阿曽田清

あそだきよし



当選回数回

阿曽田清の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。今までそれぞれ質問がありまして、ダブるところがあろうかと思いますけれども、御了承いただきたいと思います。  酪農あるいは肉用牛、それに養豚等につきましてそれぞれの規模拡大が図られてきておるところでございますが、大変この十年の間において大...全文を見る
○阿曽田清君 農林省から新たな酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針等についてという資料が出されておりますが、その中に、生産性向上による低コストの推進、それと消費ニーズに対応した品質向上を図るということになっております。  私はここで、労働時間というもの、これを投入する...全文を見る
○阿曽田清君 我々は生産者に向かってよく言うことでありますが、牛を飼っておる後継者の方々に搾乳量を高めよう、あるいは脂肪率の高い酪農にというようなことを望む場合には、ただ単にえさを与えて、そのえさの時間帯だけ作業している、納屋を掃除する時間帯だけで日々終わるということでは本当に搾...全文を見る
○阿曽田清君 過剰労働じゃなくて、ある意味では必要適正労働時間という、その労働時間をやはり私は今度の価格の設定に当たりましても多く見るべきじゃなかろうかなということで、そこのところを十分ひとつとらえていただきたいというのが一点であります。  次に、飼料の問題でありますけれども、...全文を見る
○阿曽田清君 これからはますます東南アジア等も穀物の輸出は難しくなってくると思います。食生活も改善されて、東南アジア等でも肉類の消費というのは大きくなってくるでありましょう。そうした場合には自国で消費するという形が強まってくるでしょう。  アメリカもある意味ではいろんな災害等々...全文を見る
○阿曽田清君 私も質問しましたように、今いろんな近代化資金とか導入資金というのがあることはよく存じております。ですから、個々の農家で六百万、七百万とかかるようなものを導入するに当たっては、少なくとも三分の一の助成とかあるいは国と県の合同で二分の一の助成というようなもの等を考えてい...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  時間が非常に限られておりまして、もう余すところ十二、三分ということのようでございますので、はしょって質問させていただきます。  今回の改正は、国内農業に影響を与えない病害虫の検疫を対象から外す、さらには輸出国での栽培地検査を要求す...全文を見る
○阿曽田清君 フリーパスを認めていかなければ現行と変わらないということにもなるわけでありますが、要は輸出国からより多くの緩和を求められる、いわゆる外圧というのが考えられるわけでありますが、我々にとりましては一層検疫強化が図られるということを逆に期待をするわけであります。  と申...全文を見る
○阿曽田清君 ぜひお願いをいたしたいと思います。また、ウリミバエ等の過去の実態もありますので、撲滅には大変でございますから、どうぞひとつ水際で食いとめる努力を最大限していただきたいと思います。  あと五分しかありませんので、これは関連いたしまして水産庁長官にお尋ねをいたしたいと...全文を見る
○阿曽田清君 大変ありがたい前向きな御答弁をいただきまして感謝をいたします。  外国においてそういうチェックをかけているものについては輸入を認めるということのようでありますが、かなり安易に輸入できる状況が今見出されてきておりますから、できれば国内においてもそういうものは一カ所ど...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第5号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  私は、小規模企業共済制度につきまして御質問いたしたいと思います。  私自身JAの組合長をいたしておりまして、小規模企業経営者と農業経営者がそれぞれ同じような立場にあるにもかかわらず、制度的に満たされていないという違いがありますこと...全文を見る
○阿曽田清君 これは数字的には三十年間毎月一万円ずつ出すことによって一千二百六十万ほど廃業する時点でもらえるということであります。このことは大変励みになることでもありますし、小規模経営者と同じように農業者の方々も六十になって後継者に渡す、あるいはもう後継ぎがいないというのが非常に...全文を見る
○阿曽田清君 大変前向きの御答弁をいただきましてうれしく思う次第でありますが、八年度中にということでございます。  大臣、大体その受け入れの時期といいますか、実施スケジュールということで、恐らく農業経営者の方々に一つの時期の設定をすることによって普及し、理解を得て御参加いただく...全文を見る
○阿曽田清君 早い時期にということですから、早い時期だったら今五月ですから七月ということで想定してもよろしいのか、いや、その早い時期は余り早過ぎるということで十月ぐらいになるのか、大体そういうところのめどを改めてお聞かせいただきたいということが一点。  それから、この実施に当た...全文を見る
○阿曽田清君 なぜ私、窓口を農協にと申し上げましたのは、今御答弁の中小企業政策審議会でそのような答申がなされておる。これは昭和五十七年度に出されておるわけでありますから、もう既に十年以上経過をしております。かつまた、農業者にもこのような共済制度の加入の道を開けという、そういう総務...全文を見る
○阿曽田清君 私とかなり考え方が違うような感じがいたします。私、若い後継者の方々にこういうようなこと等が農業者にも適用になったらどうだというお話をいたしますと、大変後継者の方々、それに対する期待がございます。私どもと同じ混住社会の中で、そして勤めておる方々の将来はこういう制度が六...全文を見る
○阿曽田清君 この制度の活用につきまして、かなり私の期待するところと中小企業庁の取り組もうとされているところに開きがございますので、今後さらにひとつ勉強させていただき、かつ御議論させていただきたいと思います。  次に入りますが、商工会の問題につきまして質問させていただきます。 ...全文を見る
○阿曽田清君 商工行政につきましてはこれだけそれぞれ意向をずっと取り続けましたので、もう限りないほど要望が出てまいっておりまして、これを一々取り上げると切りがありませんので、後日またゆっくり勉強させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  余り時間が...全文を見る
○阿曽田清君 ありがとうございます。労働省にかかわる話でございますが、中小企業庁としては、中小企業経営者を守るといいますか、育成するという観点の中で、どうぞひとつ今お話しいただきましたことを実施できますように、労働省とのかけ合いをよろしくお願いいたしまして、質問を終わりたいと思い...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○阿曽田清君 私は、農業者にも退職金制度を導入してほしいという観点から質問をいたしたいと思います。かねてから農業者にも退職金制度の導入を図るべきだと訴えてまいりましたし、中小企業対策特別委員会におきましても、小規模経営者の共済制度と同じように農業者も認めていただきたいと質問をいた...全文を見る
○阿曽田清君 中小企業庁でも今のような御答弁でありました。むしろ、私は農業基本法のもとでの農業者を育成していくという観点からすれば、農林省で独自の制度をつくるということも私は本来あるべき姿じゃなかったのかな、そのように思うわけであります。まずは今年度中にスタートさせる、いわゆる小...全文を見る
○阿曽田清君 ありがとうございます。  なぜ窓口にこだわるかといいますと、農協ではそれぞれ金融機関を持っていて、それぞれ農家の方々の預金をお預かりしているわけです。その窓口がほかのところになりますと、往々にして向こうへ行ってくださいということになってしまいます。そうすると、預金...全文を見る
○阿曽田清君 イソップ物語には、よくハッピーエンドは田園、農村に消えていくというのがハッピーエンドなんですね。日本では都会に出ていくことがハッピーエンドで大半物語が終わっているわけです。やはり日本も最後は農村に住む、それがハッピーな人生の送り方だというふうにするためには、生活環境...全文を見る
○阿曽田清君 突然の提案で、大臣お考えがなかったのは当然だと思いますが、ひとつ農林予算がふえていく方向で何かお考えいただければというふうに思います。  だんだん農村の疲弊が強まってまいりまして、農村に残る人たちが少なくなってきている現実の中では、もう村が崩壊しているというところ...全文を見る
○阿曽田清君 時間がありませんのでそれぞれ追及したいのは省略いたしますけれども、極めてこれは大事な点だと思います。どうぞひとつ、軽い思いの中でなくて、非常に重要な問題としてとらえて、もう一度その掘り起こしといいますか、農林省としてもしかるべき対応を考えてやっているんだということを...全文を見る
○阿曽田清君 終わります。
06月13日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第5号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  総理を初め久保大臣、大原大臣、長時間にわたりまして大変御苦労さまでございます。あとしばらくの間おつき合いをいただきたいと思います。  私は、住専ができてから今日までの経過を踏まえて、その中で私なりに感じたことを申し上げて、それな...全文を見る
○阿曽田清君 私がその資料をいただきまして、総合トータルとして計算してなかったものですから、ずっと七社の分を計算をいたしました。これは間違っているかもしれませんが、おたくの方で出した数字の確定分の四社の分、これで既に六百七十二億円の債務超過になっております。あと三社分が出ておりま...全文を見る
○阿曽田清君 この時点で、これは寺村局長の前の土田銀行局長名で立入調査をしたいわゆる報告書が出されておるのは御存じですね。これは平成四年に出されているんですが、平成三年の十一月三十日の時点での調査になっておるようでありますが、もう既にこの土田銀行局長名で住専に出されたときは、数々...全文を見る
○阿曽田清君 私は、あえて最初からずっと経過を申し上げましたのは、いわゆる親子関係みたいに、四半期ごとに報告もさせ、いろいろと手厚く対応を講じてこられたそういう住専というものは一般の会社とは違うでしょう。そういうかかわり合いを持ったところであったんでしょう。ここだけ会社だから別だ...全文を見る
○阿曽田清君 そういう大蔵大臣の御答弁で、私もそれなりのやっぱり自覚といいますか、ある意味では組織の反省、これが必要だろうと思います。  次に参りますけれども、そして平成五年二月三日、今までいろいろと議論されておりました大蔵省寺村銀行局長と農水省の眞鍋経済局長の覚書が交わされた...全文を見る
○阿曽田清君 私の質問はちょっと違うんですけれども、大蔵大臣はそういうふうに……
○阿曽田清君 私が大臣に聞いておりますのは、そういうふうに思わせる、信連側にそう思い込ませるような、その文書だけじゃないですよ、さっきも言った要請文から、支店長あたりも行っていろいろと口頭で話をされた、事情も言われた、そう思わせたということは、やっぱりそれだけの裏づけというものを...全文を見る
○阿曽田清君 総理の御答弁を聞きまして大変心強く思います。行政改革もこういうところから第一歩を確実にひとつ積み上げていただきたいと思います。  続きまして、さらに申し上げますが、平成五年の三月、大蔵省は農林中金との幹部の話し合いで、そのときも元本の保証をする旨の発言を農林中金に...全文を見る
○阿曽田清君 大臣、今までこういう大きな問題になってきたということに対しての一つの責任のとり方と、そしておっしゃられる、これからそういうことを二度と起こしてはならないし、もっといい行政を行うことに対して向かってやっていく責任と、二つあると思うんです。これからの大蔵行政を進めていく...全文を見る
○阿曽田清君 系統が、農林系が貸し出しについてどうだったかというような問題については、私は別の問題として農林系なら農林系でこれは追及されるべきことだと思います。  ですから、総理に、いわば母体行のこういう紹介融資でもこれだけの九〇%焦げつきがある、そして個人住宅ローンもいいもの...全文を見る
○阿曽田清君 貸し手の責任の視点。
○阿曽田清君 総理、大変お忙しいのであとは結構でございます、お帰りいただいて。  それじゃ、引き続き大蔵大臣と農水大臣に御質問いたします。  もう御承知のとおりでありますが、母体行は営利会社であります。農林系は非営利団体であります。その農林系五千三百億円は金融システムの安定化...全文を見る
○阿曽田清君 午前中に服部先生からも大変厳しい農林系の懐ぐあいのお話がありました。まさにそのとおりでございまして、冒頭申し上げましたように農林系は非営利団体です。収益が出たらみんなそれは単協なりあるいは組合員に返すべき金であります。今度の五千三百億も一農家当たりにいたしますと十五...全文を見る
○阿曽田清君 先ほど申し上げましたように、六千八百億円はおろか、二次損失に対して農林系が負担する理由はもう見つからないと私は思いますので、農水大臣としてこれはぜひとも貫いていただきたいと思います。  最後に、久保大臣に質問いたしますが、農林系は金融システムの安定のため五千三百億...全文を見る
○阿曽田清君 久保蔵相、連日で非常にお疲れで、しかも前向きに大変な御努力をいただいておりますことに心から敬意を表します。どうぞひとつ実現に向けましての最大の御努力をお願いいたしますとともに、大原農水大臣におかれましては、私も一農業者の声として、どうかひとつ死守していただきますよう...全文を見る
12月17日第139回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。まずもっておくれましたことをおわび申し上げたいと存じます。  今までそれぞれの委員から御質問があったかと思います。重複するかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。  今回の農協二法の改正は、住専問題に端を発して、金融系統のあり...全文を見る
○阿曽田清君 監査そのものを重ね重ねしていくということは悪いことではないかもしれないけれども、実際それを受ける側の実務サイドは極めて時間がかかるし、手間をとらせられるし、極端に言うならば県の検査そのものについて、ある意味では単協では逆にお教えをしているというような実態さえもある。...全文を見る
○阿曽田清君 後ほどそれも絡みまして、関連のところでまた質問いたしたいと思いますけれども、続きまして、経営管理委員会のことについてお尋ねしたいと思います。  午前中の参考人への常田議員の質問でも不明確な答えしか得られなかったというようなことであります。理事会の上に経営管理委員会...全文を見る
○阿曽田清君 権限、運営の中身はわかったんですが、責任のところがなかなか理解に苦しむところでございます。  うまくいっておるときはそう問題ないんですが、うまくいかなくなった、問題が生じた、そういったときに責任分野が明確に分かれていないと、私はお互い責任のなすり合いになってしまう...全文を見る
○阿曽田清君 今、堤局長からお話がありましたような具体的な規定といいますか、違反した場合の基準と規定、そういうもの等をやっぱりある程度明確に知らしめてやっていかないと、末端ではなかなかわかりにくい、区別しにくいというような感じを持っておりますので、マニュアルをちゃんとつくっていた...全文を見る
○阿曽田清君 せんだっての住専の影響が単協にまで及んで貯金の減少等が出てきておるわけであります。実際、住専に貸し出したところは単協どこもないわけでありまして、何か単協まで非常にその債権保全していなかったじゃないかというような不安を受けているという感じも局長の中にちらっと、信連の問...全文を見る
○阿曽田清君 堤経済局長はよくわかっていらっしゃって、環境が許さないというような感じでありましたが、今急速にそれぞれ単協は合併をし、あるいは連合会もそういう合併をしていくというような中ですから、合併後の問題もちゃんとやっぱり配慮していくべきじゃないか。それには農協がちゃんと経営的...全文を見る
○阿曽田清君 恐らく農業団体あたり、そういうところに温かい御配慮があればという思いが恐らくどこの農協にもあるんじゃないかと思いますので、引き続きひとつ御検討いただきたいというふうに思います。  次に、資金運用規制の緩和といいますか、これにつきまして質問したいと思います。  員...全文を見る
○阿曽田清君 今、二つの提案がなされたことについての説明があったわけでありますが、生産地農協と都市型農協とはおのずから貸し出しの中身が違います。御承知のとおりです。  我が農協では六〇%はいわゆる組合員貸し付けであります。都市におきましては恐らく一〇%台というのが実態じゃなかろ...全文を見る
○阿曽田清君 近代化資金等のいわゆる利子補給等をやっていますね。これをこの際もっと、今非常に低くなってきておりますし、L資金、S資金というのはかなり精査が厳しゅうございますから、近代化資金だったら容易に使えると。財源は農協のプロパーでございますから。
○阿曽田清君 堤局長、私が申し上げている根底にあるのは、L資金、S資金という長期の、しかも金額の大きい、安い金利があります。しかし、それは既に借入している人たちにとっては対象としてなかなか借り入れられない状況、基準があるんですよ。ですから、こういう七年でも十年でもいい、中期間の、...全文を見る
○阿曽田清君 終わります。