阿南一成

あなんいっせい



当選回数回

阿南一成の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  今国会の冒頭に当たりまして、私はまず、中曽根大臣が戦後の日本の教育についてどのように考えておられるか、その基本的なお考えをお伺いし、またあわせて私の考えもお示しをしながら、現在国民の大きな関心事となっておりますこれからの日本の教...全文を見る
○阿南一成君 大変丁寧に御答弁いただいてありがとうございました。  本日は、教育基本法の問題はこの程度でおかせていただきますが、今日的に極めて重要な問題でありますので、今後とも引き続き当委員会で議論を重ねていきたいというふうに考えております。  次に、教育への取り組みの姿勢の...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、昨年のケルン・サミットにおきまして教育が初めて主要議題として取り上げられました。いわゆるケルン憲章が採択をされたところであります。今や教育は先進国共通の政策課題となってきておるわけであります。  小渕総理は、本年の九州・沖縄サミ...全文を見る
○阿南一成君 次に、教育改革国民会議についてお伺いをしておきたいと思います。  大臣所信の冒頭に、教育立国の政策を推進するため、国民的な議論を盛り上げ、国民の声を反映させる教育改革国民会議を発足させることを明らかにしておられます。家庭、地域、学校における具体的な行動を起こすこと...全文を見る
○阿南一成君 次に移ります。  大臣所信の中でも明らかなように、最近、社会一般のモラルの低下は目に余るものがあります。これを反映して、学校現場においても不登校が多発しているのを初め、学級崩壊、対教師暴力、いじめ、自殺、薬など、教育の現場は悪化の一途をたどっておるのが現状でありま...全文を見る
○阿南一成君 コンピューター教育の質問通告をしておりましたが、時間調整の意味もあり、大変大きな問題でありますので、また別の機会に譲りたいと思います。  次に、若干重たい質問に移りたいと思います。  昨年の通常国会において国会法が改正をされ、衆参両院に憲法調査会が設置されました...全文を見る
○阿南一成君 質問通告をしておりましたロケットの打ち上げ失敗につきましては、科技庁が十分に対策も練られ、反省もしておられるということをよく理解いたしました。したがいまして、この席では問いません。  次に、科学技術創造立国と言われて久しいわけでありますが、技術あるいは国際協力で高...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  私は、この国会に入って最初に疑問に感じて、今疑問が若干解消したのでありますが、いろいろと原子力の事故が起こったときに、衆議院では科学技術委員会が担当しておるんだけれども、我が参議院では経済・産業委員会だということで、じゃ文教・科学委員会...全文を見る
○阿南一成君 終わります。
03月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  きょうは非常に時間が短いので、イントロを省略いたしまして早速入りたいと思いますが、今回の障害者のための改正事項、いずれもインターネットなどの技術の発達に伴ってクローズアップされてきた問題であると思います。インターネットなどの発達...全文を見る
○阿南一成君 次に、教育の情報化と著作権のかかわりについてお伺いをいたします。  平成十年十二月に政府は、省庁の枠を越えて問題に対する対応措置をするということで、内閣総理大臣直轄の省庁連携タスクフォースを設置いたしました。その中で教育の情報化プロジェクトの推進を図っておるところ...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  このコンピューターの教育については、ちょっときょうの質問通告はしておりませんが、私が考えておりますのは、経済的に豊かな子供と、それから家庭にコンピューターをお買いになれないという子供さんとあろうかと思うんです。この辺については文部省とし...全文を見る
○阿南一成君 一応納得はしておきますけれども、通産省所管の同じ法律において、五年以下の懲役、こうなっています。  それからもう一点申し上げますと、この著作権の問題というのは、罰金なり刑罰が安ければよかろう、やってみようという手合いもあるわけでありまして、著作者を保護するという著...全文を見る
○阿南一成君 若干の意見もありますが、けさの理事会において持ち時間の間で質問者と答弁者が終われという強い達しがあり、橋本理事からも強いお達しもございました。また、本日は特に次の質問者が我が自民党ではなくて野党の江本先生だということで、野党の先生のところに食い込んではさらにいけない...全文を見る
04月19日第147回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○阿南一成君 御指名をいただき、発言の機会を得ましたことにまずもって感謝を申し上げます。  私は、憲法上余り明確でない国の非常事態、それから緊急事態への対応について若干意見を申し上げたいと思います。  ここでいう非常事態、緊急事態につきまして、私は、現在の国際社会の中にあって...全文を見る
○阿南一成君 はい。  第一点は、戦後憲法の最大の問題点を私は、国家と国民とをまるで対立しているかのごとく扱い、国家を考えることがあたかも悪であるかのごとく国民意識に刷り込んできたことへの疑問であります。愛国心の欠落した国際主義が、アメリカのヘゲモニーにひたすらすり寄る以外に何...全文を見る
○阿南一成君 米国を脅かすことのないようにで始まる一九四五年八月二十二日の敗北後における米国の初期の対日方針及び最高司令官ダグラス・マッカーサーの指示した新憲法草案を初めとする日本統治に残した影を見るのは私だけではないと思います。
○阿南一成君 はい。  平和ぼけ、経済アニマルと国際社会でさげすまれておる今日、人類社会が依然として野蛮なしには一日たりとも成り立たない、そして、そのリアリズムを理解し得なかったのは戦後日本人の精神が幼稚だったからとする西部教授の論点にはしっかりと耳を傾けていきたいと思います。...全文を見る
○阿南一成君 私は、憲法と教育基本法を連動させた視点でこれからの憲法調査会での憲法問題を考えていくべきであると考えております。  終わります。
05月10日第147回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  本日、私の持ち時間は十五分とのことでありますので、早速地方分権推進法の一部改正案について質疑をさせていただきます。  我が国における明治維新、それから戦後改革に次ぐ第三の改革としての地方分権が、平成五年六月の両院における決議に...全文を見る
05月15日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  まず初めに、昨年来の補助金をめぐる農水省の接待汚職事件について玉沢農水大臣にお伺いいたします。  農水省では、構造改善局職員と業者等との間の癒着疑惑を報道された時点で速やかに徹底した内部調査を行い、昨年十二月末、十八人の処分を...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、日本中央競馬会についてお尋ねをいたします。  まず、日本中央競馬会の売上金についてでありますが、毎年その売り上げが落ちてきており、ここ三年間でも、平成九年度約四兆円、平成十年度三兆八千億円、十一年度三兆六千億円と毎年二千億円から...全文を見る
○阿南一成君 ただいま理事長からもお話がありました。  続いて場外馬券発売所、いわゆるウインズの問題について若干お尋ねしてみたいと思います。  マスコミ報道によりますと、この五月二十日に鳥取県米子市にも新しく場外馬券発売所をオープンするとのことであります。場外馬券発売所は中央...全文を見る
○阿南一成君 ところで、日本中央競馬会は平成十一年度決算ベースで約三兆六千億円の売り上げがあったと承知をいたしております。この売り上げの一〇%、約三千六百億円が国庫に納付される仕組みとなっております。このうち、その四分の三が畜産振興のために、四分の一が社会福祉のために使われると承...全文を見る
○阿南一成君 日本中央競馬会は先ほどの国庫納付金とは別に純利益の二分の一をさらに第二国庫納付金として国庫に納付し、残りの一部を特別振興資金として使うことができる仕組みとなっておると承知をいたしております。  そこで、この特別振興資金の使われ方についてもお尋ねをしてみたいと思いま...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、マスコミで農水省構造改善局を中心とした技官と事務官との権限をめぐる熾烈な戦いがあるかのごとく取り上げられております北海道農政部次長の職にあった農水省キャリア官僚の汚職事件に関しまして、いま少しく詳しくお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○阿南一成君 ところで、日本中央競馬会の売上金のうち一五%が中央競馬会の業務費用として分配されることになっています。この業務費用は平成十一年度の決算ベースで約五千二百億円。  そこで、この業務費用の使い方についてお尋ねをいたしたいと思います。  日本中央競馬会の一〇〇%子会社...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、中央競馬会の関連団体、関連会社がコングロマリット化し利益移転、利益隠しを行っているのではないかとの風評があります。競馬関係者の福祉部門を担当する財団法人として日本中央競馬弘済会があり、名誉会長には歴代の日本中央競馬会理事長、つまり...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  ところで、本日は余り時間もなく、私もにわか勉強でありましたので御答弁をいただいた方々には大変御苦労をかけたのではないかと心配しております。  日本中央競馬会、非常に大きな組織で関連団体、関連会社も三十を超えております。引き続いて私もさ...全文を見る
○阿南一成君 次に、石油公団関係の質問に移らせていただきます。  まず初めに、アラビア石油の問題についてお尋ねをいたします。  アラビア石油は、昭和三十六年以来、サウジアラビアとクウェートの中立地帯で石油の生産を行い、それを我が国に供給してきました。この権益の期限が到来するこ...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  エネ庁長官、もう一問質問したいので、時間の配分がありますのでしばらくお待ちください。  緑資源公団関係についてお伺いいたします。  平成十一年十月に緑資源公団が発足しておりますが、緑資源公団の前身である森林開発公団及び農用地整備公団...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  もう一度エネ庁、石油公団の問題についてはこれまでもたびたび国会でも取り上げられ、堀内元大臣が問題を提起されました。そしてさらに、与謝野前大臣の指示により外部の中立的専門家から成る委員会を設けて徹底した検討を行い、現在はこの検討結果に基づ...全文を見る
○阿南一成君 農林中央金庫、農林漁業金融公庫、その他質問通告を幾つかしておりましたけれども、次の先生の時間に食い込んでもいけませんので、これで質問を終わらせていただきます。
05月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  本日は、先ほど前の質問者も触れられましたが、名古屋市における、少年たちの陰湿ないじめを伴う中学生五千万円恐喝事件、それから、愛知県豊川市における、高校生による人を殺す体験をしてみたかったというたわ言のもとに敢行された主婦殺人事件...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  終わります。
10月10日第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  今回の参議院議員の選挙制度の改正につきましては、非拘束名簿式比例代表という従来からの比例代表選挙とは異なり、個人の顔、名前が見える選挙制度になるということであり、選挙を実際に行う者にとっては大変やりがいのある制度であろうと思うの...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、参議院名簿登載者に認められる選挙運動の量ということでありますが、範囲はどのような基準で決定をされたのかについてお伺いしておきたいと思います。  全国区制時代の当初は、選挙運動期間は二十三日間でありました。昭和五十八年にはこれが十...全文を見る
○阿南一成君 次に、参議院の名簿登載者に今回から認められることになった選挙運動、ダブるようでありますが、実際に戦う我々といたしましてはこの辺が非常に重要であります。どういう種類の運動が認められることになるのか。  さらに、全国区制の時代にはお金がかかり過ぎる、肉体的に過酷な行動...全文を見る
○阿南一成君 選挙運動の方法は多様であることはよくわかりました。  比例代表のように全国という、選挙区も広大であるために多くの経費を要するということになるのでありますが、しかし、経費には一定の制限を設けなければ、選挙そのものが候補者の人物、識見、政策等を争うことよりも候補者の資...全文を見る
○阿南一成君 従来までの拘束名簿式比例代表の選挙では、いわゆる連座制の適用がありませんでした。それは、選挙運動は政党が行うものであったということで連座制の適用がなかったのであろうと理解をいたしております。  しかし、今回の改正では、以前の政党色が幾分弱まったとはいえ、個人が得票...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  参議院名簿登載者に連座制を適用するに際して、その連座制の対象となる選挙犯罪は候補者のために行う選挙運動において行われた行為に限定をされておるようでありますが、その理由をお聞かせいただきたいと思います。  また、その場合に、選挙運動員の...全文を見る
○阿南一成君 議員立法でありますので、大変細かい質問を議員先生方にして申しわけないと思うのでありますが、比例区で戦う我々としてはどうしても押さえておきたいことが数々ありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、連座制の適用についてさらに技術的な質問でありますので、...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、参議院名簿登載者に認められる選挙運動のうち、候補者自身が負担しなくていい、いわゆる公営とされるものについて若干お伺いしておきたいと思います。  選挙に巨額な費用がかかり、それが選挙の腐敗の大きな原因になると言われております。公職...全文を見る
○阿南一成君 今のお答えを聞いておりますと、ビラの配布に要する人件費、ポスターを張るための人件費等々については公費負担でないというふうに理解をしてよろしいのではないかと思います。でき得るならばその辺も考えてほしいという気はありますが、これはこれで次に移ります。  そして、この選...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  公営選挙の対象に認められれば一定の選挙費用について公費で面倒を見てもらえることになるわけでありますが、その条件が当選人の二倍までの名簿登載者までという条件であるとお伺いしました。  そうであるとすれば、名簿届け出政党等の間の比較をいた...全文を見る
○阿南一成君 次に、選挙用ポスターについて若干お伺いをしておきたいと思います。  参議院名簿登載者は、候補者個人の選挙運動としてはポスター、ビラ、はがきなどが認められることになりました。全国の有権者に自分の名前を書いてもらうためには有権者に名前が浸透しなければなりません。そのた...全文を見る
○阿南一成君 お金のかからない選挙というのは国費もかからないということをよく理解いたしました。ただ、戦う者といたしましては、公営の部分はできれば多い方がありがたいというのもまた我々の率直な意見であることを申し添えておきたいと思います。  次に、以前の比例代表選挙と変わりまして、...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  今日、国民の多くがパソコンを持ち、インターネットを利用して情報を収集いたしております。これからは、政党や政治家にとってもますますインターネットを使った情報のやりとりが重要になってくるのではないかと思うのであります。選挙においても、インタ...全文を見る
○阿南一成君 次に、供託金の没収についてお伺いをいたしたいと思います。  新聞報道では、今回の改正によれば各名簿届け出政党等はできるだけ多くの名簿登載者を立てるのが当選人をたくさん得られる方法だということであろうかと思います。ただ、名簿登載者の数には上限があり、比例代表選出議員...全文を見る
○阿南一成君 選挙運動に関する質問でございますので、やや当該者として細かい質問をさせていただきましたが、大変よく理解をいたしました。  これで私の質問を終わり、木村議員に引き継ぎます。
11月02日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第2号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  きょうは、大島大臣御出席のもとに、かねがね私が文教・科学行政について考えておりますことを中心に、親しく大臣の御所見をお伺いすることができることを大変うれしく思っております。よろしくお願いをいたします。  まず最初にお伺いしたい...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、マスコミの報道によりますと、平成十四年から使用される中学校の歴史教科書の検定につきまして、文部大臣の諮問機関であります教科用図書検定調査審議会の元外交官の委員が他の審議会委員に対し、特定の教科書を不合格とするよう工作したという大変...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、教科書問題のもう一つの懸案であります教科書採択制度についてお伺いをしておきたいと思います。  公立の小中学校において使用される教科書の採択については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第二十三条において教科書採択にかかわる...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、現在行われている教育改革のキャッチフレーズでもありますゆとり教育について、ちょっと御見解を賜りたいと思うのであります。  新学習指導要領が平成十四年度から完全実施をされることにより、教育内容の三割が削減をされることとなっています...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、昨年の三月九日の本委員会におきまして、私のふるさと、大分県竹田市の駅でも流されております、そしてこれまで共通教材として必修とされてきました「荒城の月」、さらに「赤とんぼ」など日本の名曲が新学習指導要領には記載されなくなったことから...全文を見る
○阿南一成君 いろいろ言いたいこともありますが、この際、先に進みたいと思います。  次に、教育改革国民会議より出された中間報告についてお尋ねをしておきたいと思います。  教育改革国民会議の中間報告では「効果的な授業や学級運営ができないという評価が繰り返しあっても改善されないと...全文を見る
○阿南一成君 これまで政治は教育に直接介入せず外的条件整備に徹するべきであるということが言われて久しいわけであります。例えば、教科書問題についても、あるいは道徳をどう教えるかなどの問題につきましても、学習指導要領の作成に当たっても、政治家は直接的には意見を述べることを控えてきたと...全文を見る
○阿南一成君 大変ありがとうございました。  なお、質問通告いたしました二番、三番、七番、十番、十二番については時間の調整で、せっかく準備をしていただきましたが、割愛をさせていただきます。  これで私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
11月07日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  当委員会における大島大臣の所信あいさつに対しまして、前回の質問に引き続き、本日も自由民主党を代表して私が質問をさせていただきます。  本日、審議に係ります著作権等管理事業法案はその内容がすぐれて技術的なものを多く含んでおります...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  現行のいわゆる仲介業務法のもとで許可を受けている著作権管理事業者はすべて非営利法人として業務を行っていると承知をいたしております。しかしながら、この法案によりますと、著作権等管理事業者の中に営利法人の参入が認められることになっております...全文を見る
○阿南一成君 大変御丁寧に御答弁をいただき、ありがとうございました。  なお、私は三十五分の持ち時間でありますので、以後、行政の側の御答弁はできますれば簡明にお願いいただければと思います。  近年、アジア地域では音楽や映画を中心に我が国の著作物が広く受け入れられております。し...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、本年一月に公表されました著作権審議会権利の集中管理小委員会の報告では、円滑な使用料秩序を形成する上で著作権管理団体と利用者団体等の協議は有効かつ不可欠なものである点を考慮して、立法化の段階では、このような協議を含め、著作権管理団体...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  本法案によりますと、文化庁長官は、一つの利用区分のうちで徴収をする使用料の額が相当の割合を占める事業者を指定著作権等管理事業者として指定することができることになっております。この指定著作権等管理事業者は、利用区分ごとに利用者の利益を代表...全文を見る
○阿南一成君 よくわかりました。  次に、利用者という立場からこの法案の内容について考えてみたいと思います。  利用者としては、指定著作権等管理事業者でない著作権等管理事業者との間の使用料規程の内容がいかに不当なものであっても、本法案においては協議及び裁定制度を求めることはで...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、本法案の施行日でありますが、その附則において平成十三年十月一日とされております。そういたしますと、現在は平成十二年の十一月でありまするので、施行日までに既に一年を切っているということに相なろうかと思うところであります。  本法案...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  大臣及び行政の皆様方の御協力によりまして若干時間が余っておりますので、質問通告はしておりませんが、答えられるだろうと思いますので、若干の質問をさせていただきます。  まず一つは、先ほど総理府の坂東さんから御答弁を賜ったところであります...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  IT革命の波が進展していく中にあって、大島大臣も指摘しておりましたとおりでありますが、本法案もその見直し規定をこの附則第七条でセットをしてあるようであります。したがいまして、文化庁においてはしっかりと実態をフォローしていただいて対応して...全文を見る
11月09日第150回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  今回の法律改正に至る経緯を振り返ってみますと、続発した警察の不祥事などから警察刷新会議が発足をし、そのメンバーの御努力によって緊急提言がまとめられたことがその下敷きになっているものと考えられるところであります。そうして、この提言...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、公安委員会の機能を強化し、その活性化を図るということは今回の改正の大きな課題であろうかと思います。そこで、公安委員会の権限、特に警察を管理するという問題をどう解釈するのか。さらに、公安委員会の機能を強化するための事務局体制をどのよ...全文を見る
○阿南一成君 次に、一連の不祥事の苦い経験、教訓から、警察の監察制度とその運用のあり方について警察刷新会議の中でも最も多くの時間をかけて議論がなされたと承知をいたしております。しかし、結論的には警察が外部の人々による監察を受け入れず、法案にも盛り込まれなかったのでありますが、その...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、今回の改正によりまして、公安委員会の管理機能の充実等に資するための措置に関する規定の新設がなされております。例えば、公安委員会が監察について必要があると認めるときは警察に対する指示を具体的または個別的な事項にわたってすることができ...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、国の公安に係る事案についての警察運営に関する規定の整備についてお伺いをしておきたいと思います。  国家公安委員会の管理する事務の中で、国際関係に重大な影響を与え、かつ国の重大な利益を著しく害するおそれのある、例えば航空機の乗っ取...全文を見る
○阿南一成君 次に、今回のその他の改正の中で、国家公安委員会の管理する事務として政策評価に関することを加えることとしておりますが、この目的は何なのかを確認しておきたいと思います。  確かにこれだけ国家財政が逼迫をしてきますと国民の生命、身体を守ることを使命とする警察関係において...全文を見る
○阿南一成君 次に、困り事相談窓口の創設についてお伺いをしておきたいと思います。  市民からの困り事相談の中には、本当に警察がやるべき仕事でないものまでそれこそ千差万別であろうかと思うのであります。しかしながら、これまでの一連の警察の不祥事を見ますと、本来の警察の仕事でありなが...全文を見る
○阿南一成君 次に、苦情申し立て制度の創設についてお伺いをしておきたいと思います。  これまでの一連の警察における不祥事を見ますと、どうも内部で隠ぺいをしてしまう、あるいは外部からの声に耳を傾けない傾向があるなどの欠陥が指摘をされ、そのために、公安委員会を活性化するとともに外部...全文を見る
○阿南一成君 よくわかりました。  次に、警察署協議会についてお尋ねをしておきたいと思います。  今回の改正により、全国各地の警察署に、例外を除いて、これは恐らく小さい署だと思いますが、協議会を設置するということになっております。まず、この制度の手本となったイギリスにおける協...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、今回の警察法の改正の目的は、一連の続発する警察不祥事にストップをかけるだけでなく、最近の我が国における犯罪発生状況により的確に対応できる組織を構築することも大きな目的であると思うのであります。そうして、今国民がまさに求めております...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。力強い決断を伺いまして、私も勇気百倍です。  なお、一言だけ申し上げますと、国家警察と都道府県警察の関係でありますが、これは警察法を改正するならば可能であると私は見ております。アメリカにおけるFBI制度、これはまさに州を横断した組織でもあり...全文を見る
11月20日第150回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  今国会は、開会当初から与野党の厳しい対決の中にありまして、一カ月ほど開店休業の状態でありました。また、本日現在、極めて政治情勢は先行き不透明な状況でありますが、本日、当行政監視委員会が開会できましたことは大変よいことであったとい...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  我が国の苦しい財政事情のもとで、効果的、効率的な予算の執行がますます求められるときであります。その実現のために、会計検査院の役割に対する期待はますます高まっておると思う次第であります。  国会法百五条と同時に改正をされました会計検査院...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、外務省にお聞きをいたします。  検査報告では、被援助国の実情に即した国別援助計画の作成、事業の重点化と事業間の連携、評価制度の充実、ODAの不正防止、重債務貧困国に対する債務救済の各項目についてそれぞれの問題点を指摘しております...全文を見る
○阿南一成君 今回、当委員会は会計検査になじむ五項目について検査要請を行ったところでありますが、昨年の決議にはそれ以外に、情報公開・広報の積極的な推進、NGOとの一層の連携、環境問題への取り組みの強化、被援助国の人材育成に関する援助の拡充、そして開発援助の専門家の確保の五項目もあ...全文を見る
○阿南一成君 次に、報告書の中でマスコミに一斉に取り上げられました重債務貧困国に対する債務救済についてお伺いをいたします。  アフリカ諸国を中心とする重債務貧困国の問題は、人道的にも、国際社会の安定の確保の観点からも看過できない重要な問題となっております。現在、我が国は、九九年...全文を見る
○阿南一成君 よくわかりました。  私は、かねがねこの債務救済措置はモラルハザードを引き起こす可能性があるのではないかと疑念を持っておったわけでありますが、そのことは決議の中にも触れられております。  再三の督促にもかかわらず一回も報告書を提出したことがない国には、まさに債務...全文を見る
○阿南一成君 時間ですので、質問を終わります。