荒木清寛
あらききよひろ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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12月07日 | 第125回国会 参議院 外務委員会 第1号 議事録を見る | ○荒木清寛君 議題となっておりますバーゼル条約につきましては、開発途上国への公害輸出を規制し地球環境の保護を進めるという趣旨でございまして、賛成であります。むしろ我が国の条約の締結が遅きに失したという感が否めないわけでありますけれども、締約する以上は我が国が地球環境の保全に積極的...全文を見る |
○荒木清寛君 次に、条約の個別的な問題に入りたいと思いますけれども、第一条で規定しております「有害廃棄物」あるいは「他の廃棄物」、これに該当する廃棄物が現時点において年間どの程度輸出あるいは輸入されているか、そういうことがわかれば教えていただきたいと思います。 | ||
○荒木清寛君 恐らく輸出につきましては相当量が動いているのではないかというふうに思います。 先ほど堂本委員からも御指摘ありましたけれども、そういった有害廃棄物の不法取引を厳しく禁止していくということが大事になってくると思いますが、こうした有害廃棄物を不法取引させないための調査...全文を見る | ||
○荒木清寛君 厳しく監視、調査の方をお願いしたいと思います。 先ほど話がありました締約国の第一回会合が先般開かれたというふうに聞きました。その折にこの条約の第十五条に言います「海洋環境の保護及び保全に関する責任を果たす上で役立つ必要な追加的措置を検討する」ということが議題にな...全文を見る | ||
○荒木清寛君 その廃棄物の海洋投棄に関するいわゆるロンドン条約には、日本は加盟しておりますでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 九〇年に行われましたロンドン条約の締約国会議におきまして、一九九六年からは産業廃棄物の海洋投棄を原則的に禁止する、そういう合意がなされたと聞いておりますが、その点間違いございませんでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 現在、我が国の産業廃棄物の海洋投棄は一九九〇年の調査では年間四百三十八万トンで世界一である、そういう調査もなされているようですけれども、我が国として廃棄物の海洋投棄の禁止に向けてどのような対応をしているのか、お聞きをしたいと思います。 | ||
○荒木清寛君 そうしますと、今の体制で一九九六年における産業廃棄物の海洋投棄の原則禁止、こういった約束を日本も遵守できる状況にあるのでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 環境問題に関連しまして若干敷衍してお聞きしたいと思います。 ことしの六月のいわゆる環境サミットで、地球環境の保全に向けて全世界が一体となって行動する、そういうことが確認されましたけれども、大事なことはこのサミットの成果を受けてきちんとフォローアップをしていくとい...全文を見る | ||
○荒木清寛君 その同じ地球サミットで、我が国は環境分野のODAを今後五年間で一兆円をめどに拡充をしていくということを表明をしております。この表明を受けまして、ブラジルのごみ処理施設、下水道処理施設の建設及びメキシコの植林事業に対しまして総額約一千百億円のいわゆる環境円借款が供与さ...全文を見る | ||
○荒木清寛君 それに関連しまして緑の平和部隊、グリーン・コーズという構想がございます。これは出雲市長の岩國さんが提唱されまして我が党もその実現の推進をしているものでありますけれども、つまり人と金と知識を一体として森林の保全また砂漠の緑化に取り組んでいこう、こういう部隊を該当地域に...全文を見る | ||
○荒木清寛君 今おっしゃったプロジェクトで、実際に砂漠の緑化ということが技術的にある程度成功しているのでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 次に、アジア・太平洋地域の地球環境保護ということについてお聞きしたいと思います。 酸性雨や海洋汚染といった問題は、ある程度まとまった地域で隣接諸国が検討して連携をして対処しなければならない問題であると思います。この意味で、我が国の呼びかけによりましてアジア太平洋...全文を見る | ||
○荒木清寛君 次に、ロシアに対する関係での環境分野での支援につきまして大臣のお考えをお伺いしたいと思います。 ことしの十月、ロシアでは初めて環境白書を発表しましたけれども、それによりますと、飲料水のうち半分は衛生基準を満たしていない、また国民の一五%しか衛生基準に合った空気を...全文を見る | ||
○荒木清寛君 今後こうした環境分野での技術支援をさらに拡大していく、そういうお考えであると伺ってよろしいでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 次に、日米協力についてお尋ねをしたいと思います。 日本もアメリカもいわゆる資源の大量消費国でございまして、地球環境保全について日米が協調していく、連携をしていく必要性は大変に大きいということは言うまでもありません。来年誕生しますクリントンの新政権では、環境副大統...全文を見る | ||
○荒木清寛君 大臣の訪米の時期はもう決定されたのでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 なるべく早く訪米をしていただきたいと思います。 次に、若干時間がありますので、ソマリアに対する対応についてお聞きをしたいと思います。 言うまでもありませんけれども、内戦あるいはひでりといった問題でソマリアの食糧不足は深刻化しておりまして、連日何百人もの人が餓...全文を見る | ||
○荒木清寛君 あくまでも今回は資金的な援助に限って考えていく、そういうお考えとお聞きしてよろしいですか。 | ||
○荒木清寛君 最後に、ウルグアイ・ラウンドについて一問だけお聞きをしたいのですけれども、米問題は先ほどるるお話があったとおりですが、サービス分野での交渉の進展状況をお聞きしたいと思います。 一つは外国人弁護士問題についてどういう協議の状況にあるのか。もう一つは外国人労働者の問...全文を見る | ||
○荒木清寛君 以上でございます。 | ||
12月10日 | 第125回国会 参議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○荒木清寛君 私からは総理に何点かお伺いをしたいと思います。 政治倫理綱領によりますと、「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。」、そのようにございます。刑事責任...全文を見る |
○荒木清寛君 多くの国民は、竹下政権の誕生に暴力団が直接関与したのではないかそしてまた竹下氏も当初からその事実を知っていたのではないか、そういう重大な疑惑を持っていると思いますし、このことは各種の世論調査でもはっきりしていると思います。 そこでお伺いしたいわけですけれども、こ...全文を見る | ||
○荒木清寛君 綿貫幹事長は、十二月七日に、今回二度にわたる喚問で疑惑は晴れたと思う、そういう談話を発表されております。また逆に、自民党の中の党の信頼回復を考える会のメンバーの方は、竹下証言に関して明らかに多くの不自然な点が残った、そのように記者会見をされております。これはもう自民...全文を見る | ||
○荒木清寛君 では、行政府の長としてではなく、党の総裁としての御意見はどうでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 では、最後に一点ですけれども、近日中に内閣の改造また党の三役の人事があるというふうに聞いております。 私がお聞きをしたいことは、政治倫理の確立を重視するという立場から、清廉潔白な人物を選ぶ、そういう基準に立ってこの人事をやっていただけるのか。少なくとも選挙違反あ...全文を見る | ||
○荒木清寛君 最後に質問しました、過去に有罪判決を受けた人を大事から外すというお約束はどうでしょうか。 | ||
○荒木清寛君 終わります。 | ||
12月17日 | 第125回国会 参議院 国際問題に関する調査会 閉会後第1号 議事録を見る | ○荒木清寛君 私から簡単に須之部先生にお尋ねしたいと思いますけれども、先ほど日本ならではの国際的な寄与というのを今後考えていくべきであるというお話がありまして、特に知恵を出すという形での貢献というお話をされましたが、具体的に何かイメージを持っておられましたらお教え願いたいというこ...全文を見る |