荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○荒木副大臣 今回の横領事件につきましては、国民各位あるいは納税者の皆様の激しい憤りを私も痛切に感じております。国民の皆様の信頼を裏切りましたことについて、副大臣として、まず心からおわびを申し上げたいと思っております。  昨日、大臣のもとで政務会議を行いました。そして、政治のイ...全文を見る
02月15日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○荒木副大臣 外務総括政務次官に引き続き、先月、外務副大臣に就任をいたしました荒木清寛でございます。川端委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、今回の公金横領疑惑につき、委員各位を初め国民の皆様に心からおわびを申し上げます。今後、再発防止とともに全容の解...全文を見る
02月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○荒木副大臣 先月、外務総括政務次官に引き続き外務副大臣に就任いたしました荒木清寛でございます。大木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。  まず、今回の公金横領疑惑につき、委員各位を初め国民の皆様に心からおわびを申し上げます。今後、再発防止とともに、全容の解明に...全文を見る
02月21日第151回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○荒木副大臣 先日、外務総括政務次官から引き続き外務副大臣に就任いたしました荒木清寛でございます。土肥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、今回の公金横領疑惑につき、委員各位を初め国民の皆様に心からおわびを申し上げます。先ほど河野外務大臣から申し上げた...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○荒木副大臣 外務大臣の命を受けまして調査委員会の委員長を私が引き続きまして、外務省として入手可能な資料の調査、関係者からの任意の事情聴取として調査を進めております。特に、どうしてこうした大それた犯行が行われたのか、どういう管理体制であったのか、あるいは省内にそうしたことを手伝う...全文を見る
02月27日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○副大臣(荒木清寛君) 外務副大臣の荒木清寛でございます。  服部委員長初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。  二十一世紀を迎えた国際社会において、世界第二位の経済を有する我が国に期待される役割は引き続き極めて大きいものがあります。このような中、我が国外交の諸課題に取...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○荒木副大臣 私が委員長を引き継ぎました調査委員会につきましては、一月二十五日に発表しました調査報告書を踏まえまして、特にそのことについてのいろいろな意見を踏まえて調査をしております。  調査の目的は、総理の外国訪問に係る外務省の体制上の問題を初め、公金横領疑惑に関する事実関係...全文を見る
○荒木副大臣 新聞報道等のフランス料理あるいは高級料亭あるいは接待ゴルフといった報道を念頭に調査をいたしました。すなわち、松尾元室長からの飲食、ゴルフを含む供応接待の有無につきまして、退職者を含む同元室長のかつての上司や幹部職員等六百人以上に対して、本省及び在外で文書等によって照...全文を見る
○荒木副大臣 特に文書等によって回答を求めるということにつきましては、いわゆる本人の自己申告ということでありますから、おのずからそういう限界というのは内包していると思います。  ですから、いずれにしましても、いろいろな意味で、情報を集めながら、今後もこの点につきましても調査を継...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○荒木副大臣 まず前提としまして、告発にかかわります業務上横領罪のいわゆる構成要件に該当するかどうか及びそれに関連する事柄につきましては、我々調査チームとしてもしっかりと捜査当局に協力をするというのが大前提になっておるということでございます。  その上で、私が委員長を引き継ぎま...全文を見る
○荒木副大臣 まさにそういう点は、業務上横領罪が成立するかどうか、あるいはどういう範囲かという問題そのものでありまして、そうしたことは、我々は、もうまさに強制的な捜査権限を持った捜査当局にあらゆる面で協力をしていくというのが我々調査委員会の任務であると思っております。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○荒木副大臣 私が委員長を務めております調査委員会におきまして、松尾元室長からの供応接待の有無につきまして、六百人以上に対して文書等によりまして照会を行いましたが、委員からも話がありましたように、まだそうした中からは問題となる事実は見つかっておりません。  きのうも申し上げまし...全文を見る
○荒木副大臣 もちろん、私自身も当の本人から聞きたいということは当然思いました。そこで、実は外務省の事務方におきまして、そうした協力を求めるべく連絡をしたわけでありますが、既に捜査も始まっているということから正式に断られました。私自身も彼の側の弁護士に対して直接話をいたしましたが...全文を見る
○荒木副大臣 松尾元室長にかかわる供応接待の有無につきまして、六百三十人を対象として主に文書で回答を求め、六百二十人から回答を得たということでございます。その回答の範囲内では問題となる事実は見当たらなかったということでありまして、委員がおっしゃるように、これは自己申告ということで...全文を見る
○荒木副大臣 あくまでも、私が委員長を引き継ぎました内部調査委員会といいますのは、この松尾元室長の公金横領疑惑に関して、外務省の体制がどういうことであったのか、あるいは他の省員のかかわりはどうであったのかということを今調査しているわけでございます。したがいまして、恐縮ながら、そう...全文を見る
○荒木副大臣 本件の公金横領事件という場合の公金というのは内閣の報償費でありまして、それを松尾が、預かる立場を乱用といいますか、権限を越えて私腹を肥やしたということであります。ですから、どうしてそうした大それたことが行われ、チェックがなされなかったのかという、その真相究明というの...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○荒木副大臣 日本から派遣をいたします技術アドバイザーの小澤さんのフォローアップについては、外務省としてもしっかり取り組んでまいりたいと思います。  ただ、御指摘の、法律家あるいは学者あるいは弁護士を傍聴に加えるという点につきましては、傍聴について日本側に割り当てられる傍聴席数...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○荒木副大臣 朝鮮半島の平和と安定というのは大切な問題でありまして、外務省として日朝国交正常化に精力的に取り組んでおるということは言うまでもないことでございます。  ただ、今議論になりました案件につきましては、外務省としてはよく承知をしておりませんので、立ち入ってコメントをする...全文を見る
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○副大臣(荒木清寛君) 私が委員長を務めております調査委員会では、総理の外国訪問に係る外務省の体制上の問題を初め、今回の事件に関連する事実関係について調査をしております。  端的に言いますと、こうした大それた犯行がなぜ可能になったのか、あるいはだれか手をかした者がいるのかいない...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○副大臣(荒木清寛君) 私は今回の公金横領事件の内部調査の委員長を引き継いでおりまして、この件も調査をしております。  関係者からの説明によれば、松尾元室長は、関係業界への説明会の際、これは通訳に関する説明会の際、当該僧侶を排除して、関係業者の代表者のみを別室に呼び、一律三十万...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 今申し上げましたように、僧侶の素性とか担当事務につきましては本人が法律に違反することを行っていたという証拠があるわけではないという状況でありますから、名前等を明らかにすることは控えるべきだとも考えますが、ただ国会での質疑でありますので報告をさせていただきま...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○副大臣(荒木清寛君) 外務省における今の調査の状況を御報告いたします。  一月二十五日に松尾元室長に係る公金横領疑惑についての報告書を発表いたしました。いろいろ御意見もありまして、そうしたことを踏まえまして、私が大臣から調査委員会の委員長を仰せつかって今日に至っております。資...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○副大臣(荒木清寛君) 本年一月、外務総括政務次官に引き続き外務副大臣に就任いたしました荒木清寛でございます。笠井委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  河野大臣、衛藤副大臣からも言及がありました松尾元室長による事件については、一月下旬の外務省の調査報告書を踏...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○副大臣(荒木清寛君) 二〇〇五年の愛知万博は環境万博でありますので、その機会に、ラムサール条約締約国会議の招致などを通じまして環境保護のメッセージを発出できるとすれば、大変私は有意義だというふうに考えます。  もちろん、委員がおっしゃいましたように、この条約の締約国会議の招致...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○荒木副大臣 私は、松尾事件に関する調査委員会の委員長を務めておりますが、今お話のありましたように、できる限りの調査を行い、もちろん捜査との関係も考慮しながら、国会等の場で、判明した事実を公表するという姿勢でやってきておりますし、今後もそうした決意でやってまいりたいと思っておりま...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○副大臣(荒木清寛君) お答えをいたします。  まず第一点の九州・沖縄サミットをめぐる松尾元室長のリベート疑惑であります。  九州・沖縄サミットの際の通訳派遣業務に関しては、外務省におきまして入手可能な資料の調査、関係者からの事情聴取をいたしました。現在までのところ、この通訳...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○副大臣(荒木清寛君) お答えさせていただきます。  日ロ関係につきましては、戦略的・地政学的提携、幅広い経済協力、平和条約の締結という三つの課題を同時に前進させることが必要であることにつきまして日ロ双方で共通の認識があります。そこで、二十五日の日ロ首脳会談におきましては、両首...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 御指摘のこの当時、米政権側が不満を漏らしていたということについては承知をしておりませんが、九州・沖縄サミットの際の日米首脳会談におきましてこの普天間飛行場の移設につきましては、森総理から、普天間飛行場の移設についても今後貴国と協力しつつ基本計画の策定を進め...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 当時も今も政府のこの使用期限問題についての姿勢は一貫しておりまして、平成十一年十二月二十八日の閣議決定のとおりでございます。  ちなみに、「代替施設の使用期限については、国際情勢もあり厳しい問題があるとの認識を有しているが、沖縄県知事及び名護市長から要請...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 今回の首脳会談におけるブッシュ大統領の発言というのは、そうした前方展開が縛られるというものではなかったと承知をしております。  使用期限の問題は困難な問題である、国際情勢に照らして考えていかなければならない、この地域での米軍のプレゼンスは重要である、普天...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) この普天間実施委員会、FIGは審議官級で構成をされておりますが、昨年の十月、この普天間飛行場の代替施設に関する日米間の協議の場として再開されました。そして、代替施設における米軍の運用所要等、具体的検討事項について緊密に協議をしていくことで一致しております。...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 同室長は、当時は沖縄サミット準備事務局次長に発令をされておりました。平成十一年六月一日から約一年七カ月、その職にあったわけであります。
○副大臣(荒木清寛君) この住職であります通訳業界に明るい人物でありますが、平成十一年の九月一日から十二年七月三十一日まで外務省の非常勤職員として採用されております。これは、大臣名での人事異動通知書をもって採用されております。
○副大臣(荒木清寛君) 私は、この問題の内部調査委員会の委員長としてこの件も重大な関心を持って調査をしたわけであります。  関係者からの説明によりますと、松尾元室長は、この通訳の業界関係者への説明会の際、その住職は排除して業者の代表のみを別室に呼びまして一律三十万円程度の支援を...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○副大臣(荒木清寛君) 本件につきましては、大臣が答弁申し上げて以来、内部調査委員会におきまして精力的に調査をしてまいりました。したがいまして、時期を逸することなく御報告をしなければいけないと思っております。  ただ、きょう、今の時点におきましてはまだ数点確認すべきことが残って...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○副大臣(荒木清寛君) この外務省の報償費につきましても、情報収集及び諸外国との外交交渉ないし外交関係を有利に展開するために使用されていることから、具体的な使途等を公表することは行政の円滑な遂行に支障を生じると考えますので、公開すべき性格のものではないというふうに考えております。...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) これは、参議院の各委員会でも外務大臣が何回か申し上げておりますけれども、この外務省の報償費はあくまでも外務省の責任で支出をしているわけでありまして、いわゆるおっしゃるような上納ということはないわけでありまして、このことを私からも改めてここで申し上げます。 ...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○副大臣(荒木清寛君) 調査はいたしました。これは、外務省調査委員会といたしまして、その御指摘の後任者名義の口座の出入金記録を入手しまして、本人から事情を聞きながら調査をしたところであります。これまでに調査した限りでは、この後任者が公金を私的目的に使用したことはないというふうに承...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○副大臣(荒木清寛君) 松尾元外務省要人外国訪問支援室長による事件につき御報告を申し上げます。  まず、今回の事件により外交を預かる外務省に寄せられた国民の信頼を裏切ったことは、何よりも国民の皆様に対して申しわけなく、心からおわび申し上げます。  本件については、一月四日に河...全文を見る
04月03日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○副大臣(荒木清寛君) 外務省の保有する機密情報は、外部と接続をされているネットワーク上には置いておりません。他方、ネットワーク上に置かれている機密情報以外の情報に関しましては、従来より、ファイアウオール、侵入検知装置等の必要なセキュリティー対策を講じまして、外部から不正なアクセ...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 調査委員会におきまして当時の関係者から聴取をしましたところ、当時この在ドイツ大使館の関係者が松尾元室長の依頼を受けましてワインと羽毛布団をあらかじめ購入し、政府専用機に積み込んでいたということが判明をいたしました。  他方、これらの物品の購入に要した費用...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) この議事録を読んでおかしいと思ったかどうかということではなくて……
○副大臣(荒木清寛君) いえいえ、そうではなくて、まさに今、調査委員会で調査を命じられているところの大きなポイントがそこだと思うんです。  ですから、従前の、少なくともそれが完全であったかどうかはわかりませんが、複数による、他者によるチェックがなされていた体制がどうして彼一人の...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) しかし、それほど簡単に調査委員会としての見解を示せる事態では私はなかったと思います。たくさんの方から私は事情を聞きました。  所感の一端でもということをおっしゃるのであれば、非常にもうずさんきわまりない体制であったということだけは確かであるというふうに思...全文を見る
04月09日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○副大臣(荒木清寛君) まず、この大使館員、以下A職員と呼ばせていただきますが、公金を流用して私用車を購入したとの報道に関してでございます。  今般の調査におきましては、九一年十一月ごろ、A職員が公金を流用して私用車を購入し、九三年六月に査察使の指摘を受けて返済したとの指摘が一...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) そうした意味では、犯罪の成否を決めるのは、警察の捜査に基づき検察が起訴をし裁判所が判断をするわけでありまして、私たちが断定をする立場にないという前提で、しかし明白な疑いを私たちは認識しましたので、それをもって告発をした次第でございます。
04月10日第151回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○副大臣(荒木清寛君) 我が国は、世界最大の二酸化炭素排出国でありますアメリカの京都議定書締結は温暖化対策の実効性を確保するために極めて重要であるというふうに考えておりまして、今回、アメリカ・ブッシュ大統領がこの京都議定書の不支持を表明しましたことは、今後の気候変動交渉に重大な影...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) これは特に与党代表団の方で、こうした事前に私たちに話がなく、そうした表明がなされたことは遺憾であるということを与党代表団の団長の方から強く申し入れをしてあります。
○副大臣(荒木清寛君) 米国側も政府高官、アーミテージ国務副長官、またホイットマン環境保護庁長官とも会談をいたしました。  そういう中で、ブッシュ政権は地球温暖化の問題については極めて重要な関心といいますか、重要視をしているということを冒頭強調しておられました。しかし、その上で...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 今お話がございました環境問題につきましては、私たちもこの外交の場で極めて大事な課題であるという認識を持っております。また、現在開催中の地球環境外交戦略会議におきましては、この気候変動問題を中心としました地球環境問題への迅速かつ的確な対応を行うための外交戦略...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 今回訪米をしました政府・与党代表団の米国政府関係者との会談の中で、先ほども申し上げましたが、先方からは、この京都議定書とは違う方法によって地球温暖化に取り組むべきとの考え方が示されました。この点につきまして、アーミテージ国務副長官からは、この米国が新しい方...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) 先方も、今回のことは急に言い出したんではなくて、大統領選挙のときからの公約であったということは言われておりましたけれども、しかし私たちは、今回の京都議定書不支持の表明というのは、気候変動枠組み条約の締結に始まった十年間の交渉を振り出しに戻して、極めて温暖化...全文を見る
04月17日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○副大臣(荒木清寛君) 分担金の件につきましては、過去、英国が分担等級を三十単位から十五単位に大幅に減少させたということがありました。  こうしたことを放置しますと、途上国を含めて他の加盟国が選定した分担等級が変わらなくても分担単位当たりの金額がふえる結果、実際の負担額が相当に...全文を見る
○副大臣(荒木清寛君) これまでの調査の結果、フォーサイトとの契約を含め、サミットにおける物品等の調達については会計法令に基づき適正な手続により行われていると考えます。  この予定価格の事前漏えいについて報道があったことも承知をしております。フォーサイトに対しての漏えいというこ...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○荒木清寛君 仙台市で起きました准看護士によります筋弛緩剤を使った殺人被告事件の背景には、自分の立場や待遇の不満があったとも言われております。自分は点滴の専門家なのに看護婦に使われるのが不満だったと捜査段階で供述をしているとの報道もありました。ただし、公判では本人は公訴事実を否認...全文を見る
○荒木清寛君 ぜひそれぞれの養成課程の本来意図するところを生かした人材育成をしてもらいたいと思います。  もう一問だけお尋ねをいたします。  講座制等に関する規定の削除というのは大学行政における規制緩和の一環であると理解をいたします。  そこで、一つお聞きをしたいのは、情報...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
06月19日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○荒木清寛君 まず、このたびの池田小学校におきます蛮行につきましては、児童八人の御冥福を心からお祈りいたします。また、被害に遭われた児童、教諭の皆さんの一日も早い御回復を祈りたいと思います。  また、文部科学省におきましては、この問題につきましてはすぐに対策委員会を設置して、副...全文を見る
○荒木清寛君 先ほども、アメリカのスクールポリスではありませんけれども、警察官やあるいは警備員の人に来てもらったらどうか、いや、それは抵抗があるというようなお話もありましたけれども、しかし地域を見れば、警察官のOBだっていらっしゃいますし、あるいは今六十歳定年でまだまだ元気な方も...全文を見る
○荒木清寛君 そういう教育における地方分権という意味において評価いたします。  そこで、教育改革国民会議の提案の中には学校選択の幅を広げるということがございまして、私は、この通学区域の規制緩和が、では今後小学校、中学校についてはどうなるのかということに非常に関心があるわけであり...全文を見る
○荒木清寛君 私も弾力的運用ということについてはもちろん賛成でございます。  私は名古屋の新興住宅地域に住んでおりますけれども、ちょうどそのような事例に最近も遭遇いたしました。その地域の学区の小学校に通うには大きな道路を渡らなければいけない。ですから、隣の学区の学校に行った方が...全文を見る
○荒木清寛君 もしこの法科大学院ができますと、今後、大学を卒業しましてこの大学院に二年ないし三年行かなければ原則として司法試験を受けられなくなるわけであります。そういう意味では、エリート教育を受けなければ弁護士になれない、裁判官になれない、検事になれない、そういうことで本当に庶民...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど大臣がおっしゃった、一発勝負の点じゃなくてプロセスを重視しなければいけないということは、まさに教員免許の問題についても妥当する話だと思いますので、また私の方でもよく考えていずれ提言をしたいと思っております。  そこで、次に今回の学校教育法十八条の二の改正につ...全文を見る
○荒木清寛君 衆議院段階での修正によりまして「ボランティア活動など社会奉仕体験活動」、この「ボランティア活動など」という字句が挿入されたわけであります。もちろんボランティアというのは強制してやらせるものではありませんけれども、しかし学校教育の場でボランティア精神というのを啓発する...全文を見る
○荒木清寛君 その趣旨にのっとって一層やっていただきたいと思います。  そこで次に、この中に自然体験活動というのがあります。こうしたことも今後活発になろうかと思います。ただし、最近、大変不幸な事故も起きております。愛知県春日井市の中学校の二年生が岐阜県板取村でのハイキング中に落...全文を見る
○荒木清寛君 こうしたことも危機管理の一環だと思いますので、もちろんそうした事故はあってはいけないわけでありますけれども、しかしそうしたことへの備えもきちんとしなければいけないと思います。  次に、今回の改正案の中で、これは学校教育法ですか、寮母の名称の変更、養護学校の寮母の名...全文を見る
○荒木清寛君 そうした研究に基づいて、児童、保護者の立場に立った改善方をお願いしたいと思います。  最後にもう一つ、養護学校の送迎バスの問題について質疑したいと思います。  首が据わらない、あるいは体の位置がしっかり保てないなどのいわゆる座位保持ができない子供は、スクールバス...全文を見る
○荒木清寛君 ぜひこの改造についても補助できるようにしていただきたいと思います。  時間がなくなりましたので、残りの質疑は次回にさせていただきます。
06月21日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○荒木清寛君 この法案に入る前に、一つだけ、文化芸術の振興策について、文化庁長官も経験をされた大臣にお尋ねしたいと思います。  言うまでもなく、文化芸術は人と人との心をやわらかくつなぐきずなでありまして、人間や生活、地域を愛する心のあらわれ、平和のかけ橋であります。しかし、では...全文を見る
○荒木清寛君 去る十四日、文化芸術立国への基本姿勢を明記しました芸術文化振興基本法案を公明党と保守党の議員立法で衆議院に提出をしております。この法案は、人々がひとしく文化芸術を享受、参加できるような社会的仕組みの構築、あるいは芸術文化振興基本計画の策定を政府に義務づける等々を明記...全文を見る
○荒木清寛君 次に、本題であります学校教育法十八条の二、体験学習の導入について質疑をしたいと思います。  私は、あるいは公明党は学校教育における体験活動というのを殊のほか重視しております。今、子供、児童の人間関係の希薄化、あるいは先ほども議論になっておりましたが、自然とのかかわ...全文を見る
○荒木清寛君 今回の改正は教育改革国民会議の提言を受けてのことであると思います。その提言の該当部分は「小・中学校では二週間、高校では一か月間、共同生活などによる奉仕活動を行う。」云々と記載をされております。こういう今回の提言とこの十八条の二というのは同じなんですか。同じことを言っ...全文を見る
○荒木清寛君 この提言では「奉仕活動」となっておりまして、この改正案では「ボランティア活動など社会奉仕体験活動」となっておりますね。奉仕活動ではなく社会奉仕体験活動となっているのはどういう意味があるんですか。
○荒木清寛君 私はこのように考えておるんですが、違うんでしょうか。ボランティア活動にしましても、社会奉仕活動にしましても、これは自発的にやるというところに意味があるわけでありまして、ですから今回の改正の趣旨というのは、奉仕活動を子供に義務づけるということじゃなくて、そういう体験を...全文を見る
○荒木清寛君 わかりました。  あと、提言では小中学校では二週間というふうになっておりますが、今回の改正案にはこの期間が明示されておりませんけれども、およそどの程度の期間を体験活動の期間と想定していらっしゃるんですか。
○荒木清寛君 今回の改正案の中には、体験活動として、体験的な学習活動、それからボランティア活動など社会奉仕体験活動、自然体験活動その他というふうにありますが、例示されている三つの体験活動のどこにこの力点を置くといいますか、どれを重要視しているんですか。その優劣というのはこの法律は...全文を見る
○荒木清寛君 これは言うまでもないわけでありますが、今回の改正によって各小学校においてこの体験学習の実施が義務づけられるわけではないわけですね。
○荒木清寛君 そうしますと、各小学校において充実した体験活動を行うか行わないかというのはだれが決めるんですか。
○荒木清寛君 私は学校だけの判断で決めるのはよくないのではないかというふうに思うんです。  要するに、保護者、そして実際にその学習を、活動を行う子供の意見も聞くべきではないかというふうに思うのでありますが、そうした関係者の意見も聞いた上で学校で決めるというふうにすべきではないん...全文を見る
○荒木清寛君 そう考えるのであれば、この法改正が通れば、実施に当たっての通知というようなものも文部科学省として出すわけですよね。そういう中で、この体験活動の実施に当たっては十分そういう保護者やあるいは地域の意見も尊重して決めるべきであるという、そういうガイドラインをそこに盛り込む...全文を見る
○荒木清寛君 それでは次に、同じく第二十六条の出席停止問題について私も若干お尋ねしたいと思います。  平成十一年度に全国の公立中学校において出席停止の処分を受けた中学生が前年度比五割増の八十四人であったということが最近の文部科学省の調査で明らかになっております。  そこで、初...全文を見る
○荒木清寛君 現行制度においても出席停止の処分は行われているわけであります。  そこで、昭和五十八年十二月五日には文部省初等中等教育局長通知というのが発せられまして、この出席停止の要件、手続等について定められておるわけでありますが、この従前の要件と今回の改正案にある要件とは同一...全文を見る
○荒木清寛君 法律上の要件を明確化した、いわゆる適正手続の保障というような趣旨でありまして、決して批判をされているような要件を拡張するというような改正ではないと、このように理解をいたしました。  この出席停止措置というのは、児童生徒に対する懲戒処分といった、懲戒という意味合いの...全文を見る
○荒木清寛君 今回の条文にはあらかじめ保護者の意見を聴取するという手続保障があるわけでありますが、そのことも含めて私は市町村教育委員会だけで出席停止を決めてはいけない、このことを強調したいと思います。  今、答弁の中で、そういう出席停止を命ずる前にいろいろ関係団体とも連携をする...全文を見る
○荒木清寛君 しかし、従前においても、いきなり出席停止にするのではなくて、おっしゃったようなことはもう十分やった上で最後の措置としてやってきたというふうに私は承知をしています。  公明党は、地域に開かれ、地域が支える学校づくりということを強調しております。そういう中で、私たちは...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、まだ少し時間がありますので、五十六条、六十七条の飛び入学のことについて、もう相当議論がされていますので余りお聞きをすることがなくなってしまったのでありますが、若干私なりに質疑を進めたいと思います。  先ほども、特にすぐれた才能を有する、いわゆるぬきんでた...全文を見る
○荒木清寛君 確認的にお聞きいたしますが、今後は、改正案が通りますと、大学でありますけれども、数学、物理の飛び入学は五十六条一項で、それ以外の学部が二項という、そういう仕分けになるんでしょうか。
○荒木清寛君 今後、飛び入学が一般的になり、分野が拡大いたしますと、それはそれでエリートコースでありますから、飛び入学をするための受験予備校のコースができたりするとか、そうしたことで形を変えた受験戦争の過熱というようなことは心配ないんでしょうか、最後にお尋ねしたいと思います。
06月26日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○荒木清寛君 先回も申し上げましたが、公明党は地域に開かれ地域が支える学校づくりを提唱しております。地域の教育力の復活あるいは活用ということが非常に大事であると思います。そうした視点も含めて、前提にして、きょうも質疑をしたいと思います。  まず、遠山大臣、学校教育、特に小中学校...全文を見る
○荒木清寛君 私も大臣と同感であります。  しかしながら、来年からは学校五日制が実施をされるわけでありまして、スリム化するわけであります。お聞きをしますと、当然この体育の授業も減りますし、週末における部活動というようなものも実際は機能しなくなるだろうというふうに言われています。...全文を見る
○荒木清寛君 そうした基本計画における総合型の地域スポーツクラブの先駆的な試みをしているのが私の住んでいる愛知県半田市であります。ここでは、地域社会と学校が一体となりまして中学校区単位でそうしたクラブを設立しようという試みをしております。実際につくっております。文部省からもモデル...全文を見る
○荒木清寛君 ぜひしっかりやっていただきたいと考えます。  御紹介しましたこの半田市には中学校が五つありまして、そのうちの四つの中学校区で既に総合型スポーツクラブができているわけであります。話を聞きますと、開かれた学校づくりの一環という位置づけもしているわけです。先ほど私が話を...全文を見る
○荒木清寛君 もう一つ、そうしたことのためにたしかスポーツくじも始まったと記憶をしておりますが、最後に、スポーツクラブの多彩な活動を担保するクラブハウスあるいは拠点施設の確保など、施設使用上の優遇措置について行政は十分に配慮すべきだ、このように考えますが、どうでしょうか。  私...全文を見る
○荒木清寛君 ぜひそうした方針を具体化してもらいたいと思います。  そこで、昨日は参考人の方にもお越しをいただきました。それを踏まえて、残りの時間、論を進めたいと思いますが、一つは、地教行法四十七条の二、指導力が不適切な教員への対応ということでございます。きのうはいろんな四人の...全文を見る
○荒木清寛君 そのネットワークをぜひ今取り上げました指導力が不適切な教員への対応という局面でも十分に機能するように努力をしてもらいたいと思います。  その同じ参考人が法改正について発言をされましたもう一つが、教育行政相談体制の整備、いわゆる地教行法第十九条八項の問題であります。...全文を見る
○荒木清寛君 瀬戸参考人が指摘をされたもう一つの点は、学校教育法二十六条、出席停止措置の改善についてであります。  この点は、参考人がひょっとしたら勘違いをしていらっしゃるのか、あるいはそうでなくてその指摘が正鵠を得ているのか、私もいろいろ考えているわけでありますが、児童の権利...全文を見る
○荒木清寛君 今の答弁ですと、やはり保護者だけから聞けばいいという意味にも聞こえるんですが。  前回、私が質問をしましたときには、ではどうやって具体的にこの出席停止の手続をとるんですかということを質問しましたら、矢野局長は、市町村教育委員会が出席停止の措置が必要であるとの判断に...全文を見る
○荒木清寛君 処分の名あて人というような難しい言葉が出ましたが、そういう意味でこの第二項には保護者ということを明記したと。しかし、実際の運用は局長が今答弁されたようなことになるのでしたら、第三項に「出席停止の命令の手続に関し必要な事項は、教育委員会規則で定めるものとする。」という...全文を見る
○荒木清寛君 条約の趣旨からすれば、実際そうしたことをこれまでもやってきたわけでありますから、その辺は各教育委員会において十分正当な判断をされるというふうに思います。  これはきのうの参考人陳述ではないのでありますが、前から私もちょっと気になりましたことは、いずれにしましても出...全文を見る
○荒木清寛君 そうなりますと、いよいよもって出席停止になる前の事前の適正な手続ということにかかるわけでありますから、改正案が成立しましたら、その点の充実が図られますように、教育委員会の規則の制定状況等もしっかり見ていただいて文部科学省において努力をしてもらいたい、そう思います。 ...全文を見る
○荒木清寛君 その「二十一世紀の特殊教育の在り方について」という報告書も私は拝見をいたしました。これは今後どのようなスケジュールでこの改革といいますか、障害者教育の充実についての改革を進めていくんですか。
06月28日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○荒木清寛君 それでは、まず出席停止に係る権限の委任についてお尋ねをいたします。  昭和五十八年十二月の初等中等教育局長通知「公立の小学校及び中学校における出席停止等の措置について」では、「出席停止の措置は、国民の就学義務ともかかわる重要な措置であることにかんがみ、市町村教育委...全文を見る
○荒木清寛君 改正案の二十六条一項も、現行と同様に教育委員会の権限としての出席停止ということであります。今回は要件の明確化ということで、第二項については市町村教育委員会は出席停止に当たって保護者の意見を聴取するとともに書面を交付しなければいけない、あるいは第四項の出席停止の期間中...全文を見る
○荒木清寛君 形式論として可能ということは、特別の場合を除いて余り望ましくないという趣旨であろうかと思います。事柄の重要性にかんがみまして、やはりそういう第三者的な判断の客観性を保たなければいけないということもあろうかと思いますし、現実に平成十一年度の例でいえば一件しかない、極め...全文を見る
○荒木清寛君 次に、授業の公開について、これは指導力不足教員への対応とも関係して、私は意見を含めてお尋ねをしたいと思います。  学校教育は教師と児童生徒との信頼関係を基盤として営まれるものであり、信頼関係があって初めて有効な教育指導を行うことが可能となります。子供たちも、丁寧で...全文を見る
○荒木清寛君 今お話にもありましたが、東京都立高校においてはいつでも保護者が授業を参観できる、私はそれは非常にすばらしいことであると考えています。関係のない第三者に公開をする必要はありませんし、また今回の不幸な事件も考えれば、そういうことに対するセキュリティーというのはしっかりし...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、先回ちょっと途中で終わってしまいましたので、私が前から関心を持っています障害を持った子供さんへの教育のことを残った時間で取り上げてまいりたいと思っております。  公明党はことしの一月から三月まで全国十二都市で教育対話を実施いたしまして、それに基づきまして...全文を見る
○荒木清寛君 平成五年に制定されました障害者基本法は、障害者の自立と社会、経済、文化、その他あらゆる分野への参加を促進することを目的といたしております。我々もそうした障害を持った方の御両親とお話をする機会も多いわけでありますけれども、やはり社会に出てきちんと職場で仕事をさせたいと...全文を見る
○荒木清寛君 先ほども言及がありました二十一世紀の特殊教育の在り方に関する調査研究協力者会議の最終報告の中にも、障害を持った子供さんの就学指導の方針変更というようなことも含まれております。そうしたことを受けますと、今後、小中学校に通学する障害を持つ子供たちの数は増加すると思われま...全文を見る
○荒木清寛君 次に、近年非常に大きな課題となっております自閉症児、あるいはADHD児、これは注意欠陥多動性障害児ということでありますが、あるいは学習障害児への支援について文部科学省としてはどう取り組んでいこうとしているのか、伺います。
○荒木清寛君 けさちょっと理事会等で案件になった件もそうでありますけれども、どうも文部科学省の調査というのは時間がかかるようでもありますので、今、話のあった中間報告等も出して、そうした成果を十分活用して、現にそうした問題で悩んでいる人はたくさんいるわけでありますから、効果的な施策...全文を見る
○荒木清寛君 私は、前回の質疑の中でも、排除の論理ではなくて支援ということが大事なんだということを主張いたしました。あるいは、二十一世紀の我が国が目指すべき方向は共生社会の実現であるということについてはもうコンセンサスがあると思います。今回は前回に引き続いて二回に分けまして障害を...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
11月08日第153回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  まず、田中参考人にお尋ねをいたします。  新たな法曹養成制度としての法科大学院構想でございます。この問題は各層各界に賛否両論があったといいますか、今でもあるんだと思いますが、私はつくる以上は立派なものにしなければいけないというふ...全文を見る
○荒木清寛君 今、米国でもロースクールを三年を二年に短縮してはどうかという議論もあるというお話でしたが、審議会の意見書は、「標準修業年限は三年とし、短縮型として二年での修了を認めることとすべきである。」というふうにはっきりうたっておられますね。私は、これは非常に大事な原則だと思う...全文を見る
○荒木清寛君 中川参考人にお尋ねをいたします。  利用者、特に企業法務という視点から、非常に私は示唆に富むきょうは御意見を聞いたと思います。  ですから、参考人のお話を踏まえますと、参考人からすれば、改革されたそうした法曹養成制度の中で、法律ばかりずっと六年間とかあるいは五年...全文を見る
○荒木清寛君 吉岡参考人には司法制度改革審議会の委員として大変御活躍をいただきまして、ありがとうございます。いろいろそういういわゆる法律のプロフェッショナルの多い中で堂々たる論陣を張られたことを私は大変評価をしております。  今回の審議会の意見書は、従来、審議会といいますと、行...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、野澤参考人にお尋ねをいたします。  先ほどの陳述で、いわゆる改革審の意見書についてのコメントもございましたが、冒頭のこの基本理念と方向ということについてはかなり、賛同できないというお話であったかと思います。ですから、全体的には、評価すべき点はあるものの、全...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
○荒木清寛君 まず、この点は本日も含めてたびたび議論されておりますけれども、しかし大変重要な問題でありますので、まず顧問会議、検討会のリアルタイム公開の問題についてお尋ねをいたします。  さきの司法制度改革審議会の議論が事務局主導ではなくて委員主導で行われたという点で高く評価を...全文を見る
○荒木清寛君 大臣おっしゃるように、もちろんそのメンバーとなる方の御意向もあると思います。しかし、逆にリアルタイム公開をすることを前提に、条件にして委員に御就任いただくと。そういう公開が嫌だという方にはお引き取りをいただくというぐらいの人選をしなければ大臣のおっしゃったようになら...全文を見る
○荒木清寛君 次に、この隣接法律専門職種の課題について論じたいと思います。  従来、弁護士が少ないということもあったんでしょうが、司法書士、税理士、弁理士、行政書士、社会保険労務士、土地家屋調査士という隣接法律専門職種の方が国民に対する法的なサービスの提供という上で大変大きな役...全文を見る
○荒木清寛君 次に、国民の立場に立った司法改革を実現をするためには、官主導ではなく、審議会同様、民間主導といいますか民間重視の、利用者重視の観点を失ってはいけないと考えますが、法務大臣の認識を伺います。
○荒木清寛君 したがいまして、その当然の視点をいかに実現するかというこの組織のあり方が非常に重要かと思います。この点も先ほども議論がございましたが、そうした意味では、今後この法律のもとでの事務局の人選が非常に重要でありまして、民間人、先ほど、七、八名というようなお話もございました...全文を見る
○荒木清寛君 そうしますと、具体的な人選につきましても、我々もいろいろと意見を今後言わせていただきたいと思います。  そこで、別途設けられることになっております顧問会議でありますが、これは何名ぐらいを想定されているんですか。
○荒木清寛君 大臣おっしゃいましたように、この改革審議会の意見書の実現のお目付役という、大所高所でのお目付役という会議だと思います。数名ということですから、審議会の委員全員が入るような規模では恐らくないんだろうと思いますが、しかしこの人選につきましても、ちまたでは改革審議会の会長...全文を見る
○荒木清寛君 そうしましたら、このことも法律が成立してまたいろいろと言わせていただきたいと思っています。  また、検討会の人選においても民間人を入れることは当然であると思います。民間人、ユーザー、利用者、そういう方の意見をこの検討会の人選において反映をしなければいけないと思いま...全文を見る
○荒木清寛君 検討会についても八つぐらいではないかとかいろいろ言われているわけでありますが、事柄の重要性からしますと、刑事裁判への国民参加といいますか、裁判員制度については当然私はその検討会ができるんであろうというふうに思います。  そこで、この裁判員制度につきましては、主権者...全文を見る
○荒木清寛君 ぜひ、この人選の面での工夫をお願いしたいと思います。もちろん、リアルタイム公開をして、また意見を求めるということもいいんですけれども、今インターネットの時代ですから、もう何万件という意見がぱっと来てしまうわけでして、それは全部子細に検討して反映させるということも言う...全文を見る
○荒木清寛君 今回の今後の改革の一つの目玉は法科大学院構想だと思います。私もいろいろと考えました。この法科大学院制度は、法律だけしか知らないという視野の狭い法曹ではなく、幅広い勉強をした人材の育成を目的とするものでなければいけないと思います。  きょうも、企業法務の立場から、企...全文を見る
○荒木清寛君 先ほどの質疑では文部科学省の工藤局長から確認がございました。その点、私は大臣にも確認したいと思いますが、審議会の意見書では、法科大学院の修業年限は三年を標準とすると、一定の素養のある法学既修者については二年とするというふうにしております。この原則を私は大事にしていた...全文を見る
○荒木清寛君 大臣もこの意見書の重要性をよく踏まえられていると思います。  手っ取り早く弁護士になろうということであれば、法学部に入って、そして短縮型の二年の法科大学院に行けば六年でなれる。優秀な人は飛び入学というのが先般の通常国会で認められましたから五年で行けるわけですね。し...全文を見る
○荒木清寛君 今おっしゃられた法科大学院とのリンクの問題も含めてこれは鋭意検討していただきたいと思います。  そこで、次に、我が国の司法は小さな司法と言われ続けております。しかし、司法全体の規模を拡大していくことが極めて重要であります。このような観点から、意見書にもありますとお...全文を見る
○荒木清寛君 言うまでもないことでありますが、その場合、当然、弁護士、裁判官、検察官の法曹三者すべてについての大幅増員をすべきであるということでよろしゅうございますね。
○荒木清寛君 司法を支える人的基盤の拡充という観点からは、そうした法曹三者だけではなく、裁判所や検察庁に関連する職員の大幅な増員も図らなければ、法曹だけふえてもだめなわけでございますが、この点につきましての大臣の見解をお聞かせ願います。
○荒木清寛君 そうした大きな司法を実現しまして司法を新しい時代にふさわしいものにしていくためには、その財政的基盤の充実強化であります。大きな司法というとお金が要るわけですね。ロースクールの奨学金ですとか、あるいは大学への補助ですとか、あるいは今の裁判官、検察官の大幅増員ということ...全文を見る
○荒木清寛君 これは国民的な世論のバックアップがある、この大きな司法ということにつきましては国民的世論のバックアップがある問題だと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  最後に、一部に、今回の司法制度改革というのはそういう企業の視点からの規制緩和ということだけでは...全文を見る
○荒木清寛君 以上で質疑を終わらせていただきます。  いずれにしましても、公明党は生活者の政治を標榜しておりまして、この問題についても、あくまでも利用者、ユーザーの立場での改革にしなければいけない、こういう視点で、今後、法律も何十本出さなければいけないというようなことでしょうけ...全文を見る
11月15日第153回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○荒木清寛君 公明党の荒木です。  両参考人に一問ずつお尋ねをいたします。  まず、須田参考人にお尋ねをいたしますが、私は、名古屋に住んで東京に宿舎がありますので、今、参考人のおっしゃった適度な都市機能の集成ということはよくわかります。東京はもう都市機能としては限界に達してい...全文を見る
○荒木清寛君 坪井参考人にお尋ねをいたします。  東京の都市機能というのはもう限界に達していると思いますし、その機能の分散の必要性というのはやはり大変高いわけでありまして、そうした意味で、私は、首都機能の移転ということについてはかなり積極的に取り組んでおります。  ただ、どこ...全文を見る