荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。  きょうはありがとうございます。大変貴重なお話を聞かせていただきまして、両先生に一つずつお尋ねをしたいと思います。  まず、平野先生から国際交流のあり方というお話がありまして、EAECを国際交流のネットワークとして使っていってはどうか...全文を見る
02月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  まず、総合経済対策につきましてお尋ねをいたします。  今回の総合経済対策は、大変厳しい財政状況ではございますけれども、総額十五兆二千五百億円という過去最大の規模を確保しております。しかも、内容を見ますと、公共工事につき...全文を見る
○荒木清寛君 次に、経済見通しにつきましてですが、平成四年度、五年度と二年続けて経済成長の実績が政府の当初の見通しを下回るということになっております。もしことしもということになりますと、三連敗ということになりまして、まさにかなえの軽重を問われるという事態にもなりかねません。  ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、国民福祉税構想につきまして総理にお尋ねをしたいと思います。  政治家を皮肉った言葉で、だれもがうそをつく、しかしだれも聞く耳を持たないから問題にならない、そういう皮肉がございますけれども、メキシコのサリナス大統領は、困難なことではあるが国民に本当のことを言っ...全文を見る
○荒木清寛君 はい、よくわかりました。  総理は、かねてから公正で活力ある社会を目指すということをこの国会でも委員会でもおっしゃっております。間接税というのは、よく逆進性とかあるいは低所得者の人に負担が重いという指摘があるわけでありますけれども、いわゆる消費課税のウエートを上げ...全文を見る
○荒木清寛君 もし国民に負担の増加をお願いするというのであれば、国としてもやらなければいけないということが幾つかあると私は考えます。  第一は、福祉ビジョンを明確にするということでございます。  先ほど厚生大臣からもお話しがありましたけれども、今、三月下旬をめどにしまして高齢...全文を見る
○荒木清寛君 十分に期待をしております。  そこで、労働大臣にもお聞きしたいのでありますが、今回育児休業法の所得保障がつくということは大変な朗報であると思いますが、これをさらに充実するように検討していただきたいと思います。さらには、仕事と介護の両立という面では介護休業法の制定も...全文を見る
○荒木清寛君 今回の三次補正では身体障害者・高齢者用情報通信システムの研究開発という項目がございます。これは郵政省の事業でございますけれども、郵政省がこういう高齢者関係の研究に着手をするということはまことに画期的なことではないかというふうに私は思います。  そこで、これはどのよ...全文を見る
○荒木清寛君 福祉と負担という面で国民の理解を得るには、次には不公平税制の是正に抜本的なメスを入れるということが必要であると思います。特に現在、所得税につきましては不公平感が強いわけでございまして、この抜本的な是正に向けまして取り組んでいただきたいと思います。  さらに必要なこ...全文を見る
03月23日第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。  ちょっと個別的な問題を二点両先生にお聞きしたいんですけれども、五十嵐先生の事前にお配りいただきました論文を読ませていただきまして、エコノミストなんですけれども、軍事的な国際貢献については憲法との関係もあるから慎重にすべきだというお話で...全文を見る
03月29日第129回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○荒木清寛君 議題となっております条約につきまして、まず大臣にお伺いしたいと思います。  児童は、その人格の完全かつ調和のとれた発達が確保され、社会の中で個人として生活するために十分な準備が整えられることが必要である。これが条約の基本的な考え方と思う。このように、これは前総理が...全文を見る
○荒木清寛君 私は、この条約の理想と日本の現実との間にはかなり乖離があるんじゃないかというふうに率直に考えるんですね。例えば教育の問題にしましても、二十九条では「児童の人格、才能並びに精神的及び身体的な能力をその可能な最大限度まで発達させること。」、そういう教育を受ける権利がある...全文を見る
○荒木清寛君 ぜひそうあっていただきたいと思います。  次に、四十四条の一項ですけれども、締約をしました場合には当初二年以内、その後は五年ごとに国内における条約の実施状況を児童の権利に関する委員会に報告をする、そうなっておりますけれども、この報告書はどなたがおつくりになるんです...全文を見る
○荒木清寛君 なぜこういう報告をすることになっているかといいますと、条約を読んでみますと、この児童の権利に関する委員会は、条約の各国における実施状況といいますか、条約の義務の履行の状況につきまして審査をして場合によっては勧告ができる、その勧告のための一つの基礎資料がこの報告書だ、...全文を見る
○荒木清寛君 民間団体の意見を聞くことはもちろんですけれども、それ以上もう一歩進んで、その作業の過程に何らかの形で参画できる、そういうこともぜひ前向きに検討していただきたいというふうに要請をいたします。  次に、北朝鮮の核疑惑の問題につきまして若干お尋ねしたいんですけれども、こ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に一点だけ関連しましてお尋ねしますけれども、この安保理の決議で制裁ということは、拒否権を持っております中国が恐らく賛成しませんでしょうから、実際はそう簡単には実現をしないというふうに思っております。しかしそうなった場合に、中国を除きましてアメリカを中心としました...全文を見る
05月25日第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  私も会長の御提案のテーマにつきましては賛同いたします。「二十一世紀に向けた日本の責務」、そういうテーマのもと、二年間調査をしてまいりました。冷戦崩壊後の歴史的な転換期を迎えておりますけれども、二十一世紀の世界経済の牽引車...全文を見る
06月03日第129回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  きょうは、我が委員会の調査に御協力をいただきまして、ありがとうございます。  先ほどもありましたけれども、我々は決してその個々の責任を追及する場としてきょうを設けたわけではございませんで、ゼネコン汚職あるいは業界による...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、あなたは、埼玉土曜会の会長にあられた三年間全くみずからの行いは清廉潔白であった、そのように断言できますか。
○荒木清寛君 そうしますと、埼玉土曜会におきましては六十六の土木各社が集まりましていろいろ協議をしておった、そのことが独禁法違反というふうに認定されたわけでございますけれども、その点につきましても悪いことをしたというそういう反省はないわけですか。
○荒木清寛君 そういうお言葉を聞きますと、まことに残念に思うわけでございます。  あなたがこの土曜会の会長になりましたのは昭和六十三年でございますけれども、あなたが会長になってから、この会の運営システムが何か変わったということはございますか。
○荒木清寛君 この埼玉土曜会のように各土木業者あるいは建築業者、この場合には土木業者でございますけれども、各社が集まりましてこういったいろいろな親睦活動あるいは話し合い活動をしているというのは埼玉県に特有な現象なのか、それとも各地にこういった類似の組織はあるのか、あったのか、参考...全文を見る
○荒木清寛君 公取の方から排除勧告あるいは課徴金納付命令がございましたのが平成四年の五月また九月になりますけれども、その後あなたは社内におきまして何らかのそういう処分を受けたことがありますでしょうか、ありませんでしょうか。
○荒木清寛君 そういういわゆる正式な処分でなくても、社長、副社長等の役員から、指導といいますか、反省するようにとか厳重注意ですとか、そういうこともございませんでしたでしょうか。
○荒木清寛君 あなたのお話ですと、私は清廉潔白であるということでございますから、そういうおしかりを受ける筋合いは一切ないように思うわけでありますが、どのようなことを行ったことに対して、これはまずい、反省するように、違法である、そういう指摘を受けたんでしょうか。
○荒木清寛君 そうなりますと、単に報道によりまして会社の体面を傷つけたということだけのおしかりのように思いまして、会社自体としても、この埼玉土曜会に加わっていろいろやっておったそのことに対する反省が全くないように私は思うわけでございます。  一般論としてお聞きいたしますけれども...全文を見る
○荒木清寛君 繰り返しになりますけれども、参考人としても、先ほどの業者が必要悪であるといったような行為は一切行っていない、関与していない、そう断言できるわけですか。
○荒木清寛君 先ほど来お話がありますけれども、そうしますと、独禁法違反として勧告を受けた、あるいは課徴金の納付を命ぜられた、そのことには内心非常に不本意である、不満である、そういう決定はおかしいというお気持ちがやはりあるわけですか。
○荒木清寛君 もう時間もございませんが、今、建設省を中心としまして一般競争制度を導入するという動きが出ておりまして、各地域にも広がっております。あるいは指名競争制度につきましても、透明性を高めるためのいろんな努力がなされているわけでございます。  これも建設省の調査によりますと...全文を見る
○荒木清寛君 ありがとうございました。
○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  きょうは調査への御協力、大変にありがとうございます。私の方からも何点か御質問をさせていただきます。  公正取引委員会というのは言うまでもなく消費者の味方でございまして、それ以上でもそれ以下でもない、そう確信をしておりま...全文を見る
○荒木清寛君 そのかみつかない番犬がついにきばをむいたかと言われましたのがいわゆる建設談合の事件でもあったわけでございますけれども、この建設談合というのが広く一般的に行われているというのはある意味では公然の秘密ではないかというふうに思うわけでございます。今、全国各地で入札方法の改...全文を見る
○荒木清寛君 こういう公取法違反で調査をする過程につきまして、個々の事件についていわゆる政治家からいろいろ横やりが入るということは一般論としてこれまであったんでしょうか。
○荒木清寛君 大変お答えにくいことはわかるわけですけれども、今回の埼玉土曜会における継続的な談合、カルテルにつきまして、最終的に刑事告発は見送りになったわけでございます。その間の事情を先ほど来お話しになっておりまして、御説明は理解をいたしましたけれども、しかし、この公取法違反事件...全文を見る
○荒木清寛君 独禁法の七十三条によりますと、「公正取引委員会は、この法律の規定に違反する犯罪があると思料するときは検事総長に告発しなければならない。」、これが問題になっている規定だと思うわけです。今回の一連の事件というのは、そういう意味ではカルテルがあったということははっきりして...全文を見る
○荒木清寛君 そうなりますと、今回の土曜会の事件のように、業者が団体を形成して談合ルールをつくって、以後そのルールに従って継続的自動的にいわゆる落札業者を選定する、こういうシステムの談合の場合にはほぼ一〇〇%刑事告発ができないというふうにもなろうかと思うんです。  そんなことで...全文を見る
○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  きょうは長時間大変にありがとうございます。  お二人の参考人の先生に何点がお尋ねをさせていただきたいと思います。  地方公共団体の公共工事といいますのは我が国の公共工事の大半を占めている、したがって入札にかかわるいろ...全文を見る
○荒木清寛君 次に、宮元参考人にお尋ねをいたします。  当初のお話で、公共工事の集中管理とおっしゃいましたでしょうか、それが大変特色のある制度であるというお話がございました。国の方でも同じような議論がありまして、高齢化社会に向けまして効率的な投資をしていく、あるいは公共工事の重...全文を見る
○荒木清寛君 次に談合のことについて若干お尋ねしたいと思うんですが、恒松参考人の方からは、談合というのは業者の問題であるから余り行政の方で介入すべきじゃない、そういった御意見がございました。宮元参考人からは先ほど、天の声を出してくれ、そういう話もあったことがありますよとお話をして...全文を見る
○荒木清寛君 ますます感動したわけでございますけれども、先ほど角田委員の方から公共工事の価格ということについて御質問がありましたので、若干重複しますが、お二人の先生にお尋ねをしたいと思います。  日本の公共工事の価格は率直に言って高いんではないか、そういう指摘がよくありまして、...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、お仕事を退かれました恒松参考人にお尋ねをしたいと思います。  首長のいわゆる腐敗防止との関係で多選禁止ということが言われる場合がございますけれども、それにつきまして御意見をお伺いしたいと思います。
06月20日第129回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○荒木清寛君 私からは二点お伺いをしたいと思います。  刑事施設法案につきましては、被疑者の弁護に当たっております弁護士会から強い反対があるわけでございます。法務省におきましても、過去に三たびこの法案を国会に提出をいたしまして、昨年の衆議院の解散によりまして三度目の廃案を迎えた...全文を見る
○荒木清寛君 次に、定期借家権のことについてお尋ねをしたいと思います。  先般、借地法が改正になりまして、定期借地権という制度が創設になりました。五十年以上の期間を定めることによりまして地主としては必ず土地を期間が来た場合には返還をしてもらうことができる、そういう制度でございま...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
06月20日第129回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。  まず、阪中先生に日本の安全保障につきましてお尋ねをしたいと思います。  先ほどの冒頭のお話で、日米安保条約は日米協力体制の基礎であってこれを強化すべきである、そういう趣旨のお話がございまして、私も全く同感でございます。...全文を見る
○荒木清寛君 次に、伊藤公述人にお尋ねをしたいと思います。  きょうのお話にはなかったわけでございますけれども、昨年の毎日新聞九月二十九日付を読ませていただきましたが、先生は日本国際救援行動委員会のボランティア活動としてロシアに行かれた体験を引かれまして、物と金だけの援助は不毛...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○荒木清寛君 まず、大臣にお伺いをいたします。  昨日は法制審議会に刑法の現代用語化につきまして諮問をされました。今回改正になります商法につきましても、明治三十二年の制定でございまして、文語体、大変にわかりにくい、そういう表現になっているわけでありまして、現代用語化に取り組む必...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど来自己株式取得のいわゆる規制緩和に伴ういろんな弊害につきましてお話がございましたので私からも、法律に違反をして自己株式を取得し、会社の財産を危うくした場合の取締役の責任、その一点に限って御質問をさせていただきます。  今回の法改正によりますと、自己株式の取得...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、確認をいたしますと、仮に先ほどの例で五億円しか配当可能利益がないのに十億円分の自己株式を買ってしまった、そうしましたところ株価が暴落をいたしましてこの十億円の時価が三億円になってしまった、結局従業員にもそれだけの値段でしか売ることができなかったという場...全文を見る
○荒木清寛君 以上です。
10月27日第131回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○荒木清寛君 裁判所と申しますところは、憲法の番人、また人権保障のとりででございまして、そういう重責にある裁判官が報酬の面でも優遇をされておる、このことにはだれも異論がないと思います。ただ同時に、国民が今裁判官あるいは裁判に望んでおりますことは、何とかもっと裁判が速くならないのか...全文を見る
○荒木清寛君 最高裁にお尋ねをしたいと思いますが、こうした裁判の迅速化を図る上でも裁判官の増員というのがこれは不可欠である、足らないというふうに思うわけでございます。もっと積極的に任官する人がふえるように最高裁としても努力をすべきであると思いますし、もしそういう面からもっと報酬を...全文を見る
○荒木清寛君 今、弁護士からの任官の道も開いているというお話がございました。昭和六十三年三月に最高裁は、弁護士から毎年二十名程度の判事を採用する、そういう方針を打ち出しておりますが、現況はどのくらいの弁護士からの任官者があるんでしょうか。
○荒木清寛君 いずれにしましても、最高裁も努力はされておると思いますが、毎年まだ十名にも満たない弁護士からの任官者でございますから、もう少しこの道も開くように努力をしていただきたいということを要望いたします。  それで関連しまして、人手が足らないという面では裁判所のみならず入管...全文を見る
○荒木清寛君 私は、憲法の精神からしまして当然、在留資格の延長、更新につきましても平等であり、手続が適正であるということは要請されると思うんです。  それで、この報道によりますと、単に東京で却下、大阪で許可というのはこの一件だけではなくて、どうも日系人の間には東京の入管は在留資...全文を見る
○荒木清寛君 済みません。もう時間がありませんので端的に答えてください。調査するのかしないのか。
○荒木清寛君 最後に大臣に、この外国人の出入国管理につきまして、何か所感といいますか、抱負がございましたら簡単にお聞きしたいと思います。
○荒木清寛君 終わります。
11月02日第131回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。両先生に一問ずつお尋ねしたいと思います。  平山先生につきましては、日本の伝統として継続の文化である、在来のものの上に新しい文化を受け入れていくというそういう継続の文化であるというお話がありまして、非常に示唆に富む御指摘ではないかと思いま...全文を見る
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。きょうは私で最後でございますので、どうも御苦労さまでございました。  西原先生に一点お伺いしたいと思うんですが、きょうはアジア・太平洋地域における信頼醸成の構築ということで具体例も踏まえて大変興味深いお話を聞かせていただきました。  先...全文を見る
11月08日第131回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○荒木清寛君 まず大臣にお伺いをいたします。  今月の三日になりますが、有力新聞に憲法改正試案なるものが発表になりました。これは一マスコミの試案ではございますけれども、海外からも論評が来るほどの大きな波紋を投げかけておるわけでございます。私は、この憲法改正を論ずること自体は決し...全文を見る
○荒木清寛君 次に、死刑の是非ということについてお伺いしたいと思います。  この死刑是か非か、あるいは憲法との関係ということにつきましては、各党の中にもいろんな考えの方がいらっしゃるわけでありまして、これは努めて個人の世界観また人生観にかかわる問題であると思います。そういう意味...全文を見る
○荒木清寛君 その世論調査の質問の立て方につきましてもいろいろ指摘がされているわけでありまして、その質問に従って回答していくとどうしても一定の結論に導かれるようなそういう項目を立てているんではないか、いわゆる死刑の存在を容認する方向に回答を出すようなそういう質問ではないか、質問事...全文を見る
○荒木清寛君 五十六名の死刑囚のうち十三名が再審請求をしているということを私は重視をしたいと思うんです。  先ほどの議員連盟にも団藤重光元最高裁判事が当初来られましてお話を承りましたが、団藤判事の意見、団藤先生も廃止論でございますが、誤判の可能性、誤判があった場合に、死刑を執行...全文を見る
○荒木清寛君 もちろん、慎重の上にも慎重にと、三審プラス再審ということになるわけでありますが、それでもやはりゼロではないというふうに思うわけでございます。これは最高裁の判事をやった方がその職務についた実感としての言葉ではないか、そういう重みを、我々は謙虚にそういう主張といいますか...全文を見る
○荒木清寛君 一切の情報が開示されていないということはもちろんないと思いますし、いろんな統計でそういう、例えば現在の確定囚が何人いるのかと知ることができるわけであります。しかし、密行主義であるというふうに、まあ判決まではもちろんそれは公開でしょうけれども、それは死刑の執行ではない...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどの密行主義というのは、正確な言葉で当時の矯正局長の密行制度ということでございまして、まあ余り大差がないんですが。  わかりました。その検討するということはお約束いただいたというふうに思います。  次に、監獄法の改正という問題についてお伺いしたいと思います。...全文を見る
○荒木清寛君 囚人あるいは未決勾留の人の処遇を定めたのが監獄法でございますが、これは明治四十一年にできたもう古色蒼然たる法律でありまして、これを改善する必要があるということは、もう多くの人が認めるわけでございます。現に法務省、警察庁においても、昭和五十七年以来、いわゆる刑事施設法...全文を見る
○荒木清寛君 要するに、何らかの形の修正をして早期に出したいというふうにお伺いをいたしました。  この問題につきましては、法務省、警察庁と日弁連のもう長年にわたる対立があったわけでございます。私は何も弁護士会の言うことが絶対であるとは申しませんけれども、しかし、拘禁される人の立...全文を見る
○荒木清寛君 少なくともそのまま、原案のまま出すということは、またこの不もの対立を繰り返すということになりますから、ぜひ慎重な対応をお願いしたいと思います。  最後に、五分ぐらいございますので、帰化の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  私も地元でよく帰化申請について...全文を見る
○荒木清寛君 特に日本の場合には、過去の歴史的な経過から、平成五年度に許可された人を例にとりましても、従前のその方の国籍というのは韓国・朝鮮が七四%、中国が二二%ということで、ほとんど朝鮮半島、中国で占めているという、そういう事情もあるわけでございますから、やはり早くしてあげるの...全文を見る