東祥三

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開催日 会議名 発言
02月20日第120回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○東(祥)委員 公明党の東でございます。  質問内容については昨日、質問主意書ということで十二点にまとめさせていただいております。まだ新米議員でございますので言動に非常にまずいところがあるかわかりませんが、前もって御容赦願いたいと思います。それでは質問させていただきます。  ...全文を見る
○東(祥)委員 二十一世紀には現在の三倍以上になっちゃうというふうな御答弁があったわけですけれども、もうちょっと短く考えますと、十年後、二十年後にはオゾン層はどのような状況になることが予想されているのでしょうか、同じく具体的に数字を挙げていただければ幸いです。
○東(祥)委員 今回の改正オゾン層保護法の目的というのは、私が理解しているところによりますと、今回の規制強化を通じて二十一世紀中にオゾン層を、先ほどの御説明にありましたとおり南極オゾンホールが発見されたのが一九八〇年初頭ですから、それ以前の状態に戻すために必要とされるフロン等の全...全文を見る
○東(祥)委員 二千百万トン以上。驚きの数字でございます。  ある科学者の知見によりますと、オゾン層を破 壊しているのは全体の、放出されたフロンの一割あるいは二割であると指摘されている科学者もいらっしゃいます。フロンの寿命というのは、フロン11が五十年から六十年ぐらい、あるい...全文を見る
○東(祥)委員 多分、根拠にされている科学的知見というのは、私の知る限りではワトソン・プレーザー論文だろうと思いますけれども、このワトソン・プレーザー論文というのは、例えばハロンとか、フロン以外にオゾン層を破壊するすべての物質を盛り込んだ正確なものであると言えるのですか。
○東(祥)委員 ありがとうございます。  既に成層圏に届いている量が、はっきりした数字はわからないわけですけれども、製造されたうちの何割かで現実にオゾンホールが発生してしまっている。また、南極の成層圏の、場所によっては九五%ものオゾンが破壊されたという報告も出ておりますし、そう...全文を見る
○東(祥)委員 先ほどお示しになってくださった二千百万トンという量の中に、モントリオール議定書に加盟していない国々で生産されているフロンの生産量、これは入っているのですか。
○東(祥)委員 基本的には科学的知見もまだこれから発展の余地がある。また、データ面においてもまだ不足しているものもある。しかしながら、そういった状況を踏まえた上でも、既にオゾン層の破壊という現実も見られる、極めて深刻な事態であることは間違いありません。そういった視点におきましては...全文を見る
○東(祥)委員 昨年六月にロンドンで開かれたモントリオール議定書の締約国会議におきまして、御案内のとおり、北欧、オーストラリアあるいはニュージーランド、多くの国々が一九九七年全廃を強く主張いたしました。にもかかわらず、米国と日本がこれに反対して、結局二〇〇〇年全廃に落ちついたと報...全文を見る
○東(祥)委員 昨年七月に酸性雨の調査で当時の西ドイツとスウェーデンに行ってまいりましたけれども、ドイツなどでは九五年までにフロンを全廃すると当時からも言っておりました。宣言しておりました。また、アメリカでも、フロンなどの規制の法律である御案内のクリーン・エア・アクト、いわゆる大...全文を見る
○東(祥)委員 八〇%ということは運用で二〇%前倒し削減していくということですか。
○東(祥)委員 その点について今回の法律改正案に具体的に盛り込んだらいかがなんでしょうか。
○東(祥)委員 政令に盛り込むこともできませんか。
○東(祥)委員 従来のように例えばフロンメーカーに対する生産の割り当てといったような仕組みでは、ある意味でメーカーが販売促進に励んで枠を消化するようになるのではないか、私はそういう危惧を持っております。使用事業者の削減努力とは別に、規制物質の製造業者の中で不心得なものが得をするこ...全文を見る
○東(祥)委員 今回の改正法案では従来どおりフロンなどを使用する事業者に対しても指針を示すことになっておりますけれども、この指針の内容は従来とどのように異なってきますか。
○東(祥)委員 それは基本的におかしいのではあ りませんか。今までは、従来はフロンを半減させるという、そういう前提になっていた。今は二〇〇〇年に全廃するということが前提です。そもそも前提が根本的に変わっているわけですから、その論理自体がおかしいのではないのか。これ読まさせていた...全文を見る
○東(祥)委員 具体的な提案をします。  例えばアメリカのクリーン・エア・アクトでは、カーエアコンでの回収の義務づけ、あるいは意図的な放出の禁止を決めているわけですけれども、指針にはこれらを盛り込むべきではないでしょうか。御答弁いただきたいと思います。
○東(祥)委員 基本的には業者の努力に任せるということで、また日本の業者の方が通産省の指導に基づいてそれなりにちゃんと動いていらっしゃるというすばらしい答弁なわけですが、基本的に事は地球全体の問題です。そういった意味におきまして素人ながらにもこういう発言をさせていただいておるわけ...全文を見る
○東(祥)委員 酸素あっての地球、またオゾンあっての生命である、私はこのように思っておりますので、通産省並びに環境庁は本当にオゾン層を守るのだという視点で動いていただけることを心から望みます。  さらにまた、関連している問題ですけれども、アメリカのクリーン・エア・アクトではフロ...全文を見る
○東(祥)委員 問題が問題ですから私はあえて言っているのです。私は法律の専門家ではありませんけれども、法律用語で不作為という言葉があります。やらなければならないのにやらない。これに当たる問題が多分今のオゾン層の問題なのではないか、このように思います。  先ほど局長は、日本ではエ...全文を見る
○東(祥)委員 酸性雨の問題でもそうなんですけれども、日本は科学的な知見は行政になかなか反映されないのです。人体に被害が出るまでなかなか動かない。イタイイタイ病でも同じ問題です。オゾンの減少と人体の健康への影響、この量的な分折も今進んでおるというふうに聞いております。オゾンの減少...全文を見る
○東(祥)委員 破壊係数でやっておりますから生のデータより若干低い数字だと思うのですけれども、御案内のとおり前期において八万九千、これは駆け込み製造が行われておるということですね。局長が業者さんに対して信頼度が極めて高いということはよくわかりますけれども、このデータはそれを見事に...全文を見る
○東(祥)委員 次に、新しい規制物質について質問いたします。  メチルクロロホルム、トリクロロエタンでございますが、これについて、近年生産量が急増しております。このまま放置すれば一九九三年の規制開始までにまた大幅増加となる危険があります。即座に生産量を凍結あるいは削減を実施すべ...全文を見る
○東(祥)委員 四塩化炭素については規制開始が九五年からとなっておりますけれども、この物質はフロンよりもオゾン層を破壊する力が大きいことが明らかになっております。調べさせていただきましたが、四塩化炭素のODP、オゾン破壊係数は一・一です。フロンは一・〇から〇・六ぐらい。そういう意...全文を見る
○東(祥)委員 時間が迫ってきてしまいましたので、ちょっと飛ばします。  代替フロンが、早いものはことしから、遅いものでも先ほど御説明ありましたとおり二、三年で本格生産される見込みになっておりますけれども、規制フロンの一日も早い全廃が必要な状況であって、若干の猶予期間を置いて代...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、前の御指摘の中にもありましたけれども、代替フロンというのは軒並み、規制フロンより値段が基本的に高いわけですね。それを通産省の運用に任せていたら、まじめな企業が何か高いものをつかまされる、一部の不心得な企業が規制の枠に守られて安いフロンをふんだんに使え...全文を見る
○東(祥)委員 代替フロンとして既に工業化されているフロン22、あるいはことしあたりから販売されるだろうと報道されておりますが、フロン134aについては、炭酸ガスの数千倍の温室効果があることがIPCCのレポートによって報告されておりますし、このまま放置すれば、年間数億トンから数十...全文を見る
○東(祥)委員 最後になりますけれども、フロンによるオゾン層破壊を防ぐ上で、使用済みフロンをどのように分解し、また無害化するか、こういう技術が極めて重要な意義を持っていると考えるわけですけれども、こうした技術の普及のために速やかな国の支援措置あるいは使用済みのフロンを円滑に分解、...全文を見る
○東(祥)委員 ぜひ大臣のその人類的な視点に沿った大キャンペーンを通産省主導でやっていただきたい、このように私思います。  大気は我々人類のごみ箱ではないと私は思っております。そういった意味で今大臣の御指摘になったことを踏まえて考えますと、日本人あるいは地球人として世界じゅうの...全文を見る
04月23日第120回国会 衆議院 本会議 第25号
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○東祥三君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております借地借家法案に関し、総理大臣並びに法務、建設の両大臣に質問いたします。  本法案は、従来の借地法、借家法に加え、建物保護に関する法律という三法を一本に統合したもので、基本的な枠組みの変更という意味では、昭...全文を見る
04月24日第120回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○東(祥)委員 科学技術庁に対して初めに質問させていただきます。  会計検査院の方にも来ていただいているのですけれども、時間の都合で入らなくなるかもわかりませんので、そのときは御容赦願いたいと思います。  科学技術庁、厚生省関連でがん制圧十カ年総合戦略について主に質問させてい...全文を見る
○東(祥)委員 今、部位別死亡率についてもお答えしていただいたのですけれども、胃がんあるいは子宮がん、こういった死亡率は減少傾向にあって、逆に肝がん、肺がんあるいは大腸がんといったものは死亡率が高くなってきている。この原因は一体どういうところにあるのでしょうか。
○東(祥)委員 対がん十カ年総合戦略についてお伺いいたします。  これは、昭和五十九年よりスタートしましたけれども、本年で八年目を迎えるわけです。現在がんの本態解明についてはどの程度進んでいるのでしょうか。さらにまた、そこから解明されてくるものにおいて、治りやすいがん、治りにく...全文を見る
○東(祥)委員 治りにくいがん、ふえつつあるがんについての対策という面についてはどうでしょう。――課長、先に進んでしまっているのですけれども。
○東(祥)委員 基本的に戦略は着々と成果がある、成果が出ている、このように理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 疾病死亡率第一位ががんである、そして、がん制圧というのは基本的に優先順位が極めて高い。エイズ問題が出てきておりますけれども、エイズをちょっとおいておけば、がんに対しての優先順位が一番高いのではないか、そういう意味で、これはせっかく長官いらっしゃいますから、この戦略...全文を見る
○東(祥)委員 対がん十カ年総合戦略に関連して、がんの本態解明に今後極めて重要と思われているヒトゲノムの解析研究についての取り組みは、現在どうなっているのでしょうか。
○東(祥)委員 厚生省マターになるかわかりませんが、戦略についての国際協力というのは現在どのような状況になっているんでしょう。そして、国際協力を通じてどんな成果を上げられているんでしょうか。
○東(祥)委員 科学技術庁、厚生省にお伺いいたしますけれども、戦略を進める過程において、八年目に今度入っているわけですけれども、当初予定していなかった、予想していなかった新たなる問題だとかあるいは課題、支障というものが出てきたんでしょうか。もし出てきていたらその点についてお答え願...全文を見る
○東(祥)委員 このグラフをつくってきたんですけれども、「早期発見による治癒率」ということで、一九五〇年代は早期発見による治癒率というのはわずか四%くらいだったんですけれども、九〇年代になると八〇%から九〇%に上がっている。いかに早期発見が大事かということはこのグラフが物語ってい...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、早期発見するためには当然すぐれた機械だとか施設といったようなそういうハード面と、それから早期発見してくださるお医者さんの診断技術といったそういうソフト面、それからもう一つは、我々潜在的患者にとってみれば定期的に健康診断を受けてない限り早期発見しようと...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、診断技術というソフト面からいきますと一般のお医者さんが現代のがん制圧のための進歩している技術、情報に常に接している、また最先端のそういう情報をちゃんと受け入れている、勉強している、こういうふうに判断してよろしいんですか。また、そのためにしかるべき対策...全文を見る
○東(祥)委員 じゃあ国民の側から見ますと、例えば家庭の主婦だとかは家事や子育てに追われてなかなか定期検診しようとしてもできない、また忙しさになかなか定期検診を受けられない、そうすると、早期発見の機会を失ってしまうわけですけれども、こういう方々に関してがんの予防についてどのような...全文を見る
○東(祥)委員 私も肺がんと深くかかわり合う嗜好品の愛好者なんですけれども、がんになるかもしれないと思いつつもつい嗜好品を愛してしまう。基本的には具体的に予防行動が活発になっていないのですね。これは私自身の意志が弱いということに帰してしまうのかわかりませんけれども、より積極的なP...全文を見る
○東(祥)委員 今現在考えている中で、テレビを使った政府広報というのを考えられていますか。
○東(祥)委員 ぜひとも積極的なPRを考えていただきたい、このように切望いたします。教育チャンネルだけでやるのではなくて、スポットでもいいですから、断続的に、また継続的にやっていてくだされば意志の弱い私みたいな人間もやはりやめようかなという方向に進むかもわかりませんので、よろしく...全文を見る
○東(祥)委員 お言葉ですけれども、一年に一回でよろしいのですか。
○東(祥)委員 ありがとうございました。     〔萩山委員長代理退席、委員長着席〕
05月14日第120回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○東(祥)委員 公明党の東でございます。  本年二月にも商工委員会でオゾン層の保護法について質問させていただきましたけれども、地球環境を守る危急存亡のときという視点に立って引き続き質問させていただきます。  二月に私がワトソン・プレーザー論文について言及いたしましたとき、内藤...全文を見る
○東(祥)委員 現在の規制に関しての科学的な根拠というのはまだ十分なものではないようですけれども、事実として既にこれも先般の二月に申し上げたことでございますが、二千百万トン以上に上るフロンがもう放出されている。そのほとんどのフロンがこれからいよいよオゾン層破壊の予備軍になって、正...全文を見る
○東(祥)委員 NASA、米国航空宇宙局の科学者の発表によりますと、現在のオゾン層消失の結果引き起こされる皮膚がんによる死亡者数は二倍に増加して、今後五十年間に米国で二十万人が死亡するだろうという衝撃的な情報を発表しておりますけれども、今局長おっしゃるとおり、科学的な知見に我々依...全文を見る
○東(祥)委員 諸外国の規制スケジュールについて調べてきました。もちろん内藤局長のお持ちのデータの方が正確だと思いますけれども、幾つか 例を挙げさせていただきます。  ニュージーランドの場合ですと九八年までに全廃、オランダは九八年までに全廃、カナダは九七年、ECとしては九七年...全文を見る
○東(祥)委員 通産省が真剣に頑張られているということは私はよく理解をしておるのです。そしてまた、日本が閉鎖された社会であれば全く問題ないと思います。局長の言われるとおりだろうというふうに思います。  しかしながら、残念ながら日本がこれだけ経済大国になってしまった、また世界全体...全文を見る
○東(祥)委員 もう一歩踏み込んでいただいて、運用の前倒しだけではなくて、要するに二〇〇〇年以前に全廃していいわけですから、そこまで踏み込むことができないとするならば、一体なぜできないのか、具体的な理由を言ってください。
○東(祥)委員 フロンの場合、規制開始前の二、三年の間、大幅に需要が伸びているということは前にも指摘したとおりでございますし、このような失敗を繰り返すべきではないということを申し上げましたけれども、トリクロロエタンとそれから四塩化炭素について現在どのような状況なんでしょうか。最近...全文を見る
○東(祥)委員 これはできれば大臣にお答えしていただきたいのですけれども、時間の関係で質問要旨を一つ一つ質問できませんので飛ばします。重要な部分だけ聞きます。  新聞等で報道されておるのですけれども、代替フロンの134aがいよいよ本格的に生産される、このように言われております。...全文を見る
○東(祥)委員 その点については、基準の問題ですから、もっとより専門的に研究していただいて結論を聞かせていただきたい、このように私は思います。  ただ、先ほど局長が言われましたけれども、その点で考えていきますと、指定物質、要するに代替フロン三十四種類ある、この指定物質の事後通告...全文を見る
○東(祥)委員 最後に一つ提案させていただきますが、昨日、通産省の方にここにあるレポートをお渡しさせていただいたわけです。これはイギリスのとそれからフランスのレポートでございますが、プロパンガスを使った小型の冷凍機の開発に関する報告書がこれでございます。家庭で使うエアゾール製品に...全文を見る
○東(祥)委員 よろしく検討をお願いいたします。  大臣がせっかくいらしてくださっているのですから、一言言っていただかないと気が済みませんので。  このような地球、生命、これがまさに危急存亡である。間違いなく、来年の六月にブラジルの環境サミットがありますから、またその前に四月...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございます。
05月15日第120回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○東(祥)委員 ODAに関して質問させていただきます。  日本はこれまで経済力、そしてまたその経済力を生み出すことができた国際社会における経済の相互依存性あるいは日本の対外依存性、また平和国家追求という名のもとにこの十年間驚くべき援助量を拡大してまいりました。しかしながら、量の...全文を見る
○東(祥)委員 私的なことで申しわけないのですが、私もこれまで日本のODAを使った種々のプロジェクトの現場でまさに被援助国の発展に寄与され、献身的に働いていらっしゃる日本の専門家の方々にもお会いいたしました。また、被援助国において何が最も重要なニーズなのか、このような点を探し求め...全文を見る
○東(祥)委員 現在のODAが直面している問題についてはまた後ほどお話ししていただきたいと思うんですけれども、今の外務大臣の御答弁の中に、日本のODAというのは要請主義に基づいて行われる。ところが、要請主義というのは被援助国側から見ればこれは無限でございます。百七十数カ国ある、そ...全文を見る
○東(祥)委員 極めて一般的で、まさに日本のODAがよくわからないと言われるゆえんが今のお言葉にあったのじゃないのか。つまり、繰り返しますけれども、要請主義というこのシステムそれ自体に対しては私は一切否定していないわけです。要請主義というのは無限に出てきます。したがって、その無限...全文を見る
○東(祥)委員 よくわからないのですけれども、まず日本が要請される、それに基づいて判断されるその基準は何かというと、先方のニーズがその国の経済社会開発の優先順位においてどこを占めているのか、こういうふうに判断されるというふうにおっしゃっているのですが、基本的には日本のODAは限ら...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、この新しいと言っていいのかどうかわかりませんが、参議院予算委員会における海部総理答弁の要旨がここにあるわけですけれども、開発途上国の軍事支出等と我が国政府開発援助のあり方について、三点大きく分けて述べているわけです。  第一点が先ほど御答弁してくだ...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、この新しい開発援助のあり方の四点というのは何なのですか。日本のODAを実施するに当たっての基準にはなり得ないわけですね。あくまでも参考材料ということですか。
○東(祥)委員 世界各国はODAのやり方におい ていろいろ違うわけです。北欧にも北欧型の援助の仕方がありますし、アメリカにもUSAIDに代表されるような形での援助のやり方があります。そういう視点から見ると、日本はどうしても外から見ているとわかりづらい。どのように援助というのが決...全文を見る
○東(祥)委員 次の質問にいきます。  現在、日本のODAが直面している課題あるいは問題というものがあるとすれば、一体どういうことでしょう。また、その問題を克服するに当たって、一体何をやられようとしているのでしょうか。
○東(祥)委員 次に、そのODAの中でもある意味で特殊なんだろうと思うのですが、国際緊急援助隊の問題について質問させていただきます。昨日の外務大臣のバングラデシュとのかかわり合いについては後ほど北側委員の方から関連質問がありますが、私の場合は湾岸問題にかかわる国際緊急援助隊の問題...全文を見る
○東(祥)委員 参事官の御説明でよくわかりました。時系列的な動きはわかったんですが、問題は国際緊急援助隊のそもそもの役割なわけです。今回は油でした。もう環境チームが行ったとき、私たちと前後していますから、わずか二、三日おくれで我々は現地に行っています。その時点においては、もう在サ...全文を見る
○東(祥)委員 評価というのは必ず変わるんですね。私たちが行っているときには、なぜ日本が来てくれないのかということでした。もう既にいらっしゃる方々に対しての評価というのは極めて高いわけですね。また、それが政府レベルから来るのか、その現場を見ている一般の人々から来るのか。評価という...全文を見る
○東(祥)委員 ぜひ今外務大臣がおっしゃられた線に沿って、さらにさらに御尽力していただければと思います。  時間が来てしまいますので、北側委員の方から関連質問で、残された時間、バングラデシュ関係について質問させていただきます。ありがとうございました。
09月20日第121回国会 衆議院 本会議 第10号
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○東祥三君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました証券取引法及び外国証券業者法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  今回の証券不祥事は、国会審議が進むにつれ、日本の経済構造全体を根底から揺るがしかねない重大な問題であることが次...全文を見る
10月01日第121回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号
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○東(祥)委員 公明党・国民会議を代表いたしまして質問させていただきます。  まず初めに、素朴な疑問を投げさせていただきたいと思うのですが、今までの仕事の関連上、多くの外国の友人を持っております。日本では、韓国の人、あるいはまたオーストラリア、フランスの人、またワシントンの友人...全文を見る
○東(祥)委員 自由、平和、繁栄を獲得した日本、そしてまた第二次世界大戦という悲惨でかつ最も残酷な体験をした日本、そして紛争解決の手段としての武力行使を捨て去った世界に冠たる平和憲法を持つ日本が、戦争あるいは紛争に参加するのではなく、また戦争、紛争に協力するのでもない、紛争が再び...全文を見る
○東(祥)委員 そこで問題になるのが、まず第一点がPKO法案と指揮権、法案の中では「指図」という言葉を使っておりますが、この関係について質問させていただきたいと思います。  日本の指揮権と国連の指揮権がそれぞれ発揮される場合について、PKO派遣からそして帰還まで、具体的に例示し...全文を見る
○東(祥)委員 法案の中身に書かれている派遣のそれぞれの指揮権の指図の違いについて、すぐ言っていただくというのは難しいのかわかりませんが、次のように理解してよろしいですか。  事務総長の要請に基づいてある程度の業務内容がわかる、業務内容についてはこの法案の中に書かれているわけで...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、日本の指揮権と国連の指揮権とがぶつかり合うということはありませんか。
○東(祥)委員 このような業務というのは頻繁に多分起こり得るだろう、ある意味では極めて危険な仕事であると私も思っているわけですが、そこで起こり得る可能性のあるものというのは、例えば日本隊のメンバーが誘拐されてしまう、当然あり得ることです。日本隊のメンバーが紛争当事者の一方によって...全文を見る
○東(祥)委員 この場合、もし日本隊のメンバーが紛争当事者の一方によって誘拐されるようなことになるということが起こった場合、これは日本隊派遣の業務の中断を決定する上において重要な要素になりますか、どうですか。
○東(祥)委員 仮定の問題ですから、例えばこの場合、国または国に準ずる組織が誘拐したとなると、これはそもそもPKOそれ自体の、日本が国連のPKOに参加する前提条件が失われるわけですから、これはある意味で中断の可能性があるのではないのか。しかしながら、もしこれが国あるいは国に準ずる...全文を見る
○東(祥)委員 次に進みます。  これは先ほども、繰り返すようですが、あくまでも日本が国連のPKOに参加する、そういう前提のもとで武器論争というのがずっとここで行われているわけですけれども、まず、自衛手段としての武器の概念、内容というのは、基本的には私は国によって異なるのだろう...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、PKO法案関連でいきますと、当然紛争があった地域によって携行する武器というのは異なっていいはずですね。その意味で、具体的にこれまで二十三回PKOが行われている。武器携行しているのは九回になるのかどうかわかりませんが、その場合、具体的な例で、この場合はこ...全文を見る
○東(祥)委員 次は、この関連でいきますと、中立性の意味でございますが、五原則における第三番目、これは第三条の一号において「いずれの紛争当事者にも偏ることなく実施されるもの」というふうに書いてあるのですが、意味不明なんですね。言語明瞭ですけれども意味不明である。この中立性の概念に...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、中立性を担保しているものは一体何なのかといいますと、それは国連の安保理あるいは総会の決議に基づいて紛争当事国における停戦があって、そして国連から派遣されるPKOが来て構わないという、そういう同意を受ける。そこで行われる業務内容に関しても、すべて当該諸...全文を見る
○東(祥)委員 視点を変えまして、人道的な国際救援活動について質問させていただきます。  初めに質問しておけばよかったのですが、いわゆる五原則と、それから事前、中、後の報告義務というのは、他のPKO活動全体、総称してのPKO活動にすべてかかわる原則としてまずとらえてよいですか。
○東(祥)委員 そうしますと、この人道的な国際救援活動というのは紛争当事国においても行われますか、それとも周辺国だけに限られますか、あるいは、状況によっては両地域で行われることがありますか。
○東(祥)委員 この法案の最後のところに別表があるわけですが、人道的な国際救援活動、安保理を含む国連決議あるいは別表に掲げている国際機関の要請に基づいて行われると法律には明記されているわけでございますが、それ以外の要請に対してはこの活動は行われないということですか。
○東(祥)委員 そうしますと、人道的な国際救援活動における業務遂行中、中断ということはあり得ますか。理論的に想定することができますか。もし具体的な例を明示することできましたらお願いします。
○東(祥)委員 総理にお伺いしますが、さきの湾岸戦争のとき、その結果として、あるいは経過中、御案内のとおりクルドの難民が大量流出いたしました。一方はトルコ、一方はイラン、この現象を見て、国際的な物すごい声が高まって、ある意味でアメリカを動かして、そして、これはイラクの同意が得られ...全文を見る
○東(祥)委員 総理、あのときもう一点失ってならないことは、一つの国が主権を持ってその地域に入ってしまいますと、先ほどの中立性の議論とも関連してくるわけですが、当然相手国の同意というものが必要になってくる。そういう意味では民間の動きというのは極めて大切になってくるのだろうと思いま...全文を見る
○東(祥)委員 人道的な支援に関連して、輸送機を送る場合というのも当然考えられるわけですけれども、例えば周辺国に輸送機を送る場合、当該地域においてまだ戦争が行われているとする。周辺国に飛ぶことを考えた場合、危ないということは当然予想されます。輸送機を護衛する飛行機を同時に飛ばす、...全文を見る
○東(祥)委員 PKOへのNGOの参加についてでございますが、PKOへもっとNGO、非政府機関あるいはその人々を参加させていくために、政府というのは一体具体的にどういうことを考えていらっしゃるのか、この点についてお聞きしたいと思います。
○東(祥)委員 大蔵大臣に本当は質問したかったのですが、きょう別の委員会に出られなければならないということで、申しわけありませんが総理からお答え願いたいのです。  湾岸戦争のときにも申し上げたことなんですけれども、基本的に日本のNGO、どんどん発展してきていることは間違いありま...全文を見る
○東(祥)委員 国際緊急援助隊に関して質問させていただきます。  武器は携行しないと法律に明記されているわけですけれども、それで今後予想される要請にこたえることが果たしてできるのか、お答え願いたいと思います。
○東(祥)委員 これまでの外国の例で、武器を携帯した場合の具体例というのはありますか。
○東(祥)委員 カンボジアヘのPKO派遣について質問いたします。  UNTAGじゃなくてUNTACですか、現在、準備段階であると想像しておりますけれども、どのような状況であるのか、説明していただけますか。
○東(祥)委員 現在、準備段階であるわけですが、この準備段階においても、何らかの形で日本が参加していくお考えはありますか。  さらにまた、包括的なUNTACがつくられるということが明確になった場合、そこに日本は入っていくお考えですか。
○東(祥)委員 時間もなくなってきてしまったんですが、もう一度国連平和維持活動法案に戻らさしていただきますが、一つ、湾岸戦争が終わった後、政府は掃海艇を法律改正なしになし崩し的にある意味で送ってしまったわけでございます。その意味において我々も断固反対したわけでございますが、この掃...全文を見る
○東(祥)委員 最後に外務大臣に伺います。  一昨年は日本はODAにおいて世界ナンバーワンでございました。昨年の実績を見ますと、DACの統計を見ますと、二位に下がってしまいました。  一つの国の変遷を見ますと、平和時において徹底的にODAを活用して貧しい国々を豊かにしてあげれ...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。
10月03日第121回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。  昨年の六月に引き続きまして、外国人労働者問題並びに難民問題について御質問させていただきます。  本題に入る前にちょこっと気になったことがありまして、昨日の夕刊、読売新聞でございますが、衆院の外務委員会でカンボジア和平実現後のPK...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、本題に入らせていただきますが、昨年の六月の時点におきましては、不法外国人労働者、あるいは不法外国人滞留者というふうに言ってよろしいのでしょうか、この方々が約十万人いらっしゃると聞いておりましたが、現在はどのくらいになっているんでしょうか。まず、法務省の方...全文を見る
○東(祥)委員 昨年の段階でも推定だったのですが、聞くところによりますと、入出国ともにコンピューターでもって管理しているということであります。時間の関係でどのようなシステムを使っているかということについては割愛させていただきますが、まずコンピューターを使っているならば、期限内、要...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、その推計でいきますと、昨年の六月と現時点を比べてみた場合、基本的にはふえているというふうに考えてよろしいですか、それとも昨年の数と大体同じくらいである、また若干減っているのか、その点についてお答えください。
○東(祥)委員 ふえている。昨年の六月一日に入管法が改正されて、基本的にはただ単に被雇用者のみならず雇用者、そしてまた仲介した人までも不法就労に関しては罰せられるという、ある意味でこの入管法を改正することによって不法滞留されている方々が吐き出されるのではないのか、そういう予想も一...全文を見る
○東(祥)委員 多分、昨年のお立場と基本的に変わらないのだろうと思うのですが、この問題、今単純外国人労働者と言われましたけれども、基本的には二者択一の問題なんだろうというふうに思います、筋論としては。受け入れるのか、それとも受け入れないのか、二つに一つだろうというふうに思うのです...全文を見る
○東(祥)委員 どうも総理、納得することできません。お立場はよくわかるのですが。  基本的に問題は、技術を持っている人、それは入管法に当てはめてそして入れる人は問題ないと思います。合法的です。今問題になっているのは、それ以外のいわゆる単純外国人労働者という方々です。そして、今総...全文を見る
○東(祥)委員 期限は決められておりますか。いつまでにそのような調査結果を出されるのか、お答えください。
○東(祥)委員 本年一月に、外国人労働者が労働面等に及ぼす影響等に関する研究会の報告書が出ました。説明していただきたいのですけれども、やはり時間の関係で割愛させていただきます。  私も読ませていただきましたが、今後の検討課題ということで三点指摘されておりました。一つが、二十一世...全文を見る
○東(祥)委員 日本は四万を海で囲まれておりますから、ヨーロッパにおけるような形での、あのような動きというのはある意味で起こらないで済んだのかもわかりません。ところが現実には、八九年以来の急激なる変化というものは、ある意味で外国人の出稼ぎを目的にした、経済的目的のための移民活動と...全文を見る
○東(祥)委員 難民の問題に関しては後から入ろうと思ったのですが、時間がなくなってきてしまったのですけれども、基本的には今いわゆる経済難民を対象にして私は質問させていただいておるわけです。  例えば、今起こっているこういった問題に対してどのように対処するかというその処方せんすら...全文を見る
○東(祥)委員 期限はいつなんですか。期限のない形で調査研究するというのはやらないということに等しいと私は理解しているのですが、いつまでにその結果が出てくるのか、この質問を最後に終わらせていただきます。
○東(祥)委員 関係省庁の方、きょうは済みません。お呼び立て申し上げまして、時間が足りなくなってしまいまして質問できませんでした。どうもありがとうございました。
11月18日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号
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○東(祥)委員 関連質問させていただきます東祥三でございます。  宮澤総理、そして新閣僚の皆さん、御就任まことにおめでとうございます。私はまだ一年生議員でございます。諸先輩を前にしてまだ物を語れる年齢に達しておりませんし、また種々の体験も足りません。したがって、生意気なことは言...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、専用機の使用目的について答弁していただけますか。
○東(祥)委員 今言われた、緊急時というお言葉をお使いになったのですが、これはどのように解釈したらよろしいですか。
○東(祥)委員 そういたしますと、昨年の八月二日のイラクのクウェート侵略後に、イラクからヨルダンやあるいはトルコ、イランの方に大量の難民が出たわけですけれども、残念ながら日本の場合直接、政府専用機を持っておりませんでしたから、飛ばせなかった。また自衛隊機も飛ばさなかった。民間のチ...全文を見る
○東(祥)委員 この専用機を運用する基準というのはもうできておりますか。
○東(祥)委員 そうしますと、基本的にはこの専用機の使用目的としては四つあると。内閣総理大臣初め要人を輸送する。第二番目として、在外の邦人救出。そしてまた、国際緊急援助隊活動にも使える可能性がある。さらにまた、このPKO活動とのかかわりで生じる必要な活動にも使用することができる。...全文を見る
○東(祥)委員 邦人救出に当たっては次の国会あたりで出すという、そういう意味に理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 この政府専用機は、何か航続距離が一万三千キロということで、日本から出れば世界じゅうのどこにでも飛び立っていくことができる。そしてまた、ジェット旅客機ですから、これがおり立てる空港があれば世界じゅうほぼカバーすることができる。そういう意味においても極めて有用性の高い...全文を見る
○東(祥)委員 これは野外テント、普通例えば紛争が起こる、紛争近くに必ず医療団が来たときに野外テント等が設置されるわけですけれども、その野外テントを補充する役割があるのか、あるいはまたそれ以外の用途で使えるものなのか、もうちょっと目的について明確にしていただけますか。
○東(祥)委員 この運用構想はどういうふうになっているんでしょうか。今北海道に三セットあると言っているのですが、現実には使われてないんじゃないかというふうに思うんですけれども、運用構想について答弁願いたいと思います。
○東(祥)委員 なぜこの問題を出したかといいますと、人道的な国際救援活動あるいはPKO活動にこの野外手術システムというものを使えるんではないのか、このように思っているわけですけれども、この点についてはいかがですか。
○東(祥)委員 要請があって、そしてまた必要性が認められる場合は、この野外手術システムを送り出しても構わない、このように理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 前向きの答弁、ありがとうございます。  第三番目に、これはまだ現実には日本にないわけでございますが、今言ってきたのは空とそして陸です。今度は海です。国際災害医療船、仮称ですけれども、国際災害救援あるいは医療船、こういうふうに言っていいのかわかりませんが、言うまで...全文を見る
○東(祥)委員 非常にいい答弁でうれしいんですけれども、もう具体的に検討しているということですが、その基本的な検討結果はいつごろ出るんでしょうか。
○東(祥)委員 できるだけ具体的な像が得られることを祈ります。  それでは次に、先ほどの山口議員の質問とも若干関連するんですけれども、国連のあり方についでぜひ質問させていただきたいと思います。  御案内のとおり、国連創立以来四十六年にわたって経済あるいは社会開発、人権、人道等...全文を見る
○東(祥)委員 これまで日本もいろいろな機会で国連の改革、大きな枠組みを変えることなく既存の枠組みの中で強化できるものは強化しという、また最近では通常兵器移転について国連への報告制度をしたり、あるいはユネスコの行財政改革制度だとか、また今御指摘になりました敵国条項の削除だとか、こ...全文を見る
○東(祥)委員 時間がなくなってきてしまいましたので、もうちょっと質問したいことがあったのですが、最後に一つ。  国連、国連というふうに言っていても、まだまだ国連組織に対しての広報活動といいますか、日本における広報活動というのは極めて低いのだろうというふうに思います。さらにまた...全文を見る
○東(祥)委員 どうもありがとうございました。
11月21日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号
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○東(祥)委員 元気いっぱい再び質疑させていただきます。  初めに、国際社会、特にアジア諸国のこのPKO法案に関しての懸念、そしてまたPKO参加国に対しての我が国の配慮、そしてまた時間があれば我が国の国連への対応について質疑させていただきます。  第一番目の点についてでござい...全文を見る
○東(祥)委員 懸念の内容についてもうちょっと踏み込んで答弁していただきたいと思うのですが、そういった懸念を表明されている国々は、国連のPKO自体に対して懸念を表明されているのか、あるいはまた、この国連のPKO活動に日本が参加する上で第二次世界大戦における日本の行動に対してまだ遺...全文を見る
○東(祥)委員 より具体的に、多分、私もいろいろな国々に行っておりまして、政府高官のレベルにおいては、このPKO活動に参加することに関して話をすれば理解してくださる方が大変多いというふうに感じます。しかしながら、過去に日本の第二次世界大戦における行為を通じて一般の国民のレベルまで...全文を見る
○東(祥)委員 本日は時間の制限もありますし、また、うちの同僚、先輩議員の方から、第二次世界大戦後における戦後の日本の責任という問題に関して一つ一つ、個々詰めていきたい、このように思っております。  もしこの法案が成立した暁には、基本的にはまだまだ日本の国がアジア諸国で第二次世...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、次の質問に移らさせていただきます。  シンガポールのリー・クアンユー元首相がいろいろな機会に言われていたことでございますが、日本というのは、一つのことをやり出すと、それを徹底的にやりたがる国民性を有している、それが怖いということをいろいろな機会に言われ...全文を見る
○東(祥)委員 次の問題にいきます。  ともすると、このPKO活動というのが軍事的な側面ばかりが強調されるわけでございますが、その実態面を見ていけばいくほど、極めて平和的、極めてまた人道的な側面が浮かび上がってくる。しかしながら、どうしてもこういう問題を話していくと、何となく日...全文を見る
○東(祥)委員 本日は総理大臣の御所見だけ伺っておきますが、私は次のように考えるのでございますが、今現在私たち人類の生命あるいは生活、生存といったものに対して脅威を与えているのは軍事的な脅威だけではない、もっと恐ろしい、ある意味で目に見えない脅威が地球的規模でもって起こってきてい...全文を見る
○東(祥)委員 質疑を終わります。ありがとうございました。
12月02日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第9号
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○東(祥)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました自民党、公明党提案による国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に対する修正案並びに修正案を除く原案及び国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部改正案に対し、賛成の立場から見解を表明させていただきます...全文を見る
12月11日第122回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。  本日は、補正予算関連三法案について質問させていただきます。  初めに、補正における税収不足について質問させていただきますが、今回の補正では税収不足約二兆八千億円もありますけれども、これは当初予算において税収見積もりに大きな誤りが...全文を見る
○東(祥)委員 今の御答弁である程度わかるのですが、申告所得税並びに有価証券取引税そしてまた印紙税の見通しを極めて控え目にやった。ただ、控え目に見通すに当たっての根拠は何に基づいてそのような見通しを立てたのか。
○東(祥)委員 ということは、バブルという言葉が先ほどから飛び交っているわけですけれども、この定義、なかなか難しい定義を下さなくちゃいけないのだろうと思いますが、英語ではユーフォリア、陶酔的熱病というふうに言っておりますけれども、ただ単にストックのみならず、ある意味で集団的な心理...全文を見る
○東(祥)委員 一九八七年から八九年にかけていわゆるバブル経済がピークに達している、そういう見方もあるわけですけれども、バブルというのは永遠には続かないというのは世界の歴史が証明しているわけですから、いつかそれがとぎれるという前提に立たなければ、ある意味で翌年の当初予算の税収の見...全文を見る
○東(祥)委員 ことしの四月にいわゆる総量規制枠の設定というのが行われておりますが、これはある意味でバブルの鎮静化が目的ではなかったのですか。
○東(祥)委員 今の御指摘に見られましたとおり、総量規制枠を設定することによってある程度地価の高騰を防ぐのに役立った。ということは、この総量規制枠を設定する前には相当の時間がかかっていて、準備段階があって、そして四月の段階でこれを導入している。税収を見通す場合にでも、この総量枠設...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、結論として、当初予算においては税収の見通しには大蔵省としては誤りはなかった、こういうことでございますか。
○東(祥)委員 それでは、税収の見積もりの適正誤差について御質問いたしますが、税収見積もりに対する補正での修正幅、どの程度まで適正だというふうにお考えになりますか。また、その根拠はどういうふうになりますか。前もって言っておきますが、僕はしかりつけるようなそのような資格を持っており...全文を見る
○東(祥)委員 要するに修正の幅、適正な幅は量的な形で言えないということなんでしょうけれども、それは考えてみても、一年半先のスパンですべてを見通すことはある意味で超人的だというのはよくわかります。しかし、それなりに一生懸命やられて、ありとあらゆるデータをベースにして、そして見通し...全文を見る
○東(祥)委員 ほかにも質問があってこれだけやっていることができないのですが、ただ、どうしても興味がありますので……。  御指摘になりましたとおり、だれがおしかりになっているかよくわかりませんけれども、なぜこの見通しの誤りに関しておしかりを受けられるのかといえば、適正の幅が明確...全文を見る
○東(祥)委員 今回の補正で、もう二次補正がないのだろうと希望いたしますが、二次補正の可能性について一言。
○東(祥)委員 ございませんということでございます。確かに聞きました。  開銀については、時間がございませんので飛ばします。  農業共済制度について質問させていただきますが、農業共済における各勘定の一般会計からの繰り入れ残高を、それぞれの勘定に従って示していただけますか。
○東(祥)委員 今この点についで質問させていただきますが、一連の台風とそして気象の変化によって大変な被害を受けられた被災民の方々に心よりお見舞い申し上げますが、あくまでも今回はこの農業共済制度のシステム上の問題点として質問させていただきますので、その点を理解していただきたいと思う...全文を見る
○東(祥)委員 果樹勘定というのは開始されてからもう既に十八年がたっておると理解しておりますが、その間、一般会計からの繰り入れのみで二百七十七億円に達してしまっている。これは異常ではありませんか。
○東(祥)委員 農業勘定は、一般会計から繰り入れたとしても剰余が出た場合必ずそれを繰り戻している。そして、収支において基本的にバランスしている。共済の掛金というのは、その半分は国民の税金で負担しているわけですから、今回このような、ある意味では異常な災害が襲ってきたときに、各勘定に...全文を見る
○東(祥)委員 二二%というのは、時系列で教えていただけますか。
○東(祥)委員 そうしますと、基本的に大半の方々はこの共済制度に入っていない、そして、なおかつこの果樹勘定に関しては、一般会計からの繰入金が年々異常な状況が発生するたびに繰り入れられている。これはいつバランスされるように見通されているのですか。また、そのためにどのように制度改革を...全文を見る
○東(祥)委員 どれくらいの期間で収支のバランスがとんとんになると見通されているんですか。
○東(祥)委員 時間が来ましたので、残念ですがこれでやめさせていただきます。