朝日俊弘
あさひとしひろ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月15日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。 午前中の質疑とは少し観点を変えて、幾つか主として官房長官と高市担当大臣にお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、第一の課題は、去年十二月の十三日に、国連の総会で障害者権利条約が採択をされました。もう長い経過は省略しますが、随分、...全文を見る |
○朝日俊弘君 今、御報告、御説明があったように、大変障害者の問題、とりわけ障害者の差別をどう受け止めるかと、そしてそれをどう克服するかという観点から考えて、大変重要な条約であるというふうに思います。 ところが、なかなかそのことについての、余り知られていないというか、十分知って...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 確かに、きちんと検討をしなければいけないというのは御指摘のとおりなんですけれども、慎重過ぎる余りにずるずる日にちがたってしまっても困るわけですね。 そこで、今御説明の中にもありましたが、これはちょっと官房長官にお尋ねしましょうか。この条約を国内で批准するというい...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それで、いつごろをめどに作業を進めておられますか。 | ||
○朝日俊弘君 いや、だからいつと聞いていない、いつごろをめどに取りまとめの作業をしますかとわざわざ丁寧に聞いているんですよね。ですから、もちろんいろいろこれから後、続けて質問をいたしますけど、幾つかの段取りが要ると、だからそのためにチームをつくって一定の検討期間が要ると、それは分...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 もうこの点だけでやり取りしているつもりもありませんので、できるだけ早く署名から批准に至る手続を進めるように努力をしていただきたい、強く要望しておきます。 そこで、署名の手続と同時に、あるいはその次にと言った方がいいんでしょうか、条約の批准をするという手続があると...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それで、是非着々と進めてほしいわけですが、今もちょっとお話があったように、その署名から批准にかけての作業をどういうふうに進めるかというのは結構微妙なところがあると思うんですが、私の希望は、さっき外務省からもお答えがあったように、署名という手続にはどうしても仮訳という...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 幾つか検討すべき重要なポイントがあるんですが、ここは一つの重要な課題であるということをお述べいただきましたんで、是非これから大いに議論をしていきたい、させていただきたいと思っています。 もう一つの問題は、こういう障害者の権利条約、こういうものを批准し、あるいはそ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今日はちょっとそれ以上求めませんが、あえて私が行政から完全に独立した第三者機関の設置と申し上げたのは、従来ある機関では私は不十分だと考えているということの表現であります。そういう意味では課題としてはかなり大きな課題になりますから、これまでの経緯も踏まえながら、是非、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、今検討会での議論を整理しつつ、大綱の策定作業を予定どおり六月にまとめたいと、こういうお話でありました。 そこで、その中身についていろいろ期待するところ大なんですが、ちょっと時間の関係もありますので次の質問を二つほど飛ばしまして、大綱ができると、さあそ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そこのところがいろいろ心配しているんです。つまり、またしても絵にかいたもちになりはしないかと。私の問題意識はこの問題だけじゃなくて、前回の内閣委員会でも質問させていただいたんですけど、内閣府にいろいろ対策本部とか委員会とかつくって、実際、本当にどこまで動いているのか...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、早速に工夫されたというのは有り難いんですけど、ただ、やっぱり私ちょっと引っ掛かるんですよね。自殺予防総合対策センターというのは国立精神・神経センターに設置されたセンターですよね。国立精神・神経センターという厚生労働省所管のセンターに自殺予防総合対策センターとい...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ホームページを作るだけではなくて、じゃ例えば、これもまた具体的な質問をします。 ある民間の人々が、グループが、国の施策と一緒にというか共同して様々な取組をしたいと、こう思った。さて、どこに相談行ったらいいのか。いろいろ聞いてみたら、何か難しいどこどこ対策、何か内...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、名前を考えりゃいいってもんじゃないですけど、名前も考えてほしいんですけど、要するに何とか統括官のところに来てくださいと言ったってぴんとこないわけさね。だから、内閣府が全体の総合的な窓口にもなるんだし、情報提供、発信もするんだし、もちろん民間の皆さんとの接点も担...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非頑張ってください。 私は、そもそもこの自殺対策基本法を作る段階から、実は内閣府に本部を置くことについては余り賛成してなかった。なぜならば、置くだけで形だけに終わってしまう可能性が強いからということで心配していた。いろいろ議論があって、例えば厚生労働省に置くと...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 この一月からスタートをされたところですから、具体的にどういう数字がどういうふうになっていくのかというのはこれからの問題だと思いますが、それなりに改善、工夫されたということについては評価をしたいと思うんですが。 次に、そのとき、同じ日に文部科学省の方にも宿題を一つ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それぞれ検討をいただいたわけですが、警察庁の方にも文部科学省の方にも具体的な資料等がありましたらお見せいただきたいと思うんですが、共通する問題としてちょっとあえて一つ質問を追加したいと思うんですけど、それぞれにお答えください。 つまり、複数回答にしますとたくさん...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いずれにしても、統計表の取り方というのはメリット、デメリットがありますから、一度また詳しく資料を見せていただいて検討をしたいと思います。 じゃ最後に、今それぞれ警察庁の方、文部科学省の方、統計の取り方について工夫をいただいたんですけど、私は十一月のときにもう一つ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 結構難しい問題だと思いますけれども、是非専門家の意見も聴きながら研究を深めていただきたいと思います。 以上で終わります。 ありがとうございました。 | ||
03月27日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第4号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 私は、ただいま可決されました構造改革特別区域法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 構造改革特別区域法の一部を改正する法律案に対する附帯決...全文を見る |
03月28日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第5号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。 限られた時間ですので、早速質問に入ります。 まず、改めて今回こういう新しい法律を作ろうということになったその立法の経緯をできるだけ要約的にというか、ポイントを絞って御説明をいただきたいと思うんです。 私の理解では、従...全文を見る |
○朝日俊弘君 今の御説明の中にあったことでちょっと関連して、一つ本題に入る前に質問しておきたいことがあります。 テロの未然防止に関する行動計画、これに基づいて今回の立法措置がとられたということはそれはそれで理解をしましたが、この行動計画の中には、今後の課題ということで、テロの...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 確かに結構難しい問題だとは思うので、是非検討、研究を加えてほしいんですけど、あえて私がそのようなことをなぜ申し上げるのかというと、さきの国会でしたかね、感染症予防及び治療に関する法律というのが一部改正になって、バイオテロ対策の項目がその法律の中に盛り込まれた。その盛...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 少し分かってきましたが、その次に、もう少し具体的に。 そうすると、このFATFは各国から当然分担金といいましょうか、運営資金を持ち寄って運営されているんだろうと思うんですね。日本も当然一定の分担をされているんだと思います。そういう予算はどこに計上されているんです...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それじゃ、これからはどうする、来年からは。来年度予算はどうなっているんですか。 | ||
○朝日俊弘君 そうすると、十八年度までと十九年度からと多少違うけれども、少なくとも関連する省庁が分担し合って予算を出し合っているという仕組みは同じだという理解でいいですか。 | ||
○朝日俊弘君 その次に、今御説明いただいた中にもありましたけれども、日本、我が国は、このFATF創設時からのメンバーだと、中心的な役割を果たしてきたと、こうおっしゃっていたわけですね。 ですから、私ちょっとこれからの議論、あるいはこれまでの議論で気になっていたのは、FATFの...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 是非、そういう姿勢で臨んでいただきたいと思うんですが、やや我が国のいわゆる様々な政策決定プロセスの中で、外国からこう言われたからとか外国の機関からこう言われたという説明がやたら多いので、そうではないだろうと、私たちもその中のメンバーの一...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、もう少しなぜなのかという理由をお聞きしたかったんですが、じゃ続けて行きましょう。 その次に、二〇〇六年の六月五日にその今申し上げた推進本部が取りまとめた犯罪収益、このときは流通防止法案といっていたようですが、仮称ですが、そういう中間的にまとめたペーパーがこ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今の御説明は分からぬでもないんですが、ただ私は、さっき、一番最初に問題にしたこととつながるんですけど、基本的な枠組みというか基本的な考え方というか、そういうものをきちっと押さえておかないと、何か個別具体的なところあるいは実務的なところだけを法律に書き込むと、その使わ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非、人材の養成確保ということについては、その数が四十人ぐらいでいいのかどうかという問題も含めて私はやや大丈夫なのかなと思っているわけで、是非そこは、数的な問題も含めて順次充実していくような方向を追求していただきたいなと思うんですが。 さて、今の説明でもうちょっ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 また新しい仕組み、機構図ができるんだろうと思いますから、またできた時点で御説明をいただきたいと思うんですが。 さてそこで、そこがどんな機能と役割を果たすのかという観点からもう少し踏み込んだ議論をしていきたいと思うんですが、これから何をどういう形で果たすかという前...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 これまではそういう形でやってきたと。今度はそれが変わるわけですよね。つまり、金融庁に置かれていたFIUが国家公安委員会、警察庁に変わると。そうすると、疑わしい取引等に関する情報は、これまでとは違ってどういうふうに行くんですかね。 つまり、多分、各行政庁を通じて行...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 だから、そうすると、件数はやってみないと分からないということだと思うんだけど、仮に、従来だったら十一万何がしかが来て、そこの金融庁に置かれていたFIUでそれなりに精査をして、必要な情報七万件を警察庁に送ったということ。そこで言わばスクリーニングが掛かっているわけよね...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ごめんなさい。スクリーニングって、ついつい集団検診の言葉を使っちゃったんで。 要するに、何でそういうことを聞いたかというと、すべてこれ個人情報なんですよね。相当そのセンシティブな情報も入っていると思うんですよ。その情報がまずは丸々警察庁のFIUに来ると。まあ別に...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非、かなり厳しいルールと、できればどういうルールでやっているかというのをきちっと内外にも明らかにできるようにちょっと御説明をいただくと有り難いというふうに思います。 先ほどから申し上げているように、相当膨大で相当センシティブな情報が国家公安委員会の中に置かれた...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ちょっとまだ抽象的で十分に理解できないところがあるんですが、次の問題とも関連しますから、続けて行きます。 十七条に、国家公安委員会の意見の陳述という規定があります。意見の陳述というのが、どうも私、よく意味が分からない。例えば、あした参考人の意見を聞きます。国家公...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、ちょっと本当かいなと思って聞いたんですけど。 | ||
○朝日俊弘君 いや、そしたら、わざわざその法律の中に項目を作って、意見の陳述という項目を作る必要があるのかなと思ってみたり、あるいは、意見の陳述のために資料を要求したり立入りの調査ができるという、そこまでわざわざ規定しているんですよね。だから、何か行政庁を超えて、行政庁に対して有...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そこは分かりました。むしろそうあるべきだと私も思っていますから、妙なことを考えてもらっては困るなというつもりで御質問をさしていただいたんで、それはそれでいい。 そうすると、国家公安委員会が意見を述べるに当たって、事業者から資料の提出を求めたり、あるいは都道府県の...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 分かりました。それで私が事前に感じていた危惧の念は幾つか払拭できたと思います。 多少、まだあと五分ほど時間が残されていますが、総論的にお尋ねをするところはここまでですので今日はここまでにとどめて、あした、特定事業者等についてのより具体的な問題点について参考人から...全文を見る | ||
03月29日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。 今日はお二人の参考人の皆さん、ありがとうございます。多分、突然のお願いで御苦労されたと思います。大変恐縮でございます。 限られた時間ですので、まず斉藤参考人にお伺いします。 先ほどもお話がありましたけど、既に金融機関...全文を見る |
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 あともう一点。特定事業者の範囲が広がったということもあって、今非常にあちこちから聞こえてくるのは、疑わしい取引というのはどこまでをもってどう疑わしいと判断して届出するのかという、疑わしい取引の範囲について随分疑問というか懸念というか聞く...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。なかなか難しいなという感想を持ちましたけど。 じゃ次に、時間がありませんので、松坂参考人にお尋ねします。 一番目の御質問は最初の質問と同じでして、今回新しいスキームを提案されている。一つは金融庁から警察庁にFIUを置いたと、それからも...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 もう一点だけ。疑わしい取引の届出が除外されたということと同時に、本人確認、取引記録については会則で決めると、こうなったわけですね。先ほども御紹介あったように、かなり、私見せていただいて、相当に厳しい会則を作られたというふうに思うんですが...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 | ||
○朝日俊弘君 昨日に引き続いて、犯罪収益移転防止法について幾つか質問を続けたいと思います。 昨日の質問に幾つかお尋ねし忘れた点がありますので、まず最初に二問ほど宿題を先に片付けてから今日の課題に行きたいと思います。 一つは、念のため確認しておきたいという意味で御質問をさせ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、実施時期によって違うけれども、組織的犯罪処罰法の方は第五章の部分がこれに統合される、金融機関等にかかわる本人確認法の方は廃止されると、こういうことですが、そうすると、お尋ねしたかったのは、組織的犯罪処罰法の五章以外の部分は残りますよね。それと今回の法律と...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 分かりました。 そうすると、両方の法律が相まって対策に資すると、こういうことと理解しました。分かりました。 それじゃその次に、これも宿題なんですが、今御説明あったように、四月から少なくともFIUが金融庁から警察庁に移る、国家公安委員会に移る。当然、そういうふ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、数字は分かったんですけれども、何か金融庁の方の減る分と警察庁の方で増える分と比べると随分差があるんですが、これは何でですか。 | ||
○朝日俊弘君 分かりました。ただ単に移るだけじゃなくて、対象事業者の範囲も拡大するわけですし、そういう意味ではトータルとしての予算額は増えるということで、それは理解するんですが。 これもまた念のため確認しますけれども、当然、警察庁は警察庁でその他の予算もあるわけですね。今回新...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 少なくとも、新しい仕事を引き受けることになったわけだから、その分については、丸々というわけではないかもしれないけれども、その分きちっと手当てはしていただいていると、こういうお答えだったというふうに思います。 じゃ、以上、二つの宿題を済ませた上で、今日幾つかお尋ね...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、基本的にはFATFの勧告に示されている業種というか事業体を念頭に置いて広げたと、こういうことなんですが、ちょっとその広げ方なんですけれども、これまでにあった本人確認法では、法律の条文においてそれぞれこれこれの業、これこれの業と定めておいて、最後に、そのほ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 その理由は分かりましたが、そうすると、今後仮に範囲を広げるとか逆に削除するとかいう場合は法改正が必要になると、こういう理解でいいですね。 | ||
○朝日俊弘君 次に、特定事業者の範囲、一応そういうことで法律で定めたと。しかし、その業務実態を個別に見ていきますと、非常に規模が小さいとかあるいは限定的であるとかいうことで、確かに事業者の範囲には含まれるけれども、個別の事業者単位で見ると必ずしも適用対象にする必要がないのではない...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、今の御説明だと、特定事業者というふうに大きく、まあ網を掛けると言ったら変だけれども、枠を決めるけれども、具体的には特定の業務が何で、特定の取引が何でという形で絞り込んでいく作業はあると。それは今のお話でいうと、関係省庁ごとにいろいろ実態を把握し、あるいは...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今の答えは次の答えとごっちゃになっていませんか。 私が今お聞きしたのは、これからお聞きするのは疑わしい取引の範囲の話をお尋ねしようと思っているんですけど、今お聞きしているのは、まず特定の事業者を枠組みを決めるでしょうと。その中で、じゃ全部が全部対象になるのかと言...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、確認しますけど、その対象となるかどうかについても各省庁ごとに政省令で定めていくという手続が必要になるわけですか。 | ||
○朝日俊弘君 分かりました。 じゃ、それはそういうことと理解して、じゃ今の話とある程度重なってくるんじゃないかと思うんですけど、その次に、今日も参考人の皆さんからも大分やり取りをしましたが、届出が義務付けられる疑わしい取引の範囲の問題であります。 今日、参考人の方からも結...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、多分法律とか政令とか省令とかいうものにかちっと書きにくい面があって、それをあえて、しかし何もなしでは、判断基準がないでは困るので、従来本人確認法などではガイドラインという形で示してきたと。したがって、今回も、特定事業者の範囲は広がったけれども、それぞれの...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、それで分かったんですけど、今日午前中の意見でも出ていましたけど、そういうことを何かもうちょっと現場にフィードバックしてほしいという意見があったんですよね。 だから、一応届け出る、それをいろいろいろんなところから情報をFIUが集める、その中でやっぱりそ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非、そういう御意見もございましたので、受け止めていただければと思います。 じゃ次に、今は疑わしい取引の届出のお話でしたけれども、今回新たに、弁護士を始めとするいわゆる士業の皆さんにも特定事業者として位置付けるということになっているわけですけれども、この疑わしい...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 もう少しきっぱりと言われるかと思ったら、引き続き検討していくというお答えで、これはまた問題を引きずっちゃいそうだなという気がちょっとしたんですが、続けます。 そういうことで、届出義務を課さなかったわけですが、ところが、しばしば根拠とされておりますFATFの勧告の...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 しつこいですけれども、もう一問。 もちろん引き続き検討されるわけですから、あらかじめ結論ありきではないと、これは当然のことだと思うんですが。ただ、FATFというところは、定期的にというか、相互審査をすると。いつごろまた相互審査があるのかちょっとお聞きしたいんです...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今のお答えは、そのとおり受け止めたいと思います。 今日、午前中の参考人からも、松坂参考人の方から、もし必要であるならばそういう機会に我々も出てちゃんと反論したいと、こうおっしゃっていましたので、そんなことも含めて、念頭に置いて対応されることを求めておきたいと思い...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、それで二つ目の質問、何でほかの士業とは違うんだろうと。私は素朴に、弁護士さんにしろ税理士さんにしろ会計士さんにしろそれなりに、何というか、それぞれの専門家団体としてそれなりの自治を与えられている職能団体だと私は理解しているものだから、何で弁護士さんだけが特別扱...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、それは現行の資格法というか法律上そういう扱い、定めの違いがあるからそれに対応したまでと、こういうことのようですので、そのように理解をしておきますが。 そこで、日弁連さんがこの三月に、規約というか規程というか、会則とおっしゃったかな、会規とおっしゃった...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、私も形式的に五と七と違うからどうするんだと言うつもりはないんですけど、日弁連さんがお決めになったことについてそれはそれで尊重しなければいけないし、今日も、いやFATFの勧告では五年以上となっているんだからいいんだと、こうおっしゃっていたので、それはそれでそれな...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 分かりました。今日、参考人も全く同じことを述べられておりましたので、それはそれで理解いたしました。 そこで、今は弁護士さんの話なんですが、弁護士さん以外の士業についてはどうなっているんだろうか。当然、同様の配慮があってしかるべきと私は思うんですけど、まあ一つ一つ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。もちろん、具体的な事例の判断については、場合によっては裁判による判断を求めざるを得ない場合もあるかもしれませんけど、規定として、あるいは解釈としてそのような解釈が成り立つということをお聞きしました。 そこで、最後にこの法律の検討規定につい...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。以上で質問を終わります。 最後に、お願いをして終わります。 昨日も繰り返し申し上げましたけど、確かにFATFという国際的な組織があって、何かタスクフォースというんだそうですね、そのところからいろいろな提案なり勧告が出されると。しかし、...全文を見る | ||
04月10日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。 午前中の同僚の木俣議員に続いて、私の方からは、今回の改正案について、この間ずっと私は厚生労働関係に携わってきたという立場から、そういう視点からこの法律を見てみたいというふうに思います。 まず冒頭にちょっと感想的に申し上げ...全文を見る |
○朝日俊弘君 既に八十一か国、プラス一というのか二というのか、せっかく世界各国このような素早い対応というか、というのをされている。私が知っていた限りでも、この障害者権利条約についての我が国の対応は、少なくともこれまではそれほど消極的ではなかったはずで、むしろ積極的にかかわっていた...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今日はこれが本題ではありませんから、これ以上問い詰めませんが、是非、今おっしゃったように、できるだけ早い時期に署名、さらにはその後の批准への手続、始めてほしいと思います。 この際、ちょっとついでにというか、関連して聞いておきますが、署名の手続と併せて障害者権利条...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 もちろん十分検討する必要はあると思いますけれども、さはさりながら、仮訳でも日本語の文書が手元にないと検討がなかなかできないというか、広く検討していただく機会をつくることができませんので、是非その作業も併せてでき得る限り早期に取組をお願いしたいし、私たちの手元に仮訳文...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 わざわざ警視庁の部分についてコメントをいただきましたけれども、警視庁なんですよ。国家公安委員会が直接にこの警視庁を直轄するわけじゃないことは重々承知しながら、しかし、国家公安委員長として、各都道府県の県警本部あるいは警視庁において、国というか公的な機関が率先して果た...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非その方向で御努力をお願いしたいと思います。ゆめゆめ警察あるいは国家公安委員会が障害者の差別意識をいまだに引きずって、そういうことがこういうところに現れるというようなことのないように、今後の対応を十分見守っていきたいと思います。 それでは、今回提案されている道...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 詳しくは調査研究の報告書を見て比較検討する必要があると思いますけれども、大ざっぱに言って、何かEU、ヨーロッパ諸国を中心に結構条件を付していない国がたくさんあるのに、何ゆえ日本ではそれほど難しい、難しい、難しいとおっしゃるのか。条件を付して、しかも、後でまた問題にし...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 どうも納得いかないですね。何か午前中、秋元委員からの御質問、同じような趣旨の質問に対して交通局長がお答えになった答えよりもより消極的な印象を受けましたが、局長のお考えをお聞かせください。 | ||
○朝日俊弘君 今の交通局長の答弁を踏まえて、大臣にもう一度お伺いしますが、百歩譲って、今回の提案はいろんな調査研究などを踏まえて、ここまでがぎりぎりの提案だということだというふうにおっしゃるのであれば、今回の改正でこれで終わりということではなくて、今後も課題として受け止め、引き続...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 その点は、私最初に申し上げたように、これまでの非常に制約的、制限的な考え方から一歩道を開けようとされているという点で評価はしております。評価はしておりますけれども、繰り返し申し上げませんけど、この間いろいろ調査研究されて、ああそうか、こんな考え方でやっている国もある...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ちょっと具体的な話になります。 今専ら、一々断りませんでしたけど、話の中心は普通自動車の免許でありました。 例えば、少しずつ広げていくという観点から、この普通自動車の免許に限定せずに、第一種の免許、原付とか自動二輪とか、余り大きな排気量の車になるとまたいろい...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 じゃ、それも一つの課題ということで御認識をいただきたいと思いますが。 先ほど例に出しました二〇〇二年から二〇〇三年にかけてのこの警察庁の委託研究調査によると、各国の状況を二つに分けて調べているんですね。一つは非商業用でバイク、普通自動車の免許、もう一つはこっちに...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、あなたにそういう意図があるということを言っているわけじゃないんでね。そういう意図はなくとも、マークを付けて走りなさいということが、この人は聴覚障害者ですよということを皆さんに明らかにすることになるわけですから、その結果生ずる様々な不利益というのが起こり得ますよ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 補足、あります。 | ||
○朝日俊弘君 時間ですから今日はこれでやめます。今日はというのは、半分ぐらい残っちゃったんで今日はこれでやめます。それで、是非、あさってですか、参考人を呼んで御意見を伺う機会をつくっておりますから、改めてそこでの御意見などもちょうだいしながら、最低限当事者の皆さんとおおよその合意...全文を見る | ||
04月12日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。 まずは、今日、四名の参考人の方、本当にありがとうございます。貴重な御意見をお聞かせいただきました。 山ほどお聞きしたいことがあるんですが、限られた時間ですので、それぞれ、できれば一つか二つに絞ってお尋ねをしていきたいと思...全文を見る |
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 次に、高石参考人にお尋ねしますが、先ほどのあの問題提起は痛いほど分かるつもりなんですが、今ここで審議をしているのは道路交通法の改正、もう一方で、皆さんから見るとお役所的だと言われるかもしれないけど、法務委員会で刑法改正、別々に実は審議を...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 済みません。ありがとうございました。 私は、ちょっとこんなふうに思っているんですよ。例えば今、研究段階なんですけど、お酒を飲んでいる人が自動車を運転しようと思っても、もうキーが入らないというそういう自動車を造ろうとか、やっぱりまだ、田中先生もおっしゃったけれども...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 私も改めていろいろ勉強してみて、日本の道路交通法の全体の仕組みがやっぱり、例えば第五十四条には、かくかくしかじかの場合は警笛を鳴らさなければならないと、鳴らさないと罰則だというそういう規定があるんですね。そういう今までの法律の全体の仕組...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうなのかもしれません。ただ、鶏と卵のような関係もありまして、ある時点できちっとめり張り付けなかったところにも一つの原因があるのではないかというふうに思います。是非、今回の改正が道路交通上の自転車の位置付け直しの第一歩になればというふうに思っています。 四人の参...全文を見る | ||
04月17日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第9号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。 前回の質問に引き続いて幾つかお尋ねをしたいと思いますが、前回は聴覚障害の皆さんの問題に絞ってお尋ねをしました。今日は高齢運転者の問題を中心に質問をさせていただきたいと思うんですが、その前に幾つかちょっと気掛かりな点がありますので、先...全文を見る |
○朝日俊弘君 私も一つの方法として有効な方法だと思いますので、引き続き検討をお願いしたいと思います。 さてその次に、飲酒運転というのは結構やっぱり繰り返す人が多いと、カリフォルニアへ行って勉強してこいという話が先ほどありました。それはそれで大いに委員長含めて行ってほしいと思う...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非いろんな知恵と力を集めて対応をお願いしたいと思います。 特に細かい点は触れませんけど、法務省の方からも御説明があったように、やっぱり自助グループというのか、自ら同病相哀れむ者たちが集まって助け合うという、この原理はいろんな場面で活用できるというふうに私は思い...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それなりに趣旨というか理由は分かるんですが、ぶっちゃけて言うと、私も余りシートベルトを着けるの好きじゃなくて、もう少し着用を義務付けるとすると使い勝手のいいというか、工夫の余地がまだあるんじゃないかというふうに思うんですが、この点、これは国土交通省さんになりますか、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 お答えはそれでいいんですが、是非もう少し積極的な工夫をお願いしたいと思うんですね。もう少し使い勝手が良くなればもう少し利用もされるんじゃないかと私は思います。 そこで、三点目ですが、今回、説明によると、後部座席のシートベルト着用を義務付けるけれども、当面高速道路...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 考え方はある程度理解できます。特に、いろいろ関係する皆さんの意見を伺っていますと、お客さんによってはなかなか着けることに協力をいただけない方もあるかもしれないと、その場合にドライバーの方に罰則が来るというのはちょっと困ったことだという御意見もいただいているので、法の...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 大体、説明が長いというのは何か問題がある証拠なんです。 それで、私が聞いたのは、二つに分けて聞いているんですよ。認知症の有病率についての記載の仕方が必ずしも正確ではないねと。それは素直にお認めいただいた上で、もう少し正確な表現をするように努力しますとおっしゃれば...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 だから、申し上げたいことは、もう少し正確に説明資料を作りなさいということなんですよ。何か初めに七十五歳ありきで、それに都合のいいデータを都合のよく切り方をして出してくるというやり方がどうもフェアじゃない。少なくとも私なりに、ある関係者の皆さんから見ると、何だこの数字...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今日のところはというのは参っちゃったな。ここで納得するかしないかということよりも、私、確実に高齢者の皆さんから反撃食らうと思いますよ。特に、これからいわゆる団塊の世代がどんどん高齢者の仲間入りをしてくる。黙っちゃいないと思いますよ、こういう制度は。だから、早々に改め...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それはあなたの勝手でしょうというか、あなたの都合をるる説明しただけで、納得いかないですね。 もう手続的な話はこれ以上しませんが、一つは、そういう項目がぽんと入ったということに非常に、新旧対照表を見てあれっと思うんですね。何か読み方をすれば、たしか平成十三年のとき...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非、これはちょっと正直言ってこれはこのまま法律に残り続けると恥ずかしいので、検討をしてください。 それで、さっき言い忘れましたけど、七十五歳以上の話も、例えば六十代から症状の現れる若年性の痴呆症というのもあるんですね。だから、必ずしも七十五で切ったらそこのとこ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 終わります。 | ||
04月24日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第10号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日です。 今日は、総合研究開発機構法の廃止法案、長ったらしいのでNIRAということで省略をいたしますが、についての質問をさせていただきます。 質問を始めるに当たって、伊藤理事長には大変お忙しい中御出席をいただきまして、...全文を見る |
○朝日俊弘君 今改めて提案の理由をお聞きしたわけですが、ちょっと振り返って、NIRAが設立をされたときどうだったのか、どういう趣旨というか目的でこのNIRAという機構が設立されたのか。たしかもう随分、三十数年前になると思います。総合研究開発機構法案の提案のときの理由なり、あるいは...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 実は、私も数年前、NIRAの研究報告をお聞きする機会がありました。具体的には、薬害再発防止についてそのリスク管理の在り方をシステム的に考えようという提案でありました。どうしても医薬品というと狭い医療関係者だけの発想で物事を考えがちなんですけれども、そうではなくて、シ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今、政府としての一定の評価をしていると、こういうお話でありました。担当大臣としてはどんなふうに評価をされていますか。 | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 政府としてもまた担当大臣としても、かなり一定の評価若しくは積極的な役割を期待していると、こういう御説明、御意見でした。 さて、NIRAとしては、自らの事業について、当然事業報告もされているでしょうし、一定の自己評価をされてきていると...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 私も、そういう意味では基本的に積極的に評価をしているわけですが、ただ共通しておっしゃったように、知っている人は知っているけれども知らない人は知らないという、これは当たり前のことなんですけど、そういう点でやや残念というかもったいない点があ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そこで心配になるんですよ。ちょっと改めてこのNIRAの財政状況の現状についても御説明をいただきたいし、それから特に心配しているのは、しばらくは無利子貸付金と、こういうことになるようですけれども、いずれは返していただくわけですから、そうすると国が今まで出資金で出してい...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 期待しているのは分かるんだけれども、私は心配の方が大きいんですね。 今の御説明で、例えば、国の出資金のほかに地方とか民間とかも出資いただいているんですよね。例えば地方から約五十億円出資いただいている。地方財政厳しき折、返してくれというふうに言われたりしたら、今の...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、その点は、そういう場合も想定されるけれども、十分対応できるように考えていると、こういうお話ですが。 ところで、政府による長期の無利子貸付けという話が、何かちょっと私不勉強のせいか余り聞いたことがないんですね。百五十億とか長期に無利子で貸し付けてもらえ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、財政面においてはきちんとした法律なり理由に基づいてそれなりの手当てをしているということで、そう心配するに当たらないという御答弁だったというふうに思いますが、多少まだ実際やってみてどうなのかなという気は残るは残るんですけれども。 さて、そうすると、もう...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 お二人の説明を聞いていると、かなりそういう意味ではいろいろ新しいことも積極的に取り組んでいこうと、こういうお話なんですが、それはそれでいいと思うんですけど、ただ、そこで気になるのが、法律の書きぶりが随分何か実務的にというか淡々とというか、こう書いてあるんですよ。組織...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 分かりました。私は、同様のものに限るという書き方してあるものだから、随分制約的なものなのかなと読んでしまいました。 そうすると、ちょっとこれは伊藤理事長にお尋ねしたいんですが、NIRA、NIRAと、こうずっと呼んでいるんですけど、ナショナルインスティチュートなん...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 確かに、せっかくブランドとして通用している名前を消すことはないという御意見ももっともだと思うし、ただ、そんなにこだわっているつもりはないんですが、名は体を表すですから、きちんと検討いただいた上で、今後の活動にふさわしい名称が必要であればそれはそれで採用していただくよ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 幾つかまとめてお答えいただいたような形なんですが、理事長がこのNIRAの理事長に就任された去年ですか、に静岡新聞に論壇というところにこれからのNIRAの役割について話されているのが載っていました。 その中にいろいろ指摘されているんですが、一つは、省庁の枠を超えた...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、これからの活動にとって今回の法改正、組織変更の問題は、むしろマイナス要因というか障害になるということよりは、より積極的な展開を可能とするものだというふうに受け止めておられるというふうに理解してよろしいですか。 この点だけははっきりしておかないと、もし...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 分かりました。 それじゃ、やや細かい点になると思いますが、今理事長がおっしゃった点を政府としてどういうふうに考えているのかという点で幾つかお尋ねしたいと思います。 NIRAがこの間、毎年、シンクタンク年報あるいはシンクタンクの動向に関する調査ということで、N...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今のこととも関連するんですが、国際研究交流において、日本と中国と韓国がシンクタンクとして経済協力に関する共同研究など、言わばNIRAが日本のシンクタンクを代表するような形で取り組んできている過去の実績というか経過があります。 こういう点についても今後活動に支障を...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 形よりも中身だということ。 もう一つ、公共政策に関する基本インフラとして、いろんな政策研究情報を集めて整理をして利用しやすいようにということで、いわゆるその分野における図書館としての機能をNIRAの大来佐武郎記念政策研究情報館が果たしてきたというふうにお聞きした...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 以上、幾つか私が心配し過ぎるのかもしれませんが、気になる点についてお尋ねをしました。 特に私は、三十数年のこの間の活動を一定評価をしながら、今日ますます、例えばそれぞれの省庁の枠を超えた、あるいはもっと言えばそれぞれの研究分野を超えたリサーチが是非とも必要だと。...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。もう少しずうずうしい注文もあるのかと思いましたけど。 それぞれの研究分野も下手をすると自閉的というか内閉的になる傾向があって、そこでしか通じない言葉というか概念を使ったりして、それが何かすごい高等な学問のようなふりをする人がいるんですけど...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。終わります。 ───────────── | ||
05月09日 | 第166回国会 参議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。 今日は決算委員会省庁別審査ということで、いろいろやりたいことがあったんですけれども、時間の関係がありますので、内閣府の抱える問題について集中的に少し議論をしてみたいと、こういうことで質問を取り上げさしていただきました。 ...全文を見る |
○朝日俊弘君 今御説明があったように、それなりに努力をされているということで、アウトプットがまだこの手元にないのが残念なんですが、きちっと報告をいただいたところで改めて検討させていただきたいと、こう思うんですが。 ただ、特に少子化対策の方については、具体的に予算だけではなくて...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今御説明いただいたように、歴史をさかのぼると古いんですが、新たに協議会という形で再スタートしてから三年なんですね。ところが、一年に一回開いて、しかも何をやってきたかというと、ちょっと主要な議題を引っ張り出してみたら、第一回目は中央障害者施策推進協議会の運営規則案につ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 少しほっとしました。年一回の型どおりの開催で、これでよしと言われたらどうしようかと思ったんですけど、それではなくて、もう少しきめ細かく、懇談会という形式も加味しながらということだと思いますが、加味しながら意思疎通、意見交換を図っていくということについては是非積極的に...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 同じものであるならば、同じように会議の名前も位置付けもした方がいいと思いますね。これはちょっと宿題として指摘しておきますが。 ただ、ちょっと今の説明で分かりにくかったんですけれども、内閣に設置された何とか何とか推進本部と内閣府に設置された何とか対策会議と、これ、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ちょっとまだよく分からないんで、もう少し勉強してみますけれども。 ただ、多分、いろいろ聞いてみると、過去の経緯とか法律の作り方によって、こっちに行ったりこっちに来たりしているような感じなんですよ。だから、それは過去の経緯を無視していいというわけじゃないけれども、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 念のため確認をしておきますが、先ほどちょっと触れられたので簡単で結構ですが、当然この計画、後期の計画を策定していくに当たっては、先ほど来問題としている中央障害者施策推進協議会の皆さんにも議論をいただき、検討をいただき、意見をできるだけ反映させた形で計画を作るというふ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非、十分意見を受け止めていただきたいと思います。 あえて付言すれば、さっきもちょっと指摘しましたけど、やはり、去年から今年にかけて具体的に障害者自立支援法が動き始めていまして、その自立支援法に変わったことによる不安感というか心配というか、随分強いものがあって、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 結構です。詳しくはまたこれをごらんいただければと思うんですが。 そこで、いよいよ決算委員会としての本題の質問に入るんですが、せっかくこういうふうに数値目標が設定された事項について、実績ベースも含めて数値目標、どこまで進んだのかということを示していただいているわけ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 本来でしたら、これ十七年度決算の審査ですから、そこに出てきて、それを併せて見せていただくと大変有り難いわけですが、まあ正直にお答えになって、今までは決算きちっと取ってなかったと。しかし、今日の冒頭にもお尋ねしたように、少子化社会対策等についてやっぱり決算もきちっと取...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それじゃその次に、この障害者基本計画と密接に絡む話だと思うんですが、どうもその関係がよく分からないのでお尋ねしたいことがあります。 先ほど来再々指摘しております障害者自立支援法が去年四月、十月と施行段階に入りました。障害者自立支援法には、障害福祉計画を策定しろと...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ちょっと説明聞いていても分かりにくいので、もう少し説明しやすい図表でも作ってちょっと説明していただけませんか。 ちょっとその前に、厚生労働省にちょっと確認します。障害福祉計画の中に盛り込まれる様々なサービスは、高齢者に対する介護サービスを含んでいますか、含んでい...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 障害者の約六割は高齢者のはずなんです。だから、高齢者サービスについての計画も盛り込んでいるんですかということを確認したかったんですけれども。 | ||
○朝日俊弘君 分かりました。 そうすると、こういうことなんですよ。大きくは障害者基本法に基づく基本計画があるんですね。その中のより具体的な障害者福祉に関する部分については障害福祉計画というのを作っていこうと。ただし、高齢者の部分については介護保険の方が優先されるから介護事業計...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 内閣府に設置されている特別の機関、高齢社会対策会議が平成十三年に大綱を作るためにきちんと開かれたけれども、それから以降五年間は持ち回りで白書を作るためにやっていると。 これ、大臣、どう思います。初めて知ったんじゃないですか。 | ||
○朝日俊弘君 今おっしゃった高齢社会対策大綱というのは平成十三年に作られて、平成十三年ですよ。今年平成十九年、もう既に五年以上経過している。別に五年ごとに見直すというふうに決めてはいないけれども、ただ、私が理解するところでは、二〇〇五年というのは日本は明らかに人口減少社会に入った...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 同じ問題意識を持っているというふうな点では非常に有り難いお答えなんですが、半分、ちょっと本当かいなと思ったりしてお聞きしているんですが。 さっきちょっと言いましたけど、平成十三年にできた大綱では、細かい点はちょっと省略しますけど、例えば、大綱の基本姿勢の第一番は...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 終わります。 | ||
05月14日 | 第166回国会 参議院 決算委員会 第8号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。 今日は、主に警察庁、法務省、裁判所の皆さんに、平成十七年度決算に関連した項目について幾つかお尋ねをしたいと思います。 まず最初の質問は、今お手元にも資料をお配りいたしましたけれども、参議院の内閣委員会の調査室で警察に関する資料集...全文を見る |
○朝日俊弘君 念のため確認しますけれども、この三千五百人、三千五百人というのはすべて地方警察官の数という理解でよろしいですね。 | ||
○朝日俊弘君 今のお話ですと、目標どおり三千五百人、三千五百人実績としても確保されていると。これは何を見たら分かります。予算と決算とを見ようと思ったら出てないんですよね。何を見たら分かります。 | ||
○朝日俊弘君 ちょっと、そんな説明じゃちょっと困るな。 私が聞いたのは、これは国の予算で三千五百人、三千五百人と予算化しているんじゃないんだと。政令で数字だけ示して、あと実際に数を確保しているのは都道府県の条例なんだと。都道府県の条例のトータルを数えるとちゃんと三千五百人にな...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 だから、結局これは国の予算を見ても決算を見ても出てこないんですよ。政令でこう数を決めて、その政令に基づいて各都道府県が条例で決めて予算化して確保するんですよ。だから、条例の数をトータルしないと数は出てこないんですよ。そうですよね。 | ||
○朝日俊弘君 そこで、もう一つ伺います。 その三年度の最後の年、平成十九年度、二〇〇七年度について警察庁の予算を見せていただきました、平成十九年度警察庁予算の概要というもの。それを見ますと、(5)番に精強な第一線警察の構築と、こう書いてあって、その総額が約百九十四億円。その中...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 いや、総務省は後で聞きますから、その分は答えないでください。 それで、私がお聞きしたのは、精強な第一線警察の構築、百九十四億円という予算があって、それにアとイとあって、そこに更に地方警察官の増員数三千、国家公務員の増員数百九十一人と、ここに、予算の中に書いてある...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 だから、私が言っているのは、国費で幾ら、都道府県費、県の負担として幾らというふうにはっきり分かるように書いた方が正確じゃないんですかということを言っているの。これあたかもうっかり読むと全部国で出すように読めるじゃない。これはある種、意図的な表の作り方だというふうに思...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 検討すべきなんです。どう考えても国が丸々面倒見ていないんです。むしろ大半は都道府県が持っているんです。だから、国は何千人増やせと言った途端に都道府県の負担が増えるんです。そのことを示したのが皆さんのお手元の表の一ページ目の数字です。 これについて、総務省の方から...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ですから、今御説明いただいたように、地方における警察費の一番主要な部分はやっぱり人件費なんですね。八割方、人件費なんです。それで、どんどんどんどん、もちろん地方自身も増やさなきゃいけないと思っているから、すべてがすべて国が増やせと言っているわけじゃないけれども、しか...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 何かちょっと本質的な問題をはぐらかしていると思うんですけれども、地方からの要望が多いから当然じゃないかとおっしゃるんでしたら、だったら国の予算書に三千人増員とか三千五百人増員とか書かずに、地方からこれだけ要望が上がってきているというふうに書いたらいいんです。でしょう...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 次の質問に移る前に、ちょっと念のため確認しておきたいんですが。 報道を見ていると、美祢市にできた刑務所は何か社会復帰促進センターという看板が出ているんですけど、これからは刑務所という看板ではなくて社会復帰促進センターというふうな正式名称でいくのかどうかということ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 分かりました。 それで、いろいろ御苦労があって名称を工夫されたんだと思うんですけど、実は先ほど御質問された西島先生も私も精神科医でありまして、社会復帰促進センターと聞くと、おっ、何か精神障害者の社会復帰施設かなとつい思ってしまうんですね。決して、悪い、反対だと言...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 もう少し具体的に御説明いただきたいと思ったんですが、それでは一つ飛ばして、もう少し具体的にお尋ねします。 要するに、PFI方式で運営する刑務所であっても、国家公務員が行うべき業務の範囲とそれから民間の会社の職員が行うべき範囲というか、逆に言えば民間の職員は行って...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 どうもまだ要領を得ないんですが、少し材料をいただけませんか。要するに、法律上どういう区分けをしているのか、それから契約上どんなふうに書いているのか。 私は、法律上区分けをし、契約上かなり明確に書いても、実際には行為が連続する場合が結構あって難しい面が多々出てくる...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 補足もありますか。 | ||
○朝日俊弘君 是非そこを、さっきも言いましたけれども、何でもかんでもPFIがよろしいと私は言えない面が多々あると思うので、この方式を採用することによってどういう問題が生ずるのか、一つ一つチェックをしながら前に進んでほしいと思います。 そこで、そのこととも直接関連するのかしない...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 またちょっと詳しくお尋ねしたいんですけど、そうすると今の御説明からいうと、受刑者が美祢市立病院に出向いて医療を提供される場合もあれば、地域の住民が刑務所の中の産婦人科の施設を使って医療を受けるという双方向があり得ると、こういうことですか。 | ||
○朝日俊弘君 考え方は分かりました。ちょっと、後、私も地元に出向いてフォローしてみたいと思います。 ただ、やや、私は頭から反対しているんじゃなくて、一つはどういう契約を結んでいるのかなということと、受け入れる側の市立病院がどういう条件を整えているのかなという心配があるんですよ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 これは問題ですね。努力をされたけれども、結局、増やしたけれどもそれ以上に収容人員が増えたということなんでしょうが、四・五人。前のときにも、これじゃ少な過ぎるんじゃないかという指摘をしましたが、今の数字聞いて、大臣、どう思います、どうされます、大臣。 | ||
○朝日俊弘君 是非、これも私からすれば二度目のお願いでありますから、幸か不幸か、当分収容者数、急に減るようなことはちょっと考えにくいと私思いますから、そのための刑務官の増員、特に数だけじゃなくて、私はもう少しきめ細かくスタッフの確保をしていく必要があるんじゃないかと思う。例えば、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 適切にということで、是非積極的にやってほしいと思うんですが、全国の保護観察所が五十なんですよね。だから、五十の保護観察所に七十人あるいは七十七人というのは、いかに少ないかというのはもうだれが考えても分かる話。是非この体制づくりをもっと本腰を入れてやっていただきたいと...全文を見る | ||
05月24日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第16号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 おはようございます。民主党・新緑風会の朝日です。同僚の木俣委員の後を受けて、できるだけ重複しない形で幾つか質問をしたいと思います。 本論に入ります前に、この法案の担当として大田大臣が先日趣旨説明をされた。そのときに、あれっとちょっと実は思ったんですね。規制改革・...全文を見る |
○朝日俊弘君 それなら、確かに大臣に聞くのは相手違いかもしれませんけど、基本的な政策的位置付けは変わっていないと。そうすると、例えば特命大臣がいろいろな担当をされますよね、渡辺大臣はほかに忙しいからたまたまこういうことにしたのかなと勘ぐりたくもなるんですけど、まあ大臣にそのことを...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 確かに関連はあるので連携は必要だ、そのとおりなんですけど、内閣府の中に幾つかの会議があって、審議会等というところにたしか十八ぐらいのいろんな委員会があって、その中の一つが監理委員会で、その中の一つが規制改革会議なんですよね。その両方が関連するから連携をしてという場合...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 はい、分かりました。 いずれにしても、それぞれの法律の根拠もあって、それぞれメンバーを選任されているわけだし、それぞれの委員会のあるいは会議の役割というのは違っているわけだから、合同はないと、ただ意見交換なり情報交換なりはすると、そういうふうに理解をしました。 ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ちょっと入口でそんないつまでもこの議論をしているわけにいきませんので。 ちょっと振り返って、昨年法律が制定されるときに、公共サービス改革法の審議に当たって、衆議院において、同法の第三条、基本理念、先ほどもちょっと議論がありましたけど、基本理念のところで、競争の導...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 もう一つ、法律の制定時における審議の中で、今度は当院の行革特における審議で同僚議員から質問が出されていまして、質問の趣旨は、ちょっと詳しい話は省略をしますが、ILOが分権化とかあるいは民営化とか、そういうことが自治体サービスに与える影響について合同会議を開いて一定の...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 基本的にはそれでいいんですが、もう少しぶっちゃけて言うと、市場化テストの目的は、公共サービスの質の維持向上と同時に、当然一方で、経費の削減というか、より安く実施できないかという視点もあって、言わばこの両者を負っているわけですよね。そこで、この公共サービスの質の維持あ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 何かいいところばっかり取り上げられたような気がするんですが。 それで、ちょっといろんなモデル事業の実施について個々に検討を加えていく必要もあるかと思うんですけど、時間的な制限もありますから、私ひとつ、社会保険庁の方でまとめられた厚生年金、それから政府管掌健康保険...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非、当然自己評価もそれはそれで一定必要だと思いますが、結構これは、特にこれから動き始めていけばいくほど、結果としてそういう市場化テスト、そして民営化という流れの中で常に利用者というか国民の側から見てどうなのかというチェックはしなければいけない。 社会保険庁のこ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 また、ちょっと一度監理委員会でも検討してほしいんですけど、私は考え方としては、本来官にあれば当然に二・一という雇用率が適用されるわけだから、そこは官と同じということは無理が多少あるかもしれないけど、法律の趣旨から考えて、民間が達成すべき一・八はもちろんのこと、それを...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 まだこれからの話で余り具体的な話ではなかったんですけど、今日法務省来ておる。 例えば、私が思うには、今回、こういうふうに登記事務の業務の一部を市場化テストに掛けて、行く行くは民間でということを考えるに当たって、いろんな面を評価、検討しなきゃいかぬと思うけど、例え...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今の段階で確たるお答えはいただけないと思いますけれども、例えば手続が早くなるとか手数料が安くなるとか、要するに、具体的に利用者にとってどういうメリットがあるのかということが見えてくるようなことでないと当初の目的というか建前とは違ったことになるので、そういう形で具体的...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、今の説明でいけばそれはそれなりにきちんとやっていますということのようですが、もう少し見えるようにしていただけると有り難いなというふうに思います。 多分最後の質問になりますが、今の監理委員会における法律上の仕分の作業ともかかわる話として、よく分からない...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 これで質問を終わりますが、最後のところ、私どうも腑に落ちないんですよ。 何が腑に落ちないかというと、今御説明があったように、行政改革推進本部が去年の六月に既に国の行政機関の定員の純減についてという方針を出していて、その中に極めて具体的に、登記事項証明書の交付等に...全文を見る | ||
06月12日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第17号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日です。 今、同僚の松井議員とのかなりリアルなやり取りを聞いていて、大変興味深く話を聞きましたが、私はちょっとやや初歩的にというか、原則論的な話を幾つかお尋ねしたいというふうに思います。多少歴史を振り返りながらの話になりますので、その点も踏ま...全文を見る |
○朝日俊弘君 改正案の骨子は何回も聞いているので分かっているんです。 今日、今聞きたかったのは、公務員制度改革というのはもう少し大きな視野を持って様々な課題を念頭に置いて考えてきたでしょうと、その全体像が必ずしも十分に見えていないところで今回の改正案だけ出されたことについて私...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今のお答えの中で既に次の質問に関する部分も含んでお答えになったんですが、ちょっと重なるかもしれませんけれども、来年提案をしようとしている公務員制度改革の全般にわたる基本方針を盛り込んだ法律案、どういう名前になるかは知りませんが、検討していると、こういうことであります...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 なるほど、少し分かりました。 そうすると、余計分からなくなることがあるんです。まず、何で先にその基本法を出さないのという。ほぼ全体的な視野と骨格ができていて、しかも国家公務員制度の基本法的なものを作ろうということであるならば、それとの整合性というか連続性というか...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 どうも思考回路が違うな。 同じ質問はしませんけれども、私が聞いたのは、なぜ今一部この部分だけを先行してやるのか、その意味、真意が分からないということを申し上げたんです。本来であれば、国家公務員制度に関する基本的な法律を作って、そこに全体的な視野を入れて、しかもそ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 話をかみ合わせるのがなかなか難しくて困っているんですけれども、じゃ、一つ具体的な話を戻してしましょう。 さっき御説明の中でありました、いわゆる複線型の人事管理とスタッフ俸給制の導入という課題、これを私、それで本人が望めば定年まで働けるという、そういう仕組みという...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 是非、一定の結論が出ているんだったら、逆に言うと何で今回やらないのということになるんですよね。 どうなんですか、今のそのおっしゃっている専門スタッフ制の問題というのは、現行法のままでもできるんですか、それとも今回の制度改正でできるようになるんですか、どっちなんで...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっとごめんなさい、確認させてください。現行の制度でもできるという前提で人事院の方で検討をしていただいているのか、その新しい仕組みを来年提案する法律の中に盛り込んで具体化しようという話なのか、ちょっとどっちなのか、確認します。 | ||
○朝日俊弘君 その点は分かりました。 次に、先ほど大臣の方から御説明をいただいたので重複するのかもしれませんが、念のため確認をしておきます。 来年提出予定の基本法的なもの、法律の中に、当然労働基本権の問題も大変重要な問題であるというふうに私は認識をしていまして、先ほど大臣...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 官房長官、どこへ行っちゃった。次からの質問が官房長官だから。私は前から言っているんだから、官房長官がいないところではこの審議はしないと。 | ||
○朝日俊弘君 それじゃ、今日の大きな論点の二番目は、国家公務員の中央人事行政機関の在り方について改めてお尋ねをしたいと思っています。 今回の法改正でかなり国家公務員法に定める人事管理体制が大きく変えられるという認識です。特に、従来は人事院の比重が相当大きく位置付けられていた、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 私が要求した資料は配ってあるかな。お手元に私の方から二種類のペーパーを参考までに配らせていただいております。是非、その図を参考にしながら話を聞いていただければと思うんですが、ただ、一言注意しておきますと、ここにも書いてあるように、ホームページなどの資料を参考にうちの...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 今御説明があったように、かなり内閣、具体的に言えば内閣府も含めた内閣総理大臣に権限が強化されているということだと思います。 そこで、果たしてそれが本当にそれでいいのか、あるいはそれがうまく機能するのかというところが問題なんですが、まず問題の一番目は、先ほど同僚の...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 これ官房長官に質問したつもりなんだけど、まあいいや。 それで、ちょっと官房長官、その人材交流センターについて、この規模とか等々については随分まだこれからの話のような先ほどのやり取りでしたけれども、私一つ心配しているのは、内閣府というところは結構各省庁から出てきて...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 そうすると、何割ぐらいいるか知りませんけど、結構いますよね、内閣府の中には各省庁から出向してもらっている人が。そういう人たちがこの人材センターに入るということもあり得るということですか、配置されること。 | ||
○朝日俊弘君 恐らくまだ十分に固まってきていないところがあるからぼやっとした説明になるんだろうと思うけれども、直観的にそんなことでずるずるになってはまずいなというふうに思うので、これはそこのところがもう少しはっきりしないと、いや、完全に独立して切れているんだという説明はちょっとう...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 聞けば聞くほど何か心配になってくるな。何か追加ありますか。 | ||
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっとまた分からなくなったな。 その一枚目の図で、内閣府の下に金融庁とか国家公安委員会とかあるでしょう。ここに並ぶんですか。私の理解は、その二枚目の真ん中の特別の機関というところに位置されるのかなと、位置付けはそうなるのかなと思っていたんだけど、今...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 分かりました。ちょっと、それじゃ後できちっと細かく教えていただいて、どういう正確な図が、結構難しかったんだ、これ。ということで、作り直しておきたいと思います。 少なくとも、内閣府が各省庁からの結構混成部隊でつくられていて、何のことはない、ふたを開けてみたら各省庁...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 それで、その委員会の運営責任は委員長ということになるんですか、確認ですが。委員会の運営責任は委員長ということですか。 | ||
○朝日俊弘君 そうすると、もう一つ聞きましょう。その再就職等監視委員会に、同委員会の機能を補佐するというかサポートするために監察官を置くということになっていますね。この監察官の身分と役割、員数、そしてその人の所属等について御説明ください。 | ||
○朝日俊弘君 そうすると、ちょっとこれ通告してないけど、監視委員会があって、その委員会の機能をサポートする監察官というのが何人かいて、そこまでは分かったけど、そうすると、それを回していくための事務局みたいなのありますよね。それはどうするんですか。 | ||
○朝日俊弘君 その設置をする事務局は、そうすると内閣府の職員ということになるんですか。 | ||
○朝日俊弘君 それで、どうも腑に落ちぬのは、先ほど来議論してきた人材交流センターで、再就職の様々な活動を行うセンターも内閣府に置く、それからその再就職の監視をする監視委員会も内閣府に置く、これは何か、進める方とチェックする方とが同じ家に住んでいるという感じがするんですよね。これで...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 中立性、独立性を強調するんなら別の置き方を考えてもよかったんじゃないかと私は思いますよ。何も無理くり内閣府に置いておいて、いや独立性は法制度上保たれているんだと一生懸命説明をするけれども、それは説得力に欠けるね、残念ながら。 以前、たしか、現在の人材バンクは総務...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 これで終わりますが、人事評価の在り方、あるいは具体的な進め方等については一つ要望があります。 やっぱり人を評価するというのは非常に難しいことでして、まかり間違うとその人を追い込んでしまうことにもなりかねません。いろいろ、それこそ内閣府にも自殺対策推進本部が設置さ...全文を見る | ||
06月18日 | 第166回国会 参議院 内閣委員会 第19号 議事録を見る | ○朝日俊弘君 民主党・新緑風会の朝日でございます。 今日は四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。先週の木曜日にお願いして急遽日程をつくっていただいたという、御無礼を承知でのお願いでございました。ありがとうございました。しかも、これは私が言うべき話ではないのかもしれま...全文を見る |
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 それでは次に、新藤参考人にお尋ねしたいんですが、実は今もちょっと話が出ましたけれども、今回、人事院の機能と役割をぐっと小さくして、逆にというか、相対的に内閣総理大臣の機能を強化するということがはっきりと出てきているわけですね。もちろん、...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 もう一点、参考人から見ると小さな問題になるかもしれませんが、気になっているもう一点があるんです。教えてください。 今回、再就職の問題を官民人材交流センターというのでやろうと。これも内閣府に置く。内閣府に置かれる特別の機関だと、この中で中立にやるんだと、こうおっし...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 質問を一区切りしますけど、監視委員会の下には監察官も置くんだ、当然事務方も置く、それ全部内閣府でやるっていうんで、その中でどうするんだろうという質問をしたんであります。是非御関心があれば議事録を見ていただくと有り難いと思います。 さ...全文を見る | ||
○朝日俊弘君 ありがとうございました。 幾つかまだ質問を残していますけれども、ちょっと中途半端な時間になりますので、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。 |