荒木清寛

あらききよひろ



当選回数回

荒木清寛の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号
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○荒木清寛君 私は、委員長に清水達雄君を推薦することの動議を提出いたします。
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  私は、十三年度決算に入る前に、またぞろ浮上いたしました政治と金の問題につきまして、まず総理にお尋ねをいたします。  先週、坂井隆憲衆議院議員が政治資金規正法違反で逮捕されました。総理はこの事件を重く受け止めまして、これを契機に政...全文を見る
○荒木清寛君 今日の委員会は税金の無駄遣いのチェックでございますので、私は、今、総理がおっしゃられた公明党のその提案に加えて私の一つの考えを申し上げたいのでございますが、今の国会議員の歳費法では、逮捕、勾留中の国会議員に対しましても歳費は支払われているわけでありますが、私は、これ...全文を見る
○荒木清寛君 それでは、十三年度決算の議論をさせていただきたいのですが、先ほども、十三年度決算におきまして歳入欠陥が生じたこと、あるいは税収の見積りが狂ったことについての政府の責任といいますか、そうしたお話がございました。したがいまして、その点は私は省きますけれども、やはり一番大...全文を見る
○荒木清寛君 我々も与党として予算編成に参画をした側ですから。もちろん、単純にもっと財政出動をしろという論ではございません。  ただし、十四年度におきましても、三十兆円という枠がありながら、しかし、一方で総理は、大胆かつ柔軟な財政政策ということをおっしゃって一月の末には補正予算...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、外務大臣にお尋ねをいたします。  今回の決算報告によりますと、会計検査院の検査によりますと、いわゆるプール問題、平成七年度から十三年度にかけまして外務省に対しまして三億一千三百九十一億円が不当に支払われたという指摘でございます。私も、内心非常にじくじたる思...全文を見る
○荒木清寛君 十三年度決算報告では、このプール金問題につきまして、このような事態が生じたのは、外務省において、職員全般における公金に対する認識が著しく欠如していたこと、会計法令等を遵守するよう職員に対し徹底していなかったことなどによると認められる、このような指摘をしております。 ...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、内部監査の在り方に戻りますが、今回の決算検査報告書によりますと、十五府省庁に三十七の中央会計機関、機構があると。しかし、三十七ありますけれども、いわゆる独立型というのは五機構のみでありまして、その余の三十二というのはいわゆる会計課の中にそういうシステムがある...全文を見る
○荒木清寛君 それでは次に、不適切な医療費の支払についてお尋ねをしますが、その前に総理にお尋ねをいたします。  先ほどからも議論がありますように、四月からはサラリーマン本人の窓口三割負担が実施がされます。昨年の七月に法案が通ったわけでございますけれども、この問題については総理は...全文を見る
○荒木清寛君 坂口厚生労働大臣もお医者さんでありますし、是非そうした医師会の先生方とも良好な関係が築けるように、政府として理解を求める努力をしてもらいたいと考えます。  そこで、今も総理からもございましたように、三割負担をお願いをする以上は、医療の無駄を省くということがもう大前...全文を見る
○荒木清寛君 次に、公共事業における間伐材の利用拡大についてお尋ねをいたします。  日本は豊富な森林資源がありますけれども、間伐が滞っておりますので山林の荒廃が進んでおります。地球環境問題、災害の防止あるいは水源の涵養等々の見地から地域における間伐材の有効利用が急務であると思っ...全文を見る
○荒木清寛君 そうした農水省の検討結果も含めて、公共事業といえば国交省でありますから、公共事業の中で間伐材を積極的に使っていただきたいのであります。  各地域において使用されている例はあろうかと思いますけれども、私の住んでいます愛知県でも、猿投グリーンロードの四車線化事業におき...全文を見る
○荒木清寛君 次に、総務大臣に、地上波、地上デジタル放送の問題につきましてお尋ねをいたします。  十三年度予算ではアナログ周波数変更の経費として総務省に特定周波数変更対策交付金百二十三億円余が計上されましたけれども、全額使われずに翌年に繰り越されているわけです。その後、そういう...全文を見る
○荒木清寛君 もう一問総務大臣にお尋ねをいたしますが、十三年度は独立行政法人制度がスタートをしました。鳴り物入りで登場、スタートをして、民間手法の導入あるいは情報公開を行うことによって国民により質の高いサービスを提供するということだったんですが、今回の会計検査院の指摘では、独立行...全文を見る
○荒木清寛君 この委員会における決算審査を十六年度概算要求に必ず生かしていただくことを総理に要請しまして、私の質疑を終わります。(拍手)
03月20日第156回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○荒木清寛君 今回、刑務官をめぐる一連の不祥事、特に刑事事件として立件されたものだけでも、十三年十二月のホース事件、十四年五月の死亡事件、同年九月の重傷事件、いずれも名古屋刑務所で発生をしております。  従来、矯正行政というのは余り国民からも注目をされておりませんでしたけれども...全文を見る
○荒木清寛君 まだ起訴されたばかりですから、それがすべて事実かどうか、今後の審理になるんでしょうけれども、しかしその起訴されたとおりであるとすると、懲らしめの目的ということはあるにせよ、余りにも常軌を逸した犯行であるという感想を持ちます。  そこで、本事案について、大臣に対して...全文を見る
○荒木清寛君 昨年の十月下旬にその資料とともに自傷と思われる腹膜炎による死亡ということは森山大臣にも報告があったようであります。しかし、そうであれば、そのときにこれはちょっと問題になる事案であると、変死事案であると、今後そういう事件性もあり得る事案であるということをきちんと大臣に...全文を見る
○荒木清寛君 自傷によると思われる腹膜炎による死亡などというものが普通あるものではありませんから、やはりそれを見てそこに何かおかしいという疑問を抱くのが矯正のプロといいますか、責任を持った立場にある皆さんの本来あるべき立場ではないかと私は思うんですよ。そのときにきちんとそこに疑問...全文を見る
○荒木清寛君 いずれにしましても、五月二十七日の時点で名古屋地検の方に通報したという報告は矯正局の方に上がってきたわけでありますが、しからば、その検察庁への通報は通報として、矯正管区なり矯正局において、どのようなその後、内部実態調査を行って事案を解明したのか、お答え願います。
○荒木清寛君 今の答弁の中でも、矯正局なりの調査の中で現場刑務所から事実に反した報告がなされたわけでありますが、今後、こんなことはあってはいけませんが、しかしもし不祥事が起きた場合に、現場からのそうした虚偽の報告をチェックするシステムが、虚偽の報告ができないようなシステムが必要だ...全文を見る
○荒木清寛君 もう少し一般的に受刑者処遇そのものについてお尋ねをしたいわけでありますが、先ほどの起訴状でも懲らしめの目的のために放水をしたということがありました。もちろん、受刑というのは刑罰であって、正に懲役であって、懲らしめるということもその目的の中に入っているんでありますが、...全文を見る
○荒木清寛君 そういう懲らしめるということだけではなく、改善更生、社会復帰と、こういう目的を現場の刑務官がもっとよく理解をして仕事に当たらなければいけないと思います。  そこで、我が国の刑務所では、受刑者の行動を必要以上に規則で縛って規制しているという批判がありますが、なぜその...全文を見る
○荒木清寛君 後ほど私が報告をさせていただきますが、本年一月、当委員会で新潟刑務所にも視察に参りました。体育館で休憩時間に将棋を打っているような姿も見まして、意外とそういうくつろいだ姿というのもあったわけなんですが、ただし、映画等で見る、あるいは報道番組等で見ますと、海外における...全文を見る
○荒木清寛君 そのように籠絡される危険なんということを聞きますと、直ちに私語を解禁すべきだとはちょっと私も言えないかもしれませんが、もう一つ聞きます。  我が国の刑務所では、受刑者が職員に少しでも口答えをしたり反抗的態度に出ますと厳しい懲罰を受けることになるというふうにも言われ...全文を見る
○荒木清寛君 私が質問したようなことはないことを祈りますが、いずれにしましても懲罰は必要でありましょう。しかし、それが適正に行われるという手続的な保証が必要でありまして、そうした意味からも、午前中も質疑がありましたけれども、余りにも監獄法が、そうした旧憲法下でできた法律であればも...全文を見る
○荒木清寛君 それでは関連しまして、最後に法務大臣にお尋ねします。  三月五日に矯正行政の改革につきまして大きな方向性を打ち出しましたが、この問題につきましての大臣の決意、所信を最後にお尋ねいたします。
○荒木清寛君 これで終わりますが、大臣、今、話をされました点は大事だと思います。もちろん、制度改正をしなければいけませんが、一番大事なことはこの矯正行政にかかわる職員の意識改革でありまして、今、答弁された、外部の目を意識しなければならないような行政の在り方ということは、私、一番大...全文を見る
○荒木清寛君 委員派遣につきまして、御報告申し上げます。  去る一月十四日及び十五日の二日間、司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため、新潟県を訪れました。派遣委員は、魚住委員長、千葉理事、井上理事、江田委員、浜四津委員及び私、荒木の計六名でございます。  初日は、まず新...全文を見る
04月14日第156回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○荒木清寛君 今日はもう既に様々な課題につきまして質疑が行われておりますので、私も重複を避けまして、若干の点につきましてただしてまいりたいと思います。  まず、竹中大臣にこの金融安定化策の評価につきましてお尋ねをいたします。  この十三年度決算報告書の特定検査状況という中に、...全文を見る
○荒木清寛君 私も大臣と基本的に認識は同じでございます。この負の遺産の処理の両問題、一概にどちらが第一番で第二番だというふうに言えないと思います。  財政再建ということで言えば、公共事業の重点化、削減、あるいはODAの削減、あるいは防衛費の圧縮というような問題につきましては国民...全文を見る
○荒木清寛君 官房長官、おいで早々恐縮でございますが、お尋ねをさせていただきます。  今回、十三年度決算を審議をしておるわけでございますが、十三年の一月六日、正にこの二十一世紀の開幕に足並みをそろえまして中央省庁の再編が実施をされました。その後、四月からは独立行政法人制度がスタ...全文を見る
○荒木清寛君 それで、石原大臣にその特殊法人改革についてお尋ねするんですが、小泉構造改革の中で、なかなか構造改革の成果が見えないという批判もある中で、特殊法人改革というのはもう最も進展しているといいますか、目に見えて成果が上がっている部分だと私も評価をしております。  また、大...全文を見る
○荒木清寛君 大臣の改革の決意は私は揺らいでいないというふうに今のお話で理解いたしました。  竹中大臣はもう退席いただいて結構です。
○荒木清寛君 それで、次に、中央省庁改革の目的の一つに、平成七年の阪神大震災の対応を教訓として、政府、特に内閣の危機管理体制の強化ということが挙がっております。  私もこの阪神大震災の折の政府の初動の遅れということについては強く憤りを感じたわけでございますけれども、当時覚えてお...全文を見る
○荒木清寛君 今回はそうした意味では小さなミスであったのかもしれませんが、是非、今後の危機管理を万全にするために、無駄にすることなくこの教訓を生かしてもらいたい、このように思います。  そこで、次に、先ほどもございましたが、東海地震につきまして若干お尋ねをいたします。  今回...全文を見る
○荒木清寛君 我が国は地震大国であります。まさか大阪で地震はないと思っておったらあのような阪神大震災になったわけでございますので、したがいまして全国どこの地域でも防災拠点を整備をするということが非常に大事でございます。  内閣府が一月十五日に報告をしました地震防災施設の現状に関...全文を見る
○荒木清寛君 最後に鴻池大臣に、地域の防災拠点ともなります公立小中学校施設、なかんずく体育館の耐震化を促進すべきであるというふうに私は考えますが、今後の公立小中学校の耐震化の促進に向けての大臣の決意をお尋ねします。
04月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○荒木清寛君 名古屋刑務所問題が起きまして行刑改革会議が設置され、先日、第一回会議が開催をされました。その状況と今後の見通しについて大臣から御説明願います。
○荒木清寛君 今回の三案件も含めて一番大事なことは、行刑にかかわる職員の意識改革、常に第三者の批判の目にさらされるということであろうかと思います。そうした意味で、第一回会合の中で、受刑者からの不服申立てを受け付ける第三者機関の設置を検討すべきであるという発言がどなたかからあったこ...全文を見る
○荒木清寛君 先般、委員会で府中刑務所を視察をいたしまして、身分帳簿も一部、差し障りのない範囲で閲覧をさせてもらいました。  受刑者にかかわる様々なプライバシーにかかわる情報がそこに集積しているわけでありまして、そうした書類が紛失をしたということはゆゆしき事態であるというふうに...全文を見る
○荒木清寛君 今月末まで待たないと確定的なことは言っていただけないのかもしれませんが、すべて死亡案件にかかわっているということでは非常にこれは疑いがあるわけですが、今の時点では犯罪の可能性ということについてはどの程度視野に入れているのか、また今後、刑事告発をする予定があるのかどう...全文を見る
○荒木清寛君 この死亡者九名にかかわる紛失事案につきまして、中には視察表の全部が見当たらないというものもあると承知をしております。そうやって紛れているかどうか捜して、最終的に見付からなかった場合、その案件につきましてはこの死亡原因等の究明はどうやって調査をするのか、究明するのか、...全文を見る
○荒木清寛君 府中刑務所以外の刑務所でも視察表等が紛失をしている事案はありますか。
○荒木清寛君 府中刑務所は二階にこの身分帳簿が保管をされておりましたが、率直な私の感想を言いますと、それほど厳重に管理をしている印象ではなかったということをあえて申し上げるわけでありますが、他の刑務所でも紛失をしている案件があるということになりますと、そうした保管にかかわる、ある...全文を見る
○荒木清寛君 また、身分帳以外にも特定年次の死亡帳を過って廃棄した施設があるということでありますけれども、その原因はどこにありますか。
○荒木清寛君 法務大臣にお尋ねしますが、こうした重要な書類が紛失をしてしまったということは、故意であったらもちろんでありますけれども、仮に過ってということであったとしても重大な事態であると考えますが、この点についての大臣の認識をお尋ねします。
○荒木清寛君 次に、保護房収容者の医療についてお尋ねします。  府中刑務所では、M級、精神疾患のことを言うそうですが、M級、括弧、日本人が二〇・八%、括弧、外国人が三・〇%で、精神疾患を患っている人が二三%ということ、という説明でございました。当日、視察をした保護房に入っている...全文を見る
○荒木清寛君 府中刑務所は重点的に医療を行う施設ということで、人工透析の装置もありましたし、ただし、やっている人は二人だという説明でしたがね。あるいは、ICUもありましたし、又は精神科のそういう治療の部屋もありました、見ました。  しかし、この現状で、府中刑務所に関してお尋ねし...全文を見る
○荒木清寛君 府中刑務所は外国人の被収容者もたくさんおりまして、現に我々が視察をしたときにも、この医療の待合のところに、いわゆるといいますか、青い目をした外国人の人がいました。そういう言語、習慣の相違等から医療面でも困難があると思いますけれども、これは適切に対応しているんでしょう...全文を見る
○荒木清寛君 当日、府中刑務所の医師の方と話をしますと、中には辞めたいという声もあるんですという話がありました。  この行刑施設におきまして医師の確保が困難な理由は何か、そしてこの医師の確保のために法務省としてはどういう対策を講じているのか、説明を願います。
○荒木清寛君 最後に、大臣に、行刑施設における医療体制の抜本改革にどう取り組むのか、決意をお尋ねします。
○荒木清寛君 今も質疑がございましたが、やはり私も法科大学院の成否を決める一つのポイントが財政支援の問題であると思いますので、私もお尋ねをいたします。  そこで、まず法務大臣にお尋ねをしますが、昨年の臨時国会の当委員会の附帯決議におきまして、「資力の乏しい者にも公平に就学の機会...全文を見る
○荒木清寛君 次に、司法制度改革推進本部事務局にお尋ねを、確認をします。  この法科大学院への財政支援の問題につきまして、推進本部の顧問会議及び検討会ではどうした議論がされておりますか。
○荒木清寛君 続いて、文部科学省にお尋ねをいたします。  法科大学院の設立に関しまして、私立大学の団体からは、国立大学とのイコールフッティングを実現をする観点から、例えば国立大学との公平な競争環境形成のために私立の法科大学院に対する支援の充実が必要であるという要望が三団体から出...全文を見る
○荒木清寛君 大変力強い決意を聞きまして、安心をしております。  学生の立場に立ちますと、何といっても問題になりますのは、先ほども試算がありました授業料でございます。いずれにしても、ある程度ハイレベルのものになると思われます。そうした観点からは、資力の乏しい、例えば資力の乏しい...全文を見る
○荒木清寛君 河村副大臣にもう一つお尋ねしますが、この私学助成の充実はもちろん必要でございますけれども、同時に奨学金等の学生支援を充実をすると、拡大するということも非常に大事でございます。  この点に関しまして、日本育英会が特殊法人になりますので組織が改革をされるわけであります...全文を見る
○荒木清寛君 森山財務大臣政務官にお尋ねをいたします。  法科大学院の学生に対する支援につきましては、今の奨学金のほかにも国民生活金融公庫の教育ローンがございます。私は、臨時国会では、現在は二百万円が限度のそのローンにつきまして、四、五百万円程度に上げなければ、生活も含めて成り...全文を見る
○荒木清寛君 現在の平均貸付けが百三十万円であろうと思いますが、法科大学院の場合には、いろいろな社会で経験をした人が入ってくるわけでして、家庭を持っている人もたくさんいるわけでありますから、当然これは、そういう資金の需要というのは、借入れについてのリクエストというのは上がってくる...全文を見る
○荒木清寛君 関連して、司法制度改革推進本部にお尋ねをいたします。  司法修習生の給費制の見直しが検討されているようですが、現在の検討状況はどうなっておりますか。
○荒木清寛君 大臣にその点につきましてお尋ねしますが、今もありましたように、この給費制の見直しは、法曹養成のプロセス全体との関係で、すなわち法科大学院の学生に対する支援策と併せて検討しなければいけないと思います。この点につきましての大臣の考えをお尋ねをいたします。
○荒木清寛君 河村副大臣と森山政務官はもう結構でございます。  そこで、大臣に、次に、今回提案の派遣法につきましてお尋ねをいたします。  弁護士の地域的偏在を解消して、国民の司法へのアクセスを容易にするために、この法科大学院につきましても、全国の、全国的な適正配置を実現をする...全文を見る
○荒木清寛君 法科大学院におきましては、もちろん従来実績のある、法曹養成の実績と伝統を持つ、例えばよくビッグファイブとか言いますけれども、そういう大学がたくさんの学生を集めて輩出するということも当然これは想定をされます。  それはそれとして、しかし法科大学院のいいところは、小規...全文を見る
○荒木清寛君 このような法科大学院の適正配置あるいは小規模大学院への支援ということを考えますと、この法律を、今回成立をしました場合に法律をどう運用するのかというその運用面が非常に大事でありますので、そこで、最高裁の事務局と法務省にお尋ねをいたします。  そうしますと、この法案に...全文を見る
○荒木清寛君 推進本部の事務局にお尋ねをいたします。  現職の裁判官や検察官が法科大学院に派遣されまして教授会に参加をし、人事を含む大学運営に関与すると、意思決定に参加することは大学の自治や教育の自由の関係で問題がある、こういう指摘もありますけれども、そうした懸念は払拭できます...全文を見る
○荒木清寛君 再び最高裁事務局と法務省にお尋ねをいたします。  やはり、教育の自由あるいは大学の自治の関係では、実務家教員を派遣するときに、カリキュラムといいますか、教材まで最高裁なり法務省で作って、これで教えなさいというようなことであると、正に各大学院の教育の自主性を害するわ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、山崎事務局長にお尋ねをいたします。  法科大学院の設置認可申請については本年六月末に締め切られるという話でありましたので、我々もこの法案も精力的に審議をしておりますが、どうも衆議院の議論ですと、実務家教員に関する書類については十月上旬ごろに提出すればいいと...全文を見る
04月23日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○荒木清寛君 まず、私は最初に、このやみ金融対策についてお尋ねをいたします。  違法な高金利を要求をするやみ金融がばっこし、社会問題になっております。いろいろな経済の不況の継続等の背景もありますけれども、またその背景の一つには、日本の金融機関は消費者金融部門を私に言わせると忌み...全文を見る
○荒木清寛君 次に、三月二十四日に与党三党の金融政策プロジェクトチーム、私も末席を汚しておりますが、ここで緊急金融対応策をまとめました。その中で、金融システムの安定化といたしまして、一つには、無税償却の拡大、金融機関に対する欠損金の繰戻し還付、繰越控除期間の延長をすべきであるとい...全文を見る
○荒木清寛君 やはり今日の朝刊で、小泉政権発足から丸二年、株価が時価総額で百五十一兆円減ったという、消えたという、そんな見出しがございました。百五十一兆円というと、もう二年分の国家予算に匹敵するぐらいでありまして、もちろん実体経済を良くするということが一番根本でありまして、小手先...全文を見る
○荒木清寛君 同じく、この市場対策の中に、与党の提案の中に、固定資産の減損会計、有価証券の強制評価減の見直しを、その検討を要請する、金融庁とこの機構、財務会計基準機構ですか、これに強く要請するということも提言をしております。  二〇〇二年の三月から時価会計が完全に導入されたわけ...全文を見る
○荒木清寛君 どちらかというと消極的な、そうした答弁でございましたけれども、また議論してまいりたいと思います。  そういう中で、この時価会計の凍結といいますか、撤回ということの是非とともに、財務会計基準機構の方に政府といいますか、与党の方からそういう要請をしたことについてまたい...全文を見る
○荒木清寛君 次に、金融改革といいますか、銀行の財務体質の強化、不良債権の処理、競争力の強化という点について何点かお尋ねいたします。  冒頭もこのリレーションシップバンキングの機能強化に向けてという金融審の提言について質疑がございました。私もこの内容はほぼ全面的に賛成でございま...全文を見る
○荒木清寛君 これで最後にいたしますが、ある方に言わせると平成の金融改革のポイントは三つあると。一つには金融サービスの拡充、顧客本位のサービスの提供ですね、二番目には競争原理の導入、欧米のメガバンクと競争して伍していけるような体質の強化、三番目には国民負担の軽減ということが挙げら...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○荒木清寛君 それでは、まず尾崎参考人に質問いたします。  先ほどの大宮法科大学院大学についてでありますけれども、このロースクールは他の法科大学院と比べてどのような特色を持たせようとしているのか。  関連しまして、参考人の寄稿を読みますと、アメリカのロースクールでは一年時の必...全文を見る
○荒木清寛君 もう一つ尾崎参考人にお尋ねしますが、先ほど、最後に、法科大学にかかわる財政支援の必要性を強調されました。具体的にどのような形での財政支援を充実をする必要があるというふうに考えていらっしゃいますか。
○荒木清寛君 宮澤参考人にお尋ねします。  先ほど、本法案が大学の自治との関係で人事権の放棄を要求しているというような観点から非常に問題があると、そういう御指摘でありました。しかし、私は、もしそうであれば、どうして大学側が声を上げないのかということを思うんですね。よく、権利の上...全文を見る
○荒木清寛君 私ももう少し大学の実態というのを、これを契機にちょっと研究する必要があると思います。  そこで、村井参考人に、先ほど派遣法に基づく派遣を要請するかどうか、まだ決めていらっしゃらないようなことでしたですね。龍谷大学ですね。今、大学の内部で、法律ができたらこれに基づい...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
○荒木清寛君 それでは、法科大学院に対する財政支援の問題につきまして、先日の質疑に補充して、まず文科省にお尋ねいたします。  先日の答弁では、法科大学院に対する財政支援については本年夏の概算要求を目指して具体策を検討したいということでありましたが、具体的なメニューとしてどういう...全文を見る
○荒木清寛君 さきの国会の附帯決議では、そのほかに、「民間の認証評価機関についての財政支援等に努めること。」というふうに決議をしております。  今日も午前中の質疑の中で、多様性を確保するためには複数の評価機関があることが大事であるという参考人の陳述もございました。この附帯決議に...全文を見る
○荒木清寛君 続いて、財務省に質疑をいたします。  先日の委員会でも紹介しましたが、さきの臨時国会における当委員会の附帯決議では、「資力の乏しい者にも公平に就学の機会を確保するとともに、法科大学院在学中充実した教育が受けられるよう、法科大学院の学生に対し、既存の奨学金制度等の拡...全文を見る
○荒木清寛君 先日の政務官の答弁では、官民の役割分担という観点から、いわゆる国民生活金融公庫の教育ローンについては縮小の方向に向かっているということでした。しかし、法科大学院の学生支援策のように、今おっしゃったように、公益性が高く、しかも民間による金融支援が適切に行われないような...全文を見る
○荒木清寛君 今の官民の役割分担という観点からは、私も、先日、民間の教育ローンの拡充を図るために公的な保証制度を創設をすべしという提言といいますか、提案をさせていただきました。  先ほどの附帯決議の趣旨を踏まえまして、財務省からこの点について、公的保証制度の創設について積極的な...全文を見る
○荒木清寛君 具体的な詰めをこれからといいますか、今もしておられるようでありますけれども、学生に対する支援の必要性は財務省も十分に認識しているというふうに伺いました。  それで、先ほどの読み上げました附帯決議の中には、新たな公的財政支援策の創設というようなこともうたっているわけ...全文を見る
○荒木清寛君 財務省にもう一問ですが、やはりこの民間の認証機関についての財政支援等に努めることという決議をしておりますが、この点の検討はいかがですか。
○荒木清寛君 では、財政支援の問題はここまでにしまして、改革推進本部事務局にお尋ねをします。  司法制度改革審議会意見書では、法科大学院の入学者選抜について多様性の拡大を図るため、法学部以外の学部の出身者や社会人等を一定割合以上に入学させるべきであるというふうに言っております。...全文を見る
○荒木清寛君 文科省に法科大学院の入学者選抜についてお尋ねをいたします。  先般も新聞の記事に報道がございました。法科大学院の入学者選抜は具体的にどのような方法によって行われると見込まれておりますか。
○荒木清寛君 同じく文科省に質問いたします。  今日も午前中の参考人の陳述の中で大宮法科大学大学院ではいわゆる三年コース、法学未修者コースを手厚くするという発言がございました。私は非常にこれはいいことだと思います。そういう多様性を高めるということに資するわけでございますが、この...全文を見る
○荒木清寛君 では、最後に、法務大臣に今回の実務家教員派遣法案の運用に当たりまして、大学、高等教育機関の教育の自主性あるいは大学の自治を損なわないよう十分に尊重するという決意をお尋ねいたしまして、私の質疑を終えます。
05月14日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○荒木清寛君 それでは、まず個人情報保護法案につきましてお尋ねをいたします。  まず、第一条の目的規定に関してでございます。  この法案の名前自体が個人情報の保護に関する法律案でありますし、第一条もこうした内容になっております。さらには、法律成立後は内閣府国民生活局において所...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、第一条を見ますと、「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。」というふうにあります。それは、広い意味でいえば、法律というのは行政権を制約をするものであって、全部が個人の権利利益を保護するものということに行き着いてしまうわけなん...全文を見る
○荒木清寛君 これ以上議論はいたしませんが、プライバシーの権利というのは、憲法にはそういう書き方がないという意味で、講学上のいわゆる新しい人権というような言い方をされます。しかし、大臣がおっしゃったように、もう判例を始め、もう三十数年来の中でも確定したこれは権利でありまして、とい...全文を見る
○荒木清寛君 私も、地域によっていろいろ人権、差別の問題もありますから、恐らくはそうしたことも十分配慮するんであろうということも想定はしております。  そこで、主務大臣の問題について先般来いろいろ論じられております。事業者ごとによってこの主務大臣が異なるわけでありますから、この...全文を見る
○荒木清寛君 次に、これも論じられてきておりますが、第九条で苦情処理のための措置を国が取ると、これは非常に大事な規定かと思います。  先般来、国民生活センターというお話も出ております。そこで、ある個人が個人情報取扱事業者の情報の問題について大臣、国に苦情を言いたいという場合に、...全文を見る
○荒木清寛君 そういう相談、苦情を扱う窓口がたくさんあるということは、逆に間違えるということもあるわけですね。旅行業者の場合に、これが国土交通省なのか経済産業省なのか間違えるということもあるわけでありまして、そういう間違えた場合、相談をする先を間違えた場合に、たらい回しにされたと...全文を見る
○荒木清寛君 先ほど、市町村レベルでも、この消費生活センターですか、等々、たくさん窓口がありますということでした。  第十三条には、地方公共団体は苦情処理のあっせんその他必要な措置を講ずるよう努めなければならないという、こういう義務があります。都道府県レベルではそれはいいんだと...全文を見る
○荒木清寛君 少し、ちょっと後先になって申し訳ないんですが、先ほど細田大臣に主務大臣の関与の問題をお尋ねをいたしました。この法文で言いますと、第三十二条から三十四条にこの主務大臣の関与が書かれております。これは、個人情報の保護に問題が生じた場合に、これを保護するために実効性を担保...全文を見る
○荒木清寛君 そういう意味では、主務大臣の関与というのはいわゆる伝家の宝刀であって、めったに抜くものではないというふうに私は思います。  そこで、先ほども議論になりましたが、これはやっぱり一番大事といいますか、論点になっておりますので、私も重ねて第五十条の適用除外の問題をお尋ね...全文を見る
○荒木清寛君 この法案立案者が報道を規制する意図は全く持っていないということはよく分かりました。しかし、もちろんこの内閣はまた替わっていくわけでありますし、将来にわたってこの法律がそういう報道の規制というようなことに乱用されるかどうか、されないというきちんと担保があるかということ...全文を見る
○荒木清寛君 もう一つ、第五十条の第三項の報道機関の努力義務についてお尋ねいたします。  私は、こうした規定は必要であると思います。法的な個人情報取扱事業者としての義務はないにせよ、実質的なことはもちろんやっていただかなければいけないと思います。そこで、この第三項という規定は、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、行政機関個人情報保護法案につきまして、一つお尋ねをいたします。  いわゆる情報公開法のときには、当初の政府案を修正しまして地方での裁判の管轄権が認められました。すなわち、情報公開の開示決定等をめぐる司法的救済が取消し訴訟を起こすというような形で行われる場合に...全文を見る
○荒木清寛君 確かに大臣おっしゃるように、これは行政訴訟の在り方全般にかかわる問題でありますから、そうした議論として詰めていくのが正しいのかもしれません。  ただ、素朴に考えまして、私、名古屋に住んでおりまして、いわゆる外務省が情報公開に応じなかったという場合には名古屋に裁判を...全文を見る
○荒木清寛君 それはおかしいと思います。例えば、空港における税関検査でわいせつ図画を発見したら、これは差し止めるわけですね。それは検閲でないという判例もあります。  したがって、私は、オペレーターがそういう脅迫的な言辞だと認識した場合にこれお断りをするということは、何ら憲法に違...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
05月20日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。  まず、清水参考人にお尋ねをいたします。参考人の意見陳述の基本というのは、この住基ネットに対しての反対の立場というところから始まっていると思います。  そこで、反対されている根拠というのは、そもそもこうしたものは国民の利便性に役に立たない...全文を見る
○荒木清寛君 続いて、清水参考人にお尋ねしますが、このレジュメの中にも、民間、民間といいますか、個人情報保護法案につきまして、一律規制を必要としている社会的事情はないというふうにございます。  ただ、これは私は見解を異にするんですが、いろいろ各種民間業者による情報漏えいというの...全文を見る
○荒木清寛君 次に、藤原参考人にお尋ねいたします。  参考人は、陳述の冒頭、このOECDガイドライン、二十年以上たったが普遍的な原理であるというお話をされました。ただ、指摘の中では、論者によっては、二十年前のコンピューター社会の状況と、ここ五年十年で急速に個人にまでインターネッ...全文を見る
○荒木清寛君 藤原参考人に更にお尋ねしますが、この行政機関個人情報保護法制につきまして、いわゆる利用目的の変更あるいは目的外利用ということについての相当性の縛りの問題です。  これは、参考人は、第三者から見て客観的であるべしというお話でしたが、ただ、この法案では、当の行政庁が判...全文を見る
○荒木清寛君 欧米を見ても事前の細かなチェックをしている例はないということでしたが、諸外国は諸外国の例でして、今度、情報公開・個人情報保護審査会という、改編されるわけですね。その新たな組織にそういう、いわゆるこの相当性の判断の事前チェックをさせたらどうかという意見もございますね。...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、藤原参考人に。  レジュメでは、現行法より充実強化されている点が指摘されておりますが、逆に、注文を付けたい点がありましたらお述べください。
○荒木清寛君 終わります。
05月21日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  まず私は、個人情報の保護に関する法律案、いわゆる基本法案につきましてお尋ねをいたします。  この法案は、IT社会におきまして国民の権利利益を保護するための基盤でございます。いわゆる高度情報通信社会というのは、国民生活を便利にしま...全文を見る
○荒木清寛君 今も総理から答弁がありましたが、日本が先進国でありながら二十年この法整備が後れた原因の一つは、表現の自由とプライバシーの調整をどうするのか、この議論に時間が掛かったということがございます。  表現の自由は正に民主主義の基礎でございます。戦前も日本には国会もあり選挙...全文を見る
○荒木清寛君 今回の法案はメディア規制では断じてないということを私は明確にするとともに、今、総理が指摘をされました報道による人権侵害、このことについて、しかし泣き寝入りということはないようにしなければいけない、こういう問題意識を持って我々は政治活動をしていかなければいけないと考え...全文を見る
○荒木清寛君 そうしたことを踏まえ、現場の自衛官の募集に当たられる方の御苦労も今後は増えてまいると思います。よく総理からそうした現場の皆さんを激励をしてもらいたいと思います。  こうしたことで、今日、個人情報保護に関する法整備が整うわけでございまして、いよいよIT革命に向けての...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○荒木清寛君 まず、亀井農水大臣にお尋ねをいたします。  私は、去る三月十日、十三年度決算に対する全般質疑におきまして、森林の多面的機能を強調した上で、大島前農水大臣に対しまして、農水省において間伐材の利用拡大のリーダーシップを取ってもらいたいと、このように訴えまして、前向きの...全文を見る
○荒木清寛君 また引き続き質疑をしてまいりたいと思いますので、亀井大臣、渡辺副大臣、どうぞよろしくお願いします。  じゃ、農水省は結構でございます。  そこで、平沼経済産業大臣にお尋ねをいたします。  まず、中小企業事業団の信用保険事業の件でございます。  十四年度に全国...全文を見る
○荒木清寛君 これは、現実問題としては補正予算等も含めて適切な対応をしてもらいたいと思います。  次に、売掛金担保融資制度の利用拡大についてでございます。  この制度につきましては、制度開始当初はなかなか利用が、活用が進みませんでしたが、三度にわたり経済産業省も制度の改善をし...全文を見る
○荒木清寛君 次に、二月十日から始まりました資金繰り円滑化借換え保証制度についての改善方について要請をいたします。  これは大変好評でございまして、五月十六日現在で十一万一千百件の保証許諾件数、保証承諾額が一兆七千三百九十八億ということで非常に好評でございます。  全国的に見...全文を見る
○荒木清寛君 保証協会としては、頼みの綱の保証料まで分割にされたんではという、だから、まあ聞かれればできるよとは言うけれどもというところもあるようでございまして、一層そうした大臣の通達の趣旨を徹底していただきたいと思います。  次に、これは、私、前から申し上げておりますが、金融...全文を見る
○荒木清寛君 私も、連帯保証人そのものを禁止をしてしまうということはやはり、契約自由ということもありますから、やや乱暴かなというふうには思うんですね。ただし、アメリカで倒産をした人が再起をするのが半分、日本の場合には一三%ぐらいでしたですか。その背景として、もう一族郎党みんな保証...全文を見る
○荒木清寛君 私も、経営者とその奥さんが保証人になるぐらいはそういうものだろうと思いますけれども、その奥さんの親族でありますとかあるいは平の取締役でありますとか、そういう人まで保証しなければいけないという慣行はおかしいと思いますから、是非改善をしてもらいたいと思いますが。  し...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
06月03日第156回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○荒木清寛君 私は、本案に対し修正の動議を提出いたします。  これよりその趣旨について御説明申し上げます。  その内容は、本案の……(発言する者多く、議場騒然、聴取不能)所要の整備を行うものであります。  以上であります。  委員各位の御賛同をお願いします。
07月03日第156回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○荒木清寛君 なるべく重複を避けまして質疑をさせていただきます。  まず、迅速化法案についてでありますが、先ほど来ありますように、裁判の迅速化に対する国民の期待は大きいわけですが、一方で、最近の審理状況を見ますと、統計的には二年以内という目標はおおむね達成されているということで...全文を見る
○荒木清寛君 迅速化の実現の手段として充実した手続の実施及びそのための制度、体制の整備という手段が明記をされているということでございました。  そこで、もう繰り返しませんが、拙速になってはいけないという指摘が先ほど来あったわけでございます。そこで、これはちょっと最高裁に、通告は...全文を見る
○荒木清寛君 次に、人的体制の充実について大臣にお尋ねいたします。  司法制度改革というのは、端的に言えば、大きな司法を実現をするということでありまして、法科大学院の申請も七十二校あったんですか、全部認可されますと入学定員は六千人弱になりますので、当初の想定目標をこれはもう大い...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、これは最高裁にお尋ねするんですが、我々は与党でもありますし、常々この裁判官の増員については最大限の応援をしていきたいと思っているんですが、なかなか控え目な予算、定員要求しかされないわけですよね。だれに遠慮することもありませんのに、増やせば質が下がるというふう...全文を見る
○荒木清寛君 我々は新潟に視察に行きましたときに、庁舎が狭隘であるというようなお話もありまして、これは家裁でしたですか、待合室まで調停で使っていますというようなお話もございました。  当然これは、迅速な裁判の実現のためには裁判所、検察庁等の物的体制の充実が不可欠であると考えます...全文を見る
○荒木清寛君 もう時間があれですので、民事訴訟法等の改正案につきましては一問だけお尋ねいたします。  先ほども自民党委員の方から、この専門委員の中立性、公平性の確保の重要性の指摘がございました。特に、医療関係訴訟におきましては、なかなかお医者さんに対して率直に物を言う、今でいう...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○荒木清寛君 まず、竹下参考人と藤井参考人にお尋ねをいたします。  迅速な裁判の実現に対しての国民の期待は大きいと、このように思います。他方で、先ほどから論じられておりますように、裁判の拙速ということになってはいけないということはもちろんでございます。  そこで、迅速化を図り...全文を見る
○荒木清寛君 次に、中野参考人にお尋ねいたします。  参考人の御意見は、迅速化法案に限りまして反対であるという明確なお立場での陳述でございました。ただ、この迅速化法案の立法事実がないと最初に断言をされましたが、これは国民の常識とは異なるのではないでしょうか。  といいますのは...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、竹下参考人に人事訴訟法関係につきましてお尋ねをいたします。  今回の改正によりまして、人事訴訟における公開停止の規定が設けられます。このことによって、他の民事訴訟におきましても、民事訴訟法の改正というような形で本法案第二十二条と同様の規定が入ることになるの...全文を見る
07月15日第156回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○荒木清寛君 まず、土屋参考人にお尋ねをいたします。  参考人の先ほどの陳述で、国会議員に対する弁護士資格の付与は現段階では遠慮した方がいいと。この理由をお聞かせ願いたいと思うんです。  私の意見をまず申し上げますと、国会議員というのは、世の中にありますいろいろな利害の対立を...全文を見る
○荒木清寛君 次に、中村参考人にお尋ねいたします。  先ほども御意見がありましたが、簡易裁判所の事物管轄の引上げが百四十万円で決着をしたことについての評価を改めてお述べいただきたいと思います。  特に、簡易裁判所は軽微な事件を簡易な手続で迅速に解決をするということを特色とする...全文を見る
○荒木清寛君 軍司参考人に同じく事物管轄の引上げ問題についてお尋ねします。  訴額は低額でありましても、比較的難しい事件が多い不動産訴訟につきましては、競合管轄の制度ですとか地方裁判所への移送制度がありますけれども、国民が適切に第一審裁判所を選択できるようにこれらの制度を周知徹...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、もう一問、軍司参考人にお尋ねしますが、今後、報酬規定が会則から削除されますと、弁護士が今後増えることでもあり、例えば、もう着手金はゼロで、その代わり勝ったら半分いただきますよというようなことを言ってお客さんを勧誘するというような事態が出てくるんではないかとい...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○荒木清寛君 まず、私は、最近の事例から、報道と人権の問題につきまして論じたいと思います。  まず、長崎市での誘拐殺人事件と実名の公表についてでございます。  かつて法務省は、少年事件につきまして、週刊誌、月刊誌、写真週刊誌が被疑少年の実名や顔写真を掲載した件につきまして何度...全文を見る
○荒木清寛君 今の、現行の権限の範囲内で適切な対応を要請いたします。  次に、報道被害に対する自主規制の在り方についてお尋ねをいたします。  七月一日からBPO、放送倫理・番組向上機構が新たに業務を開始をし、これは大きく報じられました。このBPOというのは、放送による言論、表...全文を見る
○荒木清寛君 この雑誌人権ボックスというのはある意味での自主的取組でございます。しかし、先ほど私はBPO、BRCの例を出しましたけれども、これに比べますと、この雑誌人権ボックスというのはいわゆるそういう苦情の受付窓口を一本化して、それを雑誌社各社に伝えるという仕組みでございますか...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○荒木清寛君 まず、山野目参考人にお尋ねをいたします。  短期賃貸借につきまして議論がされております。本法案では、短期賃貸借が濫用的に用いられるケースが多いということにかんがみまして、これを廃止をいたしまして、その代わり建物の賃借人に対する明渡し猶予制度を設けたわけでございます...全文を見る
○荒木清寛君 次に、内田参考人にお尋ねいたします。  財産開示手続の創設につきましては賛成である、そういう意見の開陳でございました。勝訴判決を得ましても、実際に債務者から回収ができませんと絵にかいたもち、泣き寝入りということでありますから、私も画期的な制度の創設だと思います。 ...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、逢見参考人にお尋ねをいたします。  先ほど、いわゆる倒産企業の現場の話に基づくお話はよく分かったといいますか、非常にこうした経済状況の中で勤労者の方が苦労されていることがよく分かりました。  そこで、そういう倒産をした場合の労働者の最後のよすがというのが...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  まず、総理にお尋ねをいたします。  小泉内閣の構造改革が支持をされているということは、一つには、不況だから財政支出をして公共事業をやる、そうしたことを国民は余り期待をしていないということであろうかと思います。もちろん経済政策の理...全文を見る
○荒木清寛君 このコスト縮減のお話は次にお尋ねをしようと思っておったんですが、いずれにいたしましても事業費を減らすわけでありますから、そのことが必要な社会資本整備に影響を、悪い影響を与えてはいけませんので、我が党も四年間で二〇%のコスト縮減をする、政府は五年間で一五%ということで...全文を見る
○荒木清寛君 次に、中部国際空港のコスト縮減努力について石原大臣の評価をお尋ねをいたします。  中部国際空港の整備では、旅客ターミナルビルの設計変更等様々なコスト縮減策により、当初見込みより一千二百四十九億円もの事業費が縮減をされ、民間企業に任せるとやはりできるではないかという...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、そうした努力が報われるようにしていただきたいんですが、この工事費を縮減をしたことが空港の国際競争力の強化、すなわち日本の空港の着陸料は非常に世界一高いと言われておりますけれども、これが中部空港において低減されるような工夫を国土交通省もしていただきたいんです。...全文を見る
○荒木清寛君 今回の中部空港がコスト削減ができましたのは、要するに建設費を抑えまして着陸料を相当安くしたい、そういう強い意思がインセンティブになったと言われているんです。したがいまして、これは今後の公共事業の在り方にも大いに参考になるわけでありまして、予算を余らしたといいますか、...全文を見る
○荒木清寛君 次に、小泉総理にお尋ねいたします。  私は、総理の構造改革、公共事業改革、官から民へ、中央から地方へ、全面的に支持をしておりますし、大きな成果があると思います。しかしながら、雇用あるいは中小企業といったセーフティーネットの部分につきましては、もっと頑張ってもらいた...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、私は経済産業大臣に一つ具体的にお尋ねをするんですが、公明党は今回のマニフェストの中で、金融機関が中小企業者に対して個人保証を求めない融資を推進ということを挙げております。いわゆる金融機関が融資をするときに第三者保証を求めるというのは、そういう慣行はもう日本だ...全文を見る
○荒木清寛君 経済産業大臣にもう一つお尋ねしますが、全国に信用保証協会がございますが、そこに申込みをしますと保証料を取って保証してくれるんですけれども、更に保証人を付けろと言われるわけですよね。こんなことはやめるべきだと思いますし、おかしいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○荒木清寛君 財務大臣にも要請をいたしますが、公的金融機関におきましてこの保証人を不要とする融資が、そうした枠組みが増えるように特段のそうした予算的な、財政的な措置をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○荒木清寛君 竹中金融担当大臣にも要請をしておきますが、そもそも民間銀行がそうした物的な担保やあるいは保証人に依存した融資しか行わないというところに大きな問題があろうかと思います。銀行と質屋は違うんですから、担保じゃなくてもっとプロジェクトというようなことを査定をして貸すべきだと...全文を見る
○荒木清寛君 次に、高齢者雇用の問題につきまして厚生労働大臣にお尋ねいたします。  我が党はマニフェストの中で六十五歳までの雇用保障ということをうたっております。若年者の雇用情勢が厳しい中でという意見もございますけれども、しかし今後労働人口は減少していきます。少子高齢化社会の中...全文を見る
○荒木清寛君 坂口大臣にもう一問お尋ねしますが、こうした高齢者雇用を確保する上でも、あるいは若い人の失業問題の対応の上でも、私は、ワークシェアリング、要するにより多くの人で仕事を分かち合っていくというシステムを国民的な合意の下で実現をしなければいけないと思います。坂口大臣が大臣に...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、総理にも同じ質問をいたしますが、これは総理の指示で政労使の検討が始まって、去年の年末に政労使合意ができたわけでありますから、このことは大変評価をしております。ただし、坂口大臣が言われたように、なかなかそういう中で進んでいかないというネックもあるわけであります...全文を見る
○荒木清寛君 最後に、イラクの復興支援について、これは総理大臣にお尋ねをいたします。  イラクの治安情勢は、もう言うまでもなく深刻な状況にあると言わざるを得ません。しかしながら、こうした状況であればこそ、何とか国際協調の下、イラクの復興を成し遂げなければいけません。もしイラクが...全文を見る
○荒木清寛君 そこで、その人的貢献でありますイラク新法に基づく自衛隊派遣問題でございますが、これは、仮に行っていただくとしましても、戦争をするために行くんではなくて人助けをするために行くんである、この原則をしっかり確認をしておかなければいけないと思います。しかし、そうは言いまして...全文を見る
○荒木清寛君 終わります。
10月07日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。  まず、官房長官にお尋ねをいたします。  現在、アフガニスタン及びその周辺では、国際社会が依然として対テロ活動を実施をしているわけでございます。この点、海上自衛隊も補給活動という形でこの対テロ活動に参加をしておりますが、この補給活...全文を見る
○荒木清寛君 国際協調あるいはアフガニスタンの復興支援、あるいは人道主義、そうしたことであろうかと思いますが、官房長官にもう一つお尋ねをいたしますのは、この海上自衛隊を通しての対テロ支援、対テロ活動ですね、対テロ活動への参画ということが、そういう大きな大義名分は大義名分といたしま...全文を見る
○荒木清寛君 そうした実績、自衛隊の活動によって日本のそうした国際場裏における評価が高まっているということは、今後の対イラク支援につきましても十分参考にしながら考えていく問題であろうかと考えます。  そこで次に、石破防衛庁長官にお尋ねをいたします。  アフガニスタン国内で掃討...全文を見る
○荒木清寛君 具体的な捕捉数というようなものは公表できない部分もあるのでしょうが、そういうすき間のないそうした阻止行動を展開をしていることということ自体がテロリストにとりましては大きな抑止力として働いているものと私も考えます。  次に、私、民間の、民間に補給活動をしてもらったら...全文を見る
○荒木清寛君 理解をいたしました。  そこで、福田官房長官に再度お尋ねをいたしますが、この改正案が成立をしますと、協力支援活動を実施をする自衛隊の派遣期間を延長するという基本計画の変更が必要となります。この派遣期間の延長以外に内容的な、活動の内容の面での変更することを考えている...全文を見る
○荒木清寛君 やはり、昨日の質疑の中で、このDDRというような組織において、日本政府の特別代表が特に専門的な、世界随一の専門家のようでございますが、専門的な立場で頑張っておられるという話を聞きまして、非常に私も興味を持ちまして、また勉強させていただいたところでございます。そのこと...全文を見る
○荒木清寛君 そのDDRのプロセスにつきましては、大臣がおっしゃっている平和の定着という一つの日本外交の大きな基軸ともかかわる問題でありますので、是非、国連あるいは米軍との協力ということもございまして、成功させてもらいたいと思います。  その伊勢崎氏によりますと、アフガンの武装...全文を見る
○荒木清寛君 ちょっと時間がございますが、終了させていただきます。
10月09日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○荒木清寛君 私は、自由民主党・保守新党及び公明党を代表して、議題となっておりますいわゆるテロ対策特措法の一部改正案について、賛成の立場から討論を行います。  二年前の九・一一テロは、我が国を含む世界各国の多くの人々の尊い命を奪った未曾有の大惨事でありました。卑劣なテロ行為の防...全文を見る