阿南一成

あなんいっせい



当選回数回

阿南一成の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第159回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  本日のテーマであります「憲法と国際平和活動、国際協力」について、参考人の諸先生方から極めて貴重かつ示唆に富む御意見を伺いました。本日の参考人の諸先生方のお話をお伺いしながら、憲法を二十一世紀にふさわしいものにしていく上で考えなけ...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。  参考人の皆様には、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、感謝を申し上げる次第であります。  日本から発信されるコンテンツは、アニメーションなどを始めとして、文化発信として重要であるとともに、これから我が国の経済を支え、重要な...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  続きまして、書籍等への貸与権についてお伺いをいたしたいと思います。  書籍等については、暫定措置として、今日まで貸与権の規定が適用除外とされておったわけであります。しかし、ここ数年、書籍等のレンタル事業が盛んになりまして、権利者の経済...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  最後になりますが、再度音楽CDの還流防止措置に関しまして、再販制度との関係についてお伺いをいたしておきたいと思います。  音楽CDの還流防止措置は権利者を再販制度と併せて二重に保護することになるのではないかとの指摘があります。私は、再...全文を見る
○阿南一成君 本日は、参考人の皆様には、大変お忙しい中を貴重な御意見を本当にありがとうございました。  これで私の質問を終わります。
04月20日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○阿南一成君 おはようございます。自由民主党の阿南一成であります。  著作権を始めとする知的財産は、二十一世紀の我が国をこれから支えていく非常に大きな柱の一つとして位置付けられるものであろうというふうに私は考えております。そこで、政府におきましても、知的財産立国の実現に向けて知...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、知的財産である著作権の保護と活用の釣合いを取りながら知的財産立国を実現できるかどうかということは、著作物を生み出す側と、それから著作物を利用する側の双方がそれなりに納得できるルール作りにかかわっていくということが私は重要であろうか...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  続きまして、音楽レコードの還流防止措置の導入についてお伺いをいたします。  この点については私の事務所にも幾つかのファクスが来ております。還流防止措置導入の契機は、アジア諸国で日本の音楽CDのニーズが高まっておる、その中でこれらの国と...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、独占禁止法と還流防止措置との関係についてお伺いをしておきたいと思います。  昨年の十二月、公正取引委員会から著作権分科会に対しまして還流防止措置の創設に関する四つの問題点が書面により指摘をされております。その中には、正規のライセ...全文を見る
○阿南一成君 音楽CDについては、独占禁止法の例外として小売店の再販売価格を拘束をする契約を認めます、いわゆる再販制度が設けられております。  私は、いわゆる再販制度は、著作物を全国どこにいても同じ価格で入手をできるようにすることにより文化水準を一定に維持することができるという...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  私は、還流防止措置につきましては、日本の音楽文化の海外普及を促進するという観点、それから国際的にも先進国の多くの国が同様の制度を設けているという状況からすれば、理解のできるところであります。  しかし、消費者からは、海外で購入した音楽...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  続きまして、改正案の柱の一つであります書籍、雑誌の貸与権についてお伺いをいたしておきたいと思います。  江戸時代にさかのぼるとされます貸本業は、書籍の価格が高価であった時代、我が国の出版文化を広める上で大きな役割を担ってきたものであり...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  今日においては、昔ながらのこの貸本業者を町中で見る機会はほとんどありません。その大半は、古本の販売のみを行っておるということであろうかと思います。営業規模の小さい旧来の貸本業には、販売に与える影響が少ないため、作家等の著作権者が貸与権を...全文を見る
○阿南一成君 レンタルブック店と、それから旧来の貸本業、これとの区別について御説明がなかったと思うんですが。
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、書籍等の貸与にかかわる集中管理業務、集中管理システムについてお伺いをいたします。  漫画家や小説家など著作者の権利を適切に保護するためには書籍等にも貸与権を認めることが必要であるということがよく理解ができました。一方で、消費者の...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  今回の措置は、主に有料で書籍等のレンタルが行われることによって漫画家や小説家などの権利者の経済的利益に大きな影響を与える事態が生じていることから設けられるものと理解をしております。  公共図書館や大学図書館が書籍等を住民や学生の方など...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございます。  大体理解をできましたが、さらに一点、書籍等への貸与権の付与が私設図書館などに与える影響についてお伺いをしておきたいと思います。  これまでは、あらゆる書籍、雑誌には貸与権が働かなかったということでありましたが、暫定措置の廃止によりまして...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  続きまして、改正案の最後の柱であります罰則の強化についてお伺いをいたしておきたいと思います。  近年、パソコンやインターネットなどの爆発的な普及によりまして、著作物を創作したり活用しやすくなってきつつある反面、著作権侵害の可能性も格段...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  書籍等の貸与権、還流防止措置の導入など、今回の法改正は、ややもすれば権利者の立場に軸足を置いたものと感じる向きもあろうかと存じます。  国際化、情報化の進展など著作物をめぐる社会環境が大きく変わっていく中では、法制度も不断の見直しが必...全文を見る
○阿南一成君 終わります。
05月20日第159回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
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○阿南一成君 おはようございます。自由民主党の阿南一成であります。  私は、まず最初に、我が国の今後の文化財の保護政策についてお伺いをしておきたいと思います。  文化財は、我が国の歴史において、人間の生活の中で生み出されたものであり、非常に貴重な財産というふうに思うわけであり...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  次に、文化的景観の保護に至る経過及び史跡等との関係についてお尋ねをしておきたいと思います。  まず、文化的景観の保護でありますが、今回の法改正は、文化的景観を新たに文化財としての保護対象に加えようとするものであります。昭和五十年に伝統...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  この法案においては、同じく今国会に提出されております景観法に基づきまして、市町村等が指定する景観地区や景観計画区域の中にあるこの文化的景観のうち、市町村等の申出に基づいて特に重要なものを文部科学大臣が重要文化的景観として選定するという仕...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  文化的景観は、長い間、人と自然との有機的な連携がなされてきたあかしとしてとらえられるものであろうと思います。それゆえ、人々が生活の中で常にかかわりを持ち、また使ってこそその文化的景観が意味があるのではないかと思うのであります。文化的景観...全文を見る
○阿南一成君 次に、民俗技術の保護についてお伺いをしておきたいと思います。  近年、我が国の社会経済情勢や国民の生活様式は大きく変化をいたしております。長年、地域における人々の生活を支えてきた様々な技術が徐々に消滅しつつあるのが現状であります。今回の法改正により、全国各地の希少...全文を見る
○阿南一成君 今回、新たに保護の対象となる民俗技術の範囲に郷土食の調理技術が含まれております。  私も、かつて滋賀県の警察本部長として滋賀に赴任をいたしたときに、生まれて初めてお酒のおつまみに出会い、最初はその味にびっくりをいたしたのでありますが、慣れてまいりますと奥の深い味わ...全文を見る
○阿南一成君 民俗技術は古くから地域の人々の生活の中に深く溶け込んでいるものであります。その保存については既に各自治体によって独自に取組が進められているケースも少なくないと思うのであります。今回の法改正により民俗技術をきちんと保護していくための体制が整備されることは、私はもちろん...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  続きまして、文化財登録制度の拡充についてお伺いをしておきたいと思います。  平成八年に文化財保護法が改正をされました。国による指定に比べて規制の緩やかな文化財の登録制度が設けられました。これは、規制を緩めることでより多くの文化財を保護...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  最近、薄型テレビあるいはハードディスクDVDレコーダー、それからデジタルカメラ、これが新三種の神器と言われておるそうでありますが、昭和三十年代の三種の神器の一つとして白黒テレビが今回の法改正により新たに登録文化財の対象に含められることに...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  これまで、登録文化財に対して国や地方公共団体による文化財指定がなされた場合、当該文化財に対する登録は抹消をされるということになっておったと思うんでありますが、本法律案では、特別の事情があると認められた場合には地方公共団体による文化財指定...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  現在、建造物の登録につきましては、原則として建設後五十年を経過していること、当該建造物を再現することが容易でないことなどの基準が示されております。しかし、建造物と異なり、美術工芸品や生活用具などは作成された時期が必ずしも明らかにならない...全文を見る
○阿南一成君 ありがとうございました。  今回の措置によって新たに文化財の保護対象が私は大幅に増加すると想像をしております。文化庁におかれましては、文化財の調査や保存、修理などのために従来から補助事業等の措置を順次実施されてきていることを承知をいたしております。さらにまた、平成...全文を見る
○阿南一成君 概算要求も近づいております。しっかり頑張っていただきたいと思います。  終わります。