東祥三

あずましょうぞう



当選回数回

東祥三の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○東(祥)分科員 公明党の東祥三でございます。  まず初めに、ニューヨークの世界貿易センタービル爆破事件についてお伺いいたします。  この事件は、とうとい人命が奪われかつ多くの傷害者が出た痛ましい、許すことのできない事件です。また、経済的に見ましても、ニューヨーク市当局により...全文を見る
○東(祥)分科員 ちなみに損害額はどれくらいか、それは出ておりますか。
○東(祥)分科員 次に、さきの予算委員会におきまして宮澤総理は、市川書記長の追及に対して、政府の経済見通しが甘かったことを認めました。政府が想像する以上に景気の現状は悪いと言わざるを得ません。にもかかわらず、政府は景気浮揚策として公共投資一本やりです。所得税減税に対しては考慮を払...全文を見る
○東(祥)分科員 公共投資はもちろん重要な景気浮揚策であるということは否定いたしません。しかし、以前と違いまして、この公共投資の乗数効果というのは、多くの方々が存じ上げているとおり低くなっております。したがって、以前のようなてこ入れに効果を及ぼすとはどうしても思えないのでございま...全文を見る
○東(祥)分科員 大蔵大臣は確かに、相対的な形では公共投資と所得税減税の乗数効果の二つを比べたならば公共投資、公共事業の方が乗数効果が高いのだろう、私もその点に関しては全く否定しておりません。しかし、経済構造が変わり、GNPに占める製造業の割合というのは十年、二十年前に比べると激...全文を見る
○東(祥)分科員 非常に残念なお答えです。  ただ、住宅促進税制についてもお話がありましたが、この住宅促進税制のビジョン、これはどのようなビジョンをお持ちなんでしょうか。
○東(祥)分科員 宮澤総理は、年収の五倍で良質な住宅が持てるようにしたい、こういうふうに言っているわけですが、しかし現実はほど遠い状況にある。  今のお答えで持ち家を促進させたいということを言っているわけですが、現実は、例えばアメリカの場合ですと、これはデータは九〇年度ですけれ...全文を見る
○東(祥)分科員 非常に重要なことを言われていると思います。  当然、おっしゃるとおり日本の場合は、住宅それ自体というよりも土地の価格が他国と比べて極めて高い。それはおっしゃるとおりだと思うのですが、その辺をちょっとおいておきまして、制度は違うのですけれども、住宅減税方式を他国...全文を見る
○東(祥)分科員 次に行きます。  先日、住宅取得等特別控除の居住要件について大蔵省に御見解をお伺いさせていただきました。これは、住宅を取得した者が、例えば転勤等のやむを得ない事情で居を移した場合における住宅取得等特別控除の適用の可否についてお伺いしたものでございます。  租...全文を見る
○東(祥)分科員 これは非常に重要なことであると同時に、この問題で悩まれている人々にとって貴重な朗報であると思います。迅速にまた的確に御対応賜り、感謝申し上げます。  もう一つ、教育費についてお伺いいたしますが、現在、教育費用の貸し付けローンが政府系金融機関の国民金融公庫あるい...全文を見る
○東(祥)分科員 時間が来たので、やめます。ありがとうございました。
03月25日第126回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。  本日は二点について質問させていただきます。  第一番目は、在外公館云々の法律の一部を改正する法律案についてでございますが、冷戦構造が崩壊して旧ソ連邦、あるいはまた旧ソ連邦が崩壊して幾つかの新しい独立国ができる、またその他の国々の...全文を見る
○東(祥)委員 実館が置かれるところについて説明してくださいましたが、兼館といえどもそれぞれの国から当該兼轄する地域に外交官が行って実情調査等をせざるを得ないわけですから、そういう意味でその他の兼館が設置される国々に関しての状況についても御説明願いたいと思います。
○東(祥)委員 現在特に治安が懸念されると言われる国で、なおかつ在外公館が実館としてある国の数というのはどれぐらいあるのでしょうか。
○東(祥)委員 在勤手当との兼ね合いで質問させていただきますが、そういった国々に派遣される外交官に関しては特別な手当というものが配慮されるのでしょうか。
○東(祥)委員 例えばテロ等が横行している国があるとします。現実にもあるわけですけれども、そこで在外公館に勤められている外交官が自分のものとして所有している自動車が爆破されてしまう、例えばそのとき自動車手当、あるいはそういうところでは概して保険等を掛けるというのも非常に難しいとい...全文を見る
○東(祥)委員 そういうことを考えていく、検討する対象項目としてお考えになっておられますか。
○東(祥)委員 治安や安全のみならず、世界百九十カ国ぐらいあるんでしょうか、そのうち日本が承認している国、百八十四カ国あるというふうに聞いています。在外公館があるところも、大使館だけでも百十館あるわけですから、そこには高地の国あるいは気候が非常に悪い国、空気が希薄な国、汚染されて...全文を見る
○東(祥)委員 総合的にという言葉はすごく便利な言葉なのですが、それを判断する基準、各項目、教育なら教育、衛生環境あるいは医療環境、どういうものが欠けていると特別な配慮をしなければならないのかという、ある程度客観的な基準がなければできないのではないのか。  世界各国にいろいろな...全文を見る
○東(祥)委員 わかりました。  そういった諸環境、生活環境あるいは治安環境、今御説明してくださったもろもろの点に直面しているその地域のことを公文書では瘴癘という言葉を使われてまだやられているようですけれども、瘴癘地という意味を理解できる人も最近少なくなっているのじゃないか。ま...全文を見る
○東(祥)委員 特定勤務地というのは、これはもう決まりですか。僕は言葉としてすっきりしていないということを申し上げているのですが、これはいかがですか。
○東(祥)委員 それでは、次の問題に行かせていただきます。  一時半から外務大臣が来てくださるというふうに聞いておりますので、その前の段階で、パレスチナ人問題について質問させていただきたいと思います。  私たち、特に私は戦後生まれで、日本の安全で平和で1現在では日本のパスポー...全文を見る
○東(祥)委員 今局長から御指摘ありました、クウェートにイラクが侵略する、その後多くの方々がヨルダンに戻られたというふうに御説明がありましたけれども、クウェートにおけるパレスチナ人の実態、湾岸戦争前と後はどういうふうになっているのでしょうか。
○東(祥)委員 湾岸戦争前、クウェートにパレスチナ人が三十万人ぐらいいた。そのうちの多くの方々がヨルダンに戻った。ヨルダンに戻れたのはいかなる理由によるのでしょうか。
○東(祥)委員 一九四八年に第一次中東戦争が起こる。その結果として大量のパレスチナ難民があの地域に噴き出すわけですね。それと同時に、一九五〇年以降、石油産業の興隆とともにかなりの人々が、石油産業が興隆しているところにいわゆる労働者として出ていく。同時に、難民が大量に出ましたから、...全文を見る
○東(祥)委員 そのUNRWAの活動地域というのはレバノン、シリア、ジョルダン、西岸地区、ガザ地区の五地区というふうに書かれているのですが、この認識でよろしいでしょうか。
○東(祥)委員 さらにまた、このUNRWAが行っている活動の内容としては、あくまでもこれらの地域にあるキャンプ内の人々を対象にしているというふうに理解してよろしいですか。そして、その数が大体、今お話ありました二百六十四万八千七百七人のうちの九十一万一千人強である、残りの人々はキャ...全文を見る
○東(祥)委員 そういう状況の中で湾岸戦争が勃発して、そしてここで悲劇が、いろいろな悲劇がまさに出てくるのですね。  外務大臣にわざわざ来ていただいたのは、まさにこの問題を議論させていただきたい、お力をかりたいということで、きょうこのパレスチナ人問題を取り上げさせていただきまし...全文を見る
○東(祥)委員 時間がないので結論の方からずっといきます。  今、当該の人の名前はもう新聞で、朝日やその他の新聞で大々的に取り上げられておりますので、ファワズ・フセイン・エルハナフィーさんという方ですが、一九九一年の十一月に日本に来られました。そしてすぐさま難民認定の申請を法務...全文を見る
○東(祥)委員 非常に不満足な答えでございますが、要するに私の言いたいことは、難民条約というのがある、日本は批准しているわけです。アメリカも批准しているのです。難民の定義の要件というのは基本的に同じです。同じような状況以下、つまり湾岸戦争というのが起こる以前から弟さんはアメリカに...全文を見る
○東(祥)委員 今話しているのは、大規模な難民問題ではなくて個々の極めて特定された問題について説明させていただいております。今当該の問題というのは、無国籍でどこにも行くことができず、一方においては本国に帰ったならばしかるべき迫害を受けるだろうと言われているケースでございます。とこ...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ました。どうもありがとうございます。残念です。
○東(祥)委員 時間が来ましたので。委員長から何かお言葉ありますか。
04月16日第126回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○東(祥)委員 公明党の東でございます。  案件二件について御質問させていただきます。もう既に二人の議員が質問している内容ともかかわってまいりますので、重複は避けたいと思います。  二番目のIOM、国際移住機関について始めさせていただきますが、この前進を調べてみますと、昭和二...全文を見る
○東(祥)委員 政務次官から極めて未来を示唆する重要な発言があった、このように私は思います。ソマリアあるいはモザンビーク等においても、今アフリカでどういうことが起こっているのかということ、自分自身の足と目と口で体験されてこられておりますので、それに対しては極めて敬意を表したい、こ...全文を見る
○東(祥)委員 よろしくお願いいたします。  ところで、この国際移住機関憲章を締結していなかったために、非加盟国ということで、間違いがあったら訂正していただきたいのですが、現在このIOMに約九百五十名の職員がいらっしゃるというふうに伺っておりますが、そこには日本人が一人も入って...全文を見る
○東(祥)委員 積極的に人材発掘していただいて送り込んでいただきたい、このように思います。  財政的な側面で質問させていただきますが、IOM憲章の締結国として加盟する以上、予算分担が要求されると思います。一方においては具体的な案件が生じたときにおける事業予算、これは一般の拠出金...全文を見る
○東(祥)委員 今の御発言に基づきまして、今後ともフォローアップさせていただきたい、このように思います。  ところで、他の加盟国は、日本がこのIOMに加盟するということに関して何を期待されていると思われますか。
○東(祥)委員 それに期待します。  次に、コスパス・サーサット計画、残り三分になってしまいまして申しわけありませんが、さっさとやらせていただきます。  もう既に質問がありましたのでその部分は避けさせていただきますが、このコスパス・サーサット計画に参加することによって、当然海...全文を見る
○東(祥)委員 どうもありがとうございました。
○東(祥)委員 公明党の東でございます。  時期がちょっと遅くなりましたけれども、武藤外務大臣の御就任、まことにおめでとうございます。また、かつてないほど日本に対しての注目度が極めて高くなりつつあるこの現時点におきまして、外務大臣という大変な要職を務められ、大成功することを祈っ...全文を見る
○東(祥)委員 パリ和平協定が合意されて、そして五月に控えております議会制定選挙を終えるまで暫定期間という形でもってとらえられ、その間、UNTACがこの議会制定選挙を目指してずっと活動してきている。そういう中で、選挙を控えて、先ほどのお話にもありましたように、治安の状況が極めて悪...全文を見る
○東(祥)委員 理想的にいけば、和平協定が合意されたその状況下がそのまま推移していって、そして議会制定選挙が行われるとするならば、今御説明になられた方向に行くんだろう、このように絵を描くことができるわけですが、先ほど御説明がありましたとおり、特に最近、また選挙運動が始まってからU...全文を見る
○東(祥)委員 より具体的なことで聞きますけれども、最近の事件で言えば、ポル・ポト派がプノンペンにおける事務所を閉鎖した、このことについては日本政府はどのようにとらえられておりますか。
○東(祥)委員 シアヌーク殿下にキュー・サムファン大統領が書簡を出したと聞いております。その事務所閉鎖等に関してだと思うのですが、そのときにはSNCから脱退するということは表明しているのですか。事務所閉鎖ということによってSNCから脱退したというふうにはとらえておらないのですか。
○東(祥)委員 先ほどの御説明の中にありましたけれども、明快な言葉で言われ得ない、多分我々の知らない重要な、いろいろな情報があるのだろうと思うのですが、その一連の最近起こっている治安状況の悪化、さらにまたポル・ポト派のプノンペンにおける事務所閉鎖、なぜこういうことが起こってきてい...全文を見る
○東(祥)委員 これは多分そこに判断の問題が出てくるのだろうと僕は思うのですが、議会制定選挙を日程どおり行わないとするならば、和平プロセスが崩れていってしまうのではないのか、こういう判断と、逆に、ポル・ポト派の武装解除、議会制定選挙をおくらせても何らかの努力をして、時間がずれるか...全文を見る
○東(祥)委員 ある意味で見切り発車をしてしまったわけですね。一たび動き出しますと、それを戻すというのは本当に難しいことだ、経験則からいっても私はそのように思います。ただ、先ほど御説明にもありましたとおり、総選挙、議会制定選挙を控えて、状況としては悪化してきている、政府もお認めに...全文を見る
○東(祥)委員 UNTACは、パリ和平協定は崩れていないと言っています。また、停戦合意も崩れていないと言っている。日本政府もそれに基本的に同調している。日本政府が言うのですから、はるかに情報量の多い日本政府が言うのですから、私も信じています。しかし、総選挙を控えて、私が想像する以...全文を見る
○東(祥)委員 別の言葉で言いますと、今後の状況次第では、たとえUNTACが和平協定及び停戦合意が崩れていないと判断しても、日本は必ずしもそれに同調することなくて、日本独自の判断で日本のPKOの一時休止、中断あるいはまた撤収ということも十分頭の中に入れているというふうに理解してお...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、UNTACのそのスケジュールに従いますと、議会制定選挙を間近に控えておりまして、また、その選挙要員の方々、特にUNVは今一時撤退して着任地まで戻っていないという状況下にあるわけですが、そういう方々から切実な思いとして、自分たちの職務遂行における身の安全を...全文を見る
○東(祥)委員 時間になりましたので最後にさせていただきますが、外務大臣、今いろいろ説明していただきましたし、またこちらの方から憂慮、懸念の一端を示させていただきました。これからますます緊張感がある意味で高まってくるのだろうと推測されます。そういう中で、日本の独自の判断をすること...全文を見る
○東(祥)委員 どうもありがとうございました。
04月21日第126回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○東(祥)委員 ただいま議題になっております日本・トルコ租税協定並びに日本・イスラエルの租税条約について質問させていただきます。  まず初めに、外務大臣、先日トルコのオザル大統領が急逝されました。現地時間十七日だったと思います。オザル大統領は、御案内のとおり三十年ぶりに文民出身...全文を見る
○東(祥)委員 今回の租税協定が締結されますと、トルコとの間には三本目の条約が結ばれる。平成元年日ト航空条約、そしてまた平成四年におきましては日ト投資保護協定締結、そして今回の租税協定でございます。  今、日ト関係にはオザル大統領の急逝は影響しないのではないか、このような御指摘...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、イスラエルとの租税条約に関連して質問させていただきます。  イスラエルとは我が国は今まで何の条約も締結していないわけでございます。今回この条約が締結されれば初めてのものになる。何ゆえ租税条約が初めての条約としてイスラエルと結ばれることになるのか。さらに...全文を見る
○東(祥)委員 イスラエルの地理的範囲についてお伺いいたします。  条約によれば、第三条一項の(b)で、「イスラエルが国際法及びイスラエルの法令に基づき主権を行使することができるイスラエル国のすべての領域」等云々、こういうふうに書かれているわけでございますが、有名な国連安保理決...全文を見る
○東(祥)委員 先ほど局長の方から、イスラエルのみならずアラブ諸国との交流も緊密にしていきたい、推進していきたいというお話がありました。今回の条約をイスラエルと締結することによって他のアラブ諸国、大半が、大半といいますか、イスラム圏でございますが、イスラム教に従えば、利子を取ると...全文を見る
○東(祥)委員 中東和平について質問させていただきます。  余りにも大きな問題で短時間で議論するということがそもそも不可能だなというふうに思うのですが、中東和平に関連して最大の懸案事項が、先ほども一部の議論としてありましたが、パレスチナ人国外追放問題であろう、このように思ってお...全文を見る
○東(祥)委員 確かに、イスラエルとのかかわり合いでいけば、今御指摘になった問題がパレスチナ人とのかかわり合いで一つあります。それからもう一つは、湾岸戦争後における中東全体におけるパレスチナ人の問題というのがあります。  今までの単なる、単なると言ったら語弊がありますけれども、...全文を見る
○東(祥)委員 終わります。ありがとうございました。
04月23日第126回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○東(祥)委員 本日は、中南米全般に関して質問させていただきたいと思います。  まず初めに、今月の末から外務大臣はメキシコ及びベネズエラを訪問されるということを知っております。外務大臣は、議員として多分珍しいんだろうと思うのですが、中南米のことに関して大変関心を持たれているとい...全文を見る
○東(祥)委員 冷戦構造が崩壊した。そして旧ソ連に見られる、あるいはまた旧ユーゴに見られるような形での、冷戦構造崩壊後に種々の混乱した状況が見られる。民族紛争という言葉で言っていいのかもわかりません。  他方、冷戦構造下においては、例えばニカラグアあるいはエルサルバドルといった...全文を見る
○東(祥)委員 寺田局長のお話、よくわかるんですが、冷戦構造が崩壊して旧ソ連、旧ユーゴに起きているのも、あれは民主化ととらえられなくもないわけですね。ただ、現象を見た場合、それが紛争という形でもってあらわれている。他方、中南米の場合は、冷戦構造下で、ある意味で代理戦争的な形でもっ...全文を見る
○東(祥)委員 またはしょりまして、今経済技術協力の重要性について御指摘がありましたので、その点に入らせていただきます。  まさに民主化を支援していく、さらにまたそれを支える一つのツールとして経済開発に着目されていることに関しては全く同意いたします。そういう意味で、例えばラ米の...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。
04月27日第126回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○東(祥)委員 公明党の東祥三です。  両条約について質問させていただきますが、これはもう既に昨年の六月のUNCEDの会議において、百八十カ国以上の国々が参加して、そこで懸案になっていた問題でございます。内容はまだ具体化しなければならないところ、また個々の規定に関しては種々検討...全文を見る
○東(祥)委員 GEFの存続期間というのはいつまでですか。
○東(祥)委員 この条約を締結したとしても直ちには発効しない。両条約とも発効するのは大体いつごろだというふうに推測されておられますか。
○東(祥)委員 今のお話ですと、GEFは来年の五月に一応期限切れになる、両条約が発効するのは多分それ以降になるだろうと単純に推測させていただくわけですが、そうしますと、両条約発効後はこの資金供与制度の運営先というのはどのようになるのでしょうか。
○東(祥)委員 先ほどの御説明の中に、昨年我が国がGEFに対して三十億円の追加融資をしているわけでございますが、その理由として、発言力をGEF内において強める、そのようなお話があったわけですが、実際のところ強まっているのですか、強まってきたのですか。
○東(祥)委員 我が国には両条約締結後資金拠出が義務づけられているわけでございますが、その拠出額はどの程度になると思われますか。また、GEFに対しての出資比率というのは何を基準にして決まるのか。この点についてお伺いしたいと思います。
○東(祥)委員 ただ、極めて重要な問題でもあり、また日本のODA政策、昨年発表されている日本の環境に対しての問いかけの中でも、環境問題に対して積極的に日本政府は取り組んでいく、そういう決意表明もされているわけです。現在までのところその拠出分担率に関してのメルクマールは存在しない、...全文を見る
○東(祥)委員 生物多様性条約についてお伺いいたします。  昨年の十二月に世界銀行のアジア及び太平洋地域における生物多様性を保全するための戦略がまとめられました。この戦略の概要について簡単に御説明願えますでしょうか。
○東(祥)委員 昨年の六月三十日、政府開発援助大綱というのができているわけですが、その中に、環境に限っていえば「環境保全の達成を目指しつつ、地球的規模での持続可能な開発が進められるよう努める。」こういうことが書かれているわけでございますが、この世銀がまとめた生物多様性を保全するた...全文を見る
○東(祥)委員 昨年の地球サミット時においては米国はこの生物多様性条約には署名しませんでした。最近になって署名する意向があるというふうに伝えられております。これが本当であればまことにうれしいことである、このように私は思っておりますが、その米国の政策の変更というのは、ブッシュ政権か...全文を見る
○東(祥)委員 サミットの時点においては署名しなかった、最近になって政権の交代、今申し上げました影響下で署名する意向がある、そういうお話でございますが、当時、この生物多様性条約のどういう点を特に問題として署名しなかった、また署名する決断をされなかったと推察されますか。
○東(祥)委員 日本政府の場合は、署名するに際して、米国が問題とした二点に関しては別に問題にならなかったのですか。
○東(祥)委員 外務大臣、さきの日米首脳会談におきまして、宮澤総理の方から、環境問題に関して日米がともに取り組んでいくべきではないかという話が当然あったのじゃないのかなと私は推察するわけでございますが、この点については何か情報を伺っておられますか。
○東(祥)委員 それはどちらがイニシアチブをとって切り出したか御存じですか。
○東(祥)委員 質問者は私でございますので。  そこで、先ほど河合参事官の方から、資金問題を規定する条項についての宣言の御説明がありました。また、私の委員会不在中に、川島議員の質問への答弁の中で、この宣言というのは解釈宣言であるかのように言われたと聞いております。もし解釈宣言で...全文を見る
○東(祥)委員 ちょっと頭の整理ができないのですけれども、本条約では「いかなる留保も付することができない。」このように明確に規定しているわけですね。ということは、それはもう宣言であって解釈宣言ではないのではないかというのが私の質問なんですけれども、それは解釈宣言と理解するのですか...全文を見る
○東(祥)委員 わかりました。  三十問ぐらい用意してきたのですが、もう時間が来てしまいました。  最後に、この国際的な環境問題、地球環境問題というふうに申し上げていいと思いますが、この問題に対しての大臣の御所見を承りまして、質問を終わらせていただきます。
○東(祥)委員 僕、時間を間違いました。あと三分あるということであります。申しわけありません。  UNCEDの参加国は、先ほど申し上げましたとおり百八十カ国余りだった。そして、気候変動枠組条約に関して言えば百六十カ国が署名した。二十カ国署名しなかったわけですね。この二十カ国とい...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。質問を終わります。
04月28日第126回国会 衆議院 本会議 第24号
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○東祥三君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、今政府より報告がありました「ガンボディア国際平和協力業務実施計画の変更」並びに「モザンビーク国際平和協力業務実施計画」に対して、若干質問を行うものでございます。  質問に入る前に、過日、国連ボランティアとして選挙監視業務のさ...全文を見る
05月19日第126回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○東(祥)委員 公明党の東祥三でございます。  本日は、四人の参考人の方々に大変お忙しい中おいでいただきまして、まことにありがとうございます。また、本当に感動する、また瞠目すべき貴重な意見を賜りまして、本当にありがとうございました。  私は、議員になる前は、国際連合の難民高等...全文を見る
○東(祥)委員 続いて東郷理事に質問させていただきますが、現在の世界の子供の生命、生存権というふうに言ってもいいかわかりませんが、生命と人権の保護のために日本は何をまずもってしなければならないのか、どのようにお考えですか。
○東(祥)委員 保坂参考人にお聞きいたします。  まさに現場を踏まえた現代の日本の子供たちが直面する問題に対してるる報告してくださいまして、本当にありがとうございます。  そこで、日本の子供たちが直面している問題、同じような問題を抱えている他の国々というのはあるのでしょうか。...全文を見る
○東(祥)委員 最後に、本委員会でも訳語の問題がかなり議論されているのですけれども、この点について波多野先生と永井先生にお聞きしたいのですが、その前に、東郷理事、ユニセフというのは何というふうに日本語で訳しますか。それで英語では、略語ではなくて、何というふうに言っていますか。
○東(祥)委員 インファントじゃないのですか。
○東(祥)委員 ちょっと思っていたことが違っていたので……。  それでは、波多野先生に聞きます。  児童の権利条約というふうに訳されてきているわけですが、「子ども」というふうに変えると何か具体的、実質的な問題が惹起されるとお考えになりますか。  そして、永井先生には、逆に、...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。
○東(祥)委員 カンボジア情勢について質問させていただきます。  まず初めに、極めて今事態に対して憂慮しているというふうに言わざるを得ません。  昨年の九月にPKO要員を日本が派遣した、その前の六月にPKO法案が成立した。そして、長い議論の最中、日本のこれまでの歴史を考えれば...全文を見る
○東(祥)委員 私の質問というのはもっと具体的に入ってきているのですけれども、PKO法案を成立させた、さらにまたPKO要員を派遣した当時、日本政府そして我々も含めて、今日の事態というのを想定していなかったのではないのか。また、もっと直截的に言えば、PKO法案の背景にある一つの物の...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、PKO法案成立時及びPKO要員を具体的にカンボジアに派遣する当時想定されていた状況と今日の状況には乖離が出てきているということを基本的におっしゃってくださっていると思うのですが、その乖離は現行法の中でまだ対処できるだけの乖離なのか。つまり、想定された...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、先ほどの外務大臣の極めて重要な発言と食い違ってくるのではないのかというふうに思うのです。  今の御答弁ですと、当初予定されていた状況と今日の状況の乖離はまだ現行法内で十分対処できる。しかし、片や外務大臣は、僕の理解が正しければ、今刻々と変化している...全文を見る
○東(祥)委員 その乖離が限界に近づいてきている、こういうふうに理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 外務大臣はすごく重要なことを言われているのだというふうに僕は思うのですが、このPKO法案を成立させたときに、成立させたということは、私たちにとってみれば国民との約束事があるというふうに思うのですね。先ほど申し上げましたとおり、あくまでもPKO活動というのは、基本的...全文を見る
○東(祥)委員 現行法の中で対応することができるということは、現カンボジア情勢においては、PKF凍結解除ということをカンボジアの流れの中で昨日外務大臣が言われていることは撤回されるわけですね。
○東(祥)委員 停戦合意に関連して質問させていただきます。  UNTACは、停戦合意が崩れている、まだこういう判断を下しておりません。停戦合意はまだ守られている。パリ和平協定は一部崩れたとしても、これはブトロス・ガリ総長がきのう言われているそうでございますが、まだ停戦合意は守ら...全文を見る
○東(祥)委員 パリ和平協定の調印によってUNTACの活動根拠が与えられました。ある意味ではUNTACに魂が入れられて、具体的にカンボジアで活動することができた一つの根拠になっていると私は理解しております。  そして、このパリ和平協定の大きな柱というのは基本的に四つあるのだろう...全文を見る
○東(祥)委員 私は個人的には、停戦合意を担保する重要な要素というのが武装解除なんだろうというふうに思っています。しかし、今の御発言ですと、唯一のキーファクターではないという御趣旨の発言がありました。そうすると、停戦合意を担保しているものは一体どういうことなんですか。
○東(祥)委員 ちょっと筋が見えなくなってきてしまったのですが、今次長が言われていることは、UNTACに与えられた任務という視点においてはよく理解することができます。今私が論じているのは、日本のPKOということを論じているわけです。  そうしますと、PKOに日本が参加するための...全文を見る
○東(祥)委員 停戦合意が破られていないと思うというその意味は、僕も何となくわかるような気がします。  そうすると、それは基本的に、パリ和平協定のうちの第一項目に掲げられる停戦合意が当該関係派によって破棄されていない、破棄するということが宣言されていないということが担保になるの...全文を見る
○東(祥)委員 わかりました。  そうしますと、停戦合意というのは存在する。まだなくなっていない。しかし、停戦違反というのはいろいろなところで起きている。そして、停戦違反が起こっているという頻度が日増しにどんどん多くなってきている。これは地域によって、また場所によって大きく異な...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ました。御健闘を祈ります。
05月20日第126回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○東(祥)委員 光栄ある一番バッターで本日はやらさせていただきます。  子どもの権利条約、訳出に従って児童の権利条約というふうに使わさせていただきますが、これは私が、今懸案になっております訳出の問題で、児童の方がいい、そういう価値前提を申し上げていることではありませんので、その...全文を見る
○東(祥)委員 第二番目の我が国が本条約を批准することの国際的、国内的な意義については、ぜひ大臣にも一言その批准の意義について御答弁いただきたいというふうに思います。
○東(祥)委員 次に、本条約に向けて相当な時間が費やされてしまったのではないのか、このように思っております。その理由についてお伺いしたいと思います。  この児童の権利条約が採択されたのは一九八九年十一月二十日であります。約三年半以上、約四年近くかかっている。我が国は一九九〇年九...全文を見る
○東(祥)委員 次に、条約批准によって受ける十八歳あるいは十九歳の者の権利関係の影響について質問させていただきます。  本条約によりますと、その対象は十八歳未満の者となっております。我が国においては、民法あるいは少年法など、現行法律では二十歳未満の者を保護の対象にしている法律も...全文を見る
○東(祥)委員 次に、本条約にかかわる国内法検討についての取り組みをもうちょっと具体的に質問させていただきます。  政府から出された資料では、条約実施の際の新たな国内立法措置は必要ないとのことですが、人権、特に子供の権利を取り巻く状況は必然的に変化していくものである、このように...全文を見る
○東(祥)委員 将来の必要性に基づいて国内法を検討していくという姿勢は政府側にある、こういう答弁であるというふうに承ります。  この児童の権利に関する条約は極めて多岐にわたって人権を規定しております。また、子供たちの権利に関連する関係省庁も極めて多岐にわたっている。家族の問題、...全文を見る
○東(祥)委員 全体で何本あるかというのは指し示すことはできませんか。これはだれかが統括していなければならない問題だというふうに思うのですが。
○東(祥)委員 法律というのは決まっているわけですよね。したがって、当然当該関係する問題が幾つかの法律にかかわっていくというのは十分理解するわけでございますが、児童に関する法律というふうに言った場合何本あるかというのは、それは調べればわかることじゃないのかというふうに私は思うので...全文を見る
○東(祥)委員 じゃ、質問を変えて言いますと、省庁別に聞かせていただきたいと思いますけれども、ちなみに外務省としては、児童に関する国内法は幾つありますか。
○東(祥)委員 そうすると、この子どもの権利条約はどうなるのですか。所管はどこになるのですか。
○東(祥)委員 じゃ、条約に関しては、児童に関する条約というのは、外務省の所管で幾つありますか。
○東(祥)委員 それでは、文部省、厚生省、法務省、きょう来ていただいておりますけれども、我が国における児童に関する国内法、所管されているものに関してのみで結構でございますが、幾つあって、内容はどういうものなのかについて説明していただきたいと思います。
○東(祥)委員 ありがとうございます。  児童に関する国内法が多岐にわたっている、さらにまた多くの省庁間にもまたがっている、そして本条約に関連する省庁もいろいろなところにまたがっている、そういう意味においては本条約の趣旨を関連機関また関連省庁に周知徹底しなければならないのだろう...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、残りの問題については、明日また一時間やらさせていただくことになっておりますので、そのときに質問させていただきたいと思います。ありがとうございました。
05月21日第126回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○東(祥)委員 昨日に引き続いて質問させていただきます。  私が多分介入することではないのだろうと思うのですが、昨年来秋葉さんが指摘された特に訳出の件に関しては、極めて説得力あるなというふうに個人的に聞いておりました。外務省とのやりとりの間で、秋葉さんの方から、ただ単にイメージ...全文を見る
○東(祥)委員 きのうの議論から私はそういう印象を得たもので、また私自身が原文とちゃんと対照して判断している問題ではありませんので、個別の問題について今私は質問しているのではなくて、そういう対立があったときに最終的にどう決着されるのかなと。本委員会において一つのそういう例が出まし...全文を見る
○東(祥)委員 理事会で諮っていただけますか。
○東(祥)委員 では、昨日に続きまして、この児童の権利条約が多分野、多岐にわたる条約である、さらにまた関係省庁もいろいろなところにまたがっている。昨日の最後の段階で各省庁から、この条約の趣旨の内容について周知徹底を図っていく、こういう御決意がそれぞれありました。ただ、それに関連し...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、あえて連絡協議会という新たなものをつくる必要はない、既存の諸手続を経ていけば十分できるものである、こういうことですか。
○東(祥)委員 人権問題、本当になかなか難しいのですね。先日も土井先生の方から、参考人に対しての質問ということで、人権、ヒューマンライツというものが国境を越える、そういう問題なのかどうなのかということについて極めて重要な御質問もありました。  にわかに、それに対しての明確なる定...全文を見る
○東(祥)委員 基本的におっしゃられていることに対して同感するのでございます。  最後に言われた、日本として独自の、普遍的な人権とは何なのか、こういうことをつくっていかなければならないのではないのか、ぜひやられればいいのだろうと思うのです。外務省として、近々そういうことをやられ...全文を見る
○東(祥)委員 大人自体も、また世界各国も、そういうユニバーサル、普遍的な人権とは何か、この辺についてまだ一つの答えというのが出ていない。まして子供に対して、子供たちが人権意識を持つということはなおさら難しいのではないのか、あるいはもっと大人よりも子供たちの方が人権とは何なのかと...全文を見る
○東(祥)委員 非常に難しい問題であり、私たちもこういう問題に関して真剣に考えていかなければならないのだろうと思います。きのうの質問にも関連しますけれども、関係省庁の方々が児童の権利条約に関連する諸機関に当然その趣旨を周知徹底される、そういう御決意がありましたし、また連絡協議会を...全文を見る
○東(祥)委員 特に障害を持っている子供たちについては、本条約においては「その尊厳を確保し、自立を促進し及び社会への積極的な参加を容易にする条件」が必要とされている。我が国の障害児教育の方策について、まず厚生省からお伺いしたいと思うのです。
○東(祥)委員 文部省、いかがですか。
○東(祥)委員 御記憶に新しいと思うのですが、平成三年に、筋ジストロフィー患者の少年が障害を持つことを理由に公立の普通高校を不合格とされたことについての訴訟がありました。極めて有能で、中学時代もトップクラスにいられた方が、筋ジストロフィー患者であるということで不合格になってしまっ...全文を見る
○東(祥)委員 さらにお聞きしたいのですが、口だけで指導したとしても、それがそのとおりなかなか実践されていない面もある、こういう御指摘がまさに率直にあったわけですけれども、実際すべての人たちが、たとえ体に障害があったとしても、その学力がちゃんと満たされているならば当然入るべきだ、...全文を見る
○東(祥)委員 揚げ足を取るわけではありませんが、個々のケースに対しては把握されていない。前もってこの議論の展開の中で御質問させていただいておりますので、もちろん文部省の方では、過去にどういう例があったのかというちゃんとしたデータがあるのだろうと私は推察いたしますけれども、まして...全文を見る
○東(祥)委員 今後はそういう実態について把握されていこうとされますか、どうですか。
○東(祥)委員 児童の虐待について質問させていただきます。  この条約では、児童の虐待あるいは性的虐待という大変ショッキングな言葉が出てまいります。我が国においても、一九八九年の新聞報道でございますけれども、わかるだけの情報で年間二千件ぐらい児童虐待の例が出てきている。問題は、...全文を見る
○東(祥)委員 欧米に比較するとまださほど深刻な状況には達していない、こういうお話があったのですけれども、それは、ある方々は、日本だとそういう実態があったとしても顕在化するのを把握するのが非常に難しい、現実に子どもの虐待防止センターの電話相談室を開かれている人々、この方々が把握さ...全文を見る
○東(祥)委員 この実態把握、この児童虐待のケースが発生する、その後のことはわかるわけですけれども、このケースが発生するときどこでキャッチするのですか、児童相談室ですか。
○東(祥)委員 児童相談所というのは全国に幾つあるのですか。
○東(祥)委員 そこで基本的には電話がかかってくるのを待っているのですか。
○東(祥)委員 現在、児童虐待については、刑法においてはどのような取り扱いを受けるのでしょうか。
○東(祥)委員 実際、我が国の警察は民事不介入でありますから、証拠もないということではなかなか介入することができないのだろうと理解いたしていますし、結果として、その発見される状況というのは、児童が傷だらけになってしまって病院へ運ばれて、不審に思った医師が警察に通報して初めて発見す...全文を見る
○東(祥)委員 諸外国における児童虐待の予防と救済例、そういうことについて研究されているところはありますか。また、我が国においても児童虐待の対策についての研究が行われていますか。この点についてお答えください。
○東(祥)委員 システムとしては日本でもできているというふうに言っているのですが、では、児童が虐待された、あるいは虐待者、被虐待者が発覚した後どのようにしたらいいのか、これは確かに、聞いているところによれば、あるような気がいたします。しかし十分なのか不十分なのか、これはまだ検討し...全文を見る
○東(祥)委員 いずれにしても、これまで水面下にあったこういう児童虐待、こういう問題というのは、社会がある意味で変化していく、また物質的にも成熟してくると、多分ふえてくるのだろう、こういう理解をしております。そしてまた、その問題もさらに深刻化してくるのだろう。この認識に関しては、...全文を見る
○東(祥)委員 もう二分しかありませんので、政務次官、お願いします。  一番初めに話をしたことと関連するのですけれども、この子どもの権利条約、児童の権利条約が批准されるということは、他の国々の子供たちの人権侵害についても、評価をするあるいはまた苦言を呈していかなければならない、...全文を見る
○東(祥)委員 答弁の中にもありましたが、前の答弁ですけれども、日本政府として考える人権概念といいますか、こういうものをできるだけ早急につくっていただくことを期待して、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月26日第126回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○東(祥)委員 前回の質問で取り残した問題から入らせていただきます。ちょっと大きな問題でございますが、外務大臣にお聞きしたいと思います。  言うまでもなく、ボスニア・ヘルツェゴビナあるいはソマリアを引き合いに出すまでもなく、毎日世界じゅうで数え切れないほどの多くの子供たちが生命...全文を見る
○東(祥)委員 本日は、今の大きな国際協力という枠組みの中で、教育・文化交流という側面、余り議論されてこなかったと思いますので、この点に焦点を絞って質問させていただきたい、このように思います。  この条約の趣旨を周知徹底させることは、ただ単に国内問題のみならず、外国における子供...全文を見る
○東(祥)委員 具体的に聞いていきます。  まず、我が国の留学生の受け入れ体制についてお伺いいたしたいと思いますが、留学生は現在どれくらいいるのか、さらにまた高校生の留学生はどれくらいなのか、この点について御答弁願いたいと思います。
○東(祥)委員 私費留学生、国費留学生の割合はどうなっていますか。さらにまた、主要諸国と比べた場合、我が国における留学生の受け入れ状況というのはどうなっているのか、この点についてお願いします。
○東(祥)委員 この外国のデータは、国費、私費含めたというふうに理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 先ほど御指摘ありましたが、受け入れの数という側面から見ますと、諸外国、主要先進国に比べますと日本は相対的に低い。この低い理由はどのように把握されておりますか。
○東(祥)委員 ある意味で質的な側面から御答弁いただいたのですが、これは物理的に支援体制あるいは受け入れ体制に日本の場合問題があるんじゃないのかと私は思っているわけですが、それはある意味で日本に対して十分な理解あるいは好感を持って帰国できるような配慮が足りないんじゃないのかという...全文を見る
○東(祥)委員 日本には今御説明がありました十万人受け入れ政策が存在することは知っておりますし、かなりの速いスピードでそれが達成されつつあるということも理解をいたしております。  ただ、問題は、日本の学校に行ったその数が基本的な問題ではなくて、日本に来られた留学生の方々が日本に...全文を見る
○東(祥)委員 次に、我が国から海外へ留学する高校生、大学生も年々増加していると聞いております。異文化の社会で勉強し、またそこで多くの方々と触れ合い、そしていろいろなことを学ぶということは極めて日本人及び日本国にとっての国際化に役立つのだろうと思いますが、問題は、留学される人の数...全文を見る
○東(祥)委員 特に、一つは銃砲社会であるという文化の違いがある。そしてまた、あそこでの言葉の問題ですね。フリーズが、僕も長いこと外国に行っていますけれども、突然ああいう言葉を聞いたときに、間違いなくやはりプリーズだというふうに私なんか完全に理解してしまうな。極めて口語的で、ある...全文を見る
○東(祥)委員 こういうあっせん業に関連した公の機関というのはないわけですね。民間のあっせん業者に依存せざるを得ないというのが現状だと理解してよろしいですか。もしそうであるとすれば、なぜ公的な機関がないのか。つくったらいいのじゃないかというふうに思うのですけれども、いかがですか。
○東(祥)委員 公的機関をおつくりになろうとする意思はありますか。
○東(祥)委員 冷戦構造が崩壊したというのは、いろいろなところにいろいろ波及しているのだろうというふうに僕は思うのですね。先ほどもありましたけれども、人的交流というのは基本的にますます深まってくるのだろう。深まってこない、あるいは現状が維持されていく、そういうことであるならば、今...全文を見る
○東(祥)委員 今度は、海外、特にアメリカの大学が日本各地に分校を開設する動きが相次いできた。ある資料によりますと、バブルが崩壊して経営難に陥って、かなりの数が日本に進出していたにもかかわらず、それが閉鎖されざるを得ない状況に追い込まれているケースも何件か出てきているようでござい...全文を見る
○東(祥)委員 五校以外は基本的な認可を受けていないということですが、例えばAという大学の本校がアメリカにあるとします。そして、その分校が日本につくられる。しかし、それは認可されていないとする。その日本における分校で勉強していって、学校内にある制度を使って本校に留学して、そこで学...全文を見る
○東(祥)委員 留学しないで、その分校で四年間なら四年間における義務をすべて果たして、単位を修得して、そこで卒業するとする。この場合は、認められていないので、その学位は日本においては正式なものにはならない、そういうことですか。
○東(祥)委員 頭の中が混乱してきてしまうわけですけれども、そうしますと、海外の大学の日本校開設に当たって、政府としてはどのようなかかわり合い方を持っているのですか。
○東(祥)委員 そうしますと、自由に行われているところもある。しかし、それは情報として、そこで学ぶ学生たちに事前にちゃんと提供される可能性もない。そこで勉強する。そして、たまたまその学校内にある制度を使って本校があるアメリカで勉強して学位を取得すれば、日本に帰ってきたとしてもその...全文を見る
○東(祥)委員 この点極めて重要なことだと思いますので、また別の機会で取り上げたいと思います。  時間が五分になってしまいましたので、きょうは中南米局長にも来ていただいておりますが、日本の国際化の一つの具体的な例として、日本から海外に勤務する日本人もかなりふえてきている。したが...全文を見る
○東(祥)委員 開かれた日本人学校をさらにつくっていただくために一層の御尽力をしていただくことを要求させていただきまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月11日第126回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○東(祥)委員 みなみまぐろ保存条約及びILO第百二十号条約について質問させていただきます。  まず初めに、みなみまぐろ保存条約に関してでございますが、二つの角度から質問させていただきます。一つはミナミマグロの保存及び管理という側面、もう一つはミナミマグロ漁業に従事する漁民の生...全文を見る
○東(祥)委員 私の質問は、田名部農林水産大臣の個人的な意見なのか、農林水産省としての見解なのか。農林水産省の見解であれば農林水産省の見解ですと、このように答えていただければいいのです。
○東(祥)委員 外務省としてはどのようにお考えになっておられますか。同調しておられますか。
○東(祥)委員 私の言わんとすることは、国際捕鯨取締条約の当初の目的が時間の経過とともに変質してきたのではないのか。農林水産省はその点に関しては認めるという御発言だったと思います。文言の句々それ自体を認めるというよりも、その変質過程は認めておられる、このように私は理解しております...全文を見る
○東(祥)委員 アイスランドは、既にIWCを脱退しました。そして、これに対抗する捕鯨国の新組織、北大西洋海産哺乳動物委員会、NAMMCO、ナムコと言ってよろしいのでしょうか、を設立いたしました。ノルウェーは、IWC京都会議閉幕後、改めて商業捕鯨の再開を発表し、今月八日、最初の一隻...全文を見る
○東(祥)委員 ミナミマグロについてですが、鯨の轍を踏まないようにすることが大切なのではないのか。先ほど外務省の御答弁にありました、たとえ鯨をとっていない国であったとしても正式な手続を経て加盟国になっている、ある意味で仕方がない、こういうニュアンスにも聞こえるわけでございますが、...全文を見る
○東(祥)委員 ミナミマグロの漁獲を行っていない沿岸国、これは当条約では関係国と規定されている。このような国が分担金まで払って条約に加入する積極的メリットはないのじゃないかと思われます。加入する目的として考えられることは、保存機関の内側からミナミマグロの漁獲を規制あるいは禁止する...全文を見る
○東(祥)委員 なぜ設けなかったのかということを聞いているのです。
○東(祥)委員 質疑に時間がかかっていますので、二分五十秒延長させていただいてよろしいですか。  それでは、漁獲国がすべて条約に加入しなければ本条約の趣旨である有効的な資源の保存、管理は行えない、これは明快なことだと思います。先ほどの御答弁でありました、参加国以外でインドネシア...全文を見る
○東(祥)委員 これらの漁獲国をどのような手段を通じて加盟国にさせるのか、これがもう一つの質問でございますが。
○東(祥)委員 台湾の場合はどうされますか。台湾の場合、我が国は国として認めておりません。オーストラリア、ニュージーランドも同様であると承知しております。したがって、台湾は条約に加入する資格を有していない、このように思います。そうであるとすれば、このみなみまぐろ保存条約の目的であ...全文を見る
○東(祥)委員 先ほど申し上げましたとおりどうもメリットの問題で、国は特定しませんけれども、加入しないで自由にミナミマグロをとれるような状況であるならば、その国にとってみれば加入しない方がいいのではないか、したがって、では加入させるためにはどのような手段をとるのか、その方法はどの...全文を見る
○東(祥)委員 日本、オーストラリア、ニュージーランドのミナミマグロ漁獲枠という視点から見ますと、一九九二年から九三年、六千六十五トン、オーストラリア、ニュージーランドを足しますと、一万一千七百五十トン。消費量は、聞くところによりますと、約一万トンというふうに聞いております。とい...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、輸入している国というのが、韓国、台湾、パナマ、ホンジュラス等、まだ加盟するという意思表示もしていない国だというふうに理解いたしております。そうしますと、大西洋まぐろ類保存国際委員会、ICCATあるいはまた本条約に設立されるみなみまぐろ保存委員会などの...全文を見る
○東(祥)委員 では提案申し上げます。  もし今おっしゃったような形での雰囲気あるいはムード、積極的に加盟していこう、そういう雰囲気が出てこない場合、あるいは時間が相当かかる場合、日本としてこれだけの量の輸入をされているわけですから、非締約国あるいは台湾を含めた非締約地域という...全文を見る
○東(祥)委員 重要な指摘だと思います。例えば貿易制限措置を施した場合、具体的に言えばマグロの輸入禁止措置、こういうものを発効させようとした場合、それはガット違反のおそれがある、このように理解しているのでしょうか。
○東(祥)委員 外務大臣、最後にお伺いします。  国際的な漁業規制の高まりの中で、減船、船を廃棄処分にしてしまうだとかそういうことですが、減船を余儀なくされたり、船を維持できなくて外国に売却せざるを得なくなるなど、漁民の生活はますます追い詰められている状況がいろいろなところで報...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。
○東(祥)委員 日本・ネパール航空協定、日本・中国航空協定に関して質問させていただきます。  その前に、本日、午前中の記者会見で、河野官房長官が驚くべきことを明らかにしております。これは北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国のNPT脱退問題に関連して明らかにされたことでございますが、先...全文を見る
○東(祥)委員 外務省経由で出てきた情報ではなくて、防衛庁経由だということですか。
○東(祥)委員 ある情報によりますと、もう既に自衛隊は現実にこの実験を確認されている、また、米軍も既に調査済みである、こういう情報が入ってきているのですが、いかがですか。
○東(祥)委員 実験が能登半島沖の日本海で行われている、また、情報によれば、この実験では五百キロメートル先の目標に的中させている、そして射程距離は一千キロメートル、したがって、北朝鮮本土から撃った場合大阪は射程距離に入る、さらにまた、北朝鮮においては射程距離一千三百キロぐらいの弾...全文を見る
○東(祥)委員 北朝鮮の核技術開発能力についてはどれくらいの情報をお持ちなのでしょうか。
○東(祥)委員 鋭意分析していただいて、また別の機会に情報をいただければと思います。  一説によれば、ある某国と核技術協力も行われているということも聞いております。ましてきょうのこの情報によれば、中距離弾道ミサイルが現実の問題として実験に成功しちゃっている。日本にとっては極めて...全文を見る
○東(祥)委員 この航空協定が締結されますと、ネパール側からはロイヤル・ネパール航空が乗り入れるということを聞いております。他方、日本側で乗り入れの意思表示をしている航空企業はないというふうにお聞きしているわけですが、どのような理由で日本側は乗り入れを行わないのでしょうか。
○東(祥)委員 ODAとのかかわり合いの中でネパールを取り上げたいと思うのですが、会計検査院の平成二年度決算検査報告書によりますと、ネパールの既存上水道の改修、拡張事業約十五億円ですが、これでは故障中の取水施設を改修することはできましたが、配水管が未整備のため時間給水しかできず、...全文を見る
○東(祥)委員 日中関係について質問いたします。  外務大臣、先月の二十九日に来日した中国の銭其シン副首相兼外相と会談されまして、中国の軍の近代化問題あるいは環境問題、そしてまた安全保障問題等多岐にわたり議論をされたと伺っております。両外相は、アジア・太平洋地域の安全保障問題を...全文を見る
○東(祥)委員 銭外相は定期協議の席で、九五年に終了する第三次円借款、九〇年から九五年、八千百億円ですが、その後の第四次円借款についても要請したと聞いております。外務大臣は協力を約束しておりますが、政府開発援助大綱との兼ね合いの中で、どのように実施されていこうとされておられますか...全文を見る
○東(祥)委員 その対話を始められる、また第四次円借款についての議論の進め方として、政府開発援助大綱というのがあるわけでございますが、これとの兼ね合いについては、大臣のお考えとして、どのように調整されていこうと考えておられますか。
○東(祥)委員 中国の李鵬首相は、三月十五日の全国人民代表大会における政府活動報告で、ガット、関税貿易一般協定締約国としての地位は必ず回復されなければならないと述べて、ガットの設立メンバーの一員としての復帰に強い意欲を示しておられます。  中国は、ウルグアイ・ラウンド開始直前の...全文を見る
○東(祥)委員 他方、台湾は九〇年一月、独立関税地域としてやはりガットに加盟申請しております。昨年九月、ジュネーブで加盟準備を行う作業部会が設置されてから急ピッチで作業が進んでいる、このように聞いております。関係者の間では、特に加盟に当たっての大きな障害はないとされておりますが、...全文を見る
○東(祥)委員 台湾の李登輝総統は、四月九日開幕した国民大会における演説において、国連への加盟を積極的に推進していくことを強調されておられます。今後三年以内に国際社会がこの問題を重視するよう望むとも述べておられます。台湾の最高指導者である李総統が、三年という期限を切って国連加盟に...全文を見る
○東(祥)委員 最後の質問になりますが、外務大臣、クリントン・アメリカ大統領は五月二十八日、対中国最恵国待遇の供与を一年間延長されました。一年後の再延長に条件をつける大統領令に署名したわけでございます。  クリントン大統領は、昨年の大統領選挙戦では、ブッシュ前政権の無条件対中最...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。
08月24日第127回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○東説明員 このたび外務政務次官に就任いたしました東洋三でございます。我が国にとり外交のかじ取りがかってないほど重要となっているだけに、重い責任に身の引き締まる思いがいたします。  御案内のとおり、世界はさまざまな困難に直面しております用地域紛争、核兵器等の拡散の問題、ロシア情...全文を見る
08月26日第127回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○東説明員 このたび外務政務次官に就任いたしました東洋三でございます。一言ごあいさつさせていただきます。  我が国をめぐる安全保障上の環境には、引き続き流動的な要素も多く、我が国のみならずアジア・太平洋地域の長期的な安定を確保するためにも、日米安保体制に裏打ちされた日米協力関係...全文を見る
08月26日第127回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○東説明員 このたび外務政務次官に就任いたしました東洋三でございます。  羽田大臣を補佐いたしまして、微力でございますが職務を全うするため全力を傾ける決意でございます。  委員長を初め本特別委員会の各委員の皆様の御指導、御鞭撻そして御協力をお願い申し上げまして、就任のあいさつ...全文を見る
08月26日第127回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○説明員(東祥三君) このたび外務政務次官を拝命いたしました東洋三でございます。  羽田大臣を補佐いたしまして、微力ではありますが、全力で職務を全うする所存でございます。  委員長を初め本特別委員会の委員の皆様方の御支援と御指導と御鞭撻と御協力をお願い申し上げまして、就任のあ...全文を見る
10月19日第128回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○政府委員(東祥三君) 外務政務次官の東祥三でございます。私も一言ごあいさつさせていただきます。  私が外務政務次官に就任してはや二カ月以上がたちました。この間、先ほど外務大臣からお話しありましたとおり、中東和平、そしてまたカンボジアにおける復興の支援、さらにまた懸案でありまし...全文を見る