木戸口英司

きどぐちえいじ

選挙区(岩手県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

木戸口英司の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月20日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司でございます。  科学技術イノベーションに関し、国際リニアコライダー、ILCについて御質問をさせていただきます。  ILCとは、地下約百メートル、全長三十一から五十キロメートルの地下トンネルに建設される大規模研究施設で...全文を見る
○木戸口英司君 それでは、少し具体的にお聞きします。  我が国では、文部科学省の有識者会議において、素粒子原子核物理作業部会、技術設計報告書(TDR)検証作業部会、また人材の確保・育成方策検証作業部会などが設置されまして、それぞれ検討報告書がまとめられております。その報告書を受...全文を見る
○木戸口英司君 先ほど大臣からも事業費のお話が触れられました。確かに一兆九百十二億円とも言われております。建設期間が十年でありますので、この十年で一兆ということだと理解しております。また、年間運転経費四百九十一億円という算定も出ております。  先ほど来お話ありますとおり、この費...全文を見る
○木戸口英司君 今触れられました国際協力について何点かお伺いいたします。  報告書によると、ILCは、先ほど来触れられておりますとおり、大規模な国際共同研究計画であり、国際的な協力により実施することが必要不可欠であるとされております。ILC建設に向けての日米協力、日欧協力、ヨー...全文を見る
○木戸口英司君 ありがとうございます。  先ほど来、費用の問題が出ておりますが、やはりこの経済効果ということも大きくあるわけでありまして、その点について質問したいと思います。  ILC計画に関する技術的・経済的波及効果及び世界各国における素粒子・原子核物理学分野における技術面...全文を見る
○木戸口英司君 やはり人材の育成、あるいは研究者が日本に集まっていただくこと、それはやはり突然、建設が決まってすぐできることではありません。やはり段階に応じていろんな発信をしていくことということは、そういう意味においても国際的に今注目されているところでありますので、そのことには是...全文を見る
○木戸口英司君 ありがとうございます。  そういった効果も踏まえて、文科大臣として誘致に向けて是非決意を伺えればと思いますが、いかがでしょうか。
○木戸口英司君 それでは、次の質問に入らせていただきます。  国立大学法人等の第三期中期目標・中期計画及び運営費交付金について何点かお尋ねいたします。  平成十六年度の国立大学の法人化以降、国立大学法人ごとに六年間の中期目標、中期計画を策定することが義務付けられております。平...全文を見る
○木戸口英司君 そういう趣旨はよく分かりました。  その中で、国立大学の類型化、三つに分けるというその類型、その類型に基づく運営費交付金の配分、これ大学間の格差、序列化が拡大あるいは固定化するのではないかとの危機感が特に地方国立大学においてより強いのではないかと思いますが、その...全文を見る
○木戸口英司君 今、人口減少対策、地方経済の再生に取り組む地方にあって、地元の地方国立大学に対する地域貢献への期待はますます大きいと言えます。松野文部科学大臣も先日の所信の中で、地方創生に向け、地方大学等の活性化などの取組を進めますと述べられています。  そこで、まず地方創生の...全文を見る
○木戸口英司君 国立大学法人運営費交付金についてお伺いいたします。  法人化された平成十六年度と比較し、現在一割以上減少しております。運営費交付金が年々減少するという各大学には厳しい状況を強いながら、その一%とはいえ拠出金を出させ、計画の評価により傾斜配分する、この傾斜配分を行...全文を見る
○木戸口英司君 終わります。
11月16日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第5号
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○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司です。  新農政とTPP対策についてお伺いをいたします。  アメリカ・オバマ政権がTPP発効に向けた議会承認の年内獲得を事実上断念したことで、協定発効は極めて困難となったと言われる一方で、我が国では、構造改革、規制改革...全文を見る
○木戸口英司君 この当政策大綱が既に農業、農村の経営にいろいろと悪影響を及ぼしていると考えられます。TPP協定の是非は、農業、農村の厳しい現状を踏まえて考える必要があるのではないか、石原TPP担当大臣の御所見をお伺いいたします。
○木戸口英司君 それでは、この新しい農政について何点か聞かせていただきます。  経営所得安定対策の影響についてであります。農業者が存続するためには、農産物価格が生産費を下回る場合に農家所得を補償する仕組みが必要であります。TPP協定が発効するしないにかかわらず、重要な課題であり...全文を見る
○木戸口英司君 農業者は消費者でもあります。その所得の低迷が地域に与える影響は大きいということをまず指摘しておきます。  今、農地集積というお話がありました。農地中間管理機構による農地集積、集約化についてお伺いをいたします。  政府は平成三十五年度に、担い手農業者が耕作する農...全文を見る
○木戸口英司君 頑張れ頑張れと言いますけれども、ハードルが上がっていることは間違いないと思います。その点を指摘させていただきます。  農林水産省は、農地中間管理事業の加速化のため、既に区画整理されている農地の畦畔除去等による区画拡大や暗渠排水整備を農業者の自力施工も活用して推進...全文を見る
○木戸口英司君 そういう予算の課題というのは大きくあると思います。同様に、日本型直接支払制度についてもお尋ねいたします。  この問題は、やはり予算措置が十分ではなく、農業、農村の多面的機能の維持、発揮を図る事業に取り組もうとする地域の要望に応えられていないということです。十分な...全文を見る
○木戸口英司君 今答弁ありませんでしたが、まあいいです。分かりました。  じゃ、以上です。
11月17日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司です。  それでは、まずは十年経験者研修等に対する現場の声についてお尋ねをしたいと思います。  十年経験者研修と免許状更新講習の時期が重なることから、本法律案では、十年経験者研修を中堅教諭等資質向上研修に改め、時期の弾...全文を見る
○木戸口英司君 それでは、本法律案において十年経験者研修を見直すに当たっては、既存の取組の総括が必要であると思います。今回の中教審答申においては、免許状更新講習との実施時期の重複解消などが検討の中心に据えられ、既存の十年経験者研修の内容面に関する総括が必ずしも十分ではないと考えて...全文を見る
○木戸口英司君 先ほどの質問と今の質問、その答弁に感じるところは、どうも現場の声が、その反映が弱いのではないかと、計画をする文科省、その立場が強く出ているという感がいたします。  それでは、教員免許更新制について、二十六年三月に文部科学省の有識者会議が公表した報告書、「教員免許...全文を見る
○木戸口英司君 時期が重なる問題、そして負担感解消ということは十分に理解をいたします。しかし、それが今回の改正、指針、指標ということ、先ほどニーズというお話もありましたけれども、そことの一致感というところに少し疑念を持つところであります。  本法律案提出の前提となった平成二十七...全文を見る
○木戸口英司君 この同じく第七次提言では、国、地方公共団体は、教職を優れた人材にとってより魅力ある職とするため、教師の資質向上の意欲に応え、実践的指導力の向上のための研修が可能となるための教職員体制の整備に取り組む、教師が専門職として指導力を十分に発揮できるよう、授業等の教育活動...全文を見る
○木戸口英司君 先ほど来、定数改善の質疑は大分なされたところでありますが、私からもやはりこの点に触れさせていただきたいと思います。この参議院文教科学委員会で二年続けて行われた決議について改めてお聞きしたいと思います。  一昨年、当委員会では、教職員定数の充実等教育環境の整備に関...全文を見る
○木戸口英司君 じゃ、質問はもうやめにします。  最後に一言。やはり政府としてしっかりと対応をしていただくこと、先ほど財務省に対して厳しいお言葉もありましたけれども、やはり政府としてしっかりと対応していただくことだと思います。  義務標準法の改正、基礎定数の改善、しっかりと取...全文を見る
○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司です。  私は、教育公務員特例法等の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行います。  本法律案に反対する第一の理由は、国の指針において定める事項を規定する条文の内容が曖昧であり、どのような指針を定めるかが...全文を見る
11月18日第192回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司です。  台風第十号についてお聞きいたします。  台風第十号は岩手県や北海道を中心に記録的な大雨をもたらし、甚大な被害を発生させています。岩手県においては東日本大震災からの復興途上での更なる被災であり、台風第十号による...全文を見る
○木戸口英司君 やはり経済は連鎖でありますので、やはり一気に、そして早期に立ち上がってこないと、これはなかなか町がもたないという状況であります。更なる支援策、よろしくお願いをいたします。  また、グループ補助金を利用するなどして、これは東日本大震災からの復旧復興ということであり...全文を見る
○木戸口英司君 やはり二重三重の債務の問題が起こってまいります。ここはいろいろ御配慮をお願いをしたいと思っております。  それでは、総務省にお聞きしたいと思います。情報通信基盤の早期復旧に対する支援についてであります。  地域住民への情報伝達という重要なライフラインの一つであ...全文を見る
○木戸口英司君 やはり、こうして災害に遭いまして、情報通信ということ、本当に大事であります。その不安を解消するためにもやはり早期の復旧が必要だと思います。今お話ありましたとおり、地元自治体としっかりと連携をしていただきながら進めていただくことをお願いをしたいと思います。  そし...全文を見る
○木戸口英司君 くれぐれもよろしくお願いいたします。  それでは、時間もなくなってきましたので、少しはしょりながら聞きたいと思います。  大規模広域災害発生時及び被災地復興における人的支援について何点かお聞きしたいと思います。ここは大臣にお聞きしたいと思います。  大規模広...全文を見る
○木戸口英司君 最後に一言。  分かりました。しっかりとした取組、また地方自治体に伝わるメッセージとして取り組んでいただくことをお願いしたいと思います。  総務省の調査では、一般行政職員が二百名未満の市町村が五五%、防災職員がゼロ人の市町村が約三割と言われております。大規模災...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司でございます。  まずは冒頭、今朝、福島沖で大きな地震がありました。東北、関東地方を中心に大きな揺れがあったところであります。また、今朝の段階で被害の状況は分からないところでありますけれども、けが人も出ているという報道も...全文を見る
○木戸口英司君 被災地における児童生徒の心のサポート、これを国の支援もいただきながらしっかり進めていただいているところであります。今後ともお願いをしたいと思います。  この対応のためにこれまで教職員の加配措置が行われてきております。これからも中長期的な教職員の加配措置、必要と考...全文を見る
○木戸口英司君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  スクールカウンセラー等の派遣及び活用のための事業について、今大臣からもお話しいただきましたとおり、中長期的な取組が必要だということ、認識をいただきました。引き続き、要する経費の十分な財政支援、継続する必要が...全文を見る
○木戸口英司君 是非よろしくお願いいたします。  じゃ、引き続き、お伺いいたします。児童生徒の放課後の安全、安心な居場所の確保についてお伺いいたします。  沿岸被災地においては、仮設住宅での生活の長期化、災害公営住宅の整備に伴う転居や仮設住宅の集約等による生活の変化で、児童生...全文を見る
○木戸口英司君 被災地においては、地元の大学生あるいは地元の教員経験者等を講師としたそういう学習支援等の取組も非常に活発になってきております。やはり、こういう取組をサポートしていくこと、非常に大事だと思っております。  そういった意味で、被災児童生徒のための放課後の安全、安心な...全文を見る
○木戸口英司君 どちらも大事な事業でありますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、最後にですけれども、一点、復興教育の取組についてということであります。  配付資料を配らせていただきました。これは、岩手の復興教育の副読本であります。小学校低学年用、高学年用、中学生...全文を見る
○木戸口英司君 もう時間になりましたので、最後、要望とさせていただきますが、この復興教育の取組、地域性もありますけれども、非常に普遍的なテーマであろうと思います。全国的に災害が頻発する中で、やはり防災教育の必要性というのは高まっているということであります。  しかし、この予算に...全文を見る
12月06日第192回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司でございます。  平成二十七年一月に文部科学省に設置された不登校に関する調査研究協力者会議は、平成二十八年七月に、最終報告「一人一人の多様な課題に対応した切れ目のない組織的な支援の推進」を取りまとめております。これを受け...全文を見る
○木戸口英司君 私も読ませていただきました。調査研究協力者会議においては、不登校児童生徒数が依然として高水準で推移していることから、時代の変化とともに、新たに付加すべき点など見直すべき点がないかをいま一度検証することが必要であるとの認識の下、最終報告を取りまとめております。ただ、...全文を見る
○木戸口英司君 それでは、今の平成二十九年度概算要求については最終報告で示された様々な取組の実現について十分なものとなっているということの理解でよろしいかと理解をいたしましたが、次の質問に移らせていただきます。  それでは、発議者にお伺いをいたします。  本法律案が、不登校児...全文を見る
○木戸口英司君 分かりました。  本法律案が成立した後においても、不登校の子供たち、保護者、支援に携わっている各種団体や専門家の意見に引き続き耳を傾けることが重要と考えます。文部科学省としては、本法律案に懸念を持っている人々の声をどのように受け止め、施策に反映させていくつもりか...全文を見る
○木戸口英司君 先ほど触れた最終報告によりますと、国に対しては、不登校児童生徒の割合が大きく低下している地方公共団体の先進事例等を収集、分析し、それらを全国に情報提供することを求めています。  不登校の要因、背景はますます多様化、複雑化しており、支援に携わる機関、団体、専門家も...全文を見る
○木戸口英司君 好事例ももちろん大事だと思うんですが、大変苦労している学校現場、先生方いらっしゃると思います。難しい事例こそ大事にするべきだと思いますので、その点も配慮をまず要望いたしたいと思います。  この点は先ほど来質問が重なるところですが、私からも確認させていただきたいと...全文を見る
○木戸口英司君 それでは、もう一点、発議者にお伺いいたします。  現在、文部科学省の問題行動等調査で用いられている定義では、年間の欠席日数が三十日に達しなければ保健室登校であっても不登校とはならないなど、不登校を定義することの難しさが分かってまいります。  こうした中で、あえ...全文を見る
○木戸口英司君 それでは、続けて発議者にもう一点お伺いします。  先ほど報告書、私触れましたけれども、その中にもあるんですが、不登校支援において、まずは不登校が生じないような学校づくり、そして不登校児童生徒に対する早期支援ということの重要性、触れられております。しかしながら、本...全文を見る
○木戸口英司君 報告が出されて通知がまた発出されていると、これまでの不登校対策が整理され、さらに検討を加えられているということがお話ありました。ところが、問題行動等調査によれば、先ほど来触れられているとおり、平成二十七年度の不登校児童生徒数は十二万六千人を超え、三年連続で増加を続...全文を見る
○木戸口英司君 それでは、文部科学省のフリースクール等に関する検討会議、今行われております。文部科学省においては、検討会議における議論をフリースクール等への支援や学校外での学びの確保等に向けどのように反映していくつもりか、お伺いをいたします。
○木戸口英司君 もうそろそろ時間ですので、最後はこれ要望に終わらせていただきます。  不登校の子供たちへの支援等については、引き続き検証を行うとともに、教育再生実行会議の提言等にも応える形で抜本的な施策の見直しに踏み込むことは、施策推進の役割を担う文部科学省に求められている役割...全文を見る
○木戸口英司君 希望の会(自由・社民)、自由党の木戸口英司です。  私は、教育機会確保法案に対して反対の立場から討論を行います。  不登校の子供たちは依然として年間十二万人を超えており、状況は極めて深刻です。こうした中で、超党派の立法チームの同僚議員各位が本法案の取りまとめに...全文を見る