東祥三

あずましょうぞう



当選回数回

東祥三の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
議事録を見る
○東(祥)分科員 公明党の東祥三でございます。このたび当選させていただきました新人議員でございますので、初めての質問でもございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。  本日は時間の許す限り、ちょっと大きな問題でございますが、地球規模の環境問題について種々御質問させていただきた...全文を見る
○東(祥)分科員 ちょっと哲学的になってまいりますけれども、地球環境問題を考える上での何か新しい概念が最近出てきたように思えてなりません。  御案内のとおり、一九八四年に、日本の提唱だと伺っておりますが、あの国連に環境と開発に関する世界委員会、WCEDが設置されましたけれども、...全文を見る
○東(祥)分科員 多分、意見の分かれる非常に難しい問題だろうと思うのですけれども、実はこういった問題を考えるためにいろいろと本をあさっておりましたら、絵本を見つけたのです。「ぼくのジャングルを救って!」という絵本でございます。長官、読まれましたか。(北川国務大臣「いや、ちょっとま...全文を見る
○東(祥)分科員 よくわかります。ただ、植林といっても、熱帯雨林を一たび伐採してしまえば、植林したとしてもまたもとの姿には絶対戻らないというのも、これは事実でございます。そういう意味におきまして、我々の生活が不自由になるかもわかりませんが、ある意味で何らかの形で熱帯林伐採に規制を...全文を見る
○東(祥)分科員 今熱帯雨林のことだけが突出してしまいましたけれども、私が基本的に言いたいのは、熱帯雨林伐採もそうでございますし、地球の温暖化の問題、二酸化炭素の問題もそうでございます。中長期、大陸規模という時点で考えれば、酸性雨の問題もそうでございます。オゾン層破壊の問題もそう...全文を見る
○東(祥)分科員 もうあっという間に時間が過ぎ去ってしまって非常に残念なのですけれども、日本が国際機関あるいは既存の機関を通じて地球環境問題に対して何らかの関心を示しているというのはよくわかります、ちょっと悪くとっているかもわかりませんけれども。私が述べたいのは、日本独自が一体ど...全文を見る
○東(祥)分科員 今酸性雨の調査研究ということでお話があったわけでございますが、今日、御案内のとおり関東平野の約半分ですか、五十万ヘクタールにわたって杉はもうほとんど全滅している。これは酸性雨の影響であるというふうにも言われております。ある意味で焦点がぼけたのかよくわかりませんけ...全文を見る
○東(祥)分科員 ありがとうございました。具体的に温暖化の問題だとか、またIPCCの報告内容が出ましたのでその点についても聞きたかったのですが、時間が来てしまいましたので、こういう問題に関してまた別の機会に御質問させていただきたいと思います。  本日はどうもありがとうございまし...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○東(祥)分科員 公明党の東祥三でございます。このたび初めて当選させていただきました。初めての質問でもございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  きょうは、すべて質問できるかどうかわかりませんけれども、時間の許す限り次の点について質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○東(祥)分科員 スタッフ、予算の推移についてはどうですか。準備委員会発足当時、五十二年から平成二年までの初めと現在。平成二年度で結構でございますが、スタッフ、予算、これはどのようになっていますか。
○東(祥)分科員 私の資料ですと、昭和五十二年度には千八百二十五万円、平成二年度には千七百四十九万円となっておるのですけれども、いかがですか。
○東(祥)分科員 昭和五十二年度は幾らですか。
○東(祥)分科員 昭和五十二年度から平成二年度で十年以上経過しているのですけれども、スタッフ、予算とも発足当時に比べて余り急激にふえていないような印象を与えられます。もちろん、この日本文化の骨格をなす日本語大辞典の編さんですから、拙速に過ぎてつまらないものをつくってもいけませんの...全文を見る
○東(祥)分科員 先ほどの文化庁の御説明をお聞きしておりますと、今後は人海戦術で優秀なスタッフと予算が伴えば、編さん作業は飛躍的に進むように受け取れましたが、そう理解してよろしいでしょうか。
○東(祥)分科員 大臣、お聞きのとおりでございます。先ほどの御答弁のように、この編さん事業はある意味で歴史に偉大なる足跡を残すものです。どうでしょうか、来年度からもっと本腰を入れて取り組むお考えはありますか。具体的には、スタッフ、予算ともに充実させていただけますでしょうか。
○東(祥)分科員 予算に関しては、このような長期的国家プロジェクトについては、ファンドとして一定額な基金としてプールして使用するシステムもあると伺いましたけれども、可能であれば御検討いただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○東(祥)分科員 ともあれ、日本はただ経済的にのみ突出した経済先進国と言われておりますけれども、近いうちに文化大国日本、文化的に進んだ日本と言われるようになるためにも、この日本語大辞典編さんの成功を心から祈っておりますので、御尽力願いたいと思います。  次に、異年齢混成の教育に...全文を見る
○東(祥)分科員 私は、文部省が事例集を出版すること自体異例なことだろうと思っておりましたが、この本に書かれた事例を参考に、全国各地でさまざまな試みをされている学校が出てきていることと想像いたします。第二集を編集すれば、もっと特色のある事例が集まることと思いますけれども、今後も出...全文を見る
○東(祥)分科員 その辺の状況はわかっているつもりでございます。三万冊出したと聞いております。現在そのうち一万冊のみが売れたという状況でまだ二万冊ぐらい余っている、そういう意味で周知徹底させなければならない、また、それに関連した講習等も開いていかなければならない、その辺の事情はよ...全文を見る
○東(祥)分科員 今の子供は遊ぶときも同年齢の友達としか遊ばず、というよりも、そうせざるを得ないのかもしれません。また、家に帰ればテレビやファミコン。兄弟も少なくて、先輩後輩のつき合いもほとんどない状態です。このような子供を取り巻く社会状況の中にあっては、異年齢混成の教育が与える...全文を見る
○東(祥)分科員 時間がなくなってきてしまいましたので次に移らしていただきます。  次は、高校生の留学の進捗状況についてでございますが、一昨年四月より高校生の留学が、一定の枠内でありますけれども、正式に認められるようになりました。今までは、留学するためには高校を休学しなければな...全文を見る
○東(祥)分科員 国公立と私立では、その実施状況は違いが見られますか。
○東(祥)分科員 校数でいきますと、この高校生留学に関して全高校五千校の中で千三百十六校が校内規定を整備していると聞いておりますけれども、まだまだ少ないような気がしてならないのですが、今後の見通しについてはどのような状況でございましょうか。
○東(祥)分科員 大臣、これからの学生はきれいな日本語を話せると同時に英語ができるのは当たり前という時代になってくると私は思っております。それならば、もっと積極的に国公立高校でも姉妹校をつくって高校生留学の推進に力を入れていかなければ、ある意味で私立に対して人気低下傾向にあるので...全文を見る
○東(祥)分科員 御理解のある御答弁をいただきましてありがとうございます。今後とも何とぞこの高校生留学の件に関してさらなる御尽力をしてくださることを切望いたします。  時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
議事録を見る
○東(祥)分科員 公明党の東でございます。新人議員でございます。このたび当選させていただきました。初めての当選でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。  本日は、時間の許される限り、次の点について御質問させていただきます。タクシー値上げ問題、常磐新線の建設、日暮里-舎...全文を見る
○東(祥)分科員 値上げ時期はいつごろになるかということについてはどうですか。
○東(祥)分科員 私は現在、江東区の東砂に住んでいるのですが、家のすぐ近くに東京タクシー近代化センターというのがありまして、このセンターの中にタクシーサービス改善検討委員会があります。そこではタクシーのモニター制度を設けて、タクシーのサービスについて率直な意見が数多く寄せられて、...全文を見る
○東(祥)分科員 次に、常磐新線の建設についてお伺いいたします。  常磐新線については、私が理解している限りにおきましては、既存線の混雑緩和の推進、人口の外延化及びニュータウン計画等への対応、副都心機能の強化などを基本的な考えとしているようでございます。この常磐新線は、昭和六十...全文を見る
○東(祥)分科員 運輸政策審議会の答申では平成十二年を開通目標とすることが適当であるとなっておりますが、あと十年で果たして開通は可能なのでしょうか。
○東(祥)分科員 今の御答弁にもありましたけれども、整備主体を第三セクターにゆだねて免許をするようですけれども、そういう状況であるにもかかわらず、あと十年と迫っているにもかかわらずまだ第三セクターもできていない、また免許申請も提出していない。その理由は、今述べられたことに原因する...全文を見る
○東(祥)分科員 検討委員会のメンバーであるJR東日本の常磐新線に対しての態度といいますか、その点についてはどのような状況でございましょうか。
○東(祥)分科員 ということは、JR東日本は採算の面で事業参加に難色を示しているということですか。
○東(祥)分科員 常磐新線に関連して今御答弁にありましたとおり、用地買収あるいは整備リスク等においてまだまだ解決をしなければならない問題が山積しているようでございますけれども、そういった状況において、運輸省としてはどのようにこれから調整していこうとされているのか。
○東(祥)分科員 先ほどのお話の中に出てきた地名でございますが、南千住というのが出てまいりましたが、実は私の地元は荒川区でございまして、荒川区は今荒川区基本構想を策定しております。そしてまた、新たな町づくりを積極的に進めております。そして、荒川区の発展にとって南千住地域の再開発と...全文を見る
○東(祥)分科員 荒川区の話になったところで、余り時間がありませんので簡単に、日暮里-舎人間の新交通システムの進捗状況も伺っておきたいのですが、よろしくお願いします。
○東(祥)分科員 次に、地下鉄八号線の建設促進についてお伺いいたします。  地下鉄八号線は、昭和五十七年に免許申請が営団から大臣に出されております。しかしながら、八年たった今もなお、免許認可はおろか、運輸審議会に諮問することもなく、省内に保留されたままになっている、このように私...全文を見る
○東(祥)分科員 できるだけ早い時期に審議会に諮問をして、申請が営団から出された以上、一日も早く免許を認可していただきたい、このように要望させていただきます。この点についていかがですか。
○東(祥)分科員 次に、鉄道の高架線促進についてお伺いいたします。  現在、御案内のとおり、墨田区、江東区、荒川区の主要道路の混雑状況というのはすさまじいものがあります。中でも鉄道の踏切による混雑がこのすさまじさにさらに拍車をかけておるという状況でございます。  そこでお聞き...全文を見る
○東(祥)分科員 京成曳舟駅周辺に関して今調査をしている最中だという御答弁がありましたが、この調査結果はいつごろ出る予定でございますか。
○東(祥)分科員 東武線に関しては全く調査もなされていない、また地元地方自治体の方からもそれなりの手続を踏んでないということでございますので、今後ともこれらの地域の調査も何らかの形で開始されて、またあわせて京成線の駅付近の高架線設置に向けてできるだけ御尽力をお願いいたしまして、時...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
議事録を見る
○東(祥)分科員 公明党の東でございます。このたび初めて当選させていただきました。初めての質疑でもございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。時間の許す範囲で伝統工芸に関する質問をさせていただきます。  私どもの東京の下町には数多くの伝統工芸の職人さんがおります。例えば江...全文を見る
○東(祥)分科員 平成二年度の中小企業対策費は、私が知っている限りではおよそ一千九百四十三億円程度であると思います。そのうち伝統工芸品産業振興対策費総額というのは四億四千万円くらい、補助金による助成もほぼ同額の四億三千万円弱でございます。話にならないほど微々たる予算しか計上されて...全文を見る
○東(祥)分科員 せめて日用品課の隣に伝統的工芸品産業室ぐらいは抄録の中に載せるぐらいの誠意は示してもよいのではないでしょうか。いかがですか。
○東(祥)分科員 伝統工芸品を愛する者として何とぞよろしく御尽力賜りたいと思います。また、今後の予算面においても、施策の重要性にかんがみてもっとできるだけ拡充をお願いしたいところでございますが、先ほどの御答弁の中にありましたので結構だと思います。  次に、生産額の推移についてで...全文を見る
○東(祥)分科員 今御答弁にありましたとおり、伝統工芸品が法律に基づいて百七十一品目に指定されている。私に言わしていただければ限定されておるわけでございますが、通産省が昨年各産地においてアンケート調査を行ったところ、百七十一品目のうち七十五品目で指定基準の緩和を求める回答があった...全文を見る
○東(祥)分科員 各産地からの要請があったときに対してこたえるということでございますか。
○東(祥)分科員 わかりました。  ちょっと話題を展開していきますが、現在、青山にある全国伝統的工芸品センターには、常設展示として約百四十品目が展示されていると聞いております。また、特別展示は個々の産地の展示会を二週間交代で開催しているそうでございます。そのほか、ビデオコーナー...全文を見る
○東(祥)分科員 伝統工芸品として指定されていない、産地の大きさあるいは企業を構成する数が足りないがために指定されていないにもかかわらずすばらしいと思われるものも今おっしゃられたビデオあるいは本の中に収録されておりますか。
○東(祥)分科員 こういった資料として保管しておく本あるいはビデオ事業といいますか、こういったものをさらに拡大していく方向にあると理解してよろしいですか。
○東(祥)分科員 保存と同時に前向きに、新しい国民のニーズに合った販路の開拓もまた極めて急務なことであろうと私は思っております。今後の時代の流れの先端をつかむ意味でも、パイロットショップといったものを設けて時代に敏感な目を養っていかなくてはならない、先ほどの御答弁にも少しあったと...全文を見る
○東(祥)分科員 聞くところによりますと、都庁跡地のコンベンションセンターの中に出店をお願いしたい旨の相談を都にされていると伺っておりますけれども、どうなっておるでしょうか。
○東(祥)分科員 話を聞いているのではなくて、相談は都にされておりますか。
○東(祥)分科員 先ほどの一貫した質問の背景には、法的に制約があるので、指定されている百七十一品目以外のすばらしい伝統工芸品と思われるものをつくっている人々の後継者育成、確保の難しさ、あるいはまたその工芸品をこれから持続していく上での何らかのインセンティブが欠如しているという状況...全文を見る
○東(祥)分科員 とにかく大切な、また実用と美を兼ね備えた生活用品として伝統工芸品というのは愛されてきたわけでございます。伝統工芸品が国民生活に豊かさと潤いをもたらしてくれたことは御承知のとおりだと思います。こういった意味でこの伝統工芸品の正確なる保存に尽力していただきたいと思い...全文を見る
○東(祥)分科員 ぜひ推薦させていただきたいものが多々ありますので、後ほどリストをこしらえて送らせていただきますので、何とぞよろしくお願いいたします。  本日はこれぐらいでやめにさせておいていただいて、また今後とも何とぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
04月27日第118回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
議事録を見る
○東(祥)分科員 公明党の東でございます。このたび当選させていただきました新人議員でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。  まず初めに、具体的な問題から御質問させていただきたいと思います。初めに、荒川河口橋建設の進捗状況についてお尋ねいたします。  ことしの三月にJ...全文を見る
○東(祥)分科員 平成七年度内に開通目標というふうにおっしゃっているのですが、先ほど申し上げました舞浜大橋、これが着工したのが昭和六十年で、ことしの四月、今月一応完成した。四年間かかっているわけですね。そのときに費やされた費用が七十三億円、単純にこの尺度を使いまして、縮尺を使って...全文を見る
○東(祥)分科員 地元江東区から見ると、これが一日も早く完成されることを望んでおるわけでございます。というのは、御案内のとおり、この地域には一大リゾート地がいろいろとありまして、稲毛海浜公園あるいは幕張メッセあるいはららぽーと、JRアートクラブ、ディズニーランド、葛西臨海公園、ウ...全文を見る
○東(祥)分科員 いつごろ着工になりますか。
○東(祥)分科員 今度は、これができれば大田区、横浜方面に向かって産業道路につながっていく、それができて初めて三百五十七が貫通するということでございますので、状況はよくわかりました。  次に、墨田区内の荒川河川敷の利用についてお尋ねいたします。  荒川河川敷というのはこういう...全文を見る
○東(祥)分科員 大変温かい御答弁、ありがとうございます。早速地元へ戻りまして、区長とも相談いたしまして、その方向でお話をさせていただきたいと思っております。  次に、防災対策に関連して質問させていただきます。  初めに、これは文部省とも関係するのですけれども、現在、小中高等...全文を見る
○東(祥)分科員 ということは、結論がよくわからなかったのですけれども、私が先ほど述べた視点に関して前向きに取り組んでいただけるのでしょうか。
○東(祥)分科員 温かい御答弁をありがとうございます。  ただ、前もって私の方で文部省の方とも若干この点についてお話しさせていただいたのですけれども、文部省側としては、国土庁からの要請があれば学校を地域防災の拠点に活用することに全面的に協力させていただきたい、このような言葉をい...全文を見る
○東(祥)分科員 ありがとうございます。  次に、まだ時間がありますので、もうちょっと大きな防災対策について質問させていただきます。  国土庁は昭和五十六年から六十二年にかけて、六年間かけて南関東地域地震被害想定調査を実施されまして、その結果を六十三年に発表されました。これで...全文を見る
○東(祥)分科員 ありがとうございます。  このような極めて重要な、また六年の年月をかけて得たこの調査結果というのは、当然各省庁に配付されていると思います。また、これに基づいて各省庁が独自の調査をされていると期待いたしますけれども、各省庁がどのような調査をしているか、国土庁は把...全文を見る
○東(祥)分科員 余り深い議論に入ると時間がなくなってしまうのでさらっといきたいと思うのですけれども、こちらで持っている資料によれば、南関東地域の地震対策として災害対策総合推進調整費、これは国土庁予算だと思うのですが、これによって実施している他省の調査というのは、通産省のみがやっ...全文を見る
○東(祥)分科員 わかりました。  時間がなくなってきてしまいましたので、最後に、基本的には防災対策に関しての主務官庁というのは国土庁であるわけですから、防災対策が各省庁個別で対応していてはスムーズな防災対策はとれないだろう。そういう意味で、国土庁がリーダーシップをとってこの被...全文を見る
○東(祥)分科員 よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
05月24日第118回国会 衆議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○東(祥)委員 総務庁に、青少年対策の一環としての最近における青少年を阻む薬物乱用防止について、御質問させていただきたいと思います。  この質問の背景として、次の三つのことを念頭に入れております。一つは、言うまでもなく経済大国日本は現在海外の麻薬シンジケートからねらわれているの...全文を見る
○東(祥)委員 揚げ足を取るわけではありませんが、長官のお言葉に私は極めて不満でございます。このような傾向があればというふうにおっしゃったということは、現実には若者たちがどれほど薬物に侵されているか、むしばまれているか、この点についての御認識がほとんどない、このように私は理解せざ...全文を見る
○東(祥)委員 具体的に質問します。  ここで十四省庁がかかわっているわけですが、全員にお越しいただくわけにはいきませんでしたので、厚生省、法務省、文部省に具体的な形でお伺いしたいと思います。  まず厚生省でございますが、薬物乱用者の実態と効果的な治療あるいはリハビリ施設が現...全文を見る
○東(祥)委員 各省に関してのこの問題についてはまた各省庁での決算委員会で取り上げていきたいと思っておりますので、深くは掘り下げません。  次に法務省に対してでございますが、刑務所あるいは的確な表現なのかどうかわかりませんが、少年院内での治療施設といったものは存在いたしますか。...全文を見る
○東(祥)委員 薬物常用者は犯罪人ですか、病人ですか。済みません、的確な質問相手がどうかわかりませんが、法務省の方、答えていただけますか。
○東(祥)委員 文部省にお尋ねいたします。  文部省は、薬物の乱用に対しては現在どのような教育を施すように御指導されているのでしょうか。
○東(祥)委員 それは別の言葉で言うと、私はおどしの教育だろうと思います。それを吸えば健康にこれだけの害がきてしまうという、その教育は欧米で失敗しているのですね。ずっとそのようなおどしの教育、これを飲めば身体にどれだけの影響が来るか、そういう教育をやってきたわけですね。失敗してい...全文を見る
○東(祥)委員 よろしくお願いいたします。時間がないので、この薬物に関してはまた別の機会に取り上げたいと思います。  次に、沖縄開発庁長官と環境庁にお伺いいたします。白保のサンゴの問題でございます。  御存じのとおり、これがあの有名なアオサンゴでございます、お見せするまでもな...全文を見る
○東(祥)委員 理解するために私の言葉で言わさせていただきますと、開発をするに当たって、サンゴ礁を犠牲にしないで開発は促進する、このように理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 それでは、次の問題設定でございますが、何らかの開発事業が行われる場合、事前に十分な、このサンゴ礁を犠牲にしないという結果が出るようなそういう環境アセスメントを行うというふうに理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 これは環境アセスメントをやる場合、ある開発が行われようとする前の環境アセスメントと、それから開発事業を申請するときその後に行われる環境アセスメント、二つあると思うのですが、これは二つともやるということですか。
○東(祥)委員 ちょっと話が飛びますが、四月二十六日同僚の大野議員が北川長官に質問いたしまして、北川環境庁長官から、近く白保地区を国立公園、海中公園地区に指定するつもりであるとの御答弁がありました。いつごろ海中公園に指定するのでしょうか。そしてまた、その領域はどのようになるのでし...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたので最後になりますが、ということは、先ほどのお話からいきますと、基本的に白保のサンゴを守るという視点に立っておりますので、その守る具体的な一つの行為としてこの白保地区を海中公園地区に指定する、このように環境庁長官がおっしゃられているのだろうと私は推察...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたので、これでやめさせていただきます。
06月22日第118回国会 衆議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。  本日は、基本的に二点に限って御質問させていただきます。  まず初めに、国際化への試金石と言われる難民問題についてお伺いいたします。  私も、議員になる前、国際連合で約五年間にわたって難民問題で、ずっと世界で闘ってまいりました。...全文を見る
○東(祥)委員 外務省にお伺いする前に、ちょっと誤解されているのじゃないかと思うのですが、難民問題と外国人労働者問題は明確に違います。難民問題はるるまた説明してくださると思いますが、これは出稼ぎを目的に来ている人々とは関係ありません。また、日本で間違った標語で使われている経済難民...全文を見る
○東(祥)委員 法務省にお伺いいたします。  日本は五十三年から閣議決定に基づいてインドシナ難民、当時は三名だったと思いますが、受け入れを始めましたけれども、以来今日までそのインドシナ難民の本邦定住の推移について御報告していただけますでしょうか。
○東(祥)委員 その六千六百余の本国に定住されている難民の方々についてでございますが、この人々に対しての生活保障といいますか、定住資格を与えられた以上、日本に住んでいる日本人と同じような形で就労した場合には、健康保険あるいは国民健康保険また年金等に加入することができるのでしょうか...全文を見る
○東(祥)委員 先ほど角崎人権難民課長からお話があった六千六百余名の難民については、これは全員健康保険あるいは国民健康保険に加入されているかどうかという、このデータはありますか。
○東(祥)委員 昭和五十七年、日本は、間違いなければ、難民条約の調印国になりました。その後今日までどれぐらいの人が条約難民認定の申請をし、そのうち何人が認定され、また不認定になっているか教えていただきたいのです、これは法務省だと思うのですが。
○東(祥)委員 ありがとうございます。  話がちょっと前後してしまったのですが、股野入国管理局長にお尋ねいたします。  先ほど、今日まで条約難民認定の数が七百三十一で、そのうち百九十四が認定された、そのような御報告があったのですけれども、不認定になった数はどれぐらいになってい...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、ここに差が出てくるのですが、この差は、受理されなかった、あるいは申請をした人がその申請を取り下げた、そのように考えてよろしいですか。
○東(祥)委員 今審査されている方はどちらにいらっしゃいますか。
○東(祥)委員 この申請をされて、そして認定された方々ですけれども、国名だと、もし問題があれば国名は控えていただいて結構でございますが、幾つの国数の方々がこれを申請されているか、その辺の報告はしていただけますか。
○東(祥)委員 その他の国々でいきますと、国数でいくと何カ国の国民からこの難民認定の申請が出てきておりますか。
○東(祥)委員 国名ではくてインドシナ三国以外、あと何カ国くらいから来ているか。これも難しくて言えませんか。
○東(祥)委員 わかりました。  申請人の数は今後ふえる傾向にあるのか、それとも減少する方向にあるのか、どのように見込んでいらっしゃいますか。
○東(祥)委員 条約難民認定の申請をされる方を取り扱うといいますか、インタビューをされたり、難民認定の審査をされる方というのは特殊な訓練を受けておりますか。
○東(祥)委員 難民認定の審査をしてその結果が出るまでに、大体平均どれくらいの年月を要しているんでしょうか。
○東(祥)委員 その一年余という期間は、難民認定を申請したい方が一度申請する、そして第一回の申請においてもし却下されてしまうと、もう一度再認定申請というのがあると思います。通常、アピールと言っておりますが、これを含んで、そのアピールに対しての結果が出てくる時間に要する期日と考えて...全文を見る
○東(祥)委員 過去にアピールをされた方で、まだ認定手続中というのがございますか。
○東(祥)委員 そうしますと、まず第一に認定申請して、その結果が出るまでに約一年ぐらいかかる。一回目の認定申請で却下されてしまう、アピールする、またさらに年月がかかる。その間、この難民認定をした人に対して日本滞留許可証、あるいは最低限の経済保障あるいは財政的な援助というのはどうな...全文を見る
○東(祥)委員 多分二つに分けられるのじゃないかと思うのですが、一つは、不法に何のドキュメントも持つことなく日本に入ってくる不法入国者、そして難民認定申請をする場合と、もう一つは観光ビザで日本に入ってくる場合。この不法で入ってきた場合というのは、日本の施設に入って難民認定の申請の...全文を見る
○東(祥)委員 その仮放免になった場合、その人の生活の糧はどうなりますか。私が質問しているのは、あくまでも難民認定申請をされている方ですけれども、この方は外で働ける、日本の中で働ける、就労できる、そういう資格が与えられますか。
○東(祥)委員 それじゃ、もうちょっとわかりやすく聞いちゃいます。  例えば観光ビザで入国してくる。そしてその方が六十日以内に難民認定の申請を日本国政府あて にする。そして、その結果が出るまで待たなくちゃいけないわけですね。大体ビザの通常期限というのは九十日ですから、ビザの期...全文を見る
○東(祥)委員 可能性として、現実にありましたか。
○東(祥)委員 わかりました。  この難民援助というのは極めて難しくて、また繊細な内容を有しておりますので、お答えも非常に難しいのだろうというふうに思いますけれども、難民援助をつかさどっている部門として、一つは財政援助あるいは資金的な援助という部面が入ると思います。  また、...全文を見る
○東(祥)委員 これはちょっと流れを教えていただきたいのですが、そういう方が入ってきて特別な庇護を受けたい、そういうふうに言ったとき、これは法務省マターになりますか、外務省マターになるのですか、お願いします。
○東(祥)委員 昨年九月十三日に、インドシナ難民、それも三カ国というよりもベトナムですけれども、ベトナムからのボートピープルに対して難民認定制度が初めて日本で導入された。それの背景には、昨年の六月にあったインドシナ難民国際会議の決議に基づくものから出てきたと理解しておりますけれど...全文を見る
○東(祥)委員 百四十名のうち、現在一人だけ手続中ということで、なぜそれほど少ないのかということに関しては、偽装難民に対しての取り扱いを優先させたということで、大変な仕事量であり、また複雑怪奇、またセンシティブな問題でございますので、よくそのお立場、理解できると思いますが、大半の...全文を見る
○東(祥)委員 安心しました。  ところで、こういうことを想定して質問させていただきます。日本に在留するある外国人が、その人の本国を出たときは全然問題なし、つまりいつでも自分の本国に帰ることができるという状況であった、しかし、その人が本国を出て日本にいる間に、その本国に事件ある...全文を見る
○東(祥)委員 大変ありがとうございました。また機会あるごとにこの点について、難民問題について触れさせていただきます。今後とも御指導を賜りますようよろしくお願いします。  それでは次に、時間の許す限り、今度は外国人労働者問題についてお伺いさせていただきます。  この問題は、も...全文を見る
○東(祥)委員 まだ月日が余りたっていないので、このような質問は不適切なのかもわかりませんけれども、六月一日からこの改正入管法が施行されて以来、明確たる改正入管法実施前と後の差というのは何らかの形で出てきておりますか。もしありましたら御報告していただきたいと思います。
○東(祥)委員 この改正入管法によれば、単純外国人労働者は基本的に受け入れないようになっておりますけれども、なぜでしょうか。
○東(祥)委員 ということは、単純外国人労働者を受け入れたときに日本はどのような社会になっていくかよくわからない、そのインパクトがよくわからないのでまだまだ検討が必要である、このように理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 その検討の結果というのはいつごろ出るのでしょうか。
○東(祥)委員 ということは、逆説的に言うと、単純外国人労働者を受け入れるか受け入れないかという視点ではなくて、あくまでも外国人労働者、技術あるいは技能を持っている人々が日本に就労できるようなその体制固めをしているので、そちらの方向から見ていくということで、単純外国人労働者に焦点...全文を見る
○東(祥)委員 不法滞留者あるいは不法就労者と言われる人は現在どれぐらいになっているのでしょうか。まだ統計的に得られるのかどうかわかりませんが、改正入管法が施行される前におきましては約十万というふうにも言われておりました。施行後、これは何らかの変化を導入して勘案することは難しいの...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございます。  そうしますと、概算ですけれども、現在少なく見積もったとしてもまだ八万人前後の不法滞留者が日本の国内にいる、こういうふうに見てよろしいですか。
○東(祥)委員 そうしますと、口が悪いかわかりませんが、基本的には日本の入管法によっては不法就労、不法滞留は認められていないわけでございますが、現実にはそれだけの人間がいる、正門は閉まっているのだけれどもどうも裏口があいている、それが多分今日の現状なんだろうと思うのですが、それだ...全文を見る
○東(祥)委員 これは非常に難しい問題であるということは私も重々承知しておりますけれども、ということはこの入管法によってのみ不法滞留者という人々に対して何らかの効力があると思われているのか、それとも、もう一歩進んで、不法滞留されている人たちを総検挙しようという意気込みでいらっしゃ...全文を見る
○東(祥)委員 わかりました。また労働省の方にもこの点について後ほどお聞きしたいと思いますが、今度は外務省の方にもお聞きしたいのです。  これは外国人労働者と同じ意味合いで論ずることができないわけでございますが、最近日系人の方がかなり入ってきております。現在どれくらい入ってきて...全文を見る
○東(祥)委員 今の説明でよくわかります。外国籍の日系人の方と言っていいのでしょうか、その方は労働政策上の労働力の受け入れで来ているということではなくて、あくまでも日本人との血縁によって祖国に帰ってきているのだということだろうと私は理解をいたしました。と同時に、この点に関して日本...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございます。法務大臣の前向きなお言葉を聞きまして、本当にうれしく思います。  外務省はどのようにとらえていらっしゃいますでしょうか。
○東(祥)委員 わかりました。  時間がなくなってしまいました。あっという間に一時間たってしまいました。  労働省にぜひともお伺いしておきたいと思います。  今いろいろと質問させていただいたことと重複するわけでございますけれども、労働省は外国人労働者受け入れについてどのよう...全文を見る
○東(祥)委員 今後、日本市場における外国人単純労働者を受け入れた場合のメリット・デメリットについて労働省として検討されていく、研究されていくと理解してよろしいでしょうか。もし研究されていくとするならば、できるだけ早いうちにその結果が出ることが望まれるわけですけれども、その検討と...全文を見る
○東(祥)委員 どうもありがとうございました。来年の正月を楽しみにしております。  本日は、文部省の方にも来ていただいておりまして、時間がなくなりましてこの関連での質問をすることができませんでしたけれども、また別の機会にさせていただきます。申しわけありません。  本日はありが...全文を見る
11月05日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○東(祥)委員 総理初め関係閣僚の皆さん、私は公明党の東祥三でございます。  私は、ことしの二月の総選挙におきまして初当選させていただきました。今までUNHCR、つまり国連難民高等弁務官事務所の職員としてトルコ、ホンジュラス、エチオピア、スイスなどの国々で難民救済の仕事に従事し...全文を見る
○東(祥)委員 わかりました。基本的には総理はまだ撤回する意思がないということを承ったと思います。  今回のイラクのクウェート侵略及び併合は決して許されるべきではないということに関しては、国民的なコンセンサスができておると思います。そしてまた、国際的、地域的軍事危機に際して、日...全文を見る
○東(祥)委員 いろいろとお話ししてくださいまして、中に重要なこともありますので、その分は後で引用さしていただきますが、具体的に聞かさしていただきます。  どこの国が金と物を中心にした支援策だけではだめだと言っておりますか。
○東(祥)委員 ここに、「ワールド・ミリタリー・アンド・ソーシャル・エクスペンディチャー」という一九八九年の権威あるデータがあります。戦後、第二次世界大戦後一九八八年まで、戦争と言われるものが百二十七ありました。二千百万人以上のとうとい命が死んでおります。日本はその間、私の知る限...全文を見る
○東(祥)委員 もう一度先ほどの質問に戻ります。  それでは、日本がお金と物を中心とした支援だけではだめだと言っている国はないんですね。
○東(祥)委員 わかりました。総理独自の判断であるということです。  それでは、続いて質問いたしますけれども、国際社会の反応、私はこれまで国際連合の二つの専門機関の職員として働いてまいりました。いろいろな国々で働く機会を体験しましたけれども、その多くの方々と日本の国際貢献に関し...全文を見る
○東(祥)委員 私は、国際紛争時あるいは地域紛争時における日本の貢献という視点から質問させていただいております。また、前もって、どこどこの国がどういうことを言ったか、こういうことに対しての質問をしますということを総理にあらかじめ申し上げておきませんで申しわけありませんでした。ただ...全文を見る
○東(祥)委員 外務省に聞いておりますので、そのときに何かトラブルがあって来られていないのかもわかりません。  私が得た資料によりますと、七十二名の人間が日本からアンマンに乗り込んでいっている。その七十二名のうちクルーが四十名、そして企業関係の人が十四名、外務省一名、医師、看護...全文を見る
○東(祥)委員 八月下旬から九月上旬というのは、あのヨルダンに避難民が一番あふれているときでございました。十万あるいは十二万と言われる人々があそこにおりました。行くとき、そのヨルダンの避難民キャンプの人々に、こういった人人に救援物資をもし満載していくことができたならば、過去ですの...全文を見る
○東(祥)委員 大変お忙しくて、そしてそういうところに多分気が回らなかったのだろうと思うのですが、三週間後に送ったとしても、これは基本的にもうピークを過ぎている。まさに日本人があのアンマンから帰国する、そのときにどのような気持ちで他の避難民の人々がそれを眺めていたか、これが問題な...全文を見る
○東(祥)委員 私の得た情報によりますと、例えば九月の二十日までに、タイ系の人が約一万五千人ほどおられました、そのうちの大半の人たちが本国に戻ってきているそうでございますが、タイに戻ってきた避難民の人たちは、イラクあるいはクウェートに行く前、飛行機代の捻出のため莫大な借金をして出...全文を見る
○東(祥)委員 私はなぜこういう質問をしているかといいますと、日本のこういう国際紛争時、地域紛争時への貢献というのは、いろいろな形で、非軍事的な分野あるいは人道主義的な分野ででき得るものがいっぱいあるのではないか、そういったところから、まずできるものは一体何なのかということを塗り...全文を見る
○東(祥)委員 基本的に、日本の貢献策を考える場合、やはり日本政府として各省庁が知恵を出し合わなくてはいけないわけなんですよね。だから、そういう意味において、各省がそれぞれ自分自身とは全然関係ないんだというところで、最終的に何か決断が下った後どうするかという、そういう視点でいいん...全文を見る
○東(祥)委員 避難民について言っておりまして、難民とはまた定義が違ってきますし、また、インドシナ難民は、閣議決定によって受け入れるということになりまして、この点とごっちゃにしないで、私は、国際紛争が起こったときの避難民、これを特別に受け入れたらどうなのか、こういうことを質問させ...全文を見る
○東(祥)委員 済みません、質問が悪いのかわかりませんが、私は避難民、紛争時において避難民が発生した場合、そのうちの一部をという、そういう質問でございます。また、外国人労働者とリンクさせて考えるとわからなくなってしまうので、これは特別枠、別枠でという、そういう質問をさせていただい...全文を見る
○東(祥)委員 いろいろ難しい問題があると思いますが、そういうことをすることが、日本は戦後四十五年間変わってきたんだなということをわからせる一つの最大の方法なのではないか、僕はこのように思っております。  また、これに関連して、例えば避難民キャンプを日本で経営、直営する、こうい...全文を見る
○東(祥)委員 紛争が起きる、紛争の近隣諸国でも結構です。御存じのとおり他の国々はこういう活動を活発にやっております。日本は、先ほど言いましたとおり、行くときが遅いから拠点も失ってしまっている。そういう意味で、国際紛争が起こる、地域紛争が起こる、そしてその近隣諸国に避難民があふれ...全文を見る
○東(祥)委員 また御存じのとおり、フランスの例でございますけれども、フランスにMSF、国境なき医師団というのがございます。これは、紛争が起こる、わずか一人の医師と調整員三人でもってすぐその現場に行くんですね。そして現場に行ってその状況を調査して、そしてすぐそこに拠点をつくる算段...全文を見る
○東(祥)委員 より前向きに積極的に検討していただきたいというふうに思います。  済みません、時間がどんどん過ぎ去ってしまいまして。国連平和協力法案に関して質問させていただきます。  国連平和協力法案というのは英語で何と言うのですか。
○東(祥)委員 国連という言葉は日本語ですから、これはこれでよろしいんだろうと思っていたのですが、「ユナイテッド・ネーションズ」という言葉が入ってきますと、これはもう世界で通用してしまいます。こういった国連、ユナイテッド・ネーションズという冠を冠することは、これは国連総会の許可な...全文を見る
○東(祥)委員 この国連協力法案に関してアジア諸国からかなりの不安あるいは非難の声が新聞紙上において出てきておりますけれども、国連に協力する活動と日本が国連とは関係なく活動する動きがひょっとして見えてくるのではないか、これが基本的な視点でございます。本来、この国連協力法案、いろい...全文を見る
○東(祥)委員 しかし、国連の決議に基づいた、そしてその後何をするかというのはあくまでも日本政府が決めることであって、国連から離れるわけですね。国連の職員でしたから、国連の事務総長が決定しない限り、職員である限り動くことができない、したがって国連のもとに動いている、こういうことが...全文を見る
○東(祥)委員 この法案は一見、例えで言いますけれども、漆塗りのはしに見える。漆塗り、国連です、国連協力。実はプラスチックではないか、日本です、日本の活動。ヒラメに見せているけれども、カレイではないのか。牛のミルクとロバのミルクの違い、御存じですか。一見全く同じように見えるミルク...全文を見る
○東(祥)委員 時間がなくなってきてしまいますので、先に行きます。  国連平和協力法案が成立した場合の運用の問題です。つまり、一たびこの国連平和協力法案が成立した場合、過去の国連決議に対しても有効なんですか。
○東(祥)委員 それでは、具体的に質問いたします。  朝鮮動乱のときに、一九五〇年、八十三号及び八十四号の決議がなされております。もしこの国連平和協力法案なるものができましたら、八十三号、八十四号、まだ決議解除されておりません、この一環で支援していくということになるのでしょうか...全文を見る
○東(祥)委員 先ほど池端議員が質問されたことに関連しますけれども、日本に七つの基地がある、国連軍の基地に当たるわけですけれども、そうしますと、この国連平和協力法案なるものが成立いたしますと、そういう基地に対しての支援というものも積極的に行っていくという根拠になってしまうわけです...全文を見る
○東(祥)委員 ということは、今は四十名足らずであるからそういうものに対しては、この平和協力法案ができたとしても、たとえ援助していった、支援していったとしても大したことではないということですか、それとも、それは支援でき得るということなんですか、あるいはできない、しないということな...全文を見る
○東(祥)委員 一九六五年に南ローデシアの独立問題で国連は経済制裁の決議をしています。また一九七七年に南アのアパルトヘイト問題で経済制裁の決議をしております。そうしますと、この法案ができますと、この経済制裁の決議を実効たらしめるために、また日本が国連協力の名のもとに、こういう過去...全文を見る
○東(祥)委員 いずれにしても、もしこの平和協力法案が成立してしまうと、過去の国連決議、解除されていない国連決議に対しても適用することができる。そして、適用するか適用しないかはそのときの状況によって判断していく。ある意味では歯どめがないということですね。歯どめはありますか。じゃ、...全文を見る
○東(祥)委員 協力隊員の、何と言ったらいいんでしょうか、一たび民間から協力隊員に採用された場合のその人の官職、官制と言ったらいいんでしょうか職制と言ったらいいんでしょうか、これはどこに規定されているのでしょうか。
○東(祥)委員 例えばあるAという民間人が協力隊員の採用に合格した、そしてその人があるところに派遣される、例えば中東湾岸地域に派遣される。その場合、現地にその人が行った場合、例えば大使館ならば一等書記官だとか二等書記官だとか、そういうふうになって行くわけですけれども、この人はどの...全文を見る
○東(祥)委員 具体的にこういう活動には民間の人を採用したい、そういうイメージはありますか。
○東(祥)委員 もう時間がないので、最後に、今に関連しているのですが、その民間の方が採用される、そして現地に行く。現地でのその人の指揮系統はだれに指揮を仰ぐことになるのですか。
○東(祥)委員 済みません、ちょっと申しわけありません。時間です。ただ、総理大臣は現場に行っているわけじゃありませんから、民間の人が現場に行って総理大臣から指揮を仰ぐということは、これは物理的に不可能ですね。そのときの指揮系統がどういうふうになっているのか、こういうことを聞いてい...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。実施計画がなければ基本的には民間の人を採用することもできないのではないか、このように思います。それを最後に終わらさせていただきます。  総理、諸閣僚の皆さん、まことにありがとうございました。
12月18日第120回国会 衆議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○東(祥)委員 本日は、次の三点に関して質問させていただきます。  一つは外国人労働者問題、そして身体障害者の雇用促進問題、そして日本企業に勤務する外国人社員の厚生年金問題、以上三点でございます。時間が三十分しかありませんので、全部できるかどうかわかりませんけれども、よろしくお...全文を見る
○東(祥)委員 国連の採択に対して、我が国はどのような態度で臨んでいるのでしょうか、簡単に御説明願えますでしょうか。
○東(祥)委員 国連で採択されますと、その次に各国による署名、そして批准が待っているわけですけれども、我が国は批准する用意はあるのでしょうか。もし今ないとすれば、近い将来批准する考えはおありでしょうか。
○東(祥)委員 問題点が多々あってそう簡単にはいかない、そういう御答弁だと思うのですけれども、最大の問題点はどういうことになるのでしょうか。つまり、その最大の問題点、この問題点をクリアすれば署名あるいは批准の方向に向かっていく可能性が出てくる、そういう問題点はどういうところにある...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございます。  次に、外国人労働者問題に限って質問させていただきますが、前回、平成二年六月二十二日にも質問させていただきましたが、そのとき答弁のありました外国人労働者が労働面等に及ぼす影響等に関する研究会、これが設立され、そこで種々の研究がなされている...全文を見る
○東(祥)委員 続いて職業安定局長にお伺いしますが、現在の外国人労働者問題の最大の問題点は何かというふうに言われれば何とお答えになりますか。
○東(祥)委員 浅学非才な自分が言うのはおかしいんですけれども、これは直接労働省とはかかわらないのかもわかりませんけれども、私は外国人労働者の最大の問題というのは次にあるんじゃないか、その結果として労働省が適切な対策を立てることができないのではないか、このように思っております。 ...全文を見る
○東(祥)委員 今職業安定局長付言してくださったわけですけれども、この研究会では現状分析において単純外国人労働者の正確なる数が把握できないとおっしゃいましたけれども、こういう人々がもう日本の労働市場の中にビルトインされたということで分析されているのでしょうか。
○東(祥)委員 それでは、その研究会ではもし外国人労働者が、外国人労働者という言葉は適当じゃなくて不法就労者と言った方がいいんですか、公式見解ではいない、合法的に入ってきていない人々が、かつ何らかの形で労働に従事されている十万人とも言われるそういう人々がもしいなくなった場合の想定...全文を見る
○東(祥)委員 お立場はよくわかるのですけれども、基本的には、この研究会はその後どのように発展していくかはわかりませんけれども、法的には存在しない、しかし現実には十万人以上の人が働いている、その人々がもしいなくなった場合、どのようなインパクトがあるのかということは当然押さえておか...全文を見る
○東(祥)委員 労働大臣、先ほどの職業安定局長のお話ですと、私はまだその原稿もゲラも見ておりませんのでこの研究会の報告が早くできるのを楽しみにしているのですけれども、基本的には、外国人労働者を入れた場合のメリット・デメリット、これを想定して研究されているというふうに伺っております...全文を見る
○東(祥)委員 労働大臣にお聞きしたいのですが、この外国人労働者問題、どこから手をつけていけばいいのでしょうかね。十七省庁の連絡協議会というのがあると思うのですけれども、これは各省庁が外国人労働者問題にかかわっている部分を取り出して、そしてそれぞれの立場でもって研究調査されること...全文を見る
○東(祥)委員 今大臣いろいろお話ししてくださいまして、ぜひさらに議論を深めていきたいと思うのですけれども、時間がないので、今のお話に関してはまた別の機会に改めてやらせていただきたいと思います。  次に、身体障害者の雇用促進問題に関して御質問させていただきます。  ことしの五...全文を見る
○東(祥)委員 雇用促進法第十六条によれば、もし雇い入れ計画作成命令を受けた企業がそういった今職業安定局長がお話しされた指導に理由もなく従わない場合は、基本的には労働大臣名で企業名を公表することができることになっております。これまで企業名を公表されたケースはないようですけれども、...全文を見る
○東(祥)委員 アメリカでは、御案内のとおり心身障害者の社会参加を助ける、障害を持つ米国人法、ADAというのが本年七月に発効をいたしました。この法律は心身障害者の社会参加に対するあらゆる差別を禁止した画期的な法律でございます。  こういった法律が成立したからといってもちろん障害...全文を見る
○東(祥)委員 第三番目の厚生年金問題、全く時間がなくて入ることができませんでした。厚生大臣、そして厚生省の方には、きょうお呼びいたしまして質問できなくて大変申しわけありません。ありがとうございました。