荒井正吾

あらいしょうご



当選回数回

荒井正吾の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○荒井政府委員 現状の御説明でございますが、委員今御説明されましたように、高齢者、障害者の移動は我が国でもより貴重なものになってきておると運輸省でも思っております。移動をお助けするということを、大事な行政課題だということでいろいろなことをやり始めておりますが、運輸省の立場から、今...全文を見る
○荒井政府委員 障害者、高齢者の輸送支援、とりわけボランティア団体の輸送支援に対する法上の位置づけという御質問でございます。  とりわけ道路運送法上の位置づけでございますが、道路運送法上は他人の需要に対する安全規制、価格規制というものを中心にしております。見ず知らずの人に命をゆ...全文を見る
○荒井政府委員 一昨年の京都会議以降の低燃費、低公害、環境対策、特に自動車に対する環境対策の概要を簡単に御説明申し上げます。  京都会議は特に地球温暖化対策ということで、炭酸ガスの抑制、低燃費の達成ということが課題になりまして、自動車の、特に単体規制といいますか、自動車から排出...全文を見る
○荒井政府委員 タクシーの特に東京近辺における現況、またタクシー事業の特性について、細川委員述べられたのはそのとおりでございます。その中で、需給調整の弾力的運用ということで、平成九年の三月の規制緩和推進計画において、平成十三年度までの需給調整規制の廃止とあわせて、需給調整を緩和す...全文を見る
○荒井政府委員 ただいま、去る一月二十六日に需給調整規制廃止後の新たな制度のあり方についての答申骨子素案を公表して、意見を求めている過程でございますが、その中で、タクシーにおける事業の特性、とりわけ歩合制を背景にして増車意欲が極めて強い、その結果、不況にもかかわらず供給が過剰にな...全文を見る
○荒井政府委員 いわゆる自賠責保険の民営化問題についての政府の考え方及び経緯についての御質問でございます。  経緯につきまして、昨年十月に、経済団体連合会、いわゆる経団連から、政府再保険の廃止の要望が出されました。また、一部の大手損害保険会社が自賠責の民営化ということを主張され...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○荒井政府委員 地方バス路線で具体的に今、二種路線、三種路線というお話がございましたが、二種路線は乗車密度が、乗車密度は平均して乗っておられるお客様の数ということでございますが、五人以上十五人以下という路線でございますが、これはある程度需要はあるが赤字であろうという路線でございま...全文を見る
○荒井政府委員 今先生のお地元の、特に弘南バスを中心とした生活路線の維持の協議会、今申されましたような大変先駆的な試みでございます。運輸政策審議会の今後の方向でも、地域協議会を設置してそのような地域交通のあり方を検討してやるということが提示されているところでございます。  さら...全文を見る
○荒井政府委員 地域のバスの新しい試み、各地で出ておる中で今先生のお地元でもあるようでございますが、一つは値段を下げるということと、便利に乗ってもらうということ、便利の中身でございますが、わかりやすい路線で目的をはっきりした路線形態がとられております。特に市町村が積極的に関与され...全文を見る
○荒井政府委員 規制緩和によりまして営業が比較的自由になるわけでございますが、その際、市場からの撤退、非常に経営の苦しいマーケットでございますので、赤字の企業の撤退に拍車がかかるんじゃないかという御心配でございます。その歯どめの保証をどこに求めるのかというふうに承っておりますが、...全文を見る
○荒井政府委員 規制緩和の流れは大きな方向だとは認識しておりますが、今委員申されましたように、その影響をどのように緩和するのかということも大きな課題でございます。  今規制緩和をすると、廃止希望が二割あるというアンケートが出ました。これは運輸省がむしろ調査して、とったものでござ...全文を見る
○荒井政府委員 地方自治体のバス運行でございますが、先生申されましたように、JRでございますとか民間バスが経営上撤退やむなしという路線について、地域の足として守られるというのが大きな動機でございます。そのような路線は、事業として維持するのが大変困難であるが、地域の足として不可欠で...全文を見る
○荒井政府委員 今運輸政策審議会で議論しておりますのは、需給調整規制を廃止した場合にどういう課題があるのか、環境整備をするのはどのようにすればいいかという議論でございますが、その中で今御議論されております生活交通の維持の方策ということが最大の課題になっております。この間出されまし...全文を見る
○荒井政府委員 今御指摘されました答申骨子案では、そのような表現でございます。例えばということで例示になりますが、複数の市町村間において運行され、都道府県庁所在地や広域行政圏の中心都市等へのアクセスを確保するような路線というものが考えられておるわけでございます。  さらに申しま...全文を見る
○荒井政府委員 国の役割、地方の役割についての基本的な議論の中での御質問でございますが、今委員おっしゃいましたように、地域の実態を反映するというのはもう当然の前提だと考えております。  国の役割としては、いろいろな考え方があろうかと思いますが、交通の分野では、安全の確保でござい...全文を見る
○荒井政府委員 今、春名委員が四国の例で大変厳しい例をおっしゃいまして、実際にそのとおりだと思いますが、各地でそのように非常に工夫をして検討されておる例もございます。国の役割といたしまして、そのいい例を参考にしていただくとか、あるいはこちらで、まあ御指導と言ったら上からということ...全文を見る
○荒井政府委員 スクールバスあるいは病院バス、福祉バスの一般住民の混乗というのは、運輸省も望ましい方向だと考えております。関係省庁とその方向で協議を重ねてきておりましたが、具体的な成果といたしまして、平成八年度より、スクールバスにつきましては一般住民の混乗を可能とするような措置が...全文を見る
○荒井政府委員 御説明申し上げます。  昨年五月八日の運輸委員会において先生から御質問がございました今の三つの類型についての、まず調査の面でございますが、最初の販売ディーラーの一括徴収の件が二点ございました。これにつきましては、かいつまんで申しますと、新人の営業マンが明細を省略...全文を見る
○荒井政府委員 代行センター利用料と申しますのは、新車なりを販売されますときに、検査登録手続代行費用として一括して請け負うケースがあるわけでございます。現実に登録をしますときには、ディーラーが請け負った手続を登録代行センターというところに委託をいたしまして登録をするということが数...全文を見る
○荒井政府委員 ユーザーが登録されますときは、みずから申請されましたりすることもあるわけでございますが、数多くはディーラーに任せられて登録されることがございます。そのときにディーラーに登録代行手数料ということで一括して支払われるケースが多くございます。  そのうち、ディーラーが...全文を見る
○荒井政府委員 存じておりません。(寺前分科員「知らない」と呼ぶ)知りません。
○荒井政府委員 今いただきました資料を拝見しておりますが、一番左の手数料の額は、私どもの把握しておる額でございます。例えば、札幌千五百円という額でございます。それに、こういう内訳がある資料は正直言いまして初めて拝見いたしましたが、こういう資料は、もちろん新人の営業マンがつくるよう...全文を見る
○荒井政府委員 自販連は運輸大臣と通産大臣の共管の公益法人でございますが、現在まで税務調査の結果についての報告は受けておりません。  なお、今御指摘のありました問題では、ユーザーとディーラーの表示の関係、それから、今還付金のような形で資料をお示しになりましたが、ディーラーと自販...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  乗り合いバスの規制緩和でございますが、平成九年三月の規制緩和推進計画、閣議決定されました中で、生活交通維持方策確立を前提に、遅くとも平成十三年度までに需給調整規制を廃止することとされております。  このため、新しい制度の枠組みや生活交通...全文を見る
○荒井政府委員 今、滝委員が、奈良交通を例にとって地方交通の維持の御懸念を表明されたわけでございますが、奈良交通は、全国のバス事業の中でも比較的頑張っておられる会社でございます。例えば、市町村からは助成を受けておられますが、国からの助成は過去ほとんど受けておられない。国は年間、国...全文を見る
○荒井政府委員 いわゆる規制緩和で参入がある程度可能性が出てきますと、会社の運営を、組織を分社化して効率化を図る、場合によっては赤字の会社ができて補助金が受けられるということは十分考えられますし、現に各地である程度そういう動きがございます。  分社化のいい面、悪い面が見方によっ...全文を見る
○荒井政府委員 路線バス、特に都市の路線バスでございますが、今委員申されましたように、道路がすいていればよく見えるとか、乗降が楽であるとか、いろいろメリットがございますが、逆に道が混んでいるとなかなかにっちもさっちもいかないということでございますが、最近の傾向といたしまして、見直...全文を見る
○荒井政府委員 今のブラジルの事例は、もちろん行ったことはございませんが、模型を拝見いたしました。ボルボが非常に熱心に参画されたという事例で、これは大変すばらしいものだと思いました。非常に長連結のバスで、かつプラットホームのような丸いプラットホームをつくって、町の景観、しかも環境...全文を見る
○荒井政府委員 最近は、規制緩和は心配だ、難しい、あるいは運輸省の周りをタクシーで囲まれて規制緩和反対という事例に直面しておりますので、今の御質問を伺って、気がちょっとほっといたしましたところがあるわけでございますが、しからば新しい参入がどういう形で、一つはニューフェースといいま...全文を見る
○荒井政府委員 もちろん、今例示されましたような方でありましても参入できる可能性が出てくると思います。大会社だとか既存の事業者の買収だけではないように考えております。  また、いつからかということでは、閣議決定は十三年度から実施ということになっておりますので、現在は、閣議決定は...全文を見る
○荒井政府委員 まさしく運輸政策審議会自動車交通部会で議論されておりまして、答申骨子の素案を公表しております。Eメールアドレスもつけております。御意見を伺うためにアドレスをつけたわけでございます。この答申は四月の上旬に最終答申になる予定でございます。その後、具体的な内容の詰め、法...全文を見る
○荒井政府委員 自動車運送事業はドライバーが基本でございます。ドライバーなしに成り立たない事業です。ただ、傾向として、ドライバー自身の高齢化が進んでおる事実はございます。特に旅客の運送におきましては二種免許を取得しなければいけませんので、二種免許の平均年齢が現在非常に高くなってお...全文を見る
○荒井政府委員 少子化ということと運送事業のドライバーというと、正直言いまして、今そう直接的な施策、政策が樹立されているわけではございません。今後どのような影響があるか、もう少し勉強してみたいと思います。
○荒井政府委員 恐縮でございますが、引き続きまして検討状況をちょっとごく簡単に御説明申し上げます。  運輸政策審議会の場で現在検討を進められておりますが、今委員おっしゃいましたように、規制緩和の中でもタクシーは非常に難しい分野だというような感じがございます。  特に、タクシー...全文を見る
○荒井政府委員 最近、高齢化等を反映いたしまして、移動に少々の障害があられる方がふえておられます。そういう方に対しまして、福祉輸送という分野が非常に期待されておるところでございます。タクシー事業の方からも、そのような分野に積極的にサービスを展開しようという動きがございます。運輸省...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○荒井政府委員 お答え申し上げます。  廃止をした事業者は、平成九年度二社でございますが、いずれも子会社に事業を譲渡しておりますので、このケースではバス路線はそのまま維持されております。また、廃止されたバス路線、休止されたバス路線でございますが、平成九年度で廃止バス路線三千六百...全文を見る
○荒井政府委員 乗り合いバスの今後のあり方について、運輸政策審議会の自動車交通部会の答申骨子素案をただいま公表して意見を求めているところでございます。その骨子の概要を簡単に御説明申し上げますが、需給調整規制を廃止するということが出発点になっておりますので、需給調整規制を廃止して競...全文を見る
○荒井政府委員 地域の生活交通の重要性について、今委員申されたふうに運輸省も認識しておりますが、国の役割につきましては、この答申の中にも触れられておりますが、「国は、ナショナルミニマムの観点から維持することが適切であると考えられる広域的、幹線的な輸送サービス類型について、地方公共...全文を見る
○荒井政府委員 委員申されましたように、具体的な国、地方の役割分担、さらには権限の分掌ということもさらに重要になってくると思います。国の役割分担、権限につきましては、道路運送の世界におきましては、輸送の安全の確保、利用者の保護に関する措置などは全国統一のルールで行うことが適当であ...全文を見る
○荒井政府委員 地方のバス輸送を維持するためには、地方財源の充実が大変重要だというふうに認識しておりますが、具体的にどのような地方財源かという点につきましては、私ども十分な経験、権限がございません。今後、答申を踏まえた上で、関係行政機関、とりわけ自治省の関係の方と十分協議、検討さ...全文を見る
○荒井政府委員 答申の協議の過程で、自治省と事務的には協議させていただいております。何せ運輸省独自の財源というわけにいかないものでございますので、自治省の事務当局の方と協議をしているということを御報告させていただきたいと思います。
○荒井政府委員 舌足らずであったかもしれませんが、今運輸省の方で、地方交通の維持のため約九十億の国庫財源を用意しておりまして、地方と協調して合計で二百億を超える維持資金助成をしております。これは今後とも充実を図っていくべきと運輸省としても考えております。  また、委員おっしゃい...全文を見る
○荒井政府委員 現在の地域交通審議会は地方運輸局長の諮問機関でございます。地域協議会は都道府県が主体的になるという点で、性格は変わってまいります。また、協議の内容といたしまして、地域サービスの維持のため、都道府県が中心となって地域の関係者が協議するという点が違って、法的な性格につ...全文を見る
03月09日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○政府委員(荒井正吾君) お答えさせていただきます。  今寺崎委員申されましたように、議論の最初にボタンのかけ違いがあったんじゃないかという御意見でもございますが、運輸省から見ましても少々情報不足の点もございまして、出だしのところで少々議論がかみ合わなかったというふうに反省して...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 失礼しました。言葉が変だったと思います。  自賠責の民営化についてのヒアリングということでございましたので、自賠責の民営化は大変な大きな問題だという認識のもとにこのペーパーをつくった次第でございます。
○政府委員(荒井正吾君) 自賠責特会の運用益から出しております事業の主なものが事故被害者に対する援護事業、中心となるものは事故対策センターの療護センターの運営でございます。それが一つと、それから交通安全対策事業、運行管理者研修、適性診断等をやっております。その二つは再保険特会の運...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) いわゆる自賠法、自動車損害賠償責任保障法の根拠に基づいておると思います。
○政府委員(荒井正吾君) 今委員御指摘のように、個別の支出についての認可という手続はございません。
○政府委員(荒井正吾君) 国会との関係につきましての基本的な権限は金融監督庁でお持ちでございます。プールの運営自身の監督という立場からだと思いますので、どういう事務でお諮りするということについてはまた政府部内での協議が少々要るかと思っておりますが、寺崎委員に再三御審議願っています...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 第二幕とおっしゃいましたが、ずっと経緯のある中で精いっぱいしてきたつもりでございます。  自賠責制度は大変大きな制度でございますが、運輸省と金融監督庁の立場を一言言いますと、運輸省は被害者保護の観点から、金融監督庁は保険業界あるいは保険制度全体の監督と...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今申しましたように、自賠審という大きな審議会にかけるにはどのようなことを目標にかけるのかということを、懇談会の最初の議論が二月二十三日にございまして、私出席いたしましたが、何を議論すべきかという点から始まったわけでございます。最初のボタンのかけ違いは、何...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) まず、主導権争いというようなことは、ゆめないように心がけていきたいと思います。細心の注意を払っていきたいと思っております。  運輸大臣の権限といたしましては、自賠責法に書いてございますが、制度の運用に当たって、事故の被害者の観点から運用するようにという...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 全体的にお答えを申し上げます。  保険料率につきましては、保険会社の申請に基づきまして、自賠責審議会に諮った上で金融監督庁が認可されます。自賠法三十三条でございます。認可の前に運輸大臣の同意が必要とされているところでございます。  それから、保険金限...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 自民党で運輸省が答えたのは私でございますので、少々ニュアンスが違ったかと思いますので、恐縮でございます。  具体案が出ないので、出てからしか検討しないといったものではございません。既に検討委員会が始まっておりますので、そこに出席いたしましてその場でも発...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 大臣の御所見の前にちょっと経過を御説明させていただきます。  昨年、節度を持って政策経費の支出に当たれと御指摘がございました。その後、政策経費の支出が、交通事故の事後対策といいますか、療護センターを中心とした被害者対策と、事前対策と申しますか、安全対策...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 昨年、自賠責特会から一般会計への繰り入れに対する利子分の約定といいますか協議がどうなっておるかという御質問がございました。現在の大蔵省との了解でございますが、繰り入れがなかったとした場合の運用収入に相当する額に達するまでの額を付して自賠特会に繰り戻す、預...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 二〇〇〇年でございますから平成十二年度までの元利の繰り戻し完了ということでお約束いただいておりますので、その方向で今後とも大蔵省と協議を続けてまいりたいと考えております。
○政府委員(荒井正吾君) 自動車が運輸部門の九割を占めるという状況でございます。  対策といたしまして、自動車自身の排出を低燃費といいますかCO2を下げる、いわゆる単体対策と言われている部門がございます。それでできる限りやる。それだけではもちろん不十分でございますので、自動車の...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 低公害あるいは低燃費車の普及でございますが、特に低燃費でございますが、六%削減という目標を達するためには、低公害・低燃費車の普及というものを約三百四十万台強ぐらい普及しなきゃいけないという目標を内々持っております。  なかなか大変な目標でございます。そ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 二十万台とおっしゃった後で答えにくいのでございますが、九千台でございます。
○政府委員(荒井正吾君) 低公害・低燃費車が出だし大変細々としたものでございますが、目標どおり二〇一〇年に達成されますと、CO2の排出抑制目標の約三六%が低公害・低燃費車の導入の効果として計算されております。
○政府委員(荒井正吾君) チャイルドシートは小さいお子さんの衝突時の生命を守るのに大変有効だということでございます。親御さんが手で持っておられても時速七キロで衝突するともう手が離れちゃう、弾丸のようにお子さんが飛び出すというふうな実証実験も、外国でございますがあるようでございます...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) チャイルドシートは御家族にとりましていっときの使用でございますので、保存等にやはり負担がかかります、あるいは購入等に負担がかかります。それで、最近ではいろんな立場から無償貸し出しというようなこともごくわずかでございますが普及し始めております。市の当局がさ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) メーカーの責務でございますが、一部でございますがチャイルドシートの普及について大変熱心になってきておられるメーカーがございます。車の方の取りつけの器具を標準化するとか、取りつけやすいようにするといったような面もございますし、もう一つ、チャイルドシート自身...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今例えば北海道の根室市でございますとか宮城県の白石市で、市が御自身で無償貸し出しをされております。それに対する国からの直接助成は現在制度がございません。今後、市の当局がやられる場合、あるいは交通安全協会がやられる場合、あるいはほかの、JAFといったような...全文を見る
03月15日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第4号
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○政府委員(荒井正吾君) そのように考えております。
○政府委員(荒井正吾君) 一言で言えば、車齢と排出ガス及び低燃費との関係は余りないと思われます。  燃費の関係でございますが、新車ではやや多いわけでございますが、ある程度走行いたしますと燃費がよくなります。約五千キロメートル走行距離と言われておりますが、その後適切な点検整備を行...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 改正省エネ法に基づきます新燃費基準がこの四月にも設定される予定でございますが、それに対しまして、世界貿易機構の手続を通じまして通報いたしましたところ、EU及び米国から今先生が御紹介されましたような意見書が届いております。  内容は、今燃費基準が輸入車に...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 運輸政策審議会の乗り合いバスの小委員会におきましては、規制緩和の環境整備に関する議論が進行しております。  規制緩和の目的は、乗り合いバスにおきましても事業者の創意工夫を発揮させて効率的で利便性の高いよいバスサービスの提供が行われるようにするということ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 先生御指摘のとおり、バス路線は複数の市町村をまたがって運行するバスも数多くございます。その場合、関係市町村が熱心なところと熱心でないところで維持の仕方に濃淡が、あるいは温度差が生じるということがございますので、地域の生活交通の維持確保のために、今申し上げ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 広域連合の考え方は地方自治の考え方から用意されている制度であることは承知しております。大きなメリットは権限委譲の受け皿になることもできるというふうに承知しております。  先ほど申しました地域の関係者のベストの取り組みという中でこの広域連合、とりわけ交通...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 沖縄におけます乗り合いバス四社の統合問題は、長く問題化されております深刻かつ重要な課題でございます。  一昨年六月、平成九年六月に一般乗り合い部門の統合について基本的な合意がなされておりまして、現在、四社統合委員会という場で検討が進められておりますが、...全文を見る
03月16日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第5号
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○政府委員(荒井正吾君) お答え申し上げます。  沖縄のバス事業、主要四社の状況でございますが、まことに今、委員がお述べになったとおりでございます。運送収入、輸送人員が大変減少してきておりますし、四社とも経営が厳しいわけでございます。とりわけその中の一社は支払い不能というような...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 解決の手法としての財政支援も含めまして運輸省の努力、御激励いただいたわけでございますが、経緯をちょっと簡単に申し上げつつ、姿勢について述べさせていただきたいと思います。  沖縄のバス四社の統合がやはり望ましいということは、関係者の一致したところでござい...全文を見る
03月30日第145回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○荒井政府委員 お答え申し上げます。  先ほど玉造交通局長が申されましたように、部品メーカーあるいはメーカーがチャイルドシートの義務づけを控えていろいろなことを考えておられます。それはむしろ積極的な姿勢のように思います。義務づけされるとともに安全への関心が深まっておりますので、...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  三点の御質問かと思いますが、まず第一点は、保安基準においてすべての車種にチャイルドシートの装置の義務づけができないかという点につきましては、チャイルドシートを必要としない自動車ユーザーもおられますので、すべての自動車に義務づけるということ...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  平成八年八月になりますが、トラック、バス、タクシーの事業者に対しましてサンプリングのアンケート調査をいたしました。  結果でございますが、約半数の事業者が携帯電話を運送業務に使用しているということが判明いたしました。とりわけトラックにつ...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  運送事業者の使用の形態が反映いたしますと思いますが、携帯電話の使用が直に交通事故に結びつくという現在までの調査は比較的少ないように思います。皆無ではございませんが、少ないように思います。  いずれにしても、走行中の携帯電話の使用というの...全文を見る
○荒井政府委員 運輸省といたしましても、警察庁と協力して、同様の姿勢で努力したいと思っております。
○荒井政府委員 自動車の安全基準は、今世界でできるだけ統一された基準をつくろうという動きが盛んでございます。日本も世界有数、二割の生産国でございますので、その基準づくりには積極的に貢献する姿勢で努力しております。  今までの、先駆けて日本が安全基準をつくった、あるいは貢献したと...全文を見る
○荒井政府委員 残念ながら、自動車の保安基準は、すべての車両が最低限守らなきゃいけないという観点の基準としております。  その観点からは、チャイルドシートの必要なドライバーの方というのはごく限られているということでございますので、世界の各国とも、チャイルドシートそのものの義務づ...全文を見る
04月06日第145回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○政府委員(荒井正吾君) お答え申し上げます。  低床式バスといいますのは、バスは大体三段ぐらい上がりますので九十五センチぐらい上がらなければいけないわけでございますが、一段でございますと三十五センチぐらいということで、高齢者に乗りやすいバスでございます。  普及状況でござい...全文を見る
04月07日第145回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○政府委員(荒井正吾君) お答え申し上げます。  今委員御指摘になりましたように、交通事故で療護を要する人たちにつきましては、自動車事故対策センターが設置・運営いたします療護センター三カ所において療護しておるわけでございますが、御指摘のように百名を超える患者さんが入院待機中でご...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第7号
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○政府委員(荒井正吾君) 今度の改正は、検査の期間と点検整備の簡素化が二本の柱でございます。  検査に係るユーザー負担の軽減といたしましては、検査費用は国に納付する手数料は自家用乗用車千四百円、その他千五百円と軽微でございますので、その分わずかでも軽減されるということでございま...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 業界の試算でございますが、今回の措置を講じられますれば、全体として約千五百億円程度の軽減という試算が出ております。
○政府委員(荒井正吾君) 交通事故は大変重大な状況でございます。死者数は減っておりますが、事故件数は減っておらない状況でございます。  交通事故の原因でございますが、車だけじゃなしに、運転手の不注意、道路あるいは交差点等の問題があるわけでございますが、運輸省の守備範囲は、特に今...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今委員御指摘されましたように、自動車の点検整備を主に受け持っておりますのは整備業界でございます。全国に約七万二千企業がございますが、その四分の三、七五%以上が従業員規模十人以下のいわゆる零細企業でございます。全体としては六兆円を超える売り上げの業界でござ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 自動車のいわゆる検査制度、車検制度でございますが、外国においても車検制度はむしろ充実強化の趨勢でございます。車検のやり方として、期間をとってやるということが普通でございます。その期間の程度ということにつきましては、車種ごとの期間の程度を比較いたしますと、...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 検査の有効期間を設定する際の基準でございますが、委員申されましたように、明確かつ客観的に決めるというのは全くそのとおりでございますが、事実上はなかなか単純には決められないという事情にあるように拝察いたします。  今度の運輸技術審議会の答申におきましても...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) ちょっと素人的な感じの発言でございますが、ユーザーの方は機械の専門でない方がほとんどでございますので、間隔なり点検整備の必要性をうまく説明できればしたいと思いますし、努力をしたいと思います。  自動車の点検整備・検査は人間ドックのような体の検査と比較す...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 確実な点検整備の経済的なインセンティブというのは、すぐに思い浮かびますのは、保険の料率を点検整備の状況に応じて変える、委員御専門のところでございますが、そのようなアイデアはございます。  今後、先ほど御指摘ありますように、ユーザーが納得して、その結果、...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 自動車は大変便利なものでございますが、使い方によっては凶器になる、事故を起こすと加害性が非常に強いということでございます。その原因の大きな一つが車両のふぐあい、故障による事故の発生ということにあるものでございます。  ただ、技術的な難点がございます。先...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 車検期間を延長した場合のふぐあい率の一年目、二年目の経過をどのように見るかという点が第一点目の御質問かと思いますが、総論的にいえば二年目のふぐあい率というのは高まるものでございます。その高まりぐあいがどのようになるのか、あるいは致命的な事故に直結するよう...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 一カ月点検の実施率が特に事業用貨物自動車が二七・三%と低い、このこと自身は大変遺憾なことでございます。従来まですべきことをされていない率が多いということで、ただ実施率が低いから延ばすということではもちろんございません。  一カ月点検の意味ということにな...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 現在の点検整備体制における排ガスチェック体制の現状について御説明申し上げます。  新車につきましては、自動車の型式指定ということでございますが、その際に、一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物、黒煙等の排出量の審査をしております。さらに、排出ガス対策装置の耐...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 自動車の燃費の測定方法でございますが、俗に十・十五モード法という方法による測定値を採用しております。十・十五モード法と申しますのは、都市内での自動車走行を模擬した試験装置上での燃費測定方法でございます。  具体的に申しますと、加速、定時走行、減速という...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今委員御指摘になりましたように、自動車の高度化あるいは知能化ということが現在大変進んでおります。具体的には、例としてITSの技術、あるいは低公害車の燃料電池、ハイブリッド、電気自動車等の分野でございますが、その自動車の高度化、知能化に対応する安全性、環境...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今度の車検期間の延長、点検整備の簡素化は、規制緩和という面でユーザーの負担軽減ということを大きな流れの中で目標としておるところでございますが、一方、車の加害性にかんがみまして、車の安全の確保、環境の保全ということが後退のないようにということでございます。...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 先ほどからの議論で、ふぐあい率の意味あるいは事故に直結する要件、あるいは許容の範囲というのがあるのかどうかというような議論がなされております。  今、宮本委員が申されました中で、一つ目の論点の走行距離が一万五千キロ、平均でございますのでたくさん走るもの...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) いろんな多角的な論点を申されたと思いますが、最後の前検査後整備の導入は前回の改正の大変大きな改正点でございました。いろいろ意味があろうかと思いますが、整備前置主義ということは当時大変問題視されておりました。特に、過剰整備につながるのではないかということで...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 点検整備を実施していただくための方策として、今三つ御指摘になりました。いずれも有効な方法かと思います。  一つ目の自動車車検証の書き方でございますが、現在もその点は書いてあるわけでございますが、義務づけとかというふうには書いていないという面がございます...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今、渕上委員が述べられました基礎調査検討会の調査といいますのは、議論の出だしのときに調査がされたもので、平成十年三月三十日の調査結果でございます。そのときの調査は、単純に延長した場合にはふぐあいがどの程度増加しますよという計算でございました。これは、いろ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 検査証の有効期間の延長によりまして、特に環境面への悪影響の数量的把握という面でございますが、先ほど申しましたように、有効期間の延長は安全と環境に影響が極めて少ないものに限定して行うとされたものでございます。  安全のふぐあい率の発生あるいは排出ガス等の...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 先ほど来議論がありますように、車検期間が延長できるかどうかというのはたくさんの要素がありますが、とりわけふぐあい率の発生と年間走行距離というのが枢要なファクターであろうかというふうに運輸技術審議会の中で議論が進んでおりました。その際、事業用貨物自動車ある...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) バス、タクシーにつきましては、一つには多数の乗客が利用する。バス一台につきまして年間三万人、タクシー一台につきまして年間一万人が利用され、見ず知らずの他人が利用されるという面で信頼性の維持が重要だという面もあります。  一方、先ほどの議論の延長でもござ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今委員が申されましたように、前回、前々回の大きな改正は昭和五十八年と平成七年の改正でございます。昭和五十八年の改正は、自家用乗用車の有効期間を新車初回二年を三年という大きなものでございます。  その際の売上高の変化でございますが、昭和六十年、実施された...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今回の改正は安全にかかわる問題でございますので、ごく慎重に、できるところから慎重にやるというような姿勢であったかと思いますが、今回、規制緩和の対象にならなかった八トン以上の車、あるいはトラックの中におきましてもいろいろな車種がございますので、もう少し細分...全文を見る
04月16日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○荒井政府委員 運輸省の道路渋滞対策についての御質問にお答えいたします。  我が国の自動車保有台数は七千四百万台ということで、世界の保有台数の約一割でございます。アメリカの二億台に次いで世界で二位ということでございます。一方、可住地面積当たりの自動車保有台数は相当のレベルで世界...全文を見る
04月27日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○荒井政府委員 お答えさせていただきます。  道路運送事業者におきまして、運行管理者が必要とされておりますが、運行管理者の立場が従業員であることによって安全の確保が図れないという懸念が生じないかという御質問でございますが、運行管理者の実際やっておりますことは、運転者の点呼でござ...全文を見る
○荒井政府委員 貸し切りバスの事業者は今千九百者ぐらいございますが、黒字が約四三%、赤字が五七%という状況でございます。  事業規模別の赤字の傾向でございますが、限られた資料でございますが、赤字の傾向に事業規模による差は顕著なものは認められません。ただ、赤字になっている原因がマ...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  乗り合いバスのネットワークのとらえ方について大変基本的な問題の御質問でございます。  乗り合いバスの路線は、委員御存じのように、ある地域を一定の限られた事業者が営業し、維持するというような意味でのネットワークが存在してきたわけでございま...全文を見る
○荒井政府委員 内部補助の考え方は、先ほどの航空に対する御質問にありますように、運輸事業にとって大変重要な言葉でございます。乗り合いバスにとりましては、より密接な意味があるわけでございます。  従来、需給調整規制のもとで、新規参入や退出を制限することによりまして、地域のバス交通...全文を見る
○荒井政府委員 規制緩和を導入するときの手順、段取りという点であろうかと思いますが、規制緩和の法律はこれから、次の通常国会ということで予定しておるところでございますが、その間、補助制度の見直しでございますとか、地域協議会を設立することを先行するとかという段取りについては非常に繊細...全文を見る
○荒井政府委員 今、委員御指摘のありましたような、地域交通の維持に対する地方公共団体の温度差あるいは熱意の差ということは、確かにあるように私ども認識しております。  これをどのように調整していくか、ある一定のレベルにそろえていくかというのは課題が残っていると思いますが、現在も、...全文を見る
○荒井政府委員 クリームスキミングに対する行政の一定の関与という、大変わかりにくい表現で、役人がケーキをつくるような言葉遣いで大変申しわけございませんが、業界の間では大変定着した言葉でございますので、答申でも使われておるところでございます。  クリームスキミングは、御存じのよう...全文を見る
○荒井政府委員 路上競争の問題でございますが、かつて、バスが大変競争していた時代には、そのようなことが現実にありましたし、他国におきましても、そういうようなことが行われている実態がございました。  ただ、そのような競争自身は利用者の利便を阻害する面がございますので、自由に競争す...全文を見る
○荒井政府委員 需給調整規制廃止後に、参入、退出がより自由になりますと、安定供給に支障が出るのではないかという懸念があるという御意見でございます。  自由な経営を展開していただく一方、安定的な供給というのは、特に乗り合いバスは地域住民の日常生活の足でございますので、日がわりに事...全文を見る
○荒井政府委員 サービスが安定的に提供される期間というのは、先ほど申し上げましたように、望ましい、あるいは必要であると考えておりますが、行政の規制の対応として、期限をつける、安定供給の義務づけをするということができ得るものか、望ましいものかという点につきましては、いましばらく検討...全文を見る
○荒井政府委員 基本的な点は、いいかげんな事業者を容易に参入させてはいかぬという御指摘かと思います。その点については、十分審査の方法を検討していきたいと思います。  一方、良質なサービスはできるだけ地域に展開していっていただきたいという願いもございますので、その調和が課題かと考...全文を見る
○荒井政府委員 乗り合いバスの運賃は、御存じのように、従来一事業者に一賃率ということが原則になっておりまして、ある地域は基本的に同じ賃率で運営されておりまして、そういう反面、事業者の自主的な創意工夫が少々阻害された面があったかと思います。  最近では、百円の運賃を提供される事業...全文を見る
○荒井政府委員 公共交通である以上、運送引き受け義務は必要であると認識しております。乗り合いバス、タクシーについてはそのような事業であると認識しております。法制上の詰めは残っておりますが、利用者保護の観点から、運送引き受け義務の法定化について検討したいと考えております。
○荒井政府委員 生活交通の確保につきましては、運輸省は全体的な交通政策上の責任を負っているものと考えております。  ただ、乗り合いバスとかタクシーにおきましては、国と地方公共団体の役割分担、さらに、より効率的な役割分担ということを新たなシステムの中で考えていくべきかと思います。...全文を見る
○荒井政府委員 国の役割の守備範囲を、ナショナルミニマムあるいはシビルミニマムといった少々わかりにくい言葉で展開されている点については、申しわけなく思っておりますが、そのような国の役割分担、地方の役割分担等を、生活交通の確保という観点から、あるいは利用者の利便の維持という観点から...全文を見る
○荒井政府委員 新規参入の条件といたしまして、新規参入者に対します社会的責任の条件という点でございます。その点について、具体的な基準がまだ確立していないということは御指摘のとおりでございますが、法案作成時、あるいは基準作成時に御相談申し上げたいと考えておるところでございます。 ...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  タクシー事業は、供給力が減少しない一方、輸送需要が減退しておるという意味で、時系列的にも供給の過剰の状態が現出しているというふうに認識しております。その理由といたしましては、御存じのように、歩合制賃金によりまして事業者の増車意欲が極めて強...全文を見る
○荒井政府委員 タクシー事業の供給力の調整の手段といたしまして、最大台数制限、規制というものが有力ではないかという御指摘でございます。  タクシー事業の特性を踏まえますと、台数供給力が大変膨張する傾向にあることは申されたとおりでございます。一方、市場の淘汰という言葉をお使いにな...全文を見る
○荒井政府委員 タクシーの事業をよりよいものにするために台数というものに最大限注目すべきであるという御指摘は、そのように同感させていただきます。そのときに、最大台数制限という形が法制的にとり得るものか、あるいは望ましいのかということにつきましては、いましばらく検討させていただきた...全文を見る
○荒井政府委員 今時点でちょっと思いつくところはございませんが、過去の調査があるかどうか、あるいは今後調査すべきかということをもう一度検討して、また後刻御報告申し上げたいと思います。
○荒井政府委員 タクシー事業におきましては、特に事業者と運転者の能力がサービスの質を決定的に左右するという点、したがって、属人的な資格あるいは能力が大変重要だという点は、全くそのとおりであると思っております。  その際、特にタクシーの運転者の資格制度ということを設けて、その能力...全文を見る
○荒井政府委員 タクシー事業者の属人的な資格の強化の必要性、さらに、その中でも事業遂行能力の基準という御質問でございます。  タクシーサービスにおきまして、運転手とともに事業者の能力というのは決定的であろうかと思います。その点、我が国におきましては、他国と違いまして、健全な法人...全文を見る
○荒井政府委員 タクシーの運賃につきましては、今御指摘がありましたように、価格を選んで選択が難しい、あるいは支払いが一対一で事後に行われるという点につきまして、他のサービスと違う面があることは御指摘のとおりでございます。  しかし一方、一地域一運賃が望ましいかどうかについてはこ...全文を見る
○荒井政府委員 タクシー事業の責任の主体につきましては、御指摘のように、我が国におきましては国が専ら行ってきたところでございます。一方、外国では地方が中心になって行ってきたという違いがございます。歴史的な経緯もあろうかと思います。  しかし、その背景には、タクシーは特に、安全、...全文を見る
○荒井政府委員 従来のバス路線の維持が、内部補助で行ってきたということが難しくなってきたことは御指摘のとおりでございます。  今後の需給調整規制を廃止した後の生活交通の確保についての考え方でございますが、答申を踏まえて具体的な措置をするべきでございますが、考え方といたしまして、...全文を見る
○荒井政府委員 公営バス事業者の民間バス事業者との競合の状況のお問い合わせでございます。  全国でいわゆる公営バス事業者は四十八社ございますが、都市を中心に走っております車両数三十以上の事業者は三十二社でございます。  その競合状態でございますが、都市によってさまざまでござい...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  まず第一点目でございますが、貸し切りバスの法案を先に提出した理由いかんということで、経緯でございます。  運輸省は、平成八年十一月に、交通事業全般についての需給調整規制を原則として目標期限を定めて廃止するということになったわけでございま...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  貸し切りバスの今後の審査基準でございますが、貸し切りバスは運行形態といたしまして、大変遠方に行かれる、あるいは早朝、深夜の発着、帰着ということがありますし、夜間運行などもございますので、安全につきましてはとりわけ重要な審査事項でございます...全文を見る
○荒井政府委員 貸し切りバスの運賃のお問い合わせでございます。  貸し切りバスの契約形態、旅行業者との関係の契約が大変多い実情にあるのは今御指摘のとおりでございます。  その際、運賃の設定でございますが、貸し切りバスは需要が季節とか曜日の波動が大きかったり、需要が多様でありま...全文を見る
○荒井政府委員 大きな問題を二つお問い合わせでございます。  第一点の規制緩和後の安全の確保、安全体制の充実ということでございますが、貸し切りバスは、ある面、遠方に、なれない道、地域を旅行する、あるいは往々にして予定変更があるといったこと、さらに、事故が起これば大事故になるとい...全文を見る
○荒井政府委員 いわゆる白バスの実態把握、対処の状況でございますが、例えば平成九年度に白バスの監査をいろいろいたしまして違反の摘発をした状況でございますが、処分の件数が百三十二件、うち車両停止四十一件、レンタカーの許可取り消し九件といったような実態でございます。その前提として、監...全文を見る
○荒井政府委員 過疎地域におきまして乗り合いバスが地域の足になっておるという話を聞きますと、大変うれしく思う次第でございます。その中でいろいろな工夫によって地域の足を確保するという試みが、微々たる努力かもしれませんが、行われてきたわけでございます。  今度の規制緩和ということを...全文を見る
○荒井政府委員 監査の体制と、さらに具体的に、大阪の例の対処の姿勢をお問い合わせでございます。  監査の実態は、限られた人数でございますが、いろいろな工夫を凝らして実行しておる実情にございます。今後、安全の強化という観点からは、いろいろな安全の仕組みを工夫するとともに、その中で...全文を見る
○荒井政府委員 具体的な行政行為としての調査の実行につきましては、今具体的な情報を持ち合わせておりませんので、かくかくのところをどうこうするということはまだ今の段階でお答えしかねますが、常時しておりますのは、いろいろな告発案件が届きますので、それに従いまして、地方運輸局でございま...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第10号
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○政府委員(荒井正吾君) 貸し切りバス業におきましては、規制緩和がある程度進んでいるということは御指摘のとおりでございます。ただ、自由化という言い方が適当かどうか、言葉のとり方ということもあろうかと思います。  規制緩和が進んだ背景は、現行制度のもとで需給調整を弾力化するという...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 貸し切りバス事業の参入、退出の現状と分析、認識というお問い合わせだと思いますが、御説明申し上げます。  参入について、増車傾向がございます。事業者の数は平成五年度の千四百社から千九百社になっておりますが、車両につきましても二万九千両ありましたのが三万二...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 平成九年度以前は、委員御指摘の車種別、例えば大型車につきましては県単位、中型車、小型車につきましてはさらに細かい市郡単位というふうに事業区域が決められておったものでございます。この理由は、需給調整をより厳格に見る、あるいはきめ細かく見るというような思想が...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 現行法では事業区域ごとの免許制ということでございますので、埼玉県で免許を持たれている方も東京で事業を展開するときは東京のA会社東京ということで免許が必要でございました。  今後でございますが、一事業者一許可というふうに考えておりますので、ある事業者が許...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) はい。
○政府委員(荒井正吾君) 事業の最低保有車両は現在大型車につきましては五両、中小型車につきましては三両ということになっております。  この規制の理由は、専ら輸送の安全確保の観点からでございますが、事業の展開のためには運行管理、整備管理、事故発生時の対応等が必要であろうかと思いま...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 安全と労働環境の関係は、今委員御指摘のとおり大変密接な関係があろうかと思います。特に貸し切りバスにおきましては、遠方に行きますとか、見ず知らずの土地に行きますとか、長時間運転をするというようなことがあります。また、事故が起こる場合には大変重大な事故に結び...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) コミュニティーバスとバスロケーションの現状と今後の対応の御質問でございます。  コミュニティーバスといいますのは、今、武蔵野市のムーバスを委員が例に引かれましたように、市町村が主導的になりまして、あるいは補助をした上で安いバスを走らせるということで、高...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 貸し切りバス事業につきましては、市場の性格からして、従来需給調整の弾力化ということで行ってきた結果、競争が促進されてサービスの展開が行われてきたところでございます。  今回、さらに需給調整規制を廃止するということの理由でございますが、これまでの考え方に...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 一言で申し上げますと、乗り合いバス、タクシーにつきましては、需給調整規制を廃止するに当たりまして生活交通の確保方策でございますとか輸送の安全確保方策などに大きな課題が残されております。これらの課題の対応策を確立した上で需給調整規制を廃止すべきという考え方...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 利用者利便を推進するということと、これも利用者利便の内部かもしれませんが安全の確保を図るというのは当然両立させなきゃいけない課題でございます。今回の需給調整規制を廃止するに当たりましても、安全の確保ということは大前提であろうかと考えております。  貸し...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) ちょっと事情の説明をさせていただきたいと思います。  運賃のダンピングということでございますが、昨今需要が低迷する中で、サプライサイドは価格の競争とサービスの改善をあらゆる分野でしておる。御承知のとおりでございます。航空におきましても、半額という運賃は...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 事務的で大変恐縮でございますが、実態の調査というのは、今いろいろな例を御指摘になりましたが、太ももに針を刺すというような事例は、一つの例でございますが、余り業界にも伝わっていない話でございます。  いずれにしましても、貸し切りバスというのはなかなか労働...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) お答え申し上げます。  事業の許可のいろんな基準、具体的な話でございますが、まず保有車両数でございますが、現在、大型バスは五両、中小型バスは三両ということでございます。この水準につきましては来年二月の需給調整規制廃止後も維持するという考え方でございます...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 貸し切りバスの運賃は御存じのように季節によっても違いますし、需要の態様によっても多様でございます。現在、上下一五%の幅の中で運賃を設定するということでございます。  わかりにくいという点につきましてでございますが、運賃等の情報提供の充実ということをあわ...全文を見る
05月27日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第10号
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○政府委員(荒井正吾君) 今、委員御指摘の昭和三十三年四月一日にタクシー事故防止対策要綱が制定されております。  その背景といたしまして、当時、国民生活が大変向上する一方、タクシーにつきまして輸送力が不足してきた、神風タクシーというような言葉がはやった時期でございまして、乗車拒...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 四十五年に今御指摘の法律が制定されました。その背景、意義でございますが、やはり四十年代、タクシーが大衆化するという事情にございまして、一方、乗車拒否を初めとする違法行為が頻発したという事情にございますので、タクシーの運転手の登録制の実施、タクシー適正化事...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 今、運送事業、とりわけバス、タクシーの分野での規制緩和は参入を、経済規制を緩和してなるべく良質なサービスが導入されるようにと。一方、バス、タクシーは安全、安心、特にタクシーは安全、安心なサービスが望まれるということでございますので、安全の規制はしっかりし...全文を見る
05月28日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○荒井政府委員 お答え申し上げます。  自動車は、製品といたしましては、摩耗、劣化する部品が多く使われておりますので、適切に保守管理が実施されることを前提にでき上がっておるものでございます。七千万台ある車のユーザーみずからの責任における保守管理というのは、いずれの制度におきまし...全文を見る
○荒井政府委員 今の自己責任の認識の違いというのは往々にあろうかと思います。特に、車検の現場では改造車問題がございますので、自己の責任よりも勝手のために改造をして、騒音あるいはふぐあいの多い車を走行させるということが往々にしてある。それは国の方でチェックをするという役目を担ってお...全文を見る
○荒井政府委員 調査の面では十分と言えないと思いますが、自動車の使用あるいは保守管理の状況を一般的に拝察いたしますと、特にヨーロッパ系、自動車先進国の人たちにおきましては、持っているものを大事に使う、特に自動車などの手入れはみずから趣味でやられる方が比較的多いというふうに思われま...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  今御指摘のように、定期点検の実施状況は、必ずしも高い状況とも言えないものでございます。車種ごとあるいは事業、自家用の区別で相当差がある状況でございます。例えば、バス、タクシーの実施率は、事業用自動車でございますが、それぞれ八二%、九八%と...全文を見る
○荒井政府委員 点検項目あるいは点検の時期が簡素化されますと、それが費用にはね返るというのは当然であろうかと考えております。検査の内容は変わっても費用は変わらないというのは、どうもおかしな話かと思っております。  一般的に言いますと、今度の点検項目の簡素化の内容を見ますと、一カ...全文を見る
○荒井政府委員 ハイヤー、タクシーあるいはバスの車検期間の延長の経緯でございますが、運輸技術審議会の答申が出ますときに、バス、タクシー、ハイヤーの関係の方も御参加願いまして、私も直接議論を拝聴いたしました。ハイヤー、タクシーにつきましても、車検期間がどうあろうと、点検整備はちゃん...全文を見る
○荒井政府委員 低公害車両、とりわけ低公害バスの導入施策でございますが、今委員が御指摘されましたように、低公害バスの導入状況は非常に低い状況にございます。  例えば、今御指摘がありましたCNG、ハイブリッドのほか、電気自動車、メタノール自動車、あわせて全国で二万四千台の導入です...全文を見る
○荒井政府委員 バスターミナルの整備についてでございますが、現在、バスターミナルは、一般に使われるバスターミナルが全国で二十五カ所、三百三十六バース、一カ所平均十五バース程度でございます。バス会社の専用バスターミナルが、二百十三カ所、千四十三バース、一カ所平均五バース程度でござい...全文を見る
○荒井政府委員 今度の車検証の有効期間の見直しのプロセスでございますが、全体として、先ほど委員御紹介されたような流れでございます。  その中で、透明性、あるいは具体的には、ある時期まで三・五トンといういわゆる線引きの話でございますが、一つは、透明性の確保は、まず基礎の研究をして...全文を見る
○荒井政府委員 私の記憶だけで申し上げて恐縮ですが、基礎データの公開等、その都度の議論の進展でございましたので、今後とも必要に応じて基礎データの公開は可能だと思いますし、できればさせていただきたいと思いますが、八トン未満の線引きを引くときの我が国における情報といたしまして、八トン...全文を見る
○荒井政府委員 トラックにつきまして、車両重量全体として一年、二年延長できるかどうか、あるいは切るとすればどのような切り方が一番合理的かというふうに議論が進んだものでございます。  トラックにつきまして大きな要素は、車両のふぐあい率というものと、走行距離という二つが大きな要素で...全文を見る
○荒井政府委員 線引きにおきまして、ふぐあい率が大変重要な指標であったことはそのとおりでございます。  そのふぐあい率から発生する事故の発生の確率、あるいは走行距離、使用状況による事故の確率、多数使用されるかどうか等々検討されたわけでございます。今ふぐあい率というちょっと耳なれ...全文を見る
○荒井政府委員 実施時期につきましては、法案成立後関係者と相談し、かついろいろな事情を考慮して政令で決定されるものでございますが、準備期間、あるいは車検期間が延長になることによりまして整備費用の軽減を期待されて購入される景気刺激の面は早くやってもらったらどうかということで、今整備...全文を見る
○荒井政府委員 整備事業は売上高六兆円の大産業でございますが、その事業者は零細でございます。八万社を超える事業者でございます。そのような事業者の方の経営環境が非常に変化している中で規制緩和も行われるということでございます。今後の経営組織はどうあるべきか、産業組織はどうあるべきか、...全文を見る
○荒井政府委員 今御指摘された四点は、設備資金五千万の返済期間七年を十年、あるいは運転資金一千万を二千万、返済期間三年を五年、さらに出捐金五%の配分の見直しというふうに認識しております。  これについては、関係者との御相談あるいは検討も要ろうかと思います。申しわけございませんが...全文を見る
○荒井政府委員 政府の補助金の充実は予算の要求にかかわるものでございますので、具体的には、この法案が通りますれば、来年度の実施ということでございましたら、来年度の予算要求としてどうするかという予算要求の編成過程の中で検討させていただきたいというふうに考えます。
○荒井政府委員 いわゆる民間車検を受け持っていただいております指定自動車整備工場、車検の全体の三分の二を民間車検でしていただいているわけでございます。一方、性格的には、国の自動車検査業務の代行、国の業務の代行という面がございますので、ある面、厳格な業務の執行ということが期待される...全文を見る
○荒井政府委員 先ほど御指摘になった中で、自動車検査の期間を延長したときの社会的影響の試算の御披露がございましたが、その調査は平成十年三月の基礎調査検討会の調査報告でございます。見直しの材料となる自動車を一つピックアップいたしまして、その使用実態、交通事故、環境等の各種データの収...全文を見る
○荒井政府委員 事業用貨物車の点検整備の実施率、それからタクシーの点検整備の実施率の御披露がございました。点検整備の実施率につきましては、そのような差がございます。  今度の車検期間の延長の際に考慮されたさらに重要な事項がございます。具体的に申し上げますと、タクシーの一年目のふ...全文を見る
○荒井政府委員 今度の改正はこの時点での判断でございますが、今後車種ごとにふぐあいの状況や使用形態についての継続的な調査を実施して、今回の見直し後の状況を監視することにしております。必要に応じまして今後の状況の判断の資料にしたいと思いますので、その一環として関係者の意見も十分聞か...全文を見る
○荒井政府委員 富士重工、ダイハツのリコール問題について発覚がおくれたことは大変遺憾でございますが、その発覚の端緒となりましたのが情報でございます。発覚がその件につきましてはおくれましたが、富士重工につきましては初めての過料、あるいはダイハツにつきましては初めてのリコール勧告を実...全文を見る
06月30日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○政府委員(荒井正吾君) チャイルドシートの最近五年間の出荷台数でございますが、年平均五十万台から、最近ではふえまして八十八万台でございます。  具体的に申し上げますと、平成六年五十六万台、七年五十七万台、八年六十万台、九年になりまして七十三万台、平成十年で八十八万台という状況...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) チャイルドシートの設計、品質のふぐあいで委員が今おっしゃったような事故があったかどうか、また調査を別途いたすにいたしましても、安全基準の決められ方でございますけれども、道路運送車両の保安基準、運輸省令において決められておりますが、衝突時の幼児の安全性、ベ...全文を見る
○政府委員(荒井正吾君) 基準が適合しているかどうかという検査でございますが、その試験は運輸省の交通安全公害研究所が行っております。  具体的には、衝突試験をして、先ほど申し上げましたような衝突の際の安全性あるいはバックルの安全性等を試験しておる実情にございます。
○政府委員(荒井正吾君) 装置の型式指定をしていただく場合の検査料は、一型式当たり五万円でございます。  検査料の考え方は、基本的に実費をいただくというふうに考えて取っております。
07月01日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
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○荒井政府委員 お答え申し上げます。  タクシーの規制緩和につきましての今後の予定、段取りでございますが、今委員申されましたように、運輸政策審議会の答申が四月九日に出ております。その後、関係者の意見を聞く、あるいは説明をするということで、四月、五月にかけまして、地方運輸局ブロッ...全文を見る
○荒井政府委員 お答え申し上げます。  死亡無責と言われる件数でございますが、被害者が一〇〇%過失で加害者に過失なし、したがって自賠責保険のもとで保険金が支払われないというケースでございます。過去五年間の数字を申し上げますと、平成六年度で千六十四件、平成七年度で千四十六件、平成...全文を見る
○荒井政府委員 過去の件数が、自算会の中に審査会、再審査会を置きまして丁寧に死亡無責を審査、再審査した結果、減ったという判断もあろうかと思います。  それは、とりもなおさず、過去の判断が被害者にとって厳し過ぎるのではないかという指摘もあるところでございます。死人に口なしと言われ...全文を見る
○荒井政府委員 判断根拠の書類にかかわるもので、事実関係が多く含まれておりますので、その点をちょっと御説明させていただきたいと思います。  判断のときの、加害者の方の責任がないということを保険会社が出す文書、あるいはその内容の適否でございますが、いろいろなサンプルがあろうかと思...全文を見る
○荒井政府委員 委員が今示されましたような例、具体的には存じ上げませんが、そのような、今お聞きした限りでは、大変不親切な判断開示だと思われます。私どもは、今後、一つ一つの判断理由開示がそのようなぶっきらぼうでないように、一々を指導を重ねていきたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○荒井政府委員 重ねて答弁を申し上げて恐縮でございますが、先ほど、平成十年一月十二日付で通達いたしましたと、実はその表現につきましては、本年四月から、立証が可能だという従来の表現を改めまして、免責要件を充足するものと判断されるというふうに、明確に、もちろん判断の理由の内容は当然で...全文を見る
○荒井政府委員 たびたび申しわけございませんが、状況の御報告をさせていただきます。  まず、千葉療護センターを御訪問いただきまして、大変ありがとうございます。今の入院待機患者をどう救済するかというのが非常に大きな問題でございます。百名以上お待ちになっておられます。一方、病床は限...全文を見る
07月19日第145回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○政府委員(荒井正吾君) 海上保安庁の制服についてお答え申し上げます。  制服の支給総数は七万枚でございまして、予算は一億二千万でございます。現在、制服はすべて廃棄処分にしておりますが、一部の制服、特にウールの製品につきましては、再生利用、地球環境の保全に配慮して処分方法、回収...全文を見る
11月15日第146回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○政府参考人(荒井正吾君) 海上保安庁でございますが、薬物、銃器の問題の深刻さ、重要さは今委員及び各官庁の御指摘のとおりでございます。  海上保安庁といたしましては、水際阻止の課題が喫緊だと認識しております。特に最近の事犯では、公海上で外国船から日本船に積みかえる、あるいは船内...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○政府参考人(荒井正吾君) 沖縄サミットは、地方で初めて開催される大変重要な会議でございます。会場が海に囲まれているという特殊な状況でございますので、海上警備はぜひとも成功させなければいけないというふうに考えております。  そのための海洋レジャーの自主規制でございますが、会期前...全文を見る
○政府参考人(荒井正吾君) お答え申し上げます。  先月、十月二十二日にアロンドラ・レインボー号事件、海賊事件が発生いたしました。当該船は日本船社が運航するパナマ船籍の貨物船でございまして、日本人が二名、フィリピン人が十五名乗船している船でございました。出港直後から連絡をとれな...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○政府参考人(荒井正吾君) 外国漁船であれ商船であれ、緊急に入域されるという国際慣行が認められておりますが、これは船舶が海難あるいは生命の危険が急迫したときに、外国の領海または内水に入域するということでございます。  そのときの条件でございますが、緊急避難でございますので、基本...全文を見る
○政府参考人(荒井正吾君) 領海侵犯という認識ではございません。緊急の避難でございますので、緊急で、生命、船舶に危険を及ぼしたときには、急迫したときはお互いで入港できるという、これはれっきとした国際慣行でございますが、そのときに通告をして入港をしていただくということが、手続が不足...全文を見る