阿曽田清

あそだきよし



当選回数回

阿曽田清の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  今、ウルグアイ・ラウンド対策の見直しが高まっておる中ではございますが、ちょうど三年目を迎えまして、この見直しの中で緊急にぜひ取り上げていただきたいという点を二、三申し上げたいと思います。  私は、このウルグアイ・ラウンド対策が六兆...全文を見る
○阿曽田清君 これが十年という一つの短い期間になりますものですから、今まで既に借りている資金の内容によってはそれを短く、仮に十年に縮めたとしたときは、かえって一年間に返さなきゃならぬ金額の方がふえてしまうということさえ出てくるんです。  ですから、今申し上げましたことについては...全文を見る
○阿曽田清君 局長さん、私は安定農業者だけを対象に話しているわけじゃないんです。むしろそういう方々はL資金に限らずほかの制度資金で二千万円借りることは容易なんです。ところが、もう既に目いっぱい借りていて、専業農家というのは特に借金が多いですよ、そういう方々も、おたくの資産からする...全文を見る
○阿曽田清君 大臣の弾力的運用というのは、我々のとらえ方からすると、先ほど私が主張した方向で弾力的ととっていいのかということになりまして、既に今まで借りていた方々、先ほどわかりやすく説明しました、二千万新たに借りたい、三千万既に借りているその借金分も一緒に含めてL資金で対応できる...全文を見る
○阿曽田清君 高木局長、しゃくし定規な話をされたんじゃ、こちらも、はい、そうですがなんという形じゃ下がれない話なんです。  極論を言いますと、よく我々が相談を受けるのは、高校へ進学のときに農業高校にやった方がいいでしょうか、高校を卒業するときに農業を継がせていいんでしょうか、ほ...全文を見る
○阿曽田清君 これは十年前に、このときまでは指定農業機械従事者の数、このときの答弁は社労委員会で社会党の村田先生からの御質問でありますけれども、当時十二万一千人と、こういうことになっておるんです。その後、伸びていないんですよね。  それで、少なくともこの中身が私は農業者の方々に...全文を見る
○阿曽田清君 その仕分けが難しいというようなお話でありましたけれども、漁業者だって、波止場から漁場まで行ってそこで起こった事故が対象になるわけでしょう。農家の方々も、家でやっていることに対して補償せいとは言わないんです。家から圃場に向かっていって、その圃場の中で起こった事故につい...全文を見る
○阿曽田清君 終わります。
03月17日第140回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  私は、熊本県、しかも天草の入り口におりまして、三角港という港が生まれ育ったところでございます。天草周辺にかけまして、内航海運業者の方々、出稼ぎとして大変頑張っていただいて、古い歴史を持っているところでございます。私が県議会時代に内...全文を見る
○阿曽田清君 陸上がりができたということには、それぞれ引当金といいますか無体財産というものが権利としてあった。だから、熊本県でも五百隻あったのが二百隻、三百隻に減ってきても陸上がりができた、あるいはリタイアできたということであります。  その間、みんながそういう組合の人たちで金...全文を見る
○阿曽田清君 法案は債務保証ということで提案されておりますが、しかし、債務保証という裏腹には引当金ということの今までの担保能力としての価値を認めませんよという、いわゆる船腹調整事業というものをなくすかわりに債務保証ということで、金を今まで借りて船を造船してきた人たちに保証してあげ...全文を見る
○阿曽田清君 将来的にはということでの総連の方々との話は一致を見ているということでありますが、それは五年間かかって環境整備をした上で随時というようなことでの合意というふうに理解されているというふうに聞いております。しかも、我々の末端の内航海運業者の方々はそれをまだ了承しているとい...全文を見る
○阿曽田清君 時間が参りまして以上で終わりたいと思いますが、天草地域は一杯船主の船がほとんどでございます。もう九十数%一杯船主でございまして、いつでも吹っ飛ぶような状況でございます。したがいまして、大きな流れは流れとして理解はできますが、どうぞ一杯船主の方々がいわゆる野たれ死にす...全文を見る
○阿曽田清君 終わります。
03月17日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     森林病害虫等防除法...全文を見る
○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました森林組合法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     森林...全文を見る
03月24日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました繭糸価格安定法の一部を改正する法律案及び製糸業法及び蚕糸業法を廃止する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  ...全文を見る
03月25日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○阿曽田清君 高橋議員に関連いたしまして質問をさせていただきます。  最近の漁業を取り巻く環境というのは、日増しに悪化をいたしておりまして、もう御承知のとおりに年々経営体数も減ってきておるし、水揚げ量も減ってきておる、さらに魚価は低迷をするし、就業者の方々も減少してくる、そうい...全文を見る
○阿曽田清君 農協の場合は信用事業で収益を上げて、どちらかというと販売事業等は赤字、そして購買でまあまあというところが農協の事業の柱になっておりますが、漁協の場合はどちらかというと信用事業は赤字という傾向であります。ですから、この信用事業問題が一番問題になるわけであります。  ...全文を見る
○阿曽田清君 今の御答弁から拝察いたしまして、今回の改正案の中で農協法の改正と違っているところは、いわゆる資金運用規制の緩和という項目が入っておりません。恐らく、今の長官の考え方に基づいて、資金運用規制の緩和というところはあえて今回、改正が入らなかったんだろうと思います。  も...全文を見る
○阿曽田清君 時間がございませんので、簡単に質問をいたします。  最低出資金制度の導入、これはすなわち自己資本の充実を図るという観点で今回県漁連一億円、漁協二千万円以上と、こういうふうになっておりますが、三年間の経過措置はあるにいたしましても、その最低出資金に達しない組合、これ...全文を見る
○阿曽田清君 できなかった場合を言っているわけです。
○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     水産業協同組合法の一...全文を見る
03月26日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  まず、酪農の問題から質問させていただきます。昨年は酪農環境は大変悪い状況でありまして、大変な不祥事等の問題も起こったわけであります。まずは、これはヨーロッパで発生したことでありますが、狂牛病の問題、あるいは全酪連の牛乳表示違反問題...全文を見る
○阿曽田清君 大臣の前向きな御答弁をいただきまして私も大変うれしく思いますし、拠出をした生産者の方々も大変心強く思って感謝されるだろうと思います。どうぞひとつ生産者みずから積み立てた十億円に匹敵するそれだけの拠出を国の方でお支えをいただければと、ぜひお願いをいたす次第でございます...全文を見る
○阿曽田清君 どちらかといいますと、飲用乳よりも加工方面の脱脂粉乳やあるいはクリームさらにはその他のヨーグルト等に使うための原料不足というのが現実ではなかろうか。そういう意味で、余乳対策にもつながることでありますから、加工原料にあと十万トンだけ乗せていただくことによって私は相当の...全文を見る
○阿曽田清君 今の御答弁は、具体的にということが全然示されていないんですけれども、また重ねてお答えいただきたいと思いますが、その一つに学校給食があろうかと思います。学校給食では、完全給食にしろあるいはミルク給食にいたしましても、牛乳はすべてついておりまして、それだけ酪農振興の上に...全文を見る
○阿曽田清君 お気持ちはわかるわけでありますが、行政サイドでそれだけの対応を、今日までいわゆる酪農振興という観点で進めてこられました。もしその対応ができなかったとすると保護者負担、こういうことになってこようかと思います。しかも、各県で対応する県もあればしない県も出てくるというふう...全文を見る
○阿曽田清君 もう一つ、乳用牛のことで質問いたします。  乳用牛の頭数も減少して、黒毛和種が、F1が交配されておりますので、数字的に後継牛が減少しております。そうしますと、十年度ぐらいから牛乳生産は斜陽傾向になりはせぬかというふうに思います。なぜなれば、種つけ、分娩、哺育、育成...全文を見る
○阿曽田清君 それを聞きまして安心をいたしたところでございます。  乳用牛の飼育頭数の数字を見ていますと、平成四年四月二十日の二万一千五十四頭をピークに年々減少して、平成八年八月約一〇%減っておる数字になっておりましたものですから、後継牛は大丈夫かなということで質問させていただ...全文を見る
○阿曽田清君 全国にそれぞれの農政局があるわけでございますから、その農政局が中心となられて農政局単位によるブロック化を進めてそういう調整、調和を図っていかれるということは生産者にとって非常に心強いことじゃなかろうかと私は思いますので、ぜひそういうブロック化の方向でおまとめをいただ...全文を見る
○阿曽田清君 一層ひとつ前向きにお取り組みいただきたいと思います。  次に肉用牛について質問いたしますが、肉用子牛については、保証価格の合理化目標価格、きょう新聞に出ておりましたが、据え置きで諮問されており、先ほど岩永委員の御質問にありましたように豚肉価格は五円値下げされたよう...全文を見る
○阿曽田清君 ありがとうございます。  今は黒毛にいたしましても褐毛にいたしましても高値で売れておりますからいいようなものでありますけれども、実際の生産費というのはこの保証価格よりも相当かかっておるわけでございます。私自身が大体勘で計算してみましても、黒毛の場合に生産費は四十三...全文を見る
○阿曽田清君 前向きの御答弁をいただいてありがたく存じますが、自給率が年々下がってきております。自由化された平成三年、五一%の肉の自給率でありましたのが、今は三八%であります。  そういう観点からいたしましても、育てやすい、そして早く成長する、しかも中肉といいますか、消費者に一...全文を見る
○阿曽田清君 突然質問いたしまして申しわけありません。といいますのは、日本全国で褐毛を取り上げていただいて普及していただこうと、大衆肉提供という形で伸ばそうしたときに、アメリカあたり、海外でこの赤牛が生産されるということになると、非常に放牧に適する牛でもございますから、そういう意...全文を見る
○阿曽田清君 確かにここ一、二カ月というものに動揺が起きて、そして一、二カ月のうちに、もちろん単価も上がりましょうけれども、その後落ちつくような手だてを既に講じておるという大臣のお話でございますので安心をいたしておりますが、根本からやはり豚肉というものは国産で、海外に左右されない...全文を見る
○阿曽田清君 ぜひお願いをいたしたいと思います。  各県でそれぞれ目標数値を立ててやりますけれども、目標はあくまでも目標で、それを具体的にどう構築していってその目標頭数に持っていくかということになると、どうもきちんと具体的に詰められていないというのが実態ではなかろうかなというふ...全文を見る
○阿曽田清君 私は、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による畜産物価格等に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     畜産物価格等に関する決議(案)   我が国農業の基幹的部門である畜産業...全文を見る
04月03日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○阿曽田清君 私は、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合及び民主党・新緑風会の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   家畜防疫制度は、家畜の伝染性疾病の発生予防や...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。  私は、現場の問題を二、三取り上げて質問させていただきます。  まず、改良普及員制度についてでありますが、昭和二十三年七月に農業改良助長法のもとで新しい普及制度が発足されて、来年で五十年を迎えるわけであります。時代の変遷を経て、その...全文を見る
○阿曽田清君 五〇%を満たしておったときは普及員の数が大体一万三千人ほどいた。それが、やはりどんどん国の予算の割合が減っていくことによって、県もそれに応じて普及員の数が減ってきた。既にもう一方一千を割っておるという状況までなっておることは、おのずから国の負担が少なくなると、県も力...全文を見る
○阿曽田清君 我々は、普及員の先生方のイメージとして緑の自転車と四Hクラブというのが昔からの改良普及員の先生方の一つの表現としてあらわしておったわけです。それだけに、農家の方々との密着性が強かったし、また四Hクラブの方々をちゃんとした将来の地域のリーダーに養成すべくいろいろな教育...全文を見る
○阿曽田清君 それで、面積が減ったり対象者が減ってきているということと裏腹に、いわゆる精鋭主義で、そして高度なものを要求していくという要素が大きく生まれてきている。だから、人間が縮小されていくことによって十分な対応ができ得なくなってしまいはせぬかということで、国の交付金の割合が減...全文を見る
○阿曽田清君 今の局長の話を私なりにいい方向で解釈すると、柔軟な方向でということの考えを私なりに勝手な解釈をしますと、運営指針にそういう方向で営農センター、普及センターは今後体制づくりを進めていく方向で検討しなさいとか、そういうのもある意味では国の指針として織り込んでいただかない...全文を見る
○阿曽田清君 ありがとうございます。  私の農協でもそれで大変今苦慮しておりまして、合併をいたしたものの、営農指導体制というものをどうやって今まで以上に組合員の方々に受け入れやすいといいますか、指導員、指導体制がよくなったと言われるためには、もう目いっぱい数で出し切っておるのに...全文を見る
○阿曽田清君 今の局長の答弁によりますと、かなりの数の方々が精力的に普及協力委員として頑張っておられるように見受けられるんですが、実態はそうなんでしょうか。私、現場におりまして、普及協力委員という看板をしょってそういう頑張りをしていただく方々を余り聞かないんです。むしろ、町が農業...全文を見る
○阿曽田清君 局長の考え方はわかりました。  普及事業として今その取り組みもなさっておるというようなお話でありましたが、私のとらえ方からするとさらにもう一歩踏み込んでいただきたい。といいますのは、グリーンツーリズムとかあるいは村おこしとか、その地域の農業振興計画とか、そういうも...全文を見る
○阿曽田清君 ありがとうございました。  時間がありませんので次に参りたいと思いますが、学校給食の問題であります。学校給食の評価というものをどのようにとらえておられますか、まずその評価からお聞かせいただきたいと思います。
○阿曽田清君 時間がありませんので簡単に質問したいと思いますが、日本での学校給食の助成は二百四十二億円であります。これは農林水産省の予算の〇・六%。そして、アメリカでは八千五百億、農務省予算の一〇%以上を学校給食の予算として使われております。  これを熊本県の場合でちょっと計算...全文を見る
○阿曽田清君 時間がありませんので、とにかくアメリカは国産に限定して使えと、これはある意味じゃガット違反だと私は思うんです。ならば、日本でも国産を使うのは当たり前じゃないかということで、私は使うべきだと思うんですけれども、何かちょっと後ずさりみたいな話になっていますので、私は今の...全文を見る
06月11日第140回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。  もう既に二十四人の方が質問に立たれ、二十一時間を超える論戦が行われたわけでありまして、ほぼ言い尽くしておる感がいたすわけでございます。したがいまして、重ね重ねの質問になろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  まず...全文を見る
○阿曽田清君 住専を初めとする相次ぐ不祥事に対して、これからはきちんと検査監督をすべき機関をつくって二度と起こらないようにしていくという決意のもとで設置されたというふうに理解をいたします。  そうしますれば、監督庁は、独自性と専門性をより発揮して透明性と信頼性をより得ることに目...全文を見る
○阿曽田清君 例えば、免許につきましては総理大臣になっておりますが、その免許の申請についてもあるいは免許の取り消しについても、これは総理大臣のいわゆる監督庁専管事項ですね。なのに免許申請においても共同省令で申請の書類の様式まで双方で決めるということになっているんですよ。これは一例...全文を見る
○阿曽田清君 今お答えを聞きまして、やっぱり何か理屈の上のお話だなという感じを受けるんです。少なくともそれはすっきりさせて総理府令で、免許等の申請、取り消し等についての省令であってもいいんじゃないかな、そういうふうに私は思うんです。  ですから、先ほど言いましたように、六百ほど...全文を見る
○阿曽田清君 大蔵省と監督庁が絶えず緊張感を持って相互に連携もとり協調もしてやっていく、それは当たり前といいますか、それを望むところでありますけれども、それぞれの省令そのものがすべて共同省令になっておるということについては、独立性からして、監督庁は何かしら大蔵省にすべて御意見を伺...全文を見る
○阿曽田清君 三百名ちょっとという、今までの関連する機関から寄せ集めたという人をそのまま金融監督庁の職員にということであれば、いわば今まで携わってきた方々を新しくつくった金融監督庁の中にただ入ってやっていただくというだけです。きのうの参考人のお話の中にも、新しい酒は新しい皮袋にと...全文を見る
○阿曽田清君 今お話しのあったものに、私自身ちょっとこれはおかしい提案になるかもしれませんが、農水省の官房検査部や労働省、通産省の金融機関の監査担当の方々も入ってこられるわけでしょう、何人かは。入ってこられるんじゃなかろうかと思うんですが、それ以外に日銀や会計検査院、さらには広く...全文を見る
○阿曽田清君 せっかく監督庁が設置されるわけですから、監督庁を設置したことによって金融業界がきちっと改まっていい方向に向かい出したねと、いわゆる自己管理がぴしっとできて監査しなくてもスムーズにいくような、監督庁をつくっただけでもそういう一つの効果がある、そういうものを私は期待いた...全文を見る
○阿曽田清君 私は大変結構なことだと大賛成でございますので、そういう取り組みというのが監督庁の中にあって、しかもスタッフの中には、陣容の中には幅広くいろんなところから特色のある能力を持った方々を寄せてきて初めて、今の人数を倍にはできないわけですから、より質の高い職員の方々で構成し...全文を見る
○阿曽田清君 千名もの方々がいらっしゃる。その方々が今度は委任を受けて検査監督の方にタッチされる。私もサラリーマンの経験がありますけれども、やっぱり監督庁長官から辞令をちゃんともらってやるのと、委任された業務として、おまえ手伝ってやれよという感じの委任の辞令では、本人のとらえ方は...全文を見る
○阿曽田清君 私は、すっきりした形で組織化をした上で事に当たっていかなければ、いろんな戦略といいますか、戦略というとおかしいけれども戦術的にも組めないんじゃないかなと。まさに私ども、私は農協の組合長をいたしておりますが、やっぱり一つの命令系統をぴしっとして、そしてそれに基づいて上...全文を見る
○阿曽田清君 今、早期是正制度の話がありましたが、国内においては自己資本比率が四%を下回ってきた場合に改善命令と、こういう話ですね。  これは、私は農協のことを考えて言いますと、来年の三月三十一日までは含み益まで入れていいということになっておりましたね。来年の四月一日から含み益...全文を見る
○阿曽田清君 それで、八%に国際基準が上がるのはわかりますが、それだけ対外的に信用性を高めるという意味での八%はわかるんですが、国際基準の場合には含み益を認めて、国内のときは認めないというのは何でですか。
○阿曽田清君 それで、じゃ含み益があるときはいいけれども、含み損が出たときにはもっと影響が大きいわけでしょう。まさに含み益、含み損の問題を早期是正の中に、国内の場合は含めません、国際基準の場合は含みますというようなことでは透明性に欠けることになるんじゃないかなというふうに私は思い...全文を見る
○阿曽田清君 じゃ、免許の取り消しか六カ月の業務停止、どっちかということですか。
○阿曽田清君 以下の停止ということになる、こういうことですか。
○阿曽田清君 今の私の問いはどれに当たりますか。野村証券、第一勧銀の事件の不祥事はどれに当たりますか。
○阿曽田清君 今度、金融監督庁ができた、そしてこれから不祥事はもう起こってこないだろうと思うし、またそういうふうに努めていただくと思いますけれども、なかなか先ほどからお答えがありますようにゼロになることはなかろうと。また次に悪いことをする者が出てくるのを未然に防止する、措置してし...全文を見る
○阿曽田清君 長官の責任ということになってくるわけでありますから、先ほど私が申し上げましたように、要するに戦える陣容を十分に、中央から地方に至る、そしてその中身の能力のある質の高いスタッフをより集めるということを少々金がかかってもこの際やるべきだ、私はそのように思うわけでございま...全文を見る
○阿曽田清君 終わります。
06月16日第140回国会 参議院 本会議 第36号
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○阿曽田清君 私は、平成会を代表して、ただいま議題になりました金融監督庁設置法案、金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に反対の立場から討論を行います。  金融は産業の血液であり、預金者、投資家を通じて集められた資金の円滑な循環と決済機構の安定は、国家存立に欠...全文を見る
11月21日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。質問をさせていただきます。  この漁港法ができましたのが昭和二十五年、しかも議員立法ということでできたわけであります。それは、その当時の食糧不足の中で貴重なたんぱく源のもととしての漁業振興ということを重大視してこの漁港法ができたと承って...全文を見る
○阿曽田清君 二千九百四十四港のりち千二十八港に手をつけたということであります。第一次から第八次までの間に、大変スムーズにいっておる計画のときと、非常にひどいといいますか、進んでいない計画の時期があります。一番悪いのが第五次計画で四五%の進捗率、一番よろしかったのが第八次計画で八...全文を見る
○阿曽田清君 それじゃ、そういう解釈のもとでお聞きいたしますが、まず修築事業と改修事業で現在整備中の港湾は幾つありますか。そして、漁港整備長期計画で計画どおりに達成しているのは幾つありますか。おくれているのは幾つありますか。おくれているものは当初計画から何カ年おくれておりますか。...全文を見る
○阿曽田清君 ここで一例を申し上げたいと思いますが、地元に漁港がございます。これは改修事業の方でございますが、実は当初計画が六十三年度になるわけで、八次計画になります。八次計画で九億二千万円の当初計画、そして平成五年度に完成を目的として六十三年から着工をいたしたわけでありますが、...全文を見る
○阿曽田清君 今、心配いたしましたのは、要するに当初六カ年で終わりそうなのが十五年以上もかかる。この経過でいきますと、八次、九次、十次ということになりますと十八年、また今回二年延びるということだと二十年、そういうスローテンポな工事の進捗状況ではせっかくの目的とするものに適応できな...全文を見る
○阿曽田清君 そこで、今回二カ年延長についての漁港審議会の議事録を見させていただきました。水産庁長官としてこの審議会の意見をどのように認識されておられますか、まず認識されている点を教えていただきたいと思います。
○阿曽田清君 ここで私、重大な点を長官に申し上げたいと思いますが、この審議会に提案される折に長官みずから、計画を二カ年延ばすというこに対する審議会への説明に対して、「毎年の予算を少なくするという一つのねらいがある」というような表現がこの中に書かれてあるんです。  その中で、委員...全文を見る
○阿曽田清君 緊急性の高いものに対して重点的に取り上げていくということであります。それは大変結構なことであります。だが、二年間延ばすことによって予算が維持されて、そこに集中的にめり張りをつけてやられると、これも結構でありますが、逆にそのことによって小さな漁港、零細かというような形...全文を見る
○阿曽田清君 ぜひお願いしたいと思いますが、大臣、最後に決意表明をお願いしたいと思います。  今、実際、第九次整備計画が六年のりち四年目であります。これを全部終わったときに五二・五%という進捗率になると。本来ならば、残りについては二カ年で恐らくするとするならば倍の予算をつけてや...全文を見る
○阿曽田清君 ぜひ島村大臣の折に、延長になっても予算が逆に減ることなく、二カ年延ばしたことによって初めて一〇〇%達成したという実績をおつくりいただく道筋をお願いいたしたいと思います。  次に、質問を変えたいと思いますが、熊本県も海洋リゾートという観点から海洋レクリエーション基地...全文を見る
○阿曽田清君 そういう受け皿ができつつあるところは非常によろしゅうございますが、実は船だまり、いわゆる避難港というような施設あるいは本当の漁港、そういうところに最近特にプレジャーボートあるいは遊漁船、そういうものが勝手に入り込んでくる。大変トラブルが起こっておりまして、漁船の数よ...全文を見る
○阿曽田清君 それぞれの漁港管理者にそういう指示をしたということでありますけれども、実際、県の港湾管理事務所があるところの、いわゆる港の管理はそういう港湾管理事務所があってちゃんとやりますけれども、漁港の管理者が市町村長あるいは県と、こうなりましても実際現場にいないんですよ。いな...全文を見る
○阿曽田清君 トラブルが現場の方で起こらないような施策をぜひお願いいたします。  逆に、市町村管理者ができないならば、漁業管理者ができないならば積極的に漁業組合の方々に管理委託をさせて、そこで場合によっては一時預かり料金は取ってもこれは私はかえっていいことだというふうにも思いま...全文を見る
○阿曽田清君 ありがとうございました。終わります。
11月27日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○阿曽田清君 新たな米政策といたしまして、今まで論じてまいられました米の生産調整対策、それから稲作安定対策、計画流通制度の改善を柱として講じられたところでありますが、その中の主な点で申し上げますと、生産調整実施者のメリットの還元、さらには補てん金制度の創設、不公平感の解消としての...全文を見る
○阿曽田清君 どちらかというと、二年間の緊急的措置ということで、三年から先のことはまた三年先で考えるというような感じとして受けとめざるを得ませんでした。経営安定対策については引き続き実施しながら、新たな方向の制度をつくられるかどうかわかりませんが、これが基本になるというようなお話...全文を見る
○阿曽田清君 できるだけ早い時期に設定をしていただきたい。と申しますのは、やはり自主流通米を売り込んでいかなきゃならない、そういうことからすると基準価格というものが販売戦略上の一つの目安になるわけでございますので、その点よろしくお願いいたしたいと思いますが、どうぞ設定に当たりまし...全文を見る
○阿曽田清君 本当に農政あるいは農業・農村を愛するという観点からするならば、私はそこにやはり貫かなければならないことは貫かなきゃいかぬというふうに思います。少なくとも農林省が本気で日本の農業を守る、そういう意気込みに立っていただかなければだんだん農業・農村というのは滅んでいく、そ...全文を見る
○阿曽田清君 終わります。