木戸口英司
きどぐちえいじ
選挙区(岩手県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月14日 | 第203回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 早速質問に入ります。 尾身理事長にお伺いをいたします。 資料一でお配りしておりますが、民間臨調の報告書、尾身理事長に対するインタビュー、これは九月十七日ということになっておりますが、この内容、政治と専門家の役割分担につ...全文を見る |
○木戸口英司君 やはり、その説明が分科会に対してないということ、それは国民に対してもないということ、国民になかなか伝わっていないという大きな原因、要素ではないかと我々も感じております。 その点で追加して聞きますけれども、菅総理、この緊急事態宣言発出が遅かったんではないかという...全文を見る | ||
○木戸口英司君 尾身理事長は、確かに、みんなが一体感を持って取り組めば感染者数は下がると緊急事態宣言発出のときにおっしゃられた、先ほど答弁にもございました。その中で、至難の業というお話も出ているわけですが、やっぱりそちらの方が国民に強く伝わっているということを感じます。 また...全文を見る | ||
○木戸口英司君 次の質問もそこにかぶるので、そこは指摘だけにさせていただきますけれども。 尾身理事長、最近のインタビュー記事で、非常に専門家にとっても難しい局面、ここ続いていると、そして二つのチャレンジに直面したということで、その一つが国民との対話ということをおっしゃっており...全文を見る | ||
○木戸口英司君 全く御指摘のとおりだと思います。罰則とかそういったものに、議論に入る前にやるべきことがまだあると、一年たってですね、まだ解決されていない問題がまだあるということを強く指摘したいと思います。 そこで、西村大臣にお伺いいたしますけれども、昨日、七府県に対し緊急事態...全文を見る | ||
○木戸口英司君 決して大阪府の取組を批判して言っているわけではありません。しっかりと取り組んできていただいていると思います。それに対する政府の評価として適正だったかということを私は申し上げたところでございます。 店名の公表についてお伺いをいたします。 菅総理は七日の会見で...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、また資料一の下の方ですけれども、先ほどの民間臨調のインタビュー、西村大臣もインタビューを受けられております。これも九月の段階でありますけれども、インフル特措法というのは机上で作られた法律で、実際に現場で何があって作った法律ではありません、政府も自治体も相...全文を見る | ||
○木戸口英司君 特措法の改正案、今与野党で進めているところでありますけれども、先ほど杉尾委員からも指摘があったとおり、国民からの理解を得て国民の協力を得られるかどうかということが一番の肝であります。 その上で、ちょっと時間もなくなりましたので指摘とさせていただきますけれども、...全文を見る | ||
○木戸口英司君 時間が来ましたので、終わります。 | ||
02月02日 | 第204回国会 参議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主党の木戸口英司です。 私は、立憲民主・社民を代表し、新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案について質問いたします。 昨日、田野瀬文科副大臣と自民党大塚国対副委員長が役職辞任し、さきに辞任した松本前国対委員長代理とともに離党しています。緊急事態宣言...全文を見る |
02月03日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 私は、ただいま可決されました新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主・社民、公明党及び国民民主党・新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読...全文を見る |
03月05日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第10号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 菅総理は、一月七日の宣言発出時、一か月後には必ず事態を改善させる、そして、二月七日の宣言延長を決めた会見で、一か月で全ての都府県で解除できるよう対策を徹底したいと述べています。 しかし、二か月が経過して、結果、再々延長とな...全文を見る |
○木戸口英司君 結局、人出が増えているという総括だとお伺いしました。 私は、政府の対策がどうなのかと、その検証がなくしてこの延長でいいのかと、そのことを私は問うているのであります。今日、是非、まあ記者会見も総理されるということですので、そのことをしっかりと国民に伝わるように伝...全文を見る | ||
○木戸口英司君 協力要請と、そして時短営業へということ、そのことに何か尽きるような今の答弁であります。 結局、今必要なことは、積極的疫学調査の強化、そして医療提供体制の拡充、経済的打撃を受ける事業者等への支援を強化すること、この三つしかない。これを政府としてこの緊急事態宣言を...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今までの対策の継続としか聞こえてきません。 国民は非常にこの二か月、そして二か月と二週間になるわけでありますから、非常に不安に思っておりますし、また、感染拡大への恐怖から、その二週間後、感染がしっかり収まらないうちにあるいは解除されて、またこの春、そしてゴール...全文を見る | ||
○木戸口英司君 これまでも医療提供体制の改善に取り組んできたという中で、今もまだ改善されていないというのが現実であります。これも具体的にどう取り組むのか、しっかりと示していただきたいと思います。 宣言発出の発端は、一月二日に、西村大臣と一都三県知事との会談でということでありま...全文を見る | ||
03月08日 | 第204回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 まずは冒頭、本日の予算委員会理事懇談会、総務大臣にお伺いいたしますけれども、NTTの接待問題について中間報告が出されております。 この紙一枚、一覧表ということで、その事実関係、内容、不十分ではないかと考えますけれども、その...全文を見る |
○木戸口英司君 今朝の情報で、谷脇総務審議官が大臣官房付になったということでありますけれども、それはなぜでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 今調査中ということで、また今メモが配られましたけれども、事業者等の関係について調査しているということでありますが、関係した総務省の職員、幹部の皆さんがしっかりと事実関係を述べればそれで調査はしっかりと進むということが、週刊誌報道を後追いするような、そういうこの国会...全文を見る | ||
○木戸口英司君 大臣は答弁で、東北新社の接待問題の際、調査チームにできる限りの調査をしてもらったと信じていると答弁をしています。しかし、結果として、週刊誌報道等で更なる問題が判明し、調査は不十分であることが明らかになった、あるいは事実が変わってくる。今回の調査をもって、同様の問題...全文を見る | ||
○木戸口英司君 大臣、調査をしっかりしているということですが、結果、今こうなっているんです。国民は今テレビで見ていますよ。虚偽答弁が続き、そしてそれを信用しているということで報告をし、国会の審議が今これにとらわれていると。コロナ、そして震災復興と、こういう問題にも関わってきている...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今までの国会のそれぞれの答弁あるいは調査報告が信頼できないということになっているわけです。もう既にその責務が果たされていない、大臣、私はそのように思いますよ。 それでは、総理、総務大臣の任命責任は総理です。総理は、常々責任があるのは政治家であると言ってきました...全文を見る | ||
○木戸口英司君 調査によって、これ以上問題が拡大したり、新たな事実が出てきたり、これまでと違う事実が出てきたり、そうしたときにどうですか。大臣の責任、大きいんじゃないですか。 | ||
○木戸口英司君 総理、もう一度お伺いをいたします。 調査結果が不十分だ、そして事実と異なることが次々と出てきている状況、我々はそこを信頼できないということを申し上げている。その調査の責任者が大臣、大臣でこれが務まるのかということを申し上げているんです。 今後、調査に責任を...全文を見る | ||
○木戸口英司君 これはもう週刊誌報道が毎週出て、そして新たな事実が出ている、そういうことが繰り返されているわけです。しかも、国会の答弁が虚偽であるということが続いているわけであります。その責任者は総務大臣じゃないでしょうか。もう既に政治的な責任というのはもう出てきている、大きいと...全文を見る | ||
○木戸口英司君 東日本大震災から三月十一日で十年となります。死者、行方不明者二万二千名余、多くの大切な命が奪われました。心から御冥福をお祈りいたします。家や働く場を失った中から、犠牲となられた方々のふるさとへの思いを継承し、復興の力強い歩みを進めてきた被災地の皆様に心より感謝を申...全文を見る | ||
○木戸口英司君 要因は分かりました、この間の金曜日の議運でもお聞きしましたので。 総理、政府の対策の検証なんです、大事なのは。それがあってこそ、次の二週間、これからの二週間どうするかというものが見えてくる。その検証、いかがでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 その評価、分析の結果だと思いますけれども、今回の二週間の延長に合わせて、対策強化ということで、検査の強化、そして保健所の体制強化が打ち出されております。まあこのことはいいと思いますけれども、その内容が十分なのか、しかも、こういった問題はもう去年の第一波、そして第二...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まあ、やっているということで。 私も岩手県庁で勤務した経験があります。その中で、当時から地方は地域医療崩壊の危機と、また医師不足と偏在の問題に直面してきて、非常に行政と医療との関係、そしてその体制づくりと、非常に難しいことを重々承知しております。だからこそ、国...全文を見る | ||
○木戸口英司君 復興庁の設置期間が十年延長されて、今年から、令和三年度からですね、五年間の第二期復興・創生期間がスタートいたします。様々な施策のメニューがそろったところ、継続されるものが多いわけですけれども、強化されるものも打ち出されております。 私、大事なのは、やはりまずこ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やはり、前に進む上ではこれまでの教訓をしっかりと後世へ伝えていく、伝承していくということ、先ほど議論もありましたけれども、そのことが大事であります。 資料一を御覧ください。(資料提示) 岩手県では、県内各種団体トップ、有志の提唱で、三月十一日を東日本大震災...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まさに我々、日本に住む私たちはこうした震災がいつ起こってもおかしくないと、そういう大地に、ふるさとに生きているということ。その上で、やはりこれからもし起きたときに一人も犠牲者を出さないと、そして復興の際には一日も早く力強い復興を成し遂げていくと、そのために今回の震...全文を見る | ||
○木戸口英司君 十年の区切りというのは大事ですけれども、十年で区切られることではありません。やはり、この伝承と追悼というのは一体だと思っておりますので、検討をお願いを申し上げます。 そこで、喫緊に迫るちょっと危機、課題についてでありますけれども、日本海溝・千島海溝巨大地震につ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今、復興事業が進んで、防災まちづくりが進んでいるわけでありますけれども、もちろん、地震が来て津波が来ると、まあ逃げるのが大前提でありますけれども、防潮堤が破壊される、そういった津波がしかも切迫しているんではないかということについて、これまでの防災事業との整合性とい...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この危機管理でもありますので、しっかりと総理のリーダーシップの下で進めていただくこと、防災大臣もよろしくお願いを申し上げます。 そこで、これから五年間の復興事業でありますけれども、復興財源の確保ということについて御質問をいたします。最近の報道では流用問題なども...全文を見る | ||
○木戸口英司君 その上で、コロナ対策でもあるわけですけれども、岩手県、例えば岩手県では、感染者数五百五十五人、七月二十八日までゼロであったわけですけれども、残念ながらこれだけ増えてしまいました。まだ全国からすれば少ない方だと思います。でも、非常に事業者、傷んでおります。 新た...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、少し時間もなくなってまいりましたので、少し質問を飛ばさせていただいて。 国交大臣にお伺いをいたします。 土地区画整理事業、ここのところ震災復興に関する報道が非常に増えております。その上で、非常にまだ未利用の土地が多いということ、映像とともに紹介さ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この問題は、どうしてもその地元自治体が、過大な事業だったのではないかと、過大な投資だったのではないかという批判的な取り上げ方になりがちであります。そうではなくて、計画にのっとって進めたものが、途中で計画が変更せざるを得ないという中でそのまま事業としては進めなくちゃ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 国を挙げて、これなぜこうなっているのかということ、そして、近々どうしていかなければいけないかということをしっかりと研究も含めて行っていくことが大事だと思いますので、これは復興ということもそうでありますけれども、日本全体の将来に関わってくる大きな問題だと思っておりま...全文を見る | ||
○木戸口英司君 国民の理解がしっかり進むようにやっていただきたいと思います。 終わります。 | ||
03月16日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第4号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 質問に入る前に、これは通告しておりませんけれども、官房長官おいでいただきましたので、連日、予算委員会で総務省の接待問題、大きな問題となっております。全容解明はなかなか進まず、週刊誌報道の後追い、後手後手という感が強くいたします...全文を見る |
○木戸口英司君 政務三役、歴代の政務三役もいろいろ名前が取り沙汰されているという問題でありますので、総務省に、のみならずですね、やはり政府としてしっかりと対応することを求めたいと思います。 それでは、質問に入ります。 皇位継承の問題、皇位継承の安定的な確保についてお伺いを...全文を見る | ||
○木戸口英司君 もう喫緊の課題ということは国会の総意でありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 そこで、そもそも、当時の有識者会議、その座長代理を務めておられた御厨氏が毎日新聞のインタビューで、このときの議論が最初に特例法ありきで検討が進んでいるという疑念が...全文を見る | ||
○木戸口英司君 次の質問でその若い人たちの意見も聞くべきじゃないかということを申し上げようと思っておりましたけれども、そのことを強く求めたいと思います。 有識者の方々、それぞれ広い考え方の方を集めているということでありますけれども、どうしてもこの専門家というのは限られてきてい...全文を見る | ||
○木戸口英司君 資料一でお配りいたしましたけれども、今年一月二十八日に日本学術会議幹事会からこうした声明が出されております。これは、十月二日、下にありますけれども、要望書に対するまた声明でありまして、この中にも、第一部において会務の遂行に困難が生じていると、早期に六名の任命を進め...全文を見る | ||
○木戸口英司君 コミュニケーション図られているということなんですが、その結果が出ていないわけですよね。その上で、四月の総会の前にということは、本当にそのとおり、大事な総会になるわけです、見直しの決定がその総会で行われることですよね、井上大臣。 今、見直しの検討状況、逐次発表も...全文を見る | ||
○木戸口英司君 改革がお互いに必要性を持って共有して取り組んでいくということは私たちも否定しません。 その上で、総会の開催の前に、この六名の任命問題、解決するということを考えていませんでしょうか。加藤官房長官、いかがでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 じゃ、この件はこれまでにいたします。 官房長官と井上大臣は退席いただいて結構です。 | ||
○木戸口英司君 西村大臣にお伺いをいたします。 総理も、この間、参議院の議運の質疑で、「まず、私ども最優先に考えていますのは、やはり経済です。」ということを二月の議運で答弁されております。これは菅総理であります。私たちもこれは否定はいたしません。その上で、今、この感染がまだま...全文を見る | ||
○木戸口英司君 そういう見通しは見通しとして、それでは、それを実現するために、今、こういう緊急事態宣言下で非常にサービス業、飲食業を中心に厳しい状況だと。じゃ、どのような対策を打つかと。様々支援策は出しているわけですけれども、それで十分なのかということ、資料二でも示しておりますけ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、平井大臣、お待たせをいたしました。 まず、質問に入る前に、現在衆議院で審議されているデジタル改革関連法案についてでありますけれども、国会に提出された関係資料のうち、要綱、新旧対照条文、参照条文において計四十五か所の誤りがありました。あってはならないこ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 もう終わりますけれども、いずれ、これまでの検証が大事だと、基本方針なども出ていますが、検証がしっかりできているのかということ、非常に疑念も持っておりますので、いずれ審議をしっかりしていきたいと思います。 終わります。 | ||
03月23日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 今、衆議院でデジタル改革法案、もう二十時間を超える質疑で、まだこれからということであります。その中でこういう議論をしなければいけないということ、非常に残念であります。我々も、デジタル改革が行政サービスの効率化、そして、これは総...全文を見る |
○木戸口英司君 今回、刷り直しをして配ればいいと考えたということの今の説明ですけれども、そもそも報告をして刷り直しするか、あるいは正誤表の対応をするか、その辺りも国会と相談をして決めるべきだったんじゃないかとも思います。 そして、最初配られたときに、形式面での誤りという書き方...全文を見る | ||
○木戸口英司君 国会対応の陣容も増強したということでありますけれども、そこに至るまでの認識、あるいは問題の共有、そして対処の仕方と、そのことはこれからまた相談をするということでありますけれども、そこがしっかり立て直されないと、人が増強されても解決にはならないということを強く申し上...全文を見る | ||
○木戸口英司君 ちょっと時間になりましたので、最後ここを聞きたかったんですが、これは法案の審査の中で聞いていきたいと思います。指摘だけさせていただきます。 デジタル改革、これまでの政府の取組を見ても、これからもそうだと思いますが、必ず失敗があって、それをまたバージョンアップを...全文を見る | ||
03月25日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。どうぞよろしくお願いをいたします。 質問の、申し訳ありませんが、順番を変えさせていただいて、柏崎刈羽原発の問題について、三番目に通告しておりましたが、今日は江島経産副大臣にも来ていただいておりますので、昨日大きなニュースがあった...全文を見る |
○木戸口英司君 報道によりますと、この是正措置命令、これを出すに当たって、原発設置許可の取消しあるいは運転停止命令も同時に検討されてこの措置命令を出すことになったということでありますが、この検討された結果、是正措置命令になったというところ、その辺りもう少し御説明をいただけますか。 | ||
○木戸口英司君 この措置命令、そして、これから東電のこの対応をいろいろ見るということでありますけれども、報道によると一年以上は掛かるんではないかということが言われておりますが、見通しとしてはそういうことでよろしいですか。 | ||
○木戸口英司君 これは抜き打ち検査が行われてこの問題が発覚したということであります。 去年四月からこの新検査制度ができて、フリーアクセスという形で発電所にいわゆる抜き打ち検査ができるようになった。まあ抜き打ちですから余り大っぴらに、こうやっている、これからこうやるということは...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この抜き打ち検査ということが必要だということになった、それが今、原子力発電、その事業に対して、規制庁としての信頼といいますか、こうせざるを得なくなったという事態、そのことも一つ問題ではないかと、そのように捉えてこの問題を質問をさせていただきました。 それで、資...全文を見る | ||
○木戸口英司君 福島の事故、十年たつわけでありますけれども、その事故自体に対して、その資格、運営主体としての資格が信頼性という点からももう既に失われているのではないかと。そこから、今、規制庁も入って柏崎刈羽の再稼働ということに向けて検討がされてきたわけでありますけれども、非常に厳...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この議論はもっと深めていかなければいけませんけれども、やはり、これから福島の原発事故処理がどのように進むかということは、全国民の関心事でもありますし、もちろん県民の皆さんにとっても大きな問題であります。やはり透明性を高めて、しっかりと現実的に、どのようにタイムスケ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、この特措法について質問させていただきます。 今申し上げましたとおり、東日本大震災から十年が経過いたしました。二〇一一年三月十一日、原発事故を受けて、政府は原子力災害対策特別措置法に基づく原子力緊急事態宣言を発し、この宣言は今なお続いております。福島県...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この特措法ですけれども、平成十二年、制定当時ですね、参議院経済・産業委員会で、当時、自由党の提案で、原子力による発電の推進等に資するためとの文言が削られて、地域の防災に配慮しつつとの文言を加える修正が行われております。今答弁でもあったとおり、防災インフラ整備という...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今回、閣法として提出をされております。これまでは議員立法ということでありました。 この点、ちょっと時間もなくなってまいりましたので指摘とさせていただきますけれども、どうもこの、これも報道によると、この閣法で提出されるようになったということも、与党の中でいろんな...全文を見る | ||
○木戸口英司君 原子力行政は多岐にわたっているところでありますけれども、やはりそれを総括的に取り扱って情報共有しながら政策を進めていくと。その意味で、原子力委員会、大きな使命があると思います。その上で、やはり防災の効果を高めていくことということ、非常に今求められていることでありま...全文を見る | ||
○木戸口英司君 時間になりましたので、終わります。 | ||
03月26日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○木戸口英司君 私は、立憲民主・社民を代表して、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 今月で東日本大震災の発生から十年がたちました。福島第一原発事故の発生により、今なお原子力緊急事態宣言が続き、福島県では帰還困難区域を...全文を見る |
04月01日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第17号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 今日、大阪府の感染者六百十六人、そして宮城県は、昨日二百人でしたけれども、六十八人ということですけれども、初めて変異株が発見されたということで、厳しい状況です。昨日の全国の感染者数は二千八百四十一人。これは昨年の十二月の初め頃...全文を見る |
○木戸口英司君 このまん延防止等重点措置でありますけれども、蔓延を防止すると、文字どおりですね。蔓延が進んできた中で効果があるのかということを、この点はしっかりと見ていかなければいけないと思います。 その上で、昨日のニュースを見ていますと、大阪府民の、まん延防止等重点措置につ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 私もこの場で、あるいは委員会でも大臣とも随分やり取りをさせていただきました。これまでの対策の検証、そして効果ということがどうなのかということ、そのことがもうひとつ見えないというところもあると思います。 その上で、三月十八日に一都三県の緊急事態宣言が解除されてお...全文を見る | ||
○木戸口英司君 昨日の総理のぶら下がり会見、私もニュースで見たので断片的にしか見ていませんけれども、緊急事態宣言解除が早過ぎたのではないかという質問に対して、総理は、自治体からの解除要請があったから、そして専門家の意見を伺ってと、何か他人事のように述べているように私には聞こえまし...全文を見る | ||
○木戸口英司君 時間になりましたので、終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月06日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第9号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 まずは、LINEの問題について個人情報保護委員会にお尋ねをいたします。 日本国内のLINE利用者の個人情報が中国の関連会社のスタッフから閲覧可能となっていた問題等が発覚いたしました。三月三十一日には、個人情報保護委員会がL...全文を見る |
○木戸口英司君 LINEの利用者は八千六百万人と言われております。また、政府や地方自治体のサービスにも使われているということで、また安全保障上の問題という指摘も強く出されておりますので、まずは徹底した調査と国民にしっかりとその調査の結果を伝えていくこと、また是正を図られること、そ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 引き続きお尋ねいたしますけれども、非常に厳しい状況に差しかかりつつあるということだと思います。その上で、第十五回の諮問委員会で尾身会長は、一月の緊急事態宣言発出について、サーキットブレーカーが利かなかったと、後ほどこの点も聞かせていただきますけれども、判断も遅かっ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 そこで、四月一日に、基本的対処方針分科会、今回分科会ということになったわけですけれども、政府から今回のまん延防止等重点措置の適用方針が示されて、分科会として了承したということでありますけれども、委員から、その前日に開催された厚生労働省の専門家組織の会合で、緊急事態...全文を見る | ||
○木戸口英司君 そこで、西村大臣、昨日の尾身参考人の発言の中でも、東京はいずれ大阪のような状況になるのではないかと、そして大阪のような状況を回避するため、どのような効果的な対策を打てるか検討すべき時期に入りつつあると。 これから検討しなければいけないのかということもこの発言か...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この第十三回諮問委員会、関西圏等が先行解除された委員会ですけれども、尾身会長が厳しい保留条件を付けてと述べるなど、委員からも慎重な意見が大分多かった会議でありました。その中で決定されて、結果、残念ながらその約一か月後に大阪府等にまん延防止等重点措置が発出されたとい...全文を見る | ||
○木戸口英司君 モニタリング検査がまだ余り進んでいない、東京都でまだ配布九十九件という数字が挙げられております。これでは感染抑止には到底及ばないということ、強く申し上げておきます。 それで、もう時間になりましたので、配付資料、これ岩手日報を配らせていただきました。 これな...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やっぱり財源なんです。非常に厳しい中でこういう取組をしていると。敬意を表すだけじゃなくて、財源についてしっかりとやるので各都道府県それぞれ臨機応変に対応してほしいというメッセージ、これが一番の経済対策だと思います。 飯泉全国知事会会長は、この諮問委員会の中で、...全文を見る | ||
04月08日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第10号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 ただいま徳茂委員からも銃刀法提出資料のミスについて指摘がありました。私からも一つ大臣にお尋ねをしたいと思います。 政府提出法案の信頼ということに大きな影響を及ぼしたそれぞれの事案だったと思います。今大臣からは、これからミス...全文を見る |
○木戸口英司君 是非そのようにお願いをいたします。 それでは、法案の質疑に入らせていただきます。 二〇〇〇年にストーカー規制法が制定されて、二〇一三年の第一次改正を経て、その後SNSでの執拗な書き込みなどの被害に遭った女子大生が男に刺されるという小金井女子大生刺傷事件の発...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今大臣、公安委員長おっしゃったとおりで、法改正後、この禁止命令が制度上も早期に出せるということになったので増加してきていることはそのとおりであります。 その一方、この公安委員会による禁止命令の濫用可能性の懸念について、これ専門家等から多く指摘をされてきたところ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 大変な重要な点だと思います。様々、制度としてしっかりとそこが担保されているという御説明でありましたし、もちろんそこに配慮しながら進められていることと思いますけれども、今後、様々の組織あるいは制度をかみ合わせてその点を更に強めていくことは今後検討していくべきではない...全文を見る | ||
○木戸口英司君 そこで、このストーカー規制法において、この第十条ですけれども、調査研究の推進ということ、また第十一条では、ストーカー行為等の防止等に資するためのその他の措置として、一つ、ストーカー行為等の実態の把握、二、人材の養成及び資質の向上、三、教育活動、広報活動等を通じた知...全文を見る | ||
○木戸口英司君 このストーカー事案は人間の感情から発する、そこからくる行為でありますので、非常に困難なまた対応ということになる、そのことは言うまでもありません。その意味で、今挙げた第十条、第十一条の取組というのは不断の取組が非常に大事だと考えますので、そのことの取組強化をお願いを...全文を見る | ||
○木戸口英司君 そこで、現在、恋愛感情、恋愛感情ですね、以外の理由に基づくストーカー事案については、各都道府県が制定している迷惑防止条例に基づいて各都道府県で独自に対応されていると理解しております。恋愛感情に基づかないストーカー事案であっても警察において対応してほしいという社会的...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、今回の改正の内容についてでありますけれども、文書の連続送付についてお尋ねをいたします。 第二条第一項第五号は、電話を掛けて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話を掛け、ファクシミリ装置を用いて送信し、若しくは電子メールの送信等をする行...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、GPSについてお伺いいたします。 ちょっと一つ飛ばして二つ目のところですけれども、GPS機器等をストーカー規制法の規制対象とするのかが検討されたストーカー行為等の規制等の在り方に関する報告書には、「GPS機器等を用いた位置情報の取得行為の規制の仕方と...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今回、こういうGPS機器等を用いたストーカー事案、今、様々技術も上がってきてこういう事案が増えてきていることの中で対応がなされたということだと思います。 時間となってきましたので、最後、二〇一五年、内閣府、ストーカー行為等の被害者支援実態等の調査研究事業報告書...全文を見る | ||
○木戸口英司君 先ほど私、禁止命令についてもこの公安委員会によるものということ、今の制度ではそのとおりなわけですけれども、そして、ストーカー規制法の全般にわたっても、各行政機関、あるいは司法とか、地方公共団体もそのとおりであります、今、いろいろな連携をしながら、このストーカー規制...全文を見る | ||
04月20日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第13号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 早速質問に入らせていただきます。 先週十六日に、COCOAで起きた不具合とそれが四か月以上放置されたことについて、厚生労働省からCOCOA不具合調査・再発防止策検討チームの報告書が公表されております。資料一でお配りしたもの...全文を見る |
○木戸口英司君 大臣の前の記者会見での発言で、この委託料ですかね、約三億円ということですけれども、とてつもなく高いという評価をされています。今後、IT推進室、そして、いずれデジタル庁ということですけれども、所管をしていけば、こういった費用についても、適正というのはなかなか難しい部...全文を見る | ||
○木戸口英司君 実際、この予算ということで貴重な税金が使われていることでありますので、この適正なということは非常に難しいと思いますけれども、この辺もしっかりとクリアにして、国民に分かりやすく進めていくということ。まあ、このとてつもなく高いという、こういうせりふが、非常にびっくりす...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この基本戦略の下にe―Japan戦略ということで進められてきたわけでありますけれども、この戦略においては、五年以内に世界最先端のIT国家となることを目指すという目標が掲げられています。 資料二でお配りしておりますが、これは本会議で杉尾委員も触れたことであります...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この世界最先端という目標を立てて、しかも、この創造宣言という大きな看板を立ててきたと。しかし、実態は残念ながらという状況の中で今回デジタル庁がつくられようとしているわけでありますので、やはり、しっかりとここを総括をしてということ大事だと思います。それはここ数か月で...全文を見る | ||
○木戸口英司君 これから、大分遅くなりましたけれども、時間が掛かったということを感じますけれども、そこに向かっていくということは我々も期待したいところでありますけれども、しかし、先ほども言いましたとおり、しっかり検証しないと、この省庁横断ができなかった、いわゆる縦割りだったという...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やはり今回のデジタル化、デジタル改革については期待もあるわけですけれども、一方で、やはり集権的な改革になりはしないかということ、そういった懸念もあるわけであります。やはり分権的であること、あるいは民主的であることということ、このことをしっかりと踏まえてやっていただ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 修正そのものに対してはそういう判断だったんだろうと思いますけれども、一義的に個人の権利利益、そして高度情報ネットワーク、通信ネットワークの安全性及び信頼性の確保を更に強調して明確化するようにという趣旨でありますので、この点は強く指摘して、しっかりと取り組んでいただ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 衆議院の質疑の途中で義務ということが強調された時期もあったようでありますので、こういった趣旨だということが大臣から明確に答弁があったので、しっかりと、地方自治体との意見をしっかり聞きながら取り組んでいただくということだと思いますので、自治体による上乗せ、横出しを認...全文を見る | ||
○木戸口英司君 法律には書き込まれなかったということでありますけれども、仕組みとしてそういったことに取り組んでいくという答弁をいただきました。是非、貴重な意見、やはりしっかり、住民と向き合っている方々でありますので、それぞれまた知見を持っている方々でありますので、是非そのような取...全文を見る | ||
○木戸口英司君 柔軟な検討がなされるということでありますので、時代の要請に合わせてということ、まさにデジタル改革の成功がそこに懸かっていると思いますので、その点は強く要請をしておきたいと思います。 次に、個人番号カード用署名用電子証明書等の発行の有無にかかわらず、移動端末設備...全文を見る | ||
○木戸口英司君 分かりました。その点は分かりました。 じゃ、次、個人情報保護法について、第一条関係ですね、第一条関係について、個人情報保護法の目的に、個人情報の取扱いについて自ら決定する権利が保障されるべきであること及び個人情報を保護することを明記するよう修正を求めたところで...全文を見る | ||
○木戸口英司君 自己情報コントロール権は、先ほど来も議論あるところでありますけれども、また後ほど少し議論をさせていただきたいと思います。 次に、個人情報保護法に、保有する個人情報の適正な取扱いの確保に関する条例制定の改正案ということで、地方公共団体は、個人情報保護法に定めるも...全文を見る | ||
○木戸口英司君 条例制定は他の法律でということでありますけれども、この個人情報保護法については、条例制定、要配慮個人情報の追加、また審議会からの意見聴取、また手数料等ということで、かなり限定されているという認識をいたしております。この点は、また今後の議論、また深めていきたいと思っ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今回の個人情報保護法の改正、これまでも重ねてきたわけでありますけれども、やはりここが非常に肝なんだろうと思います。 今大臣から、しっかりとこの趣旨を踏まえてやっていくということだと思いますが、ここもこの委員会の中で更に議論を深めていきたいと思いますし、また同僚...全文を見る | ||
○木戸口英司君 権利として実際どのように認めていくかということ、そこが大事だということは私も認識をいたします。司法の方でまた権利として認めていないということも今答弁であったわけでありますけれども、だからできないということでもないと思いますので、行政側としてなかなか難しいとすれば我...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やはり国民との相互のやり取りの中でこういったものをつくっていくということだと思いますので、なおさら大いに議論をしていければと思います。 そして、時間もなくなりましたので、これで最後になりますけれども、これ、やはり平井大臣の答弁で、我が国の個人情報保護法制が地方...全文を見る | ||
○木戸口英司君 以上で終わります。 | ||
04月27日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第15号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 午前中、総務委員会との連合審査があって、そこで質疑があった件で、ちょっと通告していないんですが、大臣、小沢委員からワクチン接種の件があって、私もここ数日の報道を非常に気になって、先ほどの昼も、やはりワクチン予約で大変な行列がで...全文を見る |
○木戸口英司君 ないものはまあしようがない、だけれども、いつまでにどうできるのかと、そういったコミュニケーションがしっかり取られれば、我が国、日本人、しっかりと対応していく、そういう国民性だと思います。 そういった中で、自治体と住民がああいう形で分断されているようなそういう姿...全文を見る | ||
○木戸口英司君 こういうことはあるものという中でどう対応していくかということだと思います。 大臣、これからデジタルガバメントということ、これからって、今もですけれども、その上で、先ほどNISCとの連携と、あるいは役割分担という答弁もありましたけれども、改めてこの教訓として今回...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まさにこのデジタル改革関連法案の質疑、この最中にこういう問題が、もちろん前から分かっていたわけですけれども、原因究明をしながら今回のこういう発表になったと。非常に、むしろタイミングをよしとして、これからに向かっていく一つの奇貨にしていただければと思います。もちろん...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今回の問題の件で、またこういった調査をされることでこの各企業の安全管理措置がしっかり進んでいくことは望ましいことだと思います。 また、しかし、余りここを、いろんな誤解があったり、この海外委託そのものがどうなのかという問題になってくると、これはこれまで進めてきた...全文を見る | ||
○木戸口英司君 そうはいっても、海外委託のその委託先を監督してしっかりと安全管理をしていくというのは非常に大変な重い責任でありますし、重い作業であると思います。そこをしっかり指導していくのが個人情報保護委員会だと思いますので、引き続きその点は強化をしていただきますように、また、L...全文を見る | ||
○木戸口英司君 資料三でその法律のポイントをお配りしたところでありますけれども、やはり検証しながら、このデジタルプラットフォームの影響というのは、もう私が言うまでもない、生活、仕事、それこそ健康から、様々もうその影響なしには暮らしていけないような状況の中でどのようにこの公正性、透...全文を見る | ||
○木戸口英司君 私、資料四、資料五で消費者庁、公取委の調査をお配りしたところです。これは後で御参照いただければと思うんですが、やはり利用者の皆さんがこのプロファイリングあるいはデジタル広告に対する、許容できるかできないか、やっぱりできない、あるいは懸念を持っているというアンケート...全文を見る | ||
○木戸口英司君 もう時間になりましたのでこれを最後の質問にいたしますけれども、その内閣総理大臣がトップのデジタル庁の下にデジタル監が置かれるわけですけれども、特別職ということになりますね。このCIO補佐官の話も今朝、午前中あったわけですけれども、私はこのデジタル監の、特別職の国家...全文を見る | ||
○木戸口英司君 時間になりましたので終わりにいたしますけれども、報道等で出てくる話で、内閣情報調査室の質疑もいろいろあったわけですけれども、総理が選挙で遊説に出るときに内閣情報調査室でその資料を集めたりしていたというようなこともあります。そこは特別職じゃないわけですけれども、どう...全文を見る | ||
05月11日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第17号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 デジタル改革の重要性、必要性は我々も自覚しているところです。一方で、この内閣委員会は、コロナ対策、そして特措法を所管する委員会でもあります。このデジタル改革法案の審議、今日質疑が終われば二十五時間五十五分になりますけれども、我...全文を見る |
○木戸口英司君 EUから留保付きであるということはやはり事実だと認識しなければいけないと思います。政府には説明責任が伴うということをしっかりと任じていただきたいと思います。 そして、基本法第一条の目的には、経済の発展、国民の幸福が掲げられております。プライバシー権は、憲法第十...全文を見る | ||
○木戸口英司君 法文にどう書くかということもですけれども、実効性が問われるところでありますので、様々な疑念が今回の委員会でも示されたところであります。しっかりと受け止めていただきたいと思います。 そこで、個人情報保護法において本人による開示、訂正、利用停止等を可能とする規定が...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まあここは指摘とさせていただきますけれども、今回の委員会の中でも個人情報保護委員会の体制の強化ということは随分議論がありました。その必要性は平井大臣も認め、これから検討していくということでありますけれども、是非その工程とその規模感、あるいはその機能というところをし...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今回、デジタル庁が内閣の下に置かれて、総理がトップ、そしてデジタル大臣、副大臣、政務官、そしてデジタル監も事務方トップとして政治任用であるということ。非常に大きな力を持った、それはデジタル改革を進めるのにそれが必要だという認識なんだと思いますが、それに比して、個人...全文を見る | ||
○木戸口英司君 私は、ただいま可決されましたデジタル社会形成基本法案、デジタル庁設置法案、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律案、公的給付の支給等の迅速かつ確実な実施のための預貯金口座の登録等に関する法律案及び預貯金者の意思に基づく個人番号の利用による預貯金口...全文を見る | ||
05月13日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第18号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。早速質問に入ります。 こども庁の創設の話が出ております。菅首相の指示を受けて自民党内で検討組織が立ち上げられたとされております。子供をめぐる山積する諸課題に真剣に向き合って、子供本位の政策を前に進めるということであれば反対するも...全文を見る |
○木戸口英司君 総括は先ほどもあったわけでありますけれども、内閣府、そのトップは内閣総理大臣であります。そして、そのトップである総理が総裁として与党の方に今回の課題を投げたということで、今の答弁、こういうことを取り組んできたと、これからこういうことに力を入れていくと、こども庁をつ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 そこでまず一点、保育の質の確保について少し聞きたいと思いますけれども、新子育て安心プランでは、短時間勤務保育士の活躍促進として、待機児童がいる市町村において、各クラスで常勤保育士一名必須との規制をなくし、それに代えて二名の短時間保育士で可とするとしています。 ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 組織の話に戻れば、組織も大切です、でも、そこに行く前に、やはりこういった現場、人材、そしてそれを支援する予算あるいは政策、そして今回の手当見直しもそうですけれども、やっぱり一貫した理念というものが非常に大事だと思います。その意味で、子どもの権利条約ですね、子ども権...全文を見る | ||
○木戸口英司君 制度ごとということですけれども、やはり私たちは、子供一人一人にちゃんと着目して、そして権利を認めて、学ぶ権利あるいは生きる権利ということを認めて、そして支援をしていくということ、それが大きく後退したことは事実だと思います。そのことは強く指摘して、私たちは強く求めて...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まあ結局、総合的判断ということで、所得制限を付けようとするとどこかで線を引かなければいけない、合理的な数字というのはないんだと思います。ですから、所得制限というのは問題があるわけです。付けない方がいい、それが私たちの意見であります。 そこでお伺いいたしますけれ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やっぱり苦しい答弁になるわけですよね。 そして、資料二、金融関係です。 世帯年収別の家計収支差と金融資産の状況ということで、年収千二百五十万円以上の世帯では年収千二百五十万円未満の世帯と比べて保有する金融資産の額が大きいことを示しているということです。まあ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 では、引き続き、資料三でありますけれども、保育料の所得階層区分であります。 保育所の保育料の所得階層区分のうち最も高い保育料が適用される区分は所得割課税額三十九万七千円以上、世帯収入千百三十万円以上であることがここに示されております。 今般の見直しで千二百...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やっぱり同じ子育て世代、子育てを一緒に、子を持っている親御さんですね、方同士でこの財源を融通し合っているということ、これは非常に心理的にも問題だと思いますし、こういった、所得が上がってそれと並行、同じように子供数が増えていくという数字、千二百万円以上はそういう傾向...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この負担が増えていることは間違いないわけでありますし、じゃ、すぐこの控除を戻せばいいかということになるわけですけれども、やはり当時、その控除から非常に複雑でもあったということもあったわけでありますので、控除から手当へという、これも一つの大きな理念だったと私は思って...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やっぱり、この対象となる方々からは理解は得られないものだと私は思います。 そこで、事業主拠出金についてお伺いをいたします。 新子育て安心プランの実現に向けて、事業主拠出金から約一千億円がゼロ―二歳児相当分の保育給付に追加拠出されることとなります。 政府...全文を見る | ||
○木戸口英司君 負担を増やさないようにするということはそのとおりだと思いますけれども、しかし、事業主拠出金は、最低賃金引上げや社会保険料の負担増が続いている中で、業績の良しあしに関係なく全ての企業を対象に厚生年金とともに徴収されています。 また、平成三十年三月の子ども・子育て...全文を見る | ||
○木戸口英司君 その協議についてでありますけれども、日本商工会議所、東京商工会議所からは、実質的には、今後ですね、今据え置いているということでありますけれども、段階的に引き上げていくということでありますから、コロナの影響はこれからまだ継続するわけでありますし、実質的にはコロナ禍に...全文を見る | ||
○木戸口英司君 労働力の確保にもつながるんだということ、一面そうだと思いますけれども、こういった事業主に対する負担増というのが結局労働者や消費者の負担になって返ってくるんではないかということです。 経済産業省が平成二十一年度の委託事業において企業へのアンケートを行い、法人税や...全文を見る | ||
○木戸口英司君 一番最初の質問に戻れば、ここは指摘にさせていただきますけれども、やはり組織も大事です。やはりこの政策をどのように進めていくかという意味で、常に財源問題というのがこうしてあるわけですよね。その意味で、やはりその議論なくして組織論もないんだと思いますので、やはり何を取...全文を見る | ||
○木戸口英司君 じゃ、ちょっと次の質問、一緒に聞きますけれども、今回の助成制度は、令和三年十月から令和九年三月三十一日までの間に新たにくるみん認定、プラチナくるみん認定を取得する企業が対象となるということでしょうか。また、くるみん認定とプラチナくるみん認定とで取扱いに違いはあるの...全文を見る | ||
○木戸口英司君 制度がしっかり浸透して、多くの方がこれに参画、企業がですね、参画していけるようにしっかりと工夫していただきたいと思います。 幼児教育、保育の無償化についてお伺いをいたします。 現在、認可外保育施設の質の確保、向上に向けた取組が進められていると承知しています...全文を見る | ||
○木戸口英司君 これ、令和元年の子ども・子育て支援法改正において、認可外保育施設は、原則、都道府県等に届出を行い、国が定める指導監督基準を満たすことを条件として幼児教育、保育の無償化の対象とされましたが、指導監督基準を満たさない認可外保育施設が基準を満たすために五年間の猶予期間が...全文を見る | ||
○木戸口英司君 じゃ、もう時間になりますので、最後、もう時間かな、まあ一問。 企業主導型保育事業について会計検査院が検査したところ、病後児保育、病児保育事業や一時預かり事業実施について、看護師等が確保できなかったことなどの理由により全く実施していない実態等明らかになっておりま...全文を見る | ||
○木戸口英司君 じゃ、終わります。 | ||
05月20日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第20号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 私は、会派を代表し、ただいま議題となりました子ども・子育て支援法及び児童手当法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論をいたします。 令和元年の八十六万ショックに続き、令和二年の出生数は過去最少となることは確実と見...全文を見る |
05月21日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第29号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 四月五日に大阪、兵庫、宮城にまん延防止等重点措置が発令されてから今日まで約一か月半ですけれども、重点措置、緊急事態の発令と追加が繰り返されて、今日で八回目になります、この一か月半でですね。重点措置八県、緊急事態十都道府県、この...全文を見る |
○木戸口英司君 地元のそれぞれの事情の中で対応が行われている、そのことを西村大臣は一番よく分かっているんだと思います。政府内からいろいろ批判が出ていると、そういうことではなくて、しっかりと寄り添った形でその対応を後押しする、支える、そして、宣言の出したりあるいは解除したりというこ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 専門家の意見が尊重されたことは、それはよかったと思います。しかし、政府の判断が、その前の晩の判断が次の日の朝大きく変わるということですから、それは国民へのメッセージとして様々な影響があると思います。 大臣はいつも尾身会長と、専門家と連日意見交換をしているという...全文を見る | ||
○木戸口英司君 最終的決定は政治です。しかし、専門家と政治との間のこの関係性、そして責任、役割ということ、昨年からずっと私も内閣委員会でも大臣と議論してまいりました。模索しながらということは分かりますけれども、緊急事態宣言が出る、あるいはまん延防止等重点措置である、そうでない、解...全文を見る | ||
○木戸口英司君 しっかりとお願いいたします。 終わります。 | ||
05月27日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第22号 議事録を見る | ○木戸口英司君 私は、ただいま可決されました障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主・社民、公明党、日本維新の会、国民民主党・新緑風会及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いた...全文を見る |
06月04日 | 第204回国会 参議院 本会議 第28号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 ただいま議題となりました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案につきまして、会派を代表して質問いたします。 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言は、東京都、大阪府など五月末と...全文を見る |
06月15日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 第28号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 会派を代表し、重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案に対し、反対の立場から討論いたします。 私は、防衛施設の保安を徹底するのは当然であり、外資による周辺の土地買収に安全保障上...全文を見る |
○木戸口英司君 私は、ただいま可決されました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主・社民、公明党、日本維新の会及び国民民主党・新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を...全文を見る | ||
06月16日 | 第204回国会 参議院 本会議 第32号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 私は、会派を代表し、ただいま議題となりました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案に対し、反対の立場から討論いたします。 私は、防衛施設の保安を徹底するのは当然であり、外資に...全文を見る |
○木戸口英司君(続) その責務を果たせないとすれば政権を降りてもらうしかありません。 コロナ対策のためにも国会の延長を求め、立法府の矜持から、これだけの課題をそのままに法案を成立させることには絶対に反対であることを申し上げ、討論を終わります。(拍手) | ||
07月15日 | 第204回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○木戸口英司君 立憲民主・社民の木戸口英司です。 昨日の東京都の新規感染者数、千百四十九人と、千人を超えるのは約二か月ぶりということになります。五月の第四波のピークだった人数をもう上回っているという状況。この中で、国のコロナ対策はまさに迷走していると言っていいと思います。 ...全文を見る |
○木戸口英司君 しかし、報道では、この八月前半分の配分が発表された現在においても、七月分の新規予約を停止したり予約キャンセルに追い込まれたりする自治体は少なからずあると。混乱は続いているということではないでしょうか。 VRS情報に基づく在庫管理と供給削減に、特に入力が遅れてい...全文を見る | ||
○木戸口英司君 なかなか、その言葉と今自治体の状況、ずれがあるんだろうと思います。しっかりと今後の、都道府県とも連携をしながら、自治体のこの接種状況のペース配分ということをしっかりコミュニケーションを取っていただくと、そのこと、改めて大臣、この自治体とのコミュニケーションというこ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 はしごを外されたなんていう言葉が全国知事会からも出てくるわけでありますので、今の言葉、これまでもやってきたということでありますけれども、これまでの様々な課題を改善しながら進めていくということ、もう少しそういった言葉が聞きたかったところでありますけれども、次の質問に...全文を見る | ||
○木戸口英司君 私も、この内閣委員会の議論、あるいは議運でも西村大臣に何度か質問をしておりますけれども、やはり国民の行動制限に頼ると、そういう部分は大きいと思います。その上で、やはり国として何ができるのかと、しかも、これまで何ができていなかったのかと、しっかり検証をして、しっかり...全文を見る | ||
○木戸口英司君 その上で、尾身会長は、予備費をまずは有効に使って、事業者支援もそうだけれども、検査などもしっかりやっていけば国民の安全、安心につながるし、国民の理解も得られるのではないかという、そのことだと思います。 その上で、サイエンス、テクノロジーについても、分科会の資料...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やはり、やるべきこと、それがやられていないことがまだまだある、そして、やるべきでないことが強く今回出されたと、西村大臣、そうではないでしょうか。 お聞きします。時短や酒類提供停止等の要請を拒む飲食店が実際存在すると、一部ですけれども、この理由について、なぜそう...全文を見る | ||
○木戸口英司君 飲食店が要請に従えない理由、そして実態、それをしっかりと見ていけば、今回のような西村大臣の酒類提供対策強化策、これはどうして出てくるのかと、私は、本当に疑問というか、これからの菅政権のコロナ対策に非常に不安を感じます。国民もみんなそうじゃないでしょうか。しかも、こ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 協力金が遅れているわけですから、先払い、これはもう当たり前のことです。また、酒類の販売事業者に対する支援金も、これまで少なかったわけですから、これも当たり前です。国として何に汗をかいていくのかということ、これが今必要なんじゃないでしょうか。 この撤回、そして迷...全文を見る | ||
○木戸口英司君 コロナ対策に思いが強いのはみんな一緒です。そして、国民もみんなこの危機を克服しようとして、今必死で今対応していただいていると。その気持ちを裏切る、そういう提案だったと思います。 では、大臣、協力金の先払いについてですが、十九日から受け付けるということですけれど...全文を見る | ||
○木戸口英司君 いつ届くんですか。 | ||
○木戸口英司君 時間になりましたけれども、それで、それぞれの、国税庁から、あるいは金融庁からも準備されていたわけですけど、そういう対応はもうすぐ発出して、そして制限を掛けると。そして、支援金出しますと言いながら、いつ出すかも分からないと。そんなことで信頼して飲食店が休業要請に従え...全文を見る | ||
12月16日 | 第207回国会 参議院 予算委員会 第1号 議事録を見る | ○木戸口英司君 岸田総理、そして鈴木財務大臣を始め閣僚の皆さんにはどうぞよろしくお願いを申し上げます。 それでは、先ほども質問ありました国交省統計書換え、どうも大臣の答弁が分かりづらい、伝わってこないところがあります。少し確認をさせていただきます。 一九年十二月まで、国交...全文を見る |
○木戸口英司君 それが分かりづらいんです。書換え、改ざんでよろしいですか。 | ||
○木戸口英司君 何か、先ほどから理由を説明しながら、大臣、何か正当化するような話に聞こえるんですが、統計法上不適切だったということでよろしいですか。 | ||
○木戸口英司君 ですから、比較のために必要だったというふうに聞こえるんです。それでよろしいんですか。 | ||
○木戸口英司君 いやいや、ですから、間違った統計同士を比較するという理由がよく分からないんです。分からないというか、その答弁が間違いだと思いますよ。比較ではなくて、これまでの統計を正当化するために、大きく激変させないようにごまかすためにやっていたんじゃないですか。 | ||
○木戸口英司君 大臣、その比較が必要だったという認識なんでしょうか。ごまかしたと、これまでの統計と合わせなくちゃいけないという、そういう認識だったという、大臣はそういう考えには立ちませんか。 | ||
○木戸口英司君 総理も同じ認識ですか。 | ||
○木戸口英司君 ですから、その理由についてはこれから第三者委員会でしっかりと調査されるんだと思いますけれども、総理の印象としても、そういう、正当化はしていないけれども比較のために必要だったという、そういう説明を納得されていますか。 | ||
○木戸口英司君 先ほど国交省からの説明で、その理由は、前年と大きく数字が変わる、そういう答弁がありました。大きく数字が変わるというのは、どの程度、どういう数字が変わるという見込みだったんでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 ですから、大きく変わる可能性を感じて、そして統計手法を変えなかったと、書換えをしたと、国交省でですね。そうすると、もう比較のためというもう前提が崩れるんじゃないですか。やはり、数字を合わせたい、そういう意識の下に行われていたということではないでしょうか。 もう...全文を見る | ||
○木戸口英司君 こうして、統計の在り方、またGDPへの影響、そしてもちろん、統計への信頼、また経済対策、まあ補正予算もですね、影響が出る可能性があるということで、集中審議をこの件について委員長に求めたいと思います。 | ||
○木戸口英司君 先ほど十万円給付に係る問題について質疑があったところでありますけれども、方針をめぐる経過、混乱を極めたと言っていいと思います。 自治体、国民への説明を丁寧かつ迅速に行っていただきたいと思いますが、まず総理からお伺いいたします。 | ||
○木戸口英司君 私、思い出すのは、昨年の四月ですね、新型コロナウイルス感染症対策をめぐり、当初、困窮世帯限定の三十万円給付とされて、補正予算案は既に閣議決定されていたと、それにもかかわらず、一律十万円給付にするという方針に転換されたこと。この三十万円給付案を取りまとめたのが当時の...全文を見る | ||
○木戸口英司君 過ちては改むるにはばかることなかれと、私もそう思います。しかし、政策変更をめぐる経過の総括と説明責任に努め、改善に向けていくことは絶対的に必要です。 政治における政策決定過程、政と官における政策検討過程、国と自治体とのコミュニケーション、国民のニーズの的確な把...全文を見る | ||
○木戸口英司君 課題として、支援を要する世帯、個人に速やかに給付金を支給する仕組み、そしてシステムの構築と、これはまだまだ課題があると思います。また、所得制限を設けるかどうかという、そのこと自体もあるわけですけれども、公平性をより高めるために、主たる生計者で見るか世帯で見るかなど...全文を見る | ||
○木戸口英司君 我々立憲民主党も、様々困っている皆さんに対する支援、そして国民の皆さんを支える支援、いろんな方策を考え、また提案をしております。是非、今回の混乱のようなことにならないように、与野党を挙げて、そして国会を挙げて対策を検討すると、そういうことが必要ではないかということ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この政府方針には、まずは経済をしっかり立て直す、そして財政健全化に向けて取り組んでいくと、今総理答弁にもありました、とありますけれども、これまであった聖域なき歳出改革という文言は消えております。そういう意味では、財政健全化という言葉は残りましたけれども、少しトーン...全文を見る | ||
○木戸口英司君 矛盾はないということ、そういう答弁でありました。 総理は、党の財政健全化の会議では、財政は国の信頼の礎だと財政再建の重要性を語ったということが報道されております。現在、この信頼の礎は保たれているという考えでよろしいでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 そして、この同じ会議で、総理は、財政健全化を考える姿勢は政治の大きな責任だということもおっしゃっております。その上で、経済対策と中長期的な財政健全化は決して矛盾しないと、まあ先ほど答弁あったとおりですね、と述べておられます。今後、プライマリーバランスの黒字化の目標...全文を見る | ||
○木戸口英司君 自民党内でも、この経済あっての財政ということと、聖域なき歳出改革と、まあ路線対立というところと言っていいのか分かりませんけれども、様々な考えがあると承知しております。私は、危機に対する必要な財政支出はちゅうちょなく行うと、そのことについては大きく賛成をいたします。...全文を見る | ||
○木戸口英司君 じゃ、それでは山際大臣に重ねてお伺いいたしますけれども、資料一です。(資料提示) 政府は、年初の経済見通しで実質成長率四・〇%を掲げていました。七月の年央試算では三・七%の実質成長とかなり高い数字。で、今年中、ですから今月中にということですけれども、コロナ前の...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この見込みをただ批判するわけじゃありません。意欲的な見込みとしてこれを達成するためにどう取り組んでいくかということが大事であって、そしてまた、途中途中の検証がやっぱり大事だということ。そのためにも、これまで国会も開かずに、今回補正予算を経済対策として今年度初めてこ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 では、それでは改めて、コロナ禍からの回復、今なかなか足踏みしている状況で、資源価格も高騰し、為替の先行きも見通せない状況です。オミクロン株の感染拡大の懸念もあります。経済状況に関する認識を、そしてこれからどういう展開になるか、それが今回経済対策にどのように反映され...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今のような分析を踏まえてということになるわけですけれども、今回、新時代開拓のための経済対策ということで銘打って過去最大規模の補正予算が編成されて、また来年度予算の編成に今向かっているということでありますけれども、規模感は分かるんですけれども、規模を重視する結果、む...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、財務大臣にお伺いいたしますけれども、会計検査院が報告した決算検査報告、新型コロナウイルス対策事業の無駄と遅れが判明しております。布マスク八千万枚の余剰、そして約六十五兆円のうち未執行額が三割超の約二十二兆円と。補正予算編成に当たって検証と改善はなされたの...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やはりこういうことが指摘されている中で、こうして巨額の補正予算から予算編成と続いていくということ、この辺りがやはり信頼ということに関わってくるんだと思いますので、しっかりと説明責任を果たしていただきたいと思います。 その上で、総理は所信表明で予算の単年度主義の...全文を見る | ||
○木戸口英司君 基金のメリットは私も承知しておりますけれども、国会の監視が届きにくいんですね。無駄に支出される、あるいは支出されずに無駄に積み上がる可能性と、こういった検証についてはいかがでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 それでは、新型コロナウイルス対策についてお伺いをいたします。 オミクロン株が急拡大しております。総理は危機管理を行う司令塔組織の立ち上げということをおっしゃっておりますけれども、どういった問題意識から、そして、いつこれに取り組むんでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 今までの司令塔組織として課題があったという認識だと思います。 それでは、厚労大臣にお伺いいたしますけれども、病床確保について、入院受入れ者数は今回のピーク時の約三割増と、約三・七万人分を確保したとされております。しかし、病床数を増やしても本当に稼働できるのか、...全文を見る | ||
○木戸口英司君 確認いたしますけれども、今年の夏は東京都でも病床を増やしたんですけれども、使用率が六五から七〇%ぐらいでも逼迫の危機に陥ったという状況がありました。まあいろいろ改善されたということですけれども、こういうことがもうないということでよろしいですか。 | ||
○木戸口英司君 この病床や医療人材確保に対して、国や自治体が迅速に必要な要請、指示できる法的措置を検討するとしています。どのような措置を想定しているのか、国の強制力で効果が見込めるのか、お伺いいたします。 | ||
○木戸口英司君 私は、やはり国の役割は大きいと思いますけれども、強制力というよりも国と地方の役割と連携の新たな構築ということがまずは重要だと思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 そこで、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金二兆一千三十三億円が計上さ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まさに医療機関の経営は支援金等により支えられている状況で、中長期的な財政支援というのは本当に必要だと思います。 そこで、総務大臣にお伺いいたしますけれども、地方において、過疎地域、不採算地区ですね、を抱える自治体では、地域医療を担う公立病院を維持するために繰出...全文を見る | ||
○木戸口英司君 非常に厳しい状況です。是非、総務省でも地方に寄り添って取り組んでいただきたいと思います。 その上で、新型コロナウイルス感染拡大による病床確保の厳しさ、これ、病院経営の悪化の根幹に、医師不足、そして医師の地域偏在、診療科偏在の問題があると考えます。対策、二〇一八...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今、体制、対策として派遣調整等ありましたけれども、なかなか実効性が見えてこないという声が強いです。都道府県主体の偏在対策に限界があるとも言われております。国の主体的関与、そしてその仕組みが必要であって、医師不足地域への財政支援、併せて強めていくことが急務だと思いま...全文を見る | ||
○木戸口英司君 この骨太の方針二〇一八で、将来的な医学部定員の減員に向け、医師養成数の方針について検討するという方針が打ち出されております。医師養成の在り方については、現状の医師不足と医師偏在の解消、そして二〇二四年からの医師、医療従事者の働き方改革を踏まえて検討するべきではない...全文を見る | ||
○木戸口英司君 やはり、養成数もこれから減っていくということであれば医療現場に非常にマイナスのメッセージになると考えますので、しっかりと検討して、むしろ増やしていくという方向が必要だと思います。 コロナ前から、地方では医師不足、医師偏在で医療崩壊と言われてまいりました。コロナ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、ワクチン接種についてワクチン担当大臣にお伺いいたします。 三回目、追加接種がスタートしております。ファイザー製ワクチン、そしてモデルナ社製ワクチンは昨日承認されたということでありますけれども、実務を担う自治体からは、そこの、両社のワクチンですね、具体...全文を見る | ||
○木戸口英司君 調達の総枠は大筋で合意できているということは言われております。これから世界的な争奪戦ですね、オミクロン株も広がっているわけですので。供給は計画どおりになるかということ、その点を、じゃ、御説明ください。 | ||
○木戸口英司君 前の大臣も、このワクチン接種が始まったときに、総枠は決まっていたけれども、いつどのぐらい入ってくるか、それが分からずに、そして自治体も非常に混乱したということがあったわけで、自治体もそのことを一番懸念しているわけです。大丈夫かということをもう一度確認したいと思いま...全文を見る | ||
○木戸口英司君 今回、一回目、二回目と違うのは、交互接種ということが言われていることです。その中で、自治体が、どういう体制で準備すればいいかということがまた不安になっているわけであります。そこに対するしっかりとした説明ということについて、どのようなことを配慮していきますでしょうか...全文を見る | ||
○木戸口英司君 じゃ、ワクチン担当大臣にお伺いいたしますけれども、大臣の記者会見で、二回目接種から八か月を前倒しにするということを言いながら、これまで示した配送数、配送計画に変更はないとしています。 じゃ、ワクチン担当大臣は、これから早期接種に向けて何に取り組むおつもりですか...全文を見る | ||
○木戸口英司君 じゃ、交互接種の件に話戻りたいと思います。 国民も、ちょっとどういう状況になるか、まだ分かりかねている部分があると思いますので、国民に対して、交互接種、なぜ必要なのか、また安心なのか、そして効果はどうかということ、これは厚労大臣にお伺いいたします。 | ||
○木戸口英司君 では、またワクチン担当大臣に戻りますけれども、この交互接種があるからこそ、自治体では早く、ファイザー社、モデルナ社、どのぐらいにいつ届くのかということを知りたがっているわけです。そのことにどのように応えていくかということを私、先ほどから答弁として期待しているんです...全文を見る | ||
○木戸口英司君 いや、大臣、ですから、一月までの配送はもう数字が出ております。その後から本格的になるわけですね。一般のまず希望者、国民に三月以降どんどん進んでいくわけで、その見通し、分かり次第ということはそのとおりかもしれませんけれども、やはりどういう見通しなのか、しかも、早く、...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まあ、明瞭という与党から声がありましたけれども、これを見ている自治体関係者の皆さんで明瞭と思っている方がいらっしゃるでしょうか。不安が広がっているんではないかと思いますけれども、もうしっかりと取り組んでいただきたいと。 夏に向けて非常に混乱があったと、そして、...全文を見る | ||
○木戸口英司君 資料を配らせていただいております。 これは岩手県庁で作った資料ですけれども、令和三年度産米の収入額と生産費の差額ということで、五ヘクタール未満の経営体で収入額が生産費を下回ると。つまり赤字、この赤いマークのところは赤字です。しかも、この五ヘクタール未満の全経営...全文を見る | ||
○木戸口英司君 このコロナ影響緩和特別対策、今農水大臣から紹介ありましたけれども、この効果に非常に疑問が言われております。農業団体からは米の市場隔離が要請されてきたわけですけれども、この対策で米価回復の効果ということはあるんでしょうか、伺います。 | ||
○木戸口英司君 まさに、今のこの経営の見通し、赤字がこれだけということでありますので、まさに営農の危機だと私は思っております。その中で、農水省の動きが鈍いと、あるいは全く応えてくれないという農業者の諦めの気持ちが非常に強まっていること、農水大臣が今、答弁の中ではそういった思いが伝...全文を見る | ||
○木戸口英司君 まあ無利子融資も大切ですけれども、まあ借金ですよね。 お伺いいたしますけれども、事業復活支援金が今回示されております。コロナ禍で大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主に、地域、業種を限定しない形で事業規模に応じて支給することと...全文を見る | ||
○木戸口英司君 是非、農業者あるいは水産業者も非常にコロナで影響出ておりますので、使いやすいように、そういう仕組みをお願いしたいと思います。 来年の需要見通し、生産量、適正生産量、そして今年に比べてどのぐらいの減少になるか、農水大臣に説明をお願いいたします。 | ||
○木戸口英司君 この需給見通し、これがまた過大となれば、産地が二二年産で作付け転換しても、需給均衡がまた崩れてしまいます。やはり、需要拡大策、今お話ありましたけれども、しっかりと取り組んでいただくことと、しかし、この米政策自体が非常に、転換されてから厳しいこの米作りの現場があるわ...全文を見る | ||
○木戸口英司君 では、時間となりましたので、残りは午後にしたいと思います。 | ||
○木戸口英司君 では、引き続きお願いをいたします。 それでは、質問、ALPS処理水の海洋放出について、経産大臣中心にお聞きをいたします。 十一月末、福島第一原発で雨水散水トラブルの不祥事が発生したとされております。この事態の説明を求めます。 | ||
○木戸口英司君 こういう大きなまた事態が起きてきたということで、今月一日に、全漁連は東電幹部を呼び付けて厳しい抗議文を突き付けたとされております。 東電のガバナンスの問題ということでありますけれども、改めて、この東電のガバナンス、これ本当に大丈夫なんでしょうか。政府の受け止め...全文を見る | ||
○木戸口英司君 随分簡単な答弁に聞こえましたけれども、三号機建屋の地震計故障放置、柏崎刈羽原発での重大なテロ対策不備が判明して、規制委から事実上の運転停止命令が出ております。繰り返される東電のこういった不祥事、もう止まりません。 今度、IAEA、大臣もこの間会談をされたという...全文を見る | ||
○木戸口英司君 それでは、復興大臣にお伺いをいたします。 汚染水、まあ処理水ですね、ALPS処理水が海洋放出されるということで、復興への影響、どのように捉えておりますでしょうか。 | ||
○木戸口英司君 復興の影響ということをしっかり捉えて、やはり復興大臣は、この問題にむしろやっぱり阻止するぐらいの気持ちでやっていただきたいと思います。 経産省、関係者の理解ということなしには行わない方針、これを堅持していると言っておりますけれども、この約束はほごにされているん...全文を見る | ||
○木戸口英司君 全漁連から要請が五項目出されておりますけれども、この要請五項目について説明をいただきたいと思いますし、この五項目に対してしっかりと取り組んでいるのか、全漁連から理解を示されているのか、お伺いいたします。 | ||
○木戸口英司君 時間となりましたので、拙速な放出ありきの方針を見直すべきだということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。 |