荒井正吾

あらいしょうご



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荒井正吾の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第132回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○政府委員(荒井正吾君) 御説明申し上げます。  今、委員御指摘ありました外国の旅行業をにらんだかどうかというふうな点、あるいは日本の消費者保護の動向をにらんだかどうかというような点は、委員御説明されましたとおりでございます。  ヨーロッパにおきましてもEC委員会の指令が平成...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今、委員おっしゃいました旅行の形態といたしまして、旅行業者が計画作成をいたしまして旅行者を募集いたしまして催行するといういわゆるパック旅行、主催旅行は不特定の方が参加されますので、旅行者の方が不測の事故に陥らないような責任関係を強化したいというのが今回の...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 側説明させていただきます。  まず、登録種別の変化、簡素化でございますが、今御指摘ありましたように、従来海外旅行と国内旅行が大きく区別される意識がございまして、一般旅行業は海外旅行、国内旅行業は国内、それに旅行代理店という区別でございました。このたびは...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 旅行前の倒産の場合のトラブルと現実に旅行されました場合のトラブルとございます。  倒産の場合のトラブル、倒産した場合の前受けの旅行者の債権を払い戻す営業保証金の適用でございますが、委員御指摘のように現在消費者優先の規定はございませんが、現実には消費者優...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 現在の倒産の場合のケースでございますが、平成四年、五年に少々大型の倒産が続きまして、その際営業保証金の額が不十分なケースが若干発生いたしました。それを機会に、平成五年に営業保証金の額が大幅に引き上げられております。  例えば、現在でございますと主たる営...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今、委員御指摘のような改正の方向でございます。総取扱高は、前年の取扱高を根拠にいたしまして特定業者の営業保証金の額を決めていくということを考えております。その取扱高に応じて、今後の検討でございますが、取扱高が例えば七十億までの業者でございますと七千万円、...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 販売方法が技術革新によって変化しておるということは、まさしく御指摘のとおりでございます。今後、旅行商品の販売におきましても、そのような技術革新の影響を大いに受ける分野であろうかと考えております。  現在の状況で、例えばコンビニで旅行商品を販売するという...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 旅行業協会の責務の大きなものは、倒産のときの営業保証金にかわる共同保険でございます弁済業務保証金の制度を持つという、これが一つでございます。これは会員の共済制度でございますので非会員については適用されないと、非会員は営業保証金という国庫へ納付する仕組みを...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 具体的な責任の確定は、今御指摘のありましたように、標準旅行業約款の策定が具体的な作業として非常に重要でございます。この作業は、法律が改正されました後、ことしの秋ぐらいまでにその内容を決定するようなことを希望しております。  その際は、旅行業約款委員会と...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今、委員御指摘されましたように、平成四年度、五年度に急に倒産がふえてきております。その中で大型倒産が入っておりまして、これは旅行業の事業というよりも不動産でございますとか株で倒産されたのが大型になったものでございます。その債権者は消費者とは別の方でおられ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 特に、倒産のときの消費者保護を御指摘されました。現在、営業保証金を上げたという過程にございますが、今後旅行業の規模が増大いたしましたり、あるいは不測の倒産ということがもちろん起こり得る可能性はございます。営業保証金の額の算定も具体的にはこれからの検討課題...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今後の具体的な旅行業者に対する営業保証金の額でございますが、普通の方は今の現行の水準が大体維持されるような水準になろうかと考えておりますが、一部通信販売を主たる販売形態とされる業者さんにおかれましては、一営業所ごとの取扱額は非常に差がございますので、その...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 確かに、委員おっしゃられますと営業保証金という名前からは日々の営業の取引先、宿泊業者、運輸業者あるいは旅行社という観点が入るような言葉のようにも改めて感じますが、旅行業法の観点からいたしますと基本的に不特定多数の消費者との取引を保護する法律になっておりま...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 営業保証金の目的を今先生のおっしゃいました消費者限定にするか消費者優先にするかというのが旅行業問題研究会の過程で議論としてございました。消費者限定にするという有力な意見も存在いたしました。  本来の主たるほとんどの業務は消費者のためでありますが、限定す...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 消費者の方に取引の内容を十分説明するというのはいろんなことでやっていきたいと思います。  ただ、倒産した場合の保証というのはサービスする側につきましてなかなか説明しにくいような内容のものでもあったかと思うわけでございますが、今度の改正の大きな基本的な話...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 主催旅行を中心といたします責任関係の実態及び方向というのは今委員おっしゃられたとおりだと思います。外国の傾向でも、パック旅行という旅行される方は少人数でございますが全体としてはまとめてあるというパック旅行が発達いたしまして、旅行が初めての地へ安心して行け...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 主催旅行の具体的な責任でございますと、特に今回の改正の大きな柱の旅程保証の責任ということを新たに導入するということを考えております。  旅程保証というのは、旅はいろんなことで不測の変更がございますが、航空機の変更、グレードの変更と、そのときはそれを回復...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 情報化の進展は私どもの想像を超えるような面があろうかと思います。また、旅行業あるいは旅行商品の販売についてそういう情報化、情報技術の進展が大いに影響すると思われます。パソコンを利用した予約とか家庭内での販売というようなものも目前に迫っているように考えてお...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 旅行業を初めといたします販売の関係の規制法が営業所、場所を決めた対面販売ということを大いに前提にしておるという面は御指摘のとおりだと思います。旅行業法もそのような形態でございましたが、最近通信販売とかコンビニの販売等でそれが非常に簡便化されたような形で崩...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 旅行業務の内容でございますが、今委員おっしゃいましたように、主催と販売というのがより大きな区分として存在することになろうかと思います。販売は言ってみればほかの旅行業者の方がつくられた旅行商品を販売するというものでございます。主催の方はみずからつくると。ち...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 主催の方と、いわゆる手配のお客さまの申し出によってつくる旅行の中でも相当複合的ないろんな要素がありまして、全体をまとめて手配する業界言葉で言われるような包括手配との実態的な差というのは、表面的になかなか大きな差が見えないように思われます。主催の方は不特定...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) そのように考えております。
○政府委員(荒井正吾君) 委員御指摘のように、弁済業務保証金は共同保険制度でございまして、その加入条件を従来は登録の一年後としておりました。この趣旨は平たく言いますと、新顔の方に共同保険制度に入っていただいてすぐ保険制度を荒らされると困る、よく実績を見てからと、こういう背景があっ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) そのように考えております。
○政府委員(荒井正吾君) 委員御指摘のように、旅行業は非常に中小零細が多うございまして、共同化を進展させるということが経営を効率化あるいは安定化させる一つの有力な手段だと思っております。従前、余り共同事業がない業界でございましたが、その報告書にも記載されておりますように共同化でき...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今委員御指摘なされましたように、国内の主催旅行社の経営の安定という観点からも財産的基礎をある程度主催旅行をされる方に求めようということでございます。従来、国内は三百万でございましたが、国内の主催をされる方に限りましては最終的には七百万というような方向で検...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) まだ確定しておりませんが、例えば改正後直ちにじゃなしに一定期間を置いて段階的にやる、三百万から七百万でございますので段階もそう何度もということにはならないと思いますが、倍増以上になりますので、一挙にしないで階段を少々置こうかと。その期間をどの程度とするか...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) いわゆる格安航空券の市場でございますが、特に季節波動性のあります観光路線につきましては非常にお客様の動きの少ないときに格安券が出回る傾向にございます。  どのようなやり方でされているかということでございますが、二部に認可運賃を下回るチケットということが...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) そのような認可運賃の定められた形態を逸脱するものについては、お客様との運賃の明確性というのをやはり確保していかないといけませんと思いますので、運賃の種類は非常に多様化する傾向にございますが、多様化する中でも正式な運賃として消費者との間で提示するように、お...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 回数券でございますが、回数券につきましては購入時に一枚一枚に氏名を記入されていることは要求されておりませんで、記名人の変更は一応可能とされていると聞いております。
○政府委員(荒井正吾君) 航空券自身が記名を前提にしていることはそのとおりでございますが、また記名を変更するということもできますので、それが若干省略されたりいろいろちょっと不規則なルートになるという面があろうかという気がいたします。その記名された航空券で一応購入されるわけでござい...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) そのように考えていきたいと思います。
○政府委員(荒井正吾君) コンビニの販売は、午前中もちょっと申し上げましたように、技術の進展あるいは販売形態の変化等に伴っていろんな商品がコンビニで売られていく傾向にございます。航空券につきましては、これは旅行業法の規制というよりも規制の外で代売ということができるようになっており...全文を見る
06月06日第132回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○荒井(正)政府委員 四月一日の観光部の組織改正についてお答えさせていただきます。  従来、企画課、旅行業課、振興課と三課でございましたが、旅行業課を旅行振興課、振興課を観光地域振興課というふうにいたしました。  その内容でございますが、旅行振興課は、旅行業の振興が旅行全体の...全文を見る
○荒井(正)政府委員 組織改正及びこれからの業務の運営の基本的な私どもの心構えは、今委員がおっしゃった線、全くそのように考えております。  運輸省観光部だけでこの広い観光の業務をカバーできるわけではございませんので、関係省庁と地域の所掌をされている国土庁、自治省でございますとか...全文を見る