東祥三

あずましょうぞう



当選回数回

東祥三の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第156回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  当委員会で初めて発言させていただきますが、私も首都機能移転反対論者であります。反対論者であります八田先生が来られるということで、多分議論にならなくなってしまうかわからないのですが、先生のお話を聞かせていただき、また論文等も詳細に読...全文を見る
○東(祥)委員 以上です。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○東(祥)分科員 自由党の東祥三でございます。  私は、中小零細企業の経営上の問題について、本日、質問いたしたいと思います。  経済産業大臣、副大臣、お見えでございますので、現実に今、日本の中小零細企業が置かれている状況、とりわけその経営者の方々が抱えている非常に厳しい状況に...全文を見る
○東(祥)分科員 さらに徹底的にこの問題に対しての厳正な態度で接していただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。  手形でもらって、それを銀行で割り引いてもらえる中小企業は実はまだいい方なんであります。とりあえず、当面は何とか息をつないでいける。悲惨なのは、手形でもら...全文を見る
○東(祥)分科員 この点に対しても、楢崎部長、厳正に、さらに厳しく、下請業者、親企業の手荒い扱いを受けている、そういう人たちを守るという視点で徹底的に頑張っていただきたい、重ねて要請しておきたいというふうに思います。  もう一点公正取引委員会に伺いますけれども、下請というのは何...全文を見る
○東(祥)分科員 取引部長、問題意識は多分共有していると思いますので、その実効性を担保していく、そしてまた、限られた分野だけではなくて、サービス分野にも広げた形での法改正というのをできるだけ早く出していただきたいというふうに思う次第でございます。  下請と親企業の問題は、製造業...全文を見る
○東(祥)分科員 大臣、この支払い手形の問題というのは、ある意味で日本の商習慣といいますか、長い歴史を持っている。世界で、僕の知る限り、例えば百五十日間あるいはまた百八十日間、こんな手形を出す、そういう形での経済取引が行われているというのは聞いたことがないわけであります。  問...全文を見る
○東(祥)分科員 まだまだやはり日本というのはお上の発想ですからね。水戸黄門のテレビ番組はまだ視聴率が高いんですよ。我々は、やはり日本の社会を変えていく、自立した、そしてまた主体的な民間経済を創造していく、これは個々人の自発的な意思に基づかなくちゃいけないわけでありますが、やはり...全文を見る
○東(祥)分科員 時間が参りましたので、最後に大臣。  新しい時代、新しい経済のルール、そういうものを模索していく場合、もちろん今までやってきたことの延長線上で起こっている問題に対してどのように対処したらいいかということと、今申し上げている個人保証の問題というのは、中小零細企業...全文を見る
○東(祥)分科員 どうもありがとうございました。時間をオーバーして申しわけありません。
03月04日第156回国会 衆議院 本会議 第12号
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○東祥三君 私は、自由党を代表して、野党四会派提出の平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算、平成十五年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に賛成、政府提出の平成十五年度予算案三案に反対の討論を行います。(拍手)  冒頭申し上げます。  ことしは...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  まず初めに、ちょっと基本的な問題についてお伺いしたいと思います。  今回の法案を審議するに当たって、内閣側としては、総務大臣並びにIT担当大臣であります細田大臣が指名されたわけでありますが、これは多分、小泉総理大臣から、細田大臣...全文を見る
○東(祥)委員 どういうことですか、そう理解しているというのは。
○東(祥)委員 直接、大臣から、この個人情報保護法案、関連法案を担当するに当たっての何らかの指示というのは受けたんですか。
○東(祥)委員 内容がどこかでつくられ、そして、それをもとにして担当大臣が総理大臣から指名されて、それを受け継ぐ。普通ならば、当然、こういう個人情報保護法案という極めて重要な法案を扱うに当たって総理大臣とお話をするんじゃないでしょうか。小泉内閣として、この個人情報保護法案なるもの...全文を見る
○東(祥)委員 いただいているものと考えている、直接話ししていないんですよ。内閣として細田担当大臣にこういう趣旨で頼むと言われる方は、ここにきょう来ていないんですよね。官房長官も、初めは総理大臣と言ったんですけれども、総理大臣はだめだというふうに言われまして、官房長官、内閣を代表...全文を見る
○東(祥)委員 当時の議論を理解している限りにおいて申し上げさせていただければ、今、細田大臣が言われたとおり、政府側としては、別に、報道規制なり表現の自由を侵すような視点で提出したものではない、ただ多くの批判を受けた、だから、いわゆる基本原則なるもの、これがあいまいなまま、いわゆ...全文を見る
○東(祥)委員 与党からも御指示をいただいてと、細田大臣が指示を受けたんですか。
○東(祥)委員 これは与党の議員立法ですよね。いかがですか。内閣提出のこの閣法と言われているもの、これはどこでその骨子をつくり上げてきたのか、それは三与党がつくり上げてきたものですよね。いかがですか。
○東(祥)委員 細田大臣、個人情報保護法案となっていて、非常に難しい話が盛り込まれているんですよね。  そこで、また基本的なことを質問したいんですが、ここで言っている個人情報とは何なのか、そして、個人情報の何を守らなくちゃいけないのか、どういうふうに大臣はお考えになっているんで...全文を見る
○東(祥)委員 個人情報と言った場合、与野党とも基本的には同じ定義をしているんですけれども、法案をつくる過程において、その法案の目的、それはそれぞれ異なってくるんだろうと思うんですね。そうすると、その基本中の基本は何かというと、個人情報の何を一体守ろうとしているのかというところが...全文を見る
○東(祥)委員 要するに、プライバシーの不当な侵害が、とりわけ今の激変する状況の中で起こりやすくなってしまっていると。  先ほど来いろいろな方々が御議論されているとおり、十年前に比べるならば、今、IT革命という名のもとに、またインターネットが普及することによって、大量の情報が、...全文を見る
○東(祥)委員 細田大臣は素直な大臣で、先生で、僕は大好きなんですけれども、今まさに虚心坦懐に率直におっしゃっていただいた。その部分はすっぽり抜けちゃっていると。  では、内閣としてこの問題を今後考えていくのか。当然いろいろな問題があります。それがまだ整理されていないからすっぽ...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、私が聞いているのは、今回出されている法案の中にはその部分が含まれていないというのは、だれもがわかっているんです。でも、それは個人情報保護にかかわる重要な要素なんではないですかと私は言っているんです。大臣は、それに対して、理解することができると。そうすると、こ...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、何が何だかさっぱりわからなくなるわけであります。  だから、個人情報とは一体何なのか、個人情報の何を保護するんだという話であります。その問題に対して、今大臣の答弁を聞いている限りにおいては、全く私の頭が混乱してきてしまうわけであります。  要するに...全文を見る
○東(祥)委員 まさに、僕が申し上げているとおり、野党提案においてもその部分というのはぽっかりあいてしまっている。  そうすると、個人情報保護法案にかかわる問題として今僕が申し上げた点というのは、つまりこの法案の中には盛り込まれていない、しかし問題は存在する、そういう意味におい...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、集団的過熱取材によってこうむる、プライバシーが不当に侵害された場合というのも当然入ってきますね。しかし、入ってきていないんですよ。ここにはないんですよ。そうすると、その問題はペンディングであるという話ですか。どうなんですか。
○東(祥)委員 いや全然、IT担当大臣だからそのようにおっしゃるのかわからないですけれども、別にITのことを僕は言っているんじゃありません。個人情報、つまりプライバシーの不当な侵害が起こるという、個人情報を取得していく過程で起こってくるという話ですよ。  大臣、先ほど僕は説明さ...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、政府としては、そういう集団的過熱取材があって国民が多大な苦痛を受けても、あるいはまたプライバシーの不当な侵害を受けたとしても、それはすべて自主規制に任せていく、そういう話なんですね。
○東(祥)委員 大臣の所管でありますITで、これが異常な発達を示すことによって、個々人が、今度は個人がですよ、個人の情報を世界じゅうに伝播することもできるというふうになっている。だから、ある方は、非難中傷である人を徹底的に責めるということで、そういう情報が一瞬にして何百万と流れる...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、また基本に戻ってしまうんですけれども、大臣、やはりこれは、僕らは一般の方々と常に接触しているわけでありますが、説明することができなくなってしまうじゃないですか。  個人の情報が不当な侵害をされたとしても、それはいろいろなケースがあるわけであります。こ...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、政府案では、個人情報の取り扱いに関して、政府が基本理念と基本方針を定めて、国、地方公共団体の責務を明確にするとともに、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務を定めることとなっている。それが本質なんですよ、政府案の。しかし、これだけでは、個人情報の保護という...全文を見る
○東(祥)委員 多分、大臣がおっしゃりたいことは、自己情報コントロール権という必要性はわかるけれども、まだその概念も明確になっていないと。  当然、個人でありますから、自分自身のことを知らせたいというのも権利ですよ、知らせたくないというのも権利ですよ。ただ、自分自身の個人の情報...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたが、与党だけに聞いていてもだめですから、野党の達増議員にもこの点について御答弁願って、私の質問を終わらせていただきます。
○東(祥)委員 どうもありがとうございます。
04月24日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  個人情報保護法案をめぐる諸問題について、これまで当委員会で種々審議を重ねてきたわけであります。しかし、これまでの議論を聞いていて、本日の前半での議論もあったと思いますが、主務大臣が明確にできない分野だとか、個人情報の取扱業者の定義...全文を見る
○東(祥)委員 ぜひ、片山総務大臣、その線で頑張っていただきたいというふうに思います。  また、総務大臣にお聞きいたしますが、国家機密を盗んだ者、あるいはまた、盗んだ秘密を国外に持ち出した者に国家公務員法の守秘義務は適用することができるのか、この点についていかがですか。
○東(祥)委員 今の御答弁のとおり、一番悪質なのはやはり盗むことだろうと僕は思うんですが、さらにまた、盗んでこいというその主体があるんだろうと思うんですが、そういう一番悪質な盗んだ者などが直接罰せられず、また、ある意味で、公務員を教唆したり共同で実行した場合に限るという意味なんだ...全文を見る
○東(祥)委員 最も厳しいものが日米という両国間にまたがる問題であるということが明らかになっているわけであります。  防衛庁副長官、次に、昨年の三等海佐の事例、これも驚いてしまっているわけでありますが、だれかがメディアに情報を漏えいしたということになるんじゃないのか。もしそうで...全文を見る
○東(祥)委員 ということは、守秘義務との関係は問題ないということですか。
○東(祥)委員 副長官、国の防衛に対して破壊工作を仕掛けようとする者を調査することは、防衛庁の所轄事務から外れることになるのか、どうなんですか。
○東(祥)委員 自衛隊に対してのみならず、国の防衛に対して破壊工作をしようとする者、それは事前にはわからないわけですね。常時、どういう人間がそういう行動に及んでくるか、それを調査しておくことは防衛庁の管轄内に入るのか、これが僕の質問です。
○東(祥)委員 赤城副長官は多分僕の趣旨はわかっていると思うのですけれども、自衛隊というのは、自衛隊を破壊しようと思う、そういう人もいるのかわかりませんが、国の安全を脅かそうとする、そういう者があらわれてきたときに、国民の生命と財産を守るために自衛隊はあるんですよ。自衛隊を守るた...全文を見る
○東(祥)委員 聞いている人たちも多分驚いちゃうんだろうと思うんですけれども、防衛庁の最も重要な任務というのは、多分防衛のための事務。  要するに、日本では、とにかく日本の国内ではいろいろなハードの側面ばかりが語られていて、いざ日本の国家の安全あるいはまた防衛が脅かされる、それ...全文を見る
○東(祥)委員 国の安全を守るべき防衛庁の内部情報というものが、正規の手続を経ずして安易に漏えいする。これは最近でも見られているわけでありますけれども、そこには問題が存在していると言わざるを得ない。だから、そういう意味においても、防衛庁、本当にしっかりしてもらいたいというふうに僕...全文を見る
○東(祥)委員 赤城副長官、頑張ってください。何のために副長官になっているのか、ただ単にポストを転々としても意味がないんですよ。赤城副長官はそうじゃないと思います。国の防衛、なっていないんですよ、この国は。僕が言うまでもなく。だから、それをどういうふうにつくり上げていったらいいの...全文を見る
○東(祥)委員 ところで、情報公開法は政府の情報を公開するための法律でありますけれども、何でもかんでも公開してよいはずがないと私は思います。  そこで、総務大臣、情報公開法では、国の安全にかかわる秘密は公開しなくてもよいことになっているのか、あるいはまた、そうであるとするならば...全文を見る
○東(祥)委員 国の安全にかかわる情報は外務省もたくさん持っているわけであります。  そこで、外務省、きょうは茂木副大臣に来ていただいておりますが、情報公開法の施行以来、国の安全等に関する情報の請求がどのくらいあるのか、そして国の安全等に支障があるとして拒否した件数がどのくらい...全文を見る
○東(祥)委員 ありがとうございました。  さて、個人情報保護法にも、本人には情報開示する仕組みがあるわけであります。本人に対する開示だから国の安全保障は関係ないということではないんだろうというふうに私は思います。  そこで、総務大臣、例えば秘密工作員、これが、日本の政府とし...全文を見る
○東(祥)委員 そういう人が来たときに、願わくは事前の段階でキャッチできればいいわけでありますが、でも、そこにもまた情報が必要であるわけでありますが、先ほどの防衛庁のお話を聞いている限りにおいては、多分そういう状況には至っていないんだろうというふうに思うわけであります。  さて...全文を見る
○東(祥)委員 国の安全情報の保護、管理ということで、茂木議員個人の考え方といいますか、どうあらねばならないのかということをお聞かせ願いたかったわけでありますが、時間の関係もありますので、次に進めさせていただきたいと思います。  次に、個人の権利とメディアの関係という視点から、...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、メディアを適用除外しているわけでありますけれども、そうすると、メディアが個人情報をどんな方法で、何のために使ってもよいということになるんですか。いかがですか。
○東(祥)委員 細田大臣、三分しゃべってくれているんですが、僕の質問に答えてくれていないんですよ。メディアが個人情報をどんな方法で、何のために使ってもよいということになるのかということ、これに対して答えてくれと言っているんですよ。そうじゃないんだ、いや、そうなんだ、どっちかしかな...全文を見る
○東(祥)委員 野党提出者にもお聞きさせていただきますが、野党案では、メディアの自主規律を条文に入れていない。メディアは個人情報を適正に取り扱わなくてもよいという意味なんでしょうか。
○東(祥)委員 本日、安倍副長官にもお忙しい中、来ていただいておりまして、安倍副長官に質問する箇所をすっ飛ばしてしまいました。ただ、副長官のことですから、国の安全の問題のみならず、今申し上げているメディアの問題に対しても深い見識があると思います。  そこで、先週も申し上げてきた...全文を見る
○東(祥)委員 副長官、どうもありがとうございました。  最後に、これも個人情報保護法の議論において、そのまま聞き流せないことについて取り上げていきたいというふうに思うわけでありますが、メディアへの情報提供という問題であります。  細田大臣、政府案は、メディアに対する情報提供...全文を見る
○東(祥)委員 きょうは、内閣府の副大臣であります根本副大臣にも来ていただいておりますが、内閣府では、会社の従業員が告発することを保護する法律を検討しているという報道が以前ありました。検討しているなら、その検討状況を説明してほしいんであります。
○東(祥)委員 根本副大臣、メディアへの密告というのは保護対象として考えていらっしゃいますか。
○東(祥)委員 私は、メディアへの密告は、先ほどもちょっと触れましたけれども、本当に社会のためだけに使われるという保証はないんであります。それこそメディア性善説にでも立たない限り説明できないのではないか、このように思います。  また、情報提供でも告発でも、密告とそうは違わない。...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  塩川財務大臣、そしてまた竹中金融担当大臣並びに副大臣の皆さん、初めて財務金融委員会で質問に立たせていただきますけれども、本日ずっとテレビを見ておりました。基本的には、多分多くのテレビを見ている——放映されていませんから、ここでの議...全文を見る
○東(祥)委員 竹中大臣、言葉ではおっしゃっているんですよ、いつも。新しい関係をつくり上げていく、それは言葉ではいいんですよ。しかし、これまでに六十数行に及ぶ地域の金融機関を破綻させてきたんでしょう。地域のことを一番わかっているのはどこなのかといえば、その人たちでしょう。今の金融...全文を見る
○東(祥)委員 なぜ中小零細企業の経営者たちは地域の金融機関を頼らざるを得なかったのか。大手の金融機関が相手にしてくれないからでしょう。  大手の金融機関は、竹中さん御存じのとおり、地域に密着していませんから。少なくとも、いわゆるグローバリゼーション化の中で一つのルールに基づい...全文を見る
○東(祥)委員 きょうは、もう五分しかなくなってしまったんですが、要するに、多分、個別具体的な形で議論していかないと、何が何だかわからなくなってしまうんだろうというふうに思うんですね。  僕は江東区という下町に住んでおります。御案内の、極めて地域に密着した信用組合が強制破綻され...全文を見る
○東(祥)委員 竹中大臣は、金融庁長官が最終的に総理大臣の任をかわって選ぶ過程に入るんだろうと思うんですが、その選んだ後、その報告というのは受けるんですか。——受けていないね、聞いているんだから。
○東(祥)委員 でも、大臣、もう時間が来たからやめますけれども、先ほどから大臣が言っている、地域に密着した形で中小零細企業のことを考えているとするならば、金融機関が破綻して打撃を受ける極めて重要な部分というのは中小零細企業ですよ。中小零細企業が金融機関が破綻した後どうなるのかとい...全文を見る
○東(祥)委員 時間が参りましたので、次の機会にこの続きをやらせていただきたいというふうに思います。  ありがとうございます。
05月21日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○東(祥)委員 まず初めに、質問時間の順序を変更していただきまして、社民党さんに感謝申し上げたいと思います。  総務大臣、本当にお忙しそうで、毎日毎日テレビで僕は拝見させていただいております。本日は、今回の公職選挙法の一部を改正するということについて、投票における公正性という角...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、立会人というのは何をやっているんですか。要するに、今、大臣の御指摘でいきますと、投票用紙をすりかえちゃっているという。投票用紙というのは、投票所に行って投票用紙をもらって、それで別のものにすりかえるというのは、何にすりかえるんですか、ちょっとよくわからないけ...全文を見る
○東(祥)委員 いや、だから、投票用紙を書くところで、横を仕切られている。そこでどういう不正行為が想定されるんですか。想定されるものはないですよ。そして、投票箱に投票を入れるときに別のものであるとするなら、そのために立会人というのはいるんでしょう、見ているんだから。どういうことが...全文を見る
○東(祥)委員 過去の例ですからね。今現在だと余り説得力がないので、大臣、ぜひ考えていただきたい。それは、完全に隔離するだとか、そういうことを言っているわけじゃありませんから、それは、薄いカーテンなりそういうもので、何らかの形で、薄いカーテンといっても僕はよくわからないけれども、...全文を見る
○東(祥)委員 次に、事前に、特養老人ホーム等における指定病院、ここにおける投票率というのはどの程度なのか、こういう質問を出していたんですが、ちょっとそういうデータがないと。  ただ、現実には、実際、そこで不在者投票、これまでずっと行われてきているわけですね。そういうデータがな...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、今、選挙部長からるる説明があったんですが、不正をやっちゃいけない、そういう研修もやっていると。しかし、あるんですよ。起こっているんです。  今、堀込さんが気をきかせていただいて、読売新聞、四月三十日の新聞を見せていただきましたけれども、これは、秋田県で、身...全文を見る
○東(祥)委員 これも検討してちゃんと答えを出していただくということでよろしくお願いします。  さて、最後ですけれども、いわゆる期日前投票、簡略化されて、その期日前投票の率も上がっていくかもわかりませんが、先ほど副大臣からも御説明がありましたが、ここでやはり危惧されるのがいわゆ...全文を見る
○東(祥)委員 今のは、選挙部長、これまでどおり、対処の仕方というのは同じだということ、投票方法が変わることによって、その問題についても注視して、何らかの形で考えていくということを言っているんですか、ちょっと意味がわからないんだけれども。
○東(祥)委員 入場券をもらって、投票用紙をもらって、行ったときに本人確認できればいいんですよ。僕が言っているのは、例えば、ある学生さんがいなくて、いいですか、地方に行ってしまっている、海外に行ってしまっている、それを、どこか、来た友人に渡して、これ、行ってくださいと。その人の顔...全文を見る
○東(祥)委員 最後です。  だから、大臣、これはもうあるんですよ。今、選挙部長は、官僚の最たる人だなと。今までの慣例に従って、ただそれを踏襲して、言葉をかえて言っているにすぎない。それではだめだというふうに言っているんですよ。  だから、現実にそういうものがちゃんと担保され...全文を見る
○東(祥)委員 どうもありがとうございます。
06月03日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  前回、五月二十一日の質問を踏まえた上で、さらに今回質疑をさせていただきますが、まず、本委員会において今回議題になっております法律案についてでございます。  午前中来、竹中大臣のお話を聞いている限り、今回の予定利率の引き下げという...全文を見る
○東(祥)委員 結局、大臣がおっしゃっているのは、保険会社の破綻を回避する方が契約者のためになる、そういう考え方に立っているということは、今の答弁でも明確であります。  竹中大臣は、自由主義経済を信奉するのかどうかよくわかりませんが、基本的にそういう立場に立っているんだろうと思...全文を見る
○東(祥)委員 基本的なことだから明確に答えてもらいたいんですが、だれが任命するんですか。預保法によるならば、七十四条で、総理大臣が任命権者でしょう。しかし、総理大臣はそれぞれそういうリストを持っているわけじゃないんですから、一体だれが実質的に任命しているのか、これが基本の質問で...全文を見る
○東(祥)委員 それは個々の破綻した金融機関によって異なってくる、そういうことですか。基本的には金融庁長官が任命するわけでありますが、今おっしゃったとおり、地域の財務局にそのリストがあるんですか。いかがですか。
○東(祥)委員 金融整理、破綻について詳しいという、そういう人は日本にほとんどいないんじゃないですか。平成十年以降金融機関が頻繁に破綻してきているわけですけれども、地域の財務局で、その問題に詳しい弁護士をどういう基準で選んでいるんですか。いかがですか。
○東(祥)委員 副大臣が言っていることはわかるんですよ。だから、いないんじゃないのかと。基本的には弁護士、あるいはまた金融整理の専門家と言われる、それが自称他称、よくわかりませんけれども、どこかにプールされておかない限りそれは無理でしょう。  副大臣は、法律上あるいは実務上と。...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、地域財務局に金融整理、破綻の専門家と言われる人たちが常時ノミネートされているんですか、実務上。副大臣、いかがですか。
○東(祥)委員 では、金融庁において、地域財務局の窓口になっているところがあるんですか。金融庁において、管財人を選出するに当たって、おっしゃられるとおり、地域財務局が抱えている人材グループと連携をとっているところがあるんですか。弁護士会の協力を得ていると言っているけれども、では、...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、金融庁の長官が金融整理管財人を選ぶに当たっての基本的な前提というのは、地域の財務局からこの人がいいというふうになったら、それに対して肯定する以外ないという話なんですか。それも、今副大臣の話を聞けば、弁護士の協力を得ていると。弁護士というのは民間の団体で...全文を見る
○東(祥)委員 余り整理されていないと思いますが。  金融整理管財人というのは、任命されたら報酬はどこから出るんですか。
○東(祥)委員 いや、聞いているのは、報酬はどこから出るのか、ただで働くんですか、どこから報酬が出ているんですかと聞いているんです。その報酬額は幾ら。
○東(祥)委員 当該金融機関は、破綻した金融機関から出るんですか。
○東(祥)委員 では、報酬額はどういうふうに決まるんですか。
○東(祥)委員 では、どこが報酬額を決めるんですか。
○東(祥)委員 任命は金融庁長官がやる。そうすると、破綻した金融機関の資産あるいは債権、これをだれがどのように仕分けをして、そしてだれの責任でどのように処理するのですか。
○東(祥)委員 副大臣、今の答弁でも明らかなとおり、金融整理管財人には広範な裁量権が与えられている、こういうふうに理解するわけでありますけれども、そこで、もし、金融整理管財人が不正を行った場合、金融庁はどのような対応をして、どのような責任をとるのでしょうか。
○東(祥)委員 それは金融整理管財人に対しての法的処罰の内容であって、私が聞いているのは、金融庁としてどういう責任をとるのかということを聞いているんですよ。それはあるのですか。
○東(祥)委員 この点についてはまた後ほど聞きますけれども、例えば、地元の金融機関が、私は江東区に住んでいますが、極めて地域に密着した金融機関が昨年一月の十二日に破綻しました。そして、九月の十七日に受け皿金融機関に事業譲渡されて、同日、預金保険機構からの資金援助も行われている。 ...全文を見る
○東(祥)委員 僕は一般論で聞いているんですよ。金融整理管財人には大量な裁量権が与えられている、それは副大臣が言われているとおりですよ。そのときに、金融庁として、破綻した金融機関が持っている資産あるいはまた債権、これを処理するに当たって、できるだけ高い値で買ってもらうというのは当...全文を見る
○東(祥)委員 副大臣、キーワードを言っている、迅速。  例えば、一つの破綻した金融機関が数カ月間受け皿金融機関を探すに当たって、整理管財人がそこで仕事をしている。数カ月間があるんですよ。その間、その数カ月の間に処理できればいいわけですね。僕はよくわかりませんけれども、一般公募...全文を見る
○東(祥)委員 副大臣、私が聞いているのは、迅速に対応しなければならない、それは期限があるんですか。  いいですか、一般論ですよ。ある金融機関が破綻した、数カ月後に任意売却でそれを処理した。その数カ月間あるならば、一般公募をやったとしても不思議ではないんじゃないですか。どうして...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、副大臣、金融整理管財人がやることに対しては、それを事後承諾していかざるを得ないということを副大臣は言っているんですよ、そういうふうに理解していいですか。
○東(祥)委員 受け皿金融機関が決まるまでの間、今おっしゃったとおり、金融庁も、いわゆる金融整理管財人に対して何の監督権限も持っていないと。そうすると、その中にもし係争中の案件が出てきたときに、金融整理管財人の基本的な権限の中でそれを処分するということになったとしても、金融庁とし...全文を見る
○東(祥)委員 どうしてですか。金融整理管財人の行う行動に対して、金融庁としては監督権限を持っていないんでしょう。そうすると、基本的に、金融庁として、金融整理管財人が、破綻した金融機関の資産なり債権を処分するに当たって、あくまでも法令の中で認められている、禁止条項がない限り、それ...全文を見る
○東(祥)委員 RCCは、要するに、金融機関が破綻するということは、私たちの想像を絶するどろどろした側面が出てくるわけですよ、副大臣。その結果として、どのようにそれを処理したらいいのか。これは大変な不良債権でなかなか回収が難しい、この場合はRCCに任せていこう、そういう話でしょう...全文を見る
○東(祥)委員 僕が問題にしているのは、金融整理管財人というのは全権を与えられてしまっている、金融庁としてはそれに対しての監督権限がないんだということですよ。  先ほど副大臣からお話がありましたとおり、金融整理管財人は基本的に不正を働く人間ではない、そういう前提に立ってやってい...全文を見る
○東(祥)委員 副大臣、同義反復でしょう。  先ほど言っているのは、金融整理管財人に全権が与えられているんですよ、そうでしょう。ではそれに対して、金融庁としてはチェック機能は何ですか、あったら教えてください。どういう場合、チェックするんですか。基準がなくて、どのように不正を正す...全文を見る
○東(祥)委員 だから、副大臣、金融整理管財人の預金保険法上の権限行使について僕は聞いているんですよ。前から、価値前提を明確にした上で、破綻した金融機関の債権、そしてまた資産、これを処分するのは金融整理管財人でしょう、それに対して、これをチェックする何らかの制度がないじゃないです...全文を見る
○東(祥)委員 それがチェック機能だと言っているんですか、チェック制度だと言っているんですか。  では、大臣、素朴に、常識論として、いわゆる破綻した金融機関の資産あるいはまた債権の処理に関して、お話を聞く限りにおいて、絶大な権限が金融整理管財人に与えられている、僕はこういう印象...全文を見る
○東(祥)委員 副大臣、整理管財人の仕事を終える、つまり、破綻した金融機関が受け皿金融機関に営業権が譲渡される、そこで、基本的に管財人の仕事というのは終わるんですよ。その後、清算人というのが残っているんですよ。  僕は、ブリーフを受けましたけれども、どうも、管財人が、その後、清...全文を見る
○東(祥)委員 しばしばというのはどういうことですか。病院が葬儀屋をやっているというケースもあるんですね、確かに。しかし、それは大多数じゃないですよ。  そうすると、例が適切かどうかわかりませんが、基本的に、管財人が清算人をそのまま引き継ぐ、引き継ぐのかどうかわかりませんが、そ...全文を見る
○東(祥)委員 そうすると、清算人というのはだれが任命するんですか。例えば、管財人がその破綻した金融機関との間で何らかのコネをつけて、そしてその後、整理しなくちゃいけない法人になっていくときに清算人になる、そのときには金融庁というのは全く関与しないことになるんですか。
○東(祥)委員 大臣、ちょっとおかしいんじゃないですか。破綻した金融機関、その債権あるいはまた資産を処理していく、そこに預保法上与えられている権限を金融整理管財人は行使していく。そして、その結果として、どうしても健全債権として移譲できない問題に対しては、それなりの国の手当てをして...全文を見る
○東(祥)委員 ただ、大臣、今後の問題を考えたときに、あくまでも金融庁としては、金融整理管財人に不正は生じない、不正はあってはならない、こういう視点で、常に性善説に立っているのかわかりませんけれども、私は江東区にいて、長谷川平蔵、いわゆる鬼平犯科帳ですよ、いいことを言っているんで...全文を見る
○東(祥)委員 これは副大臣が答えてくれればいいと思うんですが、基本的に、金融整理管財人というのは皆さん弁護士ですか。弁護士でない金融整理管財人というのは過去にありますか。
○東(祥)委員 それは、あるんですね。かなりのパーセンテージであるんですか、弁護士だけじゃないんですか。
○東(祥)委員 それは、今までの破綻した金融機関、そしてそれに就任した管財人で、その後その人たちがどういうふうになっているのかというデータを全部いただけますか。これは金融庁に申し上げますが、時間がかかっても構いませんから、今すぐということじゃありません、それをお願いしたいと思いま...全文を見る
○東(祥)委員 何か不安を感じちゃうんですけれどもね。要するに、伊藤副大臣も現場をいろいろと知っているわけだから、いかに中小零細企業が大変な状況にあるかというのはおわかりいただけるでしょう。その人たちに説明するように説明しなければ、何を言っているのかわからない。  つまり、金融...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたので終わりますが、伊藤さん、金融機関が破綻して、そしてその金融機関が受け取ってもらえる新たな受け皿機関、迅速につくってもらうのは当たり前のことじゃないですか。数カ月間そこに時間がかかったならば、どうするんですか。今まで破綻する前の金融機関からちゃんと...全文を見る
○東(祥)委員 今まで融資を受けていて、そして問題がなかったところは、その金融機関が破綻したとしても、何らかの手でその後も一貫してその融資を受けられると、そういうものを政府は完備しているということを言っているんですか。重要なことを言っているんですよ。それに対して明確に答えてくださ...全文を見る
○東(祥)委員 では、議論がかみ合いませんが、また機会あるごとに御質問させていただきたい。  以上で終わります。どうもありがとうございました。
06月11日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  勝田前頭取初め五人の参考人の皆さん、大変お忙しいところ御出席賜りまして、ありがとうございます。  まず初めに、「りそな」問題でございますが、昨日、閣議でもって、一兆九千六百億円という、だれも、多分この場にいらっしゃる方々は見たこ...全文を見る
○東(祥)委員 さて、勝田前頭取、私はやはり心配するのは、金融機関が扱っている預金者あるいはまた取引先の諸企業、これから新たな「りそな」に変身していくわけでありますが、今までの取引先あるいはまた預金者に対する保護は万全であるのかどうなのか、いかがですか。
○東(祥)委員 勝田参考人、最近、数日前のテレビ報道で、他行でありますけれども、外国人犯罪による盗難等で、通帳あるいはまた印鑑だけでもって、当人の確認なしで預金が全額引き出されている、こういう報道もあるわけであります。こういう問題に対しても、「りそな」は万全でありますね。
○東(祥)委員 金融庁にも聞きたいんですが、いらっしゃらないんで監査法人の方に聞きますけれども、当然、監査法人の方々は、決算や、これまでの、過去から現在までの日常業務に対する厳正なる調査を行ってきて、いろいろな不正、そういうものは全くない、つまり、別の角度から言えば、それこそが預...全文を見る
○東(祥)委員 あと、残された時間の関係で、本日はRCCの鬼追社長にも御足労いただいております。御多忙のところ御出席賜りまして、本当にありがとうございます。  金融機関というのはお金を扱うところなだけに、さまざまな情報が飛び交うものであります。その中には真実もあれば虚偽もあるで...全文を見る
○東(祥)委員 さて、今の答弁にもありました。それを踏まえた上で、より具体的に質問させていただきたいと思います。  私の地元は江東区であります。江東区で昨年一月に破綻した永代信組においても、昨年の一月の十二日に破綻して、九月十七日に受け皿金融機関に永代信組の事業を譲渡するに当た...全文を見る
○東(祥)委員 時間がなくなってきちゃったので、質問じゃないんですけれども、今鬼追社長からの説明を聞けばなるほどということになるんだろうと思うんですが、私は、A社からの通報によって間違いが判明したのであれば、ある意味ではRCCは、やるべき義務、責務はないのかわかりませんが、説明し...全文を見る
○東(祥)委員 事実の問題として確認させていただきたいんですが、この件に関しては、鬼追社長みずからが永代信組の金融整理管財人に対して、係争物件であり瑕疵物件だ、したがって慎重に取り扱え、こういう話をしたという情報があるわけでありますが、この点については事実なのか事実でないのか、お...全文を見る
○東(祥)委員 私がここで申し上げたいことは、今のお話でもありますとおり、さきの財務金融委員会においてもお話がありましたとおり、物すごい大権が、裁量権が、破綻した金融機関の資産あるいはまた債権の処分に関してこの金融整理管財人に与えられている。そのことが当委員会においての議論を通じ...全文を見る
○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。午前に引き続いて質問させていただきます。  竹中大臣、私は素朴に、昨日「りそな」への一兆九千六百億円というこの巨額の資金投入を決定した、早過ぎるんじゃないのかというふうに思うんです。実際、きょうの日経の朝刊を見させていただきましたが、...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、おかしいじゃないですか。大臣は、破綻する状況じゃないとこの委員会において数々言ってきました。しかし、百二条に基づいて、大変なことになっちゃいけないから事前にやっておくんだと。そこはまさに線を引くのは非常に難しい。  一方において徹底的な調査をやっていると。...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、厳しい査定を行っているというんですが、本店だけじゃないんですか。本店に上がってくるデータを踏まえた上で、それを専門的に見ているということじゃないんですか。現場で、各支店においてどれほどのちゃんとした査定をやっているかというのも、それも全部含まれているというふ...全文を見る
○東(祥)委員 今の発言は極めて重要ですからね。きょうそういう発言をしているということを念頭に置いておいていただきたい。  もう一つは、政府は十五年後に、この資金投入した公的資金の回収を方針とするというふうにきょうの新聞にも書いてあるのですが、そのときに、この資金注入を決定した...全文を見る
○東(祥)委員 それができるようにするために自分が責任をとるということを言っているんですか。希望的なことを大臣はいつも言っているにすぎないんですよ。市場から高い評価を受けるような経営をしてほしい、十五年ぐらいの期間があるならば、市場から高い評価を得て、そして投入されているものも回...全文を見る
○東(祥)委員 わかりました。  それでは、午前に引き続いてさらに、きょうは預金保険機構の松田理事長にも来ていただいているんですが、お忙しいところ済みません。先週、三日、この委員会におきまして、金融庁の伊藤副大臣にいろいろと伺いましたけれども、本日は、りそな銀行にしても、また昨...全文を見る
○東(祥)委員 永代信組においても、昨年九月十七日に受け皿金融機関に永代信組の事業を譲渡するに当たって、多額の資金援助が行われているわけでありますが、今お話がありました金融整理管財人は、不良債権の状況を詳細に調査したと金融庁に報告しているわけであります。また、ここにも資料があるわ...全文を見る
○東(祥)委員 松田理事長、さらにちょっと具体的に聞いていきたいんですけれども、午前中にもRCCに質問したことでありますが、平成十二年三月末に、銀座に所在するビルを、破綻前の永代信組がA社に売却するとの約定を取り交わして、これに基づいてA社は三億円の手付金を支払ったといいます。そ...全文を見る
○東(祥)委員 そして、次の質問に移らせていただきますが、金融整理管財人の財産処分の強大な権限についてであります。  先週三日、当委員会で、竹中大臣本人がおっしゃっておりました。本来十億円で売れる資産を管財人が五億円で売却したならば、それは背任となるとの答弁をしているわけであり...全文を見る
○東(祥)委員 今、松田理事長、また重要なことを言われていると思うんですが、本来RCCに行く予定だった、ところが、管財人が売れたという、そういう情報が入ってきたのでと。  だから、先ほど来、また前回の委員会でも言っているとおり、金融整理管財人には絶大な力が与えられているわけです...全文を見る
○東(祥)委員 続いて質問させていただきますが、理事長、永代信用組合の管財人から、いわゆる業務及び財産の状況等に関する報告及び経営に関する計画についての報告書が出ているんです。そして、自分がいわゆる処理しているものをブレークダウンすることなくて、例えば事業用不動産十九件、所有不動...全文を見る
○東(祥)委員 竹中大臣、金融庁に報告されるんですよ。金融庁は個々の問題だから答えることができないと答弁は決まっているんです。したがって、今聞いても無意味だ。  大臣、ここで申し上げたいことは、皆さんがお認めになっているとおり、絶大なる権限が金融整理管財人に与えられているんです...全文を見る
○東(祥)委員 時間が来ましたので、さらに続けさせていただきたいというふうに思います。
07月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○東(祥)委員 自由党の東祥三でございます。  本委員会で提出されている法律案については、既に同僚の中塚議員の方から、前回も極めて本質を突いた質問がなされていると思うのでありますが、まず初めに、竹中大臣、ちょっと素朴な質問をさせていただきたいんですが、大臣はある意味で変則的な社...全文を見る
○東(祥)委員 状況が変わればすぐ変わっちゃうということなんだろうと思います。  基本的に私の立場を明確にしておきますが、この法案に対しては反対させていただく。その理由は極めて簡単でありまして、市場で売れば価格下落が避けられない株式を、市場メカニズムにゆだねた場合よりも高い値段...全文を見る
○東(祥)委員 僕は、上田さん、極めて聡明な上田さんですから、ただ、言っていることはよく理解できない。  私が言っているのは極めて簡単でありまして、まず、株価というのは株式市場で自由に投資家同士の売買によって形成されるべきものでしょう、そこに人的な介入が入れば、それはそうではな...全文を見る
○東(祥)委員 幾ら言っていても、多分もう決めちゃったんだから、竹中さんはこれでいくと。したがって、なかなか難しいのだろうと思いますが、おっしゃられるとおり、市場というのは完璧ではない、しかし、そこに介入する人間はもっと完璧ではないかもわからない、その指摘は極めて重要なんだろうと...全文を見る
○東(祥)委員 松田理事長は、先ほども言及させていただきましたが、六月十一日に、金融整理管財人というのは財産の管理処分は専権事項だから、それについて我々が横から口を入れて、管財人どうこうということはないと。今の発言もそうだと思います。結果を聞いて、その妥当性を審査すると。この場合...全文を見る
○東(祥)委員 これはある意味でささいな問題なのかわかりませんけれども、問題は、債権債務がなかったからそれでよいではないかという話がある。でも、それでよいという話じゃないんじゃないのか。  僕が一貫して申し上げさせていただいているとおり、金融整理管財人というのは、すべての方々が...全文を見る
○東(祥)委員 なぜ個別物件でやっているかというと、問題の輪郭が明らかでないですから、抽象論で話をしている限り。とりわけ、金融整理管財人が扱う問題というのは財産、債権の処分ですから、いろいろな利害関係者がたくさん出てくるわけですね。そうすると、それに対して一つ一つこたえていくと、...全文を見る
○東(祥)委員 わかりました。  六月十一日の委員会で、管財人の業務及び財産の状況等に関する報告及び経営に関する計画と題した報告書についての質疑において、「固定資産の状況」の中の事業用不動産を、整理管財人が、十四億二百万円の含み損が出ると再評価をしております。事実について伊藤副...全文を見る
○東(祥)委員 その前の話についてはどう、伊藤さん。
○東(祥)委員 今の伊藤副大臣のお話で一般論としてわかるわけでありますが、基本的に、短い期間の間にそれほどの差がなぜ出るのか、これが私の質問であります。したがって、この金融整理管財人の報告書を見ている限りにおいては、普通の頭では、一年未満のその動きの中でどうしてこれだけの含み損が...全文を見る
○東(祥)委員 私は、殊さらに弁護士の犯罪をあげつらうものではありません。弁護士であっても人の子であるという事実をしっかりと認識していれば、前に僕は、この委員会で申し上げましたが、私が住んでいるところは長谷川平蔵という鬼平犯科帳の主人公がいるわけであります。すねに傷を持たない人間...全文を見る
○東(祥)委員 大臣、経営というのは、自分でリスクを負って、そして決断するということならいいんですよ。問題は公のお金ですから、それを一人の人間に任せているというのは、ただ単なる企業における経営とはまた別の角度が必要になってくるのではないのか。そのときどういう判断をしたのか、どうい...全文を見る