て方が間違っているんですよ。そう簡単に、確かに動機とか原因というのは特定できない。だから、特定できないからといってそれをゼロにしちゃうと、それはなしということになっちゃうんですね。そうじゃないんですよ。多分、これくらいか、これくらいかは、程度は...全文を見る
○朝日俊弘君 もう時間になってしまいましたので、最後に高市担当大臣にお願いをしておきます。  今ずっとお聞きいただいたように、事ほどさように統計一つ取ってみても、いろんな考え方の違いとか着眼点の違いとかでデータが結構、数としても食い違ったりしている。これは問題の性質上なかなか全...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。  同僚議員の熱心な質問で大分時間が足りなくなってきておりますが、ちゃんと時間調整はいたしますので、御安心をください。  まず最初に、ちょっと用意した質問に入る前に、今日午前中の質疑を通じて非常に気になったことがあるんですね。...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、その地方制度調査会の方の答申では、この道州制を進めていくに当たって、まずは特別区域、特区でやろうじゃないかという意見があったんですか。
○朝日俊弘君 今日の午前中の質疑を聞いての疑問ですから、ちょっと調べていただけますか。  私は、地方制度調査会からこの道州制の問題を特区で推進しろという意見が出てくるはずはないと思っているんです、そもそも。だから、それとは全然別のところから出てきている法律なんだなというふうに私...全文を見る
○朝日俊弘君 違うんですよね。  恐らく、これからより具体的にイメージアップしていくんだと思いますけど、現在の北海道の道よりはもっと、ある意味では能力も権限も持った自治体になっていくんだろうと私は思う。そういう意味で、言いたいことは、道州制と言うときの道が現在の都道府県の道とな...全文を見る
○朝日俊弘君 その点は私、意見が違います。ある意味では誤解が広まっているというふうにも言えると私は思います。  だから、さっきも同僚議員とのやり取りの中でも、九州では九州府と言っていますね。それから、中部では中部州と言っていますね。それくらいその言葉が違うということは重いという...全文を見る
○朝日俊弘君 いや、そこの部分は後で聞くと。構造改革特区ということとの関連は後でお尋ねします。  私が今申し上げたかったことは、この法律の名称そのものが二重の誤りを犯しているんじゃないかと。一つは、先ほどから言っているように、道州制という極めて多義的な概念をそのまま無神経に使っ...全文を見る
○朝日俊弘君 無神経という表現が気に障ったらごめんなさい。論理的でないというふうに言いましょう。余り論理的でない点を指摘したというふうに受け止めてください。  さて、この議論をやっていても水掛け論になりますから、今から法律の名前を改めますという話にはならないでしょうから、そうい...全文を見る
○朝日俊弘君 説明聞いて余計分からなくなる。  大臣、ちょっと訂正してほしいんだけれども、たしか所信のときには先駆的じゃなくて先行的取組とおっしゃっているんです。内閣府の答えも先行実施として位置付け、取り組むことは困難と、こう言っているんですよ。だから、ここの、先行的な取組とし...全文を見る
○朝日俊弘君 国語の解釈をいつまでも続けるつもりはありませんけど、もう一つ内閣府はこう答えているんですよ。先行実施として位置付け、取り組むことは困難であるとした後に、この道州制特区はあくまでも地方分権のモデル的な取組であると、こう言っているんです。だから、私は、力点は地方分権のモ...全文を見る
○朝日俊弘君 言葉をそう簡単にあっさり言われたんでは、我々としては何を頼りに考えたらいいのか分からなくなるわけですね。それくらい私は大臣の言葉を重いと思う。それから、ちゃんと役所が文書で書いた言葉もそれはそれなりに重いと思うんですね。我々はそういうのを見て理解するしかないわけです...全文を見る
○朝日俊弘君 今のお答えに関連してちょっと二つ聞きますが、事前にお話を伺ったときにこういうペーパーを持ってきていただいて、道州制ビジョン策定に向けてどういうふうにやっていくのかというペーパーを見せていただきました。  そこで気になるのは、一つは、今大臣もおっしゃった道州制ビジョ...全文を見る
○朝日俊弘君 変えた。
○朝日俊弘君 まず、ビジョン策定のための懇談会なり策定委員会なりについて、私は、大臣も指摘されましたけど、確かに北海道が当面の地域ではあるんだけれども、必ずしも北海道特区ではないわけだから、そういう意味では、余り北海道的なイメージで人選したりビジョン作りをすると、下手すると間違う...全文を見る
○朝日俊弘君 今の基本的な考え方はそれで了としたいと思うんですけど、ちょっと関連して教えていただきたいんですが、今御説明の中でも、内閣府の中でと、こうおっしゃったんですが、政府の中で地方分権推進という課題を担っている主たる省庁はどこで、道州制の推進を担っている主たる省庁はどこか。...全文を見る
○朝日俊弘君 具体的に、ちょっと一つ心配になっているのは、地方制度調査会と内閣府との関係というのか、要するに、私は地方制度調査会でもっとこの特区の法案も含めて議論するならすべきだと思うんですね。その地方制度調査会との関係が、私の理解が間違っているのかもしれないけど、地方分権の推進...全文を見る
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっとしつこいようですけど、例えばこの法律が成立して具体的に回っていくということになる、その中で二年、三年という中でいろんな問題が提起されてくる、そういうことをどういうふうに言わば整理し解決するのかということがこれからの道州制そのものを考える意味でも大...全文を見る
○朝日俊弘君 このくらいでやめますけど、趣旨は御理解いただけると思うんですけど、要するに、いろいろやっていく中での出来事をきちっと整理をし、それを道州制そのものの在り方にもきちっと反映するのか、あるいは修正するのかということになると思うので、この分野、エリアだけで完結的に物事を考...全文を見る
○朝日俊弘君 今の問題と関連する問題として、合併ではなくて広域連合、都道府県連合をより積極的に進めたらどうかという議論がある。少なくとも法律的には、市町村の連合だけではなくて都道府県の連合も可能な枠組みはできている。しかし、必ずしもその広域連合という制度が十分に活用されているよう...全文を見る
○朝日俊弘君 私は、ある意味では試行錯誤ということになるのかもしれませんが、もう少しあの制度ができたときに、市町村レベルの広域連合、それから県と市町村の広域連合、さらには都道府県同士の広域連合、あっていいと思っていたんですが、なかなか思うように実体化しないというのが現状のようです...全文を見る
○朝日俊弘君 進めていきたいということで、それはそれでいいんですが、念のためお聞きしておきますけど、この広域連合の実施状況なり問題点の克服なり、今後どうするかという話は本来は総務省にお尋ねすることなんですかね、都道府県連合の話も含めて。そうすると、またあっち行ったりこっち行ったり...全文を見る
○朝日俊弘君 是非お願いしたいと思うんですが。  そこで、総論的な質問の最後にします、時間の関係もあって。  今の議論と多少関連するんですけど、私は、これからの道州制のビジョン、イメージづくりに当たって、むしろ、物事の順番からいうと、この間、市町村の合併、平成の大合併が進んだ...全文を見る
○朝日俊弘君 ちょっと違うような気がするんだけれども。  申し上げたいことは、ちょっと歯車が合ってないような気がするんですよ。つまり、総務省の方は、地方分権推進法案、今出して、これから三年間掛かって一括法案を作りますと。私はむしろそれが先に欲しいと思うんです。せっかく平成の大合...全文を見る
○朝日俊弘君 今の御説明ですと、ほぼ三年後ぐらいにはきちっと歯車がかみ合うだろうと、こういうことなので、心からそれは期待したいと思いますが、果たしてそのようにいくかどうか心配な点は多々あります。今後引き続きフォローしたいと思います。  そこで、残された時間、ほんのわずかになって...全文を見る
○朝日俊弘君 駄目駄目駄目、そんなの。こうした機会をとらえてと言った途端にこの法律に該当する区域になったときというふうになっちゃう。  私が言っているのはそうじゃないの。何もこんな特区推進法に該当するしないじゃなくて、今ある都道府県に全部移譲したらどうですかと言っているんです。
○朝日俊弘君 基本的に違うね。  そうすると、独立行政法人の開設者も国なんですか。国立大学病院も全部、それから逓信病院も国なんですか、開設者は。そうなるでしょう、この条文を丁寧に読めば。分からない。答えて、どっちでもいいから答えて。
○朝日俊弘君 納得はできないけど、終わります。