芦尾長司

あしおちょうじ



当選回数回

芦尾長司の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第142回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○芦尾長司君 震災当時、副知事を務めておりましたので一言。  一つには、今先生もおっしゃいましたように、首都機能移転ということと、それから首都がこれから被災することを考えての対策ということを分けて急いで考えておく必要があるだろうなという気は私もいたしております。  それを前提...全文を見る
○芦尾長司君 神戸−大阪で三十キロですね。
04月22日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○芦尾長司君 おっしゃいましたように、この支援金の額でございますが、第五条に書いてありますように、その算定基準はこれから政令で定めるということになっております。  これからの検討事項ということになるわけですが、私どもの考え方といたしまして、定額部分と実費部分とに分けたらどうかな...全文を見る
○芦尾長司君 定額支給の経費としては、引っ越しの費用とか生活必需品であります耐久消費財の購入経費等を考えていったらどうか。  さらには、実費支給の経費というものには、例えば民間住宅に入りますと公営住宅と違いまして賃貸住宅の礼金といったようなものが必要になってまいりましょうし、さ...全文を見る
○芦尾長司君 この支援金でございますけれども、考え方としては、そうした積み上げ計算的なことを考えて今ここで御答弁申し上げておるわけでございますが、少なくとも定額部分については一律といいますか、どういう方々に対しましても必ず支給されるべき部分だろうと思います。それから、その上に実費...全文を見る
○芦尾長司君 非常に細かいお話でございまして、これからの検討課題ということにもなろうかと思います。いずれにいたしましてもその限度額の範囲内で引っ越しをなさるということであれば、それが生活再建に必要であればできるだけそれはカウントしていくといったようなことにはなろうかと思いますが、...全文を見る
○芦尾長司君 これは、現在兵庫県で行っております措置につきましても、例えば通院費というものはカウントされておるわけです。そういったようなことも考えながらこれから考えていかなければならない。  しかし、先ほども申し上げましたように、何が被災者の自立した生活の開始を支援するかという...全文を見る
○芦尾長司君 実費の中にどういうものがこれからメニュー的にカウントされてくるのかということになるわけでございますが、それはやはり被災者の支援という観点からして、できるだけ限度額が満たされるようなそういう考え方でメニューというものも考えなければいかぬのではないかなというふうに思いま...全文を見る
○芦尾長司君 この辺、この法律を組み立てる中での一つの考え方としてそういう申請に基づいて被災者に対して支援金を支給していくという構想があるわけでございます。  そういう基本的な考え方の中で、現実問題として今おっしゃったように、被災の混乱の中でそういうものを用意するのはなかなか大...全文を見る
○芦尾長司君 この法律そのものが生活再建の支援を行っていきましょうということでございますから、そういうことの中で、先ほど清水委員の方からも御答弁がありましたように、一つは今阪神・淡路大震災の支援措置が行われておるし、さらには知事会の要望といったようなこともある、そういうものを基礎...全文を見る
○芦尾長司君 御承知のように、災害救助法は、災害の発生直後にみずから食糧や住居等を確保することが困難な被災者に対して今おっしゃったような必要な物品等が現物として直接給付される、ある意味では一時的、応急的なものでございます。  今回のこの生活再建支援というのは、ここが画期的なこと...全文を見る
○芦尾長司君 この法案でございますけれども、災害によって生活基盤に著しい被害を受けて自力により生活を再建することが困難である者に対して自立した生活の開始を支援する、こういうふうに目的にもなっておるわけでございます。そういう意味で、先ほども申し上げておりますような対象経費、引っ越し...全文を見る
○芦尾長司君 これは理事懇の場でどの程度の規模になるのかなといったような御質問もありましたので、私の方で兵庫県の方から基礎的な数字も聞きながら、一応試算されたものが、この阪神・淡路大震災にこの法案、このスキームで適用されたら千二百五十億ぐらいかかるだろう、そして既に阪神・淡路大震...全文を見る
05月14日第142回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○芦尾参議院議員 今お話がございました本法案の生活再建の支援金ですけれども、阪神・淡路大震災を教訓として将来の災害に対して適用されるということでありますが、阪神・淡路大震災では、今お話がございましたが、復興基金を活用いたしまして、従来の災害救助法を一歩前進した、そういう生活再建支...全文を見る
○芦尾参議院議員 御理解いただきたいのでございますが、この生活再建支援金だけで被災者の生活再建を図っていくということにはならないと思うわけです。これまでもいろいろな措置が講じられてきております。先ほど清水議員の方からもお話がありましたように、避難所から仮設住宅をつくり、それから災...全文を見る
○芦尾参議院議員 確かに、今回の阪神・淡路大震災は未曾有の大災害でございまして、従来の罹災証明を出した件数とはけた違いに大きな数の件数が出されておりまして、神戸市だけでも五十万件ぐらい出たのじゃないかというふうに推定しています。そういうことの中で、市町村において、被災状況の現地調...全文を見る
○芦尾参議院議員 まず、この基金の設立の経緯でございますけれども、土肥委員も復興プロジェクトにおられたわけですからよく御存じとは思いますけれども、阪神・淡路地域の復旧、復興に関するいろいろな行政施策をやっていかなければならない、これを一々ある意味では行政の予算を通していたのでは迅...全文を見る
○芦尾参議院議員 これは今申し上げましたように、精査した額ではございませんけれども、この復興基金、現行の制度の中で何も手当てをせずに十分賄えるというような額にはならないだろう、やはり何らかの措置が講じられなければ不足するだろうというふうに現時点で私自身は判断しています。
○芦尾参議院議員 おっしゃいましたように、家財道具が被害を受けるというところは、建物がしっかりしておっても受けておるところは受けておる、我が家なんかもそうでございました。  ただ、この場合に、この法律で考えておりますのは、こういう制度をつくる場合、要するに、その被害の程度、どの...全文を見る
○芦尾参議院議員 この法律では、そこはそういうけじめをつける必要があるだろうということで、そういうふうに考えて仕組んでおるということを御理解いただきたいと思います。
○芦尾参議院議員 一つの制度で運用していく場合に、公平性という観点からも、一つの基準というものを設けていかなければこういう制度は運用できません。そういうことからすれば、現在、これからスタートする制度としては、この全壊及び半壊だけれども撤去したということでスタートすることが今の時点...全文を見る
○芦尾参議院議員 その前に、今の単身世帯の問題ですか、それはまたこれからの検討課題だと思います。  いずれにいたしましても、まず支払いの時期ということになるわけですけれども、今回のこの法案の考え方としては、基本的には、先ほど来出ておりますけれども、個々の被災者の具体的なニーズに...全文を見る
○芦尾参議院議員 だから、阪神・淡路大震災がすべての災害だということにはならないと思いまして、ある意味では、それはレアケースということになろうかと思います。  しかし、いずれにいたしましても、仮にそういう避難所をつくり、仮設住宅をつくり、恒久住宅をつくる、そういう大災害の場合と...全文を見る
○芦尾参議院議員 これはこれから協議していかなければならないと思いますけれども、基本的には、原則としては一括支給ということがこの法律の考え方からいえば妥当ではないかなというふうに思いますが、被災者の生活再建にどうしたら一番つながるのかということを眼目として、基本として考えていかな...全文を見る
○芦尾参議院議員 これは基本的には、県なり市町でどういうふうに対応していくのかというお考えがあるべきだと思います。  ただ、いろんな考え方の中で、この復興基金制度というものを活用して今の被災者の生活再建の給付金なり中高年の給付金が行われておるわけです。現実にそれが、今まあまあそ...全文を見る
○芦尾参議院議員 おっしゃるのは、それが自然災害に起因するとしたとして、それが個人の責任にかかわる部分があるのかどうか、こういう御質問だと思うわけでございます。  これは、その判断はなかなか難しい面があると思いますが、しかし、明らかに人災によるものであるなというような事故につい...全文を見る
○芦尾参議院議員 マンション等の集合住宅の被災の問題についてですが、全体が全壊世帯ということになれば当然対象になりますが、半壊世帯で、周囲の状況からやむなく解体したといったような世帯、こうしたものにつきましても、当然支援金の対象と考えていかなければならないというふうには存じており...全文を見る
○芦尾参議院議員 今、これまでも御議論がありましたが、収入の合計額だけではなくて、「自然災害によりその生活基盤に著しい被害を受けた者であって経済的理由等」ということになっておりまして、先ほど来御議論がありますが、世帝王の年齢をファクターに入れておる。さらにはまた、障害者の世帯や母...全文を見る
○芦尾参議院議員 本法案の生活再建の支援金ですけれども、生活の立ち上がりの難しさの程度に応じて支援することを基本といたしております。そして、ただいまも申し上げてきておりますが、阪神・淡路大震災の措置というものを基本としかがら、世帯の平均的な収入やほかの制度等も考慮して、世帯の年収...全文を見る
○芦尾参議院議員 現在の阪神・淡路大震災の復旧、復興対策は、総額四兆円を超える国費が確保されておりますが、この中で、インフラ施設の復旧を除きますと、被災者の支援策には一兆円を超える額が投じられておるということをまず御理解いただきたいわけでございます。具体的に、この一兆円をもって公...全文を見る
○芦尾参議院議員 生活再建支援金で全部の生活を賄うということには確かにならないだろうと思います。しかし、生活再建支援金は、先ほど申し上げておりますように、いろいろな一連の被災者の方々のための対策の中の一環として位置、つけられるべきであろうと思います。そういうことでこの生活再建支援...全文を見る
○芦尾参議院議員 兵庫県の方から一つの試算として、ヒアリングをした数字がその数字であるということでございますが、いずれにいたしましても、この新しい法律を制定するに際しまして、それでは阪神・淡路大震災に適用された場合に仮にどういうことになるかなということで兵庫県の方に基礎的な数字を...全文を見る
○芦尾参議院議員 そのとおりです。
○芦尾参議院議員 先ほどもお話がございましたけれども、この試算でいきますと、既に、五十万円の支給予定の中高年恒久住宅自立支援金が支給されておる方で、これから百万円として支給される方がざっと五万世帯、それから、新たに百万円が支給される世帯が約三万弱、それからさらに、七百万から八百万...全文を見る
○芦尾参議院議員 一応、試算の数字ではそういうことになっております。
○芦尾参議院議員 上限金額といいますとちょっとわかりにくいのですけれども、例えば生活再建支援金でございますと、月額二万円から二万五千円の額を受け取っておる方がおられるわけです。そういう生活再建支援金の方々はこれは百万円の支給額の対象の中に入っておりますから、その方々は、むしろ百万...全文を見る
○芦尾参議院議員 既に、この法律の対象になる数字と同等かそれ以上の支給を受けておられるというふうに解釈されます。
○芦尾参議院議員 それは、そういうことになり ます。
○芦尾参議院議員 それは出すことは困難です。出ません。
○芦尾参議院議員 この新しい法律でどの段階から支援金を出していくかということは、先ほど申し上げましたように、避難所から仮設住宅があり、恒久住宅があるというときに、仮設住宅から恒久住宅に行くときにはこれはもう完全に対象になるでしょうけれども、避難所から仮設住宅に行く場合のところの、...全文を見る
○芦尾参議院議員 在住の外国人についてでございますが、これは、外国人の登録がなされております方などについては適用対象にすべきではないかなというふうに考えておりますが、例えば一時的に滞在している方などは対象とはならないのではないかというふうに考えます。  いずれにしても、これから...全文を見る
○芦尾参議院議員 一部損壊ということになりますと、面積の二〇%未満とか住家の時価の二〇%未満の損害、こういうことになっておるわけでございます。そういったようなことから、一部損壊で解体証明があるのは、この法律からは対象にはできないというふうに御理解いただきたいと思います。
○芦尾参議院議員 発議者といたしましては、この法律案の成立後、速やかな制度の実施が図られまして、円滑な、かつ確実な支援金の支給を行っていくことが重要だとまず考えます。その上で、今後のこの基金の業務の展開の中で、その他基金が行うことが適当な業務がまた出てくるかとも、それは考えられま...全文を見る