東祥三

あずましょうぞう



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東祥三の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月14日第144回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○東(祥)委員 本日は、ユーロ導入に関して、欧州の動きについて御質問させていただきたいと思います。  昨日、外務大臣が大変な激務の中、中東諸国からお帰りになり、お疲れのことだと思いますが、せっかく、歴史的に極めて重要であり、なおかつ、日本として初めてだと思うんですが、中東和平に...全文を見る
○東(祥)委員 とてもいいお話、ありがとうございます。  きょうは、ユーロ導入に関して、欧州の情勢についてお聞きしたいと思っているんですが、欧州では、言うまでもなくEU、欧州連合とNATO、北大西洋条約機構が東方に拡大をしていく中で、本年一月一日から欧州単位通貨でありますユーロ...全文を見る
○東(祥)委員 そういう動きが一方にあり、他方には、ことしでいわゆるNATO、北大西洋条約機構ができて五十周年を迎える。さらにまた、欧州連合の中には、いわゆる連合そのものではありませんがWEU、西欧同盟というものがある。つまり、欧州の中に軍事同盟が二つあるわけです。これも大きな変...全文を見る
○東(祥)委員 NATOの動き、これは、とりわけ冷戦構造崩壊後、いろいろな意味で欧州の中でも議論されているわけですが、コソボ問題を引き合いに出すまでもなく、やはりアメリカがいないと自分たちだけでは何もできないのかな、そういう現実感覚に根差した意識があると同時に、やはり、これだけの...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたので、終わります。
02月15日第145回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○東(祥)委員 自由党を代表いたしまして、外交、安保の集中審議を行わせていただきます。  質疑に入る前に、本日ここに来て驚いてしまいました。民主党、そして共産党、社民党が出席されていない。そもそも、今の日本が抱える国家的危機的状況、これを救うために一日も早く予算を通過させる、そ...全文を見る
○東(祥)委員 総理のまさにお立場は、私はよくわかります。また、官僚に対しての思いやりもよくわかります。  私は、官僚はだめだというふうに言っているのではありません。日本における最高の、ベスト・アンド・ブライテスト、最高のまさに宝が官僚だと思っております。しかし、官僚の判断に政...全文を見る
○東(祥)委員 極東と日本の安全は切り離せないという御確認でございました。  第二に、我が国は中立政策を採用しなかったということであります。  我が国は、米中ソのはざまで、強い立場から独力で中立を維持することは不可能でありました。東西両陣営から安全を保障してもらう弱者の中立も...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、今述べてきた、また質疑してきたことを踏まえた上で、いよいよ周辺事態安全確保法の問題点に入っていきたいと思います。  まず初めに、周辺事態安全確保法の思想の混乱を指摘したいと思います。  この法律は、国連協力と日米安保協力とが思想として混然となっている...全文を見る
○東(祥)委員 二番目の、国連の平和活動に協力し得る法案を別途整備する、こういう提案をさせていただいておりますが、この点についてはいかがですか。
○東(祥)委員 その次に、周辺事態の地理的範囲の問題について、ここで明らかにさせておきたいと思います。  周辺事態の地理的範囲の問題については、これまで安保条約の適用範囲の拡大解釈という問題と、台湾問題という二つの問題が混同されて議論されてきたと私は思います。  第一の安保拡...全文を見る
○東(祥)委員 一九六〇年というような冷戦時代の初期に、旧ソ連と北朝鮮を、日米両国がこれらの国々を共通の防衛上の関心としなかったことは当然であります。米国の防衛圏、すなわち極東の範囲に入ってこなかったことは当然であると言えます。また、これら諸国の冒険主義的な侵略の可能性があったの...全文を見る
○東(祥)委員 今総理の答弁を聞いていて、私の質問とどのようにかみ合っているのかということを理解してくださる人は少ないんではないのかと思う。私は、日米安保条約で言っている極東及びその周辺、この概念を、今の状況下においてこれを変更する必要があるのですか、ないのですかと聞いているので...全文を見る
○東(祥)委員 周辺事態の範囲に関するもう一つの問題は、台湾問題であります。私は、台湾問題については、中国政府も台湾当局も理性的に対応しており、朝鮮半島有事に比べればはるかに危険度の低い問題だと思いますが、国民に問題の本質を明らかにするために、あえて伺っておきます。  一九七〇...全文を見る
○東(祥)委員 続きまして、後方支援の問題をお尋ねしたいと思います。  私は、これまでこの国会での審議を聞いていて、国連憲章を全く無視した議論が多いことに胸を痛めている者のうちの一人でございます。今日、ミサイルなどの現代兵器の発展がますます進んでおります。一たん戦争が始まれば前...全文を見る
○東(祥)委員 総理、時間が迫ってまいりましたので、すべてを終えることができるかどうかわかりませんが、医療支援について再度私は取り上げたいと思います。  私は、さきの国会において、武力行使の一体化の法理の問題点を追及いたしました。国際的な人道法規の常識に挑戦するような憲法論が役...全文を見る
○東(祥)委員 実態上やるかやらないかということは政策判断でよろしいと思います。私が申し上げているのは憲法判断で、これは憲法に抵触するものではないんじゃないか、こういうふうに申し上げているのです。だから、それはまさに、医療活動というものは、総理が御存じのとおり、まさに戦闘地域で医...全文を見る
○東(祥)委員 また、特別委員会が始まりましたらこの点をぎりぎり詰めていきたい、このように思いまして、時間が参りましたので、きょうはこれでやめさせていただきます。どうもありがとうございました。
03月12日第145回国会 衆議院 本会議 第14号
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○東祥三君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました周辺事態安全確保法案、ACSA改正協定案、自衛隊法の一部を改正する法律案に関して質問いたします。  本年一月十四日、自由党は自民党との間に連立政権を樹立いたしました。その政策合意の重要な柱の一つが安全保障政策であります...全文を見る
03月18日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第2号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  周辺事態安全確保法について伺います。  まず、質問の内容に直接入る前に、質問するに当たっての価値前提、そしてまた、私の信念を述べたいと思います。  総理、我が国は、戦後半世紀にわたって民主主義を守り、平和と安全を謳歌してまいり...全文を見る
○東(祥)委員 同盟について、さらに言及させていただきたいと思います。  総理、同盟というのは、自国の兵士の命をかけて相手の国の国民を守る国家と国家の間の約束であります。国民のすべてが納得するほどに重大な国の利益を守る場合にしか、締結することは許されないと思うのであります。そし...全文を見る
○東(祥)委員 総理、周辺事態に及んで我が国がいかなる対応をするべきかという問題をめぐって、予算委員会においても約五十時間ぐらいここで議論されてきている。またその他の、外務委員会また安全保障委員会においても、このガイドライン関連法案が提出される前から議論されてきております。そして...全文を見る
○東(祥)委員 総理、続いて質問します。  周辺事態において我が国が米軍を支援するのは、それが我が国の安全保障に重大な影響を与える準日本有事と言える事態であるからです。極東の安定が我が国の安定に直結しており、我が国だけの孤立した平和などあり得ないからです。一国平和主義というのは...全文を見る
○東(祥)委員 総理、今テレビを見ている国民は、総理は何を言ったか理解できないと思います。  私が質問したのは、朝鮮有事の際には事前協議に対して速やかにかつ前向きに対応すると、一九六九年、佐藤総理は言われたのです、この考えに変更はないんですかと聞いたのです。あるかないかです。ど...全文を見る
○東(祥)委員 日米同盟を選択した以上、中立を志向する孤立主義的な考え方は捨て去らなければならないと思います。  この関連でお伺いしますけれども、現在も官僚サイドから、前方と後方を分ける議論が示されております。現実を知らない法制局官僚、軍事の専門家もいない、外交の専門家もいない...全文を見る
○東(祥)委員 総理、前方と後方の議論との関連でさらに質問させていただきますが、さきの予算委員会で戦時法規の問題を取り上げましたが、この問題についてさらに言及させていただきたいと思います。  前線での戦闘も後方の支援も同じ戦争の一環であり、我が国が米国に後方支援をすれば、我が国...全文を見る
○東(祥)委員 総理、次に、周辺事態安全確保法案について、基本的な思想を伺いたいと思います。  この法案は、日米安保体制の信頼性を高め、もって周辺事態の発生自体を未然に防止することによって日本の安全と平和に資することが最大の眼目であるはずであります。総理も、何度もこの場で言われ...全文を見る
○東(祥)委員 この点については、さらに次のように質問したいと思います。  国連決議がない場合、船舶検査活動というのはできないんでしょうか。この法案自体ですと、国連決議がないと船舶検査活動はできないということになりますね。
○東(祥)委員 そうしますと、この周辺事態関連法案は、集団安全保障措置あるいはまた安保理、あるいは総会の決議が出る前の話をしているんじゃないですか。  つまり、集団安全保障措置が発動したときにはすべての活動にかかってくることは、もう外務大臣おわかりのとおりだろうと思います。日米...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣、混乱していると思います。  あくまでも、国連の決議がなされたときには、周辺事態関連法案で述べられている、書かれている米軍の活動というのは、あくまでも、例えば朝鮮半島で、具体的にわかりやすく申し上げれば、何らかの有事が起こったときに、米韓防衛条約に基づい...全文を見る
○東(祥)委員 自衛権の問題ではなくなりますねということを申し上げている。その点についていかがですか。そうでないと、本質的に考え方が違うということになると思いますけれども。
○東(祥)委員 もう時間がなくなってきてしまったので。  ただ、今の、これは外務大臣とまた議論しなくちゃいけない点だと思いますが、この船舶検査活動についてさらに申し上げておきますけれども、そうしますと、船舶検査活動において国連の決議が必要だというのは、結局、旗国主義、日本が船舶...全文を見る
○東(祥)委員 では、国際法上、旗国の、その船の所属する国の了解を持っておけば、そういう船舶検査活動ができるということであるとするならば、国連の決議が付されることによって、そのような許可を、合意を事前にそれぞれの国々に求める必要がなくなる、ただそれだけですか。そうであるとするなら...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたのでやめさせていただきますが、ここで言われている法案、国民の皆様も、内容、法案を読んでいるわけじゃありませんから、何を言っているのかというと、よく党首が申し上げますが、疑わしき船が出てきたときに軍艦でぞっと行ってそれを停止させて、乗らさせていただいて...全文を見る
04月01日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○東(祥)委員 総理、外務大臣、野呂田防衛庁長官、前回に引き続きまして、周辺事態安全確保法案について改めて質問させていただきます。  本日は、時間の許される限り、船舶検査活動、二つ目が武器の使用、そして三つ目は国会承認の問題について質問させていただきたいと思います。  まず、...全文を見る
○東(祥)委員 そもそも、国連の決議、安保理における決議が出るということは、地理的にもこれは限定されていないわけです、グローバルな状況下において平和と安全が破壊される、そのとき国際社会が総体としてどのようにこの破壊する国に対して制裁を施していくのか。そういう意味においては、今加藤...全文を見る
○東(祥)委員 国連による船舶検査活動が行われる前提というのは、国連安保理の経済制裁決議とその実施のための決議を踏まえた上で、国連加盟国の艦船と乗組員が、家族のもとを離れ、はるばる太平洋やインド洋を渡って陸続と日本海に集結し、体を張って船舶検査を実施しているときに、なぜ自衛隊だけ...全文を見る
○東(祥)委員 局長が言われているのは二つ問題点がありまして、まず一つは、自主的な経済措置を日本が発動しようとするときに、まだ安保理の決議がなければ、これは基本的に、船舶検査活動というのは何も準備をすることができなくなるという問題だというふうに私は理解します。  もっと具体的に...全文を見る
○東(祥)委員 局長、別の言葉で言えば、自主的な経済制裁発動の可能性というのは考えているということですね。そういうふうに理解してよろしいですか。
○東(祥)委員 経済制裁をただ発動しただけでは船舶検査活動というのはできなくなるわけですね。ただ、今のお話がありましたとおり、基本的に、外為法等で送金の停止だとかそういうことをやろうと。  では、次の段階で、この自主的な経済制裁を発動するような事態となれば、少なくとも我が国とし...全文を見る
○東(祥)委員 つまり、当然、朝鮮半島で何らかの問題がある。それで、かつて九四年のときもいろいろと僕は議論をされたと思いますけれども、送金停止、こういう考え方が出てきた。外為法に基づく送金をどのように停止したらいいのか。  しかしまた、日本から船舶も行っているわけでしょう、具体...全文を見る
○東(祥)委員 まさに外務大臣がおっしゃられるとおりで、まさにそうであれば、国連決議をもって初めて国籍を問わない無差別な船舶検査が国際法上合法に実施できるのであって、我が国が国際法を遵守すべきことは憲法第九十八条二項に既に規定されているのですから、改めて周辺事態安全確保法案におい...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣、総理、この問題というのは、官僚の方が考えているのですよ。基本的に今こういう議論をしているから、多分、総理、そういうことがあるのかなというふうにお気づきになり始めているのじゃないでしょうか。  国連決議があることによって、政治的にやろうとすべきこともでき...全文を見る
○東(祥)委員 総理、総理のことを僕は攻め込みたいだとか、そういうふうに思っているんじゃないのです。  当たり前なのですよ。国連決議が出ない限り、幅広い、実効性のある、経済制裁を実効性あらしめる活動というのはできないのですよ。できないのですけれども、じゃ、国連決議が出るまでの間...全文を見る
○東(祥)委員 先ほど局長も言われました。まだ安保理決議が出ていない、機能していない状況下において、友好国と協調して外為法による送金停止等の法的手段を駆使しようとする、いわゆる自主的な一定の経済制裁を科すことが当然必要と思われる事態において、それを実効性あらしめるためには、少なく...全文を見る
○東(祥)委員 僕は有益でないと言っているのではないのですが、まさに局長がおっしゃられるとおり、例えば外為法による送金停止等、これを具体的に実効あらしめる一つの手段として、日本から出ている船あるいはまた日本と友好関係にある国から出ている船、こういうものを検査することが、逆に、この...全文を見る
○東(祥)委員 そのことだけ確かめておきたいと思います。  次に、武器の使用についてお伺いいたします。  いつも私は、この場であるいは予算委員会で、官僚の皆さん方に対して罵倒を浴びせ続けておりますけれども、言葉が足りないもので、また言葉を知らないもので大変恐縮に思っております...全文を見る
○東(祥)委員 防衛庁長官、現在の周辺事態安全確保法案と自衛隊法をあわせて読めば、今おっしゃったとおり、自衛官は、周辺事態において、自衛隊法第九十五条の武器防護の権限と、周辺事態安全確保法案第十一条の規定によって武器使用の権限が与えられていると考えます。問題は、これで十分なのかと...全文を見る
○東(祥)委員 まさに先ほど申し上げましたとおり、この周辺事態安全確保法案の船舶検査の仕組みというのは無力ではないのかということを、今の長官の言葉によって、まさに裏打ちされているじゃありませんか。  同意原則を求めている国というのは日本しかないと思いますよ。乗るに際して、どうい...全文を見る
04月15日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  本日は、公述人の皆様方のいろいろ異なった御意見をいただきまして、本当にうれしく思います。また、傍聴人の方々がこのようにたくさんいらしていることを見ると、この問題に対しての関心の高さがうかがわれます。  意見陳述者の方々に質問をさ...全文を見る
○東(祥)委員 岡本さんにさらに聞きますが、そうした場合、この法案それ自体は国連の決議が付されております。国連決議がありながら、国連決議が出ない。そうすると、国連決議が出ない限りにおいては、船舶検査活動の準備あるいはまた船舶検査活動に近いことをやろうと思ったとしても、これは全くで...全文を見る
○東(祥)委員 岡本さんに聞きますが、やらなければならないことをやる、しかしそれは、法律がない以上やってはいけないことであり、超法規的行動になってしまうんじゃないでしょうか。
○東(祥)委員 須藤先生にお伺いします。  先ほど須藤先生がおっしゃられているとおり、船舶検査活動を実効性あらしめるために、あるいはまた船舶検査活動というのは、いわゆる国連憲章四十一条に基づく経済制裁の実効性を担保するために行われる活動でございますが、基本的に、国連の決議が出な...全文を見る
○東(祥)委員 いや、まだ私の質問に答えてくれていないのですが、問題は、周辺事態が起こったときに船舶検査活動ができるという条項を国連決議を付した上で入れているわけです。  あくまでも、領海でやる限りにおいては、それは問題ない。問題は、公海上で行うに当たっては、国連決議が出ない限...全文を見る
04月22日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  周辺事態安全確保法案の大詰めの審議に当たりまして、私たちは今何を決めようとしているのか、改めて国民の前に赤裸々にしておく必要があると思います。そういう意味で、本日、四十分間、外務大臣と防衛庁長官にお尋ねいたします。  論点がいろ...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣が言われる言葉にすべて尽くされていると思うんですが、一九六〇年の安保締結後、既に四十年がたちます。今、この周辺事態安全確保法案は、安保条約第六条の基地提供の義務をはるかに超えて、今御説明ありましたとおり、我が国周辺の平和と安定のために、例えば公海上でさえ米...全文を見る
○東(祥)委員 私は政策の大転換だろうと思うんです。気持ちとして米国に対し何かをしなければならない、これは主体的な日本の意思として。今日までそれはあったかもしれません。しかし、具体的に、唯一の武力組織である自衛隊を公海上まで派遣して米軍の活動に支援をする、それは今まで全くなかった...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣、今、四十年間あるいは戦後五十数年間、極めて重要な時期を迎えているんだと私は思うんです。国民に日本の安全保障政策、安全保障論というものをわかるように説明し切れなくちゃいけないんだと思うんです。だますことはできないと思うんです。  事実として、日米間におけ...全文を見る
○東(祥)委員 新しい活動を行う、こういう決断をしたと、これはよろしいですか。
○東(祥)委員 外務大臣、私は教えていただきたいのですが、基本的な考え方として、我が国の周辺の安全が我が国の安全に直結している、我が国は独力で到底我が国の周辺の安全を守ることができない、それを実現することができない、我が国周辺の安全を憲法の許す限りの力を出して米国と協力してともに...全文を見る
○東(祥)委員 そうしますと、外務大臣、このような基本的な考え方に立てば、例えば我が国周辺の友邦が、例えば韓国が無法な侵略の犠牲となったとき、我が国は憲法の制約のもとで武力行使こそできませんけれども、巻き込まれる危険を冒してでも、毅然として同盟国たる米国を支持し、協力することが必...全文を見る
○東(祥)委員 具体例は外務大臣としてのお立場としてお答えになることができないというのは、それで結構です。しかし、私が、東祥三が一つ提示しているものに対して——極東の平和と安全、これは日本の平和と安全に直結するということは一貫して言っているのですよ、佐藤総理の時代から。そして、そ...全文を見る
○東(祥)委員 先ほど外務大臣は、信頼性を向上させなければいけないと言ったわけです。そして、その信頼性の向上を増すということはどういうことであるかといえば、一つの周辺事態に対して、周辺事態と認定するわけですよ、米軍が動き出す、そして米軍に対して日本は協力する、ともに協力活動をする...全文を見る
○東(祥)委員 極めて重要なことなんです。国民の皆さん方は、何をやろうとしているのかと。  別の言葉で言います。我が国が同盟を結んでおきながら、周辺事態、日本が認定するんですよ、内閣総理大臣、外務大臣、防衛庁長官、内閣閣議で。そのように認定しておきながら、自国だけは紛争に巻き込...全文を見る
○東(祥)委員 いや、外務大臣、これは信じられないですね。審議が大詰めを迎えていて、そのことも政府の立場として明確に言えないということは、国民をだますことになるんじゃないですか。僕はこれはびっくりしてしまいますよ。どういうふうに説明されるんですか。  今まで、一九五二年、一九六...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣、トートロジーに陥っているんじゃないですか。  周辺事態というのは、日本の平和と安全に重大な影響を与える事態なんですよ。日本の平和と安全に重大な影響を与える事態が起こっているんですよ。そこに米軍が出ていくんですよ。そうでしょう。そして、米軍に対して日本は...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣、おかしいでしょう。米軍に基地を提供しているのですよ。周辺事態が起こるのですよ。具体的な名前を出さないで、A国というのが国際法に違反して侵略行為を及ぼすとする。そしてその瞬間、日本の米軍基地から米軍が飛び立っていくのです、爆撃機が。同盟を結んでいるのですよ...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣は、話の内容をどうかすりかえないでください。私は周辺事態を前提にしているのですよ。周辺事態という前提のもとで、米軍が日本の在日米軍基地を飛び立っていくことをノーと言うことはあり得るのですか。それが信じられないと申し上げているのですよ。周辺事態、日本の平和と...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたので、本質的な部分、具体的に詰めの段階に入れないのですけれども、しかし、今のお話を聞いていて、一九五二年の旧安保条約、一九六〇年の新安保条約、そして四十年たった今日、新しい自衛隊の活動を米軍との協力に関して行おうとしているときに、その背景をなす考え方...全文を見る
04月23日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
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○東(祥)委員 昨日に引き続きまして、若干未消化の部分がありますので、本日も登壇させていただきまして、外務大臣並びに防衛庁長官の胸をかりたい、このように思います。  外務大臣とは日ごろいろいろ話しているせいか、言いたいことは十分わかるつもりなんですけれども、やはり外務大臣は老練...全文を見る
○東(祥)委員 国連決議の言及がなくても、旗国主義との関係で、無差別な他国船舶への船舶検査は、いずれにせよ国連決議がなくてはなし得ないということを確認していただきました。  第二番目に、問題は何かというと、国連決議に基づくか基づかないかということをいろいろ議論されているわけでご...全文を見る
○東(祥)委員 国連決議に基づかない船舶検査はその実効性において疑義があるということは、すべての人が承知しているわけでございます。そういった国連決議のない状況下での船舶検査は、そうであったとしても、少なくとも我が国船舶に対して行い、あるいはまた共同して、自主的に経済制裁した国との...全文を見る
○東(祥)委員 船舶検査問題については以上で終わります。  さて、きのうの続きをしたいのですけれども、その前に、さらに近視眼的な視点から、きのうも冒頭申し上げました。究極、安全保障の議論あるいはまた安全保障政策というのは、有事に及んで、国民が何を守るために何を犠牲にするかという...全文を見る
○東(祥)委員 防衛庁長官、言いづらいかもわかりませんけれども、北朝鮮による我が国に対する軍事的脅威、どのように思われておりますか。具体的に言えば、今申し上げましたとおり、ミサイルと特殊部隊による後方攪乱工作ではないのか、このように漠然と私は思っているのですが、この点についていか...全文を見る
○東(祥)委員 さらに防衛庁長官、具体的にお聞きさせていただきますが、攻撃されるのは純粋な軍事目標と思われますか。それとも、敦賀の原発やあるいはまた工業地帯のコンビナートのような経済中枢だと思われますか。それとも、東京・霞が関及び六本木の政治的中枢だと思われますか。いかがですか。
○東(祥)委員 以上伺った上で、防衛庁長官、我が国は現在、北朝鮮のミサイル攻撃に対して何らの有効な防御手段を持たないことを国民の前に率直にお認めいただきたいと思います。また、唯一我が国に残された作戦である敵ミサイル基地攻撃も、山岳の多い朝鮮半島に隠された移動式のノドンミサイルの場...全文を見る
○東(祥)委員 防衛庁長官、ありがとうございます。さらに引き続いて防衛庁長官に、特殊部隊についてお伺いさせていただきたいと思います。  その規模、工作員の数等については、先ほど十万人程度、このような御報告がありましたが、能力はどの程度に見積もっておられますか。
○東(祥)委員 防衛庁長官、私は、特殊工作員による在日米軍基地あるいはまた自衛隊基地、交通幹線、主要橋梁及びトンネルの破壊工作は無論のことでございますが、オウム真理教事件の際の国松警察庁長官狙撃事件のような要人テロの可能性も十分にあると思いますが、この点についてどのようにお考えで...全文を見る
○東(祥)委員 それでは、今のお話の中に尽くされているのかわかりませんけれども、我が国の自衛隊は、こういった特殊工作員の後方攪乱や破壊工作に対してどのように対処するのでしょうか。具体的な中身が明らかでない限り対処方針も出てこないのかもわかりませんけれども、一般論として申し上げれば...全文を見る
○東(祥)委員 防衛庁長官、大変言いづらい言葉でございますが、どうもお話を聞いている限りにおいて、万全な防備体制にはまだなっていない、乱暴な言い方をすれば、我が国としては特殊工作兵の破壊工作にほとんどまだ無防備状況にあるんではないのか、そのことをまた率直に国民に言っておく必要があ...全文を見る
○東(祥)委員 そこで、昨日の議論の続きをさせていただきたいと思うんです。  今るる防衛庁長官から、北朝鮮の軍事的脅威、そしてまたその具体的に想定される内容についてお伺いさせていただきました。我が国は、このようにミサイル攻撃やあるいはまた特殊部隊による破壊工作の危険はあったとし...全文を見る
○東(祥)委員 外務大臣、もう外務大臣にとってみれば釈迦に説法でございますが、多くの国民にとってみれば、一九五〇年代、五二年の旧安保条約、そして一九六〇年の新安保条約、そこに盛られていること、そこに規定されていることは、あくまでも日本は米軍の活動に対して、極東の平和と安全のために...全文を見る
○東(祥)委員 僕の言葉で申し上げれば、多分、今や我が国は、武力攻撃に至らない範囲で積極的に米軍を支援することが武力紛争の勃発そのものを防ぐことに役立つというふうに、大きく発想を転換しつつあるのではないのか。今おっしゃられたとおり、抑止の理論、抑止の本当の意味、そこに軸足を移そう...全文を見る
04月26日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第12号
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○東(祥)委員 岡田克也議員の質問にお答えさせていただきます。  この周辺事態確保法案の中核的なその考え方、これを我が自由党といたしましては、当然、その日米安保体制の強化、また日米安保体制の実効性を担保する上での法案である、このように位置づけております。そういう視点から考えます...全文を見る
○東(祥)委員 あくまでも日米安保体制の強化。別の角度からいいますと、一九五四年に自衛隊法、自衛隊というのができる、一九六〇年に日米安保条約ができる。日米安保条約でちゃんと書かれているとおり、日本として主体的に行うものとしては米軍への基地提供しかない。今回初めて大幅な便宜供与拡大...全文を見る
○東(祥)委員 自由党におきましては、岡田克也議員御案内のとおり、新進党時代から、安全保障に関する基本的な考え方ということで三つの原則を確立いたしました。今御下問の点に関しては第一番目の問題でございまして、あくまでも私たちは、個別であろうがあるいは集団であろうが、自衛権の名のもと...全文を見る
○東(祥)委員 よろしいと思います。  私どもは、周辺事態の定義というものをもうちょっと明確に、わかりやすくさせる必要がある。何度も何度も申し上げているとおり、大幅な米軍に対しての便宜供与が促される以上、国民に対してよりわかりやすく定義をする必要がある。その内容に関して、私ども...全文を見る
○東(祥)委員 あくまでもこの周辺事態確保法案というものを、日米間における協力のあり方、また協力の内容、そういうものにつぶさに取り組んでいく、こういう視点でもってとらえておりました。そして、そもそも米軍に対して、一九六〇年の安保条約以来四十年たった今日、拡大された便宜供与、瞠目す...全文を見る
○東(祥)委員 いろいろな見方があるわけですけれども、私がこの委員会の場で質問した内容というのは、自分自身が発言していることですから、それはよくわかります。  我々が提示している、そのまま事態を放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態、そういう文言を入れるこ...全文を見る
○東(祥)委員 繰り返しますが、我々の主張する文言を入れることによって、自衛権の問題ではない、そういうふうに理解するに至っております。
○東(祥)委員 常に明確に申し上げているとおり、憲法で禁じられているところは、我が国が直接攻撃されていない限りにおいてこちらから武力の行使はしないという一点でございます。したがって、後方地域支援、あるいは戦闘地域と戦闘地域でないところ云々、分ける云々ということは実体上なかなか難し...全文を見る
○東(祥)委員 後方地域支援活動における武器の使用、それはこの法案自体に、九十五条の武器防護、これ以外入れていない。米軍に対しての協力を周辺事態に対して行うという前提であるとするならば、何が起こってくるかわからない。したがって、輸送業務を行っている、これはあくまでも仮定の話ですけ...全文を見る
05月10日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(東祥三君) お答えいたします。  新法に関しては、これから三党間において議論していくことでございますので、今、本岡委員のお話を踏まえた上で今後検討させていただきたい、このように思います。  ただ、国連の決議が入った政府原案に関して、若干私たちの今までの経緯、これ...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) それではやめさせていただきます。
○衆議院議員(東祥三君) お答えいたします。  本岡委員に対して釈迦に説法かわかりませんが、国連決議に基づく船舶検査活動、国連憲章第四十一条でございます。三十九条からの第七章、いわゆるエンフォースメント、強制措置でございます。したがって、国連決議に基づく船舶検査活動をやるとする...全文を見る
05月12日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(東祥三君) 船舶検査活動の重要性については、今、中谷議員の方から言われたとおりでありまして、その意味においては三党間その重要性については全く同様の認識を持っております。  ただ、今、市川先生の方からまさに正鵠を得た御発言がございましたが、自由党として申し上げれば、...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) ちょっとつけ加えるのを忘れてしまいましたので、市川先生、申しわけありません。  政府原案において明確になっていたのは、あくまでも国連決議を前提とすると。となると、日米協力をやろうと思ったとしても、国連決議が出なければ何もできなくなってしまう。当然、日本...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) 当然、経済制裁を実効性あらしめるための船舶検査活動というのは、それを大々的に行うためには国連決議というものが極めて重要性を帯びてくることは先生の御存じのとおりのことだろうと思います。  ただ問題は、その国連決議を前提にするのかどうなのか、そういう問題も...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) もともと私たち自由党は、国連決議に基づく活動であるとするならば、それは積極的、グローバルに行うという視点で常に考えますから、周辺事態安全確保法案から削除すべきという、それに合意した背景には、周辺事態法案に絡めた場合、国連決議を前提にすると日米間でできるこ...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) 何度かここで答弁させていただいておりますけれども、国連決議に基づく船舶検査活動というのは、国連憲章第四十一条ですから、三十九条から第七章に入りますいわゆる強制措置行動でございます。したがって、強制措置でございますので、船舶検査活動を実効性あらしめるための...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) 自由党の立場から申し上げますが、国連憲章に基づく強制行動というのは憲法に違反しないという立場ですから、当然船舶検査の場合には、威嚇射撃は無論、抵抗、逃走の場合などには船体を射撃することも許されると私たちは思っております。船舶検査は削除されてしまいましたけ...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(東祥三君) 国益というのはいろいろな角度から論じることができると思います。今、当該の問題になっている視点から考えますと、安全保障という分野で考えていくとすれば、国民の生命と財産、そして領土を守る、これが国益の第一義的な問題なんだろう。  他方、日本の国際社会におけ...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) 外交政策の継続性ということに関しては、一般論として言えば、質疑者の木俣先生の言われるとおりなんだろうと思います。  ただ問題は、基本政策というものを明確にし、その基本政策というものがその時代に合っている限りにおいてはそのとおりだろうというふうに思います...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) 政府原案から船舶検査活動に対しての条項を削除した経緯については、赤城先生の方から今説明があったとおりでございます。  各党どういう意見を持っているのか、そういう質問であればそれに対して答えさせていただきたいと思います。  この場であるいはまた衆議院の...全文を見る
○衆議院議員(東祥三君) 木俣先生の大変な御努力に敬意を表したいと思います。  まだよくわかりませんので、勉強させていただきたいと思います。
○衆議院議員(東祥三君) 福島委員にお答えいたします。  何度も何度もここで答弁させていただいております。政府の原案を見たときに、これはなかなかわかりづらい法案であると。福島議員御案内のとおり、日本は、一九五二年の日米安保条約、六〇年の新安保条約、それ以後今日まで、基地は提供す...全文を見る
05月19日第145回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○東(祥)委員 自由党の東でございます。  きょうは、コソボ問題ということで二十五分間、五つの質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点は、コソボ問題をどういうふうにとらえるのか。きょうの五つの質問というのはみんな大きな質問でございますが、第一問としては、どういうふう...全文を見る
○東(祥)委員 次に、国際法との関連で質問します。  今いろいろとここでも議論されているわけですが、人道的介入に関する国際法についてお伺いしたいのです。完璧な国際法、あるいはまた、逆を言えば国際法は不備であるということはすべての人が知っているわけでございますが、国際法の世界にお...全文を見る
○東(祥)委員 大臣のお立場はよくわかります。  ただ、今申し上げているとおり、極めて重要な問題であり、いつまでも法的評価を控えているというわけにいかなくなると思いますから、それは一つのちゃんとした時代の潮流、二十一世紀を志向していく上で、必ずこういう問題というのはいろいろなと...全文を見る
○東(祥)委員 それほど極めて微妙な問題であり、難しい問題であるというふうに、きょうは矛をおさめておきます。  他方、コソボ問題は欧州の問題であるとして、我が国は一切首を突っ込むべきではないという意見があります。私は、これは全く間違いであると思っています。これは独善的孤立主義及...全文を見る
○東(祥)委員 この関連で、最後に御質問させていただきますけれども、政府の支援についてでございますが、常に財政的支援優先が政府の支援である。これは、先ほど外務大臣もおっしゃられたとおり、それは胸を張って、お金があるのですから、それを僕はやるべきだ。お金を出せる国というのは限られて...全文を見る
06月02日第145回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○東(祥)委員 町村政務次官にこの外務委員会で種々の議論をさせていただくことは本当にうれしいことでございます。三十分間という極めて短い時間でございますが、何とぞよろしく胸をかしていただきたい、このように思います。  KEDOとの資金拠出協定について質問させていただくわけですが、...全文を見る
○東(祥)委員 政務次官が言われるとおり、日本と北朝鮮とのかかわり、また関係というのは極めて不満足な状況にあるのだろうと思うのです。拉致事件の問題しかり、あるいはまたテポドン・ミサイルの問題しかり、あるいはまたことしの三月末のあの不審船の問題しかり、そういう懸案事項がたくさんある...全文を見る
○東(祥)委員 中曽根元総理がすごくおもしろいことを新聞紙上で言っているのです。「北朝鮮中枢の思想変換をどう促進するか。世界に引きずり出して、世界がどう動いているかを見せつける必要がある。金正日総書記に世界を漫遊させるのが一番いいんだ。国連に呼んでもいい。アジアの国々が一緒になっ...全文を見る
○東(祥)委員 政府として、やるべきリストの中の一つとして、ぜひひとつ入れておいていただきたいなというふうに思うのです。  その前提として、私は古今東西の歴史の中で、宥和政策というのは成功したことがないのじゃないのかと。九四年の米朝枠組み合意、日本はしょせん何もできないというこ...全文を見る
○東(祥)委員 日本政府のキャッチフレーズで抑止と対話と言っているのですけれども、僕は個人的に、全くそれは信頼していません。逆に教えていただきたいのですが、その抑止という、あめとむち、抑止とは何があるのですか、日本は。北朝鮮に対しての抑止とは一体何なんですか。それを教えていただか...全文を見る
○東(祥)委員 そういう広い意味で、政務次官言われるとおり、それを抑止と言うならば、それは抑止なのかもしれませんけれども、しかし、三月末にスパイシップが、スパイ船ですよ、要するに。それが日本近海まで来て、領域内にも来て、そこで追撃したとしても相手は、絶対日本は撃ってこないだろう。...全文を見る
○東(祥)委員 いや、だから、政務次官、そういうことを言われている限りにおいては、いつまでたったとしても答えは出てきませんということを僕は申し上げたいのです。  あのときに、不審船なんですから、追っかけていて艦砲射撃、五インチ砲を撃っているのですよ、威嚇射撃であろうが。五インチ...全文を見る
○東(祥)委員 ただ、外務大臣、難しくなると言ったとしても、本協定上、日本政府が資金拠出を中止しますよと、つまり、再び弾道ミサイルを撃って、それに対して日本として我慢できない、その結果として資金拠出を中止できるかどうかというのは、本協定の第八条に「日本国政府と機構との間の書面によ...全文を見る
○東(祥)委員 はい、わかりました。  大臣、KEDOに対する拠出によって、北朝鮮の核開発を阻止するという目的が十分に果たされ、そしてまた我が国の安全が確保されるのであれば、この拠出というのは我が国にとって非常に有意義なものになると私は思います。  しかし、昨年夏以来、北朝鮮...全文を見る
○東(祥)委員 放射能反応があったのかなかったのかということについては、質問されていますか。
○東(祥)委員 放射能反応があったかどうかということを聞いていただけますか。そして、その結果として、なかったということなら別ですけれども、あったと、そういうことが出てきた場合どうするかということも含めた上で、報告を子細に受けるときにその質問をぜひ発していただきたいと思うのですが、...全文を見る
○東(祥)委員 時間があと三分ぐらいで来ますので、最後に、外務大臣、政務次官、どちらでも。二人に聞いちゃおうかしら。  当然、北朝鮮対策を考える場合、日米韓の連携というのは極めて重要だ、私もそういうふうに思います。とりわけ日韓関係、金大中大統領が昨年大統領に就任されて以来、日本...全文を見る
○東(祥)委員 どうもありがとうございました。     〔委員長退席、森山委員長代理着席〕
07月30日第145回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○東(祥)委員 参考人の先生、きょうはありがとうございます。自由党の東祥三でございます。  四点お聞きしたいと思うのです。一つは、河野先生が先ほど言われたことは極めて僕は重要なことだということで極めてインプレッシブなんですけれども、それはそれとしてまた外務委員会で議論していかな...全文を見る
11月05日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○東政務次官 今般、外務総括政務次官に就任いたしました東祥三でございます。  この際、一言、二見委員長を初め委員各位の皆様に謹んでごあいさつ申し上げます。  今、我が国の安全保障分野における外交が直面する諸課題への取り組み、そしてまた努力に関しては、河野外務大臣から先ほど申し...全文を見る
11月09日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
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○政務次官(東祥三君) このたび外務総括政務次官に就任いたしました東祥三でございます。  矢野委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつさせていただきます。  我が国の主要な外交課題につきましては、ただいま河野外務大臣よりお話がありましたところ、私よりは、先般の私のパラオ、ロー...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○東政務次官 このたび外務総括政務次官を拝命いたしました東祥三でございます。井奥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつさせていただきます。  我が国の主要な外交課題につきましてはただいま河野外務大臣よりお話がありましたところ、私よりは、先般の私のパラオ共和国、スイスのローザンヌ...全文を見る
○東政務次官 初めての答弁の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  日ごろから伊藤先生には大変外務委員会で御指導を賜りましてありがとうございます。これからは、答弁するという立場で、また外務大臣を補佐するということで、いろいろと御指導賜れればと思います。  言うま...全文を見る
11月11日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○東政務次官 基本的に、お話を伺っていて、極めて論理整合性がありますし、またそういう方向で考えていかなければならないのかな、そういう印象を持ちます。  御指摘の嘉手納基地でのPCB汚染が問題になったときに、政府は、もう御案内のとおり、在日米軍施設・区域内の環境に関連して具体的問...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第2号
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○政務次官(東祥三君) 御指摘のとおり、戦後の日本の国際社会とのかかわり合い方、そしてまたそれに向かっての日本の実力といいますか、そういうものは刻々変化していることを前提に考えたときに、まさに国際社会における日本の平和と安全に対し日本がより積極的な貢献をしていく、内外ともにそうい...全文を見る
○政務次官(東祥三君) 田村委員の鋭い洞察と御見識に私は感動いたしております。極めて示唆的なお話を拝聴したと思います。  先ほど、依田防衛総括政務次官から言及されました行革会議最終報告の中に、ある意味で今、田村委員が御提案されました防衛庁の昇格問題というのを入れて、やはり真っ正...全文を見る
11月18日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○東政務次官 今までいろいろな場で島委員ともこの問題について間接的に議論してきたのかもしれませんし、また、いろいろなところで私はこの問題について言ってまいりました。  ただ、十月五日に第二次小渕内閣で外務総括政務次官というふうになりましたから、政府の一員になったわけでございます...全文を見る
○東政務次官 外交また安全保障という問題を扱うに当たっては、今島委員が言われている情報収集の重要性というのは極めてキーポイントになります。そういう意味におきまして、当然、完璧な情報収集体制というのはどこの国も確立されていないんだろうというふうに僕は思うんです。日本においても同じで...全文を見る
○東政務次官 そのとおりであります。
○東政務次官 島先生に申し上げますけれども、本当に議論をしたいということであるならば、私が島委員からこういう質問をさせていただくというものとは違う質問に今なってきているんですけれども。そういう問題についてちゃんとした議論をしていく、それがまさに今回の政府委員制度廃止の意味があるん...全文を見る
○東政務次官 そうしますと、西ティモールのいわゆる避難民、約二十数万人いるわけですけれども、そこで今後十数万人の方々が残られるという見通しがあるんですけれども、それに対して日本政府としてどのような活動をしていくかという問題ではなくて、それに関連して、今、島委員がおっしゃっているP...全文を見る
○東政務次官 いや、今、島委員が関連質問だと言いますから。  西ティモールにおいては、PKO活動というのは展開されていないわけです。だから、そことPKF、今、島委員が御下問になっているPKFとのかかわり合いというのはどういうかかわりなんですか、質問の趣旨がよくわからないというこ...全文を見る
○東政務次官 問題の設定はわかりました。その上で、もう一度質問していただけますか。
○東政務次官 それは、島委員、また僕は頭が余りよくないですから頭がこんがらかるわけですが、今度は東ティモールの問題において、今UNTAET、国連東ティモール暫定統治機構というのが設立されたわけですけれども、その絡みの中で、いわゆる日本のPKO本体業務、この解除の問題を含めた上での...全文を見る
○東政務次官 現在、御案内のとおり、日本の場合はいわゆるPKOの本体業務、日本ではPKF本体業務というふうに言われていますが、これが凍結されているわけですから、まず具体的なそういう活動に入れるか入れないかを論じる前に、このPKFを凍結解除するのかどうなのか、これが先になってくるん...全文を見る
○東政務次官 島委員は、一番初めに私に質問したいと言ったのは、西ティモールの件でした。当然、それに関連するものとしてPKOの活動に発展していくということであるならば、それはいいわけです。したがって、私は、その質問の趣旨がどこにあるのかということをお尋ねさせていただいたわけです。 ...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第4号
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○政務次官(東祥三君) 私は、ヘビースモーカーと言ってもいいかわかりませんが、大変たばこを吸います。  そういう立場でこの問題について議論できるのかどうかというそこの資格の問題があると思いますが、ブルントラント事務局長にもお会いさせていただきまして、そして、私はヘビースモーカー...全文を見る
○政務次官(東祥三君) 今現在わかっている段階について、進捗状況等も踏まえた上で御報告させていただきたいと思うんです。  小山委員御指摘のとおり、九四年協定の有効期間の延長についての決議が採択されたときに、有効期間の延長とともに、明年九月三十日までに新協定の案文を作成する、その...全文を見る
○政務次官(東祥三君) 立木委員がおっしゃられるとおり、今回の一九九四年の協定においては、いわゆる価格安定メカニズム、いわゆる経済条項、これが含まれていないというのは御指摘のとおりなんだろうと思うんです。  ただ、御案内のとおり、まだいわゆるモノカルチャー経済、コーヒー経済にそ...全文を見る
○政務次官(東祥三君) 率直に申し上げます。  今、河野外務大臣が言われたところに尽きるんだろうというふうに今の段階では思います。  ただ、これは今、委員のお話を聞いて、私はこのとき余り深く理解していなかったんです、この事件が起きたときに。今、るる委員がお話をしてくださいまし...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○政務次官(東祥三君) 次期WTO交渉においては、まさに御指摘のとおり、そういった側面も見られます。ただ、御案内のとおり、我が国としては、包括的交渉ということですから、こっちがいいからこっちはだめだとか、そういうスタイルをとっておりません。それがまず前提でございます。  そして...全文を見る
○政務次官(東祥三君) まさに委員が今おっしゃられました多数国間投資協定の教訓、一言で言えば先進国だけで交渉が行われていて途上国の立場に十分な配慮が払われていないという点に尽くされるんだろうと思うんですが、その教訓を踏まえた上で途上国のニーズにも適切な考慮を払っていかなくちゃいけ...全文を見る
○政務次官(東祥三君) まさに委員が御指摘の諸点、三点だと思うんですが、環境、労働、人権といった問題の重要性は十分認識しているところでありまして、これまでさまざまな場において積極的に取り組んできておるところでございます。  他方、WTOというのは多角的貿易体制を維持強化するため...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○東政務次官 このたび外務総括政務次官に就任いたしました東祥三でございます。佐々木委員長初め各委員の皆様に謹んで一言ごあいさつ申し上げます。  沖縄に関する諸問題、そしてまた北方領土に対する取り組みに関しましては、ただいま河野外務大臣からお話があったとおりでございます。  私...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○東政務次官 西田委員の極めて重要な視点なんだろうと思うんですが、まず、一般論として言えば、あくまでも日本の経済援助あるいはまた開発援助の理念といいますか、それは、やはり国際社会において経済発展あるいはまた経済成長をしていく上で、なかなか自力だけでもってテークオフすることができな...全文を見る
○東政務次官 日ごろから大変に玄葉委員にはお世話になっているわけでございますが、十月五日に外務の総括政務次官を拝命した。御案内のとおり、今回の政務次官というのは今までの政務次官とは異なる、またもう一人山本一太さんというすばらしい政務次官がいるわけですが、明確に総括政務次官というの...全文を見る
○東政務次官 河野外務大臣の話にすべて尽くされております。  ただ一点だけ、委員がおっしゃった西ティモールに東ティモールから戦乱あるいは紛争を逃れて出ていかれた方々と、そして東ティモールに残っている方々とに差が出てくるという認識に関しては、僕は別の意見を持っております。  問...全文を見る
○東政務次官 先ほど外務大臣がもう既にお述べになっているとおりでございまして、東ティモールに、漠然とした形で、日本として東ティモールの平和と安全また復興のためにできるだけ協力していきたい、こういう前提は常にあるのだろうと思うんです。  問題は、我々は政府ですから、いざ具体的にど...全文を見る
○東政務次官 いわゆる国連平和協力法の中に、委員御案内のとおり、警護任務あるいはまた他の要員を警護する、そういう条項が入っていないのですね。そもそも、今言われている状況というのをにわかに描くのはなかなか難しいわけですけれども、国連平和協力法のいわゆる任務内容を見たときに、今委員が...全文を見る
○東政務次官 僕は物すごい乗りやすい性格ですから、委員のそのお言葉は物すごく胸に熱く響いてきます。  もう何度も別のところでも申し上げておりますけれども、十月五日から私は政府の一員になったのです。したがって、そこでは政府の政策の決定があくまでも個人の見解に優先する、当たり前のこ...全文を見る
○東政務次官 外務大臣の言われるとおりでございます。
11月26日第146回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○東政務次官 我が国がこの国際コーヒー協定に参加している意義は何かという御下問だと思います。  玄葉委員御案内のとおり、日本は世界第三位のコーヒー消費国であります。また、その一〇〇%を輸入に依存している。そういう側面から考えましても、コーヒーの価格が長期的な安定供給を可能とする...全文を見る
○東政務次官 おっしゃられるとおり、九四年の協定には価格安定メカニズムというものは含まれていません。そういう意味におきましては、まさに委員がおっしゃられるとおり、この国際商品協定によりまして、ダイレクトな形でもって、目に見える形でもってどのような有意性があるのかという御指摘はそれ...全文を見る
○東政務次官 我が国の約束量三十万トンは少な過ぎるのではないのか、あるいはまたふやすべきではないのかというのが委員の御下問だと思いますが、日本としては、米国等とは異なって、食糧、とりわけ援助需要の大きい小麦だとかトウモロコシの主要輸出国ではないこと、また、食糧問題というのは、本来...全文を見る
○東政務次官 外務大臣にお答えしていただく前に、補足でございますが、先ほど約束量のことに関連して、三十万トンというふうに申し上げましたが、約束量というのは年間の最小拠出量でございますから、日本の実績としては、約束量である三十万トン、これをできるだけ、これ以上実施していこうというこ...全文を見る
○東政務次官 第一問目は、九四年協定には価格安定メカニズムが含まれていない、その理由は何なのかという質問に要約することができると思うのです。  御指摘のとおり、九四年協定の前に有効でありました八三年協定までの累次の国際コーヒー協定には、価格安定メカニズムとして輸出割り当て制度が...全文を見る
12月08日第146回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○東政務次官 お答えさせていただきます。  第一点目の御質問は、コーヒーの主要消費国たる米国が参加していない国際コーヒー機関における我が国の姿勢というのはどういうものなのか、それから二点目は、その一次産品に依存する途上国に我が国としてはどういうふうに対応しているのかという御質問...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○政務次官(東祥三君) このたび外務総括政務次官に就任いたしました東祥三でございます。  立木委員長を初め、委員各位の皆様方に謹んでごあいさつ申し上げます。  ただいま河野外務大臣から、沖縄にかかわる諸問題、そしてまた北方領土問題への取り組みに関しましてお話がありましたが、私...全文を見る
12月14日第146回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○東政務次官 御指摘の問題につきましては、村山訪朝団の際に、訪朝団側より率直にこの問題の存在を指摘した、そして北朝鮮側より行方不明者として再調査することは可能であると考えるとの発言を得たものと伺っております。  政府としても、この問題は我が国国民の生命に関する重要な問題であると...全文を見る
12月14日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○東政務次官 お答えさせていただきます。  今委員が御指摘のとおり、第三回目のシアトルで行われました閣僚会議において、新ラウンドがなぜ立ち上げられなかったのかと、この点については、種々いろいろな要因があるのですけれども、三点に要約することができると思います。  先ほど来議論さ...全文を見る
○東政務次官 先ほど申し上げましたとおり、WTOには百三十五カ国が加盟している、そのうち約四分の三をいわゆる発展途上国が占めております。そういう意味で、今委員が御指摘になりましたように、発展途上国の関心に十分な考慮を払うことが極めて重要であると考えます。と同時に、今委員が御指摘に...全文を見る
○東政務次官 委員御指摘のとおり、まさに日本の農業における視点というのは、食料安全保障のみならず、国土の保全という極めて重要な、この点についてはシアトルの非公式の閣僚会議にも私、参加させていただきまして、その重要性について指摘させていただいたところでございます。その点についての認...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第5号
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○政務次官(東祥三君) 日本全国民に大変な驚きをもたらしました昨年八月の弾道ミサイルの発射以来、北朝鮮のミサイル関連の動向については、米国を初めとする関係諸国と密接に連絡をとりつつ、極めて細心の注意を払って継続的にその情報の収集及び分析に努めているということをまず委員に御報告して...全文を見る
○政務次官(東祥三君) すべて外務大臣のお話に尽くされているんだろうと思いますが、委員おっしゃられるとおり、ある意味で、日本の周辺地域を見回した場合に何が起こるかわからない、そのように想像させるところもあるわけでございます。  それを踏まえた上で、日本の安全保障ということを考え...全文を見る
○政務次官(東祥三君) 大臣の言われたことにつけ加えることはありません。