足立良平

あだちりょうへい



当選回数回

足立良平の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○足立良平君 民主党の足立でございます。  一応トップバッターということで、きょうは経企庁長官それから通産大臣中心にひとつ質疑を交わしていきたい、このように思います。  私は、細かい数字とか、ある面においては、こういう発言があったからどうとかというような細かい、そういうことで...全文を見る
○足立良平君 最近のグリーンは大変大きなグリーンになっていまして、ですからピンそばのグリーンに乗るのとその端っこに乗るのとは全く意味も違いますから、その点長官、十分言葉を使うとき意識して使っていただきたいと思うんです。  私は、〇・六が達成したらどうとかこうとかという問題は、こ...全文を見る
○足立良平君 ちょっと所管外かもしれませんけれども、失業率は一体どのように考えていますか。
○足立良平君 問題は、個人消費が拡大、火がついてくるということは、やっぱり将来に対する国民の皆さん方の安心感といいますか、発展していくであろうという、そういう一つの見通しが明るくなってきているという状態でないとなかなか難しいというふうに私は実は思っているんです。  先ほど長官の...全文を見る
○足立良平君 今の市場経済、効率のいい云々というのは、私も原則的にそういう考え方を実は持っております。ですから、これからの日本の経済というのを考えたときに、確かにおっしゃるとおりの必要性が私はあると思うんです。  ただ、正直に申し上げて、一方で大変に実は私不安を感じているんです...全文を見る
○足立良平君 経済のダイナミズムというのは、それは当然必要だろうと思います。  先ほど失業率が五%に行くかもしれなかったけれどもという、いろんな議論があったけれども、四・八か七でおさまる。これは将来わかりません。  問題は、私は失業の内容だと思う、あるいはまた現在の雇用の内容...全文を見る
○足立良平君 基本的には、私はこれからの経済のあり方というのは、競争条件をさらに強めていかなきゃならないということはもう当然であろうと思います。問題は、その中でセーフティーネットを一体どういうふうにきちんと担保していくのかという、そういう視点でこれから私の方ももう少し具体的に詰め...全文を見る
○足立良平君 今ちょっと大臣の話の中に出ていましたけれども、一応サウジへ行かれるに当たって、大臣の方と交渉したいというふうに向こうから言ってきたと。これは本来的にいうと、アラビア石油というのは政府とは全く無関係の私企業、全く無関係の私企業に政府があるいは通産大臣が直接行って云々と...全文を見る
○足立良平君 そうすると、逆に大臣の方がちょっと提起をされたように、六千億ですか、日サの協力、これはどういう形でこれから実施されるんですか。
○足立良平君 ちょっと私、理解がしにくいのは、アラ石というのは純粋の民間だと。通産の高官もそれから大臣も何回かは一応話をされたと。この話をされたその姿勢、立場というのは、まず一つはアラ石の権益というものが一応継続をされる環境をどうつくるかという問題であって、直接云々とは関係ない。...全文を見る
○足立良平君 わかりました。  それでは、これ実際的には大臣、失敗、失敗というのかどうなのかこれはわかりませんけれども、なるべくしてなったのかもしれませんけれども、このアラ石のこれが一応ああいう形で交渉が終わったという原因は一体どこにあると大臣として見ておられますか。
○足立良平君 そこで、私はもうちょっと大臣に考え方を聞きたいと思うんですが、ずばり言って、今日まで自主開発原油というのでしょうか、という姿勢で今日まで日本としてはやってきたわけですが、このアラ石の問題も含めてこの自主開発原油、自主開発原油といいますかね、マスコミはそういう姿勢を放...全文を見る
○足立良平君 自主開発原油が望ましいということは私は当然だろうと思うんです。  ただ、今石油の関係というのは、市場が大変発達をしてきているというふうな大きな環境の変化、今おっしゃったような大変リスクの多い問題等々を考えてみると、自主開発というものが当初の考え方なりねらいから相当...全文を見る
○足立良平君 問題はそこなんですが、それでいよいよその問題に入らせてもらいたいと思うんです。  平成十年に現在の長期エネルギー需給見通しというものが一応決定をした。そして、大臣が発表されたのはたしかこの三月十日だっただろうと思います。結局実質は一年ちょっとぐらい。そうすると、私...全文を見る
○足立良平君 その中で、これは大臣に一回お聞きをしたいと思うんですが、三月二十一日から電力の自由化という、小売の自由化というものがスタートするわけでありますが、このエネルギー政策、とりわけそういうふうな自由化政策との関係というものは大臣として一体どういうふうに認識をされているのか...全文を見る
○足立良平君 エネルギーの需要と供給のバランスをうまくしていくという、これは口で言うと大変簡単に言えるわけであります。ただ、現実的にエネルギーというのは、特に電力の場合には貯蔵することができない。石油なら一応備蓄というといろんな貯蔵をすることができるわけでありますが、貯蔵すること...全文を見る
○足立良平君 慎重であるべきというのはどういう意味に解釈をしたらいいんでしょうか。
○足立良平君 はい、わかりました。  これはまたちょっと別の場で議論をしなきゃならない問題があるのは、例えば石炭問題、これは国内炭の一応これからの平成十八年までの方針、別の法律として、これはそのときにまた私は改めて議論をしたいと思いますけれども、これも、自由化の問題というものと...全文を見る
○足立良平君 マスコミ報道を見ていますと、これは大臣がおっしゃったのかおっしゃっていないのかはちょっと私はわかりません。けれども、原子力の十六基から二十基、COP3から出てきた、について、大臣としては否定はしないけれども、これは実際的には無理、そんなものできっこないよと、できっこ...全文を見る
○足立良平君 あり得るということは、それは二十基よりもマイナスアルファということはあり得ると、こういうことを意味するわけですね。
○足立良平君 それから、先ほどちょっと私申し上げているんですが、これも明確にしておいていただきたいと思うんですが、これからの自由化問題を考えたときにユニバーサルサービスという問題との兼ね合いが大変重要になってくるように思います。この点に関しては、エネルギーのこれからの基本的な性格...全文を見る
○足立良平君 そうですか。そういうふうに、わかりました。  これはちょうどNTTの分割問題というのが数年前に国会において議論されまして、私も実は関与いたしました。そのときの議論としてもユニバーサルサービスという問題が実は大きな焦点になったわけであります。これは情報通信の中におけ...全文を見る
○足立良平君 それから、ちょっとこれは、時間も余りないわけでありますが、この原子力で先ほど大臣のこれは一応見直しというか総合的に検討するという中で、ジェー・シー・オーの問題であるとか、あるいはまた原子力に対して国民の皆さんから不信感とか不安感とか云々という話がございました。  ...全文を見る
○足立良平君 時間がございませんから一言だけちょっと申し上げておきたいと思います。  ちょっとこれは大臣、今おっしゃった保安院なりあるいはまた科技庁からその総務庁ですか、内閣府に移すという話ですね、これは省庁再編に伴ってそれでそっちに移していきましょうという話であって、それを四...全文を見る
○足立良平君 終わります。
05月17日第147回国会 参議院 本会議 第25号
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○足立良平君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました法律案について質問をいたします。  その前に、昨日来、国家基本政策委員会の開催を野党四会派が強く申し入れているにもかかわらず、森総理及び与党がいたずらに拒否したことは極めて遺憾であるということをまず冒頭に申...全文を見る
○足立良平君(続) ゼネコン汚職であっせん収賄罪に問われた中村喜四郎元建設大臣の裁判で、中村被告は、当時総理だった宮澤大蔵大臣から総理官邸でゼネコン問題の政治決着費として三百万円を受け取った旨の証言をいたしました。事実とすれば、事が汚職事件にかかわるだけに重大な問題を含んでおりま...全文を見る
05月29日第147回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○足立良平君 これはこれからのこの特別委員会の進め方ということも含めまして、委員長にこの種の議論というのをちょっと整理していただかないと、ばっともうノーズロでいってしまって、本当に議論というのは収れんする方向よりもむしろ拡散する方向になってしまいますので、その点ひとつお願いをして...全文を見る
05月30日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第19号
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○足立良平君 この法案の審議をずっと通じて言えることでありますが、それぞれこの法案についての賛否の問題は別として、一番のポイントはいわゆる原子力発電が今日の日本のエネルギーの大変大きな重要な位置を占めている、そしてそれは使用済み燃料というのが生じてきているということもこれまた事実...全文を見る
○足立良平君 ちょうど大臣もお見えになりましたから、これはちょっと後ほど議論をいたしたいと思っているんですが、今電力の自由化をめぐり、あるいはまた電力のコストというものをどういうふうに下げていくかということは大変今重要なファクターになっているわけでありますが、このMOX燃料という...全文を見る
○足立良平君 私は、エネルギーを考える場合は、先ほどもエネルギー政策でいろんな問題で話がございましたが、原則があると思っているんです。  それは一つは、やっぱりいかにコストが安いかというコストの概念というものを離れてエネルギーというのは考えるわけにはいかないだろう。ただし、それ...全文を見る
○足立良平君 今、それぞれお聞きしていまして、本当にこれ大丈夫かなと、正直言ってそういう感じがするんです。  五月二十五日に参考人質疑をこの場所でやりました。六ケ所村の橋本村長も、いろんな原子力施設を抱えて、いろんな点、お話をお聞きいたしました。私も六ケ所村へ行って村長とひざを...全文を見る
○足立良平君 迫力は多分あるのでしょう。私の耳がちょっと悪いのかもしれません。年いくとだんだん耳が遠くなりますので、そうするとそういうことになるかもしれない。  これはついでにと言ったら悪いけれども、ちょっと大臣にお聞きしておきたいんですが、先ほどもちょっと触れたんですが、電力...全文を見る
○足立良平君 きょうは時間が三十九分までということになっていますから、余り深い議論というのはちょっとしにくいんですが。  大臣、今話を聞いているとまさにそのとおりだなと思うんです。競争を通じて、今おっしゃいました自由競争ですね、競争を通じてサービスをよくしていくということはこれ...全文を見る
○足立良平君 薄いということを言われると、ふっと手が上に挙がってしまいましたんですが、それは別として、薄い供給義務というのは一体どういうことを意味するのか、ちょっと私理解しにくいんですが、これは後の問題にいたしたいと思います。  文部政務次官、忙しいと思いますから、どうぞもうお...全文を見る
○足立良平君 わかりました。それはもう早急に、これは所管マターはこれからは通産の方に、いわゆる経済産業省になるんでしょうか、そちらに移ると思いますが、これは早急に立法措置をひとつやっていただきたいということだけ申し上げておきたいと思います。  それで、科技庁の方も忙しいでしょう...全文を見る
○足立良平君 同じことは要らないんだよ。そんなこと質問していない。
○足立良平君 そこで、それはできるというふうにおっしゃったからできるんでしょう。ただ、私はちょっと明確にしておきたいと思います。  例えばこの法案をずっと私読ませていただいて、それでずっと見たら、このいわゆる実施主体というか機構は、例えば通産大臣の認可と承認、これはもう設立から...全文を見る
○足立良平君 終わります。
11月30日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
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○足立良平君 民主党・新緑風会の足立でございます。  きょうは、この法案は議員立法ということで出されているわけでありますが、これからのエネルギー行政に大変深いかかわり、あるいはまた今日までの経過というものもあるわけでありまして、議員立法でありますけれども、通産大臣あるいはまた政...全文を見る
○足立良平君 民生というのは、今実際的には相当民生を中心にしてエネルギー消費というのは伸びているわけでありまして、これは省エネの問題をどういうふうに具体的に進めていくかというのは大変難しい問題だと思います。  本日のこの原子力立地地域特別措置法案というこの法案からいたしますと、...全文を見る
○足立良平君 今大臣のお話を聞いていまして、私も認識としてはそんなに違わないなというふうに正直言って思いました。  それで、新エネルギーというのはこれから、ある面におきましては今開発段階でありますから、それなりに相当政策的な支えというものをしていかないと、これは実際的には余り進...全文を見る
○足立良平君 ちょっと私ぼけたのかしらないんですが、今電力会社の方にもコミットして考えていかなきゃいけないというふうにおっしゃったと思うんですが、どういうふうに理解をすればいいんでしょうか、今の大臣の答弁を。
○足立良平君 これは、電力会社が買うというのか、ある面においては配電会社が買うという形になるんでしょうけれども、結局問題は、先ほどちょっと言いましたようにいわゆる相当コストアップにそのことがつながってくるという問題が私はあると思います。  ですから、今大臣の方からちょっと話があ...全文を見る
○足立良平君 鋭意努力する。今私はもうそれ以上何も言いません、それでは。  それじゃもう一つ。その長期計画の中で、新エネは今お聞きをいたしました。原子力の問題についての位置づけをお聞きしておきたいというふうに思います。  これはもう言うまでもないんですが、世界的にはドイツの今...全文を見る
○足立良平君 ちょっとこれは事務的な問題かもしれませんから、政府参考人、言っておりませんでしたけれども、もし大臣なり政務次官でちょっと何でしたら政府参考人の答弁もひとつお願いしていいと思います。  というのは、今もちょっと大臣もお話しありましたけれども、アメリカというのは原子力...全文を見る
○足立良平君 多分私もそんなところなのではないかと思うんです。  これは、直接的にはこの議員立法の法案とストレートに結びつかないかもしれないんですが、私はこの点をきちんとこれからのなにとして認識をしておく必要があるのではないかというふうに実は思っているんです。  これは例えば...全文を見る
○足立良平君 ちょっと、もう少し議論を深めたいんですが、何か大臣が次のなにでどうしてもということのようですから、これ一番おもしろい話なんですが、ちょっと横に置きたいと思う。また総括政務次官もおいでになることですから、ひとつ十分議論をしたいと思います。  それで、大臣に一点だけ考...全文を見る
○足立良平君 通産大臣、退席していただいて結構です。  科技庁、来ていただいていますか。  この新原子力利用長期計画について一応変更のなにがちょっと出たと思うんですが、今回の長期計画は前回と比べてどこが変わっているのか、御説明を願いたいと思います。
○足立良平君 それで、今もちょっと説明いただきました、確かに従来の長計を議論する対象の透明性が明らかになるとか、あるいはまたそれぞれ原子力に対しても批判的に考えているような人たちとかいろんな人も含めて議論をするというのは、そういう面では大変きちんとした対応だったというふうに私は評...全文を見る
○足立良平君 そこで、政府として誘導という今言葉がございまして、この誘導というのは一体具体的にどういうものなのかという問題がこれから出てくるのかもしれません。  ただ、きのうもこれは日経新聞の夕刊でしたかね、見ていまして、アメリカのエンロンという会社が青森にLNG火力で二百万キ...全文を見る
○足立良平君 ちょっと議論を戻したいと思うんですが、COP3の京都会議が終わった後で、長期計画のいわゆる六%の温暖化ガス削減というときに、原子力が当時あれは何ぼでしたか、十六基から二十基ですかね、を新設して、そして温暖化ガスというものをこれでどんと落としていきます、落としてという...全文を見る
○足立良平君 積極的に進めていくというのは、それはそういうことでしょう。問題は、積極的に進めていくと言うけれども、一体それは本当に可能なんですかということが私がお聞きしている焦点なんです。  ですから、今私の表現がちょっと、語彙が貧しいものですから十分伝わっていないのかもしれな...全文を見る
○足立良平君 提案者には大変長い間お待たせいたしました。これは通産次官と両方、ちょっとお聞きをしたいと思うんです。  今までずっと議論の中で、結局、原子力発電の立地が進まない理由はどこにあるというふうに考えておられるのか。これは通産政務次官とそれから提案者の方、ちょっとお聞きを...全文を見る
○足立良平君 この十三基の見通しがある程度は立っておるとか、あるいはまた四基は今一応工事中であるとか、これを進めるに当たっては実は大変な苦労というか、これはもうこの場所で口に出すことのできないようないろんな問題を解決し乗り越えてきているという問題が私は現実にあると思います。ですか...全文を見る
○足立良平君 考えてみましたら、私もこの提案者の方の説明を全部、民主党の場合には二回議論をしたと思います、国会に出る前でしょうか。私も二回ともそれに出席してお話も聞いておりました。だから、そこからしてもつい最近なんですよ。それまでは私の方はそれを承知していないわけですね。しかも、...全文を見る
○足立良平君 両方の意味を織り込んでいるということであるなら、この法案というものがこのままの形ですと、私は実はきのうこの質問をすることになりましたから一生懸命読んだ。一生懸命このように読んでみて、そしてその中で私はどうもよくわからないのは、やっぱり今申したように、これは立地地域の...全文を見る
○足立良平君 その趣旨であるという今の答弁というものを私は重く受けとめたいと思います。その上でまた、我々として改めて対応を一応提起していきたいというふうに思います。  これはあえて申し上げておきたいと思いますのは、この法案の目的、第一条を見ましても、原子力が重要な位置にあるとい...全文を見る
○足立良平君 終わります。     ─────────────